竜姉「ショタの男の子を拾ったぞ、どうしよう」(453)

短ssです。
ショタ姉を読みたいと思って立てました

竜姉「食べちまうか??」

ショタ「ひっく、ひっく」

森のなかで竜人の状態で狩りをしてるときに迷子の亜人の子供を見つけた。

竜姉「どうした?泣いてるが迷子か?」

ショタ「うん、、、仲間とはぐれた」

竜姉「ふむ、麓の亜人の子か?」(旨そうじゃないな)

ショタ「わかんない」

竜姉「わからんとな?不思議じゃ」(非常食じゃ旨そうじゃないの)

ショタ「」ぐううう

竜姉「??」

竜姉「お腹すいたかの?」

ショタ「うん、、、一週間なにも食べれてない」

竜姉「ふむ、よし。ついてこい」(せっかくじゃな。ワシも食う気はないしの)

家に呼ぶ。森の中にある木の家。全部私の手作りである。狩りをして生計を立てており。たまに山賊から巻き上げることもする。

釜に口から火を出して残り物を温める。

竜姉「ほれ、シチューと言うものじゃ。麓の所で分けてもらった調味料で作った。ゆっくり飲め」

ショタ「あ、ありがとう」

ショタがおそるおそる皿を舐める。

竜姉「これ、これを使って救って食うんじゃ」

ショタ「うん?」

竜姉(こやつもしや、、、麓の子じゃないぞ。食べ方を知らん)

竜姉「ほれ、口を空け」

ショタ「あーん」

口に掬って食べさせる

竜姉「こうやってすくってだべるんじゃ、、、泣いておるのかの」

ショタが泣き出す

ショタ「おいしい」

竜姉「しゃうがないのーほれ」

口を明け食べさせる。釜にあったものすべてなくなった。

ショタがうつらうつらし、テーブルに屈服して寝てしまった。ベットに運び寝かせる

竜姉「ふむ、見た目以上の赤子じゃなこれは。どれ体を見よう」

汚れた裸体を拭き取り。監察

竜姉「竜の子か?にしてはおかしいのう。竜の子じゃったら子供でも一人で狩りをするし、竜人の体系にならんでもいいのにのう」

ショタ「うーん」

竜姫「もしや、、、うむもう少し監察しよう」

1日目

竜姉「うむ私の事はお姉ちゃんと呼べ」

ショタ「お姉ちゃん?」

竜姉「よしよし、では次はこの服を着なさい」

ショタ「ぶかぶかー」

竜姉「うむ、スリーサイズはっと。これで服を作ろう。それまでそれを着とけ」

ショタ「服?」

竜姉「うむ、基礎の勉強しなくてはな」

竜姉「言葉は喋れるが非常に生活に難ありだな」

ショタ「?」

竜姉「うむ、私をしっかりみて勉強するがよい。まぁー今から服を切って調整だな」

ショタ「うー?」

竜姉(可愛いじゃないか)

2日目

竜姉「飯取りに来た。あれをねらう」

シャタ「、、、」

ザシュ!!(爪で裂く)

ザシュ(血ぬき)

ショタ「」びくびく

竜姉「軟弱者。なれろ」

ショタ「」こくこく

竜姉「では次にあれを襲う」

ドラゴン化

噛み千切る

竜姉「なれろ」

ショタ「」フルフル

竜姉「無理だと?関係ない食うか食われるか。それが全て」

ショタ「うん」

竜姉「では持って帰って飯にしよう」

3日目

竜姉「魔法は使えない火は吹けない
、雑魚か」

ショタ「ざこ?」

竜姉「生きるのが大変なやつのことだ。食われるだけのな」

ショタ「?」

竜姉「幼いからわからんか」

期待

ちょいまち

今更ながら『ショタの男の子』って頭痛が痛いな

wwwww

確かに

竜姉「よし!!鍛えてやろう‼」

ショタ「鍛えてやろう」

竜姉「うむ、先ずは剣技だ。素振りを100回!!」

ショタ「??」

竜姉「うむ、こうするんだ」

ブンブン

ショタ「うん」

ふん、どて

竜姉「うーむ転けるか」

ショタ「もう一回」

ふんふん

竜姉「うむうむ最初はそれでいい」

1週

ショタ「うん」

ブンブン

竜姉「、、、」(上達はやないか?)

ブンブン
ブンブン

ショタ「100回!!できたよー」

竜姉「うむ、、、では1000回」

ショタ「わかった」

竜姉「、、、、素振り以外何しよ」

2周間

ショタ「うわああああああああ」

竜姉「外で何か?素振りしてるだけで何か?」

ショタ「お姉ちゃん!!ぼくぼく!!」

竜姉「な!?」

ショタ「ドラゴンだよ‼ドラゴンになちゃった!!」

竜姉「、、、えっとおりゃああ!」

ショタ「お姉ちゃんもドラゴンだー!?仲間??でも大きい」

竜姉「貴方のもとに戻る方法はイメージしたら、ほらこの通り戻れる。早く戻りなさい」

ショタ「うううううん」ぽん

ショタ「戻れたー」

竜姉「うむ、だが残念ドラゴンじゃないぞショタ」

ショタ「???」

竜姉「ワイバーンだな、ふむ」(餌の子を拾ったわけか)

ショタ「そうなのか、、、、一緒かと思ったのに」

竜姉「い、いっしょだぞこの人の姿は」

ショタ「??、、、うん!!」ぱぁ

竜姉「まぁー強くなれそうだからいいか」(ワイバーンは確か旅をする種族のはず何故?)

ショタ「素振りあと何回か忘れた」

竜姉「それやめてご飯にしよう」

3週間

ショタ「ねぇーもうこんなのかれたよ」

竜姉「猪豚か、、、美味しいぞこいつは血抜きしよう」

ざしゅ

ショタ「お、おう」

竜姉「まだまだだなこんなのにびびって。どうやって仕留めた?」

ショタ「大きくなって棒で殴った」

竜姉「よしよし、、、うんうんその調子だな、今度から大きくなった状態で私と戦おう」

ショタ「ええええ!?」

竜姉「ふふふ」

3週間4日
近くの村

竜姉「酒場の店主。はい豚の肉と革。これでシチューの材料分けて」

店主「おう、でその坊主は?」

竜姉「拾った」

ショタ「拾われたー拾われたー」

店主「そうか、、、ワイバーンの肉が入ったけど少しいるか?」

竜姉「い、いいかな今回は」(この子に同族食うのはダメだ)

店主「珍しいな」

竜姉「変わりに布分けてくれ。薬草はあっても包帯、服でなくなっちまった」

店主「いいぞ」

ショタ「」ぐぅううう

店主「なんか食べるか?」

店主「ほれ、パンだ」

竜姉「すまない」

店主「お前も食べな。いつもお世話になってるしな竜姉」

竜姉「こちらこそだ。ショタありがとう言うんだぞ」

ショタ「ありがとう!いただきまーす」

竜姉「落ち着いて食べろよ」よしよし

ショタ「うん」

店主「弟みたいだな、、、」

4週間

ショタ「痛い、、、ひっく」

竜姉「ああ、悪い」

ショタ「、、、お姉ちゃんなんでそんなに強いの?その姿で」

竜姉「まぁードラゴンの方が強いがお前に対してならこれでいいだろ」

ショタ「、、、、」しゅん

竜姉「種族を勉強しよう明日」

次の日

竜姉「ワイバーンと言うのは私達ドラゴンより弱く群れでいろんな場所を旅する種族だ」

ショタ「竜姉はドラゴン?」

竜姉「ドラゴンで、ドラゴンは私のように長期で住むのもいれば旅をするのもいる。若いうちはドラゴンの形態で狩りをし続ける。ワイバーンはいい食料でな。ワイバーンの天敵だ気を付けろよ」

ショタ「お姉さんは僕食べちゃうの?」

竜姉「いい子にしてないと食べちゃうぞー」

ショタ「ううう、ニンジン残さないからやだー」

竜姉「いい子いい子」

2ヶ月

ショタ「今更なんだけどなんで人の姿に?」

竜姉「お腹が空きにくいのと生活しやすい」

ショタ「そうなんだー」

竜姉「ワイバーンは人の姿はしないぞ一応」

ショタ「へ!?」

竜姉「ドラゴンより優秀なのは跳ぶ距離と燃費のよさだからな」

ショタ「へー。でも竜姉よりお腹すくよ?」

竜姉「子供だからなしょうがない」

ショタ「そうなのかー」



竜姉「もう童話がないな、、、怖い話をしてあげよう」

ショタ「怖い話??」

竜姉「ふふふ」


、、
、、、


ショタ「こ、こわい」

竜姉「夜は危ないから家を出てはダメな理由だよ」

ショタ「う、うん」

深夜

ショタ「うううお姉ちゃん」

竜姉「うん?寒いのか?そんなにくっついて」

ショタ「トイレいきたいけど怖い」

竜姉「しょうがないついていってやろう」


、、
、、、

竜姉「ここにいてあげるぞ」

ショタ「うん、、お姉ちゃんいるよね」

竜姉「いるいる」

ショタ「お姉ちゃんいるよね‼」

竜姉「いるよ」にやり

ショタ「、、、、うん、ふぅ」

竜姉「きゃあああ」

ショタ「!?!?!?!?」

ショタ「お、お姉ちゃん」ビクビク

竜姉「、、、、」

ショタ「うっうううう」

竜姉「ばぁー」

ショタ「はぅ!?!?」

竜姉「さぁー帰るぞ」

ショタ「、、、、、」

竜姉「幽霊ごとき食い潰せばいいものを」

ショタ「、、、、」ぎゅうう

竜姉「ふぅまだまだだな。ふふふ」

2ヶ月半

竜姉「冬の支度をしよう。こうやって薪を割るんだ」

ショタ「うん」

パッカーン

竜姉「うまいうまい。早い団塊で力もついてきた。よし空を飛ぶ練習をしよう」

ショタ「???」

竜姉「ワイバーンなんだから飛ばなくてはダメ。このように」

しゅん

すた

ショタ「おおお」

可愛い支援

ショタ「やるやる」

しゅん

どて

竜姉「ジャンプしてるだけじゃないかハハハハハハ」

ショタ「うーうー」

しゅた

どて

竜姉「ハハハハハハ」

ショタ「むう」

とて

竜姉「うむゆっくりゆっくり羽を動かすんだ」

ショタ「うん」

ぱたぱた

ばさばさ

ショタ「飛、とんだああああああ」

竜姉「おおお」

どったーん

竜姉「でも厳しいか」

ショタ「痛い」

竜姉「ワイバーンは頑丈だ大丈夫。私よりも柔らかくて美味しいがな」

ショタ「うん、僕頑張る!!」

3ヶ月

ショタ「お姉ちゃん!!」

バサバサ

竜姉「飛べるの安定したか。うむ」

ショタ「毎日頑張ったから」

竜姉「よし競争しようか」

ショタ「?」

竜姉「ふふふ。詳しく教えてあげる」

竜姉「町行くとビックリするから反対の森の出口までここに帰ってくる」

ショタ「うん」

竜姉「この棒が倒れたら竜化して開始」

棒「今やで」

びゅんびゅん

ショタ「う、はやい」

竜姉「、、、」(手加減はしない)

ショタ「ま、まってー」

しゅた

竜姉「ふぅ」(もう年だなー竜化で全力で飛ぶと燃費が悪いなー)

しゅた、どて

ショタ「はぁはぁはぁ」

竜姉「大分遅いな」

ショタ「はやい」

竜姉「私を追い抜くぐらい頑張らないとな」(ドラゴンから逃げれないのは致命的だ)

ショタ「う、、、うん」

竜姉「ご飯のしよう。猪食べよう」

冬突入前

店主「その子ワイバーンの子やろ」

竜姉「そ、そう」

店主「昨日ワイバーンの群れが子を連れて旅たった。火山のある方へ」

竜姉「しまった!?」

ショタ「???」

店主「、、、竜姉。もう少し調べとけよ」

竜姉「申し訳ない、、、がしかし飛べたのは最近で」

店主「それは死ぬだけだなでもそれが自然だろ。まぁーお前も知ったのは最近だろうし。ワイバーンの肉を要らない言ってたのも納得」

帰路陸路

竜姉「はぁ余計なことしたかな」

ショタ「ごめんなさい」

竜姉「、、、いいやそんなことない。悪かったな」ナデナデ

ショタ「、、、、」

竜姉「しょうがない拾ったら最後まで面倒を見る。ワイバーンの群れがくる一年後にはワイバーンでは最強の男に育ててやろう」

ショタ「??」

竜姉「最強は言い過ぎたがドラゴンに負けないぐらいの技術を身に付けさせるよ」

ショタ「??」

竜姉「訓練めっちゃ厳しくする」

ショタ「」ぶんぶん

竜姉「ふふふ」

>>30

支援あり



ショタ「あの白いのなに?」

竜姉「雪。氷の雨だぞ」

ショタ「へー、、、竜姉、、、くっついていい?」

竜姉「いいぞ、、、毛布に入っていいぞ。暖炉の前に来なさい。はい紅茶」

ショタ「あたたかーい」

竜姉「うーんあんま薪を節約したいから我慢してね。今日は寒い」

ショタ「うん、、、でも竜姉あったかい」

竜姉「それはよかったな。じゃーついでに戦闘の勉強しよう」

ショタ「うん」

竜姉(一年でどこまで行けるかな?)

次の日

ザクザク

ショタ「うわーつめたーい」

竜姉「こら、そんなにはしゃいだら」

ばふぅ

ショタ「う」

竜姉「言わんこっちゃない。転けるよ。でも泣かないのは偉いね」

ショタ「うん。だって男の子だもん」

竜姉「よしよし」ナデナデ

ショタ「へへへーレースしよ‼」

竜姉「本当に好きだね」

ショタ「うん‼」

レース後

ショタ「うーんうーん勝てない」

竜姉「勝てるようになるにはまだ早い」

ショタ「がんばる。もう一回飛んでくる」

竜姉「日が暮れるまで帰ってくるのよ」(猪狩りにいこう)

ショタ「はーい」

勉強の時間

ショタ「ふむ、ドラゴンって強すぎ」

竜姉「そうよーだから速さが大事逃げるために」

ショタ「、、、倒せたりできないの?」

竜姉「出来るのかな?背中を取ればいいけど動きもいいから難しい。鱗も貫けないでしょう」

ショタ「逃げるがいいの?」

竜姉「そうね、、、まぁー最低限模擬戦しましょう」

ショタ「う、、、うん」

竜姉「ん?」

ショタ「、、、すぅすぅ」

竜姉「寝ちゃいましたね。布団に移動させましょう」

ショタ「マーマ、、、すぅすぅ」

竜姉「そうよね母親いないのよね」(子育て懐かしいと思っても産んでしまったら勝手に自立するからこうまでしっかりしたのは始めてかも。もう私は老成だから大分昔からオス来なくなったし)

ショタ「すぅすぅ、、、」

竜姉「私も寝ましょう」

冬、中期

ショタ「さ、さむい。くちゅん」

竜姉「あ、暑いじゃないか‼」(しまった無理をさせしすぎてしまった)

ショタ「うーうーん」

竜姉「えっと風邪薬はないし。熱冷しはあったけど」

ショタ「竜姉、、、しんどい」

竜姉「よしよし。病気だから安静にしないといけないよ」

ショタ「うん、、頭が痛い」

竜姉「これ飲んで」

ショタ「うぐ、苦い」

竜姉「しっかり飲む」

ショタ「う、うう」

竜姉「よし、偉いぞ」
ショタ「うん、、、」
竜姉「ゆっくり寝るんだ」
ショタ「ふぅ、、、まだ痛い」

竜姉「うーん」

ショタ「子守唄うたって」

竜姉「しょうがないな」


、、

ショタ「すぅすぅ」

竜姉「うむ。では今日は雪が酷いから春服でも縫おうかな。人の姿用防寒着は出来たし」

ショタ「、、、マーマ。離れちゃやだ」

竜姉「、、、ああ大丈夫近くにいてあげる」

ショタ「すぅすぅ」

竜姉「、、、母親か。もう潔く忘れてるだろうな」

竜姉「来年、、、大丈夫か心配だな」

冬終期

ショタ「わーいわーい」

竜姉「病み上がりだから騒がない」

ショタ「だってー」

店主「元気だなー」

竜姉「元気すぎる」

子供「ねぇねぇ雪合戦で遊ぼう‼」

子供2「うん!!」

ショタ「??」

子供2「ほらいくよ‼」

ショタ「うん」

竜姉「子供はスゴいね」

店主「ああ元気だよ本当に」

店主「で、どうするの?」

竜姉「一年後にワイバーンの群れに」

店主「難しいだろ」

竜姉「そんときはそんとき」

竜姉「私が徹底的鍛えるんだから大丈夫」

竜姉「それに、、、私の最後の子育てになるだろうし。徹底的に技術を教えるよ」

店主「そうか。ドラゴンも数が減ったな」

竜姉「減ってないと思う。表にでなくなってしまっただけだな。人間が狩りにくるから」

店主「大変だな」

竜姉「本当に大変」

ショタ「たのしかった雪合戦」

竜姉「よかったな」

ショタ「、、、竜姉」

竜姉「ん?」

ショタ「お母さんってどんなの?」

竜姉「うーん。ワイバーンはどうだろ。村の母親とは絶対違うからね」

ショタ「、、、、」

竜姉「寂しい?」

ショタ「竜姉、僕お母さんを知らないみたい。記憶にない」

竜姉「、、、」(生まれたばかりだったのかもしかして)

ショタ「それっておかしい?」

竜姉「おかしいけどそれも人生よ。私だって覚えてない。生まれてすぐに飛び立ったから」

ショタ「ふーん、、、竜姉お母さんみたいだねって友達に言われた」

竜姉「まぁーやっていることは同じよ」

ショタ「でも、、、」

竜姉「ん?」

ショタ「なんでもない」

竜姉「ママってよんでいいんですよ?」

ショタ「竜姉は竜姉だよー」

竜姉「???」

ショタ「お腹すいたー」

竜姉「あ、今日はシチュー作ろうと思う」

ショタ「やったー」

竜姉「さ、はやく帰りましょ飛んでね」

ショタ「うん、負けないぞー」

春前期

ショタ「は、羽が!!!!!竜姉!!!!!!」

竜姉「????」

ショタ「飛ぶ練習しようと思ったらなんか羽が増えた」

竜姉「!?!?!?」

ショタ「速くなりたい思ってたら速くなれそうになった」

竜姉「よかったじゃない」(ワイバーンは対、、、四枚も要らないはず。まだ小さいし。何でしょうね?)

ショタ「ちょっと飛んでくる」

竜姉「お昼には帰ってくるのよ」

ショタ「はーい」



ショタ「飛びにくかった」

竜姉「ふむ。切り落とす?」

ショタ「」ぶんぶん

竜姉「冗談、ハハハ」

ショタ「ひどい。午後も飛んでみる」

竜姉「私と一緒に飛んでみましょう一回」

ショタ「うん!!」



ぎゅうう

ショタ「また負けたね今日」

竜姉「でも距離はちちんだ」

ショタ「、、、うーんなんか違和感がすごい」

竜姉「成長期だからよ」(わからないけど)

ショタ「うん」

竜姉「おやすみ」

ショタ「うんおやすみ」

今日はここまで

おやすみ

春中期

竜姉「これ拾って」

ショタ「??」

竜姉「菜の花で店主が料理してくれるの貴重な料理で美味しいによ」

ショタ「食べれるんだー」

竜姉「さぁ絶滅しない程度にとりましょう」(お金になるのよねーこれ)

お店

店主「ほれ」

ショタ「いただきまーす、、、少し苦い」

竜姉「おいしいー」

店主「今年もありがとう。はい駄賃」

竜姉「どうも」

ショタ「うーん、美味しいかな?」

竜姉「これは甘いよ。はいあーん」

ショタ「んぐっ。うまーい!!!」

竜姉「少し苦いけど甘い。これがいいんですよねー店主」

店主「ああ、この時期は本当にお酒のつまみにいい。一杯やる?」

竜姉「ショタがいるのでえんりょします」

ショタ「お酒??」

竜姉「大きくなったら飲めばいいよ。今は劇物だから」

ショタ「毒?」

竜姉「少量は妙薬」

店主「はははは間違いねーな!!」

竜姉「では失礼するわ」

期待

帰り

ショタ「菜の花美味しかった」

竜姉「でしょ、また、、、うん何でもないわ」(今年にはもう旅立ってもらうんだった)

ショタ「??」

竜姉「何でもないわよww」

ショタ「うん、、、わかった」

ショタ(お姉さんの横顔きれいだなーいまの)

竜姉「どうした?じろじろみて」

ショタ「なんでもなーい」

竜姉「??」

ショタ「あんでもないっtらなんでもない」

竜姉(くすっ、、、焦ってる。なんかあったんだろうな)

竜姉「よし、明日また特訓してやろう」

ショタ「うえーーー」

竜姉「まぁ頑張って私を倒してもらうからな」

春後期

ザアアアアアア

竜姉「、、、梅雨入りか夏になればワイバーンの群れがくるかな」

ザアアアアア

竜姉「ショタは外に遊びにいって帰ってきてない、、、迎えにいくか」

バンっ

竜姉「傘、久しぶりに使うな」

ザアアアアアアアアアア

竜姉(すこしヤバイか!?)

