【艦これ】提督「艦娘井戸端会議」 朝潮「3スレ目です!」【安価】 (258)

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【艦これ】提督「艦娘井戸端会議」【安価】
【艦これ】提督「艦娘井戸端会議」【安価】 - SSまとめ速報
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【艦これ】提督「艦娘井戸端会議」明石「その2」【安価】
【艦これ】提督「艦娘井戸端会議」 明石「その2」【安価】 - SSまとめ速報
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・注意

著しいキャラ崩壊あり
安価あり

詳しくは前スレを見ていただければ、雰囲気をつかんでいただけるかと。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430405677

前スレ埋めてくださった方々ありがとうございました!
欲のない>1000で少し笑ったのは内緒です

こんばんは。
GWを利用して実家に戻ってきたのはいいのですが、あまりのネット環境の糞っぷりに涙を禁じ得ません。
投下がちょっと遅れることになるかと思いますが、気長にお待ちいただけると幸いです。

申し訳ありません。
遅れると言ってましたが、ダメでした。
今日明日の投下予定はなしという方向でお願いいたします。

お久しぶりです
乙とはいえ何とかE6までクリアしました。ラストダンスは胃に悪い……

SSの方の投下をぼちぼち始めさせていただきます。
どうぞお付き合いくださいませ

【会議室】

球磨「まーた呼ばれたクマ」

神通「二度はないと思っていましたが……」

球磨「球磨に安息の時はないクマー……くそッ」

鳳翔「みなさん、結構呼ばれているんですね」

球磨「悲しいことに」

神通「私は……主にお仕置き役としてですが。ねえ、長門さん」

長門「……う、うむ」

球磨「なんかやったクマ?」

長門「いや……何もない。何も、なかったんだ」

鳳翔「……?」

長門「まあそんなことはいいじゃないか。過去よりも未来に目を向けるべきだろう」

神通「ええ……そうしてくださるなら私はそれで」

球磨「よーわからんけど、そろそろ議題が表示されてもいいころクマ?」

球磨「なんであのテレビには何も映ってねークマ」

神通「そういえば、そうですね……」

鳳翔「あの……みなさん」

長門「どうした、鳳翔」

鳳翔「机の上に……こんなものが」コトッ

【怪しげなボタン】

球磨「めっちゃ怪しいクマ」

神通「めっちゃ怪しいですね」

長門「めっちゃ怪しいな」

鳳翔「みなさん息が合っていますね……」

神通「とはいえ、壁掛けテレビに議題が映らず」

球磨「今まで見たことのないボタンが置いてあるということは」

神通「押してはじめて会議が始まるということ……でしょうね」

鳳翔「はぁ……なるほど」

長門「では、押してみるか?」

神通「そうですね」

長門「了解した」ポチッ

***

【執務室】

長門「提督、失礼するぞ」ガチャッ

提督「ゴホッ……ああ、よく来てくれた、長門……」

長門「……どうした? 見たところ体調が優れないようだが……」

提督「ゲホッ……、ああ、少しな……」

長門「私を呼んだことに何か関係がありそうだな」

提督「察しが良いな……流石は長門だ……」

長門「茶化すな……」

提督「なぁ、長門……お前には、俺が不在の間、指揮官代理を務めてもらっているな」

長門「あ……ああ。私の力でどれだけのことが出来ているかはわからないが……」

提督「謙遜するな……艦娘たちからの評判は上々だ……」

長門「そ、そうか。照れてしまうな」

提督「ああ……お前を代理に選んで本当に良かったと思ってる……」

長門「どうしたんだ提督……今日はやけに歯の浮くようなことを言ってくれる」

提督「はは……思い残したくないからな」

長門「……なんだ、不穏だな」

提督「長門……げほっ……これを」スッ

長門「……これは?」

提督「今後の作戦予定、各艦娘たちのコンディション、海域の情報……艦隊運用に必要なものを纏めたものだ」

長門「なるほど。これをもってより一層指揮官代理の業務に励めと」

提督「違う」

長門「……?」

提督「もう、お前は指揮官代理じゃない……ごほっ、ごほっ……!」

長門「お、おい!」サスサス

提督「すまん……」

長門「いや、いいんだ……しかし、指揮官代理ではないなどと……いったいどういう意味だ」 

提督「お前が……指揮官になるんだ、長門」

長門「なに……?」

提督「……俺はもう、提督をやれない」

長門「冗談にしてはつまらないぞ」

提督「冗談なら良かったがな……」ハハハ

長門「…………」

提督「さっきから咳き込んでるのはな……もう、大分体にガタが来てるからだ」

長門「だから、さっきから、何を言ってる……?」

提督「死期が近いってことさ」

長門「」

提督「だから長門……お前に、指揮官の座を託す……」

長門「ま、待て……おい、提督……」

提督「艦隊運用に関して、詳しくはこの書類を見てくれ……」

長門「おい……おい……!」

提督「なんだ……?」

長門「死期が近いだと? いったい何を言ってるんだ、あなたは……」

提督「そのままだよ……もうすぐ……近日中に死ぬだろう、俺は」

長門「な、何故っ……」

提督「『提督』ってのはな、霊媒師や陰陽師の亜種みたいなもんなんだ……」

提督「建造と称した儀式において、資材と資源という依代に提督は艦娘の魂を込める……」

提督「……だが艦娘の魂を込めるのに何の対価もなしではいどうぞってわけにゃあ行かない……」

提督「使うのは提督の生命力……言い換えれば寿命なんだが……」

