【艦これ】長門「お前に来てもらったのは・・・」【安価】 (987)

長門と安価先(鎮守府内にいる人物のみ)の絡みを書きます
その他の安価もあるかもしれません
展開は割りと何でも有りなのはご了承ください

>>3

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430572848

川内

川内「川内型一番艦川内、参上しました!」

長門「お前に来てもらったのは・・・」

川内「夜s長門「違う」

川内「」ショボーン

長門「おい、帰ろうとするな!」

川内「だってもう十時・・・」

長門「朝のな」

長門「いや、お前を呼んだのはそのことだ」

長門「夜のお前が非常にうるさいと苦情が多発しているんだ」

長門「秘書艦として、悪いが釘を刺しておく必要がある」

川内「えー何が駄目なんですかー」

長門「軽巡寮で眠れない艦が大勢いるんだ、少しは慎んだらどうだ」

川内「いーや!それがおかしいんですよ!」

長門「なに?」

川内「軽巡は夜戦火力が有ってナンボでしょ?」

川内「なら、朝起きて夜寝てること自体がおかしいと思います!」

長門「・・・・!?」

長門「いや、その理屈はおかしい」

長門「他の艦との連携あっての戦闘だ、軽巡だけの不規則な生活は認められないな」

川内「なら重巡や戦艦のみんなもあわせればいいんです!」

長門「ふざけるな!敵艦隊のカットインがどれだけ危険か!」

川内「『長門型の装甲は伊達ではないよ』」キリッ

長門「ぐぬぬ・・・」(何か妙に私に似てるぞ・・・腹が立つ・・・!)

長門「・・・川内貴様、空母たちを否定するというのか?」

長門「航空戦力が如何に重要か、お前もわかるはずだろう?」

川内「夜は敵だって空母が使えないと思いまーす!」

長門「・・・燃料と弾薬が掛かるのだが」

川内「なら夜戦だけすればいいんですよ、夜戦の高火力ですぐ終わって、一石二鳥ですよ!」

長門「・・・夜戦は一巡のみだ、敵を全て撃沈は難しい」

川内「カットインと連撃で問題ないとおもいまーす」

長門「」プチッ

長門「ええいやってられるか!貴様、修正してやる!」

川内「言い返せないからって!」

川内「卑怯です!昼のうちに狙うなんて卑怯です!」

長門「ビッグセブンの力、侮るなよ!」

川内「こうなったら連撃でー!」

長門「それが出せないから提督が苦労しているんだぞ!」

川内「それを出すのが艦娘でしょうが!」

長門「黙れええええええええ!」




憲兵「艦娘同士の私闘はご法度だからな」

長門「はい・・・」

川内「すみません・・・」

憲兵「次はないからな」

長門「ありがとうございました・・・」

川内「はい・・・」



長門「」ギロ

川内「」ギロ

長門(積極的に夜戦に突入したい提督がどこにいるものか・・・!)

川内(このわからずやっ・・・!)

ヤセンダヤセンダー

バンッ

長門「川内貴様、まだ懲りてないな!」

川内「夜戦しよーよー!・・・って、げっ」

神通「姉さん静かに・・・って長門さん!?」

那珂「な、長ちゃんだよー」

長門「・・・那珂の監督責任は後で追求するとして・・・」

那珂「え・・・ひどくない?」

神通「待ってください長門さん、今姉さんは私が・・・」

長門「どいてもらおう、神通!」

長門「もう苦情を見過ごせん、この長門自らが相手になってやる!」

川内「いいよ、今なら夜、負ける気がしないよ!」

神通「あの、まってくださ長門「ふん、軽巡如きに破られるほど、柔ではないさ!」バコーン

神通「ちょっt川内「カットインを舐めるなああああああ!」チュドーン

那珂「あーベットが・・・家具が・・・」

神通「・・・・・・・」

那珂「・・・・・あれ?」

神通「・・・・・・・」

那珂「・・・・・あの・・・」

長門「ふん、20mmではなァ!」

川内「なら酸素魚雷でええええええ!」

長門「そんな攻撃くらわnチュドーン」中破

川内「え?あrチュドーン」中破

神通「・・・・・・」ガチャリ

長門「じ、神通・・・」中破

長門「本当にすまないと思ってる」中破

川内「そ、そうだよ神通、今部屋から出ていくからさ」中破

長門「馬鹿者!そこは素直にやめると言え!」中破

川内「何の、これきしのことで夜戦は・・・!」中破

神通「次発装填済みです」ガチャリ

川内「すみませんすみませんすみまsチュドーン」大破

長門「どうして私まで・・・」ガクッ大破

那珂「ナカチャンダヨー(現実逃避)」




長門「罰として出撃、か・・・」

川内「あんまり罰になってないけどねー」

長門「ふっ、そこだけは同感だな」

長門「このところ秘書艦の仕事ばかりだったからな、久々に気分が高揚するものだ」

川内「って、言ってる間に敵発見!」

長門「よし、第一戦隊、単縦陣をとれ!」

長門「む、むう・・・」

川内「あっちゃー、敵を打ちもらしちゃいましたねー」ニヤニヤ

長門「・・・仕方ない」

長門「これより夜戦に入る、敵の残存部隊を逃がすな!」

川内「やったー!待ちに待った夜戦だー!」

長門「・・・必要があればせざるおえない時もある」

川内「でしょ?でしょ?」ワキワキ

長門「いくぞ!夜戦開始!」

長門「艦隊、この長門に続け!」

川内「砲雷撃戦!よーい!」

長門「まて川内、私より前に出るな!」

川内「そんなこといいからさっさと夜戦でしょ!」

長門「この長門に続けと言ってるだろ!?」

川内「そんなの言葉の綾でしょー!?」

長門「この艦隊の旗艦は私だ!」グイグイ

川内「いいから早くいくの!」グイグイ

長門「私はビッグセブンだぞ!」グイグイ

川内「私だって5500t級だよ!」グイグイ

長門「この夜戦馬鹿!」グイグイ

川内「見栄っ張り!」グイグイ

長門「だからこの長門に続けえええええー!」グイグイ

仙台「そんなことより夜戦よおおおおおー!」グイグイ

唐突な宮城の県庁所在地で草

お仕置き部屋

憲兵「じゃあな」ガチャン



長門「この私が・・・営倉・・・」ガーン

川内「夜戦できない・・・」ガーン

長門「・・・・・・・・」

川内「・・・・・・・・」

>>19
変換ミスですすんません・・・

川内「・・・前から疑問だったけどさ」

川内「長門さん、旗艦なのに前ですぎじゃない?」

長門「・・・いや、装甲の厚い私こそ前に出るべきではないか・・・?」

川内「夜戦だけじゃないよ、昼だろうがお構いなしじゃん」

川内「私は夜戦馬鹿だけどさ、長門さんだって十分戦闘馬鹿じゃない?」

川内「・・・なんて言ったら怒る?」

長門「・・・・・」

長門「・・・夜戦馬鹿と言ったのはすまなかった」

川内「いいよ、私も結構ひどいこと言ったし」

長門「・・・正直、見栄っ張りというのは否定しない」

長門「だが、私が前に出るのは・・・やはり戦いたいからさ」

長門「私たちは戦うために生まれてきたんだ。それを悲劇に思う人間もいるかもしれない」

長門「だが、戦ってる時にこそ・・・前線に立ち、雄叫びをあげる瞬間こそ・・・本当に生きてる気分になれる」

長門「何かを守ってる誇り、自分の生まれてきた意味を感じられるのさ」

長門「・・・はあ、私らしくもないな、喋りすぎた」

川内「・・・私だって同じだよ」

川内「それで、折角戦うなら、思いっきり戦いたい。仮に負けても、仮に沈んでも、笑えるくらいに」

川内「その思いっきり戦える時が、夜・・・軽巡、私にとって、ね」

長門「・・・・・・」

長門「・・・・そうか」

長門「結局はそう変わらないな」

長門「馬鹿、と言うところがな」

川内「やっぱりそこ?」

川内「じゃあ、納得してくれた?世界夜戦構想!?」

長門「駄目だ。昼戦あっての戦艦だからな」

川内「ずるい!自分の立場を守ってるだけだー!」

長門「有利な戦場で戦うのは基本だろう」

川内「軽巡の人権を抹殺してるよ!」

長門「戦艦こそ艦隊の華だ」

川内「だから時代遅れなんだー!」

長門「言うじゃないか、川内・・・!」グサッ

川内「もう一回夜線だー!」

長門「ビッグセブンの力、侮るなよ!」





長門と川内 終わり

長門の次の相手

>>28

隼鷹

長門「お前に来てもらったのは・・・」

隼鷹「ええ~なんだって~?」ホワホワ

長門「・・・どうしてこの鎮守府には素行不良の者ばかり・・・」

隼鷹「ブツブツ言ってないでさーさっさとヒャッハーしようぜ!」

長門「お前に来てもらったのはその『ヒャッハー』とやらだ」

隼鷹「アンタもヒャッハーしたいのか?」

長門「いや、違・・・」

隼鷹「ほらほら呑めって」

長門「待て、よせ。私はあまり呑めない」

隼鷹「ええーアタシの酒が呑めないってかい?」

長門「呑む必要がないからだ」

隼鷹「本当にそうかい?」

長門「なに?」

隼鷹「大方アタシのヒャッハーを止めるんだろ?」

長門「ああ」

隼鷹「アンタはまだヒャッハーのなんたるか理解してないじゃないか」

長門「いや、ただ酒を呑んでるだけでは・・・」

隼鷹「いいから呑めって」ガッ

長門「う゛っ」ゴク




一時間後

隼鷹「ヒャッハー!」ホワホワ

長門「ヒャッハー!」ホワホワ

長門「酒が足りんな、戦艦の消費量を舐めるな!」

長門「この程度で酔うなぎゃとじゃにゃいぞ!もっともって来るがいい!」

隼鷹「うっわ~酒保今日空いてないじゃーん」

長門「全く根性の無い・・・これからは酒保は年中無休、24時間営業だ!」

隼鷹「さっすがー!よ!ビッグセブン!」

長門「はっはっはっはっはっは!この鎮守府の秘書艦は私だからなあ!」

隼鷹「あ、そうじゃん、鳳翔さんのところなら個人的に売ってくれるなあ!」

長門「よし、私が買ってくるぞ!」

隼鷹「そういや買い置きが無かったーアタシも買うかあ!」

長門「そのくらいこの長門に任せるがいい・・・なにせビッグセブンだからな!困ったものだ!」

隼鷹「財布の方もビッグなことでー!」

長門「行くぞ!この長門に続け!」

隼鷹「いや~本当にありがたいぜ~」

長門「当たり前だ・・・お前も可愛い艦隊の一員だからな!」

隼鷹「照れるねえ、ビッグセブンさん」

長門「ん?待てよ?」

長門「軽空母?軽い?軽巡?軽巡といえば魚雷で魚雷といえば駆逐艦・・・」

長門「お前駆逐艦だったのか!」

隼鷹「えっへ~バレた?」

長門「余計にかわいいでちゅねえ~このぉ、このぉ~」

隼鷹「余計にが余計だぜー!ヒャッハー!」

長門「ヒャッハー!」ゴクゴク




長門「・・・・・・」

長門「・・・うっ、朝か・・・」

長門「おかしい、私はいつ寝たんだ?」

長門「どうやら風呂にも入ってないようだ、しかも部屋は酷く散らかってる」

長門「頭が痛い・・・昨日のことが何も思い出せない・・・」

長門「とりあえず、水でも飲みに行くか・・・」

明石「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・明石」

明石「なんですか」

長門「どうしてこちらを睨んでいる」

明石「昨日はお楽しみでしたね」ギロッ

長門「?」

明石「ったくどうして酒保無休に・・・あんな人だったなんて信じられない・・・」ブツブツ

長門「・・・?」

長門「もう食堂もしまってるようだな、昼飯を買うか」

長門「このナガモンパンを一つ」

明石「百二十八円になります」

長門「ああ、いまだs・・・・!?」

長門(さ・・・)

長門(財布の中に、何も入ってないだと・・・!?)

長門(一体何故・・・!?)

長門「くそ、結局何も食べれないか・・・」

長門「ん?あれは・・・」

隼鷹「ヒャッハー!」ゴクゴク

長門「また隼鷹か・・・昼から呑んだくれているな」

長門「おい、隼鷹!」

隼鷹「んあ?」

長門「呑んだくれたお前への苦情が最近増しているぞ」

隼鷹「ええ~いいじゃんそのくらいさ~」スリスリ

長門「やめろ・・・酒臭いぞ」

隼鷹「全く長門さんはおっかたいな~」

隼鷹「そんなところがかわいいでちゅね~」

長門「!!??」ビクゥ

長門(お・・・)

長門(思い出したぞ・・・全部・・・!)

長門(私は何てことを・・・!)ガクブル

長門(いや、それ以前に、コイツは・・・!)

隼鷹「・・・・・・」

隼鷹「で、なんの話だったっけ、長門さん?」

長門「・・・・・・」ガクブル

長門「イヤ、ナンデモナイ・・・」ガクブル

隼鷹「それでよろしいっ!」



長門と隼鷹 終わり

長門の次の相手

安価二つ下

今日はこれだけとって終わりにします
多分明日の夜にまた書きはじめます

それでは再開します
日向と長門で行きます

日向「さあ瑞雲だ、今なら一つ十六ボーキだぞ」

日向「全四十六機セットで七百三十六ボーキ、さあ買うんだ」

長門「・・・・・・」

日向「・・・なんだ、長門。まだいたのか」

長門「・・・日向。良くも堂々とものを売れたものだな」

日向「何のことだ?この瑞雲には一点の曇りも無いぞ」

長門「自分の装備を売るやつがどこにいる!」

日向「・・・ふっ、違うな」

長門「ならなんだと?」

日向「これは私の手作りさ」

長門「なんだと・・・」

長門「まず手作りで飛ぶのか・・・?」

日向「この通りだ」ビューン

瑞雲「」ダダダダ

最上「のあああああ!?」中破

日向「よしよし、いい子だ。ネズミをあぶりだしてくれたみたいだな」

日向「最上、また瑞雲を壊して、もらいにきたな?」

最上「す、すみません師匠~!」

日向「仕方ない・・・最上についてくれるか、瑞雲?」

瑞雲「」コクコク

日向「大切にしてもらえよ」

長門「瑞雲と喋れるのか・・・」

日向「馴れればなんてことは無い」

長門「私にも出来るのか?」

日向「ああ、瑞雲、お手、おすわり」

瑞雲「」ブウウウン

日向「よーしいい子だ」ナデナデ

長門「・・・・・・」

長門(ちょっと可愛いぞ・・・・・)

日向「撫でてみるか?」

長門「い、いいのか?」



最上(師匠また一人芝居してるよ・・・)

日向「この瑞雲は随分と君に懐いてるな・・・買ってみるか?」

長門「いや、今月は金欠でな・・・」

日向「瑞雲は駆逐艦に大人気だぞ?」

長門「なんだと!?」

日向「あれを見るがいい」



伊勢「ほーらミニ瑞雲チョコ、安いよー!」

夕立「一つくださーい」

睦月「こっちもー!」

日向「チョコに瑞雲をつけただけであの売れ行きだ」

日向「瑞雲を装備することがどれだけのステータスか、わかるだろ」

長門「た、確かに・・・!」

長門「これは買うべきか・・・いや・・・しかし・・・」

長門「だがこれなら人気も・・・!」




睦月「チョコ美味しいなあ」

夕立「瑞雲は邪魔だから捨てるっぽい」

日向「そういえば長門、お前は大和に対抗心を燃やしてたな?」

長門「あ、ああ、それが?」

日向「瑞雲ワンスロットでヤツにも勝てるぞ」

長門「何だって!?」

日向「偵察機と違って制空権を取れるからな」

長門「なるほど、そうか!」

長門「瑞雲で制空権を取り、弾着観測射撃を加えてやれば・・・!」

長門「買ったッ!買ったぞッ!」

日向「まあ、そうなるな」

日向「四スロット分のボーキ、確かにいただいたぞ」

長門「これで・・・これで連合艦隊旗艦の座を取り戻せる・・・!」

日向「ああ、瑞雲と共にな」

長門「子供たちの・・・いや、駆逐艦たちの憧れは、この長門に舞い戻るのだ!」





長門「・・・でだ」

長門「この瑞雲をどう装備すればいい?」←低速戦艦





日向「・・・・・」

日向「まあ、そうなるな」スー

長門「貴様!騙したな!」

長門「逃がさん!ボーキは返してもらう!」

日向「・・・いいだろう、航空戦艦の力、思い知れ!」

日向「私の本当の姿を見せてやる」

長門「お前の本当の姿?」

日向「瑞雲使い・・・その究極進化形態、それは」

日向「私自身が瑞雲になることだ・・・!」ガシャンガシャンガシャン

長門「瑞雲と・・・合体してるだと!?」

日向「さあいくぞ、長門!」




日向
11 瑞雲
11 瑞雲
11 瑞雲
14 瑞雲

長門
41cm連装砲
41cm連装砲
九一式徹甲弾
3 零式水上偵察機



長門「さあ捕まえたぞ」ガシ

日向「まあ、そうなるな」大破

長門「さあ、私のボーキを返s」

長門「なに!?これは日向ではなく瑞雲!?」

日向「いつから私を捕まえたと錯覚していた?」

長門「日向!?何故そこに!?自力で脱出を!?」

日向(無言の瑞雲)

長門「くっ・・・長門型の装甲は伊達ではないよ!」

日向「まあ、そうなるか・・・」

長門「距離を取ったまま何もしてこないか・・・」

長門「どうして瑞雲と合体しないんだ?」

日向「それは・・・このためさ」

日向「こい、瑞斗雲!」ヒュイ

長門「大量の瑞雲が、日向を持ち上げて・・・!」

日向「さらばだ長門、お前のボーキは無駄にはしない」

長門「待て、くそ、しまった・・・」

長門「あれでは追いつけん・・・!」

長門「・・・・」

長門「いや、待て」

長門「高度はあれど妙に遅いな」

日向「まあ、私も戦艦だからな、持ち上げるのは苦労するさ」

長門「そうか・・・」

長門「」ティーン三式弾

長門「」チュドーン





睦月「なにあれ!小さななにかが空からたくさん!」

夕立「たーまやーっぽい」

長門「なるほど、確かに駆逐艦には人気だな」

日向「そうだろ?だから瑞雲を買っt長門「断る」チュドーン

日向「待て長門、これ以上h長門「断る」チュドーン

日向「まあ、そうなるnチュドーン

長門「やれやれ、少々やりすぎてしまったな・・・」

長門「明石、この日向を入渠させてくれ、高速修復剤は私が払う」

明石「了解しました」

長門「全く、飛んだやつだったな・・・」

長門「む、そういえばまだボーキを取り戻してないぞ」

長門「明石、日向の持っているボーキをこちらに」

明石「え?日向さんのボーキ?それなら艦載機の修復に・・・」

長門「」



日向「まあ、そうなるな」
11 瑞雲
11 瑞雲
11 瑞雲
14 瑞雲

長門「」




長門と日向 終わり

長門の次の相手

安価二つ下

長門「お前を呼んだのは・・・」

長門「秋月、お前のためでもある」

秋月「は、は、はい」

長門「どうした?緊張してるのか?」

秋月「いいいいえ、そんなことは・・・」

長門「そうか、もっと楽にしていいぞ」

秋月「ひゃい!」

長門「これは私見だが、秋月・・・」

長門「お前は言うべきことを言わないことが多いように見えるぞ」ゴゴゴ

秋月「・・・・・・!!」ビクゥ

長門「私たちは同じ戦線で戦い、同じ海原を駆け・・・」

長門「同じ釜の飯を食らう仲間ではないか」ゴゴゴ

秋月「~~~~~~!!」



長門(やはりそうだったか)

秋月(ど、どうしよう、ばれちゃってます!)

長門(いつもお腹が空いてたんだな)

秋月(ごめんなさいごめんなさい昨日贅沢して御飯に卵かけてごめんなさい許してください)

長門(やはり秋月は遠慮しすぎな面があるな)

長門(ここはもっと、話しやすいような空気にしてやるか)ゴゴゴ

秋月(ああ!長門さんの表情がより禍々しく!)

秋月(起こってるんだ・・・やっぱり御飯は梅干しかつけちゃいけなかったんです・・・!)

長門「ちょうどヒトヒトマルマル、昼の前だな」

長門「秋月、今お前が思ってること、素直にこの長門に話してくれないか?」

秋月(む、無理です!秋月にはあまりに罪深くて言えません・・・!)

長門「お前にもう少し、自分を出して欲しいんだ」

秋月(この人は・・・悪魔だ・・・!)

長門「秋月、それは悪いことではないんだ」

長門「私だって思うことなんだ」

長門(誰だってお腹は空くからな)

長門(今日の昼飯はこの長門がおごってやるぞ!さあ!)

秋月(ええ!?誰でも!?)

秋月「ほ・・・本当、ですか?」

長門「ああ、当たり前だろう?」

秋月(そそそそんな・・・!秋月、この鎮守府の一大スキャンダルに巻き込まれてる・・・!?)

秋月(秘書艦の長門さんが、卵かけ御飯を食べて、しかも私を誘惑してます!)

グウ-

秋月(し、しまった!お腹がぁ・・・!)

長門(言葉でいえなくても、この長門にはわかるぞ)

長門(一杯食べさせてやるからな)

長門「さあ秋月、もうこんな時間だ」

長門「早く私と共に行こう」

秋月(な、長門さんについていけば、卵かけごはんが・・・)

秋月(い、いけません!そんな、ことは!)

秋月(私は・・・駆逐艦!艦娘!戦うため、みんなを守るためにいるんです!)フルフル

秋月(その私が、そんな贅沢をしていいはずが・・・ないんです!)フルフル

秋月(苦しいです!泣きたいです!考えただけでお腹が引き裂かれそうです!)ワナワナ

秋月(でも・・・そんなことをしたら・・・秋月は自分を許せません・・・!)ワナワナ

秋月(秋月は・・・!秋月は・・・!)ボロボロ

長門「あ、秋月!?」

長門(な、泣くほどなのか!?)

長門「って待て!どこへ行く秋月!」

秋月「秋月は・・・!秋月は・・・!」ボロボロ

秋月「全鎮守府のみなさーん!!全世界のみなさーん!!!」

秋月「秋月は、秋月はぁぁ・・・」

秋月「昨日、卵かけ御飯を食べてしまいましたああああああ・・・・!」

秋月「本当にっ・・・本当にっ、すみませんでしたあああああああ・・・・!」

秋月「うわああああああああん」ボロボロ



長門「・・・・・・」

長門「・・・?」ポカーン

ガチャリ

長門「?」

憲兵「来い」

長門「いや、私は・・・」

憲兵「良く分からんが来い」

長門「待ってくれ!私は何も」

憲兵「いいから来いっつってんだよ!!」

長門「よせ、やめろおおおおおおお!!」



長門と秋月 終わり

長門の次の相手

安価二つ下

長門「む・・・朝から鎮守府が騒がしいな」

長門「どうした?何があった?」

電「長門さん!」

雷「暁が、暁がああああぁぁ・・・」

長門「おい、しっかりしろ、一体何が・・・」



暁(戦艦)「あら?みんなどうしたの?」

長門「」

デカい暁はビス子の事では…?

響「どうしたんだ暁、そんなに大きくなって」

暁「起きたらこうなってたのよ!レディになるために一杯寝た甲斐があったわ!」ボイン

長門「・・・・・・」

電「あれ?長門さん?」

長門「グハァ!」プシャアアアア

雷「吐血!?」

響「こいつはハラショーな血飛沫だ」

>>81
安価は絶対



長門「息が・・・苦し・・・死ぬ・・・」カヒューカヒュー

雷「しっかりして!長門型の装甲は伊達じゃないんでしょ!?」

電「は、早く入渠の準備をしなきゃ・・・」

暁「ちょっと!長門さん大丈夫なの!?」ムチッ

響「あ、いけない暁」

長門「ぎゃあああああああああああうわあああああああああああ!!」ビクンビクン

雷「暴れて抑えられないわ!大和さん呼んできて!」

大和「いくらなんだって酷くありませんか?暁ちゃんだっていつか大きくなるんですよ?」

長門in拘束着「だって・・・だって・・・」

大和「第一、なら私や陸奥さんの身体をどうやって見てるんですか?」

長門「お前は無機物と有機物を同列に扱うのか?」

大和(無言の腹パン)

響「とりあえずサングラスでもかけたら落ち着きそうだな」

電「適当なのです」

響「長門さんだからね」

長門「くっ・・・全身の蕁麻疹が止まらないが、なんとか暁を目視できるぞ・・・」

大和「身体のつくりがどうなってるんでしょうか・・・」

長門「暁!今すぐに私と来い!」

暁「え!?いきなり!?」

長門「元に戻ってもらう!駆逐艦としての義務だ!私に続け!」

暁「ちょっと、エスコートが強引すぎるわ!」

大和「・・・あれで成功するんでしょうか」

響「さあ・・・」

長門「さて・・・集まってくれたか・・・」

瑞鳳「?」

龍驤「なに、ウチらに緊急出撃って」

大鳳「その様子、ただならない事態のようですね」

長門「・・・・暁が大きくなった」

長門「駆逐艦の秩序を守るため、是が非でも彼女を元に戻す必要がある」

長門「頼む!この任務を頼めるのはおmあばばばばばば」ダダダダ




長門「敵艦隊も中々やるな・・・」大破

暁「長門さん!?」

長門「瑞雲よ・・・暁の身体を元に・・・」チャリーン

日向「まあ、そうなるな」

長門「おおいなるアラアッラーよ・・・どうか暁を元の姿に・・・」

陸奥「姉さん大丈夫・・・?」

瑞鳳「玉子焼き、たべりゅ?」

長門「たべりゅううううううううううう!!」

暁「長門さん・・・何してるの?」

長門「次は五月雨教に・・・!」

長門「無理、なのか・・・」

暁「・・・・・・・・」

長門「暁は一生このままなのか・・・?」

暁「ねえ、長門さん。私はこのままで良いのだけれど」

暁「立派なレディの身体になれたんだもの、これでいいわ」

長門「良くない!絶対良くない!」

暁「何で!絶対このままでいるー!」

長門「・・・前の暁じゃなくてはならないんだ」

長門「でなければ・・・」

長門「肩車してやることもできない」

暁「長門さん・・・」

長門「抱きかかえてもやれない」

長門「そしてこうやって・・・」

長門「撫でてやることさえできない」

長門「私よりデカくなるとはな・・・何だか、寂しい気分だ」

暁「でも、私だって成長できるわ!ちょっと速くなっただけよ!」

長門「ああ、そうとも」

長門「だが・・・あと、もう少しだけ・・・見ていたかったな」

長門「駆逐艦、暁を・・・」

暁「・・・・・・・・・」

暁「んっ・・・」

長門「・・・どうした?かがんで?」

暁「・・・・・・・・」

長門「?」

暁「もう!レディを待たせないで!」

長門「!」

長門「・・・ああ、そうか・・・」

長門「・・・ありがたい」ナデナデ

暁「・・・べ、別に、いいわ」

長門(・・・・そうだな)

長門(馬鹿だったのは、私だったのかもしれない)

長門(どんなに変わっても・・・暁は暁じゃないか。それを否定はできない)

長門(私もいつか、こうなるはずだったんだ・・・駆逐艦が駆逐艦でなくなるのに、苦悩する瞬間が)

長門(それが今来た・・・ただそれだけさ)

長門(・・・・私たち艦娘には実感できることはないのだろうが)

長門(これが、子を送る親の気持ちなのかもしれないな・・・)

次の日



長門「む・・・朝から鎮守府が騒がしいな」

長門「どうした?何があった?」

電「長門さん!」

雷「暁が・・・」

長門「おい、一体何が・・・」



暁「一日で元に戻っちゃったわ・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「昨日の反動でグハァ」プシャアアアア

暁「何で!?」



長門とデカい暁 終わり

長門の次の相手

安価二つ下

今日はこれだけとって終わりにします
多分明後日の夜にまた書きはじめます

それでは再開します
春雨と長門で行きます

春雨「タンカー輸送任務、完了しました・・・です!」

長門「春雨、です、はつけなくていいぞ」

春雨「し、失礼しました・・・です!」

春雨「あ、ああ、すみません!」

長門「いいさ、少し言ってみただけだ」

長門「輸送護衛ご苦労、ゆっくりと補給してくれ」

春雨「ありがとうございます!」



長門「・・・・・・」

長門「か゛わ゛い゛い゛な゛あ゛春雨」ニタァー

長門「真面目ながらもたどたどしさが幼さを感じさせ」

長門「あの小さな身体に溢れる一生懸命さ・・・」

長門「うっかり語尾を間違えてしまうのは白露型らしい」

長門「しかしそれでも任務を忠実に果たそうとする責任感・・・」

長門「あ゛あ゛か゛わ゛い゛い゛な゛あ゛」ニマニマ



大和「・・・・・・!?」

武蔵「どうした?」

大和「隣の部屋からへんな唸り声が・・・」

長門「ああこれはさながらカメラを持つ親の心!」

長門「所作の一つ一つ全てを余すところ無く嘗め回すように見たい!」

長門「髪の一片の揺れ動く様まで捕らえたい!」

長門「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛春雨の輸送任務についていきたい゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛い゛」ジタバタ

長門「疲れて息を切らして胸を弾ませる様子も風を切って少しだけ微笑む様子も全部見たいぞ」

長門「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛見たい見たい見たい見たい見たい見たい見たい」

(無言の壁ドン)

長門「・・・・・・ゴホン」

長門「可能ならば輸送任務についていきたいが・・・」

長門「まさかこの長門が輸送に資材を使うわけにもいかないな」

長門「潜ってついていくか?ちょっとならいけそうな気がするぞ・・・」

長門「・・・そうだ!潜っていけば!下から下着も見放題だ!ハッハッハッハッハッハ!」

長門「・・・そういえば私はカナヅチだった・・・」

長門「輸送・・・物資・・・」

長門「うん?そうか!」

長門「それでは春雨、お前にはまた輸送護衛任務についてもらう」

長門「今回運ぶのはコンテナ・・・とはいっても、かなり小型だがな」

長門「しかしこれには非常に希少な鉱石や部品が積まれている」

長門「きっと必ず、守り通してくれ」

春雨「はい、了解しました!」

長門「大丈夫だ、お前なら出来る」

長門「活躍を期待しているぞ、春雨」

春雨「あ、ありがとうございます・・・」

春雨「ご期待に沿えるよう・・・が、頑張ります、です!」

長門「その意気さ」

春雨「うん・・・今回の任務は、こちらの勢力圏内って言われたけど」

春雨「やっぱり霧が濃いな・・・気をつけていかなくっちゃ」

時雨「春雨、ちょっと来てくれないかい?」

春雨「どうしたの?何か調子が悪いの?」

時雨「い、いや、何だかこのコンテナ、やけに重くって・・・」

時雨「一体何を積んでるんだろう・・・?」



長門(体育座り)「 わ た し だ 」

長門「輸送任務に参加せず、かつ任務に勤しむ春雨を、それも間近で見る。それをするに必要なのは・・・」

長門「私自身が積荷になることだったのさ!」

長門「こうして小さく穴を開けておいて、あとは波に揺られながら春雨を観察すればいいのだ」

長門「おお!汗で髪が額に張り付いてるぞ!眼福眼福!」



時雨「・・・ごめん、なんだか悪寒までしてきたよ・・・」

春雨「大丈夫、私が代わってあげるから」

時雨「ごめんよ春雨・・・」

春雨「いいってば」

長門「僚艦を庇い率先して作戦を遂行しようとする・・・」

長門「天使だ・・・」

長門「ああ、もう何でもいいぞ・・・」

アレ?ナニカミエタヨウナ・・・

長門「もう人生を味わいつくした気がする」

テキシュウ!テキシュウダー!

