男「悪魔娘を召喚する」(341)

男「まさか古本屋にこんな本が売ってるとは」

男「少し高かったがいい暇つぶしになるし、何より家に俺以外誰もいない今しかできない」

男「そして悪魔娘といちゃいちゃいしたい!誘惑されたい!」

男「材料も必要なしで魔法陣だけでいいのか…失敗したら古本屋の店主に文句つけるか」

男「それじゃあ…いでよ悪魔娘!」ボワッ

天使「はーい!呼びましたー!」パァァ

男「」

天使「あ、あれ?どうして固まっちゃってるんですかー?」

男(悪魔娘を召喚しようとしたのに天使が出てきた…送り返し方ってどうやるんだ?)パラパラパラ

天使「ちょっとー、無視しないでくださいよー」

男(お、これかな?材料にトカゲのしっぽ5本、送り返す者の髪の毛、召喚者の髪の毛か…めんどくさいな)

天使「な、なんで送り返し方のページなんで読んでるんですかー!」

男「だって悪魔娘じゃないじゃん」

天使「…え?そ、それだけでですかー?」

男「悪魔娘が召喚できると聞いてうっすらと青い肌とか角とか蝙蝠っぽい羽とか期待したのに…」ジー

天使「そ、そんなに見つめられると照れちゃいますよー…えへへ」

男「それなのに普通に人間と同じ肌の色で白い羽とかないわー」

天使「そ、そんな理由だったんですか…でもそれなら問題ないですね!」

男「は?何を言っているんだ問題ありまくりだろ」

天使「ふふふ、だって私…」パァァ

堕天使「堕天使ですから!肌もうっすら青ですよ!角はありませんが羽は白じゃないですよ!黒ですよ!」

男「」

堕天使「って、あれー!どうしてまた固まっちゃってるんですか?」

男(うっすら青い肌、紫の光を放っている輪、黒くて綺麗な羽…可愛い。何これ可愛い。抱きしめてなでなでしたい)

堕天使「む、無視しないでくださいよー!せっかく変装も解除して…ひゃぁ!な、なんで抱きしめてるんですか!」

男「可愛い…こんな可愛い女の子生まれて初めて見るよ…可愛い」

堕天使「本当に…本当に可愛いと思ってくれるんですか?堕天使なんですよ?」

男「うん、可愛いよ。嫁に欲しいくらい可愛いよ」

堕天使「お、お嫁さんだなんてそんな…えへへ」

男「そういえばなんで変装なんてしてたんだ?」

堕天使「それは…堕天使の私を召喚した人がみんな送り返したからです…」

堕天使「だから堕ちる前の姿になってたんです。ちなみに堕ちる前の姿で召喚したのはあなたが初めてですよ」

男「そんなことがあったのか…ひどい奴らめ、こんなに可愛い女の子を送り返すだなんて」

堕天使「でも…そんなことはもういいですよ」

男「どうして?」

堕天使「だって私は…もうあなたの……お、お嫁さんなんですから…えへへ」ギュー

男「」

男(悪魔娘を召喚したら天使でそれが堕天使で俺の嫁になった。うれしいけどどうしてこうなった)

堕天使「結婚するんですから旦那様のご家族に挨拶したほうがいいですよね?今家にいらっしゃらないんですか?」

男「あ、ああ…ちょうどみんな出かけてるよ。遅くまで帰ってこないって言ってたし」

男(呼び方があなたから旦那様になってる…家族にどう説明すればいいんだ…)

堕天使「そうですかー。今すぐにでも挨拶したかったんですけども」

男「まぁそれは帰ってきてからでもいいだろ。それより輪とか羽はどうするんだ?」

堕天使「せっかく旦那様に可愛いと言ってくれたこの姿のまま挨拶したいですけども、それだとご家族が驚かれるかもしれませんし前の姿に戻ります」

堕天使「輪と羽は旦那様以外には見えない様にしておきますので大丈夫です」

男「そうか…そのほうがいいよな」

男「うーん、夜までまだ時間あるし何処か出かけないか?ここ周辺の案内も兼ねて」

堕天使「いいんですか!」

男「う、うん」ビクッ

堕天使「わーい!旦那様との初デートです!」

男「あ…服どうしようか」

堕天使「それくらい魔術で何とかなりますよ」パァァ

男「おお。魔術ってすごいな」

堕天使「もう、その魔術を使って私を召喚したんじゃないですか旦那様」

男「でもあれは魔法陣描いただけだしな」

堕天使「それだって立派な魔術ですよ旦那様」

堕天使=悪魔
じゃねーの?

男「それじゃあ行こうか」

堕天使「はい!旦那様!」ダキッ

男「あの…なぜ腕組を」

男(あ、あたっている!大きすぎず小さすぎないふくらみがあたっている!)

堕天使「ふ、夫婦なんですし…勇気を出して初めての腕組をしようと…駄目でしょうか?」

男「い、いや…女の子とこういう経験がないもので…はは」

男(かわいすぎだろ…上目使いとか反則だろ…もう一回抱きしめたくなってくる)

堕天使「そうなのですか?旦那様はカッコイイですし抱きしめてくださったのでこういった経験があるものだと」

男「あ、あれは堕天使が可愛すぎたからでいつも誰かを抱きしめてるわけじゃないよ!」アタフタ

堕天使「も、もーまた可愛いって…えへへ」

男(可愛い。ずっと家でいちゃいちゃしてたい。可愛い)

>>9
天使族、魔族(悪魔)がいるという設定でお願いします
堕ちた天使たちはどっちにも属してないということで

今日はここまでで
続きは書き溜めしながら後日投下します

男「案内するといっても都会よりな普通の町で案内するべきものがあまりない…ごめんな」

堕天使「私は旦那さまと一緒にいるだけで楽しいのでかまいませんよ」

男(なんていい子なんだ。今すぐお姫様抱っこして帰りたい)

男「そういえば何回か召喚されてるんだよね?その時にあそこ行きたかったなーとかないの?」

堕天使「そうですねー召喚されてすぐにに返されることが多かったので…」

男「そうか…とりあえず今日のところは帰る?次はどこに行くかちゃんと決めてから来ようか」

堕天使「はい!…旦那様、帰りにちょっとして欲しいことがあるのですが」

男「ん、なに?」スルッ

男(腕組がとられてしまった…もう少しあの感触を…堕天使の温もりを感じていたかった…)

堕天使「え、えっと…恋人つなぎというものなのですが…ふ、夫婦なんですしいいですよね!」ギュッ

男「あ、ああ…夫婦だしこれくらい確認取らずにいつでもしていいよ」ギュッ

堕天使「そうですよね…えへへ」

男(なんて破壊力だ…こんな可愛いだなんて…出会って時間がたつにつれて可愛くなっていくだなんて…)

男「さぁ、家に着いた…やっぱりまだ誰も帰ってきてないか」

堕天使「だ、旦那様!先に私が家に入ってよろしいでしょうか!」

男「ん?いいけども」

堕天使「それでは私が入った後に入ってきてくださいね!」バタンッ

男「いったい何なんだ?まぁいいか、ただいまー」ガチャ

堕天使「おかえりなさいませ旦那様」ニコッ

男(何この可愛い生き物…愛でたくなってくる)

男「ただいま。堕天使」ギュッ ナデナデ

堕天使「だ、旦那様ったら…えへへ」ギュッ

男「そういえば、どうして堕天したんだ?」

堕天使「えっとですねーそれは人間に情が移りすぎて神と戦争して負けちゃったからですよ」

男(さらっととんでもないこと言いおった…)

男「せ、戦争?女の子なのに?」

堕天使「そうですよーこう見えても私、堕ちる前は天使で一番強くて一番神に近い存在だったんですから」

男「凄まじいもんを召喚して嫁にしてしまった」

堕天使「だから旦那様の身に危険が及ぶことがあれば私が守って差し上げますね!」

男「ああ、ありがとう」

父「男ー!帰ったぞー!」

男「うおっ!おかえり…びっくりしたよ」

堕天使「おかえりなさいませ義父様」

父「あ、男の友人かい?これからも男を頼むよ」

堕天使「はい!任せてください!」

父「それで男!急に出張が入ってしまってな、かなり遠くまで行かなければならないんだ」

父「母さんも父さんについてくるから今日から一人暮らし頑張れよ!食費とかは毎月振り込んでおくから」

父「学校にも一応連絡とかはしてるからな!それじゃ行ってくる!元気でな男!」

男「嵐のように去って行った…ってか母さんも行くのか…」

堕天使(ご家族の方に自己紹介ができませんでしたが……今日から旦那様との生活!ここが愛の巣!)

男「と、とりあえず堕天使の部屋を確保しようか」

堕天使「ここでいいです」

男「…え?使ってない部屋とかあるけど」

堕天使「ここがいいです。ついでにベッドもこれがいいです。今日から一緒に寝ましょう旦那様!」

男「そ、それはちょっと…お互い若いですし過ちを起こしかねないので」

堕天使「いいじゃないですかー夫婦なんですし犯す過ちが先に来るだけですよー」

男「あ、ああ…うん」

男(落ち着け、これは試練なんだ…これに耐えきることで俺はより強い精神をもつことができるんだ)

男「じゃ、じゃあそろそろ夜ご飯にしようか」

堕天使「ご馳走様でした」

男「お粗末さま。昼の余り物と簡単なものしか作れなくてごめん…」

堕天使「いえ、美味しかったですよ。で、ですが…その…」

男「あ、なんか苦手なものとかあった?」

堕天使「えっと…次は…い、一緒にお料理を作りたいです…旦那様」

男(可愛い。メインディッシュがここにいた。可愛い)

男「じゃあ明日は材料買いに行こうか」

堕天使「はい!2回目のデートですね!」

男「それじゃ食器洗ってくるから、お風呂にでも入っておいで…ってき、着替えとかはどうするの?」

堕天使「うーん…魔術で出せますけど魔力を使っちゃうんであまり使うのはちょっと」

男「そうか…明日は服とかも買いに行くか。とりあえず今日のぶんはどうしよう」

堕天使「だ、旦那様のでもいいですよ!むしろそれがいいです!」

男「ええ!」

堕天使「だ、駄目でしょうか…」

男「…よ、よし。じゃあ何か持ってくるから待ってって」

堕天使「私が選びたいです!一緒に行きます!」

男(なんかやけに積極的だ。可愛い。どうしたんだろう)

男「…普通にtシャツがいいと思うんだけど」

堕天使「こ、これだけはいくら旦那様でも譲れません」

堕天使(これが一番旦那様の匂いが染みついている気がしますし)

男(yシャツを選んでくるとは…狙ったのか素なのか…可愛いからどーでもいいや)

男「あ、羽はどうする?よかったら羽が出るように一部分だけ切っておこうか?」

堕天使「あ…どうしましょう…力入れたら引っ込むとかできませんかね?」

男「いや、俺羽ないしわからないんだけど」

堕天使「よし、ちょっとやってみますね。う~~~ん、う~~~~~ん」モゾモゾ

男(なんかモゾモゾしててえっちぃなこれ)

堕天使「う~~~~~ん…ふっ!」シュルシュル

男「おお!…って半分くらい引っ込んだ感じ?」

堕天使「やってみるもんですね!これで練習すればそのうち全部しまえるようになりますね!」

男「それじゃ、お風呂入っておいで」

堕天使「はい、先に頂いちゃいますね」

男「ふー食器洗い終了ー。堕天使はまだお風呂かな?」

堕天使「旦那様ーお風呂あがりましたよー」ヒョコ

男(は、裸yシャツだと…)

男「お、おお…そういえばシャワーの使い方とか教えなかったけど大丈夫だった?」

堕天使「はい、なにも問題ありませんでしたよ」

男「それはよかった。そうだ明日は堕天使用のシャンプーとかも買いに行くか」

堕天使「ありがとうございます旦那様!」ギュッ

男(ふ、ふくらみが!温もりが!お風呂上がりの石鹸の匂いと堕天使の匂いが!)

堕天使「それじゃ、旦那様もお風呂どうぞ。明日は一緒に入りましょうね!それでは旦那様のお部屋で待ってますね」

男「うん、そうするよ…うん?」


男「あー気持いいー」

男(なんかさっき凄まじいこと言ってた気がするけど…明日考えればいっか)

男(まさか暇つぶしで嫁ができるとはなー天使状態でも可愛いと言えば可愛いけど堕天使状態は反則だわ)

男(…あれ?この後一緒のベッドで寝るんだよな…堕天使状態で裸ワイシャツで…)

男(今の内にがっつり抜いといて大賢者になるしか切り抜ける方法はないか……よし、行くぞ相棒)

相棒(まかせな)

男(…ふぅ…今ならどんな誘惑にも耐えれるぜ)

男「堕天使ーあがったぞー」ガチャ

堕天使「旦那様ーベッド温めておきましたよー」モゾモゾ

男「」

相棒(よぉ…男…俺たちの負らしい…ガハッ)

男(あ、相棒ーー!)

男「あ、ありがとう。でも寝るにはまだちょっと早いかな」

堕天使「そうですねー…あっ、それは何ですか!」

男「それ?」

堕天使「テレビにつながっている物です。なんかの機械ですか?」

男「ああ、これはテレビゲームっていうんだよ。やってみる?」

堕天使「いいんですか!それならば是非!」

男「といってもほとんど一人用しかないなー」ゴソゴソ

堕天使「別に旦那様がやってるのを見てるだけでもかまいませんよ」

男「怖いの…というかグロいのとか大丈夫?」

堕天使「血ってことですか?それならいっぱい見てますし大丈夫ですよー」

男(そうだった、神と戦争したとか言ってたし見慣れてるのか)

男「じゃあこんなゲームなんてどう?地底人と戦うようなゲームなんだけど」

男(異性に…嫁にこんなゲームを勧めるしかできないだなんて…)

堕天使「地底人ですかーなんだか面白そうです。早速やりましょう旦那様!」

堕天使「へぇー小型の大砲?に刃が付いた武器ですかーカッコイイですね!」 ニンゲンダー!

男(意外と好印象だ…)

堕天使「す、すごいです!刃が回転しました!これがあれば私たちは神に負けなかったかもしれません」 ブウゥゥゥゥン!

男「は、ははは…」

堕天使「それで隠れているつもりですか!丸見えですよ!」 ダダダダ!

男(もう俺より上手くなってる…飲み込みが早いなー)

堕天使「あ、ここで一区切りなんですね。続きが気になるところではありますが他になにかゲームありますか?」

男「うーん…一通り手つけてみるか」

堕天使「はい!」

堕天使「これはどんなゲームなんですか?」

男「ん?ああ、これは殺し屋になって他の殺し屋を倒していくゲームだよ」

男(2つ目がこれとは…もっと普通のパーティゲームとか複数でやるゲームを持っておくべきだった)

堕天使「見たところ剣のようなものを所持していますね…これやってみたいです!」

男「わかった。やり方はゲーム中で説明してくれるから」

堕天使「ほほー止めのときだけ振るんですね」ブンッ

男「そうそう」

堕天使「血が出るのではなく塵になっていくのがなんだかいいですね」ブンッ

堕天使「やったー!10位の人を倒しましたよー!」

男(アクションゲーム好きなのかな?…それにしても可愛い)

堕天使「次です!」

男(rpg…しかもこのチョイス)

堕天使「べ、ベヒーモスが逃げ出してます!どうしてですか!」


堕天使「次です!」

男(ゲームを食わず嫌いせず何にでも手をつける感じだ)

堕天使「手から雷を出せるだなんて…この方は魔術師なのですか!?」

堕天使「次です!」

男(ついにファミコンにまで手をつけ始めた)

堕天使「ボスを倒すとボスの武器が使えるようになるんですねー」


堕天使「次です!」

男(お?次は何だ?…って)

男「ちょっと待ったー!そ、それは女の子がやってもあまり面白くないと思うな。それにもうこんな時間だしさ、ははは」

堕天使「え?そうなんですか?うーん…やってみたかったんですけど今度にしましょうか」

男「う、うん。そうしようか」

男(隠しておかないとな…)

堕天使「それでは寝ましょうか旦那様」モゾモゾ

男「明日の目覚ましは…ちょっと早めでいいか」モゾモゾ

堕天使「おやすみなさい旦那様」ギュ

男「…あ、ああ…おやすみ」

男(せ、背中に抱きつかれた!あばばば)

相棒(男!準備はできてるぜ!)

男(馬鹿!出てくんな!気を保て相棒!)

相棒(はっ!すまねぇ…俺としたことが魅了の魔術をかけられていたようだ…)

男(いいってことよ…さぁ、相棒…戦いはまだ始まったばかりだ)

相棒(ああ!)

堕天使「……ん」モゾモゾ

男・相棒(もう負けでいいや)

本日はここまでで

毎日投下できるかは分かりませんが書き溜めができ次第投下していこうと思います

堕天使「旦那様…起きてください。旦那様…」

男「…ぁん?」

男(……あれ?目覚ましセットしておいた気がするんだけど)

堕天使「おはようございます。旦那様」

男「……おはよう」

堕天使「えへへ…旦那様の寝顔、可愛らしかったですよ」

男(あれ?向かい合って寝てないはずなのに起きたら向かい合っている…)

相棒(おはよう男…起きて早々決戦だな…)

男(おはよう相棒…勝ち目がない戦いなんて人生初だぜ…)

男「と、とりあえず顔洗ったりしてから朝ごはんにしようか」

堕天使「はい、旦那様」

男「うーん…普通にパンと目玉焼きでいいか?」

堕天使「はい!旦那様のお料理であれば何でもよろしいです!」

男「はは、ありがとう。じゃあささっと作ってくるからテレビでも見てて待っててね」

堕天使「わかりました!」

男(えーと、今日は堕天使の服とシャンプー、それに数日分の食材を買いに行くのか)ジュー

男(どこに行こうか…そういえば最近このあたりに大型ショッピングセンターができたって聞いたし調べてみるか)ジュー

男「…っと、完成!おーい、出来たぞー」

堕天使「わぁ…いい匂いですね」

男「ただ卵焼いただけだけどな。なにかけて食べる?」ゴソゴソ

堕天使「調味料ですか?うーん…胡椒でお願いします」

男「胡椒ね…はい、胡椒」

堕天使「ありがとうございます。それでは頂きます」

堕天使「ご馳走様でした。美味しかったです、旦那様」

男「お粗末さま。少しゆっくりして準備できたら出かけようか」

堕天使「そうですね…それでは食器洗ってきますね」

男「別に俺がやるからいいよ」

堕天使「じゃあ一緒にやりましょう。私は洗い終わった食器を拭くお手伝いをしますね」

男「そう?ありがとう。早速始めようか」

堕天使「はい、旦那様」

男「あ、拭いた食器はその辺りに並べといて。後でしまっておくから」

堕天使「わかりました。……えへへ、こういうの新婚さんっぽくていいですね!」

男「あ、ああ…そうだね」

男(可愛すぎる…食器をしまい終わったら抱きしめて撫でまくろうそうしよう)

堕天使「旦那様ー準備できましたよー」

男「じゃあ行こうか。今日はバスに乗ってショッピングセンターに行こうと思うんだけどいいよね?」

堕天使「はい!…で、では昨日のように」ギュッ

男(お帰り腕組、お帰り感触、お帰り温もり)

男「あ、お昼御飯は外食でもいい?」

堕天使「いいですよー、それでは行きましょうか!」ギュゥ

男(腕組からさらに接近だと!常に進化し続けるというのか…!)