長門「寿命を使うだと……?」

長門「ッ……この鎮守府には100隻を超える艦娘が……! まさか……」

提督「……ああ……げほっ、ごほっ、ぐッ」ビチャビチャッ

長門「血が……!」

提督「だいぶ……艦娘の数は揃えた……」

提督「だが、いよいよ俺の体にガタが来たな……」

長門「」

提督「なぁ、長門……俺は自分のできる力で、出来得る限りの戦力を整えたつもりだ……」

提督「最後までお前たちと共に戦いたかったが……それも叶わん……」

提督「だから、後は万事お前に託したいんだ……」

長門「ま、まて……」

提督「俺の意志を継いで……艦娘たちを指揮し……いずれは……以前のように、静かな海を……」

長門「ふ、ふざけるな……ふざけるなよ提督……!」ガシッ

提督「……なんだよ、長門……」

長門「なぜ何も言わなかった!? 相談すらしてくれなかったんだ!?」

長門「深海棲艦相手に、戦力を整えることは正しいだろう……!」

長門「だがっ……! それと引き換えにあなたの寿命を縮めるのでは……何も……!」

提督「おいおい……提督はいくらでも代えがきくだろ……」

長門「あなたに代えがきくわけがあるかッ!」

提督「!」

長門「私たちは……この鎮守府の艦娘は、皆、あなたの指揮の下、あなたと共に勝利を得たいと思っている!」

長門「それを……っ、それを……!」ワナワナ

提督「長門……」

長門「そんな……ガタがきているなどと……死ぬなどと……」

長門「……いやだ……そんなの……いやだ……」フルフル

提督「ながと……」

長門「指揮官はあなたでなければダメなんだ……私じゃいけない……」

長門「あなたじゃなければ……意味がない……。あなたがいいんだ……だから……」

長門「頼む……嘘だと……。お願いだから……。そんなことはないと……言ってよ……」ポロポロ


提督「長門」

長門「やだ……いやなんだ……」

提督「長門」

長門「私は……私は……」

提督「長門!」

長門「!」



明石『ドッキリ大成功』プラカード

提督「イェー!」ドンドンパフパフー


長門「」

長門「どっ……きり……? うそ、か……?」

提督「嘘です」

明石「嘘です」

長門「……は、はは、そうか……」

提督「我ながら迫真の名演技だったかな……」

明石「ですね!」

長門「そうか……ドッキリか……」


明石「えっと、あのう……嘘だと言ってほしいと仰ってましたし……まあ、希望は叶えられたかと……」

明石「思いますので……長門さん……あの……」ダラダラ

提督「……主砲、しまって?」ダラダラ

長門「……」ガシャンッ

長門「……主砲、撃ぇーッ!」

シャッシャッシャッ ドーンッ


提督「げぇっ! カットインじゃねえか!」

明石「にっ、逃げっ……逃げますよっ!」

長門「逃すか――! ここで大人しく塵と化せ、バカども!」



***

長門「」

球磨「……」

神通「……」

鳳翔「……」

長門「」

神通「……概ね、趣旨は理解しましたが」

鳳翔「え、ええ……」

球磨「クマー」

長門「」

鳳翔「えっ、と……続けます、か……?」

神通「……」チラッ

鳳翔「……思い当たる節があるようですね、お互い」

神通「……ええ」

長門「……押そう」

球磨「長門?」

長門「私だけ辱めを受けるのは気にくわん」ポチッ

鳳翔「えっ、そんな理由……」

長門「私は! 泣き顔を見られたんだぞ!?」

神通「でもこの前の更生プランで泣いてらっしゃいましたよね……」

長門「」

球磨「ナチュラルに心を抉ってやるなクマ……」


***

***

【鎮守府正面海域】

神通「……提督、お聞きしたいことが」

提督「どうした神通」

神通「何故、提督も私たちと共に出撃されているのでしょうか……」

提督「ああ、明石と夕張に頼んで俺専用の水上オートバイを拵えて貰ったからな」

提督「試乗というか……まぁ、そんなとこだ」

神通「提督、それは危険です……」

提督「大丈夫さ。機銃も探照灯も、果ては魚雷発射管もついてる優れものだからな」

神通「全く大丈夫な部分がありません」

神通「これから私たちが向かう先は戦場です」

神通「あまり無理をされては……」

提督「わかってる。だけど、鎮守府でただただ帰りを待つだけってのも辛いんだ」

提督「こうやって一緒に出撃すれば指揮もスムーズに行えるし、何より現場の雰囲気を掴むのは重要だろう」

提督「普段お前たちがどのように戦っているのかを知らなくちゃ、俺はお前たちに適切な指揮を与えられない」

提督「それにここは鎮守府の正面海域だ。出て来てもイ級が関の山だろ」

那珂「そうそう。神通ちゃん、心配しすぎだよっ。私たちがいるんだから大丈夫っ。ねっ、提督!」

提督「おうともよ! 頼んだぜ那珂」パシッ

那珂「合点承知っ!」パシッ

神通「……もう」

・・・
・・


神通「敵の姿は見えませんね」

那珂「ラッキーだね」

川内「夜になってきた……夜! よるだぁ! 出て来い深海棲艦どもォ! 私と夜戦しろぉ!」

提督「騒ぐな川内」

川内「えーいいじゃん。提督も夜戦しようよ。バイクに探照灯ついてんでしょ?」

提督「まあな!」

神通「提督も騒いでらっしゃいますよね……」

那珂「まあまあ、いいじゃん神通ちゃん」

提督「しっかし……俺の水上バイクも出番なしかぁ」

川内「仕方ないんじゃん?」

神通「本来提督に出番がある方が問題ですよ……」

提督「探照灯も、魚雷発射管も、機銃も、電探もあるのになー」

那珂「ねえねえ提督! 那珂ちゃんのオールナイトライブやっちゃう?」

提督「やるか!」

神通「やりませんってば!」

川内「やれやれ……」

ポーン

提督「……お」

川内「どったのー?」

提督「電探に反応があった」

神通「!」

那珂「敵?」スッ

川内(我が妹ながらキャラ切り替えんの早いなぁ)

