レナ「クリスタルを守らなきゃ、安価で」 (329)

レナ「風が止まったので不安が抑えきれず、風の神殿に来てみるとクリスタルは砕けていた」

レナ「お父様は『クリスタルを守るのだ……』と言いのこして、行方不明になってしまったわ」

レナ「バッツ、ガラフ、ファリスという出会いもあったけれど」

レナ「今は悲しみの方が大きい……」

レナ「でも、お父様の言葉に従って、残る水・火・土のクリスタルを守りに行くことにしたの」


レナ「それと、クリスタルのかけらから聞こえてくる、この謎の声」

レナ「なぜか……絶対に従わなければいけない気がする」

レナ「まず、いにしえの勇者の心を身につけるとして」

レナ「私のジョブは、>>2にしましょう(※本来の風のクリスタルのジョブでなくともOK)」

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風俗嬢

ガラフ「記憶は無いが、風の神殿で拾ったブロードソードがしっくり手になじむし……わしはナイトかの」

ファリス「今まで魔法に触れたことは無かったし、挑戦心がうずくぜ。希望を言えばおれは黒魔道士で」

バッツ「バランスを考えると俺は白魔道士がいいかな。レナは?」

レナ「風俗嬢ね」

ガラフ「」

ファリス「」

バッツ「」

ガラフ「……クリスタルに込められた、いにしえの勇者に、そういう者が居たのはいいとしよう」

ガラフ「若人2人が完全にフリーズしておるうちに聞いておくが、なぜその結論に至ったのじゃ?」

レナ「城を出てすぐゴブリンにさらわれかけた上に」

レナ「海賊につかまった時、ファリス達のようなトレジャーハンターじゃなく、これが人さらいだったらと考えると、貞操の危機を考えざるをえなくて」

レナ「身ひとつで悦ばせて不意をうつような技術もあったほうがいいと思ったの……」

ガラフ「フム。そこまで真剣に考えたなら、アビリティを習得するのもいいじゃろう」


 ~ 戦闘中 ~


レナ「正直、弱かったわ」

ファリス「そりゃそうだろ!なに考えてんだ!」

バッツ「試しに歩いてみたところでいきなりバンダースナッチに遭遇したのも運が悪かったな……いい経験にはなったけど」


レナ「足を引っ張っていては申し訳ないわ。ナッツイーターやキラービーと戦ってアビリティ『いろめ』も習得したし、他のジョブにつきましょう」

レナ「バッツもとりあえずケアルが使えればいいという感じで、今度はトルナ運河のイカタコ対策で黒魔道士になったみたい」

レナ「ところでバッツはどうして運河のカギを……」

レナ「……ゾックが渡してくれたのかしら。ありがとう、心配かけてごめんねゾック」

レナ「トルナ運河には、風のクリスタルで封印した魔物がいるという話だから……風のクリスタル無き今、もしかしたら復活しているかも知れない」

レナ「真剣に選ぶジョブは……>>6

ストリッパー

ファリス「OK、そのケンカ買った」

バッツ「待て待て待て待て、ファリス落ち着け!」

ガラフ「……理由を聞くぞい」

レナ「水に入るのだから、羞恥心を捨てるべきだと思って」

レナ「あと、サッカーもオクトラーケンも、女性しか襲わないはずなのにファリスにも襲いかかってる」

ファリス「(ギクッ)」

レナ「美しいからだとは思うけど……魔道士を狙われるのはまずいでしょ?」

レナ「私がもっと女とアピールすればいいんじゃないかしら」

レナ「それにストリッパーも、ポールを伝って踊る技術や、多少ムチャな体勢を取るために、わりと体力勝負なところがあるの」

バッツ「(なんでレナはそんなに詳しいんだよ)」

ファリス「うー、確かに魔道士よりは体力あるか……わかったよ!おれとバッツでさっさと片付けてやるから!」

ガラフ「……む!おーい、前方に渦があるぞ!ファリス、取り舵じゃ!」

ファリス「わ、わかってる!だが舵がきかない!くそっ、何か魔力のようなものが働いてる!」


バッツ「水流を操られてる?なら、ライブラ!……渦の中になにかいるぞっ!」

ガラフ「水中か!バッツ、投げるかもしれんから予備の剣を借りておくぞ」

バッツ「呼称カーラボス!いなずまに弱い!……この渦じゃ跳ぶのは難しいし、剣はまともに刺さりそうにない、俺とファリスで一気に片付けるぞ!」

ガラフ「わかった、2人の守りは任せておけ、庇いきってやるわい!」


ファリス「シルドラは!?」

レナ「大丈夫!私が背中にしがみついて庇っているから!」

バッツ「カーラボスのねんえきが通じてない!?もともと脱ぐための服だから脱ぎ捨てた!?」

ファリス「役に立ってるだと!?納得いかねぇー!」


レナの行動 >>10

カーボラスの口にめがけて、おしっこ

レナ「カーボラスってカーラボスでいいのかしら。とりあえず飛び移って(ぴょん)クリスタルの勇者の声に従い、レナ、おしっこしますっ」

ガラフ「おい一国の王女!?」

バッツ「なんでわざわざ宣言!? あ、ストリッパーの職業意識? サンダー!」

ファリス「ふざけんな! あとバッツはそういう店に行ったことあんのかよ! サンダー!」


レナ「(しょろろろろ……)……ふぅ。」

ファリス「『ふぅ』じゃねえよ賢者モード入るなよレナごと電撃落としたけど放尿しながらよく避けたなコンチクショウ」

バッツ「ファリス落ち着け。しかし何も効果が無いみたいだが、サンダー!」

ガラフ「そりゃ水棲モンスターにとっては、糞尿なんぞ栄養としか思っとらんじゃろうし……お、沈んだな」

ファリス「結局おれとバッツで倒してんじゃねーか! ガラフは守ってくれてありがとよ!」


バッツ「本当に息絶えたかな? 念のためライブラっと……うわっ、カーラボスにイカタコ達がむらがってる」

ガラフ「弱肉強食じゃな。もともとああいう軟体動物の主食なんじゃし、いくら強くとも死んだら食料じゃよ」

バッツ「しかしなんでこんなに集まってきたんだ?」

ガラフ「……レナの、栄養じゃろうなぁ……渦であたりにちらばって……」



カーラボス「(雑魚どものせいで集中できねぇぇぇ! ちくしょう道連れがぁぁぁ!)」


シルドラ「キュオーン(よくわからないけど、なんか助かった気がする)」

ファリス「スゲー納得いかないけど、なんか感謝しなきゃいけない気がする」


シルドラが無事だったので行き先を決められます、次の行き先は? >>14
1.カーウェン
2.ウォルス
3.どこかから呼ばれてる気が(船の墓場)

3

ガラフ「うーむ、不吉な気配がするのう」

ファリス「ここは船の墓場。海流の関係で、この海域で漂うものは大抵ここに流れ着くのさ……難破した船も例外じゃない。アンデッド達のすみかだ」


バッツ「本当にタイクーン王の呼び声がしたのか、レナ?」

レナ「ええ……呼んでいる、そんな気がするの」

ファリス「いまさらシリアスになるのも何だが、実はおれも『懐かしさ』を感じた……」

バッツ「そうか……俺も似たような感じは受ける、もしかしたら何かが眠っているのかもしれないな」


ガラフ「じゃが腐臭まで漂っておる、あまり長居しすぎないように探索するぞい」

バッツ「シルドラは近くの海で船の留守番か。まあ、あいつなら大丈夫だろう」

ファリス「以前ここに来た事もあるけど、シルドラの体調のために、探索はしてないんだ。宝が眠ってるっぽいし、おれはシーフになっておこう」

レナ「私はこのままストリ」

ファリス「ジョブチェンジしろ」

レナ「え? でも水の中の」

ファリス「ジョブチェンジしろ」

バッツ「お、落ち着」

ファリス「ジョブチェンジしろ」


レナのジョブ >>16

sm嬢

ファリス「エスエムジョー? ってなんだ?」

バッツ「む、鞭使い……かな」

レナ「海水で濡らした布1本あれば充分に鞭として使えるわ」

ファリス「そうか。それならいいか、よし行くぞ!」

ガラフ「(ぼそり)ごまかしたな……」

バッツ「(ぼそり)しょうがないだろう……」



レナ「あうぅっ!」

ファリス「大丈夫か! すまない、落とし穴に気付くのが遅かった、やっぱりこういうのは経験を積むしかないか」

ガラフ「(ずいぶん平気そうじゃな、体力が上がっているのか)」



レナ「くあぁっ!」

ファリス「レナ! くそ、自然に木材が腐ったのか……」

バッツ「(今、自分から板を踏み抜きに行かなかったか?)」



レナ「はうぅっ♪」

ガラフ「(ですよねー)」

バッツ「(Sだけじゃないよなあ)」

ファリス「戸板が跳ね返ってくるなんて……む、胸をずいぶんと打ったようだが、平気か?」

レナ「ありがとう、まだまだ平気……むしろもっとモガッ」

バッツ「あーっと念のためにケアルかけとこうか!」

ファリス「そうしてやってくれ。いくら打たれ強かろうが、こんな衛生状況の悪い所じゃ少しの怪我も甘く見ちゃダメだ」

ガラフ「それにしてもスケルトンが多いのう。成仏してくれよ(ズドッ)」

ファリス「漂着するまでに魚に食べられちまうからな、そりゃそうなるさ(ザシュッ)……おっとまたダガーみっけ」

レナ「さあ……私を狙って♪」

ガラフ「(正直、幽霊とかよりも、いつレナのことがファリスにバレるかが恐怖なんじゃが)」

ファリス「!? レナ、足元!」

レナ「え、きゃっ!(ドシン)」

(ドポーン)

バッツ「ファリス、大丈夫か! ええい、ファイア!」

ガラフ「こっちは敵を全滅させたぞ!」

ファリス「っと……下が水だったから大丈夫だ。明かりをくれ」


レナ「濡れちゃったわね」

バッツ「(それはどっちの意味でだ?と聞く勇気は俺には無い)どうせならと皆で探し回って、色々見つけたが」

ファリス「やれやれ……でもフェニックスの尾はいい収穫かね」

ガラフ「ここに来るまでに、安全そうな船室があったじゃろ。いったん乾かすとしよう」



レナ「(ぽいぽい)」

ファリス「速攻で脱ぐなー! 素か!? ジョブじゃなくてそれが素なのか!? ガラフとバッツはあっち向いてろ!」

バッツ「いや言われなくても向くけど……ファリスもだろ」

ガラフ「ちと待っておれ、火をつけるわい」


レナ、どうする? >>19

バッツに襲いかかる

レナ「バッツ!(ぎゅむ)」

バッツ「うお!? 背中に、この感触は……!?」

レナ「これから色々な危険に見舞われることを考えると、経験はしておきたいの。初めてかそうじゃないかでも心構えが変わると思うし」

バッツ「ちょっと待て! 他人に見られる初体験なんて俺が嫌だぞ!?」

レナ「大丈夫、男性は初めてでも痛くないらしいから――」


ファリス「ブリザド(こきん)」

ガラフ「火がついたぞい。こっちゃ来い、バッツ」

バッツ「まだ知り合ってから3日だってのに、ずいぶんレナに慣れたなふたりとも……」


 ~ 休憩中 ~


レナ「私が氷漬けにされてる間に、ファリスが女だった事がバレたみたい」

レナ「ファリスに張り付いて透ける服を見逃したことは悔いが残るけれど」

レナ「それよりも大事なこと……お父様の気配が近付いている気がするわ」

レナ「あの断崖の下、浅瀬のあたりに……誰か居る」


幻のタイクーン王「レナ……>>21

お前をそんな子に育てたおぼえはない

幻のタイクーン王「お前をそんな子に育てたおぼえはない」

レナ「ぐふぅっ」

バッツ「レナーーー!?」

ファリス「正論だ! よかった父親はまともだった!」

ガラフ「レナにも己を恥じる心は残っておったんじゃな。更正を期待するわい」

幻のタイクーン王「こっちに来なさい……」

レナ「うう……」


幻のステラ「バッツ……こっちに……」

バッツ「母さん?」

ガラフ「バッツ!? おい、どこへ行く!」

幻のタイクーン王「お前はそのままでいてくれ……いや欲を言えばもうすこしおしとやかに……」

ファリス「余計なお世話だ! ……うっ……」

ガラフ「ファリスまで!? 今の会話のどこに誘われる要素があった!?」


幻の女の子「おじいちゃん……」

ガラフ「誰じゃ……何も思いだせん」

セイレーン「(スッ)私の術にかからぬとは驚きだが、1人では何もできまい……こやつらの魂はもらってゆくぞ」

ガラフ「お前は!?(ガキン!)」

セイレーン「話す前に切りかかってくるか、戦い慣れしているようだな。私はセイレーン……仲間を増やしたいだけよ、死者の仲間をな。ふふふ」

ガラフ「ぐぬ、固い……」

セイレーン「私のプロテスを打ち破る力もなかろう? おとなしく引き下がるがいい。命をかけるような義理など無いはずだ」


ガラフ「いいや!」

ガラフ「お前は仲間を増やすと言ったが、仲間は作るものではない……いつの間にか、なっているものだ!」

ガラフ「一緒に過ごした日にちなど関係ない、バッツもファリスも大切な仲間じゃ! そして、レナは皆で見守らねばならんのじゃ!」


ガラフ「目を覚ませ!(ゴツン)」

バッツ「い、いてえぇ……助かった、ガラフありがとう!」

ファリス「すまんガラフ……おいバッツ正気に戻ったとか言うなよ、そしたら洗脳解けてないフラグだぜ」

レナ「うう、私の扱いが」

セイレーン「(さて、どうしてくれようか。男を抱きしめてから正体を現してやるのも面白そうだが)」


セイレーンの行動 >>27

レナの行動 >>28

M字開脚

バッツにフェラ

セイレーン「(魅了してやった方が、腐り落ちた体を見せ付けた時のダメージも大きいか)さあ、見るがいい!」

レナ「はふぅ……(ぽっ)」

ガラフ「……」

ファリス「……」

バッツ「……」

セイレーン「な、なんだお前ら、その冷めた反応は」

バッツ「いや、人前で放尿する姫様も居るんで、今さらその程度じゃなんとも思わないというか」

セイレーン「(予想以上にひどい娘だった)」


レナ「私はクリスタルの声に従っただけなのに……そんな恥ずかしいこと言うバッツには、こうよ!」

バッツ「おわぁ!? ローブに頭つっこむな、ちょ、おま、何を!?」

レナ「(ぺろり)」

ファリス「何やってんだマジで!?」

ガラフ「今のおぬしの方がよっぽど恥ずかしいぞ!?」

レナ「(はむっ)」

バッツ「いーやーーーー! サンダぁー!」

 ~ 戦闘中 ~

ガラフ「レナは大丈夫かの? いや頭がじゃなくてHPが」

バッツ「大丈夫だ、弱いサンダーをかけただけだから……ううっ、汚されちまった……」

ガラフ「(よわいサンダー? なにか思い出しそうな気が……)」

ファリス「気持ちを切り替えろ。それにしてもあいつ、魔法もろくに通用しねえ」

セイレーン「ふふっ、永遠の眠りにつくがいい、スリプル!」

ガラフ「ZZZzzz」

ファリス「げっ、前衛のガラフが……仕方ない、おれが引き付ける! バッツ、魔法はダメージ狙いよりも援護射撃で頼むぜ!」

バッツ「わかった! 物理的なほうがまだマシなら、ブリザドで氷の弾を打ち出すっ!」


レナ「(鞭で打つか、私が叩かれるか、迷うところね)」

バッツ「(レナの行動が読めなくて怖い)」


レナ、セイレーンに何をする? >>33

ビンタ

セイレーン「サイレ……」

レナ「ふんっ!(パシィーンッ!)」

セイレーン「いたぁーっ!?」

ファリス「めちゃくちゃいい音がしたな。レナに注意が行ってる隙に、後ろに回らせてもらおう」


レナ「さあ、次はどこを叩いてほしいの? おっぱいかおしりか、好きな方を選ばせてあげるわ」

バッツ「SM嬢になりきってるな……」

セイレーン「魅了するのはもうやめだ! 実力行使でくびり殺してくれる!」

 アンデットへと すがたをかえる!