長門「今すぐ死んでもなにも悔いは無い・・・」



バキン

ゴポゴポゴポ

長門「・・・ん?」

長門「なぜかか鎖が切れた音がしたような・・・」

長門「何故か光が入ってこないような・・・」

長門「何故か穴から水が入ってるような・・・」

長門「何故だか沈んでるような・・・」

長門「・・・・・・」

長門「・・・・・・・・・・」

長門「私はここだぞ!助けてくれ!」

長門「アニメニ期の出演に特別海域での旗艦、まだまだ遣り残したことがあるではないか!」

長門「くそう、まだ死ぬわけにはいかない!」

長門「沈むわけにはいきません!(裏声)」

長門「今の雪風の物真似は我ながら似ていたな・・・今度大和にやれば不意を打てるな」

長門「ってそんなことをしてる場合ではない、コンテナを内側から開けて・・・」

長門「くそっ、水圧で開かない!」

長門「艤装で吹飛ばしても、これでは私自身が溺れてしまう・・・!」

長門「私はここだぞ!助けてくれー!」

長門「・・・?」

長門「沈むのが、止まった・・・!?」

長門「何だ!?コンテナが、浮き上がっていく!?」

長門「これも五月雨様のお陰か!五月雨教万歳!」

長門「ありがとうございます、五月雨・・・!」



ザパァ

春雨(大破)「・・・・・・良かった、沈まずにすんで・・・!」

長門「・・・・!」

時雨(中破)「春雨!コンテナを捨てるんだ!」

春雨「駄目・・・!絶対に、守り抜いてみせるんだからっ・・・!」

時雨「資材より命の方が大切だよ!ほら、撤退しよう!」

春雨「駄目なの・・・駄目だから・・・!」

春雨「このコンテナは・・・長門さんが必ず守ってって」

春雨「私ならできるって、信じてくれたの!」

春雨「だから、きっと・・・きっと、守り抜いて、みせる・・・!」

夕立「イ級、そっちに行ったっぽい!」

時雨「え?どっちさ!」

夕立「だから行ったっぽい!」

時雨「行ってないのか行ってないのかはっきり・・・」

チュドーン

時雨(大破)「うわ、くそっ!」

春雨「うっ、当たらない・・・!」

村雨「春雨、ル級!」

春雨「っ!」

春雨(駄目、避けられない・・・・)



春雨「・・・・あ、れ?」

シュウウウウウウ

長門「・・・・・・・」

長門「ッ!」バキン

時雨「ほ、砲弾を掴んで、握り潰した・・・!」

春雨「な、長門さん、なんで・・・」

長門「・・・・・・・」

春雨「ご、ごめんなさい、船団が・・・」

長門「春雨」

長門「あとは任せろ」

長門「主砲、てーッ!」チュドーン

時雨「すごい、ル級を一撃で!」

長門「これより全ての艦は私の指揮に入れ」

長門「大破艦は後退、中破艦はこれを援護しろ!資材は最低限で構わん!」

長門「残存艦は全て集まれ!敵艦隊の中央突破を図る!」

長門「単縦陣、用意!」

長門「全艦、この長門に続け!」




春雨「・・・長門さん、あの、その・・・」

長門「勢力圏内だからといって輸送任務を下した上のミスだ、お前が気負う必要は無い」

春雨「でも、資材のほとんどが、海に・・・!」

長門「いや、それでもだ」

長門「私は見ていたぞ、春雨の戦う姿を」

長門「けして自分の任務から、そして自分から逃げなかった、お前の勇姿を」

長門「私はそれを、けして忘れない」

春雨「長門さん・・・!」

長門「これからも頑張れよ」

春雨「・・・・・・」

春雨「ありがとうございました、です!」

長門「・・・・・・・・・」フッ







憲兵「もういいか?」ガチャリ

長門「はい」



長門と春雨 終わり

長門の次の相手

安価下二つ

霰「ねえ・・・聞いた?」

朝潮「何?もう先生が来るわよ」

霰「今日は足柄先生が休みで、他の先生がくるって・・・」

荒潮「あら?だからおそいのかしら?」

霞「ま、どちらにせよ、遅れてきてるんだから碌な先生じゃないのは確かね」

朝潮「ほら霞、いちいち突っかかっちゃ駄目よ?」

霞「それは満潮に言ったら?」

満潮「は、はあ!?」

朝潮「ほら、騒がないで、席に座って・・・!」

荒潮「それにしても、だれなんでしょう・・・?」



ガラ

長門「 わ た し だ 」

長門「今日は体育だ、さあ、全員(私が全てサイズがギリギリ合うようオーダーメイドした)体操着に着替えてもらおうか」

朝潮「せ、先生、いつもこの時間は演習です!」

満潮「そうよ!大体、演習があるんだから、体育なんて無いわよ!」

長門「先生の言うことが聞けないのか?」(ロリコンの眼光)

朝潮「い、いえ!そんなことは!」(怖い・・・これが戦艦の眼光!)

荒潮(絶対に違いますわ・・・)

長門「ほら、早く(汗をしっかり吸い込んでくれるぴっちりとした)体操着に着替えるんだ」

全員「はい・・・」

その頃

足柄「こんにちわっ!足柄ってぇ言いまぁす!」

足柄「好きなのはほーらいげきせん、重巡女子でっす!よろしくねっ!」

妙高「・・・・・・・」

那智「・・・・・・・」

羽黒「・・・・・・・」

足柄「謀ったな!謀ったな長門秘書kグハァ!」ドサッ

妙高「合コンは止めにして、家族会議にしましょうね・・・足柄」

長門(足柄、ノンケの貴様にはここは重過ぎる・・・)

長門(私、長門が教育しようというのだ!)

朝潮「な、何だかキツイわ・・・」

朝潮「おしり、見えちゃいそう・・・」

長門「どうした?」

朝潮「な、何でもありません!」

朝潮(見られてる・・・おしりのあたり見られてる・・・!)

長門(芋ジャージ)「さあまずは柔軟だ」

朝潮(く、屈伸する度にお尻が脱げちゃいそう・・・!)

朝潮(ずれてない?見えてない!?)

長門「伸脚」

朝潮「うんしょ」ビリ

朝潮「!?!?」

朝潮(い、今、お股の方が破けそうに・・・!)ウチマタ

長門「深く」(イケメンスマイル)

朝潮「~~~~~~~~~~!!」ピリピリ

朝潮(少し裂けちゃってすうすうする・・・!)

長門「アキレス腱」(約束された勝利)

朝潮「い、いや・・・・・」

長門「どうした朝潮、柔軟は大事だぞ?」

長門「どんな運動もまずは柔軟、基礎から始まるものだ」(真面目さに付け入る戦略)

朝潮「は、はい!」ビリビリ

朝潮(も、もう限界・・・・!)

長門「おっと、体の押しが足りないなあ、朝潮」(無慈悲)

長門「私が少し押してやろう」ポン

朝潮「あ、待って、あ、」

ビリビリビリ

朝潮「あ、嫌、み、見ないで、あ、」

長門「クマさんか」(体操服がやぶけてしまったか)

朝潮「せ、先生?」

長門「ご、ゴホン、体操服が破けてしまったなあ」(棒読み)

長門「鎮守府の経費から妖精さんが一生懸命作った体操服がなあ」(棒読み)

長門「また作り直すのか」(棒読み)

朝潮「あ・・・・ああ・・・・すみ、ません・・・」ウルウル

満潮「さっきからみてればなんなのよ!こんな授業!」

長門「なんだと?」

満潮「さっきから私たちをいやらしい目で見て!ふざけないで!」

長門「ふざけてなどいないぞ!先生はあくまで授業をしているだけだからな!」

満潮「ど、どの口が!」

荒潮「やめましょう、私たちじゃ言い返せません」

長門「はっはっはっは!そうとも、私はお前たちのことを考えてやっているだけだ!」

長門「私はお前たちのことを考えてるんだ」

長門「お前たちはこの戦いを勝ち抜き」

長門「健全な肉体と精神を養い」

長門「立派な大人に成長できるように・・・」



長門「・・・・・・・・」

長門「立派な大人に成長できるように・・・?」

長門「・・・・・・・・」

長門「こんな職業廃止だーーー!!くそおおおおおおおおおおお!!」(血涙)

全員「!?」



長門と朝潮 終わり

長門の次の相手

安価二つ下

今日は安価を取って終わりです
明後日の夜また続きを書くと思います

それでは再開します
長門と伊58で行きます

長門「うむ、今日も絶好の出撃日和だな」

長門「もうすぐ第一艦隊が帰ってくるな、その次に第三艦隊、出迎える前に第二艦隊の補給も済ませなければ」

長門「・・・しまった、第一艦隊出撃のために、装備保有数も減らさねば」

長門「まったく、出撃続きで忙しいものだ」

伊58「待つでち!長門!」

長門「お前は・・・伊58か・・・おかしいな」

伊58「何がおかしいでち?」

長門「本来ならば今既にオリョール海に到着してる筈のお前が、何故ここにいる?」

伊58「そんなこと、何もおかしくないでち。何故なら!」

伊58「今日この日を以って!オリョクルは地上から消えうせるのでちいいいいい!!」

長門「なるほどボイコットというわけか・・・」

伊58「いいや違うでち!これは長門、お前への挑戦でち!」

長門「何?」

伊58「ゴーヤが勝ったら・・・その秘書艦の座、58が貰うでち!この鎮守府を潜水艦に優しくするでち!」

長門「・・・いいだろう。この長門、挑まれた勝負からは逃げも隠れもせん」

長門「海へ出るがいい!いくぞ!」

伊58「・・・・・」ニヤリ

戦闘開始!

長門改 90/90  伊58 14/14

伊58「開幕雷撃をくらうでち!」シュー

長門 89/90「ふん、きかんな、お前の覚悟とはその程度のものか!」

長門「所詮は潜水艦、射程はこの戦艦、長門には遠く及ばん」

長門「先制からの一撃、くらうがいい!全主砲斉射、てーーっ!!」

長門「・・・・・・」

長門「あれ?」

長門「・・・・・・?」

長門「しまったあああああああーーーーーー!!」

長門「DMM紳士協定によって、戦艦が潜水艦に攻撃するのは禁止されてたあああああああーーーーーー!!」

伊58「ゴーヤはかしこいのでち!雷撃戦!」シュー

長門 88/90「・・・・・・」



戦術的敗北 C

伊58「勝ったでちいいいいいいいうおおおおおおおーーーー!!」

長門「おうっ!おうっ!」(現実逃避)

伊58「・・・という訳で、新しく秘書艦となったゴーヤでち。よろしくでち」

伊58「これからはオリョクルは廃止でち。潜水艦はゆっくりのびのびと暮らしていけばいいでち」

長門「あの・・・ゴーヤ秘書艦・・・」

伊58「戦艦如きがゴーヤ様に気安いでちよ!頭が高いでち!」

長門「・・・伊58秘書艦様、その、オリョクルの分の燃料はどう埋め合わせを?」

伊58「その分出撃しなけりゃいいだけでち。その分遠征を多くすればいいだけでち」

伊58「今までがおかしかったでち!どう考えても出撃しすぎだったでち!過労死が出る前でよかったでち!」

長門「で、ですが、出撃回数を減らしては、深海の奴らの勢力圏が広がってしまいます・・・!」

伊58「そうでちねえ・・・あ、そうでち!」ニヤニヤ

伊58「出撃一回当たりの消費資材を減らせばいいでち!」

伊58「そんなわけで・・・戦艦は全員クビでちいいいいいいーーー!!」

長門「なっ・・・!そ、そんな・・・!」(ローンが支払い終わってないのに・・・!)

伊58「まあ長門、お前は仮にも前秘書艦、仕事を与えてやるからありがたく思うでち」

長門「・・・は、はい・・・」(助かった・・・)

U-511「では長門さん・・・こちら長門さん部屋です」

長門「・・・?机と椅子しかないが・・・」

U-511「これです」

長門「原稿用紙とペン?何を書けばいいんだ?」

U-511「・・・・・」カキカキ

『5838315です』

長門「これを、原稿用紙一面に?」

U-511「こっち全部もです」ドッサリ

長門「『5838315です』『5838315です』『5838315です』」

長門(どうして・・・こんなことに・・・)

長門(駄目だ・・・私の愛の巣(相手未定)のローンがある)

長門(これでも誇り高きタウイタウイ泊地の仕事なのだ!気合を入れろ長門!)

長門(・・・なるべく楽しいことを考えよう・・・)

長門(中破した妙高が一匹・・・中破した妙高が二匹・・・)

長門「終わりました、これで全部です伊58秘書艦様」

伊58「どの口がいうでちか!途中から『中破した妙高8315です』になってるでち!」

長門「す、すみません!(秋雲の顔にしておけばよかった・・・)」

伊58「まーいいでち。それより、ライターあるでちか?」

長門「あ、はい、どうぞ」

伊58「・・・・・」カチッ、カチ

長門「げ、原稿用紙になにを!」

伊58「別に?もう今日は帰っていいでちよ?」ボオオオオオ

長門「ま、まだ十二時・・・」

伊58「あーキャンプファイアーは楽しいでち!」

長門「・・・・失礼しました・・・」スタスタ

長門「窓際というヤツか・・・」

長門「これは因果応報なのか・・・?」

金剛「そこのお姉サーン!いいもの買っていくデース!」

比叡「お姉さま!こいつ長門ですよ!」

長門(もう呼び捨てにされるほど落ちぶれたか・・・)

金剛「oh!長門のせいで私たちは無職デース!パナマ運河の魚の餌になってもらいマース!」

長門(そうだな・・・私のせいで戦艦みんなに迷惑をかけているからな・・・)

霧島「お姉さま、それよりも、あれを買ってもらうほうが良いかと」

金剛「確かにそうデスネ!復讐より金デース!」

長門「・・・何を買えばいいんだ?」

金剛「榛名を買ってもらいマース!」

榛名「榛名は大丈夫です・・・」

長門(見てる方は大丈夫じゃない)

金剛「一時間なら何をしても平気デース!イレイレナメナメズッコンバッコン大丈夫デース」

長門「お前本当は日本語うまいだろ」

榛名「榛名は大丈夫です・・・大丈夫です・・・」

金剛「一時間二千弾薬ネー!」

長門「・・・仕方ない、買おう」

榛名「榛名は大丈夫です!榛名は大丈夫です!」ジタバタ

霧島「榛名、暴れないで!」

榛名「榛゛名゛は゛大゛丈゛夫゛で゛す゛!」ジタバタ

金剛「アレ以外何も喋れないデスから、何をしてもノープログレムネ」

長門「あ、やっぱいいです」

金剛「返金はノーネー」

長門「そ、それでもいい!」

榛名「榛名は大丈夫です・・・」グッタリ

比叡「ホッとして寝付きましたね・・・」

長門「全て私のせいだ・・・あのくらいくれてやるべきだ」

長門「しかし腹は減るものだな・・・かけそばで我慢しておくか」

伊58「ほらどくでち!今から食堂は58様が貸しきるでち!」

間宮「こ、困ります・・・!」

伊58「ゴーヤ親衛隊、他の客をたたき出すでち」

長門「くっ、ここは退くしかないか・・・・ん?」

長門「ゴーヤの隣にいるのは・・・スク水の大和!?」

長門「大和!?大和なのか!?どうしてそこに!?自分でスク水を!?」

大和(無言の腹パン)

長門「なあっ!?」

大和「大和なんて名前は捨てました。私は潜水艦、伊8810です」

長門「そんな・・・嘘だッッッ!」

伊58「嘘じゃないでち。水上艦でも頭のいい、ゴーヤに忠誠を誓ったやつには、名誉潜水艦としてスク水を支給してやったでち」

陸奥「伊62よ」

武蔵「伊634だ」

伊勢「伊勢よ」

長門「一人戦艦のままだぞ」

長門「って、陸奥、お前まで・・・!」

陸奥「だから言ってるでしょ?伊62だって」

大和「近づかないでください、無職の艦娘なんて鎮守府の恥さらしです」

長門「無職じゃない!窓際なだけだ!」

伊58「長門、お前も名誉潜水艦、伊7510になりたいでちか?年金も完備でちよ」

長門「わ、私は・・・」

伊58「ま、金積まれたって断るでちいい!!」

長門(すぐにNOといえなかった自分が情けない・・・)

大和「・・・・・・・」

長門「仕方ない・・・酒保で何か買うしかあるまい・・・」

長門「一応あの窓際職でも給料はででるからな、当面は・・・」

長門「ん?あの草むらにいるのは・・・扶桑型姉妹?」

長門「・・・あの二人、煙草を吸うな艦娘だったか?」

扶桑「・・・・・・・・」

長門(目が合ってしまった・・・)

長門「げ、元気か?」

扶桑「・・・・・・・・」

扶桑「今、私たちを笑いましたね・・・?」

長門「な!?」

山城「不幸だわ・・・やっちゃいましょう姉さま・・・」

長門「待て、誤解だへぶっ!」

扶桑「長門さんはいいですよね・・・改造するのに設計図がいらないくて・・・」

長門「今それは関係無ぐほぉ!?」

扶桑「欠陥の次は無職よ・・・笑いなさいよ・・・笑いなさいよ・・・」

山城「さすが姉さん、一緒にどこまでも・・・!」



長門「取られてついに一文無しか・・・」

長門「これが昨日まで秘書艦だった・・・笑えてくるぞ、扶桑の気持ちが分かってくるな」

長門「笑え!笑うがいい!これが戦艦長門だ!」

長門「はっはっはっはっはっは!はっはっはっはっは!」

長門「ははは・・・ははは・・・ううぅ・・・」ボロボロ

長門「雪風のパンツ欲しい・・・」(現実逃避)

長門「私なんて戦艦失格だ・・・」

日向「まあ、そうなるな」

長門「!!」

長門「・・・みっともないところを見せてしまったな、日向」

日向「瑞雲だ」スッ

長門「えっ」

日向「ツケてやろう」

長門「あ、ああ」(使えないぞ・・・)

長門「日向、お前は無職じゃないのか?」

日向「私は今までどおり瑞雲売りさ」

日向「むしろ出撃の時間が減って収入が増えた」

長門(こいつだけ違いすぎる・・・)

日向「・・・私は何もおかしくないさ。他の戦艦が慌てすぎてるんだ」

日向「上から何といわれようと、変わらないものはあるはずだ違うか?」

長門「・・・ああ」

日向「収入元が一つ消えた、ただそれだけのことだ」

日向「誰がなんと言おうと私のアイデンティティは唯一つ」

長門「航空戦艦か」

日向「瑞雲使いさ」

長門「そうだな・・・日向の言うとおりだな」

長門「だが・・・私とは何だ?」

長門「戦えない私に何の意味がある?」

長門「駄目だ・・・どうすればいいんだ・・・」

長門「もう何もかもどうでもいい・・・」

長門「・・・港で釣りでもするか。腹の虫を誤魔化すには丁度いい」

長門「もしかしたらイ級でも釣れるかも」

長門「うむ・・・ボーキしか釣れないな・・・」

長門「これでは腹の足しにもならないな・・・」

電「あ!長門さんなのです!」

長門「どうした?こんなところに?」

春雨「ちょうど遠征から帰ってきたところです!」

響「こんな昼間から釣りとは優雅だね、ハラショーな生活だ」

長門「そ、そうだな、お前たちもやってみるか?」

電「つ、釣りなんてパソコン以外でやったことないのです!」

夕立「夕立に任せるっぽい!」

睦月「ここは睦月がやるにゃしい!」

長門(ああ、こうして駆逐艦と日々を過ごすのも悪くないか・・・)

天龍「こらお前ら。何してる!こっちこい!」

夕立「えー?何で?」

天龍「ああいう昼間からフラフラしてる連中に碌なのはいないんだよ」

長門(何も言い返せない・・・)

天龍「ほら、清霜も帰るぞ」

清霜「・・・・・・」

天龍「おい、どうした?」

清霜「長門さんの馬鹿馬鹿馬鹿ああああーー!!」

長門「!?」

清霜「長門さんが負けちゃったせいで・・・誰も戦艦がいなくなっちゃったじゃないいいいー!」

清霜「潜水艦なんて私でも倒せるのに!意気地なし!長門さんなんて戦艦じゃないよ!」

長門「ぐはぁ!?」グサッ

清霜「戦艦っていうのは・・・もっと強くて!堂々としてて!かっこよかったんだああああー!」

天龍「よせ!ほら、いくぞ!」

清霜「馬鹿!アホ!ロリコン!ゴリラ!」

長門「・・・・・・・」

長門「何を馬鹿なことばかり考えてたんだ、私は」

長門「日向の言うとおりだ。クビにされようと私は戦艦、長門型一番艦だ。ゴリラでロリコンだ」

長門「かつて、私は戦艦として戦うことも出来ないまま負け、誰も守れず、敵の手によって朽ち果てていった」

長門「だからこそ、今度こそ、思うまま戦い続けたいと願ったのだ」

長門「私は長門だ!この鎮守府は、戦艦の誇りはこの長門が
守る!」

長門「待っていろ、戦艦たち!」

伊58「・・・で?身の程知らずがこのゴーヤ様に挑もうというのでちか?」

長門「秘書艦用の部屋で今のお前は一人。誰も邪魔するものは無い」

伊58「笑わせるなでち!指一本振れられずにどうするでち?」

長門「それはどうかな?」

伊58「でち?」

長門「戦艦が潜水艦を攻撃できないと言うのなら・・・」

長門(大破)「私は戦艦を辞めるぞォーーー!ゴーヤアアアアアーーー!!」

伊58「!?!?」

伊58「何をしてるでち!?どうして艤装も、頭のアンテナも、服も、全て捨ててるでち!?すっぽんぽんでち!」

長門(大破)「これで私は戦艦ではない・・・いや、艦娘ですらない・・・!」

長門(大破)「私はただの長門だあああああああーーー!!」ベキ

伊58「ぐあぁ!?こいつ、素手で!?」

長門(大破)「陸上ならば魚雷は使えまい!」

伊58「使えるでち!(鈍器)」ゴン

長門(大破)「がはっ・・・!」

長門(大破)「まだだ・・・私にはこの瑞雲がある!」

長門(大破)「日向からたくされた、友情の特別な瑞雲が!」

伊58「瑞雲?カタパルトも無しにどう使うでちか!」

長門(大破)「爆撃!(鈍器)」ガッ

伊58「ごはっ!?」

長門(大破)「爆撃!(鈍器)爆撃!(鈍器)」

伊58「に、逃げるでち!部屋の外に出れば、真っ裸では追手これな」

長門(大破)「逃がすか!」ゴン

伊58「普通に出てきたでち!?」

長門(大破)「もはやこれまでだ、ゴーヤ!」

伊58「ふざけるなでち・・・まだ終わってなんかいないでち・・・!」

伊58「屋外に出たからにはもうゴーヤの勝ちでち!さあ、ゴーヤ親衛隊、来るでち!」

長門(大破)「貴様、卑怯だぞ!」

大和「・・・・・」

伊58「卑怯もラッキョウも無いでち!さあねじ伏せるでち!」

大和「・・・・・」ガシ

伊58「でち?」

伊58「離すでち!お前の敵は長門でち!」

大和「遅いですよ長門さん・・・こうして準備してたのに」

陸奥「姉さんったら、いつも悩んでばかりなんだから」

長門(大破)「お前ら、このために・・・!」

武蔵「さあ、潜水艦たちがこないうちに、早くコイツにトドメをさせ!」

伊58「無駄でち、大破した艦娘でもないやつの攻撃なんて、耐えれるでち!」



「なら駆逐艦なら?」

伊58「!?」

「ふふふ・・・今日は何の日?」

長門「そのピンクの髪、スカートは・・・!」

日向「子日向さ」

伊58「!?!?」

日向「潜水艦?嫌いキライ!(裏声)」

金剛「浦風デース!」

榛名「初榛名です!」

霧島「霧島風よ!」

扶桑「レーベフソウ・マースです」

山城「山白雪です」

ビスマルク「暁よ」

伊58「憲兵!憲兵早く来るでち!」

日向「さあ長門、戦艦のお前が指揮を取ってくれ」

長門「子日向・・・ありがとう」

日向「まあ、そう言うな」

長門「ゴーヤ・・・はっきり言ってお前の言っていたことは正しい」

長門「私は徒に出撃回数を多くし、潜水艦へ頼りきりになっていた。それはすまなかった」

伊58「わ、わかってくれたでちか」

長門「だが!それとこれとは話が別だ!」

長門「全ての戦艦の誇り・・・そして私の誇りにかけて!」

長門「戦艦長門、貴様に罰を下す!」

長門「全主砲、斉射!」

伊58「待つでち!やめるでち!」

長門「てええええええーーーーーーッッッ!!」

伊58「でちいいいいいいいいいいいいーーーーッ!!」

清霜「・・・・・・・あ」

長門「・・・・・・・・」

清霜「・・・・・長門さん」

長門「それ以上言うな、清霜。謝らねばならないのはこちらだ」

長門「本当にすまなかった。戦艦として、負けて、本当に申し訳ない」

長門「そして・・・お前のお陰で目が覚めた。本当にありがとう」

清霜「・・・は、はい」

長門「納得いかない顔をしてるな」

清霜「だって・・・酷いこと、いっぱい言ったし・・・」

長門「もしすまないと思うなら・・・お前の言った、戦艦」

長門「誰よりも強くて、堂々として、カッコイイ艦娘」

長門「それにおまえ自身がなってくれ」

清霜「長門さん・・・」

長門「お前ならなれるさ」

清霜「はい・・・!頑張ります!」





憲兵「もういいか?」ガチャリ

戦艦全員「はい」



長門とでち公 終わり

長門の次の相手

安価下二つ

筆の勢いでキャラ崩壊が過ぎました、ここでお詫び申し上げます
今日は安価を取って終わりです
明後日の夜また続きを書くと思います

では再開します
長門と五月雨でいきます

五月雨学会本部

長門「那珂・・・わかってるな?ムツリムは敵なんだ」

那珂「待ってよ、自爆テロとかされたらヤダよ!」

長門「お前が誰のお陰で、今のレギュラーを持ってるかわかってるのか?」

那珂「・・・・・五月雨様です」

長門「ならやれ。そのために五月雨教はお前を育ててきたんだ」

長門「テレビでのネガティブキャンペーン、よろしく頼むぞ」

那珂「はい・・・」

青葉「たたた大変です!那珂ちゃんがムツリムの自爆テロに!」

長門「よし!」ニヤリ

青葉「え?」

長門「これで最早ムツリムはテロ集団のレッテルを貼られ・・・さらに堂々と攻撃できる口実が出来た」

青葉「そ、そんな・・・那珂ちゃんを犠牲にして・・・」

長門「那珂は犠牲になったのだ・・・犠牲の犠牲にな」

青葉「・・・・・・」

長門「お前もそうなりたいか?」

青葉「い、いえ!」

長門「ならこれからも五月雨学会のために働くのだな」

長門「はあ・・・いいものだな」

長門「五月雨学会最高幹部である以上、合法的に駆逐艦の御本尊を部屋に張り放題だ」

長門「五月雨様のお陰で腰痛も治ったし」

長門「このまま糖尿病も治してもらうぞ」

長門「駆逐k・・・じゃなかった、五月雨様はやはり偉大だ!はっはっはっはっはっはっはっは!」

長門「・・・・・なんだ?召集?」

長門「五月雨様直々にか・・・なんだろうな?」

長門(五月雨様はこの鎮守府一の古株だ。記録にも書いてある)

長門(艦種が違うから実力は別としても、純粋な錬度で叶う艦娘などいはしない)

長門(錬度がこれ以上上がらないのもあって、今となっては出撃もほとんどない、が・・・)

長門(この鎮守府ではあの方は神であらせられるのだ)

長門(おそらく大和程度なら素手で倒せるだろう)

長門(そしてあの方が改ニ(アセンション)する時・・・最後の審判の時は訪れ、天国への道が開かれる)

長門(よし・・・五月雨様の部屋だ)

長門「五月雨様、長門、参りました!」

五月雨「いいですよ、楽にしてもらって」

長門「は、ありがとうございます!」

五月雨「いつも長門さんには頑張ってもらってますから」

長門「いえ、五月雨様のためならなんだって成し遂げて見せましょう!」

五月雨「ん?」

五月雨「へえ・・・何でもしてくれるんですね?」

長門「あ、はい」

五月雨「じゃあ、この紙を」

長門「これは・・・文月教・・・第六駆逐隊協会・・・ぽいぽい教・・・」

五月雨「皆殺しにしてきてください」

長門「」

五月雨「今すぐにです」

長門(く、駆逐艦の宗派ばかり・・・!)

長門「さ、五月雨様、相手は駆逐艦ではありませんか。何も皆殺しなど・・・」

五月雨「私、平等って言葉が好きなんです」

長門「え、ええ・・・」

五月雨「異教徒も罪人として平等に扱うべきですよね?」

長門(ああ・・・駄目だ・・・)

長門(駆逐艦を手にかけるなんて・・・!)

五月雨「私・・・ドジな人って嫌いなんです」

五月雨「長門さんは大好きですよ?きちんとした人ですから」

五月雨「『うっかり』・・・『いやだ』なんて、言いませんよね?」

長門「そ、それは・・・」

長門(た、試されてる・・・私の忠誠心・・・駆逐艦か、五月雨様か!)

長門(わ、私は・・・)

五月雨「どうしたんですか?長門さん?」

長門「で、出来ません・・・」

五月雨「あれ?『うっかり』聞こえませんでした」

長門「出来ません・・・!私は、艦娘である前にロリコンです!」

長門「駆逐艦に手をかけることは、自分自身を殺すことと同じです!」

長門「おねがいします、ムツリムなら徹底的に叩いて見せますから・・・!」

五月雨「・・・・そうですか」

五月雨「嘘ですよ、全部」

長門「!?」

五月雨「夕立ちゃんなんて同じ白露型ですし、まさかしませんよ」

長門「よ、良かった・・・」

五月雨「でも・・・忠誠心の低い部下には消えてもらいましょうか」

長門「そ、それは・・・!」

五月雨「あれぇ!?手が滑っちゃった!」ガシ

長門「な!?」

五月雨「」グッ

長門「阿波ばばばばばばくぁせdrftgyふじこlp」

大和「あ、長門さん、久しぶりですね。どうかしましたか?」

長門「長門戦艦大好きでち!はやく大きくなって戦艦になるでち!」

大和「」

長門「わぁい大和。長門大和大好きぃ!」

大和「い、いえ、あの・・・そんな・・・」

大和「ら、ラムネ飲みます?(現実逃避)」

長門「食べりゅうううううううううううううううう!!」



長門と五月雨 終わり

長門の次の相手

安価下二つ

長門「・・・さて大井」

大井「・・・・・・・」ズーン

長門「ついさっきまでキラがついてたのに出撃拒否とは何だ」

大井「・・・気分が悪いの。放っておいてもらえるかしら」

長門「本当にそれだけか?」

大井「北上さああああああああああああん!!」

長門(生理か・・・)

大井「もう駄目よ・・・私なんて北上さんに嫌われてるのよ・・・」

長門「そんなことは無いだろう、傍からみてもお前らは良くやってる」

大井「北上さんはやさしいのよ・・・私を傷つけない程度に付き合ってるのよ」

大井「本当はレズが気持ち悪くて仕方ないのに、同じ姉妹艦を放っておけないのが北上さんなのよおおおおおおおお!」

大井「私がどんなにアプローチしても、気付かない振りで流すだけ・・・」

大井「もういや・・・九三式酸素魚雷と心中するわ・・・」

長門「それはお前の思い込みじゃないのか」

大井「そんなこと誰がわかるっていうの!?」

大井「きっと心の中では死ぬほど嫌なんだわ・・・レズなんて触りたくもないんだわ」

大井「わからないから余計に疑ってしまうのよ・・・」

大井「自分が憎いわ・・・!素直に正直に北上さんを見れない自分が憎い・・・!」

大井「北上さんを恨めしく思ってしまう自分が憎いわ・・・」

長門「・・・・・」

長門「わかるぞ!その気持ち!」ウルウル

長門「私もいつも不安だ!駆逐艦に嫌われてないか!」

大井「え、キモっ(素)」

長門「そうだな!大井、お前と私は似たもの同士だ!一心同体、一蓮托生だ!」

大井「ちょっと嫌なんで近づかないでもらえます?」

長門「何故だ、同じレズだろう?」

大井「北上さんと駆逐艦ごときを同列に扱わないでもらえますか?」

長門「北上みたいな駆逐艦もたくさんいるぞ?」

大井「ただ絵師が同じだけでしょう!北上さんはもっと綺麗で・・・救われてなくちゃ駄目なんです!」

長門「まるで意味がわからんぞ!」

大井「それで結構!」

長門「やるか!」

大井「望むところですよ!」

長門(大破)「ひ、卑怯だぞ・・・開幕カットインでクリティカルだと・・・」

大井「戦艦ごときが挑むのが馬鹿なんですよ。北上さんの足元にも及びませんね」

長門「・・・ふっ、いつも通りの大井じゃないか」

大井「・・・・・!」

長門「行ってもらうぞ。重雷装巡洋艦大井、出撃せよ!」

大井「・・・馬鹿な秘書艦だこと」

大井「・・・ありがとうございました」スタスタ

長門「あ、ちょっと待ってくれ。大破して動けん。おい、待て!大井!大井!!」




長門と大井 終わり

長門の次の相手

安価下二つ

おっと書き忘れてました、今日は安価を取って終わりです
多分明後日にまた再開します

それでは再開します
長門と夕張でいきます

・・・タウイタウイ定期マラソン大会・・・

夕張(うう、今回もどべだ・・・こんなのしなくても、体力ならつくわよ!)