提督「……あっちか……」チラッ

神通「……姉さん、電探に反応は?」

川内「ないね……もしかして提督のってあたしたちのより高性能?」

提督「実はそうだったりする」

川内「えー、いいなー」

那珂「戻ったら私にもちょうだい?」

提督「量産の見込みは明石に尋ねてくれ」

提督「……さて、敵反応があるわけだが……神通、どうするつもりだ?」

神通「……放っておくわけにはいきません。が……」

那珂「ただ、夜の中ってのが厳しいよね……」

提督「俺に一計がある」

神通「……提督が先行して偵察されるおつもりですか?」

提督「正解」

神通「許可できません!」

川内「それは流石にあたしも反対かなー」

提督「だが、俺はお前たちより高速かつ、偵察の能力も高いんだぜ」

提督「加えて今は夜……見つけにくいのはお互い様だ」

神通「ですが……」

提督「大丈夫だ。俺もたまにはお前たちの役に立ちたいんだよ」ニコッ

神通「たまにはって……そんなこと……」

神通「それに……そんな風に笑われては、私、何も……」

那珂「やめてくれ」

川内「その笑顔は神通に効く」

提督「誓って無茶はしないさ」

神通「……提督……」

川内「まー……男を送り出すのも良妻の条件……かなあ」

那珂「うーん、それは何とも」

神通「……無電は逐一お願いしますね」

提督「ああ、ありがとう、神通!」

神通「はい……」

川内「無茶はしないでよねー」

提督「わかってる。それじゃ行ってくるぜ」ブロロロロロ

神通「……それでは、私たちも警戒を厳にしつつ進行しましょう」

那珂「了解!」

・・・
・・


神通「……」ソワソワ

川内「電探には反応なし。夜偵も艦影は見ズ、と」

那珂「神通ちゃん、さっきから落ち着きないけど大丈夫?」

神通「提督からの連絡がなくて……」ソワソワ

川内「そいや、さっき入ってから10分以上は経つか……」

神通「提督……」

ザザッ……

神通「!」

那珂「無電!」


提督『……えるか! 聞こえるか、神通!』

神通「提督……よかった、心配したんですy」

提督『いますぐこの海域を離脱して、長門に連合艦隊編成を指示しろ!』

川内「……へ?」

那珂「ただごとじゃないね……」

神通「提督! 何が! 何があったんですか!?」

提督『レ級フラッグシップが居やがった! 今奴の艦載機に追われてる!』ブゥゥゥゥゥゥン ドドドド 

神通「レ級……フラッグシップ!?」

川内「はぁ!?」

提督『俺が時間を稼ぐから、お前たちは早く鎮守府に戻って体勢を立て直せ!』

提督『こいつを陸に上げたらまずい!』

那珂「ッ、那珂ちゃん、鎮守府に戻って長門さんに伝えてくる!」バッ

川内「た、頼んだ!」

神通「提督、私たちも急行します! 座標を……」

提督『ダメだ、奴を出来得る限り陸から遠ざけるように動いてる……!』ドゴォォォォン

提督『ぐゥっ!?』

神通「提督!?」

川内「チッ……神通、あたしが先行して加勢しに行くから! 無電聞いといて!」

神通「姉さん!」

提督『川内が来るのか!? やめさせろ!』

神通「ッ、提督、私もそちらへ向かいます!」バッ

提督『やめろ神通! お前は長門や大和たちと同じく連合艦隊の要だ!』

提督『お前は戻って、改めてこいつを……ぐおおっ!?』ドガシャァァァァァンッ

神通「提督!」

提督『……まずい、な……機関部をやられたか……』

神通「いま、いま向かってますから!」

提督『よせ、神通! これは命令だぞ!』

神通「あなたが……あなたが沈みそうなのに……そんなこと……!」

レ級『――キヒヒッ……モウ、鬼ゴッコハ、オワリ?」

提督『……ッ』


神通「提督! 提督! 逃げて! お願い!」


レ級『ヨク逃ゲタヨ……』

提督『そいつはどうも……』

レ級『デモ……殺スヨ? キヒヒッ』