男「意外と時間かからずに来れたな」

堕天使「わぁ、おっきいですね!ここはどんなどんなところなんですか?」

男「食材や服や雑貨や何でもあるようなところだよ」

堕天使「へぇ~凄いです」

男「それじゃあ先ずは堕天使の服を買いに行こうか」

堕天使「はい!…ではいつものように」ギュッ

男(腕組、ショッピングセンター、服選び…これこそデートって感じがするな…童貞の考えだけど)

堕天使「旦那様!可愛い服がたくさんありますよ!」

男「大型ショッピングセンターだけあって種類も豊富だな」

男(やばい…女の子と服買いに来るとか初めてだからどうしていいかわからない…)

堕天使「うーん…どういった服を着るのがいいんですかね?」

男「じゃあ店員さんい見繕ってもらおうか。すみませーん」

店員「はい、どうなさいました?」

男「この子に合う服を選んでもらえませんか?可愛ければ多少高くても大丈夫なので」

店員「わかりました。こちらへどうぞ、お客様」

堕天使「えっと…旦那様は一緒に来ないんですか?」

男「俺はここで待ってるから堕天使は店員さんと服を見てくるといいよ。お金のことは気にしないで堕天使が気に入ったものを買っておいで」

堕天使「ありがとうございます。すっごく可愛くなって来ますからね!覚悟しておいてくださいよ!」

男(覚悟?お金のことで見栄を張ってしまったけど女の子の服ってどれくらいするんだろう)チラッ ¥15800

男(……か、覚悟がいりそうだな)

堕天使「旦那様ー」タタタッ

男「お?終わったのか…」

男(おお…黒をメインとしくど過ぎないくらいのフリフリが付いている)

男(上品さの中にも可愛さが…)

堕天使「ど、どうでしょうか旦那様?」

男「ああ…すごく可愛いよ…堕天使」

堕天使「え、えへへ…すごく可愛いだなんて…あっ、そうだ旦那様このようなものを渡されたのですが」

男「ん?どれどれ」

男(って下着のサイズじゃないかこれは…そうか下着も買わないといけないのか…)

男「こ、これは堕天使の下着のサイズだよ。…この際下着も買ってくるといいよ。俺はここで待ってるから」

堕天使「えー…そ、その…下着は旦那様が選んでくれると嬉しいなって」

男(な、なにぃぃー?!)

男(断ろうと思ったけど堕天使が可愛すぎて結局一緒に来てしまった…周りの目が痛い)

堕天使「旦那様はどんな下着が好みなんですか?」

男(堕天使には申し訳ないが、ここはさっさと選んで脱出せねば!)

男「これと、これなんてどうかな」ヒョイヒョイ

堕天使「まぁ…旦那様はこういうのが好きなんですね。ちょっと恥ずかしいですけど旦那様のためなら…」モジモジ

男(し、しまったぁー!俺としたことがエロゲであるようなスケスケの下着を選ぶという初歩的なミスをするだと!)

男「い、いやいやさっきのは冗談で普通にこういうのがいいかな」

堕天使「わぁ、下着にもこんなに可愛いのがあるんですね。では旦那様の希望の品ですしこちらにしますね」

男「あ、ああ…俺は外で待ってるから」

男(よ、よかった…恥を忍んでゆっくり吟味した下着は結構高評価のようだった)

相棒(青っぽい肌、純白の下着、黒を基調とした上品な服…やばいな)

男(ああ、やばいな…でも今は出てくんな相棒)

相棒(おっと、すまねぇ。考えたらつい…な?)

堕天使「お待たせしました旦那様」

男「いやいや、それじゃあ次行こうか」

堕天使「はい!」



・・

・・・

男「いろいろ見て回ったり買い物したせいかもう夕方になっちゃったな」

堕天使「本当になにからなにまで買っていただいてありがとうございます旦那様」

男「別にいいよ、むしろもっと贅沢なものを買いまくってもいいくらいだよ」

男(嘘です。やばいです。財布に氷河期が来ました)

堕天使「本当に…召喚してくださって…ありのままの私を受け入れてくださって…」

男「ど、どうしたんだいきなり」

堕天使「こんな青い肌で…紫の輪…黒い羽を受け入れてくださったのは旦那様が初めてなんです…」

堕天使「だから…旦那様…大好きです…いえ、愛してます」チュッ

男「」

男(俺の唇と堕天使と唇が触れ合っておる…これが接吻、これが口づけ、これがキスというものか)

堕天使「…え、えへへ……さ、さぁ!今日こそ一緒に夜ご飯作りましょうか旦那様!」

男「お、おう」

今回はここまでで

いまさらですがこのスレは男と堕天使がただイチャイチャするだけの山なし落ちなしのスレです

男「それでは今日はハンバーグを作りたいと思います」

男「堕天使は玉ねぎを炒めておいてくれ」

堕天使「はい!……………これくらいですか旦那様?」ジュー

男「うん、いい感じだよ。じゃあ玉ねぎをボウルの中に入れて挽き肉、パン粉、卵、塩、胡椒とよく混ぜて」コネコネ

堕天使「旦那様、次は何をすればいいですか?」

男「これを混ぜ終わったらハンバーグのタネを一緒に作ってもらうからその間洗い物を頼んでいいかい?」コネコネ

堕天使「わかりました!」ジャー

男「………っと、こんなもんかな?堕天使ー洗い物終わったー?」

堕天使「もう少しで終わりますよー………終わりました!」

男「じゃあ次はこの混ぜたものを均等な大きさに分けていって、こうやって空気を抜いていくんだ」パシッパシッ

堕天使「どうして空気を抜く必要があるんですか?」パシッパシッ

男「焼きあがったときにハンバーグが割れないようにするためだよ」パシッパシッ

堕天使「なるほどー」パシッパシッ

男「さっ、後は焼くだけだから堕天使は出来上がるまで好きにしてていいよ」

堕天使「では旦那様がハンバーグを焼いてる様子を見てますね」

男「ん?別にテレビでも見てて休憩しててもいいんだよ」

堕天使「いえ、料理の作り方をたくさん覚えて旦那様に美味しい料理を作って差し上げたいので…駄目ですか?」

男「ううん、構わないよ。じゃあそのうち堕天使の手料理が食べてみたいな」

堕天使「はい!期待して待っててくださいね!」

男「よし、完成!」

堕天使「美味しそうな匂いですねー」

男「さぁ、出来立てのうちにお皿に盛りつけて食べようか」

堕天使「はい!」



・・

・・・

堕天使「それでは…いただきます!」

男「どうぞ、召し上がれ」

堕天使「あーん……お、美味しいです旦那様!すごい美味しいです!」

男「そりゃぁ俺と堕天使で作ったからな……うん、いつもより美味しい」

男「ずいぶん美味しそうに食べるけど…食べたことなかったのか?」

堕天使「はい、初めて食べました……それに、旦那様と一緒に作ったからより美味しいんだと思います」

男(おう…可愛いこと言っちゃって…今すぐ撫でまくりたい)ウズウズ

堕天使「そういえば旦那様のご両親は遠くまで行かれると言っておりましたが、どれくらいで帰ってくるのでしょうか」

男「うーん…学校に連絡入れるくらいだしまだまだ戻ってこないんじゃ……ん?」

男(学校?…そうだ明日からまた学校だよ…どうしよう)

堕天使「?…どうなさいました旦那様?」

男「…俺…明日から学校なんだけど…どうしよう」

堕天使「一緒に行っては駄目なのですか?」

男「手続も何にもしてないしなぁ…」

堕天使「一番偉い人に頼むだけじゃ駄目なのですか?それだったら魔術を使えば可能かと…」

男「魔術って…そんな便利な魔術があるのか?」

堕天使「魔力の消費が激しいですが記憶操作の魔術を使えば…」

男(なんというチート魔術。なんとういうご都合主義な魔術だ)

男「うーん、そんなに学校行きたい?」

堕天使「はい!…行きたいというより…だ、旦那様と離れたくないです」

男(なんという可愛さ。これはもう一緒に行くしかないな)

男「わかった、じゃあ一緒に学校行こうか」

堕天使「ありがとうございます!旦那様!」

男「それじゃ、食器洗ってくるから堕天使はお風呂の準備しておいてくれる」

堕天使「わかりました!今日は一緒に入る日ですもんね!」

男「」

男(そうだ…昨日そんな話してたな…いっけねー忘れてたよ、はははは)

堕天使「お風呂の準備ができましたよー旦那様ー。先に入っててくださいねー」

男「あ、ああ…」

男(気を引き締めろよ相棒…これは昨日以上の戦いになる)ワシャワシャ

相棒(ああ…でも男…情けないことにさっきから武者おっきが静まらねぇんだ…)

男(大丈夫だ相棒…この戦い、堕天使に前を見せなければ十分に勝機はある!)ワシャワシャ

相棒(男…お前にはいつも励まされてばかりだ…すまねぇ)

男(いいってことよ…俺たちは一心同体だろ?)ワシャワシャ ジャー

相棒(…男)

堕天使「し、失礼しまーす」ガチャ

男・相棒(き、奇襲だとおぉーー!?)

堕天使「旦那様、お体はもう洗ってしまわれましたか?」

男「い、いや…頭だけしか洗ってないよ」

堕天使「で、では早速お背中を流しますね。」

男「…あ、ありがとう」

男(く、来るぞ相棒!)

相棒(お、おう!)

堕天使「えっと…ボディソープは…あ、ありました」ムニッ

男・相棒(ボ、ボディソープを取ろうとして胸と背中が密着するだとおぉーー!?)

男(ば、馬鹿な!?この現象は漫画、アニメ、ゲームでしか起きないはずっ!)

相棒(落ち着け男!堕天使が現実にいるのに漫画やアニメなぞはあてにならん!……がはっ!

男(あ、相棒?…相棒ーー!!)

堕天使「旦那様ー痛くありませんか?」ゴシゴシ

男「ああ、ちょうどいい感じだよ」

堕天使「そうですかー…えへへ、よかったです」ゴシゴシ

男(これからは独りきりの戦いが始めるのか…相棒…お前がいなくなると寂しいよ)

堕天使「旦那様ーお背中はこのくらいでよろしいでしょうか?」

男「うん。ありがとう、気持ちよかったよ」

堕天使「それはよかったです。…で、では次は前ですね」

男「」

続きは夜に投下する予定です

あと、自分エロ書けないです

男「いやいやいやいや!前は自分で洗うからいいよ!もしやるんだったらまたの機会ってことで!」

堕天使「いえいえいえいえ!これも妻の務めですので早くやるのに越したことはありません!」ガシッ

男(肩を掴まれた!無理やりにでも前を向かそうとしてるのか…何とか掴まれてる肩を解放せねば…)ガシッ

男「で、でも今すぐにやるべきことじゃないだろう!そうだ!後で背中流してあげるから今日はなしってことで!」グググ

堕天使「それは嬉しい提案ですが、それなら私が旦那様の前を洗った後に旦那様が私の全身を洗ってくださったほうが嬉しいです!」ググググ

男(なっ?!俺が力で押し負けるだと!……こんなことなら少し体を鍛えておいたほうがよかった)

男「な、なんで今回はこんなに積極的なんだよ!」…グ…ググ

堕天使「愛する人とキスして一緒にお風呂入れば積極的になりもしますよ!このイベントが終われば後はベッドに直行するだけです!」ググググ

男「なにさらっととんでんもないこと言ってんだよ!明日学校だから疲れることはするべきじゃないと思うんだけどな」……ググ

堕天使「じゃあ前流すだけでいいですから!やさしくしますから!……はっ!」ググググ……クルッ

男「あっ!しまった!」

男(相棒…俺負けちゃったよ……)

堕天使「ふふ…じゃあ前流させていただきますねー」ゴシゴシ

男「もう好きにしてください……」

堕天使「だ、旦那様…腰のタオルをどかしていただかないと下半身が洗えないのですが…」ジー

相棒(ふっ…布越しでも見られると恥ずかしいぜ…)

男「んぁ?…………み、見るなぁーー!」バッ

堕天使「で、ですが!私を思ってそのようなことになっているのでしたら私がいろんな意味で洗って差し上げなければ!」

男「い、いや!ここだけは本当に勘弁してくれ!ってかなんでここにきてエロキャラ化してるんだよ!」

堕天使「旦那様を愛してるからですよ!!遅かれ早かれ肌を重ねるんですから予習の意味を兼ねて今じっくり見ておくほうがいいじゃないですか!」

男「お、おう」

堕天使「では、失礼して…」

男「って、やっぱりまだ駄目!また今度!本当にまた今度にしてください!」土下座

堕天使「むぅー…旦那様にそこまでされてしまっては仕方ありませんね」

男「ありがとうございます!本当にありがとうございます!」土下座

男(あの後、俺は堕天使の体を洗ったが完全に精神が疲れていたせいかのぼせたせいか風呂で倒れてしまった)

男(そしてベッドで堕天使に膝枕をしてもらっている…裸yシャツで…)

堕天使「大丈夫ですか、旦那様?いきなり倒れてしまってびっくりしてしまいましたよ」

男「ベッドまで運んでくれてありがとう…堕天使」ナデナデ

男(俺は堕天使の豹変っぷりにびっくりしたよ…)

堕天使「どういたしまして。……えへへ、頭じゃなくて頬を撫でられるのも気持ちいですね」

堕天使「いつも撫でられてばかりなので、今回は撫であいっこにしましょうか」ナデナデ

男「撫でらるのなんて子供の時以来だな……すごい落ち着くよ」ナデナデ

堕天使「ふふっ、旦那様に満足いただけたようで嬉しいです」ナデナデ

男「ところで今何時だ?」ナデナデ

堕天使「えっと……11時を少し過ぎたくらいです」ナデナデ

男「もうそんな時間か…明日は早いし歯磨いて寝るか」

男(1時間以上も堕天使と撫であいっこしてたのか…)

堕天使「ふぁぁ……そうですね、ちょうど眠たくなってきましたし今日はもう寝ましょうか」

男(欠伸可愛いなおい。手で口押さえて欠伸とか可愛すぎんぞおい)

堕天使「こうして一つのコップの中に歯ブラシが2本入ってるのってラブラブな感じでいいですね!」

男「うん。まさかリアルでこの光景を目にするとは思わなかったよ…」

男(実際見てみると破壊力高すぎだろこれ)

堕天使「さぁ!歯も磨き終わったことですし今日から抱き合って寝ましょうね旦那様?」

男「えっ」

堕天使「えっ」

男「……お、俺にはまだハードルが高いと言いますか…壁が厚いと言いますか…」

堕天使「一緒にお風呂に入ってわかりましたが…旦那さまってチキンですね」

男「うぐっ」グサッ

堕天使「でもこればかりは譲れません!たとえ旦那様が私に背を向けようとも無理矢理向き替えて抱き合って寝ますね」

男(必死な説得の結果、向かい合って寝るということで妥協してもらった…距離は近いけどな)

堕天使「明日は学校ですか……楽しみですね」

男「ああ、本当に大丈夫か?」

男(やばいやばい。顔近い。可愛い。いい匂いする)

堕天使「はい、任せてください」

堕天使「それでは旦那様おやすみなさい…んっ……えへへ、おやすみのキスしたかったんですよ」

男「」

堕天使「では本当におやすみなさい旦那様」チュッ

男(……寝れなくなってしまった)

今回はここまでです

堕天使「旦那様…起きてください旦那様…」ユサユサ

男「うー……んん……」

堕天使「…そうだ!起きない旦那様にはこうしてあげます……ん」チュッ

男(おはようございます。起きたら堕天使にキスされていた男です)

堕天使「ん…旦那様、おはようございます。…ふふっ、おはようのキスしちゃいました」

男「…おはよう」

男(眠気も吹っ飛ぶこの可愛さ…流石我が嫁…可愛すぎる)

男「じゃあささっと朝ごはん作ってくるから顔でも洗っておいで」

堕天使「はい、わかりました」

男「はぁ~月曜日かぁ…そういえば堕天使は制服どうするんだろうか?」ジュー チン

男「後で聞いてみるか……っと完成!」

堕天使「ああ、美味しそうな匂いですねー」

男「簡単にトーストとスクランブルエッグと簡単に作ったサラダだけなんだけどな」

堕天使「いえいえ、美味しそうですよ……いただきまーす」

男「どうぞ召し上がれ。…ねぇ堕天使、制服ってどうするの?」

堕天使「学校に行く途中で見た制服を魔術で複製しようと思います」

男「なるほど。でも学校に行ってからも使うんでしょ?そんなに魔力使っちゃって大丈夫なのか」

堕天使「大丈夫ですよ、魔力を使用してないときは常に回復してるので。そうですね…en回復(大)が付いてるとでも思ってください」

男(常に魔力回復とかチートじゃないか…)

男「じゃあ支度もできたことだし行こうか」

堕天使「はい。家から学校はどのくらいの距離なのですか?」ギュッ

男「そうだな…大体歩いて15分くらってところかな」

男(早速腕組が来たか…そう来るだろうと思ってまだ人通りが少ない早い時間出てきてよかった)

堕天使「歩いて行けるのはいいですね……旦那様、あの人たちが旦那様の通っている学校の女生徒ですか?」

男「ん?……うん、そうだよ」

堕天使「では、ちょっと脇道に入っていただけませんか?制服を複製するので」

男「ああ、わかった」

堕天使「周りをよく確認して…誰も見てませんね。では…」パァァ

堕天使「どうですか、旦那様?どこかおかしな箇所とかはありませんか?」

男「うん、大丈夫だよ。…いちいち魔術使うのもあれだし、今日の帰り制服買いに行くか」

堕天使「そ、そんないいですよ。昨日だって服買ってもらってますし…」

男「まぁまぁ、持っておいたほうが余計な魔力使わなくてすむんだしさ」

堕天使「旦那様…ありがとうございます!」ギュッ

男「さ、それじゃあ行こうか」

堕天使「はい!」

男「ここが職員室で、あの階段を登って3階が2年生の教室がある階な。あと俺は2年5組だから」

堕天使「わかりました。では旦那様は先に教室に行って待っててください」

男「本当に一人で大丈夫なのか?」

堕天使「ふふっ、旦那様は本当にチキンで心配症ですね」

男「うぐっ」グサッ

男(一個追加されとる…)

堕天使「今回、記憶操作の魔術を広範囲にかけるので旦那様まで巻き込んでしまうことがあり得ますからね…」

男「なるほど…確かにそれなら先に教室に行ってたほうがいいな」

堕天使「はい。…それでですね旦那様…より上手くいくようにおまじないしてほしいなーなんて…」

男「おまじない?それくらい別にいいけど」

堕天使「本当ですか!…では、えっと…キスしてほしいなー…なんて」

男「」

男「ちょ、ちょっと待ってくれ…ここは学校で職員室の前だ…いくら人がいないからと言ってそれは…」

堕天使「…ダメ…なんですか?」ションボリ

男「え、えっとだな……そうだ!成功報酬にしよう!帰ったら堕天使が嫌っていうほどしてあげよう」

堕天使「本当ですか!…えへへ、今晩は寝れませんね」

男「…あ、ああ」

男(なんかミスった感じがする…)

