桐乃「レンタル・アニキ?」(71)

兄貴専門店レンタル・アニキ

あなたの理想の兄貴を本当の兄貴にする事が出来ます。
気に入らない兄貴はこちらで引き取る事も可能です。

レンタル・アニキは計画的にご利用ください。

桐乃「なるほど。じゃあ、一旦、バカ兄貴を引き取ってもらって、新しい兄貴を探してみよっかな」


レンタル兄貴表記補足

※兄lv>兄レベル(兄としてどれだけ優秀か)
※lv50超えでいいお兄ちゃん
※lv100で妹や家族、誰から見ても最高のお兄ちゃん

※妹lv>妹ラブ度(妹をどれだけ好きか)
※lv50がシスコンの境目
※lv100は性的に妹を見てる

名前:シャア・アズナブル
兄lv:24
妹lv:88
職業:軍人
性癖:マザコン、ロリコン
趣味:コロニー落し
特技:ms操縦

桐乃「趣味が合わないや」



名前:プロシュート
兄lv:100
妹lv:0
職業:マフィア
性癖:ドs
趣味:部下と行く釣り
特技:暗殺、他人の年齢のコントロール

桐乃「兄lvは高いんだけど、妹lvが最低ね」

名前:キョン
兄lv:18
妹lv:12
職業:高校生
好み:ポニテ
趣味:無趣味
特技:無気力

桐乃「こいつ生きてる意味あるの?」



名前:剛田武
兄lv:62
妹lv:61
職業:小学生
好み:かわいい子
趣味:歌唱、ケンカ
特技:ジャイアニズム、ジャイアンボイス

桐乃「上のより全然マシね。でも、小学生か」

名前:土御門元春
兄lv:73
妹lv:100
職業:高校生
性癖:妹
趣味:妹トーク
特技:スパイ

桐乃「うんうん。やっぱ、妹レベルが高い人はいいわね」

桐乃「趣味は全然違うけど、話とかは合いそうね。これもキープ」



名前:ジュドー・アーシタ
兄lv:98
妹lv:87
職業:ジャンク屋
性癖:普通
趣味:散歩、etc
特技:ms操縦、二級フラグ建築士

桐乃「悪くないわね。それになかなかの高スペック」

桐乃「多趣味っぽいのも高評価ね」

名前:伊達直人
兄lv:100
妹lv:99
職業:プロレスラー
好み:優しい女性
趣味:足長おじさん的孤児院への贈り物
特技:トレーニング

桐乃「すごくいいんじゃない?なんか人格もまともそうね」



名前:ライトニング
兄lv:0
妹lv:100
職業:警備員
性癖:s、ショタ
趣味:妹の恋人に嫌がらせ
特技:サンダガ

桐乃「女じゃないの、この人。いや、カッコいいどさ」

桐乃「色んな兄貴リストを見たけど、もっと、私と趣味が合って、妹ラブで、
   見た目もまあそこそこかっこよくて、地味子とは仲良くなくて、
   優しくて、頼りがいのある、みんなに羨ましがられる兄貴がほしい!!」

桐乃「元兄貴も悪くはなかったけど、世の中にはいっぱい色んな兄貴がいて、
   最高の兄貴もきっといると思うのよね!!」

桐乃「ん?」



名前:俺
兄lv:1
妹lv:1
職業:自宅警備員
性癖:m、アナニスト
特技:ジャケ買い

桐乃「これは…酷い」

桐乃「やっぱ、元の兄貴が一番いい気がしてきた。元に戻そう」

兄貴リスト



●キョン
●剛田武
×高坂京介
●ルルーシュ・ランペルージ
●土御門元春



桐乃「あれ?兄貴にクリックできない…」

桐乃「どうなってるの?」

桐乃「…えーっと、なになに?」

桐乃「×印はレンタル済み?嘘!!あんな短時間で京介を誰かが兄貴にしたの!?」

桐乃「じゃあ、伊達直人さんでいいかな」

桐乃「え?クリックできない?」

桐乃「…妹ポイントが足りてない?」

桐乃「えっと、…ワタシの妹ポイントで兄貴に出来るのは…」

桐乃「『俺』!?」

桐乃「他にもいるけど最悪なのばっかじゃん!!」

桐乃「……」

桐乃「だったら一人っ子でいいや」



end?

