横寺「ねぇ、知らない?」
小豆梓「し、知らないわねぇ?」ダラダラ
横寺「実は、もうひとつ………」
小豆梓「ッ!?」ビクッビクッ
横寺「僕のパンツも、もう5枚ほど無くなったんだ…ねぇ、知らない?」
小豆梓「」
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横寺「パンツだけじゃないんだ…僕の衣類すべて捕られてるんだ…。」
横寺「はっきり言って…また、買いに行くんだけど…これ以上はお金が心配です。」
横寺「それで、小豆梓に相談したんだけど…ねぇ、聞いてる?」
小豆梓「!」
小豆梓「き、聞いてるわよ!聞いてる!」
小豆梓(ヤバイ…捕りすぎたかな?)ダラダラ
横寺「それでさ…夜道とか怖いから一緒帰ってほしいんだけど…」
小豆梓「勿論よ!と、友達だもんね!」
横寺「ありがとう!これで安心かな?」
小豆梓「と、当然安心安全よ!」
小豆梓(だってその盗んだ犯人私だもん!)
横寺「…そ、それと……こ、これってさ男として恥ずかしいけど…」
横寺「今日両親が旅行で居ないんだ!一人じゃ怖いからなさけないのは承知でお願いします!」ドゲザ
小豆梓「………え?泊まるの?私が?あんたの家に?」
横寺「僕の友達は兎の世話があるらしく行けないらしいんだ!だから!」
小豆梓「………」
小豆梓(や、ヤバイ………今日は、ものすごいラッキーかも…)
小豆梓「当然それもいいわよ!良いでしょう!泊まってあげるわ!」
横寺「おお!女神だ!僕の目の前に女神がいる!」
【帰り道】
小豆梓「へぇ…筒隠さんは保育園のお手伝いなの?」
横寺「うん。先生に頼まれたらしいんだよ…」
小豆梓「それで私しか居ないと?」
横寺「他の女子にも頼もうかと思ったんだけど…一秒たらずで断られたよ」
小豆梓(なんで女子限定?)
横寺「それに引き替え小豆梓…君は最高の友達だよ!」ギュッ!
小豆梓「ひ、ひっつくなぁ///!」
小豆梓(変態の匂いが間近に感じられて理性がとんじゃうでしょうが!)クンクン
横寺(本当に犬みたいだなぁ)
【横寺の家】
小豆梓(きたぁ~!へ、変態の家にきたぁ~//!)
横寺「どうぞ~、あがっていいよ~」
小豆梓「し、失礼します!お世話になります!息子さんは私が守りますので!」
横寺「大丈夫?なんか、変なことまで口走っているよ?」
小豆梓「これは、いわゆる通い妻なの?そうなの変態?」
横寺「なんで、それを僕に聞くのかな?」
横寺「どっか適当なところに座っていいよ~」
小豆梓「う、うん」チョコン
横寺(なぜ真っ先に僕のベットに?まぁ、いいけど…)
小豆梓「………ねぇ、なんかないの?」
横寺「え?何かって言われても…」
小豆梓「なんかもっとこう…よりそうとか手をつなぐとか…」
横寺「うーん…じゃあテレビでも見ようか?」
小豆梓「そ、そう…テレビね…テレビ…」ショボン
横寺(?なんで落ち込んでいるのかな?)
横寺「なにかあるかな?」
小豆梓「今日は、世界の果てまで行っとKがあるらしいわよ?」
横寺「お!僕それ毎週見てるんだよね!」
小豆梓「私は、あの○獣ハンターイ○トが好きだわ」
横寺「うん!いいよねあの人!」
小豆梓「そうよね!おもしろいし!あの人のリアクションにメチャクチャ笑えるわ!」
横寺「やっぱり僕達の意気投合ぶりには驚かされるよね~」
小豆梓「そ、そうかしら?」
横寺「うん!やっぱり小豆梓は最高の友達だよ!」ニコッ
小豆梓「………そう…うん、そうよね…」
小豆梓(やっぱり…変態にとって私は友達でしかないのか…)
~テレビ見終わり~
横寺「はー!やっぱりおもしろかったぁ~!」
小豆梓「はぁ…はぁ………///」ピクッピクッ
横寺「笑いすぎで…そこまで…」
小豆梓「だ、だってぇ~…///」ピクッピクッ
横寺「う~ん…この様子じゃ行けそうにないな…」
小豆梓「な、なにがぁ~…///?」ピクッピクッ
横寺「一緒に、買い物」
小豆梓「さぁーて!すぐにしたくをしましょうか!」キリッ
横寺(?小豆梓の様子が変だなぁ?)