提督『だろうな……』


神通「提督――!」

提督『神通……頼む、こいつを必ず……!』

レ級『死ネ――』ザクッ

提督『――あ゛ッ……』プシャッ

レ級『キヒヒッ……キヒッ……ギャハハハハハハハ!』


神通「」

神通「て、いとく……?」ヨロッ


レ級『脆イナァ……スグ、チギレル……キヒヒッ』

ブチッ バキッ ポキッ ボトッ……

神通「あ……ああ……あ……」

レ級『……食ッテミルカ……キヒッ』

神通「や、やめっ……」

レ級『…………』ボリッ ゴリッ ムシャ

神通「――ぁ」



神通「――――」

神通「――――」

神通「――――」


.

・・・
・・


川内「……ったくさぁ、悪趣味過ぎじゃないの提督」

提督「お前だって途中からノリノリでレ級の演技してたろ」

川内「まあそうだけどさぁ」

提督「でも、いつも冷静な神通がどう反応するか気になるだろ?」

川内「まあね……」

那珂「神通ちゃん、怒ると思うけどなぁ……」

提督「そりゃそうだろうな……でもほら、これ一応艦娘会議のアレだから」

川内「それで話通るといいけどなあ……」

提督「一応お前らも共犯だからな……逃がさんぞ……」

川内「そういう台詞は別のタイミングで言ってほしかったけどねー」

那珂「あ、神通ちゃん来たよ!」


神通「――――」ドンッ ドンッ ドンッ


提督「」

川内「いきなり撃ってきたァ!?」






神通「――慈悲など無用」

神通「――提督を奪った罪は……己自身で償ってもらいます……!」ハイライトオフ




.

那珂「やばいよやばいよ! ハイライトさんがお留守だよぉ!」

川内「ちょっと提督何とかしてよ!」

提督「いやそうは言うけど!」


神通「レ級、貴様はここで私が――!」ギロッ


那珂「目がイッてる! 目がイッてる!」

川内「提督! 大人しく犠牲に!」

提督「むりむりむりむりかたつむり!」

川内「余裕あんじゃんか!」


(※その後なんとかネタばらししましたが神通さんに全員死ぬほど怒られました by青葉)


***

鳳翔「これは……確かに悪趣味ですね」

長門「まったく……」

球磨「あのバカ……」

神通「……あんなに取り乱した姿を……ああぅ……」

鳳翔「よしよし……」ナデナデ

長門「さて……押すか」ポチッ

球磨「容赦ないクマね」

長門「フッ」

球磨「別に褒めちゃいないクマ」

***

鳳翔「みんな、準備は大丈夫?」

加賀「ええ、問題ありません」

瑞鶴「道具も、体調も、大丈夫!」

提督「よし……」

鳳翔「提督……? 何をされているんですか?」

提督「俺も出撃するつもりなんだ」

鳳翔「え……」

瑞鶴「なんでも、艦娘の査定をしなきゃいけないんだって」

提督「管理職の辛いところだな」

加賀「旗艦の報告で十分では?」

提督「その旗艦の報告が信用できないからな」ジロッ

瑞鶴「ぷくくっ」

加賀(旗艦)「……失礼ね」

提督「最近のお前を見てたらごくごく当然の感想だ」

鳳翔「……提督、ご無理はなさらないでくださいね……」ギュッ

提督「鳳翔さん……大丈夫、あくまで実地で評価するために行くだけで、戦闘には参加しないから」

鳳翔「はい……」


瑞鶴「おーおー、見せつけてくれちゃって」

加賀「……」ペシンッ

瑞鶴「いったっ! だからアンタは……なんだってそう」


提督「それじゃ、行ってくるよ」

鳳翔「はい、提督。いってらっしゃい」フリフリ


加賀「出撃!」

瑞鶴「査定……ひいてはボーナスのために頑張るぞー♪」

加賀「卑しい子ね」

瑞鶴「加賀さんには言われたくない!」

提督「はいはい、行くぞ」

・・・
・・


鳳翔(そろそろ出撃から戻ってくるころでしょうか……)

鳳翔(冷たい飲み物とおやつの準備もできてますし……)