竜姉「ショタ!!!どこだー!!」

ブウオオオオン

ブウウン

すちゃべちゃ

ショタ「あうふ着地失敗、、、べちょべちょ」

竜姉「大丈夫か‼」

ショタ「うん、、、でも雨でべちょべちょ」

竜姉「早く帰ろう風邪をひくぞ」

ショタ「うん」



ショタ「ん、ん」

竜姉「こら動かない。拭き取れないじゃない」

ショタ「一人で出来るよ」

竜姉「ん?そうかい」

ショタ「うん、ねぇねぇ‼聞いて聞いて!!」

竜姉「ん?」

ショタ「最近飛ぶのが楽しい!!」

竜姉「それはよかったな」

ショタ「晴れたら一緒に飛ぼ‼」

竜姉「ええ」

ショタ「もう一人で出来るよ」

ショタ「飛ぶのも、戦うのも」

竜姉「それはどうかな」

ショタ「ぶう」

竜姉「晴れたら遊びに行きましょうねー」

梅雨

ザアアアアアア

ショタ「晴れない」

竜姉「うむ、、、少し異常だな。食料の備蓄はあるけども」

ショタ「うーじめじめ」

竜姉「じめじめしてるなーよし一発やってみるか」

ショタ「??」

竜姉「じゃーいくか外に」

ショタ「????」



ばさばさ

竜姉「ショタついてきてるか?」

ショタ「うん、雨が目にはいる」

竜姉「ふうここまで来ればいいか、カアアアアアアア」

ボウ、ボオオオオオオ

竜姉「ブレス!!」

ショタ「おお雲が離れる!!!」

竜姉「これで少しは飛びやすいだろう」

雲の上

竜姉「いやー久しぶりの青空はいいな」

ショタ「うん」くるくる

竜姉「だいぶ飛ぶのがうまいな」

ショタ「そうかな?」

竜姉「私より細かな動きが出きるな。からだが小さいからか?翼に対して」

ショタ「うん?四枚あるからじゃない??」

竜姉「ふむ、よしドラゴン戦の練習しよう」

ショタ「ええええ」

竜姉「背中を取る練習だけだ」

ショタ「うんわかった」

竜姉「まぁー反復練習あるのみ」(いつか実ってくれればいいな)



竜姉(ワイバーンの群れがくる)

ショタ「竜姉ーあっそぼー」

竜姉「ん?」

ショタ「暑いから水浴びしに行こー」

竜姉「そうだな、、、」

ショタ「竜姉?」

竜姉「、、、すまない。ショタよそろそろお別れが近い」

ショタ「へ?」

竜姉「ワイバーンの群れくる。お前の同族がな。その群れに加わるんだお前は」

ショタ「ここにいちゃ、、、、、ダメなの?」

竜姉「すまない、お前を食べてしまいそうになるんだ。殺したくはない」

竜姉(嘘じゃないかもしれないのが怖いがな)

ショタ「、、、嫌」

竜姉「嫌でもでってもらうしかない。ごめんよ、、、一緒に飛ぶのはもう少なくなる」

ショタ「ボク、、、ひっく嫌だよ」

ズキッ

竜姉「お前は一人で出きるのだろう?」

ショタ「そおいうういみじゃないひょううううううう」

竜姉「男なら泣くな。それに竜なら飛び立ってもいい時期だ」

ショタ「うううう」

竜姉「私を拾ったこと教えたことを後悔させないでおくれ。胸を張って送り出したいんだよ」

ショタ「ひっく、、」(そんなこと言うなんてずるい)

竜姉「、、、よしよし。私の自慢のショタ。勇気を出して空に飛び出せ。そこら辺のワイバーンより強い」

ショタ「、、、、」


男だ、男になるためなんだ

ショタを食べてしまいそうになる?
男になるためなんだ?

竜姉「来るのはそろそろなのだろうが、どうだろうな」

ショタ「どうなのかな?っと言うかワイバーンってうまいの?」

竜姉「少し固いがそれがうま、、、いいやなんでもないぞ、、、ドラゴンの主食になるんだよ、、、うん」

ショタ「竜姉、僕食べちゃう?」

竜姉「食べないよ。安心していいからね」

ショタ「食べてもいいんだよ?」

竜姉「食わないぞうん」

ショタ「そうかー」

竜姉(食えるわけないじゃないか、、、大切な養子なんだから)

ショタ「」

夏初期
竜姉「あと数日で来るといってたな」
ショタ「そうなの?僕はどうすればいい?」

竜姉「群れに入り込んでみればいいと思う。実はわからないんだ。独り身だからな」

バサッ

竜姉「あっ」

上空に沢山のワイバーンが飛び去るのが見える

竜姉「来たか、、、、数日じゃないじゃないか」

ショタ「お別れ、、、、嫌だけどもしょうがないよね」

竜姉「う、、うん?」(泣きつかれると思った)

ショタ「竜姉、、、最後にレースしよ」

竜姉「一緒に飛んでる所を見られるのは悪いわ、、、ダメよ」

ショタ「ワガママ聞いてほしい、、、」

竜姉「、、、、はぁ」(私もあまい)

竜姉「明日、それでいいかしら?そのあと絶対に、、、元いる場所に行くのよ」

ショタ「約束する!!」

ショタ「でっいつか僕が勝ったら一つだけ言うこと聞いて竜姉」

竜姉「いいぞ、勝ったらな」(勝てないのにな。まだ、、、、)

ショタ「じゃぁーちょっとだけ飛んでくる」

竜姉「ご飯用意しとくよ。お昼には帰ってくるんだぞ」

ショタ「はーい」

次の日

竜姉「ショタ、コースは森の外れから往復。いつものコースだぞ」

ショタ「わかった」

竜姉「この剣を投げるから落ちたらスタートだ」

しゅっ

剣が天高く舞い上がる
一定以上の高度になり今度は落ちてくる

竜姉(、、、最後か)

ショタ(、、、勝てないよ思う。でも)

ザシュ!

バサッ!!

木々が風で煽られる
そしてその場所に二人はもういない


竜姉(やはりまだ遅い。出だしの瞬発はいいがな)

ショタ(目の前の竜姉はやっぱり早い‼追い付けない。知っている。目に焼き付けるんだ竜姉の姿を)

森の木々の切れ目が見える

竜姉(縁に来た、なかなか詰められてるが終わりだな)

ゆっくり横に回る

ショタが上に向けて飛ぶのが見えた
速度が落ちる

竜姉(なんだ?ひっくり返って回るのか?)

ショタ(ここで、上に上がり速度を落として旋回しやすいようにしたあと、左に向きを返え、上から下がって速度を戻す)

竜姉(ショタが前に!?旋回が遅い筈なのに早い!?)

ショタ(抜けた!!!)

剣の刺さった場所

竜姉「私のかちだ」

ショタ「そうだね!!竜姉はやっぱり早いよ!!」

竜姉「いいやお前の方が飛びかたはうまいようだぞ。頑張ったな、ご褒美にこの剣をあげよう」

竜姉「私のお古だけど、、、ショタ、、、こっちへ」

ショタ「?」

ぎゅぅううう

竜姉「、、、、」

ショタ「竜姉、い、いたい」

竜姉「、、、ショタ頑張れよ」

ショタ「うん!!頑張るよ‼」

竜姉「、、悪い、、もう少しこのままで」

ショタ「うん」

身支度後

竜姉「最低限は持たせておく、、、他のワイバーンは持ってないと思うが」

ショタ「うん!!」

ショタ「じゃぁ、、、今までありがとうございました」

姉貴「そうだな拾ったときより逞しくなったなワイバーンの形態は」

ショタ「ばいばい、また」

バサァバサァ

竜姉「あっ」

つい手を伸ばしそうになったが引っ込める。何年ぶりの感覚だろうか

竜姉「元気にやれよ」

ショタ(うーん心細いけど、結構いろんな事知ったから一人でも大丈夫そう)

ショタ「いた」

広場に羽を休ましたり、子育てをしている仲間が見えた

見張り番「お前は??」

ショタ「ショタ、ワイバーン」

見張り番「見ない顔だな?いたか?」

見張り番2「いいや居なかった」

見張り番「怪しいやつだが、、、、同族だよな」

見張り番2「お前何処から?」

ショタ「はぐれてたんだーいままで」

見張り番「どうする?」

見張り番2「長老に聞いてみよう」

見張り番「ピュウウウ」

バサァ

長老「ふん、呼ぶとは何事だ」

見張り番2「見慣れない奴です」

長老「ふん、同族じゃないか。ワシを呼ぶまでもない煩わせるな」

見張り番「申し訳ございません」

見張り番「ふぅーショタと言ったなヨロシク」

ショタ「ヨロシク!!」(すんなり終わった)

長老(こいつ、ワイバーンの姿はしてるが細かな所が他のやつと違うか、、、、だが分かる。何十といるわしの子の一人だ)

秋ごろ


竜姉「あーあよく寝た、、、ショタ起きろって、、、、、、、、」



竜姉「いないんだった」

竜姉「今日は降りて買い物に行こう。冬に備えて」

竜姉「身支度してっと」


竜姉「あっ、、、ショタのふく。ははタンスにいっぱいのこってるじゃん。どうしようかな。もう使うことないし」

竜姉「、、、、、」

竜姉「残しといてもいいかな。はぁ、、、」

酒場

店主「竜姉じゃないか久しいな」

竜姉「ええ、はいこれ皮と私の抜け落ちた鱗」

店主「そうか、やっぱそうだったんだな」

竜姉「なにがだい?」

店主「いやな、ワイバーンが火山地帯に飛び立った所でな。変わったワイバーンが見たんだとさ。ナイフみたいなのをつけて飛んでるって。ショタだろ?」

竜姉「ああ、確かにショタだな、、、、そっかそっかよかった。馴染めたんだな」

店主「、、、、竜姉。ワイバーンの肉、、、、お前用に取っといたが」

竜姉「ごめん食欲がない」

店主「そうだろうな。変わりに欲しいもの何でもいってくれ。タダであげるよ」

竜姉「ありがとう。大丈夫さ、何年も生きてるんだ慣れている」

店主「それにしちゃ寂しそうだぜ」

竜姉「ははは、寂しいさ。でも子供はいつか飛び立つんだ。それたった一年ってだけで」

竜姉「だが誇りもある。あいつは私が育てた!!そこらの奴とは訳が違う。ワイバーンとして一生を謳歌するはずさ」

店主「そうだな」

グラスを二つ

店主「奢りだ飲め。ショタの旅立ちに乾杯」

竜姉「ああ、乾杯」

竜姉(いつかこの寂しさもやわらぐさ)



竜姉(そうは思ってもやっぱ寂しい)

竜姉(、、、なぜこうも寂しいのか。もしや)

竜姉(年だからだろうな。もう棺桶の方が近い。老人だしな一応)


竜姉(ショタうまくいってるかな、うまくいってる気がするけど気になるし不安になる)


竜姉(いっそのこと様子見ればよかったかもしれん襲うふりして)

竜姉「はぁー寂しいぞ。たった一年だけなのになー」

竜姉(まっいつか忘れるまで待てばいいだろ)

竜姉(長いじんせいだったなーしみじみ)

竜姉(寂しい……ショタ……)モゾモゾ

見てるぞ

群れ

冬に入るまでに火山、もしくは温暖な気候の所に移動する

ショタ「、、、、、」

一人距離を明けながら飛ぶ

若いワイバーン「おいおい遅いぞー」

ショタ「うん、遅くていいんだよ」

疲れない飛び方のため遅い。っというかみんな遅くて会わせるのがしんどい

若いワイバーン「へーのろまー」

若いワイバーン2「のろまーのろまー」

ショタ「ふん」(同じなのに雑魚に見える。力量がぜんぜん)

若いワイバーン「へっ」

若いワイバーン2「こんなの置いていこうぜ」

ショタ(ボッチだなーでも、、、、合わないからなー)

黙々と飛び続け温暖な所で羽を休める。

木々が生い茂り、至るところで色々な生物が集まってくる

俺らはそれを食べに来た
俺もウサギを一匹捕まえては食べる。人の姿でこっそり隠れながら
人の姿はすごくお腹が空きが遅いのだ。

ショタ(みんなもやればいいのに)

長老「、、、、おまえ隠れて何してる」

ショタ「!?」

ショタ「ええっと人の姿してる」

長老「そうか、ちょうどいい・・・聞いておこうと思っていたことがある。一年何していた。見たところ一年前に生まれらばかりだろう。どうやって生き延びた」

ショタ「、、、人間の姿で養って貰った」

長老「それで人間の姿になるのか、本来群れでは要らない。あまりせんことだな」

ショタ「それは僕が決めること」

長老「ほう」(こいつ、一年前に生まれた坊主の癖に落ち着いているな、、、ふむ期待できる)

長老が飛んでいく

ショタ「長老が直々に釘指しに来たけど、、、、別にいいよね」

姿を戻し、飛ぶ

若いワイバーン「よぉー長老に怒られたってwwww」

ショタ「釘刺しに来た」

若いワイバーン「ざまぁ!!!....おっ、メスが暇そうにしてるな。おーい狩行こうぜ」

メスワイバーン「いいよ、、、ってショタいっしょ?やだなー」

メスワイバーン2「若いワイバーンねぇねぇ!!」

若いワイバーンの廻りにメスが集まっていく。

ショタ「モテてるなー」

若いワイバーン「おっしゃショタ狩にいくぞ‼」(狩でいいとこ見せつけてやろうこいつ以上に)

ショタ「わかった」(笑い者にしようとしてるな98)

誤爆ごめんなさい

俺ら意外にも沢山の動物達が渡って集まる。そしてそれらを捕食しようとする者を呼び寄せる。

若いワイバーン「俺らは捕食者の頂点だからな好き勝手に食って力をつけるぜ」

メスワイバーン「きゃぁきゃぁ」

ショタ(、、、嫌な予感がする。ギラギラした物が剣の脱落防止全部外しとこう)

若いワイバーン「いたいた、渡り鳥と鷲がいる。行くぞ‼」

勢いよく飛び、仲間が鷲などを噛み砕く

若いワイバーン「お前、やっぱトロイな」

ショタ(お腹一杯だからなー)

意外=以外

また誤爆ごめん

ショタ「少食だからね」

若いワイバーン「ふん、ムカつくなその余裕」

ショタ「そう?」

メスワイバーン達「くすくす」

ショタ「!?」(何!!)
グワアアアアアアアア!!!

バサァ!! ガブ!!

メスのワイバーンが大きな緑色の巨体にぶつかって地面に落ちる
鮮血が飛びちり、地面を染める

大きな緑色、、、大きな翼をもち、自分達よりも大きく凶悪な姿をしている

ショタ「ドラゴン‼」(竜姉以外始めてみた!!)

ショタ(他のドラゴンってこんなのかー、逃げよ。竜姉が逃げろって言ってたもんね)

素早く旋回、逃げる。
他の者は右往左往していて動きがないあいだささっと去る。

若いワイバーン「あっあの野郎。逃げやがった!!やばい逃げよう!!」

ドラゴン「グワアアアアアアアア」

若いワイバーン「くそ、速い!!」

メスワイバーン「きゃぁあああああ‼」

ショタ「あれ?」

飛んでいる途中後ろを見た。

突き放した。

ショタ「遠くで襲われてる」

ドラゴンに速さでは勝てないのは分かるが、、、、竜姉より遅いのに捕まるのはおかしい

ショタ「、、、ああ、見捨てる感じになるのかな?」(竜姉は逃げろって言ったけど、、、、助けろとは言ってないけど。僕は助けられた身だし、、、、)

ショタ「ごめんなさい竜姉、、、約束破っちゃう」

若いワイバーン「おっりゃ!!」

尻尾でメスワイバーンの一人を殴打する。

メスワイバーン「うぐっ!?」

若いワイバーン「時間稼いでろ!」

ドラゴン「憐れな、一思いに殺してやろう4人目よ」

メスワイバーン「ひっ!?」

死が迫り、硬直する。

若いワイバーン「わりいな!!生きるためだ」

ショタ「ゲス、最低だな雄として」シュ

若いワイバーン「なっ!?」

ショタがメスのワイバーンを体当たりで飛ばし、ドラゴンの噛みつきを避ける

ドラゴン「わっぱ、おまえから喰ろうてくれるわ!!!!!!」

ショタ「!!」

ショタがドラゴンから距離を離す

俺はチャンスだと思った。

若いワイバーン「逃げよう‼」

メスワイバーン「、、、、ショタ君?」(助けて貰った?)

ショタ(竜姉は確か、ドラゴンの特徴をしっかり把握して戦えって言ってた、、、、あとは背後を取れればいいと)

ドラゴン「ちょこまかと飛びおって‼」

ショタ(ドラゴンに優位になるよう立ち回ればいいのだけど、、、、竜姉よりどんくさいぞこいつ)

ショタは速度をドラゴンに合わせて旋回したり、宙返りしたりして時間を稼ぐ。

私の目には余裕をもって飛んでいるように見える

ショタ(竜姉との模擬戦が役に立ってる)

ショタが加速した。

ドラゴン「なっ!!」

ドラゴンより速い、そして体を回転させながら曲がる。旋回半径も小さく、ドラゴンを圧倒した。ドラゴンが諦めて私に向き直る

ドラゴン「お前から先に」

ショタ「やらせるかー」

ドラゴン「!?」

ドラゴンの背中にショタが体を回転させながら速度と回転の乗った尾で一撃を加える。

ドゴッ

ショタ「!?」(めっちゃ尾っぽ痛い!!)

