ベルトルト「駆逐してやる……。この世から、一匹残らず……!」 (18)

※10巻ネタバレ むしろ10巻読んでる前提※
※トロスト区防衛戦近辺のベルトルトがぶつぶつ言ってる話※
※地の文&台詞スタイル※

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 解散式の後には今年も例年通り、ささやかな宴会が準備されていた。
 酒と肉がたくさん——といっても品質は推して知るべしだけど。
 配属を控えた明日の夜は家族と過ごす者も多いから、実質的には同期で過ごす最後の夜になる。
 初めの頃にエレンがひとつ演説をぶちあげて、なんとなく重たい空気になりはしたが、
 いくつか盃を重ねて酔いが回ってくると、 結局いつも通りの親密な、ぐだぐだとした空気が戻ってきていた。

「ベルベルトは結局最後まで3位だったな……」

 自分の飲み物を取りに行って戻ってくると、ジャンがそんなことを言うのが聞こえてきた。
 同期の間で僕が話題に上がることは珍しい。
 襲撃の機会にすんなり抜け出せるよう、普段から目立たないように心掛けている成果だろうか。
 それでも今後何かあった時のために、彼らからどう思われているのか知るのは悪くはない。
 僕は少し遠巻きに聞き耳を立てた。
 
「あんなでかいのになんで立体機動うまいんだよ……
いや、体重が乗る分斬撃が深いのは分かるんだが」

「終わったことだし、もういいだろ。十位以内に入れたんだから良かったじゃないか」

 ぶつくさ言っているジャンをマルコが宥めている。
 その横では、ユミルが行儀悪くテーブルに肘をついてカップを傾けていた。

「ベルトルさんつったらアレだよな、安定の3位」

「不動の3位」

「陰の薄さは堂々の首席!」

 ユミルの言葉にサシャがかぶせたかと思えば、コニーが高らかに締めくくった。
 僕の目的を思えばその評価は望むところだけど……内心で複雑なものがあるのは否定できない。

「っていうか気付かなかったけどほとんどの科目3位だよな、
たまーーーーに4位があるくらいで。なんでもそつがないっつーか」

「対人格闘も地味に強い。むしろ怖い。なんつーか、淡々と殴ってくる」

 エレンがあっさりと話題を引き取って、ジャンが何やらげっそりとした顔で相槌を打った。
 あー、これは大丈夫だ。完璧に大丈夫だ。僕は一歩前に出て、そろりと口を開いた。

「それはほら、僕巨人だし」

「ベルトルトぉぉおおおおおおおおお!」

 視界の隅でアニが思い切り噴き出し、ライナーのうろたえた絶叫が聞こえて、
 一同にどっと笑いが巻き起こった。——決まった。

「ベルナルドが喋ったぁぁぁあ!」

「しかも冗談言いやがったぁあああ!」

「っていうかいつからそこにいたんだよ脅かすなよぉぉおおお!」

 誰のものともつかない笑い声が上がる中で、アルミンが席を詰めて僕のスペースを作ってくれた。
 それに甘えて、僕は自分の杯を片手に腰を下ろす。

「げ、げほっ…ごほっ…」

「ア、アニ大丈夫? 水飲む?」

 気管に入ったらしく咳き込んでいるアニの背を、クリスタが優しく撫でてやっている。

「すげぇ! あのアニを笑わしたぞ!」

 エレンが感嘆の声を上げたけれど、アレは絶対笑ってる訳ではないね。
 ごめんアニ、悪気はなかったんだ。

「ベルナール渾身の一発ギャグが炸裂しましたね」

「巨人なら仕方ないね。うん、仕方ない」

 サシャは肉を、マルコは酒を、それぞれゆっくりと味わっている様子だった。
 同じく達観している風だけど、サシャは肉に噛みついて引っ張るので色々台無しだ。
 ユミルがふと思いついた様子で、にやりと唇を歪めた。