堕天使「では頑張ってきますので教室で期待していて待っててください!」

男「ああ、行ってらっしゃい」

男「ふー、こんな朝早くに学校来るの初めてじゃないか?」

男「眠たいしhrまで寝てようかな…」

?「おはよう。男がこんな早くに来るなんて珍しいね」

男「ああ、友か。おはよう」

友「それで?どうしてこんな早く来たんだい?」

男「ちょっと用事があってな…早起きなんて久しぶりで凄い眠いわ」

友「用事ね…でもいいじゃないか、早寝早起きは生活の基本だよ。社会人になれば嫌でもしなければならないんだし」

男「今はまだ学生だから遅寝遅起きでいいんだよ」

友「まったく…僕は男のことを思ってアドバイスしてあげてるんだよ」

男「まぁ気持ちだけ受け取っといてやるよ」

男(結局友と話し込んでしまい寝れなかった…眠い)

ザワザワ ザワザワ

友「なんだか騒がしいけど何かあったのかな?」

男「さぁ?それより今日の数学って宿題あったっけ?」

友「うーんと…よかったね今日はないよ。ってよりいい加減僕のを写すのは止めたら?合ってるかどうかわからないし」

男「友達は支えあってこその友達だろ…それに俺はお前(のノート)がいいんだよ」

友「そ、そんな…男ったら…」

キーンコーンカーンコーン

担任「おーい席付けーhr始めるぞー」ガラガラッ

担任「えー…今日は特に連絡することもないな…」

担任「あー、そうだこんな中途半端な時期ではあるが転校生が来てるので自己紹介をしてもらいましょう」

男(すごいついでみたいな感じで言ったな…まぁあの先生男にしか興味ないからか)

友「なるほど、だから騒がしかったんだね」

担任「えー、それでは堕天使さんどうぞー」ガラガラッ

友「へー、可愛い子……ん?」

堕天使「ご紹介に上がりました堕天使です。このクラスにいる男様の妻ですので夫婦ともどもよろしくお願いします」

男(なんでさりげなくとんでもないことを言うんだ…悪い気はしないけどな、はははは)

友「お、男…これはいったいどういうことだい?」ギリギリ

男「い、痛いです話してください腕が折れてしまいます」グググ

担任「それじゃあ席は空いてる席に……ってあれ?」

担任「えー…今日は特に連絡することもないな…」

担任「あー、そうだこんな中途半端な時期ではあるが転校生が来てるので自己紹介をしてもらいましょう」

男(すごいついでみたいな感じで言ったな…まぁあの先生男にしか興味ないからか)

友「なるほど、だから騒がしかったんだね」

担任「えー、それでは堕天使さんどうぞー」ガラガラッ

友「へー、可愛い子……ん?」

堕天使「ご紹介に上がりました堕天使です。このクラスにいる男様の妻ですので夫婦ともどもよろしくお願いします」

男(なんでさりげなくとんでもないことを言うんだ…悪い気はしないけどな、はははは)

友「お、男…これはいったいどういうことだい?」ギリギリ

男「い、痛いです話してください腕が折れてしまいます」グググ

担任「それじゃあ席は空いてる席に……ってあれ?」

堕天使「すみません。私の席とあなたの席交換しませんか?」

モブ1「え?……別にいいけど」ガタッ

モブ1(ラッキー!あそこはモブ2子ちゃんの隣じゃないか!堕天使さんありがとう!)

堕天使「ありがとうございます。……ふふっ…旦那様、これで隣通しですね」

男「あ、ああ。わからないことがあったらどんどん聞いてくれ」

男(痛い痛い腕の感覚がなくなってきた)

堕天使「では早速机をくっつけましょうか旦那様」ガタガタ

友「へー、旦那様って呼ばせてるんだー」ギリギリ

男(口は笑ってるのに目と声が笑ってない…)

友「堕天使さん、これからよろしくね」

堕天使「はい、よろしくお願いします…えっと…」

友「友だよ」

堕天使「では、改めてよろしくお願いしますね、友さん」

堕天使(あれ?……この人)

友「で、男とはどんな関係なの?」

堕天使「さっきも言った通り夫婦ですよ。今は旦那様と二人で一緒に住んでます」

友「へぇ~」ギリギリギリギリ

男(席をまたいで会話されると凄い気まずくなるよね。それにしても本格的に腕の痛みがなくなった…大丈夫なのかな?)



・・

・・・

男(堕天使は凄かった…何が凄いかって教科書を一回読んだだけで全部覚えるし、体育もかなりできるようだった)

男(こうも完璧だと旦那さん落ち込んじゃうよ……自分のダメさ加減に)

堕天使「どうしました旦那様?下校の時間ですし帰りましょう」

男「ん?…ああ、そうだね」

友「ねぇ、男…堕天使さんと話したいことがあるんだけどちょっと貸してもらっていい?」

男「っていってるけど、どうする?堕天使」

堕天使「……旦那様も一緒じゃ駄目ですか?」

友「……まぁいいよ、それじゃ行こうか」

今回はここまでです

ミスってすみませんでした

男(ってわけで屋上に来ました。来る途中俺を挟んで堕天使と友が一切会話しなかったのが怖いです)

堕天使「…それで、話したいこととは何でしょうか?」

友「……じゃあストレートに、どうして堕天使がこっちの世界にいるんだい?」

友「あの戦争で、堕天使はあっちの世界から出られないんじゃないのかい?」

堕天使「普通に旦那様に召喚されただけですけど、それが何か?」

友「いやいや、神々の力で堕天使たちには枷がかけられてるはずだろう?」

堕天使「そんなんの神々を殺したらなくなりましたよ」

友「……は?」

男(なんか堕天使が物騒なことを言ってるし、友がやけに詳しいと疑問に思うけど会話に入るタイミングを逃した…)

友「…聞き間違いかな?神々を殺したって聞こえたけれど…」

堕天使「聞き間違いじゃありませんよ。私たちに罰を与えるだけならまだしも人間たちにもよからぬことをしようとしましたからね」

堕天使「怒りに身を任せた結果、あっけなく死んでしまって残念です。もっと神々の苦しむ声を、悲鳴を、断末魔を聞いていたかったのですが」

堕天使「あんなに弱かったのにどうして戦争で負けてしまったのでしょうね?今でも不思議ですよ」

友(何この人怖い……どうしてこんなのがこっちに……あっ!)

友「お、男!どうしてこんなの呼んだんだ!いつ生き残りの神にこっちの世界が攻撃されてもおかしくないんだよ!」

男「え?は?……あの、もう一度お願いしても…」

男(ヤバイ、話についていけなくて何にも聞いてなかった)

友「ちゃんと聞いててよ!」

友「だから!どうしてこんなの呼んだんだよ!こっちの世界が危ないんだよ!」

男「え、えっと…どうしてと言われましても……」

堕天使「別に危なくもないですよ。神は根絶やしにしてきましたから。これで向こうの世界の人間たちは縛られることなく生きていけますね!」

男(友…なんだか物騒なことを自慢げに言ってるよ…)ダキッ

友(呼び出しておいてなんだけど僕後悔してるよ…今…)ダキッ

堕天使「って!なんで抱き合ってるんですか旦那様!…早速浮気ですか……」

男「う、浮気なんてそんな!」パッ

友「あっ……」

友(男の温もりが…匂いが…)ショボーン

男「そ、そうだ!どうして友はそんなに詳しいんだ?」

友「えっ?だって僕、ワーウルフだし」

男「えっ」

友「えっ」

堕天使「……自分のこと話してなかったんですか?」

友「話したような話してないような……うーんと…話してないや」

友「そ、それに昔会ってるし…男なら僕のこと気付いてくれるかと思ったし……」

男「えっ?昔会ったっけ?」

友「会ったよ!」

堕天使(旦那様と友さんが話し始めて輪に入れません…私は旦那様の妻ですのに…そんなわけで回想です)

クゥ~ン…クゥ~ン

幼男『お?なんか珍しい犬がいるぞ』

クゥ~ン……

幼男『なんか落ち込んでるけど…どうしたんだ?』ナデナデ

…… スリスリ

幼男『お、おい!どうしたんだ迷子か?……でも首輪がないしな…』

幼男『というか本当に犬なのかこいつは……犬とは違う毛の質のような感じだ…よっと』ダキアゲ

幼男『お?メスだ』

クゥ~ン…///

お~い、友~どこだ~

……! バッ

幼男『うお?!』

友ー!心配したんだぞ!でも無事でよかった…さぁ帰ろうか

幼男『飼い主に会えたのか…よかったな…それにしてもなんて犬種だったんだ?』

友「ってことがあったじゃないか!男は覚えてないのかい!」

男(覚えてるけど…あれ完全に犬っころだったじゃないか……)

堕天使(それでは旦那様も気付く訳ないですね……)

友「そ、それに大事なところを見られたし…わざわざ匂いを辿って中学校まで追いかけたんだよ!」

男(なぜそこまで…そんなに見ちゃいけなかったのか)

堕天使(愛が重いですね…それで旦那様、今後女性の大事なところは許可なく見てはいけませんよ)ギリギリ

男(あれは犬っころだしノーカウント!ノーカウントだ!って痛いです堕天使さん痛いです)

友「って、なんでそこはくっついてイチャイチャしてるんだい!」

男(友がだんだん壊れてきた…)

堕天使(ほら、何か言ってあげませんと)

男(ふむ…ワーウルフか…ってことはもっふもふじゃないか!)

男「なぁ友、本当にあの時あった犬っころなのか?」

友「僕が間違えるわけないじゃないか…」

男「では!それを証明してもらわないとな!本当の姿を見せてもらおう友よ!」

友「えぇ!……僕の本当の姿みたいの?……じゃあちょっと待ってて」タタタッ

男「ああ」

堕天使(見てはダメです旦那様!よくないことが起こります!)

男(でもあの犬っころが友だと限らないし、あのときたまたま友が見てただけかも…)

堕天使(それはそれで愛が重いですよ!)

友「お、男ー…そこにいるよね?」

友「ど、どうかな男…これが僕の本当の姿だけど…」モジモジ

男(耳だ!尻尾だ!全身ふさふさだ!ケモノ娘か!)

男「た、確かにこの毛の色や質はあの時の犬っころ」サワサワ

友「……そ、それでね…男……人間にこの姿を見せるのは特別な時だけなんだよ……」モジモジ ブンブン

友「これからよろしくね、あなた……ふふっ」テレテレ ブンブン

男(ミ、ミスったー!)

堕天使(だから見てはダメって言ったじゃないですか!……断ってくださいね、旦那様の妻は私なんですから)ギリッギリッ

男(が、頑張ってみます…)

男「ス、スマン友…そんな特別だとは思わなかったんだ…確かに嬉しいけど、俺には堕天使がいるし…」

友「ぼ、僕は二人目でもいいよ!正妻は堕天使さんでいいから…ダメかな」ウルウル

男「ははっ、いいよいいよバッチコーイ!」ナデナデ

友「お、男ー!」ダキッ ブンブン

男(家に帰ってきました…なぜか自然に正座をしてしまう雰囲気だ…ってか堕天使が怖い…)

堕天使「……断ってくださいっていいましたよね?」

堕天使「こんなことにならない様に学校で女子からの旦那様への好感度を魔術で消しましたのに…」

堕天使「友さんは魔術の耐性が高くて効かなかったようですが……」

男(こっちも愛が重いです……)

堕天使「友さんには申し訳ないですが明日ちゃんと断ってくださいね」

ピーンポーン

男「あれ?こんな時間に誰だろう…出てくるね」

堕天使「旦那様はここで反省してて」

ガチャ 男ー?お邪魔するよー

男・堕天使「」

堕天使「こんな時間にどうしたんですか友さん?……それに勝手に人の愛の巣に入るのは同じ女性としてどうかしてると思いますが」

友「いやーお父さんとお母さんに本当の姿を見せたことを話したら花嫁修業として男の家にお世話になれって言われてね」

友「男のご両親もいないしちょうどいいかなーと思って」

男「な、なんで親がいないこと知ってるんだ?っていうか俺の家来たことあったっけ?」

友「それは勿論調べたからだよ。男の家は匂いを辿って来たんだよ」

男・堕天使「」

男(堕天使さん…これは詰んだ気がする……)

堕天使(はい……旦那様と私で愛の逃避行を実行しても地の果てまで匂いを辿ってきそうな気がしますね……)

友「それでは、…不届き者ですがこれからよろしくお願いしますね…あなた」

男(考え方によってはこれで俺の貞操は守られるんじゃないか?)ボソッ

堕天使「あの約束はまだ有効ですからね…旦那様」

男「oh……」

今回はここまでです

男「さぁ、もう寝る時間だけど…」

堕天使「さぁ旦那様、早く寝ましょう」ベッドで待機

友「そうだよ、明日も学校で早いんだしもう寝ないと」ベッドで待機

男「……俺は布団で寝るので百合の花でも咲かせてるといいよ」ガサゴソ

男(堕天使と友の間で寝るとかマジ無理ゲーだわ…つかいつの間にあんなに仲良くなってるんだ…)

相棒(ああ、全くだぜ……)

男(あ、相棒!もう大丈夫なのか?)

相棒(心配してくれてありがとうよ…俺はもう十分に休んだし平気だぜ)

男(相棒…お前がいなくて寂しかったよ…)

相棒(男…そんなに俺のことを…)

堕天使「何言ってるんですかここで寝るんですよ、ここで」ガシッ グイッ

友「そうだよ…こ、こんなに可愛い女の子二人に挟まれて寝れるなんて幸せものじゃないか」ガシッ グィ

男「うお?!ちょ、ちょっと待って」トサッ ムニィ

男(こ、この感触は…!堕天使の大きすぎず小さすぎないモノと友のぺたーんながらもしっかりと柔らかさがあるモノ!)

堕天使「えへへ…旦那様ったらチキンで心配性なのに大胆ですね…えへへ」モジモジ

友「ふふっ…まさか初日からこんな…男のほうが狼だね…ふふっ」モジモジ

男(ラ、ラッキースケベキター!)

相棒(ガハァッ!……男…すまねぇ…俺はもう一度永い眠りに就かなければならないようだ…グフゥッ)

男(相棒…?う、ウソだろ?……返事をしてくれよ!相棒ー!)

堕天使「抱き合ってなれないのは残念ですが…」ギュッ

友「こうやって男にしがみついて寝るのもいいね…」ギュッ スーハースーハー

男「あの……どうしてこんな急に仲良くなってるのでしょうか?」

堕天使「やはり同じものを欲する同士仲良くしたほうがいいですよね」

友「って話になったんだよ。ちなみに学校で言った通り正妻が堕天使さんだからね」

堕天使「今回の件は特別ですからね旦那様。これ以上増やさないで下さいよ」ギュゥ

男「…あ、ああ」

男(こいつ『正妻』ってところに釣られたんだな…)

堕天使「旦那様…起きてください…朝ですよー」ムニムニ

友「男ー朝だよー…早く起きないと学校遅刻しちゃうよ」ツンツン

男「…おはよう……どうして胸を押し付けたり頬をつついたりしてるんですかね?」

堕天使「そ、それは旦那様に気持ち良く起きてもらおうと…」ムニムニ

友「ふふっ…男の寝顔が可愛かったらだよ」ツンツン

男(天国のような地獄ってあるんだな……別の所が起きそうだよ相棒…)ムクリ

男「ホアァァー!」ガバッ

男(あ、危ねぇ…マジで起きちゃったよ…)

堕天使「ど、どうなさいました旦那様!」

友「どうしたんだい男!しっかりするんだ!」ユサユサ

男「い、いや気合いを入れようと思いまして…はははは」

友「今日から朝食は僕が作るようになったから男はゆっくりくつろいでてね」

堕天使「私はまだまだ勉強しなければならないので友さんのお手伝いをしてきますね」

男「おお…ありがたい…でも、二人だけに作らせるのも悪いし明日から友と俺の交代で作って手伝いで堕天使をつけないか」

友「そ、そんないいよ…妻としては夫に美味しい料理を食べて欲しいしさ…」パタパタ

男「いやいや、それなら夫としても妻たちに美味しい料理を食べてもらいたいさ」ナデナデ モフモフ

友「男…ふふっ…」ギュッ ブンブン

堕天使(早く美味しいを作れるようになりたいなぁ…)

男「それに早く堕天使の料理食べたいし、俺からも教えられることがあれば教えてあげたいしな」ナデナデ

堕天使「だ、旦那様…えへへ…だんなさまぁ…」ギュゥ

堕天使「えへへ……だんなさまぁ……」ギュゥ スリスリ

友「おとこぉ…ふふっ……」ギュッ スリスリ

男「あの…そろそろ離してくれないと時間が…」

堕天使「もう…いいじゃないですかそんなこと…」ギュゥゥ

友「そうだよ…もっとみんなで抱き合ってようよ…」スーハースーハー

男「待て待て本当に時間が……や、ヤバイ!もう8時だ!本当に遅刻するぞ!」ガバッ

堕天使「ええ!ほ、本当です!大変です!」

友「わー!男に朝食作っていいとこ見せるはずだったのに!」

男「仕方ない、今日は朝食抜きだ!二人とも急ぐぞ!」

今回はここまでです

明日はもしかしたら投下できないかもしれません

  ~番外編~

男「そいえばスレタイに魔物娘って出てるのにいまだに出てこないな」

堕天使「そうですねぇ…私が召喚されたわけですし」

友「それなら僕がいるし大丈夫だよ!」

男「は?友はワーウルフで魔物娘じゃないだろ」

友「ワーウルフは魔族だし僕だって立派な魔物娘だよ」

堕天使「魔物娘ってより獣人娘って感じがしますけどね」モフモフ

男「うん。それに狼ってより犬っぽいし犬娘だろ」ナデナデ

友「そんな…ワーウルフなのに…犬じゃないのに…」ブンブン

男(尻尾を振るから犬って感じなんだな)

堕天使(ですね)