やりたかったのはここまでです。

『俺』の需要があれば書きます。
それ以外の駄目っぽいキャラの兄貴で需要があれば書きます。
なければsage続けてもらえればそのうち消えます。

どう考えても『俺』の需要はないだろ……。
むしろ元の兄貴の行方を書くべき。

クロスになるよりは、加奈子あたりに買われる展開の方が読みたい

主軸が桐乃から変わるとスレタイ詐欺になってしまいますが、
とりあえず短編として『京介×キョン妹』を明日にでもあげてみます。

どう考えても、ハルヒとかが普通に出てきそうな感じですが。

>>11
元の兄貴の行き先は特に考えていませんでした。

>>13
加奈子のキャラで京介を買う所が自分的には想像できません。アニメ知識のみのにわかなもんで。
あるとすれば黒猫、沙織、あやせ、瀬菜くらいしか思いつかないです。

レンタル・アニキ補足

※誰かと入れ替わって兄貴になった場合は入れ替わり先の生活が基準となる。

※契約者に兄貴がおらず、新規で兄貴を登録された場合は、部屋や持ち物はレンタル・アニキから何とか提供させていただきます。

※凄い情報改竄力で誰も違和感なく新しい兄貴と対応してもらえる。契約者である妹、弟のみが情報改竄の対象外となる。

※レンタル中の兄貴は元の身内からの干渉を受けず、契約者からの契約解除により兄貴としての役目を終えることになる。

※レンタル・アニキをご利用中に新しい兄貴をレンタルすることは不可。


お問い合わせは電話やメールで受け付けております。

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京介×キョン妹編



キョン妹「ハルヒちゃん、ハルヒちゃん」

ハルヒ「ああ、妹ちゃんじゃない。学校まで来てどうしたの?」

ハルヒ「キョンなら担任の岡部に呼ばれて仕事押し付けられてるわよ」

キョン妹「たまたまこういうサイトを見つけたんだけどさ~」

ハルヒ「ん?レンタル・アニキ…?」

みくる「ふえええ~、何ですかそれは~」

古泉「何か色々な男性が登録されていますね。非常に興味深い」ゴクッ

長門「このサイトは登録者を弟や妹と見立てて、兄を入手するサイト」

長門「登録者に兄がいた場合は、妹レベルにより好みの兄と交換が可能」

ハルヒ「てことは妹ちゃんが登録者になったら、キョンの代わりに誰かを兄にすることが出来るって事?」

ハルヒ「なんか凄く面白そうね。いいわ、これやってみましょう!!」

みくる「でも、キョン君が妹さんのお兄さんでなくなってしまうんですよね」

ハルヒ「別に大丈夫よ。普段からいてもいなくても大して役に立たないんだし」

長門「だったらコレを使うといい」

ハルヒ「これは?」

長門「私が使っているアニキスカウターでアニキ能力の情報を手に入れられる」

古泉「何故、そのようなものを?」

長門「私もレンタル・アニキ、及びレンタル・オカンの利用者だから」

長門「それもお得意様」

朝比奈「そ、そうなんですか~」

ハルヒ「で、このアニキスカウターの使い方は?」

長門「対象人物をこのスカウターで覗き込むと数値や情報が確認できる」

ハルヒ「じゃあ、これで古泉君を見てみましょう」カチャッ

ハルヒ「あれ?errorって出るんだけど」

長門「これは弟や妹が存在する実の兄か、世間一般的にアニキと呼ばれている人にしか効果がない」