ドラゴン「ぐっ」(いてーな)

ショタ(堅い、、、、竜姉が言ってた通りだ!剣でやるしかない)

ショタが脇にある剣をくわえる

メスワイバーン「、、、ドラゴンを抑えてる」

ドラゴン「お前を殺す」くわぁ

ドラゴンが火を吐くが、捕らえることは出来ない、首を回すのも遅い

ショタ「火を吐けるドラゴンかー魔法は使えなさそう、、、、行ける」

ショタが上空に上がる。太陽の背にしたあと一瞬のまばたきの間に消えた。

ドラゴン「どこいった!?」

ショタ「背後」(人間の姿ってこおいうことべんり)

ショタがいきなり背後の方で表れドラゴンが困惑する。ドラゴンの羽に剣先がつき入れられる

ドラゴン「くそやろう‼」

ショタが離れて飛び、上空に上がった。そこから、、、急降下する。
羽が傷つき動きがぎこちないドラゴン。

ショタ「おりゃあああ‼」

ドラゴン「くそおおお!!」

ショタがドラゴンに体当たりした。

面白いけどちょっと地の文の視点が入り乱れすぎな気がする
別にわからないわけではないから大した問題じゃないけど

ドラゴンが勢いよく地面に叩きつけられる

羽は完全に損傷

ショタ「行こう、、、ドラゴンは一体だけとは思えない」(もっと速さを鍛えれば竜姉に勝てない)

メスワイバーン「うん」(勝っちゃったすごい)

僕たちは群れまで飛んでいく

帰って見れば若いワイバーンの周り大人達が集めっていた

「すごい負けたのかお前」

「なかなか見所があるな」

「子供ってバカにしてたけどドラゴンを巻けるなら立派だ」

若いワイバーン「そうそう、余裕余裕」

ショタ「、、、」(さぁー疲れたし昼寝しよ)

若いワイバーン「!?」(なっ二人生きてる‼)

メスワイバーン「若いワイバーンよくも‼!!!」

大人達が一斉に振り向く

若いワイバーン「ごめん遅かったから置いてきたよ。まぁははは」(やべー手柄横取りしたのバレる)

ショタ「うん、遅くなった。危なかったけどね。ちょっと疲れた」

メスワイバーン「なにが遅かったよ‼ねぇショタ!!ってどこいくの‼」

ショタ(剣の手入れしないとな。あと尻尾鍛えよ)

若いワイバーン「、、、、、」

少しとんで岩肌にゴロンと転がる。
ひんやりして気持ちいい。ちょっと熱いのだ運動して。

メスワイバーン「ちょっと!!なんで言い返さないの‼」

ショタ「どうでもいいことじゃん。それにちょっとショックだったよ、、、、もっと速く仕留めれるかなーって思ってたんだけど尾っぽ痛いだけだったしーてかどちら様?」

メスワイバーン「エリ、私はエリって言うの。ドラゴンから助けて貰ったワイバーンよ。倒したの見てたの私」

ショタ「ふーん」

メスワイバーン「ねぇあなた何歳なの?最近生まれた子?」(ショタって私より幼いよね)

ショタ「一歳半」

メスワイバーン「うそ!?私より全然幼いじゃない!!」

ショタ「あー眠いからどっか行ってよ」

メスワイバーン「、、、、、、いっしょに寝る」(これは若いワイバーンよりいい子見つけた。凄い強い雄を見つた)

ショタ「うん、、、おやすみ。お姉さん」

ワイバーン姉「おやすみ」

竜姉「、、、、」きゅきゅ

竜姉「ふむ、久しぶりに取り出してみたけど誇り被ってるのはだいたい取れたかな」

ドラゴンオーブを磨く

必要になったから

これを使い少し見てみようと思う

竜姉「よし魔方陣の上において。元々得意じゃないから数分が限界だし、、、、よし‼」

呪文を唱える。ドラゴンオーブのなかに写し出される。

ショタがメスのワイバーンと一緒に寝ているところが

竜姉「!?」

竜姉「お、お。凄いもうつくっちゃったのかー1歳って大丈夫なのか?」

竜姉「、、、、」(めっちゃこの子が気になる)

竜姉「くうううううう。お母さんは応援したいけど知らない子では不安だわ‼」

竜姉「うん、うん、、、、ん?」

竜姉「ショタ、、、なるほどねドラゴンの鱗がついてる。やったのねうんうん」

竜姉「ふふふふ」

期待以上に馴染んでいて良かった。

ドラゴンを倒すなんて

竜姉「、、、、、頑張ってねショタ」

ショタ「!!」

首をあげる

竜姉の夢を見た以上に竜姉を感じる
暖かい雰囲気が

ワイバーン姉「どうしたの?寝ずらい?」

ショタ「なんでもない」

ショタ(今さっき確かに感じた、、、、竜姉を、、、、ホームシックかな)

ワイバーン姉「変なの」

ショタ「うん、変なんだ少し」クスクス

ワイバーン姉「変だね。でもそれでいいと思うよ。きっと誰よりも変であっていいんだよ」ドキドキ

ショタ「うん、ありがとう」(長老が見てるな。まぁいいけど)

ワイバーン姉「/////」

おつ

あれからは平穏な日常

長老「ワイバーン姉よ」

ワイバーン姉「長老さま!?」

長老「ショタと仲がいいと聞いているが、、、、若いワイバーンではなくショタの何を見た。話せ」

ワイバーン姉「実は、、、、」

・・・
・・・・・
・・・・・・・

ワイバーン姉「結果、若いワイバーンがドラゴンを足止めしたわけではなくてですねショタがドラゴンを倒しました」

長老「ふむ、そうかそれはショタに近づいた訳か」

ワイバーン姉「はい、、、成体になるのはまだでしょうが」

長老「お主に頼みたいことがある、、、、ショタを監視しろ」

ワイバーン姉「?」

長老「たった一年の間に何かあったか気になるのでな、競争に負けた母親から生まれた子だからな、、、どうやって生き延びたか知る必要がある」

ワイバーン姉(それで、、、、見なかったのか)

普通の事だ。同じ雄の子であれば邪魔なので消すのはよくある。

ワイバーン姉「わかりました」(まぁもう強いからいいんだけどね)

ショタ「人里へ降りようと思う」

ワイバーン姉「は?」

ショタ「パンフひろった。ドラゴンの鱗があるからお金は大丈夫」

ワイバーン姉「その姿でどうやって、、、」

ショタ「これでどう?化けていこう」

ワイバーン姉「そういうことね」

ショタ「どうやったんだろうか。適当」

ワイバーン姉「ふぅ、、、ん!!!」

ワイバーン姉「これでどう?」

ショタ「僕より背が高いし大きい!!」

ワイバーン姉「あなたが小さすぎるだけよ。群れの中でも」(長老が教えてくれなかったら人になれなかった)

ワイバーン姉(長老はご存知でした
)

ショタ「よし、いこう。服は一着しかないから先に行って買ってくるよ」

ショタが飛んでいく

あの鞄のなかはそれだったのか
剣の手入れ道具もある

そして

速くて追い付けない

町の中は色々の種族でごった返していた。白い綺麗な建物が立ち並び、活気があるのが見てとれる

ショタ「さすが観光地、パンフの通りだね」(竜姉と来たかった)

ワイバーン姉「近くにこんな場所が」

ショタ「群れには来る必要がないからねーえっとお兄さん酒場いいとこ知らない?」

オーク「ん?坊主酒場になんのようだ」

ショタ「飯」

オーク「なら、あそこの道を左にいった所に飲食街がある、、、小さいのに頑張ってるな、そんな大きな剣で」

ショタ「まぁねぇー。ありがとう教えてくれて。いこうワイバーン姉」

ワイバーン姉「え、ええ」

ワイバーン姉(うん慣れない)

店員「注文どうぞ」

ショタ「シチューとコッペパン、2つ」

店員「はい」

ワイバーン姉「ねぇシチューってなにそれ?」

ショタ「知らないでしょー、寒い所で食べると美味しいんだけどーいつでもおいしいー物」

ワイバーン姉「ふーん、ねぇ聞いたんだけど一年間失踪してたのになんで?」

ショタ「ええっと、わかんない。ただ気がついたら竜姉に拾われてた」

ワイバーン姉「竜姉?」(誰だろう?)

ショタ「ああ、他言無用でいい?」


ワイバーン姉「う、うん」

ショタ「僕の命の恩人で、、、母親みたいな感じの人。教えてもらったことが多くて。そして」

ショタ「いつか越えるべき目標の人」

ワイバーン姉「人間なの?」

ショタ「えっと種族はドラゴンだね」

ワイバーン姉「!?」

ショタ「まぁなのでドラゴンはそんなに怖くはないかな」(竜姉怒ったときは怖すぎてやばかった)

ワイバーン姉「そ、そうなんだー」

店員「お待たせしました」

ショタ「いただきまーす」

ワイバーン姉「?」

ショタ「いただきますって言うのは命を頂いてるので感謝の気持ちで言う言葉。竜姉に教えてもらった」

ワイバーン姉「う、うんいただきます」(変わってるどころの話じゃない。変わりすぎワイバーンじゃないみたいじゃない。まるで人のような)

ショタ「うまーい!!生肉とかよりやっぱりうまい」

ワイバーン姉「美味しいねー」

ショタ「でしょ!!スプーン使い方わかるのかーー」

ワイバーン姉「みんながしてるの真似ただけ」

ショタ「それであってるよ。ふむ、終わったら鞄買いにいこう」

ワイバーン姉「?」

ショタ「道具いれるためのね」

ワイバーン姉「いらないのに」

ショタ「すいませんこれぐらいの奴ないですか?」

店員「ああ、あるぞ」

ショタ「これで足りる?」

店員「十分ですね。どうぞ」

ショタ「これでよし。他見てく?」

ワイバーン姉「うーん、あっ」

カチカチカチ

丸い鉄の物が音を出している

ワイバーン姉「これなーに?」

店員「懐中時計です。長い旅でも壊れない用に頑丈に作ってます。時間が気になるかたはどうぞ。修理は他の町でもできます。説明書はこれを」

ワイバーン姉「えっと、、、」

カチカチカチ

ワイバーン姉(綺麗だなー)

店員「どうですか?装飾はないですが」

ショタ「うーん足るかな?これぐらい?」

店員「うーんもう少し」

ショタ「これでどうだ!」

店員「お買い上げありがとうございます!!」

ショタ「うん、はいワイバーン姉」

ワイバーン姉「あっいいの?」

ショタ「いいよー」

ショタ「まぁーまた稼げばいいし」

ワイバーン姉「ありがとうショタ」(ああ、綺麗だし、音がいい)

カチカチカチ

ショタ(輝くものが好きだったんだ)

ショタ「群れに帰ろう。おそくなっっちゃうし」

店を出たあと郊外から飛ぶ

私の道具箱で時を刻む時計

先をゆっくり飛ぶショタを追いかける

ワイバーン姉(私よりも多くを知ってる。ちょっと楽しかった)

ショタ「、、、、、」

ワイバーン姉(きっと、彼は雄として群れの中でも大きな存在になる。長老が目をつけている程に、、、)

ワイバーン姉(雄として、、、、子を頂こう。成人したら)

竜姉「仲良くていいねー」

竜姉「、、、寒くなってきたわね最近」

竜姉「ふゆ、、、かしらね」

竜姉「ふふふ、でも少し。暖かいかしらね」

竜姉「冬を越すため準備しよう」

びゅうううううん

バサバサ

ショタ「記録は?はぁはぁ」

ワイバーン姉「6分」

ショタ「うーむこの飛びかたはダメかー5分切りたいけど難しいなー」

ワイバーン姉「速いと思うけどなー。群れで1、2争えると思うよ」

ショタ「まぁーだなんだよなーなんか飛びかたが安定しない。もう一回行ってくる」

ワイバーン姉「もう10回は飛んだじゃない?」

ショタ「20回目指す」

ワイバーン姉「がんばれーまた時計見といてあげる」

ショタ「ありがとう」

バサバサ

ショタが飛び立つ

ショタ「20回、、、つかれたー」

ワイバーン姉「お疲れ、水場に行こう」

ショタ「うん」

ワイバーン姉「なんか速くなりそう?」

ショタ「うん、行けそうだけど。なにか僕は見落としてる気がするんだ、、、、」

ワイバーン姉「見落としてる?」

ショタ「うん、、、なにかそう。全力じゃない気がする」

ワイバーン姉「全力じゃない?」

ショタ「わかんないけど、、、、それより行こう行こう。喉乾いちゃった」

ワイバーン姉「、、、、、、」(彼の役に立ちたいな、、、でもわかんない)

若いワイバーン「おっ?どうした二人っきりで残念だったなこの水場は俺らのテリトリーだ」

メスワイバーン「他を当たることね」

クスクス

ワイバーン姉「ちょっと!!同じ同族でしょ‼」

若いワイバーン「同じでもショタは劣等。体は小さいどんくさいだからな」

ワイバーン姉「言わせておけば!!」

ショタ「他を行こう」

ワイバーン姉「、、、つっ」

ショタ「じゃぁねー」

若いワイバーン「くくく、腰抜けが」

若いワイバーン「腰抜け!!そういえば明日大人と一緒にみんなで競争するんだ。お前も参加しなくちゃならないからな」

ショタ「わかったー」

ワイバーン姉「目にものを見せてやる‼」

若いワイバーン「ふん、勝てるわけないだろ」

ワイバーン姉「ふーんだ」

ショタ「ねぇ最速の人っているの?」

若いワイバーン「いるぞ、まぁーおれも勝ってやるからな。見とけって」

ショタ(飛びかたを見よう、それで何かが見つかるはず)

ワイバーン姉「ショタ、、、明日絶対勝ってね

ショタ「えっとうん。最善は尽くす」

ワイバーン姉「ワイバーンで最速の人ってモテるから頑張ってね」

ショタ「ふーん」

ワイバーン姉「でも、、、モテても私が邪魔するんだけどね」

ショタ「?」(何言ってるんだろ)

ワイバーン姉「さぁー明日頑張っていこう。あっと驚かせるんだから」

次の日

ワイバーン達の雄として優劣を決める行事行われる

ワイバーン姉曰く。これでだいたいメスを貰えるか決まるらしい

すごくどうでもいい

ワイバーンが集まる
自分は後方で待たされる

若いワイバーンは前列
速い方なのだろう

若いワイバーン「ふん、つきはなされるなよ」

ショタ「うん」

「今日はおまえにかってやる」

「望むところ」

「そろそろ始まるぞ」

その言葉と同時に一匹のメスが咆哮をあげる。一斉に飛び立ち火山をめがけて飛ぶ。火山からの往復がコースだ

自分は周りに会わせて飛ぶ

大人達の飛びかたを見つめながら

若いワイバーン「ふん、つきはなされるなよ」

ショタ「うん」

「今日はおまえにかってやる」

「望むところ」

「そろそろ始まるぞ」

その言葉と同時に一匹のメスが咆哮をあげる。一斉に飛び立ち火山をめがけて飛ぶ。火山からの往復がコースだ

自分は周りに会わせて飛ぶ

大人達の飛びかたを見つめながら

まってる

素晴らしい

ショタ(みんなそれなりの早さ。でも、、、飛び方に大きな違いが見受けられない。翼が大きいか小さいか。体の大きさも重要。スタミナも)

わかったことは、それだけで全く参考になる様なことはなかった。速いと言われているワイバーンはバランスが良いだけである

ショタ(群れの仲では微妙すぎてダメなんだ)

ショタ(竜姉より遅いし、、、)

ワイバーン姉「こら、サボるな」ぺし

ショタ「うぅ?」

ワイバーン姉「しゃきしゃき飛ぶ。速いんだから」

ショタ「だってー」

ワイバーン姉「だってじゃないの!!」

ショタ「ぶー、だってーみんな遅いんだよ?」

ワイバーン姉「じゃぁー抜かせばいいじゃない?」

ショタ「追い抜くより追いかけるのがいい」

ワイバーン姉「わがままだなー」

ショタ「う、うん。ごめん」

ワイバーン姉「しょうがないな無理することはないよ、、、私も血が上ってただけだし。それに」

ショタ「?」

ワイバーン姉「ショタが誰よりも速いって知ってるからね。モテなくて大丈夫」

ショタ「あふ、ちょっと誉められると照れ臭い」

ワイバーン姉(かわいいな、ショタ)

ショタ「ねぇねぇ姉ちゃん」

ワイバーン姉「ん?」

ショタ「町行こう」

ワイバーン姉「今から?」

ショタ「そ、そ。高速で飛んで火山寄って帰ればドベでもゴール出来るよ」

ワイバーン姉「全力でサボるのね」

ショタ「うん!!」

ワイバーン姉「いい笑顔で言うんじゃないの‼」ぺし

ショタ「うぅ、、、そんなことより背に乗ってよ。そっちが速い」

ワイバーン姉「よいしょ」

ショタ「違う!!人!!人の状態で‼」

ワイバーン姉「これでいい?」

ショタ「うん、じゃーいっくよー」

ビュン!

ワイバーン姉(う、、、速い。圧力が)

若いワイバーン「ん、、、ショタどこ行くんだ?」

ワイバーン「道間違えたんだろ」

若いワイバーン「ちがいねーな。バカだから」

到着
賑わった町の麓に降りる

ワイバーン姉「でっいつまでのさぼっとく?時計見ると昼」

ショタ「本屋行こう。少し考えないといけないことがある」

ワイバーン姉「何かな?」

ショタ「魔導書で魔法を学ぶ」

ワイバーン姉「魔法?必要ないでしょ?」

ショタ「群れの中では要らないけど、新しい糸口として必要と思う」

ワイバーン姉「わ、わかるように説明しなさい」

ショタ「みんなの飛び方を学んだけどそこに竜姉を越える物が無かった、だから新しい糸口として魔法を覚えようと思う。現に竜姉は使えていた。飛び方は自分にあった物を探すしかないみたいだからね」

ワイバーン姉「竜姉、、、」(いったいそこまでこだわる竜姉ってなんだろうか?)

ショタ「あっあそこで探そう」

ワイバーン姉「ええ」(竜姉、、、長老に聞いてみよう。ショタに聞いたのちに)

「店長、店長」

「どうした?」

「ドラゴンの群れが来なすった」

「もうそんな時期か、どうする?」

「えっ行くでしょ。ワイバーンの肉も取れるし、若いドラゴンも倒せそうじゃん」

「まぁー俺はパス、店に客がいるのでな」

「しょぼい魔導書買ってくれんのか?」

「うるせー」

ワイバーン姉「、、、」

ショタ「うーん、どっちにするか」

ワイバーン姉「ねぇ今の会話聞いた?」

ショタ「??」

ワイバーン姉「安いほうにしなさい」

ショタ「はい、で話って」

ワイバーン姉「ドラゴンの群れがワイバーンの群れを襲いに来るのよ」

ショタ「群れるなんて珍しい、で?」

ワイバーン姉「火山にいったら群れと鉢合わせると思うの」

ショタ「ああ、僕たちを食いに来たんだ」

ワイバーン姉「たったそれだけで群れを作るんだから恐ろしい」

ショタ「でも、、、、火山行くしかないよね」

ワイバーン姉「長老に会えばいいのよ火山にいる。まぁードラゴンの群れがもれなくいるけどね、、、試練なのよ」

ショタ「回り込もう」

ワイバーン姉「そうね、、、時間かけて行こう」

ショタ「あと、、、ワイバーン姉って結構物知りだね」

ワイバーン姉「群れのことをショタが全く知らないのがいけないの」ポカ

ショタ「うぇー」

ワイバーン姉「まぁ外のことは知らないしお互い様ね」

ショタ「ポカ損だよー」

ワイバーン姉「つべこべ言わず早く買ってきなさい」

ショタ「はーい、これください」

店長「はいよ」(風の魔法、、、安いし在庫処分困ってた本じゃんやったぜ)

町の麓から火山に向けて

ワイバーン姉(なんか、結局二人っきりで遊んでるみたいになってしまった)

ショタ「、、、」

ワイバーン姉「もぐもぐ。コッペパン上手い。よいしょっと」

袋からコッペパンを勢いよく前方に投げる

ショタ「ぱくっもぐもふ」

それをうまく一口で頬張る

ワイバーン姉「もぐもぐ」(あっドラゴンの群れがいる)

ショタ「右にそれていきまーす」

ワイバーン姉「うん、はいコッペパン」

ショタ「ぱく、もぐもぐ」

ワイバーン姉(向こうでは死と隣り合わせなのに平和だなー)

ショタ「コッペパンを所望す」

ワイバーン姉「はいはい」

ワイバーン姉(案外、いい感じの速さになりそう)

ショタ「長老見えた、、、」

ワイバーン姉「うん、廻りにドラゴンの群れがいないね」

ショタ「いいや要るよ」

ワイバーン姉「?」

ショタ「あそこでうかがってる。長老!!」

長老「ふん、大分遅い。わしの鱗じゃ持ってけ」

ワイバーン姉「長老!ど、ドラゴンが」

長老「気にすることはないが、、、、そろそろ帰るかのお前らで最後じゃ」

ショタ「?」

長老「大分わしらの群れが減ってこっちに来たようじゃの。匂いを追って」

ドラゴンの群れと長老を伺っていたドラゴンが飛んでくる
翠、赤、青、黒、白といろんな種類のドラゴン達の視線が集まる

長老が、群れに突き進み
幾多のドラゴンの攻撃をかわす

その動きに迷いがない

ショタ「おお」

ワイバーン姉「感心してる前に逃げなさい‼なんでこうタイミングが悪いのよ‼」

ショタ「、、、あ」

ドラゴンに囲まれた。他のワイバーン達の手や翼を口に頬張っているのが見える。逃げ延びた以外全部全滅したのだ。

ショタ「タイミング悪いね、、、姉乗せては、、、、」

ワイバーン姉「ごめん、、、、無理に長老とこ行こう言ったの間違いだった。迂回したのも時間かかったしごめん、、、ショタだけでも。私が囮になるから」

ショタ「ワイバーン姉、荷物と一緒に背から飛び立って逃げて、援護する。背に乗ってじゃうまく飛べない」

ワイバーン姉「、、、囮に」

ショタ「そんなことしたら、、、、竜姉に怒られるしそれに」

ショタがワイバーン姉を振り落とす。ワイバーン姉が無理矢理にワイバーンへと姿を変えさせた

ワイバーン姉「ショタ!?」

ショタ「僕自信がそれを認めない」

紫煙

ワイバーン姉(また、助けてくれるの、、、ショタ)

ショタ「全力で飛べ!!」

ワイバーン姉が飛んでいく、上からドラゴンが口を開けて襲う。

ショタ「させるか‼」

それに体当たりをあて、翼を切る
速度を落とすだけでいい

長老「、、、、」(見学させてもらおうか)

長老がワイバーン姉の横に飛び、近付くドラゴンを尻尾で弾き攻撃の軌道を剃らす、守るように 。お陰で守りやすくなった気がする。

ショタ「んんん!!」

口にくわえた剣でドラゴンの翼に傷をつけていく。前戦ったドラゴンよりも弱い。攻撃も直線的、フェイントも簡単にきくし、、、、とにかく動きが鈍感

総評弱い
ワイバーン姉「きゃ!」

ドラゴンが前に躍り出るがショタが上から尻尾で叩き落とした。

ショタ「はぁはぁきりがないよー」

弱くてもドラゴンはタフだ。速度を落とさせる以外手がない。決定力に欠ける。
ショタ(そうか、、、弱点だ僕の)

村長(うむ、ここまでかのワイバーン姉はショタは生き残れそうじゃが)

ドラゴン「!?」

ショタ「!?」

群れのドラゴンが固まる。
勢いよく食欲をぶつけてきたのが引いていくのが見てとれた。恐怖
群れが一瞬にてバラける
一目散に逃げるように

ショタ「、、、」(大きいなにかが来る)