セイレーン「つかまえた……腐汁にまみれて死ぬがいい!(ギリギリ)」

レナ「あら、大胆ね……♪(ギリギリ)」

セイレーン「締め返してきた!?」

バッツ「守備範囲広すぎだろ、レナ。ケアル!」

セイレーン「ぐえっ!?」


ファリス「後ろが、お留守だぜ! ファイア!」

セイレーン「ぐげぇぇぇ……キサマ……(ビチャッ)」

ガラフ「目が覚めたぞ……つかの間のシリアスを味わわせてくれた礼じゃ、せめて苦しまぬよう葬ってやる。成仏せい」

 ~ シルドラの船で移動中 ~


レナ「バッツは涙目でガラフの後ろからこちらをうかがっているわ」

レナ「こんな美少女にくわえてもらってその反応なんて失礼よ、バッツ」

レナ「さて、お父様の声はセイレーンの幻術だとわかったし、先に進みましょう」

レナ「水のクリスタルを守らないと……」

レナ「どんなに羽目を外しても使命だけは忘れないわ」


行き先 >>37
1.目的最優先でウォルスへ
2.食料を買いに近場のカーウェンへ

そこに到着するまでの戦闘回数 コンマ>>37

2

 ~ カーウェンで買出し中 ~


バッツ「必需品はこんなもんかなっと」

ガラフ「さすが旅人、見事な倹約じゃな。保存食の調理もできるのか?」

バッツ「親父以外に食べさせた事は無いんで、好みに合うかは保証できないけどな」


レナ「ごめんなさい。北の山に行きたいの」

ガラフ「どうかしたかの? タイクーン王の手がかりでも?」

ファリス「飛竜が北の山に飛んでくのを見たって話があったんだ。飛竜は珍しいし、鎧をつけてたって事でレナんとこの飛竜で間違いないだろ」

レナ「北の山に生える飛竜草が、竜の怪我にはよく効くから……もしかしたら怪我をしているかも知れないの。お願い」

ファリス「おれからも頼む、レナにとっちゃ、おれとシルドラみたいな関係なんだろ?」

ガラフ「もちろん問題ないわい。もしかしたらレナの父君の行方につながるかも知れんし」

バッツ「俺たち仲間だろ? 断るわけがない」

レナ「みんな……ありがとう!」

ファリス「(本質はやっぱ優しい子なんだよなあ……)」

ガラフ「(いつもこうだったら話がスムーズなんじゃがな……)」

バッツ「(エロ方面さえ無ければいい子なんだ……)」

バッツ「……い、意外と遠いな。タトゥにブリザド撃ちまくってたら精神力が心もとない……」

ファリス「『北の山』って言うから、もっと近いのかと思ったぜ……こりゃ帰り道も合わせると一泊確定か」

ガラフ「そしてこれから山登りじゃぞ」

バッツ「うえー、俺、モンクになっとこうかな。ガトリングスは殴りたくないけど」

ガラフ「わしも少しは精神力を有効活用すべきかのう……」

レナ「私はSM嬢のままでもいいけれど、変えようかしら」

レナ「(ハイレグレオタードの、ナイト)」

レナ「(スリットチャイナの、モンク)」

レナ「(ミニスカの白魔道士とシーフ)」

レナ「(正直、私のジョブはそのままでも充分に扇情的なのが多いと思うの)」

バッツ モンク+しろまほう1
ガラフ 白魔道士+まもり
ファリス シーフ+くろまほう1


レナのジョブどうしよう? >>40

対魔忍

レナ「忍者でいいような気がするわ……むしろハイレグマフラーより露出度そのものは下がってないかしら、これ」

ファリス「おい、毒草を踏むなよ?」

バッツ「コカトリスが鬱陶しいな……金の針はあんまり無いし、逃げたほうがいいかも」

ガラフ「このゲイラキャットというやつはどういう進化を遂げたんじゃろうな。道具を使えるようになったとして、なぜそこでまず翼という発想になるのか」



レナ「あ! お父様のかぶと!」

(ヒュン)

バッツ「矢が!?」

ファリス「レナ!」

マギサ「うふふッ……飛竜が弱るのを待っている間に、いい獲物が釣れたよ!」

バッツ「な、飛竜を狩る気か!?」

マギサ「飛竜の体は癒しのエネルギーに満ちている。全身が高く売れるのよーホホホッ!」

マギサ「それに加えてタイクーンの王女、旦那にいい土産ができたわ!」

レナ「くっ……何をしても無駄よ、殺しなさい(あれ? 私なんでこんなセリフを?)」

マギサ「おーっほっほっほ! 殺して金になるものかい!」

(ビシィッ!)

レナ「ああっ!(これはこれで)」

バッツ「やめろ! なんか微妙に喜んでる気もするが!」

(ガラガラガラ……)

ガラフ「地盤が!」

マギサ「さあて、仲間たちの前でいたぶってやろうか!」


ファリス「(ぼそぼそ)おいバッツ、ガラフの影であいつに見えないよう杭を打っておいてくれ、おれが跳んであっちからロープを渡すから」


マギサの行動 >>45

レナの行動 >>46
それと>>46コンマ
01~09でファリスほんとに落ちる
10~89で落ちたと見せかけ上がってくる
90~99でファリスがマギサの不意を打つことに成功
00でフォルツァが頭上から急襲

SMプレイ開始

鞭責め

マギサ「ヒッヒッヒッ……何に使うかわからないって顔だねえ?」

レナ「(鞭と縄はともかく、こんな風の強い所で蝋燭は無いんじゃないかしら。張り型は痛そうね……やっぱり一度バッツを襲っておくべきだったわ)」

マギサ「そらそらッ、いい声でお鳴き!」

レナ「くうっ! ああーっ!」

(ギュリッ)

マギサ「ん? 何の音……」

(ビシィーッ!)

マギサ「くあぁッ!? マ、マフラーを!? 毒に侵されながらこんな技を……」

レナ「鞭には……鞭よ!」

マギサ「いいだろう……打たれる快楽というものを……」

レナ「被虐の悦びを……」

『その体に教え込んであげるわ!』


 ビシッ! あぁん! バシィッ! ひぎぃ!



ファリス「(トントントン)」

バッツ「(トントントン)」

ガラフ「よっこいせ……と」

温度差wwwwww

バッツ「一応ポイゾナ」

ガラフ「一応ケアル」

マギサ「な、なにぃ!? いつの間に!?」

ファリス「アホか。お前がレナに夢中になってる間に渡ってきたんだよ。まさか落ちた事にすら気付かれないとは思わなかったぜ……」

ガラフ「アホならわしらの仲間にもひとり居るがのう……」

レナ「い、イイ……(はぁはぁ)」


マギサ「さすがにこれは不利だね……と言うとでも思ったかい? あんた! 出番だよ!」

フォルツァ「グオロロロロ……!」

バッツ「ぐあっ!?」

ガラフ「バッツ!」

バッツ「だ、大丈夫だ! 脱臼くらいすぐはめられる……」

レナ「(ハメる?)」

バッツ「それにカウンターもきっちり決めてある……!」

フォルツァ「グブォォォ……!」

マギサ「あの一瞬で!? なんてガキだ、リジェネ!」

バッツ「ガキはひどいな、一応今年で20になるんだが……なっ!」

フォルツァ「ゴガアアア!」

ファリス「はっ、自分のトシが知れるってもんだな?」

マギサ「ぬなっ!? お黙り、このメスがぁぁぁ!」

ファリス「おおっと簡単には当たってやれないぜ!」


レナ「殺し技……肝刺し(ドスッ)」

フォルツァ「ガ……ァ……」

マギサ「あ、あんたぁぁぁ!?」

ファリス「(強いのに)」

ガラフ「(強いのにのう)」

バッツ「(俺と組み合ってる奴に背後から必殺とは、エグい)」


マギサ「お、覚えておいで! 食べるもの飲むもの、吸う空気にまで気をつかうこったね! いつか必ず売り飛ばしてやる!」

ファリス「レナはともかくとしても、逃がしたら誰かが被害に遭うかも知れない……ファイア!」

マギサ「げえっ!? 足場が……わあああぁぁぁ!!」

ガラフ「落ちた……か」

 ~ 飛竜の背中 ~

レナ「居たのは、やはりタイクーンの飛竜だったわ」

レナ「飛竜草もかなり荒らされていたけれど、たぶんあの2人ね、……毒草の中を探してようやく成長しきった飛竜草を見つけた」

レナ「本来ここでは私の献身をアピールする場面だったはずなのに、なぜカットされたのかしら……」

レナ「ともあれ飛竜のおかげで帰り道は楽々。バッツが高い所は苦手だってごねたけど、シルドラの船までひとっとびで帰ってこられたわ」

レナ「さあ、いよいよウォルス王との会見ね。どう説得したものかしら」



ウォルス王「フム……風のクリスタルが砕けたのは、機械で増幅したせいかも知れないと?」

レナ「はい。もしも砕けた時の事を考えると、ひとときの繁栄を優先させるのはリスクが大きすぎる、というのが学者達の意見です」

ウォルス王「……あいわかった。議会で過半数が取れれば、装置を止めて様子を見よう」

レナ「配慮いたみいります、ウォルス王」

ファリス「(誰だこいつ)」

バッツ「(誰だこいつ)」

ガラフ「(誰じゃこやつ)」


議員98人とウォルス王、合わせて99人の議会、装置停止に賛成してくれたのは何人? コンマ>>53

そぉい

ウォルス王「というわけでジャスト3分の2の賛同が得られた。いやにリアルな数字じゃな……装置を止めに行くが、ウォルスの塔に同行するかね?」

レナ「ありがとうございます、ぜひご一緒させてください」


 ~ ウォルスの塔 ~

兵士「装置を一時停止しました。もしこれがクリスタルに負担をかけているとすれば、えらいこっちゃです」

学者「魔力を扱うことのできる者達を集めて、大至急調査を進めますです」

ウォルス王「うむ、くれぐれも頼む」


ガラフ「……ん? 空気が……」

バッツ「この天候が変わるような感じ、タイクーンの隕石と同じ?」

ファリス「とてつもない質量を持ったものが落ちてくる、ってことか!」

ウォルス王「なんじゃと!?」


(ズズズズ……ン……!!!)


兵士「向こうの山脈のあたりに隕石が落下しました!」

ウォルス王「見ればわかる。調査に向かう人員は確保できるか?」

兵士「はっ、塔の監視を残しても6名ほどの小隊をひとつ派遣できます!」

ウォルス王「では、ゆくぞ!」

 ~ ウォルスの隕石 ~

ウォルス王「これはたまげた……こんな巨大なものが落ちてきたというのに、たったこれだけの被害しか無いとは」

レナ「えっ!? ごらんください、隕石に穴が!」

ガラフ「! うっ……頭が……」

レナ「(穴という言葉に反応して記憶が!? もしかしてガラフも元々はいやらしかったのかしら)」

ウォルス兵「王よ、お下がりください!」


バル兵A「……ガラフ王!」

バル兵B「おお、ガラフ王! ご無事で!」

レナ「えっ!?」

ファリス「なに!?」

バッツ「王、って言ったか!?」

ガラフ「……>>58


さらにコンマ>>58
00~49で記憶戻らず
50~79で兵士2人の名前だけ思い出せる
80~99で、この場でほとんどの記憶を思い出せる

ふぉい!