男「そういえば友っていつこっちの世界に来たんだ?俺が子供の頃に会ってるから相当前に召喚されてるよな?」

友「僕は召喚されたんじゃなくてこっちに引っ越してきたんだよ」

堕天使「向こうの世界から移住する人は結構いますからね」

友「お父さんがいつもこっちに来たいって言ってたから」

男「へぇー、そんな自由にこっちとあっちいけるもんなのか」

堕天使「魔方陣さえあれば好きなときにいけますよ。行って見ますか?」

男「……いや、またの機会に」

堕天使「放課後です!私ほどの力があれば時間操作も簡単にできますよ、旦那様!」

男(なんか自慢げにとんでもない事言ってる…可愛い)ナデナデ

堕天使「えへへ…もっと撫でてください旦那様…」ギュー

男「それにしても、校内でこんなことやって誰からも見られないって事はちょっと異常じゃないか?」

堕天使「私達はこういう関係だと記憶にねじ込む魔術を私たち自身にかけてますからね」

堕天使「一度かければ解除するまで解けませんし、その間魔力も消費しませんしすごく便利な魔術です」ギュー

男「チートすぎて嫁が怖い……」  ダダダダッ

友「僕が掃除してる間に何イチャイチャしてるのさ!正妻だからって独占できると思ったら大間違いだよ!」ギュー

男「……友にもかかってるのか」ナデナデ

友「うん?…なんの話だい?」

男「いや、なんでもないよ」

友「それにしても男って酷いよね、前に僕が一生懸命アピールしたのにまったく振り向いてくれないしさ」

男「……そんなアピールあったか?」

堕天使「旦那様は鈍感なんですか?」

友「そうそう、鈍感なんだよ。男の落とした消しゴムを拾ってあげようとして指を触れ合わせたり」

友「図書室で同じ本をとろうと指を触れ合わせたり、男の教科書を隠して机をくっつけて見せてあげたのにさ」

男(さりげなさすぎて気付かんわ……てか最後はやっちゃ駄目だろ…)ジッ

堕天使(友さんは賢い方なのか残念な方なのかたまに分からなくなりますね…)ジツ

友「な、何で二人ともそんな眼で見るのさ……」

友「たまに男が女に興味がないとか、2次元しか愛せないとか色々心配しちゃったよ」

男「まぁ、そこらへんは俺の趣味が関わってくるからな…スマンかった」

友「え…や、やっぱり2次元じゃないと駄目なのかい?」

堕天使「そ、そんな……わ、私迷惑でしたか?」

男「いやいやいやいや……なんていうの?その…俺…人外好きだからさ…」

男「きっと友がアピールしてきた時期は画像収集や人外娘とイチャイチャする妄想でそれどこじゃなかったんじゃない?」

堕天使「よかった…安心しましたよ旦那様」ダキッ

友「それなら何も心配はないね!」ダキッ

堕天使「これからは妄想が現実になるんですよ旦那様」ギュー スリスリ

友「妄想できなかったことまでやってあげるからね」ギュー スーハースーハー

男(天国はここにあった)

男「うーん……」パラパラ

堕天使「召喚術の本なんて読んでどうしたんですか旦那様?」ムギュッ

男(後ろから抱きしめられるってたまらんねコレ)

男「今更だけどどうして堕天使なんて凄いのが召喚できたんだろうなー…と思ってさ」

友「それは男の魔力が凄いからだよ」

男「へぇー魔力かー……は?」

堕天使「そうですよー魔力ですよー。私を呼び出せる人はとても珍しいんですから」

男「魔力って人間にもあるのか…」

堕天使「この前召喚術も魔術の一種だって話したじゃないですか」

友「まぁ召喚術は魔方陣と材料で魔力の底上げをするんだけどね。だから魔力があまりない人でも魔方陣と材料さえあれば召喚はできるんだよ」

男「でも俺は魔方陣だけしか使ってないぞ?」

堕天使「旦那様の使った召喚術は初心者用の召喚術でしたから、それだけ凄い魔力を秘めてるってことですよ」

友「だけど召喚術以外の魔術センスは無さそうだけどね」

男「そうなのか…ちょっと喜んでしまった…」

友「こっちの世界は魔術が無い世界だからそれが普通なんだけどね」

男「なんか宝の持ち腐れって感じがしないか?」

堕天使「でもそういう人たちは特定の条件で30歳になったと同時に全ての魔術が使えるようになるってことも何件かありますよ」

男(本当に魔法使いっていたんだな……)

短いですが今回はここまでで

男「さて、堕天使と友は料理中…ならば今度こそ…」カキカキ

男「今度こそ悪魔娘を呼び出すべきだろ」カキカキ

男「どうやら魔方陣の種類も色々あるようだし今度は複雑な魔方陣を書いてより高度な悪魔娘を呼び出そう」カキカキ

男「人外娘も色々いるけど、やっぱりスタンダードな悪魔娘を一目見ておかないとな…」カキカキ

男「無事に召喚できたら握手してもらって写真を一緒に撮って貰おう」カキカキ

男「肌の色は青っぽいといいな…褐色でも全然いけるけど…ロリ系かなぁ…お姉さん系かなぁ…期待が膨らむな」カキカキ

男「…………よし、出来た。あとは……あれ?詠唱いらない感じ?」パラパラ

男「ふぅ…それでは…出でよ!悪魔娘よ!」

ゴゴゴゴゴゴ… パアァァ… バシュウゥーン! モクモクモクモク…

男「ゴホッ…ゴホッ…煙出すぎだろ…ゴッホゴホ…」

?「あ、あの…大丈夫かしら?」

男「あ!だ、大丈夫!大丈夫で…す…」

?「そう…それはよかったわ…え、えっと…どうかしたかしら」

男「あ、あの…種族を伺ってもよろしいですか?」

エキドナ「あら?知ってて召喚したんじゃないの……私はエキドナよ、種族といっても私一人しかいないかなりレアな種族だけど」

男(また失敗したー!この本使えないな!悪魔娘を召喚するための魔方陣じゃないのかよ!)

男(でもエキドナか…お姉さんだ、下半身が蛇だ…美しい…)ジー

男「なるほど…エキドナですか…あ、俺男っていいます。よろしくお願いします」

エキドナ「よろしくね…そ、そんなに見つめられると照れちゃうわ…」カァァ

男(あ、可愛いぞおい)ジー

エキドナ「も、もう!だから見つめないでってば」カァァ

ダダダダ…

堕天使「旦那様!何やら凄い音が聞こえてきましたけど大丈夫です…か…?」ガチャ

友「男!どうしたんだい!なにがったんだ…い…?」

男「」

エキドナ「あらあら、あなた凄いわね。こんなに可愛い子が2人もいるのに私を召喚して…」

エキドナ「人外ハーレムでも作るつもりかしら?」

男「人外ハーレム…なんていい響きだ…ってそうじゃなくてですね。……はっ!」

堕天使「あ、あの…旦那様?コレはどういうことですか?」ニコニコ

友「説明してくれるよね…男?」ニコニコ

男(ヤバイ…口が笑ってない…)

エキドナ「え、えっと…修羅場ってやつかしら?」

男「えっと…召喚術について詳しい説明を受けてまたやりたくなりまして…」

男「今度こそ…今度こそ悪魔娘を召喚して握手と写真撮って貰おうと思ったのですか…」

堕天使「魔力が高すぎてエキドナを召喚してしまったと…」

エキドナ「え?もしかして私失敗で召喚されたの?」

友「ど、どうやらそうらしいですね…はは…」

エキドナ「えー、私一人しかいないかなり高位に位置するのよ?…それなのに失敗って」

エキドナ「……本当だ…悪魔召喚用の魔方陣だ…凄いショック受けるわ…これ」

男「本当にすみませんでした!私に出来ることなら何でもしますのでどうかお許しを!」土下座

エキドナ「いやいや、そこまでしてくれなくても……あ…ば、晩御飯いただけないかしら?」グウゥー

男「ただいま作ってまいります!」ダダダダッ

堕天使(いいなー)ジッ

友(男の手料理かー)ジッ

エキドナ「…な、なにかしら?」

短いですがここまでで

夜にまた投下しようと思います

エキドナ「ありがとう、晩御飯美味しかったわ」

男「お口にあって何よりです」オドオド

エキドナ「別にもう怒ってないんだし…というより初めから怒ってないんだからオドオドしなくてもいいわよ」

男「ありがとうございます」

エキドナ「うーん、これから長い付き合いになりそうだし敬語もやめ欲しいわね」

男「わかりま…わかった。……え?長い付き合い?」

堕天使「はぁ…やっぱりこうなりましたか……」

男「ど、どういうこと?」

友「何かを召喚したいときには魔方陣を使うでしょ?で、召喚したのを帰したいときには同じ魔方陣を使うんだよ」

男「でもさっきの魔方陣は残ってるだろ?」

エキドナ「魔方陣にたくさん種類がある理由は特定の種族を召喚するためなのよ」

エキドナ「でも今回は悪魔娘用の魔方陣を使って失敗して私が召喚されたでしょ、私用の魔方陣じゃないと帰れもしないのよ」

堕天使「それにエキドナなんて高位で一人だけの種族の魔方陣はこっちの世界には無いんですよ」

男「」

男「……ん?友はあっちからこっちに引っ越してるんだから帰れるんじゃないのか?」

友「それも魔方陣を使ってるんだけど、その魔方陣も種族ごとに違ってるんだよ」

エキドナ「まぁ、何か別に帰る方法があると思うんだけどそれが判明するまでここに居させてもらうわ」

堕天使「旦那様…後でお仕置きですね…週末の約束を今日にしてもらってもいいんですよ」ボソッ

男「ご、ごめんなさい!それだけは簡便を!」ボソボソ

友「?」

エキドナ「?」

男「そうだ、エキドナの部屋は空いてる部屋でいい?」

エキドナ「ええ、いいわよ」

男「布団は…明日大きいの買って来るから今日はこれで我慢してくれるか?」

エキドナ「別にそこまでしてくれなくても寝れればいいわ」

男「そう言ってもな…俺の失敗でこんなことになったんだしせめてものお詫びとして」

エキドナ「失敗…失敗…失敗…失敗…」ズーン

男(相当ショックだったのか…)

男「ご、ごめん…悪気は無かったんだ」

エキドナ「ええ…今日は召喚されて疲れちゃったしそろそろ寝かせてもらうわね」

男「ああ、わかった。おやすみ」

エキドナ「ええ、おやすみなさい」

堕天使「このスレのメインヒロインである堕天使です」

友「同じく、メインヒロイン2である友です」

堕天使「これは大変ですね…まさかさらに1人増えるとは…」

友「幸いまだエキドナさんは男に好意を寄せてないからいいものの」

堕天使「いつ友好度が好感度になるか分かりませんからね」

友「だとすればすることは…いかに早くエキドナさんが帰ることができる魔方陣を見つけ出し」

堕天使「日々旦那様とイチャイチャして旦那様誰のものなのかわかって頂くしかないですね…」

友「そうと決まれば…」

堕天使・友「いざ決戦の地(男のベッド)へ!」


男「ってワケで俺のベッドで待機してると…おまえら本当に仲いいな、会って初日とは大違いだよ」

堕天使「これが愛のなせることですよ旦那様!」

友「僕は男の望むことなら可能な限り応えたいからね!」

堕天使「さあ!お好きなほうを抱き枕にしてください」

男(さっきの話からするにどちらを抱き枕にして寝ても俺の貞操が危ない気がする…それならば…)

男「今日はいつも通り寝よう……ほら」ポンポン

堕天使「だ、旦那様ー!」ギュー スリスリ

友「男ー!」ギュー スーハースーハー

男(ちょろかった)

トントントントン… ジャー ガシャガシャ… ドゴーンッ!

男「ふあぁぁ………朝か……そして何だこの音は?」

堕天使「……ぅん…?…おはようございますだんなさま」ウトウト

男「おはよう堕天使、朝ごはん作ってくるからもう少し寝てていいよ。出来上がったら起こしに来るから」ナデナデ

堕天使「えぇ~…お手伝いしますよ…ふぁぁ…」ウトウト

男「そうか、じゃあ先顔洗ってきて目覚ましてくるといいよ」

堕天使「わかりました…」トコトコ

男「よし、それじゃあ…」グイッ

友「ん~……男~…」ギュゥー

男「……友は昨日朝ごはん作ってくれたからもう少し寝てて、後で起こしに来るよ」モフモフ

友「うん?……ん~…」

男「で、結局何の音だった…ん……だ?」

男「な、何ぞこれ?!」

エキドナ「お、おはよう男。これは違うの…これからお世話になるわけだし朝ごはんでも作ってあげようかな~と思って」

エキドナ「えっと、その…ごめんなさい…」

堕天使「どうしました、旦那様!」

堕天使「……これは…いったい…」

男「と、とりあえずエキドナは居間で休んでてくれ」

エキドナ「わ、わかったわ…」

堕天使「あの…旦那様…この弾けとんだフライパンのようなものや鍋はいったい?」

男「エキドナの頑張った結果だ…あ、でも一応作ったと思われる料理はできてるっぽいぞ?」

男「……なぁ、堕天使」

堕天使「な、なんでしょう旦那様」

男「目玉焼きって紫になるんだな……」

堕天使「えっと……さつまいもパウダーでも使ったのでは?」

男「そんなパウダー家にねぇよ!何に使うんだそれ!」

堕天使「……焼き芋に振って食べるとか?」

男「なんでさつまいもにさつまいも足すんだよ!」

堕天使「うーん……はっ!わかりました!紫キャベツパウダーですよ!」

男「パウダーから離れろ!」

男「結局トーストと適当にサラダを作りました」

友「ん~……おはよう、男……それ何?」

男「紫色のパウダーがかかった目玉焼きだ」

堕天使「なすびパウダーかもしれませんね」

エキドナ「べ、別に食べなくてもいいのに……」

男「いや、エキドナの作ってくれた料理を無駄にするわけにはいかない……いただきます」モグモグ

男「…………」モグモグ…モグ……モグ……ブワッ

堕天使・友・エキドナ(あ、紫色の汗が噴出してきた…)

男「……………ゴチソウサマ、オレチョットヨコニナッテクルカラ…トモ、スマナイガカタヅケハタノンダゾ……」フラフラ

友「……あ、ああ」

エキドナ「……本当にごめんなさい」ホロリ

今回はここまでです

男「少し寝たら気分がよくなった」

男「ってもうこんな時間か…今日は大事をとってサボろう、ついでに魔方陣とかのことも調べようかな」

男「ネットで探して出たりするかな?」カタカタ

エキドナ「あら、起きてたの?私が言うのもなんだけど、もう大丈夫なの?」

男「ああ、もう大丈夫だよ」

エキドナ「本当にごめんなさい……悪気はなかったのよ…」

男「別に気にしてないからそんなに落ち込まなくてもいいよ」

エキドナ「ありがとう……優しいのね」

男「はは、男は(人外の)女の人には優しくしないといけないからね」

エキドナ「ふふっ、何それ」

エキドナ「ところで何をしてるのかしら?」

男「召喚術についてパソコンを使って調べてるんだけど……なかなかいい情報は出てこないな」

エキドナ「そりゃそうでしょうね。そんな簡単に出てきたら今頃こっちの世界は魔族で溢れかえってるもの」

男「ほう……それはそれで……」ゴクリ

エキドナ「変な想像しないの」

男「……はっ!……ところで堕天使と友は?」

エキドナ「学校とかいう所に行ったわ。私はあなたの看病兼留守番として残ってたのよ」

男「なるほど……ありがとう」

男「うーん…まったく出てこないな」

エキドナ「ねぇ、そういえばこの本どこで買ったの?やけに詳しく書いてあるけど」パラパラ

男「近くの古本屋に売ってたんだよ。出版社も著者も書いてないけど暇つぶしとして買ったんだ」

エキドナ「へぇ~、本当に人間が書いたとは思えないほど詳しいわ…悪魔娘専門だけど」

男「そうだ、その本を買った古本屋に行けば他の種族についての召喚術の本があるかも」

エキドナ「まぁ、こんな本がこっちの世界にあるくらいだし可能性はあるわね」

男「じゃあ明日皆で行って探すか」

エキドナ「それがいいわね…行ってらっしゃい」

男「エキドナも行くんだよ」

エキドナ「えっ」

男「えっ」

男「本人が行かないとどの本がそうなのかわからないだろ」

エキドナ「だ、堕天使や友がいるんだし私が行かなくても大丈夫じゃない?」

男「でも本人じゃないとわからないこともあるだろ」

エキドナ「わ、私はあなた達を信頼してるからあなた達に任せるわ」

男「いやいや、信頼してるとかそういうのじゃなくてだな…近くなんだし別にいいだろ」

エキドナ「いやよ!家からは出たくないわ!」

男「えっ」

エキドナ「あっ……べ、別に外が怖いとか人の目が怖いとかそういうのじゃなくてこの家に誰か留守番がいないといけないじゃない?」ペラペラ

エキドナ「急に誰か来たりしたらアレだしいつ泥棒が入ってくるかわからないんだしいるに越したことはないわ」ペラペラ

エキドナ「別に心配してくれなくても大丈夫よこう見えて私結構強いんだから泥棒くらい魔術ですぐ追い返して見せるわ」ペラペラ

エキドナ「それに家に誰もいなくなったら家事ができなくなるじゃないだから私が家事をしておいてあげるから皆で行ってくるといいわ」ペラペラ

男(あ、引き篭もりだコイツ)

続きは夜に投下する予定です

堕天使「ただいま戻りました、旦那様」

友「ただいま、男」

男「お帰り二人とも、何事も無かったか?」

堕天使「はい。旦那様、体調のほうは宜しいのですか?」ガシッ ジー

男(顔をつかまれて見られている……もうそろそろ慣れたと思ったけど慣れてなかった…凄い堕天使の顔が近くてどきどきする)ドキドキ

堕天使(どうやら大丈夫なようですね…それにしても旦那様の顔がだんだん赤く…)

堕天使(こ、これは…期待されてるのですね!それならば妻として期待に応えて見せます!)