明石「鳳翔さん!」ドタドタ

鳳翔「明石さん? どうしました……?」

明石「いま、加賀さんたちが帰投したんですけど、満身創痍で!」

鳳翔「えっ……」

鳳翔「加賀さん! 瑞鶴!」バッ

加賀「あっ……」ボロボロ

瑞鶴「…………」ボロボロ

鳳翔「ふたりとも大破して……大丈夫なの!?」

加賀「……ええ、心配は、いりません……」

瑞鶴「私たちは……」

鳳翔「そう……よかった……」

鳳翔「……あら? 提督は……」キョロキョロ

加賀「……ッ」

瑞鶴「……」ギリッ

鳳翔「…………」

鳳翔「……ま、さか」

加賀「…………ごめんなさい……ごめんなさい……っ!」

瑞鶴「……っ、ひっく……うぅ……」

鳳翔「」

加賀「私と……瑞鶴を……庇って……!」ポロポロ

瑞鶴「提督さん……ごめんなさい……!」グスッ

鳳翔「」

鳳翔「……」ヨロッ

鳳翔「……」フラフラ

加賀「私がいながら……ごめんなさい……。ごめんなさい……ごめんなさい、ごめんなさい」

瑞鶴「加賀、さん……」

加賀「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい……」ウツロ

鳳翔「ッ、加賀さん……」ダキッ

加賀「ほ、うしょうさん……」

鳳翔「……お風呂に入って来なさい……今のあなたは、とても見ていられないわ」ポロポロ

加賀「……あ、ああ……うぅ」

鳳翔「いいの……辛かったわね……だから、今は、お休みなさい……」ナデナデ

加賀「お、かあさん……」グスッ

鳳翔「瑞鶴……あなたもよ」

瑞鶴「……」

鳳翔「……今は、二人とも傷を治すことが先決よ……」

鳳翔「わかったわね?」

加賀「はい……」

瑞鶴「うん……」

鳳翔「いい子ね……二人とも……」ナデナデ

加賀「入渠……してきます……」ヨロッ

瑞鶴「あたし、も……」フラフラ

鳳翔「…………」ニコッ

鳳翔「……」

鳳翔「……」

鳳翔「……」ヨロッ

鳳翔「……」ポロッ

鳳翔「……あ……あ、ぅ、うぁぁ……!」

鳳翔「てい、とく……ていとく……!」

鳳翔「そんな……どうして……!」ポロポロ

鳳翔「いってきますって……言ったのに……」

鳳翔「いってらっしゃいと……言いました……!」

鳳翔「いってらっしゃいと、ただいまは……セットなんですよ……?」

鳳翔「もう、私は……二度と提督を……お迎えできない……」

鳳翔「そんな……そんなのって……!」

提督「ただいま!」


鳳翔「えっ……」クルッ

加賀『ドッキリ大成功』プラカード

瑞鶴『ドッキリ大成功』プラカード

提督「えっと……ドッキリです」

鳳翔「」

・・・
・・


提督「……すいませんでした」ドゲザ

加賀「……申し訳ございません」ドゲザ

瑞鶴「……大変失礼しました」ドゲザ

鳳翔「もう……! 酷すぎですっ!」グスッ

提督「ごめん……」

鳳翔「でも……ドッキリで本当に良かったです……っ」ニコッ

提督「っ……」キュン

加賀「ッ」ペシンッ

瑞鶴「だから八つ当たり止めて!」

***

鳳翔「あ、あらあら……」

球磨「鳳翔は度量が広いクマ」

長門「広すぎではないか?」

神通「あまり甘やかしてはためになりませんよ」

鳳翔「え、ええ……わかってはいるのだけれど……」

長門「まあ、それが鳳翔のいいところか……」ポチッ

球磨「息をするように押すクマね」

***

【鎮守府】

明石「…………」ヨロッ

球磨「クマ……?」

明石「…………」フラフラ

明石「…………」グスッ

球磨「あ、明石!? いったいどうしたクマ!?」

明石「あ……球磨、さん……」

明石「…………」ポロポロ

球磨「!?」

球磨「な、何があったクマ!?」

明石「……てい、とく……ていとくぅ……」グスッ

球磨「提督? あのバカがどうかしたクマ?」

球磨「…………」

球磨「まさか……明石、お前襲われたクマ!?」

明石「ちがう……ちがいます……」

球磨「じゃあ、提督がどうしたんだクマ……」

明石「さっき、病院から連絡があって……」

球磨「病院?」

明石「…………提督が、提督が……道すがら、事故に巻き込まれて……」

明石「それで……っ、それでぇっ……」ガシッ

球磨「……で、提督がどうしたクマ」

明石「……運ばれた時には……もう……なくなって……」グスッ

球磨「……そうクマ」

明石「……ふぇぇ」ズビビッ

球磨「明石……」ポンポン

明石「……ぐま゛ざん゛……!」

球磨「明石……お前……」

明石「はい……はいっ……」




球磨「お前……芝居がへたくそクマ」ボソッ




明石「」

明石「な、何言ってるんですか……! 私はっ……」

球磨「はぁ……」

明石「露骨にため息……」

球磨「明石、自分では気づいてないかもしれないけど……お前の独占欲って結構なものクマー」

明石「へ?」

球磨「それこそ仮に提督が死んだなんてことになれば……」