Q.
ギルガメッシュ「こいつら、なんでこんなに素早く行動できてるんだいシルドラちゃん?」

A.
シルドラ「キューオオオオオン(本来『漂流していた』はずの時間が丸々短縮されてるからだよ)」



ギルガメッシュ「つまりシルドラの命を救った、レナの小便で世界は守られてるのか。わははは!」

ガラフ「……ふぉい!」

バル兵A「……フォイ!」

バル兵B「フォーーーイ!」

バッツ「なんだこれ」



ガラフ「――というわけですまんのう、正真正銘の記憶喪失なんじゃ。おまえたちの名前は思い出せておるのじゃが」

バル兵A「いえ、そんな状況にあってもクリスタルを守るという使命を忘れずにいらした事、心より尊敬いたします!」

バル兵B「まぎれもなくガラフ王は我々のあるじです!」

ガラフ「その、王というのはやめてくれんか……」

バル兵A「ダメです! ガラフ王がそんな態度だから、臣下みな示し合わせて『ガラフ様』と呼ばずに『ガラフ王』と呼んでいますのに!」

バル兵B「そういう所はまったく変わっていませんな! なんと言われようとも変える気はありませんぞ!」


ウォルス王「話はよくわかりませぬが……こんな所で立ち話もなんじゃ、我が城においでになってはいかがかな?」

レナ「待ってください! 何か、大きなものが近付いてきています」

ウォルス兵「あ……なんだ、ガルラですよ。大きいですが害はなく……うわぁっ!?」

バル兵A「凶暴化……いや違う!」

バル兵B「操られているな!? クリスタルを割らせるわけにはいかない!」

ウォルス兵「槍兵はガルラに向かい9時方向に! 弓兵は王の前に!」

飛竜「クァーーーオーーーゥ」

レナ「飛竜! ウォルス王を……かんむりかぶった人を守って!」

シルドラ「キュオオオオン」

ファリス「船で来ておいて良かったぜ」

バッツ「14対1だが……ウォルスの塔に向かうというなら容赦はしない!」



ガルラ「(なにこの無理ゲー)」

ファリス「まだ終わらないのかよ……」

バッツ「実感わかないなりに考えなきゃいけないんだろ」

ファリス「大変だねえ王様ってのは。記憶喪失なのに巻き込まれたガラフもかわいそうに」

バッツ「うーん、謎は多いけど記憶が無いんじゃなあ。そもそもエクスデスってなんなのかわかってないし」

ファリス「ふたつの世界ってだけでもわかんねえのにな」

バッツ「向こうの世界では知られていて、復活のきざしすらわかるのに、こっちの世界には何も残ってないってのも変な話だ」

ファリス「……ウォルス王はそのへんを聞きたいんじゃねえか?」

バッツ「……あんまりいい予感はしないけど。とりあえずガラフは仲間だ」

ファリス「それはおれもわかってる」

バッツ「バル兵ふたりは『信用されていなくともクリスタルを守るのは変わりません』って言ってた」

ファリス「塔の中に入らせてはもらえないだろうし、妥当なとこでウォルスの隕石の近くで、おれらの船と飛竜のおもりってとこじゃねえ?」

バッツ「ああ、やっぱ置いていくしかないのか」

ファリス「しばらくシルドラに会えないと思うと寂しいぜ……まあシルドラ自身は子分達のとこにも戻るだろ」


バッツ「…………なあ」

ファリス「…………言うな。レナも大切な仲間だ」

レナ「さあ、数少ないシリアスシーンは終わりよ」

レナ「水のクリスタルに、風のクリスタルのかけらを近付けたら共鳴して、バッツ達に新しいジョブの記憶が継がれたみたい」

レナ「水のクリスタルの防衛はしっかり頼んだし、少しどこかに寄ってもいいかなと思う」

レナ「お父様に関する報告も残しておきたいからタイクーンに戻るか……ウォルスに眠る幻獣に会いに行くか」


どうする? >>64

タイクーンに戻る

 ~ 夜のタイクーン城 ~

レナ「ファリス?」

ファリス「ん、ああ、レナか。報告は終わったのか?」

レナ「ええ。私には残ってほしいみたいだったけど……お父様を探すにも、私より強い兵士は居ないし……クリスタルから託されたもの」

ファリス「そうか。まあ、一緒に来てくれるのは……心強いさ。慎みは欲しいけど」


レナ「……姉さん」

ファリス「……えっ」

レナ「姉さんでしょ?」

ファリス「……え……」

ファリス「(どうする。考えろファリス。相手は、普段の言動がアレだとはいえ、真っ当な価値観も持っているレナだ)」

ファリス「(否定すれば『お前みたいなのが妹だなんて嫌だ』と言っているようで心苦しい。いや、内心はその通りなんだけども)」

ファリス「(かと言って肯定すれば、第一位後継者として祭り上げられるのは目に見えてる)」

ファリス「(嬉々として政治の勉強とかさせられるぞ。おれはまだ冒険もしたいし)」

ファリス「(って言うかおれがツッコミに回りすぎなんだよ。バッツも被害者としてのポジション確立すんなよ、ツッコミ手伝えよ)」

ファリス「(そもそもの原因はクリスタルのかけらのせいじゃねえ? 何さらっととんでもない勇者のジョブ出してんだよ、いや間違いなく勇者だけどさ)」

レナ「その、ペンダント……」

ファリス「(やべえ考え込み過ぎて証拠品を出されちまった! どうする? これどうするよ!?)」


ファリス「(おれも……クリスタルのかけらに……?)」

ファリス「(何か大切なものを失いそうな気がするが……頼むぞ!)」

ファリス「>>67

私が本当にお前の姉かどうか、コイントスで決めよう

ファリス「おれが本当にお前の姉かどうか、コイントスで決めよう 」

レナ「……はい?」

ファリス「運命が真実になる事もある。裏か、表か。(あまりひどいのが来なくてよかった。こうなったら勢いで押し切る)」

レナ「いや、そのペンダント」

ファリス「決められないなら、おれが決めるぜ。裏が出たら、おれが城を出る。表が出たら、おま……あれ? おれは何を言おうとしてるんだ?」

レナ「ちょっと姉さん」

ファリス「(ピンッ……)」


ファリス「……数字か、裏だな。おれは姉じゃない。……海賊やってた女の子がお姫様でしたなんて、二流の脚本の読み過ぎだぜ」

レナ「うん、ちょっと手の中を見せてくれるかしら?(ガシッ)」

ファリス「ちょっ!?」

レナ「コインそのものが普通でも、両方に金属箔を貼っておいて、手の感触によって剥がすかどうか決めるってイカサマもあるしっ……(グググ)」

ファリス「なんでそういう事にまで詳しいんだよ!?(グググ)」

レナ「ふー、ふー……以前の私なら、話を打ち切られたらそのままズルズルと先延ばしにしてたかも知れないけど……」

ファリス「はあ、はあ……先延ばしというかもう話に出さなくていいんだけど」

レナ「今の私は、クリスタルのかけらの声を聞き、羞恥心を捨てた王女レナ=シャルロット=タイクーン。このくらいでは引き下がらないわ」

ファリス「なんでクリスタルの声を聞くのが羞恥心を捨てる事につながるんだよ、おかしいだろ」


レナ「姉さん! 今まさに、姉さんもクリスタルのかけらに頼ったでしょう!? 私達は姉妹なの、きっと姉さんも私のようになれる」

ファリス「いや、そのりくつはおかしい。むしろ今のお前みたいになる事がまるで素晴らしい事であるかのように語るお前自身がおかしい」

レナ「姉さんと呼ぶことは否定しないのね」

ファリス「うえ!? いや否定する! 否定するぞ! ただそれよりツッコまなきゃいけない所が多すぎるだけで」

レナ「うふふ、恥ずかしがらなくていいわ、姉さん♪ あ、お姉さま、の方がいいかしら」

ファリス「人の話を聞け」

 ~ ウォルスの隕石 ~

バッツ「眠そうだけど大丈夫か、ファリス」

ファリス「『フニャッ』とか言って寝ボケてたお前に言われるまでもねえ……と言いたいが、レナから逃げてたせいで寝つきが悪かった」

ガラフ「また何かしたのかの?」

レナ「ううん、ただ姉妹の絆を深めようとしただけよ」

バッツ「え!? 姉妹だったのか!? ガラフが王様だったのに続いて衝撃の事実だぞ!?」

ガラフ「こりゃ驚いたわい。タイクーン王はふたりの父親だったんじゃなあ……」

ファリス「いや、おれ、肯定した覚えは無いんだけど……」

レナ「ふふっ、もうダメ。姉さんって呼び続けるもの」


カルナックに着いたら、まず何を買おう? >>77
カルナックに着くまでの戦闘回数 コンマ>>77

サブマシンガン

 ~ カルナックの町 ~

バッツ「つ、つかれた……なんか、今ならジョブチェンジしても体力の上がる方法がわかる気がする」

ガラフ「白魔法、かなり極めてしまったぞい……」

ファリス「おれ、たぶんシーフの警戒術も完璧にマスターした……」

レナ「分身の術を習得、それに加えて、どんなに調教されても再び戦線に立てる精神を身につけたわ(キリッ)」

ファリス「(無視)かめのこうらがやたら手に入ったけど、バッツ、何に使うんだ?」

バッツ「おれたちじゃ使えないけど、薬になるのさ。お金になるから、売ってもいい。これもまあ旅の知恵ってやつだ」


レナ「……バニーさんは寂しいと死んじゃうのよ?」

ガラフ「これは……何かを撃ち出す機構かのう?」

店員「南のジャコール周辺には古代遺跡がたくさん眠ってまして、その古代文明の『ランチャー』という防衛装置の記述をもとに作られた品です」

ファリス「もしかして火薬か? この小さな鉄球をぶつけるのか……いつでも撃てる状態のまま持ち歩けるのは便利そうだな、ひとつもらうよ」


官憲「そこまでだ! そのまま動くな!」

バッツ「えっ?」

ファリス「おい、おれたちが何をしたって……」

官憲「間違いない、隕石から出てきたやつらだ!」

ガラフ「なんじゃ? そりゃわしらは隕石を通って来たが」

レナ「ま、待ってください、私達は……」

ファリス「な、何するんだ!(グイッ)」

ガラフ「待ったファリス! これから女王にお願いをしに行くんじゃ、暴れるのはまずい!」

バッツ「あーあ、捕まるのも久しぶりだなあ……」

ファリス「バッツは落ち着いてんな……それも旅の知恵かよ……」

レナ「あん♪ こんな緊縛じゃ物足りないわ……」

 ~ カルナック城 牢屋 ~

バッツ「んしょっと……レナ、サンキュー」

ガラフ「縄抜けできるとは便利じゃのう」

ファリス「ハハ、そのままバッツに襲い掛かるかと思ったけどな」

レナ「ええ!? そ、そうだわ、確かにその通り……姉さん! なんでもっと早く教えてくれないの!」

ファリス「え、なんでおれ怒られてるんだ」

ガラフ「こらバッツ、わしの後ろに隠れるでない」


(ドゴォォォォォン!!)


バッツ「!」

ファリス「なんだぁ!?」

ガラフ「(わしより早く石壁の飛礫に反応しおった……バッツ、こんなに頼れるのになぜヘタレに……いや、いきなりしゃぶられればこうもなるか)」

シド「……はぁ」

バッツ「ん?」

シド「とっておきの爆薬を使ったのにのー……開けた先もまた牢屋とは……」

ガラフ「……ほえ」

バッツ「……プッ」

ファリス「……クスッ」

シド「(ギロリ)」

バッツ「笑ってない笑ってない」

ファリス「笑ってない笑ってない」


レナ「あなたはもしかして、天才技師シド?」

シド「……そうじゃ。クリスタルの力を増幅する装置を発明した……諸悪の根源じゃ」

レナ「そ、そんなつもりでは……>>82

何がクリだよクンニしろおらああああああああ

シド「なんじゃと!?」

レナ「オジイサンのくせに自責の念づきやがってよぉぉぉ!」

ガラフ「落ち着けレナ! 微妙にブチキレとらん!」

ファリス「対魔忍はそんな切れ方しないぞレナ!」

バッツ「ファリス!? ツッコミがおかしいぞ!?」



レナ「たいへん失礼しました。タイクーンの王女レナです」

ガラフ「まったく信用できんと思うが、悲しいことに事実じゃ」

シド「うむ、信用できん」

バッツ「う、うーん……まあレナが王女ってのは信じなくてもいいけど、俺達は、クリスタルを守るためにカルナックに来たんだ」

シド「……なに?」


風のクリスタルのかけらは、シドに何か伝える? >>84

早くしろー!間に合わなくなっても知らんぞー!

シド「……!」

シド「これは……腹話術などではない、本当に頭の中に語りかけられた感覚がした……!」

シド「(しかし意外と乱暴……いや、それだけ切羽詰まっているのか?)」


レナ「あなたにも聞こえたのですね」

シド「」

シド「……ワシ、この娘にも聞こえているというのがいまひとつ納得いかないのじゃが」


大臣「シド博士!(ガシャコン)」

シド「どうした?」

大臣「クリスタルに、ひびが……博士のおっしゃった通りでした!」

シド「ついに来てしまったか……!」

大臣「機械は止めたのですが、クリスタルの力の増幅が止まらないのです!」


バッツ「(なんでこの人、俺達の入ってた牢のカギを開けたんだろう)」

シド「原因は十中八九、火力船じゃ。あの船はたとえ燃料がなくなってもファイア系のエネルギーを注げば動くことができるが」

シド「内部加工のために火のクリスタルと連結してあったのがまずかったのじゃろう。連結を切らねば!」

シド「この者たちにも手伝ってもらう!」

大臣「ええ!? こいつらは隕石から出てきたウェアウルフの仲間ですよ!?」

シド「そこの娘はタイクーンの王女様じゃぞー?」


ガラフ「なんて都合のいいジイさんじゃ」

バッツ「都合のいい時に記憶喪失のふりしてたガラフが言えることか?」

ガラフ「しかしウェアウルフ……うーむ、ウェアウルフか……また、なにやら記憶が……」


だいぶ経験も積んだのでジョブチェンジ、レナはチェンジする? >>87

薬師(エロ方面)

 ~ 火力船 ~

バッツ(かくとう時魔道士)「モトルトラップが実に鬱陶しい……!」

ガラフ(りょうてもち魔法剣士)「クルーダストといいデフイーターといい、どうしてこう船といえば死人なんじゃろうな!」

ファリス(けいかい黒魔道士)「かめのこうら売らないで良かったぜ、レナが作れるとは……若干、イヤな予感もするけど」

レナ「調合、『キノコハエルンデス』!」

ファリス「やめんかー!」

バッツ「(あれ? キノコだけでどういうものなのか理解してる? ファリスも毒されてきてないか?)」


レナ「ああ、ポルターガイストの舌が、舌が……バッツ! せめて初体験はあなたと!」

バッツ「そもそもちゃんと避けられてるだろ!? 絡みついたら千切ってやってるし!」

レナ「だから、舌をきちんとアソコで味わうためにあらかじめ経験させてちょうだい!」

ファリス「はいはいブリザラブリザラ(カチンコチン)」

レナ「(ああ、氷漬け……はっ! 今、どこかでチ○コという言葉が聞こえた気がするわ!)」

ガラフ「文面でしか通用しないネタはやめんか」

シド「……わしも、助けられるものならば、助けに行きたい」

シド「技術、知識……それだけでは、今この時の助けにはなれんのか」

シド「もしも失敗した時の防衛策、というのもおよそ考えつかんし……」


クリスタルのかけら、シドにも勇者の心、与えちゃう?仲間にしちゃう?
>>92>>96で多かった方を採用

構わん。やれ

与える

シド「これは……声が聞こえるならば、と、さっきの若者からもらった……風のクリスタルのかけら」

風俗嬢の勇者の魂「(力が欲しいか?)」

シド「なに?」

ストリッパーの勇者の魂「(力が欲しいか!)」

SM嬢の勇者の魂「(力が欲しいなら……!)」

対魔忍の勇者の魂「(与えましょう!)」



シド「ろくな勇者がいない件」

対魔忍の勇者の魂「(なんだとこのヤロウ)」

バッツ「ちょ、は、挟まれる!」

ガラフ「つかまれ!」

ファリス「意外と道のりも危ねーな。異物を排除する機構か……まず魔物をなんとかしろと思わなくもないが」

レナ「ここは落ちるとベルトコンベアの上ね。ここを通らないと行けない場所もあるみたいよ」

バッツ「サンキューガラフ。こうしてる間にも、クリスタルのヒビが大きくなってるかも知れないってのに……」


(ガッ……タン)