古泉「なるほど。一人っ子で、特に後輩からも慕われていない僕がアニキではないという証明がされたわけですね」

長門「そう」

長門「ちなみに朝倉涼子はオカンスカウターが反応する」

ハルヒ「みくるちゃんとかはイモウトスカウターとかで反応しそうね」

長門「年上なのに妹、という特殊な属性」

ハルヒ「じゃあ、これでキョンを見に行けば、キョンがどんなアニキかってわかるのね」

長門「そう」

長門「ちなみに兄lv、妹lvの最大値は100だが、50以上で良好な関係を築ける」

ハルヒ「わかったわ。じゃあ、妹ちゃん、一緒にキョンをチェックしに行くわよ」

キョン妹「うん!!」

長門「明日以降が楽しみ」

古泉「どういう事ですか?」

長門「彼は兄という立場を解除される」

長門「彼の妹の手によって兄が入れ替わる」

朝比奈「た、大変じゃないですか~。どうしたらいいんですか~」

長門「旧兄は放置、新兄は監視」

古泉「まあ、閉鎖空間さえ発生しなければ僕もとくには…」

朝比奈「みなさん、ドライです~」

ハルヒ「キョンを発見したわ。さっそくこのアニキスカウターで」カチャッ、ピピッ

名前:キョン
兄lv:18 妹lv:12
職業:高校生 好み:ポニテ
趣味:無趣味 特技:無気力

ハルヒ「……」チョ、コレハ

キョン妹「どうしたの、ハルヒちゃん?」

ハルヒ「故障?」

ハルヒ「他にアニキっぽい奴を見ないと故障してるかどうか判断できないわね」

ハルヒ「あ、あれはモブ山モブ男。確か妹がいるとか言ってた気がするわね」ピピッ

名前:モブ山モブ男
兄lv:42   妹lv:43
職業:高校生   好み:朝比奈みくる
趣味:エロ本収集 特技:暗算

ハルヒ「lv50超えでいい兄妹って言ってたから、普通っぽいのかな?」

ハルヒ「もう一度、キョンを見て…」

名前:キョン
兄lv:18 妹lv:12
職業:高校生 好み:ポニテ
趣味:無趣味 特技:無気力

ハルヒ「これは酷い」

キョン妹「ハルヒちゃん、私にも見せて~」カチャッ、ピピッ

キョン妹「確かに酷い」

朝比奈「涼宮さん、妹さん、お帰りなさい」

朝比奈「どうでしたか~、キョン君のお兄さん力は~」

ハルヒ「なんていうか、酷かった」

ハルヒ「キョンの他にも色々見てきたんだけど、チェックできた人間については軒並み兄lvが30~50で、妹lvが30~90くらいだったんだけど…」

ハルヒ「キョンは他の追随を許さないくらいに低かった」

長門「私は知っていた」

長門「私は彼を兄としてレンタルしようと考えた時期もあった」

長門「しかし、兄にした場合は今の関係よりも悪化してしまうため、レンタルはしなかった」

長門「彼は妹を自分の平穏を脅かす厄介者程度にしか見ていない」

ハルヒ「あの数値を見ればそうなんだろうけど…」

ハルヒ「どうする、妹ちゃん?」

キョン妹「……家に帰って考える」

ハルヒ「…う、うん」

古泉(さて、明日は一体どうなるんでしょうねぇ)ンフ

長門(今日は士兄さんがディケイドの仕事がないって言ってたから、帰ったら一緒に写真を撮って遊ぼう)

---そして、京介をレンタル

キョン妹「キョウくん、ハサミ貸して~」

京介「ああ。刃物だから気をつけて使うんだぞ」

キョン妹「大丈夫だって、キョウくんは心配性だな~」

キョン妹(新しいお兄ちゃんはなんか優しそうだね)