「アレ? でもあれか? 巨人ってことはついてないのか? 何とは言わねーが、ほら、ナニが…」

「失礼だな、ついてるよ」

 これは振りか。もちろん振りだ。

「もちろん超大型」

「ベ! ル! ト! ル! トぉぉぉおおおおおおおお!」

「うっせぇよライナー」

 再び一同に爆笑が巻き起こり、ライナーがばんばんとテーブルを叩きながら絶叫した。
 ジャンが人差し指で耳を塞ぐ仕草をしたが、ライナーは聞く耳をもたない様子でカップを置く。

「い、いい加減飲みすぎだろお前。それにそういう冗談は……
あー、そう! 不謹慎だ不謹慎! だからやめとけ、な!」

「そうでもないと思うよ、ライナー」
 
 僕がそう応えると、横でアルミンとマルコがごくりと唾を飲んだ。

「あのベルンハルトがライナーに反論した……だって……?」

「今ここに座ってるのは、僕たちの知ってるベルントなのか……?」

 僕はベルンハルトでもベルントでもないよ! そう思ったが口には出さず、僕は言葉をつづけた。

「なんていうか……極端にタブーにするのも、極端に憎むのも、うまい結果を生まない気がして。
もっとフラットに物事を見ないと、多分突撃した瞬間にばくっと食べられて終わる」

「おい良く聞いとけよ死に急ぎ野郎」

「うるせぇよ」

 エレンとジャンが横目で睨みあった。ふたりともそれなりの真剣さで聞いている様子なので、
僕は酒の力を借りてなおも語る。

「憎しみでもその逆でも、強い思い入れは判断力を曇らせる。よっぽど実力がない限り、それは致命的な結果を招く」

 ミカサは挑みかかるような目つきで僕を見ている。
 いや、君の場合は別だよ。何も喧嘩を売ろうとしてる訳じゃない。
 アルミンは何か心得た様子で頷いている、
 初陣の戦死者の4割が仲間を助けようとした結果だという話を思い出しているのかもしれない。

「——そういう感情を抑え込める自信がないなら、最初から思い入れないようにした方がいい」

 向かいに座ったらライナーが、眉間に深い皺を寄せてこっちを睨んでくる。喋りすぎだと言いたいのは分かっている。

「僕は3年間、そういう風に努力してきたんだ。できるだけ冷静に……どんな相手でも確実に殺せるように」

 そうやって僕が持論を締めくくると、輪の中にしんと沈黙が落ちた。
 祝いの席でするには殺伐とした話題だったかもしれない。
 ああ、喋るんじゃなかった。僕はいったい何を思って、こんな話を始めたんだろう。