球磨「それを今日一日は誰にも伝えずに、『ひと時だけ提督の死を自分のもの』にする……くらいは軽くやってのけるクマー」

明石「」

球磨「球磨の趣味には人間観察も入ってるクマ。簡単に騙せると思ったのが間違いクマ」

明石「そ、そうですか……」

球磨「変な企みは止しとくのが賢明クマ」スタスタ

明石「あ、はい……」

球磨「……それに、あのバカが陸で死ぬわけないクマ」

明石「…………」



提督「強敵だな……球磨!」

明石「ええ……」

***

長門「球磨、お前、なんで一人だけ恥をさらしてないんだ……」

球磨「意味の分からん言いがかりをつけないでほしいクマ……」

神通「……結局、今日は会議ではなくてただのドッキリ映像集だったのでしょうか」

鳳翔「さあ……」

長門「ふむ……」ポチッ

球磨「いい加減ボタンから手を離すクマ……」

***

【執務室】

提督「なぁ~球磨よぉ~」ベロンベロン

球磨「なんだクマぁ~?」ベロンベロン

提督「俺がさぁ、死んだらどうするぅ~?」

球磨「泣いて喜ぶクマぁ~」

提督「んだとってめっこのっ」ペシペシッ

球磨「あははっ、あははははっ!」

提督「孝行したい時に親はいないんだぞぉ~」

球磨「お前親じゃねークマ! あはははっ」

提督「お前の信頼はその程度だったのかよぉ~」

球磨「その程度だクマぁ~」

提督「ちっくしょうめぇ! べらんめぇ!」

球磨「涼風の真似だクマぁ~?」

提督「うっせうっせ! いざというときに泣いても知らんぞぉ~」

球磨「お前が死んだって泣きはしないクマぁ~」

提督「言いやがる……」

球磨「うれし泣きはするクマぁ? でも悲しくはないクマぁ」

提督「こいつぅ……」



球磨「……でも、もしお前が海で奴らに殺されたとしたら」

球磨「そいつを必ず見つけ出して四肢を千切り腹を引き裂いて五臓六腑を火にくべてやる……」



提督「お、おう……語尾忘れてんぞ」

球磨「おっとクマ」

***

長門「……」

神通「……」

鳳翔「……」

球磨「にゃー!? なんだクマ!? なんだクマ!?」

球磨「記憶にないクマ! っていうか別に球磨はアイツがどうなろうと知ったこっちゃないクマ!」

長門「でも明らかに酔いが覚めてたぞ」

神通「ええ……」

鳳翔「素直になってもいいんですよ?」

球磨「いや、だから……」

長門「素直になれ、球磨」ポチッ

球磨「だからナチュラルにボタンを……このビッグセブンは……」

***

青葉『はいどうもー青葉ですぅー!』

青葉『みなさん今回の映像は楽しんでいただけましたぁ?』

青葉『今回の議題はですねー、もし提督が死んだら……という議題でした!』

青葉『ですので提督と明石さん、その他川内型姉妹や瑞加賀コンビの協力の下、ドッキリを撮影したわけです!』

青葉『みなさんやっぱり、提督が亡くなるってことになったら悲しいですよね……』

青葉『提督は愛されてますね! 今回の議題はそんな感じで纏めましょう!』

***

長門「……」

球磨「……」

神通「……」

鳳翔「……」



お題『もし提督が死んだら』

答え『対応はそれぞれだが、何にせよ提督は愛されている』

【モニタールーム】

提督「みんな……」グスッ

明石「私一人だけ恥かいた感じじゃありません!? ねえ!? 私なんか一人だけ」

提督「……だが、ちょっと今回のはまずかった気がしなくもないな」

提督「……長門、神通、球磨、鳳翔を敵に回した感m」

明石「私だけ赤っ恥! なんで!? なんで!?」

提督「ええい……まあいい! 明石、次回の議題!」

明石「ほ、ほいさっさー!」


次回の議題 >>+1-4ランダム

提督「イェー!」

明石「イェー!」

提督「次回の議題は、好きなおかずは何?」

明石「えっ……」

提督「なに?」

明石「い、いやらしいです……」

提督「いやらしいのはお前の頭だよ淫ピ……」

明石「ほ、ほんのジョークですから! だから淫ピはやめてください!」

提督「はい次の作業な」

明石「艦娘選定!」

提督「イェー!」


艦娘安価

本レスから5分の間に名前の挙がった艦娘を、>>1が独自に設定したルールで4人選定します。
建造可能艦限定(卯月、大淀は可能)、直前参加艦は不可。直前以外の参加艦はOKです。


同一募集内で複数回はなしでよろしくです。

#kakezan81102

ルール
コンマが6に近い艦娘から順に選定


提督「えーっと……満潮」

明石「由良さん」

提督「北上さま」

明石「漣ちゃん……ですね」

提督「平和だ」

明石「平和ですね」

提督「では、次回、好きなおかずは何?」

明石「よろしく!」

『次回へ続く』

以上で本日の投下終了です。
無駄に長丁場になった……。

長いこと触れてなかったので塩梅がおかしくなってると思いますが徐々に修正していく予定です。
それでは、次回もぜひお付き合いくださいませ。

イベントに真面目に参加してこなかったツケをE1で払う毎日……
大淀さん来てくだち! ローマ掘りにいけない!