京介「それにしても俺はいつまで妹にキョウくんって呼ばれるんだろ」

京介「今日はもう寝よう」

---朝

ドン!と勢いよく扉を開けて入ってくる妹。

キョン妹「あれ~?キョウくんもう起きてるの~」

京介「これが普通だろ?」

キョン妹「う~ん?そうだよね、それが普通だよね~」

京介「さ、朝御飯食べに下におりるぞ」

キョン妹「うん!!シャミもおいで」

シャミ「にゃ~」

---学校

京介「うーっす」

ハルヒ「あ、キョウ。おはよ」

ハルヒ「あんた、今日はちゃんと部活に来なさいよ!!」

京介「わかってるけど、一緒に行かないのか?」

ハルヒ「あんたと、私が…?」

京介「同じクラスで同じ部活なら一緒に行くだろ。普通」

ハルヒ「そ、それもそうね」

---放課後

ハルヒ「おっはよーっ!!団長様と雑用係がやってきたわよー」

京介「うーっす」

古泉「おはようございます」

朝比奈「おはようございます、涼宮さん、キョウ君」

長門「……」コクッ

古泉「では、どうです?今日は将棋でも」

京介「ああ。それくらいならルールもわかるし、やろうか」

---

古泉「さすがですね。今日も負けてしまいました」

京介「そうか?あれだけ変な動きしてれば俺が負ける理由の方が見当たらないんだが」

古泉「んふ」

京介「それよりハルヒ、いいか?」

ハルヒ「どうしたの?」

京介「たまには家に早く帰りたいんだが、今日は何もすることないみたいだし帰っていいか?」

ハルヒ「別に構わないけど、買える理由を言いなさい」

ハルヒ「しょうもない理由なら却下よ、もしくは今週の不思議探索のファミレス代はあんたの奢らせるから」

京介「ジュース代の驕りがこの時点で決まるのかよ」

ハルヒ「だから、理由を言いなさい」

京介「特に理由は無いんだが、たまには妹とも遊んでやらないとなってさ」

ハルヒ「ふぅん」

京介「やっぱこんな理由じゃジュース代は奢らないといけないか?」

ハルヒ「いいわ。帰って妹ちゃんにたっぷり家族サービスしてあげなさい」

京介「家族サービスって…。まぁ、ありがとな、ハルヒ」

ハルヒ「ジュースの驕りはあんたが集合時間に後れればいいだけだから」

京介「なんでそうなる」

ハルヒ「ほらほら、さっさと帰ってあげなさい」

京介「じゃあ、みんな明日な」

古泉「お疲れ様でした」

朝比奈「さようなら、キョウ君」

長門「……」コクッ

長門(私も帰って士兄さんとフォーゼのカードで宇宙キターを一緒にやりたい)

---

京介「ただいまー」

キョン妹「キョウ君、今日は早いね~」

京介「ああ」

みよきち「お邪魔してまーす」

京介「みよちゃんか。こんにちわ」

みよきち「ふぇっ!?」

キョン妹「どうしたの、みよきち~」

みよきち(いつもと違って…お兄さんカッコいい)////

キョン妹「キョウ君、キョウ君。おやつのアイスクリームがあるんだけど…キョウ君の分を…」

京介「ああ、俺の分はみよちゃんにあげてもいいから」

キョン妹「キョウ君、ありがと~」

キョン妹(キョウ君は凄く優しいな~。みよきちも妙に意識してるみたいだし、かっこいいお兄ちゃんはやっぱりいいもんだな~)

---

京介「さて、部屋に戻ってきたはいいけど、この部屋はパソコンがないのか」

京介「漫画でも読んで夜まで時間を潰すか」

キョン妹「キョウ君~」ガチャン

京介「どうした?みよちゃんと遊んでたんじゃないのか?」

キョン妹「三人で対戦ゲームで遊ぼうよ~」

京介「ああ、いいぜ。あんまり対戦ゲームとかやったことないからお手柔らかに頼むな」

キョン妹「わかってるって~。キョウ君はこのコントローラー使ってね」

京介「おう」

キョン妹(いまはまだキョウ君だけど、いつか、お兄ちゃんって呼んであげるね)////



京介×キョン妹編 end

>>1です。

とりあえず望まれた感じの話になったかどうかはわかりませんが、日常的な感じで書いてみました。

あと、一応、京介×あやせルートも書いてます。一応、少しだけ投下します。

京介×あやせ編



あやせ「レンタル・アネキですか?」

真奈実「うん。凄いサイトがあるんだなーって」

真奈実「でもね、京ちゃんひどいんだよ」

真奈実「『真奈実はレンタル・ババアとかにも登録できそうだ』とか言ってさー」

あやせ「はぁ」

真奈実「だから京ちゃんがレンタル・アニキに登録されたらレンタルして懲らしめようと思うんだよー」

あやせ「お兄さんが…レンタル・アニキ?」

真奈実「でも、桐乃ちゃんは京ちゃんの事が好きだからたぶんレンタルには出さないと思うんだけどねー」

あやせ「そ、そうなんですか。…そうですよね、桐乃はお兄さんの事好きですからね」

あやせ(否!!桐乃は確かにお兄さんの事を好きですが、想像以上のお兄さんが現れればそちらに傾くことも容易に想像できる)

あやせ(しばらく桐乃の様子をチェックしていた方がいいかもしれませんね)

---

桐乃「あやせ?今日はどうしたの」

あやせ「あ、うん。ちょっと近くを通ったから、桐乃とお喋りしたいなって、思ってね」

あやせ(盗聴器と小型の隠しカメラと利尿剤を買ってきました。モデル料がこんな所で役に立つとは…)

桐乃「じゃあ、あがっていきなよ」

あやせ「うん」

---

あやせ(ジュースに混入させた利尿剤が効いて、桐乃はトイレに向かった)