ガラフ「……ベルトコンベアが止まった?」

シド「待たせたな。ちょいと制御装置をいじったんじゃ」

バッツ「シド! なぜこんな危ない所に……どうしたんだその格好!?」

シド「若い頃は自ら遺跡に足を踏み入れた経験がある。シーフを選ばせてもらったぞ」

ガラフ「こいつは頼もしいわい。もしや、そこの部屋にあった円月輪は元々おぬしの持ち物だったのかのう?」



エンジンルームのカルナック女王、今どんな行動してる? >>99

エクスデスの操りを吹き飛ばしてた

レナ「カルナック女王!」

バッツ「えっ!? 女王様がなぜ」

カルナック女王「こ、の……はァァァーッ!」

邪悪な意思「……ォ……ォォォ…………」


バッツ「」

ガラフ「」

ファリス「」

シド「」


リクイドフレイムになれなかった炎エネルギー「」

カルナック女王「本当に申し訳ありませんでした。私達は炎の恵みをただ搾取していただけだったのですね」

シド「わかってくれたのは嬉しいが、体調は大丈夫なのか……?」

カルナック女王「精神的には疲れていますが、この通り五体満足です」


レナ「もしかしてうちのお父様も操られているのかしら?」

ファリス「父さんか……」

ガラフ「(ファリスが本格的に認めはじめとるな)」

バッツ「なあ、エクスデスって本当にそんな恐ろしい存在なのか疑問に思えてきたんだけど」



シド「では、連結はわしが外しておくから、女王を城に連れていってくれ。ここを進めばクリスタルルームじゃ(トンテンカン)」

ファリス「外したあとはどうする?」

シド「また火力船の中を戻るとも。案ずるな、機械の中はわしのテリトリーじゃ」

 ~ 火のクリスタル ~

ツース「間に合ったか! ……あれ? まだ余裕っぽい?」

バッツ「ウェアウルフ!? 地面を掘ってきたのか!」

ツース「待て待て、俺は敵じゃない! ガラフ、説明してやってくれ!」

ガラフ「……? 隕石から出てきたと聞いて予想はしたが、やはりわしの事を知っておるのか?」



ツース「なんてこった、記憶喪失とは……だがそれでも水のクリスタルは守れたんだな! やっぱアンタは凄いよ!」

ガラフ「いやいや皆のおかげじゃよ」

バッツ「(あれは数の暴力とも言う)」


カルナック女王「では、城の皆に指示を出して参りますゆえ……お送りいただきありがとうございました」

レナ「ご無理はなさいませぬよう。女王が健勝であらせられる事こそ何よりの報酬ですわ」

ファリス「(他の王族の前ではやっぱり猫かぶるのか)」

シド「いま戻った。水と火のクリスタルは無事じゃが、残る土のクリスタルがどこにあるのか……さっぱりわからん」

レナ「シドは古代図書館に居たのよね? そうなると、あそこの書物にも手がかりはなかったのかしら」

シド「ああ……火力船で探し回ってみるしかないか。交流の少ないイストリーやクレセントやジャコールなどに話が転がっていれば簡単じゃが」


ツース「こっちの世界ではウェアウルフが珍しいのか……だいぶ怖がられてるし、俺は水のクリスタルの方に行ってるよ」

ガラフ「ウォルスの塔の前に、飛竜と海竜の世話をしとる兵士達がおるからな」

ツース「大丈夫大丈夫、バル城の兵士ならわかるさ。じゃ、またな!」


さて、シドの精神も安定しているし、とても自由になってしまったけれど、どこに行こう? >>106
そこに到着するまでの戦闘回数 コンマ>>106

シドの孫のフラグを立てに行く

シド「カルナックの壁の取り壊しには時間がかかるようなので、火力船で古代図書館付近まで来たぞ」

ガラフ「にしても襲われすぎじゃろ。サンダーアネモンの皮革がこんなにも」

バッツ「ああ、それはちょっと加工すれば『雷迅の術』として使えるんだ。ほら、こんな具合に」

レナ「ミスリルドラゴンから作ったミスリルの小手、全員ぶん、揃ってしまったわ……雷迅がこんなにあるなら対魔忍になっておこうかしら」

ファリス「サイレントビーとか雑魚相手にはいいな、このサブマシンガンってやつ。ところで忍者と対魔忍って何が違うんだ」

レナ「エロさ、ね」

ファリス「よし、そこ正座」


ガラフ「バッツはよくこんな事を知っておるな?」

バッツ「いやあ、故郷でそういうものを扱ってたからさ」

ガラフ「故郷か……土のクリスタルを探すのに、立ち寄ってみてもいいかも知れんぞい」

 ~ 古代図書館 ~

シド「なに? ミドがなかなか帰ってこない?」

レナ「何かあったのかしら」

シド「本に夢中になるのはよくある事ではあるが……」

レナ「様子を見にいきましょう(そしてフラグを立てましょう)」

ファリス「(このどうしようもない妹をまた全力で止めなきゃいけない事態になる気がする)」


レベル5デスを受けてしまったメンバーはいる? >>110

レナとバッツ以外全員

バッツ(かくとう白魔)「みんな!?」

シド(ぬすむ赤魔)「ゆ、油断した……」

ファリス(けいかい黒魔のまま)「ヤツの方が一手、早かった……」

ガラフ(りょうてもち青魔)「精神に入り込む必殺の術……覚えた……ぞ……」


レナ(いあいぬき薬師)「奥義! いあいぬき!」

64ページ「ギャアアアア……」

バッツ「それ忍者のジョブアビリティだっけか!?」

レナ「対魔忍だから」

バッツ「入ったばかりの所で出くわすとは……ここからなら敵も出ないだろう。回復の壷まで、テントをタンカのようにして引っ張っていこう」

レナ「わかったわ」

レナ「(あれ、冷静に考えると、今はバッツとふたりきり)」

レナ「(衛生面は薬師としてバッチリ。チャンスなんじゃ!?)」

レナ「……バッツ」

バッツ「おーい、しっかり持ってくれよ、あと階段登るだけで図書館入り口なんだから」


レナはどのように迫るか? >>118

そしてそれは実るか? >>120
結果が文章に書かれてなければコンマ>>120
50~99 さすがバッツ、抵抗しきった
01~49 レナには勝てなかったよ……
00   ついでにアッー

仲間を運び終わった瞬間に後ろから押し倒して襲う

レナ「ごちそうさまでした」





本棚「ここは、通さん!」

ファリス「なんつー自己主張の強い本棚だ」

ガラフ「殴り飛ばすか?」

シド「これほどの本棚となると何tの重さになるかわからん、物理的には難しいんじゃなかろうか」

ファリス「ところで、バッツ」

ファリス「おれの裾をつまんで歩くの、やめてくれねえ? 何があったかは聞かないでやるけど」


本棚「(え、なんだこのオスとメスの臭い)」

本棚「(本が……ダメになりそうな気配が……)」

レナ「うふふ(わきわき)」


本棚「……どうぞお通りください」

ファリス「!?」

イフリート「解せぬ」

シヴァ「私もスルーされた」

シド「お、ミド発見。やはりなんともないようじゃ」

ガラフ「こんな所におって平気なのか?」

シド「あの子は本棚達に愛されているようでな。おーいミド、帰……っ、危ない!」

(パラパラパラパラ)

ファリス「本が勝手に!? 今まではおれたちが触らない限り何もしてこなかったのに!」

ガラフ「エクスデスとやらの邪悪な気配が近付いて目覚めてしまったのかもな! ゆくぞっ!」


バッツ「……あれ、俺は今まで何を? おっとシドが危ない、プロテス!」

ファリス「おいレナ、バッツに何を嗅がせたのか後で説教」


vsビブロス戦、薬師レナは何をしようか >>126

独りで性的に慰める

レナ「……んくっ」


ビブロス「マジックハンマー!」

ガラフ「おっと、そいつはわしが受け止めてやるわい!」

バッツ「でかい図体だけに……ボディがお留守だ!(ドボッ!)」

ビブロス「グホッ! よくも……烈風剣!」

ファリス「かまいたちじゃねーか! っと、炎のロッドで増幅したファイラを食らいな!」


レナ「はぁ……はぁ……んあぁっ」


シド「やはり獣の姿こそしているが、本の呪縛からは逃れられんか。ならばわしも剣でなくロッドに持ち替えて……ファリス! 波状攻撃じゃ!」

ファリス「よっしゃ、ファイラをダブルで、炎の竜巻行くぜ!」

ビブロス「うおおおお……か、壁に避難だ!」

ガラフ「本棚に逃げたか、ならば斬りにゆこう! ……う、これは……糸!? 罠を張る知能もあるとはな」

バッツ「ケアルラ! ガラフ、左にいるぞっ!」


レナ「あっあっあっ……はあああぁーっ!(ビクンビクン)」

ファリス「ちぇっ、本棚の陰から陰へ移動してやがる、下手に焼けばおれたちまであぶられっちまうか」

シド「かと言ってこちらから動けば糸に絡め取られるぞ」

バッツ「習得したぶんの時魔法をくっつけてくるべきだったなあ、ヘイストがあれば……」


レナ「はあーっ!」

ガラフ「レナ!?」

ファリス「糸に自分から突っ込んでいった!?」

レナ「ああっ、この緊縛感……」

シド「オイ」


ビブロス「何やら変な奴だが……お前を仲間達に投げつけてやろう!(ガシッ)」

レナ「近付いたわね(にっこり)」

 ドジュウウウウ

ビブロス「!?」

レナ「私の『ダークマター』とポーションを調合した、ダークポーションよ!」

ビブロス「グアアッ……しかし人間の汗や(ピー)液にそんな効果など……ん?」

ビブロス「何かニオイが……」

レナ「イった時にちょっと尿道口がゆるんじゃって(ぽっ)」

ビブロス「ぎゃあああきったねえええええ!」

(666!)

(ビブロスを倒した!)


バッツ「」

ガラフ「」

ファリス「」

シド「」

ひでぇw

レナ「あの後、ミドの教育に悪いって、シドとファリスにタコ殴りにされたわ」

レナ「シドの孫ミドは、古代図書館の本の中から何か手がかりを探してくれるみたい……あまり期待はしないでという話だけれど」

レナ「ところで『邪悪な気配』と、お父様……近くに居るような気がするの」


取り付かれ中のタイクーン王、今どのへん歩いてる? >>134
文章に書かれてなければコンマ>>134
00~29 今朝、急いだ様子で図書館の前を通り過ぎました
30~59 皆さんが来るちょっと前に、すごく焦った様子で図書館の前を通り過ぎました
60~89 ついさっき皆さんが地下に行ってる間、疲れ果てた様子で図書館の前を通り過ぎました
90~99 あれ? 体を引きずるようにそこを歩いてるのって?

本棚にみっちりハマってる

ファリス「……ええー……?」

レナ「……お父様?」

タイクーン王「…………」


タイクーン王「……我こそはアレクサンダー・ハイウィンド・タイクーン」

タイクーン王「声を繋ぎ、正しき道を繋ぎ、空を浄化する風の王として」

タイクーン王「クリスタルを砕き己を復活させんとするような邪悪に、屈するわけにはゆかぬ」


バッツ「……だから自ら本棚に?」

タイクーン王「……うむ」

ファリス「おれ、やっぱりただの捨て子だったかもしれない……」

ガラフ「ちょ、ちょっと待て! レナはともかく親父さんは必死で憑依に抵抗しとるんじゃぞ! カッコいいじゃろ!」

バッツ「落ち着けファリス、これから家族として付き合っていけば、きっといい関係を築けるから!」


タイクーン王「……サリサ? サリサなのか?」

ファリス「……そう、なのかな……まだ自信は持てないけど」

タイクーン王「すまない……探し出すことができなくて……苦労を、かけただろう……お前の人生を何も知らないわたしには、何かを言う資格も無いが……」

ファリス「……! そんなことない! ありがとう、おれを探してくれていて……今の言葉だけで、わかったよ」

タイクーン王「そう……か、まっすぐ……育ってくれたのだな。育ててくれた方に……感謝しなければ」

ファリス「うん……」


ファリス「正直、レナよりよっぽど常識は身につけたと思ってる」

タイクーン王「そ、そうか……」


※タイクーン王はずっと本棚にはさまってます

ガラフ「今のところはっきりと会話ができているようじゃが、憑依している――エクスデスというようです――その意思も眠ることがあるのですかな?」

タイクーン王「いや……わたしが、慣れてきたというべきか……そのエクスデスというものが、力を使い過ぎているのか」

ガラフ「力の使い過ぎというと?」


タイクーン王「風のクリスタルが割られた直後は、ようやく封印が解けた、というような歓喜の感情を強く感じられたのです」

タイクーン王「そのままウォルス方面へと向かい、ガルラに力を分け与えた時……わたしはわずかに抵抗することができました」

タイクーン王「エクスデスはそれに少し動揺したようですが、水のクリスタルを割れば、と」

タイクーン王「おそらく割れるとふんでいたのでしょう、そのままガルラに力を与えたままにしたものの……結果は皆さんの知る通りです」

タイクーン王「火のクリスタルに至っては、分け与える力をケチったのか、カルナック女王は自力で呪縛から逃れる事までできました」

ガラフ「ははあ……クリスタルが割れるにしたがって強くなるはずだったのでしょうな」

タイクーン王「ところが実際は割れず、ガルラや女王に分け与えたことで逆に力を失い……」

タイクーン王「今ではわたしの行動は操れても、意識そのものは、もはや乗っ取れないようなのです」

タイクーン王「その行動のほうも、こうして抵抗しているわけですが」

レナ「ある程度は抵抗できるなら……飛竜に見張っていてもらうのはどうかしら?」

ファリス「そうだなあ、でも他国の牢とか借りたら外交問題になるかも知れないし、タイクーンに帰らないと」

バッツ「俺達と一緒に来てもらうか? 火力船で出歩くなら、誰か1人見張っていればなんとかならないかな」

タイクーン王「いや、この体は流砂の砂漠を渡ろうとしていた。おそらく土のクリスタルは砂漠の向こう側だろう」

ガラフ「土のクリスタルは機械で増幅しているわけではないから、そこまで急ぐ必要はないのかのう?」


シド「……そもそも問題の根本がここに取り付いておるなら、何も守りにゆく必要は無いのではないか?」

バツレナガラファリ「「「「あ」」」」


エクスデス「(ちぃっ、これはもう無理か、この体は捨てよう)」

エクスデス「(だが精神体では直接クリスタルに干渉することはできん! どこに憑依するのがよい?)」


>>143で第一世界のザコモンスターから選択も可、それ以外ならコンマ>>143
00~14 実は生きてて近くに来てたセイレーン
15~29 実は生きてて近くに来てたマギサ
30~44 近くに来てたコソ泥いっぴきおおかみ
45~59 出番が無かったアイアンクローさま
60~74 一度憑依させてるし憑依しやすそうなカルナック女王
75~89 一番近いところでミド
90~98 火力船のエンジンを使ってリクイドフレイム作るとか
99   いちかばちかサンドウォームにとりつけば土のクリスタルまで一直線じゃね

ナッツイーター

エクスデス「(では、この体に用は無い!)」

 ブォン……

シド「おわっ!?」

ガラフ「なんじゃ、今の嫌な感じは……王から何かが飛び出したように見えたが」

タイクーン王「わたしの中から、何者かが出て行った……」

レナ「じゃあ、お父様はもう無事なのね!?」

ファリス「!」

タイクーン王「(ズルリ)ああ……体が酷使され続けていたせいだろう、全身が痛くて動けないが……」

バッツ「(それは本棚の中にいたからじゃあ……)」


ファリス「……良かっ……たぁ」

シド「はは……本当にな」

シド「しかし、別の場所に移ったか……いや、精神体のまま活動できるならタイクーン王の体を乗っ取らずとも良かったはず」

シド「王としてのプロパカンダや政治工作など一切していなかった事を考えると、単にクリスタルを砕くのに肉体が必要なだけじゃろう」

シド「また犠牲者が出ているかも知れん。一度カルナック女王の様子を見に行こう」

レナ「その後、私達の知っている場所を回ってみたけれど、特に誰かが行方不明になっているという事もなく、平和だったわ」

レナ「まだどこか行っていない場所で、誰かが乗っ取られている可能性がある……」

レナ「そんなわけで土のクリスタルを目指し、流砂の砂漠を渡るため、サンドウォームの巨体を橋にしようと計画しているの」

レナ「お父様はタイクーンで療養中よ、別に本棚にはさまっていたからというわけでなく、本当に体が動かないみたい」



エクスデス(ナッツイーター)「……われはなぜ、こんな脆弱な肉体にとりついたのか」

エクスデス(ナッツイーター)「たまたま近所のジャコールの洞窟に住み着いていたというだけで選んでしまった自分が悔やまれる」

エクスデス(ナッツイーター)「お、しかし……この体は、山登りに向いているではないか!」

エクスデス(ナッツイーター)「ファファファ……いいぞ、いいぞ、土のクリスタルはすぐそこだ!」


 ナッツイーターの前歯で土のクリスタルを『割る』ことができるまで あと 422日


 ナッツイーターの寿命が尽きるまで あと 399日



もうエンディングでいいんじゃねと思いつつ、まだ続く
少なくともクルルが出るまでは


サンドウォームを出現させるにはどうする必要がある? >>146

サンドウォームに対して、レナ、何をする? >>148

びっくりするほどユートピア

アクアブレス(意味深)

シド「ドンドン、トントンという音はサンドウォームのエサとして認識させるための、四足歩行の動物の足音」

シド「これを再現するには、なんらかの段を昇降するのがよい」

シド「また、このカスタネットは音ではなく振動を発生させるよう作られている、腰につければ砂漠ムカデなどの足音と誤認させることが可能じゃ」

レナ(青魔になった)「振動……という事は、ただ腰を叩くだけでもいいの?」

シド「まあ、そうなるか。ただ、そんなに精密な模倣ではないので、砂風が吹いている時にやるか、歌でも歌って流砂に余分な振動を伝える必要もあるが」

レナ「なるほど……」


レナ「びっくりするほどユートピア! びっくりするほどユートピア!(パーンパーン)」


シド「」

バッツ「……俺達はサボテンの上で待機しておこう」

サンドウォーム「シャアアアアア!」

バッツ「うおおっ!」

ガラフ「呑み込まれたら最期じゃと思うと、うかつに流砂を踏めんな……!」

ファリス「なら砂を固めて足場を! ブリザラッ!」

 ズゾゾゾゾ……

バッツ「う、動いてるぞ!? まさかサンドウォームが反応したのか!?」

シド「知能というより本能でやっているのか! これでは広範囲に撃てば撃つほど流砂が増えてしまう!」

ファリス「くそ、潜っては出て潜っては出て……鬱陶しいぜ! 貴重な精神力を無駄うちするのも避けたいし……」


レナ「はぁ……はぁ……はぁ……ああああアーーーックアブレスぅ!」

ファリス「ウォームの大穴の上で何やってやがるこのバカ娘ー!」

バッツ「どこから出した!? 魔力じゃないよな、それ魔力で出した泡じゃないよな!?」


 ズズン……


バッツ「え、地下からなんか音がしたけど」

レナ「倒したみたいね(キリッ)」

アクメブレスか・・・

レナ「んしょ、っと」

ガラフ「よし、全員渡ったな」

バッツ「ウォーム引っ張り出して転がすのにずいぶん時間を取られたな。シドとか腰は大丈夫か?」

シド「なに、このくらい慣れっこじゃとも。書物十冊で何kgあると思っている?」



バッツ「これは、ピラミッドか。太古の墓所だという……」

ファリス「おおー、海賊魂がうずくな。入れるもんなら入ってみたいが……」


どうしよう? >>155

突撃あるのみ

レナ「扉は石のかたまりのようなもので、びくともしない」

レナ「他の出入り口のようなものも見つからず」

レナ「しまいには砂漠の砂を一部吹き飛ばしてみたものの……少なくとも南側には、蟻の入り込める隙間も見当たらなかったわ」

レナ「せいぜい入り口のガーゴイル像が壊れてしまったくらいだけど……その下にも特に仕掛けは無いみたい」

レナ「置かれていた跡を見ると、ただ置かれただけの置物のようだし、ピラミッド自体とはあまり関係がなかったのかもね」


シド「穴を開けて侵入することはできるかも知れんが、爆弾でも無理となると掘削には時間がかかりすぎる。先に南の町を調べてみるとしよう」

ガラフ「かなり昔になくなってしまった町、じゃったか?(ペラリ)」

ファリス「おお……そっちもなかなか浪漫がありそうな所じゃないか」

バッツ「町も探すのは骨が折れそうだなあ」

バッツ「なんて言ってたらすぐ見つかったな。カーウェンから北の山に向かうより早かったぞ」

ガラフ「よくもまあこんな岩山に囲まれた所に町を造ろうなどと思ったもんじゃな……平地部分がほとんど無いぞい」

シド「地図によれば、この岩山は南のジャコール付近まで続いている……わざと不毛な地を選んだようにしか見えない、不自然な場所だ」

ファリス「いいねえ~、そういうの。ワクワクしてくるぜ」

レナ「もう、姉さんったらはしゃいじゃって」

バッツ「いいじゃないか、十数年ぶりに親父さんと再会してテンション上がってるんだろ。十数年ごしに涙を流し尽くして」

(コキャッ)