堕天使「だんなさま……ん~」ガシッ

友「帰ってきて早々何をしてるんだい?それも僕の目の前で」

エキドナ「わ、私もいるのよ」

堕天使「だ、だって旦那様が期待しているようだったので…」

友「何っ!?それは本当かい?……それだったら仕方ないね…ん~」

堕天使「なっ?!それは卑怯ですよ友さん!先に私ですよね旦那様?……ん~」

男「ま、待て…別に期待してたわけではなくて」

堕天使「旦那様は…私とするのは嫌ですか?」ウルウル

友「悲しいけど…男が嫌なら仕方ないね……」ションボリ

男「いやいや、嫌じゃないよ!むしろこんな可愛い嫁達とのキスならどんとこいだけどさ」

堕天使「本当ですか旦那様!」パァァ

友「嬉しいよ男!」パァァ

男(どうしてこうなった……)

エキドナ「え、えっと…晩御飯作ってくるわね」

男・堕天使・友「それは止めて」

エキドナ「……はい」ションボリ

堕天使「エキドナさん…旦那様や友さんのお手伝いをしてこれからできるようになっていけばいいんですよ」

エキドナ「だ、堕天使…」

堕天使「私だってまだ美味しい料理は作れません……だからこそこれから頑張っていけばいいんです」

エキドナ「ありがとう…私頑張るわ」

堕天使(私より料理が苦手な人がいてよかったです)

エキドナ(よかったわ…この家で料理ができないのは私だけじゃないのね)

男(お互い同属を見つけたかのような目をしてるな…)

友(きっと心の中で同じようなこと思ってるよ…)

男「二人が学校に行ってる間エキドナと話してたんだけど、明日は近くの古本屋に皆で行ってみようと思うんだけど」

堕天使「古本屋ですか?」

男「ああ、召喚術の本はそこで買ったから似たような本が無いかなと思ってな」

友「いいんじゃないかな?」

エキドナ「ほ、本当に私も行かなきゃ駄目かしら?」

堕天使「エキドナさんは来ないんですか?」

男「いや、無理にでも連れて行くから大丈夫」

堕天使「旦那様、学校で友さんと旦那様の魔力について考えたのですが」

堕天使「恐らく旦那様は魔力が高すぎると同時に魔力を常に放出してるのだと思います」

友「放出してるといっても微弱なものだけどね。もちろん人体に悪い影響は無いから安心してね」

堕天使「召喚術というのは本来、召喚者が魔力をコントロールして魔方陣に魔力を送って召喚するんですよ」

堕天使「ですが、中には魔方陣と材料で召喚者の足りない分の魔力を底上げして召喚する簡易召喚術があるのです」

堕天使「失敗のケースから見て、旦那様が使った召喚術は恐らくそれだと思われます」

男「……?」

友「つまり魔力をコントロールすることができない男が魔力を底上げする魔方陣を使って召喚すると」

友「魔方陣に過剰な魔力が送られ尚且つ微弱ながら魔力が送られ続けていて魔方陣がパンクする感じだよ」

男「なるほど」

男「じゃあ、魔力を底上げする魔方陣じゃなく必要とする魔力が多い魔方陣を使えば成功するのか?」

友「まぁ、簡単に言えばそうだと思うよ」

男「でも魔力が足りなかった場合はどうなるんだ?」

エキドナ「魔力が足りなければ召喚術は発動しなくてなにも出てこないはずよ」

男「へぇ~、じゃあ俺が魔力をコントロールできないとエキドナの帰れる魔方陣を見つけてもうまくいかないのか」

堕天使「詳しくは知りませんが、魔力を吸収できる物があればうまくいくかも知れませんね」

男「そんな便利なものまであるんだな……それについての本も見つかるといいんだけどな」

友「そんなうまい具合に欲しい本が見つかったら苦労しないよね」

男「まったくだ」



・・

・・・

エキドナ「あら?もうこんな時間…私はそろそろ寝るわね、おやすみなさい」

男「ああ、おやすみ」

堕天使・友「おやすみなさい」

男「さぁ、俺たちもそろそろ寝るか」

堕天使「そうですね…夫婦なんですしそろそろですよね」モジモジ

友「お、男がそう望むんなら仕方ないね!狼になりたいんだね!」

男「………二人が望んでる寝るじゃないからな」

堕天使・友「えっ」

男「えっ」

男「そうだ…俺からは微弱だけど魔力が放出されてるんだろ?堕天使や友、エキドナには影響は無いのか?」

堕天使「私達には良い影響があるんですよ」ギュゥ

友「そうそう、僕たちは常に魔力が男から供給されてるからむしろいいんだよ」ギュッ

堕天使「それに、旦那様が私に流れ込んでくる感じで気持ちいですよ」スリスリ

男「それはそれでどうなんだ?」

友「全身で男を感じられるからいいんだよ」スリスリ

男「そういうもんなのか……」

堕天使「そういうものなのですよ……では、おやすみなさい旦那様」ギュゥー

友「あやすみ男」ギュゥー

男「ああ、おやすみ…二人とも」

今回はここまでで

翌日

エキドナ「ねぇ……本当にいかないと駄目かしら?」

男「まだ言うか引き篭もり蛇」

エキドナ「ちょ、ちょっと!酷い名前付けないでよ!」

友「すぐ行ってすぐ帰ってくればいいんじゃない?」

堕天使「まさか擬態ができないとかじゃありませんよね?」

エキドナ「あっ………そ、そうよ!そうなのよ!擬態できないから私行かないわ!」

男「嘘だろ……本当に早く終わらせればいいだけなんだしいいだろ?」

エキドナ「う~~……わかったわよ……」

エキドナ「……さぁ、早く行って早く終わらせましょう」

男「……あ、ああ」

男(元々綺麗だったけれど…擬態すると身長高くてスタイルいいし…)ジー

男(何より……メロンが二つ……いいね!)ジー

エキドナ「ど、どうしたの?早く行くんでしょ?」

男「……お?おう」

堕天使(いいなーあの胸)フツーン

友(……今度男に揉んでもらおう)ペターン

堕天使「見た感じは普通の古本屋ですね」

友「うん、ちょっと大きいくらいかな?」

エキドナ「やけに漫画やら文庫やらが混ざってるわね」

男「よし、それじゃあ手分けして探そう」

男「見つけ次第確保である程度時間がたったら集まろう」

友「わかったよ、じゃあ行ってくるね」トコトコ

エキドナ「本当にあるのかしらね?」トコトコ

堕天使「それでは私も探してきますね」トコトコ

男「探すといったものの……ジャンル分けしてくれれば探しやすいんだけどなぁ」

男「例の本がどのジャンルに分けられるのかはわからないが……」

男「………おっ?『魔族の生態がわかる魔族全書』?こんなものがすぐ見つかるのか」

男「召喚術に役立つかわからんが一応中身を確認しなきゃな…」パラパラ

男「なになに?『エキドナ』……生態不明………ま、まぁ一応買うか」

堕天使「うーん結構探してるのですがありませんねぇ…」

堕天使「そもそも旦那様の持ってる本が出版社著者不明って時点で怪しいですし…」

堕天使「個人が勝手に置いていった物だったりするのでしょうか?」

堕天使「……こ、これは!live○liveの攻略本!しかもcd付き!」

堕天使「こ、このようなものがあるとは……買っておかねばなりませんね」

友「それにしても広い古本屋だなぁ……天井までびっしり本があるし」

友「えーと…脚立みたいなものは?」キョロキョロ

友「あったあった、これで上のほうまで探せるね」

友「……ん?『低位魔族の召喚術大全』?」

友「低位といえども魔族は魔族だし僕らで所持してた方が良さそうだし買っておくか」

エキドナ「はぁ…見渡す限りの本だわ…一目が無いのがいいけど」

エキドナ「例の本から魔力が放たれてるってなら探しやすいんだけどねぇ」

エキドナ「そう簡単に見つかるわけ無いわよね……およ?」

エキドナ「『高位魔族の召喚術を極めろ!』?……き、来たわ!」

エキドナ「こうも早く見つかるだなんて!これで早く帰れそうだわ」

男「…で、結局見つかったのが」

『魔族の生態がわかる魔族全書』『低位魔族の召喚術大全』『高位魔族の召喚術を極めろ!』
『召喚に使える!材料・アイテム全集』『憎き奴との差をつけろ!神と天使の召喚のすすめ』
『邪神を君の手に… 邪神召喚術』『魔方陣・簡易魔方陣全書』『召喚術のコツ』

男「8冊も見つかるとは……そして全部出版社著者不明とか怪しすぎだろ……」

エキドナ「一般に出回るのは避けるべき本だし全部確保したほうが良さそうね」

男「ああ…で二人がまだ持ってるのは?」

堕天使「凄いですよ旦那様!cd付のl○lの攻略本があったんですよ!」

友「やったよ男!ブロス版の岩男メガミックスの初版帯付だよリミックスも単行本も全部初版だよ!しかも状態もいいんだよ!」

男「な、何だと!よーし、全部まとめて買っちゃおう!」ダダダダッ

エキドナ「お、お金は大丈夫なのかしら」

男「すみませーん、これくださーい」

店員「はーい」トタトタ

男(あれ?この古本屋っておじいさんが一人でやってるんじゃなかったっけ?)

店員「?…どうかしましたか?」

男「い、いえ…別に」

店員「それにしてもお客さん、面白い本いっぱい買いますね?」

男「え、ええ…こういうのが好きなもので」

店員「ほー…実はお客さん…こんな本も入荷したんですがいりますか?」

男「ん?『オリジナル魔方陣の作り方』?!」

男(この本も出版社著者不明だ…)

男「あ、あの…いったいどんな人がこの本を?」

店員「さぁ?ここって毎日かなりの量の本が入ってきますからねぇ…」

店員「それに…知ってたところで他のお客の情報を教えるなんてことはできませんからね」

男「…そうですね」

店員「…で、買いますか?この本?」

男「か、買います!」

店員「まいどありー!」

店員「次は何を召喚するんでしょうね」ボソッ

男「え?」

店員「どうかしました?」

男「い、いえ」

エキドナ「やっと家に着いたわ……少し休んでくるわね」

男「ああ」

友「いやー、会計に行って帰ってくる間にさらに1冊増えてるだなんてね、誰が売りに行ってるのかな?」

堕天使「でも、これで誰か個人が勝手に持って行って置いてるって線は消えましたね」

友「こんな本を売りに行く人なんて何考えてるんだろうか…」

堕天使「普通に召喚術をこっちの世界に広めようとでもしてるんですかね?」

男「そうだとしても書いた奴にどんな特があるんだ?」

堕天使「うーん…わからないですね」

友「まぁ今は買ってきた本を読んで情報収集といこうじゃないか」

男「そうだな……だから岩男メガミックスは離せよ」

友「……はい」

今回はここまでです

明日は投下できないかもしれません

男「で、結局また俺が一人でやるのか…」カキカキ

男「ええと…中央に大きい魔法陣1つと回りに小さい魔方陣を4つと」カキカキ

男「これだけあれば必要な魔力も多そうだし…」カキカキ

男「魔力を吸収するアイテムが茶碗やコップで代用できるとは…器なら何でも良さそうだな。とりあえず先ずは10個ほど置いて」コトッ コトッ

男「こんだけ大掛かりなら失敗は魔力不足ぐらいしかなさそうだし安心だな」

男「えー、では……『異界の地へ繋がる扉よ、我の前に開け!』」

男(やべー、めっちゃ恥ずかしい……おっ?)

ゴゴゴゴゴゴ…

ゴゴゴゴゴゴ… シュウゥゥゥゥ…

男(まぁ、最初から成功なんてしないし…とんでもない失敗しちゃいけないしいいだろう)

堕天使「旦那様ー?晩御飯の準備ができましたよー」ガチャ ゴトゴトゴトッ ガチャンッ

男・堕天使「ん?」

男(ちゃ、茶碗が全滅だと…?……まぁ今回は失敗で終わったし大丈夫だろう)

ゴゴゴゴゴゴゴゴ… バシュウゥゥゥン! モクモクモクモク…

堕天使「だ、旦那様!何でまた召喚術なんて使ってるんですか?!今回は扉を開くだけですよ!」

男「いやいや、今回は本当に扉を開こうとしただけだぞ!」

堕天使「でもなにか召喚されちゃったじゃないですか!」

?「xrdr,nmmjhgbg?」クイックイッ

男「お?幼女?」

男「あー…そのだな、君には申し訳ないと思ってるが…実は召喚しようとしてしたわけじゃないんだ」

男「ただな、向こうと繋がる扉を開こうとしただけでだな…その、すみませんでした」

?「mwfesxrfcfgc」にぱー

男「…へ?…割り込んできた?」

堕天使「あ、あの…旦那様?先ほどからそちらの方の言ってることがわかるのですか?」

男「わかるのですかって…普通に喋ってるだろ。…なぁ?」

?「sjkn」コクン

堕天使「……と、とりあえず他の人たち呼んできますね!」ダダダダッ

男「堕天使の奴どうしたんだろうな?」

?「okcfxsrsbh」

男「そういえば、割り込んできたって言ってたけどそんなことみんなできるのか?」

?「cvdujunjk?xdrvjhmbvsxfvjbhjhmkjhoi」 魔方陣を指差す

男「できそうだからやってみたって…ん?魔方陣なんか指差してどうした?」

男(……あれ?俺の書いた魔法陣じゃない?…確かに小さな魔方陣は4つ書いたはずなのに6つに増えてる)

?「xouiahs」クイックイッ

男「ん?抱っこしろって…よいしょ」

男「まだ会って数分なんだからあまりこういうのは頼んじゃいけないぞ。危ない奴に変なことされたらどうすんだ?」

?「vrvmnuidrtd」フフン

男「いや、そんな自慢げに言われてもな…」

男「で、魔方陣が変わってるのは何でなんだ?」

?「jhcrevyjgnhtrc」

男「書き換えねぇ…そんな簡単にできるもんなのか…これはただ向こうに繋がる扉を開くだけでも危なそうだな」

?「cfxemkmde?」

男「ああ、ちょっとやることがあってな…それにしてもお前結構凄い奴なんじゃないのか?」

男「こうやって大事にすれば何かいいことがあったりして…」ナデナデ

?「hgvfmnkjhtrv」♪

今日は短いですがここまでで

?の台詞はどう発音してるのかわからない言葉としてください

友「男ー!今度はいったい何を召喚したんだい?!」ガチャッ

エキドナ「私が言うのもなんだけど、厄介なものじゃないでしょうね?」

?「termjhgfdcvgh」

男「幼女に向かって厄介なものって…酷い人たちだな、なぁ?」

?「kjhgfdcfghjfdcxdfghnj」

男「気にしてないだなんて……お前は優しいなぁ…」ナデナデ

堕天使「と、ところで旦那様…その子の正体はいったい?」

友・エキドナ(なんかよく分からない音を発しているけど…大丈夫なのか)

男「そういやまだ聞いてなかったな……名前でも種族名でもいいから教えてくれないか?」

?「trsxfgnjmklmjhgfvf」

男「へぇー、クルウルウっていうのか…お前も一人しかいない種族なんだな」

エキドナ「クルウルウっていうとク・リトル・リトルのことかしら?」

堕天使「じゃぁクトゥルーですね」

友「でも日本じゃクトゥルフのほうが有名かな?」

男・堕天使・友・エキドナ「…………え”?クトゥルフ?」

クルウルウ「sdghjkjugfcx」コクン

友「さ、作戦ターーイム!!」

堕天使「クルウルウちゃんはここで待っててくださいね?」

クルウルウ「dfvcvhjn?」コクン

エキドナ「ほら!あなたも来るのよ!」

男「ちょ、ちょっと締まってる!蛇の身体で締めつけないで!本当に骨が悲鳴を…」ズルズル



・・

・・・

友「で、どういうことなのかな?」

エキドナ「ちゃんと説明してもらうわよ」

男「…はい」正座

堕天使「な、なんか凄いことになっちゃいましたね?」

男「俺が扉を開こうとしたらクルウルウが割り込んできて、ついでに魔方陣まで書き換えて召喚されに来たらしいです」

堕天使「魔方陣の書き換えだなんて…そんなことできるんですかね?」

エキドナ「できるでしょうね…邪神といえども神なんだし…」

友「でも、クトゥルフは人間の創作物のはずだよ?……実際に存在するなんて」

堕天使「確かに…買った本にもクトゥルフ関係の記述はありませんよ?」パラパラ

エキドナ「だけどあんなに禍々しい魔力を持ってるのは邪神ぐらいよ」

エキドナ「恐らくあの子はたくさんの人間に知られることで具現化したものよ」

エキドナ「本に載ってないのは書いた人が意図的に書かなかったと思うわ」

友「具現化かぁ…そんなことありえるのかなぁ…」

堕天使「ちょっと信じがたいですが今のところそれしか考え付きませんねぇ…」

男「クルウルウ~いい子で待ってたか~?」ガチャ

クルウルウ「!」ダダダダッ ダキッ

男「おお!…どうしたんだ寂しかったのか?」ナデナデ

クルウルウ「sdmjnhgcdfgbhnjmkhgv?」

男「ああ?堕天使たちは難しい話を始めちゃったからな…クルウルウの様子を見にきたんだ」ナデナデ

クルウルウ「iuytfdcfghnmjhgf」♪

男(幼女なのに邪神。邪神なのに幼女。…でも可愛いね!可愛すぎるよ!)ナデナデ   グウゥゥ~

男「おっと、スマンスマン腹がなってしまった…そういえば晩御飯の準備ができたっていってたしそろそろ食べるかな」

クルウルウ「rfdcghnkimuhygf?」

男「ん?クルウルウも何か食べたいか?それなら俺が作ってやるけど」

クルウルウ「jytfdcvhjm」コクンコクン

男「それじゃあ、いただきます」

友「どうぞ、召し上がれ」

クルウルウ「xsddcfggdc」

堕天使「旦那様、これは私が作ったんですよ!食べていてください!」

男「…うん!おいしいよ」

堕天使「えへへ、ありがとうございます」テレテレ

エキドナ(……あれ?この家で料理作れないの私だけになっちゃった?)

男「あれ、どうしたクルウルウ?食べないのか」

クルウルウ「……」ブンブン

男「うーん……はっ!まさか苦手なものが入ってたか?!」

クルウルウ「…」ブンブン

男「違うのか……じゃあ何だ?」

クルウルウ「dcfjhgfvmnjmnjhgvnbhgjn」

男「なんだ、食べさせてほしいだけか。ほら……あーん」

クルウルウ「xdfvghbn」アーン モグモグ

男「美味しいか?」

クルウルウ「hgfcvbncdcvbnhgv」にぱー

男「そうか、それはよかった」ナデナデ

堕天使(いいなー後で私もアーンってしてもらいましょう)

友(僕も後でアーンしてもらおう)

エキドナ(親子みたいでいいわね)

今日はここまでで

クルウルウ「jhyu7uhjkhgvfgtsd」

男「はい、お粗末さまでした」

堕天使「旦那様、この子はどうするんですか?」

友「いつものように送り返すこともできないし面倒見てあげたほうがいいと思うな」

男「そうだな…どうしようか……」

エキドナ(3回中3回召喚魔術に失敗とか笑えないレベルだわ)

男(うぐぅっ…なんか急にダメージが…)グサッ

男「とりあえず今日はエキドナと同じ部屋で同じ部屋でいいか?」

エキドナ「せ、せめて先に私の確認とってもらってもいいんじゃないかしら?」

クルウルウ「………!」タタタタッ

男「お、おい!どこ行くんだ?……玄関?外に行きたいのか?」

クルウルウ「cjhbgyumkljuihgycfty」ガチャッ

《ここにいらしてたんですねお嬢様、館の人たちも心配してますし帰りましょうか》

男「あ、あの……だ、誰かいるんですか?」

《まぁ、あなたは…お嬢様と遊んでくださったのですか?》

クルウルウ「njhyugftyvgfrtyguhjjiuyghvfy」

《美味しいご飯を頂いたのですか、良かったですねお嬢様》

男「こ、声だけ聞こえるんですけど…どちら様でしょうか?」

《今日はお嬢様のお世話をしてくださってありがとうございました。さぁ、行きましょうかお嬢様》

クルウルウ「ikmjhygbfrdcerfgthj」

男「あ、うん…またね」

男(誰だったんだろうか…とりあえず話を聞かない人だったな)

男「ただいま」ガチャッ

友「おかえりー…ってクルウルウは?」

男「なんか見えない声の主と帰っていった?……また来るって」

堕天使「……見えない声の主ですか?」

エキドナ「クルウルウの他にも具現化してる神がいるのね」

男「そうなのか…とりあえず疲れたし風呂入って寝るわ」

エキドナ「わかったわ、おやすみ」

男「ああ、おやすみ」

堕天使「それではお風呂入りに行きましょうか旦那様」

友「僕は先に布団で待ってるね」

男「何言ってんだ二人共」

男(なんとか堕天使の猛攻をしのぎ風呂に入ることができた…)

男(例の日まで残り僅かだ……まだ学生である身だしなんとか回避せねば…)

男(でも堕天使とイチャイチャしたいなぁ……)

男(いっぱい甘えて甘えられたいなぁ……)

相棒(まったくだ)

男(お前もそう思うか、相棒)

相棒(ああ、俺はお前でありお前は俺だからな)

男(でも学生のうちはプラトニックな関係もいいな…)

男(実際、手繋いだり腕組んだりするだけですごい癒されるし)

男(添い寝は興奮して眠れないけどな…あれはいつまでたっても慣れないな)

男(添い寝……)

男(相棒…)

相棒(男…)

男・相棒(抜くか…!)