【スーパー】
横寺「なにを、作ろうか?」
小豆梓「は、ハンバーグー!私ハンバーグがいい!」
横寺「ハンバーグ?じゃあ牛肉だね」スタスタ
小豆梓(変態のご飯!さらにハンバーグ!私はもう死んで…いやいや!ダメ!それはダメ!)
小豆梓(だ、だって…私は将来変態と………きゃーっ///!)イヤンイヤン
横寺「小豆梓!もどってきてー!」
【帰り道】
横寺「もう19時だね…辺りが真っ暗だ」
小豆梓「そ、そうねぇ…」ブルブル
横寺「………」
横寺「小豆梓………」ギュッ
小豆梓「ふぇ!?」
横寺「僕お腹すいちゃった…早く帰ろうか」
小豆梓「………う、うん///」
小豆梓(これは卑怯よ!卑怯すぎるわよ!あーー!顔暑い//!)
~横寺の家~
横寺「よし!早速作るから待ってて」
小豆梓「私も牛肉こねるの!」
横寺「え?あ、そうなの?」
小豆梓「うん!」コクコク
横寺「じゃあ一緒に作ろうか!」
小豆梓「作ろーー!」オーー
横寺「こうやって」コネコネ
小豆梓「う、うん」コネコネ
横寺「上手い!上手だよ小豆梓!」ナデナデ
小豆梓「エヘヘ♪当然よ♪」フリフリ
横寺(あれ?小豆梓が犬に見えてきた)
~お食事タイム~
横寺「うん!うまくできてるね!」
小豆梓「変態の奴も綺麗にできてるわよ?」モグモグ
小豆梓(上手い!上手いよぉ!)
横寺「お風呂はどうしようか?」
小豆梓「なっ!?いきなりお風呂の話題をだすとかとんだ変態ね…」ジトー
横寺「そう言う意味でいったわけじゃないんだけどなぁ~!」
小豆梓「ふふ♪冗談よ。変態からさきでいいわよ」
横寺「え?そこは普通逆じゃないの?」
小豆梓「何?私が入ったあとのお風呂じゃなきゃ満足できないわけ?」
小豆梓(それは、それでうれしいけど///)
横寺「わ、わるいね…食器を、手伝わせて」カチャカチャ
小豆梓「別にいいわよ~変態も大変でしょ?」
横寺「本当に小豆梓はいい友達だよ…」ホロリ
小豆梓「ふふ♪どんどん私に頼りなさいよ!」
小豆梓(私もそれだけ変態への好感度が、UPするから)
横寺「なんかさ…こうやってると僕達ってまるで夫婦だよね!」
小豆梓「なっ!いきなり何言ってるのよ!バァカ///!」
横寺「思ったことを口にだしただけなのに…」
横寺「じゃあ入ってくるよ!」
小豆梓「うん!」
横寺「の、のぞかないでね?」チラッ
小豆梓「…………」ジトー
横寺「じょ、冗談だよ!冗談!」
小豆梓「そうねぇ~」ジトー
横寺「うぅ……」スタスタ
小豆梓(なんだ冗談か…じゃあ覗きにいこうかしら?)
横寺「はーー!スッキリしたぁ!」
小豆梓「あ!おかえり!」クンクン
横寺「どうしたの?小豆梓?」
小豆梓「な、なんでもないわ!」
小豆梓(変態の匂いが!部屋中に広がっているわ!何ここは?オアシスね!そうなのね!)