ファリス「誰が泣いたって?」

バッツ「すみませんでした」

 ~ 滅びの町 ゴーン ~

シド「この石柱、紛れもなく様式は現代と異なる。実際に目の当たりにすると歴史の神秘を感じるぞ(ワクワク)」

ファリス「これだけの石壁が自然に崩れるなんて、何百年経ってるんだ?(ワクワク)」

ガラフ「学者と海賊が活き活きしておるのう」

レナ「自然に咲いたのかしら、白い花があちこちに……」

バッツ「茂みも多いな。まあ、探すとしたら地下への入り口だし、何かあるとしても建物の側だったり井戸とか……ん?」


レナ「地割れ?」

シド「いや、これはあまりにも広い上に、平行すぎる……長方形の何かをそのまま下ろせるような穴。降りてみる価値はあると思うが」

バッツ「ファリス、こいつに火をつけてくれ。呼吸できるか、ガスが充満してないか調べる」

ファリス「ファイア(ボッ)(ヒューーー……………………)」

レナ「……ロープ足りるかしら?」

ガラフ「全部つなげば10階ぶんくらいはゆうに届くじゃろうが……まあ、ものはためし、下ろしてみるか」

シド「うおおおお……うおおおおおお!」

バッツ「シドが怖い」

ファリス「自分よりテンション高い人間を見て冷静になったぜ」

ガラフ「エレベーターに、循環機構と思われる装置……古代にここまでのものがあったとはのう」


さて、どうなる? 罠とかワープ先とか手がかりとか >>163
安価無効ならコンマ>>163
01~49 クレセントの地下へワープしてしまう
50~99 ロンカ遺跡内部にもう進入できる
00   ん? なんでこんな所にナッツイーターが?

クレセントの地下へゴー

クレイクロウ「(すんません! マジすんません!)」

クレイクロウ「(>>9でカーラボスが『ねんえき』使っちゃってますけど、ねんえき使うのは自分の方でした! すんません!)」

クレイクロウ「(ってアレ? なんか船が動いてる?)」


ガラフ「遺跡のワープ装置で飛ばされてきたが……とんでもないものを見つけてしまったわい! わっはっは!」

レナ「空を飛ぶ船……すごいわね!」

ファリス「はははっ、レナでも興奮しちまうか!」

レナ「エロチャンスがあれば私はいつでも大興奮よ」

ファリス「ごめん今のはおれが悪かった、黙ってくれバッツがおびえてるから」


シド「こんな高度を飛べるとなると、きっちりメンテナンスをしなければな! 仕組みを理解するのに時間がかかるかも知れんが待っていてくれい!」

バッツ「ああ、ぜひ頼む。シドには本当に世話をかけるな」

シド「よせよせ、もうわしも仲間じゃろう?」

バッツ「ははっ、その通りだ! これからもよろしくな、シド!」

ガラフ「なあバッツ、感動的な会話のところ悪いが、たまにわしらジジイ組を避難所にしとらんか?」


レナの今のジョブ >>165

スーパーハカー

ファリス「! おい、盗賊の警戒心にビンビン来てるんだ、近くに何かいないか!?」

レナ「私の乳首にもビンb」

ファリス「ブリザラ(コキン)バッツ、船首のほうは!?」

バッツ「こっちには特になし!」

シド「うおっ……船がバランスを崩しかけた、これはすでに船に接触しているな!」

ガラフ「左舷を見ろ! たぶん浮上した時から船底にくっついて来とった、水棲モンスターじゃ!」

(カラコロカラコロ)

バッツ「うおぉぉぉ……ぐ、ぐああっ、まるでスクリューに巻き込まれたようだ……ケアルラ……」

シド「ケアルラでも回復しきれないじゃと? くそ、短期決戦で行くぞ、皆!」

レナ「弱点は見破っているわ、いなずまが効く!」

ガラフ「レナ復活早くなっとらんか? ハイポーションも飲んでおけバッツ!」

レナ「ああっ、アソコに粘液が……♪」

ファリス「仁王立ちで待ち構えてるからだバカ! しかしいなずまか……ええい、後で買いなおす! 雷のロッド、その力を開放しろー!(バキン)」

(2292!)

(クレイクロウを倒した!)


ガラフ「ふー、耐久力はそこまででも無くて良かったわい……バッツ、出血は平気か?」

バッツ「なんとかな。ああいうエグいのは勘弁してほしいよ」

シド「では、ゆっくり着陸するとしよう」


レナ「うーん、敵の弱点がわかるようになったから……対魔忍の経験から、巻物を安全に『投げる』ことができるようにしておこうかしら」

エクスデス(ナッツイーター)「そ、装置が起動できぬ……シフトキーを押しながらコードを入力するだけの作業だというのに、体が小さすぎてできぬ」

エクスデス(ナッツイーター)「この巨大な空中要塞を浮上させれば、またたく間にクリスタルの力も尽きるはずだが、できぬとなると」

エクスデス(ナッツイーター)「クリスタルルームに通じる唯一の通路はアルケオエイビスに塞がれている……」

エクスデス(ナッツイーター)「ゆ、床をかじっていくしかないのか……この暗黒魔道士エクスデスが!」

エクスデス(ナッツイーター)「おのれ暁の四戦士めェェェッー! カメェェェッー!」


ドルガン(亡霊)「ひどい八つ当たりを感じた」

ギード「わしも」

シド「さて、まずはさっきの滅びの町に行くとして……ピラミッドの石扉を破壊する事も、わしらだけでできるかも知れん」

ガラフ「なんと、それはどうやってじゃ?」

シド「この飛空艇のエネルギー効率はすさまじいものがある。船の先端にドリルをつければ岩盤を削ることもできよう」

シド「そこで必要になるのは強い金属じゃ。普通の鉄ではドリルのほうが耐え切れん、アダマンタイトでもあれば作れるが」

シド「まあ……まだ滅びの町の地下も探索しきってはいないし、頭の片隅にでもとどめておいてくれればよい」

レナ「エクスデスに操られた人がいないかどうか、世界を回ってみてもいいかしら。飛空挺のスピードなら時間もかからないもの」

バッツ「(本当に、普通にしてれば優しい女の子なんだけどなぁ……)」


さて、どこ行く? >>171

海賊アジト

 ~ 海賊のアジト ~

ボコ「クエッ、クエッ!」

バッツ「ボコ、元気になったんだな!」

船医「もうだいぶ歩き回れるようになっとる、やはり動物のパワーはすごいのォ」

バッツ「ありがとうございます!」

船医「なーに、1日1回包帯を変える程度しかしとらんわい。自分でこの洞穴の上の木の実をつつきに行ったりしとったんじゃぞ」

バッツ「ハハ、良かったなあボコ」


ファリス「シルドラはたまに来るのか?」

子分「おかしら、まだおかしらが旅立ってから1週間も経ってやせんぜ……そんなに会いたかったんですかい?」

ファリス「当たり前だ! で、来てるのか?」

子分「さすがにまだ来てませんよ。あっしらとしちゃあ、手こぎ式の舟でトゥールまで行くのも大変なんで、戻ってきてもらいたいとこですが」

ファリス「あ……す、すまん。うん、レナ、ウォルスの守りはもういいよな?」

レナ「ええ、ガラフの国の兵とツースさんと飛竜だけでも充分だと思うわ」

シド「これも子煩悩と言うのかな?」

ガラフ「友情に言葉はいらんのじゃなあ……うっ……何か思い出しそうじゃ」

ガラフ「心通じる……モーグリ……飛竜……」

ガラフ「……クルル!」


さて、孫娘クルルの隕石はどこに落ちる? >>175

落ちてきた時、レナ達はどこにいる? >>177

海のど真ん中

落下地点

 ~ 古代図書館沖 ~

ガラフ「図書館近くの岸につけておったが、一応カルナックの船着場に戻しておくか……」

バッツ「シドの弟子になりたいって人達、火力船を見て勉強したがってたもんな」

シド「うむう、わしとしては火力船を、潜水できるようにも改造したいのじゃが」

ファリス「潜水艇!? また凄いのが出てきたな……あ、そしたらシルドラと一緒に泳ぐこともできるのか。へへ」

レナ「姉さんがすごくかわいい」


バッツ「ん……? これは、また来るのか!?」

ガラフ「空が……!」

レナ「隕石!?」

ファリス「おいいいい! 飛空挺の時ならともかく今はやばいって! エンジン全開、フルスピード! ええい炎のロッドもくべちまえ!」

 ドッゴォォォォォン!!!