グォオオオオオオオオオ

咆哮、大気を揺るがす

ワイバーン姉「な、なになに?」

ショタ「ワイバーン姉は僕の後ろに。デカイ」

咆哮の主と思われるものが飛んでくる。ゆっくり、ゆっくり
黒く赤い重厚な鱗
そしてなんにでも丸飲み出来そうな大きな口

ドラゴン

そう

ドラゴンだ

ただ強い、見た目でわかった、、、、竜姉に類する位の

「ふむ、、、何か騒がしいと思えばワイバーンか腹が減ってた所だが」

ショタ「ワイバーン姉、村長。行って」

ワイバーン姉「しょ、ショタ?」

僕はドラゴンの前に立ちはだかる

「グォオオオオオオオオオ!!」

ワイバーン姉「ショタ!!!」

大口からの咆哮を直で受ける
プレッシャーなどで体が痺れたような錯覚を覚えた。しかし首をふる。

ショタ「ええっとドラゴンさん見逃して下さいませんか?」

ドラゴン「、、、、ほう。お前がドラゴンの群れを退けてたワイバーンだな」

ショタ「はい、見逃して下さいドラゴンさん」

ドラゴン「わしの名は炎大口のヘルカイト。わっぱ名を?」

ショタ「ショタ」

炎大口のヘルカイト「覚えたぞ、、、この場は見逃してやる。次は無いと覚え」

ショタ「、、、、」

ヘルカイトが飛び去る

ドラゴンの群れも消え失せた

村長「エルダードラゴン、、、なぜここに」

ワイバーン姉「ショタ!!!」ぺち

ショタ「痛い、、、」

ワイバーン姉「もう!!無茶しないの‼今さっき死にかけたでしょ‼」

ショタ「そんなことないよー倒せないけど逃げることはできる筈、時間稼ぎも」

ワイバーン姉「ぎゅうううう」

ショタ「痛い!!」

ワイバーン姉「もう、、、」だきっ

ショタ「???」

ワイバーン姉「今さっき心配だったんだから、、、、貴方は生きなきゃだめ群れのために」

ショタ「う、うん、、、、恥ずかしい」

ワイバーン姉「だーめこのまま」

村長(、、、ショタ。見せてもらったぞ多くをな)

炎大口のヘルカイトは火山の麓に降りてきていた

ヘルカイト(ドラゴンの群れがバタバタ落とされているのを気になって見てみれば)

今さっきのワイバーンを思い出す

ヘルカイト(咆哮のたじろきもせず。圧力にも屈しなかった)

目の奥を覗き見た

ヘルカイト(面白そうな奴を見付けた。絶対なにかある)

長く生きる秘訣は楽しむことだ何事も

竜姉「ふぅうははあああああああああああああ」

一気に力が抜ける

ドラゴンの群れのときはまだ動きがとか思いながらも安心して見れたのだが

竜姉「エルダードラゴンが出てくるなんてあんまりよ‼」

ショタが噛み殺されるかと冷や冷やした、、、、炎大口のヘルカイトは血気盛んなドラゴンだからだ

私と同じ火竜であるが、、、、 あんまり気が合うようなことはなかった。一回も逢瀬もない

竜姉「安心した、、、、、よかったー」

へなへな床に座る
ショタは運がいいと思った

竜姉「、、、やはり目立ったから出てきた感じか」

竜姉「隠居して長いが久しぶりに見た」

竜姉「あんま、知らない奴なのが悔やまれる。なにするかわからん」

竜姉(しかし、私が出ってもよくないな)

竜姉「見守るだけか」

竜姉「、、、」もんもん

竜姉「だ、大丈夫」

竜姉「ショタだからな」

竜姉「」尻尾ベシベシ

竜姉「いかん、尻尾出してしまった!!」

町の酒場
昼まっから酒をのむやからが多い所
飯がうまいがゆえに

ワイバーン姉「でっそれがこの前剥いだ物?」

ショタ「そそ、あの後に叩き落ちたドラゴンから交渉して貰った。喋れんかったみたいでも空気は読めるみたいだね。あんとき意気消沈してたみたいだし」

酒場の店主とお金と交換する。
格安で、変わりにタダで飯を多くつけてもらう。店主も転売すれば儲かるだろう。

ショタ「なんでも頼んでいいよ」

ワイバーン姉「やった」

ショタ「牛のステーキ」

ワイバーン姉「わたしもー」

酒場の店主「へいよ。食い過ぎたらストップかけるからなーまぁ大丈夫だろうが」

「、、、ここいいかい?店主、ビール」

店主「へい、二人ともステーキおまち」

隣に大柄な人が座る。

シュ!!

店主「ぼ、ぼうず!!」

ワイバーン姉「ショタ!!どうしたの!?」

ショタ「、、、」(こんなところで)

剣を男の向けた
酒場が静まり
視線が集まる

「くくく、何故わかった?」

ショタ「匂いと、圧力が少し漏れてる。会ったばかりで忘れてない。あと竜姉と同じような空気を纏ってる」

ワイバーン姉「えっと、えっと」

ショタ「ヘルカイト」

ワイバーン姉「!?」

ヘルカイト「その名はちとあれなので兄貴って言ってくれ。なんもしない。剣を納めろ」

すっ

ショタ「、、、店主、ワイバーンのお肉ってある?」

店主「あるぞ」

ショタ「この兄貴に」

兄貴「おっ坊主、優しいじゃねーか」

ショタ「この前見逃してくれた御礼」

兄貴「ふむ 、、、やっぱ変わってるな。ショタと言ったなちと話そうや」

ワイバーン姉(な、なんかショタが大人)

ショタ「うん、いいよー」

兄貴「じゃーそうだな、、、お前の身の上話でも聞こうか」

ショタ「ん」

ショタが一年間竜姉に育てられたこと、実は竜姉を越えたいと思っていることを喋る

ワイバーン姉(竜姉は育ての親だったのか)

ヘルカイト「どうりで、ワイバーン臭くないのか、、、竜姉かー名前しか聞いたことないな」(ほぼ忘れてしまった)

ショタ「知り合い?」

兄貴「エルダードラゴン、、、まぁ他より強いドラゴンだから数はいない。忘れてしまったがな名前以外は」

ショタ「うー残念」(過去を知りたかったのに)

兄貴「越えたいか?」

ショタ「うん」

兄貴「ワイバーンでか?」

ショタ「越える」

兄貴「よし、わかった。俺もお前に手解きしてやるよ、、、もうワイバーンの群れが旅に出るだろうから来年来たらこの酒場の店主に言ってくれ」

ショタ「兄貴?嬉しいけどなにも持ってないよ?」

兄貴「いらんな。御礼は」

ワイバーン姉「、、、」

兄貴「来年楽しみにしてるぞ」

強いけど停滞した種族にどこまで追い縋れるか

長老「、、、ふむエルダードラゴンが関わっていたか」

ワイバーン姉「はい、そのエルダードラゴンってなんですか?」

長老「ドラゴンの成体であり、強大な力を持つ生き物だ。原始は滅んだが原始のドラゴンと並ぶものを言う」

長老「関わりは全くないがな」

ワイバーン姉「、、、ワイバーンがエルダードラゴンを越えることは」

長老「絶対にない」

ワイバーン姉(ショタ、頑張ってるんだけど。諦めさせたほうがいいのかな?)

長老「数奇な運命だ、、、、劣等の子がな、、、生まれまもなく捨てられた子だ。生きてるだけでも運がいい」

ばさぁ

ワイバーン「群れの飛び立つ準備できました」

長老「うむ、、、では行こうか繁殖地へ。今年も半分以上もドラゴンに食われたな。ワイバーン姉も成人した雄を探すことだ」

ワイバーン姉「、、、、はい」(胸がモヤモヤする)

ワイバーン姉にはショタを支えてあげて欲しいけどな…
繁殖は大事だもんな

繁殖地

ショタが生まれてまもなく捨てられた場所。他にも沢山の渡り鳥も来る

そして

ドラゴンだけは来ない

竜姉「」ソワソワ

近くに帰ってきた

今年もこっちの繁殖地へ来た

竜姉「」ソワソワ

トントン

竜姉「!?」(ど、どうしよショタだったら怒らなければ!)

きぃ

「カァカァ」トントン

竜姉「フレア」

しゅぼ、じゅうううううう

竜姉「今日のご飯は鶏肉だな」

竜姉「はぁ、、、、」

ばさぁ

ショタ「ただいまー竜姉」

竜姉「ショタ!?」

ショタ「へへへ、帰ってきちゃった、、、ごめん」ショボーン

竜姉「あ、、、あ、、、」

怒ろう、突き放さなくては

ショタ「、、、ひもじい」グゥウウウ

お腹を押さえるショタ

竜姉「おかえり、、、何か食べたい?」

ショタ「うん!!シチュー!!」にぱぁあああ

竜姉(鬼には、、、なれなかった)

からすぅぅぅぅ(´;ω;`)

竜姉「カラス食べるかい?」

ショタ「うん」

竜姉「群れはどう?」

ショタ「あのねあのね‼友達のワイバーン姉ができた!!姉ちゃんすごく優しい」

竜姉「へーよかったわね」(知ってる)

ショタ「それで、、、ドラゴン倒せた」

竜姉「それは、、、凄いじゃない」

ショタ「うん、僕強い?」

竜姉「、、、、それは後で教えてあげる」

ショタ「うん!!」

竜姉(ああ、分かりやすい。自信つけちゃったのね、、、、)

ワイバーン姉(竜姉に会いに行くって言ってたけど‼どうしよ‼ついてきてしまった)

家がある
木造の

ワイバーン姉「、、、ショタが入ってた」おろおろ

怖い

カラスが一瞬で、、、ショタは動じないかったが本能的に怖かった

ワイバーン姉「う、う、ううううう勇気を‼」

トントン

竜姉「はーい。お客さん何て珍しい、、、あら、ワイバーン」

ワイバーン姉「!?」

竜姉「ほら、入っていいよショタのお友達でしょ」

ショタ「ん?モグモグ。あっワイバーン姉?」

ワイバーン姉「ショタ?」

竜姉「ご飯、用意してあげる」

ワイバーン姉「え、えっと」

ショタ「姉ちゃん怖がってる?」

ワイバーン姉「はぁ?私が?そ、そんなことないわよ」

竜姉「まぁー怖がるのが普通なんですけどねー」

ショタ「そう?ヘルカイト兄貴って言うエルダードラゴンは優しかったよ」

竜姉「!」(驚いたかおして知らないふりしよう)

竜姉「逃げなかったのね」

ショタ「うっうう」

ワイバーン姉(焦ってる)

竜姉(焦ってる)

ワイバーン姉&竜姉(かわいい)

ショタ「ご、ごめんなさい。でも僕!!」

竜姉「はぁ。ショタ。表へ訓練してやろう」

ショタ「お!?」

家の外に出たあと飛び上がって距離をとる

竜姉「全力でこい。腹ごしらえだ」

ショタ「わかった」(驚かしてやる)

ワイバーン姉(この目で竜姉を見るんだ!ショタが竜姉ばっかり言うから、、、、どんな人か)

竜姉「さぁ来なさい」

ショタが加速する

そして体当たりを狙う

すっ

竜姉「直線的、フェイクも怖くないわね」

ショタ(やっぱりもっと速くなって当て身を)

竜姉「ショタ、、、逃げないとどうなるか見せてあげる」

竜姉の周りに魔力が高まる
そして複数の場所でも同じように球体のようなもので集まる
僕はそれがなんなのかわからない

竜姉「刮目しなさい‼己の浅はかさを!!ショタ!!」

12個魔力の塊が僕を囲む

竜姉「12翼の暴炎!!」

12回の場所で爆発が起きる
視界が真っ白になり
体が焦げそうになる
熱い

ショタ「うわぁぁぁぁぁぁぁ」

僕は地面に叩きつけられる
体全身が痛い

竜姉「わかったかしら?手加減してこれよ」

ワイバーン姉「ショタ!!」

ショタ「う、う。はぁはぁ」(凄い凄い。やっぱり凄い。ドラゴンなんて目じゃない!!)

ワイバーン姉「ショ、ショタ痛くないの」

ショタ「痛いヒリヒリする。痛すぎる」

ワイバーン姉(痛い、でも目には、、、、凄くキラキラしてる)

竜姉「手当てするわ。わかった」

ショタ「うん、わかった」(僕はまだまだだ。そうまだまだだ)

こうして僕はMの坂を上り始めたんだ

ショタ(くぅ、、、痛い、、、)

竜姉「安静にしなさい。手加減はしてるけど」

ワイバーン姉「竜姉さん、酷いですが言う通りです。ショタ!!無茶はいけませんよ‼」

竜姉「そうそう。無茶はいけませんよ‼」

ショタ(痛いし、怒られるし)

竜姉「次飛び立つごろに完治するわ。看病する」

ワイバーン姉「私も泊まる!!」

竜姉「いいわよ。ショタをよろしく」

竜姉「村行ってくるわ、すぐ帰るから大人しくしてるのよ」

ショタ「はーい」

ワイバーン姉「ショタ!!起き上がらないの‼」

竜姉「あらあら」



店主「はい塗り薬」

竜姉「、、、、ありがとう」

店主「そう落ち込むなって」

竜姉「、、、群れに返したのに気になって見て、、、帰ってきたとき鬼になれなかった、、、久し振りで加減が分からず本気で撃ち落としてしまった、、、怪我させちゃった、、、おとなしく寝ていない無邪気がかわいいかった」

店主「はぁー良いじゃないか元気そうなんだし」

竜姉「むぅーこれではダメなはずなんだ」

店主「慕ってるのを無下にしたら悲しむだろうな」

竜姉「うぅぅぅ」

店主「まぁ、おれはドラゴンでもばいからわからんがな」

竜姉「はぁーどうしよう」

店主(大いに悩め)

竜姉「、、、、あの子、ショタと仲いいけどワイバーンの長と繋がってるし雷口ヘルカイト種のエルダードラゴンもいるし」

店主(あっもうわかんねー)

ワイバーン姉「、、、ショタ聞いていい?」

ショタ「うん」

ワイバーン姉「竜姉を越えたい理由って」

ショタ「僕に兄弟親はいないんだ」

ワイバーン姉「探せば、、、あっ捨てられたんだった」

ショタ「うん、だから背中を越えたい」

ワイバーン姉「まだ!!あんだけ力量さあるのに!」

ショタ「あって当たり前じゃない?年もなにもかも違うんだから」

ワイバーン姉「、、、どうやったら諦める?」

ショタ「諦めた瞬間」

ワイバーン姉「、、、もう、わからず屋‼」

ショタ「???」

ワイバーン姉「もういい!!」

ショタ「う、うん。心配してくれてありがと」

ショタ(ワイバーン姉は優しいなー)

ショタ「竜姉みたいにやさしい」

ワイバーン姉「むぅうう」(モヤモヤする、、、竜姉って口に出した瞬間)

ワイバーン姉「ふんだ!!」

竜姉(隠れてたけどかわいいなー)

カァカァカァカァ

ショタ「カラスうるさいね」

ワイバーン姉「散らしてこよう」

竜姉(、、、、、7匹)

シュボ

ショタ「あっ静かになった」

ワイバーン姉「こげくさーい」

からすぅぅぅぅ(´;ω;`)

繁殖期中期

ワイバーン姉「あーん」

ショタ「あーん」

竜姉「熱いから気をつけなさいよー」

ショタ「あれよりは熱くないよね」

ワイバーン姉「こら、ほっぺについてるぞ」

ショタ「んんん」

竜姉(はぁーかわいいなー)

ワイバーン姉(竜姉が優しい目で見てる。母さんみたい)

ショタ(幸せだなー)

ショタ「本読んでー」

竜姉「ん?」

ショタ「これ」

竜姉「魔法」(うーんまぁ風の魔法だし、大丈夫でしょ)

竜姉「いいわよ」

竜姉(まぁー風の魔法なんて弱いからねぇー安かったんでしょうねー)

ワイバーン姉「ん?この植木鉢動いてる」

竜姉「ああマンドラゴラね。そろそろいいかしら引っ越ぬいていいわよ」

ぶち

マンドラゴラ「きょええええええ」

マンドラゴラ「きょええええええ」

ワイバーン姉「わ!?」

竜姉「、、、」

ショタ「へー生きてるんだ」

マンドラゴラ「きょええ、、え?」

竜姉「それの根っ子は万病の薬と言われるぐらい用途が多いの。まぁー引っこ抜いたら死ぬかもしれないけど私たちは体も大きいし生命力は強い方だから大丈夫なのよ人間はダメね」

ショタ「ふーん」

竜姉「ただすりつぶすのが痛いのか叫んじゃってうるさいから、いつもはシメてからするのよ」

ワイバーン姉「シメます」

マンドラゴラ「ま、まって」

竜姉「生きたまますりつぶしたほうが効果はいいんだけどね」

マンドラゴラ「まって話聞いて‼」

ワイバーン姉「なんか言ってます」

竜姉「聞かなくていいわ。呪いをかけようとするからね」

マンドラゴラ「かけませんかけません!!それにそこの御仁、火傷のようですから私の葉っぱで事足りましょう‼全部抜いていいんでお命だけは!!」

ワイバーン姉「おいしい?」

竜姉「結構美味、つーんとするけど芳醇な香り。ハーブみたいなもので肉と痛めると旨味が出る」

ワイバーン姉「しめちゃおう」

マンドラゴラ「まって葉っぱでそれも大丈夫です!!なんなら生き血もそれも今絞り出すんで‼」

ショタ「かわいそう」

竜姉「うーむまぁそうね。じゃー葉っぱと生き血を頂きましょうか」

マンドラゴラ「ありがたき幸せ!!」

竜姉(生き血なんて初めてねーすりつぶしたものより色は薄いけど何に使えるのかしら?)

ワイバーン姉「マンドラゴラさん葉っぱ磨り潰しました」

マンドラゴラ「あとこれを混ぜて、患部に塗るんだ一日一回。塗りすぎは毒だから伸ばして塗ること知らないのが塗りすぎて死ぬからね。ちょっとでいいんだ。あと塗った所に魔力を流すと効果が大きく上がるね。みーんな知らないことだよ」

竜姉「へーなぜそんなことを?」

マンドラゴラ「死にたくないので生まれたときから自分達のこと知ってるんです」

竜姉「そうなの?でもありがとう。そこに旅の仕度したものがあるから。水筒に肥料ね」

マンドラゴラ「ありがたき幸せ」

マンドラゴラ「ではお達者で」

竜姉「じゃねー」

ショタ「ありがとう、痛み大分引いたよ」

ワイバーン姉「なんかシュール」

マンドラゴラ「まぁ抜かれたら殺されちゃうんで歩いてるやつなんて運がいいやつだけですよ」

マンドラゴラがとことこ歩き出す

竜姉「今度からシメるのは考えましょうか」

ショタ「だねー」

繁殖期後期

ショタ(キズ治ってしまった)

ショタ(また竜姉とはなれちゃう)

うぐ

ショタ「ちょっと外へ出よう」

夜風が涼しい
非常に過ごしやすい夜

ショタ「、、、、はぁ」

ショタ(僕は子供だな、、、まだ)

寂しい
我慢
でも
寂しい

竜姉「おい、こら。夜は出てはダメじゃないか」

ショタ「!?」

竜姉「あっ、、、どうした!!泣いてるじゃないか‼」

ショタ「な、何でもない」

竜姉「痛いのか?痛いのか?」

ショタ「違う、大丈夫」

竜姉「そ、そうか」アセアセ

ショタ「竜姉、、、竜姉!!」だきぃ

竜姉「!?」

ショタ「、、、、」

竜姉「ふぅ、甘えんぼさんね」

ショタ「ごめん、ありがとう」

竜姉「よしよし。しょうがない」

ショタ「、、、、、zzzzzz」

竜姉「あら?寝ちゃった、、、、うん頑張るんだぞこれからも」

繁殖期終了

ショタ「じゃぁ行ってきまーす」

ワイバーン姉「お世話なりました」

竜姉「ええ」

ショタ「またこっち来たら帰ってくるよ」

竜姉「はぁーしょうがない子ねーいいよ帰ってきなさい」

ワイバーン姉「では」

ぶわぁ

二匹のワイバーンが飛び去る

竜姉「次はいつ帰ってくるかしらね、、、まぁ気長に待ちますか」

渡り鳥
酒場

兄貴「そろそろ来るな」

ショタ「よっと、、、兄貴おひさー」

ワイバーン姉「こんにちはー」

兄貴「おう、ボウズ元気のようだな。俺の家に空室作ってやったぞ」

ショタ「おお」

兄貴「今から行こうか、綺麗ではないがな」

兄貴宅

ショタ「おーおーおーひろーい」

兄貴「まぁそれなりにはな。で二階がお前らの部屋だ。荷物置いたら鍛えてやるから降りてこい」

ショタ「うん!!魔法とかもいい?」

兄貴「まぁ得意ではないが基礎なら応用は独学でやるもんだ。知識はあるがな」

ワイバーン姉「わ、私も少しだけ教えてもらっても?」

兄貴「ああ、ついででいいなら」

ワイバーン姉「が、がんばります!!」

兄貴「じゃーはよ仕度せい糞がきども」

ショタ「はーい」

冬の時期は火山で兄貴こと炎大口のヘルカイトに指導を、夏は竜姉のところへ。そこで教えと鍛えてもらう。行ったり来たりでそんな生活を続けることになった。

そうして

若いワイバーン「はんおっそーい成人だな」

ショタ「まぁ若いワイバーンが速すぎな感じもする」

若いワイバーン「はははーおれは特種、生まれて一年で成人だ!お前とはと違うんだよ」

数年でやっと成人になった。体は小さいままだが翼も逞しくなった。後ろの2翼も少しだけ大きくなった。成人の判断基準は下半身らしいけどよくわかんない

ワイバーン姉「ショタ~行くよ」

ショタ「へーい」

兄貴の家へ

火山の麓
兄貴の家へ行ったところ
成人したと伝えた瞬間喜んでここまで連れてこられた

兄貴「何処まで強くなったか見せてみろ‼」

ショタ「へ、へ??」

兄貴「色々出来るようになったのだろ?鍛えた成果を見るのはいいじゃないか」

わくわく

どきどき

兄貴「なに、一発でもお前の信じるもんで攻撃すればいい。避けもしねーが迎撃はする。何かあればワイバーン姉が待機してるしな」

ワイバーン姉「もごもご」

ショタ「拘束されてる、、、まぁうるさいもんね」

兄貴「ショタにあれはダメこれはダメじゃーちっとな。ジュルリ」(さぁ、、、あんだけ俺も他の野郎に頭下げたんだ)

若いと言うのは物覚えがいい
布に水が吸われるみたいに吸収した

魔法は得意でないので基礎以外は他のエルダードラゴンに頭を下げて知識と魔導紙を作ってもらったりした。

特に厄介だったのが風魔法を使うエルダードラゴンが居なかったと言うのが大変だった。昔に絶滅したらしい。 弱かったと聞く。

兄貴「はぁー」

ショタ「」おろおろ

グァアアアア

俺は咆哮をあげる
大口をあけ

大気を揺るが

ショタ「!」

ショタが動き出す。やっと身構えたようだ。緑色の魔法陣が見える。

兄貴(やっぱ肝がすわっている)

ショタはワイバーンであるにもかかわらず。咆哮に臆することがない。出会ったときからだが、重圧を受けきる。並のドラゴンでも咆哮だけでビビったり萎縮し、戦おうともしない。

兄貴(だから目をつけた。竜姉がやってることも理解できた)

俺は強い。故に火竜としては物足りない。他の物も俺を避ける。

戦いがない。血がたぎるような

あった瞬間
ショタの目の奥
小柄のなかに、その身をも焼き尽くすような熱いものが見える

兄貴(昔と変わらないその目!!)