「あれ?」

 と、エレンが間の抜けた声を上げた。

「ってことは……お前がなんかいつも距離置いてる風だったのはひょっとして……
同期が戦死でもしたらガチでヘコむから」

「バカ! 言ってやるな! 言ってやるなよ今全員気付いたけど黙ってたんだろ!?」

 ジャンが慌てた様子でその言葉を遮って、俄かに場の空気が動き出す。コニーひとりが不思議そうに首を傾げた。

「え、え、よくわかんねぇんだけど。巨人倒すのに思い入れも何もねーだろ。なぁ?」

「そうだな、その通りだな、だからお前も黙ろうな」

 なんだか都合の良い方向に勘違いされているようで安心していると、俄かに後ろから肩を掴まれた。サシャだった。

「なんですかもー水臭い! ベルナールも神様なんですからもっと前に出たっていいじゃないですか!」

「は?」

 まったく身に覚えがない。みんなが何それ、という顔をしているのに気付いたのか、サシャは拳を握って力説した。

「神様の神様は神様ですよ!」

「おう、ちょっと意味わかんねぇ」

「……あー、アレじゃねーか? クリスタのパン」

 ジャンが冷静にツッコミを入れたかと思えば、ユミルが軽く手を打った。

「クリスタがサシャにパンをやるとさ、ベルトルさんたまに『お腹いっぱいだから』とか
なんとか言ってちょっと分けて——」

「ベルノルドぉぉおおおおおおお!」

 今度の絶叫はライナーではなかった。
 気づけば男連中が身を乗り出し、目をぎらぎら輝かせてこちらを睨みつけている。

「お前ふざけんな抜け駆けかよ!」

「忘れたのか! 俺らの女神に関しては紳士協定を結んだだろ!」

「ああもう! 飲め! とりあえず飲め吐くまで飲めーーー!」

 クリスタは状況が飲みこめないらしく、僕と彼らの顔を交互に見比べて困り顔をしていた。

「よ、よく分からないけど皆みんな落ち着いて、ね?」

「まぁ、クリスタがそう言うなら」

「畜生、お前駐屯兵団にしろよ。絶対いじめてやるから」

 普通クリスタ本人を目の前にしては決して出ないような言葉が漏れているのは、
 やはり皆酔っ払っているからだろう。
 とりあえず命拾いしたようでほっと息をついていると、話題の中心はそのままクリスタに移っていった。

「ベルノルト。もう一杯飲みなよ」

 と、目の前になみなみに酒の入ったカップが差し出されたので、僕は思わず目を上げた。

「え、あ、ありがとう……」

 マルコだった。いつも通りの穏やかな笑顔だ。
 確かに僕のカップは空になっていたから、ありがたい気遣いではある。

「あー、でも、その、僕の名前は——」

「あはは、やだなベルトルト。忘れるわけないじゃないか」

「えっ」

 彼になら主張できると思ってささやかな勇気を出したのだが、返ってきたのは意外な言葉だった。
 マルコは自分のカップを取って、少しだけ口を付けた。

「少なくとも僕は、君を仲間だと思ってる。きっとみんなもそうだよ。これまでも……これからも、ずっと」

 宴会は結局夜中まで続いた。いくら祝い事とはいえ僕たちも兵士の端くれだ、
 その場に雑魚寝、などということが許されるはずもなく、僕はライナーとふたりで宿舎への道を歩いている。

「はー、今日は楽しかったなぁ……どうしたんだいライナー、あんまり飲まなかったみたいだけど」

「分かってて言ってんだろお前は……」

 ライナーが渋い顔でこちらを睨む。色々と重大なカミングアウトをしてしまったことを指しているのだろう。
 荒唐無稽すぎて、冗談としか思われなかっただろうが。

「ごめん、つい。……最後くらい、友達みたいなことしてみたかったから」

「……すまん」

「なんでライナーが謝るのさ」

「いや、その、なんつーか……」

 ライナーが頭を掻いた。こういうところで言い淀むところが不器用で、いかにも彼らしいと思う。

「気にしないでよ。ライナーはそのキャラで良かったと思う。

……だってふたりして無口だったら、僕たち単なる山奥出身のでかいホモじゃないか」

「ベルトルトぉぉおおおおお! お前もか! お前まで乗るのかそのネタに!」

 案の定思い切り食いついてきたので、僕は小さく笑うと歩みを早めた。

「今まで自重してたんだよ。僕が言ったら本気にされそうで嫌だし」

「くそっ……」

 後ろでライナーが息をついた気配がある。

「俺はだな、もしお前がもっと皆に絡みたかったなら悪いことしたって……」

「別に」

 反射的に答えた言葉は、思った以上に冷たかったかもしれない。

「最初から、友達だなんて思ってないから」

「……そうか」

 ああ、だから嫌なんだ。こういうしんみりとした雰囲気になるから。僕は苛立って語気を強めた。

「名前もまともに呼ばないようなのは、普通友達って言わないだろ?」

「アレは親愛の表現っつーか、この期に及んでそれを言うのかお前……」

「僕にだって沸点はあるよ。高いだけで」

「ま、まあ、蒸気も出るしな!」

「ああうんそうだねライナー」

 僕は苦笑した。あれだけ人にツッコんでおいて、そのネタはどうかと思うよ。
 ……元気づけようとしてくれるのは、ありがたいと思うけど。
 そうしているうちに、つい数時間前の言葉がふと頭をよぎって、僕は思わず笑いをおさめた。