・・

・・・

男(……ふぅ、気休めだがこれでしばらくは戦える)

堕天使「そして戦いの日々は過ぎ去り約束の日です!さぁ、旦那様!ともに官能の果へ!」

友「ぼ、僕初めてだから優しくしてくれると嬉しいな…」カァァ

男「や、優しくって…俺も初めてだしっていつの間にか友も加わっているだと…?」

エキドナ「嗚呼、若いっていいわね」

堕天使「え、エキドナさんも魔族の母と呼ばれるくらい凄いかたですしさぞかし経験があったのでは?」

エキドナ「え?私、処女よ」

男「」

堕天使「」

友「」

友「…え、じゃ、じゃあなんで魔物の母って…経験がないと子が産めないんじゃ」

エキドナ「私、向こうじゃ一人暮らしだったし相手がいなかったのよ…気づいたらこんな歳だし」

エキドナ「卵は何十年かに1回産むだけよ」

堕天使「その…なんかごめんなさい」

友「エキドナさんごめんなさい」

男「えっと…すまん」

エキドナ「謝んないでよ!思い出して悲しくなるわ!」ニョロニョロニョロ

男(凄まじいスピードで部屋に戻っていった…)

堕天使「さ、さぁ!気を取り直して!それでは旦那様、例の儀式を!」

男「いやいやいやいや!エキドナさん(約10000000歳)が可愛そうだろ!」

堕天使「大丈夫です、音が部屋からもれないよう魔術でカバーしますから」

男「相変わらず魔術万能すぎだろ…」

友「それじゃあ男、行こうか」ガシッ

堕天使「行きましょう、旦那様」ガシッ

男「ちょ、ちょっと待って!女の子なんだし自分の身体は大切にしたほうが……!」ズルズル

男(つ、ついにこの時が来てしまった……)

堕天使「そ、それでは旦那様…どこからでも来てください…」カァァ

友「おとこ…優しくしてね…」カァァ

男(見たところ二人にはまだ恥じらいがある……そうだ!)

男(ここであえてがっついて、そういうのはまだ早いと認識させればいいじゃないか!ナイス俺!)

男「二人がそう言うなら……今夜は寝かせるかー!」ガバァッ

堕天使「旦那様ー!」

友「男ー!」

堕天使「ぅん!…だ、旦那様…そんなに羽の付け根ばかり…ひぁぁ!」

友「お、おとこぉ…ひぅっ!んぅ…む、胸ばっかさわさわしちゃぁ…あんっ!」

男(あ、あれ?…こんなハズじゃぁ……よ、よし…ペースダウンだ)

男(いや、さらにがっつくことで強制終了を狙うべきか……よし!)

男「こうなったら二人いっぺんに可愛がってやる!」ガバッ

堕天使「だ、だんなさまぁ」ギュゥ

友「ふふっ、おとこぉ」ギュッ

男(失敗じゃぁー!)

男「し、しまった…ここは一旦引いてプラトニック街道を探さねば…」ボソボソ

堕天使・友「……」ガシッ

男「え?ガシッ?」グルン ドサッ

堕天使「きゃー旦那様ーそんないきなりだなんてー(棒」ググググ

友「やっぱり男は狼だったんだねー(棒」ググググ

男「い、いや狼って…今上になってるのは二人だしいきなりとか」

堕天使「まぁ!今日は寝かせないだなんて、旦那様ったら……えへへ」ググググググ

友「ふふっ、男が興奮するつもりもわかるけど初めてだしゆっくりじっくり愛を育みたいな」ググググググ

堕天使・友「ふふふ…大好き」ググググググググ

男「」


       ___
      /×( ゚д゚)

     |×( ´∀`)
    ⊂××××つ
     |××××|

     | ××× ノ
     |×| ̄|×|
  (__) (__)


番外

《只今戻りました》

クルウルウ「xdecfvgtbhhjkm,kloiuhbvcf」

?「おお、戻ってきたか。どこ行ってたんだ?心配したぞ」

クルウルウ「qaszxsdfghgtfrdxsdfvbnjhygvfcxdserftgbnjhgvfcdserfg」

?「ほぉ、人間の男に遊んでもらっていたのか。楽しかったか?」

クルウルウ「gtyhnbvgfdesxcfghjkijuhb」にぱー

?「ハッハッハ!それは良かった!」

??「はぁ…ただいまです。すいません…見つかりませんでし…た…」

?「おお、お疲れ。このとおりクルウルウは戻ってきたぞ」

??「そ、そんなー!せっかく地球のいたるところを探し、宇宙にまで探しに行ったのに…」

クルウルウ「ukjyhtgfdxzsderftghnjkiuygt」

??「い、いえ!そんな!わたしはお嬢様が無事ならば」

《お嬢様、また彼のところに遊びに行かれるんですよね?ならば次は彼女に迎えに来てもらいましょうか》

クルウルウ「hmignuyfbvdtcrsexxcvbngyuk」

??「ほぉ…人間の男性と遊んでらしたんですね。では次は私が迎えに行かさせて頂きますね」

クルウルウ「weafsduojklliukyjht」

?「いいな~、我もクルウルウを迎えに行きたいな~」

《では館主様は彼女の次ということで》

?「う~む…仕方ないな」

??「あ~楽しみです。お嬢様、次行かれる際はお声をかけてくださいね」

クルウルウ「xcefghjkmlmnb」コクン

今回はここまでです

しばらく投下できずすみませんでした

堕天使「んぅ……だんなさまぁ……」スヤスヤ

友「ふふ……おとこぉ……」スヤスヤ

男(お、俺は……生きているのか……)

男(流石に堕天使に6発、友に6発の計12発は死ぬかと思った…)

堕天使「ん…ぅ~ん…はれ?おはようございます旦那様」ウトウト

男「おはよう…堕天使」

友「ふふ、おはよう…男」ウトウト ギュウゥ

男「ああ、おはよう友」

堕天使「それでは朝ごはん作ってきますね」ウトウト バサッ

男(こんなに早く堕天使の手料理が食べられるなんて……って…あれ?)

男「だ、堕天使…その背中は?」

堕天使「はい?背中?……は、羽が増えてます…どうしてでしょう?」

男「さ、さぁ?」

友「へ~羽が増えるだなんて珍しいこともあるんだね」

男「そんな簡単に流してもいいのか……って友もこんな真っ黒な毛だったっけ?」

友「えっ!……本当だ真っ黒になってる…どうして?」

男「い、いや知らんよ」

友「まぁ一番不思議なのは堕天使さんの羽だけどね。新しく生えたやつって天使族よりかは魔族っぽい羽だし」

男「動かせるのか?……ってか背中に違和感とかなかったのか?」

堕天使「うーんあまりに自然に生えましたから違和感はありませんでしたね。あと動かせますよ」パタパタ

男「へぇ~凄いな、でもどうして二人共急に生えたり色変わったりしてるんだろう」

友「原因というか…きっかけは昨日の営みとしか考えられないね」カァァ

堕天使「ですね」カァァ

男(だからって俺を見るな)ガクガクブルブル

エキドナ「ふあぁ~…おはよう……えっとイメチェンってやつかしら?」

堕天使「そうではなくて、朝起きたらこんなことに」

友「でもこの黒髪もいいかな。憧れてたんだよ」

エキドナ「男…お疲れ様…」ナデナデ

男「え、エキドナ…うぅ…グスッ」

エキドナ「よく頑張ったわね…」ナデナデ

堕天使(なんだかあの二人の関係はよくわかりませんね)

友(仲が悪いってワケじゃないからいいけどね)

エキドナ「それにしてもこれは何て例えたらいいのかしら?進化?ランクアップ?」

エキドナ「おそらく一度に大量の魔力を摂取したことによるものだと思うけど…」

エキドナ「どうしてそんなにすごい魔力をもってるのか不思議だわ」

堕天使「希にこういう人がいるっていうのは聞きますけどここまですごいだなんて…」

友「遺伝確率250億分の1とかそんな感じなんじゃない?」

男「そのことは俺が一番知りたいんだけどな」

友「まぁ、わからないことを考えても仕方ないし先ずは朝食を頂くとするかな」

男「そうだな、それじゃあ頂きます」

堕天使「はい、どうぞ」

エキドナ(美味しいわ……………)グスッ

短いですが今回はここまでで

ちなみに友の元の髪は茶髪でした


男「……というわけで、いつもの魔法陣カキカキタイムです」カキカキ

堕天使「今回は私と」カキカキ

友「僕もいいるよ」カキカキ

エキドナ「私は器設置係よ」コトッ コトッ

友「それにしてもなんで居間で書こうと思ったんだい?」カキカキ

男「いや、単純に大きい魔法陣なら書き換えるような奴が来ても大変そうだろと思って」カキカキ

堕天使「まず書き換えるものがクルウルウちゃん以外にいるんですかね?」カキカキ

エキドナ「相当な魔力を持ってないとできないしねぇ…まぁ、クルウルウのような子達なら可能性はあるわね」コトッ コトッ

男「それと今回はみんなに俺がちゃんと扉を開こうとしているところを見てもらおうと……毎回問い詰められるのは流石にな…」カキカキ

エキドナ「大丈夫よ、あれはみんな冗談だから」

堕天使・友「えっ」

男・エキドナ「えっ」

友「僕は本当に人外ハーレムを作ろうとしているのかと…」カキカキ

堕天使「私もてっきり…」カキカキ

男「俺って実は信用ないのかな…」カキカキ

エキドナ「大丈夫よ…少なくとも私はあなたを信用しているわ」ナデナデ

男「ありがとう…エキドナ…」

友(しまった…)ギリギリ

堕天使(なんだか最近、旦那様とエキドナさんの仲が妙にいい気がします…)ギリギリ

男「まぁそれはそれとして……完成!」

友「あとは詠唱だけだね」

男「……みんなに見られながら唱えるのは恥ずかしいです」モジモジ

堕天使「詠唱を唱える旦那様……えへへ、いいですね」ジュル

エキドナ「この子、昨日の営みで変なのに目覚めてないかしら?」

男「だ、大丈夫だろう……では…『異界の地へ繋がる扉よ、我の前に開け!』」

男(うわ、めっちゃ恥ずかしい…穴があったら入りたいとはまさにこのこと…)

真・相棒(どの穴に)

男(おい、昨日ので調子に乗ってるのかわからんが今は出てこないでくれ、頼む)

真・相棒(ああ、済まなかった)

ゴゴゴゴゴゴ… バシュウゥゥゥゥ!

男「……開いちゃったよ」

堕天使「開きましたね」

友「2回目で開くとは」

エキドナ「でもどこに繋がってるのかしら?」

男「普通に向こうの世界じゃないのか?」

エキドナ「うーん…自作魔法陣だし私がいた世界かはわからないわ」

友「じゃあ入って見てみる?」

堕天使「どんな世界かもわからないのにいきなり入るのはまずいんじゃないでしょうか?」

エキドナ「じゃあ私が上半身だけ入ってみるわ。男と友は尻尾持っておいてね、何かあったら尻尾で文字を書くから」シュルシュル

男「ああ、気をつけてな」

堕天使「一応有害な大気から身を守る魔術を施しておきますね」

エキドナ「ありがとう、じゃあ行ってくるわ」ニョロニョロ

エキドナ「……空中に繋がってたのね。ここはどこなのかしら?」

エキドナ「一面砂漠で…ビルのような建造物もいくつかあるわね…風化してるけど」

エキドナ「どうやら無人のようね、この地帯は……」   

エキドナ「ん?……遠くにあるけどあれは何かしら?コスモスのように見えるけど」

エキドナ「あ、緑色に爆発したわ。一応男達に伝えておいたほうがいいかしら」  カキカキ

男「お?尻尾がなにかかいてるぞ」

『空中につながってたわ。この世界は一面砂漠でビルのような建造物がいくつか風化してるわ』

『ついでに遠くにコスモスのような浮遊物を発見、その後緑色に爆発したっぽいわ』

男「コスモスのような浮遊物…?」

友「緑色の爆発…?」

堕天使「コジマでしょうか?」

男・友「た、大変だあああぁぁ!」

男「急いで引き上げるぞ友!」グイグイ

友「わかった!」グイグイ

エキドナ「…これで男達に伝わったかしらね」

エキドナ「あら?爆発したと思ったけどまだ浮いたままね……って、な、なに?!」グイグイ



・・

・・・

男「エキドナ!大丈夫だったか?!」

堕天使「あの魔術を施しておいて良かったです!」

エキドナ「引き上げるのはいいけど、あんな急に上げられるとは思わなかったわ…」

友「それどころじゃなかったんだよ!」

エキドナ「もぉ…みんなどうしたのよ?」

今回はここまでです

エキドナ「なるほど…それは大変ね…綺麗だったのに」

堕天使「何故そんなところに繋がったんでしょうか?」

男「そもそも繋がる以前にあるのが不思議だろ」

友「流石にある世界そのものが具現化ってのは無理があるしね」

エキドナ「擬似空間でたまたま魔法陣でそれが作れちゃったとかかしら?」

男「そんなことまでできるんだな…魔方陣って」

堕天使「そう考えるしかできませんね」

友「他の魔法陣で検証していくしかないね」

「……で、あれからいろいろやったけど失敗か」

エキドナ「まぁ、こんなもんよね」

堕天使「自作の魔法陣で扉を開くのは不可能に近い気がしますね…」

エキドナ「そうね……必ず繋がるとは限らないし、繋がってもいくつあるのか分からない世界から向こうの世界を繋ぐだなんて」

男「この本がもう少し詳しかったらな」

堕天使「また古本屋に行きますか?」

エキドナ「流石に似たような本がそう何度も入荷してるなんて思えないから行かなくていいんじゃない?」

男「エキドナは家から出たくないだけだろ」

友「みんなー晩御飯の準備が出来たよ」パタパタ

男「ご馳走様。相変わらず友の料理は美味しいな」モフモフ

友「そりゃ、いつも男に美味しいって言ってもらいたいからね」ニョロニョロ

男・堕天使・友・エキドナ「ニョロニョロ?」

エキドナ「と、友?……尻尾が蛇になってるわよ?」

友「えっ?!う、ウソ?!……本当だ…蛇になってる」

男「朝は普通の尻尾じゃなかったか?どうして今になって蛇になったんだ?」

堕天使「朝はまだ進化の途中だったんでしょうか?」

友「黒髪になっただけだと思ったのに……まさか尻尾が蛇になるなんて」

エキドナ「進化っていうより変化ね。種族ごと変わっちゃったっぽいし」

堕天使「確かにそうですね……漆黒の毛に蛇の尻尾…オルトロスですかね?」

男「オルトロスねぇ……いいじゃないか、友は何になっても友なんだし」モフモフ ナデナデ

友「お、おとこぉ…」ダキッ スリスリ

エキドナ(尻尾の蛇が男にスリスリしてるわね)

堕天使(あれって友さんの意思で動いてるんでしょうか?)

エキドナ(違うんじゃないかしら?)

堕天使(どうしてですか?)

エキドナ(だって…蛇は蛇で男にアプローチしてるように見えるわよ)

スリスリスリスリ カプカプ

堕天使(た、確かに…しかも甘噛みまで…)

堕天使「それでは私は洗い物をしてきますね」

男「手伝おうか?」

友「僕が手伝うよ。お風呂の準備が出来てるから男はお風呂入ってきて」

友(男が入ったあとの直後に入れば男の浸かった湯が…ゴクリ)

男「そうか、じゃあ入ってくるよ」

エキドナ「…ヒモになりつつあるわね」

男「うぐっ……エキドナは最初からヒモだっただろ」

エキドナ「うっ…心に刺さるわ」

男「同じ言葉で反撃されるなよ」

男「ふぅ…どうしたものか……」ザパー

男「ただ魔方陣書いて扉開くだけじゃ何年かかるんだろうな…」

クルウルウ「olkmjkuygtbhjuytgfv」

男「はは、そうだな、何百年もかかりそうだな……え?」

クルウルウ「iuyhgbjkmjhyugtfvb」にぱー

男「ほ……ほあぁぁぁーーー!」

クルウルウ「xsderfvbghyjumkaswxd?」

男「ど、どうしてここに?」

クルウルウ「ijucfgbnmkjhxhjfbn」

男「遊びに来たって……どうやって入ってきたんだ?」

クルウルウ「rnhxcuwmksxowmdxhjvju.jchgyenxkisw.njehcyuemxcis,xmshickdfm,eickjdhskidkcvsdsefjnlkijnv」

男「水は友達だって?……そうか、クルウルウは水を象徴してるんだったな」

クルウルウ「vhernxskis」コクン

男「ま、まぁ今はとりあえず外で待ってて貰るかな?」

クルウルウ「zmakoquxnhdhuski?」

男「いや、今俺風呂入ってる最中だし」

クルウルウ「hcfnvjud?nhsfvhjusfsdmk」ヌギヌギ

男「そうそう、体洗ったり頭洗うから……って何脱ぎだしてるんだ!」

クルウルウ「fsheruiijosw?」

男「いやいや!一緒に入らないから!」

クルウルウ「xmksioajdcnm」ウルウル

男「そ、そんな目で見つめられても……」

~その頃~

エキドナ「キィーッ!どうしてグフとドムが2機ずつくるのよ!こっちは陸ジム1機よ!」

エキドナ「って拠点に爆弾仕掛けられてるじゃない!他の人は何やってるの!」

エキドナ「どうして誰も解除しようとしないで相手拠点を爆破しようとしてるの!差が2000もあるんだから解除してからやるべきじゃないの!」

エキドナ「しかもやられて差が開いたし!」

友(男の家にボイスチャットがなくて良かった…)

堕天使(はやく陸ジムのlv2の設計図が欲しいです)

エキドナ「……負けたわ…こんなチームで逆転できるわけないじゃない…ほんとにみんな上等兵なの?」ブツブツ

堕天使(エキドナさんが自分の世界に入ってしまいました…)

友(そろそろ男お風呂から上がったかな?…男の出汁を調達しに行こうか…いや、焦ってはいけない…)

男(ヤバイヤバイ結局クルウルウと一緒に入っちゃってるし頭洗っちゃってるしヤバイヤバイ風呂にいるのに変な汗が)ワシャワシャ ダラダラダラ

クルウルウ「♪」

男(何て気持ちよさそうなんだ…可愛いなぁ…ふふ、なんだか幸せな気分になってきて……っは!ヤバイヤバイ完全に飲まれるところだった)ワシャワシャ ザパー

クルウルウ「dnejumsmzkx」

男「はいはい、次は体ね」

クルウルウ「kcnemdxkdjasei」テレテレ

男「わかったわかった、手で洗うか…ら…?」

男(ぬわあぁー!どうしてこんな話になってるんだ!体はまずいだろ!幼女だぞ!捕まるぞ!)

男「あ、あの……できれば自分で洗って欲しいのですが…」

クルウルウ「nxhskmaiddhcuw…」グスッ

男「ああああああ!そんな泣かないで!ほら、俺捕まっちゃったらもうクルウルウと会えなくなっちゃうから!うん!」

男(よしっ!ナイス言い訳!)