夕張(どうせ一生懸命走っても駄目なのがわかってるから、余計に遅く走っちゃうのよね・・・)

夕張(ああ、また私一人だけトラックに残り続けるんだわ・・・)

長門「ハア、フウ、ヒイ、ゼーゼー」ノロノロ

夕張「・・・あれ?」

長門「コヒュー、コヒュー」ダラダラ

夕張(遅っ!)

陸奥「姉さんおっそーい」

長門「い゛い゛や、陸奥、私は、低速、戦艦だあ゛」

陸奥「私だってそうよ?お先にぃ~」

長門「待て、私を一人にするなあー!」

大和「普段から甘いものばかり食べすぎなんです・・・糖尿病になる前でよかったですね」タッタッ

武蔵「その毛穴に詰まったニコチンも流しておけ」タッタッ

長門「私゛よ゛り燃費が悪いくせにい゛い゛い゛い゛」

長門「低速戦艦・・・日向はどうじたァ・・・扶桑はァ!」ゼーハー

伊勢「瑞雲はやっぱり快適ね」ブーン

日向「まあ、そうなるな」ブーン

扶桑「偵察機 より ずっと速いわ!」ブーン

山城「良かったです姉さま・・・」ブーン

夕張(痰が喉に絡みついて呼吸もままならない状況ね・・・わかるわ)

夕張(そして滝のような汗を流しながら、みんなが休んでる中視線に晒される・・・)

夕張(か、可哀相に・・・)

長門「・・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・!!」<・><・>ギロッ

夕張「げっ」

長門「ゆ、夕張、遅く走ってるみたいだな・・・」ノロノロ

長門「いやあ、やっぱりスポーツは楽しいな!」

長門「みんなでやればもっと楽しいな!な!」

夕張「え、ええ・・・」

長門「一緒に走るぞ!さわやかな汗を流そうではないか!」

夕張「あ、はい」

夕張(確かに二人で走ってれば多少は誤魔化せるけど、あからさますぎでしょ!?)

夕張(・・・ま、まあ、長門さんがいれば、わたしも一人じゃないけど・・・)

金剛「高速戦艦最強はこの私デース!」

ビスマルク「レディとして、勝負とつくなら負けられないわ!」

リットリオ「私だって、高速戦艦ですから!」

ビスマルク「ふっ、ちょうどいいわ・・・ここでドイツこそ枢軸国最強であることをみせつけて」

金剛「あ、ティータイムなので棄権シマース」ダッ

リットリオ「あ、もうお昼の支度しなくっちゃ」ダッ

ビスマルク「え!?あれ!?ええ!?」



長門「ふふふ、こんな大会で真面目に走るとは馬鹿な連中だ・・・」

夕張(あなた秘書艦ですよね?)

長門「本当に強い者とは・・・そうそう全力は出さないものさ」ゼーハーゼーハー

長門「常に泰然自若と構え」コヒューコヒュー

長門「毅然と前だけを見据え」フラフラ

長門「大胆に戦い抜くものだ、そうだろう?」クラクラ

夕張「そうですね(榛)」

長門「わわわ私は秘書艦であるからして・・・他の艦の模範で無ければならないわけで・・・」

長門「ゴホッ、ガハッ、ウエ、オエエエエ」

夕張「大丈夫ですか!?本当に大丈夫ですか!?」

長門「大体、筋肉さえあればいいじゃないか・・・」

長門「海の上で動くのは艤装だ、それを操るのに筋肉が必要なだけだろう?」

長門「やれ持久力だ、肺機能だ、そんなものはいらないな」

長門「戦いは敵の懐に飛び込んでやるもんよ、なあ!」

長門「似てたぞ・・今のは似てた」

夕張「元気ですね」

長門「だろう?だから私は余裕なんグゴギャハア!」

夕張「痰が絡んでるのに話すからですよ!?」

長門「私は・・・これが終わったらこの意見を具申するぞ・・・」

夕張「・・・・・・・」

長門「こんな大会よりも、もっと有意義に使える時間はあるはずだ」

夕張「・・・・・・・」

長門「まったく、現場のわかってない秘書艦だな・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「秘書艦は私だぞ!?」

夕張「いまさらですか!?」

夕張(あ、長門さんと話してたら、もうあと一周だ・・・早かったなあ)

夕張(私、同型艦もいないから、あんまりこういうとき話す相手もいなかっなあ、そういえば・・・)

夕張(・・・いや、長門さんが一方的に話してたけど・・・)

夕張「長門さん、もうあと一周ですよ!頑張りましょう!」

長門「・・・・・・お、おう」

夕張「・・・・・・?」

長門「・・・・・・・・・・」




長門「あ!あんなところに零式水上観測機が!」

夕張「え!?どこどこ!?」

長門「」ダッ

夕張「考えたら私装備できな・・・・ってあれ!?」

長門「はっはっはっはっはっは!油断したな夕張!」タッタッタッタッタ

長門「これで私はビリではない!ビッグセブンだー!」

夕張「えー・・・・(しょーもない・・・)」

長門「終わったぞ!ビリは免れたぞ!はっはっはっは!」

長門「・・・・・・」

長門「・・・・・・む?どうしたんだ、みんな」

長門「私の顔に何かついてるか?」

陸奥「姉さん・・・」

長門「私は二十周したぞ?私は負けてないぞ?」

陸奥「それは軽巡の話で・・・戦艦は三十周よ?」

長門「」ガタガタガタ

長門「ウーン」ドサ

夕張「えー・・・・」

陸奥「あ、夕張さんゴールおめでとう」

夕張「あの、長門さんは・・・」

陸奥「職務怠慢からの途中棄権ね。提督に報告しなくちゃ」

夕張「あ、はい」

夕張(最後の長門さんは・・・本当に早かった。高速戦艦には及ばなくても、戦艦としては十分すぎるくらいに)

夕張(余裕を見せてたっていうのは、案外本当だったりして)

夕張(・・・・・・・・)

夕張(ビリッケツで一人の私のために・・・?)

夕張(・・・・・・・・)

夕張(長門さんは糖尿病のニコチン中毒)

夕張(そういうことにしておこっと・・・)

夕張(・・・ありがとうございますね)



長門と夕張 終わり

長門の次の相手

安価下二つ

長門「来たか、酒匂」

酒匂「なあに長門さん?楽しい話し?おやつくれるの?」

長門「いや・・・すまない、多分、いい気分になる話ではない・・・」

酒匂「えー・・・・・・」

長門「前から・・・最近になって、増えてきたが・・・」

長門「夢に見るのだ・・・あの、白い光・・・」

酒匂「・・・・・・・・」

長門「・・・私とお前が、そして見たことのない艦がいて・・・だが、あれが何を示すのかわからない・・・」

酒匂「うーん・・・あたしにはなんだか難しい話しだなあ・・・」

長門「あとはプリンツもいたのが見えたな・・・」

酒匂「プリンツちゃんには聞かなくていいの?」

長門「あいつなんとなく苦手なんだ・・・何故か豆を投げられてだな。私がそんなに鬼のような顔をしてるというのか・・・」

酒匂「わからないならわからないままでいいんじゃない?」

長門「どうしても気になるんだ・・・なにか、私の大切な記憶のような気が・・・」

長門「忘れてはいけないことのような気がするんだ・・・」

酒匂「・・・・・・」

酒匂「白い光・・・あ、そうだ!」

長門「なんだ!?」

酒匂「それっぽいのなら持ってるよ!」

長門「本当か!?今すぐ見せてくれ!」

酒匂「はい!(探照灯)」

長門「ぎゃあああああああああ、目が、目がああああああああ!!」

酒匂「ぴゃい!?」

長門は本当にあったんだ!

酒匂「ぴゃあああ!?大丈夫!?」

長門「うわあああああああ光がああああああ目があああああああ」

長門「・・・・・・・」

長門「む?」

長門「私は今まで何を考えてたんだ?」

長門「何だか頭が・・・」

酒匂「面白いポカリがどうのって言ってたよ」

長門「ポカリか・・・飲むか・・・」スタスタ

酒匂「・・・・・・・」

酒匂「うん・・・思い出さないほうがいいと思うな」



長門と酒匂 終わり

長門の次の相手

安価下二つ

今度から途中に安価を入れるかも(あくまで かも)

駆逐艦サイズの金剛

長門「くそう・・・また憲兵に罰金とられた・・・」

大和「長門さん、いい加減呑みすぎですよ・・・酔いやすいの自分で分かってるじゃないでしょう?」

長門「いやおかしい!駆逐艦にお菓子を配ってただけだぞ!」

大和「どうみても怪しい人じゃないですか」

長門「何故だ?お前は鳩に餌付けする奴が怪しいと言うのか!」

大和「鳩と駆逐艦を同列に扱わないでくださいよ!?」

長門「当たり前だろ、駆逐艦はくぁあいいからなあ・・・げっへっへっへっへっへ」

大和「・・・・・・・・・」

大和「長門さん・・・もういい加減、駆逐艦好き・・・いえ、ロリコンは卒業したらどうですか?」

長門「・・・またそれか。お前はいつもそればかりだな」

大和「長門さんは・・・その、えっと・・・駆逐艦以外に好かれる外見だとおもいますよ!はい!」

長門「ふん、どうせ私はゴリラだ。男など眼中にないさ」

大和「・・・・・・・・」

長門「大体、お前は駆逐艦に好かれるからそんなことが言えるんだ・・・」

大和「・・・それとこれとは話が別です」

長門「何故だ?何故私よりお前の方が好かれるんだ?」

大和「長門さんが避けられてるだけでは・・・」

長門「私の方がこんなにも雄雄しく、凛々しく、猛々しいというのに・・・」

大和「・・・ま、まあ、そうですね」

長門「そうだとも。私の方が・・・・・いや、待てよ?」

長門「私よりお前の方がでかいな」

大和「えっ・・・・あ、はい・・・」

長門「そうかだからか・・・」

長門「大切なのは図体だったか!」

大和「」ピクピク

長門「そうだな!お前は確かに顔立ちも仕草も声も女々しい!華奢だ!」

大和「そ、そうですか?」

長門「だが図体だけは鎮守府一だ!」

大和「」ピクピク

長門「なるほどその熊みたいな図体が駆逐艦に人気だったか!ようやく合点がいった!」

長門「ビッグセブンよりもビッグか!胸が熱くなるな!はっはっはっはっはっは」

大和「」バキィ

長門「」

大和「あっ」

大和「あ、あわわ、グラスが・・・す、すみm」

長門「すまない、連れが少しグラスをいじってたら割れてしまったようだ」

長門「ああ、本当にすまない・・・グラスはこのくらいで足りるだろうか?」スッ

長門「それで新しいグラスを買って欲しい・・・これで済ませられないだろうか?」

長門「ありがとう、それと少し水場を借りたい」

長門「こい、大和」

大和「え、ああ、はい」ポカーン

長門「手を出せ、血だらけじゃないか、洗うぞ」

大和「お、お願いします」

大和(大きい手・・・)

長門「小さい手だな、大和は」

大和「そ、それほどでも・・・」

長門「ほら、私のハンカチだ。少し縛っておけば大丈夫だろう」

大和「ありがとうございます」

長門「・・・いいや、すまない」

長門「いくら酔っていても度が過ぎた」

大和「いえ、そんな・・・」

大和「・・・・・・・・・」

大和「長門さんの口が私に悪いのはいつものことじゃないですか」

長門「そうか、なら安心だな」

大和「安心しないでください!」

長門「努力はしよう」

大和「・・・・・・・・・」

大和(長門さんは、私に対しては辛辣だ)

大和(自分が唯一勝てない相手だからって散々愚痴ってくるし、ビッグセブンの毅然さなんて微塵も感じられない)

大和(私は確かに、大きいですし、性能なら誰にも負けない)

大和(それでも、私だって女の子だ。お姫様抱っこされたいし、かっこいい人に迫られたい)

大和(・・・・でも)

大和(長門さんは、時々かっこいい)

大和(ビッグセブンが駄目になる唯一の相手が私なら)

大和(大和の王子様になれる、唯一の人。それが長門さん)

大和(・・・これで、ロリコンが直ってくれたらなあ・・・)

長門「すっかり酔いが冷めてしまったな・・・もう一件いくか」

大和「そうですね、いきましょうか」ギュ

長門「・・・なんだ、大和。その絡めた腕は」

大和「夜に女の子を連れまわすんですよ?」

大和「しっかりエスコート、お願いしますよ?」

長門「・・・・ふっ」





長門「熊みたいな図体で何を言って―――」

大和(無言の鯖折り)

長門「ぎゃあああああああああああーーーーっっ!?」バキバキバキ




長門と大和 終わり

大和(・・・これで、ロリコンが直ってくれたらなあ・・・)
長門(・・・これで、駆逐艦サイズになってくれたらなあ・・・)

長門の次の相手
安価下二つ

今日は安価を取って終わりです
また明後日再開します

あと途中安価は刺し方が難しいのでやっぱりやめにしておきます

駆逐艦サイズの大和

それでは再開します
長門と那智でいきます

ドンドンドン ナチハイルカ

那智「ん?一体こんな時間に誰だ?」

那智「待ってろ、今あけるぞ」

ガチャ

那智「長門!?貴様、何をする!?」

長門「捕まえたぞ!おとなしくこい!」

那智「くそ、離せ!何故こんなことを!?」

長門「那智、お前実に優秀な艦娘だ・・・」

長門「冷静沈着、凛とした武人肌、生粋の戦士だ」

那智「い、いきなりなにを・・・」

長門「容姿は男らしく、長く黒い髪が特徴的だ。ボディラインも中々のものだ」

那智「ほ、褒めてるのか・・・?」

長門「しかしそれでいて酒豪であり、また物事において勘違いしやすい茶目っ気もある性格だ」

那智「・・・それが、どうした?」



長門「私ではないかッッッッッ!!!」

那智「!?」

長門「全て私じゃないか!全部私だよ!」

那智「べ、別に似てることくらいあるだろう!?」

長門「私はこれを陰謀と見た。DMMの私に対するあてつけだ」

那智「な、何をするつもりだ」

長門「私と明確に違うキャラ付けをしてもらう」

那智「まず自分から変えろ!」

長門「うるさい!長門型がイメチェンなどスキャンダルものだ!」

那智「那珂じゃあるまいし・・・」

那智「くそっ、やはり重巡では戦艦は引き剥がせない・・・!」

長門「那智、お前にはここに入ってもらう」

那智「何だ、この暗い部屋は?」

長門「今に分かる」

ガチャン

パッ

那智「・・・・・・・・・・・」

長門『気分はどうだ』

那智「・・・最悪だ。なんだこの壁一面の写真は・・・駆逐艦ばかり・・・」

長門「いいぞ、その調子だ」

長門「お前には駆逐艦が嫌いなキャラになってもらう」

長門「私と正反対だ、これなら人気も分かれる」

那智「いや、だからこの部屋というのは理屈が・・・」

長門「人を嫌うことは、好くことよりもずっと簡単なことだ」

長門「お前は今に駆逐艦を見ただけで吐き気と頭痛に全身に蕁麻疹を伴うようになってもらおう」

那智「どう考えても作戦に支障がありすぎるだろう!それでも秘書艦か貴様!」

長門「リアリストだ」

ガチャン

那智「ぐ、閉じ込められたか・・・」

那智「ここには時計もない、窓も無い・・・時間の感覚さえ狂ってしまいそうだな」

那智「あるのは駆逐艦の写真ばかり・・どうやって撮ったんだ?」

那智「・・・・・・ふん、長門め、貴様の思うようになどなるものか」

那智「軍人として戦場に立つことを選んだ以上、敵に捕らわれることだってある」

那智「そうなったときの覚悟などとうに出来ている!」

那智「あまりこの那智を舐めないでもらおうか!長門!」

那智「七百五十九・・・七百六十・・・」

那智「ここはトレーニングにはちょうどいい部屋だな」

那智「それに・・・トレーニングなら目を開けなくて済む」

那智「七百六十三・・・七百六十四・・・七百六十五・・・」

那智「・・・・・いつもの倍はやっているな」

那智「オーバーワークも不調の元だ、そろそろ切り上げなくては」

那智「・・・しかし、駆逐艦は確かに可愛いものだ」

那智「長門のような狂信的なのはいただけないが・・・」

那智「むっ、五月雨の髪の先は微妙に色が違っているな・・・」

那智「こっちの写真の吹雪、何かおかしいな。どこかいも臭さがないというか・・・」

那智「なっ!吹雪め、パンツが見えてるではないか」

那智「・・・陽炎型の連中は本当に駆逐艦なのか?」

那智「このサイズ・・・許せん、駆逐艦の風上にも置けんな」

那智「ん?この中破した不知火、良く見ると目に涙がにじんでいるぞ」

那智「ふっ、奴も人の子、あれは強がってる意味もあったということか・・・」

那智「・・・・・はっ!いかん、これでは長門の思う壺だ!」

那智「・・・・・む?私は何故ここに入れられてたんだ?ん?」

ウィーン

那智「ん?天井からスピーカーだと?」

サミダレッテイイマス!ゴエイニンムハオマカセクダサイ!

那智「駆逐艦の声まで?これもどうやって・・・」

ケイクウボリュウジョウヤ!

那智「・・・・・・・」

ヤットアエタ!ゴシドウドベンタツヨロシュウナ!

那智「・・・悪くはないな」

那智「この幼さ・・・心が洗われるようだ・・・」

オ゛ウ゛!オ゛ウ゛!

那智「・・・・・・」ウツラウツラ

シレエ!シレエ!

那智「ここに入って、一体どれほど経った?」

那智「眠い・・・だが、音が・・・徐々に大きく・・・」

アウトレンジデキメタイワネ!

那智「くそ、もうやめろ、くるな!」

フミィ

那智「この音を止めろ、長門!!」

ナカチャンダヨー

那智「ひっ!?壁から・・・写真から、駆逐艦が!」

フミィ フミィ

那智「よせ!こっちへくるな!やめろ!やめろ!!」

ポイポイポイポイポイポイポイ

那智「来るなぁ・・・来るなぁ・・・・!!」

タマゴヤキ、タベリュ?

那智「うわああああああああああああああああああああああ!!!」

長門「しまったしまった、那智をあの部屋に放置して一週間そのままだったな」

長門「・・・まあいいか、一週間もあれば十分だったろう」

長門「那智、もう解放してやるぞ」

長門「・・・・那智?」

那智「・・・・・・・」

長門「具合が悪そうだな、大丈夫か?」

那智「・・・・・・・」

長門「これは・・・まさか?」

長門「・・・・・・・・」

長門「チワー!(裏声)」

那智「涼風だよー!(裏声)」

長門「睦月です!(裏声)」

那智「はりきって、いきましょー!(裏声)」

長門「たまごやき、たべりゅ?」

那智「たべりゅうううううううううううう!!」

長門「・・・・・・・」ガシ

那智「・・・・・・・」ガシ

長門「おめでとう、新たな同志(ロリコン)よ」

那智「ああ・・・生まれ変わったような気分だ」

長門「これでもう・・・我々(ロリコン)は一人ではない!これが反撃の、法律改正の狼煙となるのだ!」

那智「行くぞ長門!」

長門「おう!」

長門(む?何か大事なことを忘れてる気がするが・・・)

長門(・・・まあいいか)

長門(最近疲れてるからな、そのせいだろう)

長門(しかし那智・・・部屋の写真をどうしたというんだ?)

長門(駆逐艦だけを切り取って・・・まったく・・・)




























フミィ



長門と那智 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

PCの調子が大変悪いため今日は安価を取って終わりにします
すぐに終わってすみません
多分明日の夜に再開します

それでは再開します
長門と榛名で行きます

長門「・・・・・・・」

榛名「すみません!榛名、遅れてしまいました!」

長門「いや、いいんだ。入渠が終わってから早々に呼んだのもあるからな」

榛名「それで・・・私に話しとは?」

長門「その入渠にも関係していることだ」

長門「これを見ろ」

榛名「えっと・・・入渠の記録ですか?」

長門「入渠回数の一番多い艦娘、誰だか分かるな」

榛名「・・・・・・・」

長門「言うまでもなくお前だ、榛名」

榛名「・・・ごめんなさい、榛名の被弾が多いせいで・・・」

長門「違うな」

長門「前にもお前と同じ作戦に参加したことがあるが、お前の錬度はこの鎮守府でもかなり高かった」

長門「長門型や大和型に劣る装甲を、高速戦艦の回避性能で十分に補っていた」

榛名「あ、ありがとうございます!」

長門「私が言いたいのは錬度の低さじゃない」

長門「お前の損耗の具合のことだ」

榛名「・・・?損耗、ですか?」

長門「見ればほとんどの入渠で高速修復剤が使われている」

長門「時間をかければ明石の元でも直せるようなものまでだ」

榛名「それはっ・・急いでいて・・・」

長門「確かに高速修復剤の許可そのものは私が出している」

長門「しかしだ、私から許可を出した覚えは一度も無い」

長門「常にお前から志願している、そうじゃないか」

榛名「だって・・・その、榛名は頼られてますから・・・」

長門「確かに愚直なのはいいことだ」

長門「だが、それで本当にお前は大丈夫なのか?」

榛名「・・・・・・・・」

榛名「はい、榛名は大丈夫です」

長門「・・・そうか、ならいい」

長門「だが今言ったこと、肝に命じておけ」

榛名「・・・はい」

長門「くそっ、敵が鎮守府正面海域にまで進出してくるとは・・・!」

長門「第四艦隊、抜錨急げ!」

『第一艦隊帰還 大破艦有リ 支給入渠ノ準備ヲヨウス』

長門「明石!第一艦隊の具合は?」

明石「旗艦の加賀は無傷ですが、翔鶴赤城瑞鶴葛城中破、榛名大破です!」

長門「くそ、榛名の入渠を急げ!加賀の補給もだ!」

「大丈夫です・・・・」

榛名「榛名は大丈夫です・・・!」

長門「待て榛名。腸がはみ出てるぞ」

榛名「大丈夫です・・・お薬の一杯入ったお風呂で・・・疲労も吹き飛びますから・・・ウヒヒヒヒ」

長門「いや頭蓋骨見えてるぞ。疲労どころではないぞ」

榛名「お薬で全部治っちゃいますから・・・榛名は大丈夫です・・・」

長門「わかった。今すぐ風呂に入れてやる」ガッ

榛名「はい、ありがとうございまブクブクブクブクブクブク」

榛名「」ジタバタジタバタ

榛名「」シーン

長門「ようやく静かになったな」

明石「あれ?榛名さんは?」

長門「寝てるところだ」

明石「・・・・・・?」

長門「榛名の艤装を片してくれ、代わりに私の艤装を」

長門「榛名の分は私が出る」

日向「くっ、もう瑞雲の数も持たんぞ」

大和「龍驤さんが大破、北上さんも駄目です!」

長門「待たせたな日向!大丈夫か!?」

日向「長門、龍驤と北上、リットリオも戦えんぞ」

長門「安心しろ、そう思って黒潮を初雪、綾波も連れてきた」

日向「さすがと言ったところだな」

大和(ただ駆逐艦を連れてきただけでは・・・・)

長門「別働隊が既に敵の横腹を突いている、我々も行くぞ!この長門に続け!」

長門「ふう、敵はかなり追い返すことができてるな・・・」

長門「とりあえず、鎮守府への直接攻撃は避けることが出来た。後は追撃戦だけだ」

日向「いや、敵も逃げずにこちらへ向かってきてるぞ」

長門「ちょうどいいものだな。追撃戦の手間が省けた」

長門「全艦、第四警戒航行序列!そのまま突撃!」

長門「・・・・・・・?」

長門「左翼艦、どこを見ている!?陣から離れるな!」

大和「違います!あれは、陣形に加わってない・・・」



榛名「榛名は大丈夫です・・・」

長門「!」

大和「凄い、一人で敵に切り込んで・・・」

日向「だがアレでは、足が止まった途端に集中砲火をくらうぞ」

長門「あの馬鹿・・・!」ダッ

長門「榛名!高速修復剤は、身体の傷や疲労は治せる!」

長門「だが精神的疲労は話が別だ!」

榛名「大丈夫ですっ・・・榛名は!」フラッ

長門「右だあああああああああーーーーッ!」

榛名「・・・・・・!」



グチャ

榛名「・・・・・・」フラフラ

榛名「・・・あれ?私、なにを・・・!?」

榛名「・・・長門さん!」

長門「・・・不発弾で助かった」

長門「弾が肩に刺さっただけだからな」ダラダラ

榛名「そんな・・肩が抉れて・・・」

榛名「っ・・・・!長門さん、後ろ!」

長門「ぐうっ・・・・!この程度・・・・っ!」

榛名「ああ、魚雷の破片が、身体中に刺さって・・・!」

長門「・・・・・・わかったか?」

榛名「・・・・・・・」

長門「これがお前だ、榛名」

長門「お前は大丈夫なのかもしれない」

長門「だがな・・・それを見てる私たちは」

長門「お前が守ろうとしてる私たちが、見てる我々が大丈夫ではないのだ!」

榛名「・・・・・・・・!」

長門「何のために戦友がいる?なんのために仲間がいる?」

長門「守られるためではない。守りあうためにいるのだ、違うか!?」

榛名「・・・・・・・・・」

長門「・・・ふっ、少しばかり、やられたな・・・」フラフラ

長門「榛名、少し手を貸してくれ・・・」

榛名「長門さん・・・何を・・・」

長門「決まっている。戦うだけだ。今まさに、私を守ってる奴らのためにな」

榛名「・・・・・わかりました」

長門「反動がきついぞ、しっかり支えてくれ」

榛名「はい!」



長門「全主砲、斉射ッ!」

榛名「てええええええーーッッ!!」

長門「・・・・・・・・」(12:45)

榛名「・・・・・・・・」(11:50)

長門「・・・バケツは、使わないのだな」

榛名「ええ、もう必要ありませんから」

榛名「榛名がいなくても、戦ってくれる人たちがいますから」

榛名「榛名はもう、大丈夫です!」

長門「・・・そうか」

長門「そのことを、忘れるなよ」

長門「私たちは兵器だ」

長門「だが、艦娘でもあるのだから、な・・・」






榛名(大破)「榛名はもう大丈夫じゃないです・・・」

長門(大破)「やっとたどり着いたE6海域なんだ・・・やっとRomaに手が届くのだ・・・!」

榛名(大破)「無理です!大丈夫じゃないです!」

長門(大破)「いいからバケツだ!」ガッ

榛名「この前といってることがガボガボガボガボ」

榛名「」ジタバタジタバタブクブクブクブク

榛名「」シーン



長門と榛名 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

文月「世の中にはねえ、文月なものと文月じゃないものがあるのぉ」

文月「魂が昇華を果たすことによってより行為に次元の観測に近づきそれに伴った三次元およびこの世界、宇宙の構造を正しく理解することによって魂から悪を祓い自ら正しい道を選べる状態を文月っていうのぉ」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

文月「あたしがこの世に使わされた天使としての名前じゃなくて文月って名乗ってるのは、あたしの姿、立ち振る舞いの全てが文月状態を示していてさらにそれを皆が間近でみることができるためなのぉ」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

文月「文月はねえ、宇宙になれるの。今の自分というものが如何に小さくてちっぽけで、輪廻転生の中で不変であり続ける唯一の物質、魂の外側、その皮袋でしかないと気付くことが出来るのぉ」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

文月「輪廻転生は宇宙ひも理論とワームホールのことで科学的に証明することは文月には容易いけど、完全に文月じゃないみんなのために割愛するよぉ」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

文月「ともかく、大切なのは死が歓迎すべきものであること、より深く文月を目指す、そのための皮袋が変わることだと認識することが大切だよぉ」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

文月「だからねぇ・・・文月のこと、悪い悪いっていう奴は、文月にしちゃえばいいのぉ」

文月「殺っちゃって、より文月に近づけるようにしてあげるよぉ!」

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

『世に文月のあらんことを!世に文月のあらんことを!』

『天使~天使~天使天使天使~』



長門「なんて場所に来てしまったんだ、私は・・・・」

長門「大和に誘われて入ったヨガサークルが、こんな宗教に・・・」

長門「最初はまったくそんな素振りがなかった」

長門「そして段々と、断りきれず誘われるうち、こんなところに誘いこまれてしまうとは・・・」

長門「いくら駆逐艦でも私は五月雨教徒、なんとか逃げなければ」

文月「信者希望の人は、ここで全ての衣服、持ち物、お金を置いてってもらうよぉ」

文月「文月になるためには、文月だけ見てれば良いのぉ」

長門「と、閉じ込められた・・・!」

長門「狭いタコ部屋での共同生活・・・と名を借りた監視生活」

長門「文月にいたるための修行と称した低賃金労働・・・なんで弁屋などしてるのだ!?」

長門「ここにいたらおかしくなる・・・やはり脱出しなければ・・・!」

『長門さん、これあなたの分のヘッドギア』

長門「隙有りッ!ここは逃げっ・・・・・」

長門「ひ、開かない!?地上への扉が!」

文月「無駄だよぉ。その扉は、文月の『いい感じぃ』という声にしか反応しないよぉ」

長門「ふ、文月・・・!」

文月「様をつけんかデコ助ぇ!」フミツケ

長門「ぐあっ!?」

文月「さぁて・・・どうやって文月にしてあげよっかぁ」

文月「文月ガスは地下鉄にばら撒く予定だしぃ・・・ガス銃は特定されそうだしぃ」

文月「うん、ヘッドギアが一番だなぁ!」

文月「あたしのために、死んでくれる?」

長門「や、やめろ!よせ、くるな!」

文月「スイッチオン!」ビリビリ

長門「うわああああああああああああああああああ!!??」ビリビリ

長門「あああああああフミィあああああフミィああああフミィ」

長門「フミィフミィああああフミィああフミィあフミィああフミィフミィ」

長門「これは・・・フミィフミィフミィ・・・意識、gフミィ」

長門「フミィ月線と同フミィしtフミィ」

長門「全てが、フミィにフミィフミィ合していフミィ」

長フミィ「・・・・・・・そうか」

長フミィ「宇宙とは、フミィフミィフミィだったのか、か・・・・」

フミィフミィ「フミィ」







フミィ

長門「・・・・・・・・・はっ!」

長門「・・・・・・・夢か・・・」

長門「良かった、夢で・・・」

長門「駆逐艦に罪を背負わせることなどできんからな」

長門「そんなことするくらいなら文月教だろうが入ってやるさ。はっはっはっは」






















フミィ



長門と文月 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

今日は安価を取って終わりです
多分また明日再開します

それでは再開します
長門と瑞鳳でいきます

瑞鳳「軽空母瑞鳳、参りました、長門さん」

瑞鳳「あれ?おっかしいなあ、長門さんがいない・・・」

瑞鳳「どうしたんだろう?アナウンスまでかけて呼んできたのに・・・」




長門「・・・・・・」天井

長門「捕らえたぞ瑞鳳!」ガシッ

瑞鳳「えええ!?」

長門「ふふふ、お前には前から目をつけていたんだ・・・」

長門「駆逐艦に手を出したら犯罪だ」

長門「だが、駆逐艦みたいな軽空母なら!?」

瑞鳳「ひ、卑怯よ!離して!」

長門「軽空母が戦艦に勝てるわけが無いだろう!おとなしくするがいい」

長門「ふふふ、いい格納庫をしてるじゃないか」サワサワ

瑞鳳「ひっ!?」ビクゥ

瑞鳳「やめて!格納庫をそんなに弄っちゃ・・・んっ・・・!」

長門「いいぞその声色・・・まさに駆逐艦」

長門「それを聞くだけで全身に快感が走る・・・!」

瑞鳳「誰かっ、助けて!誰かぁ!」

長門「おおおおお、漲る、ふおおおおおおおおおおお」

長門「最高だッ!」

長門「今私は!全てのポルノ防止法を超越したのだああああああああ!!」

長門「っグハァ!?」

瑞鳳「え・・・血?」

長門「ば、馬鹿、な・・・!?」ガク

長門「この私が・・・吐血しただと・・・?」

長門「この私の肉体が、軽空母である瑞鳳に拒否反応を示してるというのか!?」

瑞鳳(どこから突っ込めば・・・)

長門「嘘だ・・・見た目は完璧に駆逐艦ではないか!」

長門「・・・・見た目?」

長門「瑞鳳は身体は駆逐艦だが、軽空母だ。受け入れられない」

長門「・・・じゃあ、駆逐艦でも、イ級とかを愛せるか?」

長門「それも違う。私には無理だ」

長門「とすれば・・・私が愛してるのはなんなのだ?」

長門「正真正銘駆逐艦という艦種なのか?それとも幼女体型なのか?」

長門「私は駆逐艦がすきなのか?ロリコンなのか?」

長門「私とは・・・私とはなんだ?」

長門「私とはなんだ?」

長門「私のアイデンティティとはなんだ?」

長門「これまでの私とはなんだったのだ?」

長門「私は・・・私は・・・・」

長門「う・・・うああああああああああああああああああ!!」(発狂)

瑞鳳「えっ」

瑞鳳「え、えっと・・・」

瑞鳳「卵焼き、食べりゅ?」(現実逃避)

長門「たべりゅううううううううううううううううううう!!」



長門と瑞鳳 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

長門「私は・・・私は一体なんだと言うのだ?」

長門「戦艦?ロリコン?ビッグセブン?駆逐艦中毒?」

長門「わからない・・・今ではもう何もわからない」

長門「自己とは玉葱のようなものだ・・・探せば探そうとするほど、からっぽなことに気がつく」

長門「これでは私はただの戦艦・・・ビッグセブン失格だ」

長門「もう、駆逐艦たちにも会わせる顔が無いぞ・・・」

阿武隈「あ、長門さん、いますか?」

長門「!!」ビクゥ

長門(このロリボディ・・・ロリボイス・・・まさしく駆逐艦!)