バッツ「津波が来るぞぉぉぉ!」

ガラフ「あれも誰かが乗り込んどるんじゃよな!? なんでこんなとこに着陸、いや着水!?するんじゃあああ!」

孤島の神殿「」



バッツ「はぁ、はぁ、助かった……あ、あんなとこに神殿なんてあったのか……地図に書いとこ」

ガラフ「陸地をえぐるような津波なんて、洒落になっとらんぞ! 図書館側の陸地は被害が少なく済んだようじゃが」

レナ「どんなぶっ飛んだ性格の人が乗ってるのかしら……」

ファリス「(レナよりはマシだと思いたい)」


 ゴボゴボゴボ……

バッツ「お、隕石が浮かんできた」


 ガコッ

クルル「おじいちゃーーーん!」

ガラフ「ク、クルル!? クルルか!?」

クルル「>>183

そっちのおにいさん(バッツ)を紹介して

クルル「おじいちゃん! そっちのおにいさんを紹介して!」

レナ「ほう(キラン)」

ファリス「(あ、ダメだこれ、おれの心労が増えるパターンだ)」


ガラフ「あー……まずはこちらからかの。この子はクルル、わしの孫娘じゃよ」

クルル「クルルよ! 特技はサンダー系、趣味はギルガメ狩り!」


ガラフ「この男はバッツ。雑学や生活力に関してはメンバー中随一で、フォローの達人じゃ」

バッツ「バッツだ、旅人をやってる。よろしくな」

ガラフ「こちらはレナ。タイクーン国の王女で、(バッツ以外には)心優しい、武術派な娘じゃ」

レナ「とても仲良くなれそうな気がするわ、遠慮しないで話してね、クルル」

ガラフ「こちらはファリス、レナの姉で超男前なみんなのアネゴ、色々あって冒険野郎をやっておる」

ファリス「おいこら冒険野郎ってなんだ」

ガラフ「いや、海賊と言うと悪人みたいじゃし……」

ガラフ「こっちのジイさんはシド。技術者にして学者で、古代文明の遺産の仕組みすら解き明かす、頼れるジジイじゃ」

シド「ジジイにジジイと言われたくはないわ。……クリスタルの増幅装置を発明してしまった技師シドじゃ。今はクリスタルを守りに奔走しておる」

クルル「大丈夫、封印したものはいつか蘇るって、ギードも言ってた! それに自然の力が残っているうちはクリスタルも復活する可能性があるんだよ!」

ガラフ「なに!? そうなのか!?」

バッツ「ギードって?」

ガラフ「千年以上を生きる賢者じゃ。詳しくは後でな」


クルル「こっちの世界とあっちの世界は、ひとつの世界のうらおもてなの」

クルル「あっちの世界のクリスタルが健在な以上、こっちの世界からも完全に地水火風のちからが消えることはない、って」

クルル「そりゃあ、何十年、もしかしたら何百年、恵みの少ない時代が続くかも知れないけど……」

クルル「何百年も雲が晴れなかった時代も、何百年も雪が解けなかった時代も、人は生きてきたんだもの!」

クルル「火のゆらめきだって風になる、雨が降っても風になる、生き物が動いただけだって風になるんだよ!」

シド「……クルル…………ありがとう!」

ガラフ「おっと、カルナックに着いてしまったな。では飛空挺に乗り換えよう」


レナ「……ありがとうね、クルル。シドを元気づけてくれて」

クルル「うーん、封印していたエクスデスは、もともとは私達の世界で生まれたものだし……」

クルル「いくらきっかけになったと言っても、人が進歩しようとすることは本能だし、やっぱりシドおじいちゃんが悪いわけじゃないと思うもん」

レナ「ふふ。そんないい子なクルルには、私から耳寄りな情報があるわ」

クルル「?」

レナ「バッツのアレを元気にしてあげると長さだいたい18センチに、太さはそれほどでもないかしら、このくらい……」

クルル「お、おおー……そ、それでそれで?」

レナ「背骨に沿って撫で上げてあげるとよく感じるらしくて……」

クルル「……う、後ろの穴は?」


ファリス「バーーーッツ! 降りるな、まだおれたちと一緒にいてくれー!」

シド「ガラーーーフ! わしらをふたりにしないでくれー!」


さて、次はどこに行こう? >>190

エクスデス(ナッツイーター)におしっこ掛けに土のクリスタルのところへ

 ~ 孤島の神殿 ~

レナ「ここには、土のクリスタルは無いみたい。伝説の武器の封印を解く石版と、最強の白黒魔法のカギが眠っているだけだわ」


 ~ ピラミッド ~

レナ「ここにも土のクリスタルは無いわ。さっきのとほぼ同じ石版と、竜王バハムートを眠りから覚ますカギがあるだけよ」


 ~ 滅びの町 ~

レナ「ここね! やっぱりここに土のクリスタルがあるわ」

レナ「クリスタルは自然の運行の具現であり力のみなもとでもある、利用することでさまざまな力を引き出すことができる事は周知の通り」

レナ「30年前にエクスデスを封じたのもその力、これはガラフの方がよく知っているとして」

レナ「エクスデスは30年前にクリスタルを破壊すべくこの世界にやってきた、それはなぜかしら?」

レナ「世界を元通りに戻すため」

レナ「私達の世界とガラフ達の世界はもともとひとつだった。千年前に『無』の力を封じるために世界を分けた」

レナ「どうやって世界を分けたか、自然の具現たるクリスタルをふたつに分けることで世界をもふたつにしたの」

レナ「そして、世界をふたつに分けたことで、その間に『はざま』ができた。そこに『無』を封じたのね」

レナ「エクスデスの狙いはクリスタルをすべて砕き、世界をひとつに戻し、『無』の力を手に入れることよ!」


バッツ「スーパーハカーってすげー」

ギード「ちなみにガラフよ、ワシの年齢は700歳なのじゃが」

 ~ ロンカ遺跡 ~

シド「ここまで複雑となると、数日やそこらでは解明しきれないか……残念じゃ」

ガラフ「土のクリスタルが動いていないせいか、あまり敵と遭わんな。鉄球を持った兵の像や、回転機構を持つ輪っかも、昔は動いていたのかのう」

クルル「ストーンドマスクの相手は任せて、サンダラー!」

バッツ「めちゃくちゃ手足の短いカエルが気色悪いな……長年の間に退化したって事なのか?」

レナ「ラミアだわ! >>194


戦闘が予想されるけど、ジョブチェンジしておく? >>196

爆弾魔

姫騎士

レナ「爆弾魔」

ラミア「誰が爆弾魔よ」

レナ「おもにそのおっぱいが」

ラミア「……レズ?バイ? じゃあたっぷり挟んであげるから私を守りなさい」

レナ「わかったわ、どこからでも来て姉さ」

ファリス「簡単に誘惑されてんじゃねえよブリザラ(カチン)」


クルル「貧乳には貧乳の良さがあるもん!」

バッツ「ちょっと黙ろうクルル、そこからじゃ見えないと思うけど前衛でガラフがげんなりしてるから」

シド「ガラフが唯一の肉親のことを思い出せなかったのは、恥ずかしくて記憶を閉じていたんじゃなかろうか……」

シド(しろくろま風水師)「落とし穴だらけの宝物庫らしき場所から、古代の剣を見つけた。ガラフ、使ってみるといい」

ファリス(くろまほうシーフ)「はー、わずかな風の流れから落とし穴を知るのか。風水師いいな」

ガラフ(まほうけんナイト)「ファリスも空中に浮かぶ透明な道を見破っておるではないか」


バッツ(かくとう吟遊詩人)「オラオラオラオラ!」

クルル(モンク)「ムダムダムダムダァ!」

ふたりに挟まれてるアルケオエイビス「ギャァァァァァ!」

レナ「触手も持たないモンスターに用は無い!(ズシャッ)」

バッツ「意外とすぐ済んだな……」

クルル「レナおねえちゃんの発言はスルーなんだねバッツ」

バッツ「もう慣れた。クルルはあそこまで堂々と言うようになっちゃダメだぞ」

クルル「えー」

バッツ「ガラフ、お孫さんが反抗期だ」

ガラフ「残念ながらいつも通りじゃ」

ファリス「だが……気付いてるか?」

ガラフ「ああ、忘れようはずがない。この邪悪な気配……」

シド「このひとつ上のフロアに居るようじゃ」

バッツ「今度は一体何をしようとしているんだ」

レナ「土のクリスタルに何かしようとしているのかも知れないし、ここに半分残ってはどうかしら」

クルル「じゃあ、男女で分かれよう!」

シド「(あからさまにファリスの顔が引きつったな)」


エクスデス(ナッツイーター)「(カリコリカリコリカリコリカリコリ)」

レナ「」

ファリス「」

クルル「」

ファリス「ブリザ……」

クルル「待ってファリス、うかつに倒しちゃうと、また別の生き物にとりつくかも」

レナ「私とクルルの肉体言語でもって取り押さえましょう」

ファリス「じゃあ、おれは扉だけ注意しとくよ。逃げそうになった扉を凍りつかせる」


クルル「はぁッ!」

エクスデス(ナッツイーター)「(もうここを探り当てたのか!?)」

レナ「隙あり!(ガシッ)」

クルル「やった、レナ!」

レナ「それじゃあ……(ずらしずらし)」

ファリス「オイコラそこの妹、股間出して何しようとしてやがる?」

レナ「はふぅ……(しょろろろろ)」

エクスデス(ナッツイーター)「(ぎゃああああ!)」


クルルの反応やいかに >>204

流石にそれはないわ…

クルル「ファリス……踏み越えちゃいけない一線って、あるんだね」

ファリス「ああ。普段はいい子なんだけどな……」

レナ「うぐっ(ほんの少し自重しようかしら)」


エクスデス(ナッツイーター)「」


クルル「というわけで、縛って持ってきたよー」

バッツ「本当にこれエクスデス?」

ガラフ「しかしこやつは何度も復活するぞい」

シド「ふーむ、木という特性ゆえか、世界中から憎しみを集めているゆえか……レナ、頼んでもいいだろうか。世界の危機なのだ」

レナ(スーパーハカー)「ふむふむ、『無』を操ろうとするだけあって、性質が『無』に近いみたい。負のエネルギーとでも言うべきかしら」

レナ「存在しないものを消すことができないように、顕現した『無』というものはなくならない」

レナ「『存在していない』という事象は、絶大な『存在』で埋めるしかないわ。負の反対、すなわち正のエネルギー、創造の力よ」

レナ「ただ、風のクリスタルが復活するような力を貯めるには、まだまだ時間がかかるわ」

レナ「わざと『無』の力を手に入れさせて、自ら『無』に飲み込まれるようにという手段もあるけれど……危険ね」

レナ「封印したエクスデス本体を、さらに奥深くまで押し込んで、押し込んで押し込んで、世界の壁を突き破る」

レナ「私達の世界とガラフ達の世界、ふたつの世界の『はざま』……千年前の人々が使った封印手段だけれど」

シド「だが、封印したものはよみがえってしまう……」

レナ「うん。私の狙いは、『どちらの世界でもない場所』に追い立てて、どちらの世界からも負の感情を集められなくすること」

レナ「次元のはざまには、数多くの魔物も封印されている……それらだって、いつかは倒さなくちゃいけない」

レナ「……もし心を持っているなら、もしかして心変わりしているかも知れないけどね」


レナ「伝説の武器はガラフ達の世界にあるようだから、取りには行けないけれど」

レナ「逆に言えば、現在の私達だけの力でもできる、という『希望』につながるの」


クーザー城の12の武器、出番なし決定



ところで次元のはざまに、話し合いでなんとかなりそうな奴はいるかな? >>208
安価無効ならコンマ>>208
00~14 メリュジーヌ
15~29 ストーカー
30~44 トライトン・ネレゲイド・フォーボス
45~59 カロフィステリ
60~74 アポカリョープス
75~89 ハリカルナッソス
90~98 カタストロフィー
99   ネクロフォビア

(ツインタニアはセリフから野心がにじみ出てるので却下、なおアパンダは逃げました)

リヴァイアサンに瞬殺される赤いの

 ~ 封印の楔 ~

ファリス「ここに、ガラフ達がエクスデスを封印したのか?」

ガラフ「うむ」

シド「土のクリスタルには応急で結界を張ってきたが、1年以内にはすべての作業を終わらせねば」


バッツ「もしかして……親父は、ここに来ていたのか」

ガラフ「バッツの? そりゃまたなんでじゃ?」

バッツ「俺が子供の頃、悪い人を見張りに行くんだよって言ってた。俺の故郷はここからすぐ近くのリックスの村なのさ」

ガラフ「悪い人を見張りに…… …… ……! バッツ、おぬしの父の名は!?」

バッツ「ドルガン。」

ガラフ「ドルガン! ……やはりか。バッツよ、おぬしの父はわしらの仲間だったんじゃ」

バッツ「ええ!? 親父ってガラフ達の世界から来てたのか!?」

ガラフ「違う世界に封印したまま帰るわけにはいかんと、ひとり残ったのじゃ……そうか、逝ったか……苦労をかけてばかりじゃったな……」

バッツ「…………。」

 (ポカッ)

ガラフ「あたっ」

バッツ「……これで許してやる。って、親父なら言うさ、きっと」

ガラフ「バッツ……ありがとう……」



レナ「どうしよう姉さん、エロボケを挟む余裕が無いわ」

ファリス「さっき自重するって言ったばっかじゃねーかよ」

クルル「それで、いけそう?」

レナ「ええ。本来は武器の封印を解く用途だけれど、『止まった時間を開放する』力でエクスデスの封印を乗っ取って、押し込むの」

シド「石板か。となると飛空挺にドリルを着けねば……」

ガラフ「アダマンタイトならあるぞい! わしの乗っていた隕石に、積んできたんじゃ!」



アダマンタイマイ「すみませんレベル5デスとか卑怯だと思…… deathよねー、ぐふっ」


 ~ ピラミッド ~

バッツ「なんか無理矢理壊すのは気が引けるけど……お邪魔しまーす」


レナ「ブランドラミア発見! >>215

クルル「>>217

この薬で人間に変えます

利尿剤飲ませる

ケルガー「飛竜の谷の風はいつ来ても心地よい……ガラフもツースも元気にしているといいが……」

ゴーレム「た、助けてくれー!」

ケルガー「ふんっ(シュバッ) ……弱いものいじめは見過ごせんな。そこなアンデッド達よ、冥土へ送ってやろう」


レナ「ここに取り出だしたる謎の薬、この薬で人間に変えます、うまく行ったらおなぐさみ」

 びしゃびしゃ

ブランドラミア「~~~っ!?(ジタバタジタバタ)」

バッツ「おお、みるみるうちに姿が変わって……やべ、後ろ向いとこ」

ガラフ「うむ」

シド「じゃな」


ファリス「おお美人」

ブランドラミア?「こ、これは……私は確か死んだはずでは……」

レナ「あなたは一度死んで生まれ変わったのよ、時代は変わってしまっているけれど、良ければ私の国に来なさい」

ブランドラミア子「あ、ありがとうございます! なんとお礼を言っていいか……(ぽっ)」

バッツ「え、俺?」


クルル「(むー)……利尿剤飲ませる!」

ファリス「レディがそんな事しちゃいけない。八つ当たりしたきゃバッツの方を殴っとけ」

バッツ「ひどい!?」

シド「墓所であるという噂も真実だったのか……棺から亡者は出てくるし、かなり厳しい戦いが続くの」

ファリス「宝物だらけなのはありがたいが、確かになあ……ちょっと相手が強すぎるぜ」


ゼファーゾーン「いでよ! じゃあくなるものよ!」

レナ「きゃーーーっ♪ >>222

バッツ「このダンジョン入ってからレナのテンションが鰻上りだな……」

レナ「ウナギプレイもいいわね!」

ガラフ「駄目じゃこの娘、早くなんとかしないと……」

服とか邪魔だし全部脱ぐわ

(バタム)

バッツ「呼び出されてたルネンタは倒したが」

ファリス「あの石扉の向こうでゼファーゾーンに何が行われてるのか想像したくねえ……」

(バタム)

レナ「みんなお待たせ、さあ行きましょう(ツヤツヤテカテカ)」

セクメト「おい」

レナ「きゃっ!? ミノタウロス族!? で、でも私の剣の敵ではないわ!(ワクワク)」

セクメト「服を着ろ」

レナ「え? そ、そんな事を言って油断させる気でしょう、わた」

セクメト「服を着ろ」

レナ「だ、騙されないわ、ミノタウロス族は人間の女性を孕ませ」

セクメト「服を着ろ」

レナ「……はい」

セクメト「――人間というのは羞恥心を持つ――われわれとて種族としての誇りを――相手の言い分を聞き相手を尊重する事こそ――(クドクド)」

レナ「はい……はい……すみません……」


ファリス「あいつスゲー仲間にしたい」

ガラフ「ダメじゃろ、確かに欲しい人材じゃが」



 ~ ピラミッド 最上階 ~

レナ「正座してた足が痛いわ……」

バッツ「そろそろレナは因果応報って言葉の意味を深く理解した方がいいと思う……(ゼファーゾーンが襲われたからかファリスが一歩引いちまったな)」

 ゴゴゴゴゴ

シド「ぬおっ!? 足場が!」

ガラフ「天井が開いておるぞ!」


クルル「うわー……絶景……」

バッツ「見ろ、東の半島!」


バハムー島「>>225

イケメン発見♪

ゼザ「漁船団からの報告では、このあたりでモーグリを見つけたそうだが……むっ!」

 クポー! クポクポー! クポーーーーー!

ゼザ「ティラザウルスに襲われている!? 今、助けるぞっ!」

バハムート「北の山で待っているぞ……フッ」

ファリス「……おれ、女だけど」

バハムート「ヌァニィ!?」


バハムート「では、そっちでいいか。待っているぞ」

バッツ「ええー……二番目にされた」

クルル「ファリスは男前だから仕方ないね」

ガラフ「ウム、これは仕方ない」



レナ「エクスデスを押し込むには、石板ふたつは必要みたい。孤島の神殿のも借りてきましょう」

クルル「あの場所はあんまりエロスが無いから道程カットで」


次はどこ行く? >>238
そのついでにコンマ>>238で孤島の神殿の戦闘回数

黒チョコボの森

ガラフ「最近、対多数の戦場が多いのォ……」

シド「後から加わった、わしやクルルにはありがたいが。ところで」


クルル「はぁ……はぁ……んっ……」

レナ「ハァ……ハァ……ッ」

ファリス「そこの二人、息を整えるのに無駄な競争すんな」

クルル「えー、あえぎ声に見せかけるの面白くないかな?」

バッツ「俺は清純派の方が好みだ(キリッ)」

クルル「じゃあバッツをお色気好みに調教する方向で」

バッツ「おいぃ!?」

ガラフ「あーバッツくんや? なに本気でクルルを落としに来ておるのかね?(ギリギリ)」

バッツ「痛い痛い! そんなつもりじゃないんだって!」


レナ「デスシックル2本目よ♪ バーサーカーになる準備はできたわ」

ファリス「いつの間に対魔忍マスターして二刀流を……地味に超強化されてんなぁ」


クルル「あ、黒チョコボ! よーしよし、怖くないよー」

レナ「本当に居たのね……でも6人はちょっと容量オーバーかしら」

シド「噂通りであれば、重量だけなら6人乗っても大丈夫じゃろうが……乗るスペースが危ないか」

ファリス「今のところ飛竜も居るし飛空挺もあるし、森に着地しなきゃいけないような地形も無いし……別に乗る必要もないんじゃねえか?」

バッツ「そうだな。こいつはここで自由に暮らしていてもらおう……ハハハ、馴れると可愛いな。そんなにじゃれつくなって」

黒チョコボ「クエーッ」

レナ「また遊びに来るからねー」


黒チョコボの好感度が30上がった!(とくにいみはない)

バッツ「クレセントの吟遊詩人と仲良くなったぞー。歌を教えてもらってきた」

ガラフ「近くの島に出ると噂のプロトタイプからダークマターを取ってきたぞい」

レナ「ダークマターなら私の」

(コキャッ)