あやせ(今のうちにパソコンのモニターを見れる位置に隠しカメラと、机の下に盗聴器をセット)

あやせ(これで、部屋の中の桐乃の動向が常にチェックできる)

あやせ(そして、私が帰り際に桐乃にレンタル・アニキのサイトの存在を匂わせれば…)

---

あやせ「さて、そろそろ桐乃の隠しカメラの映像をチェックしてと…」

桐乃『…にしても、レンタル・アニキなんてそんなものあるのかしら?』

あやせ「早速食いついてきたわね」

桐乃『外人とかもいるんだ。ふ~ん』

桐乃『やっぱ顔と簡単なプロフィールだけじゃわかんないけど、そんなに酷いのもいないわね』

桐乃『理想のアニキ、か…』

桐乃『なるほど。じゃあ、一旦、バカ兄貴を引き取ってもらって、新しい兄貴を探してみよっかな』キョウスケ、リリース

あやせ「フィーッシュ!!」クリック!

『高坂京介をアニキとして借りますか?』yes!カチカチカチカチカチカチ!

『登録者№0199874:新垣あやせ様は本来の兄が存在しないため、ご自宅に兄貴専用部屋がありません』
『兄貴部屋を増築しますか?』yes no

あやせ「えっと、これは…増築しない場合は相部屋になるんですか。それはちょっと困りますね」

『兄貴部屋を増築しますか?』yes!カチッ!