長門「フヒヒ・・・阿武隈、お前は軽巡だったな・・・?」

阿武隈「え?あ、はい」

長門「今日から駆逐艦になるがいい!フヒーヒヒヒー!」

長門「・・・はっ!」

長門(いいのか、触ってしまって?)

長門(またあの時のように、吐血を・・・!)


長門「・・・・くっ」ヒッコメ

阿武隈「・・・・・?」

長門「・・・それで、どうした?」

阿武隈「はい、提督の代わりに職務をしてる長門さんに相談するのが一番だと思って・・・」

長門「相談か、いいだろう」

阿武隈「私と同じ隊に、北上さんがいるじゃないですか」

阿武隈「ずっと苦手なんです、北上さんが・・・」

阿武隈「勝手に前髪触ってくるし・・・ぶつかってもなんかのほほんとしてるし・・・

阿武隈「話してると殺気を感じますし」

長門「最後のは別人だぞ」

長門「・・・お前は、北上が嫌いなのか?」

阿武隈「とんでもないです!」

阿武隈「北上さん、なんだかんだ優しいし、ハイパーでかっこいいし・・・」

阿武隈「でも、なんとなく苦手なんです。仲良くしたくてもうまく近づけないんです」

長門「・・・・・・・」

長門「そうだな・・・ビッグセブンとして、秘書艦として、その相談引き受けたぞ」

阿武隈「本当ですか!」

長門「任せろ。私にいい考えがある!」

長門「最初からハイパー北上という難関に挑戦するのは無理がある」

長門「苦手なら徐々にならしていけばいい」

阿武隈「でも、どうすれば・・・・」

長門「あいつだ」



初雪「・・・・・・」テクテク

長門「ヤれ」

阿武隈「え・・・?」

長門「ヤれ」

阿武隈「あ、はい!」

阿武隈「い、いきます!」ダッ

初雪「え?なっ!?」ガッ

長門「いい衝突っぷりだ!そのまま絞め落とせ!」

阿武隈「はい!」ガシ

初雪「なっ・・・あ゛・・・・」

初雪「もうヤダ帰りたい・・・」ガク

長門「よくやった!次にいくぞ!」

阿武隈「了解です!」

長門「次はアイツだ」

赤城「・・・・・・」テクテク

阿武隈「い、いくらなんでも正規空母は・・・」

長門「ヤツとてしばふ艦、問題は無い、行け!」

阿武隈「は、はい!」ガッ

赤城「っ!?な、なにを!?」

長門「そのままボーキを食わせろ!」

赤城「も、もがぁ!?のど、詰まっひぇ・・・」

赤城「」ガク

長門「やったぞ!これで雷巡など鎧袖一触だ!」

阿武隈「私、自身沸いてきました!」



長門(・・・・・・ああ、そうだ)

長門(駆逐艦がどうとか、ロリコンがどうとか、何でもよかったんだ)

長門(私は長門型戦艦であり、ビッグセブン)

長門(他の艦の模範となり、導く、連合艦隊旗艦)

長門(だから戦ってきた。だから戦えたのだ。私が守りたいと思った、笑顔のために)

長門(そうだ、私はもう迷わない)

長門(駆逐艦だとか、軽巡だとか、最早どうでもいい!)

長門(この私が駆逐艦だと思ったときッ!既にそれは駆逐艦なのだッ!)ニヤニヤ

阿武隈「あ、あの、長門さん?」

長門「というわけだ阿武隈!前髪を触らせてもらうぞフヒーヒヒヒヒィィィー!」

阿武隈「ひっ!?」

長門「私を止められるものかああああああああ!!」






北上「殺っちゃいましょう?」ライゲキ

長門(大破)「あべしっ」

阿武隈「えっ・・・北上さん?」

北上「阿武隈、大丈夫?何か変なことされてない?」

阿武隈「ええ・・・はい」

北上「そう?良かった」ニコ

阿武隈「・・・・・・・!」カア

北上「どうしたの?何か具合悪い?」

阿武隈「い、いや!そんなことは・・・」

北上「ちょうどいいや、ちょっと間宮さんのとこでもいこうよ、大井っちいないしさ」グイグイ

阿武隈「え、あの、ちょっと、待って!」




長門「・・・・・・・」

長門「良かったな、阿武隈・・・」ガク



長門と阿武隈 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

長門「というわけだ大鳳。お前にはこの生贄になってもらおう」

長門「全艦娘駆逐艦化計画のな!」

大鳳「わけがわからないわ!離して!」

長門「やはり駆逐艦への適正が高いと思われるからな・・・お前は」

長門「さあ大鳳、明石謹製のこの装置で、生まれ変わるがいい!」

大鳳「やめて!私は、空母なのにっ・・・!」

大鳳「嫌あああああああああーーーーーーー!!」

大鳳(駆逐艦)「そう・・・私が駆逐艦、大鳳。機動部隊に勝利を!」

長門「完璧だ・・・」

大鳳「クロスボウを連装砲にしただけだもの・・・」

長門「逆に言えば、それだけ大鳳が優秀だったということだ」

大鳳「・・・駆逐艦として、かしら?」

長門「さあ大鳳、見せ付けてくるがいい!」

長門「駆逐艦として生まれ変わったお前の姿を!」

大鳳(大破)「艦隊が戻ったわ・・・」

駆逐艦 大鳳
耐久 67 火力 0
装甲 40 雷装 0
回避 33 対空 42
搭載 0 対潜 0
速力 高速 索敵 47
射程 短 運 2(21)


長門「駆逐艦・・・駆逐艦・・・?

長門「何だ火力0って・・・雷装0って・・・」

長門「対潜0までくるともうどう扱えばいいのだ・・・」

長門「遠征に回そうにも燃費もあまりに悪すぎる・・・」

大鳳「・・・これに懲りたら、すぐに戻して欲しいわね」

長門「愚問だな。それだけは許さん!」

長門「駆逐艦は駆逐艦で駆逐艦だのだからな!」

大鳳「・・・・そう」

長門「まて、どこへ行く?」

大鳳「・・・言うまでもないわ、出撃よ」

長門「よ、よせ!入渠の資材も馬鹿にならないんだぞ!」

長門「それに、その性能でどう戦うつもりだ!?」

大鳳「・・・長門、あなたは性能が悪かったら戦わないのかしら?」

長門「・・・・・!」

大鳳「かつてもそうだった。私たちには、燃料も、鋼材も、弾薬もボーキも、何もかもが足りなかった」

大鳳「艦の数はおろか、個々の性能でさえ負けることもあったわ」

大鳳「それでも戦ってきたのが私たち。違うかしら!?」

長門「・・・・・・っ」

大鳳「悪いけれど、あなたの都合は知らないわ」

大鳳「駆逐艦大鳳、出撃します!」

長門「・・・・・・ぐうう」

長門(ビッグセブン)(長門、何をしている!大鳳の言うことを聞いていたか!)

長門(ロリコン)(なにを言ってる、駆逐艦から元に戻そうというのか)

長門(ビッグセブン)(貴様それでも秘書艦か!?)

長門(ロリコン)(リアリストだ)



長門「・・・・・・・」

長門「・・・大鳳、これを」

大鳳「・・・私のクロスボウ」

大鳳「長門、どうして・・・」

長門「・・・気付いてしまったのさ」

長門「自分があまりに馬鹿だったことに・・・」

大鳳「長門・・・」



長門「そうとも」

長門「どうせ空母のままでも駆逐艦にしか見えないことにな」

大鳳「・・・・・・・・」



長門と大鳳 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

長門「ふむ・・・後輩との接し方がわからないと?」

瑞鶴「ええ・・・今までずっと私が後輩だったから、わかんないんです・・・」

長門「なら彼女達の真似をすればいいじゃないか」

瑞鶴「ま、真似してたらかっこ悪いですから!ていうか、真似できないし!」

長門(瑞鶴「ごは・・・いえ」ボイン)

長門(瑞鶴「一航戦の子なんかと一緒にしないで」ボイン)

長門「確かに無理だな」

長門「後輩への接し方・・・簡単な話しだ」サワサワ

瑞鶴「なっ・・・!?」

長門「軽いスキンシップをするだけで、概ね分かり合えるものさ」ナデナデ

長門「やはり良い飛行甲板をしているな~」ニヤニヤ

瑞鶴「こ、こんなので・・・!?で、でも、これでも秘書艦だし・・・」

長門「嘘だと思ってやってみろ」

瑞鶴「は、はい・・・」

葛城「あ、瑞鶴先輩!お疲れ様です!」

瑞鶴「か、葛城、今日も良い天気ね・・・(榛)」サワサワ

葛城「!?」

瑞鶴「こんな天気の良い日に演習だなんて・・・(榛)」ペタペタ

葛城「あ、あの、瑞鶴先輩、手が・・・」

瑞鶴「い、いやー本当に良い天気ねー(榛)」

葛城「せ、先輩!」

瑞鶴「!」ビクゥ

瑞鶴「ご、ごめんなさい、ちょっと冗談のつもりだったのよ、うん!」

葛城「あ・・・先輩・・・」

葛城「べ、別に・・・もっと、触っても・・・いいですよ」

瑞鶴「!?」

瑞鶴「あー、ちょっと、ね、本当に冗談だから・・・!」

葛城「それと・・・」

葛城「今日、私・・・夜、空いてますから」

葛城「部屋の鍵、開けておきますね・・・」

瑞鶴「」



加賀「・・・・・・・」ゴゴゴ

翔鶴「・・・・・・・」ゴゴゴ

長門「その後はどうだ?」

瑞鶴「葛城とは仲良く・・・うん、そうね、仲良くなったけれど・・・」

瑞鶴「歯ブラシ隠されたり、靴とかスリッパがなくなったり・・・」

瑞鶴「あとパンツとかもなくなりますね・・・」

長門「よくあることだ気にするな」

瑞鶴「そうですか・・・」



長門と瑞鶴 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

今日は安価を取って終わりです
明日の夜また再開します

みんな空母に恨みでもあるのか?

それでは再開します
長門と龍驤でいきます

龍驤「ふっふっふー・・・聞いたで長門?」

長門「龍驤・・・一体何の用だ」

龍驤「駆逐艦みたいな娘に次々と手を出してたみたいやなぁ」

龍驤「挙句の果てに空母から駆逐艦にしたとか!」

長門「・・・それがどうした」

龍驤「だったら!ウチも駆逐艦にしてや!ええやろ!?」

長門「!?」

長門(な、何を言ってるんだこいつは・・・)

龍驤「ええやろ?なーウチも駆逐艦でええやろ!?」

長門「ま、待て、駆逐艦になったら死ぬほど弱いぞ?」

長門「搭載数ゼロのまま駆逐艦になるんだぞ?それでもいいのか!?」

龍驤「構うことはないで!ウチは駆逐艦になるために生まれてきたんや!」

龍驤「さあ!これでこの甲板胸を受け入れられるんや!早よしてやー!」

長門「・・・・・・」

長門(正直言って・・・嫌だ)

長門(なんというか・・・龍驤はいまいち萌えない)

長門(合法ロリという言葉があるが、あれが当てはまりすぎる)

長門(そう・・・その・・・ロリじゃないのだ!龍驤は!ただ甲板胸なだけだろうあれでは!?)

龍驤「で?どうなん?」

長門「・・・本人の希望なら仕方あるまい」

長門「軽空母龍驤の駆逐艦への艦種変更を認めよう」

龍驤「やったー!やったでー!」

駆逐艦 龍驤
耐久 31 火力 0
装甲 17 雷装 0
回避 27 対空 16
搭載 0 対潜 0
速力 高速 索敵 34
射程 短 運 10

長門(またこうなったか・・・)

龍驤「さあ行くで!新しい龍驤の力を見せたるで!」

龍驤「駆逐艦龍驤や!よろしゅうな!」

陽炎「・・・・・・」

不知火「・・・・・・」

黒潮「・・・・・・」

浦風「・・・・・・」

龍驤「・・・・あれ?」

陽炎「ちょっと食堂の裏に来てもらえるかしら・・・」

不知火「陽炎型に喧嘩を売るとは・・・身の程知らずですね」

龍驤「え?ええ!?」

龍驤「・・・同型艦がいないから、昼飯も一人や」

龍驤「空母の連中はローテーションで時間が別やしな」

龍驤「べ、別に、同型艦がいないのは馴れてるし!軽空母の時もそうやったし!」

龍驤「ほな、あいてる席に座って・・・」

浜風「」パクパク

夕立「」モグモグ

龍驤「うう・・・えぐっ・・・ぐすっ」

長門「さて龍驤、何故呼ばれたか分かるか?」

龍驤「あっはっは・・・ウチ頭悪いからわかんないわ!」

長門「お前のこの一週間の戦果だ」

長門「イ級すら仕留められない艦娘でいいのか?」

龍驤「べ、別にいいやろ?お仕置き部屋でもどんとこいや!」

長門「・・・私が聞いてるのはそこじゃない」

長門「お前自身がいいのかと聞いてるのだ」

長門「この鎮守府でも相当な古株、そして歴戦の軽空母、龍驤」

長門「そんなお前がこのままでいいのかと聞いているんだ」

長門「どうした!軽空母の、火力トップを誇っていたお前はもっと輝いていたぞ!」

龍驤「ほ、放っといてや!ウチにはそんなんいらん!」

長門「あのころのスロットが偏ってた時を思い出せ!」

龍驤「ビッグセブンのあんたに何がわかるん!?」

長門「!?」

龍驤「何が軽空母や!所詮どう頑張っても、正規空母には及ばんよ!」

龍驤「ただ燃費がいいだけで・・・艦載機の数じゃ赤城や加賀にはどうあがいても勝てへん!」

龍驤「それでやれ甲板胸だ、散々馬鹿にされて!」

龍驤「だったらウチは駆逐艦でええよ!使えない、駄目艦娘のままでええよ!」

長門「・・・・・・・龍驤」

長門「甘えるなぁーーーーッッ!!」ドガ

龍驤「!?」

長門「正規空母といっても、性能や艦載機だけで勝負しているのではない」

長門「厳しい鍛錬の中、戦っているのだ」

長門「軽空母に火力で追い抜かれる者だっている」

長門「戦艦も空母もそうだ、その肩書きに恥じないために、その重圧を撥ね退けて戦っているのだ!」

蒼龍「そーだそーだ」

葛城「そーよそーよ」

長門「帰れ」

長門「そして・・・駆逐艦でいいだと!?」

長門「駆逐艦を見くびるなッ!!」

龍驤「」ビクゥ

長門「戦艦、そして空母を相手に、魚雷と連装砲だけで立ち向かう、それが駆逐艦だ」

長門「そんな勇気と気概に溢れた彼女たちを、お前と一緒にするな、龍驤ッッ!!」

龍驤「・・・・・・・」

龍驤「・・・なら、ウチはどうすればいいんよ」

龍驤「軽空母に戻って、また惨めに戦えばいいんか?」

長門「それはお前が決めることだ」

長門「軽空母のままさらなる強さを求めるか」

長門「そのまま腐り、くすぶり、戦うことをやめるか」

長門「また新しい道を探すか」

長門「それそのものは、お前にしか決める権利は無いさ」

龍驤「・・・・・・・・・」

長門「龍驤、しばらく振りだな」

龍驤「おお、もう前までのウチじゃないで!」

長門「そうか・・・また新しい道を探したんだな」

龍驤「そうや・・・ウチはあの人にあって変わったんや」

龍驤「あの人が示した新しい道・・・航空駆逐艦に!」



日向「もう瑞雲にはなれたな?」

長門「ま た お ま え か」

龍驤「魚雷カットインからの瑞雲・・・これや」

龍驤「ほな師匠、出撃してくるで!」



長門「・・・待て、日向」

長門「瑞雲と雷撃って、航空巡洋艦でもできるんじゃ・・・」

日向「・・・・・・」

龍驤(大破)「どうしてこうなるんや・・・」

長門「・・・まあ、そうなるな」



長門と龍驤 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

長門「武蔵か・・・入れ」

武蔵「秘書艦様は相変わらず忙しそうだな」

長門「ビッグセブンにはこの程度、どうということはないさ」

武蔵「それにしたって・・・飯を食う暇も無く働いてるじゃないか」

長門「・・・・武蔵、お前は何故秘書艦室に来た?」

武蔵「そりゃあ・・・秘書艦を休ませてやるためさ」

長門「・・・?」

ガチャリ

長門「待て武蔵、何故鍵を閉める?」

武蔵「念のためというヤツさ」

長門「待て武蔵、何故そんなゆっくりとした足取りでこちらに来る?」

武蔵「こういうのはムードと言う奴が大切だろう?」

武蔵「まあ、床でヤると言うのにそんなのもいらないか」

ドン

長門「なっ!?」

長門「な、何故押し倒して・・・!」

武蔵「決まってるだろう?鈍いヤツだ」ガシ

長門「貴様、離せ!」

武蔵「いいぞ・・・その目だ」

武蔵「お前のその綺麗な目が、私は大好きでね」サワサワ

長門「~~~~~!!」ゾクッ

武蔵「案外ウブな反応じゃないか」ナデナデ

長門「や、やめろ、私には駆逐艦がっ・・・!」

武蔵「駆逐艦にナニを捧げるつもりだお前は」

武蔵「そんなもの後生大事にせず、今ここで私に貰われておけ」ビリビリ

武蔵「ふむ・・・綺麗な色の肌だ。筋肉とは言っても、しなやかで美しいものだな」

武蔵「乳もケツもビッグセブンといったところか」サワサワ

長門「っ!」

武蔵「敏感だな・・・装甲は伊達ではなかったんじゃないのか?」

長門「ふ、ふざけるな、こんなことでこの長門が・・・」

武蔵「さて、その長門に今から滅茶苦茶になってもらおうか」

長門「や、やれるものならやってみるがいい!」

武蔵「その態度、何時まで続くかが楽しみだ・・・な・・・・」

武蔵「・・・・・・・」

大和「・・・・・・・」ゴゴゴゴ

武蔵「どうやって」

大和「扉を壊しました」

大和「大丈夫ですか、長門さん!」

長門「う、うむ」

大和「変なことされたませんか!?何もされてませんか!?」

長門「あ、ああ・・・だから・・・その・・・服を・・・」

大和「!!」カア

大和「す、すみません、すぐ持ってきます!」



武蔵(大破)(その意気だ姉よ)

武蔵(大破)(大和撫子はいいが、奥手すぎるのもどうかと思うぞ)

武蔵(・・・・・・)

武蔵(まあ、あのままヤッても悪くは無かったがな)

武蔵(大和、もしお前が食ってしまわないなら)

武蔵(そこのビッグセブン・・・凛々しくも可愛いヤツの泣き顔、拝ませてもらうたいぞ?)



長門「」ビクゥ

大和「か、風邪ですか!?」

長門「い、いや、何故か寒気が・・・」



長門と武蔵 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

って書き忘れてました
今日は安価を取って終わりです
多分明後日また再開します

それでは再開します
長門と利根でいきます

長門「利根を足止めしてほしいと?」

筑摩「はい、お願いできませんか?」

筑摩「姉さんの進水日を祝ってあげたいんです、でも準備する隙がないんです。いつも私にべったりだから・・・うふふふふ」

長門(この私が寒気だと・・・)ゾクッ

長門「し、しかし何故私なんだ?」

筑摩「ビックセブンの誉れを頂く誇り高い戦艦、長門さんならきっとやってくれると聞いたんです」

長門「そ、そうか・・・」

筑摩「日向さんから」

長門(ま た あ い つ か)

日向「そういうことだ長門、やってくれるな?可愛い瑞雲ニストの頼みなんだ」

長門「ふざけるな!私は秘書艦であって便利屋では・・・」

日向「まあ、そう言うな」ソデノシタ

日向「ビックセブン、だろう?」ニヤリ

長門「・・・・・・・・」

長門「・・・まあ、仕方あるまい。この長門、陽動任務を受けよう!」

筑摩「本当ですか?ありがとうございます!」

長門「任せろ。たった半日程度の足止め、やってみせるさ」

長門(・・・まあ、悪い仕事ではないな)

長門(利根は体つきも悪くない。あともう一回り小さければ言うことは無いが)

長門(それでも胸周りは眼福というものだ)

長門(それに日向からの袖の下・・・)

 瑞雲

長門「いるかーっ!」ブン!

長門「まったく・・アイツは瑞雲をなんだと思って・・・」

 瑞雲

長門「!?!?」

長門「いつのまに戻って・・・?」

長門「しかし・・・利根を足止めするといったものの、どうやってするか・・・」

長門「できるだけ鎮守府内をうろつかせるなと言われたからな・・・」

長門「秘書艦部屋に押し込めるか?だが理由が無いな」

長門「無実の罪を着せようものなら筑摩に何をされるか」

長門「いきなり出かけようなどというわけにもいくまい・・・・」

長門「・・・・・・」

長門「久々にあれをやるか・・・」

長門「サングラス良し・・・マスク良し・・・」

長門「帽子と・・・暑いが一応コートもだ」

長門「声は・・・適当に男っぽくして・・・」

長門「・・・よし、いくぞ」



長門(不審者)「やあ、ちょっとおじさんと遊ぼうか?」

利根「!?」

利根「お、お主、怪しいぞ!」

長門「ぐっ・・・あ、怪しくなんかないよ!」

利根「そうか・・・怪しくないのか!ならいいぞ!」

長門(いいのか!?)

利根「ところでお主は何者だ?鎮守府では見ない顔だな」

長門「あー・・・えっと、筑摩さんのトモダチなんだ」

長門(そういえば私って友達いないな・・・)

長門「筑摩さんに、利根君を連れてくるように頼まれたんだ」

利根「筑摩が!そうか、なら・・・」

利根「・・・・・・・」

利根「ならん!我輩はついていかんぞ!」

利根「知らない者にはついてくなと、筑摩から聞かされてるからな!」エッヘン

長門(胸を張るな・・・いやもっと張ってくれ頼む)

長門「な、ならついてきてくれたら、この瑞雲をあげよう」

利根「瑞雲なら間に合っておる!日向殿から貰い受けたからな!」

長門(覚えてろ日向・・・)

利根「む、そういえば!」

長門「な、なんだい?」

利根「日向殿は言ってたぞ!瑞雲を持ってたらそれだけで皆義兄弟と!」

長門(それを信じる航巡達とはなんなのだ・・・)

利根「我輩とお主は義兄弟!これで知り合いだな!うむ!」

長門「そ、そうだね。じゃあ、おじさんについてきてね」

利根「おお!」

長門(なんだこの駆逐艦)

長門「鎮守府の外の提督の家を使えたが・・・」

長門「さてここからどう足止めするか・・・」

利根「ん?筑摩のやつはどうした?」

長門「あー、筑摩さんは今いそがしくて戻れないみたいなんだ」

長門「おじさんと瑞雲ごっこをして待ってようか」

利根「いいだろう!我輩のカタパルトの性能、思い知らせてやるぞ!」

長門「これでなんとか場をもたせて・・・」

筑摩「よし・・・あとはケーキと料理を用意しないと」

筑摩「姉さん、きっと喜ぶだろうな・・・」ニヤニヤ

伊勢「あれ?珍しいね、筑摩置いてって利根がいっちゃうなんて」

筑摩「あ、伊勢さん・・・姉さんなら、確か長門さんと一緒ですよ?」

伊勢「え?長門?おっかしーな・・・」

筑摩「・・・どうか、したんですか?」

伊勢「利根とゴリラみたいな怪しい不審者が鎮守府の外に出てくの見てさ」

筑摩「!?!?」

筑摩「そんな・・・長門さんが一緒だったはずじゃ・・・」

筑摩「嘘・・・嘘です・・・」

筑摩「姉さんが誘拐されたなんて・・・・・!!」

伊勢「・・・まあ、そうなるよね」

筑摩「駄目だったんです・・・姉さんはお人よしで素直で明るくて可愛くで愛らしくてまっすぐで疑うことや暗いことや汚いことなんて何も知らない純粋できれいで天使のような人だったんですだから私がついてなくちゃ駄目だったのに私がいなくちゃ私がいなくちゃ私がいなくちゃ」

伊勢「・・・あ、あの・・・筑摩・・・さん?」

筑摩「姉さああああああああああああああん!!」ダッ

伊勢「あれ!?ちょっと待って!」

利根「はっはっは、また我輩の勝ちだぞ!その瑞雲もらった!」

長門「い、いやー利根君は強いなー」

利根「お主が弱すぎるのじゃ。カタパルトも無しで瑞雲を使おうなど百年早い!」

長門(放っておいてくれ)

利根「瑞雲ごっこも疲れたのう、筑摩はまだか?」

長門「あー!もうこんな時間だ!利根君、ナガットモンスターでも観ようか!な!」

利根「それならヒュウガスレイヤーを観るぞ!」

長門(筑摩はまだなのか・・・!)