グウァアアアア

2度3度咆哮を上げる
口から雷を纏う炎が口から漏れ出す
目がギラギラしているのがわかる

兄貴「くくく」(手加減なぞとうに忘れた)

ショタ「あー結構な威力で満足させないといけないかも」

兄貴が期待しまくっている

ショタ(正直怖いけど、実地試験できそう)

加速
4枚の翼を強く空気を押し込むように羽ばたきする
緑色の魔法陣を唱え
空中に配置

独学の魔法

その魔法陣は大きく輪になっている
その中を潜り抜ける

抜ける瞬間発動

後方に大きく魔力が爆発
空気を押し上げ僕の体を押す

加速

そのまま兄貴の逆を飛び
羽ばたくのを止める
翼を斜めに固定する
斜め十字みたいな形で固定した翼にも魔法陣が後方に4っつそして勢いよく魔力が放出される

加速

体が熱い
何か壁みたいなものにぶち当たる

ドゴオオオオン

雷鳴が響き渡る

周りに白い輪が生まれて消えた

爆音が響く

そのまま旋回し

兄貴の方を向き直り
腹下の剣も魔法陣が生まれる
柄の下に。剣の周りに

そして

魔力を爆発させ打ち出す。

自分の速度と爆発の速度。
剣の周りにある魔法陣が剣の飛行を安定させる

兄貴「!?」(来る!!)

あわててブレスを吐く熱線

スンッ!!

兄貴「ぐぅ」

剣が横をすり抜ける
横がわに衝撃が伝わった

キィイイイイイイイイン

遅れて音がやってくる

兄貴「はぁはぁはははは!!!」

兄貴「ショタ!!ええもの持ってるじゃないか‼」

ショタ「ソニックブリット外れた、、、うんブレスで魔法陣が消えそれたのかな」

速度を下げて
羽ばたく

魔力温存

絶対量がすくないので節約する癖をつけている

ショタ「はぁ、、、、行けると思ったのになー」

兄貴「いい一撃だった。勘がいいやつにはあたらんが、カスってもそれなりには良いとこいくだろう」(ああ、いまここで戦いたいがまだ我慢しよう)

ショタ「ワイバーン姉ほどくねー」

ワイバーン姉「おら!!!危ないことして!!!!」

ショタ「ごめん」

兄貴「まぁいいじゃないか小さいことなんか」

ワイバーン姉「小さくないです!」

ショタ「ははは。ちょっとスッキリした。やっぱたまには全力がいるよね」

兄貴「それより剣はいいのか?」

ショタ「安もんだからいい。鈍器だよもう」

兄貴「飯にしよう。くくくいやー楽しかった」

ワイバーン姉「全く楽しくなかったです‼」

夜酒場

ショタたちが寝静まったところで抜けてくる

体が火照って寝れそうにない
酒が欲しい

兄貴「ビール」

「へい」

兄貴(今のあいつは強くなった。まだおれ以下かもしれんが抜かれるかもな)

充足感がする

ショタ「僕もお酒のみたい」

兄貴「ファ!?お前どこから、、、それより子供は酒はダメだぞ、、、成人だったなそういや」

ショタ「まぁ一回気になってたんだよね」

兄貴「ふーむ。こいつにも」

ショタ「うおおおおぉおおお、まじいいいいいいい」

兄貴「やっぱガキだな、かーうめー」

ショタ「なるほど子供かー」

???「あら、子供にお酒はダメじゃないの?」

兄貴「だれって、、、あ?」

落ち着いた声をかけた人がながい神を上げ
笑っていた

兄貴「黒竜の美女さんがなんのようだ?」

黒竜「あら誉めてくれるの?ありがとう」

ショタ「僕帰るねー眠いや」

兄貴「おう」

黒竜「あら帰っちゃうの?」

兄貴「で、なんだよお前。エルダードラゴンが来るなんてな」

黒竜「あなたこそ沢山会いに行ってたじゃない。まぁ私のとこ来たのはありがとう」

ぞわっと背筋が冷える

兄貴「お前、なんか企んでるな」

黒竜「竜姉」

兄貴「、、、、お前なんかあるのかあいつに」

黒竜「沢山」

黒竜の顔が険しくなる。

嫌がらせでショタの童貞奪う程度にしておこう

黒竜「ふぅ、、、そんなカリカリしないでよ~~」

兄貴「まぁそうだな。今日は気分がいい。とっと帰れ」

黒竜「はいはい」

兄貴「あーあ飲み直そう。興がさめちまった」

ショタ「、、、」

黒竜「はーい、ショタ」

ショタ「黒竜のお姉さん。何のよう?」

黒竜「兄貴に追い出されちゃったから話でもしようかなって。竜姉のこと知ってる?」

ショタ「知ってる」

黒竜「ちょっと探してるの」

ショタ「ああ、隠居してるから場所は秘密」

黒竜「そうざーんねーん、じゃーまた。おやすみ」

ショタ「おやすみ~」

黒竜「ふん、ヘルカイトは馬鹿でよかった」

黒竜「ショタは警戒してたけど知識がまだまだ。そして竜姉は、、、、、、オーブで覗き見なんてもっとおバカさん」

空をあおぐ
子供に伝える
そして口元を歪ます


黒竜「みーつけた」

空から漆黒のマントが落ちてくる

「母さんよんだ?」

黒竜姉「ええ、火竜の祖がね」

「お、やっとあの火竜どもの頭を潰せるんだな」

黒竜姉「ええ、勢いずいてるのを抑えれるでしょう」

黒竜子「火竜の次は?」

黒竜姉「ヘルカイトかしらね。ワイバーンなんかと仲良くしてる状態はダメね」

黒竜子「ふむ、どうする?」

黒竜姉「まぁー一回私が会ってくる」

黒竜子「わかった」

黒竜姉「あなたは、、、そうねー嫌がらせでもして暇潰してなさい」

黒竜子「ふむ、大の大人が」

黒竜姉「出る釘は打たれるのよ、クスクス」

ショタ「おかしい」

ワイバーン姉「?」

群れに帰っている
まーたくだらない火山のレースでもするためである。今年は参加して長老にこうと思っていた。
母親のことを
いないのだこの群れに。父親は知っている。だがそれよりも

ショタ「空気がぎすぎすしてる」

ワイバーン姉「なんで?」

ショタ「そんなもの悪意が向いてるからだよ」

ワイバーン姉「いまだに群れには認められないね、、、、」

ショタ「君がいればそれでいいよ」

ワイバーン姉「!!!!!!?????」ばんばんばん

ショタ「いたいいたいいたい!!尻尾に魔力!!全力でぶつけないで‼」

ワイバーン姉「ご、ごめん」(うれしいうれしいうれしい!!)

ショタ「ふぅワイバーン姉ももう守んなくても強いよねー」

照れるワイバーン姉かわいすぎ

ショタ「だから、、、今からちと血なまぐさくなるかも」

ワイバーン姉「わかった。逃げるだけ逃げとくよ」

ショタ「、、、」

ワイバーン「ちーすショタさん。若いワイバーンの父さんに話聞いてる」

一体のワイバーンが飛んできた

ショタ「ん?何のようかなー」

ワイバーン「ああ、それはこういうことですよ」

バサバサバサ

ワイバーンに囲まれる

ショタ「20体」

ワイバーン「ちと、目障りなんすわ」

ワイバーン姉「群れに馴染まないねー。ショタ何分かかる?」

ショタ「手伝ってくれるなら1分切るよ」

ワイバーン姉「手伝うよ、、、危なくなったら。一応ワイバーンたちやめない?」

聞く耳を持たないため無視される

ショタ「あーくる」

ワイバーンが一斉に飛びつき2体に絡まる。噛みつく

ガキガキ

ワイバーン(か、かたい!?)

ショタ「鍛え方が違うから」

シュルン

その場から飛び、振りほどく

ワイバーン「追えー!!」

ワイバーンに追いかけられる
速度を落とし
後ろにつかせる

続きはよ

自分はそのまま旋回
旋回によって運動エネルギ低下により速度が下がる
ワイバーンは直線を進んでいたため自分を追い越してしまう
速度が遅いので旋回半径は小さくすみ後ろについた

ワイバーン「え、え、え?」

ショタ「ウインドアロー!!!」

魔方陣を両脇に展開風の矢が自分の速度と魔力が合わさってワイバーンを痛め付ける

ドッドッド

何発も打ち込む
威力は低
それでもワイバーンの鱗に血にじむ

ワイバーン「うぐうう」

そのままおちていく

近くにいたワイバーンも近づいて
魔力で体を回転させ尻尾で打撃をお見舞いする。打撃の瞬間魔力でも追い討ちで衝撃を加える
鱗を透過し体内に衝撃を伝える技

ワイバーン「ぐぶ!?」

次々魔方とワイバーンテイルで叩き落とし地面に這わせる

ワイバーン姉の氷魔法が出すほどでもない

ワイバーン「や、やべ父さんに」

ガシッ

顔を掴む

掴みながら急降下し

ワイバーン「むごむごご」

バァン‼

叩き付ける

ワイバーン「、、、、」

ショタ「手加減もたいへんだなーねっワイバーン姉」

ワイバーン姉「そ、そうだね」(ビックリするぐらい同族痛め付けるの迷いがなくて怖いけど、格好いい)

ショタ「、、、これでもまだとどかないのだろうな。竜姉に」

ワイバーン姉「そうだね」

ショタ「お腹すいたから干し肉食べよう」

ワイバーン姉「うん」

若いワイバーン「みましたか?あれがショタです‼我が子をあそこまで痛め付けるの野蛮な」

「そ、そうだな」

「ああ、あいつ危ない」

「どうする?」

「黒竜殿が言った通りだ」

「黒竜もあやしいもんだが」

「それもそうだが」

「長老は静観するといってるしなー」

「黒竜殿に頼むのは?」

「わしらでやらんのか?」

若いワイバーン(おれが言うのもムカつく話だが、、、一番俺の地位を脅かすのはあいつだな)

若いワイバーン「試験の日に黒竜に任せよう」

「そうだな」

若いワイバーン(ドラゴンに混じって消えてくれば御の字だ)

火山の試験日
今回は参加するが
ひとつだけ大きな違いがある
今回の繁殖地はなんと多種類のワイバーンが集まるところらしい群れだけでは血が濃くなるのを避けるためだ。

兄貴「つー訳でがんばれ」

ショタ「へー」

ショタ「で、兄貴は隠れながらみるの?」

兄貴「ここで見てるさ、、、ちと不安でな」

ワイバーン姉「?」

ショタ「だねー嫌な感じ」

ワイバーン姉「あっもういかなきゃいけないよ」

ショタ「ほーい行ってくる」

場所、スタート位置

ショタ(もう、、、竜姉より速くなったかも)

咆哮が響く

ワイバーン姉「こらーぼさっとしないで全力でいくの!!」

ショタ「そうだった!!!」

魔方陣を展開
そこを通り初速をあげる

これだけで仲間たちを追い抜く
先頭は若き強いワイバーン
性格が変だがワイバーンでは強い部類

だが

遅い

ショタ「あー遅い」

若いワイバーン「!?」

羽ばたかせ
距離を離す
独走
そしてドラゴンの群れが見える
あれを突き抜ければいい

ゾクッ!!

背筋が冷える

ショタ(速度を落とそう)

見られてる

一体だれに??

竜姉隠居家

竜姉「私になんのよう?」

黒竜姉「なんのようといえば、、、火竜が少し穏やかじゃないので静めて欲しいのよ。お子さんを」

竜姉「もう縁が切れてよ」

黒竜姉「指揮出来るでしょ?」

竜姉「隠居の身」

黒竜姉「ふぅ昔からお堅い。貴方の子達に私たちの子達が困ってるの」(昔からドラゴンと言う生物であるべきって言ってたわね御高くとまってムカつくわ。ドラゴンよりも上位なのであれば私たちが支配すべきを)

竜姉「帰ってください。いま大事なところなんです」(ショタがショタが)

黒竜姉「ふふふ、どうぞ」

竜姉「?」

黒竜姉「速く確認されては?」

竜姉「、、、」

バタンッ

竜姉(いったい)

ドラゴンオーブを覗き込む
ショタと黒竜が対峙
廻りにドラゴンやワイバーンがいるが全く気にする素振りをみせない

竜姉「!?」

バタンッ!!

竜姉「どおいうこと!!!!」

黒竜姉「炎大口のヘルカイトから聞いたわ、二人ともこんな子に御執心なんてねー」

竜姉「やめさせなさい」

黒竜姉「ここからわー遠いわー大丈夫殺したりしないからたーだ」


四肢はなくなるかも


竜姉「ここでお前を仕留めていいんだぞおい」

黒竜姉「怖い怖い、でもうれしい貴女が弱味を持つなんて待ってた好機。人質が効くなんてね‼」

竜姉「くっ!!」

ショタが笑ったり、悲しんだり、寝たり転がったり悔しがったりする顔が思い浮かぶ

黒竜姉「殺さない、それがやくそく」(まぁ用がすんだら、、、しらないけどねー)

竜姉「ふぅ、、、考えないのかしら。貴女を倒して助けにいくってことを!!」

黒竜姉「ドラゴンオーブ、覗きなさい。実にあなたと一緒で覗けるけど伝えることもできるのよ?殺せって」

ショタが、、、魔方陣を展開している姿を見せつけられる

竜姉「あれは、、、、」

黒竜姉「ふふふ、従いなさい」

竜姉「、、、、」

黒竜姉「あら?だんまり」

竜姉「そっか」

黒竜姉「?」

竜姉「ヘルカイトにも鍛えられてのね、、、黙ってたなんて」

黒竜姉(どうしたのいきなり落ち着いて????)

竜姉「ふふふ」(なんだ、結局信じてあげてなかったんだ私)

黒竜姉が狼狽えながらドラゴンオーブを覗き込む。彼女には分からないのだろう。下位としてしかみないから

ショタの横顔、自信にあふれ。目線をそらさず。真っ正面から受け止める姿勢

勇ましい男の子の姿を

黒竜「ああ、親から四肢はむしっていいことになってるんだー」

ショタ「エルダードラゴンだよね」

黒竜「そう、お前より上の存在だ。人質になるってんならなにもしない」

ショタ「だれの人質?」

黒竜「竜姉」

ばしゅっ!
風の矢が黒竜に当たる。

黒竜「きかない。そこまで怒ることないだろ。竜姉がどうなってもいいのか?」

ショタ(黒竜姉が強かったら、、、竜姉が危ない!!)

ショタ「時間がないみたいだし。やりあうならやろうよ」

黒竜「恨むなよ‼」

黒竜が口を空け、そこから黒くベタつきそうな炎が吹き出る。
それが玉となり、吐き出される。

ボシュン!!

ショタ(当たったら絶対ヤバイ)
その場から右へ魔方陣を展開し潜って速度をあげながらかわす。

ボシュン!!バン!!

ショタ「!?」

黒い炎の玉を偏差で撃ち込んだあとそれが爆発し小さい火の粉となっておお規模を拡散させる。

ショタ「くっ!!ソニックブレス‼」

その場に立ち止まり火の粉に向けて腹から力を振り絞る。魔方陣を口の前に出す。

カッ!!

火の粉が自分を避けて散る

ワイバーン「うわ!なんだこれぐわあああああああああ」

拡散した火の粉が他のワイバーン、ドラゴンび当たる。小さな黒い火種が大きくなり呑み込む。振りほどこうとしてもがいても消えず。火の粉が散りまた他の犠牲者を生む。

黒竜「ワイバーンの癖にブレス攻撃できるのか。だが次はどうかな?」

バシュンバシュン!!

バンバン‼

拡散し、そして黒竜自から飛んでくる。

ショタ(炎に当たったら終わる。状況的に廻りはドラゴンワイバーンでゴタゴタして飛びにくい。黒いものは模倣したブレスで弾ける)

黒竜「おらぁ!!!」

加速し避ける。火の粉はドラゴンをたてに。

黒竜「どこいった!?」

黒竜(脇を抜けられたあと背後を見たがいない?)

黒竜(何処だ!何処だ!ワイバーンとドラゴンが邪魔だ!四枚羽のワイバーンは何処だ!)

黒竜(、、、、逃げたか?いや隠れて居るんだ!ドラゴンを盾に)

黒竜(なら殺すまでよ‼)

上方をむき
黒龍弾を大きくする
大きくし爆発させるために
焼き殺す全てを

僕は地面すれすれを翔ぶ
ドラゴンを盾にし、人となり落ちた

見失わせることは出来た。
移動してないのが救い

ショタ「考える間は出来た」

考える。

どう倒すか
どこまでを勝利条件とするかを

ショタ「うん」

速度をあげる
そして機首をあげ宙返りし黒龍の方向へ向き直る

ショタ「ソニックブリッド!!」

剣が高速で飛行していく

黒龍「!?」

黒龍弾を霧散させる。
発動よりも重要なことが出来た

体に緊張が走る

そして避けるよう移動する。

ここにいてはダメだ

ビィイイイイイイイイイイイイン

黒竜「ぐっ!?」

脇を高速で抜けるが衝撃が体に伝わる
がダメージはない

キイイイン!!!ゴキン!!

黒龍「ぐはっ!?」(なんだあの速度!?)

右足に鈍痛が走り体が回転したが姿勢制御を強引にし向き直る

一瞬見えたのは尻尾
それが右足に直撃

黒龍「くそどこだああああああ!!!」

黒龍が叫ぶのが見えた
速度に乗せて尻尾で攻撃したのが効いたのだろう

速度低下し
剣深々と刺さりながらも飛んでいるドラゴンから柄を口で加えて勢いよく目を瞑りながら引き抜く。鮮血が散り、体を濡らす。

そして
魔方陣を多重に展開しその輪を潜る
加速し、黒龍にせまる。

黒龍「そこか!!!」

ドラゴンの断末魔が聞こえた瞬間向き直る



音と一緒に僕はすでにいた。

僕の剣が翼をゆっくりと進んでいく様に見える。

そのまま突き進み

切り離した

黒龍「ぐわあああああ!!」

それでも彼は翔ぶ
だがもう速くは飛べない
その場でくるっと回転し向き直り、剣をしまい。また加速させるため魔方陣を展開

ショタ「ソニックテイル!!」

動きが鈍くなったところに速度と回転で威力をあげた打撃を行い上から叩きつけた。

黒龍「ぐぅふ」

ドオオオン

勢いよく落ちた黒龍

黒竜姉「これは!!!!」

竜姉「むっふん、どんなもんだい!!」
(やったやった!!やった!!!!!ショタがかった!!!!!)