『契約が完了しました。情報改竄は数時間で終了いたします』
『新しい兄貴との生活をお楽しみください。レンタル・アニキstaff一同』

あやせ「こ、これで、お兄さんが私のお兄さんになったという事ですよね」ドキドキ

あやせ「でも、手の込んだ悪戯の可能性もまだ捨てきれていなかったり…」ガチャッ

あやせ「あれ?いつの間にこんな所に扉が?誰がこんな事を…」ガチャッ

あやせ「これは…お兄さんの部屋じゃないですか」ハゥッ

あやせ「このサイト…本物!!」ドキドキ

あやせ「凄くドキドキしてます。お兄さんがもうすぐ私の家に…」ドキドキ

桐乃『あれ!?京介がクリックできない…!?なんで…』オロオロ

あやせ「はっ!?これをお兄さんに見られたらまずい事になりますね」

あやせ「とりあえず盗聴受信機は電源を切って机の引き出しに、隠しカメラのモニターはチャンネルを切り替えて、これも電源を切っておかないと」

あやせ「あー、はやくお兄さん来ないかしら」ベッドニ、ゴロン

京介「ただいまー」

あやせ「きたああああぁぁぁぁぁっ!!」ガバァッ

>>1です。

あやせ編の書き溜めはここまでです。続きはまたそのうち投下します。

京介「ん?誰もいないのか」

あやせ「お、お帰りなさい!!」ドタドタドタ

京介「おう。ただいま」

あやせ(普通にただいまって…これが素のお兄さんなんですね)ドキドキ

京介「どうした?なんかやけに機嫌が良さそうだが…」

あやせ「そ、そんなことないですよ」

京介「そっか?まぁいいや」

京介「えーっと、お茶お茶っと」

あやせ「お兄さん、私の分も入れてもらえますか」

京介「ああ」

---

京介「ぷはー」

あやせ「……」ドキドキ

京介「それじゃ、部屋に戻って宿題でもするかな」

あやせ「あ、コップはそのまま置いておいてください。私が自分のコップと一緒に洗うので」

京介「そうか?じゃあ、頼むわ」

あやせ「はい!!」

---

あやせ「お兄さんは部屋に戻りましたね」

ゴゴゴゴゴゴゴゴッ

あやせ「お兄さんのコップ…」

あやせ「…こ、ここが少し濡れてますね」ゴクッ

あやせ「…ン」チュッ

あやせ「か、間接キスですね…フフッ」

---

あやせ「部屋に戻ってきましたが、どうしましょう」

あやせ「お兄さんがいま何をやっているのかはすごく気になります」

あやせ「一般的な兄妹というのはどういう風にするのか全くわからないから…、どう対応すればいいのかもわからない」

あやせ「誰かに相談するのがいいのかしら?」

あやせ「いや、それはおかしい」

あやせ「兄ができたのでどうしたらいいのなんて、普通聞けない」

あやせ「とりあえず何気ないアプローチでお兄さんの部屋に入ってみましょう」

>>1 です。
この時点で自分はあやせヤンデレ鬱ルートしか想像できない。
続きはまたそのうち投下します。

---

あやせ「お兄さん、少し入っていいですか?」コンコン

京介「ん?どうした」ベッドデ、ゴロン

あやせ「本を貸してもらえませんか?」

京介「ん?ああ、どれかわからないけど持ってっていいぞ」

あやせ「…えーっと」

あやせ(お兄さんは私の事を意識してないみたいですね。まあ、妹なのだから当然なんでしょうけど…私だけドキドキしてるのは不公平です)

あやせ(知らない漫画だけど、とりあえずこれでいいか)

あやせ「これを借りますね」

京介「ああ」

あやせ「よいしょっと」ベッドニ、ストン

京介「あやせ!?」////

あやせ(ふふっ、急に顔が赤くなって…。私の事を意識しましたね、お兄さん)

あやせ「お兄さん」ツツー

京介「な、何だ!?」

あやせ「お兄さんの手、結構大きいんですね」キュッ

京介「ああ、あ、あやせ!?」ドキドキ

あやせ(ふふっ、見てます見てます。それにかなり私を意識してますね、いい傾向です)

京介「…か、顔が近すぎないか…」

京介(それにシャツのボタンが外れて胸が、ピンクのブラジャーが視界に入ってるんだが…)

あやせ(視線が泳いでますね。それにちゃんと私のアピールに気付いてるみたいですね)

あやせ(お兄さんに厭らしく見られていると思うと、身体が少し熱いです)

あやせ(さすがに妹相手ではエッチな気分は自粛しますか。まぁ、いいです)