途中離席の可能性もありますがぼちぼち投下を始めさせていただきます。

【会議室】

北上「何気に初登場の北上さまだよー」

由良「誰に挨拶してるの……?」

北上「ん? あぁ、まあ、いっとこうかなーって」

満潮「……はぁ。なんでこんなのに呼ばれたのかしら」

漣「漣、結構呼ばれてるなー」

由良「そうなんだ……それじゃ、始めようか」

お題『好きなおかずは何?』


由良「好きなおかず……?」

北上「話に聞いた議題とは毛色が違うなー」

満潮「そうね」

漣「どういう話を聞いてたんですか?」

北上「曰く、提督の弱みを握れる! って聞いてちょっと楽しみにしてたんだけどなー」

由良「弱みって……」

満潮「ことあるごとにウチの姉が暴走する議題が出るって聞いてたわ」

由良(満潮ちゃんの目が死んでる)

漣(何も言えねぇ……)

満潮「まぁ、いいわ。とっとと済ましましょ」

由良「うん、そうね」

北上「はいはーい、北上、意見具申ー」

漣「早いですね」

北上「大井っちがよくカレー作ってくれるんだけどさー」

北上「カレーにあうおかずって何かなぁ?」

漣「意見具申のはずが質問になってる!」

満潮「カレーにあうおかずねえ……」

由良「はい」

北上「はい由良っち」

由良「サラダは……おかずかな?」

北上「おかず! おかずです!」

漣「カレーの辛味に、シャキシャキ野菜のフレッシュな味わいは良い清涼感をくれますねぇ……うんうん」

満潮「あんた、おかずソムリエか何か?」

北上「うんうん、サラダはオードソックスでいいね!」

由良「オーソドックスよ?」

北上「おっとっと……」

由良「でも、サラダっていうのはちょっとありがちかな……」

満潮「サラダにも種類はあるから、ひと手間加えればいいんじゃないの。知らないけど」

漣「ほうほう……マカロニとかですかな?」

北上「いいねぇ、マカロニサラダ。痺れるねぇ」

満潮「痺れる……?」

由良「腹持ちはよさそう」

北上「そうだねぇ……」

漣「カレーとマカロニサラダの色のコントラスト!」

漣「クリーミー&スパイシーな味わいが口の中で奏でるハーモニーはまるで味の軍楽隊やでぇ!」

満潮「だからあんた、おかずソムリエか何か?」

由良「色合いで言うならポテトサラダもいいかな」

北上「いいねぇ、サラダは鉄板だね!」

満潮「……サラダからいったん離れて、かぼちゃの煮付けとかどう」

漣「甘さと……辛さの調和……!」

漣「それは数多の苛烈な戦いを乗り越えた末、男たちが明日の陽をバックに手を取り合うさまのよう――!」

満潮「例えが意味不明なんだけど」

漣「要は美味しいってことです」

北上「うんうん、いいね、良いと思います」

由良「つまりカレーのおかずは、カレーの辛さを中和する方向でいいのかな」

北上「いや……待って、辛さの二乗も捨てがたいような……」

満潮「辛さの二乗……」

漣「食欲という本能を揺さぶる辛さをマシマシで……!?」

北上「そうか……! 故郷を同じくするタンドリーチキンなんてのも捨てがたい!」

漣「!」

北上「まあでも、結局のところなんでも合うのがカレーの良いところなのよねー」

漣「今までの議論を全部無に帰した!」

由良「確かに、何があっても美味しいよね」

満潮「まあ、そこは否定しないわ」

北上「比叡のカレーは?」


漣・由良・満潮「無理」


北上「聞いていてなんだけどひっどいなぁ」ケラケラ

由良「提督さんが泡吹いて倒れたのを目撃しちゃったし……」

漣「漣も、ちょっと勘弁かな……」

満潮「無理よ」

北上「どストレートなのが一番来そうだねぇ……」

北上「まーいいや」

漣「フリーダムですねぇ……」

由良「満潮ちゃんは好きなおかずある?」

満潮「好きなおかず……か」

満潮「…………」

満潮「…………」

満潮「…………扶桑が作ってくれる、野菜炒めとか」ボソッ

漣「ほうほう、詳しく」

北上「へー、作ってくれるんだ、おかず」

由良「いいね」

***

扶桑「いい、満潮」

満潮「うん」

扶桑「料理は火力よ」ボォォォォ

満潮「うん」

扶桑「火力は力よ」ボォォォォォ

満潮「うん」

扶桑「力こそパワーよ」ボォォォォォォ

満潮「うん……」

扶桑「そして、パワーこそ主砲なのよ……」ボォォォォォォ

満潮「う、うん……!」

扶桑「料理=火力=力=パワー=主砲……この式が導き出すたった一つの答えは料理=主砲!」



扶桑「主砲が如き大火力をもって、肉と野菜を炒める……これが扶桑流料理術よ!」ボォォォォォォォォ

満潮「扶桑……!」キラキラ


***

満潮「大火力で作り上げる扶桑の野菜炒め……美味しいのよね……」

由良「……」

漣「何も言えねぇ」

北上「ていうか相変わらず主砲好きだねあの人」

満潮「時雨はデザート作りが上手くて、山城は普通に料理が上手い……つまるところ、西村艦隊の料理スキルは高いわ」

北上「あ、なるほど」

由良「どうしたの?」

北上「自分の仲間を自慢したい気持ちはわかるなぁ」

満潮「っ……べ、別にそういうつもりじゃないけど……」

漣「ほっほーん、なるほどぉ」

漣「姉妹はどうなんです?」

満潮「……霞のおにぎりは美味しいわ。荒潮も家事修行とかで上手」

満潮「…………朝潮は提督の料理に媚薬とか混ぜようとするからぶん殴って止めたわ」

由良「すごい世界に生きてるね……」