筑摩「・・・とのことで、利根姉さんが誘拐されたようです」

筑摩「姉さんは長門さんに任せていたのですが・・・こちらにいないのを見ると・・もう・・・」

大和「う、嘘ですよね?長門さんが、そんな・・・!」

武蔵「落ち着け大和、まだ決まったわけじゃないだろう」

日向「・・・だが、長門を出し抜き・・・あるいは倒して利根を誘拐したのは事実。相当な強敵と見たほうがいい」

日向「敵はビックセブン以上で、しかも利根を人質にされる可能性もある。ここはタウイタウイ総出でかかるべきだ」

伊勢「でも・・なんで利根を?もっと弱い駆逐艦を狙っても・・・」

日向「・・・駆逐艦で駄目で、利根でいいこと・・・」

日向「・・・まさか、目的は艦娘でなく、利根自身!」

大和「なんという下劣で卑劣な・・・!そんなことのために長門さんは・・・!」

武蔵「事態は一刻を争うみたいだぞ、秘書艦代理殿」

陸奥「・・・そうね。任務についてない全艦に、タウイタウイ市内への捜査を命じるわ」

陸奥「犯人への発砲も躊躇わないで」

陸奥「これは・・・姉さんの弔い合戦よ!」

大和「はい!」

利根「はあ・・・この時間となるともういい番組もないのう・・・」

長門「対魔忍ナガト見るかい?宇宙戦艦ナガトにするかい?」

利根「そろそろ筑摩をからかいたいぞ!筑摩はまだか!」

長門「ち、筑摩さんは、その・・・」

長門(考えたら利根にこの場所を教えてなかったぞ!だからこないわけだ・・・)

長門(ど、どうすれば・・・)

利根「筑摩ー!我輩を捨ててどこにいったー!筑摩ー!」

長門「ほら、利根君、落ち着いて、ね?」

大和「・・・あの家の中に入ったという目撃者がいました」

武蔵「中はみえるか?」

利根「見えます・・・泣いてる利根姉さんを、無理矢理押さえつけようとしてる不審者が・・・!」ワナワナ

日向「何だと!?急げ!」

陸奥「目標、前方宅!全艦突撃!」



長門「外が騒がしいと思ったらら・・・筑摩、来てくれてたか」

長門「何故か日向や大和、陸奥やらたくさんいたが・・・まあいいか」

長門「ほら、利根君、玄関に筑摩さんが迎えにきてくれたよ」

利根「なに!?本当か!」

筑摩「筑摩、突撃します!」

利根「うわーん、筑摩ー!」ダキ

筑摩「ね・・・姉さん!無事でよかった・・・!」ダキ

筑摩「もう離しませんよ?もう絶対に・・・!」

利根「我輩もじゃ!筑摩と我輩は一心同体だー!」



長門「・・・半日はなれてただけであれか・・・」

長門「まあ、これでようやく私も・・・」



チャキ

長門「・・・?」

大和「動かないでください」

長門「ん?大和?何故ここに?」

大和「・・・人質の利根さんを解放したようですが」

大和「それでも・・・私はあなたを絶対に許しません!長門さんを奪った!あなたを!」

長門「えっ」

日向「瑞雲は積めなかったが・・・いいヤツだったさ。あれでも友人だった。巻き上げたボーキの分、ここで返そう」

武蔵「あの馬鹿さ加減がもう見れなくなる・・・そう考えただけで、頭が煮えたぎってくるようだ」

陸奥「姉さん・・・見てる?ここにいる人だけじゃない、鎮守府の皆が、あなたに悲しんでくれたのよ?」

長門「は、話が見えん・・・」

長門「待て!とりあえず砲を降ろせ!市街地で発砲したら後でどうなると思ってる!」

大和「どうなってもいいということです」

大和「それだけのことをあなたはしました」

大和「私たちから・・・私から、長門さんを・・・!」

長門「いや、あの長門は私・・・」

大和「全主砲、斉射!」

長門「よせ、待てーーーーーーーー!」

大和「てえええええええええーーーーーッッッ!!」



チュドーン

大和「・・・あの家の中に入ったという目撃者がいました」

武蔵「中はみえるか?」

筑摩「見えます・・・泣いてる利根姉さんを、無理矢理押さえつけようとしてる不審者が・・・!」ワナワナ

日向「何だと!?急げ!」

陸奥「目標、前方宅!全艦突撃!」



長門「外が騒がしいと思ったらら・・・筑摩、来てくれてたか」

長門「何故か日向や大和、陸奥やらたくさんいたが・・・まあいいか」

長門「ほら、利根君、玄関に筑摩さんが迎えにきてくれたよ」

利根「なに!?本当か!」

長門「・・・提督の自宅の修理・・・もとい再築代」

長門「周辺への謝罪状と始末書」

長門「鎮守府の訓練計画のずれ」

長門「消費された資材の埋め合わせ」

長門「私自身の入渠代」

長門「何か言うことはあるか?」

大和「すみませんすみませんすみませんすみません」

筑摩「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい」

陸奥「・・・あらあら」

武蔵「本当にすまないと思ってる」

日向「・・・まあ、そうなるな」

長門「・・・そうかそうか」

長門「・・・まあ言いたいことは山ほどあるが」

長門「・・・解散だ。これ以上はなにもいうまい」

大和「本当にすみませんでしたごめんなさい許してください何でもしますから」

長門「いいといってるだろう・・・気にするな」

長門「少し一人になりたい、折角まだ寝たきりなのだからな」



長門「・・・・・・・」

長門「それはそうだ。ああまで言われたら・・・」

長門「照れて何も言えないさ・・・」

利根「長門!元気にしておるか!」

長門「この通り寝たきりさ」

利根「そうか、元気そうじゃの!今日はこれをもってきたのじゃ!」

長門「これは・・・ケーキか!」

利根「筑摩が随分と世話になったと言ってたからな、姉として礼を言うぞ!」

長門(糖尿病の制限が・・・まあいいか)

長門「ありがたい、もらっておこう」

利根「うむ!味わって食べるのだぞ!」

長門「・・・・・・」パクパク

長門「・・・・・・」モグモグ

長門「・・・うまいな」

長門「・・・・・・」ムシャムシャ

長門「・・・・・・秘書艦というのも、捨てたものではないな」

長門「・・・・・・良い鎮守府だ」



長門と利根 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

霰「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」ジー

霰「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」ジー

霰「何ですか・・・?」

長門「気にするな」ジー

霰「・・・・・・・・」テクテク

長門「・・・・・・・・」テクテク

長門「・・・・・・・」ジー

霰「・・・・・・・」

霰「んちゃ・・・」

長門「!!!」

霰「・・・とかは言いません・・・」

長門「・・・・・・・」ションボリ

霰「・・・・・・・」

霰「・・・・・・」モグモグ

長門「・・・・・・・」ジー

霞「・・・ねえ、この戦艦なんなの?」

長門「・・・・・・・」

霞「あんた秘書艦でしょ?仕事もせずに駆逐艦のストーカー?恥ずかしくないの!?」

長門「・・・・・・・」フルフル

霞「駆逐艦なんて一山いくらのダッチワイフくらいにしか思ってないの?死ねばいいのに・・・」

長門「・・・・・・・」ナミダメ

霞「霰!なんとか言ってやんなさいよ!」

霰「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」ウルウル

霰「んちゃ・・・・」

長門「っっっっ!!!!!!!!」ガタン

霞「ひ!?」

霰「・・・・・・・」

霰「・・・・・・・」

霰「・・・・・とかは言いません」

長門「!?!?!?!?!?」ビクゥ

長門「~~~~~~~~!!!」ジタバタ

長門「・・・・・・・」ガンガンガン

霞「な、なにしてんの!?何で頭を壁にぶつけんのよ!ねえ!」

霰「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」ジー

霰「・・・・・・・」

陸奥「お願い姉さん・・・仕事に戻って・・・」

陸奥「大和さんも心配してるわ、ねえ・・・」

長門「・・・・・・・」ジー

陸奥「この鎮守府は姉さんじゃないと駄目なの!ねえ!」

長門「・・・・・・・」ジー

霰「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」ジー

陸奥「ううっ・・・何で・・・どうして・・・」

長門「・・・・・・・っ」チラチラ

長門「・・・・・・・」グウウ・・

霰「・・・・・・・」

霰「・・・・んちゃ・・・」

長門「っっっっっっ!!!!!!!!」

霰「・・・・・・」

霰「・・・・・・」

霰「・・・・・・とかは言いません・・・」

長門「・・・・・・」ドサッ

長門「・・・・・・」ピクピク

霰「・・・・・・」

陸奥「もうなんなのよ・・・」

霰「・・・・・・・・」

長門「・・・っ・・・・・っ」ボー

長門「・・・・・・・・・っ」フラフラ

霰「・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・・・・」ウツロ

霰「・・・・・・・・」

霰「・・・・・・んちゃ・・・」

長門「っっっっ!?!!!?!!?!!?!!??!!?」ビクンビクン

長門「~~~~~~~~~~!!!」ウルウル

長門「・・・・・・・」ドサッ

霰「・・・・・・!」

長門「・・・・・・・ありがとう」

長門「・・・・・・・これで、心置きなく、逝ける・・・・」

長門「・・・・・・・」ガクッ

霰「・・・・・・・っ」

霰「・・・・・・・」

霰「・・・・・・・!」

霰「・・・・・・・」

霰「・・・・・とかは言いません・・・」

長門「まだ死ねん!」ガバッ

霰「・・・・・・・」

霰「・・・・・・・」ニコ

長門「・・・・・・・」ニヤリ



長門と霰 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

今日は安価を取って終わりです
また明後日再開します

長門「加古、出頭命令に応じないと思えば・・・こんなところにいたか」

加古「・・・・・・・んあ?」ボケー

長門「起きてもらおうか。出撃だ」

加古「・・・・・・・寝るぅ」ゴロン

長門「寝ぼけるな!起きろ!」

加古「あん?寝ようぜもうぅ・・・」

加古「・・・・・zzz・・・・」

長門「お、おい!」

長門「起きろといってるのがわからないのか!」

長門「くっ・・・無理やり起こしてもこの状態で出撃は無理か・・・」

長門「それにしても日当たりのいい芝生だな」

長門「・・・・・・・」

長門「い、いや、私は何を考えてるんだ」

長門「まだ書類が半分も・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「す、少しだけ仮眠を取るか・・・」ゴロン

大和「あ、長門さん、こんに・・・あれ?」

長門「・・・・・・・」グーグー

加古「zzz・・・・」

大和「お、お昼寝・・・ですか・・・?」

武蔵「ふふふ、ビッグセブンも寝顔は可愛いじゃないか」

大和「何をいってるんですか武蔵は・・・」

武蔵「ちょうど演習も終わったしな・・・よっ」ゴロン

大和「え、武蔵?」

武蔵「どうした?長門と添い寝するぞ?良い機会だな」

大和「~~~!」カアー

大和「・・・・・・・私も・・・」ゴロン

清霜「うわー疲れたー!」

天龍「よーやく遠征が終わったぜ・・・」

龍田「今日はあんまり距離無かったじゃない~?」

天龍「遠征じゃなくて駆逐艦に疲れたんだよ・・・」

清霜「あれ?武蔵さんに長t」モガモガ

天龍「馬鹿!あんなおっかねえ連中起こすな!」

望月「天龍さんの方がうるさいじゃん」

天龍「うっせえ怖くすっぞ!」

文月「疲れたしぃ、あたしも寝るぅ~」

春雨「じゃあ私も・・・」

天龍「ま、待て、補給も報告も終わってねえぞ」

龍田「いいんじゃな~い?」

天龍「龍田までどうした」

龍田「報告しようにも寝てるじゃない」

長門「zzz・・・ナガチャンダヨー・・・zzz」

天龍「・・・・・・・」

天龍「しゃーねー・・・いや、まあいっか」ゴロン

アタシモネヨウカシラ

モウヤダネタイ

ワラワモスコシヤスムゾ


ヤセンマデヤスムカ

ネルノハヤーイ!

ゴリラノイヌマニネルデチ!

キタカミサンガネルナラ・・・

サミダレキョウデミンナノミライニエガオヲ・・・

ハルナハダイジョウブジャナイデス

オヤスミニャ・・・

ヲ級「キョウコソカンムスサイゴノヒ」

ヲ級「ヤツラヲスベテセンメツシ、タウイタウイヲワレワレノモノニ・・・!」

ル級「イヤ・・・ナンカアヤシイゾ・・・」

ル級「チンジュフキンカイマデキテモカンシイッピキイナイ」

ヲ級「・・・・ワナカ?」

ル級「アリエル・・・ダガ、ノッテミルカチハアル」

ヲ級「アア、リクノウエデモワレワレノユウイハウゴカナイカラナ」

ヲ級「ゼンインジョウリクシテトツニュウダ」

ヲ級「ナンダコノシズケサハ・・・ダレモイナイ・・・」

ヲ級「カンムスタチハドコヘ・・・?」

ル級「オイ、コッチヲミテミロ」

ヲ級「ン?」



スピースピー
zzz....
シレエ・・・・
グゴーグゴー

ヲ級「ナンダコレハ・・・」

ル級「ワタシニキカナイデクレ・・・」

ヲ級「・・・・・・」

ル級「・・・・・・」

ヲ級「・・・・・・」ウズウズ

ル級「・・・・・・」チラッ

ヲ級「・・・・・・」ゴロン

ル級「・・・・・・」ゴロン




ガバッ

加古「・・・・・・・」ボケー

加古「・・・・・・・」キョロキョロ

長門「グゴーグゴー」

大和「スヤァ・・・」

ヲ級「ヲー・・・ヲー・・・」

加古「・・・・・・・」ボケー

加古「・・・寝るか」ゴロン



長門と加古 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

陸奥「姉さん・・・何処へ行く気?」

長門「!!」ビクゥ

長門「お、お前と一緒に休みをとる準備だぁ!」

陸奥「一人で部屋を出て?」

長門「や、やらせはせん!やらせはせん!日替わり特別メニュー!先着限定パフェ!やらせはせんぞ!」

長門「お前を殺してでも通らせてもらうぞ。姉を越える妹などいない!」

陸奥「ふふふ・・・それはどうかしら?」

長門「なに?」

陸奥「もう昨日までの私じゃないわよ?」

長門「ふん・・・これでも私はケッコン済みだ」

長門「錬度99のお前では、この私を越えることなどできん!」

陸奥「ふふふ・・・姉さん」

陸奥「私はここから一歩も動かずに戦ってあげる」

長門「何があったかはしらんが・・・後悔だけはするなよ?」

長門「行くぞ、陸t」瑞雲「バババババ」

長門「!?!?」12ダメ 制空権喪失

最上「しまった・・・手が滑って・・・」

日向「けしからん。私が喝を入れてやる」



長門(小破)「くっ・・・この程度、まだまだ!」

長門「全主砲、斉射!t開幕雷撃「チュドーン」

長門(中破)「ここは秘書艦室ではないのか!?」

大井「ら、雷撃りました・・・」

北上「よし、次は砲撃だよ・・・」



長門「だが・・・まだまだ!てーっ!」

扶桑「運置いてけ」バッ

山城「まるゆ置いてけ」バッ

長門「馬鹿、邪魔に扶桑(大破)「何で私たちばかり・・・!」

山城(大破)「笑いなさいよ・・・笑いなさいよ・・・」

長門「・・・・・・この激運・・・・」

長門「一体どうやって勝てばいいんだ・・・私にどうしろと・・・」

陸奥「ふふふ・・・ビッグセブンなのは私もよ?」

陸奥「これくらい当然よ、当然」チャキ

長門「ま、待て!わかった!わかった!」

陸奥「今日からは・・・私が手伝わなくてもいいようにしてあげるわ?」

長門「やめろー!」

陸奥「敵艦発見!全砲門、開け!」

チュドーン

陸奥(大破)「」コンガリ

長門「・・・・・・・・」

長門「・・・・第三砲塔の事故は」

長門「運ではなく整備不良だったらしいな」

陸奥「・・・・・・どうしてこうなるのよ・・・」グス



長門と運カンストの陸奥 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

あー書いてませんでしたが今日は安価をとって終わりです
また明日の夜再開します

それでは再開します
長門と天津風でいきます

長門「天津風。いつも頑張ってくれてるな」

天津風「何?それを言うためだけにあたしを呼んだの?」

天津風「ま、褒められるのは悪い気分じゃないわ」

長門「そうとも。錬度も非常に高い。駆逐艦の中でもトップクラスだ」

天津風「そ、そんなに褒めたって、なんにもでないわよ」

長門「・・・・・・・」

長門「天津風!今日から一切の出撃を禁じる!」

天津風「!?」

天津風「はあ!?何言ってんのよ、今日だってもう予あるわよ!?」

長門「駄目だ!今日は休め!」

天津風「だいたい、隊の構成自体は提督が決めてるんでしょ?長門さんがどうこう言ったって」

長門「駄目だ!駄目だったら駄目だー!」

長門「とにかく駄目だ!お前をこの部屋からは一歩も出さん!」

天津風「もうただの監禁じゃない!?」

長門「当たり前だろう!」

天津風「え・・・・」

天津風「たくどういう風の吹き回しよ・・・だったらこっちにも考えがあるわ」

長門「ふん、この長門、駆逐艦相手に遅れはとらんぞ」

天津風「助けてぇーっ!長門さんに即ハメ即堕ちふたなり種付けレイプされるうぅーっ!」

長門「何!?何故分かった!?」

天津風「するつもりだったの!?」

憲兵「憲兵だ!」ダダダ

長門「くそう、まだこんなところでつかまるわけには・・・」

長門「ええい、ままよ!」ガシッ

天津風「ああ、連装砲くんがっ!」

武蔵「長門に告ぐ!おとなしくでてこい!妹さんも泣いてるぞ!」

長門「嘘をつくな!こういう時陸奥は泣くより怒る!」

陸奥「チッ」

長門「それ以上秘書艦室に近づくな!連装砲くんに46cmを叩き込むぞ!」

武蔵「お前も死ぬぞ!」

長門「死なば諸共、覚悟は出来ている!」

長門「天津風は絶対に出撃させんぞ!演習にも出すものか!」

武蔵「む・・・待てよ?」

武蔵「もう長門ごと砲撃で吹飛ばしたらどうだ?」

天津風「ちょっと!そんなことしたら連装砲くんが!」

武蔵「だって大破で止まるだろう」

天津風「それもそうね、やっちゃって」

長門「ちょ」

チュドーン

長門(大破)「離せ!離せ!くそっ!」

武蔵「全くあっけなかったな」

長門「くそう、離してくれー!天津風を・・・止めなければならないんだ」

長門「天津風を・・・絶対に・・・止めなければ・・・!」

長門「うおおおおおおおおおお!!」

天津風「・・・・・・・・」

天津風「・・・ねえ、なんでそうまでして私を止めるの?」

長門「・・・・天津風、私はお前について何も知らなかったんだ」

天津風「私?」

長門「知らなかったんだ・・・お前が島風のプロトタイプだったなんて・・・!」

天津風「それがどうしたのよ」

長門「つまりこのまま放って置いて錬度が溜まりきったら・・・」

長門「改ニになって島風になってしまうじゃないかああああああああああ!!」

長門「嫌だああああああああ天津風は天津風のままでいてくれえええええええええ!!」

天津風「私陽炎型だけど」

長門「あっ」



長門と天津風 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

すみませんちょっと寝てました
再開します

長門「大和!拘束を解け!何のつもりだ!」

大和「ちょっとした教育ですよ」

大和「浜風、こちらへ」

浜風「あの・・・これは一体」

大和「長門さんの病気(ロリコン)を直すためです、いい?」

浜風「あっはい」

長門「くそう、この私に一体なにをするつもりだ!」

大和「浜風、そのまま長門さんに近づいて」

浜風「・・・?」スタスタ

長門「・・・・・・・・っ」ウッ

浜風「あ、あの・・・長門さん?」スタスタ

長門「ふふん、私に近づくだけか?」

大和「浜風、そのまま長門さんに抱きついてください!」

浜風「え!?」

長門「!!」

浜風「な、何のために・・・?」

大和「長門さんに免疫をつけるためです、さあ!」

浜風「え、ええ、まあ・・・」ダキ

長門「・・・・・・・・・・」ムニュ

浜風「・・・・・・」

長門「・・・・・・」

浜風「・・・・・・」

長門「・・・・・・うむ、柔らかいな」

浜風「~~~~~~っ」カアァ

大和「な、何故・・・」

長門「どうした?早く解放しないか、大和」

大和「おかしいですね・・・じゃあ金剛さんお願いします」

金剛「Hey長門!戦艦同士仲良くするデース!」ダキ

長門「お゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛」ドロドロ

大和「!?!?」

金剛「Oh!長門、しっかりするデース」ユサユサ

長門「やめrお゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛ろ゛」

大和「ストップ!離れてください!離れて!」

大和「ごめんなさい浜風・・・もう帰っていいですよ」

大和「おかしい・・・長門さんの体質なら浜風の身体にも拒否反応を・・・」

浜風「・・・ちょっと話が良く分かりませんが」

浜風「なんだかちょっとうれしいですね」

大和「?」

浜風「・・・私は、自分の身体が少しコンプレックスなので」

大和「・・・・・・・なるほど」

浜風「?」

長門「ふふふ・・・甘いな大和」

長門「この私が・・・この長門が・・・駆逐艦を泣かせるわけがないだろう」

長門「ふっ・・・・・」

長門「ぐはあっっっ!」ドサ

大和「死んでる・・・」



長門と浜風 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

今日はここで終わりです
また明後日再開します
ここ最近細切れだったり休みがちですみません

それでは再開します
長門と戦艦清霜で行きます

武蔵「お、お前、本当に・・・清霜なのか・・・?」

大和「こんなことって・・・」

長門「・・・?どうした、大和、武蔵」

大和「長門さん、見ては駄目です!」

長門「・・・・・・・!」



長門「・・・・・清霜・・清霜、なのか・・・?」

清霜(戦艦)「・・・・・・」モジモジ

長門「その主砲・・・艤装・・・そうか・・・」

長門「ついに・・・戦艦に・・・なってしまったか・・・」

清霜「・・・・・は、はい・・・夢みたいです・・・」

長門「・・・・・・・」

大和「や、やっぱりあまりのショックに頭が・・・」

武蔵「無理も無い、私やお前以上のプロポーションだ・・・もう・・・」

長門「・・・・・・・」

長門(・・・・・・・・)

清霜『どうも!夕雲型の最終艦、清霜です!到着遅れました、よろしくお願いです!』

長門『・・・・・・・・』プルプル

清霜『・・・あ、あれ?あ、あの・・・』

長門『ついにドロップしたぞおおおおおおおおお!!』

大和『やりましたね!早速提督に報告しましょう!』

武蔵『ようやく来てくれたか・・・清霜』

清霜『え?あれ?ど、どういうこと!?清霜、まだ何も・・・』

長門『清霜、心配するな』

長門『今お前は、生まれてきたことを祝福されてるんだ』

清霜『生まれてきたこと・・・ですか?』

長門『そうさ。新しい仲間が来るというのは、そういうものだ。かけがえのないことなんだ』

清霜『仲間・・・長門さんや大和さん、武蔵さん、戦艦のみなさんが、仲間・・・!』

大和『ありがとう清霜!このタウイタウイに来てくれて!』

武蔵『礼を言うぞ、清霜!』

ありがとう!

ありがとう!

清霜『は、はい!こちらこそ、よろしくお願いします!』

陸奥『これで堀りが終わったわね・・・・・』

長門『清霜、この通りに構えてみろ』

清霜(Lv.1)『こ、こうですか!?』

長門『違うな、主砲を持つ手はもっと腋を閉めるんだ』ナデナデ

清霜『こ、こうだ!えい!』

長門『よーしよしよしよしよしいい構えだぞぉおおおお~!これならル級も一撃だ!』スリスリホオズリ

清霜『そうですか!これで戦艦に近づきましたか!』

長門『戦艦になりたいのか?』

清霜『はい!長門さんや、大和さん、武蔵さんみたいな戦艦になって・・・』

清霜『こんどこそ、清霜がみんなを守るんです!みんなで帰るんです!』

長門『そうか~私も守ってくれるか?か?』

清霜『はい!勿論!』

長門『そうかそうかきっとお前は良い戦艦になれるぞ~!』ナデナデ

清霜『戦艦になれるんですね!?やったー!』

武蔵『おい、長門・・・子供に適当なことを言って、あとでどうする』

長門『あ゛ぁ゛聞こえないな。私には何も聞こえない』

武蔵『まったく・・・』

長門『離せ!離せー!私は清霜と出るんだ!』ジタバタ

大和『今日は水雷戦隊での出撃です!戦艦はでれません!』

長門『何を言ってる!清霜は初めての出撃なんだぞ!同じ駆逐艦と触れ合うのも初めてなんだぞ!出撃デビューなんだぞ!私がいなくてどうする!』

大和『長門さん・・・』

長門『初陣記念写真が撮れないだろう!』

大和(無言の46cm砲)

長門(大破)『くそおおおおおおおおおおお!!今日ばかりは恨むぞ、提督!』

清霜(Lv.15)『な、長門さん!清霜は大丈夫です!』

長門『本当か?一人でも敵に撃てるか?』

清霜『勿論!』

長門『ちゃんと駆逐艦同士仲良くできるか?友達いっぱいできるか?』

清霜『は・・・はい!大丈夫です!』

長門『旗艦の軽巡の話は良く聞くんだぞ?きちんとお箸を使って食べるんだぞ?知らない深海凄艦についていくんじゃないぞ?おしっこの時パンツはずらせるか?』

清霜『だだ・・大丈夫ったら大丈夫です!』ピクピク

天龍『おい・・・もうブリーフィングを始めたいんだけどよ・・・』

大和『長門さん、心配なのはわかりますが、もう見送りましょう?』

長門『怪我しないようにするんだぞ、清霜!』

清霜『はーい!!頑張ります、長門さん!!』

大和『清霜は戦いに行くんですよね?』

清霜(小破)『長門さん、清霜、帰りました・・・』ズーン

長門『大丈夫か清霜!?どうした!?何かあったのか!?その傷は!?あの軽巡にいびられたのか!?』

天龍『俺!?』

清霜『ちょっと避けられなかったんです・・・』

長門『そうか!大丈夫だ、戦艦といっても避けられないことは多々あるぞ!』

清霜『あと、駆逐艦の友達にぶつかっちゃって・・・邪魔って・・・』

長門『よしよし、隊列なんて気にするな!大事なのは一人の強さだ!』

天龍(こんなヤツが連合艦隊旗艦だったのか・・・)

清霜『それと、うずしおにはまっちゃって、弾薬落としちゃって・・・』

長門『構うな!いざとなれば拳で戦えばいい!』

大和(それが出来るの長門さんだけですよ・・・)

長門『失敗を気にするな清霜、それを次に活かせばいいんだ』

清霜『で、でもっ・・・』

清霜『でも、雷撃で、軽巡を落としました・・・・!』

長門『~~~~~~~~っっ!!』

長門『大勝利だ!それだけで大勝利だぞ、清霜!良くやった!』ナデナデ

清霜『清霜・・・戦えてましたか?立派に戦えてましたか?』

長門『無論だ!今夜は食うぞ、清霜!』ダキ

清霜『はい!ありがとうございます!』

天龍(今回大破が出たから撤退したけどな)

大和(これが大本営発表・・・)

清霜(Lv.30)『清霜、帰りました』

長門『おお、清霜!もう帰ってきたか!・・・待て、何処へいく?』

清霜『駆逐艦のみんなと遊んできまーす!』

長門『ま、待て。私と一緒にフフ怖ごっこしないか?な?』

清霜『また今度でいいですか?みんなまたせてるんです!』

長門『そうか・・・しかたあるまい、行け!』

長門『・・・・・・・・』

長門『最近、私と遊ぶ時間が減ってきてないか・・・?』

陸奥『姉さん?仕事しましょう?』

長門『お昼寝もいつも一緒だったのに、最近はそもそもしない』

陸奥『姉さん?仕事しましょう?』ガシ

長門『そういえばこの頃、じっと見たり頬擦りすると嫌そうな顔するような・・・』ズルズル

陸奥『姉さん?仕事しましょう?』グイグイ

長門『まさかこれが反抗k待て陸奥擦れてるぞ痛い痛い痛い』

清霜(Lv.50)『・・・・・・・』

長門『どうした?清霜、食べないのか?』

長門『大量に食べることができなければ、戦艦にはなれないぞ?』

清霜『・・・・長門さん。清霜、本当に戦艦になれるんですか?』

長門『・・・なに?』

清霜『今日の座学で質問したら、駆逐艦は戦艦になれないって言われて・・・』

長門『そそそそんなことは無い断じて無い絶対に無いぞ』

清霜『・・・清霜は戦艦になれるっていってたら、駆逐艦のみんなに馬鹿にされて・・・』

長門『駆逐艦は軽空母や正規空母にもなれるのだ!本当だぞ!』

清霜『嘘だ!駆逐艦は駆逐艦にしかなれない!教科書にもそう書いてありました!』

清霜『清霜が馬鹿で全然頭も悪いからって、適当なこと言ってたんですよね!?』

長門『ち、違うんだ清霜、そういうわけでは!というか今のは本当だ!』

清霜『もういいです!どうせ清霜は戦艦になんて・・・!』ダッ

長門『ま、待て!清霜!』

長門『・・・・・・・・・・』

長門『・・・・・・清霜の食べ残しうまいな・・・』モグモグ

清霜(Lv.70)『長門さんの馬鹿馬鹿馬鹿ああああーー!!』

長門『!?』

清霜『長門さんが負けちゃったせいで・・・誰も戦艦がいなくなっちゃったじゃないいいいー!』

清霜『潜水艦なんて私でも倒せるのに!意気地なし!長門さんなんて戦艦じゃないよ!』

長門『ぐはぁ!?』グ゙サッ

清霜『戦艦っていうのは・・・もっと強くて!堂々としてて!かっこよかったんだああああー!』

天龍『よせ!ほら、いくぞ!』

清霜『馬鹿!アホ!ロリコン!ゴリラ!』

清霜(Lv.80)『・・・・・・・あ』

長門『・・・・・・・・』

清霜『・・・・・長門さん』

長門『それ以上言うな、清霜。謝らねばならないのはこちらだ』

長門『本当にすまなかった。戦艦として、負けて、本当に申し訳ない』

長門『そして・・・お前のお陰で目が覚めた。本当にありがとう』

清霜『・・・は、はい』

長門『納得いかない顔をしてるな』

清霜『だって・・・酷いこと、いっぱい言ったし・・・』

長門『もしすまないと思うなら・・・お前の言った、戦艦』

長門『誰よりも強くて、堂々として、カッコイイ艦娘』

長門『それにおまえ自身がなってくれ』

清霜『長門さん・・・』

長門『お前ならなれるさ』

清霜『はい・・・!頑張ります!』


長門「・・・・・・・・・」

長門(本当に・・・長かったな・・・清霜・・・)

長門「・・・・・・・ああ」

長門「綺麗になったな、清霜・・・・」ウルウル

清霜「あ、ありがとうございます・・・」

長門「・・・立派な・・・戦艦に・・なったな・・・!」ウルウル

清霜「長門さんの・・・お陰です・・・!」ウルウル

長門「きっと・・幸せになるんだぞっ・・・!」

清霜「はい・・・・・!」

大和「え?あれ?」

武蔵「ほ、放っておけ」

長門「武蔵・・・・」

武蔵「な、なんだ?」

長門「頼んだぞ・・・・・」

長門「清霜を・・・ちゃんと・・・幸せにしてやってくれ・・・・!」

武蔵「・・・・・あ、ああ・・・」

長門「ふっ、長く戦ってきたが、今日ほど晴れ晴れしい気持ちになったことはない・・・」

長門「清霜・・・存分に、そして精一杯戦ってくれ」

長門「その戦艦の姿、この最早老いた長門に焼きつくように・・・!」

清霜「はい・・・!長門さんっ・・・・・・!」

清霜「本当に・・・本当に、今まで育ててくれて、ありがとうございました・・・・・!」



長門「で、なんで戦艦になったんだ?」

清霜「なんか朝起きたらこうなってました」

武蔵「もうどうにでもなれ!」



長門と戦艦清霜 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

龍田「初めまして、龍田だよ。天龍ちゃんがご迷惑かけてないかなあ~」

長門「ヒィッ」

龍田「どうしたのかしら~なんだか表情が引きつってるわ~」

長門「や、やっぱり大和、頼む・・・」

大和「駄目です!さっきじゃんけんに負けたじゃないですか!」

長門「う、うむ・・・」

龍田「どうしたのお?早く艦隊に編入して欲しいのだけれど」

長門「あー・・・龍田。建造されてくれたことは大いに感謝する」

龍田「ふふふっ、こんなロートルの軽巡に嬉しいなあ」

長門「うむ、深海凄艦との戦いは日々激化の一途を辿ってる」

長門「我々としても、一日でも早く、今以上の戦力の増強を望んでいるのだ」

龍田「ふ~ん。それで?」

長門「ヒィッ」

大和「し、しっかり・・・!」

長門「おお、そうとも、我々は・・・そう、戦力の質を重視してるのだ」

長門「母港も無限の広さではないし、資材に限りがある以上は・・・だ」

長門「であるからして・・・その・・・お前・・・に限らず・・・」

長門「軽巡と言うのは・・・あー・・・えっと・・・とても・・・ドロップもしやすく・・・」

長門「それで・・・だから・・・その・・・とても言いにくいが・・・」

長門「できれば・・・うむ・・・改装のそz」

龍田「え~?」

長門「いえ!なんでもありません!どうぞこちらへ!ささ!」

大和「長門さん・・・」

長門「よせ。そんな目で私を見るな。お前にも私を責める権利は無いはずだ」

長門「あんな剃刀を手に持ったおっぱいを説得、お払い箱になんてとてもではないが・・・」

大和「怖がる点が違うと思います・・・」

大和「どうするんですか?もう母港枠も・・・」

長門「提督に私から頼もう・・・母港拡張だ・・・」

龍田A「あら?また新しい艦かしら?」

龍田F「始めまして、龍田だよ」

龍田B「知ってるよ、龍田だよ」

龍田C「龍田の物まねするよ、龍田だよ」

龍田D「さすが龍田、似てるわあ~」

龍田E「だってみんな私ですもの~」



天龍「俺の名は天龍。ふふふ・・・怖いか?俺は怖い(錯乱)」

全員「あら~天龍ちゃん~」

天龍「うおおおおおおおおお逃げるんだよおおおおおお」

長門「非力な私を許してくれ・・・」



長門と龍田 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

天龍「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」

天龍「俺の名は天龍。ふふふ、怖いか?」

長門「私の名も天龍。ふふふ、怖いか?」

天龍「怖えーに決まってんだろ!なんで俺の服持ってんだよ!?」

長門(ミニスカとウキミミ)「龍田・・・さんから買った」

天龍「ふふふ、怖いか?俺は怖い」

天龍「何が怖いのかもう理解したくもない」

天龍「てか何で俺の格好を・・・」

長門「俺の格好?何を言ってる、これが私の格好だ」

天龍「!?」

長門「言っただろう。私の名は天龍」

天龍「お、お前まさか・・・」

長門「今日から遠征要員は私だ!」

天龍「うおおお!?」バキ

長門「天龍は二人もいらないのだ!消えろ!」

天龍「そんなこと言って龍田は大量にいるじゃねえかよ!?」

長門「龍田さんは・・・うん、まあ、そうね」

天龍「北上の真似で誤魔化すな!」

大井「さんをつけろデコ助!」ボコォ

天龍「ぐああ!?なっ・・・あがっ・・・」

長門「ふふふ、このまま眠っていてもらおう」

天龍「・・・・・・・・・」

天龍「あん?ここは・・・」

天龍「・・・?おい、なんで俺の縄を解いてるんだ?」シュルシュル

長門「うう・・・・あんまりだ・・・」サメザメ

天龍「・・・・・・・・・・」

天龍「・・・・・軽巡縛りに勝てなかったか・・・」

長門「大本営怖いよお・・・・」サメザメ



長門と天龍 終わり

なんで終わる前に勝手に安価取られてるんだ・・・(困惑)
さすがに認めたらまずいので再安価します、取ってた方すみません

安価下二つ

またこういうことがあると紛らわしいので今度からとりつけておきます

今日は安価を取って終わりです
また明後日・・・再開できるかな?出来たとしても一つ投下して安価募集で終わるかもしれません
ちょっと今週は忙しいみたいです、すみません

一応補足すると、安価は鎮守府にいる人物としか書いてません。他は自由です

それでは短い投下と安価だけですが再開します
長門と雷でいきます

長門「さすがは雷、この鎮守府の女神だ」

雷「もっと私に頼っていいのよ!」

長門「それは本当か!?」

雷「ええ!だから戦艦でも誰でも、どーんと私のところに来ればいいのよ!」

雷「私がなんだって助けてあげるわ!」

長門「ん?」

長門「今なんでも助けてくれると言ったな?」

雷「もちろんよ!」

長門「では早速手伝ってもらうか」

雷「??」

長門「駆逐艦寮のトイレ・・・隅に三角のごみ箱のようなものがあるな?」

雷「ああ、そんなもの、そういえばあったわね」

長門「あれの中身・・・あの中の布をそっと持ってきてほしい」

雷「え?あれって単なるごみ箱じゃないの?」

雷「それに、なら長門さんが直接行けばいいんじゃ」

長門「頼む雷!お前しか頼れないんだ!」

雷「わ、私しか・・・?」ジーン

雷「そ、そういうことなら私に任せなさい!しっかり持ってきてあげるわ」

雷「確か、できるだけ人のいないときを見計らって・・・って言ってたわね」

雷「・・・・・・・」キョロキョロ

陽炎「・・・・・・・」キョロキョロ

陽炎「・・・・・・・」ポイ

陽炎「ふう」スタスタ

雷「何か入れていったのかしら?まあいいわ、中を・・・」

雷「えええええ!?な、何よこれ!?布・・・血!?血がついてる!?」

雷「な、何!?なんでこんなもの、トイレから!?」

雷「・・・・ま、まあ、よくわからないけど、長門さんにもっていけばいいわ!」

雷「な、なんか布以外に血のついた棒も入ってたけど・・・持ってきたわ」

長門「よくやってくれた!さすが雷だ!」

長門「クンクン・・・ジュル、チュパ、クチュクチュモグモグ」

雷「たたたた、食べてる・・・・・!?」

長門「これは陽炎・・・こっちは浜風か・・・フヒヒヒ、不知火はタンポン派か、フヒーヒヒヒ!」

雷「な・・・何をしてるの?それはなんなの!?ねえ!ねえ!」

長門「それを聞くか・・・・」

長門「そうか・・・駄目なのか・・・セクシャルマイノリティは弾圧される定めか・・・もう最後のよりどころもないのか・・・」

雷「!?!?」

長門「さあ、私を憲兵に引っ立てるがいい・・・」

雷「そそそそんなことしないわ!私を頼っていいのよ!もっと頼っていいのよ!」

長門「本当か!本当なのか!ありがたい・・・ありがたい・・・!」

雷(泣いてる・・・本用にうれしいんだわ!)