~その頃~

友「す、すごい…lv4の陸ガンが3機も…それにガンキャノンまでいる」

堕天使「これなら勝てる気がします!ボーナス全部つけちゃいましょう!」



・・

・・・

友「ギリギリ負けちゃったね…」

堕天使「何がいけなかったんでしょうか?中間拠点はしっかり押さえましたそれにアシストなどでポイントも稼ぎましたのに」ブツブツ

堕天使「というよりどうして敵軍は支援型ばかりだったんでしょうか?まるで格闘型がいない我が軍を知っていたかのような…」ブツブツ

堕天使「はっ!まさか内通者が?!いやそれはありえませんね内通者にメリットがありませんから?」ブツブツ

エキドナ「ふふふパイロットのカラーを変えるだけでも面白いわボトムズごっこできそうだわそういえばザクの肩が赤いのを見るしできるのかしら」ブツブツ

友(嗚呼、2人とも自分の世界へ…)

クルウルウ「vctenxismxvbcgtwemjcvghwysmjxdos?」

男「捕まっても助けに来てくれるから大丈夫だって?なんだそれなら安心だ」

男「なんて言うと思ったかクルウルウよ?…こういうのは本当に好きな人としかしちゃいけないんだよ」

男(あれ?この言葉ってこういう時に使うもんじゃなくね?)

クルウルウ「demxcnsdvifsuhdensuedhnfushndervf」テレテレ

男「ん?俺のことが好きって?うん、それなら第一関門はクリアだ…でもこういうのは好き合ってる人同士がやるものなんだ」

クルウルウ「xnmcsdefjiwje…mkjlsdnnmksdj……」グスッ

男「いやいやいや!クルウルウのことは好きだよ!でもまだそれはlikeの域でloveではないかなと…」

クルウルウ「lovemvuhfv…iuhmseiodfj?」ポロポロ

男「うわあぁー!泣かないで!」

友(男はまだ出ないのかな……あれ?別に男をそのまま頂けば出汁は次の機会ってことでいいんじゃない?)

友(2人が潰れた今、僕が男の風呂に突撃して行ってもなにも問題はない!)

友(いざ行かん!聖域へ!)ガチャッ

男「あ」

クルウルウ「?」グスッ

友「あ、お取り込み中でしたかこれは失礼」ガチャ

友「って、どうしてクルウルウちゃんとお風呂に入ってるんだい!」ガチャ

友「ふむふむ…なるほど、水の象徴だし水のあるところならいきなり現れても不思議じゃないかな?」

クルウルウ「fhslxzjfcdjiosdefjefouih」グスッ

友「えっと…男、なんて?」

男「あの…俺に手で体を洗って欲しいそうです」

友「」

友「……で、なんで泣いてるんだい?」

男「体を洗うのを断ったら泣き始めちゃいました…」

友「男……たとえ具現化したからといっても神は神だよ…ここは男がなんとかしないと…地球が滅んだりしたら嫌でしょ?」ヒソヒソ

男「で、でも流石に体は…」

友「大丈夫、洗ってるあいだは僕が目隠ししてあげるから」

男(な、なにが大丈夫なんだろうか…)

男「で、では…失礼して…」サワサワ

クルウルウ「…nchc…mcnjeaj」

男(ヤバイ…目隠しってのは感触しかないから変な想像させるな…)

クルウルウ「cyimcju…ncnssjcjhcu…」

男「え?し、下も!ど、どどどどどうしよう友」

友「男…世界がかかってるんだ…終わったら僕の下も洗ってね」

男「それが狙いか」



・・

・・・

男「」

男(終わった…終わったぜ…俺はやり遂げた)

クルウルウ「nhct…maxch…」

友「はぁ…はぁ…おとこぉ…」

男(まだ手にクルウルウと友の感触が残ってる…)

男(ヤバイ…クラクラしてきた…長い間入ってるしのぼせてきたのかも…)バタッ

今回はここまでです

男「…う…う~ん…」ムクリ

堕天使「だ、旦那様!気がつかれたんですね!」ガバッ

エキドナ「もぉ、びっくりしたわよ。遅いから見に行くと男は倒れてるし友と何故かいるクルウルウは放心状態だし…」

友「ふふっ…えへへ…」

クルウルウ「cdnjkds…shcdiddnc」

堕天使「それで急いで旦那様達をお風呂から運んできたんです」ギュー

男「そうだったのか…ありがとう」ナデナデ

堕天使「えへへ…そんな、旦那様がご無事なら…」

堕天使「…で、どうして友さんとクルウルウちゃんとお風呂に入ってたんですか?」ニコニコ グググ…

堕天使「それにどうして友さんとクルウルウちゃんは放心状態だったんですか?」ニコニコ ググググ…

堕天使「……まさか、友さんとクルウルウちゃんとしちゃったんじゃないですよね?まさか正妻の私を差し置いてしちゃったんじゃないですよね?」ニコニコ グググググ…

男(あれ素敵な笑顔……ってキツイキツイキツイキツイ!砕ける!)

男「……ッ………ッ」パシッパシッ

エキドナ「ちょ、ちょっと堕天使!男が真っ青な顔してるわよ!」

堕天使「えっ?!」

男「」

堕天使「だ、旦那様!しっかりしてください!大丈夫ですか」ガクガクガク

男「……はっ!…俺はいったい…」

堕天使「旦那様、気がつかれたんですね!」ガバッ

エキドナ(あれ?さっきもこんなやりとりしなかった?)

男「えっと、なんで友とクルウルウと一緒に風呂に入ってたかだっけ?」

堕天使「はい。どうしてですか?」

男「風呂に入ってたらいきなりクルウルウ出現して手間取ってたら友が乱入してさらに手間取ってました」

堕天使「い、いきなり出現って…」

エキドナ「ま、まぁ…神だしありえるんじゃない?」

堕天使「で、どうして手間取ってたんですか?」

男「…そ、それも聞くんですか?」

堕天使「はい。もちろん」

男「え、えっと…」

友「男がクルウルウちゃんと僕の体を手で丁寧に洗ったからだよ!」フフン

クルウルウ「lcxmiasdjidfgswbfcdhwjefio!」

男「」

堕天使「」

エキドナ(あらあら)

堕天使「うふふ、どういうことですか旦那様?うふふ」ニコニコ

男「さ、最初はクルウルウの頭を洗ってたんだけどその後体を手で洗うように頼まれて」

男「断ってたんだけど友が入ってきてクルウルウを手で洗うよう誘導してちゃっかり自分もそうしてもらうよう言い出して」

クルウルウ「bxchusefjncdiuywhe…」グスッ

男「ち、違うよ!別にクルウルウのことが嫌いなわけじゃないよ!」

クルウルウ「cniuhe…?」ウルウル

男「うん、本当だよ。むしろ好きだよ」ナデナデ

男(妹感覚で好きって意味でね)

クルウルウ「ncywmcdiomdnvbwteny」ギュー

堕天使「それで、友さんはどうして旦那様のお風呂に?」

友「えっ?そ、そそそそそれはあれだよあれ、男があまりに遅いから心配になったからだよ」

男(嘘だ)

堕天使(嘘ですね)

エキドナ(嘘ね)

クルウルウ(ncuys)

友「みんなどうしてそんな反応なんだよ!しかもクルウルウちゃんまで!」

男「そういえばクルウルウ、こんな時間に来て大丈夫なのか?もう夜も遅いぞ」

友(助かった…)

堕天使(後でじっくりお話しましょうね♪)

友(ひぃ!)

クルウルウ「cbsncedhwasef.csndfcuwekvklsjdcsiduhcefywefjvgn」

男「うーん…じゃあどこで寝てもらおうか…」

クルウルウ「vsdcfgdhjkllvdkmcsj」ギュッ

男「え?一緒がいい?…堕天使と友もいてかなりベッド狭いんだけど…」

堕天使「じゃあ今日は友さんは別のところで寝てもらいましょう」

友「そんなひどいよ!」

堕天使「いいじゃないですか、旦那様と一緒にお風呂入ったんでしょう?」

友「そ、それならクルウルウちゃんだってそうじゃないか!」

堕天使「クルウルウちゃんはお客様ですから」

友「そ、そんな!」

堕天使「ってことで今日は旦那様とクルウルウちゃんと私の3人で寝ましょうか」

男「え…いいのかな」

堕天使「寝ましょうか」ゴゴゴゴ

男「はい」

男(今日の堕天使なんだか怖い…)

クルウルウ「jdcjdci~♪」

今回はここまでで


~朝~

クルウルウ「xdxd…cfcjm…」ギュウ スヤスヤ

堕天使「ぇへへ…だんなさまぁ…」ギュー

男(両側から抱きつかれてるし柔らかいものが押し当てられてるし足が絡められてるし一睡もできなかった…)

男(せめて足だけでも自由にできないものか…)モゾモゾ

堕天使「んっ…だめですよぉ…だんなさまぁ…えへへ」スリスリ

クルウルウ「cnaeksm…」ギュウゥゥ

男(な、なんで更にくっついてくるんだ!)

コンコン

エキドナ「おはよう。朝ごはんの準備が出来たみたいよ」

エキドナ「……えっと、お邪魔だったかしら?」

男「おはよう。助けて」

友「男!会いたかったよ~男~!」ギュゥゥ

男「会いたかったって…同じ家に住んでるんだぞ?」

友「一晩一緒にいないだけで男分がカラッカラなんだよ!」ギュゥゥ

男(男分って…)

堕天使「おはようございます。友さん」ウトウト

クルウルウ「cbndkdifutru」ウトウト

友「二人共おはよう。さぁ、朝ご飯できてるから冷めないうちに食べてね」

男「おお、流石友。美味しそうだな」

??「美味しいですよ、早くしないと私が全部喰らい尽くしちゃいますよ」ムシャムシャ

男・堕天使・友・エキドナ「えっ」


友「あ、あの…一体どちら様でしょうか」

??「…?私のことですか?そんなことより朝ごはん食べましょうよ」ムシャムシャ

エキドナ(そんなことって…彼女何もないところからいきなり現れなかったかしら?)

クルウルウ「cuiefcnmc」グイグイ

男「はいはい、ほら…あーん」

クルウルウ「nhvs」あーん

男(なんかもう慣れてしまったよ…いきなり誰かが現れたりすることとか…)

??「まぁお嬢様!本当にその方が好きなのですね!館主様の目にも見せてあげたいです」

堕天使「?…お嬢様?」

バイアクヘー「はい!私お嬢様に使えるバイアクヘーでーす☆彡」

バイアクへー「特技はワープで趣味は宇宙旅行でーす☆彡さぁ皆さんも宇宙旅行へ行きませんか!」

シーン

バイアクヘー「………あれ?もしかして掴みは失敗ですかね…うーんちょっと時間くださいね」

エキドナ(初コンタクトが人ん家の朝ごはん食べてたから失敗したんじゃないの?)ヒソヒソ

堕天使(というよりバイアクヘーもクトゥルフ神話に出てきましたよね?)ヒソヒソ

友(クトゥルフ関係はみんなこんな感じなのかな?)ヒソヒソ

男(前にクルウルウ迎えに来たのもバイアクへーなのか?…でもかなり雰囲気が違うな…声もだけど)ヒソヒソ

クルウルウ「cnuwekj」モグモグ ポロポロ

男「あ、口からこぼしちゃってるしソースが口の周りについちゃってるぞ」フキフキ

クルウルウ「ncswuek~♪」


友「とりあえず朝ごはん…って、もうなくなってる…作り直すか…」スタスタ

堕天使「あ、友さん私も手伝いますよ」スタスタ

エキドナ「じゃあ私は飲み物の準備してるわね」スタスタ

クルウルウ「hfurjsconhv」

男「はい、お粗末さま。それじゃ歯磨きに行こうな」

クルウルウ「esrjkwefnfcji」スタスタ

バイアクヘー「思いつきましたよ!」

シーン

バイアクヘー「あ、あれ?!皆さんどこいったんですか?!」


~数時間後~

バイアクヘー「うぅ…グスッ…ミ、ミーくんとゴーくんにこんな過去があったなんて…」グスッ

堕天使(あの…バイアクへーさんは何しに来たんでしょうか?)

エキドナ(普通にクルウルウを迎えに来たんじゃない…すっかり忘れてるっぽいけど)

クルウルウ「gdcfyjknjocr」

男「あれ?帰るのか?…バイアクヘーはどうするんだ」

バイアクへー「えー…もうちょっと漫画読んでから帰りますよー」

友(この人は本当にクルウルウちゃんに使えてるんだろうか…)

男「心配だし家までついていこうか?」

クルウルウ「xtrdxcgh」ニュルニュルグチャグチャ

男「へー、そうやって液状化して来たのか。それじゃあまた今度な」

今回はここまでで

あと少しで終わろうと思ってます

~さらに数時間後~

バイアクヘー「こ、混世魔王がー!樊瑞がー!うわーん!」

バイアクヘー「樊瑞が行ってしまったら誰が十傑衆をまとめていくんですかー!うわーん!」グスッ

男(なぁ…クルウルウが帰ってから何時間たった?)ヒソヒソ

友(わからないや…でも2時間以上はたってると思うよ)ヒソヒソ

エキドナ(いつまでいるのかしら?)

堕天使(相当居心地がいいんでしょうか?)

バイアクヘー「カ、カワラサギの爺様!生きてらしたんですn…くっはっ!」

《バイアクヘー…お嬢様を迎えに行ったはずなのにどうしてお嬢様が一人で帰ってくるのかしら?》

バイアクヘー「そ…それ…は…かっ…はっ…ま、先ずは首…締めをやめて…くだ…」

《バイアクへー、私はあなたの希望を聞いてはいないわ…どうしてお嬢様が一人で帰ってきた理由を聴いてるの》

バイアクヘー「ま、漫…画に夢中に…なっ…てしまい…まし…た…」

《そう、バイアクへー…私素直な子は好きよ》 スゥ

男(な、なにもないところからスレンダー美女が)ガクガクブルブル

堕天使(倍アクへーさんが苦しんでたのはあの方の力なのでしょうか)ガクガクブルブル

友(ステルス攻撃とか怖すぎる…)ガクガクブルブル

エキドナ(今日は賑やかねー)

バイアクヘー「はぁ…はぁ…あ、ありがとうございます…イトハカ様…はぁ…はぁ…」

イトハカ《…でも、仕事をほっぽり出すなんて……一から躾が必要ね》ニイィ

バイアクヘー「ひ、ひいぃぃぃぃ!!それだけは勘弁を!」

イトハカ《まぁそれは館に戻ってから考えましょうか》

バイアクヘー「ううぅ…」グスッ

イトハカ《それで、あなたが男様ですね?》

男「ひ、ひゃい!」ビクッ

男(声が裏返った…恥ずかしい…)

堕天使(うふふ…声が裏返ってしまった旦那様可愛いです)ホッコリ

友(ふふっ…ビクッっとしちゃってる男いいなぁ~)ホッコリ

エキドナ(この二人は…さっきまでガクガク怯えてたのに…)

イトハカ《ふふ、そんなに怯えなくてもいいですよ》

イトハカ《この度は2回もお嬢様のお世話をしていただきありがとうございます》

イトハカ《それにバイアクへーが迷惑までかけてしまい……お詫びとして明後日お嬢様が住んでらっしゃる館に来ていただけませんか?》

男「そ、そんな!別に迷惑だなんて思ってないし…」

イトハカ《来ていただけませんか?》ゴゴゴゴゴ

男「喜んでお邪魔させていただきます!!」

イトハカ《それはよかったです。きっとお嬢様も館主様も喜びます》ニッコリ

イトハカ《それでは私たちは帰りますね。明後日は朝9時に迎えに来ますので準備の方忘れないでくださいね》スゥ…

バイアクヘー「あっ!イトハカ様待ってください!」シュンッ

男「な、なんだったんだ…」

友「なるほど…イタクァは大気を象徴する神だったね…」

堕天使「だから急に現れたんですか…納得です」

男「なーんだ神か、なら仕方ないな」

エキドナ(みんな感覚がおかしくなり始めてるわ…)

男「…明後日何来ていけばいいんだ……俺館とかに似合う上品な服なんてないぞ…」

エキドナ「お詫びとしてって言ってたしそんな畏まんなくても大丈夫じゃないかしら?」

男「そ、そうかな?」

堕天使「きっと大丈夫ですよ」

友「なにか向こうの気に障るんだったら素直に謝れば大丈夫だよ」

    イトハカ《私素直な子は好きよ》

男・堕天使・友「」ガクガクブルブル

エキドナ「だから大丈夫よ!」

~当日~

男「ほ、本当にこれで大丈夫かな?!」

堕天使「は、はい!そのままの旦那様が一番ですよ!」

友「そうだよ!自然体が一番だよ!」

エキドナ「だからビビリすぎよあなたたち!」

イトハカ《皆さん、迎えに来ましたよ》

男・堕天使・友「ひあぁぁぁ!」

イトハカ《あ、あの…大丈夫ですか?》

エキドナ「気にしないで…緊張してるのよ…」

イトハカ《そうですか。では行きましょうか》

堕天使「あの、お館へは歩いて行くんですか?」

イトハカ《はい、わりと近くなので》



・・

・・・

男(歩いて5分…本当に近くだった…しかもかなり大きい館だ…)

友「こんなに近いのになんで今まで気づかなかったんだろう?」

イトハカ《普段は特殊な結界で意識しないと見えないようにしているんですよ》

エキドナ「じゃあここに館があると知った今、次は意識すればいつでも見えるってことかしら?」

イトハカ《はい、その通りです。…では中に入りましょう。館主様とお嬢様が待っています》

イトハカ《ただいま戻りました》

男「お、おじゃまします」

堕天使「わぁ…まるで小説や漫画に出てきそうな館ですね!感激です!」

友「へぇ~ほとんど木造なのがいいね」

エキドナ「すごい良い雰囲気ね」

イトハカ《気に入っていただけたようで何よりです》

クルウルウ「crsmelovtrfoejrfuwerf~!」ダダダダッ ピョンッ

男「あ、おはようクルウr…ゴフッ」ドゴォッ

イトハカ《まぁまぁお嬢様、そんなに旦那様に会えたのが嬉しいのですか?》

クルウルウ「gthyjnkjlkuhkm!」

男「朝っぱらからゲームしようって…」

イトハカ《男様と遊びたい気持ちは分かりますが、先ずは館主様に紹介いたしませんと》

クルウルウ「gbfnkixccnehbfnv」

イトハカ《館主様とお部屋で遊んでいらしたんですね、ではお嬢様のお部屋に行きましょうか》

クルウルウ「uedfjckmvfidjhn!」グイッグイッ

男「挨拶が終わったらちゃんと遊んであげるから引っ張らないで…おおっと」ヨロッ

堕天使「そういえば、館主様ってどんな方なんですか?」

友(普通にクルウルウちゃん達を召喚した人かな?)

エキドナ(実は館主一人の力でクルウルウ達を具現化させた強力な魔力の持ち主だったりして)

イトハカ《ふふ、それは会ってからのお楽しみということで》

イトハカ《さぁ、ここがお嬢様の部屋ですよ。失礼します。男様達を連れてきました》コンコン  ガチャ

男(でけぇ…ここがクルウルウの部屋の扉?門の間違いじゃね?)