黒竜姉「、、、ちっ」

竜姉「さぁさぁお帰りなさい」

黒竜姉「ふぅう。まぁいいわ、、、お前たち」
黒竜「はっ」

竜姉「用意周到ね、、、」(3人か)
黒竜姉「このドラゴン、年の癖に発情してるから子を恵んであげなさい」

竜姉「へ?」

黒竜姉「いいにおいしてるわよ。あ、な、た。ドラゴンらしくやられなさいや」

ショタが思い浮かぶ

竜姉「そ、そんなことない!」ブンブン!!

黒竜姉「ふーんでもまー油断してるね」

足元に黒い魔方陣が現れる
黒い手が絡み付く

竜姉「むぐ」

おい、竜姉に触れんじゃねーぞ

竜姉「、、、」

黒竜姉「大人しいじゃないさすが昔からヤりまくってた雌ね」

竜姉「ちと、嫌かな」

グワアアアアアアアアン

黒竜姉「4体1じゃ無理でしょ」

竜姉「お前らのなんかに遅れを取るほど老いてはない!!」

火山の麓
ショタ「兄貴!!」
兄貴「ど、どうした!?その血は!?」
ワイバーン姉「ショタ大丈夫!?」
ショタ「時間がない!!竜姉が危な
い‼」
ワイバーン姉「」ズキッ

兄貴「危ないっていったってここからだと遠い」
ショタ「兄貴のブレスを僕にぶつけてほしい。加速用の魔力がない」

兄貴「しぬぞ」

ショタ「魔方陣で背中を守る。もう熱さにはなれたよ。時間がない全力でお願いします」
兄貴「構えろ、5、4、3、2」

背中に魔力を集中し展開

兄貴「1」

ワイバーン姉「しょた、、、しょたいっちゃやだ、、、」

兄貴「!!」

雷が走り膨大な熱線が突き進み
衝撃波を散らす。それが少しずつ細くなり消えていく。

兄貴「げほげほ、、、やべぇ溶けたかもな」

ワイバーン姉「、、、、」

竜姉家の上空
竜姉(体が重い、お腹もいたいし完全じゃない)
私は逃げ回りながら魔法で牽制していた
竜姉(4人だからより黒竜姉がしつこい)
むぎゅうううう
胸を黒い手が強く縛るようにつかむ
呪い、動きを封じる
竜姉(体調が芳しくないのにこれではじり貧だ)
竜姉「十二翼の爆炎!!」
12個の爆炎が4のドラゴンを包み巻き込む
黒竜姉「呪黒炎弾」
爆炎を吹き返し、打ち消したあと。背後から3匹が飛び込んでくる
竜姉(集団戦を鍛えてる。黒竜姉が盾で他が遊撃。いやらしい)
竜姉(だが早さは遅いだからばら蒔く)
火種の魔力の溜まりを後ろに残していく。それに黒竜が触れた
バゴオオオオオオオオン
黒竜「ぐわああああああ!!はぁはぁこのアマああああああああ!!」
機雷でも倒しきれない。タフだ
竜姉(ちっ!!翼に当たらなかったか。機動力そぐしか、、、)
竜姉「!?」
重い、翼が、体が
黒竜姉「さぁさぁどんどん呪いにのみこまれちゃうよー」

竜姉「フレア‼」

黒竜姉「自分の体ごと!?」

竜姉「死者の呪いなぞ火葬してやる!!」

黒竜姉「お前たち今がチャンス‼やっておしま」

キイイイイイイイイイイイイイイイイイイイン、シュ

黒竜「ぐふっ!?げほ、、、」

黒竜姉「い?、、、!?」

刺さったのが見えた。勘が鈍いドラゴンだったのだろう深々と刺さりながらも後ろに吹き飛んでいった。

次に見えるは、もう一体
速度を乗ったまま脇をすり抜ける
たったそれだけだが脇の鱗が剥がれ身を削った。

そのまま宙返りになり体を捻ったあと残った黒竜の頭に速度体重を乗せ尻尾叩きつける。何かがつぶれる感触がし。地面まで叩きつける。

黒竜姉「わ、私の子が」

竜姉「はぁはぁ、、、」

叩きつけられた黒竜の原型を止めてない頭に足で踏みつけ立ち上がるドラゴン、、、、が黒竜姉を睨む。全身火傷で鱗が剥がれ、血でぬれ、尻尾は真っ赤になっている。

黒竜姉「わ、ワイバーン!?そ、そんな嘘」

竜姉「しょ、、、た?」

ショタ「グワアアアアアアアア!!!はぁはぁ疲れた」

黒竜姉「ちっ!!」

黒竜姉が背を向けて加速する。

ショタ「、、、逃がさない」

竜姉「はぁ、、、」(なんか落ち着いたら、、だめ、目眩が)

ふら、、、

ショタ「竜姉!!」

竜姉が落ちていく

ドシャ

竜姉「はぁ、、、はぁ、、、」

ショタ「スゴい熱に、、、血!?」

竜姉の家のベット

竜姉「うーん、、、ん?」

ショタ「竜姉」

竜姉「な、なんで裸って‼!私も‼」

ショタ「ん?」ずいっ

竜姉「顔近い////」

ショタ「そう?でも綺麗な顔が見れるから僕は好きだな」

竜姉「!!!!!!!!!!!!!」

8ショタの手が両手を抑える

竜姉「いつのまに!!!!!!」

ショタ「逃がさないよ」

竜姉「うっ」

ショタ「目をつぶって」

竜姉「む、むり」

ショタ「いいよ、勝手に口を奪うだけだから」

竜姉「そ、そのお年寄りには優しく」

ショタ「誰よりも優しくするよ」

竜姉「う、、、、うん」

力がでないふわふわした感じで

竜姉の家

竜姉「ちょ、う、ま、まだ心のえええっと」

ガバッ‼

竜姉「??????あれ」

起きた。四周を見たあと自分の家なのはわかる。体は綺麗な服に着せ変えてもらっているし、怪我のところは治療してもらえてる。

そして落ち着きながら今の、、、夢を思い出す。

ショタ「うーんやっぱ起きてないや。なかなか竜姉おきないなーワイバーンのお肉買ってきたのに」

竜姉「////////////」(無理無理!!いま恥ずかしくて無理!!!!!!!なんであんな夢を!オバサン年老いてるのになんであんな!!!!無理!!!!いま絶対赤い)

ショタ「ふーワイバーン姉大丈夫かなー兄貴いるから大丈夫かー」

竜姉「うぐっ!?」

腹痛で声が漏れる

ショタ「あっ起きた!!」

竜姉「う、うううう」(痛い痛い痛い)

ショタ「竜姉口開けて!!痛み止め!!」

竜姉「は、はやく」

勢いよく粉を口に入れ水を飲む
効くまで時間がかかるまでお腹を押さえて丸くなる。

ショタ「いったいいつからその病気に、、、、、」

竜姉「はぁ、はぁここ最近」

ショタ「あんまりこの薬は良くないんだけどね」

少し落ち着いてきた
頭を整理する

竜姉「何日間寝てたの」

ショタ「1日だけ、薬は棚においとく。水も汲んできた」

竜姉「ありがとう、、、」

ずいっ
ショタが顔を近付ける

竜姉「あ、あ、あ////」

ショタ「うん大丈夫そうだ。ごめん僕行くよ。ワイバーン姉待たせてるし」

竜姉「、、、へ!!そ、そうよね」

ショタ「じゃぁ来年来るからバイバイ」

竜姉「うん、助けてくれて、、、」

ドンッ

竜姉「もう、いっちゃったのね」(ショタはワイバーン姉大事にするよね。うんそう、、、、なんで残念なんて、、、思うのよ。応援してるし、、、、うん)

これはエロゲで売れる

兄貴「帰ってこなかったな」

ワイバーン姉「、、、、、」

兄貴「なきつかれたろ。ほれ飯だここにおいとくからな」(はぁ、まったく甘くなったなおれは)

ワイバーン姉(、、、ショタにとってお母さんみたいなもんだもんねしょうがないよね)

ワイバーン姉(でも、でも、、、、)

ワイバーン姉「私、ショタしか無いんだよ」

兄貴「はぁ、、、やっぱお前目が鋭いな。確かにワイバーンでみるなら雄としては一番だな。で何を悩んでるんだ?」

ワイバーン姉「、、、こう、一緒にいたい。で竜姉の事でこう胸がモヤモヤするの」

兄貴(あっ、、、これはまたヤバイぞー経験談ないぞー)

ワイバーン姉「この気持ちがわかんない」

兄貴「それは恋ってやつだ。好きとも言う。難しいことはまったくわからんからこの金で、そんな本を買ってこい」

ワイバーン姉「、、、買わなくてもわかる。うん、うん好き、ショタが大好き」(最初は助けてくれたから、本能的みたいななんかこう。従属してた感じがしてたけど)

兄貴「そうか」

ワイバーン姉「兄貴にはいないの?」

兄貴「いない。勝手に孕まして終わり。ドラゴンはな雄は面倒をみない」

ワイバーン姉「ワイバーンもそう。でも、、、それって寂しいと思う。やっぱりその人を知りたいっと思う」

兄貴「ああ、わりいわかんね。誰かに聞いてこい。ほれお金」

ワイバーン姉「うん、ありがとう」

ショタ「ただいまー」

ワイバーン姉「!!!!!!!」

兄貴「ああ、おそいじゃないか、、、、至るとこ傷だらけだな」

ショタ「まぁ痛み止め飲んでるから大丈夫」

ワイバーン姉「」だきぃ

ショタ「ワイバーン姉?怒らないの?」

ワイバーン姉「心配したんだからね。もう無理しちゃやだよ」ギュウウ

ショタ「ごめん、でもありがとう。そして痛いすごく痛い」

ワイバーン姉「わわ!ごめん。ちょっとお薬と包帯の変え買ってくる////////」

ショタ「うん、ちょっと眠いから寝かしてね、、、、ぐううう」

兄貴「おっと」

兄貴「まったく世話のやける弟子だな」

兄貴(はぁ、、、強いやつ作ってもこんなに仲良くなるとやりづらいったらありゃしない)

薬屋

物を吟味しながら買うものを選んぶ

ワイバーン姉(ショタ、強くなったよね)

数年間で大分強くなった
最初は吐くまで鍛えるだけ。兄貴の体術を模倣するだけだったが、魔法を知ってから劇的に変わった。
私も違う物を学んだが全く追い付けなくなるほど速く、知恵も深くなっている。

ワイバーン姉「最初っから、、、他と違うって思ってたけど」

異常なほどの違いが生まれてしまった。ドラゴンなんて目じゃないぐらいに。少し遠いところに居るようで。私を置いていってしまいそうな不安に駆られる。

ワイバーン姉「、、、、ショタは竜姉の背中を追いかけてるもんね。ドラゴンなんて目じゃないよね」

ドラゴンよりも高位を見ているのだからそうなのかもしれない。その違いが群れの雄とは違うのだろう。

ワイバーン姉「だからって、、、、四六時中竜姉、竜姉ってデリカシー無さすぎのマザコンだよ。うん、、、本では嫌われやすいって書いてるけども、、、うん」

ワイバーン姉「ショタは、、、竜姉好きだもんね」

ワイバーン姉「好きだもんね、、、、ショタは、、、、速く買って帰ろ。うん」

好きだけど、きっと無理なのだろう

叶うわけがない
敵うわけがない

竜姉に

とある酒場

竜姉「お酒、樽で」

店主「お、おいどうしたいきなり。怪我人だろお前。ショタはどうしたんだ?あいつも相当怪我してたろ?薬効いたか?」

竜姉「お陰さまで、、、ここ最近おかしいの」

店主「おっ?どうした」

最近起きてる体の変調を訴える
一通り話した

店主「酒は無しだ。今から医者呼ぶ。二階の空きの客室で待っていてくれ。医者が大丈夫なら取って置きのやつ用意してやるぞ」

竜姉「うへー今欲しい記憶が消えるぐらいに」

店主「、、、、黙って逃げずにいろよ」

医者の診断
ドラゴンの事もわからんかもしれないが今は人
少しは分かるのだろう
診察終了し
カウンターに腰かける

竜姉「酒は?」

店主「少し待てお前の判断がいる。落ち着いて聞け」

竜姉「、、、、余命か?それでこそこそと」

店主「まぁ違うぞ。それよりもお前って女だろ」

竜姉「まぁ一応」

店主「最後に子供生んだのっていつ」

竜姉「へっ?なんで今?」

店主「いいからいいから」

竜姉「いつだったかなー隠居するよりも前だから。数100年かはたまた10年以上かわからない」

店主「あーだからか。お前って人型だからもしかしてって思ったんだけども。それ女の子の日だ。俺の嫁さんも重いほうでなー」

竜姉「?」

店主「ああ、忘れてるだろ絶対。生理だよ生理」

竜姉「////!!!!!」

店主「医者に言わしてみれば普通の事で呼ぶなって怒られたぞ」

竜姉「そ、そ、そうなのか、、、、はははははなーんだそうだったのかー」

店主「久しぶりすぎて重かったんだろうさ」

店主「問題は、、、誰かとやった?」

竜姉「ば、ばっかじゃないか!!!ヤってないよ‼」

店主「悪い。お前らしくなくてな、、、やってたらお腹の子には酒はダメだとおもったんだ」

竜姉「はぁ、、、まぁうん。お酒飲ませて。あと一室貸して」

店主「わかった。とことん飲むんだな」

竜姉「うん」

店主(なんかあったな)

竜姉(おかしい、、、絶対私おかしい)

竜姉(ショタの成人した年に生理なんて、、、、図ったみたいじゃないか。それよりお婆ちゃんの私が生理なんてもおかしいし、、、いやうん予想はできてたけども。だからってあんな夢見るのもおかしい。子供だよ相手。私の100ぶんの1しか生きてないし)

竜姉(それに。ショタにはワイバーン姉がいるし)

竜姉(、、、、、)

店主「どうした落ち込んで」

竜姉「おちこんでにゃいひゃろ」

店主「ろれつ回らないようだなもう」

竜姉(ああ、頭がボーとする)

竜姉「ううううう、ひっく」

店主「今度は泣き出したぞ‼」

竜姉「わたひだって、、、ショタがすきだひょ、、、でも」

竜姉「むすこみゅたいな、、、ひっく、、、おもひてたん」

店主「あ、ああうん」(やっぱりショタのことかー)

竜姉「たふましくなった、、、、し、、、がんびゃるのみてかえど」

竜姉「そんひゃめでみてたわけじゃないらね!!!」

店主(あかん、あかんもうこいつダメじゃないか)

竜姉「でも、、、か、っこよあった」

すぅー

店主「寝たか、、、でもこいつめちゃんこ重いんだよなードラゴンだからなーはぁー」

兄貴の家の前

ショタ「行ってきます」

ワイバーン姉「行ってきます」

兄貴「ああ。今度は竜姉の方面行かないんだな」

ワイバーン姉「こんかい他の群れと合流するんです」

兄貴「そうか、まぁ血が濃くなるのを避けるにはいい方法だな」

ワイバーン姉「はい」

ショタ「そういえばワイバーン姉って僕より年上だけども竜姉みたいに子供居るの?」

ワイバーン姉「へっ?あ、あええうん、、、うん」(罪悪感が、いやうん、普通のことなのに何故か後悔してる)

ショタ「ふーん。でも群れにそれらしき人居なかったよね」

ワイバーン姉「他の群れに、、、ね」

兄貴(そうか、考えてみればワイバーン姉は至って普通だからな)

ショタ「会えるといいね」ニコっ

ワイバーン姉「そうだね」(痛い、純粋の笑顔が痛い)

客室

竜姉(、、、、、、)

痛い

とにかく頭が痛い

竜姉「まぁうん。落ち着いたかな 、、、はぁ」

竜姉「さぁ帰ろう」

ドラゴンオーブで確認しよう

竜姉「もう、大丈夫だ。そう大丈夫」

繁殖ち

幾多のワイバーンの群れ
体型も大きさも色も
なにもかも違う
温暖な川、ハナがある。遠くのは魔王城もあり安全らしい

ショタ「ドラゴン混じってないか?」

ワイバーン姉「ショタはどう見る?」

遠く草原を見渡せる木影で休んでいる。すべてを見渡せるわけではないが多くの雌と雄が静かに吟味しながら争っていたりしている。

ショタ「いない」

ワイバーン姉「なら居ないね」

ショタ「ワイバーン姉は行かないの?」

ワイバーン姉「行ってどうするのよ」(ショタが居るのに行けるわけないじゃん)

ショタ「あっ、、、ごめん。モテないんだね」

ワイバーン姉「ちょっといいかなショォーター?」ぴきぃ(デリカシーない!!)

ショタ「ごめんってそ、そうだワイバーン姉を手伝って」

ワイバーン姉「アイスキューブ!!!!!!」

四角い氷のが頭に直撃する。

ショタ「お、お、お、おぐうううううううおおおおおおお」

鈍痛

ワイバーン姉「はぁ、、、私は、、、私は、ショタのことが」

若いワイバーン「おっショタどうしてここにって、、、、ああ持てないんだな‼チビだしな」

ワイバーン姉「アイス」

ガシッ!!!!

ショタ「だ、だめ!!ワイバーン姉ダメ‼」

ワイバーン姉「はっ!?」

ショタ「はぁ、あぶないなー」

若いワイバーン「????」

ワイバーン姉「はぁ命拾いしたね」イライラ

若いワイバーン「まぁいいや。みんないこうぜ」

ワイバーンの複数の雌がついていくが一斉に足を止める

そろそろ若いワイバーンには思い知らせてやらないとな

若いワイバーン「どうした?」

「、、、この子もしかして」

「噂の子だよね」

「嘘って聞いてたけど。うんからだ小さいし」

ショタ「噂?」(そんなことよりワイバーン姉の機嫌が悪すぎです!!)

ワイバーン姉「、、、」キッ

若いワイバーン「噂なんて嘘だぞ。こんな小さいやつが強いわけないじゃないか」

「うん、そうだよねー」

「そうそう、、、」

バサッ

「ショタ君いた‼」

ショタ「あれどちら様??」

群れの雌「同じ群れのワイバーンだよショタ!!でもそんなことより私とやろうよ‼」

ワイバーン姉「!!!!!!!!!」

竜姉「はわわわわわわ」

これは見てはいけない

ドラゴンオーブをしまう。

ワイバーン姉「しっしっ!!!!!!!」

群れの雌「ワイバーン姉!!!そこ退きなさい‼やることもしてないのに邪魔」

ショタ(空気がピリピリしてきたやばい)

群れの雌2「こっそりと。ショタ君一緒にここから離れよう‼」

ワイバーン姉「あっ」ギロリ

群れの雌「あっ」ギロリ

ショタ(やべー眼光だけならドラゴンに匹敵する)

若いワイバーン「アホだなお前ら。そんなやつより俺の方がいいぞ」

「「「黙ってろ」」」

若いワイバーン「ああ?やんのかおい?」

ショタ「ヤバイヤバイ」オロオロオロ (ワイバーン姉が暴走したらどうしよ)

ワイバーン姉(こんな竜姉なら許せるけど。こんな奴等ではダメだ)

ぎゃぁぎゃぁ

「ワイバーン姉だけずる!!」

「そーだそーだ」

ワイバーン姉「うっさい!!私が目のつけどころがいいだけだ!」

若いワイバーン「おい!!むしすんな!!」

ぎゃぁぎゃ

ショタ「あーうんみんな落ち着こう」

「「「それどころじゃない」」」

まったく聞く耳を持たない
声のトーンを落とし身構える。

ショタ「、、、、静かにしろよ。やられたくなければ」ギロリ

ワイバーン姉「!?」ビクッ(嘘じゃない!!本気だ‼)

若いワイバーン「はん?脅しか?」

ショタ「そう、脅しだよ?」

若いワイバーン「やる勇気もねぇくせによー何?ワイバーン姉にでも。まもってもらうのか?」

ショタ「女を盾にドラゴンからにげたのはおまえじゃん」

若いワイバーン「いやいや逃げてないって」

雌が俺たちを見る

なんか違う
静かになったが、喧嘩する気はない

若いワイバーン「そんなことよりいいのかお前?ここにいて?」

若いワイバーンの顔が歪む

若いワイバーン「お前の知り合い。黒龍にやられっぞ」

ドゴッ!!!