ファリス「言わせねえよ」

バッツ「復活ありがとうファリス」


石板ふたつで次元の扉をひらけそう? または、まだどこか行く? >>243

次元の狭間へ

 ~ 封印の楔 ~

レナ「行けそうだわ!」

ガラフ「クルル、やはり着いてくるのか?」

クルル「当然! おじいちゃんこそ大人しく待っていてほしいくらいよ!」

ガラフ「ハッハッハ、言いおるわい!」


ガラフ「……バッツ。いざという時は頼むぞ(ぼそり)」

バッツ「……嫌な役割おしつけるなよな。わかったけど(ぼそり)」

ガラフ「すまん。」



バッツ「この穴の下に『はざま』があるのか……ボコ、行ってくる!」

レナ「お父様……タイクーンのみんな……行ってきます!」

ガラフ「次代を担う若者たちのため、わしらの負の遺産は残していけぬ……今度こそ倒すぞ、エクスデス!」

ファリス「シルドラ、子分達、行ってくるぜ……みやげは次元のはざまの宝物だ!」

シド「わしが招いた災害……わしの手で清算できるのならば、こんなに嬉しいことは無い。ゆくぞっ!」


クルル「……おじいちゃんが命を懸けて成し遂げるつもりなら」

クルル「そんな事はさせないんだから! 絶対に連れて帰ってやるー!」

クルル「行っくよ~!」

レナ「『はざま』の中の魔物たちを外に出さないための結界は、水のようになっているわ。すぐ着くから、息を止めて、そのまま落ちていって」


バッツ「ぷはっ! ……砂漠に水、でもってその周りは何もなし……おっそろしく無機質な水だな」

ファリス「今まで味わってきた無味無臭なんて、この水に比べりゃ味が有ったんだなあ。何も感じないってのがこんなに恐いとは思わなかったぜ」

シド「……(うずうず)」

ガラフ「おいシドや、『何も無い』空間に手を突っ込もうとか思うでない、何が起こるかわからんぞ」

シド「いや研究者としてのサガが……砂粒でも投げてみるか。ほい」

クルル「あ、全部戻ってきた」

バッツ「跳ね返ったわけでもなく、妙な動きで戻ってきたな。もしかしてこれ全部、世界と世界を隔てる壁か」


赤い魔物「うおおおおっ!」

エクスデス「ファファファ……本来の肉体に戻れば、この程度、造作もないことよ!」

赤い魔物「く、くそっ、魔物達の世界が……復讐も果たせずに朽ちるのか……」

エクスデス「安心するがいい、おまえの願いは叶う。私は味方だ! そして、おまえたちを封印した者の末裔がそこに居る!」

赤い魔物「なんだと!? た、確かにこれは生きる者の波動……」

エクスデス「私はここの魔物達をまとめあげ、次元の壁を突き破る……あいつらを、倒すのだ! ファファファ……」

ガラフ「エクスデス! く、逃がしたか……」

レナ「騙されないで! エクスデスの望みは『無』の力による征服、『無』がいちど世界に現れてしまえばそこは元には戻らないわ!」

赤い魔物「それがどうした! 強きものがすべてを掴む、それが真理よ!」

レナ「食べるものなしで生きてゆけるの? 『無』の力は、振るえば振るうほど世界を狭める、どんな種族でも繁栄は望めないわよ?」

赤い魔物「な……しかしエヌオーの時の力を考えると事実なのか……うぬぬ……」

レナ「……これだけの説明でわかってくれる、あなたは聡明なのね。では、あなたを封じたことは千年前の人々に代わって謝罪します」

赤い魔物「なん……だと……」


レナ「疑うなら、私をどのようにでもしてください(ハァハァ)」

赤い魔物「いにしえのSM嬢と同じ匂いがするのでパス。何やっても喜びそう」

レナ「(ちっ)」

赤い魔物「しかし言いたいことはわかった。お前たちの味方をする気は無いが、繁栄すべき世界をなくされるのは困る、追うがいい」

シド「ロンカ遺跡と同じようなつくりの中を動いてきたが……」

ファリス「こいつには、話も通じないようだな!(ギャリッ)」

ストーカー「はっはっはっ……このストーカー様の潜伏を見抜くとは、なかなかやるな! だが正確な位置がわからなければ意味は無いぞ!」

バッツ「くそ、体色や体の形をも変化させられるのか!」

ガラフ「相手の誘いに乗らない……と言いたいが、どうせここから出たら追ってこないんじゃろ」

ストーカー「わかっているではないか! そうだ、この機械迷宮こそ我がホームグラウンド!」


ストーカーの行動 >>248

レナの行動 >>250

ストーキングで得た情報をばらまく(ストーカーなだけに)

バッツの目の前で[田島「チ○コ破裂するっ!」]

ストーカー「いい事を教えてやろう! 次の森エリアに住むメリュジーヌとカロフィステリはレズ友だ!」

バッツ「おい、それのどこがいい事だって」

レナ「本当!? 素晴らしい情報だわ!(キラキラキラキラ)」

ストーカー「そしてその次のエリアに住むアパンダは重度の引きこもりでコミュ障のくせにエロ創作だけはいっちょまえだ!」

ガラフ「お前はいったい何を」

ストーカー「さらに次元城に住むアポカリョープスはとんでもないムッツリスケベだ! よく覗きにうろついているぞ!」

ファリス「仲間の恥を語ってどうしようってんだ……」

ストーカー「……あいつら、このストーカー様のこと馬鹿にしやがって……オレ様の味方は知性の低いやつらだけだ、クソックソッ」

クルル「うわあ陰湿」

シド「近付きたくない奴じゃな」

レナ「はぁ、はぁ、はぁ……」


クルル「ねえレナは戦闘中に何してるの!?」

ガラフ「クルル、見るな、目が腐る」

バッツ「た、たぶん考えがあるから大丈夫だ、きっと……今までもそうだったし、恥を犠牲にして貢献してくれてるんだよ」

ストーカー「なんだこの女!? メリュジーヌ以上の痴女だな、ハッハッハ!」


レナ「あっあっあ……バッツ、見て、私を」

バッツ「見ろったって……えええええ……そういう事か、いやでも他にやり方があるだろ……♪~♪~♪~!」

ファリス「(ん? これは体力の歌……じゃあない? 微妙に違うな、……ああ、なるほど)」

シド「(どこを攻撃すればいいかはバッツの歌で理解した……が……)」

ガラフ「(色がついている、という事は、つまり、そういう事なんじゃな。つくづくシモに偏っておるわい……)」

クルル「(先がどれだけ続くかわからない以上、血で色をつけるような真似は控えた方がいいってわかってるけど……それこそダークマターでも……)」

ガラフ「魔法剣スリプル……せめて安らかに休むがいい」

ストーカー「な、なぜ……オレ様の位置が……」

バッツ「……世の中、知らない方がいい事もあるんだよ、ストーカー」



シド「わしは薬師になっておこう、今のような事態になっても対処できるように」

ファリス「助かる」

レナ「私の功績がなぜ危険物扱いになってるのかしら」


森エリア、メリュジーヌの行動 >>256
カロフィステリの行動 >>258
レナの行動 >>260

オークのハーレムを楽しむ

レズックス

バッツを逆レ○プ

ギルガメッシュ「ストーカーはゲーム上では4体の分身の中からひとつを当てるってえ形になってたが」

ギード「『潜む者』という名前的に、迷彩でどこに居るかわからない、という事じゃないか? と考えてみたのじゃ」

ゼザ「どうやって攻略したかは……まあ、色をつけたのだ。察しろ」

ケルガー「第二世界を全カットされて暇人なワシらであった」

メリュジーヌ「くぅっ、高貴なるこの私が、下賤のオークごときにぃぃぃっ♪(ハァハァ)」

カロフィステリ「愛しいメリィ……上の口でいくら強がっても、下のお口をこんなにしちゃって(ハァハァ)」

レナ「バッツ、私もうガマンできない(ハァハァ)」

バッツ「ウギャアーーー!」


ファリス「ブリザラ(こきん)」


クルル「リボンゲットー」

シド「リリスのロッドじゃ」

ガラフ「エンハンスソード、これはいいものが手に入ったわい」

ファリス「よし、エクスデスも居ないしみんな追いかけるぞ」

バッツ「お手数かけますアネゴ」

レナ「キャロからリフレクとエスナとバイオを、メリィからファイガとブリザガとサンダガを教わったわ。お金は払ったけど」

ファリス「グッジョブと言いたいがお前なんでこの短時間でそこまで打ち解けてんだよこえーよ」

クルル「キャロがカロフィステリで、メリィがメリュジーヌ? 私も色艶談義になら混ぜてもらおうかな」

ガラフ「クルル、頼むからやめておくれ、やつらは同志である以前に、飢えたオオカミじゃぞ」

レナ「やつらの中に私も含まれてる件」

バッツ「真実じゃないか(ガクガクブルブル)」



アパンダ「弟分から聞いたヤバいやつらが来やがった……こんな本に隠れてる場合じゃない、逃げなきゃダメだ逃げなきゃダメだ逃げなきゃダメだ」

クルル「……エクスデスを追い詰めている感じがするよ」

ガラフ「確かに距離が詰まっておるのう……次元城の魔物と一戦やらかしているのかも知れん、従わぬものが居ても不思議ではない」

シド「まあ、今まで出会った連中だけでも、個性が強そうだというのはわかるな」


エクスデス何してる? >>270

おそらく最後のジョブチェンジになるけど、レナ、何になる? >>272

カメニー(カメで[田島「チ○コ破裂するっ!」])

ソープ嬢

 ~ 次元城 謁見の間に続く扉の前 ~

エクスデス「ファファファ……どうだ! どうだ! どうだ!」


アポカリョープス「植物の種子を植えつけ繁茂させ殺すとは……カメにどんな恨みがあるか知らんが、実に醜いものよ」

エクスデス「……ようやくここを開ける気になったか。私を待たせるでない」

アポカリョープス「大人しく地下を通ればよいものを」

エクスデス「ファファファ……私の足をわずらわせる気か?」

アポカリョープス「お前の傲岸不遜な顔、ハリカルナッソス様に拝謁させるわけにはいかん。ここで死ぬんだな」

エクスデス「フン……その傲慢さ……」

アポカリョープス「その精神……」

エクアポ「「これが効きそうだな!」」

 ドゴォォォ!!


ハリカルナッソス「レベル3フレア……力をつけた、という、努力から来るわずかな驕りを狙ってかける爆破呪術か」

ツインタニア「この撃ち合いが見られるとは面白い。……おや、どこへ行く」

ハリカル子「きゃー怪物っ、怖いー」


ツインタニア「……あの城主は、戯れが過ぎるな」

ガラフ「牢、か」

シド「無数のじいさんが牢屋内を徘徊している……」

クルル「こっちには不気味な子供みたいなのが……何かを守っているようだけど」

トライトン「ぶいっ」

ネレゲイド「ぶいっ」

フォーボス「ぶいっ」

ファリス「襲ってこないなら今はほっとこうぜ。エクスデスが近いみたいだし」


カタストロフィー「…………。」

バッツ「……?」

クルル「?」

カタストロフィー「このロリコンがぁぁぁぁぁ!!!」

バッツ「わけがわからねえーっ!」

ガラフ「こ、こんな狭い場所で地震じゃと!? 地下全体を崩す気か!?」

シド「ならば、乙女のキッスと毒消しで……レビラト!」

バッツ「そこはもう勘弁してあげて、色々な人が泣いちゃうから」

シド「では改めて、レビテト!」

(ズガン!)

クルル「わああっ!」

レナ「じゅ、重力!?」

バッツ「大丈夫だ、動きに支障は無い!」


ガラフ「ほほう……。ならばシド、わしにレビテトを!」

シド「! なるほどな。行くぞ!」

バッツ「壁を蹴って……!?」

シド「今じゃっ!」

(ズガン!)

ガラフ「フンヌ!」

クルル「やった! 落とされる勢いを利用して剣を!」

ガラフ「ファリス! クルル! 剣に落雷を!」

ファリクル「「サ・ン・ダ・ガーッ!」」

 ォォォォォ……


シド「やれやれ、みな瓦礫に巻き込まれた傷がひどいな……」

バッツ「どこかにケアルガがあれば良かったんだが……無いものを嘆いても仕方ない。幸い道具類はありったけ買い込んできたんだしどうにかしよう」

ガラフ「出た、バッツの倹約術。安い時にさりげなく買い込む気遣いがニクい奴じゃ」


ハリカル子「あ、あの……開けてもらえないかしら」

ファリス「ん? ああすまんすまん、見えてなかった(ガチャ)」

ハリカル子「ありがとう! 脱出しようと思ったんだけど、ここしか出口がなくて……本当にありがとう(ぽっ)」

バッツ「え、また俺……? なんで?」

レナ「バッツってパブの踊り子とかにも好かれるわよね……なんでかしら」

ガラフ「(おぬしが言うか)」

クルル「(むう)」

ハリカル子「お礼よ……(スッ)」

レナ「(サッ)ちゅ~」

ハリカル子「!?」

クルル「うん、予想してた」

バッツ「レナだもんな」


ハリカル子「(ま、まあ、呪いのしるしは刻んだ、このさい誰でも構わないか)それじゃ!」

シド「……しかし、なぜあんな娘がここに?」

レナ「千年前に誤って封印されてしまった……とか?」

ガラフ「わしらを欺いて次元の壁を突破しようとしているにしても、最終的にはあの入り口の封印に阻まれるじゃろ?」

バッツ「特に何も無さそうだし、エクスデスを追いかけよう」

 ~ 次元城 屋上 ~

エクスデス「おおおおおっ!」

ツインタニア「負けるわけには……いかんっ!」

 ドゴンドゴンドゴンドゴン



ハリカルナッソスの行動 >>279
レナの行動 >>280

ガラフに強制前立腺マッサージ(エンドレス)

特にボケることもなく背後から暗殺

レナ「(ふらふら)」

ファリス「? ……なんだ今の動き」

レナ「わ、私にもわからないわ。なぜか玉座に吸い寄せられるように……」


ハリカル子「フフ……私の死のキスを受けたが最後、逃げることはできないよ!」

シド「やはり魔物だったか」

ハリカルナッソス「かわいがってあげる……次元城の王、このハリカルナッソス様がなぁ!」

 クルルルル!

クルル「ゲコ(呼ばれた気がした)」

ガラフ「ゲロ(言っとる場合か!)」


シド「(ぽいっ)早く乙女のキッスを!」

バッツ「サンキュ……っあああああ!」

 ゴッ!

ハリカルナッソス「力の魔法、ホーリー。その威力、とくと味わえ」

ファリス「な、なんていりょ……ぐっ!?」

 ドカッ!

ハルカルナッソス「隙あり!」

レナ「姉さん! 壁に叩き付けられて、気を失ってる……フェニックスの尾で」

シド「調合リザレクション! バッツ、しっかりしろ!」


クルル「つ、強い……物理も魔法も」

ガラフ「元に戻った瞬間に襲うとは……なっ!(ガキン!)」

ハリカルナッソス「伊達に次元城の王を名乗っているわけではない。力こそ正義! 力こそパワーだ! ふっ、パワーを集中!」

シド「グハッ!」

バッツ「たたっ、とっ(ガシッ)壁に当たるのは止められたが……いっ!? いつ目の前に」

ハリカルナッソス「起き上がる気力も沸かないほど叩きのめしてやろう」

バッツ「がああああっ!」

ハリカルナッソス「フフ……クルルルル!」

クルル「治療はしてるけど、このままじゃ埒があかないよ……!」

シド「わしやバッツといった援護組をきっちり狙って来おる……!」


ガラフ「魔法剣サイレス!」

ハリカルナッソス「フッ……」

ガラフ「! うおおおお!」

クルル「おじいちゃん! きゃああ!!」


ハリカルナッソス「魔法を封じた程度で私に隙ができると思ったか? フフフ……孫の目の前で辱めるのも一興」

ガラフ「や……やめ……」

ハリカルナッソス「人体の構造として、肛門から前立腺を刺激するのが手っ取り早い」

クルル「おじい……ちゃん」

ハリカルナッソス「このまま出させてやろうか? うまく飛ばさねば孫に当たっ――」

 ゾブッ

ハリカルナッソス「な……」

レナ「……」

レナ「エロパワーは、相手を傷つけるための手段じゃないわ(キリッ)」

バッツ「いろいろ台無しだよ」



エクスデス「……は……ファファファファファ! 手に入れたぞ、ツインタニア! 数多の生命の集合体よ!」

エクスデス「これぞ狙い通り! 大樹たるわが肉体に力をよこせ!」

(ゴゴ……ン)