横寺「そう言えば小豆梓は服を持ってきたの?」
小豆梓「ん?そう言えば…」
横寺「服は貸すとして…下は…」
小豆梓「な、なにみてんのよ!この変態///!」
横寺「そ、そう言われても……」
小豆梓「じゃあコンビニで買ってきてよ…」
横寺「えぇ~!ぼ、ぼくが!?」
小豆梓「私は、これからお風呂に入らないといけないでしょうが!」
横寺「」
アリガトウゴザイマシタ
横寺「………最悪だ…」
横寺「サイズはこれで本当にいいんだよね?また、行けなんてことが起きたら死んじゃうよ僕?」
横寺「とりあえず帰ろう………」
ーーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーー
横寺「ただいま~買ってきたよパンツ」
「じゃあ早くもってきて~さ、寒いのぉ…///」
横寺「は、はぁい!」スタスタ
「ちょっと入らないでよね!?」
横寺「わ、わかってるよ!は、はい」スキマカラ
「あ、ありがとう!」
横寺「どうってこと………あったよおー」
「ふふ♪ご苦労様♪」
横寺「じゃあリビングで待っとくから」スタスタ
小豆梓「ふふふふふふ♪変態が私のパンツを買ってきた///…このパンツは家宝にしないと♪」
小豆梓「下は短パンだけど…しょうがないわね…」横寺の大きめのT.シャツ&短パン&萌え袖
横寺「それしかなかったから…ごめんね?」
小豆梓「うぅん!全然いいわよ!むしろ嬉しいぐらいだし!」
横寺「え?」
小豆梓「なんでもない!なんでもないわよ!」///
小豆梓(あまりにも変態の匂いが嗅ぎすぎて…思考能力が衰えていたわ…危険すぎるわよ!この服は!)クンクンクンクンクンクンクンクンクンクンクンクン
横寺「アハハ!」
小豆梓「ふふ♪」
横寺「うはぁ!?」
小豆梓「いやぁ!」ダキッ
いろいろあり寝る時間
小豆梓「ふぁー!」
横寺「んー、もう寝ようか」
小豆梓「そうねぇ…てか、私はどこで寝ればいいの?できるなら変態のベットがいいんだけど?」
横寺「いや、僕のお母さんのベットに…」
小豆梓「残念だけどそれは無理…」
横寺「え!?なんで?」
小豆梓「実は私…変態のベットか、自分のベットでしか寝れないの…」
横寺「な、なんだと…それは大変だ!じゃあ僕はリビングで寝るよ!小豆梓は僕のベットに!」
小豆梓「怖くて一人じゃ眠れないの?一緒に寝て?」ウワメヅカイ
横寺「」
横寺「そ、それはさすがに…」
小豆梓「ねぇ…お願い…陽人」キラキラ
横寺「………」
ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーー
ーー
横寺「美少女と一緒に添い寝すると思った時!その時スデに添い寝し終わっているのだよ!」
小豆梓「うるさい…」クンクン
横寺「あ、あの…匂いを嗅ぐのは…少しやめてくれないかな?」
小豆梓「だまれ。嗅がせろ」ギロ
横寺「は、はい!」
横寺(理性が!理性がもってくれるのか!)
小豆梓「ふふ♪陽人の匂いって…あきないね?ずっと嗅いでいたな…///」
横寺「あ、ありがとうなのかな?」
小豆梓「陽人…陽人…」クンクンクンクン
横寺「へ、へんなスイッチはいってるよ!きって今すぐきってください!」
小豆梓「これならあの衣類もいらないわね…」
横寺「え?」
小豆梓「あ!?」
横寺「い、今…衣類って!も、もしかして!小豆梓が!?」
小豆梓「ち、ちが!……」
横寺「…………小豆梓」ジー
小豆梓「は、はい……やりました…」シュン
横寺「………」
小豆梓「で、でも!「ひどいや……」ッ!」
横寺「僕に…嘘をついていたんだね…」
小豆梓「……ごめんなさい…」ポロッ
小豆梓「ぅぐ…ごめんなさい…ごめんなさい」ポロポロ
横寺「…………」
小豆梓「…ごめんなさい!ごめんなさい!ゆるして!ゆるして!なんでもするからぁ!」ポロポロ
小豆梓「お願いだから……嫌いにならないでぇ」ポロポロ
横寺「ならないよ」
小豆梓「ほ、ほんとう?こんな匂いフェチのこと……嫌いにならないの?」グスッ
横寺「ならないよ…嫌いになんかなれない…」ギュッ