若いワイバーン「ぐが!!」

若いワイバーンが地面に触れ伏す

群れの雌「なにが?」

ショタ「お前か黒龍をサシムケタノ」

若いワイバーン「はっいいきみだ。もう間に合わねー」

若いワイバーンが立ち上がり笑う

ショタ「黒龍3体ほど殺したから問題ないぞ。それよりいいのかお前、そんなに弱いのに逃げなくて」ギロリ(逃がさない)

若いワイバーン「うっ」ビクッ

若いワイバーン「ははは、どうするっての?」ビクビクビク

空気が重くなり重圧がかかったように錯覚する。群れの雌は何故か嬉々として僕を見ているが。

ワイバーン姉「ショタ、みんあ怖がってるよ。それにショタの手を汚すほどじゃない、、、やめよう」ピトッ

ショタ「、、、わかった。ただ一言だけ言わせてもらうが二度と声をかけるな。いいな」

若いワイバーン「はっそれはおれがきめる」

ショタ「い、い、な?」

若いワイバーン「、、、」

ショタ「向こう行こう。不機嫌だ」

ワイバーン姉「うん、若いワイバーン。私からも一言。見栄はっても弱いんだから惨めよ。じゃ」

その場を去る

ワイバーン姉がついてくる
沢山ついてくる

ゾロゾロ

ショタ「はぁーまったく普通にさせてよね」

ワイバーン姉「まぁうんそうだねー」

ゾロゾロ

ショタ「で、ワイバーン姉。魔王城観光しない?」

ワイバーン姉「いいよーでもその前に」

ワイバーン姉振り返る

ワイバーン姉「あんたたち、いつまで付いてくるのよ!!!」

「噂がほんとなのか気になって」

群れの雌「ショタが怒ってるけども欲しくて」

ワイバーン姉「はぁ、、、噂は本当。欲しくてもダメねっ?」

ショタ「うん二人きりにしてほしい。それとも羽ちぎってほしい?」

ワイバーン姉「へっ//////」(二人きり!)

ワイバーン達が散ってく

ショタ「これでいいんでしょ?」

ワイバーン姉「う、うん////」

ショタ「まったく同じ雌なのに美しくも強くもないのに」(竜姉越える女性にあったことがない)

ワイバーン姉「うぐっ」(また竜姉を引っ張ってきてる)

許しちゃったかぁ、残念
せめて目の前で強さを見せ付ける機会があるといいなぁ

あることはある

魔王城内
喫茶

店員「どうぞハーブティーとケーキでございます」

ショタ「どうもー」

ワイバーン姉「また高級なもの頼んじゃって。いただきます」

ショタ「まぁ今日は危うく血を見るところだったからねー」

ワイバーン姉「やっぱり、しめる気だった?」

ショタ「ボコボコにして生き恥さらせようかと考えてた」

ワイバーン姉「でも困った。ショタモテるようになってしまった」

ショタ「本当にそれだよねー困った」

ワイバーン姉(興味ないのもその、、、悲しいかも。あふ)

ワイバーン姉「ごめん、お花つみにいってくる」

ショタ「トイレっていえば「おだまり!!」ぶふふぇ!?」

ショタ頭に氷が乗っかる

ショタ「ぶふ、、、痛すぎる」

トイレは外の公衆トイレを使う
その道の途中

私は声をかけられる

黒龍姉「ふふ、こんにちは」

ワイバーン姉「アイスランス!」

パキッ

黒龍姉「詠唱がはやいね。うん」

黒龍姉の腕が氷槍がふれ氷に覆われる。

ワイバーン姉「次は、、、心臓に打ち込みますよ‼」

黒龍姉「あらあら。少しお話をしに来たのにね。今いいかしら?」

ワイバーン姉「ショタが待ってます」

黒龍姉「竜姉について詳しく知りたくない?」

ワイバーン姉「、、、いりません」

黒龍姉「ショタが奪われるかも」

ワイバーン姉「、、、いいです」

黒龍姉「竜姉、発情してるのよねーショタに」

ワイバーン姉「なんなんですか‼うるさいです‼どいてください‼」

黒龍姉「はい、これ」

ボトッ

ワイバーン姉「な、なに?、、、、、!?」

黒龍姉が大きな袋から何かを放り投げてる。それは血で汚れているが表情は読み取れた。苦痛に歪む顔

黒龍姉「これってお仲間ですよね。美味しかったわ御馳走様」

顔の目とあい、私は背筋が冷える
五月蝿かった面影が全くない若いワイバーンの顔。

ワイバーン姉「若いワイバーン!?」

黒龍姉「ええ、ショタを殺してって頼まれちゃった」

黒龍姉「じゃぁ交渉しましょうか」

ワイバーン姉「ぐう!ショタに何かしたら許さない」

黒龍姉「なにもしないわよ?っと言うかショタを独り占めしてほしいのよ。あ、な 、たに竜姉からショタを奪ってちょうだい」

ワイバーン姉「独り占め?うぐぐぐ」

黒龍姉「そう、独り占めしてくれるなら全力で支援したげる」

黒龍姉「ただし断るなら、このエサのように群れを蹂躙するしショタも頂いちゃう」

ワイバーン姉「拒否権ないじゃない!!」

黒龍姉「そう?対等よ大分ね」

黒龍姉「だってぇー簡単じゃない?独り占めするだけ、まぁ悩んでるようだし。これあげるよ」

ぽとっ

黒龍姉「ショタの尻尾にくっつける。でこの魔法の説明書で独り占め出来るわ」

ワイバーン姉「、、、」

黒龍姉「使うか使わないかはあなた。これで公平。群れを蹂躙するのもまぁお預けにしてあげる」

ショタ「おっそいなー、、、ココアちょおうだい。はいお代」

店員「はーい」(身ぶりいいなこのお客さん何処かのご子息かな?)

ショタ「、、、、あっおかえり」

ワイバーン姉「ただいまー」

ショタ「なんか追加食べる?黒龍の鱗が物凄い価格で貰ったからね」

ワイバーン姉「ううん、いらないかなーははは」

ショタ「?」(少しへんだぞ?なんかあったな、、、まぁワイバーン姉だしな。色々あるかも)

魔王上の近くで宿泊し繁殖地に舞い降りる

ばさぁ

「あっショタくん?」

ショタ「どちら様?」

「火山噴火地帯の群れのメスです。私たちの群れの雄が探してます」

ショタ「?」

???「おい、見つけたぞ。最近話題のワイバーンだな」

ワイバーン姉「どちら様?」
「」

爪野郎「爪のワイバーンだな。火山噴火地帯の群れの雄」

爪野郎が右手の発達した爪を構える。しゃがみ、飛び込んでくる態勢
目が僕と目があう。

「きゃああ!!みんなー決闘よ‼集まれー‼」

ワイバーン姉「ちょっと!!まちなさいよ!!」

ショタ「ワイバーン姉は下がって邪魔」

ショタ「、、、」

爪野郎「、、、」

僕たちは睨み会う
爪野郎は四肢を地面にたてる。
それを見、ワイバーンでも強いのはいるのがわかった。観客が集まる雄よりも雌が、ワイバーン姉が弾き飛ばされてるのが見える

爪野郎「よそ見か?」(隙が大きい、、、こんなやつがはたして)

ショタ「はぁ、、、」(やれるのは一瞬)

ジリッ

自分も四肢を地面に立て構える。
そしてゆっくり息を吐いたり吸ったりし、落ち着かせる。一瞬を逃さないために

爪野郎(構えた、、、逃げずに。やはり噂は本当か)

ショタ「来ないの?」(、、、、1撃、きっかけを作ってやろう)

感覚が鋭くなるのがわかる
魔力は充分。いつでも行ける
なら

ショタ「ウィンドショット」

爪野郎に打ち込む

それがきっかけになり爪野郎がその場から跳躍し距離を詰められる。
ワイバーンとはちがった地上戦が得意なのがわかる動き。
爪野郎(動かない、もらった)
右手の5本の剣のように長い爪が迫る
ショタ「ソニックブレス!!!!」

僕の口から膨大な空気の壁が爆音と共に生まれ、吹き飛ばす。

爪野郎「!?」(み、みみが!?ブレス攻撃!?ドラゴンか!?)

ショタ「ワイバーンテイル!!」

ドゴン!!

吹き飛んで転がった爪野郎を追い付き回転して尻尾を叩きつけ、地面に縫い付けたあと首筋のとなりに剣を突き立てる。

ショタ「もうちょっと相手を選んでください。迷惑です」

爪野郎「、、、くそ。噂以上じゃないか」

「「「わぁああああ」」」

周りが沸く
雌がうるさい

赤いワイバーン「次は俺が行く」

赤いワイバーンが飛び、僕に体当たりをする。それを避けた。

連戦

赤いワイバーンは空中戦が得意なのだろうワイバーンでは速い。速度を乗せて体当たりをしてくるのがうざったい

ショタ「あああ!もう面倒な‼」

自分も空に上がる。そして赤いワイバーンを追う。

赤いワイバーン「はん!速いなだが俺には追い付けまい」

ショタ(おっせードラゴン以上かもしれないけど)

後ろにピッチリつく

赤いワイバーンが右に旋回し、裏を取ろうとする。
旋回し速度が落ちてそのまま後ろにつく気である。

自分は追いかける前に上に上昇してから同じように曲がる。上昇で速度が落ちた。旋回でも落ちて追い抜かずに後ろを見え。速度が低い分旋回も速くすみ右後ろ斜め上を飛んだ状態に持っていった。

そこからしかける

上昇した分
下降し速度を戻しながら、右斜め上から赤いワイバーンに近づく。

ショタ「ワイバーンテイル!!」

右斜め上から交差する直前体を回し、サマーソルトをした。赤いワイバーンの腹部に尻尾が強打

赤いワイバーン「ぐふっ!?」

赤いワイバーンがノロノロと腹を押さえながら落ちていく

「次は俺だ‼」

ショタ「ああ、もう」


、、
、、、
、、、、

ショタ「はぁ終わったかな?」

最後の雄のワイバーンを踏んづける。足元で唸っている。

ワイバーン姉「お疲れ、逃げよう目立ちすぎる」

ショタ「うん、、疲れた」

ザワザワ

ちと休憩

彼女「」ss軽く書いてくるので

まじか、ちゃんと戻ってきてくれよる

うん

待ってるよ〰

もうちょっと砂糖出してから書くね

ワイバーン姉「ちっ」イラ

ワイバーン姉「アイスピラー‼」

氷柱がワイバーン姉と僕の周りに降る

ワイバーン「きゃあああああ」

ワイバーン姉「今のうい飛んで行くわよ」

ショタ「お、おう」

魔王城の麓までワイバーン姉をのせて飛んできた
誰もついてこれない速度

ワイバーン姉「これでショタはもてるようになったね。群れでもチヤホヤされるよ」

ショタ「なんか言い方が刺々しい。悪い気はしないっけど、、、、うん悪いことしてる気がする気がする」

ワイバーン姉「悪いこと」

ショタ「ああ、ううんとなんか興味ないなって」

ワイバーン姉「、、、、」
(黒龍姉「竜姉に取られちゃうよ?」)

ワイバーン姉「ねぇ、、、、もしもなんだけど、、、、もし、私が群れを出たいって言ったらどうする?」

ショタ「止める」

ワイバーン姉「うんなんで?」

ショタ「うーん僕が群れにいる理由が無くなって困るから」

ワイバーン姉「そ、そう。それが竜姉の言葉でも?」

ショタ「うっ、ど、どうだろ。でも止めるかな」

ワイバーン姉「じゃあー竜姉が一緒に暮らしたいって言ったら」

ショタ「嬉しいけど、ワイバーン姉が群れにいるから断るね」

ワイバーン姉「そう、ねぇ最後に」

ショタ「うん?」




ワイバーン姉「竜姉の事、どこまで好きなの?」

ショタ「大好き、うん。竜姉と言えてよかったと思うよ、、、、母さんって呼んだらちょっとちがうかなって」

ワイバーン姉「そうなんだ」

ワイバーン姉…

ショタ「ワイバーン姉?」

ワイバーン姉「ん?どうしたの?」ユラ

ショタ「ああ、何でもない何でもない」

ワイバーン姉「おかし、クスクス。そうだこれあげる。尻尾のつけるといいよ」

ショタ「ん?ああ!!腕輪を尻尾にして鈍器にするんだ」

ワイバーン姉「そうそう」

ショタ「ありがとう‼」

ワイバーン姉「いいえ、こりらこそ、、、ありがとうショタ」

///

//////

//////////

首が動かない
ただ、大男が斧を振りかざすのが見える。逃げられない

/////////
////
//

部屋の真ん中に縛られて動けない
天井が迫る。ゆっくりゆっくり
赤く染まった壁が迫る

/////////

歯車に縛られた。それがゆっくりと回り始める。足がつぶれ、じわりじわりと押し潰す。

何度も

何度も

殺される

次の日
「ふむ、変死体か」

「なんでも発狂して自殺したらしい」

ワイバーンの群れで同時期に雌のワイバーンが発狂する事件が起きる。

ショタ「はぁー怖いね」

ワイバーン姉「そう?大丈夫じゃないかしら?」

ショタ「いやーなんか悪夢みてさー」

ワイバーン姉「そうなの?」

ショタ「まぁ気にしないんだけどね」

ワイバーン姉「それが一番よ、、、、ふふふ」



ワイバーン姉「黒龍姉」

黒龍姉「はーいきこえるわ」

ワイバーン姉「ショタに首輪つけたわ」

黒龍姉「正確には処刑人の腕輪よ」

ワイバーン姉「群れも出る強引に」

黒龍姉「ふふふ期待してるわ。私の子を差し向けてあげる。呼べば来るわ」(監視もかねて)

ワイバーン姉「ふん、ショタは渡さない、、、、誰にも、竜姉以外にも」

女の嫉妬って本当に怖いな

ワイバーン姉(最初っから、そうすべきだったのかもしれない、、、、少し遠慮がちだったのかいけなかったと思う)

ワイバーン姉(若いワイバーンも拷問で殺したみたいだし、、、あとは)

ワイバーン姉(群れのメスをショタから遠ざける。いい夢なんでしょうね、、、、ショタの腕輪の記憶は)

ショタ「ワイバーン姉ー腹へったから魔王場行こう」

ワイバーン姉「そうねー行こう」

数日
犠牲者が増える
他の群れも被害を被っているが
原因不明である

ショタ「最近おかしいよね」

ワイバーン姉「そ、そうね」(おかしい、、、、ショタにも同じ悪夢を見せているはず。廃人にもならない)

ワイバーン姉「ねぇ、私と一緒に群れでない?」

ショタ「ん?なんで?」

ワイバーン姉「群れにいる必要がないかなって、、、、繁殖しないし」

ショタ「それは、、、ダメだよ?」

ワイバーン姉「竜姉?」

ショタ「そ、そうだけど」

ワイバーン姉「殺してしまおうかしら?」

ショタ「えっ?なんか今物騒な事聞こえたんだけど」

ワイバーン姉「ああ、気のせいじゃない?」

ショタ「ん?なんか最近おかしいよね?」

ワイバーン姉「そうかしら?」

ショタ「うーん」(何がおかしいかわからない)

悪夢

ショタ「ああ、今日もこんな夢かー」

空は黒く淀み、地面には赤黒い染みが至るところに見える。そこに布を被った男が斧で首を落とそうとゆっくり近付く

正直

あきた

ショタ「誰かこれを無理矢理見せてるんだろうけども。夢は夢だ。痛みがあろうが苦しみがあろうが兄貴のブレスより痛くないし、竜姉の炎より生ぬるい。いい経験になるけども」

斧が降り下ろされる

ガキン!!

爪で弾く
人から竜へ

「、、、」

ショタ「はぁ、いったい誰がこんな夢を」

「苦しい」

「助けて」

「痛い」

ショタ「!?」

足もとから、人が這い上がってくる。地面から生え、這いずりながら幾多の人が襲ってくる

ショタ「おそう?違う、これは、、、、」

救済を求めている

ショタ「ふん!」

ぐしゃ

握りつぶす。ワイバーンでも腐っても魔物だ。簡単

ショタ「こんな根暗い世界じゃ、救いはない」

イメージ
強く強く、目に焼きついたものを
投影

バサァ

空に羽ばたき雲を裂く
淀んだ空気を払拭す

白い雲、青い空

風が強く吹き荒れる

「、、あああ」

「そ、、ら、、」

ワイバーン姉「今日はどうしたの?空を飛び続けて?」

ショタ「飛んでいたい気分なんだ、それにもう兄貴に会いに行くでしょ?体がなまってしょうがない」

ワイバーン姉「、、、、」(黒魔術をはね除けたか)

ショタ「風が気持ちいい」

ワイバーン姉「そうね」

ショタ「そうそう、腕輪ありがとう。いい武器になりそう」

ワイバーン姉「どういたしまして」ズキッ

竜姉の家

竜姉「くっ見えない。ショタになにか起きている」

竜姉「黒龍姉。殺しとけば、、、こんなことには、きっともう表には出てこない」

竜姉(待つしかできない私)

竜姉(胸が、、、焼けるように熱い)

ワイバーン姉はもうだめかな

火山地区
帰ってきた、そして
群れの雄も発狂しだした
長老が原因を調べている
そんなことにお構いなしで兄貴に会いに行く俺達
しかし
兄貴は留守だった
胸騒ぎがする

ショタ「兄貴いないね」

ワイバーン姉「そうだね」(黒龍姉から火山にいるときいた、、、、これは、、、)

ワイバーン姉「ごめん、ちょっと用事があるの」

ショタ「わかったけど、暇だからついてく」

ワイバーン姉「ごめん、女の子の用事」

ショタ「ごめん、、、大人しく待ってます」

ワイバーン姉(嘘も何もかもやって、、、手に入れる)

火山の麓

兄貴「黒龍よ、何をたくらんでる」

黒龍「ん?不干渉じゃないのか?」

兄貴「ふん、餌が目の前にいて気にならん筈がないだろう?」

黒龍「それは返り討ちに合う台詞だぞ」

ワイバーン姉「兄貴‼」

黒龍「おっと、、、ワイバーン姉どうした?」

ワイバーン姉「それはこっちの台詞」

兄貴「知り合いか?」

ワイバーン姉あんまり失望させてくれるなよ?

ワイバーン姉「!?」(しまったのこのこ出てきてしまった)

黒龍「ああ、知り合いさ、、、打倒竜姉の盟友だからな」

兄貴「なに!?ど、どういうことだ!!」

ワイバーン姉「、、、ショタを竜姉に奪われたくないの。兄貴、ショタには黙ってほしいな」

兄貴「くそ!!ワイバーン姉!!お前それでも!!」

ワイバーン姉「それでも。全てを捨てても手にいれたい。子孫とかそんなの関係ない。ショタだけを」

兄貴「もうわかった。ショタに伝える!!」

ワイバーン姉「アイスショット!!」

兄貴「なぁ!?羽が氷る!?」

ワイバーン姉「行かせはしない」

>>378

予想を聞こうか

兄貴「くそ!!」

ブレスを、、、はけない

兄貴「考え直せ‼」

俺は、、、攻撃できない

ワイバーン姉「ごめん、、、ショタには会わないで」


兄貴「おら、はよ飯食え」

ワイバーン姉「はーい」

ショタ「はーい」

兄貴「魚の焼き加減は?」

ショタ「ちょっと焦げ臭い」

ワイバーン姉「ええっと美味しいです」

兄貴「そうかそうか」

>>380
おそらく竜姉が襲われて、それ知ったショタが激おこ
黒龍姉などをショタが殲滅するがワイバーン姉には手を出さないが絶縁を提案
事後になってやってしまったことの重大さにワイバーン姉は気づくがこと既に遅し
竜姉とショタが結ばれてみんな幸せ


机に二人を並べる

兄貴「これが氷の魔術だ」

ワイバーン姉「ふむふむ」

ショタ「僕はあんまり合わないかも」

ワイバーン姉「うーんそうかな?」

ショタ「zzz」

ワイバーン姉「こら、寝ない」

兄貴「よし試しに打ってみなさい」

ワイバーン姉「アイスキューブ」

ショタ「ぐへ!?!?」

兄貴「才能あるな」

>>383

なかなか近いかも

兄貴「!?」(今の過去の思い出が、、、攻撃を躊躇させる!!!!)