満潮「……ふふ、どうぞこちらにいらっしゃいな」

北上「心中お察しするよ……」

漣「なるほどねぇ……えっと、今までに出た皆さんの意見は、サラダ、チキン、野菜炒めですかね」

由良「前者ふたつは条件付きではあるけどね」

北上「漣はどうなんさ」

漣「ようやくこの主役漣さまの意見具申ですね」

漣「漣が満を持して推しますは――」



漣「――このっ、きのこの山でござい!」バァーン



由良「却下、かな」

北上「それはちょっとないかなぁ」

満潮「馬鹿なの?」

漣「みんなのツッコミが心に刺さる……!」

由良「だってお菓子じゃない……」

漣「お菓子ですが……お菓子オブお菓子、至高のお菓子ですよ!」

北上「そういうのはデザートじゃなきゃ」

満潮「お菓子はおかずになり得ないでしょ」

漣「そ、そうですかねぇ……」

由良「同じきのこでも、きのこのサラダとかじゃ……だめなの?」

漣「ダメってこたぁないですが……つまらなくないですか?」

満潮「あんたはおかずに何を求めてんのよ」

北上「あーでも、アクセントとかにはなるかなあ……」

漣「なりますなります!」

満潮「なんないわよ……」

由良「漣ちゃんの意見はきのこサラダということにするね」

漣「強引にまとめにかかられたぁ!」

北上「しゃーないって」

満潮「仕方がないわね」

漣「これが数の暴力……!」

満潮「常識を説いてんのよ」

漣「実姉にも常識を説かれては!?」

満潮「やれたらやってる」

漣「ですよねー。……それじゃまとめに入りましょう!」

北上「ん、そーね」

漣「漣はきのこサラダなんでサラダに1票」

由良「由良も、サラダかな。あると彩りがプラスされる気がするし」

北上「あたしは自分で推したチキンだね」

満潮「扶桑の手作り野菜炒め……」

漣「とすると、まぁ、多数決で……」

由良「サラダかな」

満潮「ま、悪くはないんじゃない」

北上「無難なところだねー」

由良「それじゃ、好きなおかずについては……サラダです!」



議題『好きなおかずは何?』

答え『サラダ』

【モニタールーム】


提督「……!?」

明石「驚くべき結果ですね……」

提督「あまりにも平和に終わったぞ!?」

明石「……これが……これが本来の会議のあるべき姿……!」

提督「……なんつーか……心が洗われるようだ」

明石「わかります」

提督「じゃあ、こんな流れで次回の議題行こうか」

明石「ですね」


次回の議題 >>+1-5らんだむ

明石「次回の議題はこれでぇす!」

提督「『航空機の兵装を思いつく限り挙げて最強の艦上機を作ろう』」

明石「やだ……気になる……」

提督「最強の艦上機かぁ……ロマンあふれる話だな」

明石「ですねぇ……」

提督「じゃあ次回参加の艦娘を選定すっか」

明石「うっす!」



参加艦娘選定
本レスから5分の間に名前の挙がった艦娘を、>>1が独自に設定したルールで4人選定します。

・建造可能艦限定(卯月、大淀は可能)
・直前参加艦及び加賀、朝潮は不可。直前以外の参加艦はOKです。


同一募集内で複数回はなしでよろしくです。

やべえ酉変えてなかった
これで

#konma8362

ルール
コンマが95に近い艦娘から順に選定(ループ有)


提督「おーし引いたぞー」

明石「はい、どうもです」

提督「時雨……」

明石「扶桑さん」

提督「山城」

明石「瑞鶴さん……ですかね」


提督「航空戦艦ふたりに正規空母か。西村艦隊率たっか」

明石「実際に運用してる組の意見はなかなか役立つんじゃないでしょうか」

提督「だな。じゃあ次回はこの四人で艦載機についての議題だ」

明石「はーい、それじゃ次のくじ引き行きましょうねー」

提督「ん? 何をするんだ?」

明石「3スレ目に突入したじゃないですか! 前回の王様ゲームと同じく記念イベントをやりましょうよ!」

明石「具体的な内容決まってないけど……」

提督「具体的な内容決まってないけど艦娘だけ選定するのかよ……まあいいか……」



参加艦娘選定(3スレ目突入記念編)
本レスから5分の間に名前の挙がった艦娘を、>>1が独自に設定したルールで4人選定します。

・建造可能艦限定(卯月、大淀は可能)
・直前参加艦や加賀朝潮×の縛りはありません。


同一募集内で複数回はなしでよろしくです。

#kakezan8362

ルール
コンマが7に近い艦娘から順に選定(ループ有)


提督「よーし……これだっ」

明石「夕張」

提督「熊野」

明石「文月ちゃん」

提督「……球磨」

明石「クマー」

提督「あいつ呪われてるんじゃないか?」

明石「……まあ、なんとも」

提督「まだ内容は決まってないからあれだが、この4人で3スレ目突入記念をやるんだな」

明石「はい!」

提督「軽くスルーしてたが……熊野もいんのか……」


『次回へ続く』

以上で本日の投下終了です。
お付き合いいただきましてありがとうございました。

今回は準備してなかったのであれですが次回から未参加艦娘限定選定も行いたいと思います。
制限についてはどれくらいの塩梅で行くか試行錯誤中ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

それでは次回もどうかお付き合いくださいませ

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