あやせ(ゆっくり時間をかけて、お兄さんを私だけのお兄さんにしてあげましょう)スクッ

京介「…あやせ…?」

あやせ「部屋に戻りますね、お兄さん」

京介「あ、ああ…」

---あやせ退室

京介「今日のあやせは…妙に積極的だったな。いつもはあまり近寄ってこなかったのに…」

京介「それにしても…妹のブラチラで欲情するなんて、俺は変態かよ…」ハァ

---翌日

あやせ「そういえば今日はお兄さん、部活で遅くなると言ってましたね」

あやせ「あんな部活やめてしまえばいいのに…。妹の私が言えばやめてくれるかしら?」

あやせ「今日はしばらく暇だから、桐乃の部屋でも見てみようかしら?」

あやせ「モニターと盗聴受信機をセットして…と」

あやせ「いたいた、桐乃。帰って結構時間がたつのに、まだ、学校の制服着てるんだ」

あやせ「!?」

あやせ「…な、なんで…お兄さんが桐乃の部屋に!?」

桐乃『きょ、京介、さん』

京介『どうしたんだ?桐乃ちゃん、大事な話って』

京介『ひょっとして、あやせとまた喧嘩したのか!?』

桐乃『う、ううん!!そうじゃなくて…』

桐乃『…京介さんは…私がエッチなゲームを落して見つけた時も、私の親から庇ってくれて…』

桐乃『こういう趣味の友達を…見つけるのも手伝ってくれて…』

桐乃『あやせに趣味がばれて、絶交されかけた時も助けてくれて…』

桐乃『本当に…感謝してる、の』

あやせ「……きり…の…?」

桐乃『最初は無関心で、気にしてなかったけど、でも、…昨日から心に孔が開いた感じで…』

桐乃『お兄さんの顔を思い出すと…何故か悲しくて…』

桐乃『とても大切なものを亡くしたみたいに…辛くて…』

桐乃『今日、京介さんに電話をかけて声を聞いたら、凄く安心できたの』

桐乃『多分、これは京介さんの事が好きなんだって、私は思う』

京介『桐乃ちゃん…』

桐乃『親友のアニキって意味で好きなんじゃなくて、新垣京介という一人の男として、す、好きなの』

桐乃『京介さん。私と、…付き合ってくれませんか』

あやせ「きりの?なにいってるの?あなたとおにいさんはじつのきょうだいなのよ?つきあっていいわけないでしょ?なんで、そんなけがらわしいことがへいきでいえるの?」

あやせ「でも、だいじょうぶよね。おにいさんはわたしのおにいさんなんだもの。わたしだけをみて、わたしだけをあいしてくれるわよね」

あやせ「きょうだいじゃなくなったら、すぐにこくはくなんておかしいわ。そうよ、きりのがおかしいのよ。たすけてあげなくちゃ、きりのきりのきりの---」

京介『桐乃ちゃん』

あやせ「おにいさんはとうぜんきりののことすきじゃないですよね?おにいさんをみすてたきりののことなんかすきなわけないですよね」

京介『俺は君の事をあやせの大切な友達だと思ってる』

桐乃『京介…さん?』

京介『だから、たまたま君を助けただけの俺がそんな理由で、桐乃ちゃんと付き合うことは出来ないと思ってる』

桐乃『きょ…、きょう…すけ…』ポロポロ

あやせ「そ、そうですよね。お兄さんが桐乃と付き合うのはおかしいです。兄と妹なんてそんなの世間的に許されるわけがないんです」

京介『でも、俺は桐乃ちゃんの告白を嬉しく思ってる。俺も桐乃ちゃんの事、好きだよ。きっと、ずっと前から』

あやせ「-----------は?」

桐乃『京介さん!!』ダキッ

京介『桐乃、ちゃん』ギュウウッ

桐乃『もっと、抱きしめて、頭を撫でて、安心させて』

桐乃『京介…さん』

京介『桐乃…ちゃん』

桐乃『私の事は…桐乃って呼んで』

京介『じゃあ、俺の事は京介って呼んでくれ』

桐乃『きょ、…京介』

京介『桐乃』

桐乃『す、…好きなんだから、京介の事』

京介『俺もだ、桐乃』

あやせ「」

あやせ「何がどうなってるんですか?あなたたちは兄妹じゃないですか。ううん、もう兄妹じゃない!!お兄さんの妹は私なのよ!!なんでそんなに嬉しそうなんですか?お兄さんもおかしい」

あやせ「そうだ。お兄さんは桐乃に騙されているのね。じゃあ、私がお兄さんを救わないと。このままじゃ、お兄さんは桐乃と近親相姦をしてしまうわ」

あやせ「時間の問題。そうなる前に私がお兄さんと結ばれて、お兄さんの恋人になれば問題ないわ。だって、私達、本当の兄妹じゃないんだもの」

あやせ「----!!!!」

桐乃『んっ』チュッ

京介『!!』

桐乃『京介との初キッスね』

京介『び、ビックリさせんなよ』

桐乃『い、嫌だった?』

京介『嫌じゃねぇよ』チュッ

桐乃『…嬉しい』////

あやせ「ああ、これは完全に駄目だわ。お兄さんを正常な道へ戻すには誰が一番本当にお兄さんの事を思っているのかを知ってもらわないと。そのためには早く桐乃と別れさせないといけないわ」ピポパポピポパポピ

prrrr

京介『電話?うおっ、あやせからか』

桐乃『あやせから?』

京介『なんだろ』ピッ

京介『もしもし?どうした、あやせ』

あやせ「……」

京介『もしもし?もしもし?』

あやせ「…お兄さん」

京介『ああ、繋がったか。どうした、あやせ?』

あやせ「今日は早く帰ってきてくださいね…」

京介『ああ、わかってるって』

あやせ「今は何をしてるんですか?」

京介『…あ、朝に言っただろ?今日は部活があるから少し遅くなるって』

あやせ(嘘をつきましたね、お兄さん。ああ、もう、大分毒されてますね、お兄さんは)

京介『……。…あやせ?』

あやせ「でも、出来るだけ早く帰ってきてくださいね」

あやせ「色々用意して待ってますから」

京介『ん、ああ、わかった。出来るだけ早く帰るから』

京介『じゃあ、きるぞ』ピッ

あやせ「……。ああ、早く帰ると言っておきながら、桐乃と抱き合うなんて、駄目なお兄さん」

あやせ「私はお兄さんを許さない。今日は私が満足するまでキスをしてもらう。口にも頬にも耳にも胸にも。明日からは外出もさせない。ベッドに縛り付けて、誰がお兄さんの事を本当に思っているのか、わかってもらう」



あやせ「私はお兄さんを逃がさない---」



京介×あやせ編 end

ヤンデレってこんな感じだったか?と悩みながらもここで終了。
後日談は終わりどころを見失いそうなので、あえてここで終わらせました。


書くネタもないのでここで一旦終了します。

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