エクスデス「空いた……空いたぞ次元の穴が! あらゆる生命から生まれる憎悪と怨恨よ、再びわれに不死を与えよ!」



ネクロフォビア「えっ」

ネクロフォビア「次元城への入り口が、よくわからない穴でふさがった」


ネクロフォビア「……えっ?」


エクスデスの行動 >>287
レナの行動 >>290

封印された武器を取りにいく

そろそろ姉さんとそう言う関係になっておきたい

エクスデス「エクスカリバーやホーリーランスのようなろくでもない武器は触りたくもないが、まあ、武器を手に入れるのはいいとしよう」

エクスデス「しかし石板のうちふたつはやつらが持っているし、残りふたつはどこにあるやらさっぱりわからぬ」

エクスデス「今のわたしはまだ『無』の力は手に入れていない……どこにでも穴をあけるという芸当はできんのだ」

エクスデス「結局やつらを倒して石板を奪うしかないようだな」



レナ「姉さん! これで最後になるかも知れないの、姉さんのすべてを私にちょうだい!」

ファリス「ふざけんな! さっき相手を傷つけるのはよくないっつったろーが!」

レナ「大丈夫、きっと姉さんも私のように」

バッツ「ストップ」

ファリス(すっぴん+くろま+ぬすむ、シーフマスター)「お、おおお? ……もしかしてそのストップもカロフィステリから買ったやつか?」

バッツ(すっぴん+しろま+じくう、モンクマスター)「ご名答。さ、みんな、準備を整えて行くぞ、エクスデスはすぐそこだ」

ガラフ(すっぴん+あおま+まほうけん、ナイトマスター)「き、気持ちを切り替えるんじゃ気持ちを……バッツも通った道……」

シド(すっぴん+しろくろま+ちょうごう、風水師マスター)「大丈夫かガラフ……肝をすえてかからねば捨て石にもなれないぞ」

クルル(ものまね師+くろま+しろま+アイテム)「バッツ、すっぴんになって男前度が上がった気がする」

バッツ「さりげなくクルルがものまね師になってるんだが」

ガラフ「水のクリスタルと共鳴した時点で使えるようになっとったぞ、気付かんかったのか?」



ゴゴ「すごーく、遺憾よー」

 ~ 次元城 屋上 ~

レナ「エク……!? なに、あの体は?」

シド「ムウ、服の下からさまざまな体色の、肥大した獣の肉体が覗いておる。筋肉も、肉食とも草食ともつかぬキマイラじみた筋の流れじゃ」

ガラフ「次元のはざまの魔物に寄生しおったのか!?」


エクスデス「ファファファ、融合と呼べ! さんざん力を取り戻す邪魔をしてくれたが、ガラフ、ついにお前たちの封印は自力で破ってやったぞ!」

クルル「見て! エクスデスのうしろ!」

(ちまっ)

バッツ「……え? これが穴? ナッツイーターですら通れないっぽいんだが……」

ファリス「……しょぼっ」

エクスデス「やかましい! 重要なのは、お前たちの世界と繋がっているということ! すなわち、悪意が供給され続け、私は不死身に戻った!」

レナ「エクスデスの言うことは本当よ、あの小さな穴からじゃ出られないみたいだし、ここは一度態勢を立て直したほうがいいかしら」

エクスデス「逃がすと思うか!」

 ドガンドガンドガン!

ガラフ「く、あのフレアバカ、さらに爆撃に偏りおって……!」

シド「調合、命のキッス……!」

バッツ「補助魔法が何の意味もなしてないってのが悔しすぎる……でも俺なら一度だけは耐えられそうだ、隙をついてくれ!」

エクスデス「ファファファ……玉砕覚悟の突撃など見苦しいだけよ(ツルッ)は!?(ツルツルツル)あああああ!?」

レナ「ありがとうバッツ、エクスデスを跳ばせてくれて。おかげで着地点に石鹸を撒けたわ」

ファリス「ソープ嬢の特殊能力かよ……」


レナ「今のうちに!」

クルル「クリスタルのかけらを?」

シド「リザレクション、よみがえれバッツ。……わしらのも?」

バッツ「あたた……クリスタルのかけらで、次元の穴がふさげるのか?」

レナ「わからない……無理かも知れないけど」


クリスタルのかけら、どんな効果があった? >>296

レナが時々まともになる

タイクーン王「……これは? レナ! サリサ!」

ファリス「父さん!?」

バッツ「クリスタルのかけらから声が!」

タイクーン王「こちらからは、土のクリスタルからお前たちの声が聞こえてくる……土のクリスタルの様子を見にきたのだが」


ウォルス王「レナ姫!? た、戦って、おられるのか」

レナ「今度はウォルス王……そちらは水のクリスタルの前ですか?」

ウォルス王「そうじゃ、われわれに何か指示かな? 大抵のことはさせてもらうぞ!」


カルナック女王「レナ姫、シド……」

シド「女王!」

カルナック「わずかに……断片的に、情報が入ってきます、火のクリスタルから……」



レナ「なんてこと……各国の人々が……」

レナ「これじゃ、うかつにエロボケもできないわ!」

バッツ「せんでいい」

エクスデス「真空波!」

シド「うわっ!」

クルル「きゃああ!」

バッツ「シド! クルル!」

エクスデス「ちいぃ……クリスタルのかけらには傷ひとつつかぬか……だが、現世との障害にはならなかったようだな!」

ガラフ「うおおおお!(ギィン)」

エクスデス「ファファファ……ガラフ! 怒りや憎しみでは、私を傷つけることはできんぞ!」

ガラフ「怒りでも……憎しみでもない……!」

エクスデス「ほう、孫娘が死んでもそんな強がりが言えるか?」

ガラフ「なんだとっ!」

エクスデス「死の宣告を仕込んでおいた、じきにあの娘の命は尽きる! ファファファファファ!」


クルル「安心して、おじいちゃん」

エクスデス「なにっ!」

バッツ「すでにクルルの心臓に巣食う『死』は摘出したよ」

ファリス「自らの手でクルルの心臓を貫くとか、ここに来てバッツが主人公じみた事しやがって」

シド「ケホッ……白魔法と薬のあわせ技じゃ」

ウォルス王「エクスデス……哀れな魂よ……」

ウォルス王「そなたが世界に破壊を振り撒こうとするのは、悪意を向けられたいがためなのか? 不死を保つためなのか?」

ウォルス王「罪が悪意だけで成り立つならば、裁判官は苦しまぬ」

ウォルス王「誰かに対するいたわりの心が、他の誰かを苦しめる事もある……」

ウォルス王「水のクリスタルの力で、町は魔物からの安全を手に入れた。クリスタルを停止させる事は、もしかしたら明日の衛兵の命を奪うかもしれん」

ウォルス王「かと言って水のクリスタルを停止させねば砕け散り、人々は水の浄化の力を失い、疫病に苦しんでいたかもしれん」

ウォルス王「あちらを立てればこちらが立たず。それに、救われる数が多ければよいという単純なものでもない」

ウォルス王「悪意のまったく無いところでも苦悩し続けるのが人というものじゃ」


エクスデス「だっ……黙れィ! われこそは暗黒魔道士エクスデス! あわれみの目を向けるな! アースシェイカァー!」

ガラフ「跳べ!」

ファリス「はっ、そんな予備動作のでかい技なんてくらってたまるか!」

カルナック女王「……新しい技術を使うにも、勇気は必要でした。クリスタルの力を増幅させる装置を使う時にはためらう者も多く居た」

カルナック女王「前に向かおうとする勇気が、滅びへの道を辿ることになったとも言えます」

カルナック女王「情熱や活力とて、多すぎれば誰かを傷つける」

カルナック女王「人はみな失敗するものであり、失敗から立ち直る心もまた勇気、とはシド博士の言葉ですが……」

カルナック女王「だからといって傷ついた心が戻るわけではない、という事はシド博士を見ていればわかります」

カルナック女王「いたわりが他者を傷つけるならば、勇気が傷つけるのは自分自身」

カルナック女王「自分自身に向けられるものは、果たして悪意でしょうか」

カルナック女王「そして……ウォルス王がクリスタルを止めるにも勇気が要ったことでしょう。火のクリスタルはヒビが入ってから止めましたが」

カルナック女王「他人から嫌われる勇気。エクスデスよ、他人から嫌われることが力となるあなたには、その感情が無いようですが」

カルナック女王「理解することも不可能でしょうか? 他者の感情を見続けてきたあなたに」


エクスデス「おのれ操り人形のぶんざいで……! 私の心に入り込むな! 生ける屍となってこの世をさまよえ!」

バッツ「あいにく体力は全快だ!」

クルル「ゾンビブレスくらい、私達で回復し続ければ!」

タイクーン王「おのれ自身の手で真実を掴みたいという探究心は、盲信を防ぎ、また、互いの成長を促す」

タイクーン王「しかし過ぎれば猜疑心となるというだけでなく……知るだけで傷つく事すらありうる」

タイクーン王「悪意も善意も無い、ただ理解するだけで絶望するような事が。……エクスデス、今のあなたのように」

タイクーン王「わたしが操られた事に、もはや何の恨みも持ってはいない」

タイクーン王「人々の正の感情を知らぬふりをし続ける、あなたを倒さねばならぬという事が、悲しい」


エクスデス「な……負の感情が……流れて、こない、だと」

シド「……今ここにある人々の心が、負の感情を上回ったのじゃ」

レナ「エクスデス……終わりにしましょう」

レナ「あなた以外にも、もしかしたら友になれたかも知れない人も居た……」

レナ「けれど、世界じゅうに友達がいる」

レナ「もし友達が滅ぼされたら……それを想像するだけで胸が引き裂かれるように痛い」

レナ「だから、破壊をもたらそうとする存在を、倒す」

レナ「ハリカルナッソス……生まれ変わったら、エロ談義をしましょう」


ウォルス王「(エロ談義? と言ったのか?)」

カルナック女王「(はて、聞き間違いでしょうか? 何か変な言葉が)」

タイクーン王「(あのバカ娘……!)」

レナ「許してとは言わないわ」



レナ「……さようなら」

 ~ スタッフロール ~



スペシャルサンクス SS速報VIPの皆さん

レナ「クルルの言葉通り、風のクリスタルはよみがえろうとしているわ」

レナ「かけらが集まって、形をなそうとしている」

レナ「……クリスタルのかけらの声が聞けるのも、これで最後かもね」

レナ「今までありがとう……いにしえの勇者のみんな……」

レナ「私に、何かできることはあるかしら……?」


レナの行動 >>306

産めよ増やせよ地に満ちよを実践

ギルガメッシュ「ほれほれ、そんな打ち込みじゃどくろイーターだって倒せないぜ」

バル兵A「び、微妙な強敵を出してきますね」

ギルガメッシュ「お前が弱いわけじゃない、俺が強すぎるだけだからな! わはははは!」

バル兵B「あ、ガラフ王! クルル様!」

ガラフ「精が出るな。沼沢地の開拓を進めるのに足腰の強化はたのもしいぞい」

クルル「精を出すって言うとエッチよね。ところで私達がいない間に来てたってその人は?」

ギルガメッシュ「ギルガメッシュだ! ゼザのじいさんと一騎打ちしたんだが、腕を1本折られちまってなー。じいさんの紹介で療養がてら指導に来た」

ガラフ「ほほう、面白いヤツじゃな。治ったらワシとも一戦交えてみるか?」

ギルガメッシュ「おお、ゼザのじいさんより歯ごたえありそうだな、望むところだぜ!」

クルル「はぁ……おじいちゃんったら、いつまで経っても子供みたいに……」


クルル「子供みたいといえば……バッツ、元気かなぁ?」

タイクーン王「すまんなサリサ、警備隊長のはずなのに治水の事業まで手伝ってもらって……」

ファリス「なーに、妹がいないぶんおれが代わりだよ。あの放蕩娘、いつまでバッツを追いかけてるんだか」

タイクーン王「……彼は大丈夫だろうか」

ファリス「おれに代わってツッコミもやってたし、苦手意識も多少は薄らいだだろ。ほら、さっさと仕事終わらせて遊びに行こう」

タイクーン王「いや、ちょっと疲れが……」

ファリス「シド印の栄養ドリンク。十数年ぶんの思い出はこれからしっかり取り返すぜ、父さん?」


ファリス「あのバカ妹も、いいかげん帰ってこいよなー……」

カルナック女王「では、滝を使った水車を?」

シド「ミスリルがあれば充分に可能です。イストリーにも輸出できるでしょうし、試してみてください」

カルナック女王「ありがとう、シド博士。これが終わったら、また遺跡へ?」

シド「ハハハ、その通りです。年がいもなく探索に夢中になってしまいましてな。書類調査は孫に任せっきりですわい」

カルナック女王「……フフ。恩賞が足りないと思っていましたが……シド博士には、自由が何よりの報酬のようですね?」

シド「まさしくまさしく。では、御免」


シド「バッツは無事かのう……わしらジジイ組より先に腹上死とかしたら、笑えんぞ……」

ケルガー「お前はよくやってくれた……ワシがいなくなったら、ケルブの村を頼むぞ……」

ツース「長……」

ケルガー「なに、まだまだ死なぬよ……エンディングで病死など洒落にならん」

ツース「メタ発言自重してください。それ言うならバッツが一番ヤバいじゃないですか」

ケルガー「ドルガンの息子、会いたかったな……」

ツース「すでに過去形!? どっちが死ぬ前提で話してんです!?」

ブランドラミア子「レナ姫、1週間も経つのに帰って来ませんね」

メリュジーヌ子「せっかくガブルデカックを大量に用意してきたのに……」

カロフィステリ子「ゴブリン姦はそれほど喜ばないんじゃないかい? あれでも人間だし、子宮が元気なうちに人間の子をたくさん産みたいと思うよ」

シルドラ「キュオン」

子分「ちわっす。おかしら……もとい隊長は、王様んとこですかい?」

メリュジーヌ子「ええ、まだ出てきていないわ」

カロフィステリ子「しかし呼び方に慣れないようね……水軍頭領とでも名前を変えて、おかしら呼びのままにしてくれるよう頼んでみてはどうだい?」

子分「お、そりゃいいっすね! んじゃ行ってきまーす」


飛竜「(いいかげん帰ってきなさいよレナ)」

バハムート「ようやく顔を見せたらすべて終わっていて、しかも子作りするのに押さえつけろだと!? 竜王をなんだと思っている!」

バッツ「俺も同感だー! レナ、いいかげん諦めて帰れ! 俺は旅人として町と町をつなぐ情報屋を続けていく!」

レナ「嫌よ、そっちこそいいかげん諦めて子種をよこしなさい! 一番欲しいのがあなただっていうのに、何が不満なの!」

バッツ「命の危険! そして自由が欲しい!」

レナ「12人産んだら自由にしてあげるからそれまで頑張って!」

バッツ「そこまでやっちゃったら王様とか大臣とかがもう逃がしてくれねーよ!」

バハムート「私を放置するなぁ! メガフレア!」

バッツ「ぎゃあああああ!」

レナ「ひゃああああ!?」

レナの冒険は終わらない



   おしまい!

安価ありがとうございました、これにて完全に終了となります。
>>49>>132>>152など、合いの手の支援もたいへんありがとうございました。
久々にFF5をプレイして懐かしさのあまり勢いだけで始めてしまいましたが、終わらせることができ、感謝にたえません。

捌きが上手でした。他に作品があるなら拝見したいものです

ネクロフォビアは……現世に戻ってくることはできなかった……

無敵のバリアによって死ぬこともできないので……

そのうちネクロフォビアは……考えるのをやめた……


カーバンクル「あわれあわれ」

リバイアサン「んー、あと千年寝かしといて」

ラムウ「次元城で出番があるかと思ったが、そんな事はなかったわい」

タイタン「召喚獣が出番的な意味で全滅してる件」


ミノタウロス「誰も来ない」

すべてを知るもの「カタパルトの上にあるんじゃから、エンディング後のシドあたりが探索に来てくれる事を祈ろう」


クルルの飛竜「クァー」

クルルのモーグリ「クポー」

ココ「クェー……」

カトブレパス「元気出せ、きっとそのうち向こうの世界からボコも遊びに来てくれる」


アントリオン「おいバッツ、クルルたんとの2人旅はどうした」


ミド「何か一言くらい喋らせてよ! あ、喋れた」

NGシーン
>>270を受けて思いついたネタ


エクスデス「ファファファ……どうだ! どうだ! どうだ!」

オメガ「波動砲」

 バシュン


アパンダ「確かにカメに似ているが……」

>>317
スレを使って書くのはこれが初めてです。


では皆様、本当にありがとうございました。

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