ワイバーン姉「兄貴、、、これから行う事に首を突っ込まないでください」

兄貴「、、、、、ああ、あああ」

黒龍「クスクス、やりあわないんですね、、、まぁ面白かったんでいいです」(ヘルカイトも情はあるんだな)

兄貴ヘルカイトの家

ショタ「あれ?ワイバーン姉どうしたの?なんか顔が暗い」

ワイバーン姉「ええ、兄貴ちょっと遠くへ旅に出るんだって、、、」

ショタ「そ、そんなー」

ワイバーン姉「残念ね、、、」

数日後

ワイバーン姉(そろそろ、行けるかしらね)

ワイバーン姉「呪いの腕輪を媒介に、、、拘束を」

ベットに縛り付ける

何処へも飛ばさないために

ショタのベットの廻りには魔方陣を伏せてある。

何日も丁寧に書き上げた黒魔術

ワイバーン姉「もう、竜姉の所へ行けないように」

決行は今日の夜から朝にかけて



ショタ「ああ、寝すぎた、、、、、夢のなかけっこう面白いな。鮮明で」

ショタ「あれ、、、体が動かない?」

ショタ「????????????」

じゃら

ショタ「鎖‼」

四肢が鎖に繋がれ、ベットに縛り付けられている。
魔方陣があり、魔力も防がれ拘束

ショタ「?????」

ワイバーン姉「おはよう、ショタ」

ワイバーン姉…
堕ちたな…

堕ちるねー

そろそろかな

保守

ショタ「こ、これは?」

ワイバーン姉「愛してるショター」

ショタ「!?」

口が塞がり、何か液体が流れる

頭がぽーっとする

ショタ「な、にを」

ワイバーン姉「惚れ薬、、、自白剤を薄めたやつに色々混ぜたの、、、大丈夫。少量なら死なないから」

ショタ「!?」

ワイバーン姉「ゆっくりゆっくり、、私のものに」

ワイバーン姉「竜姉なんかに渡さない」

ショタ「ワイバーン姉、、、ね、ねむい」

ワイバーン姉「おやすみショタ」



声だけが響く

愉悦

そう

愉悦の声だけが響く

黒龍「濃度が高い廃人になるぞ」

ワイバーン姉「あら?」

黒龍が人の姿で入ってきたのを横目で見る

黒龍「もっと薄める必要がある」

ワイバーン姉「廃人でも構わない。少し邪魔ですね消えてください」

黒龍「、、、失礼する。ひとうだけ、、、その力。こちらに向けぬことだな」

ワイバーン姉「あら、、、びびっちゃって」



暗黒

僕はそこで座っていた

隣に人影が生まれる

「、、、空をみせてくれないの」

ショタ「、、、ちょと逃げられなくなっちゃった。ごめんね」

「、、、空みたい」

ショタ「うーん、、、逃げれればいいんだけど」

「手伝う、、、僕達」

影が濃くなる。
影が僕を包む。
影が僕自信に取り付く。

パリン!!

ワイバーン姉「!?」

部屋の窓が割れた

ワイバーン姉「しまった!!どうやって脱出を‼」

窓からとびだし周りを見る

黒龍「、、、どうしましたか?」

ワイバーン姉「逃げられた、、、」

黒龍「!?」(あれだけの薬を盛られながら!?)

ワイバーン姉「ふぅ、、、マーキングはしてある。一目散に町の外に逃げる気ね」

空を飛ぶ、、、

甘かった

四肢を切断しとけばよかった

ショタ「、、、はぁ」

影がついてくる

普通のことだが、今は何故か頼もしい。影が、魔方陣を打ち消してくれた強引に呪い

ショタ「、、、」

呪い、、、そう

呪い

ショタ「ワイバーン姉、、、いったいなんでこんなことを、、、味方殺しなんて」

門を出る

ショタ「ソニックボイス‼」

門を出た瞬間、、、
氷柱が降り注いだ

ワーム(あいつら好きに空飛べていいなぁ…)
 ↑翼&手脚の無い竜

氷の破片ごと吹き飛ばす

触れたら 、、、終わる

ワイバーン姉「その防御方法厄介ね。でも、、、魔力消費は莫大」

ショタ「そう、、だからねー辞めよう?僕は戦いたくないし、なにか理由があってのことだと思う」

ワイバーン姉「そうよ、、、、ショタは竜姉好きでしょ?」

ショタ「、、、好きだけど」

ワイバーン姉「それが許せない、、、そう、許せない」

ワイバーン姉「わかる?、、、、横からズット眺める辛さを」

ショタ「ええっと、、、分かんない」

ワイバーン姉「そう、、、でも大丈夫。私は貴方を愛し続けれる」

ショタ「そ、そこまでする?味方を呪い殺したりして」

ワイバーン姉「そこまでの思ってるのよ?でも、、、振り向いてくれない」

ワイバーン姉の周りに氷柱が生まれる。

ワイバーン姉「戻れば、、、なにもしない。でも逃げるなら、、、、四肢を切断するよ?」

ショタ「うぐ、、、それはやだな。考え直そ?今までのように」

ワイバーン姉「今までのように取られるのを待てと?無理よ」

氷柱が自分に向けて襲いかかる

ショタ「ソニックブレス‼」

威力を強めブレスで氷柱を吹き飛ばす
至近距離で威力を発揮する技

ワイバーン姉「どれぐらい耐えるかな?」(飛ばさない。飛ばしたら危険だワームのままで居させる。それに飛んだ時に疲弊が大きい状態が重要)

氷柱を幾重にも打ち出し、、ブレスを吐かせ続ける

ショタ(じり貧だ、、、上から来るから翔べないが絶対に空に行くんだ‼)

ぬらっ

ワイバーン姉「ん??」

氷柱を増やす。嫌な気配がする

ワイバーン姉「!?」

ショタ「ふぅ、、、わかった任せるよ」

ショタの足元に黒い黒い沼のようなものが生まれる。淀んだそれが手を伸ばす、、、幾重にも重なった黒い手が氷柱を掴む

ワイバーン姉「呪いが!?引きずり込まれるのは!!ショタじゃないの‼」

飛び立たれた

ショタ「、、、」

ワイバーン姉「、、、」

ショタ「考え直そ?」

ワイバーン姉「もう、戻りたくない我慢したくない。考え直そは私から。考え直そ?竜姉はドラゴン。貴方はワイバーン。私だって貴方を愛せる。廃人になろうと」

ワイバーン姉の目の奥を見る
やっている事は歪んでいる。が

目は死んじゃいない

ショタ「覚悟は出来てる」

ワイバーン姉「覚悟は出来てる。竜姉を敵に回そうと、壁を乗り越える努力は怠らない」

ショタ「、、、逃げてるのは僕か」

>>401

MTGのワームの定義かな

古鱗ワーム「呼ばれた気がした」

もしかして攻撃力に注ぎ込むマナに上限の無いタイプのカードか

>>407を間違えた

古鱗のワームではなく

甲鱗のワームだった

上は7が大好きワームで

下は我らMTGの有名ワームさん

ワイバーン姉「ショタが愛し続けれるって言えば終わるのよ」

ショタ「それは無理、、、僕は竜姉が大好きだ‼ごめん!!これだけは譲れない!!譲れないんだ!!」





ワイバーン姉「知ってた」





ワイバーン姉の周りに氷柱が増える

そしてそれは至るとこに打ち出され、破裂し幾重にも氷のつぶてが精製される。散弾の様に打ち出されたそれがショタを襲う。触れればそこから氷が張り壊死させる。

得意な魔法だ


ショタ「ごめんねワイバーン姉、、、」

自分は空に魔方陣を描く、、、緑、青、そして黒

それを、、、つぶての反対側に

ワイバーン姉「逃げる気ね‼」

ショタ「だから、ごめん、、、逃げる気はない、、、、」

魔方陣を潜る

加速

加速

そして

音が響く

音が割れる音だ

ワイバーン姉「正面から来る気ね、、、カッコイイ」

加速し、つぶてを振り切り、、、彼方に

見えなくなる

ワイバーン姉「、、、ソニックブリットかしら?」

ワイバーン姉「スケルトンワイバーン」

かちゃ、、、かちゃ

ワイバーン姉(殺した、ワイバーンの骨をここまで操っておいてよかった。盾にする)

ワイバーン姉「アイスメテオ!!」

私の前に強大な、、、氷の塊が生まれる。
町をひとつ潰せる。
本来はここまでの魔力はない、、、、が悪夢が奪ってくる生命力が蓄えが莫大にある。

黒魔術、屍霊術、水魔法

全てを使い分ける。

女って好きな人のためならここまでしちゃうんだね…
ちょっと前に予想レスでワイバーン姉とは絶縁って言ったけと報われて欲しいな

ワイバーン姉「運がいい」
そう、逃げられたら追い付けない
だから向かって来ることは運がいい
勝算は少しでも氷を当ててれいばいい
シュン

私の横をナイフが通る。ソニックブリットであるが全く検討違いの方向に放たれている。
ワイバーン姉(遠い、、、)
遠い所から精密に撃ち抜くのは無理だろう
ワイバーン姉「、、、見えた!」
スケルトンワイバーンが進路を妨害するように氷の塊が私の目の前に

ショタの音は聞こえない

スケルトンワイバーンは骨を砕かれ、、、氷の塊が砕かれる。脇を何かが通る
ただ通る

そして幾重にも熱をもったナイフが氷の塊を砕いて襲ってくる。

ワイバーン姉「!?」

油断した

そう、全くもって私は

力を過信した

何故なら

右の翼をごっそり持っていかれた

激痛はない。強化薬の副作用によって、、、幾多の折れたナイフが力なく私に当たる。

ワイバーン姉(負けてしまった、、、一瞬、、、たった一瞬)

ドシャ

遅れてきた衝撃波で地面に叩きつけられる

ワイバーン姉「ぐふっ」

内蔵も骨も衝撃波によってダメージを負っている。

ショタ「ソニックブリット、、、ソニックブーム」

ワイバーン姉「はぁはぁ、、、」

ショタ「ごめん、ごめん」

ワイバーン姉「くすっ、、、優しいねやっぱり、、、何があったかわからなかった。、、、、、」

ショタ「ごめん、、、逃げればワイバーン姉は助かった。でも、、、、裁かずには居られなかった」

ワイバーン姉「、、、、そうね、、覚悟はしてる、、、つもりだったけど、、、裁くのが、、、貴方だってことは思わなかった」

ショタ「、、、くっ!!なんで!!くそ!!!くっそおおおおおおおおお‼」

僕は咆哮をあげる。
ワイバーン姉は好きだ
でも、、、これ以上、、、歪んじゃいけない!!芯を通していてもいいや違う!!!犠牲者を出すわけにいかない違う、、、、悔しい、、、、もっとはやく止めていればいいや、、、気づいていれば

ワイバーン姉「後悔、、、してないわ、、、それに、、、これで、、、群れを縛っているものが無くなる。ここで動けなくなってゆっくり消えるから私」

ワイバーン姉の周りに影が迫る。
汚れた手が姉の体を蝕む
呪い殺した相手が迫っている。

ショタ「くっ、、、」

割りきれない

どうしたって悪いのはワイバーン姉

誰だってそう思うだろう、、、

なのに

なんでこんなに穏やかな顔をするんだ。目の前が涙で見えなくなる

ワイバーン姉「悲しんじゃだめ、、、、、ありがとう、楽しかった。いろいろ。だから群れを出て、、、大空に。群れでは小さいもっともっと空へ」

ショタ「、、、、そうだね。群れにいる理由がない」

ワイバーン姉「、、、、ちょっと眠いな、、、おやすみ」

ワイバーン姉の目が閉じられる

ずずずっず。ばきっ

それに呼応し契約の切れた呪いが姉を食べる。

ショタ「、、、、」

大人になれない
僕はワガママなのかもしれない
悪いことは悪いで裁いた
でも、ワイバーン姉を諦めることも出来ない。
ショタ「ワイバーン姉、、、頂くよ」

懐中時計を首から奪い

剣を取りだし

突き立てる

血まみれになりながら、求める。

ショタ「僕は、、、最初っか好きだったのが竜姉だった、、、でもワイバーン姉も好きだったよ、、、だから暴走を止めたかった、、、他の奴に裁かせたくもなかった、、、幸せにしたかったよ、、、だから次は」


ショタ「幸せになってね」


生暖かい血をすすり、、、ある肉を見つけた、、、見える。

僕は、、、呪いをはね除け、、、喰らった

火山の麓

兄貴「、、、」

黒龍「ヘルカイトさんワイバーン姉死んじゃいましたね」

兄貴「あいつは、、、俺よりも勇気があった訳だな」

黒龍「ええ、ちょおっとつまらんですけどねー。まぁ仲良くしてくれるでしょうあの世で。あの呪いを受けたら助からないし、、、追加で呪いましたしお仲間が」

兄貴「、、、そうか、そうなら!!お前ら殺してもいいな‼」

黒龍「5人相手にですか?まーたご冗談を」

ショタ「僕も入るならどうだい?」

ワイバーン姉……

>>421

ごめんな、、、最初っからこれだったんすわ、、、

>>422 乙です
絶縁より酷いとは予想してなかった笑
でもある意味ワイバーン姉はショタに救われたって感じだな

ショタ「これ君のお仲間?」

黒龍「弟たち!?」

ゴロッ

ショタ「頭は2つあるけど、、、3人分あるんだね」

黒龍「おまえ!!!許さんぞ‼」

兄貴「やるんか、やろんのか?あぁ?どっちや」

黒龍「くっ、、、失礼する」

ショタ「意気地無し」

兄貴「全くだ、、、黒龍も地に落ちたの」

兄貴「ふん!」

ショタ強いな

哀しいけど、なぁなぁで許されちゃうよりは……

ショタ「兄貴、、、話したいことがある」

兄貴「ああ、、、俺も、、、くっそ、、、ショッペエなぁショッペエなぁ、、、、なんでこんなにショッペエんだろうな、、、、」

ショタ「、、、、ごめん」

兄貴「いや、、、いいんだ俺がするべきだったんだ。嫌な役させちまったな、、、、」

ショタ「そうだね、、、だからお願い聞いてな」

兄貴「ああ、ああ」

ショタ「僕を」



ショタ「エルダードラゴンにして欲しい」


竜姉の家

コンコン

竜姉「はーい、、、、ショタ」

ショタ「ただいま」

竜姉「おかえり、、、」

ショタ「少し、、、いいかな」

竜姉「ええ」

僕は歩き出す
後ろを竜姉がついていく

ショタ「レースしよう。昔のように」

竜姉「?」

ショタ「昔の約束、果たしてもらう」

竜姉「昔?」

ショタ「ひとつ、勝ったらひとつ言うこと聞いてもらう」

竜姉「、、、、そんなことあったね」

ショタ「うん」

僕は語り出す

ショタ「僕は他と大きく違うみたいだ。それって周りを見ればわかる」

ショタ「何が違うかなんて分からなかったよ、、、、でもわかった。運が良いんだきっと。それもまるで物語の主人公のように」

ショタ「始まりはここだった」

私は、声を遮らずに後ろをついていく。彼の声はまるで全てを捨てていくように感じられた


ショタ「森で捨てられた僕は拾われた。竜姉に、、、そしてそこで基礎と母親と言うものを学んだ」

ショタ「そして、僕は群れに戻った。そこで、、、ワイバーン姉に出会った。ライバルらしい人もいたけど眼中になかった、、、越えるべき先が竜姉だったから」

ショタ「そしてワイバーン姉に群れについて学び、友達とは何か学んだ」

ショタ「そしてヘルカイトの兄貴に出会った」

ショタ「僕とワイバーン姉はヘルカイトの兄貴から魔法と戦術を学び、、、努力を学び強さを手にいれた」

ショタ「それが長く続いた」

ショタ「そして黒龍姉にであった。彼女から、、、呪いを頂いた」

ショタ「ワイバーン姉と僕は、喧嘩した。僕がしっかりと逃げなければよかった。ワイバーン姉は欲と力に溺れなければよかった」

ショタ「いままで、生命力が高い個体で生まれ、いろんな縁を得る運に恵まれていた僕は、、、、、そこで初めての不幸を味わった気がする。そこで、、、無くしたものの大きさを学んだ」




ショタ「今さらだけどワイバーン姉を好きだった」



ショタ「竜姉ばっかり見てた自分がいつの間にかだ。時の流れの怖さを学んだよ、、、、ワイバーン姉の笑顔が見れないなんてね。それでも進んでいくんだ」

ショタ「僕は生きている、、、進むべき未来がある、、、そして、、、」

スタート位置につく

昔からの場所

ショタ「剣を投げるよ、、、」

竜姉「手加減はなしだ」

ショタ「そうだね」

竜姉「、、、、」

私は思う、、、勝てないだろうと

一瞬

そう

あっという間に抜かれるだろう

私の先を行く




、、、、、



、、、、、、、、




、、、、、、、、、、、、、

スタート位置に彼は待っていた

その差は、、、天と地の差がある

ショタ「誰よりも体が小さく、誰よりも力が弱く、誰よりも鱗が柔かく、誰よりも全てを劣っていたとしても、、、、、誰よりも速く、竜姉よりも速くを求めた」

ショタ「そしたら、、、僕だけの空を見つけた。竜姉を越えた、、、でも勇気はなかったよ、、、今の関係を終わらせる気が」

ばさぁ

竜姉「ショタ、、、」

ショタ「竜姉、、、約束だ」



「孕んでもらう一度だけ」

竜姉「そ、それは!?」

ショタ「拒否すればいいよ、、、、でも好きだ竜姉そして、、、逃げようたって嫌がったって捕まえるよ。自分のために、、、前に進むために」

竜姉「、、、何故」

ショタ「体で教えようか?きっと勝つよ?僕が」

竜姉「だめよそれは」

ショタ「良いんだよ嫌がって、、、、強引に行くから」

ショタの体がおおい被さる
抵抗も空しく
取り押さえられる

そして



獣の様に求めてしまった

数日後
裸の体でベットから這い出る。足がたたない、とにかく犯された
四六時中
でも、嫌じゃなかった
服を着る
ショタ「おはよう、、、」

竜姉「ええ、おはよう」(お祖母さんに無理させ過ぎよ)

ショタ「そうそう、、、名前の指定がある。生まれてくる子。名前はエリで、、、そして幸せにしてあげて欲しい」

竜姉「どこいくの?」

ショタ「一緒には暮らせない、僕はこれだけを持って空に行くよ」

ボコボコになった懐中時計

竜姉「、、、そう」

目を見る。その奥に莫大な熱量をもつ心を見る。心にともった焔は色を放つ。

ショタ「君がくれた日々は、借りてくには大きくすぎた、これだけは残して全部預けてくよ。きっと受け取れる日が来るまで」

私に向けた言葉ではない

バサッ

玄関を開け。飛んでいく
立ち止まらず、振り返らず、踏み出した。心が赤いうちに

竜姉「、、、なんだ、ドラゴンじゃない立派な」

背中を見送る

数世紀ぶりに見た。雌を置いていくドラゴンの雄。長い道のりを踏み出した、、、どこを目指し何を見るのか、、、揺るがない背をただ見つめる。

竜姉「、、、、」

完結、読んでくれた方どうも


まだ、もうちょっとだけ続くんじゃ

一応、台詞廻しは

東方名曲
優霧から

これでこのシナリオ考えたんだ

最後少し駆け足だった気もするが乙でした!
これは一応ハッピーエンドなのかな…

何処がの会議所

丸い卓上

幾多の椅子が段となっている

兄貴「、、、、」

金の竜「では、彼をエルダードラゴンの決を採る」

会場にいるドラゴンが鳴く

銀の竜「賛成多数。彼をエルダードラゴンに」

兄貴「簡単だったな。黒龍殺しすぎだ」

ショタ「そう?」

世界ワーム「やったな!!」

兄貴「ありがとうな」

ドラゴンゾンビ「いいや、なかなか面白い子じゃ」

兄貴「ワシが育てた!!」

金の竜「だが、、、名前はどうしようか?」

銀の竜「ワイバーンじゃなー」

「風の魔法使うのなら、、、ワイバーンの旧名でいいだろ」

世界ワーム「わし、飛竜王でええと思う。ワイバーンの長になれるじゃろ?」

銀の竜「ではそれで、、、では次の議題」

飛竜王「ふーんけったいな名前だね」

兄貴「いいじゃないか、、、べつに、、、抜け出さねー?腹へった」

飛竜王「だねー」

>443バットです、、、、すいません
竜姉死にます。

城の廊下

黒龍姉「はぁ!!話にならないんだけど!!何故あいつがエルダードラゴンになれるのよ‼おかしいわ」

黒龍「母さん落ち着いて」

飛竜王「、、、、」

兄貴「、、、、、」

黒龍姉「ちっ、、、」

すれ違う



飛竜王「、、、、覚悟しとけよ、黒龍姉。カースドワイバーンがお前の元に来るからな」



黒龍姉「!?」

過ぎ去る

竜姉を思いながら
心で謝る

もう二度と

帰らないと

黒龍姉「ちょっとまちなさい‼」

俺は無視をする

前に進む

飛竜王(始まったばかりだ)

黒龍姉と敵対するのは

前かいてたSS風の魔法最強がなくなってたので追記

竜姉=エリの母親

エリ=土属性の魔法使いの嫁

エリ、奴隷商人捕まる。土属性の魔法使いが助ける。嫁になった。
竜姉人間の都市で暴れる。討伐される。死ぬ。



すまぬ

すまぬ


風属性の続きも期待してます

そう繋がるのか

胸糞。
日本語不自由過ぎ。

>>452

あり

読んでくれて

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2016年02月09日 (火) 00:14:44   ID: tLse9EVd

感動した、文脈とか色々ちゃんとすれば普通に本として売れると思う
例えばタイトルは…
捨て子と竜の感激…なんてね

2 :  SS好きの774さん   2016年04月05日 (火) 09:55:13   ID: 1gHgICHC

普通にアニメでもいいと思う。売れるよこれは、感動した。

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom