男「なあ幼よ、一旦離れてくんない？」

幼「嫌だよ」ｷﾞｭｰ

男「なんのために抱きついてんの？」

幼「男を逃がさないためだよ」ｷﾞｭｰ

男「流石に何もせず３０分間抱きしめられるのは暇なんだよね」

幼「....確かに、僕だけが楽しんでもダメだよね、ごめん男」ｸﾝｶｸﾝｶ

男「やっと分かってくれたか！それじゃあ離してくれよ」

幼「それは譲れないよ」ｷﾞｭｰ

男「はあ...」

幼「それじゃあベット行く？僕は全然いつでも構わないよ///」

男「何言ってんだ....あ、喉乾いたから何か取ってくるわ」

幼「だ、だめ！」ｷﾞｭｰ

男「は？何言ってんだよ、それじゃあ喉乾くじゃん」

幼「行かせたら男逃げちゃうじゃん、僕が取ってくるよ！」

男「お、おう」

幼「それじゃあ取ってくるね！」



男「しかし、どうしてこうなった....」

幼「取ってきたよ！」

男「お、コーラか」

幼「男って昔からコーラ大好きだよね」

男「当たり前だ、コーラは王道」

幼「今日はこのまま家にいるの？」

男「外に行くとか言っても出してくれないだろ？」

幼「分かってるじゃないか！」

男「ただし明日は友と出かけるからな」

幼「友くんとならいいよ」

男「何で俺の自由がお前に縛られてるんですかねえ」

幼「いいじゃないか」

男「そういやお前今日も晩ごはん食べてくの？」

幼「僕はハンバーグが食べたいな」ﾁﾗｯ

男「わかった」

幼「泊まっていい？」

男「駄目だ....て言っても勝手に入ってくるだろうが」

幼「だね」

男「まあいいよ」

幼「やったね！」

男「よう」

友「お、来たか」

男「んで、お前が何か話したい事があるなんて珍しいな」

友「いやね、俺にだって悩みの一つや二つあるんですよ....」

男「...それじゃああっちのファミレスで話すか」

友「おう」




男「それで、何があった」

友「...実はさ、俺らもうすぐ高2じゃん？」

男「せやな」

友「新しく入ってくる１年生にさ、むっちゃ可愛い子がいるんだよ」

男「...帰る」ｶﾞﾀｯ

友「ちょ...最後まで話聞けよ...」

男「...しょうがない、聞いてやるよ」

友「お、おう...でな、それでその可愛い子ってのが」

友「お前の妹ちゃんらしいんだよ」

男「えっ」

友「確かにお前の両親ってさ、離婚してたろ？」

男「ああ」

友「んで、母親の方にお前がついていって、父親の方に妹ちゃんがついていったはずだったよな？」

男「合ってる」

友「んで、こっちに引っ越して来たらしい」

男「待って、何それ聞いてないんだけど！」

友「お前の母さんから聞いた」

男「あの母親....」

友「つーか、妹ちゃんかー...懐かしいな」

男「よく幼と喧嘩してたな」

友「むっちゃいい子だったよな、非の打ち所が無かった」

友(ブラコンではあったが)

男「そっか...ありがとな」

友「そそれじゃあ遊んで帰るか」

男「そうだな」



友「じゃーな」

男「バイバイ」


男「妹が帰ってくるのか....どんな顔して合えばいいんだろ...」

男「ただいまー」

幼「おかえりー」

男「それじゃあ晩ごはん食べるか」

幼「うん！」



男「なんとな、妹が帰ってくるんだとよ」

幼「.....え？」

男「こっちに引っ越して来るらしい」

幼「妹ちゃんはこっちに住むの？」

男「んー...そういやそれは聞いてないな」

幼「そっか、うん」

幼「絶対こっちにに来ないでよね...」ﾎﾞｿｯ

男「ん？」

幼「いや、なんでもないよ」

男「...始業式やな」

幼「始業式だね」

友「おっすお二人さん」

男「おっす」

幼「おはよう」

友「妹ちゃんは変わってないといいけどな」

男「んーそやな」

幼「....」



始業式終了後


男「さて、帰るか」

幼「うん」

？「お兄ちゃん！」ｶﾞﾊﾞｯ

男「えっ」

幼「....何してるんだい？妹ちゃん」

男「ちょっやめて..」

妹「お兄ちゃん！お久しぶりです！」ｷﾞｭｰ

友「あ、ブラコンはやっぱりな直ってなかったんだ」

幼「...」

妹「友さん！お久しぶりです！」ｷﾞｭｰ

男「強い強い！」

妹「あれ？幼さんは？」

幼「...いるよ」

妹「あ、いたんですか！すみませんでした！」ﾆｺｯ

幼「眼科行ったらどうだい？」ﾆｺｯ

友「あーあ....」

男「く、苦しい....」

用事なんで一旦ここまでです

今から更新していきますね