長門「それでは次の仕事を頼もう。駆逐艦寮の前にごみ捨て場があるだろう?」

雷「えっ・・またゴミ・・・?」

長門「そこからできるだけ大きな袋を二つか三つ、もってきてほしい」

雷「えっ・・・でも、あそこよく人だ通るし・・・」

長門「あー!やはり神はいないのか!」

雷「やるわ!私にドーンと任せなさい!」

長門「本当に・・・ありがたい・・・!」

雷(い、いいのよね、これで・・・?)

長門「さすが雷、仕事が早いな・・・どれどれ」

長門「この黄ばんだシミ・・・球磨さん・・・雪風、おもらしした後パンツをこっそり捨てたのか・・・!」

長門「やはり私は天才だ!袋が大きければ大きいほど、見られたらいやなものを隠せると思うものだからな!はっはっはっはっはっは!」

長門「ジュルチュパクチュピチャチュルニチャモシャハムモググチュ」

雷「ひ、ひいいいっ!?」

長門「漲る・・・昂るぞ・・・・!」

雷「な、長門さん、それ・・・!?」

長門「気にするな・・・燃料補給さ」

雷(違う・・絶対に違う・・・!)

長門「さて雷・・・次に頼みたいことだが・・・」

長門「少し体を触らせてほしいな」ジリ

雷「!?」ジリ

長門「大丈夫だ・・・痛くなんてない」

長門「一緒に気持ちよくなってくれ、雷」ニヤニヤ

雷「やだああああああああああ!嫌あああああああああ!!」ダッ

長門「雷は頼りがいのある駆逐艦だ」

長門「駆逐艦だけでなくいろいろな艦に頼られている」

長門「だからこそ、私は思った・・・雷は無茶をしているときがある」

長門「頼られたい、その期待に応えたい、それが脅迫観念にまでなってしまうこともある」

長門「だから・・・雷が自分をつぶしてしまう前に、私は教えたかった」

長門「断るということの大切さを・・・」



憲兵「適当なことを言うな!さっさと来い!」

長門「あっはい」チャキ

雷「もうやだ・・・頼らないで・・・」フルフル

響「よしよし」



長門と雷 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

今日はこれだけで終わりです
明日はまた普通に再開します

それでは再開します
長門と駆逐艦大和でいきます

武蔵「おお長門、ようやく出てきたか」ニヤニヤ

長門「どうした武蔵、お前に薄ら笑いは似合わないぞ」

武蔵「いや・・・自分でも分かってる・・・だがこんなときでは・・・クフフっ」

長門「?」

武蔵「き、気にするな、とにかく見てみろ・・・フッフッフ・・・」

長門「一体なんだというn・・・・?」

「・・・・・・・・」

長門「な・・・・・・・」

長門「な~~~~~~~~~!?!?!?」

長門「なんとかわいらしい駆逐艦なんだーーーーー!?!?」

武蔵「・・・・・・・」プルプル

「・・・・・・・・」カアア

長門「これは・・・日本だ。私が守ろうとした・・・あの時代の国、その魂を体現してるかのようだ・・・!」

長門「スカート、肩、髪型、どれも主張をしすぎない、しかしけして地味ではない、静かな可憐さを秘めている」

長門「凛とした顔立ちと眼差しは、戦士のそれだ、だが同時に淑やかな淑女の表情だ。さぞ格式高く由緒正しい艦なのだろうな」

長門「髪に挿したささやかな花、小さな傘、そのいずれもが『お嬢様』『女の子』であることを強く印象付ける」

長門「荒ぶる波の如き激しさと、凛としてしかし静かで淑やかな可憐さ・・・これぞ最高の駆逐艦!いや、最高の艦娘だあああああああああああ!!」

「そ、そうですか?そうですか!」

「武蔵、褒められました!私、やっと・・・!」

武蔵「良かったな・・・ああ、良かったな・・・ククク、ふふふ・・・」

長門「なんて華奢な手だ・・・細い体だ・・・少し触らせてもらおう」ギュ

「ひゃああ!?」

長門「うむ。やわらかい。胸も甲板でなく顔を埋められるくらいか」

長門「もう死んでもいい・・・最高だ」

「そ、そうですか・・・ありがとうございます・・・!」

長門「そういえば、紹介がまだだったな。私は戦艦長門。この鎮守府で秘書艦はやっている」

「はい、知ってますよ!」

長門「何?」

大和(駆逐艦)「私・・・大和って言います」カアア

長門「・・・・・・・・・」

長門「聞こえなかった。もう一度言ってくれ」

大和「く、駆逐艦、大和です!」

長門「・・・・・・・・・」

長門「大和め・・・いつのまに子持ちになったんだ?」

大和「違います!大和はそんなふしだらではありません!」

長門「君はヤツに騙されてるんだ。ヤツは胸に装甲まで仕込んでセックスアピールしてる卑猥なヤツだからな」

大和「あれは・・・」カアア

武蔵「ふふふふ・・・はっはっはっは!その辺にしておけ、長門!もう腹が痛くて堪らん!」

長門「何を言ってる?まさか本当にこれが大和とでも」

武蔵「それが本当なんだよ!朝起きたらこうなってた!」

大和「そ、そうです・・・」

武蔵「ほら、艤装の細部まで良く見てみろ」

長門「まったく、そんなことあるわけがないだろう・・・」

長門「もうそろそろ仕事もある、冗談は程ほどに・・・」

長門「・・・・・・・・・」ジー

長門「・・・・・・・・・」ジー

大和「わ、わかりますか・・・?」カアア

長門「・・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・・・」プルプル

長門「うわあああああああああああああああああああ!!!!」

大和「!?!?」

長門「嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だああああああああ!!こんな美しい駆逐艦が大和な訳がないいいいいいいいいい!!!!」

大和「え!?ええ!?!?」

武蔵「だっはっはっはっはっは、長門のヤツ血涙まで流してるぞ!はっはっはっはっは!!」

長門「駆逐艦を愛し・・共に過ごしてきたはずなのに・・・中身が戦艦の相手に・・あまつさえ抱擁まで・・・・!」

長門「よくも私の純情を弄んだなああああああ!!大和おおおおおおおおグバァ!?」

大和「吐血!?」

長門「くそっ・・・悪寒が・・・吐き気が・・・覚えてろ大和おおおおおおお!!」ダッ

大和「あ、待ってください!」

武蔵「うひひひだから言っただろうふふふこれで間宮一回分私のものだな!はっはっはっはっはもう笑いすぎて沈みそうだ!」

大和(無言のサバ折)

武蔵「ゴハァ!?やはり中身は戦艦か・・・」ガク

大和「・・・・・・長門さん・・・」

大和「長門さん、待ってください!」チョコチョコ

長門「来るな!戦艦が中身とは寒気がするぞ!」

大和「な、なに言ってるんですか!大和は駆逐艦ですよ?今は駆逐艦なんですよ?」

大和「ほ、ほら、大和はやーちゃんって呼ばれてますにゃしい!や、大和がやっつけちゃうっぽいんだから!ね、46cm砲三連装砲ちゃん?」

長門「黙れ!私はウンコ味のカレーなど食わない!」

大和「ひ、ひどい・・・そんな・・・」

長門「全く・・・駆逐艦を侮辱すんじゃない」

大和「・・・そんなに、戦艦のことが嫌いだったんですね・・・」

大和「そんなに大和が嫌いだったんですね」

長門「む?どうした?まだ来るか?」

大和「・・・・・・・・っ」ダッ

長門「ようやく消えたか・・・」

長門「まったく武蔵・・・ふざけが過ぎるぞ。全身の蕁麻疹で死にかけた」

武蔵「すまないすまない、どうしても笑えてな・・・」

武蔵「・・・・・・・・」

武蔵「・・・・ところで・・・本当に駆逐艦大和には興味が無いのか?」

長門「当たり前だ」

武蔵「そんなに中身に拘るのか・・・」

長門「決まってるだろう。見た目だけで相手を決め付けてはならないからな」

武蔵「えっ」

長門「ん?」

武蔵「いや・・・・。・・・・なんでもない」

長門「そうか」

武蔵「・・・・・・・・」

武蔵「だが可愛いぞ」

長門「!!」

武蔵「言ってたじゃないか。最高の駆逐艦、最高の艦娘」

長門「い、言うな!」

武蔵「だが否定のしようはないな、そうだろう?」

長門(た、確かに、外見だけなら本当に綺麗だ・・・正直、抱いても
いい。いや抱きたい)

長門「だ、だが・・・うん、中身が・・・むう・・・」

武蔵「なあ・・・やはりそれはおかしくないか?」

長門「・・・・ヤツは戦艦だぞ」

武蔵「だが大和だ」

武蔵「お前の、ビッグセブンの数少ないライバル、戦友の大和だ」

長門「べ、別にそれがなんだ・・・」

武蔵「お前は全身の蕁麻疹だけで物事を考えすぎてないか?」

長門「・・・・・・・・・・」

武蔵「大和、泣いてたぞ」

長門「・・・・・・・・・!」

長門「・・・・・・すまん」

武蔵「私に言うことじゃあるまい」

長門「・・・・・・そうだな」スッ

武蔵(ほら、お膳立てはしてやったぞ)

大和「・・・・・・はあ」グス

大和(朝起きて駆逐艦になってたときは・・・あんなに気分が良かったのに)

大和(・・・駆逐艦の体になれば、振り向いてもらえると思ってた)

大和(ふふふ・・・大和が馬鹿だったのね。体さえどうにかなればいい?思いあがりも甚だしい)

大和(・・・長門さんが嫌いなのは、戦艦・・・・・・)

長門「大和!」

大和「!?」

長門「はあ、はあ・・・探したぞ」

大和「・・・なんですか?大和は一人でいたいのですが・・・」

長門「・・・・・すまなかった」

大和「・・・・・え?」

長門「私は戦艦が苦手なだけだ。それを、お前自身に言うように・・・」

大和「・・・じゃあ、長門さんは私のこと、どう思ってるんですか?」

長門「なっ・・・いや、それは・・・」

長門(くっ、何故そんな聞き方を・・・!!)

長門「か、仮にも、このビッグセブンのライバルであり、せ、戦友だからな・・・き、嫌いでは、ない」

大和「・・・・・・そうですか」フッ

長門「だから・・・本当にすまないと思ってる」

大和「・・・・・・いいですよ、もう」ニコ

長門「ああ・・・・」

大和「そのかわり・・・ちょっと付き合ってくださいね」

長門「・・・・なんだと?」

大和「折角駆逐艦になったんですから、やってみたいんです。その・・・戦艦に甘えるって言うのを。ほら、戦艦って、艦娘の頂点じゃないですか!だから、そのっ・・・」

長門(・・・・甘える相手か。思えば、大和には何だかんだといって甘えてばかりだったな・・・その度に暴言かサバ折が返ってきたが)

長門(・・・邪険に扱い扱われきた、だが、それでも深い付き合いには違いないのだな・・・大和とは)

長門「・・・いいだろう。ビッグセブンの力、侮るなよ!」

大和「そうですか!じゃあ最初は間宮から行きましょう!」

長門「すみません許してください」

間宮「お待たせしました、航戦タワーパフェです」

長門「よし、溶けないうちに食うぞ」

大和「待ってください、いつもやってることがありますよね?」

長門「いただきます」

大和「・・・・駆逐艦をエスコートしてるんですよ?もっといつもやってること、ありますよね?」ニコ

長門「うっ・・・や・・・やれと言うのなら仕方あるまい・・・」

長門「ほら大和、口を開けろ」

大和「・・・・・・・・・・」プクー

長門「あ、あーん」

大和「あーん」パク

大和「・・・・・・・」モグモグ

長門「・・・ど、どうだ?」

大和「・・・・こうして食べると、いつもよりずっとおいしいですね」ニコ

長門「!!」ドキーン

長門(か・・・可愛い!!)

長門「釣竿は軽く持つだけでいい。後は引かれたら引く、それだけだ」

大和「なるほど・・・こうやってイ級釣りを・・・」グイ

大和「い、いきなりきました!?」

長門「ゆっくりと引いていけ、大物のようだがあせるな!」

大和「た、体格で引けない・・・長門さん、お願いします!」

長門「わ、私か!?くっ、この手ごたえ・・・ただものではないが・・・!」

長門「ビッグセブンを舐めるなあああああああ!」ザパーン

大和「あ!見てください、ヲ級ですよ、ヲ級!」

長門「ここまででかいのは初めてだが・・・これほどでは逆に持て余すな・・・」

大和「私に任せてください、今日はご馳走にしますよ?」

長門「本当か!・・・さすがにそういうところでは勝てんな」

大和「釣ったのは長門さんじゃないですか」

長門「む・・・まあ、そうなるな」

大和「長門さん・・・ちょっと疲れちゃいました・・・」

長門「し、仕方あるまい・・・肩車してやろう」グイ

大和「おお・・・こうしてみると、高いものですね」

長門「馬鹿を言え、いつもと同じだろう?」

大和「言われてみれば、そうですね、忘れてました」

大和「・・・・・・重いですか?」

長門「そそそそんなことはないぞ!ビッグセブンの力、侮るなよ!」

大和「ふふふ、そういうことにしておきますね」

長門「・・・・!なんだこれは、私が入渠してる間に全部作ったのか!」

大和「はい、ヲ級はどの部位も使いやすいですから。塩焼きに照り焼き、煮物に浅漬け、なんでもありますよ?」

長門「・・・・・・・」モッキュモッキュ

長門「おかわり」スッ

大和「はい」ニコ

長門「・・・・・・・」モグモグ

大和「・・・・おいしい、ですか?」

長門「・・・・言うまでもない」

大和「それは良かった・・・」

長門「・・・・・・・・」

長門(待て)

長門(大和って普通に良い女じゃないか?)

長門(口うるさいが基本的な生活は何も言わない)

長門(凛としてるようで根は乙女だ)

長門(料理は出来る、細かいところでは私を立ててくれる)

長門(そして熊みたいな図体も今は小柄で可憐だ)

長門(元が戦艦と言う点を除いたら完璧ではないか・・・?)

長門(というか、元が戦艦なら合法じゃないか・・・?)

長門「・・・・・・・・・」

大和「・・・・・どうしました?」

長門「・・・・・・・・・決めたぞ」

長門「駆逐艦大和、お前は今日から私のものだ」

大和「!?」

長門「これから毎日、私のためにこれを作ってほしい」

大和「そ、それって・・・その・・・プロポーズ、ですか?」

長門「正式に付き合いたいと言ってるんだ」

大和「えっ・・・いや、その・・・」

長門「駄目か?」

大和「な、なら、もっとムードがあるじゃないですか!」

長門「い、いや、その、うまい言い方が・・・こう、お前に言うとなると・・・」

大和「・・・・・・・・・」

大和「・・・でも、嬉しいです。本当の、本当に」

大和「謹んでお受けします、長門さん!」

長門(合法駆逐艦だああああああああああああフヒーヒヒヒイイイイイイイイー!)

大和「じゃあ、今日はもう寝ましょうか」

長門「・・・待て、布団が一つしかないぞ?」

大和「・・・・・・・」ムッ

長門「・・・そ、そうか、そうだな、一緒に寝るか・・・」

長門(い、いくら駆逐艦でも、大和と添い寝すると考えると・・・気恥ずかしいものがある)

長門(だが・・・こういうのも悪くない)

長門「あ、ああ」

大和「・・・・・・・・」ニコ

長門「・・・・・・・・」

大和「長門さん」

長門「ああ」

大和「あったかいですね」

長門「・・・そうだな。二人も良いものだ」

大和「・・・・・おやすみなさい」

長門「・・・・・おやすみ、大和」



長門(・・・・単に駆逐艦と添い寝するのとは違う、また別の幸せを感じる)

長門(大和か・・・私はいい伴侶を見つけたな・・・)

大和「起きてください、長門さん、遅刻しちゃいますよ?」

長門「・・・・・・・・?」

大和「・・・もう、長門さん、昨日は一緒に寝たじゃないですか」

長門「・・・そういえばそうだったな」

長門「さて、起きるか・・・・・・ん?」



大和(戦艦)「なんですか?」

長門「うおおおおおおおおおおおおおおおお!?!?」

長門「な、何故・・・何故だ!何故また戦艦に・・・!?」

大和「朝起きたら、また戻ってて・・・ふふふ、ちょっと待っててくださいね、今お味噌汁ができますから」

長門「ふざけるなああああああああああああ!!離婚だああああああああああ!」

大和「ええええええええええ!?」

武蔵「おい」

長門「どうした」

武蔵「大和に何をした」

長門「知らん!少なくとも私は悪くない!絶対にだ!」

武蔵「よくもぬけぬけと・・・!」

長門「本当なんだ武蔵・・・信じてくれえええええ!私が何をしたっていうんだああああ・・・・」シクシク

武蔵「!?、そ、そうか・・・」

大和「・・・・長門さん、なんですか?一日で離縁ってなんだったんですか?」

長門「私は結婚したなどとは一言も言ってない。だから数えん」

大和「・・・・・・うう、何でこんな人に・・・」

長門「私を恨むな。泣きたいのはこっちだ」

長門(そうとも、昨日の私はおかしかった。なんだあの気の迷いは)

長門(そもそも戦艦の大和を妻に迎えようという発想からおかしい)


長門(こんな熊みたいで凹凸のはっきりした下品な体型・・・・)

長門(・・・・・・・・)

長門(・・・・なんだ?・・・)

長門(何だか図体の割りに華奢じゃないか?前からそうだったか?そんな気もするが・・・どうなってる?)

長門(おかしい、大和の顔はこんなにも小奇麗で整ってたか?かわいらしかったか?手も小さかったか?)

長門(何だか、案外悪くないような・・・)

長門(・・・・・・・・)

長門(無いッ!そんなことがあってたまるかッ!)

長門(わわ私は、全ての駆逐艦のために戦ってるわけで、断じてそのようなことはははは・・・)

大和「・・・・どうしました?大和の顔に何かついてますか?」ドンヨリ

長門「・・・い、いや、なんでもない・・・」カアア



長門と駆逐艦大和 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

子日「今日は何の日?」

「「「「子日だよ!!」」」」

子日「子日だよ!」

子日「子日だよ!」

子日「子日だよ!」

子日「子日だよ!」

長門「子日だよ!」

大和「しっかり!現実逃避しないでください!」

長門「なんなのだ・・・なんだというのだ・・・」

長門「どうして子日が百人に増えるんだ・・・」

大和「朝起きたら突然増えてたそうです」

武蔵「同じ部屋にいた初春・若葉・初霜は圧死寸前で入渠された」

大和(しかし駆逐艦が増えたなら長門さんは喜びそうなものですが・・・)

武蔵(見ろ)

長門「母港枠・・・維持費用・・・もうどうすれば・・・」

武蔵(理性が全てを押しつぶしてる)

大和(なるほど)

子日「長門さん・・・子日たち、どうなっちゃうの?」

子日「ねえ?どうなるの?」

子日「大丈夫なの?」

子日「本当にむりしてない?」

長門「ああ゛あ゛あ゛!!一旦静かにしてくれ!」

子日「そうだよ静かにしよう!」

子日「言われたのはそっちの子日だよ?」

子日「ちがうもんそっちの子日だよ!」

長門「もういい全員黙れ!」

長門「・・・子日、お前たちは今日が何の日か考えてればいいんだ。それでいいんだ」

子日「本当?」

子日「子日に決まってるよ!」

長門「そうだ。駆逐艦は、駆逐艦にしかできないことをすればいい。面倒なことは、今のうちは戦艦に任しておけ」

子日「さすが長門さん!」

子日「かっこいいよお!」

子日「ヒューッ!」

大和「また駆逐艦の前で格好つけて・・・」

長門「・・・考えてもみろ、大和」

長門「この子日を改修素材にするのか?」

大和「と、とは言っても、いつもさせてもらってるじゃないですか・・・」

長門「問題は・・・私たちは、オリジナルの子日を残す必要がある」

長門「九十九人の子日を素材にして、一人だけの子日が残る」

大和「・・・・・・・・」

長門「・・・そんなこと残酷なこと、誰も納得はしない。それは私自身もだ!」

大和「・・・・分かりました、長門さんがそういうならそうしましょう」

武蔵「だがどうするつもりだ?資材も枠も絶望的に足りないぞ」

長門「ふふふ・・・武蔵、お前が聞いてくると思ってとっておきを用意しておいた。とっておきをな」

武蔵「長門、それは一体・・・?」



長門「全艦出撃中止」

大和「えっ」

長門「燃費が極端に悪い艦以外は全艦遠征だ」

武蔵「えっ」

大和「いや・・・哨戒は・・・警備は・・・」

長門「知るか馬鹿!そんなことより子日だ!」

長門「そしてほとんどの艦を常に外に出させてれば、母港枠を擬似的に増やしたも同然!」

武蔵「おかしい。どう考えてもおかしいぞ」

長門「秘書艦命令だ、総員出撃!」

大和「・・・・・・・・・・・・」

長門「今日は何の日?」

子日「子日だよ!」

子日「子日だよ!」

子日「それは 紛れも無く ヤツさ」

子日「子日だよ!」

大和「遊んでるだけですね」

長門「こうする他にないのだから仕方あるまい」

子日「・・・・・・・・」

金剛「No~!遠征ばかりで疲れましたー!洋上でティータイムは無理デース!」

伊勢「どうして私までオリョクル・・・」

長門「子日のためだ!我慢しろ!」

榛名「榛名は大丈夫です・・・大丈夫です・・・ダイジョウブデス」

比叡「ヒエー」

武蔵「・・・まあ、子日のためと思えばどうしようもないな」

子日「・・・・・・・」

子日「ねえ長門さん・・・今日は本当に子日なのかな」

長門「子日だよ!子日だろ?」

子日「子日の厳密な意味知ってる?」

長門「うっ・・・・・」

子日「お正月のあと始めての子の日、子供が遊んでるのを見る日だよ」

長門「ほ、ほら!私が見てるぞ!な!」

子日「長門さんには子日でも・・・ほかのみんなは子日なのかな・・・」

子日「今日は何の日なのかな・・・」

長門「くっ・・・・・」

長門「む?水平線に何か見えるな・・・」

長門「遠征帰りか?それにしては妙に数が多いような・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「深海凄艦ではないか!どうしてこんな近海に大軍で!」

長門「そうか、哨戒も警備も出してなかったからな・・・なるほど」

長門「ってどうすればああああああああああ!!」

長門「・・・・・・・」

長門「全子日、艤装をつけろ、急げ!」

子日「どうしたの長門さん?ねえ!」

子日「ねえ!何かあったの?」

子日「もしかしてあれ敵!?」

長門「・・・全子日は、小隊を組んでこの海域から離脱するんだ」

長門「一刻も早く皆を呼び戻して欲しい・・・地上に本格的に上陸される前に」

長門「奴らとて艦、上陸には相応の準備が必要だからな」

子日「長門さんは?」

子日「長門さんはどうするの!?」

長門「・・・私はここに残る」

子日「ええ!?」

子日「何で!?」

長門「急げ!私が奴らを引き付ける、そのうちに離脱しろ!」

子日「・・・・・・・」

子日「・・・・・・・」

子日「・・・・・・・」

子日「・・・・・・」ガシ

子日「・・・・・・」ガシ

長門「ま、待て・・・離せ!何をする!?」

長門「くそ・・・駄目か、いくら駆逐艦でも百人が相手では・・・!」

長門「やめろ、よせ!何故私を縛る!?」

子日「・・・・・・」

子日「いこっか」

子日「うん」

子日「・・・・・・」スタスタ

長門「・・・・・・!まさか・・・!」

長門「やめろ、いくなあああああああああああ!!」

子日「・・・・長門さん、ありがとう」

子日「ありがとう」

子日「ありがとう」

子日「今日は何の日?」

「「「「子日最期の日だよ!」」」」

子日「明日は何の日?」

「「「「「みんなの希望の日だよ!幸せの日だよ!」」」」」

「「「「「これからそうなるよ!」」」」」

子日「今日は何の日?」

「「「「「「「子日だよ!」」」」」」」

「「「「「「「これからそうなるよ!!」」」」」」

ル級「フフフ・・・ココマデオチタカタウイタウイ。キョガケッセンノヒダ」

ヲ級「コノテウスサ、レ級ノテヲワズラワセルマデモナカッタナ・・・」

ル級「マテ・・・アレハナンダ!?」

「「「「子日だよ!」」」」ゴゴゴゴ

ヲ級「バカナ!オナジカンハタイニヒトリマデデハ・・・!?」

「「「「子日だよ!」」」」ゴゴゴゴ

ル級「ク、クチクトイエドモナンダアノカズハ!?」

ヲ級「イ、イケ!カカレ!」

「「「「子日だよ!」」」」ゴゴゴゴ

ル級「ク、コレデハショウジュンガ・・・!」

「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

ヲ級「ゼンエイ、ナニヲシテル、ヤツラヲトメロ!」

「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

ル級「ヒイ!コッチヘクルナ!ヤm「子日だよ!」「子日だよ!」

ヲ級「ヲヲヲヲヲヲ「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日だよっ!」「・・・子日だよ!」「子日だよ!」「っ・・・・・」

「子日だよ!」「子日向だよ!」「子日だy」

「子日・・・だ・・・・・よ」「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日だよ!」「子日だよ!」

「子日・・・だよ!」「子日だよッ!」

「子・・・・日・・・」「・・・・・・」

「子日だよ!」

「子日だよ!」

「子日・・・・・・だよ!」

「子・・・・・・・日・・・・だ・・・・よ」

「子・・・・・・・・・・日・・・・・・」

「・・・・・・・・・だ、よ」

「・・・・・・・」

長門「旗艦レ級、ヲ級数隻、ル級数十隻、以下の敵艦隊はほぼ全滅・・・」

長門「・・・・・・鎮守府近海はおろか、ほとんど全ての海域の戦力が消えた・・・」

長門「・・・・・・」

長門「全ての子日と引き換えに・・・」

長門「・・・・・・」

長門「何がビッグセブンだ・・・何が戦艦長門だ」

長門「くそおおおおおおおおおお!!」

「・・・・・あの・・・・」

長門「・・・・・!?」

長門「子日?子日なのか!?何故ここに!?自力で脱出を!?」

子日「出撃する直前・・・何故か航空戦艦みたいなひとに襲われて、そのままずっと鎮守府の中に・・・」

長門「・・・・・そうか」

長門「良かった・・・・・・!」ダキ

長門「生きていてくれて・・・お前だけでも・・・・!」

子日「・・・・・・・・」

子日「今日は何の日?」

長門「え・・・?」

子日「今日は何の日?」

長門「・・・・・子日か」

子日「・・・・・・」ブンブン

子日「・・・・・子日だよ!」ニコッ

子日「・・・・子日だよ・・・・!」ボロボロ

長門「・・・・・・・・子日、みんなが笑顔になれる日か」

長門(九十九人の子日は、どれだけ子日と叫んでいたか?)

長門(それは子日を渇望していたんだ・・・それを守ることを)

長門(九十九人の子日・・・私はけして忘れない)

長門(誰よりも幸せ、笑顔を守ろうとした艦の名を・・・!)



長門と百人の子日 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

今日は安価を取って終わりです
湿っぽく救いもない話ですみませんでした
また明後日再開します

それでは再開します
長門と叢雲でいきます

叢雲「頭部ユニットの点検?」

長門「そうだ、工廟の方から至急したいと申し出があった」

叢雲「はあ?この間艤装と一緒にしたばっかりじゃない」

長門「・・・・さあな、何か事情があるのだろう」

叢雲「良いけれど、明日の出撃には間に合わせてよね。アレ、案外大事なんだから」

叢雲「まったく、そんなんじゃおちおち出撃もしてたれないわ・・・」

長門「・・・・・・・」

長門(はっはっはっは愚かだな叢雲!)

長門(工廟の要請などまったくの嘘だ!秘書艦を侮るなよ!)

長門(この獣耳を預かるのは・・・この長門だ!)