?「おお…グスッ…貴様等がクルウルウの言っていた者か…グスッ…よく来た…」

バイアクへー「うぅ…おはようございます…男さん…グスッ」

男「あ、あの…あなた様が館主様でしょうか?」

ハストゥール「いかにも…我が…グスッ…クルウルウの姉にしてこの館の主だ…グスッ」

友(ちっちゃい…あれ?クトゥルフ神話のハスターってクトゥルフの弟じゃなかったっけ?何故姉?)

ハストゥール「それは…何故か我が先に具現化したからだ…グスッ」

友(思考が読まれた!?)

ハストゥール「それぐらい我には簡単なことだ…うぅ…」

堕天使「えっと…どうして泣いておられるんでしょうか?」

バイアクヘー「お嬢様にゲームでボコボコにされたからだよ!」グスッ

イトハカ《いつものことなのでお気になさらず》

エキドナ(普通いつものことでも気にしたほうがいいんじゃないかしら?)

ハストゥール「会っていきなりでスマンが…頼む!我等の敵を取ってくれ!」ガシッ

バイアクヘー「私なんて今日初めてやるゲームで手加減なしなんですよ!お願いします!」ガシッ

男「まぁクルウルウと遊ぶ約束したしいいですが…そんなゲームに本気にならなくとも…」

ハストゥール「ゲームに本気にならずいつなるっていうんだ!えぇ!!ハリ湖に幽閉するぞ!!」ガクガク

男「すいません!全力でやらしていただきます!……で、ジャンルは?」

クルウルウ「rufjkvmodikj」

男「か、格闘ゲーム…」

友(うわぁ…)

堕天使(旦那様の家に格闘ゲーム全然ありませんね)

エキドナ(苦手なのかしら?)

今回はここまでで

男「で、なんの格ゲー?……こ、これは!」

男(良かった…持ってるのだった…)

クルウルウ「yehdjcfmkdjkmhjmskc」

男「わかった、3対3でやろうか」

クルウルウ「fcjjcbdjuhj」セレベラ! ピーコック! パラソール!

男(ヤバイ…苦手な3人だ…)ペインホイール! ヴァレンタイン! ダブル!

ハストゥール「勝たないとハリ湖な」ボソッ

男「頑張ります!」ガクガクブルブル

バイアクヘー「勝ったら宇宙連れて行ってあげますよ!」

男「それはそれで遠慮しときます」

バイアクへー「そんな!!」

男(よし!なんとかセレベラ倒した!次はピーコックあたりに退場願いたいものだ)

堕天使「旦那様ー、頑張ってくださーい!」

友「へぇ~、実は男って格闘ゲーム得意なのかな?」

エキドナ「たまたまやり慣れてただけじゃない?」

イトハカ《男様にはまだ3人残ってますがどれも体力が半分切ってますね》

バイアクヘー「それに対しお嬢様は残った2人の体力が7割以上で優勢ですね」

ハストゥール「ハ・リ・湖!ハ・リ・湖!」

堕天使(鬼です)

友(悪魔です)

エキドナ(さすが邪神ね)

ハストゥール「ああ、男が負けたら貴様等もハリ湖だぞ」

堕天使・友・エキドナ「えっ」

堕天使「旦那様…ずっと一緒ですよ」

友「何があっても離れないからね…男」

エキドナ「2人とも!どうして男が負ける前提で話してるのよ!」

ハストゥール(冗談で言っただけだが…これはこれで面白い)ニヤニヤ

バイアクヘー(うわぁ…館主様が清々しいまでに邪悪な笑みを…)

イトハカ(ああ…美しいです…看守様…)ウットリ

バイアクヘー(こっちも重症ですね…)

男「うおおお!残るはパラソールだけだ!」

クルウルウ「wersdfgbfchjkmcvkfl!」



・・

・・・

男(タ、タイムアップ…)ドキドキ

バイアクへー(男様とお嬢様の体力はほぼ同じ)ドキドキ

堕天使(一体どちらが勝つんでしょう…)ドキドキ

男「……か、勝ったー!」

クルウルウ「irnchywmjxis!」パチパチパチ

友「これでハリ湖は回避できたね…よかった…」

ハストゥール「えー…タイムアップだしなぁ…」

堕天使・友・エキドナ「は?」

ハストゥール「ごめんなさい流石に邪神といえど神より強い堕天使とオルトロスとエキドナには敵いません本当はクルウルウより弱いんです」

イトハカ(ふふ、ヘタレてる館主様もいいですね)ウットリ

ハストゥール「まぁハリ湖は最初から冗談だ、はははは」

ハストゥール「せっかく我が館に来てくれたんだ、館の案内でもしよう」

バイアクへー「それでは私が案内しますね!皆さんついて来てくださいよ!」シュンッ

クルウルウ「xcvhbgkdyu…」

イトハカ《……私が案内しますね。では皆さん、まずはこちらに》

堕天使「これだけ大きい館ですとワクワクしますね旦那様」

男「ああ、なんかこう…館っていう雰囲気があるよな」

エキドナ「館の雰囲気って何よ?殺人事件が起きるとか?」

男「そうなったら殺されるのは俺しかいないんだが…」

友「大丈夫だよ、何があっても僕が守ってあげるよ」ギュッ

男(襲われはするのか……友の手柔らかいしモフモフで気持ちいいな)フニフニ

堕天使「むっ…私もお守りしますからね、旦那様」ギュッ

男(両手に花とはまさにこのこと…嗚呼、幸せだ)

イトハカ《最初は中庭です。ここには沢山の種類植物と鳥達がいます》

男「…なんか見たことのない鳥が……っていうかすごい禍々しい鳥が…」

ハストゥール「まぁ、我等の魔力を少しずつ浴びればああなってしまうな。はははは」

男(何それ怖い)


イトハカ《次は娯楽室でございます。ここにはダーツ、ビリヤード、ボーリングなどの様々な娯楽がございます》

堕天使「あの…この館には何人住んでらっしゃるんですか?この部屋随分使われてないような…」

ハストゥール「我等4人だけだぞ。まぁ思いつきで作った部屋だからな…あ、最初の3時間はちゃんと遊んでたからな」

男(計画性がないんだな…)

イトハカ《こちらはプールとなっております。ちなみに、こちらも思いつきで作ったものです》

エキドナ「でもこっちはちゃんと使われてる感じがするわね…」

クルウルウ「rtyhfncmjdkeidkclokmjuy」

男(玄関代わりに使ってるって…それでいいのか?)


イトハカ《続きまして調理場です。後ほど私が皆様方にお昼ご飯を振舞おうと思うのですが、皆様何か苦手なものはございますか?》

友「別にみんな苦手なものはないよ」

イトハカ《分かりました。では、腕によりをかけて作らさせていただきますね》

男(なんてデカイ調理場だ…俺んちの居間以上の広さだぞおい)

イトハカ《最後に図書館でございます。ここには毎日数百冊のペースで新しい本が追加されていきます》

バイアクへー「あっ!皆さん!どうしてついて来なかったんですか!せっかく図書館をっ…くっ!……はぁっ…」

イトハカ《バイアクへー、あなたは皆さんが瞬間移動できると思っているの?できないでしょう?少し反省してなさい》

男(相変わらず怖い…)

イトハカ《えー追加される本の中には普通の人間には書けないような本もあります。例えば…悪魔の召喚の仕方ですとか…》

ハストゥール「他にも種族ごとに特性を記した本や魔法陣についての本もあるぞ」

男「なっ!じゃあ、あの古本屋にあった本はこの館の本だったのか」

バイアクへー「今頃気づいたんですか…」

堕天使「今頃って…普通気づかないんじゃないんですか?」

バイアクへー「ふっふっふ、この姿を見てもそう言えるかな!」バッ

男「……えーと、わかんないや」

バイアクへー「古本屋にいた店員ですよ!どうしてわからないんですか!」

男「いや…なんか印象薄いし」

バイアクへー「いつもおじいさんが一人でやってた古本屋ですよ!別の人が店員やってれば嫌でも印象残るでしょうに!」

男「えっと…その…ごめんな」

バイアクヘー「うぅ…格好つけて『次は何を召喚するんでしょうね』なんて言っちゃったのに…」

男「ああ、あの時それ言ってたのか」

バイアクへー「うぅ…うわーん!」シュンッ

男「あ、消えた」

今回はここまでで

堕天使「あの…それでどうして古本屋にあんな本があったんでしょうか?」

ハストゥール「簡単なことだ、もう本棚に入んないからテキトーに処分するためにだ」

友「実際いくらぐらいで売れたんだい?あの本たちは」

イトハカ《売ってませんよ。皆で空いてるスペースに突っ込んできただけですので》

男「なんてことを…」

クルウルウ「vndjkewmvjffdnkcj」

男「あのおじいさんボケてるから大丈夫って…そんなこと言っちゃいけません」ペシッ

エキドナ「あれ?もしかしてこの図書館に私が向こうの世界に帰れる方法があるのかしら?」

ハストゥール「探せばあるかもしれんが……急ぎか?」

エキドナ「いや…急ぎってわけじゃないわ。でもちゃんと帰れるってことが知りたいだけよ」

ハストゥール「そうか。じゃあ今度探しておこう。見つけ次第連絡するぞ」

エキドナ「ええ、ありがとう。よろしくね」

ハストゥール「で、ここからが本題なんだが…」

男「え?遊んだし館回ったし後は昼ごはんをご馳走になって終わりじゃないの?」

ハストゥール「終わりではない!この館に貴様等を読んだ真の理由…それは!」

ハストゥール「我等姉妹の夫となってもらおうか!男よ!」

クルウルウ「ghdkeifncbvjsos~」

堕天使「なっ!ななななななな何言ってんですか!旦那様は私の夫なんですよ!」

友「そうだよ!男は僕達の旦那様なんだよ!クルウルウちゃんならまだしもポッと出の人に渡すわけにはいかないよ!」

ハストゥール「ポ、ポッと出…ポッと出…」ブツブツ

男「ま、まずはどうしてか理由を聞いたほうがいいんじゃないか?」

堕天使「むぅ…それもそうですね…」


エキドナ「ねぇ、お料理の本とかあるかしら?」

イトハカ《お料理の本ですか…えーと、確かこちらに…》

堕天使「で、どうして旦那様とそういう仲になろうと?」

ハストゥール「クルウルウに毎日男の話を聞かされて気になって…それにあんなに異常なまでの魔力の持ち主だし、あの魔力で遊んだら面白そうだなって…」

友「遊ぶだけなら男に家に来たり、この館に来させればいいじゃないか」

ハストゥール「それが面倒だからいっそ婿入りさせた方が早いかなと…それに、この館に結界張ってるのは我だから我が館から離れると結界が消えてしまうし…」

堕天使「結界が消えるぐらいいいじゃないですか」

ハストゥール「いやいや、よく考えてみろ。今までなかった場所に急にこんなでかい館が出現するんだぞ?静かに暮らしたいのに人の注目を浴びるじゃないか」

ハストゥール「しかも住んでるのは姉妹と従者2人、妹は人語を話さないし従者の1人は口を開いてないのに声が聞こえてくるんだぞ?」

友「確かに…そう考えると館から離れるわけにはいかないね」

男「なんか俺の話な気がするのに話に参加できない…」ナデナデ

クルウルウ「belsifjcnncvbilsekcnisehjf」テレテレ

男「そうだな…こんな可愛い子と一緒に住めるんならうれしいなぁ」ほっぺたフニフニ


イトハカ《さぁ、あちらの棚から10m先の棚までが料理に関する本になっております》

エキドナ「料理の本っていってもいろいろあるのねぇ……先ずは日本食でいいかしら」

友「それで、どうするんだい男?」

男「え?ここで俺に振るの?」

堕天使「私たちが何を言ったところで最終的な判断は旦那様次第ですからね」

男「うーん…今すぐ結婚ってことになるとこの館にすまなきゃならないんだろ?」

ハストゥール「こ、この館が不満というのか!?」

男「違う違う、俺まだ学生だし両親が出張中だからそれまで家は開けられないんだ」

男「だから結婚するなら最低でも俺が学校を卒業してからで、それまでは沢山遊んでお互いのことを理解していきたいんだけど…どう?」

ハストゥール「本当か!」パアァ

男(おう可愛い)キュン

男「ああ、本当だ。遊びたくなったら何時でも読んでくれよ」ナデナデ

ハストゥール「ふふ、毎日呼んでやるから覚悟してろよ…男」テレテレ

クルウルウ「cnsudehufsliej~」パチパチパチ


イトハカ《あなたはいいんですか?》

エキドナ「そうねぇ~…従者として男に仕えてみようかしら?主と従者のイケナイ関係ってのもありじゃない?」

イトハカ《ふっ…そうですね。それもいいかもしれません》

バイアクヘー「もぉー!だからどうして誰も追いかけてくれないんですか!」シュンッ

イトハカ《あらお帰り。どこまで行ってたの?》

バイアクヘー「ただいまです。ちょっと冥王星まで行ってきました」

エキドナ(冥王星までどうやって追いかけろって言うのよ…)

イトハカ《で、あなたはどうします?》

バイアクヘー「へ?何がですか?」

エキドナ「男の嫁になる?それとも従者?それか今までどおりハストゥールの従者?」

バイアクヘー「ど、どうしてそんな話になってるんですか!?……でも、私は館主様の従者なので今までどおりでいいです」

イトハカ《ふふっ、えらいわバイアクヘー。それでこそ従者よ》

バイアクヘー「イ、イトハカ様に褒められるのは凄く久しぶりでなんだか照れますね」

エキドナ「それじゃあ2人とも、早速だけど従者ってどんなのか教えてもらえないかしら?」

バイアクヘー「任せてください!私が従者のなんたるかを教えて差し上げましょう!先ずはワープの練習からです!」

エキドナ「それは私には無理だわ…」

~数年後~

堕天使娘「お父様、ゲームショップめぐりしましょう!」グイグイ

友娘1「パパー、今日は私と家でずっとゴロゴロしてようよ」ギュゥ

友娘2「ダメー!今日は私と映画見に行く約束してるんだよ!」

友娘3「パパ…私…お散歩に行きたい…」クイックイッ

ハストゥール娘「父上!今日は我等とお買いものに行く約束をしたではないか!」

クルウルウ娘「"#$%$"<{|=`*{'#"&=!」

エキドナ娘「おとーさん、あたしといてくれなきゃ石化させるよ…」

イトハカ娘《父さん見て見て!霧散できるようになったよ!》サァ…

バイアクヘー娘「むぅー…宇宙旅行行くって言ったじゃん」

男「ははは…どうしてこうなった」


イトハカ《ふぅ…ひと段落しましたね》

エキドナ「それじゃあ、ちょっと遊んでようかしら」

バイアクヘー「そうですね!」

男「というか…どうして女の子しか生まれないんだ?」

堕天使「あれ?言ってませんでしたっけ?私たちって女の子しか生まれませんよ」

友「しかも魔族って成長が早いから、もう子供を作ろうと思えば作れるから気を付けてね」

ハストゥール「ハァ…我が愛娘もライバルになってしまうとはなぁ…この成長を嬉しむべきか迷うな…」

クルウルウ「ehcnwkoijcsnhasd」

男「なんてこったい…」


エキドナ「skl、カイザー、アーク、真でfdsが見れるなんていい時代になったわねぇ…」

イトハカ《ええ…まさかブレードとオーガンが来てくれるとは思いませんでした》

バイアクヘー「地味にゼオライマー、ラーゼフォンの再登場も嬉しいです」

エキドナ「でもそのぶんシナリオが…」

イトハカ《言ってはダメです…それはzシリーズで諦めたじゃありませんか》

バイアクヘー「その代わり戦闘アニメは良くなったじゃないですか。何発もビームライフル乱発するmsがいなくなりましたし」

男「……よし!みんなで出かけるぞ!さぁ、支度をしてくるんだ」

娘達「はーい!」

堕天使「あの…こんな大人数でどこに?」

男「行きたいところ全てに行くさ」

クルウルウ「sjdnciefhu」

友「館の結界はどうするのさ」

ハストゥール「それはこの前男と協力して我が離れてもある程度効果を発揮するようにしたから大丈夫だ」

バイアクヘー「わぁ!みんなでお出かけなんて久しぶりですね!」

エキドナ「外出ねぇ……まぁ、たまにはいいわね」

男「さ、みんなも早く支度して」

イトハカ《もう出来ております》

男(さすが霧散持ち…早い…)



・・

・・・

男「えー、それでは」

「行ってきます!」


おわり

本編はここで終了です

以下蛇足

クトゥルフ「どうじゃった?」

男「うーん…まぁいろいろ突っ込みたい感じかな」

クトゥルフ「そ、そんな…こんな真昼間からわしに突っ込みたいだなんて…でもお主がしたいのであれば…」シュルッ

男「違う!そういう意味じゃねーよ!」

クトゥルフ「なんじゃ…違うのか」

ハスター「あの…姉上…どうして私が姉上の姉になっており幼子になっているんでしょうか?」たゆん

クトゥルフ「それは…姉に興味が有り…何より、貴様の乳がでかいからじゃ!」ぺったん

男(ただの嫉妬じゃないか…)

妖狐「あれー?あたし居ないんだけどー?」

雪女「私もいないんですが…」

濡女子「わたしも…」

竜娘「オレもいねぇんだけど」

龍娘「あやつ1人だけいい気分になろうとして書いたんであろう…変なキャラ付けまでして…」

クトゥルフ「うるさい!わしが書いたのだ!いい思いをして何が悪い!」

竜娘「ただのオナニーじゃねぇか、そんなにしたいんならしてくればいいじゃねぇか」

龍娘「その間、我らは男を頂くとするか…」

妖狐「いいねー」

雪女「こ、こんな昼間ですが…よろしくお願いしますね」

濡女子「さ…寝室に…」

男「お、おい!どうしてこうなるんだ!」

妖狐「ハスターちゃんも一緒に来よーよー」

ハスター「そ、それではお言葉に甘えて…ふふふ」

クトゥルフ「ちょ、ちょっと待て!男を喚んだのはわしじゃぞ!だから男はわしのものなのじゃ!」グググ

妖狐「ちょっと!あたし達は男と契約したの!そんな一方的なものじゃなくて双方合意の下で得られるものなの!」グググ

男「や、やめろ…腕がちぎれる…」

龍娘「止めに行かぬのか?」

竜娘・雪女・濡女子「漁夫の利をねらう」

ハスター(ここにもライバルしかいなかった…)

男「け、結局みんななのか…しかも縛られてるし…」

クトゥルフ「あんな無駄なことで体力を使うのならばこっちで使う方がいいのじゃ」

雪女「では…失礼しますね」

ハスター「ゆ、雪女殿は積極的だな…」

妖狐「あ、次あたしねー」

濡女子「だめ…次は私…」

龍娘「予約など意味がないというのに」

竜娘「クトゥルフが書いたのより大家族になれるよう頑張ろうな」ニヤニヤ

男「た、助けてー!」


おわり

以上で終わりです

一ヶ月以上もダラダラと続けてしまいましたが
見てくださった方、支援してくれた方どうもありがとうございました

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