——少なくとも僕は、君を仲間だと思ってる。

 彼のあの言葉に、何と答えただろうか。僕は覚えていなかった。

「おい。……マジで大丈夫か、お前」

 いくらか気遣わしげな声でライナーが言う。後ろから足音が近づいてくる。
 僕は手を振ってそれを制した。

「だ、大丈夫。みんなに兄貴アニキ言われて調子に乗ってるライナーが大丈夫なんだから僕は大丈夫に決まってる」

「八つ当たりかよ……」

 その通りだ。その通りだからちょっと放っておいてくれ。
 そう思っているのに、いつもより回る口は止まらなかった。

「……ちょっと考えてみただけだよ」

 僕は思った以上に、飲み過ぎていたのかもしれない。

「もし、兵科選択が一日早かったら。もし、内地に行く馬車が今晩出発してたら。
もし、調査兵団が遠征に出る日程がズレてたら。もし、明日が明日じゃなかったら。もし、僕たちが——」

「ベルトルト」

 断固とした低い声が後ろから響き、僕は足を止めた。
 振り返った先のライナーは俯いて、かたく拳を握っていた。

「それ以上はやめろ」

「……ごめん」

 一瞬言葉を失ってから、ようやく僕はそう呟いた。ライナーはおう、とだけ答えた。
 僕たちはまたさくさくと歩き出して、ライナーはすぐ隣に来た。

「今日はやっぱり喋りすぎだね」

「軽く3年分は喋ってたな」

「うん。ライナーは凄いよ。……思ったより、結構きつかった」

「馬鹿なこと言うなよ。いいか、明日が終われば、また故郷に近づけるんだぞ」

 ライナーはじっと前を見たままそう言った。
 それは訓練中に「ここさえ耐えればあとはもうすぐだ」とか何とか、
 班の誰かを励ます時とまったく同じで、僕は少しだけ目を細めた。
 本当に彼は心が強い。
 こんな途方もない秘密を抱えたまま、どうして誰の前でも変わらずにいられるのだろう。

「ライナーは、戦士だね」

「嫌味か」

「いや、本音だよ。ほんとうに、そう思ってる」

「言ってろ。……ほら、もう宿舎が見えてきた。さっさと帰るぞ」

「そうだね。帰ろう」

「ああ。帰ろう」

 合言葉のように僕たちは繰り返した。
 オレンジ色をした宿舎のランプが、夜闇にぽつんと揺れていた。

 その翌日、壁上に出た僕は周囲を見渡した。誰もいない。
 この区画の固定砲は整備が終わったばかりだ、それも当然だろう。
 眼下にはいつもと変わらない街並みが広がっている。赤い煉瓦の屋根はどことなく積み木を思わせた。

 午前中のすっきりとした空気。パンを焼く煙がそこかしこから上がっている。

 ウォール・ローゼ内部に続く扉も遠くに見える。確か、ジャンの実家はあのあたりだったはずだ。
 配属前の今夜だけは自由行動だから、夜には肉でも焼いて憲兵団行きのお祝いをするのだろう。

 右手の奥に見える鐘楼は、駐屯兵団の本部だ。僕たち訓練兵団の本部も兼ねている。
 市街地訓練の時なんかは苦しくて泣きそうになりながら、あの真っ白な鐘楼を目指したものだ。

 いつか守る日が来るかもしれないと、裏通りの一つ、民家ひとつまで頭に叩き込んだ。
 たまの休練日にはよく街を歩いて、露店でどうでもいい買い物をした。

 街の人たちは訓練兵にはだいたい好意的だった。
 ライナーと一緒に行きつけた食堂は、いつもスープの野菜を少しおまけしてくれた。
 今日もきっと盛況だろう。

(……変だな。シガンシナの時は、ごちゃごちゃした街だとしか思わなかったのに。
どうして今日は、こんなに)