叢雲「・・・なんか表情がキモイわよ、アンタ」

長門「なんでもない、気にするな」キリ




長門「さて、叢雲は出て行ったか・・・」

長門「・・・・・・・・」

長門「レロレロレロレロレロレロレロレロ」

長門「チュパチュパチュッパチュッパジュルルルル」

長門「・・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・はっ!いかん」

長門「我を忘れて舐めふけってしまった・・・それは後だ」

長門「ふふふ・・・あとで舐めなおして、洗わないで返してやるぞ」

長門「さて・・・さあ、分解するか」キュルキュル

長門「この鎮守府に何かを仕込む、隠すということはなかなかに難しいことだ」

長門「こまめな掃除があるせいで、カメラを仕込もうにも仕込めん」

長門「時々憲兵の巡回が入るのも厄介だ」

長門「・・・まあ、軍事施設内で安々と諜報ができるのも問題だろうが・・・」

長門「・・・だが、それが駆逐艦自身の手によるものなら?」

長門「艤装は戦闘以外ではつけない・・・だが、日常的につけているものなら!」

長門「カメラでもなんでも仕込める!我ながらなんという発想ッ!」

長門「しかし機械にはあまり触れたことがないからな・・・」

長門「むう・・・なかなか難しいぞこれは」

長門「こうして・・・くそ、開かないだと?」

長門「ドライバーでもあかない・・・ちいっ!」

長門「ええい、開け!開けといってる!」



長門「あっ」バキ

長門「・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・直れ」

耳「ムリデス」

長門「・・・・・無理か・・・」

長門「こ、壊してしまっただと・・・」

長門「工廟のせいに・・・いや、そしたら実際に直してもらうのが面倒に・・・」

長門「ええい、こうなれば私自身で直すしかあるまい!」

長門「ビックセブンの力、侮るなよ!いくぞ!」バキ

長門「大和・・・大和ぉ~!」グニャア

大和「自業自得ですね」

長門「そこをなんとか頼むぅ~!」グニャア

大和「そんなこと言われても、私も無理ですし・・・」

武蔵「ん・・・機械の故障か?」

長門「おお、武蔵!」

武蔵「なるほど、ビックセブンの馬鹿力で壊してしまったと・・・」

長門「む、武蔵なら出来そうな気がするぞ!」

大和「た、確かになんとなくそんな感じが・・・」

大和「壊れてしまったおもちゃとか、頼まれて直してそうですもんね」

武蔵「そうか?ならいいだろ、この眼鏡が伊達ではないことを教えてやる」

武蔵「任せて置け、案外こういうのは得意だ」バキ



武蔵「・・・・・・・・・」

長門「何も言うな。私以上の馬鹿力に任せたのが悪かった」

長門「そうだ、日向!」

長門「瑞雲を手作りしてるお前だ、機械には強いだろう!?」

日向「まあ、そうなるな」

長門「頼む、これを直してくれ!鋼材は払う」

日向「任せろ、瑞雲使いの実力を見せてやる」



日向「さあ完成だ」

長門「待て」

長門「このプロペラはなんだ」

日向「サービスだ」

長門「このフロートはなんだ」

日向「サービスだ」

長門「この緑の塗装はなんだ」

日向「サービスだ」

長門「もういい!!」

日向「まあ、そうなるか」

叢雲「・・・で?これはなに?」

長門(正座)「・・・・・・・・・・・」

叢雲「このネジと鋼材の塊は何かって聞いてるの」

長門「耳です・・・」

叢雲「・・・・・・・壊したのね、はあ」

長門「弄ってたら壊れました・・・(嘘は言ってない)」

叢雲「・・・・・・・・・」

叢雲「・・・・・・・もう良いわよ、行って」

長門「・・・・・・えっ」

叢雲「『えっ』って何よ・・・もういいって言ってんの」

長門「い、いや、何かもっと、怒って罵倒するものかと・・・」

叢雲「・・・アンタ、何か勘違いしてない?」

叢雲「私みたいなクールな艦娘がいちいち犬みたいに吼えるわけないでしょ?」

叢雲「大体、こんなの戦闘でだって壊れるんだからいいわよ、工廟に出しておくわ」

長門「叢雲・・・・」

叢雲「い、言っとくけど、これが戦闘中なら酸素魚雷打ち込んでるわよ!?いい!?」

長門「・・・ああ」



長門(・・・叢雲はキツい性格なのではない)

長門(ただ照れ隠しが下手糞な、優しい艦なのだな・・・)

長門(駆逐艦とは奥が深い・・・)

長門「叢雲、耳は直ったか?」

叢雲「あんたと違って壊す妖精はいないわよ」

叢雲「ただ・・・なんか変なのよ」

長門「?」

叢雲「戦闘が始まると勝手に急降下爆撃しに行くんだけど」

長門「おい日向ァ!」



長門と叢雲 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

神通「・・・水雷戦隊の撮影ですか?」

長門「そうだ。提督が中々外洋に出れないのは分かっているだろう?」

長門「そこでその目で活躍ぶりを見たいということだ」

神通「・・・・・・」ジッ

長門「せ、戦闘中にとは言わん、演習中でいい・・・だそうだ!」

長門(この眼光本当に軽巡か!?)

神通「・・・・・・」

神通「分かりました、謹んでお受けします」

長門「頼んだぞ!」

長門(叢雲にカメラを仕込む作戦は失敗した・・・が)

長門(ならば堂々と撮らせればいい!堂々とした理由で!)

長門(神通は普段あまり提督に会わない、これなら発覚する心配もない)

長門(それに、神通なら怪しまれることも無く撮れる!)

長門(演習中の!汗の滲んだ!精悍な顔つきの駆逐艦たちを!)

長門(職権濫用は秘書艦の嗜みというものだ、ふっ)

神通「写真をどうぞ」

長門「うむ」パラ

『ナカチャンダヨー』『ヤセンダヤセンダー』『フフコワ』

長門「・・・・・・・・」ピクピク

『クマダクマダクマダクマ』『ピャアア』『ネコジャネツッテンダロ』

長門「素晴らしい写真だな」ピクピク

神通「ありがとうございます」ニッコリ

長門(こいつわざと・・・!)

長門「だ、だが、駆逐艦の写真もあると嬉しいなー(榛)」

神通「善処します」

長門「頼んだぞ?」

神通「善処します」

長門(くそったれえええええええええ!!)

長門(どどどどどうすれば・・・)

長門(・・・まてよ)

長門(神通は駆逐艦を写さない)

長門(・・・だったら写すようにしむければ良い話だ)

長門(神 通 を 洗 脳 す れ ば い い)

長門(やつとて水雷戦隊の旗艦・・・素質は十分)

長門(いける!)

神通「・・・・・・・・」

長門「・・・神通、正直な話をしよう」

長門「私は駆逐艦が好きだ」

神通「ええ、知ってますよ」

長門「お前は駆逐艦が好きか?」

神通「・・・はい、大好きです」

長門(!?)

長門(そうだったのか・・・なら話は早い!)

神通「好きだからこそ訓練させて、生き残ってもらうんです。当然です」

長門「そうか・・・なら私のコレクションを見て欲しい」

長門「これと同じように撮ってみてほしいんだ」

神通「あ、憲兵さんこっちです」

長門「えっ」ガシャン

長門「まて!貴様裏切ったなあああああああああああああ!!」

神通「・・・・・・・・」

神通「・・・・・・・」

神通「・・・・大好きですよ、駆逐艦」

神通「大切な駆逐艦が、不審者に視姦されるなんて、私なら耐えられませんね」



長門と神通 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

忘れてました今日はここで終わりです
また明後日再開します

それでは再開します
長門と叢雲改ニでいきます

叢雲(改ニ)「この私の成績が悪いですって!?」

長門「ああ。近頃・・・こと改ニ改修を受けてから著しいな」

長門「報告書によれば、魚雷の命中率の低下、独断専行の増加、注意力散漫、隊と連携がうまくとれない・・・だそうだ」

叢雲「・・・・・・・っ」

長門「何かお前から申し立てはあるか」

叢雲「・・・何も無いわ。全部ありのままよ」

叢雲「治らないようだったら営倉行きでしょ?ま、精々努力はさせてもらうわ」

叢雲「信じられない!アンタって、本当に最低の屑だわっ!」

長門(大破)「艦娘のメンタルケアも秘書艦の仕事だ」キリッ

叢雲「今後一切近づかないで!私の近くに!」

長門「そう言うな、お前は人に素直に相談するということが下手だ、そうだろう」

叢雲「・・・・・・・・」ウツムキ

長門「ちなみに今のも日記を待て落ち着け大破進撃はまずいだろう助けてくれ」

長門「ビッグセブンの回避、侮るなよ・・・」ゼーハー

叢雲「・・・余計なお世話、ほっときなさいよ・・・」

長門「特型の姉妹に近づきたくないのか?」

叢雲「・・・そ、それは・・・」

長門「任せろ、この長門、駆逐艦相手に破不可能は無い!」

叢雲「・・・まあ、いいけれど。折角だからしてもらうわ」

長門「よし、まずは服だな」バッ

叢雲「セーラー服?まさかアンタ・・・」

長門「違う!盗んではない!」

叢雲「ふーん、そう」

長門「夕張ブックスで買ってただけだ」

叢雲「売ってるものなのね」

叢雲「・・・・買って『た』?」

長門「よし早速これを着てくれそうだ早く」

叢雲「まあ確かに、これなら吹雪とかと同じね」

長門「それとその耳も外すか」

叢雲「ちょ、ちょっと、これは私の艤装の一部よ!?」

長門「こんなかっこいいものを吹雪たちがつけてるか!?」

叢雲「か、かっこいい・・・う、うん、まあ、そこまで言うなら外してあげるわ!」

長門「あとは艤装のアームも外そう」

叢雲「・・・勝手に艤装をいじっていいのかしら・・・?」

長門「タイツはこっちに」

叢雲「沈みたいようね」

叢雲「まあ確かに、これなら吹雪とかと同じね」

長門「それとその耳も外すか」

叢雲「ちょ、ちょっと、これは私の艤装の一部よ!?」

長門「こんなかっこいいものを吹雪たちがつけてるか!?」

叢雲「か、かっこいい・・・う、うん、まあ、そこまで言うなら外してあげるわ!」

長門「あとは艤装のアームも外そう」

叢雲「・・・勝手に艤装をいじっていいのかしら・・・?」

長門「タイツはこっちに」

叢雲「沈みたいようね」

叢雲「でもなにか違うわね・・・なんか、自分でも違和感があるわ」

叢雲「こう・・・どこかしら浮いてるわね・・なんでかしら」

長門「それはヤツに任せろ」

日向「今日は瑞雲は無しだ。私を見てみろ叢雲、何かわかるか?」

叢雲「な、なによアンタいきなり・・・」

叢雲「・・・?なにこの感覚・・・」

叢雲「どこかなつかしいような・・・どこかで見たような・・・」

日向「その秘密はこれだ」パッ

叢雲「な、なによそれ!芋臭っ!窓開けなさいよ!」

日向「これはしばふ村の芋だ。主に特型駆逐艦や南雲機動部隊の間で好んで食べられる」

日向「叢雲、お前の顔立ちがどこか姉妹と違うのは、これを食べてないからさ」

叢雲「嘘でしょ・・・」

日向「前に吹雪の顔立ちが妙に垢抜けていたときがあっただろう?あれはアニメ出演で時間がなく、芋を摂取できなかったからだ」

叢雲「素があっちなの!?」

叢雲「・・・まあいいわ、食べてみましょう・・・芋臭・・・」モグモグ

叢雲(しばふ)「え!?か、顔が・・・!」

長門「成功のようだな」

日向「また苗を取り寄せるか」

長門「さあ完成したぞ!これぞ特型駆逐艦、叢雲だ!」

叢雲(生足+セーラー+耳無し+しばふ)「・・・・・・・・」

叢雲「・・・・あ、案外いけるじゃない・・・」

長門「そうか、それは良かった」

叢雲「・・・・ありがと」

長門「礼などいらないさ、行って来い。姉妹達の下へ、その晴れ姿で」

叢雲「ええ、言われなくてもそうさせてもらうわ!」

叢雲「ふふ、ごきげんよう、吹雪?深雪?」

吹雪「え!?」

深雪「はあ!?」

叢雲「驚いた?ちょっとしたイメージチェンジよ?」

吹雪「ちょっと・・・?」

深雪「いやいや変わりすぎだろ・・・」

叢雲「ちょ、ちょっとよちょっと!」

吹雪「でもこれはこれでいいね」

深雪「まあ、そうだな」

叢雲「・・・・・・・・・な、ならいいけど」カアア

深雪「おーい白雪!磯波!こっちこいよ!」

深雪「初雪が銀髪になったぞー!」

叢雲「・・・・・・」

長門「・・・・・・」

叢雲「・・・・・・」

長門「・・・その、なんだ・・・すまない」

叢雲「アンタが謝ることじゃないでしょ・・・」

叢雲「・・・・・・」

叢雲「・・・もう叢雲型でいいわ・・・」

長門「そうか・・・」



長門と叢雲改ニ 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

長門「装備の廃棄任務か・・・合計24個、どれを廃棄するか」

長門「主砲は改修に必要だったり、一つの艦に複数積む」

長門「副砲はそもそも数が少ない、念のため取っておきたい」

長門「魚雷も潜水艦に宛がうのに数が必要だ」

長門「電探は問題外、機銃は先週捨ててしまったな」

長門「そうなるとあとは・・・」

天山妖精「!!」ビク

長門「・・・このタウイタウイ泊地には、すでに二十四の烈風と流星改がある」

長門「だから航空機の開発の必要は無い、そして不要な装備は定期的に下から廃棄されていく」

長門「そして・・・今一番下の性能なのは・・・お前たちだ」

妖精「」ガクブル

長門「お前たち妖精がどういう存在なのか良く知らないが・・・」

長門「大本営命令だ、廃棄させてもらおう」

妖精「・・・・・・・」

長門「・・・・・・・」

妖精「フッ・・・・・」ツカツカ

長門「行ってくれるか」

妖精「・・・・・・」アバヨ

長門「・・・・・・」

長門「よせ!行くな、天山!」

妖精「・・・・・?」

長門「思えば・・・お前が来たのは、まだ私も来たばかりだったな」

長門「あの時の提督は多いに喜んでいたな・・・見たこともない艦攻が来たと」

長門「同じく来たばかりの空母に早速乗せられたお前は、すぐさま艦隊の花形だったな」

妖精「・・・・・・・」

長門「ふふふ、開幕雷撃でよくMVPをさらわれたこと、まだ良く覚えてるぞ?」

妖精「・・・・・・・」ニヤリ

長門「やがて流星が増え・・・それと同じように空母も増えていった」

長門「それでもまだまだお前は現役だった、ずっと、長い間」

長門「流星の、改の穴を埋め」

長門「対潜攻撃すらこなし」

長門「数と質の最高のバランスがお前だった」

長門「お前は、この鎮守府の歴史だったんだ」

長門「・・・それを無碍に廃棄などできない!」

妖精「・・・・・・・」

妖精「・・・・・・・」フルフル

長門「・・・・廃棄しろというのか?」

妖精「・・・・・・・」コクコク

長門「・・・・・・・」

長門「・・・・・・わかった」

長門「その思い、けして無駄にはしない・・・!」

長門「さらばだ・・・天山!」

妖精「・・・・・・・・」




妖精(ようやく廃棄してくれたよ・・・これでようやく退役できら)

長門と天山妖精 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

長門「念願の 駆逐棲姫を 手に入れたぞ!」

長門「苦労した・・・・大破状態で鹵獲するのは骨だ折れるものだ」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」モガモガ

長門「猿轡をしておいて正解だったな・・・万が一提督にでも見つかったらまずいからな」

長門「怖がらなくて良いぞ?私はビッグセブンだ」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」モガモガ

長門「そうか、これからよろしく頼むぞ」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」モガモガ

長門「しかし深海駆棲艦はどのように飼えばいいのだろうか」

長門「駆逐艦だから同じようにすればいいのか?」

長門「しかし駆逐棲姫は足が無い、同じような日常生活は無理だろう」

長門「うむ・・・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「足が無い?」

長門「深海凄艦は地上を狙ってる」

長門「しかしゆくゆくは地上を手に入れるつもりなのに、足が無いとはどういうことか?」

長門「その答えが・・・こうだ!」

駆逐棲姫(植木鉢)「ンー!ンー!」モガモガ

長門「駆逐棲姫は植物だったんだ!」

長門「つまり深海凄艦とは、植物や動物、人間以外の存在からの警告だったんだ!」

長門「我ながら天才的だ・・・」

駆逐棲姫(in土)「ンー!ンー!」モガモガ

長門「それでは出撃してくるからな、良い子で待ってるんだぞ」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」モガモガ

長門「・・・・・どうした?」

長門「ああ、そうか!」

駆逐棲姫「!」モガモガ

長門「うっかり部屋に入られたらまずい、箪笥の中にしまっておくか」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」モガモガ

長門「帰ってきたときが楽しみだ」

長門「今日も大和はでかかったな・・・ただいま」

駆逐棲姫「・・・・・・・」グッタリ

長門「うわあああああああああああ駆逐棲姫!」

長門「どうしたんだ!?肥料が足りなかったのか!?」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」クビフリ

長門「そうかそら呑め!」

駆逐棲姫「ンー!ンー!」グッタリ

長門「だめか・・・」

長門「せめて死ぬなら海へ返してやろう・・・せめてもの情けだ」

長門「さようなら、駆逐棲姫・・・」

駆逐棲姫「・・・・・・・・」ジャボン

長門「ほら、猿轡も取ってやろう」サッ

駆逐棲姫「・・・・・・・・ダケダ」

長門「・・・・・・?」

駆逐棲姫「エラコキュウデキナカッタダケダ!」チュドーン

長門「魚だったのかグハァ!?」



長門と駆逐棲姫 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

今日は安価を取って終わりです
また明後日再開します

・・・というより書き始めると少しだけ長そうなので明後日再開します

響「雑談フェアリー」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1433245114/)
スレタイで艦これスレと勘違いして偶然開いて気付いたんだけどここの>>5レス目だね

長門「・・・・・・・」ジー

叢雲「・・・何よ、まだあるの?」

長門「悩んでるな」

叢雲「!」

長門「駆逐艦叢雲とは、自分とは、そのアイデンティティを見失いつつある」

叢雲「なななな何言ってんのよい、いきなり!?」

長門「特型であるが姉妹たちには似ず、またそのことがコンプレックスになっていて、余計に彼女たちに対して素直になりにくい」

長門「改ニになってから余計にそれが顕著になり、目をそらしてたことが頭から離れなくなった・・・違うか?」

叢雲「・・・・・・・・」カアア

叢雲「・・・・・どうしてわかったのよ・・・」

長門「お前の部屋の日記を見t辞めろよせ部屋で酸素魚雷を撃つなぁーーー!!」

>>784
入れ違いになってしまいましたがありがとうございました!

それでは再開します
長門と綺麗なもう一人の長門でいきます

長門「監査官が派遣されてくる?」

陸奥「ええ、ここは提督に代わって姉さんが大半の業務を代行してるし・・・」

長門「面倒なものだな・・・」

陸奥「ただ、交流も兼ねて相手は艦娘みたいよ?」

長門「艦娘だと?なら大丈夫か・・・」

長門「いざとなれば駆逐艦でも握らせれば・・・」

陸奥「横須賀鎮守府からの」

長門「」

長門「そそそそれを早く言わないか陸奥!」

長門「横須賀鎮守府といえば、実力地位共に最高の鎮守府」

長門「大本営にも近い連中に目をつけられては・・・・くそ!急いで歓迎の支度を」

陸奥「もうすぐくるわよ?」

長門「」

陸奥「先週から言ってるのに全く聞いてなかったのね・・・」

長門「終わった・・・私の秘書艦の座が・・・」

綺麗な長門(Lv.150)「横須賀鎮守府秘書艦、長門だ。よろしく頼む」

長門(Lv.124)「あ、ああ・・・タウイタウイ泊地秘書艦兼提督代理の長門だ」

長門(ち・・・違う!最早特別作戦にしか出撃しない、いやそれすら大和に任せがちな私とは訳が違う!)

長門(全く煙草や酒の臭いもしない!なんだこの良いにおいは!?)

綺麗な長門「どうした?私の顔に何かついているのか?」

長門「い、いや、なんでもない・・・」

綺麗な長門「そう硬くなるな、お前もタウイタウイ泊地設立からの古株と聞いてる」

綺麗な長門「それほど報告するような内容もないだろう」

長門「あ、あははは・・・」

綺麗な長門「ほう、質素な秘書艦室だな」

長門「それほどでもないさ」

長門(ここだけはなんとか来る前に整理できたからな)

綺麗な長門「ふむ・・・机の上は良いが・・・」

綺麗な長門「机の中はどうだ?」ガラ

長門「!?!?」

綺麗な長門「これは・・・駆逐艦の写真か」

長門「あばばばばばばばば」

綺麗な長門「・・・・・・・・」ペラ

長門「そそそそそれはその別にやましいものではなく」

綺麗な長門「・・・・・・・・そうか」

綺麗な長門「僚艦思いなやつだ・・・」

長門「・・・・・・・はあ?」

綺麗な長門「聞いたことがある・・・かつて我々に乗っていた男たちは、家族や親しい者の写真を非常に大切に扱い、死ぬそのときも手放さなかったと」

綺麗な長門「私たちは指令を出す側だ、厳しく辛い作戦も発令しなければならない」

綺麗な長門「そんな時でもこの魂だけは共にいよう・・・そうだろう?」

長門「え?ああ、そうだ、うん」

綺麗な長門「私も見習わなければ・・・」

長門「・・・・・・・・・・・」

綺麗な長門「書類の処理が随分と早く終わったな」

長門「ああ、もう手馴れたものだ」

長門(あとで陸奥に何を奢るか・・・今月も厳しいな・・・)

綺麗な長門「書類の後は鎮守府の見回りか」

長門「あっ」

綺麗な長門「どうした」

長門「いや、なんでもない」

長門(しまった・・・こっちの方が同考えても問題があるぞ・・・)

叢雲「くっ、届かないわね・・・」

長門「どうした叢雲?」

叢雲「すこし上に置いたものに手が届かないのよ・・・」

叢雲「・・・あ、そうだ、いつものやっておげてもいいわよ?」

長門「ま、待て!」

綺麗な長門「?」

叢雲「ほら、四つん這いになるのよ、早くしなさい」

綺麗な長門「」

長門(終わった・・・)

長門「・・・・・・・」orz

叢雲「もっと背中を上げなさい!・・・よし、取れたわ」

叢雲「なに?その顔、不満なの?いつもは気持ち悪い顔してるのに」

長門「いや・・・その・・・」

綺麗な長門「・・・・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・・・・」

綺麗な「駆逐艦に身体すら捧げる献身的な心・・・なんと素晴らしいことか」

長門「!?!?」

綺麗な長門「単なる上司と部下ではない、深い信頼関係」

綺麗な長門「それは職務の中だけではけして築けないものだ」

綺麗な長門「私はどうしても役柄を引きずってしまいがちだったが・・・いや、恐れ入った」

綺麗な長門「自分の身体を張った行動には、言葉など不要!そうか!」

綺麗な長門「私も見習わせてもらおう・・・」

長門「あっはい」

龍驤「お、長門が二人?どうしたんや?」

長門(また面倒そうなのが・・・)

長門「ああ、こっちの長門はだな」

龍驤「ウチは航空駆逐艦の龍驤や!よろしゅうな!」

長門「」

綺麗な長門「航空駆逐艦・・・?」

清霜(戦艦)「あ、長門さん!こんにちは!」

長門「馬鹿!出てくるな!」

清霜「あれ・・・?長門さんが二人・・・?」

綺麗な長門「清霜が戦艦だと・・・?」

長門(まずい・・・二人とも面倒だからそのままの艦種で登録している)

長門(第一龍驤にいたってはどうみても産廃だ、これでは采配を疑われる・・・!)

綺麗な長門「・・・・・・・・・・」

綺麗な長門「・・・・・まさか独自に艦娘の研究をしていたとは・・・」

長門「・・・・・・はあ?」

綺麗な長門「敵の深海凄艦も日々進化している」

綺麗な長門「しかし我々艦娘は装備が変わることはあっても、艤装そのものの改造はほぼ無い」

綺麗な長門「時折改ニ改造はあっても、それ改ニ以上はほとんど到達できないのが現状だ」

綺麗な長門「それを艦種変更実験を行い、柔軟性や技術を底上げして補おうとは・・・」

綺麗な長門「最早鎮守府の役割ではないかもしれない、だが現場レベルでの素晴らしいことだ!」

長門「ああうん」

綺麗な長門「・・・今日一日、本当にいいものが見れた」

綺麗な長門「私も秘書艦としてまだまだということが良くわかった、ありがたい」

長門「ああ・・・うん・・・いいならいいか」

綺麗な長門「しかし・・・一つだけ気になったことがあった」

綺麗な長門「確かにお前は様々な艦娘と交流を深めていた」

綺麗な長門「だが・・・駆逐艦との交流が他より大きいのはどうしてだ?」

長門「そ、それは・・・」

長門「私は駆逐艦が大好きだからだ」(私は駆逐艦を尊敬してるからだ)

長門「駆逐艦のあのボディライン、体型、どれをとっても最高だろう?」(駆逐艦の魚雷、主砲、それをとっても小さく儚い)

長門「だがその中にある成長過程そのものもまた素晴らしい」(だがそれでも一歩も退かず戦う姿勢は素晴らしい)

長門「もっとも性的で、官能的で、嘗め回したい艦娘なのだ」(前線で最も傷つき、戦い、帰ってくる艦娘なのだ)

長門「やっぱり駆逐艦は最高だな!」(だから彼女たちに敬意を払う!)

綺麗な長門「」

長門(しまったあああああああああ考えてることと言ってることが逆にいいいいいいいいい)

綺麗な長門「・・・・・・・・」

綺麗な長門「そうか・・・だから駆逐艦を見るときの目線がねっとりとしていたのか・・・」

長門「」

綺麗な長門「手も局部を撫で回すようだったのか・・・」

長門「」

綺麗な長門「・・・・・・・・・」

長門(先立つ不幸を許せ提督・・・)

綺麗な長門「愛の力というわけか・・・」

長門「!?!?!?!?!?」

綺麗な長門「その熱意・・・一重に駆逐艦たちへの愛の力が与えてたのか・・・」

綺麗な長門「・・・所詮、私はケッコンカッコカリだ。誰かを愛するということは無かった」

綺麗な長門「だが・・・お前のお陰でわかった。何故私たちが艦娘として生を受けたか」

綺麗な長門「それは人と同じように生きるためだ」

綺麗な長門「人と同じように・・・触れあいを、絆を、愛を力にするためだ!」

綺麗な長門「ようやく気付けたか・・・私も」

長門「」

綺麗な長門「・・・・ありがとう。本当に」

長門「お前がそう思うならそうなんだろう」

『ニュースです 昨日、横須賀鎮守府秘書艦の長門(Lv.150)が憲兵に逮捕されました』

『容疑者は駆逐艦に対して猥褻行為を繰り返したとされています』

『容疑者は『鎮守府の一層の奮起のためやった。後悔はしてない』と供述しており』

『最高錬度の艦娘に対し、軍では今後の対応を検討中とのことです』



長門「・・・・・・・・・」

陸奥「あの人も所詮は長門ということね・・・」

長門(否定できない・・・)



長門と綺麗なもう一人の長門 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

少し早いですが今日は安価を取って終わりです
また明後日再開します

それでは再開します
長門と山雲でいきます

長門「来たか山雲・・・話とは?」

山雲「はい~、山雲~、少しお願いがあって~」

長門「そうか、この長門は全ての駆逐艦の味方だ、何でも話してみろ」

山雲「ん?」

長門「?」

山雲「今、何でもって言いましたね~」

長門「あ、ああ・・・」

バンッ

長門「!?」

山雲「朝雲姉が~、男の人と歩いてるのが見えて~」

長門「この包みは・・・なんだ?」シュルシュル

長門「ほ、包丁・・・!?」

山雲「殺っちゃってください~」

長門「」

山雲「サクッとお願いしますね~」

長門「」

長門(こ、断れない!『何でも』と言った手前もあるが・・・)

長門(目に『凄み』があるッ!下手をすれば刺されるのは私だ・・・!)

山雲「してくれますか~?」ニコ

長門「ははははい!ヨロコンデー!」

長門(し、しかし、本当に男なのか?)

長門(このタウイタウイは辺境といっても過言ではない、だから艦娘以外にはほとんどひとがいない)

長門(整備は明石と妖精さんでどうにかなるし、時々物資の供給に船が来るだけだが・・・)

朝雲「」ワイワイ

時雨「」ガヤガヤ

最上「」ペチャペチャ

Z1「」フムフム

木曾「」ウンウン

天龍「」クビカシゲ


長門(もうどこからつっこめばいいんだ・・・)

長門「山雲・・・あれは男じゃない。どうみても味方だろう」

山雲「え~、そうは見えません~」

長門「いや、どう見ても艦娘・・・」

山雲「朝雲姉をたぶらかすなら~、誰でも敵です~」

長門「」

山雲「ほら~いっちゃってください~」

長門「」

長門(ど、どうすれば・・・)

長門(さすがに味方など刺せない!だがそれでは私が・・・)

山雲「どうしました~?できないんですか~?」

山雲「もし無理なら~、私が殺っちゃいましょうか~?」

長門「い、いや、それは・・・!」

長門「どうすれば、どうすれば・・・・は、そうだ!」

長門「これだああああああああああグハァ!」セップク

山雲「!?!?!?!?」

長門「・・・・・・・・・」

長門「うっ、私は一体・・・?」

山雲「何故か一人で切腹して入渠されました~」

長門「は、そうだ山雲!あのまま刺したのか!?」

山雲「いいえ~全然それどころじゃなかったですから~」

長門「そうか・・・よかった」

山雲「?」

長門「山雲・・・私は全ての駆逐艦の味方だ」

長門「それはお前の味方でもあり、朝雲の味方でもあるんだ」

山雲「はい~、それがどうかしましたか~?」

長門「そんなことをしたらお前はいいが・・・朝雲はきっと悲しむ」

長門「妹のお前に悲しむだろう、私はそんな姿は見たくない」

山雲「う~ん・・・まあ、そうですけど・・・」

長門「どんな理由でも、人を傷つけてはいけないんだ」

山雲「でも・・・それじゃあ朝雲姉に変な虫がついちゃいます~」

長門「だったらこうすればいいんだ。朝雲にだれも近づけないようにすればいい」

山雲「え・・・・?あ~!」

「「誘拐!」」

山雲「いいですね~これなら誰も傷つきません~」

長門「そうだろう!さあ善は急げ!」

山雲「はい~!」

長門「一件落着だな」



長門と山雲 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

長門「春雨・・・今日来てもらったのは他でもない」

長門「お前と駆逐棲姫は酷似した容姿を持っている・・・とは聞いたことがあるか?」

春雨「はい・・・ちょっとなら・・・です」

長門「そういうわけで・・・深海棲艦のルーツを探るためもあり、二人にコミュニケーションを持ってもらうことになった」

駆逐棲姫(水中)「ごぽぽぱぽぱぽぽぽぽばばば」モガモガ

春雨「どうして水槽の中で縛って・・・」

長門「乾かないためだ気にするな」

春雨「すごく苦しそうです!解放してあげてください!」

長門「仕方あるまい、敵は敵だ、本来ここに持ってくるのも難しいんだ」

長門「とにかく、こいつと話をしてみてくれ」

春雨「・・・・はい、です・・・」

春雨「こんにちは、私、駆逐艦、春雨って言います・・・です」

駆逐棲姫「ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく」モガモガ

春雨「私の言ってること、わかりますか?」

駆逐棲姫「ばばばばばばばばもががががががが」モガモガ

春雨「やっぱり苦しいですか・・・?」

駆逐棲姫「ぶくぶくぶくぶくぶくぶくぶく」モガモガ

春雨「・・・ごめんなさい・・・」

駆逐棲姫「ごぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼぼ」モガモガ

長門「やはり対話は不可能か・・・」

長門「少し報告に行ってくる、春雨はここで待っててくれ」ガチャン

春雨「はい・・・」

駆逐棲姫「ぶくぶくぶくぶくぶくぶく」モガモガ

春雨「・・・・・・・・・」

駆逐棲姫「あばばばばばっばばばばっばば」モガモガ

春雨「・・・・・・・・・っ」

春雨「・・・待ってて!今出してあげるから!」

駆逐棲姫「ゲホっ!ゲホっ!クソウオボレシヌトコロダッタゾ!」

駆逐棲姫「ワレワレガサカナダト、イツイッタ!ドチラカトイエバ、リョウセイルイダ!」

春雨「大丈夫?」

駆逐棲姫「・・・・ナゼタスケタ?」

春雨「・・・だって、目の前で苦しんでる人に、敵も味方も無いよ・・・」

駆逐棲姫「・・・・ナラバコウダ!」チャキ

春雨「!」

春雨「・・・・・・・・」

駆逐棲姫「・・・・・・・・」

春雨「・・・・・・・・」

駆逐棲姫「・・・フン、ヤメダ」スッ

春雨「・・・どうして?」

駆逐棲姫「シンカイニダッテココロハアル・・・」

春雨「・・・・・・・・」

駆逐棲姫「ム・・・ココハナンダ?」

春雨「私の・・・白露型みんなの部屋だよ」

春雨「今日はみんないないから・・・ここに隠れてよう?夜になったら海にいけるから」

駆逐棲姫「・・・ナラバココニイサセテモラオウ」

駆逐棲姫「シカシ、シラツユガタ・・・トイウノハ、オマエノシマイカ?」

春雨「うん、折角だから紹介してあげる」

春雨「えっと・・・この写真のこれが白露姉さん」

春雨「こっちの男の子みたいなのが時雨姉さん、いつもクールで、どちらかっていうと兄さんかも」

春雨「そっちが村雨姉さん。すっごく余裕があって、大人っぽくって・・・なんだか、お母さんかな」

駆逐棲姫「コノイヌハナンダ?」

春雨「それは夕立姉さんだよ。白露型の中では一番強いんだから」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・」

駆逐棲姫「タノシソウダナ・・・」

春雨「え!?」

春雨「ご、ごめん、ずっと一人で話してて・・・」

駆逐棲姫「イヤ、イインダ」

駆逐棲姫「ワタシニハシマイガナイ・・・ダカラドウイウモノカヨクワカラナイ」

駆逐棲姫「ダガ・・・ソノヒョウジョウヲミレバワカル」

春雨「そ、そうかな?」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・」



タッタッタッ

春雨「!」

春雨「誰か来た!隠れて!」

駆逐棲姫「シカシ、カクレルバショナド」

春雨「と、とにかく布団の方に!」



長門「くっ、駆逐棲姫、足が無いのにどうやって・・・!あの場には春雨がいたはずだが・・・!」

長門「春雨、駆逐棲姫を知らないか!」

春雨「知りません・・・です!」

長門「そうか!失礼した!」

駆逐棲姫「っ!?」

長門「いや、待てよ・・・」ピク

長門「そこの布団に入ってるお前は誰だ!」

駆逐棲姫「ハルサメデス」

長門「そうか!失礼した!」タッタッタッ

春雨「・・・・・・・・・」

春雨「ふう、危なかったー」

駆逐棲姫(ドウシテコンナヤツラニマケルンダ・・・?)