小豆梓「あ……////」
横寺「悪いところは1つぐらいあるものだよ小豆梓……僕の衣類を盗んだこととかね」
小豆梓「…………」
横寺「完璧な人間なんて存在しないんだ…てか、なれてしまえばその悪いところも良いところに変わるかも知らないしね」
横寺「……実はさ…小豆梓が僕をストーカーしていたのは知っていたんだ…」
小豆梓「へ!?」
小豆梓「知っていたならなんで!?」
横寺「ストーカー被害にあいながらもその容疑者を家につれてくる…普通ならかんがえられないね…」
横寺「普通……ならね…」
小豆梓「ど、どういうこと?」
横寺「つまりね?僕は……小豆梓のことが…」
横寺「好きってことさ」
小豆梓「」ポカーン
横寺「あれ?小豆梓?おーい!小豆梓!」
小豆梓「」ポカーン
横寺「………………しょうがない……」
横寺「…………梓」ミミモトデ
小豆梓「ヒャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア//////!?!?!?!?!?!」
横寺「お!戻ってきた!」
小豆梓「そ、そんな!あ、ありえないわ…私のことを変態が好きになるなんて…あ、ありえない…」
横寺「梓」
小豆梓「な、名前で呼ばないでぇ!キュンキュンしすぎて死にそうなの/////!」キュンキュン
横寺「それで?返事は?」
小豆梓「へ、返事って/////!?」
横寺「勿論告白さ…どうかな?返事は?」
横寺「僕と居てくれる?」
小豆梓「へ、へ、へ、へ、へ//////!!!!!!」
ボーン!!
小豆梓「ふぁ……だ、大好き…♪愛してるよ陽人/////」ダキッ
横寺「お!それは了承ってことでいいんだよね?」
小豆梓「あたりまえでしょおぉ~私は、陽人のことが大好きなのよ…♪」スリスリ
横寺「断られたらどうしようかと思ったよ~」
小豆梓「断るはずないでしょ!」
横寺「ありがとう~…じゃあ、寝ようか」
小豆梓「はぁーい!小豆梓は横寺陽人と一緒にねまぁーす///!」キャハハハ
横寺「じゃあ…おやすみ梓」
小豆梓「……おやすみ陽人」
【翌朝】
チュンチュン!朝だぜBayBay!
小豆梓「…………」チラッ
横寺「Zzz 」
小豆梓「………拝啓ママへ…私は……」
小豆梓「………ふふ♪」
横寺「……んーー!おはよ!梓!」ダキッ
小豆梓「ふぁ!?いきなり抱きつくな!」
横寺「本当はうれしいんでしょ?そうでしょ?」ツンツン
小豆梓「ウザいし!つっつくな!それやるぐらいなら頭撫でてよ!」
横寺「はいはい」ナデナデ
小豆梓「ふふ♪陽人♪」
横寺「それにしても僕達は恋人なんだねー」
小豆梓「浮気なんてしてみなさい?陽人を殺して私も死ぬわ」
横寺「キャラがヤンデレ化している!おもいだせ!ツンデレだった日々を!」
小豆梓「いや、別に本当に[ピーーー]わけじゃないわよ?ただ一緒になるためにはそれぐらいのことしないといけないかなぁ?って思っただけだし勘違いしないでよね!」
横寺「雰囲気的にツンデレだが言っていることはヤンデレだぁ!」
小豆梓「冗談じゃないから?」
横寺「そこは冗談って言うところでしょうが!」
小豆梓「あ、そう言えば……筒隠さんにはなんて言おうかしら?ねぇ、陽人どうする?」
横寺「どうするって言われてもなぁ……正直に話すしかないよね?」
小豆梓「反対されるわよ?」
横寺「え?なんで?」
小豆梓「あんたねぇ……まぁ、いいわ。これは言えないことだし」
横寺「なんかハブられた…」
小豆梓「じゃあ家族とも挨拶は済ましておかないとね♪」
横寺「えぇ!?まだ、早いんじゃないかな?」
小豆梓「早く認知してくれた方があとから楽でしょ!そ、れ、に!」
小豆梓「これからの将来についても話し合わないとね?」
小豆梓「ね?陽人/////♪」チュッ
おわり
短かったですがここまでお付き合いしてくださりありがとうございます!
誤字脱字もありめんぼくないです……。
では!
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