 喉の奥が引きつるような感覚があって、僕はひとつ唾を飲んだ。

 僕たちも所詮、巨人の恐怖を知らない同期たちと同じだった。
 言葉を交わした人間を殺す覚悟もないままここに来た。
 ライナーも、アニだってきっと苦しんでいる。意図して交流を避けてきた僕よりもずっと。
 もし僕がここで降りたら、ふたりも肩の荷が下りるのだろうか。
 普通の人間として、命を預け合う仲間として、生きていけるのだろうか。

 ——そんなはずがなかった。僕たちはもう、殺しすぎている。これとよく似た、平和な街を。
 エレンや、アルミンや、他にもたくさんの人の家族を。

 僕は奥歯を噛んだ。

(僕が、しっかりしないと)

 とうに戻れないところまで来ているのに、それでも後ろ髪を引かれるのなら、
 一番遠くにいる僕が彼らの手を引かなければいけない。

 ふたりが迷わないように、僕はずっと故郷の方角を見ていよう。
 いっそ泣き出したいような、叫び出したいような、そんな不思議な気持ちで、
 僕は赤い屋根をした街並みを見下ろした。

「謝らないよ、みんな」

 みっともなく震える声で、それでも僕は宣言する。
 何も答えない眼下の街にいっそ嗜虐的な気持ちが駆り立てられて、知らず声を張り上げた。

「これは僕が選んだ、僕の道だ。僕の意思だ! だから……」

 僕はそこで言葉を切り、ひとつ大きな息を吸った。

「……さよなら!」

 人類の街に背を向けて、僕は走り出す。勢いをつけて、思い切り防壁から飛び降りる。
 すぐにアンカーを壁に打ち込み、扉のある区画を目指した。
 ことはできるだけ迅速に運ばねばならない。
 壁際の低い位置は上からなら死角だが、見咎められる心配はゼロじゃない。
 50Mの高さからわざわざ顔を出して覗き込もうなんて物好きが、ひとりでも現れたら厄介なことになる。

 3年間。巨人殺しのために磨いた技術を、僕は今人間を殺すためだけに使っていた。

 ——扉はあっけないくらいにすぐだった。確かこの区画にはエレンの班がいる。
 一瞬息を止めてから、用意したナイフで腕を切り裂く。
 雷に打たれたような衝撃と共に眼の裏がぱあっと白くなり、意識があっさりと遠のいた。

 …………。気付けば僕は地面を踏みしめて立っていた。
 眼下にはあの街が、変わらない姿で横たわっている。
 空を飛んでいるみたいに地面が遠く、見下ろした体には当然ながら皮膚がない。
 どうやら、5年ぶりの変身はうまくいったようだ。

 それなりに大きいはずの壁上固定砲すら、今は子供の玩具にみえる。
 チェスの駒みたいに小さい整備班の面々が、揃いもそろって口を開けているのがおかしかった。
 真正面に立っているのはエレンだ。
 そういえば彼はゆうべ、面白いことを言っていたっけ。

——俺は、一匹残らず巨人を駆逐して、狭い壁の中から出る! それが、俺の夢だ……!

 いいよ。それが君の夢なら、やってみるといい。
 僕は僕で、僕の夢のために生きる。
 いつか必ず、この手で、この足で、ふたりを故郷に連れて行こう。

——駆逐しよう。人類を。この世から、一匹残さず……!

 高らかにそう叫ぶ声を心のうちに聴きながら、僕はゆっくりと片足を持ち上げた。

同郷3人がいつの日か故郷に帰れると信じて! ベルトルさんの来世にご期待ください!
ってことでおつきあいありがとうございました。
カーチャン殺してる時点で和解はないよな。来世に期待するしかないな。ベルトルさん…


ベルトルトやライナー、アニにも幸せになってほしかった…



ベルトルト好きの俺には嬉しい作品だった

時々この3人が普通の人間として生まれていたらと想像する
現実は残酷だな

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