春雨「・・・でも、ちょっとドキドキしたかも」

春雨「何だか、いけないことしてるみたいで・・・」

駆逐棲姫(オモイッキリグンポウカイギモノダゾ)

春雨「・・・そうだ!」

春雨「一緒にお昼も食べちゃおう?」

駆逐棲姫「!?」

駆逐棲姫「イ、イヤ、サスガニバレルダロウ!?」

春雨「だ、大丈夫だよ!」

駆逐棲姫(イワレルママニツイテキテシマッタ・・・)

春雨「間宮さん、五月雨万歳セット二つ、お願いします」

間宮「あら、駆逐艦のお友達?」

間宮「始めまして、名前は?」

駆逐棲姫「ハルサメデス」

間宮「そう、一杯食べてね」

駆逐棲姫「・・・・・・?ココハナンダ?」

春雨「え?食堂だよ?」

駆逐棲姫「ショクドウ・・・?」

春雨「いただきまーす」

駆逐棲姫「ナンダコレハ・・・サカナ?ソレニシテハチイサイ・・・」

春雨「これはブリの照り焼きで・・・こっちはおひたし、これは白玉だよ」

駆逐棲姫「ワレワレハ、カイソウトサカナシカタベナイガ・・・」モグモグ

駆逐棲姫「!!」

駆逐棲姫「ウ、ウマイ!ウマイ!!ウマスギル!」

春雨「そう、良かった!」



駆逐棲姫(・・・コメ・・・ヤサイ・・・ドコカデ、タベタカ・・・?)

春雨「お腹一杯だね、おいしかったなあ」

駆逐棲姫「ク・・・オモウヨウニイウゴケン・・・」

春雨「じゃあ、もう部屋で休んでよっか」ガチャ

村雨「あら春雨、お昼食べたのね」

春雨「ええ!?ね、姉さんたち、もう帰ってたの!?」

時雨「編成を間違ってたから途中で呼び戻されたんだ」

村雨「そっちの子は?」

春雨「え、ええっと・・・」

駆逐棲姫「ハルサメデス」

村雨「そう、二人目ね!」

白露「へえ、二人目の春雨かあ、よろしくね」

夕立「なんだか色白っぽい?2Pカラー?」

時雨「きっと漂白剤撒かれたんだよ」

駆逐棲姫「シッケイナモトモトダ!」

五月雨「ところで五月雨教に入らない?」

駆逐棲姫「イ、イヤイイ・・・」

村雨「二人目だなんて・・・提督もハッスルしちゃったのね」

駆逐棲姫「ウ?ウ、ウム・・・」

駆逐棲姫「ヨウヤクヨルニナッタカ・・・ツカレタ・・・」

春雨「だ、大丈夫?」

駆逐棲姫「ア、アア・・・」

春雨「うーん・・・このあたりなら、警備もないかな?」

春雨「あとは一人で帰れる?」

駆逐棲姫「ウン・・・・」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・・・」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・」

駆逐棲姫「キョウハ・・・タノシカッタ」

春雨「そう?なら、うれしいな」

駆逐棲姫「ゴハンハトテモウマカッタシ、シマイトイウノハトテモアタタカカッタ」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・」

駆逐棲姫「ドレモシンカイニハナイモノダ・・・!」

春雨「・・・・・!!」

春雨「な、なら、この鎮守府で一緒にいようよ!」

春雨「きっとみんなわかってくれるよ!うん!」

駆逐棲姫「ダメダ・・・ワタシハシンカイセイカンナンダ」

駆逐棲姫「アレデモナカマナンダヨ。チジョウヲシンリャクスル、ソノシュクメイニウマレテキタ」

駆逐棲姫「ダガ・・・ワタシハウラヤマシイ!!」

駆逐棲姫「ナゼオマエタチハチジョウニイルンダ!オナジフネノタマシイナノニ!」

駆逐棲姫「ウラヤマシイ・・・ドウシテ・・・・」

春雨「・・・・・・・・・」



「間に合ったようだな」

春雨「!!」

長門「まだ海へでてなかったか」

春雨「ど、どうしてここに・・・!」

長門「この長門の目は節穴ではないよ、春雨」

春雨「待ってください!この子はそんな・・・!」

長門「持ってもらうのはこちらの方だ。まだお前を行かせるわけにはいかない」

駆逐棲姫「クッ・・・・!」チャキ

長門「・・・・待て、まだ、と言ってるんだ」

春雨「え?」

長門「この長門の目は節穴ではないと言っただろう?」

春雨「・・・・それって・・・」

長門「気付いていたさ。初めから全てな」

春雨「!?」

長門「私だけではない、白露型、間宮、みんなお前のことは知っていたさ」

長門「春雨と見間違える奴がいるわけないだろう」

駆逐棲姫「・・・ナニガモクテキダ」

長門「我々はお前を歓迎したということだ」

長門「お前が無闇に危害を与える者じゃないなら、話し合う余地も分かり合う余地もある筈だろう」

長門「だからお前を歓迎したんだ」

長門「それに・・・私は全ての駆逐艦の味方だからな」

春雨「長門さん・・・!」

長門「お前が帰るのはいいだろう。だがいつこの鎮守府にこようと自由だ」

駆逐棲姫「ソ、ソンナバカナ!?」

駆逐棲姫「ワレワレハタタカッテルノダゾ!?」

長門「それがどうした。私は見ていたぞ」

長門「お前が春雨から砲門を降ろしたのを」

長門「お前が笑ってたのを」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・・ッ」

長門「深海にも心はある、だったか・・・」

長門「さあ行け、駆逐棲姫!そして帰ってこい!」

駆逐棲姫「・・・・・・・・・・」

駆逐棲姫「ホントウニ・・・イイノカ・・・?」

春雨「うん・・・また一緒に御飯食べよう?」

駆逐棲姫「ソウカ・・・ソウダナ」

駆逐棲姫「・・・マタ、ココニコヨウ」

駆逐棲姫「キョウハアリガトウ、ハルサメ・・・」

春雨「・・・・うん、またね!」



憲兵「もういいか?」

長門「あっはい」

憲兵「私はこれからお前を逮捕する」

憲兵「『駆逐艦を誘拐した容疑』でだ」

憲兵「いいな?」メクバセ

長門「はい、喜んで!」

憲兵「脱走した捕虜なんていない、いいね?」

長門「ええ、ありがとうございます」

長門「・・・・・・・・・・・・・」

長門(また・・・こいよ、駆逐棲姫・・・)






憲兵「あ、罪状自体は本物だからな」

長門「えっ」



長門と春雨と駆逐棲姫 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

今日は安価を取って終わりです
また明後日再開します

それでは再開します
長門と朝雲で行きます

憲兵「よし、もう出ていいぞ」

長門「はい・・・ありがとうございました」

長門(はあ・・・まさか朝雲を誘拐してたのがばれて拘禁されるとは)

長門(布団の下に隠しておいたのはまずかったな・・・)

長門(・・・まあ、山雲には追求も及んでない、よしとしよう)

朝雲「・・・・・・・・」

長門「!!」

長門「あ、朝雲、いたのか・・・」

朝雲「・・・・・・・・」

長門「その件は・・・その、すまなかった・・・」

朝雲「・・・・・・・・」

長門「ちょっと、つい、その、うん・・・」

朝雲「・・・・・・・・」

長門(何故何も喋らない!そういう罰なのか!?)

長門(いや・・・そうじゃない?目付きが違う・・・)

長門(どこかで見たような・・・『凄み』のある目というか・・・)

朝雲「・・・・・・・・」

朝雲「・・・まったく、もっとしっかりしてよね」

長門「・・・?」

朝雲「あなたがしっかりしてないから失敗しちゃうんじゃない」

長門「???」

朝雲「あんなに簡単に見つかったことよ!私が!」

長門「!?!?」

朝雲「山雲はちょっと抜けてる所があるから、あの子、自分の世界に入っちゃうと都合の悪いことが見えなくなるの」

朝雲「だからしっかりしてくれないとって言ってるの!わかる!?」

長門「え!?」

朝雲「まず秘書艦室なんて使わない!勝手に人が入れる場所なんて問題外よ!」

長門「た、確かに、大和が勝手に掃除するのが問題だからな」

朝雲「修理中って書いたドッグとか、使ってない武器庫とか、考えれば思いつくでしょ!それこそ秘書艦なんだから、もっと権限使って!」

長門「あ、ああ」

朝雲「そうね、できれば山雲が行きやすいように、駆逐艦寮の近くにね。夜中に抜け出ても大丈夫なところ」

朝雲「それと食事とかの物資の減りで気付かれる可能性もあるわ。なんなら自分の食事抜きなさい、戦艦でしょ?」

長門「なるほど」

朝雲「それで決行するなら外部と連絡があったときよ」

朝雲「ここは辺境だけど、一応町があるじゃない」

長門「ああ、鎮守府の隣には大体規模はどうあれ町が作られるからな・・・ここでは滅多に出入りは無いが」

朝雲「そこから人が出入りした時を狙うのよ。ないなら適当な命令を作って出す!そうすれば私は鎮守府内にいないと思わせられるわ」

朝雲「いい?あとはこれを、あなたが全部やるんじゃなくてきちんと山雲にやらせてあげるのよ?」

長門「あっはい」

朝雲「それじゃあよろしくね」

長門「ああ」

長門「・・・・・・・・」

長門「む?私は何の話をしていたんだ?」

長門「まあいいか、また朝雲誘拐の準備をするか・・・」

朝雲「・・・・・・・・」

朝雲「そうよ、山雲には私がいてあげなくちゃ駄目なんだから・・・」

朝雲「うれしいわ、私のことをこんなに大切にしてくれるんだから」

朝雲「山雲、ずっと一緒よ・・・」

朝雲「ふふふ・・・」



長門と朝雲 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

長門「よし北方棲姫ゲットだ」

北方棲姫「ンー!ンー!」ジタバタ

長門「簀巻きにしておいて良かったな・・・さすがはボス、暴れ具合が違う」

北方棲姫「ンー!ンー!」ジタバタ

長門「この間の駆逐棲姫は失敗したが、今度こそ深海棲艦を飼うぞ!」

北方棲姫「ンー!ンー!」

ほっぽちゃんは駆逐艦じゃないが、ロリならいいのか?

長門「うむ、確か餌は零戦でよかったな」

長門「ほら、食べるんだ」ホイ

北方棲姫「・・・・・・・・・」

長門「どうした?食べないのか?」

北方棲姫「コンナモノクエルカ」

長門「!?!?」

北方棲姫「ダッテコレハヒコーキゴッコノ・・・」

長門「くそう、なら烈風ならどうだ?二三回資源を溶かしきった上物だ」

北方棲姫「ダカラクエナイトイッテル!」

長門「嘘だ・・・なら瑞雲なら・・・」

北方棲姫「イイカラサカナヲy」

日向「ほう私の瑞雲が食べれないというか」グリグリ

北方棲姫「ン゛ー!ン゛ー!ン゛ン゛ン゛ー!」モガモガ

長門「日向!」

日向「好き嫌いは駄目だぞ」

>>888

>>368
>>369

長門「確かにしつけは大切だな・・・まったく失念していた」

日向「ああ、飼うなら責任を持って飼うべきだ」

日向「私に任せろ、しつけなら弟子達で馴れてる」

北方棲姫「ヤ、ヤメロ、クルナ!コッチヘクルナ!」

長門「頼んだぞ」

日向「まあ、そういうな」

長門「さて一日たったがどうだ?」

北方棲姫「オイテケ・・・ズイウンオイテケ・・・」ゲッソリ

長門「完璧だな」

日向「ああ、瑞雲は実際のところ、安価で手に入る反面あまりやすい」

日向「そのせいで日々無駄に捨てられる瑞雲が多いからな」

長門「これて周辺海域の環境問題にも貢献できるわけだ」

北方棲姫「カエセ・・・オネエチャンノトコロニカエセ・・・」ポロポロ

陸奥「姉さん、なんだか鎮守府の入り口に変な人たちが・・・」

長門「ん?なんだ?」

??「ホッポヲカエセ!ホッポオイテケ!」

??「ソウダ!カンムスノオウボウヲユルスナ!」

長門「何だか皮膚が白いが大丈夫か?」

??「ウルサイ!ホットケ!」

??「ワレワレハラチヒガイシャノカイダ!」

長門「拉致被害者?拉致などしてないぞ」

??「ウソヲツクナ!ホッポハココニイルハズダ!」

長門「憲兵殿、掃除を頼む」

憲兵「うむ」

??「クソ!ハナセ!」

長門「拉致などしてないさ・・・誘拐しただけだ」

北方棲姫「イマ!オネエチャンノコエガキコエタ!」

長門「どうした?今日からは私がオネエチャンだぞ~?」ニタニタ

北方棲姫「クルナ!ハヤクカエル!」

日向「まだしつけが足りないようだな」

長門「ああ、もうすこしするか」

日向「ほらこの瑞雲を食べるんだ」

北方棲姫「ヤメロ!ヨセ!」

陸奥(あれって洗脳・・・?)

長門「一週間で随分と従順になったな」

北方棲姫「マア、ソウナルナ」ウツロ

日向「このたこ焼きみたいのも瑞雲に掘らせたからな」

北方棲姫「ズイウンオイテケ・・・オイテケ」レイプメ



大和(あの二人何をしてるんですか?)ヒソヒソ

陸奥(べ、別にいいんじゃないかしら、あれ敵だし・・・)

大和(でも、何か釈然としないというか・・・)

陸奥(ええ・・・)

長門「さあ出撃だ、北方棲姫!深海のやつらから海を取り戻すぞ!」

北方棲姫「オイテケ・・・ズイウンオイテケ・・・」ウツロ

長門「焼き払え!」

タ級「ヒエエ」轟沈

イ級「モウヤダカエル・・・」轟沈

北方棲姫「ウッ・・・ズイ、ウン・・・アタマガ・・・オイテ・・ウウッ」ウツロ

ヲ級「ドウシテ、ホッポ・・・」轟沈

北方棲姫「ウオオオ・・・シンカイ、ミンナ・・・!」

長門「どうした!それでも北方海域のボスか!」

北方棲姫「シンカイ、ズイウン、アアアアアアアアアアア!!!」ウツロ

ヌ級「ナンデヤ!」轟沈

日向「この破壊力・・・かつて何度も大破撤退を繰り返してたわけだ・・・」

長門「はっはっはっは、圧倒的ではないか、我が軍は!」

陸奥「うーんこのねえ・・・」

長門「さあ最深部についたぞ!このまま押し切れ、北方棲姫!」

北方棲姫「ズイウン、オイテケ!オイテケエエエエエエエエ!」

「マッテ!メヲサマシテ、ホッポ!」

長門「港湾棲姫だと?こんな海域にいたとは・・・」

長門「だが関係ない!やれ!」

港湾棲姫「ホッポ!オネエチャンワカラナイ?オモイダシテ!」

北方棲姫「ウルサイ!ズイウンオイテケエエエエエエエエエ!」ダダダ

港湾棲姫「クッ・・・!」

長門「ははは、無駄だ港湾棲姫!こちらには戦艦が三人もいるのだ、負けるはずが無い!」

陸奥「ちょっと、そういうこと言ってると・・・!」

港湾棲姫「・・・・・・・・」

港湾棲姫「ホッポ・・・!」ズンズン

港湾棲姫「イマイクカラ・・・ホッポ・・・!」

北方棲姫「クルナ!ズイウンオイテケ!!」

港湾棲姫「サンシキダンノナイコウゲキナンテ・・・・!!」ズンズン

北方棲姫「ク、クルナ!カエレ!カエレカエレカエレカエレカエ」

港湾棲姫「オモイダシテ・・・」ダキ

北方棲姫「!?!?」

港湾棲姫「イママデノヒビヲ・・・!」

港湾棲姫『ホラホッポ、クリスマスプレゼントヨ』

北方棲姫『エエ!?イイノ!?』

港湾棲姫『ハヤクアケテミナ』

北方棲姫『クツシタ!テアミノクツシタ!』

港湾棲姫『コレデモウスアシジャナクテスム』

北方棲姫『アリガトウオネエチャン!』

長門『よし、プレゼント箱は無事回収できたな、鎮守府へ帰るぞ!』

長門『これで提督も喜ぶだろう!』



北方棲姫『・・・・・・・・』ウルウル

港湾棲姫『マ、マタアンデアゲルカラ・・・』

北方棲姫『・・・・オイテケ・・・・・・』

北方棲姫『ワーイ!ヒシモチ、ウマイ!オイシイ!』

港湾棲姫『キョウハタクサンツクッタカラタベナ』

北方棲姫『デ、デモ、マタアイツラクルカモ・・・』

港湾棲姫『ダイジョウブ、アイツラキテモスコシナラキットタリル』

港湾棲姫『ソレニ・・・ヒシモチウバイニクルグンナンテナイ』

北方棲姫『ソレモドウダ!イタダキマス!』

長門『はあ、はあ、ようやく十個の菱餅が揃った・・・』

長門『一体何度出撃したか・・・まあいい、帰ろう』



北方棲姫『・・・・・・・・』

港湾棲姫『・・・・・・・・』

北方棲姫『・・・・・・・・ミンナ、ナクナッタ・・・』

港湾棲姫『ゴメン・・・ゴメンネ・・・・』

北方棲姫『・・・・・・・・』

北方棲姫「・・・・・・・・・」

長門「どうした北方棲姫!今がチャンスだぞ!」

北方棲姫「・・・・・・・オイテケ」

北方棲姫「ゼロセン・・・・・・オイテケ・・・・・!!」ギラギラ

港湾棲姫「ホッポ!」

長門「そんな、馬鹿な!?」

北方棲姫「レップウオイテケエエエエエエエエエエエ!!!」

長門「ウオオオオオオオオオオオオ!?」大破

長門「くそ、大破撤退することになるとは・・・」

長門「折角北方棲姫を誘拐し・・・」

長門「こちらの味方になるように洗脳し・・・」

長門「そしてかつての仲間と同士討ちさえさせたというのに・・・」

長門「・・・・・・・」

長門「これはどうみても悪役は私では・・・」

陸奥(今更気付くのね・・・)



長門と北方棲姫 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

今日は安価を取って終わりです
また明後日再開します

それでは再開します
長門と初雪でいきます

長門「どうした、まだ出撃が済んでないのか?」

長門「何、初雪が出撃拒否だと?」

長門「・・・布団に閉じこもって出てこないか・・・」

陸奥「どうするの?まさか無理矢理引きずり出すのも・・・」

長門「ふふふ、私はビッグセブンだぞ?」

長門「私にいい考えがある!」

陸奥「・・・・・・・・・・」

長門「おい初雪、どうしても出撃したくないのか?」

初雪「いやだ・・・昨日も出撃だった・・・ひきこもる・・・」

長門「何をするわけでもないのに部屋にこもるのか」

初雪「私は布団があれば生きていけるもん・・・」

長門「そんなに布団は素晴らしいものか・・・」

長門「ならば私も入れてもらおうか」モゾ

初雪「!?!?」

長門「いやあいいなあ~布団と言うものは~」ナデナデスリスリ

初雪「ひっ!?」

長門「この感触!柔らかさ!確かに病み付きになるものだ!」ベタベタサワサワ

初雪「や、やめ・・・う゛っ!?」

初雪(く、臭い!汗と、タバコと、お酒の臭い・・・!)
う゛
初雪(布団の中で篭って・・・・う゛う゛う゛あ!!!!)

初雪「出る!出撃する!!」ガバッ

長門「よかった・・・ようやく出撃する気になってくれたか」

長門「いい子だ初雪~!」ナデナデ

初雪「さ、触るな・・・」

長門「駆逐艦が遠慮などするn」

初雪「触るな!」クワッ

長門「!!」

長門「・・・・・・・」

長門「ふっ、やはり・・・思春期というのは複雑なものだな」

長門「素直に口にできない感情・・・いいものだ」ニヤニヤ

陸奥(絶対違う・・・)



叢雲「初雪、どうしたのよそれ」

初雪「洗濯物、自分のは自分で洗う・・・」



長門と初雪 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

五十鈴「・・・・・・・・」

長門「・・・・・・・・」

五十鈴「・・・・・・・・」

長門「・・・・・五十鈴。今日は話があって呼んだ」

五十鈴「そんなことわかってるわ!」バン

五十鈴「何を言いたいのかもわかってる!でもそんなのどうでもいい!」

五十鈴「そんなことで、あのことは絶対に消えはしないわ!」

長門「・・・・・・・・」ウツムキ

五十鈴「忘れもしない・・・まだこの鎮守府が小さかった頃」

五十鈴「ずっと昔、今よりもまだ艦娘も少なくて、装備にも事欠いてた頃」

五十鈴「私が着任したのはそのときだったわね」

五十鈴「いえ、正確には・・・」

五十鈴「『最初の私』が着任したのが!」

長門「・・・・・そうだ」

五十鈴「そして程なくして・・・次の私が着任した。それからはもうたくさん」

五十鈴「次のそのまた次のまたそれの次の私もすぐに着任していったわ・・・」

五十鈴「まあ、五十鈴はその人たちと顔も合わせたこともないけれど」

五十鈴「誰かさんが起こした馬鹿なことのせいで・・・!」

長門「・・・・・っ」

五十鈴「『五十鈴牧場』、確かそう呼ばれてるのよね?」

五十鈴「大量の五十鈴を一定の錬度まで育て装備を剥ぎ取った後、艦娘の改修で処理する方法」

五十鈴「私たちは戦うことが使命だもの。戦って死ぬのは怖くなんかないわ」

五十鈴「それに、まだ装備の整ってない鎮守府の礎になれるなら本望よ。別に解体されて一般人になっても構わない」

五十鈴「でも・・・許せないのは!あなたたちが、私たちの命を弄んだという事実そのものよ!」

長門「待て!提督は関わっていない!全て私の責任だ!」

五十鈴「それは知ってるわ!でも私は仲間は好きでも、この鎮守府は嫌いなの!」

長門「くっ・・・・」

五十鈴「何度も見たわ・・・自分の運命を知って、絶望する五十鈴を」

五十鈴「逃げようとして、捕らえられて、泣き叫びながら改修に使われた五十鈴を」

五十鈴「全ての五十鈴の憎しみを・・・絶対に忘れはしないわ!」

長門「・・・・・・・・・」

五十鈴「五十鈴が言いたいのはそれだけよ!さあ、まだ何か?」

長門「・・・・・・・ああ」

長門「かつて牧場をしたことは・・・とても後悔している」

長門「当時は鎮守府も小さく、装備が必要だった」

五十鈴「そんなことわかってるいいて言ってるでしょう!!」

長門「たった一度の過ちだ、二度と同じ間違いはしない!」

五十鈴「たった一度の過ち!?それで片付けるの!?」

長門「違う!本当にすまなかった、五十鈴!」

長門「私が何を言っても、もう過去のことは覆らない。私には謝ることしかできない」

長門「だから・・・私はこれからを話したかった!」

五十鈴「!!」

長門「もうあんなことは絶対にしない!繰り返させはしない!」

五十鈴「・・・・・・・・・」

長門「絶対にあんな過ちはしない・・・これだけは真実を伝えたかったんだ・・・」

五十鈴「・・・・・・・そう」

五十鈴「・・・・・・・・・」

「あのー、少しいいですか?」コンコン

長門「なんだ!今は大切な話をしているのだ!」

五十鈴「別に中断してもいいわ、入って」

蒼龍改ニ(Lv99)「いやすみません、わざわざ」

蒼龍改ニ「また一人あたらしく改ニになったのでつれてきました!」

長門「あ゛っ」

蒼龍改ニ(Lv78)「無事改ニになりました!次の任務はなんですか?」

長門「い、いや、その・・・」

五十鈴「・・・・・・・・・・」ピクピク

蒼龍改ニ(Lv99)「ところで長門さん・・・いつまで続くんですか?別の私を改ニにし続ける作業」

蒼龍改ニ「それに、訓練が済んだ私の姿が見えないんですけど・・・」

長門「それは・・・あの・・・」

五十鈴「・・・・・・・・・・」チャキ

長門「ま、待て五十鈴!話せばわかる!装備を降ろsぎゃああああああああああ!!!」



長門と五十鈴 終わり

長門の次の相手
安価下二つ

「何になさいますか?」

足柄「・・・一番安いのを貰うわ」

足柄「・・・・・・・・・・・」グビグビ

トクトク スッ

足柄「?」

足柄「ミルクなんて頼んだ覚えはないのだけれど?」

「あちらのお客様からです」

長門「やあ」

足柄「」ビクッ

長門「良い夜だな」

足柄「え、ええ・・・長門秘書艦、いい、いらしたの・・・」

長門「お前と同じだ。夜間外出許可を取った」

足柄「わ、わざわざここで呑みに?」

長門「その言葉そのまま返そうか」

足柄「・・・・・っ!」

長門「・・・別に私は怒っているわけではないぞ」

長門「ただ・・・私は夜間外出許可を出したとき、理由をきいたな?」

長門「そしてお前はこう答えた。『合コン』と」

足柄「い、いやあ、ちょっと皆さん都合が悪くなったみだいで・・・」

長門「うむ、そうか」

長門「なら少し私の話に付き合ってくれないか」

足柄「・・・まあ、少しだけなら・・・」

長門「ただの些細な疑問だ、足柄。お前は何故合コンに行く?」

足柄「それは・・・結婚相手を探すために・・・」

長門「・・・考えたが、この辺境のタウイタウイで、合コンなんて催されるのか?」

足柄「な、無いことはないわ!」

長門「それに・・・艦娘の結婚率というのは実は高くない。むしろかなり低い」

長門「戦死することもあるが、引退した艦娘でもほとんどは連れ添った提督としか結婚しない。何故か?」

長門「艦娘は基本的には年を取ることはないからだ」

足柄「・・・・・・・・・」

長門「お前は売れ残りなどといわれるが・・・実際には年上の艦娘はいくらでもいる。金剛なんて加齢臭がするぞ」

長門「なのに何故お前だけが、言ってしまえば普通の人間しか悩まないことを悩むのか」

長門「だから私は思ったのだ・・・」

長門「そもそも本当に足柄は合コンなどいっているのか?とな」

足柄「もういいです!わかりました!洗いざらい白状します!」

足柄「本当は合コンなんていってませんし男なんてどうでもいい!」

長門「えっそこまでだったのか・・・」

足柄「」グビグビグビ

足柄「」プハー

足柄「・・・ええ、最初は男探しも真面目にやってましたよ?」ヒック

足柄「でも多すぎるのよ・・・艦娘って言うだけで避ける連中」

足柄「寄ってくるのは物珍しさに近づいてくるのばかり・・・もう幻滅したのよ」ヒック

長門「お、おい、酒の量が多すぎるぞ・・・」

てめぇこら謝って取り消せこら
金剛はローズティーのいい匂いだろが
加齢臭とかするわけねーだろが
いい匂いしかするわけねーだろ

するわけねーだろ…(´;ω;`)

足柄「そんな時・・・いつも那智が慰めてくれて・・・」ヒック

足柄「自棄酒にも付き合ってくれるし・・・細かい気配りもできるし・・・」ヒック

足柄「いつも私のことを考えてくれてたし・・・」ヒック

長門「・・・?くれて『た』?」

足柄「あああああああああああああああ!!」

長門「よせ!叩き出されるぞ!」

足柄「なのに最近は駆逐艦の話ばっかりいいいいいいいきいいいいいいい!!」

長門「ん?駆逐艦?」

>>961
あくまで長門の主観です。ご了承ください

足柄「寝ても覚めても駆逐艦駆逐艦駆逐艦!」

足柄「こちとら気を惹くために毎晩出てるのにいいいううっ、うっ、えぐっ」グスグス

長門「那智・・・駆逐艦・・・」

長門(元凶)「あっ」

長門「・・・・・・・・・・」

長門「ま、まあ、頑張れ・・・」

長門「・・・ということがあったのだ」

長門「まったく大変だな・・・違う性癖の相手に恋をするというのは」

長門「お前もそう思うか?」

大和(無言のサバ折り)

長門「何故だぐぎゃああああああああああああああああ!?!?」



長門と足柄 終わり

そろそろスレが終わりそうですね・・・
もう少し書きたい人物もいるので次のスレを立ててこようと思います
このスレでは最後に安価だけ取って終わりにします
ここまでの読んでいただいたこと、そしてコメントありがとうございました

長門の次の相手
安価下二つ

次スレ

【艦これ】長門「つまりそういうことか」【安価】
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1434028447

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年11月12日 (土) 22:59:25   ID: Cp3w23UJ

戦艦が簡単に沈むか!!

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom