【遊戯王】主人公「自由気ままに生きていたかった」【安価・コンマ】 (1000)

注意事項

・特殊系はCNo.、アクセルシンクロ、三幻神、三邪神です。
・レギュレーションは2015/4/1~。征竜? 知らない子ですね。
・ライフは4000。カード、効果は全てOCG準拠。ライディングデュエルする時もSPは無しで。
・安価、コンマはたまにやります。
・えちぃ描写や微グロもたまにやります。

前スレ
【遊戯王】主人公「自由気ままに生きている」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「自由気ままに生きている」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(ttp://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427888310/)

以上、ついてこれる者は引き続きスリップストリームで私についてこい!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1430148301

◆主人公設定

名前:鷲宮 遊治
性別:男
年齢:17
容姿:緑の短髪で、やや癖っ毛。瞳は茶色。後ろから見たらモ○ゾー。
使用デッキ:【霞の谷】、【幻獣機】
エースモンスター:クリアウィング・シンクロ・ドラゴン、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン
性格・特徴:マイペースで呑気。風を感じることが好きで、趣味は昼寝。Dホイールに乗って宛てのない旅をしている。
海で倒れているところを榊 遊栄に拾われて、彼が女体化して榊 遊恵になるまでは師匠と呼び、共に旅を続けていた。
好きなタイプは霞の谷の祈祷師らしい。搭乗Dホイールは「ミストライダー」 。
デュエル中に冷静に分析したり、細身の体型ながら人間離れした身体能力を見せたりと謎が多い。その正体は……。


◆好感度
金田 魅月 :31
伊丹 悦子 :21
黒門 界  :17
双刃 鋭馬 :3
南 氷河  :11
工藤 智也 :4
篠海 潜  :4
志士累 涙子:4
翠刃 唯  :13
伊関 巡  :6
アリア・レイ:6
崩 砕牙  :4
鶴来 盾子 :9
樹刺 アリサ:10
阿澄 彼方 :4
ユナイト卿 :3

◆キャラ募集時のテンプレ

名前:
性別:
年齢:
容姿:
使用デッキ:
性格:

以上がテンプレです

衝撃の展開からの幕開け!
遊治そっくりの男、ユーシとは? ドクター・ハンド率いる組織「クリュメノス」とは?
そして、遊治ことユージの正体は?

この辺はまた次回

前スレ>>1000
連レスで埋めた上にあれは、ちょっと……

好感度アップイベントなら入れられるけど、エロ小ネタの方はドストレートすぎて
普通に安価取ってたんならまだしも、一人で連レスして埋めて、だから……

やっぱやった方がいいかな?

では、唯の好感度大幅アップイベントはやります

小ネタはこのスレの>>100を取った方のをやります
エロはありだけど、なるべく過度なのはなしでお願いします

始めるけど、人はいるかな?

じゃあ始めます



実況「ど、どうしたことだー! 匿名希望選手、ヘルメットを外した素顔は、なんと鷲宮 遊治選手と同じだー! 髪や瞳の色以外は瓜二つの二人、まさか双子なのかー!?」


ユーシ「双子? まさか、もっと深い関係だよ。ね? ユージ」

遊治「ユーシ……」

魅月「遊治さん……?」

悦子「これは一体、どういうことですか?」

ユーシ「あ、まさかユージ! 自分のことを話してなかったの? 楽しい真実を」

遊治「楽しい? 何処がだ! そもそもお前は、あんなラフプレイをするような奴じゃなかったはずだ!」

ユーシ「教えてあげるよ。僕とユージは」

遊治「オイ! やめろユーシ!」


ユーシ「普通の人間じゃない。ドクター・ハンドによって作られた人造人間、「デュエルロイド」さ」

残念ですが、小ネタはしばらく募集しません。まだ結構ストックもありますし

界「デュエルロイド……?」

唯「遊治さんが?」

ユーシ「そう。デュエルで勝つために頭脳、精神、身体能力、ライディングデュエルの技術、更には疑似的にサイコデュエリストの力も使える、「クリュメノス」が生み出した完璧な生命体。それが、僕達デュエルロイド」

   「僕はその3番目、「U-C」。だからユーシ。そしてユージは7番目の「U-G」。僕が名付けた、彼の名前」

遊治「……」

魅月「遊治さんが、人間じゃない……?」

漣「ソイツの言っていることは間違ってない」

悦子「!」

漣「以前、ソイツが街中でDホイーラーを襲っているところを見た。ソリッドビジョンを見たにしては過剰な怯え様、逃げる時に見せた身体能力。コイツは人間じゃない」

 「それと同類なら、鷲宮 遊治もな」

魅月「そんな……!」

遊治「……本当だ。俺は、あそこの悪魔に作られた怪物だ」

全員「!」

ユーシ「もう、そんな楽しいこと、何で秘密にしてたの?」

遊治「楽しくなんかない! お前こそどうしたんだ、俺が知ってるユーシは優しい奴だった!」

ユーシ「僕はずっと僕さ」

prrrr!

遊治「!?」

ユーシ「出てよ、ユージ」

遊治「……」ピッ


ドクター「やぁ、U-G。久しぶりだね」


遊治「ドクター・ハンド……」ギリッ

ドクター「そう睨まないでくれ。生みの親との感動の再会だろう?」

遊治「お前が、俺達を処分した癖に!」

魅月「!?」

界「処分?」

遊治「俺達デュエルロイドは7人いた。「U-A」から俺まで。だが、コイツはユーシ以外の6人を失敗作と見做して、処分したんだ」

ドクター「だって、失敗作は廃棄処分するのが当然だろう?」

遊治「貴様ぁぁぁぁっ!」

ドクター「……折角の再会だけど、落ち着いて話せる様子じゃなさそうだ。では、失礼するよ」

    「U-C。君も、早く戻るんだ」

ユーシ「はーい。じゃ、またね。ユージ」シュタッ!

遊治「待て! ユーシ!」

  「……っ! うわああああああああああああっ!!」

魅月「遊治さん……」

漣(今の奴が狸小路の傍にいる、ということは暗殺は難しそうだな)

◆レストルーム

遊治「……」

界「……ここは私達だけの貸切になりました」

弥生「私達も、いてもいいの?」

鋭馬「当然だ。アイツとお前が同じ顔をしていたってことは、狸小路との繋がりも疑えるからな」

アリア「そ、そんな言い方!」

悦子「遊治さん。話して頂けますか? あなたと、あのユーシって人のこと」

巡「「クリュメノス」っていう連中やあの白衣の奴も」

遊治「……俺は、俺は……」

  「出来ることなら、ドクター達を忘れてすっと自由気ままに生きていたかったんだ……」

◇十数年前

遊治(同じ遺伝子を用いて生み出された人造人間、デュエルロイド。俺はその7番目に生まれた)

  (そもそも、デュエルロイドが生み出された最終目的が「ユナイトシステム」と呼ばれる、デュエリストのエナジーをあらゆるエネルギーに変換させ、兵器利用する恐ろしい装置のためだった)

  (なので、より高くデュエリストの力を引き出し、なおかつ単体でも道具として利用できるよう、あらゆる調整が行われた)

  (肉体改造、頭脳改造、精神強化。デュエルに関する知識も技術も叩き込まれ、最強のデュエリストになるべく俺達は育てられた)

  (度重なる調整にすっかり精神を摩耗していた俺は感情を殺され、ユナイトシステムに使用するデュエルロイドの7番目として、「U-G」のコードネームを与えられた)

  (養成所には、既に調整を終えた「U-A」から「U-F」までが揃っており、俺達はデュエルで互いの腕を磨くよう強いられた)

  (食事と睡眠以外はデュエルによるしごきの日々。問題を少しでも間違えれば鞭を喰らい、デュエルに負ければ電撃を受ける。Dホイールは自分で寝る間も惜しんで直させられ、倒れても気絶すら許されず水を掛けられて叩き起こされる)

  (そんな地獄のような日々を、俺達は過ごしていた)

遊治(そんなある日、アイツは俺に話しかけて来た)


U-C「君は、「U-G」だね」

遊治「……あぁ。お前は「U-C」だろ」

U-C「うん。じゃあ、君の呼び名は「U-G」だから……自由? 友人?」

  「あ、そうだ! 「ユージ」だ! これなら、人の名前っぽいよね!」

遊治「……は?」

U-C「だって、「U-G」だと機械みたいでしょ?」

  「僕は……「U-C」だから「ユーシ」! ……って、ユージとユーシじゃややこしいかな?」

遊治「……」


遊治(この時、俺は変な奴だと思った)

  (デュエル時や就寝時間にしか顔を合わせず、無駄な会話をしたことのない俺達の中で、ユーシだけが感情らしい感情を持ち合わせていた)

  (俺達は機械のように生み出され、機械のように使われるために存在している。なのに、ユーシは俺に話しかけて来たんだ)


ユーシ「ユージはデュエルが強いよね。さっきも「U-B」を倒したし」

遊治「やらなきゃやられる。それだけだ。ユーシも同じだろ?」

ユーシ「うん。でも、やっぱり喧嘩や争いって苦手だな。誰かが怒ったり、悲しんだり。外でのデュエルは楽しいって、聞いたけど」

遊治「俺達に外はない。ここでのデュエルは、人を傷付け、争うための手段」

ユーシ「そう教わったからね。でも、一度くらいは楽しんでやってみたいよね」

遊治「……お前は本当に変わっている」

ユーシ「そうかな?」

遊治(ユーシと話している内に、俺にも影響はあった)

  (会話出来る僅かな時間や、ユーシとのデュエルだけは心が躍るようだった)

  (けど、俺がユーシに勝つ度に、ユーシは罰を受けるようになった)


遊治「大丈夫か?」

ユーシ「うん……まだ、ちょっと痛いかな」

遊治「……悪かった」

ユーシ「どうしてユージが謝るの? それに、ユージはすごいよ。シンクロ召喚をあんなに使いこなすなんて」

遊治「……【霞の谷】はそういうデッキだからな」

ユーシ「中でも、クリアウィング・シンクロ・ドラゴンは格好いいよ! あんな風に自由に飛べたらなぁ……」

遊治「……自由、か。今まで考えたこともなかった」

ユーシ「……変なこと言っちゃったね。ゴメンね」

遊治「お互い様だ」


遊治(自由とは何なのか。楽しむとは、どういうことなのか。その時の俺は分からなかった)

  (けど、ユーシと一緒にいる時だけがそういうことを考えられるようになる。いずれ、その答えも分かるような気がしていた)

  (同じ顔をし、同じ遺伝子から生まれた唯一無二の親友。その別れは、あまりにも唐突だった)

遊治「今日はユーシはいないのか」

U-A「ユーシ? U-Cだったら、ドクターに連れて行かれてたぞ」

遊治(ドクター・ハンドに?)


遊治(この時から、既に不穏な空気はあった。他の研究者に連れて行かれるならまだしも、ドクター・ハンドがここに顔を見せることは滅多になかったからだ)

  (ユーシを連れて行ったということは、何か調整を施すのかと思っていた。この時は――)


遊治「バトル! ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴンの攻撃! 反逆のライトニング・ディスオベイ!」

U-A「ぐわぁぁぁぁっ!?」プシュウウウ!

U-A LP:0 DEFEAT

遊治「フン」


遊治(いつも通りライディングデュエルを終わらせ、休憩部屋に戻る。そう思っていた)

  (しかし、研究者達は迎えに来ず、デュエルに負けたU-Aも連れては行かれなかった)

  (U-BやU-D達もいて、この場にいないのはユーシのみ。その時、上の大モニターにドクター・ハンドの顔が映し出された)

ドクター「今までご苦労様だったね」

遊治「ドクター・ハンド……?」

ドクター「だが、残念な知らせがある。君達6人には欠陥が見つかった。調整の施し様のない、デュエルの潜在能力不足という欠陥が」

U-A「なっ!?」

U-E「欠陥?」

遊治「何だよ、それは」

ドクター「唯一、規定内に合格したU-Cを除き、君達はここで――廃棄処分とする」

バリバリバリ!

U-B「ぎゃああああああああ!?」

U-D「ぐ、ぐああああああああああああ!!」

U-F「や、やめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!」

遊治「がああああああああああっ!? ど、ドクタァァァァァァ!」

ドクター「お別れだ。失敗作はカモメの餌にでもなっててくれ」ガゴン!

遊治「そん……な……」ヒュゥゥゥゥ、ドボン!

  (俺達は、一体何のために……)ブクブク…


遊治(欠陥が見つかった。たったそれだけで、俺達は強力な電流を浴びせられ、海の底に落とされていった)

  (海流に流され、俺は気を失った。せめて、ユーシだけでも無事なら、と願いながら)

ザザーン……ザザーン……

遊治「……」

遊栄「ん? 海岸に子供が打ち上げられているぞ!? オイ、大丈夫か!?」

遊治「う……ぐふっ! ガハッ……!」

遊栄「水を吐け! 名前は言えるか?」

遊治「ぐ……ユー、ジ……」

遊栄「ユージ……遊治だな! よし、今から休める場所に連れてってやるからな!」

  「ん? あれはDホイール……お前のか?」

遊治「」

遊栄「気絶したか……まだ動きそうだな」ブォンブォン

  「これを使って……行くぞ!」



遊治(俺は奇跡的に生きていた。海岸に打ち上げられ、師匠に助けてもらった)

  (Dホイールも同じ場所に打ち上げられており、起きた俺は悪運だけは強いと思った)

  (ただ、他のデュエルロイドがどうなったのかは知らない。俺が見つかった時には他に誰もいなかったらしく、海底でバラバラになったか、カモメに食われたか、何処か遠い地に流れ着いたか、だろう。真相は闇の中だ)

  (それから師匠に拾われた俺は、旅をしていく内に自分が失っていた自由と感情を取り戻していくことになる。クリュメノスから受けた地獄のような日々を代わりに忘れていくかのように――)

遊治「以上が、俺の全てだ」

魅月「酷いです! 命を弄んで!」

界「クリュメノス……許せないですね」

巡「アンタ警察だろ? アイツ等捕まえてきなよ」

唯「む、無理です! 逮捕状も出てませんし、物的証拠がないと……」

遊治「……自由気ままに生きていたはずだった。運命から解放されて、何も悩むこともなく生きて居られると」

  「でも、結局はこうなる運命だったんだ。ドクター・ハンドからも、クリュメノスからも逃げられない」

魅月「遊治さん……」

悦子「……」

遊治「俺みたいな怪物は、近くにいると危ない。だから、もう俺と関わらない方がいい」

魅月「そんな!」

遊治「……サイクロン、発動」ビュオオオオオオッ!

アリア「きゃっ!?」

漣「お前っ! 何を!?」

魅月「どうして、本当に風が……!」


ユーシ『――更には疑似的にサイコデュエリストの力も使える――』


遊治「これが、デュエルロイドとしての力。俺が、普通の人間じゃないことの何よりの証拠」

鋭馬「嘘だろ……マジかよ」

遊治「俺から話すことはない。もう、放っておいてくれ」スタスタ

悦子「遊治さん!」

魅月「」フラッ、ドサッ

界「金田さん!?」

蒼姫「……気絶してるだけだ。余程ショックだったんだろう」

漣「……」



遊治「……」

prrrr!

遊治「……ドクター」

ドクター「少しは落ち着いたかい?」

遊治「……いくつか聞きたいことがある。俺のこと、いつから気付いてた?」

ドクター「数日前から。君が街中にいるのに気付いた時は、私でも驚いたくらいだ。正直、幽霊かと思ったよ」

遊治「願いを叶えるという賞品。あれは「ユナイトシステム」のことだろう?」

ドクター「あぁ。強いデュエリストを生贄にして、高威力の破壊兵器を生み出す。それで世界を制圧した後で、ゆっくりと望みを叶えてあげるという寸法だよ。勿論、兵器使用後に生きているかは知らないけどね」

遊治「……最後の質問だ。ユーシに何をした」

ドクター「勿論、君達に施していた以上の調整さ」

    「彼には秘めたる潜在能力があった。それを引き出せば、あの時点でトップだった君をも凌ぐエネルギーを発揮する」

    「それを引き出すべく、主に精神面を弄った結果――どうやら、喜怒哀楽の内、喜・怒・哀が全て楽に変換されるようになったみたいだ」

    「彼にとっては痛みも、悲しみも、怒りも全てが楽しいことになってしまうんだ」


ユーシ『一度くらいは楽しんでやってみたいよね』


遊治(お前、そこまで……!)

ドクター「けど、結果として最強のデュエルロイドが完成した。彼を軸に、あと6人は強いデュエリストが欲しいね」

遊治「その為に、こんな大会を……」

ドクター「特にDホイーラーはデュエル中のエナジーが強く発生しやすいからね。目ぼしい人材が残ってくれてうれしいよ」

    「勿論、かつては欠陥品として処分された君でも、勝ち残れば使ってあげるよ?」

遊治「この大会、勝ち残って――お前を殺しに行く。覚悟して待ってろ」

ドクター「……君に出来るのかい?」

ブツッ!

遊治「俺は……今一度感情を殺して、お前の呪縛を今度こそ消し去ってやる」

今日はここまでです

遊治が完全にシリアスモードに入りました。ここから、前スレの遊治とは別人のように笑わなくなります


また、少し裏話を

遊治の名前の由来→U-G(本編通りの意味)、自由、友人

ユーシの名前の由来→U-C(ユナイトシステム用の3番目)、雌雄を決する相手、You=死、有死(=死を有する=アンデット族使い)

と、こんな風に無駄に凝ってたりします


では、また次回ノシ

言い忘れてたけど、U-Aは遊栄師匠と、U-Eは某普通系さんの遊衣ちゃんと全く関係ありませんのであしからず

今日はお休みするでござる

ユナイト卿……一体、何者なんだろう

今日も20時前後から始めます

あと、安価を置いていきます

どのヒロインが今の遊治の元に行くか?

↓3~4まで

見事に分かれましたね……

では、コンマで決めましょう

1、2:魅月
3、4:悦子
5、6:界
7、8:氷河
9、0:全員別々に来る

↓2

界でラッキースケベイベント付きになります

始めるよ!

実況「本日はこれで大会の方は一時終了とさせていただきます! 再開は正午! それまで、1次予選通過者の皆様方はしっかりと疲れを癒してください!」

  「選手には各人につき、一部屋用意しています! 食事もルームサービスを気軽にご利用してください! また、お風呂は観戦客の皆様も利用可能です! では皆様方、私はこれで失礼します!」



彼方「イェース! これはいいVIP待遇じゃないですかー!」

アリサ「食事を自分で用意しなくていいのは、いい……」

盾子「わ、私なんかが個室でいいのでしょうか……?」

レィリア「んじゃ、遊治君。また後でなー」

遊治「う、うん……」

漣「……チッ」

鋭馬「お前が誰でも、俺は負けないからな。鷲宮」

遊治「……それは俺も同じだ。もう、負けられなくなったから」

唯「遊治さん……」

巡「今は、そっとしておいてやろう」

アリア「じゃ、じゃあ私達もこれで」

氷河「鷲宮。お前には聞きたいことがある――が、その様子だと、今は控えた方がよさそうだな」

  「明日、詳しく聞かせてもらうぞ」

遊治「……」

ユナイト「悩み事か? 少年」

遊治「!?」

  「いつの間に後ろに……」

ユナイト「元気がないように見えたのでな」

遊治「……あなたも見たでしょう? ユーシが、俺と同じ顔をしていたのを」

ユナイト「ユーシ……あぁ、あの最後の選手か」

    「あれは、貴公の身内のものではないのか?」

遊治「多分、言っても信じないでしょうね」

ユナイト「信じる信じないは、関係があるのか?」

遊治「……」

ユナイト「深入りを望まない話ならば、我輩はこれ以上問い詰めはしないが、戦いの場に持ち込むなよ。悩みを引き摺るような相手ならば、即座に切り捨てる」

    「では、さらば」

遊治「……」

  「くそっ!」ガンッ!

遊治「……」フラフラ

◆大浴場

遊治「お風呂……」

  「……サッパリしようかな」

カララッ、ぬぎぬぎ

遊治「……この身体も、所詮は作り物」

  「俺は化け物。皆と一緒にいることの出来ない化け物」

  「……いや、今だけは考えるのはやめよう」

ガラガラ


界「……」スッポンポン


遊治「……」

遊治「ご、ゴメン!」

  (あ、これ殺される。界だから間違いなく殺される)


界「きゃあっ!? わ、鷲宮さんがどうして……」サッ


遊治「え?」

界「こ、こっち向かないでください!///」

遊治「あぁ、ゴメン!」

  「……今、ここは男湯だよ?」

界「へ……?」

遊治「反対側が女湯になってた」

界「そ、そうだったんですか……///」

遊治「……殴らないの?」

界「ふぇ……? あ、私今デュエルディスクを付けてないから」

遊治「?」

界「私、デュエルディスクを付けていないと性格変わるみたいで……」

遊治「そ、そうなんだ……」

  「とにかく、俺は外で待ってるから早めに出てもらえる?」

界「あ、あの! 一緒に、入りませんか……? 話したいこと、あるので///」

遊治「……!」

チャポン……

遊治(気まずい……やっぱり、界って小さいな。一部分を除いて)

界(は、恥ずかしい……でも、こうでもしないと話せそうになかったし///)←遊治と背中合わせ

 「あ、あの!」

遊治「な、何?」

界「グラファクチャーで、Dホイールの整備をしてた時、鷲宮さんの手際が良すぎたのを覚えてます」

 「あれも、クリュメノスで教わった技術なのですか?」

遊治「……そうだよ。デュエルのセンスも、知識も、Dホイールの操縦テクニックも、全て奴らに叩き込まれた」

  「俺が今乗っているDホイール「ミストライダー」も、元はクリュメノスで作られたものだしね」

界「だから、旅人のあなたがあんなに高価そうなマシンを」

遊治「師匠から離れて、一人で旅をして自由になった気でいた。けど、手元に残っていたのは結局クリュメノスに与えられたカードとマシンだけ」

  「俺は生きている限り、クリュメノスから逃れられない。今さっきだけど、やっと気付かされたよ」

遊治「俺はアイツ等と運命を共にすべき、化け物なんだ」

界「……さっきも、自分のことを怪物って言ってましたよね?」

遊治「……」

界「私には、とてもそうには見えなくて……」

遊治「怪物だよ」

  「この腕も、身体も、足も、顔も。全てはドクター・ハンドの作り物。中身も調整され、人間の範疇を逸脱している」

  「おまけに、サイコデュエリストを模倣したような超能力まで与えられた」

  「今、俺がその気になれば君を容易く殺せる」

界「っ!」

 「……けど、あなたはそんなことをしない」

遊治「……勿論さ。俺は人を傷付けたくない」

  「界も、魅月や悦子さんも、誰も」

  「だからこそ、もう俺と一緒にいちゃダメなんだ。俺と関わらない方が身の為だ」

  「俺を雇ってくれてありがとう、界。俺のことは忘れて――」

界「えい!///」ムギュッ!

遊治「!?」

  「ちょ、何してるの!? 離れなよ!」

界「この身体が化け物のものなはずありません!」

遊治「……!」

界「私は知っています。鷲宮……遊治さんが、何処までもマイペースだけど優しい人であることを」

 「一緒にいた時間は少ないですけど、あなたは忌むべき怪物なんかじゃありません。それは金田さんや伊丹さんも同じように思っているはずです」

 「だから、そんな寂しいことを言わないでください」

遊治「界……」

界「……性格は変わっていても、ちゃんと覚えているんです」

 「ですから、いなくならないでください。いくら勝手な人でも、それだけは許しません」

遊治「……」

  (俺は、結局は自由気ままになることは出来なかった。クリュメノスの、ドクター・ハンドの掌を踊っていたに過ぎない)

  (けど、この居場所だけは。俺が自分の力で見つけた居場所だけは、失いたくない)

  「ありがとう。界」

界「遊治さん……」

遊治「まだいなくならないよ、俺は」

  「せめて、クリュメノスと滅びるまでは」

界「それっt」

遊治「! マズい、誰か来る!」

界「えぇ!?///」

ガラガラ

鋭馬「ん? 誰かいるのか?」

遊治「……何だ、鋭馬か」

鋭馬「鷲宮か。フン、まぁいい。ここは男湯だし、小説みたいなハプニングを期待しちゃいない」

遊治(そのハプニングに会ったばかりなんだけど)


界「」←岩陰に隠れてる


鋭馬「……で、お前はこれからどうするんだ?」

遊治「これから?」

鋭馬「大会のことだ。クリュなんとかってのが絡んでるんだろ? なら、俺は尻尾を掴むまで大会に出るつもりだ」

  「願いを叶えるっていうのもいよいよ胡散臭いしな」

遊治「俺は……」

鋭馬「お前一人が今から突っ込んでいったところで、何も出来ずにやられるだけだ」

  「まぁ、俺はライバルが減るからそれでもいいけどな」

遊治「……大会には引き続き出る」

  「ユーシと決着を付けないといけないし」

鋭馬「そうでなきゃ張り合いがない」


界「いつ出ればいいんでしょう……?」

遊治「……そういえば、鋭馬」

鋭馬「何だ?」

遊治「あっちの柵。向こう側が女湯なんだって」

鋭馬「……」キョロキョロ

  「さて、と」スタスタ

遊治「何してるの?」

鋭馬「桶で土台作っているのさ」

遊治「何の為に?」

鋭馬「言わせるな、恥ずかしい」


界(恥ずかしい真似してるのはどっちですか)


遊治「あっそ」クイックイッ


界(あの合図……今がチャンスですね)ススス


鷲宮「足りなさそうだな……」

遊治(出口までもう少し……)

鋭馬「おい鷲宮、そこの桶取ってくれ」クルッ

界「!?」

遊治「俺も見よっかな」ザバァ!

界「!」←遊治が影になって見えない

鋭馬「何だ、お前も男か。なら、そこの桶をくれ」

遊治「あぁ、あれね」クルッ


界「!?!?///」


遊治「」シー

界「///」コクコク

遊治「はい」ポイッ

鋭馬「よし、これで完成っと」

遊治「」クイクイッ!

界「!」タタタタッ

遊治「……はぁ」

  (あれは、確実に見られたな)

\キャー!!/

鋭馬「いでででっ!? 悪かったから物は投げるな!」

◆大浴場外

遊治「ふぅ……休められた気がしない」

界「……」ジト目

遊治「あ」

界「ふん!」ブォン!

遊治「おっと」パシッ

界「何で受け止めるんですか」

遊治「いきなり殴られたから」

界「私の裸を見た罰です。それに、あ、あ、あんなもの……!///」

遊治「……あれは不可抗力」

界「……もう、いいです///」

 (遊治さんはともかく、あれは確かに怪物でした///)

遊治「はぁ……界」

界「ひゃっ!? は、はい」

遊治「ありがとう。受け入れてくれて」

  「おかげで、少しは気が楽になったよ」

界「あ……ど、どういたしまして」

遊治「それじゃ。風邪、ひかないようにね」

界「……嘘ばっかり。気が楽になったなら、何で笑わないんですか」

 「遊治さんの、バカ」

黒門 界の好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓2

好感度の変移

黒門 界:17→25

遊治「はぁ……」

  「あ」


誰と会った?

1:魅月
2:悦子
3:氷河

↓2

氷河「……鷲宮」

遊治「奇遇ですね」

氷河「風呂の帰りか」

遊治「はい。もう眠いので、いいですか?」

氷河「……さっき、聞きたいことがあるといったな」

遊治「はい」

氷河「お前に似た奴がいたが……お前との関係はなんだ?」

遊治「……」

氷河「言えないのか」

遊治「そう、ですね。こちらにも事情がありますので」

氷河「……なら、いい。その代わり、奴も大会出場者だ。私と当たるなら、容赦なく潰す」

遊治「……」

氷河「あともう一つ。その……さっき、お前は私を可愛いと言ったな」

遊治「え? あ、はい」

氷河「それは本心か? それともただのお世辞か?」

  「ハッキリ言ったところで、別に怒りはしない。さぁ、どうだ?」

↓1

遊治「はい、心の底から」

氷河「っ!!」

  「そ、そうか。いや、すまないな。変なことを聞いて。じゃあ、また大会で」

遊治「はい」

氷河(心の底から……心の底から、可愛い……!)キラキラ

遊治「……氷河さんは本当、可愛いよなぁ」

  「さ、もう寝よう」


南 氷河の好感度が変動しました

1、2、3:5
4、5、6:6
7、8、9:7
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

クーデレ?

>>71
氷河さんは間違いなくクーデレ

好感度の変移

南 氷河:11→17

◇正午

魅月「遊治さん、大丈夫でしょうか……?」ハラハラ

悦子「今朝の様子も、何だか元気がなさそうでしたし」

界「……」


遊治『せめて、クリュメノスと滅びるまでは』


界(あの言葉の意味は……?)



実況「さぁ、いよいよ2次予選の開幕です! その前に、1次選考を突破した13人の精鋭達を改めてご紹介します!」

  「まずは、男の欲望を刺激するセクシャルポリス! 翠刃 唯!」


唯「昨日は界さん達と一緒にお風呂に入りたかったです……」

界「死にたいんですか」


実況「本名、経歴、年齢、一切不明の騎士! その手から繰り出されるカードはまるで剣のごとき強さ! ユナイト卿!」


ユナイト「うむ、今日も絶好調である」


実況「生きていた前市長の子息! 何を思い生き、何を目指して戦うのか! 水野 漣!」


漣「当然、俺の狙いはただ一つだけだ」


実況「蠱惑的な美貌に潜む、氷のように冷徹な瞳! 今日もクールに敵を討つ! 南 氷河(17)!」


氷河「実況、後で表出ろ」

実況「ロマンを追い求める美女! 財宝のように勝利も手に掴めるか! 美人探検家、伊関 巡!」


巡「この勝負、もらう!」


実況「絶対領域の眩しい現役モデルDホイーラー! 駆け出しだが、要注目! アリア・レイ!」


アリア「頑張ります!」


実況「謎多き旅のDホイーラー! 自由気ままな旅の行く果ては!? 鷲宮 遊治!」


遊治「……」

  (ドクター・ハンド……相変わらず、上からこっちを見下ろすだけか)

  (絶対に、許さない。俺達をモルモットのように扱う卑劣なやり方を……!)



ドクター「U-Gがこっちを睨んでますね」

狸小路「奴はわしらの敵なんだろう!? ならば、とっとと排除しろ!」

ドクター「落ち着いてください。彼も、無作為にこちらに来たりはしないでしょう。それに、欠陥品とはいえデュエルロイド。強いエネルギーを持っていることに違いはありません」

    「まだ、ユナイトシステムに使えるかもしれません」

実況「米呉馬市を知り尽くした探偵! ヒーローを従えて、優勝を目指す! 双刃 鋭馬!」


鋭馬「いてて……」

アリア「どうしたんですか?」

鋭馬「ちょ、ちょっとね」

弥生(覗きでもやらかしたんだね)


実況「気弱だと侮ってはならない! 防御は最大の攻撃! 綺麗な薔薇には棘がある! 鶴来 盾子!」


盾子「そ、そんな! 私が薔薇なんて大層な……雑草で! 雑草で十分ですから!」


実況「ダウナーな少女の正体は女王様! 立ちふさがるなら魔力カウンターで吹き飛ばす! 樹刺 アリサ!」


アリサ「面倒だからちゃっちゃと始めようよ」


実況「ハイテンションなトリックスター! 並び立つ切り札はまるでパレード! 阿澄 彼方!」


彼方「イェース! 応援よろしくねー!」


実況「世にも珍しいサイコデュエリスト! 相手のスキルも根こそぎ奪う! 美女行商人、レィリア・ヘルメス!」


レィリア「おおきに! よろしゅうなー!」


実況「そして! 本大会1のダークホース! スポンサー側からの参戦で、遂に名前と素顔を明かしたデュエリスト! その姿は鷲宮選手と酷似しているが、その正体は!? ユーシ!」


ユーシ「皆、楽しいデュエルをしようね♪」

遊治「……」


ドクター『彼にとっては痛みも、悲しみも、怒りも全てが楽しいことになってしまうんだ』


遊治「ユーシ……」

実況「さぁ、紹介も終えたところで、2次予選の説明に移ります!」

  「2次予選は――「スターチップ争奪戦! ジャングルデュエル」!!」


遊治(会場のモニターに映し出されたのは、木々の生い茂ったジャングル)

  (数台のカメラで監視しているようで、映像が切り替わっていく)


実況「この更に地下には、人工的に作り出したジャングルがあります! 川には魚が住み、食べられる果実が実っています!」

  「皆さんには各人に2つずつ、スターチップを差し上げます。これを掛けて、皆さんにはデュエルをして頂きます。先に5つ、集めた選手は、中央のゲートに来てください。そこまでで、2次予選はクリアになります」

  「制限時間は2日間! 明後日の正午に、全ての決着が着きます!」

  「また、スターチップは最低5個必要というだけで、一人が何個集めてからクリアしても問題はありません! また、チップを一度全て失っても、制限時間内に集められれば失格にはなりませんのでご安心を!」



鋭馬「つまり、サバイバルをしろ、と」

遊治(一人につき必要なのは5つ。一人持っているのが2つで、ここにあるピースは全26個。つまり、最高人数で5人が勝ち残りか)


実況「では、各選手それぞれのゲート前に来てください!」


遊治「ユーシ」

ユーシ「ん? 何だい、ユージ」

遊治「お前には聞きたい話が山ほどある」

ユーシ「……詳しくは、下でね?」

遊治「……分かった」

実況「それでは、2次予選! 間もなくスタートです!」


遊治(俺達は、ここで気付くべきだった)

  (ここまで人数が減ったのだから、この大会がそろそろ本性を現す時だったと)

  (そして、もっと考えるべきだった)

  (俺達を待ち受けるものが、望みを叶えてくれる希望なんかじゃないってことを)


実況「サバイバル、開始です!」


第11話「デュエルロイドU-G」完

今日はここまでです

ちょっとだけシリアルでしたが……これから先はもっとヤバいことが起きます
唯の好感度大幅アップイベントも次回になります

界もメイン枠に台頭してきましたね。因みに、このストーリーは最終的に好感度によってエンディングが変わりますので
界√も考えてはありますよー

ではノシ

因みに、現状は
・魅月√
・悦子√
・界√
・唯√
・氷河√
・ノーマルエンド
まで考えてます。他のヒロインは今後のコンマ次第かなぁ(ゲス顔)

氷河さんも上がってきましたねー(>>1は悦子さん推しとか言えない)

ユナイト卿√はありません(断言)

今日も20時前後から始めます

あと、ルール変更があります
・スターチップを全て失った選手は即失格となります

今後の展開の兼ね合わせのため、変えさせていただきます。すみません

コンビニでCOREを3パック買いして黒炎竜のシクを当ててしまった、強力な私を許してくれ……

では、始めます

実況「さぁ、今回はDホイールにてジャングル内を移動しながらのサバイバルとなります!」

  「基本的に、デュエルは挑まれても断る権利があります! また、ライディングとスタンディングの両方を選択できます!」

  「それぞれ別々のゲートからスタートした13人の選手達は、己の欲望の為にどんな戦いを見せてくれるのでしょうか!」


遊治(恐らく、ユーシは……!)

キュィィィィン!

ユーシ「!」ズザザザッ!

遊治「いた!」ズザザザッ!

ユーシ「……まさか、もう会っちゃうなんてね」

遊治「お前には、聞きたいことがあるからな」

  「それに、お前が「そう」なったのも俺の責任だ」

ユーシ「ユージの?」

遊治「俺がもっと強ければ、お前一人を残すことはなかったかもしれないからだ」

ユーシ「……くっ、アハハハハハハハハハ!!」

   「それで、責任を? ユージが?」

遊治「お前はそんな風に狂ったように笑う奴じゃなかったはずだ! 俺達の中で一番感情豊かで、誰よりも優しい奴だった! それを壊してしまったのは、半分は俺でも――」

ユーシ「僕はユージの死を悲しんじゃいないよ?」

遊治「!」

ユーシ「ユージが生きてたことを喜んでもいないし、ユージが僕や他の皆を忘れて生きていたことを怒ってもいない」

   「「楽しい」んだ。君が生きていたから、君とデュエルが出来る。他のことなんてもう考えられないよ!」

   「僕が壊れてるとしても、それすら楽しんでいる。だから、ユージが責任を感じることなんてないよ」

遊治「ユーシ……!」

ユーシ「でも、ユージとのデュエルは一番のお楽しみだから最後にとっておくよ。それを待っていることすら、僕は楽しんでいるからね」

   「じゃ、僕は別の「楽しみ」に行くよ!」キュィィィィン!

遊治「待て、ユーシ!」

ユーシ「君とまた話せて楽しかったよ、ユージ!」ブロロロロロッ!

遊治「……クソッ! クソォォォォォッ!」ガンッ!

遊治「こうなったら、力づくでも止めてやる……!」ブォン!

  「ユーシ、一体どこに……?」

  「……この辺には、カメラがないのか?」

ガサゴソ

遊治「!」

  (今の物音、誰かいるのか? こっちからだ)ソーッ


唯「あっ、んあっ♪///」クチュクチュ


遊治「」

唯「ハァハァ、こんなところで、ダメなのにぃ♪ 誰かに見られるかもしれないのに、オ○ニーしちゃってるよぉ♪///」ムニュムニュ クチュクチュ


遊治(ナニしてんのあの人は!?///)クルッ

  (カメラがないのをいいことに! それでも、ジャングルのど真ん中でおっぱじめるなんて!)

  (このまま放置してもいいけど、俺以外の誰かに見つかるかもしれない。下手したら、襲われるかも(相手が))


唯「あ! い、イッちゃう! ジャングルの中で、イクゥゥゥゥ!///」ビクビクッ! プシャッ!

 「はああ……あん! まだ、物足りないのぉ!///」グチュグチュ!


遊治「……」


1:声を掛ける
2:無視する
3:襲い掛かる
4:そこまでにしておけよバイセクシャル
5:自由安価

↓2

遊治(……これはもう、唯さんが悪いな)ガサッ!

唯「!?///」

遊治「唯さん……」

唯「遊治さん……まさか、ずっと見てたんですか?///」

 「それで、私を襲いに!? キャー! 遂に私に襲い掛かってくれるようになったんだ!」

遊治「あのー」

唯「あ、でも心の準備が……もちろん身体の準備はとっくに出来てるんですけどね! さぁ!」

遊治「襲い掛かると言っても、デュエルですよ?」

唯「……」

 「ハッ!? まさか、勝ったら好き放題させろと!?///」

遊治「普通にスターチップ掛けてください。あと、服を早く着てください」

唯「んもう、遊治さんなら本当によかったのに……」ゴソゴソ

遊治「大会中なのにあんなことしてて、カメラが来たらどうするつもりだったんですか」

唯「それは……私の淫らな姿が皆さんに見られて、未来永劫オカズに」

 「あ、それはそれで……また興奮してきました///」クチュ

遊治「だからデュエルを申し込んだんですよ。真面目にやってください」

唯「……でも、誰も見ていないのに私を襲わなかったんですよね? こんな茂みの中、半裸の女性を。それに、他の人に襲われないように声を掛けてくれた」

 「やはり、遊治さんは優しいです」

遊治「……さ、始めますよ」

唯「分かりました。では、私はスターチップ1つと私の処女膜を掛けます」

遊治「スターチップ1つだけで結構です。俺もそうしますから」



遊治はどのデッキを使う?
1:霞の谷
2:幻獣機

↓1

今日は人がいないので、安価やめます
霞の谷でやります

遊治&唯「「デュエル!」」

唯「私が先攻ですね。行きます!」

 「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをPゾーンにセッティング! 更に《召喚師のスキル》を発動! デッキから通常ペンデュラムモンスター、竜穴の魔術師を手札に加えます」

《召喚師のスキル》
通常魔法
(1):デッキからレベル5以上の通常モンスター1体を手札に加える。

唯「EMシルバー・クロウを召喚してターンエンド! エンドフェイズにオッドアイズを破壊して慧眼の魔術師を手札に加えます!」


鷲宮 遊治
LP:4000 手札:5
場:なし
墓地:なし

翠刃 唯
LP:4000 手札:4
場:シルバー・クロウ
墓地:召喚師のスキル
エクストラ:オッP

遊治「悪いけど、最初から本気で行きます」

  「俺のターン、ドロー。手札からテラ・フォーミングを発動。デッキから霞の谷の神風を加え、そのまま発動」

ビュオオオオ!

唯「きゃっ♪ スカートが///」ピラッ

遊治「……霞の谷の雷鳥を通常召喚。雷鳥を手札に戻してミスト・コンドルを特殊召喚。雷鳥は自身の効果で場に再度舞い戻ります」

  「更に神風の効果でデッキから霞の谷のファルコンを特殊召喚。手札から速攻魔法、スワローズ・ネストを発動、ファルコンをリリースして霞の谷の戦士を特殊召喚します」

  「最後に、死者蘇生。ファルコンを蘇生させます」

唯「すごい展開になってきましたね……///」クチュクチュ

遊治「レベル3の雷鳥に、レベル4の戦士をチューニング! その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!」

☆4 + ☆3 = ☆7

遊治「シンクロ召喚! 現れろ、クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!」

  「まだ終わりじゃないですよ。レベル4のファルコンとミスト・コンドルでオーバーレイ! 漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙! 今、降臨せよ!」

  「エクシーズ召喚! 現れろ、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!」

唯「んんっ!///」ビクッ!

 「あぁ……2体のドラゴンが、揃ってしまいましたぁ……///」ビクビク

遊治「ダーク・リベリオンの効果発動。シルバー・クロウの攻撃力を半分にし、その分ダーク・リベリオンに追加します」

EMシルバー・クロウ ATK:1800→900
ダークリベリオン・エクシーズ・ドラゴン ATK:2500→3400

遊治「終わりです。ダーク・リベリオンでシルバー・クロウに攻撃! 反逆のライトニング・ディスオベイ!」

ダーク・リベリオン「キシャアアアアア!」

唯「きゃあっ!?」

翠刃 唯 LP:4000→1500

遊治「トドメです。クリアウィングでダイレクトアタック! 旋風のヘルダイブスラッシャー!」

唯「あ……あああぁぁぁぁっ!?」

翠刃 唯 LP:1500→0

鷲宮 遊治 WIN

えげつねぇ……

唯「ハァ……ハァ……」ガクガク

遊治「……唯さん」

唯「あぁ、攻撃されただけでイッちゃいそうでした……悦子さんじゃないのに」

遊治「何で、本気でやらなかったんです?」

唯「何がです? 本気だったからこんなに達しちゃって」

遊治「そうじゃないです! さっきから、性欲のことばかりで誤魔化してますけど、俺の話をまるで聞いていない!」

  「何で……!」

唯「……あまりにも、あなたが張り詰めすぎているからです」

遊治「!」

唯「私も、曲がりなりにも刑事をやっています。観察眼は鍛えているつもりです」

 「遊治さんは、ユーシという人のこと、クリュメノスやドクター・ハンドのこと、そしてご自身のことで張り詰めている」

 「今までは緩めていたはずの糸を、千切れんばかりに……それが、とても痛々しく見えたんです」

遊治「……」

唯「そんなあなたと、本気でデュエルなんて出来ませんよ。もちろん、セックスも。普段と違いすぎますもの」

唯「普段のあなたは、もっと緩んだ人でした。人との交流を、デュエルをもっと楽しむ人でした」

 「だから、思い出してください。以前のあなたを。そうでないと、ユーシという人も説得のしようがありませんよ?」

遊治「……」

  「そうか……俺は、逆に変な気を使わせちゃってたみたいですね」

唯「遊治さん、少しは落ち着きました?」

遊治「……うん。少し、血迷ってたみたい」

  「ありがとうございます、唯さん」

唯「どういたしまして」ニコッ

 「では、本番に移りましょうか」ハァハァ ニジニジ

遊治「それは本気だったんですか」

唯「遊治さん、これを」←めっちゃ叱られた

遊治「スターチップ……受け取れませんよ」

唯「いえ、デュエルに負けたのは事実です。それに、またもう1個ありますから」

遊治「でも、それを失くしたら」

唯「あ、現役の刑事舐めてますね? これでも署内じゃ五本の指に入るくらい強いんですよ!」

 「もちろん性欲なら」

遊治「言わせませんよ」

  「……ありがとうございます。唯さん」

唯「どう致しまして。私達、もう友達ですものね」

 「それ以上の関係(セフレ)でもいいですけど///」

遊治(聞かなかったことにしよう)

遊治のスターチップ:3
唯のスターチップ:1


翠刃 唯の好感度が大幅に変動しました

1、2、3:14
4、5、6:15
7、8、9:16
0:20

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓2

好感度の変移

翠刃 唯:13→27


いつのまにか>>100超えてたけど、安価小ネタどうしようか

↑のでいいかな。丁度前スレ>>1000も唯の話を望んでたし



遊治「じゃあ、まずは唯さんのスターチップ集めからですね」

  「さ、行きましょう」

唯「え? 一緒に来てくれるんですか?」

遊治「はい。目を離したら退場してました、なんて嫌ですし。それとも、迷惑でした?」

唯「い、いえ! よろしくお願いします」

遊治「はい」

唯「出来れば夜のお相手もよろしくしたいです」

遊治「早いとこ相手を見つけましょう」



◆遊治達から遠く離れた、南のエリア

氷河「……」キキッ

  「何の用だ?」

ユーシ「用? ここでの用なんて、一つでしょ?」

氷河「……いいだろう。スターチップは?」

ユーシ「全賭けで」ニヤリ

今日はここまで

シリアス前の最後の休息でした
けど、人がいないのは寂しいなぁ……

では、また次回ノシ

昨日は愚痴っぽくなってごめんよ

今日は22時前後くらいから開始になりそう
氷河さんに死亡フラグ立ってるけど、今日は小ネタやります

待たせたな!

始めるが人はいるか!

○翠刃 唯の日常

刑事1「先日、またしても謎のDホイーラー襲撃事件が起きた」

  「犯人はデュエルを強引に挑んで、敗北した相手にトラウマを植え付ける程の恐怖を植え付けている」

刑事1「目撃者の証言によると、襲撃犯はDホイールに乗らず、壁を登って走って逃走した模様」

刑事2「何じゃそりゃ。忍者じゃあるまいし」

刑事1「だが、逃げた先は袋小路だったようで、上に逃げたとしか言いようがなかったらしい」

唯(そんな人間離れした人がいるんだ……)

刑事1「我々は引き続き、この襲撃犯を追う。ミーティングは以上」

唯「あ、いいですか?」

刑事2「何だ? 翠刃。またセクハラ発言か?」

唯「いえ、それもあるんですけど」

刑事1「あるのかよ」

刑事2(見た目はかなりエロいし、仕事も出来る有能さは米呉馬署にいる全員が知っている)

  (だが、それ以上に本人の性欲が異常すぎて男が寄り付かない。それが翠刃 唯だ)

人いてよかった!


唯「ここ最近、Dホイーラーの騒音の苦情が住民から相次いでいます」

刑事1「それがどうかしたのか?」

唯「でも、米呉馬市にはDホイーラーが集まるような大会や事件はありません。これは、不思議だと思いませんか?」

刑事2「またその話か。結局何も出なかったろ?」

唯「今回の襲撃事件も何か関係があると思うのですが……」

刑事3「今回は流石に翠刃の考えすぎだろ~」

刑事1「上にも報告したけど、ただの偶然で片付けられた。これでその話は終わりだ。俺達は、襲撃事件だけを追う」

唯「あ、あと! 最近暑くなってきたからせめて制服の胸元だけでもボタンを開けていいでしょうか!」

刑事1「よし、解散!」

唯「あ、ちょっと! ……もう、皆草食系なんですから」

唯「また、無意味に街中の張り込みですか……」ゴソゴソ

 「このチラシ、やっぱり見せた方がいいですよね」

 (街にDホイールが集まっているのはこの「リミットオーバー・カップ」が原因。襲撃者も、恐らくは参加人数を減らすための裏工作)

 (ですが、そもそもこんな大がかりな大会を裏側でやろうとしてるにも拘らず、市は何の発表もなく、警察側に取り締まるよう要請すらしてこない)

 (これはおかしいです。とはいえ、私も出るのですが)


通行人1「……おい、あの婦警さんなんかエロくね?」

通行人2「あぁ、あんな人がこの街にいたんだな」


唯「!」

 (それって、私のこと?)

 (ハッ! まさか、路地裏に私を連れ込んでエッチなことをするつもり!? エロ同人みたいに!)

 (そ、そんなぁ~、私まだバイブでしか体験したことないのに、知らない男に犯されてヒィヒィ言わされちゃうなんてぇ♪)クネクネ

唯「さて、誰を見張る訳でもなく非番のようなものですし、何処に行きましょうか」


1:グラファクチャー
2:カードショップ「ダブルランス」
3:トイレで一発
4:自由安価

↓1

◆スクラップ置き場

唯「ふぅ、ここなら誰も来ませんね……」コソコソ

 「もう、さっきからムラムラして、こんなに濡れちゃってます///」ススス…

 「乳首もこんなに……あぁん! 声、出ちゃいますぅ!///」ムニムニ コリコリ

 「ここで人が来たら、絶対犯されちゃう! 私、刑事なのに犯されちゃうよぉ!///」ムニュムニュ クチュクチュ


氷河「さて、まずは屋根の補修用の材料でも……ん? 何か、変な声が聞こえるな」

氷河「盛った犬でもいるのか?」ヒョイ


唯「あぁん! 外のオ○ニー気持ちいいよぉ! ひゃうん!///」グッチュグッチュ


氷河「」

  (な、何だあれは……服装からして警官のようだが、こんなところでナニを……)

  (いやいや、猿じゃあるまいし、ここは止めないと)


唯「あぁ、もうイク! お外でイクゥゥゥゥ!///」ビクビク!


氷河(……あんなに気持ちよさそうな顔をして)

  「って、流されるか。オイ、そこの!」

唯「ハッ!? あ、あの! これは……すみませんでした!」ピュー!

氷河「お、オイ待て! ……しかも、下着忘れて行ってしまったか」

  「……何も見なかったことにしよう」

唯「はぁはぁ……み、見つかっちゃいました」

 「あ、急いで逃げたからパンツ忘れてきちゃいました……でも、ノーパンも悪くないかも///」モジモジ ハァハァ

 「仕方ないので、あとで取りに戻りましょう」

 「さて、次は何処に行きましょうか」


1:グラファクチャー
2:カードショップ「ダブルランス」
3:トイレで一発
4:自由安価

↓1

唯「うぅ、身体がまだ火照ってます……きっとノーパンだからですぅ///」クネクネ

 「あ、いいところにトイレが……」キョロキョロ バタム

 「ここなら見られる心配もなく出来ます。でも、声は気を付けないと……んっ///」クチュクチュ クリクリ

 (さっき弄れなかったクリちゃんが、もうこんなに勃っちゃってますぅ……///)クリクリ

 「あ、あひぃ……! ダメ、出ちゃうぅ!///」

 「んああああっ!///」ビクンビクン! プシュッ、ショロロロロ

 (あああ……トイレなのに、オ○ニーしておもらししちゃってますぅ……気持ちいぃ♪///)ブルブル

唯「ふぅ、満足したところで、仕事に戻りましょう」ジャー


◇数時間後

唯「とはいえ、別に心当たりとかがある訳でもないんですよね……」トボトボ

 「市が絡んでいる以上、ボロなんて出さないでしょうし……」

 「……そういえば、このチラシDホイーラーに配ってるんでしたよね?」

 「界さんのところには来てないでしょうか? ついでに界さんも頂いちゃいましょう。グヘヘ」


◆グラファクチャー

唯「界さ――」


遊治「はい、レンチ。棚の上にあったよ」

界「ありがとうございます。通りでないと思いました」


唯「――誰!?」

唯「……鷲宮 遊治。最近この街に来た旅人で、Dホイーラー。年齢は17歳、恋人はなし」

 「ここまでぐらいしか分かりませんでしたが……彼は何者なんでしょう? あの界さんのところで働いてましたし……」

 「ここは、私が気合を入れて調査するしかないようですね」

 「けど、中々のイケメンですね……優しそうで、界さんが心を許す存在……是非とも私の処女を奪って欲しいものです」

 「遊治さん……待っててくださいね!」

本編に続く

短いけど今日はここまで

刑事の日常とかよく分からないのでこうなった。結果、オ○ニーばっかりの危ない女に……正直、好物です

次回は本編の続きから。皆の衆、ギャグはここまでだ

乙の中に隠れるのよ!

>>134-135
罠か……

今日は19時前後から始められそうです
一部の人にはショックの強い展開になりそうです

最高のSatisfactionを貴方に

あんなん草生えるわwww


さて、始めます

漣(幼い頃)「父さん、母さん! 見て、シンクロモンスター!」

執事「坊ちゃま、走ると転びますよ」

漣「蒼姫とのデュエルで出せたんだ! レベル7、《ジュラック・ギガノト》!」

《ジュラック・ギガノト》
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/恐竜族/攻2100/守1800
チューナー+チューナー以外の恐竜族モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「ジュラック」と名のついたモンスターの攻撃力は、
自分の墓地の「ジュラック」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。

漣母「まぁ、すごいわ。漣」

漣父「ハッハッハ、将来はプロデュエリストになれそうだな」

漣「へへ。今度はもっと大きなモンスターも出せるように――」


パンッ! パンパンッ!


漣「――え?」

漣父「」

漣母「」

執事「」

漣「あ、れ……どうして皆、倒れてるの? ねぇ、血が出てるよ? 早く病院に行かないと……」

狸小路「クククッ、アーッハッハッハハハハ!!」

漣「……お前が」

狸小路「フン」カチャ

漣「お前が皆を――」


パンッ!

◇2次予選開始より、数時間前

漣「っ!」

 「……夢、か」

蒼姫「うなされてたよ?」

漣「……何でお前がいる」

蒼姫「いいじゃないか。普段は私がアンタを住まわしてやってたんだし。あ、勝手にルームサービス使ってるよ♪」

  「プハーッ、いい酒くれるじゃないかっ! アンタも飲むかい? 寝覚めの一杯をさ」

漣「……気分じゃない」

蒼姫「……まだ時間はある。その間だけでも、忘れられないのかい?」

漣「忘れられるものか。アイツは、もうすぐ近くにいるんだぞ! 呑気に踏ん反り返って、今も俺達を見下している!」

 「今に報いを受けるとも知らずに! あの狸をブチ殺すまで、俺の気が済まないんだ!」

蒼姫「……ハァ」


コンマゾロ目or5の倍数ならイベント発生

↓2

えちぃイベント突入じゃー!



蒼姫「全く、堅物なんだから」ギュッ

漣「……何の真似だ」

蒼姫「アンタが痛々しくて見てらんないの」グイッ

漣「だから」

蒼姫「」チュッ

漣「!?」ゴクゴク

蒼姫「……プハッ」

漣「ケホッケホッ、蒼姫! お前酒を……!」

蒼姫「ずっと、好きな奴が復讐に捕われているのを見続けていたんだよ?」

  「今だけでも忘れてくれるのなら、私は抱かれても……///」スルッ

漣「蒼、姫……」

蒼姫「ほら、ここは大きくなってる♪ 身体は正直だね///」ズルン

漣「!///」

蒼姫「おっぱいで挟んでやるよ♪」ムニュムニュ

漣「オイ、やめ……!///」

蒼姫「んっ、ピクピクしてる……なんか、可愛い///」ペロペロ

漣「くっ、お前何処でこんな……!」

蒼姫「そりゃ、本とかさ。アンタにエロ本買いに行かせたこともあっただろう?」ムニムニ

漣「あれ、マジで買ってたのか……っ!///」

蒼姫「んちゅ、ほらほら、我慢せず吐き出しちまえよ♪」ムニュムニュ ジュルジュル

漣「バカ、やめ――っ!」ビュルルッ

蒼姫「わっ……こんなに出るんだ」ペロッ

漣「くっ、蒼姫……お前」

蒼姫「……幼馴染だけど、私は漣がずっと好きだった。じゃなきゃ、一緒に住むかなんて言わない///」

  「漣は? 私のこと、嫌い? やっぱり、復讐が優先?」

漣「……俺は」


↓1


漣「嫌いじゃない」

蒼姫「!」

漣「復讐考えてるときより、一緒にいるときのほうが気が楽だ」

蒼姫「漣!」

漣「けど、お前にはいつも心配を掛けてた。だから……」

蒼姫「いいよ、それぐらい。漣は酷い目にあったんだ。その悲しみを半分くらい、私が背負っても……!」ギュッ

漣「……ありがとう。俺も、蒼姫が好きだ」

蒼姫「漣……///」

◇現在

漣(俺には、復讐しかないと思っていた)

 (しかし、全てを失った訳じゃなかった。帰る場所がまだあった)

 (……俺は復讐を終わらせてアイツの下に戻るまで、負けるわけにはいかない!)

アリサ「!」

漣「……樹刺 アリサ、か」キキッ!

アリサ「君がボクの最初の相手ってこと?」

漣「俺としては、誰が相手でも構わない」

 「誰でも、容赦なく勝ち進むだけだからだ!」

アリサ「……意外と暑苦しいね。ま、いいけど」

   「面倒だから、早く始めよ? スターチップは1つでいいよね?」

漣「あぁ」


コンマ49以下で漣が先攻、50以上でアリサが先攻

↓1

漣「俺が先攻か……なら、モンスターをセット。カードを2枚セットしてターンエンド」

アリサ「ボクのターン。《マジカル・コンダクター》を召喚!」

《マジカル・コンダクター》
効果モンスター
星4/地属性/魔法使い族/攻1700/守1400
自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを2つ置く。
このカードに乗っている魔力カウンターを任意の個数取り除く事で、
取り除いた数と同じレベルの魔法使い族モンスター1体を、
手札または自分の墓地から特殊召喚する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

アリサ「そしてフィールド魔法《魔法都市エンディミオン》を発動! ここはボクが支配する、魔法の都市!」

《魔法都市エンディミオン》
フィールド魔法
自分または相手が魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
魔力カウンターが乗っているカードが破壊された場合、
破壊されたカードに乗っていた魔力カウンターと
同じ数の魔力カウンターをこのカードに置く。
1ターンに1度、自分フィールド上に存在する魔力カウンターを
取り除いて自分のカードの効果を発動する場合、
代わりにこのカードに乗っている魔力カウンターを取り除く事ができる。
このカードが破壊される場合、
代わりにこのカードに乗っている魔力カウンターを1つ取り除く事ができる。

アリサ「魔法カードが発動したことで、マジカル・コンダクターに魔力カウンターが2つ乗る!」

マジカル・コンダクター 魔力C:0→2

アリサ「どんどん行くよ! 《魔導書廊エトワール》を発動! コンダクターとエンディミオンにそれぞれカウンターが乗る!」

《魔導書廊エトワール》
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分または相手が「魔導書」と名のついた魔法カードを発動する度に、
このカードに魔力カウンターを1つ置く。
自分フィールド上の魔法使い族モンスターの攻撃力は、
このカードに乗っている魔力カウンターの数×100ポイントアップする。
また、魔力カウンターが乗っているこのカードが破壊され墓地へ送られた時、
このカードに乗っていた魔力カウンターの数以下のレベルを持つ
魔法使い族モンスター1体をデッキから手札に加える事ができる。

マジカル・コンダクター 魔力C:2→4
魔法都市エンディミオン 魔力C:0→1

アリサ「そしてそして、《グリモの魔導書》を発動! デッキから《セフェルの魔導書》を加える! そして手札の《トーラの魔導書》を見せてセフェルの魔導書を発動! グリモの魔導書を除外して効果を使用し、デッキから《アルマの魔導書》を加える!」

   「アルマの魔導書を発動! 除外されているグリモの魔導書を手札に戻す!」

《グリモの魔導書》
通常魔法
デッキから「グリモの魔導書」以外の
「魔導書」と名のついたカード1枚を手札に加える。
「グリモの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。

《セフェルの魔導書》
通常魔法
自分フィールド上に魔法使い族モンスターが存在する場合、
このカード以外の手札の「魔導書」と名のついたカード1枚を相手に見せ、
「セフェルの魔導書」以外の自分の墓地の
「魔導書」と名のついた通常魔法カード1枚を選択して発動できる。
このカードの効果は、選択した通常魔法カードの効果と同じになる。
「セフェルの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。

《トーラの魔導書》
速攻魔法
フィールド上の魔法使い族モンスター1体を選択し、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●このターン、選択したモンスターはこのカード以外の魔法カードの効果を受けない。
●このターン、選択したモンスターは罠カードの効果を受けない。

《アルマの魔導書》
通常魔法
「アルマの魔導書」以外のゲームから除外されている
自分の「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を選択して手札に加える。
「アルマの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。

アリサ「これで、3枚のカードに魔力カウンターが乗る!」

マジカル・コンダクター 魔力C:4→6→8→10
魔法都市エンディミオン 魔力C:1→2→3→4
魔導書廊エトワール 魔力C:0→1→2→3

アリサ「最後に、マジカル・コンダクターの効果発動! 自身の魔力カウンターを8個取り除くことで、手札から混沌の黒魔術師を特殊召喚!」

漣「!」

アリサ「エトワールの効果で、コンダクターも混黒も攻撃力が上がっている!」

マジカル・コンダクター ATK:1700→2000
混沌の黒魔術師 ATK:2800→3100

oh……では、セフェル効果で《魔導書士 バテル》をサーチしたということで。魔力カウンターも1回ずつ減ります

《魔導書士バテル》
効果モンスター
星2/水属性/魔法使い族/攻 500/守 400
このカードが召喚・リバースした時、
デッキから「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える。



アリサ「さぁ、バトル! 混黒で、伏せモンスターに攻撃! ソイツを除外してあげる!」

漣「……ごちゃごちゃと」

アリサ「ん?」

漣「うっせぇんだよ! 次元幽閉発動! さっさと灰になれ!」

アリサ「ちょ!? トーラの魔導書を発動! 対象は混黒で、罠を選択! これで混黒は除外されることもなくなったわ!」

漣「甘い! 《強制脱出装置》発動!」

《強制脱出装置》
通常罠
(1):フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。

アリサ「なななっ!?」

漣「混黒は場を離れたら除外される!」

アリサ「うううう! だが、魔力カウンターはそれぞれに乗る!」

マジカル・コンダクター 魔力C:0→2
魔法都市エンディミオン 魔力C:3→4
魔導書廊エトワール 魔力C:2→3
マジカル・コンダクター ATK:1900→2000

アリサ「コンダクターで攻撃! 今度こそ!」

漣「……破壊されたのは、《ジュラック・スタウリコ》。その効果で、ジュラックトークンを2体特殊召喚する。更に、ジュラックが戦闘破壊されたことで手札から《ジュラック・へレラ》を特殊召喚する」

《ジュラック・スタウリコ》
効果モンスター
星2/炎属性/恐竜族/攻 500/守 400
このカードが戦闘によって破壊された場合、
自分フィールド上に「ジュラックトークン」
(恐竜族・炎・星1・攻/守0)2体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンは「ジュラック」と名のついた
モンスター以外のアドバンス召喚のためにはリリースできない。

《ジュラック・ヘレラ》
効果モンスター
星6/炎属性/恐竜族/攻2300/守1500
「ジュラック・ヘレラ」以外の自分フィールド上に守備表示で存在する
「ジュラック」と名のついたモンスターが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードを手札または墓地から特殊召喚できる。

アリサ「ぐぬぬ……僕はターンエンド!」


水野 漣
LP:4000 手札:1
場:ヘレラ、ジュラックトークン×2
墓地:スタウリコ、幽閉、強脱

樹刺 アリサ
LP:4000 手札:2
場:マジコン(魔力C:2)、エトワール(魔力C:3)、エンディミオン(魔力C:4)
墓地:グリモ、セフェル、トーラ
除外:混黒

漣「俺のターン! 何でお前が気に食わないのか、やっと分かった」

アリサ「何?」

漣「その死んだような目だ。物事を面倒臭がり、誰かを見下すような目。それが癪に障るんだよ!」

 「俺は魔法カード《化石調査》でもう1体のジュラック・ヘレラをサーチ! トークン1体をリリースしてアドバンス召喚!」

《化石調査》
通常魔法
デッキからレベル6以下の恐竜族モンスター1体を手札に加える。

アリサ「はっ! 魔法を使ったことで、カウンターが乗る! コンダクターの攻撃力も上がる!」

マジカル・コンダクター 魔力C:2→4
魔法都市エンディミオン 魔力C:4→5
魔導書廊エトワール 魔力C:3→4
マジカル・コンダクター ATK:2000→2100

漣「だろうな。だが、それも無駄だ!」

 「レベル6のヘレラ2体でオーバーレイ! エクシーズ召喚! ランク6《エヴォルカイザー・ソルデ》!」

《エヴォルカイザー・ソルデ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク6/炎属性/ドラゴン族/攻2600/守1000
恐竜族レベル6モンスター×2
エクシーズ素材を持っているこのカードはカードの効果では破壊されない。
相手がモンスターの特殊召喚に成功した時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
そのモンスターを破壊する。

漣「その無駄に膨れた攻撃力、利用させてもらうぞ。魔法カード《フォース》を発動!」

アリサ「フォース!?」

漣「マジカル・コンダクターの攻撃力を半分にし、ソルデの攻撃力に加える!」

《フォース》
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在するモンスター2体を選択して発動できる。
エンドフェイズ時まで、選択したモンスター1体の攻撃力を半分にし、
その数値分もう1体のモンスターの攻撃力をアップする。

マジカル・コンダクター ATK:2100→1050
エヴォルカイザー・ソルデ ATK:2600→3650

アリサ「で、でも! また魔力カウンターが乗る!」

マジカル・コンダクター 魔力C:4→6
魔法都市エンディミオン 魔力C:5→6
魔導書廊エトワール 魔力C:4→5
マジカル・コンダクター ATK:1050→1150

漣「だからどうした! バトル、ソルデでマジカル・コンダクターを攻撃!」

ソルデ「ギャオオオオオオ!」

アリサ「きゃああ!?」

樹刺 アリサ LP:4000→1500

漣「メイン2でカードを1枚伏せてターンエンド」

アリサ「ゆ、許さない……ボクに傷を付けるなんて!」


水野 漣
LP:4000 手札:0
場:ソルデ、ジュラックトークン、伏せ1枚
墓地:スタウリコ、ヘレラ、化石調査、フォース、幽閉、強脱

樹刺 アリサ
LP:4000 手札:2
場:エトワール(魔力C:5)、エンディミオン(魔力C:6)
墓地:マジコン、グリモ、セフェル、トーラ
除外:混黒

漣「だからどうした! バトル、ソルデでマジカル・コンダクターを攻撃!」

ソルデ「ギャオオオオオオ!」

アリサ「きゃああ!?」

樹刺 アリサ LP:4000→1500

漣「メイン2でカードを1枚伏せてターンエンド」

アリサ「ゆ、許さない……ボクに傷を付けるなんて!」


水野 漣
LP:4000 手札:0
場:ソルデ、ジュラックトークン、伏せ1枚
墓地:スタウリコ、ヘレラ、化石調査、フォース、幽閉、強脱

樹刺 アリサ
LP:1500 手札:2
場:エトワール(魔力C:5)、エンディミオン(魔力C:6)
墓地:マジコン、グリモ、セフェル、トーラ
除外:混黒

何故か連投してた……orz



アリサ「ボクのターン! 許さない! ジワジワと、なぶり殺しに――」

漣「ドローフェイズ時に罠発動、《火霊術-「紅」》! ソルデをリリースして、2600のダメージを与える」

《火霊術-「紅」》
通常罠
自分フィールド上の炎属性モンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。

アリサ「――して……え?」

漣「貴様には、牙を食い込ませる気すら失せた。焼き尽くされろ!」

アリサ「い、いやああああああああああ!?」

樹刺 アリサ LP:1500→0

水野 漣 WIN

アリサ「そ、そんな……このボクが、こんな」

漣「さっさとスターチップを寄越せ」

アリサ「っ!」キッ

   「く、くれてやるよ、こんなの!」ブン!

漣「……フン、いい目付きになったじゃないか」パシッ

 「リベンジしたければ、いつでも来い」カチッ、ブロロロロロ!

アリサ「……水野 漣……ボクにこんな屈辱を」

   「絶対、復讐してやる」

◆その頃、遊治&唯サイド

遊治「この辺りで、デュエルが行われてるみたいですね」

唯「うーん、出来れば強い人とは当たりたくないです」

ガサガサ

遊治「あ、あの辺かな」



氷河「ば、バカな……」

ユーシ「大したことはしてないよ?」


遊治「っ!」

  (ユーシ! それに、氷河さん!?)


ユーシ「リリーサー効果が鬱陶しかったからクラウソラスに月の書。手札のゾンキャリと馬頭鬼を融合してドラゴネクロ。

   「《ゴブリンゾンビ》に蘇生させたゾンキャリをシンクロして《蘇りし魔王 ハ・デス》、馬頭鬼を除外してゴブゾンを蘇生させれば、1キル成立です」

《ゴブリンゾンビ》
効果モンスター
星4/闇属性/アンデット族/攻1100/守1050
(1):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた場合に発動する。
相手のデッキの一番上のカードを墓地へ送る。
(2):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動する。
デッキから守備力1200以下のアンデット族モンスター1体を手札に加える。

《蘇りし魔王ハ・デス》
シンクロ・効果モンスター
星6/闇属性/アンデット族/攻2450/守 0
「ゾンビキャリア」+チューナー以外のアンデット族モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上のアンデット族モンスターが
戦闘で破壊した効果モンスターの効果は無効化される。

ユーシ「ハ・デスでクラウソラスを潰して、ゴブゾンとドラゴネクロでダイレクト」

氷河「私が、こんなに容易く――」

南 氷河 LP:4000→0

ユーシ WIN

遊治「氷河さん!」

唯「氷河さんが……」

ユーシ「ん? ユージ! 丁度いいところに来てくれたね!」

   「僕、このお姉さんに勝ったんだよ! スターチップ全賭けでさ! だから、このお姉さんはもう脱落!」

氷河「くっ、情けないところを見せてしまったな……」

遊治「氷河さん……歩けますか? 外まで、お連れします」


ユーシ「え、何言ってるの? 真のお楽しみはここからじゃないか」


遊治「何?」

氷河「どういう、ことだ……?」

唯(ま、まさかレ○プ展開!?)

ユーシ「直に分かるよ。ねぇ、ユージ」

   「クリュメノスがいるって分かってるのに、まさかこの大会が敗者をはいそうですかと帰す、なんて思ってないよね?」

遊治「っ!?」

氷河「う、ああ……ああああああ!」

遊治「氷河さん!?」

ユーシ「ここには既に張り巡らされてるんだ」

氷河「鷲、宮……」

遊治「氷河さんの身体が……」

唯「光って……」

ユーシ「負けた人間はカードになるフィールドがね」パシッ

   「ほら、見て。あの綺麗なお姉さんがこんなカードになっちゃった」

唯「い、いやああああああ!!」

ユーシ「面白いでしょ? ねぇ、面白いでしょユージ! アハハハハハハハハハハッハハハハアハッハ!!」

遊治「ユーシ、お前って奴は……!」

ユーシ「あ、今の! ちゃんと映ってた? 外の人も、ここの参加者も見てたー?」

   「次にカードになるのは、君かもね」

遊治「ユーシィィィィィィッ!!」ガッ!

ユーシ「!」パシッ

遊治「答えろ! どうしてこんな真似をした!」ババババババ!

ユーシ「どうしてって、クリュメノスの指示だからさ」パパパパパパパ!

遊治「まさか、1次予選の敗者達も!」バッ!

ユーシ「うん。察しがいいね。流石はユージ」シュタッ ニコッ

遊治&唯「「!」」

ユージ「皆もうカードになっちゃったよ」



バリバリバリバリ!!

砕牙「ぐあああああああああ!?」

朱音「きゃああああああああ!?」

アンディ「オーーーーノーーーーー!?」

パラパラパラ

ドクター「クククッ、順調だね」



ユーシ「ほら、これが僕に負けた人のカード」

   「これを……こうしちゃうと!」ビリィッ!

遊治「よせ!」

ユーシ「死んじゃうんだー♪ カードの状態で死ぬって、どうなんだろうねー」

   「あ、これはブラフのカードだよ。本当はこっち。でも、本当に破いちゃったら……♪」

唯「いやあああああああ!!」

ユーシ「楽しいでしょ?」

遊治「ユーシ……氷河さんを、皆を元に戻せ!」

ユーシ「やだよ。それも楽しそうだけど、僕はカードにする方が楽しいと思うんだ」ヒョイッ

   「それに、もうここからは誰も逃げられない。13人のデュエリストは誰かが犠牲になって、誰かが勝ち残るまでここを出ることは出来ない」

   「楽しいルールの下、楽しく殺し合いが出来るってことだね♪」

遊治「……ユーシ。俺は、お前を救えたらとずっと考えてた」

ユーシ「?」

遊治「けど、それは俺の甘さだった……お前を心の底から憎んでいる!」

ユーシ「ふーん、でももう止められないよ。僕も、ドクターも」

   「一緒に最後まで楽しもうね、ユージ♪」シュバッ!

遊治「待て!」


唯「あと、1つ……」


遊治「!」

唯「私、あと1つを失ったら、カードに……」

 「嫌……いやぁぁぁぁぁぁぁ!!」ダッ!

遊治「唯さん! くそっ!」

  「こんな……こんなっ!!」

  「ユーーーシィィィーーーーーーーー!!」

南 氷河 脱落

残り、12人



第12話「サバイバル開始」完

今日はここまでです

氷河さん、カード化でまさかの退場です
ついでに、残り12人中7人以上は確実に退場することが決まっています

氷河さんはポジション的には最強キャラ候補だったため、早々に退場させることは決めてました。
因みに、もう一人の最強ポジがユナイト卿です

あと、安価の結果漣と蒼姫が結ばれてました。おめでとう!

ここからガチのサバイバル!生き残るのは誰だ!
ではノシ

お待たせ
始めるけど、誰かいるかな?

唯「はぁ、はぁ、はぁ!」タッタッタッ


ユーシ『ここには既に張り巡らされてるんだ』

   『負けた人間はカードになるフィールドがね』


唯「はぁ、はぁ! そんなの……!」タッタッタッ


ユーシ『これを……こうしちゃうと!』ビリィッ!

   『死んじゃうんだー♪ カードの状態で死ぬって、どうなんだろうねー』

   『それに、もうここからは誰も逃げられない。13人のデュエリストは誰かが犠牲になって、誰かが勝ち残るまでここを出ることは出来ない』


唯「はぁ、はぁ……私のスターチップは残り1つ。つまり……」

 「次、負ければカード化するのは私……そんなの、嫌だよぉ……」グスッ

唯「負けて、カードになって死んじゃうなんて、そんなの……」

ガシャッ、ガシャッ

唯「!」

ガシャッ、ガシャッ

ユナイト「……」



遊治「唯さん! 何処ですか!?」ガサガサ

???「うぅ……ヒック……」

遊治「! 唯さ――」


アリア「遊治、君……?」グスッ


遊治「あ、アリアちゃん!? どうしたの!?」

アリア「ジャングルに入ってすぐ、巡さんと戦って負けて……」

遊治「スターチップが残り1個に……」

アリア「でも、さっきのを見て、私……カードになんかなりたくないよぉ!」

   「遊治君、助けて!」

遊治「……」

  「俺には……」


↓1

ちょっと分かりにくかったかな

1:分かった、一緒に行こう
2:悪いけど……

↓1

遊治「分かった、一緒に行こう」

アリア「!」

遊治「俺は、これ以上犠牲を出さないと約束する。だから落ち着いて」

アリア「遊治君……」グスッ

遊治「今は、唯さんを探してるんだ。あれでパニックを起こしちゃって、はぐれちゃってて……」

  「一緒に探してくれる?」

アリア「……うん」

遊治「ありがとう」

遊治「木や茂みのせいで、探しにくい……」

アリア「唯さーん!」

遊治「唯さん! いたら返事してください!」

アリア「……もしかしたら、もうカードに……」

遊治「!」

アリア「ハッ!? あ、あの! ごめんなさい! そんなつもりで言ったんじゃ……!」

遊治「……いや、いいよ。無理もないさ、急にあんなものを見せられたんだから」

アリア「……」

遊治「クリュメノスを、ドクター・ハンドを倒せば、皆を元に戻せるかもしれない。だから、それまでは協力して欲しい」

アリア「……はい。同じ顔の人だけど、やっぱり遊治君とあの人は違うんだね」

遊治「ユーシは、あんなことをする奴じゃなかった。なのに……」

  「アイツだけは、もう戻せない。だから、俺の手で止めてやるべきなんだ」

  「それに、唯さんもだけど……外も心配だ」

◆観戦席

界「どういうことですか」

黒服「だから、言った通りだ。大会終了までここから動くことは許されない」

弥生「それって、ここに閉じ込められたってことじゃないですか!」

蒼姫「納得いかないね。外に出るのもダメってのは」

黒服「言った通りだ。従わなければ、こちらも強硬手段を取る」

蒼姫「面白い、やれるもんなら」

悦子「蒼姫さん、落ち着いてください」

  「ここは、恐らく情報を外に漏らさないよう監視をしているんだと思います。人がカード化したなんて、どう考えて異常です」

  「逆らえば、私達まで同じ目に……」

魅月「氷河さんが……カードに……」

蒼姫「……チッ」

界「でも、このまま大人しく皆さんがカードになっていくのを見ろと?」

悦子「私も、遊治さんが心配です。でも……」

魅月「遊治さん……!」

蒼姫「漣……」

弥生「……大丈夫かな」

資産家1「どういうことだ! 外に出れないとは!」

資産家2「市長を出せ! 話をさせろ!」

資産家3「私達まで閉じ込めるなんて、どういうつもり!?」



狸小路「封鎖は済んだか?」

黒服「はい」

ドクター「これからが面白いのに、席を立つなんてとんでもない」

    「いずれ、彼等も同じ目に合うのですし」

狸小路「だが、資産家達からはエネルギーを得られないのではないか?」

ドクター「そこは、見逃す代わりに資金をたんまり貰えばいい話でしょう。いずれはユナイトシステムも量産化を考えてますし」

狸小路「そ、そうか。これでわしが世界の頂点に立つ日もまた一歩近付いたということだな!」

   「やはり後援にクリュメノスを選んで正解だったわ! ハッハッハ!」

ドクター「お褒め頂き光栄です、市長。いえ、未来の国家元首とでもお呼びしましょうか」

狸小路「ハーッハッハ!」

ドクター(本当、頭の軽さと腹回りの脂肪だけは既に頂点に立てますよ)

遊治「くそっ、全然見つからない!」

アリア「……そういえば遊治君、ここに来てからデュエルした?」

遊治「したよ」

アリア「誰と?」

遊治「……唯さん」

アリア「買ったの?」

遊治「……」

アリア「……ねぇ、唯さんが逃げた本当の理由って」

遊治「……君と同じだ。そして、原因は俺にある」

アリア「……そっか」

遊治「でも、俺は」

アリア「遊治君は勝ち進みたいんだもんね。ユーシって人と戦うために」

遊治「っ!」

アリア「……私も倒して、スターチップを集めるの?」

遊治「俺は、そんなつもりは!」

  「勝ち進むつもりだった! だけど、こんな人を犠牲にしてまでなんて……」

アリア「……そう、だよね。遊治君はそんな人じゃないよね。ゴメンね」

遊治「……一旦、休もうか」



唯「きゃあああああああ!!」



遊治「っ!!」

  「今の悲鳴は!」

アリア「えっ? 遊治君!? 悲鳴って?」

遊治「かなり遠くの方だ……アリアちゃん!」

アリア「わ、分かった!」

唯「あ、あ……」

ユナイト「どうした? もう終わりか?」


遊治「やめろーっ!!」


唯「ゆ、遊治さん……!」

ユナイト「少年」

遊治「ユナイト卿、あなたが……!」

ユナイト「退け、少年。邪魔だ」

遊治「退かない! あなたこそ、何をやっているんですか!?」

ユナイト「何、とは?」

遊治「デュエルして、負ければカードになるんですよ!? なのに、スターチップが1つしかない唯さんを襲うなんて!」

アリア「大丈夫ですか!?」

唯「……うん」

ユナイト「……それがどうした?」

遊治「なっ!?」

ユナイト「ここは勝負の場。いかなる理由があろうと、例え女子供でもここではデュエリスト。ならば、死力を尽くしてかかるのが礼儀だろう」

遊治「それとこれとは」

ユナイト「一緒だ。貴様、騎士の勝負を愚弄するか?」

    「構わん。我輩はガイアナイトでダイレクトアタック」

唯「ひっ!?」

遊治「やめろーーーーー!」


グサッ!


唯「あ――」


翠刃 唯 LP:0

遊治「ゆ」

唯「遊治さん……」ドサッ

遊治「唯さん!!」

アリア「いや……いやぁぁぁぁぁ!!」

唯「遊治さん……ごめんなさい、逃げたりして……」

遊治「そんな、唯さん……!」

ユナイト「手ごたえのないデュエルだった。失望したぞ、翠刃刑事」パシッ

    「このスターチップ、確かに貰っていく」

唯「遊治さん……処女、貰って欲しかったなぁ……」パァァァ…

 「……」パサッ

遊治「唯、さ……」

ユナイト「……これも、戦利品として貰っておこう」

遊治「」ガシッ

ユナイト「少年、何だこの手は」

遊治「……唯さんから手を離せ、ユナイト卿」

ユナイト「それは、我輩への命令か? 小僧」

遊治「アンタの言うことも確かに分かる。ここは戦いの場だ。唯さんもデュエリストだった」

  「けど、俺はアンタを許さない」

ユナイト「……いいだろう」

アリア「遊治君……」

遊治「下がってて、アリアちゃん」

ユナイト「チップは全賭けか?」

遊治「全部、と言いたいけど、1つでいい。俺は誰かをカード化させるつもりはない」

ユナイト「……青いな、少年。倒せる敵はその場で倒すべきだと、我輩は思うが」

遊治「俺は騎士じゃない。だから、これでいい」

ユナイト「……いいだろう」

    「デュエルロイドとやらの実力、見せてもらおうか」

遊治「!? 何でそれを……」

ユナイト「今は、関係ないだろう? 始めるぞ」


コンマ49以下で遊治の先攻、50以上でユナイトの先攻

↓1

遊治の使うデッキは?

1:霞の谷
2:幻獣機

↓1

遊治&ユナイト「「デュエル!」」

ユナイト「我輩の先攻か。では、モンスターをセット。カードを1枚伏せてターンエンド」

遊治「俺のターン! ドロー!」

  「俺は幻獣機テザーウルフを通常召喚! 効果で幻獣機トークンを1体特殊召喚する!」

ユナイト「ほう、そっちで来たか」

遊治「バトル! テザーウルフで伏せモンスターに攻撃!」

ユナイト「《幻想召喚師》のリバース効果、発動。エクストラデッキから我が優秀な僕《地天の騎士ガイアドレイク》を特殊召喚する!」

遊治「何っ!? 融合カードなしで融合を!?」

《幻想召喚師》
効果モンスター
星3/光属性/魔法使い族/攻800/守900
リバース:このカード以外のモンスター1体をリリースし、
融合モンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚した融合モンスターはエンドフェイズ時に破壊される。

《地天の騎士ガイアドレイク》
融合・効果モンスター
星10/地属性/獣戦士族/攻3500/守2800
「大地の騎士ガイアナイト」+効果モンスター以外のシンクロモンスター
このカードは効果モンスターの効果の対象にならず、
効果モンスターの効果では破壊されない。

ユナイト「幻想召喚師の効果で呼び出されたモンスターはエンドフェイズに破壊される。だが、ガイアドレイクはモンスター効果では破壊されない」

遊治「つまり、エンドフェイズ後も残り続ける……俺はカードを2枚伏せてターンエンド!」


鷲宮 遊治
LP:4000 手札:3
場:テザーウルフ、幻獣機トークン、伏せ2枚
墓地:なし

ユナイト卿
LP:4000 手札:3
場:ガイアドレイク、伏せ1枚
墓地:幻想召喚師

幻想召喚師リリース必要だったんだ……すみません

攻撃宣言時に、伏せカード《緊急テレポート》を発動し《クレボンス》を特殊召喚→攻撃続行で幻想召喚師の効果発動→クレボンスをリリースして効果発動の流れに変えます
よって、ターン終了時のユナイト卿の伏せがなくなり、墓地にクレボンスと緊急テレポートを追加します

《緊急テレポート》
速攻魔法
(1):手札・デッキからレベル3以下の
サイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、
このターンのエンドフェイズに除外される。

《クレボンス》
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/サイキック族/攻1200/守 400
このカードが攻撃対象に選択された時、
800ライフポイントを払って発動できる。
その攻撃を無効にする。

今日はここまで

すみません、メインヒロイン扱いを期待されてた唯ですが、もう退場です(今後再登場しないとは言っていない)

ユナイト卿は良くも悪くも騎士道を行く人です。なので、どんな事情があろうと己の戦いをやめませんし、戦いの場にいる以上どんな人物でも倒すべき敵と割り切ってます
一方の遊治は誰もカードにしたくない&唯を守りたいという正義感から、ユナイト卿に食って掛かりました

よって、どっちかが正しくてどっちかが間違っているということはない、と>>1は考えています

あと、デュエルの展開を考えるのって難しいと改めて思いました(白目)

では、また次回ノシ


ヒロインの一人である唯、ライバルの氷河が退場してランサーズ結成&シンクロ次元出発によるアニメのメインキャラ入れ替えを思い出した。
これは彼方やレィリアさんあたりがまるでアニメの月影のようにメイン入りするかもな

誰かも言っていたけどユナイト卿とユナイトシステムの関係やいかに…

そーいえばショックの強い展開があるって言っていたね。遊戯王なら普通じゃない(感覚麻痺)

…まだ自分が1スレ目だから聞くのもなんだけど、続編とか考えているのかな。無理でなければ長い付き合いでいたいしね。

とりあえず完走までがんばりましょー

>>194
可能性は無きにしも非ず、ですね。ただ、生き残り枠が最高5人なので、予測が難しいでしょうけど

>>195
ユナイト卿は敵味方のどちらにするかまだ揺れているので、それによって関係性も変わってきますね
超展開は遊戯王の基本(白目)
続編は前スレでも言いましたが、考えてはあります。主人公は交代しそうですが

今日も19時前後から始めたいと思います

前回は出だしでミスりましたけど、今回は構成を考えたので大丈夫……多分
それもこれも、皆ドクター・ハンドと乾巧って奴の仕業なんだ(草加並感)

始めます

始めます


ユナイト「我輩のターン。ドロー」

    「少年。ここからは、容赦なく行くぞ」

遊治「!」

ユナイト「手札のシンクロ・フュージョニストを捨てて、《THE トリッキー》を特殊召喚!」

《THE トリッキー》
効果モンスター
星5/風属性/魔法使い族/攻2000/守1200
このカードは手札を1枚捨てて、手札から特殊召喚できる。

ユナイト「更にライフを1000払い、簡易融合を発動! エクストラデッキからレベル5、《炎の剣士》を融合召喚!」

《炎の剣士》
融合モンスター
星5/炎属性/戦士族/攻1800/守1600
「炎を操る者」+「伝説の剣豪 MASAKI」

ユナイト LP:4000→3000

アリア「レベル5のモンスターが2体……!」

ユナイト「レベル5のトリッキーと炎の剣士でオーバーレイ! エクシーズ召喚! 《No.61 ヴォルカザウルス》!」

《No.61 ヴォルカザウルス》
エクシーズ・効果モンスター
ランク5/炎属性/恐竜族/攻2500/守1000
レベル5モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択した相手モンスターを破壊し、
破壊したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
この効果を発動するターン、このカードは相手プレイヤーに直接攻撃できない。

遊治「シンクロ、融合だけでなく、エクシーズまで……!」

ユナイト「驚くのは、まだ早いぞ! 我輩はヴォルカザウルス1体でオーバーレイ・ネットワークを再構築!」

アリア「え!?」

ユナイト「エクシーズ・チェンジ! 出でよ、《迅雷の騎士 ガイアドラグーン》!!」

《迅雷の騎士ガイアドラグーン》
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/風属性/ドラゴン族/攻2600/守2100
レベル7モンスター×2
このカードは自分フィールド上のランク5・6のエクシーズモンスターの上に
このカードを重ねてエクシーズ召喚する事もできる。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。

アリア「エクシーズモンスターで、更にエクシーズ召喚を!?」

遊治「聞いたことがある。エクシーズの中でごく一部、ランクアップを可能とするモンスターがいると。その内の1体が」

ユナイト「左様。このガイアドラグーンだ」

    「少年。貴様には、この戦いでどうしても勝ち残りたいという願いはあるか?」

遊治「……アンタには、あるのか?」

ユナイト「あぁ、どうしてもな。その為に、例え何人を切り捨てようと我輩は構わない覚悟だ」

遊治「それは、一体何なんだ! 何の為に、唯さんは……!」

ユナイト「……過去の清算だ」

ユナイト「簡単な昔話をしてやろう。何、すぐ終わる」

遊治「……」

ユナイト「昔、ある王国があってな。そこには幼い騎士見習いがいた。素質はあるとされていたが、如何せん幼いので、戦いには出させてもらえなかった」

    「その頃、王国は隣国と仲が悪くて、騎士達のデュエルによる戦争が長く続いた。負けた者は誇りを踏み躙られ、勝者は褒め称えられる。そんな世界だ」

    「幼い騎士もまた、早く自身の腕を試したかった。国の為に従事し、戦い勝つことこそ騎士の生き甲斐だったのだ。だが、幼いからこそ生き急ぎすぎていた」

    「ある日、王に謁見していたデュエルの研究者と偶然出会ってしまった。研究者は幼い騎士の素質をすぐに見抜くと、こう誘った」


研究者『すぐに戦いで活躍できるよう、君の力を引き出してあげよう』


ユナイト「幼い騎士は、その誘いに乗ってしまった。そして、連れて行かれたのだ。クリュメノスへと」

遊治「!?」

ユナイト「そして、少年は研究者達に様々な実験を施された。肉体の調整、頭脳の強化、技術の仕込み。違法なことを次々と行い、少年は苦痛を伴いながらも真価を発揮するようになった。そして、遂に国へ帰り、戦いに参加できる日が来た――はずだった」

    「戻った少年を待っていたのは、既に敗戦して乗っ取られた後の祖国と、怪物を見るかのように怯えた人々の視線だった」

ユナイト「人智を超えた力を手にした少年も、戦いが終わればただの強力な力を持つ化け物。味方も、守るべき場所も失った少年がたどり着いたのは、またしてもクリュメノスだった」

    「それから更なる調整を施された。しかし、奴等の満足のいく成果を得ることは出来なかった」

    「少年が最後には担うはずだった「ユナイトシステム」は、彼の細胞を使って生み出された「デュエルロイド」という7人の人造人間に引き継がれた」

    「そして、少年は全てを失うきっかけとなった力を与えたクリュメノスにすら捨てられたのだ」

遊治「まさか……」

ユナイト「……奴等のことを調べていれば、ここのことを知るのに時間はかからなかった」

    「我が名は「ユナイト」。ユナイトシステムを担うべきだった最初の男にして」

    「デュエルロイドU-G、貴様等の元となった人間だ」

ユナイト「我輩は、ここで引く訳にはいかないのだ。誰かを犠牲にしても、この戦いだけは!」

    「バトルだ! ガイアドラグーンで、幻獣機トークンに攻撃!」

遊治「っ! 速攻魔法、ドロー・マッスルを発動! カードを1枚ドローし、このターン中は幻獣機トークンは破壊されない!」

ユナイト「甘い! ガイアドラグーンは貫通効果を持っている! トークンの守備力は0! よって、そのままガイアドラグーンの攻撃を受けるがいい!」

迅雷の騎士ガイアドラグーン ATK:2600
幻獣機トークン DEF:0

鷲宮 遊治 LP:4000→1400

遊治「がはっ!?」ドシャァ!

アリア「遊治君!?」

ユナイト「我輩にサイコデュエリストのような力はない。よかったな、少年」ガシャッ ガシャッ

    「だが、これで終わりだ。ガイアドレイクでテザーウルフに攻撃!」

アリア「ガイアドレイクとテザーウルフの攻撃力の差分は、1700! 遊治君!?」

差分は1800でした。すみません

遊治「永続罠、空中補給発動! 幻獣機トークンを守備表示で特殊召喚!」

ユナイト「フン、壁を増やしても変わらぬ! 攻撃続行だ!」

遊治「ダメージステップ時、テザーウルフの効果発動! 場のトークンをリリースして、攻撃力を800上げる!」

ユナイト「!」

幻獣機テザーウルフ ATK:1700→2500
地天の騎士ガイアドレイク ATK:3500

鷲宮 遊治 LP:1400→400

遊治「ぜぇ、ぜぇ、テザーウルフは場にトークンがいる限り破壊されない……!」

ユナイト「首の皮1枚繋がったか。我輩はターンエンドだ」

遊治「空中補給を維持するために、トークンをリリースする」

    「貴様も、クリュメノスとの因縁の為に戦っているのだろう! ならば、甘さを捨てろ!」

    「今は親しい者を犠牲にしてでも、奴等を滅ぼすことを優先させるのだ!」

遊治「俺は……」


氷河『う、ああ……ああああああ!』

アリア『私……カードになんかなりたくないよぉ!』

唯『遊治さん……ごめんなさい、逃げたりして……』


遊治「俺は、自分の復讐の為に誰かを犠牲になんてしたくない……!」

  「だから……今は、自分の都合で怯える唯さんを傷付けたアンタを許せない!」


鷲宮 遊治
LP:400 手札:4
場:テザーウルフ、空中補給
墓地:ドロー・マッスル

ユナイト卿
LP:3000 手札:1
場:ガイアドレイク、ガイアドラグーン
墓地:幻想召喚師、クレボンス、シンクロ・フュージョニスト、緊テレ、簡易融合

◆観客席

界「唯さぁん……!」

弥生「よしよし、界ちゃん……うぅ……」ナデナデ グスッ

魅月「遊治さん……」

蒼姫「けど、ガイアドレイクは効果対象にもならず、効果破壊も出来ない。ドラゴサックやダーク・リベリオンでは対処は無理だな……」

悦子「それでも、遊治さんは……」



◆ジャングル

遊治「俺のターン、ドロー!」

ユナイト「自分の都合、か。だが、ここにいるデュエリストは皆、その自分の都合の為に戦っているのだぞ」

遊治「黙れ」

ユナイト「貴様とて、それは同じだろう! 己の欲望の為、誰かを敗北させる!」

遊治「黙れ!」

ユナイト「その甘さを捨てぬ限り貴様が勝ち進むことなど出来ぬ! 貴様も怪物なら、人の心を捨てろ!」

遊治「黙れぇぇぇぇぇぇぇ!!」

  「空中補給の効果でトークンを生成! 手札から《幻獣機オライオン》を通常召喚!」

《幻獣機オライオン》
チューナー(効果モンスター)
星2/風属性/機械族/攻 600/守1000
自分のメインフェイズ時に墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
手札から「幻獣機」と名のついたモンスター1体を召喚する。
自分フィールド上にトークンが存在する限り、
このカードは戦闘及び効果では破壊されない。
また、このカードが墓地へ送られた場合、
「幻獣機トークン」(機械族・風・星3・攻/守0)1体を特殊召喚できる。
「幻獣機オライオン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

遊治「幻獣機トークンが1体いることで、テザーウルフのレベルは7になっている!」

  「レベル7の幻獣機テザーウルフに、レベル2の幻獣機オライオンをチューニング!」

☆7 + ☆2 = ☆9

遊治「シンクロ召喚! 《幻獣機ヤクルスラーン》!」

《幻獣機ヤクルスラーン》
シンクロ・効果モンスター
星9/風属性/機械族/攻2700/守2000
「幻獣機」チューナー+チューナー以外の「幻獣機」モンスター1体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時、
自分フィールドの「幻獣機トークン」を任意の数だけリリースして発動できる。
リリースした数だけ、相手の手札をランダムに選んで捨てる。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
このカード以外の自分フィールドの「幻獣機」モンスターは戦闘・効果で破壊されない。
(3):このカードが相手によって破壊された場合に発動できる。
デッキから速攻魔法カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。

遊治「ヤクルスラーンの効果は使わない! オライオンが墓地に送られた場合、幻獣機トークンを1体生成する!」

  「オライオンの更なる効果発動! このカードを墓地から除外して、手札の幻獣機1体を召喚する! 俺は幻獣機ハムストラットを召喚!」

  「ハムストラットのレベルは、幻獣機トークン2体分のレベルを加算して、9になる!」

アリア「これって……」

ユナイト「レベル9のモンスターが2体……」

遊治「そうだ! レベル9のヤクルスラーンとハムストラットで、オーバーレイ!」

  「エクシーズ召喚! 今こそ機動しろ! 《幻子力空母エンタープライズニル》!」

《幻子力空母エンタープラズニル》
エクシーズ・効果モンスター
ランク9/風属性/機械族/攻2900/守2500
レベル9モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールド上のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手の手札をランダムに1枚選んでゲームから除外する。
●相手の墓地のカード1枚を選んでゲームから除外する。
●相手のデッキの一番上のカードをゲームから除外する。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ!!

アリア「お、おっきい……!」

ユナイト「これが、幻獣機の空母か」

◆観客席

実況「何ということだー! ジャングルの空を突如覆った空母! これは、鷲宮選手が召喚したエクシーズモンスターです! それにしても、何という巨大さ!」


魅月「すごい……!」

悦子「風圧で、木々が吹き飛ばされそうになってます……」

  (これも、恐らくは遊治さんが仰っていた、デュエルロイドの力……)


◆ジャングル

鋭馬「な、何だ!? あのデカいモンスターは!?」


盾子「ひぃ!? す、すみません! すみません!」


レィリア「何や……あのモンスターから、遊治君の怒りを感じる……」


漣「……」


遊治「エンタープライズニルの効果発動! 素材を取り除き、場のカード1枚を除外する効果を使用する! 俺が除外するのは、ガイアドレイク!」

ユナイト「ガイアドレイクは効果対象には出来ないぞ!」

遊治「エンタープライズニルの効果は、対象を取らない効果! ガイアドレイクにも通じる!」

ユナイト「何、だと!?」

遊治「地天の騎士を幻子の彼方に消し飛ばせ! エンタープライズニル!」

遊治「魔法カード、死者蘇生! 取り除いて墓地に送ったヤクルスラーンを蘇生させる!」

ユナイト「おぉ……」

遊治「まだだ! 速攻魔法《緊急発進》を発動! 幻獣機トークン2体をリリースして、メガラプターとハリアードを特殊召喚!」

アリア「空を、幻獣機たちが覆っていく……!」

遊治「アンタ、俺に言ったな? 甘さを捨てろ、と」

  「今なら、アンタ相手なら容赦なく行けそうだ」

ユナイト「……そうだ、少年。今、必要なのは優しさではない。どんな相手でも倒すという冷酷さだ」

    (そうでなければ、クリュメノスを倒すことなど出来はしない。そして、奴等を倒さぬ限りは罪のない人々を戻すことなど出来ないのだ)

    「今は修羅になれ、鷲宮 遊治!」

遊治「バトル! ヤクルスラーンでガイアドラグーンに攻撃!」

  「ダメージステップ時、《リミッター解除》発動! 全ての機械族の攻撃力は倍になる!」

《リミッター解除》
速攻魔法(制限カード)
このカードの発動時に自分フィールド上に表側表示で存在する
全ての機械族モンスターは、ターン終了時まで攻撃力が倍になる。
このターンのエンドフェイズ時、
この効果を受けたモンスターを全て破壊する。

幻獣機ヤクルスラーン ATK:2700→5400
幻獣機メガラプター ATK:1900→3800
幻獣機ハリアード ATK:1800→3600
幻子力空母エンタープライズニル ATK:2900→5800

アリア「幻獣機達が、赤く光ってく!」

ユナイト「……!」

遊治「消えろ! ガイアドラグーン!」

ユナイト「ぬおおおおっ!?」チュドォォォォン!

ユナイト LP:3000→200

遊治「覚悟はいいか! ハリアードでダイレクトアタック!」

ユナイト「っ!!」ズゴォォォォン!

ユナイト LP:200→0

アリア「やった、遊治さんが――」

遊治「次! メガラプターでダイレクトアタック!」

ユナイト「ぬぉぉぉぉぉっ!?」ドバァァァァン! ドサァッ!

    「く……これが、デュエルロイドの……実際に、ダメージが……」ピシッ!

遊治「トドメだ」

アリア「ゆ、遊治君? もう勝ったんだよ? それに、何だかミサイルのせいで木がどんどん倒れて行ってるのは、ソリッドビジョンだよね?」

遊治「エンタープライズニルでダイレクトアタック! その鎧ごと、粉々になれぇぇぇぇぇ!!」

ユナイト「――っ!!」

◆観客席

実況「な、何が起こっているんだ!? 鷲宮選手の攻撃が行われたと思ったら、まるで本当の爆撃が行われたかのような爆発がジャングルで起きています!」

  「ユナイト選手は無事なのでしょうか!?」



◆ジャングル

遊治「はぁ、はぁ……」

ユナイト「……」ボロッ

遊治「……くっ」ドサッ

アリア「遊治君!?」

ユナイト「……ガハッ、その疲れ方……不完全な力のようだな」

    「もし、本当のサイコデュエリストなら、我輩は今ここに立ってはいないだろう。そこの娘もな……」フラフラ

遊治「……」キッ

ユナイト「……スターチップと、翠刃刑事のカードだ。受け取れ」

遊治「唯さん!」パシッ!

ユナイト「……では、我輩はこれで」

アリア「え!? そんなボロボロなのに、何処へ行くんですか!?」

ユナイト「我輩も、まだ脱落ではない。他のデュエリストからスターチップを奪うまでよ……」

    「少年……勝ち残れよ」

遊治「……」コクッ

ユナイト「フッ……さらばだ」

遊治「……うぅ」

アリア「遊治君、大丈夫?」

遊治「……ゴメン、アリアちゃん。約束、守れそうにない……」

アリア「え?」

遊治「これ以上、犠牲を出さないって約束……けど、俺には他に方法が見つからない」

  「唯さんも守れなかった今、俺もユーシやあの人と同じになるしか……」

  「自分の目的の為に、誰かを犠牲にするやり方しか……! くそぉっ!」

パァァァァ

遊治「!?」

  「唯さんのカードが光って……?」


唯『遊治さん』

遊治「唯さん!?」

唯『ダメですよ、自分を責めちゃ。あなたは、誰かを犠牲にしていい、なんて考える人じゃないはずです』

 『短い間ですが、傍で見てた私には分かります。刑事ですから』

遊治「けど、俺はあなたを守れなくて……!」

唯『私のは、自業自得のようなものです。遊治さんは、必死に探してくれたでしょう?』

 『大丈夫。私の魂はここにあります。きっと、遊治さんが他の人と一緒に戻してくれるでしょう』

遊治「……」

唯『どうか、あなたの進む道を見失わないで。どんなに辛くても、歩みを止めないで』パァァァァ…

遊治「唯さん!」



アリア「遊治君!」

遊治「っ!? あ、あれ?」

アリア「どうしたの? 急にボーっとして」

遊治「……」ポロッ

アリア「え!? ゆ、遊治君! やっぱり何処か痛むんじゃ!?」

遊治「え……? あ、涙……」

  「俺、は……一体何を……」

  「ひっく、うぅ……うあああああああああああああっ!」

翠刃 唯の好感度が変動しました

1、2、3:10
4、5、6:11
7、8、9:12
0:15

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓2

好感度の変移

翠刃 唯:27→37



遊治「……」

アリア「遊治君、落ち着いた?」

遊治「うん……ごめん、アリアちゃん」

アリア「ううん。思えば、私も遊治君に頼りすぎてたところ、あるから」

   「私もデュエリストで大会参加者だもん。頑張らないと」

遊治「……今の俺に何が出来るか、分からない」

  「誰かを犠牲にせず、勝ち残れるかなんて、まだ答えは出ない」

アリア「……」

遊治「けど、これだけは言える」

  「唯さんを、氷河さんを、皆を戻すために俺は前に進まなきゃいけない」

アリア「うん!」

遊治「……一緒に、来てくれる?」

アリア「勿論だよ! 遊治君!」

遊治「ありがとう、アリアちゃん……でも、今は少し……休ませて……」ドサッ

アリア「え!? ゆ、遊治君!?」

アリア・レイの好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

アリア・レイ:6→13



ユナイト「はぁ、はぁ……」

    「あれが、調整されたデュエルロイドの力……後から調整を受けた、我輩では」

ユーシ「勝てないはずだよね」

ユナイト「!?」

ユーシ「あそこまで怒ったユージの相手を誰がしてると思ったけど、まさかユナイトシステムの始祖だったとはね」

ユナイト「貴様も、デュエルロイド……くっ」

ユーシ「ん? もしかして、相手してくれるの?」

ユナイト「貴様はクリュメノスの人間だろう? ならば、我輩の敵!」

ユーシ「満身創痍だから無理しなくていいのに。まぁ、僕はこっちの方が楽しいけどね」

ユナイト「我輩は騎士だ。戦いの中で散ることこそが誇り」

    「我が名はユナイト卿! 覚悟しろ、小僧!」

ユーシ「いいよ」ニヤリ

遊治「……」

アリア「すっかり、日が暮れたみたいだね。ここ、地下なのに」

   「人口太陽って奴かな」

   「……遊治君、疲れちゃったんだね。今は私がいるから、しっかり休んでね」

遊治「……」

  (魅月、悦子さん、界……皆は大丈夫だろうか)




ユーシ「あっはははは! 君、すごいね! 流石、クリュメノスから調整を受けた改造人間だよ!」

ユナイト「ぐ……!」

ユーシ「でも、もう終わりだね。バイバイ、楽しかったよ」

ユナイト「……ハッハッハ。ようやく、我輩も戦いを終えられそうだ」

    「悔いは残るが、後悔はなし……」キラキラキラ…パサッ

ユーシ「カードもゲット。さ、早く上にあがろっと」


翠刃 唯、ユナイト卿 脱落
ユーシ 2次予選突破

残り、9人


第13話「非情なる戦い」完

今日はここまで

ユナイト卿の正体は遊治達のオリジナル、目的はクリュメノスへの復讐と過去への清算でした。でもって退場です
遊治君マジギレ回でしたが、ガイアドレイクの除去方法で真っ先に思い付いたのがエンタープライズニルでした。対象を取らない除外は強い(トリシュ並感)
4000ルールでリミ解のオーバーキルはゾッとしますね。多分もうやらない

どんどん精神が不安定になっていく遊治ですが、自由気ままな彼に戻れる日はいつになるのやら

さて、時間がちょっと余ったので小ネタやろうかな

親、というよりはUシリーズがユナイト卿の強化クローンという形になります。鎧の下は遊治と同じ顔ですね


1~6まで好きな数字をどうぞ

↓1

○ギャンブルで資金稼ぎをする蒼姫

◇遊治が米呉馬市に来る少し前ぐらい

蒼姫「んじゃ、ちょっと隣町まで行ってくるよ」

漣「またギャンブルか……分かってるとは思うが」

蒼姫「大丈夫大丈夫。ポーカーしかやらないし、程々で帰って来るよ。んじゃ」

漣「……ブラックリスト入りして出入り禁止になると、資金稼ぎがやりづらいって話だっての」

 「チッ、俺は雑魚の掃除でもしてくるか」


◆隣町のカジノ

蒼姫「うっし! 今日はここで稼ぐとしますか」

ワイワイガヤガヤ

ディーラー「こちらがお客様のコインです」

蒼姫「あんがと♪ よーし、稼ぐぞー!」

  「いい酒買って、おつまみも買って……ついでに避妊具も買っちゃおっかなー、ニヒヒ」

  「ポーカー、いいかい?」

ディーラー「勿論。お座りください」

ディーラー「私は2枚チェンジします」

男「俺も2枚だ」

蒼姫「……4枚チェンジ」

ディーラー「おやおや、手が悪かったようですね」

男「お嬢ちゃん、そんなんで大丈夫か? もし危なくなったら、身体で払ってくれれば俺が代金持ってやるぞ?」

蒼姫「うふふ、結構ですわ。間に合ってますので」

ディーラー「5のスリーカード」

男「7~Jまでのストレート!」

蒼姫「ハートとクラブのフルハウス♪」

男「なっ!?」

蒼姫「悪いですわね、おじ様♪」

男「くぅぅ! さっさと次のカードを配れ!」

蒼姫「ストレートフラッシュ♪ また私の勝ちですわね」

男「ばっ、バカな!?」

ディーラー「お強いですね、お嬢さん」

蒼姫「まぐれですわぁ♪」

  (直感で丸分かりなんだけどね)

男「きっ、貴様! さてはイカサマしてるな!?」

蒼姫「言いがかりはよしてくれない? 自分がツイてないからって、みっともない」

男「おのれ……! 貴様、よくも俺に対してそんな!」

ディーラー「お客様、店内で大声で叫ばれると困ります」

蒼姫「だって」

男「うるさい! イカサマの証拠を出せ!」

蒼姫「ないよ。イカサマなんてしてないもん」

男「嘘を吐くな!」

蒼姫「じゃあ、デュエルで決める? アンタが勝ったら、私がイカサマしたって認める。けど、私が勝ったら、有り金の半分は頂くよ」

男「い、いいだろう!」

【悲報】>>1、超重武者の回し方がさっぱり分からなかったので、デュエル描写スキップします

申し訳ないです

蒼姫「じゃ、《超重荒神スサノ-O》で攻撃♪」

《超重荒神スサノ-O》
シンクロ・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻2400/守3800
機械族チューナー+チューナー以外の「超重武者」モンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(2):1ターンに1度、自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
相手の墓地の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に除外される。
この効果は相手ターンでも発動できる。

男「ぎゃああああ!?」

男 LP:0

想鐘 蒼姫 WIN

蒼姫「はい、私の勝ちー。じゃあ有り金の半分、貰おっか♪ ありがとう、おじ様♪」

男「そ、そんな……」ガクッ



蒼姫「さーて、このままポーカーでドーンと稼いじゃおう!」

黒服「お客様」

蒼姫「んー?」

黒服「ちょっと、裏までいいですか?」

蒼姫「」ダッ!

黒服「待て!」

蒼姫「あー、もう! しつこい! 私が何したってのよ!」

漣「ったく、乗れ!」キキッ!

蒼姫「漣!」

漣「飛ばすぞ!」キュィィィィン!



蒼姫「はふぅ、助かったぁ……」

漣「やりすぎなんだよ、お前は」

蒼姫「でも、イカサマなんてしてないしー」

漣「それでも、向こうは疑ってくるんだよ。気を付けろ」

蒼姫「……ゴメン」

漣「……買い物、して帰るぞ」

 「金、手に入ったんだろ?」

蒼姫「うん! お酒! 買おっ!」

漣「俺は飲まないぞ」

蒼姫「えー」


小ネタだとシリアスじゃないのでいいと思ったら、フルモンの使い方が分からなかったでござる

本編では今後もシリアス時空です

あと、そろそろっとまたキャラ募集掛けそうです。今回はガチの敵募集になりそうです

ではノシ

ADSのプレイ動画を見てても分かんなかったので、>>1とフルモンの相性が悪いだけのようです

うわ、本当だ。いつの間にか元ネタの方と名前が融合していました。すみません(汗)

その辺はおまかせしますが、悪いキャラの方が書きやすいです
詳しくは募集を始めた時にでも

今日は20時前後くらいから始めます

Uシリーズは一応2人除いて全滅してる設定ですから難しいかな
シリアスがまだまだ続くけど、ドン引きしないで付いてきてね!

募集はサバイバルが終わってからですね
>>500行く頃には始めてると思います

始めマース

遊治(「リミットオーバー・カップ」2次予選はジャングルサバイバル。だが、参加者達が突きつけられたのは、敗者がカード化すると言う、信じがたい残酷な真実だった)

  (唯さんをカードにされ、俺は怒りをユナイト卿にぶつける。けど、それは間違っていた。誰かを犠牲にする方法を認めちゃいけないんだ)



実況「えーと……」

黒服「貴様はいいから、今まで通り実況をするんだ」

実況「は、はい!」アセアセ

  「み、皆様! おはようございます! 2次予選、2日目の朝がやってまいりました!」

  「昨日の段階で脱落したのは南 氷河選手、翠刃 唯選手、そしてユナイト選手です! また、ユーシ選手がスターチップを6つ集めて2次予選を突破しました!」

  「これで、残り9人となりました! 無事にスターチップを集め、生き残るのは誰か!?」



遊治「ユナイト卿が……」

アリア「きっと、ユーシって人に倒されたんだね」

遊治「俺のせいだ……俺が、あんな戦い方をしたから」

アリア「ゆ、遊治君が悪いわけじゃないよ! こんな状況だし……」

遊治「……俺は、皆を元に戻す。ここで立ち止まってちゃダメだ」

アリア「うん! 頑張ろう!」

遊治「朝食も済ませたし、そろそろ移動しようか」

アリア「うん! この辺で食べられそうな果実があってよかったー」

   (本当はカンナちゃん達に探してもらったんだけど、遊治君には見えないもんね)

   「それで、これからどうするの?」

遊治「まず、俺達以外でもこの状況をよく思っていない人がいるはずだ。協力者を集めて、ここから脱出する」

アリア「そっか。人数集めだね」

遊治(ただ、監視カメラがあちこちにある。下手な真似をすれば、行動を起こす前に対処される)

  (ここは、一旦別れて動くか……けど、アリアちゃんのスターチップは残り1つ。唯さんみたいなことも起きかねないし……)


アリアと一緒に行動するか、別れて行動するか

↓2

遊治「一緒に動こう。1人で動けば、誰に狙われるか分からない」

アリア「そ、そうだね……私も、脱落一歩手前だし」

遊治「それに、アリアちゃんを守るって約束したから」

アリア「ゆ、遊治君……」

遊治(もう、誰もカードになんかさせない)


誰と遭遇する?
今いる参加者:漣、鋭馬、盾子、巡、アリサ、彼方、レィリア

↓2

◇しばらく歩いた後

ガサガサ

遊治「!」

アリア「誰かいる!?」

彼方「イェース! 遊治さんじゃー、アーリマセンカー!」

遊治「彼方! 無事だった!?」

彼方「イェース! まぁ……スターチップ、1個になっちゃったけど」

アリア「私と一緒だね」

   (この人、ちょっとうるさい……)

遊治「でも、無事でよかった」

彼方「あ、俺の心配してくれたの? センキュー!」

  「でも、このトーリ! BU☆JI!」

遊治「……他の人も探さないと」

彼方「……ちょいちょい」

アリア「私?」

彼方「彼、なんか最初に会った時より暗いんですけど。何かあった? ピクリとも笑わねぇ」

アリア「色々あったの。そっとしてあげて」

彼方「ふーん。昨日はあんな大型モンスター出してたのにな」

彼方「ところで遊治さん。スターチップいくつ集まった?」

遊治「えっと……4つかな」

彼方「4つ!? あと1個でクリアじゃん!?」

遊治「うん……これは、唯さんとユナイト卿を踏み躙って手に入れたもの……」

アリア「……」バシン!

彼方「いたっ!? 何?」

遊治「でも、あと1個は集めないことにした。俺はここで、皆と一緒に脱出したい」

彼方「皆と一緒に……ねぇ。けど、そうは考えてない奴もいるよ?」

  「俺なんて、双刃 鋭馬って奴にチップ奪われちゃったから。傍で見てたけど、アリサって娘も水野 漣に奪われてたみたいだし」

遊治「鋭馬……漣……」

  「彼らを止めることも、考えないとね」

彼方「……」


コンマイベント
70以上で……

↓2

イベント発生!



遊治「待った、川がある」

彼方「へ? 何処?」

遊治「川が流れる音がする。結構近い」

アリア「……本当。川があるって」

遊治「誰かいるかもしれない。行ってみよう」

彼方「川……歩いてばっかだから喉も乾いたしな!」

アリア「……え? カンナちゃん、人がいるって?」


◆川

彼方「本当にあった……」

遊治「あ、誰かいる! おーい!」

アリア「遊治君、ダメ!」


レィリア「ふぅ……」スッポンポン


遊治「」

彼方「」

アリア「だからダメだって言ったのに」

レィリア「で、私に何か言うことは?」

遊治「すみませんでした」ドゲザー

彼方「何で俺だけ……」コゲコゲ

アリア(飛んできたファイヤー・ボール、全部彼方君に当たってたからね)

レィリア「……ま、わざとじゃないのはわかっとるし、もういいよ」

    「それより、他のデュエリスト集めて、何する気なん?」

遊治「中央にあるゲートを開いて、全員で乗り込む」

  「後は、そのままドクター・ハンドの元まで行って、奴を叩く」

レィリア「へぇ、面白そう……とでも、言っとけばええか?」

    「それ、本気で上手く行くと思っとる? 一言で言わせてもらえば、無謀やな」

遊治「……分かってます。それでも、ここで潰い合うよりも、協力した方がいいと思うんです」

レィリア「……確かに、カードになるんは嫌やな」

    「けど、私等はそれなりのリスクを背負ってここに来とる。今更反抗して開催元を潰して、私等に得はあるん?」

    「私等の願いを、遊治君が叶えてくれる?」

遊治「そ、それは……」

レィリア「――って、他の人なら言うやろうな」

アリア「でも!」

レィリア「じゃなきゃ、君達はスターチップを奪われてない。遊治君も、昨日ユナイト卿と戦っていない」

遊治「……」

レィリア「話はこれでおしまい。これ以上は、集まっていると何言われるか分かったもんじゃないしな」

アリア「残念だったね……」

彼方「俺はあの綺麗なピンクのお姉さんの裸が見れてよかったけど」

アリア「」バシンバシン!

彼方「いたたたた!?」

遊治「……それでも、先に進む」




◆市長席

狸小路「何か、反乱を起こそうとしてる奴がいるみたいだが?」

ドクター「平気でしょう。何もできませんよ」

狸小路「そうだろうか……」

ドクター「そんなことより、珍しいね。君が真っ先に上がって来るなんて。もう少し楽しんでくると思ったよ」

ユーシ「だって、いつまでもあそこにいたら、ユージにつけ狙われちゃうもん」

   「ユージとの楽しみは、まだ先まで取っておきたいんだ」

   「それに、言われたことはちゃんとやったよ?」スッ

ドクター「南 氷河、そして「名も無き騎士」のカード……よくやったね」

ユーシ「名も無き騎士? ユナイト卿って名乗ってたけど」

ドクター「彼には元々名前はないよ。ユナイトって名前も、ユナイトシステムへの当て付けだろう」

ユーシ「ふーん」

盾子「ハァ、ハァ、ハァ!」タッタッタッ!

  「あうっ!?」ドサッ!

アリサ「もう逃げられないよ?」キキッ!

盾子「うぅ……」

アリサ「どうせ、チップたくさん持ってるんでしょ? ボクは1個しかないから、別に良いじゃん」

   「ここで勝って、水野 漣にリベンジする。そのために、まずはあなたから倒させてよ でないと……」

盾子「ひぃ……! わ、分かりました!」

遊治「! 何処かでまたデュエルが行われてる……!」

彼方「こっから少しあるね」

アリア「止めに行くの?」

遊治「当然。ここで争っている場合じゃない!」キュィィィン!

彼方「はぁ、他人の争いまで止めに行くなんて、まるでヒーローだね」

アリア「私達も行くよ!」

彼方「へーい」


コンマ49以下で盾子が先攻、50以上でアリサが先攻

↓2

今日はここまで
次回は盾子が先攻で始めます

ではノシ

今日も20時前後から始めます

サバイバル編の展開もやっと固まりました
誰が生き残るのか、皆も予想してみよう!

すみません、もう少しだけ遅れます

生き残りのヒント、遊治とユーシは確定、あと3人

始めます


盾子「わ、私のターンです……!」

  「モンスターをセット、カードを伏せてターンエンドです!」

アリサ(確か、この娘が使うのは攻守逆転とアステカによる反射ダメージ。恐らく、あの伏せも反転世界)

   (けど、ボクには効かないよ)



鶴来 盾子
LP:4000 手札:3
場:裏守備、伏せ1枚
墓地:なし

樹刺 アリサ
LP:4000 手札:5
場:なし
墓地:なし

遊治「!」キキッ!

鋭馬「お前は、鷲宮 遊治!」

遊治「鋭馬! 君もデュエルのところに?」

鋭馬「まぁな。そういうお前等もか」

彼方「げっ! お前……!」

鋭馬「ん? あぁ、久しぶり」

遊治「それより、丁度良かった。あとで相談したいことがある」

鋭馬「何だ? 珍しいな。お前が俺に用があるなんて」

  「ま、話だけなら聞いてやる。どうせこの大会に関係することだろうし」

遊治「うん。今は、早くデュエルを止めなきゃ!」

アリア「急ご!」

アリサ「ボクのターン、ドロー!」

   「マジカル・コンダクターを召喚! グリモの魔導書を使って、セフェルの魔導書を加える! そして、マジカル・コンダクターの効果発動! カウンターを2つ取り除いて、手札から《ナイトエンド・ソーサラー》を特殊召喚!」

《ナイトエンド・ソーサラー》
チューナー(効果モンスター)
星2/闇属性/魔法使い族/攻1300/守400
このカードが特殊召喚に成功した時、
相手の墓地に存在するカードを2枚までゲームから除外する事ができる。

アリサ「更に簡易融合を発動! エクストラから《音楽家の帝王》を融合召喚! 同時に、コンダクターにカウンターが2つ乗る!」

《音楽家の帝王》
融合モンスター
星5/光属性/魔法使い族/攻1750/守1500
「黒き森のウィッチ」+「ハイ・プリーステス」

マジカル・コンダクター 魔力C:0→2

アリサ「そして、レベル5の音楽家の帝王に、レベル2のナイトエンド・ソーサラーをチューニング!」

   「シンクロ召喚! 《アーカナイト・マジシャン》!」

《アーカナイト・マジシャン》
シンクロ・効果モンスター
星7/光属性/魔法使い族/攻400/守1800
チューナー+チューナー以外の魔法使い族モンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードに魔力カウンターを2つ置く。
このカードの攻撃力は、
このカードに乗っている魔力カウンターの数×1000ポイントアップする。
また、自分フィールド上の魔力カウンターを1つ取り除く事で、
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。

ライフ計算入れるの忘れた

樹刺 アリサ LP:4000→3000


アリサ「アーカナイトの効果で、自身に魔力カウンターを2つ乗せる! そして、1つ取り除くことで伏せモンスターを破壊する!」

アーカナイト・マジシャン 魔力C:0→2→1

盾子「《おもちゃ箱》の効果発動です……デッキから、《千年の盾》と《迷宮壁-ラビリンス・ウォール-》を特殊召喚します……!」

《おもちゃ箱》
効果モンスター
星1/光属性/機械族/攻0/守0
このカードが破壊され墓地へ送られた場合、
デッキから攻撃力または守備力が0の、
カード名が異なる通常モンスター2体を表側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターはシンクロ素材にできず、
次の自分のエンドフェイズ時に破壊される。
「おもちゃ箱」の効果は1ターンに1度しか発動できない。

《千年の盾》
通常モンスター
星5/地属性/戦士族/攻0/守3000
古代エジプト王家より伝わるといわれている伝説の盾。
どんなに強い攻撃でも防げるという。

《迷宮壁-ラビリンス・ウォール-》
通常モンスター
星5/地属性/岩石族/攻0/守3000
フィールドに壁を出現させ、出口のない迷宮をつくる。

アリサ「チッ、壁なだけか。なら、もう1つ取り除いて千年の盾を破壊!」

アーカナイト・マジシャン 魔力C:1→0

盾子「うぅ……」

アリサ「まぁ、それで終わりじゃないんだけどね!」

   「ミラクルシンクロフュージョン発動! 場のアーカナイト・マジシャンとマジカル・コンダクターを融合!」

   「来なさい! 《覇魔導士アーカナイト・マジシャン》!」

《覇魔導士アーカナイト・マジシャン》
融合・効果モンスター
星10/光属性/魔法使い族/攻1400/守2800
魔法使い族シンクロモンスター+魔法使い族モンスター
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚する事ができる。
このカードが融合召喚に成功した時、このカードに魔力カウンターを2つ置く。
このカードに乗っている魔力カウンター1つにつき、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。
1ターンに1度、自分フィールド上に存在する魔力カウンターを1つ取り除く事で、
以下の効果を発動する事ができる。
●フィールド上に存在するカード1枚を選択して破壊する。
●自分のデッキからカードを1枚ドローする

アリサ「覇魔導士は自身の効果で魔力カウンターを2つ乗せる! 1つ取り除いて、迷宮壁も破壊!」

覇魔導士アーカナイト・マジシャン 魔力C:0→2→1 ATK:1400→2400

盾子「きゃあ!?」

アリサ「これでアンタを守る壁もなくなった。どう? 守りを徐々に剥される感覚は」

   「でも、これで終わりじゃない。セフェルの魔導書を発動! 墓地のグリモの魔導書の効果で、デッキから《ヒュグロの魔導書》を加える! そのまま覇魔導士に発動!」

《ヒュグロの魔導書》
通常魔法
自分フィールド上の魔法使い族モンスター1体を選択して発動できる。
このターンのエンドフェイズ時まで、
選択したモンスターの攻撃力は1000ポイントアップし、
戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
デッキから「魔導書」と名のついた魔法カード1枚を手札に加える事ができる。
「ヒュグロの魔導書」は1ターンに1枚しか発動できない。

覇魔導士アーカナイト・マジシャン ATK:2400→3400

アリサ「更に更に! 《魔力掌握》を発動! 覇魔導士にカウンターを乗せてデッキから同名カードを手札に加える!」

《魔力掌握》
通常魔法
フィールド上に表側表示で存在する魔力カウンターを
置く事ができるカード1枚に魔力カウンターを1つ置く。
その後、自分のデッキから「魔力掌握」1枚を手札に加える事ができる。
「魔力掌握」は1ターンに1枚しか発動できない。

覇魔導士アーカナイト・マジシャン 魔力C:1→2 ATK:3400→4400

アリサ「これで1キルが成立♪」

遊治「っ!? アリサ!?」

鋭馬「おい、相手は盾子だぞ!?」

遊治「アリサ、やめるんだ! このデュエル、脱落したらカード化するんだぞ!?」

アリサ「ん? だから、何? 今勝つところだから邪魔しないで」

遊治「アリサ!」

アリサ「ボクは面倒事は嫌いだから、ちゃっちゃと終わらせるよ! 覇魔導士アーカナイト・マジシャンでダイレクトアタック!」

   「ご自慢の反転世界でも使ってみなよ! 覇魔導士は元々は守備力の方が高いんだよ!」

遊治「盾子!?」

鋭馬「やべぇぞ、オイ!」

ゴオオオオオオオオオ!


盾子「あ、あの……《魔法の筒》、発動です」

《魔法の筒》
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時、
攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃モンスターの攻撃を無効にし、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与える。


遊治「――へっ?」

鋭馬「は?」

アリサ「え?」

盾子「あ、あのっ! ごめんなさいっ!」

スポッ、ゴオオオオオオオオオ!

アリサ「い、いやああああああああああああああああ!!?」チュドーン!

樹刺 アリサ LP:3000→0

鶴来 盾子 WIN

これぶっちゃけマジカルコンダクターの魔翌力カウンターもアーカナイトで使っておけば勝てたよね?
自分が安価出したキャラだけに退場悲しいわ

ポーン、ポスッ

盾子「あ、これスターチップ……」

アリサ「あ、ありえない……ボクが、こんな奴に!」

   「あ……やだ、カードになんかなりたくない! ボクは勝ち残って、ボクだけに忠実な僕を、楽な生活を……」キラキラ…パサッ

遊治「アリサ……」

鋭馬「可哀想だけど、自業自得だな」

盾子「あ、あ……!」

アリア「あ、盾子ちゃん!」

盾子「すみませんすみませんすみませんーーーー!」ブロロロロロッ!

遊治「ちょっと待って!」

彼方「……今の子も、こんな風にカードに……」


樹刺 アリサ 脱落
残り、8人

>>273
アーカナイトの効果を使って後ろを破壊していれば、アリサはまず負けなかったでしょうね
面倒臭がりな性格と、バックに魔法の筒なんてないと考えていた慢心が招いた結果ですね

申し訳ないですが、また復活の機会も考えてますのでご了承ください

鋭馬「盾子の奴、もう見えないな……」


彼方「ちょいちょい、遊治さん」

遊治「え、何?」

彼方「あの双刃 鋭馬って奴。あれは怪しいですわ」

遊治「怪しい?」

彼方「さっきチラッと見たんですけど、アイツ、遊治さんのスターチップ盗もうとしてましたぜ」

遊治「えっ!?」

彼方「シッ、気付かれます」

遊治「あ、ごめん……でも、それ本当?」

彼方「確認すればいいですよ。1個盗まれてるかも」

遊治「う、うん……」ゴソゴソ

  「1、2、3、4……よかった、全部あ――」

ガバッ!

遊治「うわっ!?」

アリア「遊治君!?」

鋭馬「どうした!?」

彼方「悪いね、遊治さん! スターチップ、3つ貰ってくよ!」ブロロロロッ!

遊治「彼方っ!」

アリア「そんな……」

鋭馬「……ま、奴を擁護するわけじゃないが、カード化するところを実際に見ちまったら、な」

遊治「……とにかく、彼方を追おう。スターチップはまだ4つのはず。残りを求めて誰かとデュエルするはずだ」

彼方「これで、あと1つ! あと1回勝てば、俺はここから抜けられる!」ブロロロロッ!

  「……いやいや、今は自分の身でしょ!」ブロロロロッ!

ブォンッ!

彼方「!?」キキィッ!

漣「……阿澄 彼方、だな」

 「お前のスターチップ、貰うぞ」

彼方「へっ、丁度いい。お前に勝てば丁度5個だ! お互い1賭けでいいな?」

漣「いいだろう」

鋭馬「……遊治」

遊治「何?」

鋭馬「お前、さっき俺に話があるって言ったろ? 走りながらでいいから言ってみろ」

遊治「……俺は、こんなサバイバル、間違っていると思う。誰かを犠牲にして、負けた人間はカード化して、勝ち残った人間だけが先に進むなんて、認めない」

  「だから、ここから皆で出るんだ。スターチップは多分、ゲートのようなものの鍵だと思う。だから皆で分けて、1つのゲートから全員で出る。あとは、力を合わせてクリュメノスを退けつつ、外へ出る」

鋭馬「……それに俺も協力しろ、と」

アリア「鋭馬君だって、こんなこと嫌でしょ? 皆で協力すればきっと……!」

鋭馬「……俺も、こんな茶番はさっさと終わらせたい」

  「狸小路をぶっ倒して捕まえるっていうのが俺の依頼だしな。そのクリュメノスってのも許せない」

遊治「鋭馬!」

アリア「鋭馬君!」

鋭馬「お前、ただのお節介だと思ってたけど、そういう奴だったんだな」

遊治「……俺はただ、罪もない人がこれ以上クリュメノスのせいで傷付くのを見ていられないだけだ」

  「お節介といえば、それまでだけど」

鋭馬「……」

遊治「っ!? デュエルが始まろうとしてる!」

鋭馬「きっと、あの野郎だな」

アリア「急ご! デュエルが始まったら止められないよ!」


コンマ49以下で彼方が先攻、50以上で漣が先攻

↓2

今日はもう来なさそうなのでやめにします

次回改めて安価を取ります

今日も20時ごろから始めたいです

あと、前回の先攻安価置いていきます

↓1

始めるけど誰かいる?

漣&彼方「「デュエル!」」

彼方「俺の先攻だ! 手札から《死霊騎士デスカリバー・ナイト》を通常召喚!」

《死霊騎士デスカリバー・ナイト》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1900/守1800
このカードは特殊召喚できない。
効果モンスターの効果が発動した時、
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを生け贄に捧げなければならない。
その効果モンスターの発動と効果を無効にし、そのモンスターを破壊する。

彼方「カードを1枚セットしてターンエンド!」

漣(奴のデッキは、確かグッドスタッフだったか……)

彼方「これで、お互いにモンスター効果を使えないぜ!」


阿澄 彼方
LP:4000 手札:3
場:デスカリバー・ナイト、伏せ1枚
墓地:なし

水野 漣
LP:4000 手札:5
場:なし
墓地:なし

リンちゃん可愛いよね!……ん?バナナ頭のDホイーラーがこっちに(ry

漣「俺のターン、ドロー」

 「まずは、サイクロンで邪魔なカードを破壊する」

彼方「チッ、《奈落の落とし穴》が」

《奈落の落とし穴》
通常罠(準制限カード)
(1):相手が攻撃力1500以上のモンスターを
召喚・反転召喚・特殊召喚した時に発動できる。
その攻撃力1500以上のモンスターを破壊し除外する。

漣「俺はジュラック・グアイバを通常召喚」

 「効果を発動させないのなら、発動する前に倒せばいい。手札からフィールド魔法《ジュラシックワールド》を発動! これで、グアイバの攻撃力が300アップする」

《ジュラシックワールド》
フィールド魔法
フィールド上に表側表示で存在する恐竜族モンスターは
攻撃力と守備力が300ポイントアップする。

ジュラック・グアイバ ATK:1700→2000

漣「バトル! グアイバでデスカリバー・ナイトを攻撃! 噛み砕け!」

彼方「うおっ!?」

阿澄 彼方 LP:4000→3900

漣「そして、グアイバが相手モンスターを先頭破壊した時、デッキから攻撃力1700以下のジュラックを特殊召喚する。俺が呼び寄せるのはジュラック・ヴェロー」

 「メイン2! レベル4のグアイバとヴェローでオーバーレイ! エクシーズ召喚! エヴォルカイザー・ドルカ!」

 「カードを2枚セットして、ターンエンド」



阿澄 彼方
LP:3900 手札:3
場:なし
墓地:デスカリバー・ナイト、奈落

水野 漣
LP:4000 手札:2
場:ドルカ(素材:2)、伏せ2枚、ジュラシック・ワールド
墓地:なし

遊治「漣!?」

鋭馬「遅かったか……」

アリア「彼方君! 遊治君のスターチップ返して!」

彼方「げっ!? 何でここまで追って来れるかな~」

漣「……事情は知らないが、今はデュエル中だ。後にしろ」

遊治「漣……他人がカード化するより、復讐の方が大事なのか?」

漣「……あぁ。俺は今、その為だけにここにいる」

 「邪魔するものは容赦なく噛み砕く。それだけだ」

遊治「そんなの、間違ってる!」

漣「ならどうしろって言うんだ! ここから出て、奴の首根っこに食らいつくには、勝ち残るしか道はない!」

 「お前のような甘い考えなど、反吐が出る」

遊治「漣……」

漣「阿澄 彼方! 貴様のターンだ、さっさと続けろ!」

彼方「ってことだ。悪いな」

彼方「俺のターン、ドロー!」

  「――つっても、エヴォルカイザー・ドルカも相手の効果発動を無効にするモンスター。おまけにデスカリバーとは違いその場に残るし、ステータスも強い。あー、厄介厄介」

  「……じゃあ、ブッ飛ばせばいい。まずは《サイバー・ドラゴン》を特殊召喚!

《サイバー・ドラゴン》
効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻2100/守1600
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。

彼方「そーして!魔法カード、《ブラック・ホール》!」

《ブラック・ホール》
通常魔法(制限カード)
(1):フィールドのモンスターを全て破壊する。

漣「!」

彼方「皆ぶっ飛べ―!」

アリア「何で自分のモンスターまで!?」

遊治「……手札に、あのモンスターがいるからだ」

彼方「イェース! 墓地のデスカリバー・ナイトとサイバー・ドラゴンを除外し、手札からカオス・ソルジャー -開闢の使者-を特殊召喚!」

漣「開闢のお出ましか」

彼方「へいへいへーい! それだけじゃーないんだよね! 手札から《トリオンの蠱惑魔》を通常召喚! 効果でデッキから奈落の落とし穴を加える!」

《トリオンの蟲惑魔》
効果モンスター
星4/地属性/昆虫族/攻1600/守1200
このカードは「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カードの効果を受けない。
このカードが召喚に成功した時、
デッキから「ホール」または「落とし穴」と名のついた通常罠カード1枚を手札に加える事ができる。
また、このカードが特殊召喚に成功した時、
相手フィールド上の魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。

彼方「つっても、1キルしちゃうんだけどね! これで、俺は2次予選突破だ!」

漣「……」

彼方「開闢で攻撃! 開闢双破斬!!」

漣「罠カード、《エクシーズ・リボーン》を発動! 墓地のドルカを特殊召喚し、エクシーズ・リボーンをエクシーズ素材とする!」

《エクシーズ・リボーン》
通常罠
自分の墓地のエクシーズモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターを特殊召喚し、このカードを下に重ねてエクシーズ素材とする。

彼方「はっ! でも無駄だ! ドルカはドラゴン族で、ジュラシック・ワールドの恩恵を受けない! それに、開闢の効果も戦闘破壊後に発動する!」

漣「ダメージ計算時、《プライドの咆哮》を発動!」

《プライドの咆哮》
通常罠
戦闘ダメージ計算時、自分のモンスターの攻撃力が相手モンスターより低い場合、
その攻撃力の差分のライフポイントを払って発動する。
ダメージ計算時のみ、自分のモンスターの攻撃力は
相手モンスターとの攻撃力の差の数値+300ポイントアップする。

彼方「ぷ、プライドの咆哮!?」

漣「開闢とドルカの攻撃力の差分は700。よって、700のライフを払って効果発動! ドルカの攻撃力を合計1000アップする!」

水野 漣 LP:4000→3300
エヴォルカイザー・ドルカ ATK:2300→3300

漣「開闢を噛み砕け!」

彼方「んなバカな!?」

阿澄 彼方 LP:3900→3600

漣「さぁ、どうする?」

彼方「くそっ! カードをセットしてターンエンド!」



阿澄 彼方
LP:3600 手札:0
場:トリオン
墓地:開闢、ブラホ、奈落
除外:デスカリバー、サイドラ

水野 漣
LP:3300 手札:2
場:ドルカ(素材:1)、ジュラシック・ワールド
墓地:グアイバ、ヴェロー、プライドの咆哮

漣「俺のターン。噛み砕かれる覚悟は出来たか」

彼方「チッ、だが俺の伏せは分かってるんだろ? 迂闊にモンスターは出せねぇぜ?」

漣「奈落……フン、下らん」

彼方「何だと!?」

漣「俺はグアイバを通常召喚」

全員「!?」

彼方「嘘だろ!? 奈落の落とし穴を発動!」

漣「チェーン、《禁じられた聖槍》。このターン、魔法・罠の効果を受け付けない」

《禁じられた聖槍》
速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が800ダウンし、
このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。

ジュラック・グアイバ ATK:1700→900

彼方「何だと!? けど、攻撃力が下がっちゃ意味ないよな!」

漣「……どうだな。けど、何か大事なことを忘れてないか?」

彼方「何がだよ」

漣「お前を守るものが、そのモンスター1体だけになっていることを」

彼方「!?」

漣「手札から死者蘇生を発動! 墓地のもう1体のグアイバを特殊召喚!」

彼方「!?」

ジュラック・グアイバ ATK:1700→2000

漣「終わりだ。ドルカでトリオンに攻撃!」

エヴォルカイザー・ドルカ ATK:2300
トリオンの蠱惑魔 ATK:1600

阿澄 彼方 LP:3600→2900

漣「グアイバ2体でダイレクトアタック!」

彼方「の、のおおおおおおお!?」

阿澄 彼方 LP:2900→900魅→0

水野 漣 WIN

彼方「そんな……けど、遊治さんからもらったスターチップがあるから、まだ脱落じゃないもんね♪」

漣「……それ、盗んだものか」

遊治「……!」



◆観客席

黒服「――以上だ。読み上げろ」

実況「は、はい。えー、皆様に伝え忘れていたことがあります! それは、スターチップの所有権です!」

  「スターチップは、デュエルの勝敗以外で他人に譲渡することは認められていません。スターチップの中のICがデュエルディスク内に所有者情報を送りこんでいるからです!」

  「ただ、中央ゲートを通る際は必ず5つのスターチップを持ってきてください! では!」


◆ジャングル

彼方「……へ?」

  「つまり、遊治さんから奪ったチップは、全部意味がないってこと?」

  「じゃあ、俺の本来の所有数は――」

彼方「や、やだ! 俺はカードになんかなりたく……!」キラキラ…

漣「……」

遊治「彼方!」

彼方「遊、治さん……」

  「ごめん……盗んだのに、意味なかったや。こんなら、強奪何かしなきゃよかった……」

  「きっと俺、バチが……」パサッ

遊治「――っ!!」

アリア「そんな……」

鋭馬「……!」


レィリア「……」ニコッ


遊治「彼方ぁぁぁーーーっ!」

漣「……自業自得だ。アイツのチップは確かに貰っていく」

遊治「漣……!」ギリッ

漣「お前が何で悲しがっているんだ。アイツはお前のチップを盗んだんだろうが」

遊治「それでも! 俺にとっては仲間だった! 盗んだのだって、ただ怯えてたから仕方なくやっただけだ!」

漣「……悪いが、俺はもう5つ集まった。貴様と戦う理由はない」

 「どうしても決着をつけたいのなら、上に上がってくることだ。じゃあな」ブォン!

遊治「……」

アリア「……あ!」


彼方『遊治さん……裏切ったのに、俺のことそんなに悲しんでくれるんだ……』

  『……あーあ、早く元に戻りたいな。そうすれば……謝れるの……に……』キラキラ…


アリア(今の、精霊……? カード化した人の魂が、少しだけ残留してたのかな?)

   「どう思う? カンナちゃん」

カンナホーク「クアー……」

アリア「……そうだよね。きっと、彼方君は遊治君に悪いって思ってたんだよね」

   「私は、そう信じたいな」

阿澄 彼方 脱落
水野 漣 2次予選突破

残り、6人

阿澄 彼方の好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

阿澄 彼方:4→12


アリア「……あれ? 鋭馬君は?」

遊治「え……?」

アリア「まさか、誰かからの襲撃を受けてるとか!?」

遊治「そんな!? 鋭馬!」ダッ!



鋭馬「綺麗なお姉さんからのお誘いとは、な」

レィリア「君、スターチップ結構持っとるやろ?」

鋭馬「結構、と言っても3つですけどね」

レィリア「私は1個なんよ。ちょっと、1回負けちゃってな」

    「せやから、ちょっとおまけしてくれへんかなーって」

鋭馬「……そうですね、条件は一緒の方がいいでしょう。あなたが1つ、俺が3つ全部を賭けます」

レィリア「ホンマか? ありがとさん。優しいな、君」

鋭馬「女性限定で、ですけど」

レィリア「あはは。んじゃ、邪魔が入る前に始めよか!」


コンマ一桁7、8、9、0でデュエル描写あり、1~6でカット

↓1

アリア「いた!」

遊治「鋭馬! それとレィリアさん!?」

  「くそっ、また遅かった……!」


鋭馬「俺は《E・HERO アブソルートZero》にマスク・チェンジを発動。《M・HERO アシッド》を変身召喚!」

《E・HERO アブソルートZero》
融合・効果モンスター
星8/水属性/戦士族/攻2500/守2000
「HERO」と名のついたモンスター+水属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、フィールド上に表側表示で存在する
「E・HERO アブソルートZero」以外の
水属性モンスターの数×500ポイントアップする。
このカードがフィールド上から離れた時、
相手フィールド上に存在するモンスターを全て破壊する。

《M・HERO アシッド》
融合・効果モンスター
星8/水属性/戦士族/攻2600/守2100
このカードは「マスク・チェンジ」の効果でのみ特殊召喚できる。
このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールド上の魔法・罠カードを全て破壊し、
相手フィールド上の全てのモンスターの攻撃力は300ポイントダウンする。

鋭馬「チェーン処理で、アブソルートZeroの効果でバルバロスを破壊して除外した後、アシッドの効果でレィリアさんの場のマクロコスモスと伏せを破壊! これでレィリアさんの場は焼け野原だ」

レィリア「そんな、まさか……!」

遊治「鋭馬! やめろ!」

鋭馬「アシッドでダイレクトアタック!」

レィリア「っあああああ!?」

レィリア・ヘルメス LP:0

遊治「れ、レィリアさーーーん!」

レィリア「あ、あはは……格好悪いところ、見せちゃったな」

遊治「レィリアさん、どうして……!」

レィリア「……本当はな、このサイコデュエリストの力、好きじゃなかったんよ。デュエルすると何処か壊すし、人は傷付けるし」

    「だから、消してもらおうと思った。けど、遊治君も似たような力を使えるって聞いて、ちょっと安心した」

    「最低やな、私……あんな偉そうなこと言って、しょうもない願い叶えようとして……」

遊治「そんなことないですよ! レィリアさんは、その願いの為に必死だった!」

  「誰かを犠牲にするのはよくないけど、レィリアさんが叶えようと一生懸命戦ったことを、俺は否定しません」

レィリア「あはは……そう言われると、心が軽くなるなぁ」キラキラ

    「ゴメンなぁ、ちょっと……眠く、なって……」キラキラ… パサッ

遊治「レィ――」


鋭馬「……」


遊治「……何でだ。何で、レィリアさんのデュエルを受けた。断ればよかったはずなのに」

  「お前も、この戦いを止めようとしてたんじゃないのか!? 鋭馬!」

鋭馬「俺は、この戦いをはやく終わらせたかっただけだ。止めたいとも、お前に協力するとも言った覚えはない」

遊治「!」

鋭馬「現実を見つめろ。もう半数が脱落し、漣もユーシも上に上っている。今更協力する奴がいると?」

  「お前はただのお節介じゃない。純粋すぎるんだ。もっと自分のことも考えろ」

遊治「そんなの……そんなの、やってみなきゃ分かんないだろうが!」

鋭馬「……言って分からない馬鹿には、一度デュエルで教え込む必要があるな」

アリア「ちょ、ちょっと! 遊治君も鋭馬君もやめてよ!」

鋭馬「スターチップは1つずつだ。こんなことでお互い脱落しても、面白くねぇだろ」

遊治「……いいだろう。けど、俺が勝ったら、今度こそ協力してもらう!」

鋭馬「ハッ、いいぜ。ここでお前からスターチップを奪えれば、俺は2次予選突破出来るしな」

アリア「こんなの……こんなの、おかしいよ!」

遊治&鋭馬「「デュエル!!」」


コンマ49以下で遊治が先攻、50以上で鋭馬が先攻

↓1


↓1

遊治の使うデッキは?

1:霞の谷
2:幻獣機

↓1

今日はここまで
次回は遊治先攻から始めます

2スレ目、300レスまで行ったのに、とうとう遊治は1回も笑ってないですね。むしろ何回かブチギレてます
その内心労で死にそう……助けてメインヒロインズ!

最後に、レィリアさんの好感度安価をやります

1、2、3:8
4、5、6:9
7、8、9:10
0:12

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

レィリア・ヘルメス:0→9


ではノシ

書こうと思ってたら寝落ちしてた(汗)

申し訳ないが今日は休みます

始めるぞ!誰かいるか!

遊治「俺のターン。霞の谷のファルコンを召喚、カードを2枚セットしてターンエンド」

鋭馬「……確か、お前と初めてデュエルした時もこんな手で始まったっけな」

遊治「さぁ? どうだったか」

鋭馬「……俺のターン、ドロー!」

  「H・C強襲のハルベルトを特殊召喚!」

《H・C 強襲のハルベルト》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守200
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
(3):このカードが相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
デッキから「ヒロイック」カード1枚を手札に加える。

鋭馬「俺は更に、《H・C エクストラ・ソード》を通常召喚!」

《H・C エクストラ・ソード》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードを素材としたエクシーズモンスターは以下の効果を得る。
●このエクシーズ召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は1000ポイントアップする。

遊治「……!」

鋭馬「悪いが、俺はあの時とは違う」

  「あの時は、お前はただのお節介で突っかかって来た。そして俺が負けた。それはお前が戦う意思を最初から見せていたからだ」

  「けど、今のお前は何だ! 戦いたくない、誰も犠牲を出したくないと言いながら、結局はデュエルをしている! 矛盾を抱えた奴が、俺に勝てると思うな!」

鋭馬「バトル! 強襲のハルベルトで、霞の谷のファルコンを攻撃!」

遊治「何っ!?」

アリア「エクシーズしないで、攻撃力の低いハルベルトで!?」

遊治(いや、ハルベルトはダメージを与えた時、デッキからヒロイックカードをサーチする効果を持っている。きっと、手札にこっちの攻撃力を下げるカードを持っているのだろう)

  (加えて、貫通効果も持っているから伏せているスワローズ・ネストで壁モンスターを持ってきても無駄……)

鋭馬「さぁ、何か発動するものはあるか?」

遊治「ない」

鋭馬「そうか。ならダメージステップ時に禁じられた聖槍を発動! 対象は勿論ファルコンだ!」

霞の谷のファルコン ATK:2000→1200

鋭馬「バトル続行! 行け、ハルベルト!」

鷲宮 遊治 LP:4000→3400

鋭馬「ハルベルトの効果発動! ダメージを与えた時、デッキから《ヒロイック・チャンス》を手札に加える!」

《ヒロイック・チャンス》
通常魔法
自分フィールド上の「ヒロイック」と名のついた
モンスター1体を選択して発動できる。
このターン、選択したモンスターは攻撃力が倍になり、
相手プレイヤーに直接攻撃できない。
「ヒロイック・チャンス」は1ターンに1枚しか発動できない。

鋭馬「更に、エクストラ・ソードでダイレクトアタック!」

遊治「攻撃宣言時、リビングデッドの呼び声! 墓地のファルコンを蘇生させる!」

鋭馬「……攻撃を中断する」

鋭馬「メインフェイズ2、俺はハルベルトとエクストラ・ソードでオーバーレイ!」

  「エクシーズ召喚! 現れろ、《H-C ガーンデーヴァ》!」

《H-C ガーンデーヴァ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/戦士族/攻2100/守1800
戦士族レベル4モンスター×2
相手フィールド上にレベル4以下のモンスターが特殊召喚された時、
このカードのエクシーズ素材を1つ取り除く事で、
その特殊召喚されたモンスターを破壊する。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。

鋭馬「エクシーズ素材になったエクストラ・ソードの効果で、ガーンデーヴァは攻撃力を1000アップする!」

H-C ガーンデーヴァ ATK:2100→3100

アリア「攻撃力3000以上で、特殊召喚を封じるモンスター……」

遊治「……確かに、厄介だ」

鋭馬「カードを3枚セットしてターンエンド!」


鷲宮 遊治
LP:3400 手札:2
場:ファルコン+リビデ、伏せ1枚
墓地:なし

双刃 鋭馬
LP:4000 手札:1
場:ガーンデーヴァ(素材:2)、伏せ3枚
墓地:聖槍

遊治(ガーンデーヴァの効果の所為で、スワローズ・ネストは使えない)

  (残せばヒロイック・チャンスで攻撃力を上げられ、対処するにも攻撃力は3000以上で伏せが3枚)

  「俺のターン、ドロー!」


コンマ3、6、9で羽根帚を引く

↓2

0のコンマでもハズレなんだよなぁ……


遊治(……欲しかったのはこれじゃないけど)

  「BF-精鋭のゼピュロスを通常召喚。更に、手札から《BF-疾風のゲイル》を特殊召喚」

《BF-疾風のゲイル》
チューナー・効果モンスター(準制限カード)
星3/闇属性/鳥獣族/攻1300/守400
(1):自分フィールドに「BF-疾風のゲイル」以外の
「BF」モンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):1ターンに1度、相手フィールドの
表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの攻撃力・守備力を半分にする。

鋭馬「ガーンデーヴァの効果発動! 素材を取り除き、特殊召喚されたレベル4以下のモンスターを破壊する」

ガーンデーヴァ「ハァッ!」ピシュン!

ゲイル「」

遊治「……上手く行くとは思っていない」

  「それでも、俺は進むと誓ったんだ! ファルコンとゼピュロスでオーバーレイ!」

  「漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙! 今、降臨せよ! エクシーズ召喚! ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!」

鋭馬「カウンター罠、《神の警告》! ダーク・リベリオンの召喚を無効にして破壊する!」

双刃 鋭馬 LP:4000→2000

鋭馬「残り手札は1枚。さぁ、どうする?」

遊治「……魔法カード、《ソウル・チャージ》!」

鋭馬「!?」

《ソウル・チャージ》
通常魔法(制限カード)
「ソウル・チャージ」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分はバトルフェイズを行えない。
(1):自分の墓地のモンスターを任意の数だけ対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚し、
自分はこの効果で特殊召喚したモンスターの数×1000LPを失う。

遊治「墓地のファルコンとゲイルを蘇生させ、ライフを2000失う。チェーンは?」

鋭馬「……ない」

鷲宮 遊治 LP:3400→1400

遊治「墓地のゼピュロスの効果発動。リビデを手札に戻して特殊召喚し、400ダメージ受ける」

鷲宮 遊治 LP:1400→1000

アリア「残り、1000ライフ……!」

遊治「ゲイルの効果発動、ガーンデーヴァの攻守を半分にする」

鋭馬「させるか! 禁じられた聖杯で無効にする!」

遊治「チェーン、スワローズ・ネスト! ゲイルをリリースして、デッキから霞の谷の祈祷師を特殊召喚する」

鋭馬「!」

遊治「対象を失った聖杯は無効になり、発動されたゲイルの効果は有効!」

H-C ガーンデーヴァ ATK:3100→1550

遊治(さて、残りの伏せ。ミラフォだったら目も当てられないな……)

  (保健用に雷神鬼を出すか、下手にこれ以上何もせず殴るか)

↓1

遊治(……出そう)

  「俺はレベル4のファルコンに、レベル3の祈祷師をチューニング!」

☆4 + ☆3 = ☆7

遊治「シンクロ召喚! 出でよ、霞の谷の雷神鬼!」

鋭馬「……!」

アリア「あれが、霞の谷デッキの切り札!」

遊治「ミラフォを打たれても、効果でゼピュロスを戻すことが出来る! バトルだ! ゼピュロスでガーンデーヴァを攻撃!」

鋭馬「……この勝負」

  「俺の勝ちだ」

遊治「!?」

鋭馬「手札から《H・C ソード・シールド》を墓地に送って効果発動! このターン、戦闘ダメージは0になり、ヒロイックは戦闘で破壊されない!」

《H・C ソード・シールド》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻0/守2000
自分フィールド上に「ヒロイック」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
このターン、戦闘によって発生する自分への戦闘ダメージは0になり、
自分フィールド上の「ヒロイック」と名のついたモンスターは戦闘では破壊されない。
この効果は相手ターンでも発動できる。

遊治「何……だと……!?」

鋭馬「シンクロしなければ、メインフェイズ2で対処できたのにな」

アリア「そんな……」

遊治(……あの伏せこそが、ヒロイック・チャンス。つまり、ブラフ)

  (手札1枚を残すことで、サーチしたカードを握っていると思わせるテクニックか)

  「……カードを伏せてターンエンド」


鷲宮 遊治
LP:1000 手札:0
場:雷神鬼、ゼピュロス、伏せ1枚
墓地:ファルコン、祈祷師、ゲイル、ダーク・リベリオン(非正規召喚)、ソルチャ、スワローズ・ネスト

双刃 鋭馬
LP:2000 手札:0
場:ガーンデーヴァ(素材:1)、伏せ1枚
墓地:ソード・シールド、ハルベルト、神警、聖槍、聖杯

ソルチャのデメリット忘れとった……orz

雷神鬼の代わりに月華竜出してガーンデーヴァバウンス、ソード・シールド捨てずにターン終了に修正します

修正後

鷲宮 遊治
LP:1000 手札:0
場:月華竜、ゼピュロス、伏せ1枚
墓地:ファルコン、祈祷師、ゲイル、ダーク・リベリオン(非正規召喚)、ソルチャ、スワローズ・ネスト

双刃 鋭馬
LP:2000 手札:1
場:伏せ1枚
墓地:エクストラ・ソード、ハルベルト、神警、聖槍、聖杯



鋭馬「俺のターン、ドロー!」

  「……どうやら、俺の勝ちだな」

遊治「!?」

鋭馬「増援発動! デッキから《H・C サウザンド・ブレード》を手札に加え、そのまま通常召喚!」

《H・C サウザンド・ブレード》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1300/守1100
「H・C サウザンド・ブレード」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):1ターンに1度、手札から「ヒロイック」カード1枚を捨てて発動できる。
デッキから「ヒロイック」モンスター1体を特殊召喚し、
このカードを守備表示にする。
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は「ヒロイック」モンスターしか特殊召喚できない。
(2):このカードが墓地に存在し、戦闘・効果で自分がダメージを受けた時に発動できる。
このカードを墓地から攻撃表示で特殊召喚する。

鋭馬「サウザンド・ブレードの効果で手札のH・C ソード・シールドを捨てて、デッキからハルベルトを特殊召喚! サウザンド・ブレードを守備表示にする!」

遊治「……前のターン、攻撃出来ても」

鋭馬「あぁ、防いでいた」

アリア「そんな……!」

鋭馬「さぁ、終わりにするぞ! レベル4のハルベルトとサウザンド・ブレードでオーバーレイ!」

  「光纏いて現れろ!闇を切り裂くまばゆき王者! H-C エクスカリバー!」

  「エクスカリバーの効果発動! 素材を2つ取り除いて、元々の攻撃力を倍にする! そして、ヒロイック・チャンスを発動! 更にエクスカリバーの攻撃力を倍にする!」

H-C エクスカリバー ATK:2000→4000→8000

遊治「……俺は、どうすればよかったんだ」

  「皆に傷付いて欲しくない、なのに争いは終わらず、皆がどんどんカードにされていく……」

鋭馬「所詮、お前には何も出来ないんだよ」

遊治「!」

鋭馬「犠牲を出したくないと言って、お前は何が出来た? 何人がカードになった?」

  「ここでお前が言っている理想論は、ズレているんだ。いい加減受け止めろ」

遊治「そんなの……」

鋭馬「エクスカリバー! 雷神鬼に攻撃! モンスターごと、甘ったれた奴を叩っ切れ! 一刀両断! 必殺神剣!」

遊治「俺は……!」

鷲宮 遊治 LP:1000→0

双刃 鋭馬 WIN

鋭馬「……スターチップは貰うぞ」

遊治「……」

鋭馬「俺は先に進む。こんな茶番を用意した奴をぶっ潰すために。そうすれば、カードになった奴もきっと元に戻る」

  「誰かを傷付けずに、誰かを救うことなんて出来ない。綺麗ごとばかりを信じるなら、お前はずっとそこにいろ」キュィィィィィン

アリア「鋭馬君!」

鋭馬「アリア、お前もだ。どうするか、自分で決めるんだ」

  「あぁ、あといつかの借り、返したぞ。じゃあな」ブォン!

遊治「……」


鋭馬「……不思議だ。アイツのこと嫌いだったのに、不思議と憎めねぇ。変な奴だ」


レィリア・ヘルメス 脱落
双刃 鋭馬 2次予選突破

残り、4人

双刃 鋭馬の好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

双刃 鋭馬:3→10



アリア「ゆ、遊治君」

遊治「……俺は立ち止まれない」

  「約束したんだ、唯さんと……歩みを止めたらいけない」

  「そうだ! 巡さんがまだいたはず! それに盾子も! ああ見えて強いから、きっと力になってくれる!」

アリア「……」

巡「私がどうかしたって?」

アリア「!」

遊治「巡さん!」

巡「なるほどねぇ。今ので、突破者がもう一人増えちまったってことか……私も漣って奴にやられちまったけど」

 「まぁドンマイ! まだスターチップはあるんだろ?」

アリア「あ……」

遊治「残っているのは、どうやら俺達だけのようです」

巡「……マジ?」

遊治「はい」

  「でも、巡さんが協力してくれれば! 2人よりも3人ですよ!」

巡「……」

 「なぁ、遊治君。デュエルしないか?」

遊治&アリア「「!?」」

遊治「そんな、まさか巡さんも!?」

巡「いやいやいや。私もスターチップ少ないし。1つ賭けてデュエルしたところで支障はないだろ?」

 「それに、勝ったらアンタに協力してやる。それでどうだ?」

アリア「……」

遊治「……分かりました、受けます」

巡「そうでなきゃね!」

 「でも、連戦は流石に疲れるしね。ここらで休憩にしよう」

巡「ここの木の実は美味いねぇ」モグモグ

遊治「……」

アリア「そ、そうですね……」

巡「……暗いね、アンタ等」

遊治「そう明るくも出来ませんよ」

アリア「色々、ありましたから……」

巡「……じゃあさ」


3人の議題

↓2

巡「今からどうするよ?」

遊治「どうって……」

アリア「ご飯は食べ終わりましたし……」

巡「んー……」


何する?

↓1

巡「でも、南 氷河を倒す奴がいるなんてな」

遊治「!」

アリア「巡さん!」

巡「いいじゃないか。こうして、私達だけでもカード化された人達に思いを馳せても」

 「地上じゃ、こんな目に合ってることすら知ってる人間はいないんだよ?」

アリア「う……」

遊治「……氷河さんは、態度は冷たいけど、意外と可愛い面がありました」

アリア「え!?」

遊治「けど、デュエルは強くて、俺は一度戦ったけど叶いませんでした」

巡「……そっか」

遊治「唯さんは、大会に来る少し前から知り合って、今まで参加者の中でも気軽に話せた数少ない人でした」

  「あんなに元気で、性欲の強い人が、カード化の事実を知った瞬間怯え始めて……俺は、彼女を!」

アリア「遊治君、もういいから!」

巡「……カード化した人達は、どうなるんだろうなぁ」

遊治(……ユナイトシステムに組み込むにしては、数が多い。きっと、別の目的もあるのだろう……くそっ!)

遊治「彼方も、アリサも、レィリアさんも……ユナイト卿も、クリュメノスのせいで運命を狂わされた」

  「だから、俺が全てを解決するべきなんだ」

巡「……気張ってるねー」


次に何をするか

↓1

今日はここまで。次回は↑の話から始めます

やっぱりソルチャは頭おかしい(断言)

ではノシ

今日は20時ごろから始めます
皆大好きおっぱいの話だよ!

ダークロウは後から対処出来るけど、下敷きさんはなぁ
でも、ディーヴァとネプトをまず何とかして欲しい(願望)

始めます

巡「ふむ……」ジー

アリア「な、何ですか……?」

巡「よっと」ムニュン! モミモミモミ

アリア「ひゃああああ!?///」

遊治「!?」

アリア「ななな、何すんですかぁ!///」

巡「流石はモデル。胸も中々あるな」

アリア「だからって揉むことないじゃないですか!///」

遊治「ちょ、ここカメラが……」

巡「大丈夫大丈夫。カメラならないところに来たから」

アリア「そういう問題でもないです!」

巡「それにしても……遊治君の周りの女性は、よくよく考えれば胸の大きい人ばかりだな」ボイン!

アリア「それ、自分も含めてますよね?」

遊治「……はぁ」

巡「ここは、一人一人考えてみようじゃないか。男の子としても、気になるだろう?」

アリア「……」ジー

遊治「……まぁ、気にならないと言えば嘘ですね」

巡「よしきた!」

アリア(……ある方でよかった)ホッ

巡「まずは魅月って娘だね。巫女服で分かりにくいけど、あの歳にしてはある方だね」

遊治(Dホイールの後ろに乗せて、背中に柔らかい感触が当たるくらいだもんなぁ)

アリア「私と同じくらいかな?」

巡「確かにどっこいだね。スタイルならアリアの方が上だけど、魅月は小柄だから伸びしろはありそう」

アリア「モデルだから、こういうところでは他の娘に負けたくないですね」

遊治(……サバイバル中なのに、何でこんな話をしてるんだろう)

巡「で、遊治君から見た魅月のスタイルはどうだい?」

遊治「え!?」

巡「一緒に住んでるんだろう? きっとTo Loveる的展開があったんじゃないか?」

アリア「それは気になる!」

遊治「えー……そういうのはないですけど、最近の娘は発育がいいとかかな? ただ、アカデミアでは男子から結構な人気がありました」

巡「そりゃ、可愛いもんなぁ」

アリア「一緒にモデルやらないか誘ってみようかな」

遊治(全力で拒否しそう)

巡「次はあの黒髪の人だ。えーと、名前は……」

遊治「悦子さんですか?」

巡「そうそう。あの人はすごいな。ボンッキュッボン!」

アリア「グラビアとか出来そうですよねー。羨ましいなぁ……」

巡「見た目が地味なのが残念だがな」

遊治(巡さんも相当ですけどね。特にお尻が)

  (でも、悦子さんは間違いなく美人だ。服の上からでも分かるからすごい)

巡「……この2人だけでも相当の美人揃いだとは思わないか?」ヒソヒソ

アリア「ですね。遊治君が惹きつけてるんですかね?」ヒソヒソ

遊治「?」


◆観客席

魅月&悦子「「っくしゅん!」」

界「2人揃ってくしゃみとは珍しいですね」

魅月「ですね」

悦子(遊治さん達はどうされたんでしょう? 中々カメラに映りませんけど……)

巡「次は「暗黒姫」だな」

遊治「界ですか」

巡「この街の二大Dホイール技師の内の1人まで知り合いだなんて、どういう旅人だ」

遊治「そう言われても……」

アリア(天然ジゴロって言うんだっけ……)ジトー

巡「まぁいい。彼女は背は小さいのに、見事な巨乳の持ち主だ。ロリ巨乳とは、正しく彼女のことだな」

遊治「あの外套の上からよく見抜けましたね」

巡「そこは探検家だからな! 眼は鍛えてる!」

遊治(以前、罠踏みまくってたのは誰ですか)

アリア「あの娘、私より小さいのに落ち着いてるし、あの胸……すごいよね」

遊治「……アリアちゃん、界は22歳だよ?」

アリア「……えええええええ!?」

巡「お、驚いたな……あの見た目でその年齢とは」

遊治(誰でもそういう反応するよね、アレは)

巡「次は……唯って警官か」

遊治「……」

巡「あの婦警は中々にエロかった。いや、実にエロい。幼げな顔立ちながら、凹凸の優れたボディーライン。それに、脚がとても綺麗だった」

アリア「あの美脚はすごいですよね! モデルとして、是非見習い……たかったです」

巡「うむ、仕草といいミニスカポリス服の着こなしといい、女である私から見てもエロスを感じた」

遊治(そりゃ、バイセクシャルだから)

巡「……次行こうか」

アリア「はい」

遊治「……」スッ

  (俺が、必ず……!)

巡「そろそろアリアにも触れて行こうか」ニジニジ

アリア「……」←遊治の後ろに隠れる

遊治「巡さん、自重してください」

巡「嫌だな、冗談半分だよ」

アリア「半分本気!?」

巡「アリアは人気モデルなだけあって、均整の取れてるボディバランスだ」

アリア「えへへ……日々のストレッチとか、食事とかも気にしてますから! 遊治君から見て、どうかな?」

遊治「俺? うん、すごく可愛いよ。最初に会った時はモデルとか分からなかったけど、やってても不思議じゃない位綺麗な娘だと思った」

アリア「そ、そう?///」ドキドキ

巡「遊治君は敵が多そうだなー」

遊治「え?」

アリア「そういう巡さんも、いいスタイルじゃないですか!」

巡「そうか? 自分では気にしたことはないんだが」

アリア「胸も大きいですけど、お尻がすごいですよね」

巡「そ、それはいいことなのか?」

アリア「勿論ですよ! ね、遊治君!」

遊治「……正直に言って、悦子さんや唯さんに負けてないと思いますよ」

  (そういえば、1次予選の前で「アナルセ○クスしたい冒険家っぽい女がいる」って聞いたけど……巡さんのことかな)

巡「そうかそうか~、私も遊治君を魅了する力があったのか~。ほれほれ♪」プルン!

遊治「!?///」

アリア「な、何してんですか!」

巡「ハハハ、さぁ次だ」

巡「南 氷河も遊治君の知り合いだったな。あれもまたいい女だった」

遊治「……そうですね。クールで、長い金髪がとても似合ってた綺麗な方でした」

アリア「ああいうのを蠱惑的って言うのかな。巡さんとかと比べると胸もそこまででもない感じだったけど、惹きつけられる魅力があったよね」

巡「近寄りがたい雰囲気の方が勝っていたがな」

遊治「あれで、17歳ですもんね」

巡「え?」

アリア「え?」

遊治「……」

巡「レィリア・ヘルメス。彼女もまた中々の逸材だった」

遊治「加えて、あの露出が高めの服装ですもんね。目のやり場に困ります」

巡「とか言って、本当は嬉しかったんじゃないか?」

アリア「……」ジー

遊治「……」←視線を逸らす

巡「まぁ、おっぱい云々を抜いても、彼女の性格は好みだったな。行商人という職もあってだろうが、大らかで表裏のない人物だ」

アリア「そう、ですね。もっとお話ししたかったなぁ」

巡「ふむ、ところで遊治君は巨乳が好きなのか?」

遊治「っ!?」

アリア「あ! それ、私も気になる!」

巡「どうなんだい? 男の子」

遊治「それは……好き、ですよ」ボソッ

巡「ほうほう、そうかそうか」ムニュン!

アリア「ちょ、巡さん!」

遊治「なな、何してるんですか!」

巡「何って、当ててるんだよ」

アリア「……!」ムニュ!

遊治「ちょ、アリアちゃんまで!?」

巡「両手に花だな、遊治君!」

アリア「遊治君、しっかりしないとだねー」

遊治「……アハハ」


巡「やっと笑ったか」ヒソヒソ

アリア「本当、やっとですね」ヒソヒソ

伊関 巡とアリア・レイの好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1:遺跡 巡
↓2:アリア・レイ

好感度の変移

伊関 巡:6→14
アリア・レイ:13→20


因みに女性キャラ勢の胸の大きさイメージ
悦子≧巡=遊恵>唯=界≧蒼姫>レィリア>氷河≧魅月=アリア>朱音>弥生>盾子≧アリサ>>>>>涙子

巡「さて、と」シャリッ

遊治「……」

巡「どうする? まだ話をするか? それとも、もう始めるか?」

アリア「!」


話を続ける? デュエルを始める?

↓2

遊治「……始めましょう」

アリア「遊治君!」

遊治「いつまでも、ここにいるわけにはいかない」

  「俺には唯さんや氷河さん、レィリアさん、彼方、それに他の皆も元に戻す目的がある」

巡「決まりだ」

 「何、心配はいらない。私が勝てば、もう少しこの3人で過ごすことになるのだから」

遊治「行きます」


コンマ奇数で遊治が先攻、偶数で巡が先攻

↓1

今日はここまでです

遊治は間違いなくおっぱい星人

あと、今回話に上がったヒロイン勢の好感度まとめ

金田 魅月:31
伊丹 悦子:21
黒門 界:25
翠刃 唯:37
伊関 巡:14
アリア・レイ:20
南 氷河:17
レィリア・ヘルメス:9

こうして見ると、退場までに上がる機会の多かった唯さんがトップですね
でも退場したらしばらくは上がらないので、油断は禁物です
遊治のハートを射止めるのは誰になるでしょうか!

ではノシ

遊治「俺の先攻のようですね」

巡「そうだな。さ、楽しもう!」


ユーシ『楽しいルールの下、楽しく殺し合いが出来るってことだね♪』


遊治「!」

  (いや、違う……巡さんはそんな人じゃない! 本当に俺を楽しませようと……!)

遊治&巡「「デュエル!」」


第14話「勝者と敗者」完

とりあえず話数の区切りまで

続きは今日の20時ごろから始めます

そろそろサバイバル編も終わりが近いです

遅くなってしまった。台風UZEEEEEE!

始めます

遊治「俺のターン!」

  「モンスターをセット! カードを2枚セットしてターンエンド!」

巡「相変わらず慎重だな、君は。私のターン、ドロー!」

 「先史遺産ネブラ・ディスクを通常召喚! 効果でデッキから先史遺産カードを手札に加える!」

遊治「させません! 永続罠《デモンズ・チェーン》発動! ネブラ・ディスクの効果を無効にします!」

《デモンズ・チェーン》
永続罠
フィールドの効果モンスター1体を対象としてこのカードを発動できる。
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
その表側表示モンスターは攻撃できず、効果は無効化される。
そのモンスターが破壊された時にこのカードは破壊される。

巡「おおう、これは手痛いな。なら、カードを2枚伏せてターンエンドだ」


鷲宮 遊治
LP:4000 手札:2
場:裏守備、デモチェ、伏せ1枚
墓地:なし

伊関 巡
LP:4000 手札:3
場:ネブラ・ディスク(デモチェ)、伏せ2枚
墓地:なし

◆観客席

実況「さぁ、長居休憩の後でようやくデュエルが始まりました! 対峙しているのは鷲宮選手と伊関選手! サバイバルも終わりに近い今、どんなデュエルを見せてくれるのかー!」


魅月「遊治さん……」

界「やつれて見えますね、遊治さん」

弥生「そりゃ、ねぇ……」

蒼姫「漣の冷たさを分けてやりたいね」

悦子「……」


実況「そして! 今また、サバイバルを勝ち抜いてここに上がってきたデュエリストがいます! 双刃 鋭馬選手です! 皆様、盛大な拍手でお迎えください!」

ワァァァァァァァァ!


鋭馬「……チッ、金持ちってのはことの重大さにまだ気付いてないのか」

漣「双刃 鋭馬。上がってこれたのか」

鋭馬「何だ、お前が先かよ」

漣「フン。残るは……」

鋭馬「……遊治」

遊治「俺のターン! ドロー!」

  「セットしてあった速攻魔法、スワローズ・ネストを発動! 裏守備表示のBF-精鋭のゼピュロスをリリースして、デッキから霞の谷のファルコンを特殊召喚!」

  「更に、墓地のゼピュロスの効果発動! デモンズ・チェーンを手札に戻して、墓地から特殊召喚! この時、400ダメージを受ける!」

鷲宮 遊治 LP:4000→3600

巡「自分からダメージを受けるとは……そういう趣」

遊治「違います」



◆観客席

悦子「!」ガタッ

界「座ってください」

遊治「レベル4のファルコンとゼピュロスでオーバーレイ! 漆黒の闇より愚鈍なる力に抗いし反逆の牙! 今、降臨せよ!」

  「エクシーズ召喚! 現れろ、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!」

巡「おお、これが……!」

遊治「ダーク・リベリオンの効果発動! 素材を2つ取り除いて、ネブラ・ディスクの攻撃力を半分にする! トリーズン・ディスチャージ!」

先史遺産ネブラ・ディスク ATK:1800→900
ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン ATK:2500→3400

遊治「更に、九蛇孔雀を通常召喚!」

  「バトル! まずは九蛇孔雀でネブラ・ディスクに攻撃!」

九蛇孔雀 ATK:1200

伊関 巡 LP:4000→3700

巡「くっ、そう来るのは踏んでいた! 罠カード《ストーンヘンジ・メソッド》発動! デッキから《先史遺産マヤン・マシーン》を守備表示で特殊召喚する!」

《ストーンヘンジ・メソッド》
通常罠
自分フィールド上の「先史遺産」と名のついたモンスターが
戦闘またはカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。
デッキからレベル4以下の
「先史遺産」と名のついたモンスター1体を表側守備表示で特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは表示形式を変更できない。

《先史遺産マヤン・マシーン》
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻1500/守700
機械族モンスターをアドバンス召喚する場合、
このカードは2体分のリリースとする事ができる。

巡「さぁ、どうする?」

遊治「……ダーク・リベリオンでマヤン・マシーンに攻撃! 反逆のライトニング・ディスオベイ!」

ダーク・リベリオン「キシャアアアアアア!」

ズガァン!

巡「……!」

遊治「カードを2枚セットしてターンエンド!」


鷲宮 遊治
LP:3600 手札:1
場:ダーク・リベリオン、九蛇孔雀、伏せ2枚
墓地:ファルコン、ゼピュロス

伊関 巡
LP:3700 手札:3
場:伏せ1枚
墓地:ネブラ、マヤン・マシーン、ストーンヘンジ・メソッド

巡「私のターン! ドロー!」

 「いいところに! ギャラクシー・サイクロンで右の伏せカードを破壊!」

遊治「……デモチェです」

巡「よし! 相手にのみモンスターがいる時、手札から《先史遺産クリスタル・ボーン》を特殊召喚出来る! その効果で、墓地のマヤン・マシーンを蘇生!」

《先史遺産クリスタル・ボーン》
効果モンスター
星3/光属性/岩石族/攻1300/守400
相手フィールド上にモンスターが存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
この方法で特殊召喚に成功した時、
自分の手札・墓地から「先史遺産クリスタル・ボーン」以外の
「先史遺産」と名のついたモンスター1体を選んで特殊召喚できる。

アリア「レベル3のモンスターが2体……!」

巡「と、行きたいところだが、今日は特別!」

 「マヤン・マシーンをリリースし、手札から《古代の歯車巨人》をアドバンス召喚!」

《古代の機械巨人》
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守3000
このカードは特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
このカードの攻撃力が守備表示モンスターの守備力を超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。

アリア「あ、アンティーク・ギア!?」

遊治「実に巡さんが好きそうなロマンデッキだ」

巡「けど、その強さは破格! 正に古代のロマンが詰まったカードだ!」キラキラ

遊治「でもご退場願います。九蛇孔雀をリリースして風霊術-「雅」発動! 古代の歯車巨人をデッキの一番下に!」

巡「ちょ!? 何てことを!?」

アリア「ですよねー」

巡「さ、させんよ! 《魔宮の賄賂》!」

《魔宮の賄賂》
カウンター罠
相手の魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。
相手はデッキからカードを1枚ドローする。

遊治「……1枚ドローします」

  「更に九蛇孔雀の効果発動。手札に霞の谷の祈祷師を加えます」

巡「全く、君はロマンと言うものが分かっていない! 本当に旅人か?」

遊治「負けられない戦いでロマンとか言えない性質ですので」

アリア「こういうのって、普通は男の子の方が好きそうなんですけどね」

巡「まぁいい! バトルフェイズに」

遊治「行く前にデモチェ発動。これで古代の歯車巨人は攻撃出来ません」

巡「……本当に! 君という奴は!」プンスコ

遊治(えー……)

巡「だったらいいさ! 手札の先史遺産クリスタル・スカルを捨てて効果発動! デッキから先史遺産ネブラ・ディスクをサーチ!」

 「更に魔法カード、死者蘇生! 墓地のクリスタル・スカルを特殊召喚!」

 「レベル3のクリスタル・スカルとクリスタル・ボーンでオーバーレイ! 出でよ、《ゴルゴニック・ガーディアン》!」

《ゴルゴニック・ガーディアン》
エクシーズ・効果モンスター
ランク3/闇属性/岩石族/攻1600/守1200
岩石族レベル3モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
ターン終了時まで、選択したモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
また、1ターンに1度、フィールド上の攻撃力が0のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを破壊する。

遊治「げっ」

巡「バトルだ! ゴルゴニック・ガーディアンでダーク・リベリオンに攻撃! ダメージステップ、ゴルゴニック・ガーディアンの効果でダーク・リベリオンの効果を無効にし、攻撃力を0にする!」

ダーク・リベリオン「キシャアアアアアア……」ピシピシ、バゴォン!

遊治「ダーク・リベリオン! くっ!」

鷲宮 遊治 LP:3600→2000

巡「私はこれでターンエンドだ」


鷲宮 遊治
LP:2000 手札:2
場:デモチェ
墓地:ファルコン、ゼピュロス、九蛇孔雀、ダーク・リベリオン、風霊術

伊関 巡
LP:3700 手札:1
場:古代の歯車巨人(デモチェ)、ゴルゴニック・ガーディアン
墓地:ネブラ、マヤン・マシーン、クリスタル・スカル、ストーンヘンジ・メソッド、魔宮の賄賂

遊治「俺のターン! 墓地の九蛇孔雀を除外して、手札から《風の精霊 ガルーダ》を特殊召喚!」

《風の精霊 ガルーダ》
効果モンスター
星4/風属性/鳥獣族/攻1600/守1200
このカードは通常召喚できない。
自分の墓地に存在する風属性モンスター1体を
ゲームから除外した場合に特殊召喚する事ができる。
相手のエンドフェイズ時、相手フィールド上に表側表示で存在する
モンスター1体を選択し、表示形式を変更する事ができる。

遊治「更に霞の谷の祈祷師を通常召喚! レベル4のガルーダに、レベル3の祈祷師をチューニング! その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!」

☆4 + ☆3 = ☆7

遊治「シンクロ召喚! 現れろ、クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!」

巡「これが、もう一体の竜……!」

遊治「貪欲な壺を発動! ファルコン、ガルーダ、ゼピュロス、九蛇孔雀、ダーク・リベリオンをデッキに戻し、2枚ドローする!」

《貪欲な壺》
通常魔法(制限カード)
(1):自分の墓地のモンスター5体を対象として発動できる。
そのモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、自分はデッキから2枚ドローする。

遊治「ここで、決める! ドロー!」


コンマ40以上でデスティニー・ドロー

↓1

遊治「……勝利の風が吹いた。俺の勝ちだ、巡さん」

巡「ほぅ」

遊治「もう一度、墓地の祈祷師を除外して風の精霊 ガルーダを特殊召喚!」

アリア「戻したカードを引いちゃうって、あるあるだよね……」

遊治「バトル! クリアウィング・シンクロ・ドラゴンでゴルゴニック・ガーディアンを攻撃!」

巡「! ダメージステップ時、ゴルゴニック・ガーディアンの効果発動! 効果を無効にし、攻撃力を0に――」

遊治「クリアウィング・シンクロ・ドラゴンの効果発動! 自分の場のレベル5以上のモンスター1体のみがモンスター効果の対象になった時、その効果を無効にして破壊する!」

巡「何!? ダメージステップでも発動できるのか!?」

遊治「そして、破壊したモンスターの攻撃力の数値を、自身の攻撃力に加算する! ダイクロイックミラー!」

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ATK:2500→4100

遊治「バトルは巻き戻る! クリアウィングで古代の歯車巨人に攻撃! 旋風のヘルダイブスラッシャー!」

クリアウィング「ギャオオオオオオ!」ズドォン!

遊治「続いて、ガルーダでダイレクトアタック!」

巡「きゃあ!?」

伊関 巡 LP:3700→2600→1000

巡「は、ははは。私のライフはまだ1000残って」

遊治「手札から速攻魔法、スワローズ・ネストを発動」

巡「!」

アリア「貪欲の壺で引いた最後の一枚!」

遊治「ガルーダをリリースして、霞の谷の戦士を特殊召喚! まだバトルフェイズは終了していない!」

巡「……見事だ、遊治君」

遊治「戦士で、巡さんにダイレクトアタック!」

巡「君ならきっと――」

伊関 巡 LP:1000→0

鷲宮 遊治 WIN

実況「き、決まった―! 鷲宮選手、見事に伊関選手を破り、4つ目のスターチップを獲得しました!」



遊治「巡さん、大丈夫で――」


巡「あぁ……少し、力が入らないな」キラキラ…


アリア「え……?」

遊治「どういうこと、です? 巡さん、スターチップ2つあるって言ったじゃないですか!」

  「何でカード化しかかってるんですか!?」

巡「……嘘を吐いていた。実は、遊治君達と会う前に、彼女と戦って……負けたんだ」



実況「そして! 会場には4人目の突破者が現れました!」

  「拍手でお迎えください! 襲い掛かって来たデュエリストを次々と返り討ちにしたラッキーガール! 鶴来 盾子ー!」

盾子「すみません! わ、私なんかが勝ち残ってしまってすみません! すみません!」

鋭馬「盾子……」

漣「運のいい奴だ。アステカ以外の反射ダメージ元も用意していそうだな」

遊治「何で……何で!」

巡「私が、君に賭けているからだ……」

遊治「俺に?」

巡「君なら、この戦いに勝ち抜いて、皆を……戻すことが出来る……」キラキラ…

遊治「そんな……そんなの!」

巡「だって……君は、こんなに強いじゃないか……最初に会った時、私のことを守ってくれたように……大丈夫だ……」

遊治「俺は……!」

 「あとは、頼んだ……」キラキラ…

 (本当は、もっと傍で君を見ていたかった……)キラキラ…パサッ

アリア「うぅ、巡さん……!」

遊治「う、うああああああああああああ!!」


伊関 巡 脱落
鶴来 盾子 2次予選突破

残り、2人

伊関 巡の好感度が変動しました

1、2、3:11
4、5、6:12
7、8、9:13
0:15

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓2

好感度の変移

伊関 巡:14→27



今日はここまでです

次回かその次でサバイバル編も終わりそうです。勿論、遊治vsアリアで。救いなんてなかったよ……
盾子勝ち残りはサバイバル始める時から決めてました。一応、重要な立ち位置ですので


あと、以前言っていた敵キャラ募集を始めます。今回の募集人数は7人です
>>3のテンプレを守って投稿してください。
それと、今回はクリュメノス所属/狸小路の部下かも書いてくれると助かります
敵なので、扱いが悪くなるかもですが、そこはご了承ください

ではノシ

御剣聖夜(みつるぎせいや)
性別・男
年齢23
容姿・右目に眼帯・左手は義手・全身を赤色の物で染めている(赤色の服・赤色のディスクなど)
デッキ『アルカナフォース』
クリュメノスの『敵』だか裕治の『敵』でもある組織『ナイトメアデリーパーズ』のメンバー
大会に参加した目的→クリュメノスへの嫌がらせ
口癖は『どうせ死ぬならかっこよく死にたい』

↑性格・めんどくさがり屋

乙でした
敵キャラですが、立ち位置的に厳しかったら代わりのキャラを用意します……


名前: 紫炎斬 優美(しえんざん ゆうび)
性別: 男
年齢: 17…の筈だが肉体年齢は30ぐらい
容姿: 顔をマスクに包んだ鎧武者風の男。まんまエクシーズ版紫炎。
使用デッキ: 真中心の六武衆
裏の切り札は強欲のサラメーヤ
性格:まんま武士風の言葉を使う。元はデュエルロイドU-Bであったが、廃棄の際に身体がボロボロ、顔面も肉塊と呼ぶしかないぐらいに変わり果ててしまい、拾われた所で改造手術を受け現在市長の用心棒である。無論、ドクターへの復讐もついでに狙っているが基本自身の気分で動く。長い漂流により精神も完全に崩壊し、表向きでは正々堂々とした武士であるが、中身は自身の支配欲、野心、力への欲、更には性欲まであらゆる欲を見境なく満たそうとするかなりの暴君である。が、かなり計算高くデュエルの腕もユーシと互角以上。

クリュメノス側の人間を募集したらクリュメノスの敵が集まったでござる

>>396
出来れば別のキャラも用意して欲しいですね。優美=U-Bという名前はかなり気に入ったんですけど

この辺でキャラ募集を終了します
全員採用するかどうかは分かりませんが、今回も参加していただきありがとうございました!


今日は21時30分頃から開始します

気付いたら30分以上経ってた

始めます

実況「さぁ、サバイバルも残るは2人! 旅人Dホイーラー、鷲宮 遊治選手と現役モデル美少女デュエリスト、アリア・レイ選手との一騎打ち! はたまた、このまま時間制限で2人仲良くリタイアか!?」


遊治「……」

アリア「ゆ、遊治君……?」

遊治「恐らく、ここにある俺の4つと、アリアちゃんの1つ、合計5つが今あるスターチップ」

  「もう他のデュエリストもいない。協力を仰ぐことも、2人で一緒にここを抜ける術も」

アリア「……」

遊治「だから、アリアちゃんが俺を倒して。そうすれば、君だけでも生き残れるから」

アリア「そんな! それじゃ、遊治君は!」

遊治「俺、君と約束したからね。守るって」

アリア「けど……巡さんが託した思いはどうなるの!? 唯さん達を戻すって目的は!?」

遊治「……」

アリア「……どっちにしても、ここで大人しく一緒にリタイアなんて嫌だよ。遊治君」

遊治「……」

アリア「けど、手を抜かれてわざと負けたりするのも嫌。やるのなら、全力で勝ちに来て」

遊治「アリアちゃん……」

アリア「今まで、約束を守ってくれてありがとう。私はもう、大丈夫だから」

遊治「……俺は」

  「ここで、立ち止まる訳にはいかないから」

  「勝負だ、アリアちゃん」

アリア「うん! どっちが勝っても、恨みっこなしだよ?」

遊治「……俺は! 今あるスターチップを、そして託された想いの全て賭ける!」

アリア「私も! 1つのスターチップと私の命運を賭けて!」

遊治&アリア「「デュエル!!」」

コンマ奇数で遊治が先攻、偶数でアリアが先攻

↓1

きぇ

遊治のデッキ

1:霞の谷
2:幻獣機

↓1

◆観客席

実況「2人の結論は、やはりデュエル! デュエリストたるもの、避けられない宿命であります! 果たして、勝利の女神はどちらに微笑むのでしょうか!」


魅月「遊治さん、どうか……!」

悦子「遊治さんにとって、この勝負がどれほど酷なものか……」

界「……」



ユーシ「ユージだろうね」

ドクター「自信満々だね、U-C」

ユーシ「だって、僕との決着を付ける前にいなくなるなんて、楽しくってガッカリだよ」

ドクター「……君との会話はたまに疲れるね。さて、君はどう思う? 隊長」

隊長と呼ばれた男「どちらが勝とうと、俺には関係ない。ただ、より「地獄」に近付いているのはあの男だな」

ドクター「……もう少し、会話の成り立つよう調整をした方がいいかな」

隊長と呼ばれた男「それをアンタが言うか、ドクター」

遊治「俺の先攻!」

  「モンスターをセット! カードを2枚セットしてターンエンド!」

アリア「私のターン、ドロー!」

   (うぅ、モンスターセットだと幻獣機かな? だとすれば、アレはハムストラット……)

   「私は聖霊獣 ペトルフィンを通常召喚! ペトルフィンの効果で《英霊獣使い-セフィラムピリカ》を除外し、セット門sたーをバウンスします!」

《英霊獣使い-セフィラムピリカ》
ペンデュラム・効果モンスター
星3/風属性/サイキック族/攻1000/守1500
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「霊獣」モンスター及び「セフィラ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
自分は「英霊獣使い-セフィラムピリカ」を1ターンに1度しか特殊召喚できない。
(1):このカードが召喚・P召喚に成功した時、
「英霊獣使い-セフィラムピリカ」以外の自分の墓地の、
「霊獣」モンスターまたは「セフィラ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

遊治「……」

アリア「これで終わりじゃないよ! 速攻魔法《緊急テレポート》! デッキから霊獣使いレラを特殊召喚!」

《緊急テレポート》
速攻魔法
(1):手札・デッキからレベル3以下の
サイキック族モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは、
このターンのエンドフェイズに除外される。

アリア「レラとペトルフィンを除外して融合! おいで、聖霊獣騎 ペトルフィン!」

ペトルフィン「キュー!」

アリア「カードをセットしてターンエンド!」

遊治「エンドフェイズ時、速攻魔法発動! 《スケープゴート》!」

《スケープ・ゴート》
速攻魔法
このカードを発動するターン、自分は召喚・反転召喚・特殊召喚できない。
自分フィールド上に「羊トークン」(獣族・地・星1・攻/守0)
4体を守備表示で特殊召喚する。
このトークンはアドバンス召喚のためにはリリースできない。

アリア「えぇ!?」

遊治「これで俺の場に羊トークンが4体出る」


鷲宮 遊治
LP:4000 手札:3
場:羊トークン×4、伏せ1枚
墓地:スケゴ

伊関 巡
LP:4000 手札:2
場:聖霊獣騎ペトルフィン、伏せ1枚
墓地:なし
除外:セフィラムピリカ、レラ、ペトルフィン、緊テレ

アリア「じゃあ、今手札に戻したのはハムストラットじゃない!?」

遊治「さぁ? 俺のターン、ドロー!」

  「手札から幻獣機ハリアードを通常召喚! 羊トークン1体をリリースして効果発動! 手札から幻獣機オライオンを特殊召喚する!」

  「レベル4のハリアードとレベル1の羊トークンに、レベル2のオライオンをチューニング! その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!」

☆4 + ☆1 + ☆2 = ☆7

遊治「シンクロ召喚! 現れろ、クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!」

アリア「幻獣機デッキでクリアウィングを……」

遊治「オライオンが墓地に送られた時、幻獣機トークン1体を生成! 更にオライオンを除外することで、手札から幻獣機メガラプターを召喚!」

アリア「わわわっ! ペトルフィンをエクストラデッキに戻して、効果発動! 除外されてるペトルフィンとレラを――」

遊治「クリアウィング・シンクロ・ドラゴンの効果発動! レベル5以上のモンスターの効果が発動した時、それを無効にする!」

アリア「えええええっ!?」

遊治「ただ、聖霊獣騎 ペトルフィンはエクストラに戻ったから攻撃力はアップしないけど」

  「メガラプターの効果で羊トークン1体をリリースして幻獣機テザーウルフを手札に加える!」

遊治「バトル! まずはメガラプターでダイレクトアタック!」

アリア「だ、ダメ! 《和睦の使者》!」

《和睦の使者》
通常罠
このターン、相手モンスターから受ける
全ての戦闘ダメージは0になり、
自分のモンスターは戦闘では破壊されない。

Waboku「まぁまぁ」

遊治「おっと、止められちゃったか。それならメイン2でカードをセットしてターンエンド!」

アリア「ホッ……」



鷲宮 遊治
LP:4000 手札:2
場:クリアウィング、メガラプター、羊トークン、幻獣機トークン、伏せ2枚
墓地:ハリアード、スケゴ
除外:オライオン

伊関 巡
LP:4000 手札:2
場:なし
墓地:和睦の使者、緊テレ
除外:セフィラムピリカ、レラ、ペトルフィン

アリア(けど、どうしよう……クリアウィングがいるから聖霊獣騎の分離効果が使えない…)

   (せめて連契があれば何とか出来そうなんだけど……)

   「私のターン、ドロー! ……あ!」

遊治「!」

アリア「《封印の黄金櫃》を発動! デッキから精霊獣 カンナホークを除外!」

《封印の黄金櫃》
通常魔法(制限カード)
デッキからカードを1枚選んでゲームから除外する。
発動後2回目の自分のスタンバイフェイズ時に、
この効果で除外したカードを手札に加える。

アリア「そして、霊獣使いウェンを召喚! 効果で除外ゾーンのカンナホークを特殊召喚!」

   「カンナホークの効果でアペライオを除外! さぁ、行きます!」

   「カンナホークとウェンを除外融合! 現れろ、聖霊獣騎アペライオ!」

遊治「出たな、厄介なの」

アリア「バトル! アペライオでクリアウィングを攻撃!」

遊治「……!」

今日はここまで

霊獣相手のクリアウィングマジ有能。あ、連契はやめてください

あと、アリアのメインヒロイン株が急上昇。遊治は一体何人嫁候補を作るのか

次回、決着! そして準決勝戦へ……!

今日は20時頃から出来そう
決着から一気に話を進めたい

そういえば、ここは野郎キャラに人気はあるんだろうか。遊治は最近で株ガタ落ちしてそう

始めますが誰かいるかい?

遊治(聖霊獣騎 アペライオは攻撃したらカード効果を受け付けない……)

鷲宮 遊治 LP:4000→3900

遊治「くっ、クリアウィング……」

アリア「やった! メイン2、アペライオをエクストラデッキに戻して効果発動! ウェンとアペライオを特殊召喚!」

遊治「特殊召喚成功時、風霊術-「雅」発動! 幻獣機トークンをリリースして、アペライオをバウンス!」

アリア「えー!?」

遊治「これで融合は行えない」

アリア「カードを1枚セットしてターンエンド!」


鷲宮 遊治
LP:3900 手札:2
場:メガラプター、羊トークン、伏せ1枚
墓地:ハリアード、クリアウィング、スケゴ、風霊術
除外:オライオン

アリア・レイ
LP:4000 手札:0
場:ウェン、伏せ1枚
墓地:和睦の使者、緊テレ、黄金櫃
除外:セフィラムピリカ、レラ、ペトルフィン

遊治「俺のターン!」

  「幻獣機テザーウルフを通常召喚! 効果で幻獣機トークンを生成! 更にメガラプターの効果で幻獣機トークンを生成!」

アリア「トークンが一気に2体も……」

遊治「メガラプターの効果で幻獣機トークンをリリース! デッキから幻獣機オライオンを手札に加える!」

  「これでメガラプターとテザーウルフのレベルが7になる! レベル7のテザーウルフとメガラプターでオーバーレイ! エクシーズ召喚! 幻獣機ドラゴサック!」

アリア「う……!」

遊治「ドラゴサックの効果で素材を1つ取り除き、幻獣機トークンを2体生成! 更にドラゴサック自身をリリースしてウェンを破壊する!」

アリア「トークンじゃなくてドラゴサック自身を!?」

遊治「そう! ドラゴサックの効果にチェーンして緊急発進を発動! このカードは自身のトークン以外のモンスターの数が相手のモンスターの数より低い時に発動出来る!」

アリア「そっか、ドラゴサックはコストでリリースしたから、遊治君の場のモンスターはトークンを除けば0……!」

遊治「トークン全てをリリースして、デッキから幻獣機テザーウルフ、メガラプター、ハリアード、コルトウィングを特殊召喚!」

  「そしてウェンを破壊!」

アリア「そ、そんなぁ……」

遊治「……」

アリア「……遊治君?」

遊治「俺は、メガラプターで、こ、こ……」

アリア「……」

遊治(ここで全員で攻めれば、俺の勝ちは確定。けど、そうしたらアリアちゃんは……)

アリア「遊治君!」

遊治「!」

アリア「本当に、君はすごいね。私なんか敵わないくらい」

遊治「そんなこと……アリアちゃんだって」

アリア「けど、私がここまでこれたのは遊治君がいてくれたからなんだよ?」

遊治「俺が?」

アリア「うん。最初に会った時も、私にライディングデュエルの楽しさを教えてくれた」

   「サバイバルが始まってからも、私を守ってくれた。だから、今私がここに立っているのは遊治君のおかげ」

遊治「……」

アリア「私はもう大丈夫。だから、遊治君は自分の道を歩いて」

   「ここで私を倒して、次に進んで」

遊治「……っ!!」グッ!

遊治「俺は……」


氷河『う、ああ……ああああああ!』

唯『遊治さん……ごめんなさい、逃げたりして……』

彼方『ごめん……盗んだのに、意味なかったや。こんなら、強奪何かしなきゃよかった……』

レィリア『最低やな、私……あんな偉そうなこと言って、しょうもない願い叶えようとして……』

巡『だって……君は、こんなに強いじゃないか……最初に会った時、私のことを守ってくれたように……大丈夫だ……』


遊治「俺は!」


ユーシ『でももう止められないよ。僕も、ドクターも』

ユナイト『その甘さを捨てぬ限り貴様が勝ち進むことなど出来ぬ! 貴様も怪物なら、人の心を捨てろ!』

漣『ここから出て、奴の首根っこに食らいつくには、勝ち残るしか道はない! お前のような甘い考えなど、反吐が出る』

鋭馬『犠牲を出したくないと言って、お前は何が出来た? 何人がカードになった? ここでお前が言っている理想論は、ズレているんだ。いい加減受け止めろ』


遊治「うああああああああああ!!」

  「アリアちゃんにダイレクトアタック!!」

アリア「……ありがとう。私、あなたが――」

   (大好き)


アリア・レイ LP:4000→0

鷲宮 遊治 WIN

実況「決まったーっ! 勝者は鷲宮 遊治選手です! これでタイムリミットまでに5つのスターチップを中央ゲートに持って来れば、鷲宮選手が最後の2次予選突破者になります!」


遊治「アリアちゃん!」

アリア「あ……れ……? おかしいな、遊治君の顔、見えない……」

遊治「俺ならここにいる!」

アリア「そっか……ちょっと、寒いかな……」

遊治「アリアちゃん……!」

アリア「遊治君……頑張って。君なら、大丈夫……」チュッ

遊治「!」

アリア(だって、私がずっと傍で守っててあげるから……)キラキラ……パサッ

遊治「あ……」

  「……」


アリア・レイ 脱落
鷲宮 遊治 2次予選突破
ジャングルサバイバル終了

アリア・レイの好感度が変動しました

1、2、3:12
4、5、6:13
7、8、9:14
0:15

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓2

好感度の変移

アリア・レイ:20→33


第15話「サバイバル終了」完

実況「さぁ、今! ここに最後の突破者、鷲宮選手が上がってきます! 拍手でお迎えください!」


遊治「」


魅月「遊治さん……」

悦子「目があんなに腫れて……」

蒼姫「仲間とあんな別れ方しちゃ、ね」


黒服「待て。カードになった参加者達を回収させてもらう」

遊治「」スタスタ

黒服「聞こえなかったのか?」ガシッ


遊治「」ガッ! ミシミシ、ボキッ!

黒服「ぎ、ぎゃああああああ!? 腕が、うでがぁぁぁぁぁぁっ!?」


遊治「触るな」


漣「……アイツ、目付きが変わったか」

鋭馬「アリア・レイとのやり取りが、最後の一線だったんだな」

遊治「」ギロッ

盾子「ヒィッ!?」

漣「フン」

鋭馬「……」

ユーシ「ダメじゃないか、ユージ。カードを渡さなきゃ」

遊治「何故だ、ユーシ」

ユーシ「いい顔になったね。楽しそうだ」ニヤッ

遊治「お前達に渡したところで、唯さんやアリアちゃん達に手を出さない保証はない」

ユーシ「君が持っていたところで、カードを元に戻せる保証はないだろう?」

遊治「……」

ユーシ「大丈夫。危害は加えないよ。わざわざ殺すためにカードに変えるなんてしないだろう?」

遊治「……約束しろ。彼女達だけは、何の実験にも使わせないと。大会が終わり次第、元に戻すと」

ユーシ「あぁ、いいよ」

実況「えー、大会準決勝は明日開始となります! 参加者一同はサバイバルの疲れをしっかりと癒してください! では!」



ドクター「回収ご苦労」

狸小路「あのガキ! わしの部下の腕を……!」

ユーシ「今の遊治に迂闊な真似をした彼が悪いよ。はい、カード」

ドクター「そういえば、何か約束をしていたようだが?」

ユーシ「え? あー……何だっけ? けど、約束を破るのも楽しいからいいよね!」

ドクター「まったく、君は……」

ユーシ「非情になったユージとどんなデュエルが出来るかな? あはははははは!」



突然のコンマ安価

↓1~3

人少ないみたいなんでもう一度

>>440は無効で。すみません

62:魅月
86:悦子
13:界

数の少ない順でそれぞれイベントが発生します

遊治(氷河さん、唯さん、彼方、レィリアさん、巡さん……そして、アリアちゃん)

  (俺は誰も救えなかった。誰かを救うことが出来ないのなら、いっそ……!)

界「酷く思いつめてますね」

遊治「界……」

界「サバイバルで何があったか、私達も見てました」

遊治「……俺は、唯さんを救えなかった。唯さんの親友の界なら、俺を非難する権利がある」

界「……それで、罵って欲しいんですか? それで気分が晴れるんですか?」

遊治「……」

界「あなたは、出来る限りのことをやろうとした。参加者を説得し、争いを止めようとした」

 「結果はどうあれ、私は遊治さんが間違っているとは思いません」

遊治「それでも、俺は無力だった! 犠牲を出さないとか言っておいて、最後の最後まで俺は約束を守れなかった!」

  「俺は……こんな怪物に生まれて来たのに、何も出来なかった……」

界「……裸まで見せたのに、あの時のことを忘れたんですか」

遊治「……」

界「あなたは怪物じゃない。心優しい、私達の友人です」

 「そして、唯さん達が遺した最後の希望です。ここで諦めず、最後まで」

遊治「あぁ。最後まで戦うよ。この身がクリュメノスと一緒に朽ち果てる時まで」

  「俺には止まっている時間はない。誰が立ちはだかろうと、俺はもう……迷わず倒す」

界「違う、そうじゃ」

遊治「ありがとう、界。心配してくれて」スタスタ

界「……行ってしまいました」

 「いつになったら、自由気ままな頃のあなたに戻るんですか……?」




黒門 界の好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

黒門 界:25→32



◆遊治の部屋

遊治「……」

コンコン

遊治「!」

ガチャ

魅月「あ、あの……食事を持って来たんですけど」

遊治「魅月……」

魅月「……入っても、いいですか?」

魅月「……」

遊治「……」モグモグ

魅月「あのっ! 私、どう言っていいか分かんないですけど……」

  「今の遊治さんが、すごく……怖いです」

遊治「……うん」

  「そう、かもね。化け物で、今はもう敵にも情けをかけることが出来なくなってる」

  「魅月が知ってる俺じゃ、なくなってるかも」

魅月「それなら、また昔の遊治さんに戻ってください! そんな悲しい顔を、しないでください……!」

遊治「……無理だよ」

  「守ると約束した相手を、自分で手に掛けなきゃいけなくなった。そんな俺が昔みたく自由気ままになんて、許されるはず」

魅月「そんなの、ダメです! 遊治さんが自由でないなんて、私が許さないです!」

遊治「……」

魅月「私は遊治さんと出会って、助けられて、色んな事を教わりました。そんな遊治さんが遠くに行ってしまうようで、すごく嫌……!」ギュッ

遊治「魅月……」

魅月「それ以上、自分を責めないでください……! 遊治さん、もう十分すぎるくらいボロボロなのに……!」

遊治「……ありがとう、ごめんね。魅月」

遊治「ありがとう、魅月。ご飯、美味しかった」

魅月「……」

遊治「もう、大丈夫。大丈夫だから」

魅月「本当、ですか?」グスッ

遊治「これ以上、魅月にも心配は掛けられないしね」

魅月「……何かあったら、すぐに言ってください」

  「こんな私ですけど、出来ることならお手伝いしますから!」

遊治「うん。ごめんね」

魅月「……はぁ、遊治さん」

  「出来ることなら、ずっと一緒にいたいです。今まで見たく一緒に暮らして、隣でご飯作って、宿題を見て貰って……」

  「今は、すごく遠いです。遊治さん」


金田 魅月の好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

金田 魅月:31→39


◇夜0時

遊治「……眠れる訳、ないか」

  「今まで通り、か。俺だって、本当は……」

コンコン

遊治「!」

  「また魅月かな……?」

ガチャ

悦子「遊治さん」

遊治「悦子さん?」

悦子「少し、お話いいですか?」

遊治「……はい。丁度、眠れなかったところですし」

悦子「ごめんなさい」

遊治「ちょ、何で悦子さんが謝るんですか」

悦子「元々、あなたをこの大会に呼び込んだのは私ですし、誘わなければこんな思いをせずに済んだのに……」

遊治「……そんなことで謝らないでください。参加すると決めたのは俺だから」

悦子「でも!」

遊治「きっと、こうなる運命だったんですよ。怪物は怪物らしく、甘さを捨てろっていうね。そして、逃れられない過去の因果を引きずったまま、ここで果てろと」

悦子「……遊治さん!」

遊治「?」

悦子「実は私……ドMなんです!」

遊治「……!?」

悦子「いじめられるのが気持ちいい変態なんです! 遊治さんとデュエルしてる時もずっと濡れてて……///」

遊治「わ、分かった! 分かりましたから落ち着いて!」


◇数分後

悦子「……すみません///」

遊治(こんな美人がドM……)

  「いいですけど、どうして急に?」

悦子「……遊治さんの秘密ばかりを知ってしまって、不公平だと思ったからです」

遊治「あー……」

悦子「あと……」バッ! ブルン!

遊治「……腕を広げて、何してるんです?」

悦子「ドMなので、気にしないでいいですから」

  「今までの想いを全てぶつけてきてください」

遊治「!」

悦子「私は大丈夫ですので、サンドバッグ代わりに」

遊治「そ、そんなの、ダメですよ……俺には、そんな権利」

悦子「ここはあなたと私しかいません。なので、権利なんて必要ありません」

  「権利が欲しいのなら、私があげます。さぁ、お願いします!」

遊治「俺は……ただ、守りたかった……」

  「ユーシも、唯さんも、アリアちゃんも、皆も……けど、何も上手く行かなかった」

  「デュエルロイドのことも、クリュメノスのことも知られたくなかった。受け入れられないことが怖かった。何より、巻き込んでしまうことが死ぬよりも怖かった!」

  「俺は無力だ……何も出来なかった、無力な男だ!」

悦子「けど、それこそ遊治さんが人間である証、ですよ?」

遊治「!」

悦子「人間なんだから、誰かに拒絶されることや、誰かを失うのは怖いんです。悲しんで、当然なんです。だから、遊治さんは立派な人間ですよ」

遊治「……本当は、こんなはずじゃなかった」


  「俺は、自由気ままに生きていたかった」


悦子「……大丈夫です。遊治さんはきっとまた、自由になれます」

遊治「……」ギュッ

◇数十分後

遊治「ありがとうございます、悦子さん」

悦子「お役に立てて何よりです」

遊治「……時間、大丈夫ですか? こんな時間に女性が男の部屋になんて」

悦子「防音は万全みたいなので大丈夫かと」

  「それより……お願いがあります」

遊治「何です?」

悦子「一緒に、寝てくれませんか?」

遊治「……!?!?!?」

悦子「あ、いえ! 何かしないよう縛ってくれてもいいんですよ! むしろしてください!」

遊治「ちょ、ちょっと待った! 俺が何かしないとかって考えないんですか?」

悦子「遊治さんは紳士な方ですから」

  (本当は襲って欲しいんです!)

遊治「……背中、合わせなら」

悦子「本当ですか!?」

遊治「もう遅いですし、夜中に女性一人を追い出す訳にもいかないので」

悦子「フフッ、やっぱり紳士ですね♪」

遊治(後ろがすごく気になる……)

悦子(遊治さんと一緒のベッド……あぁ、男性の臭いがしてクラクラしちゃいますぅ……///)

遊治(……寝よう)

悦子(……遊治さん、お疲れ様です)


コンマ一の位が9か、5の倍数でえちぃイベント突入

↓1

悦子(……興奮してしまいますが、遊治さんはそれどころじゃないんですよね)

  (放置プレイもいいですが、今は遊治さんの憎しみや悲しみを埋める手助けが出来ますように……)


伊丹 悦子の好感度が変動しました

1、2、3:10
4、5、6:11
7、8、9:12
0:15

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

伊丹 悦子:21→31


今日はここまでです

久々にメインヒロイン3人の出番が作れました
もうライフ0状態の遊治はここから立ち直れるでしょうか?

ではノシ

今日も20時前後から始めたいかな

皆もっと何か書き込んでもいいのよ?
最近は安価少なくてグイグイ進んじゃってるけど、レスは全部読んでるよー

地味にしゃべってるだけの弥生とかどうなんだろなーって思ってる

今日は体力的にキツそうなんで休みます

>>462
全員に見せ場を作るのは難しいんよ……
けど、弥生や蒼姫達にも何かしらはちゃんと用意してる

2日連続休みを避けるため、少しだけでもやります

誰ぞおるか!

◇翌日

遊治「……ん……朝か……」

  「えっと、今何時だ……?」


コンマ偶数でイベント発生

↓1

遊治「いつの間にベッドから落ちてたんだ……?」

悦子「んぅ……」モゾモゾ

遊治「……そうか、昨日は悦子さんと……!」キョロキョロ

  「よかった、間違いは犯してないみたいだ」

悦子「ダメですぅ、そんなに強く縛っちゃ……くぅ……///」

遊治「どんな夢を見てるんですか」

  (しかも目のやり場に困るような格好に……)←布団を掛けてやる

  「さて、朝食は自分で買いに行った方がいいかな。ルームサービスが入ってきて余計な想像させたら困るし」

バタン


悦子「……少しは元に戻ってくれて、よかったです」

遊治「さて、大会までまだ少し時間があるな……」


1:魅月に会う
2:部屋に戻る(悦子に会う)
3:界に会う
4:自由安価

↓2

遊治「あ、界!」

界「遊治さん……?」

遊治「昨日は、ゴメンね。八つ当たりみたいになっちゃって」

界「あ、いえ……もう、大丈夫なんですか?」

遊治「……正直言うと、まだ辛いかな」

  「けど、俺は決めたんだ。また自由気ままな生活に、皆と一緒に戻ろうって」

  「くよくよなんてしてられない。今は無力でも、まだ救える道があるのだから」

界「遊治さん」

遊治「だから、お礼とお詫びを言いたかったんだ。俺を心配してくれてありがとうって」

界「……本当に、世話のかかる人ですからね」

 「立ち直ったからには、負けないでくださいよ」

遊治「うん!」

界「ところで、伊丹さんが見当たらないのですが、何処に行ったか知りませんか?」

遊治「知らないよ」

  (言えない! 部屋で一緒に寝ましただなんて、絶対に誤解される!)

界「……顔が蒼いですが、大丈夫ですか?」

遊治「うん。じゃ、俺はもう行くね」

界「はぁ……よかった」ボソッ


黒門 界の好感度が変動しました

1、2、3:5
4、5、6:6
7、8、9:7
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

黒門 界:32→44


遊治「界の為にも、唯さんの為にも負けられないな……」グッ

  「さて、残りの時間をどうしようか」


1:魅月に会う
2:部屋に戻る(悦子に会う)
3:自由安価

↓1

魅月「遊治さーん!」

遊治「魅月。どうしたの?」

魅月「丁度、遊治さんのお部屋に行くところだったんです」

遊治「そ、そっか」

  (危なっ!?)

魅月「外で朝食を?」

遊治「う、うん。何だか外に出たくなって」

魅月「そうですか……あの、大丈夫ですか?」

遊治「……心配、かけちゃったね。ゴメン」

魅月「いえ! 遊治さんが謝ることじゃ……! 私が好きでやってたことですし!」

遊治「……ありがとう」

魅月「……本当に、本っっっ当に大丈夫ですよね!?」

遊治「う、うん」

魅月「よ、よかったぁ~」グスッ

遊治「ちょ!? 魅月、泣かないで!」

魅月「うぇぇぇぇん!」

◇数分後

魅月「すみません……」シュン

遊治「いやいや、俺が泣かせたようなもんだし」

魅月「……」

遊治「本当、ゴメンね。心配かけて」

魅月「……一つ――いえ、三つ約束してください」

遊治「三つ?」

魅月「はい。一つ目は、もう絶対自分のことを化け物とか怪物とかって言わないでください!」

遊治「!」

魅月「二つ目は、大会を勝ち進んで、無事に私達のところに戻ってきてください!」

遊治「魅月……」

魅月「そして三つめは、また自由気ままな生き方に戻ってください!」

遊治「……」

魅月「じゃないと、許しません!」

遊治「……仰せのままに。お姫様」

魅月「……ふふふっ」

遊治「あはははっ」


金田 魅月の好感度が変動しました

1、2、3:5
4、5、6:6
7、8、9:7
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

金田 魅月:39→44


遊治「……やらなきゃいけないことが、また増えちゃったな」

  「魅月、界、悦子さん……皆、俺の戦いを見守ってくれて、こんな俺の心配までしてくれた」

  「もう、俺は立ち止まらない。けど、怒りや復讐で戦ったりしない。どんなことがあっても、唯さん達を元に戻して、皆で帰るために……戦う」


コンマ奇数でノーマルイベント、偶数かゾロ目でえちぃイベント

↓1

遊治「悦子さんはもう起きたかな?」

ガチャ

遊治「ベッドにはいない、と」

  「もう界達のところに戻っ――」


悦子「あぁぁぁぁぁぁっ!!」


遊治「っ!? お風呂場から!?」

  「悦子さん!?」バンッ!


悦子「あぁぁぁぁ……♪///」ビクンビクン!


遊治「」

悦子「……え?」

  「き、きゃああああああ!?///」

遊治「すみませんでした」ドゲザー!

悦子「い、いえ! 私こそ……///」←服着た

遊治「ま、まさか、バスルームでシャワーオナ……げふんげふん! とにかく、見てしまって///」

悦子「オ……! や、やっぱり全部見られて……」

遊治「見てません! 見てませんから!」

悦子「……本当は?」

遊治「見ました! 全部見えました! すみませんでした!」ドゲザー!

悦子(あぁ、遊治さんに全部見られてしまうなんて……)

  (ものすごく興奮します!)ハァハァ

遊治(あれが悦子さんの裸……ハッ!? 悦子さんは俺を心配して来てくれたのに、そんな目で見たら失礼だ!)

  (忘れろ! せめて今だけは!)

悦子(本当はあのままバスルームに押し倒してくれてもよかったのに)

  (あぁ、思い出すだけでまた濡れてきちゃいます……♪///)

  (でも、私から押し倒すのは何か違いますし)

悦子「とりあえず、顔を上げて下さい」

遊治「……」

悦子「ふふっ、すっかり元気になりましたね」

遊治「……悦子さんのおかげです」

  「昨日、俺の泣き言を全て聞いてくれたから、何だか身体が少し軽くなりました」

悦子(……下の方のことを言ったのですが)ジー

  「お役に立てて何よりです。私でよければ、またいつでも胸をお貸ししますよ」プルン!

遊治「あ、あまり頼りすぎるのも迷惑ですし、俺はもう大丈夫です!///」

悦子(目を逸らされてしまいました……)

遊治「本当に、ありがとうございます。悦子さん」

悦子「……頑張ってください。これからが、大変ですからね」

遊治「はい!」


伊丹 悦子の好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:12

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

伊丹 悦子:31→43


実況「さぁ、皆様! お待たせしました! 只今から、「リミットオーバー・カップ」本戦を行います!」

  「ここからはトーナメント形式! 勝ち残った5名と、敗者復活枠での1名を加えた、計6名3組でのライディングデュエルを行います! そして! 勝ち進んだ3人の内1人がシード枠、勝ち残った1人で決勝を行い、勝者が決まります!」

遊治「敗者復活!?」

鋭馬「敗者は全員カード化されたはずじゃ……?」

実況「まずは、最後に2次予選を突破した鷲宮 遊治選手と、敗者復活枠の選手!」

ブォンッ! キキーッ!

遊治「誰!?」

漣「!」

盾子「ひっ!?」

???「……」

カポッ

全員「!?」


氷河「私だ」


遊治「氷河、さん……?」

今日はここまで

メインヒロインの好感度がほぼ横並びになりました!\デッドヒート!/
ここにきて悦子さんが少し優遇気味になっているのは私の責任だ。だが私は(ry

そして氷河さん復活です。でも遊治と戦います

ではノシ

氷河「私だ」

??「氷河!?お前だったのか!」

?「どうして氷河がここに…。まさか自力で脱出を!?」

…と考えた人はデュエル脳です。1D10回のデュエルをしなければなりません。

…どうやって敗者復活撰やったんだろうなぁ(白目)

今日は20時頃から始める予定です

あと、いつもの安価置いていきます

↓1 コンマが奇数なら遊治先攻、偶数なら氷河先攻

↓2 遊治の使用デッキ
1:霞の谷
2:幻獣機

始めます!

実況「敗者復活戦を勝ち上がってきたのは、南 氷河選手だー!」



氷河「勝ち上がっていたか、鷲宮」

遊治「氷河さん、どうして……」

ユーシ「へぇ、あなたが選ばれたんだ」

氷河「!」キッ

ユーシ「でも、またすぐカードになっちゃうかもね」

氷河「デュエルロイドU-C、お前には必ず借りを返す」

遊治「氷河さん、まさか!?」

氷河「……話は全部、ドクター・ハンドから聞いた」

  「奴のことも、お前のことも」

遊治「……」

◇1時間程前

ドクター「お目覚めかな? 南 氷河さん」

氷河「ん……っ!? 貴様、何者だ!?」

  「それに、ここは……? 私は、確かユーシとかいう奴に……」

ドクター「負けて、カード化された。間違ってませんよ」

氷河「カード化だと!? バカな!」

ドクター「証拠に、こちらの方に見覚えは?」

つ「ユナイト卿のカード」

氷河「これは、ユナイト卿……!」

ドクター「ユーシが持ってきたカードの内、彼はすぐに反旗を翻しそうでしたので、あなたを選びました」

氷河「選んだ、だと?」

ドクター「敗者復活枠に、です。どうですか?」

氷河「敗者復活?」

ドクター「えぇ。こちらからの要求は簡単です」

    「鷲宮 遊治――いえ、デュエルロイド「U-G」の撃破。そしてカードにしてください」

◇現在

氷河「お前は、人間ではなかったのだな」

遊治「……はい」

氷河「……それでも、私はお前をデュエリストとして認めている。鷲宮 遊治として」

遊治「!」

氷河「だが……この勝負を引く訳にはいかない。ここでまたカードにされたくないのでな」

遊治「そう、言うと思っていました。だから、もう引けだなんて言いません」

  「俺も譲れませんので、また一時的にカードになってもらいます」

氷河「ほう」

遊治「そして、必ず俺が助けます」

氷河「……フッ、吹っ切れたようだな」

遊治「はい」

実況「では、戦いの場へと移動しましょう!」

ゴゴゴゴゴゴゴ!

鋭馬「な、何だ!?」

盾子「ひぃぃぃぃぃ!?」

漣「フロアごと、上に!?」

ギュィィィィィン! ガゴン!

遊治「こ、ここは……!」

実況「準決勝、決勝の舞台は米呉馬市が誇るレース場! ベイゴマサーキットです!」

  「さぁ、鷲宮選手と南選手は、スタート地点に移動して下さい!」


氷河「……懐かしいな。お前と前にライディングデュエルしたのもここだったな」

遊治「あの時は、ボコボコにされましたけどね」

氷河「フッ、あの時のように簡単にやられてくれるなよ?」

遊治「勿論。あなたに勝って、俺は先に進みます」


実況「さぁ、今シグナルが変わります!」


ピッ、ピッ、ピッ、ピー!

キュィィィィィィン!

遊治「第1コーナーは、もらいます!」キュィィィン!

氷河(このテクニック、これがクリュメノスで教えられた技術……!)

  (鷲宮、お前は今までどれほどの苦痛を背負って!)


実況「第1コーナーを取ったのは、鷲宮選手だー!」


魅月「遊治さん、頑張ってー!」

悦子「遊治さーん!」

界「いきなり、街最強のデュエリストが相手とは。遊治さん……」


遊治「俺のターン! モンスターをセット、カードを2枚セットしてターンエンド!」

氷河「私のターン、ドロー」

  「マンジュ・ゴッドを召喚。効果でデッキからクラウソラスの影霊衣を加える」

遊治「!」

氷河「クラウソラスの影霊衣を手札から捨てて効果発動。デッキから儀式魔法、影霊衣の反魂鏡を手札に加える」

  「反魂鏡を発動! 手札の儀式魔人リリーサーをリリースし、墓地のクラウソラスを儀式召喚!」

  「リリーサーの効果が反映され、お前は特殊召喚が不可能になる!」

遊治「早速決めて来たか……!」

氷河「バトルだ。マンジュ・ゴッドで伏せモンスターに攻撃!」

遊治「……BF-精鋭のゼピュロス。破壊される」

氷河「これでターン終了だ」


鷲宮 遊治
LP:4000 手札:2
場:伏せ2枚
墓地:ゼピュロス

南 氷河
LP:4000 手札:4
場:マンジュ、クラウソラス(リリーサー)
墓地:リリーサー、反魂鏡

遊治(確かに、リリーサーの特殊召喚封じは厄介だ。けど、こっちにも秘策は用意している!)ブォン!

  「俺のターン、ドロー! 手札から、BF-疾風のゲイルを通常召喚!」

氷河「ほぅ」

遊治「ゲイルの効果発動! クラウソラスの攻守を半分にする!」

氷河「それを通す気はない! 手札からトリシューラの影霊衣を捨てて効果発動! 影霊衣を対象とする効果を無効にする!」

遊治「っ!」

氷河「戦闘破壊するつもりだったのだろうが、そうはいかない」

遊治「……なら、速攻魔法、月の書を発動!」

氷河「なっ!」

遊治「対策は1枚だけじゃないですよ! クラウソラスを裏側守備表示に変更!」

  「これで特殊召喚が可能! 墓地のゼピュロスの効果で、ゲイルを手札に戻して特殊召喚! その後、400ダメージを受ける!」

鷲宮 遊治 LP4000→3600

遊治「更に、ゲイルは自分の場にBFがいる時に手札から特殊召喚できる! 来い、疾風のゲイル!」

  「ゲイルの効果で、マンジュ・ゴッドの攻守を半分にする!」

マンジュ・ゴッド ATK:1400→700 DEF:1000→500

遊治「まだだ! ゲイルを手札に戻し、A・O・J バードマンを特殊召喚! そして、ゲイルを再び特殊召喚!」

  「ゲイルの効果で、またマンジュ・ゴッドの攻守を半分に!」

マンジュ・ゴッド ATK:700→350 DEF:500→250

あのー…「影霊衣の反魂鏡」ではなく「影霊衣の反魂術」ですよ

実況「あーっと! ゲイルのバウンスと特殊召喚を繰り返すことで、効果の重ね掛けを可能としたコンボだ!」


遊治「レベル4のゼピュロスに、レベル3のバードマンをチューニング! その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!」

☆4 + ☆3 = ☆7

遊治「シンクロ召喚! 現れろ、クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!」

  「バトル! ゲイルでマンジュ・ゴッドを攻撃!」

南 氷河 LP:4000→3050

氷河「くっ!」

遊治「クリアウィングで、裏守備モンスターを攻撃! 旋風のヘルダイブスラッシャー!」

クリアウィング「ガアアアアアアッ!」ズガァァン!

遊治「更に、セットしてあったスワローズ・ネストを発動! ゲイルをリリースして、デッキから同じレベルの鳥獣属モンスター、九蛇孔雀を特殊召喚する!」

氷河「なっ!?」


実況「鷲宮選手、怒涛の攻撃をまだ続けるつもりだ!」


遊治「九蛇孔雀で、ダイレクトアタック!」

南 氷河 LP:3050→1850

氷河「くううううううっ!」グラグラ

遊治「俺はこれでターンエンド!」


鷲宮 遊治
LP:3600 手札:0
場:クリアウィング、九蛇孔雀、伏せ1枚
墓地:ゼピュロス(使用済み)、ゲイル、スワローズ・ネスト
除外:バードマン

南 氷河
LP:1850 手札:3
場:なし
墓地:リリーサー、マンジュ、クラウソラス影霊衣、トリシュ影霊衣、反魂鏡

>>506
oh……降魔鏡や万華鏡と被ってた

氷河「私のターン! ドロー!」

  (ただの迎撃の為、鷲宮の奴が九蛇孔雀を出したとは考えにくい……)

  (九蛇孔雀はリリースされた時、デッキから風属性モンスターをサーチする効果を持っている)

  (なら、あの伏せは風霊術か《ゴッドバードアタック》のどちらかと考えるのが自然)

《ゴッドバードアタック》
通常罠
(1):自分フィールドの鳥獣族モンスター1体をリリースし、
フィールドのカード2枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

氷河「手札のブリューナクの影霊衣を捨てて効果発動! デッキからユニコールの影霊衣を手札に加える!」

  「そして、手札の影霊衣の万華鏡を発動!」

遊治「……氷河さん。あなたの戦法、使わせて頂きます」

氷河「エクストラから……何だと?」

遊治「永続罠、《虚無空間》発動!」

氷河「!?」

《虚無空間》
永続罠(制限カード)
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚できない。
(2):デッキまたはフィールドから自分の墓地へカードが送られた場合に発動する。
このカードを破壊する。

遊治「虹光の宣告者は墓地に送らせません。万華鏡は無効となります」

氷河「……まさか、そのカードを入れているとは」

遊治「こっちも色々危ないですけどね」

氷河「……だが、これで終わりとは思わないことだな」

遊治「……!」

氷河「手札から《リチュア・チェイン》を通常召喚!」

《リチュア・チェイン》
効果モンスター
星4/水属性/海竜族/攻1800/守1000
このカードが召喚に成功した時、デッキの上からカードを3枚確認する。
確認したカードの中に儀式モンスターまたは儀式魔法カードがあった場合、
その1枚を相手に見せて手札に加える事ができる。
その後、確認したカードを好きな順番でデッキの上に戻す。

氷河「チェインの効果発動! デッキの上から3枚確認し、その中で儀式モンスター・儀式魔法があれば相手に見せて手札に加える!」

  「……私は《グングニールの影霊衣》を手札に加える。残りは好きな順番でデッキの一番上に戻す!」

《グングニールの影霊衣》
儀式・効果モンスター
星7/水属性/魔法使い族/攻2500/守1700
「影霊衣」儀式魔法カードにより降臨。
レベル7以外のモンスターのみを使用した儀式召喚でしか特殊召喚できない。
「グングニールの影霊衣」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
相手ターンでも発動できる。
(1):このカードを手札から捨て、
自分フィールドの「影霊衣」モンスター1体を対象として発動できる。
このターンそのモンスターは戦闘・効果では破壊されない。
(2):手札の「影霊衣」カード1枚を捨て、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

疲れたので、今日はここまで。中途半端ですまないね

ではノシ

始めるよ!

氷河「バトルだ。リチュア・チェインで九蛇孔雀に攻撃!」

リチュア・チェイン ATK:1800
九蛇孔雀 ATK:1200

鷲宮 遊治 LP:3600→3200

氷河「九蛇孔雀が墓地に送られたことで、虚無空間は自壊する」

  「メイン2、手札からユニコールの影霊衣を捨てて効果発動。墓地の反魂術を手札に加える」

  「そして、反魂術を発動! 墓地のリリーサーを除外することでリリースとし、墓地のクラウソラスの影霊衣を守備表示で儀式召喚!」

  「私はこれでターンを終了する」


鷲宮 遊治
LP:3200 手札:0
場:クリアウィング
墓地:ゼピュロス(使用済み)、ゲイル、九蛇孔雀、スワローズ・ネスト、虚無空間
除外:バードマン

南 氷河
LP:1850 手札:1
場:クラウソラス影霊衣(リリーサー)、リチュア・チェイン
墓地:マンジュ、トリシュ影霊衣、ブリュ影霊衣、反魂術、万華鏡

効果確認しながら書いてたら、何故か計算ミスってた……

鷲宮 遊治 LP:3000

が正しい数値です

遊治(特殊召喚を封じつつ、グングニールの影霊衣でクラウソラスの破壊を防ぐ、か。万華鏡を使おうとしてたから、きっとユニコールもいる)

  (このターン中に決めないと、マズいことになりそうだ)


実況「さぁ、一進一退の激しい攻防が続いております! 現在、ライフで勝っている鷲宮選手ですが、手札は0! 場もシンクロモンスター1体のみ、と着実に追い詰められております!」

  「そして、展開を表すように南選手が鷲宮選手の隣に並びました!」


氷河「」キュィィィィン!

遊治「!」

氷河「さぁ、来い!」

遊治「……俺の、ターン!」

  「バトル、クリアウィングでクラウソラスに攻撃! 旋風のヘルダイブスラッシャー!」

氷河「無駄だ! 手札のグングニールの影霊衣を捨て、クラウソラスを破壊から守る!」

遊治「……カードを1枚伏せ、ターンエンド」


鷲宮 遊治
LP:3000 手札:0
場:クリアウィング、伏せ1枚
墓地:ゼピュロス(使用済み)、ゲイル、九蛇孔雀、スワローズ・ネスト、虚無空間
除外:バードマン

南 氷河
LP:1850 手札:1
場:クラウソラス影霊衣(リリーサー)、リチュア・チェイン
墓地:マンジュ、トリシュ影霊衣、ブリュ影霊衣、グング影霊衣、反魂術、万華鏡

氷河「私のターン! 何を伏せたか知らんが、これで終わらせる!」

  「儀式の準備を発動! デッキからグングニールの影霊衣を加え、更に墓地の反魂術を手札に戻す!」

遊治「げっ!」

氷河「反魂術を発動! 場のリチュア・チェインをリリースし、墓地のユニコールの影霊衣を儀式召喚!」

  「これでクリアウィングの効果も封じた! クラウソラスの影霊衣の効果で、クリアウィングの攻撃力を0にする!」

クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ATK:2500→0

氷河「クラウソラスを攻撃表示に変更! さぁ、覚悟はいいか!」

遊治「……」

氷河「ユニコールでクリアウィングに攻撃!」



魅月&悦子「「遊治さん!」」

界「っ!」

遊治「速攻魔法、皆既日蝕の書! 場の全てのモンスターを裏側守備表示にする!」

氷河「!?」


実況「なんということだ! 南選手の猛攻を、皆既日蝕の書で防ぎました!」


遊治「それだけじゃない。これでクラウソラスに付加していたリリーサーの効果も消える!」

氷河「くっ、だがいいのか? ターンを終えれば、私はカードを2枚ドロー。しかもユニコールがいるからクリアウィングの効果は結局使えないぞ」

遊治「それでも、まだ戦える。俺は諦めない!」

氷河「……いい心がけだ。私はこれでターンエンド!」

遊治「エンドフェイズ時、クラウソラスとユニコールを表側守備表示にし、その枚数分氷河さんはカードをドローする!」


鷲宮 遊治
LP:3000 手札:0
場:裏守備モンスター
墓地:ゼピュロス(使用済み)、ゲイル、九蛇孔雀、スワローズ・ネスト、皆既日蝕の書、虚無空間
除外:バードマン

南 氷河
LP:1850 手札:3
場:クラウソラス影霊衣、ユニコール影霊衣
墓地:マンジュ、リチュア・チェイン、トリシュ影霊衣、ブリュ影霊衣、グング影霊衣、反魂術、万華鏡 、儀式の準備

遊治「頼む、来てくれ……俺のターン! ドロー!」

氷河「……」

コンマ
0~4:???
5~9:???

↓1

コンマ
0~4:ダーク・シムルグ
5~9:神禽王アレクトール


遊治「来た! 相手の場に同じ属性のモンスターが2体以上いる時、このモンスターは手札から特殊召喚出来る!」

  「出でよ、《神禽王アレクトール》!」

《神禽王アレクトール》
効果モンスター
星6/風属性/鳥獣族/攻2400/守2000
相手フィールド上に同じ属性のモンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、フィールド上に表側表示で存在するカード1枚を選択する。
選択されたカードの効果はそのターン中無効になる。
「神禽王アレクトール」はフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。

氷河「神禽王アレクトールだと!?」

遊治「アレクトールの効果発動! ユニコールの影霊衣の効果をターン中無効にする!」

  「バトル! アレクトールでユニコールの影霊衣を攻撃!」

氷河「くっ! グングニールの影霊衣を捨てて効果発動! このターンの破壊を」

遊治「させない! クリアウィングの効果発動! 場のレベル5以上のモンスター1体を対象にしたモンスター効果が発動した時、それを無効にする!」

氷河「なっ!?」

遊治「バトル続行! ユニコールの影霊衣を破壊!」

  「俺は、これターンエンド!」


鷲宮 遊治
LP:3000 手札:0
場:クリアウィング、アレクトール
墓地:ゼピュロス(使用済み)、ゲイル、九蛇孔雀、スワローズ・ネスト、皆既日蝕の書、虚無空間
除外:バードマン

南 氷河
LP:1850 手札:3
場:クラウソラス影霊衣
墓地:マンジュ、リチュア・チェイン、トリシュ影霊衣、ブリュ影霊衣、グング影霊衣、ユニコ影霊衣、反魂術、万華鏡 、儀式の準備

魅月「あれ? クラウソラスは攻撃しないんですか?」

悦子「恐らく、墓地の儀式魔法の効果を発動させない為です」

界「影霊衣は鬼のようなサーチ能力を持っていますからね。しかし、今はユニコールもブリュも準備も制限。相手が事故る確率はグンと上がりました」



氷河(マズいな……皆既日蝕で引いたカードに儀式モンスターはいない。加えて、クリアウィング。ユニコールがいないと、奴によってこちらのモンスター効果はほぼ封じられてしまう)

  (一先ず、奴を退けるか)

  「私のターン、ドロー! センジュ・ゴッドを召喚! 効果で、《ヴァルキュルスの影霊衣》を手札に加える!」

《ヴァルキュルスの影霊衣》
儀式・効果モンスター
星8/水属性/魔法使い族/攻2900/守1700
「影霊衣」儀式魔法カードにより降臨。
レベル8以外のモンスターのみを使用した儀式召喚でしか特殊召喚できない。
「ヴァルキュルスの影霊衣」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に自分の墓地の「影霊衣」カード1枚を除外し、
このカードを手札から捨てて発動できる。
その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。
(2):自分メインフェイズに発動できる。
自分の手札・フィールドのモンスターを2体までリリースし、
リリースした数だけ自分はデッキからドローする。

氷河「儀式魔法、影霊衣の降魔鏡を発動! 墓地のユニコールを除外し、場のセンジュ・ゴッドをリリースすることで、ヴァルキュリスの影霊衣を儀式召喚する!」

  「バトル! ヴァルキュリスでクリアウィングに攻撃!」

ヴァルキュリスの影霊衣 ATK:2900
クリアウィング・シンクロ・ドラゴン ATK:2500

鷲宮 遊治 LP:3000→2600

クリアウィング「ガァァァァァ!」チュドーン!

遊治「うおおおおっ!?」キキキッ!

氷河「私はこれでターンエンド。アレクトールではヴァルキュリスには勝てんよ、鷲宮」

遊治「くっ……!」

  (やっぱり、強い……!)

遊治「けど、まだだ! まだ勝利の風は止んじゃいない!」ギュィィィィィィン!


実況「鷲宮選手、スピードをぐんぐん上げていく! だが、その先は、カーブだ!」


遊治(唯さん、巡さん、アリアちゃん……俺に力を貸してくれ!)

  「俺のターン、ドロー!」シュピーン!


コンマ
1~5:モンスター
6~0:魔法

↓1

コンマ
1~5:モンスター→霞の谷の風使い
6~0:魔法→死者蘇生


遊治「来た!」ギュギュギュギュッ!


実況「鷲宮選手、カーブを曲がり切ったー! 絶体絶命のピンチをテクニックで回避しました! そして、デュエル展開もひっくり返してくれそうです!」


遊治「チューナーモンスター、《霞の谷の風使い》を通常召喚!」

《霞の谷の風使い》
チューナー(効果モンスター)
星2/風属性/鳥獣族/攻400/守800
1ターンに1度、お互いの手札が5枚以上の場合に発動できる。
お互いのプレイヤーは手札が4枚になるように手札を墓地へ送る。

氷河「ここでチューナーだと!?」

遊治「レベル6のアレクトールに、レベル2の風使いをチューニング!」

  「漆黒の闇を裂き天地を焼き尽くす孤高の絶対なる王者よ! 万物を睥睨しその猛威を振るえ!」

☆6 + ☆2 = ☆8

遊治「シンクロ召喚! えん魔竜 レッド・デーモン!」

氷河「ここにきて、更にシンクロモンスターを……!」

遊治「バトル! レッド・デーモンでクラウソラスを攻撃! アブソリュート・ヘル・ジャッジ!」

氷河「ぐああっ!? クラウソラスの方を……!」

遊治「ヴァルキュルス自身はドロー効果しかないしね。俺はターンエンド!」


鷲宮 遊治
LP:2600 手札:0
場:えん魔竜
墓地:ゼピュロス(使用済み)、ゲイル、九蛇孔雀、クリアウィング、アレクトール、風使い、スワローズ・ネスト、皆既日蝕の書、虚無空間
除外:バードマン

南 氷河
LP:1850 手札:2
場:ヴァルキュルス影霊衣
墓地:マンジュ、リチュア・チェイン、トリシュ影霊衣、ブリュ影霊衣、グング影霊衣、クラウソラス影霊衣、センジュ、反魂術、万華鏡、降魔鏡、儀式の準備
除外:ユニコ影霊衣

氷河「私のターン!」

  「……ターンエンドだ」

遊治「!」


実況「ここで氷河選手、まさかのドローゴー! 打つ手なしだったかー!」


遊治「氷河さん……」

氷河「構わない。君は強くなった。それを身をもって知ることが出来ただけで、こうして蘇った甲斐があったと言うものだ」

  「遠慮はいらないぞ、鷲宮!」

遊治「……俺のターン!」

  「えん魔竜の効果でヴァルキュルスを破壊! クリムゾン・ヘル・バーン!」

氷河「っ!」

遊治「少しの間だけ、待っていてください。俺が必ず、あなたを助けて見せます」

  「えん魔竜でダイレクトアタック! アブソリュート・ヘル・ジャッジ!」

えん魔竜「グアアアアアアッ!」

氷河「――きゃあああああああっ!?」

南 氷河 LP:1850→0 DEFEAT

鷲宮 遊治 WIN

実況「決まったーっ! 長い攻防を勝ち残ったのは、鷲宮 遊治選手ー!」


遊治「氷河さん!」キキッ!

氷河「鷲宮……よくやった」

  「最後に、頼みを聞いてくれないか……?」キラキラ…

遊治「はい!」

氷河「私の代わりに、クリュメノスを……倒してくれ……」

遊治「……分かりました」

氷河「……泣くな。男だろう?」

  「勝ったのなら、もっと胸を張れ……」キラキラ…


ユーシ「おっと」パシッ!


遊治「ユーシ!」

ユーシ「流石、ユージだね。でも、ちょっと時間かかりすぎかなぁ」

遊治「氷河さんを、また道具みたいに利用するつもりか!?」

ユーシ「んー、それはどうだろう? ドクターに聞いてよ。聞けたら、ね♪」

遊治「……あぁ。必ず」

南 氷河の好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓2

好感度の変移

南 氷河:17→26



実況「さぁ、続いて第2回戦! 立ちはだかるものを噛み砕いて進む、強靭な牙! 水野 漣選手と、立ち塞がったものを返り討ちにするラッキーガール! 鶴来 盾子選手!」


盾子「あ、あの怖い人と……」ガタガタ

漣「……チッ」ギロッ!

盾子(……も、漏らしそう……)ガタガタ



狸小路「ええい! 何でアイツがまだこの大会にいるんだ!」

ドクター「予想以上に勝ち進んでしまいましたねぇ」

狸小路「いいから、スポンサー権限で降ろさせろ!」

ドクター「それで納得する相手でしょうか?」

狸小路「納得するかなど関係あるか! おい!」

???「させませんよ」

狸小路「!?」

ドクター「おや、村上社長。遅い到着でしたね」

村上「失礼、ドクター・ハンド。会議があったので、少々遅れました」

ドクター「いえいえ。我がクリュメノス最大のスポンサー、「ワイズマンブレイン」の社長であるあなたでしたら、多少の遅れは問題ではありませんよ」

狸小路「村上 雅人、貴様……!」

村上「折角の試合をあなたの勝手で止めようなど、ノーマル級の行いですよ、市長」

  「さ、落ち着いて楽しみましょう」

狸小路「ぐぬぬ……!」

漣「貴様、何故この大会に出ている?」

盾子「ひゃ、ひゃい!?」

漣「貴様のように、相手に怯えるような奴がどうしてこんな大会に出ているのだと聞いている」

 「今からでも遅くない。さっさと降りろ」

盾子「……そ、そうもいかないんです」

漣「?」

盾子「私は、この大会で勝って、話さなきゃいけないんです」

漣「話す、だと?」



村上「大体、命を狙われているからと言って、取り乱しすぎでしょう?」

狸小路「何? 命を?」

村上「あの少年、確か水野前市長の御子息。市長が命を狙われるのも無理はないかと」

狸小路「水野の息子などどうでもよい!」

村上「?」

ドクター「社長。狸小路市長は、彼女を気になさっているんですよ」

村上「……あの、見るからにノーマル級以下のデュエリストをですか?」

盾子「あ、あなたが怒りを向けている相手……狸小路 猪太郎市長と」

漣「奴と? お前は一体……?」

盾子「私は、あの人の――娘だから」


ドクター「鶴来 盾子。彼女は、市長が離婚して離れ離れになった御息女です」

狸小路「盾子の奴、何でこんなところに……!」

今日はここまで

やっぱり相当の無茶やんなきゃ、霞の谷で影霊衣相手は無理ッス……

そして、今明かされる衝撃の真実ゥ! 盾子は狸小路の娘だった!
絶対、母親似ですね

では、また次回ノシ

今日も20時前後くらいから始めます

漣vs盾子、そして次は鋭馬vsユーシ!
展開上仕方ないとは言え、遊戯王SSでデュエルばかりやってていいのでしょうか……あれ?

イチャエロはコンマ安価次第だよ(ゲス顔)

では、始めます

漣「お前が、狸小路の娘……?」

盾子「は、はい」

  「両親が離婚して、母に引き取られたので父とはもう長く会っていませんが……」

  「それでも、私は父が立派な人間だと思っていました」

漣「……」

盾子「それが、まさかこんなことを……」

  「だから、真相を確かめるためにここへ――」

漣「もう、いい」

盾子「え?」

漣「もう、喋るな」ギンッ!

盾子「ひぃっ!?」ビクッ!

コンマが奇数なら漣が先攻、偶数なら盾子が先攻

↓1

実況「さぁ、両者出揃ったところで、シグナルが点灯します! 何でも砕く牙と何でも跳ね返す盾、どちらが勝利するのか!?」

ピッ、ピッ、ピッ、ピー!

キュィィィィィン!


盾子(あの人の目……きっと、お父さんに酷い目に遭わされたんだ……!)

漣「っ!」ギュン! ドガッ!

盾子「きゃあっ!?」

漣「フン」キュィィィン!


実況「おっと! 開始早々、水野選手がラフプレイに走った! 年下の女子相手でも容赦がない!」


蒼姫「なっ!? 漣の奴!」

魅月「今のはちょっと酷いです!」

界「そこまでして勝ちたいんですか、彼は」

蒼姫(漣、今までラフプレイなんかしなかったろうに……一体何があった?)

狸小路「あっ、アイツ! 盾子に体当たりを!?」

   「オイ、さっさとアイツを失格にしろ!」

ドクター「あれはルール違反じゃありませんよ」

狸小路「何だと!?」

村上「自分の娘のこととなると熱くなる……ノーマル級以下ですね」

狸小路「ぐぬぬ……!」


盾子(怖い怖い怖い怖い!)

漣「その程度で終わってくれるなよ」

 「お前には、奴への復讐の餌になってもらう」

盾子「お、お父さんのこと、知ってるんですか!?」

漣「知ってるか、だと?」

 「奴が何人の人間を不幸にしてきたか。何人の人間を手に掛けてきたか」

 「私欲を満たす為に、何人の未来を奪ってきたか! 貴様のような奴に、分かるものか!」


実況「さぁ、水野選手が第1コーナーを曲がりました! 先攻は、水野選手です!」

漣「俺のターン! ジュラック・グアイバを通常召喚! カードを2枚セットしてターンエンド!」

盾子「わ、私のターン! ドロー、です!」

  「モンスターをセット、カードを3枚伏せて、ターンエンドです」

漣「チッ、守ることばかりを考えたデッキか……」キィィィッ、ドガッ!

盾子「きゃあああ!?」


蒼姫「アイツ、また!」

  (お前らしくないじゃないか、漣!)


水野 漣
LP:4000 手札:2
場:グアイバ、伏せ2枚
墓地:なし

鶴来 盾子
LP:4000 手札:2
場:裏守備、伏せ3枚
墓地:なし

漣「俺のターン、ドロー」

 「狸小路は私欲を肥やすために罪のない人を踏み潰す醜い獣だ。そして、それはお前も同罪だ!」

盾子「そんな……!」

漣「貴様を徹底的に叩き潰すことで、奴への復讐の糧としてやる」

 「ジュラック・ヴェローを召喚! 俺はレベル4のグアイバとヴェローでオーバーレイ!」

 「エクシーズ召喚、エヴォルカイザー・ラギア!」


実況「水野選手、3枚の伏せに対し、何の躊躇もなくエクシーズ召喚をしたー!」


盾子「きょ、強制脱出装置、発動です!」

漣「ラギアの効果! 素材を2つ取り除くことで、魔法・罠カードの発動を無効にし、破壊する!」

ラギア「ガアアアアアア!」

盾子「きゃっ!?」

漣「更にチェーン、サイクロン! 左側の伏せを破壊する!」

盾子「……D2シールド、破壊されます」

漣「所詮、貴様の小細工などその程度だ」

 「魔法カード《エクシーズ・シフト》を発動! ラギアをリリースし、エヴォルカイザー・ドルカを特殊召喚! 同時に、エクシーズ・シフトをドルカの素材にする!」

《エクシーズ・シフト》
通常魔法
自分フィールド上のエクシーズモンスター1体をリリースして発動できる。
リリースしたモンスターと同じ種族・属性・ランクで
カード名が異なるモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚し、
このカードを下に重ねてエクシーズ素材とする。
この効果で特殊召喚したモンスターは、エンドフェイズ時に墓地へ送られる。
「エクシーズ・シフト」は1ターンに1枚しか発動できない。

漣「バトルだ! ドルカで裏守備モンスターに攻撃!」

盾子「守備モンスターは、アステカの石像です……」

  (ドルカはモンスター効果を封じるモンスター。手札の《牙城のガーディアン》が使えなくなった……!)

《牙城のガーディアン》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻0/守1500
自分フィールド上に守備表示で存在するモンスターが攻撃された場合、
そのダメージステップ時にこのカードを手札から墓地へ送る事で、
その戦闘を行う自分のモンスターの守備力は
エンドフェイズ時まで1500ポイントアップする。

漣「どうした? ダメージステップに何か発動しないのか?」

盾子「……いえ、何もありません」

漣「ならば散れ!」

エヴォルカイザー・ドルカ ATK:2300
アステカの石像 DEF:2000

盾子「――っ!」

漣「これで終わりではない! 罠カード、《エクシーズ・リボーン》を発動!」

盾子「えっ!?」

漣「墓地のラギアを蘇生し、エクシーズ・リボーンを素材にする! さぁ、ラギアでダイレクトアタックだ!」

盾子「そんな、きゃあああああ!?」グラグラ!

エヴォルカイザー・ラギア ATK:2400

鶴来 盾子 LP:4000→1600


コンマ30以下でクラッシュ

↓2

盾子「うぅぅぅ……!」


実況「鶴来選手! 2400ものダメージを受けながらも、何とか持ちこたえた!」


漣「フン、この程度で終わらせてたまるか。もっと、もっともっともっと! いたぶってから奴の眼前に晒してやる!」

盾子「あ、あなたはそこまでお父さんを……」

  「本当に、すみませんでした!」

漣「何?」

盾子「お父さんがあなたにしたことが何なのかはわかりません。けど、せめて代わりに私が」

漣「貴様は……何処まで俺を侮辱する気だ!」キキッ! ドガッ! ドガッ!

盾子「きゃああああ!?」

漣「代わりに貴様が謝るだと? そんなことで、俺の家族が戻ってくると? 父の名声が蘇ると? 俺の全てを失てからの時間が報われると? ふざけるな!」

 「俺はこれでターンエンドだ! エンドフェイズ時、エクシーズ・シフトの効果で特殊召喚されたドルカは墓地に送られる! さぁ、さっさとデュエルを続けろ!」


水野 漣
LP:4000 手札:2
場:グアイバ、伏せ2枚
墓地:なし

鶴来 盾子
LP:4000 手札:2
場:裏守備、伏せ3枚
墓地:なし

すみません、編集忘れてました

水野 漣
LP:4000 手札:0
場:ラギア(素材1)、伏せ1
墓地:ドルカ×、グアイバ、ヴェロー、エクシーズ・シフト、サイクロン

鶴来 盾子
LP:1600 手札:2
場:伏せ1枚
墓地:アステカの石像、D2シールド、強脱

盾子(うぅぅ……もう嫌だ、帰りたい……)

  (けど、私はお父さんに真実を教えて欲しい。それで、罪を償って、また一緒に……!)

盾子「私の、ターン……!」

  「モンスターをセットしてターンエンドです」

漣「ふん、また守りか」

 「俺のターン! ジュラック・グアイバを通常召喚!」

 「バトル! グアイバで伏せモンスターに攻撃!」

盾子「セットモンスターはおもちゃ箱です。効果で、デッキから――」

漣「《神の警告》。その召喚を無効にする」

盾子「!?」

《神の警告》
カウンター罠(制限カード)
(1):2000LPを払って以下の効果を発動できる。
●モンスターを特殊召喚する効果を含む、
モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
●自分または相手がモンスターを召喚・反転召喚・特殊召喚する際に発動できる。
それを無効にし、そのモンスターを破壊する。

漣「お前がどんな理由を持っていようと、積極的に戦おうとしない奴に俺の牙は止められない」

 「あの世で父親と弱い自分を恨むんだな。エヴォルカイザー・ラギアでダイレクトアタック!」

盾子(お、お父さん……!)

漣「砕け散れぇぇぇぇぇぇっ!!」


鶴来 盾子 LP:1600→0 DEFEAT

水野 漣 WIN

実況「えー、勝利したのは、牙の猛攻で盾を粉砕した、水野 漣選手ー!」


狸小路「盾子ーーーーっ!」

   「お、オイ! 早く、カード化するフィールドを解除しろ! 早く!」

ドクター「それは出来ません。示しがつかないので」

狸小路「ドクター! 貴様、スポンサーであるわしの言うことが聞けないというのか!」

ドクター「今すぐに切ってももう遅いですし、あとで蘇らせることも出来ます。それで、ここは一つ」

狸小路「うぅ、盾子ォ……!」



盾子「う、あ……」

漣「フッ、見ろ。狸小路の情けない顔を」

盾子「え……? あ……お父、さん……」

  「泣いて、くれるの? 私なんかに……あぁ、よかった……」キラキラキラ…

漣「……」スタスタ

今日はここまで

甘さの残る遊治と比べ、漣はまるで容赦なしです。相手が親の仇の娘なら、なおさら

ではまた次回ノシ

今日はお休み

デュエル連チャンだと、展開考えるのに苦労しますわ

前回から随分経ってしまった……orz

今日は20時頃からやります

このくらい大丈夫でしょ。

陰陽師系さんが早すぎるだけだし。普通さんみたいにゆっくりでもいいのよ?

更新待ってまーす(^-^ゞ

お待たせ。思ったより時間かかった……

>>557
ありがたいお言葉、感謝っ……!圧倒的感謝っ……!
出来る限りは早めに更新したいですね。陰陽師系さんの早さは尊敬です

◆控室

漣「……」

蒼姫「漣……今のは」

漣「やりすぎ、と言いたいのか?」

蒼姫「あの子はお前の復讐に関係なかっただろう!? それを散々追いつめて……お前がやったことは」

漣「分かっている。今の俺は狸小路と同じだ」

 「けど、どうしてもやめられなかった。頭で分かっていても、どうしても感情を抑えられなかった!」

蒼姫「漣、一体何が?」

漣「分かるか? アイツは狸小路の娘だったんだぞ?」

蒼姫「何だって!?」

漣「それを知らされた時、鶴来 盾子の背後に奴の薄汚い顔が浮かんで見えるようだった。あの女の後ろで、今も俺にほくそ笑んでいる、悪魔の顔だ」

 「俺は怒りを抑えられなかった! 何が娘だ! 何が父親だ! 人の家族を奪った奴に、そんなものを主張する権利があると思っているのか!?」バン!

蒼姫「……」

漣「鶴来 盾子がカードになった時、奴の姿が上に見えた。そりゃ、悲壮感漂ういい面だった。これでこそ、俺も復讐をする甲斐があるってもんだ」

蒼姫「……本当、不器用だよ。アンタは」

  「そんなに清々しいなら、何でアンタの手は血が出る程強く握られてるのさ」

漣「……っ!」

蒼姫「こっち来な。手当てしてやるよ」

漣「別に良い」

蒼姫「……復讐鬼だろうが、漣は漣だ。私はアンタの味方でいるから」

  「ここじゃ、安心して休みなよ」

漣「……済まない」

蒼姫「修羅ってのも、楽じゃないね」

漣「……ああ」

◆何処かの部屋

盾子「」

黒服1「これでよし、と」

黒服2「まさか市長のお嬢さんだったなんてな」

黒服1「結婚してたんだな。アレで」

黒服2「シッ、聞かれたら何されるか分かんないぞ」

黒服1「おっと。しかし、これどういう原理で出来てんだ?」

黒服2「一見、ドライヤーにしか見えないのにな。出すのは変な光で、カードになった人間を元に戻す。全く、あのドクターの発明ときたら」

黒服1「あまり乱暴に扱って壊すなよ?」

黒服2「大丈夫だって。ほら、ここに置いときますよっと。お嬢さんはどうする?」

黒服1「一緒にこの部屋に置いてこいとさ。ま、ここには入れるのなんてごく僅かだし、大丈夫だろう」スタスタ

黒服2「だな」ガチャン スタスタ



涙子「ほう」←天井から

涙子〔発見したでござる。大型の変な機械がびっしりと。あと、中に女子が一人〕

弥生「女の子? とりあえず、中に入れそう?」

涙子〔拙者は忍。ピッキングくらい訳ないでござるよ〕

弥生「お願いね」

涙子〔御意〕プツン

弥生「ふぅ……」

魅月「今のは?」

弥生「知り合い。ちょっと潜入とかが得意な娘で、実はこっそり入っててもらったんだ」

界「でも、今になって連絡を?」

弥生「……その娘、ちょっとドジで道に迷ったり、連絡を取ろうとしたら通信障害掛かったりしてたみたい」

界「よく見つかりませんでしたね」

弥生「カード化の大本の機械も見つかったし、このまま敵の計画を阻止できればいいんだけど……」

  『鋭馬君、大丈夫かな……? 相手は、あの――』

実況「さぁ、いよいよ第3回戦! まずは、米呉馬市に住む探偵! 戦士達と共に戦場を駆けるヒーロー! 双刃 鋭馬選手! 対するは2次予選を真っ先にクリアした、未知のDホイーラー! ユーシ選手!」


鋭馬「見れば見る程ムカつく面だ」

ユーシ「ふーん、ユージと何かあったの?」

鋭馬「別に。お前には関係ないだろ?」

ユーシ「そうだね。じゃあそんなことより、このデュエルを楽しもう?」

鋭馬『笑顔をピクリとも崩さない……不気味な奴だ』


ピッ、ピッ、ピッ、ピー!

実況「シグナルが青へと変わり、両者一斉にスタートです! 先にコーナーを曲がるのはどちらだ!?」



コンマが奇数なら鋭馬が先攻、偶数ならユーシが先攻

↓2

鋭馬「このまま先攻を取ってやるぜ!」キュィィィィィン!

ユーシ「……♪」キュキュッ!

鋭馬「なっ!? コイツ、スピードを落としやがった!?」


実況「さぁ、コーナーを取ったのは双刃 鋭馬選手だ!」


鋭馬「テメェ、わざと俺に先攻を……何企んでやがる」

ユーシ「さぁ。教えても楽しくないでしょう?」

鋭馬「チッ、ますます不気味な奴だ」

  「俺のターン! E・HERO ブレイズマンを召喚! ブレイズマンの効果でデッキからE・HERO シャドーミストを墓地に送り、攻守と属性を変更!」

E・HERO ブレイズマン ATK:1200→1000 DEF:1800→1500 属性:炎→闇

鋭馬「墓地に送られたシャドー・ミストの効果発動! デッキからE・HERO バブルマンをサーチ! そして融合を発動! バブルマンとブレイズマンを融合し、E・HERO アブソルートZeroを融合召喚!」

  「カードを1枚伏せ、ターンエンド」


双刃 鋭馬
LP:4000 手札:1
場:アブZero、伏せ1枚
墓地:ブレイズマン、シャドー・ミスト、バブルマン、融合

ユーシ
LP:4000 手札:5
場:なし
墓地:なし

ユーシ「僕のターン! ドロー!」

   「最初から融合召喚だなんて、すごいなぁ」

鋭馬「御託はいいから、さっさとしろ!」

ユーシ「分かった。じゃ、お楽しみを始めよう!」

   「魔法カード、テラ・フォーミングを発動! デッキからアンデット・ワールドを加える!」

   「そして、アンデット・ワールドを発動! これで場と墓地のモンスターは皆アンデットだよ!」


実況「何ということだー! 米呉馬市が誇る「ベイゴマサーキット」が一転、おどろおどろしい墓地へと変貌を遂げてしまった!」


鋭馬「どうせ超融合する気なんだろ? させるか! チェーンして、速攻魔法マスク・チェンジを発動! 対象はアブソルートZero!」

  「さぁ、出でよ! M・HERO アシッド!」

ユーシ「へぇ」

鋭馬「アブゼロの強制効果にチェーンしてアシッドの効果で、場の魔法・罠を全て破壊! アンデット・ワールドを破壊!」

ユーシ「おっと」

鋭馬「これで超融合は発動出来ない!」

ユーシ「……あはははは! 面白いよ、君!」

ユーシ「じゃあ、これはどうかな? 魔法カード《融合徴兵》を発動! エクストラデッキから《ナイトメアを駆る死霊》を見せることで、デッキから《魂を削る死霊》を手札に加える!」

《融合徴兵》
通常魔法
「融合徴兵」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):エクストラデッキの融合モンスター1体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体を
自分のデッキ・墓地から選んで手札に加える。
このカードの発動後、ターン終了時まで
自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できず、
そのモンスター効果は発動できない。

《ナイトメアを駆る死霊》
融合・効果モンスター
星5/闇属性/アンデット族/攻800/守600
「魂を削る死霊」+「ナイトメア・ホース」
このカードは戦闘によっては破壊されない。
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、このカードを破壊する。
このカードは相手フィールド上にモンスターが存在しても、
相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
直接攻撃に成功した場合、相手はランダムに手札を1枚捨てる。

《魂を削る死霊》
効果モンスター
星3/闇属性/アンデット族/攻300/守200
このカードは戦闘では破壊されない。
このカードがカードの効果の対象になった時、このカードを破壊する。
このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手の手札をランダムに1枚捨てる。

ユーシ「そして簡易融合を発動! エクストラのナイトメアを駆る死霊を融合召喚!」

ユーシ LP:4000→3000

鋭馬「簡易融合!? まさか!?」

ユーシ「そしてぇ……融合! 場のナイトメアを駆る死霊と手札のゾンビキャリアを融合! 二体の亡者の魂が冥界の主を呼びさます! 冥界の扉を破り現れよ!」

   「融合召喚! 冥界龍 ドラゴネクロ!」

鋭馬「ドラゴネクロを融合……お前、最初から超融合を握っていなかったのか!」

ユーシ「うん。持ってるなんて一言も言ってないし」

鋭馬『あのアンデット・ワールドはブラフだったか……!』

鋭馬「バトル! ドラゴネクロでアシッドに攻撃! ソウル・クランチ!」

鋭馬「くっ!?」

双刃 鋭馬 LP:4000→3600

ユーシ「ドラゴネクロが戦闘を行った相手は、その戦闘では破壊されない! だけど、攻撃力が0になり、僕の場には攻撃力をそのまま頂いたダークソウルトークンを特殊召喚する!」

   「さぁ、トークンでアシッドに追加攻撃だ! 彷徨える魂よ、己の身体を貪るがいい!」

双刃 鋭馬 LP:3600→1000

鋭馬「うあああああっ!?」グラグラ!


実況「ユーシ選手、融合召喚を駆使して双刃選手のライフを大幅に削ったー!」


鋭馬「くそっ!」ブォン!

ユーシ「これで終わり? そんな訳ないよね! 何故なら、君はユージに勝ったんでしょ?」

   「なら、これぐらいすぐに覆せるよね? さぁ、もっともっと僕を楽しませてよ!」

   「僕はカードを1枚セットしてターンエンド!」


双刃 鋭馬
LP:1000 手札:1
場:なし
墓地:ブレイズマン、シャドー・ミスト、バブルマン、アブZero、アシッド、融合、マスクチェンジ

ユーシ
LP:3000 手札:1
場:ドラゴネクロ、ダークソウルトークン(ATK:2600)
墓地:ゾンビキャリア、ナイトメアを駆る死霊、融合、簡易融合、アンデット・ワールド

今日はここまで

最近寝不足で頭が回らない……orz
では、また次回ノシ

続きいきます

今日はしっかり寝たから大丈夫!多分!

鋭馬(チッ、3000の化け物と2600のトークン……伏せが1枚と中々厄介だな)

  (今、ここであのカードを引かねぇと……!)

  「俺のターン、ドロー!」


弥生「涙子ちゃん、お願い! 急いで!」

涙子〔ちょ、ちょっと待つでござる! ここをこうしてだから……〕カチャカチャ


鋭馬「来た! まずはサイクロンでお前の伏せカードを破壊!」

ユーシ「……神の警告。破壊されちゃったか」

鋭馬「危なかったぜ……これで、お前を倒す! デュエルロイド「U-C」!」

ユーシ「……へぇ」ニヤリ


遊治「鋭馬……ユージ……」

鋭馬「魔法カード《ミラクル・フュージョン》発動! 墓地のブレイズマン、シャドー・ミスト、バブルマンを除外して融合!」

《ミラクル・フュージョン》
通常魔法
(1):自分のフィールド・墓地から、
「E・HERO」融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを除外し、その融合モンスター1体を
エクストラデッキから融合召喚する。

ユーシ「墓地のモンスターで融合……しかも素材が3体!?」

鋭馬「出でよ、最強のHERO! 融合召喚、《E・HERO Core》!」

《E・HERO Core》
融合・効果モンスター
星9/地属性/戦士族/攻2700/守2200
「E・HERO」モンスター×3
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):1ターンに1度、このカードが攻撃対象になった時に発動できる。
このカードの攻撃力はそのダメージステップ終了時まで倍になる。
(2):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを破壊する。
(3):このカードが戦闘・効果で破壊された時、自分の墓地の
レベル8以下の「E・HERO」融合モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを召喚条件を無視して特殊召喚する。

鋭馬「行くぞ、Coreでダークソウルトークンに攻撃! エレクトロマグネティックインダクション!」

ユーシ LP:3000→2900

鋭馬「バトルフェイズ終了時、Coreの効果発動! 場のモンスター1体を破壊出来る! 俺は当然、ドラゴネクロを破壊する!」

ドラゴネクロ「グァァァァァァ!」

ユーシ「……」

鋭馬「どうだ! 形勢逆転だ!」

ユーシ「……ククククッ! あはははははははははははは!」

鋭馬「!?」

ユーシ「あははははっはhっははああはあああははっはは!!」


実況「ど、どうしたことか!? ユーシ選手、逆転されて高笑いを始めました!」


鋭馬「何がおかしい!?」

ユーシ「ははははは! 楽しい! 最っっ高に楽しいよ! 双刃 鋭馬! いいよ、君とのデュエルは最高だ!」

   「これで、僕も本気を出せる!!」

鋭馬「何、だと!?」

ユーシ「さぁ! 早くターンエンドを!」

鋭馬「……ターンエンド」

  (ライフじゃ負けてるけど、Coreは破壊された時に墓地の融合HEROを特殊召喚する。墓地にはアブソルートZeroがいる。並大抵じゃ、この状況は覆らない)

  (本気を出すだと? ただのハッタリだ!)


双刃 鋭馬
LP:1000 手札:0
場:Core
墓地:アブZero、アシッド、融合、マスクチェンジ、ミラクル・フュージョン、サイクロン
除外:ブレイズマン、シャドー・ミスト、バブルマン

ユーシ
LP:2900 手札:1
場:なし
墓地:ゾンビキャリア、ナイトメアを駆る死霊、ドラゴネクロ、融合、簡易融合、アンデット・ワールド、神警

ドクター「本気を出す、か。いけない子だ」


ユーシ「僕の、ターン! さぁ、最高のお楽しみを始めよう!」

   「死者蘇生! 墓地のドラゴネクロを蘇生させる!」

鋭馬「っ!」

  (だが、Coreは攻撃対象に選択された時、攻撃力を倍に出来る!)

ユーシ「そして、手札をデッキの上に置くことで墓地からゾンビキャリアを特殊召喚させる!」


遊治「……! まさか!?」


ユーシ「ユージィ! 見てるー? 僕、君を見てシンクロを学んだんだよ! だから、見ててよ!」

   「レベル8のドラゴネクロに、レベル2のゾンビキャリアをチューニング!」

鋭馬「融合モンスターを素材に、シンクロ召喚を!?」

ユーシ「冥界を流るる嘆きの河より亡者の激流を逆巻き浮上せよ!!」

☆8 + ☆2 = ☆10

ユーシ「シンクロ召喚!! 《冥界濁龍 ドラゴキュートス》!!」

《冥界濁龍 ドラゴキュートス》
シンクロ・効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守2000
闇属性チューナー+チューナー以外のドラゴン族モンスター1体
(1):このカードは戦闘では破壊されない。
(2):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
このカードはもう1度だけ続けて相手モンスターに攻撃できる。
(3):自分スタンバイフェイズに相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力を半分にし、その数値分だけ相手にダメージを与える。

ユーシ「僕はこれでターンエンド!」

鋭馬「何だと!?」

ユーシ「だって、そのモンスターは攻撃対象になったら攻撃力が倍になるんでしょ? けど、そっちから攻撃したら意味がない。加えて、君のライフは1000。さっきの破壊効果を使えない」

鋭馬「チッ……」

ユーシ「さぁ、君のターンだよ。最後のあがきを見せて?」ニヤリ

鋭馬「俺のターン!」

つヒーローアライブ

鋭馬「……ターンエンドだ」

ユーシ「そっか。残念」


遊治「……!? あのモンスター、まさか!」

ユーシ「君とのデュエル、楽しかったよ」

   「僕のターン! スタンバイフェイズに、ドラゴキュートスの効果発動! 相手モンスターの攻撃力を半分にし、その数値分ダメージを与える!」

鋭馬「!?」

ユーシ「Coreぼ攻撃力は2700。よって、その半分の1350ダメージを与える!」

   「さようならだよ、鋭馬。自分のモンスターのせいで幕引きなんて、楽しい終わり方だよねぇ!!」

鋭馬「そんな――うわああああああああっ!?」

双刃 鋭馬 LP:1000→0 DEFEAT

ユーシ WIN


弥生「鋭馬君っ!? 涙子ちゃん、早く!」


涙子は装置の解除に

40以上:間に合う
39以下:間に合わない

↓2コンマ

ユーシ「さぁ、次のお楽しみだよ」

鋭馬「くっ……」

ユーシ「カードになっちゃえ!」


◆秘密の部屋

涙子「入れたのはいいけど、装置をどうやって止めるでござるか……」

弥生〔鋭馬君っ!? 涙子ちゃん、早く!〕

涙子「なっ!? ええい! 適当にコード切れば止まるでござろう!」ズバズバズバ!

プシュー! ゴゴゴゴ……


◆会場

鋭馬「……?」

ユーシ「ん? 何で変わらないの?」


ドクター「!」

狸小路「何だ!?」

村上「これはどういうことですか? ドクター・ハンド」

ドクター「さ、さぁ? 私には何が何やら」

黒服「た、大変です! 例の部屋に侵入者が!」

狸小路「な、何だと!?」

ドクター「大道隊長」

充「……分かった」スタスタ

涙子「止まった! よし、次は犠牲者達を戻すでござる。まずはこの辺のを、確かこのドライヤーみたいなので……」ピカー

盾子「……ん」

涙子「あ、起きたでござるか」

盾子「ヒッ!? に、忍者……!?」

涙子「シッ、とりあえず敵ではないのでござる」

唯「」

アリア「」

巡「」

黒服1「貴様! 何をしてる!」

涙子「み、見つかったでござる!?」

盾子「ヒイッ!?」

涙子「仕方ない。ここは拙者に任せて、お主はそこの3人と一緒に逃げるでござる!」

盾子「ええっ!? に、忍者さんは!?」

涙子「心配ないでござる。客席に作業着を着た水無月 弥生という女子がいる。そのものを頼れ!」

黒服2「大人しくしろ!」

涙子「分身!」

涙子2「さぁ、かかってくるでござる!」

盾子「お、起きてください!」

唯「ん……可愛い女の子……頂きます」ガバッ

盾子「いやぁぁぁぁぁ!?」

巡「てい!」ゴン!

唯「はう!?」

アリア「だ、大丈夫?」

盾子「び、ビックリしました……」ドキドキ

巡「……本当に、戻ったみたいだな」

唯「はっ! 遊治さんは!?」

アリア「遊治君なら、勝ち残ってるよ」

巡「当然だな」

唯「よ、よかった~……」

盾子「あ、あの! お喋りしてる時間は、ないと……思います……」

涙子1「ええい! 何をグズグズしてる!」

唯「おお! くノ一! 可愛い」ハァハァ

アリア「え!? ぶ、分身!? 本物のくノ一!?」

涙子2「いいから逃げてってば!!」

巡「で、ここは何処なんだ?」タッタッ

盾子「分かりません……私もカード化されて、ここに」タッタッ

カンナホーク「クァー!」

アリア「こっちみたいです!」タッタッ

唯「え!? 何で分かるんですか?」

アリア「な、何となくです!」タッタッ


大道「ここから先は、逃がさん」


盾子「!?」

唯「誰ですか、このイケメン! 嫌いじゃ」

巡「少し黙ってなさい」

大道「お前等は貴重な駒だ。またカードになるまで大人しくしてろ」

  「さもなくば……地獄を見るぞ?」

唯「……ここは」

アリア「やるしかない、ですね」

巡「みたいだな」

盾子「ひぇぇぇ……」

大道「そうか。なら、ドイツからだ? それとも、全員同時に来るか?」


遊治「バトルフェーダー!」

バトフェ「バトルフェイズ終了だオラァ!」ゴーンゴーンゴーン


大道「っ!?」

唯「ゆ、遊治さん!」

遊治「唯さん、アリアちゃん、巡さん……無事だったんですね」

巡「どうしてここに!?」

遊治「弥生さんから連絡を貰ったんです。詳しい話は後でします、今は逃げましょう!」

大道「くっ、デュエルロイド「U-G」か……サイコデュエリストもどきの能力のくせに!」

遊治「そこを退け!」

バトフェ「パパ本気出しちゃうぞー」ゴーンゴーンゴーンゴーン!

大道「小賢しい真似を……!」

◆客席

魅月「遊治さん!」

弥生「遊治君、涙子ちゃんは?」

盾子「そ、それが……」

涙子「ここに」シュン!

盾子「ひゃああああ!?」

巡「本当にビビりだな。それじゃ冒険は出来ないぞ」

唯「私と、女の子の身体の冒険しない?」

界「黙りなさい!」

唯「あ、界さん!」

界「……無事でよかった、です」ギュッ

唯「……心配、かけましたね」ナデナデ

鋭馬「すまねぇ、助けられたみたいだ」

涙子「礼には及ばんでござる」

アリア「それで、これからどうするの?」

遊治「大会は……このまま続行出来そうにないだろうし、一旦ここから逃げよう」

ユーシ「逃がさないよ」

遊治「ユーシ……!」

ドクター〔その通り。U-C、クリュメノスから逃げられると思っているのかい?〕

黒服達「」ドドドドド

鋭馬「チッ、囲まれたか……」

魅月「ど、どうしましょう……!」

界「万事休す、ですか」

遊治「……」


1:突如脱出のアイデアをひらめく
2:誰かが来て助けてくれる
3:取り押さえられる。現実は非情である

↓2

◆牢屋

遊治(作戦の浮かばなかった俺達は、敵の手で取り押さえられてしまった……)

鋭馬「くそっ! 出せ!」

唯「そうです! せめて誰かと相部屋にしてください!」

界「あなたは一生そこにいてください」

涙子「フゴー!」←猿轡+亀甲縛り

遊治「俺が、もっとちゃんとサイコデュエリストの力を扱えていれば、クリアウィングを実体化させて逃げられたのに……!」

魅月「遊治さんのせいじゃないですよ!」

アリア「そうそう! 元気出して!」

巡「しかし、どうやってここから出ようか……」

弥生「盾子ちゃんも連れて行かれちゃったし……」

遊治「……ちょっと待って。悦子さんは?」

全員「……あれ?」

悦子「ここです」ヒョコッ

遊治「!」

悦子「丁度トイレに行っていたのが功を奏しました」

鋭馬「よし!」

弥生「鋭馬君静かに!」

悦子「これで、と」カチャカチャ

遊治「ふぅ、一時はどうなるかと」

魅月「ありがとうございます、悦子さん」

悦子「いえいえ。それに、私だけじゃないですよ」


蒼姫「やっ」

漣「……」ギロッ


盾子「」ガタガタ

遊治「まぁまぁ。細かい話は後にしよう」

漣「フン」

鋭馬「それより、お前いいのか? 脱出に手を貸しても」

漣「……今、狸小路の守りはより固くなった。お前らが余計なことをした所為でな」

弥生「……」

漣「だが、ここを攻略するのに、手が必要だ。だから、一時的に手を貸してやる」

遊治「漣……!」

◆市長室

狸小路「何!? 逃げただと!?」

黒服「も、申し訳ありません……」

ドクター「おやおや、仕方ありませんねぇ」

村上「捕まえた敵に逃げられるなんて、ノーマル級以下の失態です」

狸小路「ぐぬぬぬ……何か、手はないのか!? このままじゃ、わしの立場が!」

ドクター「勿論、ありますよ」

狸小路「本当か!」

ドクター「ええ。何のために、私が予選落ちした選手もカードに変えたと思ってるんです?」

ユーシ「……」

◆地下室

ドクター「皆さん、御機嫌よう」


モブA「テメー! 俺達を騙しやがったな!」

モブB「そっから降りて来い!」


ドクター「おやおや、騙したなんて心外だな。裏デュエル大会で、敗者がタダで帰れるなんて甘い考えを持った君達が悪いのでは?」


モブC「うるせぇ!」

モブD「さっさと降りろ! ブチ殺すぞ!」


ドクター「……はぁ。折角、君達に敗者復活の栄誉をあげようと思ったのに」


モブA「何だと!?」


ドクター「残念だが、我々にとっての邪魔者が出てしまった。モニターにいる、以上の人物達だ」


モブB「アイツ等、大会参加者じゃねーか!」


ドクター「そう。だけど、彼等のおかげで大会そのものが台無しになった」

    「そこで、彼らをカード化して連れてきたら、大会への復活権をあげよう。勿論、優勝すれば何でも願いが叶うよ」

モブC「お前の言うことに保証があんのか!?」


ドクター「ああ。ただし、気を付けた方がいいよ」

    「君達をまたカード化するのは容易いからね」


???「ちょっと待った!」


ドクター「?」

聖夜「俺は御剣 聖夜! 「ナイトメアデリーパーズ」のモンだ! 俺はクリュメノスの指示に従う気はないね!」

ドクター「ほう」

聖夜「いずれ、世界は「ナイトメアデリーパーズ」のモンになる! そいつ等は邪魔になりそうだから消してやるが、まずはテメーからだ!」

ドクター「……隊長」

大道「フッ、何の組織かは知らんが、命が惜しくないらしいな」

聖夜「そうだな。ただ、どうせ死ぬならかっこよく死にたい」

大道「なら、その望みは敵わない」

  「さぁ、地獄を楽しみな」

◆カードショップ「ダブルランス」前

遊治「ここまで逃げてきちゃったけど……」

界「他に来る場所もありませんでしたしね」

巡「んで、これからどうするんだ? 奴等に対抗するのに」

漣「……俺はここからは別行動を取る」

蒼姫「ちょ、漣!?」

漣「逃げ出した以上、奴等は俺達を狙ってくる。策もない癖に集まっているよりは、バラけて行動した方がいい」

アリア「た、確かに……」

漣「それに、俺の狙いはあくまで狸小路だ。お前等はあのドクターとかいう奴の相手をしてろ」

遊治「……分かった。気を付けて」

魅月「遊治さん!?」

漣「……お前とは決着が着いてない。さっさとカードになるなよ」キュィィィィン!

蒼姫「待てって! それじゃ、アンタ達も気を付けるんだよ!」キュィィィン!

悦子「あ、ありがとうございます!」

遊治「俺達も、少し休んだら行動に移ろう」

界「敵は市庁「ベイゴマタワー」にいます。敵の守りは硬いはずですが」

唯「私達を追って来る追跡部隊がいるはず。それを引き付けている内に」

巡「別の隊が中に入る……上手く行くのか?」

アリア「敵の数にもよりますが……中に突入した後も、何人かいないとドクター・ハンドには辿り着けそうにないですね」

遊治「……俺は、出来れば誰も犠牲にしたくない」

悦子「遊治さん……」


ドクター「あー、御機嫌よう、米呉馬市の皆様」


遊治「!?」

界「町内放送!?」


ドクター「たった今から、この街は我々「クリュメノス」の傘下に入ってもらう。市民の皆様には、これからカードになってもらう」

    「大変心苦しいが、これも我々の発展の為。進行は明日。それまでに、逃げたい人は市外へ行くといい」

    「いずれ世界を手中に入れる我々にとって、意味のないことではあるがね。では」


遊治「……」

鋭馬「チッ、奴等め、なりふり構わなくなってきたか」

界「なるべく早く、こちらも動く必要がありそうです」

遊治「……少し、休憩にしよう」

  「それから、中に入る人と、外で引きつける人を決める」

鋭馬「……分かった」

弥生「うん」

遊治(俺はまた、誰かを犠牲にしようとしてる……)

  (けど、他に方法はない。ないんだ……)ギリッ

今日はここまで。これで大会編は終了です

ユーシ対鋭馬はドラゴネクロで殴って反射ダメージさえ耐えてれば、トークンで殴って仕留められてました。そこはライフ計算をミスしたと思いましたorz
まぁ、ユーシの切り札としてドラゴキュートスを出したかっただけなので、深く考えずに頂ければ幸いです

唯、アリア、巡復活!この3人復活させた理由は、ヒロイン候補だからです
氷河さんとレィリアさんェ……

さてさて、終盤に近付いて参りました。最後までお付き合い頂ければと思います
ではノシ

優美と紅夜は出せそうにないですね……すみませんm(_ _)m
他の敵キャラはこれから随時、登場予定です

始めます

誰かいますか?

鋭馬「協力してくれそうな奴には片っ端から連絡したぞ」

界「すみません、店長。こういう訳で、今晩は泊めて頂けないでしょうか」

修治「……ま、こんなんじゃ明日は客なんて来なさそうだし」

  「たまには賑やかなのもいいんじゃないか?」

魅月「ありがとうございます!」

修治「ただし、カードは盗むなよ」

遊治「ふぅ……さて、どうしようか」


誰と話す?

↓1

悦子「遊治さん、ちょっといいですか?」

遊治「悦子さん……何です?」

悦子「今、また誰かを犠牲にして進む、だなんて考えてませんか?」

遊治「……よく分かりましたね」

悦子「乙女の勘、です♪」

  「それに、以前も悩みをお聞きしましたし」

遊治「……悦子さんには敵わないなぁ」

  「今回は、負ければ敵に捕まる。タダじゃ済まされないのが分かっているのに、俺は皆を救うことが出来ないでいる」

  「けど、他に方法がないから、それを許容しようとしている。そんな自分が許せなくて」

悦子「犠牲だなんて、思わなければいいんですよ」

遊治「え?」

悦子「今からでも逃げようと思えば逃げれるんです。けど、皆さんは残ってクリュメノスと戦おうとしている」

  「皆さんは、皆さんの自由意思で遊治さんと共にいるんです」

  「どういう作戦であれ、それだけは変わらないことを覚えておいてください」

遊治「悦子さん……」

悦子「だから、遊治さんは後ろめたさなんて感じずに、精一杯自分に出来ることをしてください」

  「ただただ、自分の自由を取り戻すために」

遊治「……ありがとうございます。また、悦子さんに元気付けられちゃいましたね」

悦子「いえいえ。私は、遊治さんのお力になれるだけで嬉しいんです」

遊治「……悦子さんが傍にいてくれて、よかった」

悦子「遊治さん……」

遊治「俺はもう迷いません。俺の思うまま、自由気ままにクリュメノスと戦って見せます」

  「カード化された人も、この街も――ユーシも、皆助けるために。それが、俺の今の自由意志です」

悦子「はい! 私は、あなたについて行きます!」

遊治「そうだ、全部終わったら何かお礼をさせてください」

悦子「えっ?」

遊治「何でも……と言っても、あまりお金はないですが、出来る範囲で」

悦子「じゃ、じゃあ! メス豚って罵ってください! あ、縛り上げて鞭打ちなんてのもいいかも……///」ハァハァ

遊治「え、えっと……///」

悦子「……冗談です。遊治さんが無事でしたら、それだけで十分です」

遊治「……はい」


伊丹 悦子の好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓2

好感度の変移

伊丹 悦子:43→50


遊治「悦子さんには本当にお世話になってるなぁ」

  「大会に出る時も、2次予選の時も、脱出する時も……」


次は誰と話す?

↓1

遊治「唯さん……」

唯「あ、遊治さん」

遊治「今、いいですか?」

唯「私もお話ししたかったので」


遊治「本当に、すみませんでした!」ドゲザー

唯「遊治さんが謝ることじゃないですよ。私の方こそ勝手に逃げて、嫌な思いを」

遊治「俺は、ずっと後悔してたんです。あの時に唯さんを見つけられたら。もっと強く引き留められたらって」

唯「……そこまで大事に思ってもらえて、私は嬉しいですよ♪」

 「寧ろ、安心しました。遊治さんがちゃんと勝ち残ってくれて、私のことをそんなに一生懸命に助けようとしてくれたことに」

遊治「唯さん……」

唯「界さんにも、心配かけました……だから、今度はもう大丈夫です!」

 「翠刃刑事、全力を掛けてクリュメノスと戦います!」

遊治「……ええ、よろしくお願いします!」

唯「ところで、遊治さん」

遊治「何ですか?」

唯「私がカードになっている間に、童貞喪失してませんよね?」

遊治「ぶふっ!? な、何言ってんですか!」

唯「いやぁ、私も処女あげる代わりに遊治さんの童貞を頂きたいと思いまして」

 「今は丁度夜! 男は狼になって女を襲うものですよ!」

遊治「現役の刑事とも、淑女とも思えない発言!?」

唯「淑女ですとも! 変態という名の! 幸い、ここは外で周囲には誰もいません!」

 「頂きます!」ルパンダイブ

界「」ガシッ

唯「え?」

界「ふん!」バックドロップ!

唯「ぐへぇ!?」ズガーン!

遊治「うわ、すごい体制……嬉しくないパンチラってこういうのを言うんだなぁ」

界「これは個室に繋いでおかないと……」

遊治「助かったよ、界」

界「いえ。では」ズリズリ

唯「」

遊治「……唯さん。今度こそ、俺は血迷ったりしません」


翠刃 唯の好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

翠刃 唯:37→45


最後に誰と話す?(悦子、唯はなしで)

↓1

遊治「や、久しぶりだね。涙子」

涙子「貴殿はどちら様でござるか?」

遊治「約束、忘れちゃったんだ? 俺の前では素顔を晒すって」

涙子「……鬼、悪魔」

遊治「そうだよ?」

涙子「……うぅ、何でここにいるのよ」スッ

遊治「まぁ、事情があってね」

涙子「これが終わったら、暗殺してやる」

遊治「それはやめて欲しいかな」

遊治「というか、本当に忍者だったんだ」

涙子「まだ信じてなかったでござるか!?」

  「ふふん、見せてやりたかったでござる! 女子達を華麗に救う拙者の姿を」

遊治「ありがとう」

涙子「へ?」

遊治「唯さん達を助けてくれたんでしょ? だから、ありがとう」

涙子「お、お、お礼なんか別にいいし! 私は頼まれてやっただけだから!///」

遊治「口調」

涙子「はっ!? せ、拙者は弥生殿の頼みで馳せ参じたまで。ニンニン」

遊治「そっか」

涙子「この拙者がいる限り、もう安心でござるよ」

遊治「うん、頼りにしてる」

涙子「と、ところで……ここにいる女子は、何故皆……む、胸が……」

遊治「え? ……あー」

涙子「あ、憐れむ目で見るな!」ストーン

遊治「……まぁ、頑張れ」

涙子「うるさいでござる! まだこれから大きくなるはずでござる!」

遊治「あはは……」



志士累 涙子の好感度が変動しました

1、2、3:6
4、5、6:7
7、8、9:8
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓1

好感度の変移

志士累 涙子:4→20


◆ベイゴマタワー 地下

聖夜「ば、バカな……」ドサッ

大道「フン」

ドクター「やっぱり、思い出せなかったよ。「ナイトメアデリーパーズ」」

大道「その程度の組織なんだろう?」

聖夜「」キラキラ…パサッ

ドクター「さて、君達に自由意志は必要ない。断れば……分かるね?」

モブ達「う、うおぉぉぉぉぉぉぉ!!」


朱音「こ、ここは従っておいた方が身の為だね……」


アンディ「あのボーイ達には借りがありマース。大会にも復帰できて、ワンロックツーバーズ!」


アリサ「水野 漣……絶対に倒してやる」


砕牙「とんでもないことになりやがったぜ……」

◆とある部屋

謎美「ハァ、ハァ……あぁ、いいわぁ♪」クチュクチュ

  「その表情、苦悶に満ちてる。支配された、人の姿……綺麗よぉ……///」クチュクチュ コリコリ

  「いい、いいっ! あっ、イクッ!///」ビクビクッ!

prrrr!

謎美「あぁぁ……ふぅ。はい?」

芙喜子〔ドクターが呼んでるわ〕

謎美「今行くわ」ピッ

  「全く、人の情事を邪魔するなんて……やっぱり、人はカードにして支配すべきよねぇ♪ うふふ♪」

ドクター「皆、集まってくれてありがとう」

    「いよいよクリュメノスの計画も最終段階。そこで、君達にも働いてもらう」


エル「了解した。真の銀河眼使いの力、見せてやろう」

芙喜子「……」コク

まこと「承知しました、ドクター」

   (女は必ず殲滅する!)

謎美「うふ♪ カードにした人は私が預かっていいのよね?」

大道「……」


村上「私も手伝いましょう。勿論、ここにいるデュエリストは皆ウルトラ級の実力者でしょうが、スポンサーとしては黙っていられなくてね」

ドクター「感謝します、社長」

ユーシ「クククッ、早く戦いたいなぁ。ユージ」

◆カードショップ「ダブルランス」

智也「あ、遊治さん!」

潜「遊治! 無事だったか!」

遊治「智也! 潜! 協力者って君達だったの?」

アリア「大騎君! 久しぶりだね!」

大騎「アリア。無事そうでよかった」

鋭馬「これで、面子は揃ったな」

弥生「じゃあ、手筈通りに」

魅月「はい!」

界「ん」

涙子「承知」

悦子「行きましょう!」

唯「頑張りますよ!」

巡「よし」

修治「……」

遊治「皆、行こう!」

漣「……」

蒼姫「行くのかい?」

漣「あぁ。狸野郎の首を取りに、な」

蒼姫「やれやれ」

漣「……死ぬなよ?」

蒼姫「アンタもね」


第16話「大会の行方」完

今回はここまで

次回からまたデュエルばかりの展開になりそうです
投稿キャラ、ほぼ全員参加の大合戦!どんな結末を迎えるか!

あと、そろそろ小ネタ募集かけます。ストレートなのじゃなければ、エロもOKです。限度は弁えましょう

ではまた次回ノシ

今日は小ネタを始めるよ!

↓2コンマでネタ決定

○界愛用の高性能D・ホイールとツーリング


界「ツーリングしましょう」

遊治「え?」

界「最近、少し働き詰めでしたので、休みを兼ねてツーリングです」

遊治「それはいいけど……俺と一緒でいいの?」

界「いけませんか? ソロよりも誰かと景色を共有する方がいいと思ったのですが」

遊治「ううん、いいよ。たまには一緒に息抜きしようか」

界「はい」

遊治(界と2人でツーリングか……珍しいな)

◇翌日

界「これが私のD・ホイールです」

遊治「うわ、ピッカピカ」

  (予想通り真っ黒だけど)

界「昨日、磨いておいたのです」ドヤァ

遊治「……まさか、これを見せびらかすためにツーリングを?」

界「さぁ、行きましょう」

遊治「図星か」

界「それで、何処に行きましょうか? 山と海がありますけど、遊治さんの行きたいところで構いませんよ?」

遊治(あ、ディスク外して性格変わった)

  「そうだな……」

山? 海?

↓1

遊治「海に行きたいかな」

界「では、水着も持っていきましょう」

遊治「あー……俺、水着持ってないんだ」

界「それは仕方ないですね……」

遊治「いや、俺は見てるだけでいいよ」

界「……私の水着、見たいんですか?」

遊治「えっ!? いや、そういう訳じゃ……あ、見たくないって訳でもないよ!」

界「ふふ、冗談です。では、行きましょうか」

遊治「あ、うん」

キュィィィィィン!

界「どうです? 私のD・ホイール、速いでしょう! 自らチューンアップしたものですからね!」

遊治「あはは……すごいや」

  (やっぱり自慢したかったんだなぁ。界も可愛いところあるね)

界「遊治さんのD・ホイールには負けませんよー!」

遊治「……よーし!」ブォン!

界「あっ! もう、待ってくださいよー!」

遊治「休憩所まで競争だ!」

◆海岸


界「私の勝ちですね!」フフーン

遊治「負けちゃったかー」

界「勝ったので、焼きそばを奢ってください♪」

遊治「うーん、仕方ない」

界「では、波打ち際まで行きましょうか」ガシャン

遊治(あ、ディスクしちゃうんだ)

界「……何か?」

遊治「あ、いや……水着には着替えないのかなって」

界「何言ってるんですか。遊治さんが着替えないのに、私が水着を着る訳ないでしょう」

遊治「アッハイ」

界「潮風が気持ちいいですね」モグモグ

遊治「そうだね……って、米呉馬市にも潮風が吹いてるけど?」

界「街で普段受けるものとでは違います」

遊治「そういうもの?」

界「そうです。ロマンの分からない人ですね」

遊治「ゴメン」


???『告るなら告っちゃえよ』


界「黙ってください」

遊治「え? 何も言ってないよ?」

界「あ、いえ……すみません」

遊治「?」

遊治「よし、そろそろ戻ろうか」

界「……遊治さん」

遊治「ん?」

界「その……米呉馬市には、いつまで?」

遊治「どうだろう……全部片付いたら、かな」

界「……そう、ですか」

 (ディスクを外したら、遊治さんに「行かないで」って言えるでしょうか)スッ

遊治「界?」

界(……いえ、やめましょう。遊治さんは自由な方ですから)ガチャ

 「帰りましょう! 私達の「グラファクチャー」に!」

遊治「あぁ!」


おまけ

界「……」プクー

遊治「ねぇ、機嫌直してよ」

界「負けました」

遊治「あぁ、うん。そうだね」

界「行きでは勝ったのに。アレ、手を抜いてたんですか」

遊治「いやいや、抜いてないよ」

界「本当は?」

遊治「……ちょっとブレーキかけました」

界「……」バシバシ!

遊治「いたっ!? ちょ、痛いって!」

界「遊治さんのバカ! KY! 天然タラシ!」バシバシ!

遊治「ゴメンってば! てか、最後は関係ないでしょ!」


1~9までの好きな数字をどうぞ

↓1

皆大好きエロだよ!やったね!


○ほのぼのな世界線で唯、悦子、謎美の色々敵対関係とか気にしないでエロ談義

◆某所

唯「では、「第1回 変態という名の淑女会議」を始めます」

悦子「はい!」

謎美「……あの、私敵よね? 何でここに呼ばれたの?」

唯「何言ってるんですか。カード化された人で堂々とオ○ニーしての登場! どう見ても変態淑女でしょう?」

謎美「誰が変態淑女よ! カード化された人間を愛してるだけよ!」

悦子「十分変態です」

唯「そして! 今回はスペシャルゲスト!」

 「本編では出せないだろうと>>1に言われた邪悪な痴女、暁 紅夜さんです!」

紅夜「ちょっと! 何で私が出られないのよ!」

唯「バックにいる謎の存在が扱いにくかったからだそうです。痴女キャラは好きだったので残念とのことです」

紅夜「まぁいいわ! ここで思う存分暴れてやる!」

悦子「それで、最初の議題は何ですか?」

唯「「ズバリ、オカズは何を使っていますか!?」です」

紅夜「あら、ストレートな議題ね。嫌いじゃないわ」

謎美(帰りたい)

唯「まずは私から! 私は日によって違いますね。街中で出会った美少年や美少女、テレビ、雑誌、何でもありです!」

 「皆さん、美人さん揃いですから、今日は皆さんで……///」ハァハァ

謎美「あなた、本当に警察官?」

唯「視姦してはいけないという法律はありません!」

 「でも、何でしたらここでいきなり本番をしてもいいですよ?」ハァハァ

謎美「しない!」

悦子「お断りします」

紅夜「女の相手をする気はないわ」

唯「手厳しいなぁ。じゃあ、次は謎美さん!」

謎美「私? 言わなきゃダメ?」

唯「ダメです」

謎美「……私はこれよ」スッ

紅夜「カード化されてる人? 何、恋人?」

謎美「違うわ。カード化され、支配下に置かれている人こそ愛おしい姿なのよ」

  「いい? 他人を支配することこそが、真の愛なの。そして、カード化は愛を示す最大の表現方法」

  「私は世界中の人をカード化して、愛してあげたいの。そして、誰かが実力で私を破ってカード化してくれるのを待っている」

  「そうして、カードになった私が愛され続けることが、私の夢なの!」

唯「……重症ですね」

悦子「……ノーコメントで」

紅夜「キモイ」

謎美「アンタ達に言われたくない!」

唯「次は悦子さん」

謎美「そういえば、あなたは至って普通そうなのに何でここにいるの?」

悦子「……私は、これです」スッ

紅夜「縄に蝋に手錠……そういう趣味?」

悦子「あぁ、皆さんからの侮蔑の視線が一気に……///」ハァハァ

謎美「ドM……まともな人間がここにいる訳なかった」

悦子「で、でも、最近は遊治さんからの嗜虐が一番です……デュエルのダメージで何度イキかけたことか」スッ

唯「その写真下さい」

紅夜「お、いい男♪ 犯していい?」

悦子「ダメです!」

唯「逮捕しますよ?」ニッコリ

紅夜「えー……」

謎美(デュエルロイドU-G? あんな人形の何処がいいのやら)

唯「最後は、紅夜さん!」

紅夜「私はオ○ニーしないわ?」

謎美「は?」

悦子「えっ?」

紅夜「だって、ムラッときたらその辺の男を犯すもの」

  「おっぱいと脚を見せるだけで、大抵の男は寄って来るわ♪」スッ ボヨン!

謎美「……」←貧乳

唯「なるほど。でも、私は好きな人に処女をあげると決めてるので!」←巨乳

悦子「わ、私もです」←爆乳

謎美「アンタ等カード化してやろうかー!」

唯「うわっ!?」

悦子「お、落ち着いてください!」

謎美「はぁ、はぁ……」

唯「今日はここでお開きです。ではまた次回」

紅夜「んじゃ、ここを破壊して帰りますか」ゴゴゴゴゴ

悦子「ええっ!?」

謎美「誰よ! こんな危険人物呼んだの!?」

唯「ではー、ここは小ネタにしか登場しないあなたは、私とイイコトしましょうね?」ガシッ ポイッ

紅夜「んなっ!? 私のデュエルディスク!?」

唯「うふふ……♪ そんなに淫乱でしたら、一緒に気持ちよくなれますね♪」ワキワキ

謎美「……帰りましょうか」

悦子「ですね」

紅夜「ちょ!? た、助けてー!」

唯「問答無用です♪」


コンマ70以上で唯と紅夜の情事

↓2

ハズレだけど、ゾロ目か……

エロありか、なしか

↓1

唯「大きなおっぱいですね。ほら、すぐにポロリしちゃいそうです♪」モミモミ

紅夜「んっ!? お、女に揉ませる為に谷間を出してるんじゃ……!///」

唯「とか言って、乳首が勃ってますよ」ムニムニ、ギューッ!

紅夜「んはああっ!?///」ビクッ!

唯「感度も良好ですね。男性が寄ってくるのも無理ないです」コリコリ ペロペロ

紅夜「な、舐めるなぁ! ひうううっ!///」ビクン!

唯「これだけ感じてると、下の方も出来上がってそうですね」クチュッ

紅夜「んっ!///」

唯「こんなに濡らして、嬉しいですね♪」クチュクチュ、モミモミ

紅夜「こ、このぉ!///」

唯「これだけエッチな衣装だと、犯しやすくていいですね」

紅夜「こんの、いい加減に!」ガシッ!

唯「あら?」

紅夜「ふっふっふ。形勢逆転ね!」ムニュムニュ!

唯「あんっ!///」

紅夜「アンタだって人のこと言えないでしょ! こんな大きいモン持ってて、太腿出しまくりのミニスカ履いてて!」ムニュムニュムニュ!

唯「あああっ! つ、強いぃ!///」ビクビク

紅夜「それに、もう下はビショビショじゃない! いつから濡らしてたの?」グチュグチュ!

唯「はぁぁん! か、会議が始まってからですぅ!///」

紅夜「そんなに前から!?」

唯「てい!」

紅夜「きゃあ!?」

唯「ふふふ……油断しましたね?」スルスル

紅夜「下着脱がすなぁ!///」

唯「一緒に気持ちよくなりましょう?」

紅夜「いやぁぁぁぁぁ!///」

唯「んあっ! ほら、おま○こ擦れてるの見えますか?///」グチュグチュ!

紅夜「やめっ! あああっ!///」

唯「やめてって言いながらも腰は動いてますよ♪///」グッチュグッチュ!

紅夜「あ、アンタァ! 覚えてなさいよ! ひゃああ!?///」

唯「も、もうイキそう……! 最後に、クリとクリを……!///」

紅夜「そ、それだけは!」

唯「一緒にイキましょう!」ブチュン! コリッ!

紅夜「あっ、あああああぁぁぁぁぁぁんっ!?///」ビクンビクン!

唯「い、イクゥゥゥゥゥッ!///」ビクビクッ! プシャアッ!


紅夜「はぁ、はぁ……///」ガクガク

唯「あぁ……気持ちよかったぁ……///」

紅夜「おの、れ……!」

唯「じゃあもう一回」

紅夜「え?」

唯「今日は道具も持ってきたから、朝まで楽しみも?」ジャラッ

紅夜「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


今日はここまで

紅夜は今後も小ネタ兼エロ担当になりそうです
あと、やっぱり唯さんはエロい(直球)

ではノシ

一瞬乗っ取られたかと(焦)
普通系さんもいよいよ非日常に入りましたし、頑張ってください!

さて、今日は20時頃から始める予定です

始めます

帝はまさかここまで来るとは思ってなかったなぁ。インヴェルズにももうちょっと分けて欲しい

遊治(夜が明けた)

  (日の光が差す道路に並び立った俺達が見据えるのは、米呉馬市の中心「ベイゴマタワー」)

  (市庁の役割を果たしていたその場所は、今や「クリュメノス」のアジトでもある)

  (昨日のドクター・ハンドの町内放送のせいで、市民は怯えて家から出ないだろう)

  (だから、俺達がこの悪夢を終わらせるんだ)



漣「揃い踏みか」

遊治「漣! 蒼姫さん!」

漣「勘違いするな。あくまで、俺の狙いは狸小路だ。貴様等の手助けなんかしない」

蒼姫「要約すると、「一緒に戦ってやる」だってさ」

鋭馬「素直じゃねぇな」

弥生「鋭馬君が言えたことじゃないよね」

大騎「全く」

鋭馬「うっせぇ」

遊治「……正直言うと、俺は一人で戦いたかった」

魅月「!」

遊治「けど、それは到底無理な話だ。俺の力は、小さい」

  「だから……改めて頼む。協力して欲しい。それで、誰も犠牲にならずに生き残って欲しい」

  「頼む……!」

魅月「……遊治さん。頭を上げてください」

  「私は、ずっと遊治さんの味方ですから」

界「こっちも負ける気はありません」

唯「もうカード化はゴメンです! 界さん達の身体も楽しめませんし!」

界(無言の腹パン)

唯「うごふっ!?」

アリア「今度こそ、遊治君と最後まで戦うよ!」

巡「世話のかかる少年だからね。一人でなんて行かせないよ」

潜「何があったかは知らんが、元気出せ! んで、終わったら魚料理でも食おう!」

智也「あ、アンデット族は苦手だけど……頑張ります!」

遊治「……ありがとう、皆」

  「行こう!」

全員「おーーーーー!!」


遊治(俺達の最後の戦いが、ここから始まった)

漣「来たぞ」


モブ1「いたぞ! アイツ等だぁ!」パラリラパラリラ

モブ2「全員ブチのめしてカードにするぞ!」ブォンブォン!


潜「……あれが俺達の敵?」

智也「――!」ガタガタガタガタ

大騎「……ただの暴走族」

巡「あれは、大会の参加者達か?」

鋭馬「大方、敗者復活を餌に差し向けられたんだろ」

遊治「全員相手にしている暇はない! 正面突破するよ!」ブォン!

潜「D・ホイールのない俺達はアレの釣り餌役だな」

遊治「ゴメン」

潜「気にすんなって! なぁ!」

智也「が、頑張ってきてください!」

遊治「うん、行ってくる! 魅月、しっかり捕まってて!」

魅月「は、はい!」

修治「やれやれ、全く朝からうるせぇな」

智也「店長さん!?」

修治「商売の邪魔をすんのは、アイツ等か」スチャ

大騎「……戦ってくれるのか?」

修治「迷惑料ふんだくるだけだ。小僧ども、営業妨害はすんなよ?」

潜「よっしゃー! 大漁だー!」



アンディ「ヘイ、ボーイ! ここで会ったがハンドレッドイヤー!」

遊治「あなたは! ……誰ですか?」

アリア「えーと……す、す、す」

巡「スフィンクスだっけ?」

アンディ「ストロングだヨ! ってかストロングじゃねーヨ!」

遊治「どっちですか」

アンディ「アンディ・ウィリアムだ! いい加減覚えロ!」

    「まぁいい。ここで今までの分、たっぷりと」

アリア「ここは私に任せて! 遊治君」

遊治「アリアちゃん……頼む!」キュィィィィン!

アンディ「あっ、待て!」

アリア「行かせない!」キキィッ!

アンディ「小娘……フン、ユーにもビッグな借りがあったナ!」

アリア「遊治君の邪魔はさせない!」

アリサ「水野 漣!」

漣「……樹刺 アリサか」

魅月「えっ!? 樹刺さん!?」

アリサ「あの時の恨み、ここで!」

漣「今は貴様に用はない!」

アリサ「逃げるな!」


朱音「待ちな!」

鋭馬「うおっ!? 朱音さん!」

朱音「双刃 鋭馬だね。アンタと鶴来 盾子には負けてるからね。別に怨んじゃいないけど、借りは返させてもらうよ!」

弥生「鋭馬君!」

砕牙「おおっと!」ドガッ!

朱音「きゃっ!?」

砕牙「すまねぇな、当たっちまったぜ」

鋭馬「何だ!? 味方か?」

唯「砕牙捜査官! 無事だったんですか!?」

砕牙「おうよ! この嬢ちゃんは任せて行け! 翠刃ァ!」

唯「はい!」

朱音「アンタ、裏切る気!?」

砕牙「俺ァ元々捜査官なんでな。ガキ共に任せきりなのは癪だが、若造を見送んのも大人の仕事だ」

朱音「チッ、アタシだって本当はこんなことしたくないけど、もうカード化されんのは嫌なんだよ!」

砕牙「そいつぁ仕方ねぇな。掛かって来いや!」

モブ's「うおおおおおおおお!」

巡「キリがない!」

悦子「流石に数が多すぎます!」

遊治「くっ……こうなったら俺が」


レィリア「スキルドレイン発動!」


モブ3「な、何だ?」

モブ4「体に力が入らない……!」

遊治「これは……レィリアさん!?」

レィリア「戦う覚悟決まっとるんなら、ここで止まったらアカンよ! 遊治君!」

遊治「……はい!」

巡「そういうことなら、私もここで残ろう」

魅月「巡さん!」

巡「遊治君! 後ろの娘、ちゃんと守ってやるんだぞ!」

遊治「はい! 後は、お願いします!」

レィリア「……世話のかかる弟みたいなモン持つと、大変やな」

巡「お互いな」

鋭馬「着いた! ベイゴマタワーだ!」

モブ's「ここから先は行かせねぇ! うおおおおおおお!」

弥生「こんなところにも敵が!?」

遊治「頼む、涙子!」


涙子「御意」ドロン!


モブ5「なんだこのくノ一!?」

モブ6「ゲートが開きやがった!?」

涙子「ここでは拙者がお相手致そう」

  「ドクターは地下に、狸小路は上の階にいるぞ!」

遊治「ありがとう!」

漣「そうか。鷲宮、俺はここで別れる。お前はドクターとかいう奴をやれ」

遊治「漣!」

漣「いいか。貴様との決着はまだ付いていないことを忘れるな!」ブォン!

蒼姫「つーわけだ。生き残れよ!」

遊治「……分かった!」

◆エントランス

遊治「皆、大丈夫?」

魅月「は、はい……」

悦子「な、何とか」

界「……」

鋭馬「油断するなよ」

弥生「敵の本拠地ってことは、さっきまでの連中とは違う実力者が出るかもしれないからね……」

唯「それで……地下へはどう行くんでしょう?」

遊治「多分、大型のエレベーターがあるはずだから」


大道「お探しなのはこれか?」ウィィィィン


全員「!?」

魅月はメインで唯一バイクに乗れないからね。仕方ないね

大道「実際に会うのは初めまして、だな。デュエルロイド「U-G」」

遊治「お前は……?」

  (嫌な何かを感じる……ユーシやユナイト卿に似た何かを)

大道「俺は大道 充。クリュメノスの戦闘部隊隊長だ。部隊と言っても、今ここにいるのは俺一人だけだがな」

遊治「……」

大道「そう怖い顔するなよ、先輩」

遊治「! そうか……お前は」

大道「ハハハハハ! そう、俺も人造デュエリストだ。デュエルロイドの技術を転用されて作られた」

魅月「そんな……!」

界「こんなところでヤバそうなのがもう……!」

大道「んで、どうする? 誰を犠牲にするんだ? なぁ、U-G」

遊治「……こ」


鋭馬「俺が相手だ」

弥生「鋭馬君!?」

大道「ほぅ……双刃 鋭馬か」

遊治「鋭馬! そんな、無茶だ! 相手は」

鋭馬「無茶? 人造デュエリストがどうした?」

  「俺は本気のお前に一度勝ってるんだぜ? なら、ここを引き受けられるのは俺しかいねぇよな?」

遊治「鋭馬……」

大道「U-Cに負けた奴か。お前など興味は」

鋭馬「ウダウダ言ってないで掛かって来い!」

大道「……いいだろう。まずはお前から地獄を見せてやる」

鋭馬「行けよ、遊治。お前がここで止まってどうすんだ」

  「相手にしなきゃいけない奴がいるんだろ?」

遊治「……すまない!」ブォン!

鋭馬「へっ。さぁ、行くぞ」ガシャン!

大道「地獄を楽しみな!」ガシャン!

◆B1

チーン

遊治「あれ?」

界「止まりましたね」

唯「嫌な予感しかしませんが……」


エル「そのエレベーターはそこで止まる」


遊治「クリュメノスの刺客か!?」

エル「我が名は浅見 エル! 真の銀河眼使い!」

  「我が誇りに掛けて、貴様等を葬ってやろう!」

弥生「……鋭馬君が残ったんなら、私もここで残ろうかな」

界「弥生さん!」

弥生「ほら、行った行った」

遊治「……ありがとうございます!」ブォン!

界「……気を付けて」

弥生「うん。また後でね」

エル「ほう、仲間を生かす為に自ら進んで犠牲になるか。その心意気、気に入った」

弥生「犠牲になるんじゃないよ」

エル「何?」

弥生「私、ずっと人に任せきりだったの。事件のことは鋭馬君に頼んで、私はずっと何も出来ないでいた」

  「だから、今度は私が誰かの為に動かなきゃって思ったの」

  「私に出来ることは……ここであなたを倒して、上にいる鋭馬君を待つこと」

エル「……っはははははは! 私に勝つ気でいるのか!」

  「面白い! 銀河眼の餌食になるのに相応しい気の強さだ!」

弥生「そろそろ、始めよっか」

  「あ、自己紹介がまだだったね。私は――「ミス・フルクロス」、水無月 弥生」ガシャン!

◆B2

チーン

遊治「また止まった……」

唯「……どうやら、ここからは一階層ごとに刺客が待ち構えていると思っていいですね」

悦子「……」

魅月「一体何階まであるんでしょう」

謎美「さぁ?」

魅月「!?」

謎美「初めまして。私は忍谷 謎美。美しい謎で謎美です」

遊治「君も、クリュメノスの?」

謎美「はい。協力者です」

  「とはいえ、方向性は違いますが」

界「方向性?」

謎美「クリュメノスは技術で世界を我が物にせんとしているみたいですが、私は違います」

  「世界を愛で包みたいのです。争いの二度と起こらない、博愛に満ちた世界を作るのが私の目的です」

遊治「博愛? なら、何でクリュメノスに!?」

謎美「その手段として、クリュメノスが必要だったからです」

魅月「ど、どういうことですか?」

謎美「究極の愛。それは他人を支配すること。支配されれば、争うこともなくなり、皆が支配の下で平等に暮らせるのです」

  「そして、カード化こそ、最大の愛の表現方法です! 皆がカードになれば、世界は、愛に満ち溢れるわぁ♪」

遊治「うわ……」

界「狂ってますね……」

謎美「……ふぅ。所詮、あなた達は凡人。私の考えに理解出来ない。けど、カードになれば、それも変わってくるはず」

  「うふ、うふふふふふふふふ♪」

唯「……遊治さん。ここは、私が残ります」

遊治「唯さん!?」

界「大丈夫なんですか!?」

唯「はい。この人の考えを真っ向から否定できるのは、私だけだと思いますので」

遊治「……」


唯『遊治さん……ごめんなさい、逃げたりして……』


遊治「……任せます」

界「遊治さん」

遊治「俺は、唯さんを信じたい」

唯「ありがとうございます」

遊治「……無事でいてください」

唯「勿論!」

謎美「まずはあなたですか?」

唯「……カード化が最大の愛の表現? そんなのはおかしいです」

謎美「何故?」

唯「最大の愛の表現。それは――セックスだからです!!」

謎美「……は?」

唯「お互いの性欲を満たしつつ、肌と肌を重ねて相手を実感することで、愛を確かめ合う! それこそがセックスです! 一方的な支配なんて、SMプレイでなきゃ需要はありませんよ!」

謎美「ちょ、何言って」

唯「さぁ、デュエルです! 私が勝ったらあなたに性教育を施してあげます!」ハァハァ

謎美「」

◆B3

チーン

遊治「……嫌な予感がしました」

界「奇遇ですね。私もです」

魅月「あ、あははは」

悦子「次の刺客は……」


芙喜子「……」


界「あの人、みたいですね」

魅月「無表情でこっちを見てますけど」

芙喜子「あなた達、ここを通りたいの?」

遊治「え? あっはい」

芙喜子「けど、私の仕事は足止め。ここを通す訳にはいかない」

遊治「でしょうね」

芙喜子「それで、誰からかかって来るの?」

界「……私が行きましょう」

遊治「界」

界「遊治さん。ここまで来て、負けたら許しませんからね?」

遊治「……うん」

魅月「お願いします」

悦子「ご無事で!」

界「……久々に「暗黒姫」の実力を見せましょうか」

芙喜子「……死ぬのは嫌。生きていたい。だから、あなたを倒す」

◆B4

チーン

魅月「本当に、何処まで続いてるんでしょう?」

まこと「この次が、ドクターのいる階ですよ」

遊治「この階層の刺客が」

まこと「ええ。クリュメノスの参謀役、東雲まことです。デュエルロイド「U-C」。あなたをお待ちしてました」

遊治「……君みたいな若い人間がクリュメノスの」

まこと「はい。ドクターに見初められて、ここに」

魅月「クリュメノスは人の命を何とも思わない悪い組織なんですよ!? どうして」

まこと「女に話しかけてない! 黙ってろ!」

魅月「!?」ビクッ!

まこと「……失礼。昔、女性には酷い目に遭わされましので」

遊治「そ、そう……」

まこと「それで、U-G。あなたが先に進みたいのであれば、そちらのクソ雌2体を私にぶちのめさせてください」

遊治「……それは出来な」

魅月「そうでしたら、私が相手をします」

遊治「!?」

悦子「魅月さん!?」

魅月「……私も、遊治さんのお役に立ちたいです。遊治さんに会うまで、私はずっと自分を卑下してました」

  「それが、漸く自信を持って言えることが出来たんです」

  「遊治さんが信じてくれている、自分がここにいるんだと」

まこと「ハッ! 女に信じる価値なんてないね。いいよ、まずはお前からだ!」

遊治「魅月! コイツは危険だ!」

魅月「危険は承知であなたに付いて来たんですよ? 今更、もう怖くはありません」

遊治「けど!」

魅月「……私のこと、信じてくれないんですか?」

遊治「……分かった。魅月を信じる。必ず、必ず勝って無事でいて?」

魅月「はい!」

魅月「悦子さん、遊治さんのこと、お願いします」

悦子「……分かりました」

まこと「お話は済みましたか? では、先へどうぞ。私はこの雌豚をブチ殺しますので」

遊治「……君は、魅月に勝てない」

まこと「は?」

遊治「過去に縛られて、自分を変えようとしない君にはね」

まこと「……おかしなことを言う。人形の癖に」

魅月「遊治さんは人形じゃありません!」

まこと「女の話は聞いてないんだよ! さっさと殺す!」ガシャン!

魅月「あなたの歪んだ考えを、ここで正します!」ガシャン!

◆???

ユーシ「いいの? こんなにあっさりと通させて」

ドクター「ええ。U-Gが私のところに来る確率は、これで限りなく低くなりましたから」

ユーシ「けど、それだと僕も暇になるんだよね」

ドクター「終わり次第、君には上に出てもらいますよ」

ユーシ「絶対だよ? 僕としてはユージとのデュエルが一番の楽しみなんだけどね」

ドクター「ククッ、彼が「あの敵」を倒せたら、実現するでしょう」

超展開注意

チーン

遊治「ここに、ドクターとユーシが……」

  「悦子さん。俺の傍を離れないで」

悦子「は、はい……」

遊治(広い部屋だ。けど、何もない。白い壁と灰色の床に覆われた、無機質な部屋)

  (俺はここに見覚えがあった。かつて、俺はここで教育を受け、デュエルを強制させられ……一度殺された場所だ)

  「そうか……そうだったのか」

  「ここが、俺が……俺達がいた研究施設だったのか」

  「だとすると……俺は戻ってきていたのか。ははは……何の因果なんでしょうね。自分の因縁を断ち切ろうとして、最後には自分が育った場所に帰って来ていたなんて」

  「ユーシ、皆……ここで、全てが始まり、狂わされて……クソォッ!!」ダァン!

遊治「はぁ、はぁ……」

  「おかしい。ここには誰もいない。刺客も、ドクターも、ユーシも」

  「その先の扉は固く閉ざされたまま。なのに、門番もいないなんて」

ピッ、ガゴン!

遊治「なっ!? エレベーターが!?」

  「ここから一歩も出すつもりはないってことか……気を付けて、悦子さん!」



悦子「……」

遊治「……悦子さん?」

悦子「遊治さん」

遊治「その手に持っているスイッチは何?」

悦子「落ち着いて聞いてください」スタスタ

遊治「どうしてそっちに行くの……?」

悦子「私は」


  「クリュメノスの人間です。そして、最後の階層の番人です」

今日はここまでです

この展開は、実は最初に悦子さんを出した時から決めてました

何故、D・ホイーラーでもない悦子さんに「リミットオーバー・カップ」の招待状が来たのか
何故、遊治のような旅のD・ホイーラーに接触してきたのか
何故、日常生活で悦子のみ職業描写がないのか

全部、終盤のこの展開の為です

ヒロイン兼ボスに、遊治はどう立ち向かうのか?
ではまた次回ノシ

今日も20時頃に始める予定です

その前に安価
現在行われているデュエルで、誰のが見たいですか?(遊治と悦子以外で)

↓1~3

あと10分ぐらいで始めます

最近そろそろエロの本番も書いてみたいなぁと思ったり

遊治「……」

悦子「驚きましたか?」

遊治「いや、薄々感じてはいました」

悦子「っ……そうですか。いつから?」

遊治「俺の正体を明かした時……正確には、「クリュメノス」のことを話した時です。悦子さんはそこまで驚いた風じゃなかったから」

  「それに、よくよく考えればおかしなことばかりだった。あなたが米呉馬市でいた場所と言えば、ダブルランスやグラファクチャー、そしてベイゴマサーキットの中継所」

  「これらは全て、D・ホイーラーが集まる場所だ。そして、あなたは探していた。「リミットオーバー・カップ」に参加できる、強いD・ホイーラーを」

悦子「……」

遊治「あなたはD・ホイーラーでもないのに招待状を持っていた。それは、俺みたいなたまたま居合わせた強い旅人を大会に導く為」

  「違いますか?」

悦子「……すごいですね。まるで探偵みたいです」

遊治「俺達がクリュメノスに捕まった時、一人だけ外にいた本当の理由も最初からクリュメノス側だったから。でしょう?」

悦子「はい。けど、それだけで気付いていたというのはおかしくありませんか?」

  「気付いていたなら、どうして言わなかったんです?」

遊治「……俺は、それでも悦子さんを仲間だと思っていたから」


悦子『いえいえ。私は、遊治さんのお力になれるだけで嬉しいんです』


遊治「俺の味方をしてくれた。隣で笑い合い、慰めてくれた。そんなあなたが、敵だなんて考えたくなかった」

悦子「……!」

遊治「拒絶されることも失うことも怖がるのは、人間として当然。そう言ってましたが、それを誰より怖がっているのは、本当は」

悦子「やめて!」

遊治「……」

悦子「私は、クリュメノスの工作員。組織を裏切ることは出来ない……ここで、あなたを倒します!」

遊治「……それが、悦子さんの望みなら」ガチャッ

悦子「……そう、それでいいんです」

遊治「行きます」

遊治&悦子「「デュエル!!」」

◆B2

唯「さぁ、始めましょう! そして、一緒に性欲に溺れましょう!」

謎美「……あなた、本当に刑事?」

唯「よく言われます!」

謎美「……まぁいい。あなたもカードにして、私のコレクションに加えてあげる。そして、一生愛してあげるわ。うふ、うふふふふふふ!」

唯「愛するなら、身体でお願いします!」

謎美「もう! 始めるわよ!」

唯&謎美「「デュエル!」」


コンマ奇数なら唯が先攻、偶数なら謎美が先攻

↓2

唯「私が先攻ですね!」

謎美(この手札だったら先攻が欲しかった……!)

唯「オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンをPゾーンにセッティング! カードを2枚セットしてターンエンド!」

 「エンドフェイズ時にオッドアイズの効果発動! デッキから慧眼の魔術師を手札に加えます!」


翠刃 唯
LP:4000 手札:3
場:伏せ2
墓地:なし
エクストラ:オッP

忍谷 謎美
LP:4000 手札:5
場:なし
墓地:なし

謎美「私のターン、ドロー!」

  「ふ、ふふふ! 《ダーク・グレファー》を召喚!」

《ダーク・グレファー》
効果モンスター
星4/闇属性/戦士族/攻1700/守1600
このカードは手札からレベル5以上の闇属性モンスター1体を捨てて、
手札から特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、手札から闇属性モンスター1体を捨てる事で、
自分のデッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。

謎美「手札から《インフェルニティ・ネクロマンサー》を捨てて、ダグレの効果発動! デッキから《ヘルウェイ・パトロール》を墓地に送ります!」

《インフェルニティ・ネクロマンサー》
効果モンスター
星3/闇属性/悪魔族/攻0/守2000
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分の手札が0枚の場合、このカードは以下の効果を得る。
1ターンに1度、自分の墓地から「インフェルニティ・ネクロマンサー」以外の
「インフェルニティ」と名のついたモンスター1体を選択して特殊召喚できる。

《ヘルウェイ・パトロール》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1600/守1200
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターのレベル×100ポイントダメージを相手ライフに与える。
自分の墓地に存在するこのカードをゲームから除外する事で、
手札から攻撃力2000以下の悪魔族モンスター1体を特殊召喚する。

唯「い、インフェルニティ!?」

謎美「後悔しても遅い! カードを3枚セットし、墓地のヘルパトの効果発動! このカードを除外し、手札の悪魔族モンスターを特殊召喚する!」

  「さぁ、出でよ! 《インフェルニティ・デーモン》!」

《インフェルニティ・デーモン》
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1800/守1200
(1):手札が0枚の場合にこのカードをドローした時、
このカードを相手に見せて発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「インフェルニティ」カード1枚を手札に加える。
この効果は自分の手札が0枚の場合に発動と処理ができる。

謎美「デーモンの効果、発動!」

唯「させません! 強制脱出装置! 対象は当然デーモンです!」

謎美「……小賢しい真似を。手札が増えたので、デーモンの効果は不発」

  「バトル!ダグレでダイレクトアタック!」

唯「きゃあっ!?」ズバァ!

翠刃 唯 LP:4000→2300

唯「ちょっと! グレファーなら何で犯そうとしないんですか!」

謎美「えぇー……」

ダグレ「」

謎美「た、ターンエンド」


翠刃 唯
LP:2300 手札:3
場:伏せ1
墓地:強脱
エクストラ:オッP

忍谷 謎美
LP:4000 手札:1
場:ダグレ、伏せ3枚
墓地:IFマンサー
除外:ヘルパト

コンマ40以上で唯が圧倒的有利になる

↓2

唯「私のターン!」

 (羽根箒があれば、あの伏せを一掃できるんですけど……)

 「ギャラクシー・サイクロンを発動! 右を破壊します!」

謎美「……奈落の落とし穴ね」

唯「一応、当たりですね。《EMドクロバット・ジョーカー》を召喚! 召喚成功時、効果でデッキからEMペンデュラムマジシャンを手札に加えます!」

《EMドクロバット・ジョーカー》
ペンデュラム・効果モンスター
星4/闇属性/魔法使い族/攻1800/守100
【Pスケール:青8/赤8】
(1):自分は「EM」モンスター、「魔術師」Pモンスター、
「オッドアイズ」モンスターしかP召喚できない。
この効果は無効化されない。
【モンスター効果】
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「EMドクロバット・ジョーカー」以外の「EM」モンスター、
「魔術師」Pモンスター、「オッドアイズ」モンスターの内いずれか1枚を手札に加える。

唯「慧眼の魔術師とEM・ペンデュラムマジシャンをPゾーンにセッティング! 慧眼の魔術師の効果で自身を破壊し、デッキから相生の魔術師をPゾーンに置きます!」

唯「スケール2のペンデュラム・マジシャンとスケール8の相生の魔術師で、ペンデュラムスケールをセッティング!」

 「揺れろ、性欲のペンデュラム! 子宮に届け、光のアーク!」

謎美「何ですか、その口上」

唯「ペンデュラム召喚! EMシルバー・クロウ! オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン! 慧眼の魔術師!」

コンマ10以下で奈落、20以下で神警

↓1

唯「ペンデュラム・マジシャンのP効果発動! EMがペンデュラム召喚されたことで、シルバー・クロウとドクロバット・ジョーカーの攻撃力が1000アップ!」

EMシルバー・クロウ ATK:1800→2800
EMドクロバット・ジョーカー ATK:1800→2800

謎美「なっ!? そ、そんな……2000越えのモンスターが3体も……!?」

唯「バトルです! オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴンでダーク・グレファーに攻撃! 螺旋のストライク・バースト!」

 「オッドアイズはモンスターとの戦闘では、与えるダメージを倍にする!」

オッドアイズ・ペンデュラム・ドラゴン ATK:2500
ダーク・グレファー ATK:1700

忍谷 謎美 LP:4000→2400

謎美「この私が、負ける……?」

  「負けて、カードに……ふふ、ふふふふふふふ!」

  「そうよ! カードにして! そして、私を愛して!」

唯「シルバー・クロウでダイレクトアタック!」

忍谷 謎美 LP:2400→0

翠刃 唯 WIN

謎美「うふふ……これで、私も永遠に愛してもらえる……」キラキラ…

唯「何を言っているんですか?」

謎美「カードとして、ずっと……」

唯「嫌です。私は肉欲を愛するので、カードになったあなたには興味ありません」

謎美「え……?」

唯「それに、遊治さんがあなたたちの野望を打ち砕きます。カードにされた人達を元に戻したら、改めて逮捕しますのでそのつもりで」

謎美「そ、そんな……! 嫌! ずっとカードでいさせて! ずっと私を愛して!」

唯「愛して欲しいのなら、大人しく人として罪を償ってください」

 「最も……遊治さんを傷付けたあなた達を、個人的にはそう簡単に許しませんけど」

謎美「あ……」キラキラ…パサッ

唯「……さて、先に行きましょう。遊治さん達は無事でしょうか……?」

◆カードショップ「ダブルランス」前

潜「次、かかってこいや!」

智也「はぁ、はぁ……キリがないです」

潜(コイツのデッキはエレキ。ロック主体が大勢相手は無理があるよな)

 (そもそも、人数的にこっちのが圧倒的に不利……遊治の奴、上手くやってんだろうな?)

モブ1「そろそろ諦めたらどうだ? 坊主ども」

モブ2「お前等はよく戦った。安らかに眠るがいい」

潜「……悪いけど、俺は超お人好しって言われるくらいでね。こんなところで諦めてたまるか!」

智也「僕も……まだ、頑張れます!」


2人の次の対戦デッキ

↓1、2

今日はここまで

魚シンクロ、エレキvs不死武士、レッドアイズって……どんな感じなんだろう?

あと朗報。優美、本編で出せそうです

ではまた次回ノシ

今日はここまで

魚シンクロ、エレキvs不死武士、レッドアイズって……どんな感じなんだろう?

あと朗報。優美、本編で出せそうです

ではまた次回ノシ

そうですね。遊治が末っ子で、優美とユーシが兄のようなものになります
本人達は全く意識してませんけど

お久しぶりデス

今日は22時頃から再開します

その前にターンが回る順番をコンマ安価で決めます
数が多い順で

↓1 十の位:潜、一の位:不死武士使い
↓2 十の位:智也、一の位:真紅眼使い

真紅眼使い→潜→智也→不死武士使いで



モブA「次は俺達が相手だ」

モブB「コイツ等でも敗者復活出来んのか?」

モブA「持っていくだけ持っていけばいいだろ」

潜「好き勝手なこと言いやがって、お前等そんなんでいいのかよ!」

智也「誰かを傷付けてまで自分の願いを叶えようなんて、間違ってます」

モブA「うっせぇ!」

4人「デュエル!」

モブA「俺のターン! 《伝説の黒石》を召喚! リリースして効果発動! デッキから《真紅眼の黒炎竜》を特殊召喚!」

《伝説の黒石》
効果モンスター
星1/闇属性/ドラゴン族/攻0/守0
「伝説の黒石」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
デッキからレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
自分の墓地のレベル7以下の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターをデッキに戻し、墓地のこのカードを手札に加える。

《真紅眼の黒炎竜》
デュアル・効果モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
(1):このカードはフィールド・墓地に存在する限り、通常モンスターとして扱う。
(2):フィールドの通常モンスター扱いのこのカードを通常召喚としてもう1度召喚できる。
その場合このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動できる。
このカードの元々の攻撃力分のダメージを相手に与える。
「真紅眼の黒炎竜」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

モブA「カードを1枚セットしてターンエンド!」

潜「俺のターンだ!」

モブA「バトルロイヤルルールで、全てのプレイヤーはドロー出来ない!」

潜「チィッ! モンスターをセット! カードを2枚セットしてターンエンド!」

智也「僕のターンです! 手札から《サンダー・シーホース》を捨てて効果発動! デッキから《エレキングコブラ》2体をサーチします!」

《サンダー・シーホース》
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1600/守1200
「サンダー・シーホース」の効果は1ターンに1度しか使用できず、
この効果を発動するターン、自分はモンスターを特殊召喚できない。
(1):このカードを手札から捨てて発動できる。
デッキから攻撃力1600以下の雷族・光属性・レベル4の
同名モンスター2体を手札に加える。

《エレキングコブラ》
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1000/守 500
このカードは相手プレイヤーに直接攻撃する事ができる。
このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
自分のデッキから「エレキ」と名のついたモンスター1体を手札に加える。

智也「エレキングコブラを召喚! カードを2枚セットしてターンエンドです!」

モブB「やっと俺のターンだぜ。俺は《終末の騎士》を召喚! 効果でデッキから《不死武士》を墓地に落とすぜ」

《終末の騎士》
効果モンスター(制限カード)
星4/闇属性/戦士族/攻1400/守1200
(1):このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから闇属性モンスター1体を墓地へ送る。

《不死武士》
効果モンスター
星3/闇属性/戦士族/攻1200/守 600
自分のスタンバイフェイズ時にこのカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
このカードを墓地から特殊召喚できる。
この効果は自分の墓地に戦士族以外のモンスターが存在する場合には発動できない。
このカードは戦士族モンスターのアドバンス召喚以外のためにはリリースできない。

モブB「カードをセットしてターンエンドだ!」

潜(ここまで全員、特には動かなかったか……)



篠海 潜
LP:4000 手札:2
場:裏守備、伏せ2
墓地:なし

工藤 智也
LP:4000 手札:3
場:エレキングコブラ、伏せ2枚
墓地:なし

モブA(真紅眼使い)
LP:4000 手札:4
場:真紅眼の黒炎竜、伏せ1
墓地:伝説の黒石

モブB(不死武士使い)
LP:4000 手札:3
場:終末の騎士、伏せ1枚
墓地:不死武士

とりあえず今日はここまで

明日には終わらせます
ではノシ

始めます

誰かいるかな?

ジュラゲドはともかく、もろともは即制限でいいぐらいですね。エンドカードとしても使えるし


モブA「俺のターン! ドロー!」

  「黒炎竜を再度召喚! バトルだ! エレキングコブラに攻撃!」

智也「ひっ!? で、デモンズ・チェーン発動! 黒炎竜は攻撃出来なくなります!」

モブA「チッ、メイン2で魔法カード《七星の宝刀》を発動! 場の黒炎竜を除外し、2枚ドロー!」

《七星の宝刀》
通常魔法
手札または自分フィールド上に表側表示で存在する、
レベル7モンスター1体をゲームから除外して発動できる。
デッキからカードを2枚ドローする。
「七星の宝刀」は1ターンに1枚しか発動できない。

モブA「《竜の霊廟》を発動! デッキから《真紅眼の黒竜》を落とし、更に《霊廟の守護者》を墓地に落とす! 俺はこれでターンエンドだ!」

《竜の霊廟》
通常魔法(制限カード)
デッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る。
墓地へ送ったモンスターがドラゴン族の通常モンスターだった場合、
さらにデッキからドラゴン族モンスター1体を墓地へ送る事ができる。
「竜の霊廟」は1ターンに1枚しか発動できない。

《真紅眼の黒竜》
通常モンスター
星7/闇属性/ドラゴン族/攻2400/守2000
真紅の眼を持つ黒竜。
怒りの黒き炎はその眼に映る者全てを焼き尽くす。

《霊廟の守護者》
効果モンスター
星4/闇属性/ドラゴン族/攻0/守2100
「霊廟の守護者」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):ドラゴン族モンスターをアドバンス召喚する場合、
このカードは2体分のリリースにできる。
(2):このカードが手札・墓地に存在し、
「霊廟の守護者」以外のフィールドの表側表示のドラゴン族モンスターが効果で墓地へ送られた場合、
または戦闘で破壊され墓地へ送られた場合に発動できる。
このカードを特殊召喚する。
さらに墓地へ送られたモンスターが通常モンスターだった場合、
自分の墓地のドラゴン族通常モンスター1体を選んで手札に加える事ができる。

潜「俺のターン! 《ヒゲアンコウ》を反転召喚! ヒゲアンコウを2体分のリリースとし、《超古深海王シーラカンス》をアドバンス召喚!」

《ヒゲアンコウ》
効果モンスター
星4/水属性/魚族/攻1500/守1600
水属性モンスターを生け贄召喚する場合、
このモンスター1体で2体分の生け贄とする事ができる。

《超古深海王シーラカンス》
効果モンスター
星7/水属性/魚族/攻2800/守2200
1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
デッキからレベル4以下の魚族モンスターを可能な限り特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターは攻撃宣言できず、効果は無効化される。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが
カードの効果の対象になった時、
このカード以外の自分フィールド上の魚族モンスター1体をリリースする事で
その効果を無効にし破壊する。

モブA「な、何だこのモンスターは!?」

潜「あ、知らない? 俺の魚シンクロの要なんだけどな。手札を捨ててシーラカンスの効果発動! デッキから可能な限りの魚族モンスターを特殊召喚する!」

モブB「な、何だと!?」

潜「俺が呼ぶのは《フィッシュボーグ-アーチャー》、《オイスターマイスター》2体、《竜宮の白タナギ》!」

《フィッシュボーグ-アーチャー》
チューナー(効果モンスター)
星3/水属性/魚族/攻300/守300
このカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
手札の水属性モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
さらに、この効果で特殊召喚したターンのバトルフェイズ開始時に
水属性以外の自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。
「フィッシュボーグ-アーチャー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

《オイスターマイスター》
効果モンスター
星3/水属性/魚族/攻1600/守200
このカードが戦闘で破壊される以外の方法でフィールド上から墓地へ送られた時、
自分フィールド上に「オイスタートークン」(魚族・水・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。

《竜宮の白タウナギ》
チューナー(効果モンスター)
星4/水属性/魚族/攻1700/守1200
このカードをシンクロ素材とする場合、
他のシンクロ素材モンスターは全て魚族モンスターでなければならない。

潜「フィッシュボーグ-アーチャーにオイスターマイスター2体をチューニング!」

☆3 + ☆3 + ☆3 = ☆9

潜「シンクロ召喚! 《氷結界の竜 トリシューラ》!」

《氷結界の龍 トリシューラ》
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星9/水属性/ドラゴン族/攻2700/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター2体以上
(1):このカードがS召喚に成功した時に発動できる。
相手の手札・フィールド・墓地のカードを
それぞれ1枚まで選んで除外できる。

モブA「と、トリシューラだとぉ!?」

潜「トリシュの効果にチェーンして、オイスター2体の効果も発動! 場にオイスタートークンを2体特殊召喚する!」

潜「そして、トリシュの効果解決時! 伏せカードと手札、そして霊廟の守護者を除外!」

モブA「ぐぅぅぅぅ! くそっ!」

潜「伏せは真紅眼の凱旋だったか……」

《真紅眼の鎧旋》
永続罠
「真紅眼の鎧旋」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「レッドアイズ」モンスターが存在する場合、
自分の墓地の通常モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードが相手の効果で破壊され墓地へ送られた場合、
自分の墓地の「レッドアイズ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。

モブB「おい! 事故ってんじゃねーぞ!」

モブA「うるせぇ! 仕方ねぇだろ、黒竜が2枚手札にいるんだぞ!」

潜「何か……可哀想になって来たな」

智也「そうですね……」

モブA「同情すんな!」

潜「んじゃ、更にオイスタートークンにタウナギをチューニング! レギュレーターオープン!スラスターウォームアップ、OK!アップリンク、オールクリアー!」

☆1 + ☆4 = ☆5

潜「GO、シンクロ召喚! 《TG ハイパー・ライブラリアン》!」

《TG ハイパー・ライブラリアン》
シンクロ・効果モンスター(制限カード)
星5/闇属性/魔法使い族/攻2400/守1800
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがフィールドに存在し、自分または相手が、
このカード以外のSモンスターのS召喚に成功した場合に発動する。
このカードがフィールドに表側表示で存在する場合、
自分はデッキから1枚ドローする。

潜「バトル! ライブラとトリシュでモブAを攻撃!」

モブA「う、うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」

モブA LP:4000→1600→0

モブA LOSE

モブA「い、嫌だぁ……カードになんかなりたくない……」キラキラ…パサッ

潜(本当に人間がカードに……くっ!)

 「最後に、シーラカンスで終末に攻撃!」

モブB「くぅぅぅ!?」

モブB LP:4000→2600

潜「これでターンエンド! 智也、あとは頼んだ!」

智也「は、はい!」

  「僕のターンです! 《OKaサンダー》を通常召喚! 効果でエレキングコブラを通常召喚!」

《OKaサンダー》
効果モンスター
星4/光属性/雷族/攻1400/守 700
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
手札から「OKaサンダー」以外の
雷族・光属性・レベル4のモンスター1体を召喚する。

モブB(チッ、攻撃力の低いモンスターばかり並べやがって……奈落に全然引っかかりやしねぇ)

  (けど、こっちには万が一の切り札《冥府の使者ゴーズ》がいるぜ)

《冥府の使者ゴーズ》
効果モンスター
星7/闇属性/悪魔族/攻2700/守2500
自分フィールド上にカードが存在しない場合、
相手がコントロールするカードによってダメージを受けた時、
このカードを手札から特殊召喚する事ができる。
この方法で特殊召喚に成功した時、受けたダメージの種類により以下の効果を発動する。
●戦闘ダメージの場合、自分フィールド上に「冥府の使者カイエントークン」
(天使族・光・星7・攻/守?)を1体特殊召喚する。
このトークンの攻撃力・守備力は、この時受けた戦闘ダメージと同じ数値になる。
●カードの効果によるダメージの場合、
受けたダメージと同じダメージを相手ライフに与える。

智也「エレキングコブラの召喚成功時、《雷の裁き》を発動! 伏せカードを破壊します!」

《雷の裁き》
通常罠
自分フィールド上に雷族モンスターが
召喚・反転召喚・特殊召喚された時に発動できる。
相手フィールド上のカード1枚を選択して破壊する。

モブB「破壊されたのは奈落だ」

   (これでゴーズの準備は整ったけどな)

智也「では、バトルです。OKaサンダーでダイレクトアタック!」

モブB LP:2600→1200

モブB「ダメージを受けた時、手札から冥府の使者ゴーズを特殊召喚! 戦闘ダメージなので、効果で受けたダメージ分の攻撃力を持つ冥府の使者カイエントークンを特殊召喚するぜ!」

カイエントークン ATK:1400 DEF:1400

智也「では、エレキングコブラでダイレクトアタック!」

モブB「……は?」

潜「ん、知らなかったのか? エレキはダイレクトアタックを主体としたデッキで、モンスターがいてもダイレクト出来る奴もいるぞ」

モブB「な、何ィ!?」

智也「えっと……も、もう一体のエレキングコブラでダイレクトアタック!」

モブB LP:1200→200→0

篠海 潜 工藤 智也 WIN

モブB「う……あ……」キラキラ…パサッ

潜「……カード知識に乏しい奴等だったな」

モブC「次は俺だ!」

モブD「俺もだ!」

智也「ま、まだいます……!」

潜「けど、ここで引くつもりはないな。遊治や鋭馬の頼みだからな!」

智也「は、はい! 僕も……逃げません!」

◆B1

エル「「ミス・フルクロス」……聞いたことない名前だ」

弥生「あなた、D・ホイーラーじゃなさそうだしね。業界じゃ、名の知れた技師なんだよ」

エル「ほう、技師だったか。ただの技師が何故ここにいるのだ?」

弥生「私の修理費は、デュエルに勝てたらタダにしてるの。けど、タダで修理してもらって帰った人は一人もいない。何故だと思う?」

エル「……」

弥生「皆、私に負けたから」

エル「くっ、はははは! 面白い! 我が竜の前に沈ませるに相応しい口振りだ!」

弥生(この人もクリュメノスの人間……どれだけの強さかは分からない。用心しないと)

今日はここまでです

うーん、使い慣れてないデッキばかりの組み合わせだからちょっと適当な感じで終わらせてしまいました……すみません

次はクリフォートvs銀河眼です
ではノシ

今日は21時頃からスタート予定

某クトゥルフ次元でリア充デュエリストが出来たと聞きましたが、こっちの遊治は誰と結ばれるんでしょうね
現状だと好感度は悦子さんが優勢。但し、敵である

ヒロイン人気投票とかもやってみたいかなぁ

気付いたら1時間も過ぎてた……非力な私を(ry

始めます

その前にいつもの先攻後攻安価

奇数なら弥生が先攻、偶数ならエルが先攻

↓1

弥生&エル「「デュエル!」」

エル「先攻は私だ。手札から《銀河眼の光子竜》を捨て、《銀河戦士》を特殊召喚! 更に銀河戦士の効果で《銀河騎士》を手札に加える!」

《銀河眼の光子竜》
効果モンスター
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは自分フィールド上に存在する
攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースし、
手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時、
その相手モンスター1体とこのカードをゲームから除外する事ができる。
この効果で除外したモンスターは、バトルフェイズ終了時にフィールド上に戻る。
この効果でゲームから除外したモンスターがエクシーズモンスターだった場合、
このカードの攻撃力は、そのエクシーズモンスターを
ゲームから除外した時のエクシーズ素材の数×500ポイントアップする。

《銀河戦士》
効果モンスター
星5/光属性/機械族/攻2000/守0
手札の光属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
このカードを手札から表側守備表示で特殊召喚する。
このカードが特殊召喚に成功した時、
デッキから「ギャラクシー」と名のついたモンスター1体を手札に加える事ができる。
「銀河戦士」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

《銀河騎士》
効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻2800/守2600
自分フィールド上に「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
この方法で召喚に成功した時、
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントダウンし、
自分の墓地の「銀河眼の光子竜」1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。

エル「自分の場にギャラクシーと名が付くモンスターが存在する場合、銀河騎士はリリースなしで召喚できる。そして、この方法で召喚した時、自身の攻撃力を1000下げ、墓地の銀河眼の光子竜を蘇生する!」

弥生「一気に場にモンスターが3体……」

エル「驚くのは、まだ早い!」

エル「レベル8の銀河眼の光子竜と銀河騎士でオーバーレイ!」

  「宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時をさかのぼり銀河の源よりよみがえれ! 顕現せよ、そして我を勝利へと導け! エクシーズ召喚! 《No.107 銀河眼の時空竜》!」

《No.107 銀河眼の時空竜》
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
レベル8モンスター×2
自分のバトルフェイズ開始時に1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの効果は無効化され、
その攻撃力・守備力は元々の数値になる。
この効果を適用したターンのバトルフェイズ中に相手のカードの効果が発動する度に、
このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで1000ポイントアップし、
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。

弥生「エクシーズ召喚!?」

エル「カードを1枚セットし、ターンエンド。さぁ、タキオンを前に足掻いて見せろ!」


水無月 弥生
LP:4000 手札:5
場:なし
墓地:なし

浅見 エル
LP:4000 手札:2
場:銀河眼の時空竜、銀河戦士(守備)、伏せ1枚
墓地:なし

弥生「私のターン、ドロー。まずは魔法カード、召喚師のスキルを発動。デッキから《クリフォート・ツール》を手札に加えます」

《クリフォート・ツール》
ペンデュラム・通常モンスター(準制限カード)
星5/地属性/機械族/攻1000/守2800
【Pスケール:青9/赤9】
(1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):1ターンに1度、800LPを払って発動できる。
デッキから「クリフォート・ツール」以外の「クリフォート」カード1枚を手札に加える。
【モンスター情報】
システムをレプリカモードで起動する準備をしています...
C:\sophia\sefiroth.exe 実行中にエラーが発生しました。
次の不明な発行元からのプログラムを実行しようとしています。
C:\tierra\qliphoth.exe の実行を許可しますか? <Y/N>...[Y]
システムを自律モードで起動します。

エル「ペンデュラム!?」

弥生「はい。ツールをペンデュラムゾーンにセッティング。ライフを800支払ってP効果を発動します
デッキから《機殻の生贄》を手札に加えます」

《機殻の生贄》
装備魔法(制限カード)
「クリフォート」モンスターのみに装備可能。
(1):装備モンスターの攻撃力は300アップし、戦闘では破壊されない。
(2):「クリフォート」モンスターをアドバンス召喚する場合、
装備モンスターは2体分のリリースにできる。
(3):このカードがフィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「クリフォート」モンスター1体を手札に加える。

弥生「更に《クリフォート・アセンブラ》をペンデュラムゾーンにセッティング」

《クリフォート・アセンブラ》
ペンデュラム・通常モンスター
星5/地属性/機械族/攻2400/守1000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):自分がアドバンス召喚に成功したターンのエンドフェイズに発動できる。
このターン自分がアドバンス召喚のためにリリースした「クリフォート」モンスターの数だけ、
自分はデッキからドローする。
【モンスター情報】
qliphoth.exe の 0x1i-666 でハンドルされていない例外を確認。
場所 0x00-000 に書き込み中にアクセス違反が発生しました。
このエラーを無視し、続行しますか? <Y/N>...[ ]
===CARNAGE===
たッgなnトiのoモdる知rヲu悪o善yりナnにoウよyノrりgトnひaノれsワiれワdはo人Gヨ見
イdなoレo知lもfカるeキr生iにf久永gベn食iてrッb取もoラtか木tノn命aベw伸ヲd手nはa彼

弥生「スケール1のアセンブラと、スケール9のツールでペンデュラムスケールをセッティング! ペンデュラム召喚! 《クリフォート・アーカイブ》!」

《クリフォート・アーカイブ》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻2400/守1000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):自分フィールドの「クリフォート」モンスターの攻撃力は300アップする。
【モンスター効果】
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):特殊召喚またはリリースなしで召喚した
このカードのレベルは4になり、元々の攻撃力は1800になる。
(3):通常召喚したこのカードは、このカードのレベルよりも
元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果を受けない。
(4):このカードがリリースされた場合、
フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。

エル「……フン、ペンデュラム召喚とはいえ、たった1体ではないか」

弥生「そう思うでしょ? 手札の機殻の生贄をアーカイブに装備! そして、機殻の生贄の効果で2体分のリリースとなったアーカイブをリリースし、手札から《クリフォート・ディスク》をアドバンス召喚!」

エル「何っ!?」

《クリフォート・ディスク》
ペンデュラム・効果モンスター
星7/地属性/機械族/攻2800/守1000
【Pスケール:青1/赤1】
(1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):自分フィールドの「クリフォート」モンスターの攻撃力は300アップする。
【モンスター効果】
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):特殊召喚またはリリースなしで召喚した
このカードのレベルは4になり、元々の攻撃力は1800になる。
(3):通常召喚したこのカードは、このカードのレベルよりも
元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果を受けない。
(4):「クリフォート」モンスターをリリースしてこのカードのアドバンス召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「クリフォート」モンスター2体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはエンドフェイズに破壊される。

弥生「まずはアーカイブの効果でタキオンドラゴンをバウンス! チェーンして、機殻の生贄の効果で2枚目のツールを手札に! そして更にチェーンしてディスクの効果発動! デッキからクリフォートを2体特殊召喚する!」

コンマ30以下で妨害される

↓2

エル「させるか! 手札からカウンター罠《タキオン・トランスミグレイション》を発動! 積まれていたチェーン上の全ての効果の発動を無効にし、そのカードを全て持ち主のデッキに戻す!」

《タキオン・トランスミグレイション》
カウンター罠
自分フィールド上に「ギャラクシーアイズ」と名のついたモンスターが存在する場合に発動できる。
このカードの発動時に積まれていたチェーン上の
全ての相手の効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし、
この効果で発動を無効にしたフィールド上のカードを全て持ち主のデッキに戻す。
自分フィールド上に「ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン」と名のついた
モンスターが存在する場合、このカードは手札から発動できる。

弥生「手札からカウンター!?」

エル「このカードは場にタキオンがいる場合、手札から発動できる! アーカイブ、機殻の生贄、ディスクの効果を無効にし、デッキに戻す!」

弥生「そんな……!」

弥生「……カードを2枚セットしてターンエンド。エンドフェイズにアセンブラの効果でカードを1枚ドローするね」

水無月 弥生
LP:3200 手札:1
場:ツール(Pゾーン)、アセンブラ(Pゾーン)、伏せ2枚
墓地:召喚師のスキル

浅見 エル
LP:4000 手札:1
場:銀河眼の時空竜、銀河戦士(守備)、伏せ1枚
墓地:トランスミグレイション

エル「私のターン、ドロー。銀河戦士を攻撃表示に変更」

弥生「……」

エル「バトルフェイズに進むが、いいか?」

コンマ
0~1:いい(負け確定)
2~5:魔法を発動する
6~9:罠を発動する

↓1

弥生「いいえ、メインフェイズ終了時に和睦の使者を発動!」

エル「和睦の使者……フン、首の皮一枚繋がったか」

弥生「こんなところであっさりと終わる訳にもいかないから」

エル「私はこれでターンエンドだ」


水無月 弥生
LP:3200 手札:1
場:ツール(Pゾーン)、アセンブラ(Pゾーン)、伏せ1枚
墓地:召喚師のスキル、和睦の使者

浅見 エル
LP:4000 手札:2
場:銀河眼の時空竜、銀河戦士、伏せ1枚
墓地:トランスミグレイション

今日はここまで
今回のデュエルを考えてて

エル「私が引いたカードはRUM-七皇の剣だ! これでいつでも超時空龍を呼ぶことができ……ハッ!?」

???「あららら……エルちゅわ~ん、ちょっとイケてないんじゃなーい?」

をやりたかったけど、CNo.は特殊系だったので断念しました
あとクリフォート相手だから超光子龍も出す意味がなかったり。相性悪いなぁ……
あと手札からカウンター罠はインチキ極まりないと思います(クロウ並の感想)

ではノシ

今日は20時頃からの予定

最近サボってばかりだけど、どうか最後までお付き合いお願いします

あと10分後に始めます

あと、次の話の主人公は他の作者さんみたく安価で色々決めた方がいいかな?

弥生(カードアドバンテージもライフアドバンテージも、こっちの方が不利。何より、あの手札から発動できるカウンター罠。あれがまだ手札にある可能性もある……逆転するには、あのカードを引くしか!)

  「私のターン! ドロー!」

コンマ
1~3:魔法1
4~6:モンスター
7~9:罠
0:魔法2

↓1

了解しました
自分は話の骨組みは自分で組みたいタイプなので、次もある程度は自分で決めたいと思います
ただ、安価スレでもあるので、任せたいところは安価をやりたいですね

弥生(来た!)

  「まずはツールのP効果発動! ライフを800払い、デッキから《クリフォート・ゲノム》を手札に加える!」

《クリフォート・ゲノム》
ペンデュラム・効果モンスター
星6/地属性/機械族/攻2400/守1000
【Pスケール:青9/赤9】
(1):自分は「クリフォート」モンスターしか特殊召喚できない。
この効果は無効化されない。
(2):相手フィールドのモンスターの攻撃力は300ダウンする。
【モンスター効果】
(1):このカードはリリースなしで召喚できる。
(2):特殊召喚またはリリースなしで召喚した
このカードのレベルは4になり、元々の攻撃力は1800になる。
(3):通常召喚したこのカードは、このカードのレベルよりも
元々のレベルまたはランクが低いモンスターが発動した効果を受けない。
(4):このカードがリリースされた場合、
フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

弥生「そして、伏せてあった速攻魔法《帝王の烈旋》を発動! 銀河眼の時空竜をリリースし、手札からゲノムをアドバンス召喚!」

《帝王の烈旋》
速攻魔法
「帝王の烈旋」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、
自分はエクストラデッキからモンスターを特殊召喚できない。
(1):このターン、アドバンス召喚のために自分のモンスターをリリースする場合に1度だけ、
自分フィールドのモンスター1体の代わりに相手フィールドのモンスター1体をリリースできる。

エル「何っ!? 私のタキオンを!?」

弥生「これで一番厄介なモンスターが消えてくれた!」

弥生「更に《エネミーコントローラー》発動! ゲノムをリリースして、銀河戦士のコントロールを得る!」

《エネミーコントローラー》
速攻魔法
(1):以下の効果から1つを選択して発動できる。
●相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その相手の表側表示モンスターの表示形式を変更する。
●自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
その表側表示モンスターのコントロールをエンドフェイズまで得る。

弥生「ゲノムがリリースされた時、効果が発動! 場の魔法・罠を破壊する! その伏せカードを破壊!」

エル「くっ! 破壊されたのは聖なるバリア-ミラーフォース-だ」

弥生「よし! ツールとアセンブラでペンデュラムスケールをセッティング!」

  「ペンデュラム召喚! クリフォート・ゲノム! ただし、特殊召喚されたゲノムは攻撃力が1800になる」

クリフォート・ゲノム ATK:2400→1800

弥生「バトル! まずはゲノムでダイレクトアタック!」

エル「くうっ!?」

弥生「まだまだ! 銀河戦士でもダイレクトアタック!」

エル「うあっ!?」

浅見 エル LP:4000→2200→200

弥生「これで私はターンエンド! エンドフェイズ、銀河戦士はあなたのフィールドに戻るわ」

  (これで首の皮一枚は繋がったわね。本当は倒し切りたかったけど)

エル「おのれ……よくも私のモンスターを!」


水無月 弥生
LP:2400 手札:0
場:ゲノム、ツール(Pゾーン)、アセンブラ(Pゾーン)
墓地:召喚師のスキル、エネコン、和睦の使者

浅見 エル
LP:200 手札:2
場:銀河戦士
墓地:時空竜、トランスミグレイション、ミラフォ

エル「モンスターを奪われて攻撃され、しかもタキオンをリリースだと! 私のプライドに泥を塗った貴様を許すわけにはいかない!」

  「私のターン! ドロー!」


奇数:ギャラクシー???
偶数:銀河???

↓1コンマ

エル「私が引いたのは《銀河零式》! これで墓地のタキオンを蘇生させる!」

《銀河零式》
装備魔法
自分の墓地の「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。
装備モンスターは効果を発動できず、攻撃もできない。
装備モンスターがバトルフェイズ中に破壊される場合、代わりにこのカードを破壊できる。
このカードがフィールド上から離れた時、装備していたモンスターの攻撃力は0になる。
「銀河零式」は1ターンに1枚しか発動できない。

弥生「えっ!? でも、タキオンは攻撃出来ず、効果も発動出来ないはず!」

エル「そうだ。だが、タキオンは生まれ変わることが出来る! 私は銀河眼の時空竜でオーバーレイネットワークを再構築!」

弥生「何ですって!?」

  「銀河の光の導くところ新たな世界がひらかれる! 天孫降臨! アーマーエクシーズ召喚! 現れろ新たなる光の化身! 《ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン》!」

《ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴン》
エクシーズ・効果モンスター
ランク8/光属性/ドラゴン族/攻4000/守3500
レベル8モンスター×3
このカードは「ギャラクシーアイズ FA・フォトン・ドラゴン」以外の
自分フィールドの「ギャラクシーアイズ」Xモンスターの上に
このカードを重ねてX召喚する事もできる。
(1):1ターンに1度、このカードの装備カードを2枚まで対象として発動できる。
そのカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除き、
相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを破壊する。

エル「これぞ、銀河眼使いである私がたどり着いた境地! FAフォトンの効果発動! エクシーズ素材を取り除き、貴様のクリフォート・ツールを破壊する! ギャラクシー・サイドワインダー!」

弥生「っ!? ツールは墓地の代わりにエクストラデッキに移動する」

エル「「ミス・フルクロス」と言ったか。貴様はここで終わりだ」

弥生「……」

エル「バトル! 銀河戦士でゲノムを攻撃!」

弥生(……鋭馬君、ゴメン)

エル「さらばだ。ギャラクシーアイズ・FA・フォトン・ドラゴンでダイレクトアタック! 壊滅のフォトン・ストリーム!」

水無月 弥生 LP:2400→2200→0

浅見 エル WIN

エル「これで分かったか。貴様等に勝ち目はない」

弥生「……それは、どうかな?」

エル「何?」

弥生「上には鋭馬君もいるし、下ではきっと鷲宮君が……あなたのボスを倒してる……」

エル「……自身がやられても、仲間を信じるか」

弥生「……」キラキラ…パサッ

エル「水無月 弥生。貴様のことは覚えておいてやる。そして、その鋭馬とやらが降りてこれるか、ここで待っていてやろう」

  「最も、あの男が相手では無理かもしれないがな」

奇数で鋭馬が先攻、偶数で大道が先攻

↓1

◆エントランス

鋭馬「俺の先攻! まずはヒーローアライブを発動! ライフを半分にし、デッキからE・HERO シャドー・ミストを特殊召喚!」

双刃 鋭馬 LP:4000→2000

大道「おいおい、いきなりライフ2000か? そう生き急ぐなよ」

鋭馬「うるせぇ! シャドー・ミストの効果でマスク・チェンジを手札に加える! カードを2枚セットしてターンエンド!」

  「さぁ、お前のターンだ! 前座はさっさとぶっ倒して次に進んでやる!」


双刃 鋭馬
LP:2000 手札:3
場:シャドー・ミスト、伏せ2枚
墓地:ヒーローアライブ

大道 充
LP:4000 手札:5
場:なし
墓地:なし

大道「クククッ、俺が前座か。身の程を弁えない奴だ」

  「さぁ、地獄を楽しみな! 俺のターン、ドロー!」

  「フィールド魔法《Sin World》を発動!」

《Sin World》
フィールド魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分のドローフェイズ時に通常のドローを行う代わりに発動する事ができる。
自分のデッキから「Sin」と名のついたカード3枚を選択し、
相手はその中からランダムに1枚選択する。
相手が選択したカード1枚を自分の手札に加え、
残りのカードをデッキに戻してシャッフルする。

鋭馬「Sinだと!?」

大道「そうだ。人造人間という罪深き存在にはよく似合うだろう?」

  「場にフィールド魔法が存在することで、Sinモンスターは存在することが出来る! 俺はエクストラデッキの《サイバー・エンド・ドラゴン》を除外し、手札から《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》を特殊召喚する!」

《サイバー・エンド・ドラゴン》
融合・効果モンスター
星10/光属性/機械族/攻4000/守2800
「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」+「サイバー・ドラゴン」
このカードの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。

《Sin サイバー・エンド・ドラゴン》
効果モンスター
星10/闇属性/機械族/攻4000/守2800
このカードは通常召喚できない。
自分のエクストラデッキから「サイバー・エンド・ドラゴン」1体を
ゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
「Sin」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
このカードが表側表示で存在する限り、自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。

鋭馬「いきなり攻撃力4000かよ……」

大道「だから言ったはずだ。生き急ぐなよ、と」

  「もう遅いがな! Sin サイバー・エンド・ドラゴンでシャドー・ミストに攻撃! エターナル・エヴォリューション・バースト!」

鋭馬「させるか! 速攻魔法マスク・チェンジ! シャドー・ミストを墓地に送り、M・HERO 闇鬼を変身召喚!」

  「シャドー・ミストが墓地に送られた時、効果発動! E・HERO エアーマンを手札に加える!」

大道「なら、闇鬼に攻撃だ!」

鋭馬「ぐああああああ!?」

双刃 鋭馬 LP:2000→800

大道「フッ、お前の命はもう風前の灯火だな。大人しく、このままカードになるといい」

鋭馬「だ、誰が……なるかよ!」

大道「相変わらず、威勢だけはいいようだな。メイン2でカードを2枚伏せ、ターンエンドだ」


双刃 鋭馬
LP:800 手札:4
場:伏せ1枚
墓地:シャドーミスト、闇鬼、ヒーローアライブ、マスク・チェンジ

大道 充
LP:4000 手札:2
場:Sinサイエン、Sin World、伏せ2枚
墓地:なし
除外:サイエン

鋭馬「俺の、ターン! ドロー!」

大道「……ん? どうやら、下でデュエルが終わったみたいだ」

鋭馬「まさか、遊治か!?」

大道「いやいや、まさか。エルが勝ったようだ。相手は……水無月 弥生、だそうだ」

鋭馬「……え?」

  「お、オイオイ。嘘だろ? あの弥生だぞ? アイツ、俺に負けたことないんだぞ? 「ミス・フルクロス」が、その辺のデュエリストに負ける訳ないだろ!」

大道「事実だ。何だ? お前の女か?」

鋭馬「」

大道「安心しろ。すぐに後で会える。お互い、カードの姿でな」

鋭馬「――許さねぇ」

大道「ん?」

鋭馬「テメー等だけは、絶対許さねぇ!」

鋭馬「相手にのみモンスターがいる時、手札からH・C 強襲のハルベルトを特殊召喚できる! 更に、手札から死者蘇生を発動! 墓地のシャドー・ミストを特殊召喚!」

  「シャドーミストの効果発動! 特殊召喚した時、デッキからチェンジと名の付いた速攻魔法を手札に加える! 俺が加えるのはマスク・チェンジ!」

  「そして、エアーマンを通常召喚! エアーマンの破壊効果を発動! 場のエアーマン以外のHEROの数だけ、相手の魔法を破壊出来る!」

大道「ほう。なら、罠カード《Sin Claw Stream》を発動。場にSinがいる時、相手モンスターを破壊出来る。俺が破壊するのは、シャドー・ミスト!」

《Sin Claw Stream》
通常罠
自分フィールド上に「Sin」と名のついたモンスターが
表側表示で存在する場合に発動する事ができる。
相手フィールド上に存在するモンスター1体を選択して破壊する。

大道「これで破壊可能な枚数は0だ」

鋭馬「……チッ、Sin Worldが破壊されればさっさと叩き潰せたのに、そう上手くはいかねぇか」

鋭馬「なら、エアーマンとハルベルトでオーバーレイ!」

  「エクシーズ召喚! 鳥銃士カステル!」

大道「おっと、奈落の落とし穴を発動。カステルを破壊し、除外する」

鋭馬「だが! これで伏せカードは全て使い切った! 永続罠、リビングデッドの呼び声を発動! エアーマンを蘇生させる!」

  「エアーマンのサーチ効果! デッキからE・HERO バブルマンをサーチ!」

大道「ほう、まだ蘇生カードを持っていたか」

鋭馬「速攻魔法、マスク・チェンジ! エアーマンを墓地に送り、M・HERO ブラストを変身召喚!」

  「ブラストの特殊召喚に成功した時、相手の場のモンスター1体の攻撃力を半分にする!」

Sin サイバー・エンド・ドラゴン ATK:4000→2000

鋭馬「これで終わりじゃない! ミラクルフュージョンを発動! 墓地のシャドー・ミストとハルベルトを除外して融合!」

  「融合召喚! 来い! 《E・HERO The シャイニング》!」

《E・HERO The シャイニング》
融合・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻2600/守2100
「E・HERO」と名のついたモンスター+光属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、ゲームから除外されている
自分の「E・HERO」と名のついたモンスターの数×300ポイントアップする。
このカードがフィールド上から墓地へ送られた時、
ゲームから除外されている自分の「E・HERO」と名のついた
モンスターを2体まで選択し、手札に加える事ができる。

ハルベルト地属性でした(汗)

ガイア融合に修正します

《E・HERO ガイア》
融合・効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2200/守2600
「E・HERO」モンスター+地属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
(1):このカードが融合召喚に成功した場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動する。
ターン終了時まで、そのモンスターの攻撃力を半分にし、
このカードの攻撃力はその数値分アップする。

鋭馬「ガイアの効果で、Sin サイバー・エンドの攻撃力をさらに半分にし、自身の攻撃力をアップする!」

Sin サイバー・エンド・ドラゴン ATK:2000→1000
E・HERO ガイア ATK:2200→3200

鋭馬「終わりだ! ガイアでSin サイバー・エンドに攻撃! コンチネンタル・ハンマー!」

大道 充 LP:4000→1800

鋭馬「トドメだ! ブラストでダイレクトアタック!」

大道「手札から《速攻のかかし》を捨てて、その攻撃を無効にする」

鋭馬「!?」

《速攻のかかし》
効果モンスター
星1/地属性/機械族/攻0/守0
(1):相手モンスターの直接攻撃宣言時に
このカードを手札から捨てて発動できる。
その攻撃を無効にし、その後バトルフェイズを終了する。

大道「残念だったな」

鋭馬「クソッ! けど、お前が不利なことに変わりはない! 俺はこれでターンエンド! ガイアの攻撃力は元に戻る」

E・HERO ガイア ATK:3200→2200


双刃 鋭馬
LP:800 手札:2
場:ガイア、ブラスト、リビデ
墓地:エアーマン、闇鬼、ヒーローアライブ、マスク・チェンジ2枚、死者蘇生、ミラクルフュージョン
除外:シャドー・ミスト、ハルベルト、カステル

大道 充
LP:1800 手札:1
場:Sin World
墓地:Sinサイエン、速攻のかかし、SCS、奈落
除外:サイエン

今日はここまで

弥生、まさかの退場になっちゃいました。ここは鋭馬が敵討ちを……出来るかなぁ?

このデュエルと遊治vs悦子、あともう1戦やったら小ネタで埋める予定ですかね
次スレでいよいよ終わるか……?

ではノシ

今日も20時頃から

SRと新レモンのフラゲキター!えん魔竜アビスもOCG化とはまた豪華な
が、まさかの制限改訂変わらずとは

もうそろそろ始めます

弥生はコンマ次第じゃ勝ってたんですが……残念
鋭馬との話も本編終わった後でなら書きたいですね

もうそろそろ始めます

弥生はコンマ次第じゃ勝ってたんですが……残念
鋭馬との話も本編終わった後でなら書きたいですね

大道「俺のターン。Sin Worldの効果発動。通常のドローの代わりに、Sinと名の付いたカードを3枚選択し、相手にランダムに選ばせた1枚を手札に加える」

  「俺が選ぶのは《Sin スターダスト・ドラゴン》3枚だ。さぁ、選ぶといい」

《Sin スターダスト・ドラゴン》
効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分のエクストラデッキから「スターダスト・ドラゴン」1体を
ゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
「Sin」と名のついたモンスターは
フィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
このカードが表側表示で存在する限り、
自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
表側表示で存在するフィールド魔法カードは効果では破壊されない。

鋭馬「どれ選ばせても同じじゃねぇか……真ん中だ」

大道「そうか。ではメインフェイズだ。俺はエクストラデッキからスターダスト・ドラゴンを除外し、Sin スターダスト・ドラゴンを特殊召喚!」

大道「これでSin Worldは破壊できない。バトル! Sin スターダストでブラストに攻撃!」

鋭馬「ブラストの効果発動! ライフを500払って、相手の場の魔法・罠をバウンスする!」

双刃 鋭馬 LP:800→300

大道「ほう。バウンスか……Sin スターダストはフィールド魔法がなくなったことで破壊される」

  「しかし、ライフはたった300。次はその効果も使えまい」

鋭馬「……!」

大道「メイン2。Sin Worldを再び発動。そしてデッキから《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》を除外し、《Sin レインボー・ドラゴン》を手札から特殊召喚」

《究極宝玉神 レインボー・ドラゴン》
効果モンスター
星10/光属性/ドラゴン族/攻4000/守0
このカードは通常召喚できない。
自分のフィールド上・墓地に「宝玉獣」と名のついたカードが
合計7種類存在する場合のみ特殊召喚できる。
このカードを特殊召喚したターン、以下の効果を発動できない。
●自分フィールド上の「宝玉獣」と名のついたモンスターを全て墓地へ送る事で、
このカードの攻撃力は墓地へ送ったカードの数×1000ポイントアップする。
この効果は相手ターンでも発動する事ができる。
●自分の墓地の「宝玉獣」と名のついたモンスターを全てゲームから
除外する事で、フィールド上のカードを全て持ち主のデッキに戻す。

《Sin レインボー・ドラゴン》
効果モンスター
星10/闇属性/ドラゴン族/攻4000/守0
このカードは通常召喚できない。
自分の手札・デッキから「究極宝玉神 レインボー・ドラゴン」1体を
ゲームから除外した場合のみ特殊召喚できる。
「Sin」と名のついたモンスターはフィールド上に1体しか表側表示で存在できない。
このカードが表側表示で存在する限り、自分の他のモンスターは攻撃宣言できない。
フィールド魔法カードが表側表示で存在しない場合このカードを破壊する。

鋭馬「また攻撃力4000か……」

大道「これを、突破出来るか? 探偵」

鋭馬「……」


双刃 鋭馬
LP:300 手札:2
場:ガイア、ブラスト、リビデ
墓地:エアーマン、闇鬼、ヒーローアライブ、マスク・チェンジ2枚、死者蘇生、ミラクルフュージョン
除外:シャドー・ミスト、ハルベルト、カステル

大道 充
LP:1800 手札:0
場:Sin虹龍、Sin World
墓地:Sinサイエン、Sinスタダ、速攻のかかし、SCS、奈落
除外:サイエン

鋭馬「……俺の、ターン!」

  (俺は……ここで立ち止まってたまるか! 弥生を、俺の依頼人を救い出すまでは!)

大道「Sin Worldを破壊出来るカードは引けたか?」

鋭馬「いや……けど、お前に勝つ算段は付いた! 手札からH・C サウザンド・ブレードを通常召喚!」

  「カードを伏せて、更にバブルマンを特殊召喚!」

  「レベル4のバブルマンとサウザンド・ブレードでオーバーレイ! 光纏いて現れろ! 闇を切り裂くまばゆき王者! エクシーズ召喚! H-C エクスカリバー!」

大道「!」

鋭馬「エクスカリバーの効果発動! 素材を2つ取り除き、攻撃力を倍にする! バトル! エクスカリバーで、Sin レインボー・ドラゴンに攻撃!」

大道「迎え撃て! Sin レインボー・ドラゴン!」

エクスカリバー「ハァァァァッ!」カッ チュドォォォン!

大道「相打ちか……」

鋭馬「そして、お前の場はがら空きだ」

大道「……俺の負け、か」

大道 充 LP:1800→0

双刃 鋭馬 WIN

大道「これが、敗北か……久しく、味わってなかったな……」キラキラ…

鋭馬「……悪いが、俺はお前を憐れんだりしないぞ。境遇はどうあれ、敵に回ったのはお前だ」

大道「あぁ、別に良い。俺は俺で楽しませて、貰った……双刃 鋭馬……先に、地獄で待っている」

  「ふははは、はははははははは!」キラキラ…パサッ

鋭馬「……弥生!」ダッ

唐突のコンマ

50以上で???
49以下で???

↓2

50以上で???→魅月vsまことのデュエル描写カット
49以下で???→魅月vsまことのデュエルをやる

◆B4

まこと「くっそー……! 女! 一々バウンスするのをやめろ!」

魅月「そ、そういうデッキですし……左鎌神柱と右鎌神柱でペンデュラムスケールをセッティング! ペンデュラム召喚! 魔妖仙獣 大刃禍是!」

  「大刃禍是の効果で、ハイパー・ライブラリアンと伏せカードをバウンスします」

まこと「場が、一気に空に……!」

魅月「鎌壱太刀、鎌参太刀、大刃禍是でダイレクトアタック!」

まこと「ぐ、ぐあああああぁぁぁぁぁぁっ!?」

東雲 まこと LP:0

金田 魅月 WIN

まこと「こ、これだから、女は……汚い……」キラキラ…パサッ

魅月「ご、ごめんなさい……でも、遊治さんの為にも負けられませんので!」パシッ

  「急いで下に降りないと、遊治さんと悦子さん、大丈夫かな?」タタタッ



コンマ奇数なら遊治が先攻、偶数なら悦子が先攻

↓1

◆B5

遊治「俺の先攻ですね」

悦子「はい」

遊治「……モンスターをセット、カードを1枚セットしてターンエンドです」

悦子「私のターン。ドロー」

  「カードを3枚セットしてターンエンド」

遊治「!」

  (悦子さんのデッキはシモッチかグリード。恐らくシモッチなら、俺のドローフェイズ時に全て決めに来るはず)


鷲宮 遊治
LP:4000 手札:3
場:裏守備、伏せ1枚
墓地:なし

伊丹 悦子
LP:4000 手札:3
場:伏せ3枚
墓地:なし

遊治「俺の……の、前に」

悦子「?」

遊治「聞かせてください。あなたが、本当は何者なのか」

悦子「……知って、どうするんですか?」

遊治「悦子さんの真相を知りたい。どうせ死ぬかもしれないのなら、それくらいいいでしょう?」

悦子「……」

遊治「どうして、悲しそうな顔をするんです?」

悦子「そんな、別に……分かりました」

  「さっきも言った通り、私はクリュメノスの工作員です。幼い時に組織の施設に売られ、工作員としての教育を施されてきました」

遊治「売られて!?」

悦子「はい。クリュメノスはより従いやすい駒を集めるべく、身寄りのない子供や貧しい家庭の子供を高額で引き取り、教育していきました」

  「あなたを生み出した研究員も、元は孤児かもしれませんね」

遊治「……」

悦子「勿論、クリュメノスの教育が普通と違うことはあなたもご存知でしょう?」

遊治「……ああ。問題を出来なければ鞭を打たれ、デュエルに負ければ飯を抜かれ、プレミ一つで一回殴られたりした」

悦子「ええ。加えて、組織とドクターに逆らうことのないように恐怖を植え付けられ、成人する頃には組織の一員として働くようになっていました」

  「私に与えられた任務は、先程遊治さんの言った通り。「リミットオーバー・カップ」に強いデュエリストを引き込むことです。そして、あなたと出会った」

遊治「デュエルロイドのことは?」

悦子「人造人間を生み出すようなことをしていたのは知っていましたが、遊治さん達のことだとは私も知りませんでした。だからこそ、あなたを誘ったのですけど」

遊治「……」


魅月「そんな……悦子さんが、クリュメノスだったなんて……」


悦子「!?」

遊治「魅月!」

魅月「どうして……どうして!」

遊治「待って! 魅月!」

魅月「遊治さん! でも!」

遊治「今は俺と悦子さんがデュエルしている。少し、大人しくしてて」

悦子「だ、そうですよ?」

魅月「悦子さん……!」

遊治「今の話で理解した」

悦子「なら、早くデュエルを進めましょう」

遊治「悦子さん……俺は、あなたの自由を取り戻してあげます」

悦子「……何ですって?」

魅月「どういうこと?」

遊治「あなたはクリュメノスに自由を奪われているんだ。だから、本心を隠し続けている」

悦子「本心? 私はクリュメノスに服従して――」

遊治「服従せざるを得ない状況を作り出すのが奴等なんだ!」

悦子「……」

遊治「けど、監視の目の届かない、俺達と一緒にいる時の方がより自然体でした。悦子さんは本当に生きたいと思える自分になれていました」

悦子「そ、そんなことは」

遊治「街外れの丘」

悦子「!」

遊治「悦子さんのお気に入りの場所で、語ってくれたことは本心から出たことのように聞こえました。俺を何度も慰めてくれた時も」

悦子「そんな……!」

遊治「だから、俺がクリュメノスを倒して、悦子さんに自由をあげます。俺が自由を取り戻すのと同時に」

悦子「そんなこと! 無理に決まっています! 例え遊治さんでも!」

遊治「無理かどうかは、まだ分からない。それに、今決めたこともまた、俺の自由意志です」

悦子「……それは、私に勝ってから言ってください!」

遊治「それもそうですね。俺のターン、ドロー!」

悦子「ドローフェイズ時、罠カード《運命の分かれ道》を発動! チェーンして《ギフトカード》! そして、永続罠《シモッチの副作用》!」

《運命の分かれ道》
通常罠
お互いのプレイヤーはそれぞれコイントスを1回行い、
表が出た場合は2000ライフポイント回復し、
裏が出た場合は2000ポイントダメージを受ける。

《ギフトカード》
通常罠
相手は3000ライフポイント回復する。

《シモッチによる副作用》
永続罠
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手ライフを回復する効果は、
相手ライフにダメージを与える効果になる。

遊治「やっぱり来たか……」

魅月「あれって、回復カードをバーンカードに変える……!」

悦子「そうです。シモッチの効果でギフトカードは3000のバーンカードに変わり、運命の分かれ道のコイントスも変わらず2000ダメージを与えます! つまり合計5000ダメージでワンターンキル達成です!」

遊治「確かにこのバーンダメージは厄介。けど、それはシモッチが残っている場合だ」

悦子「!」

遊治「手札から速攻魔法、サイクロン発動! シモッチを破壊!」

魅月「ホッ」

悦子「……ギフトカードの効果で3000回復します。そして、運命の分かれ道の効果でお互いにコイントスです」


奇数なら表、偶数なら裏

↓1:悦子のコイン結果
↓2:遊治のコイン結果

悦子「私は表です。ライフを2000回復します」

遊治「俺は裏だったよ。2000ダメージか」

鷲宮 遊治 LP:4000→7000→5000
伊丹 悦子 LP:4000→6000

遊治「けど、これで決着だなんて味気ない結果よりはマシだね」

悦子「……さっきのこと、本気なんですか?」

遊治「勿論です。自由な俺が好きだと言ってくれた、悦子さんの自由を取り戻す」

  「戦いの理由が一つ増えたぐらいじゃ、俺は止まりませんよ」

悦子「……」

遊治「ここから先は、勝利の風を吹かせます」

遊治「フィード魔法、霞の谷の神風を発動! 手札から霞の谷の雷鳥を召喚し、雷鳥を手札に戻すことでミスト・コンドルを特殊召喚! ミスト・コンドルは自身の効果で攻撃力を1700にする!」

ミスト・コンドル ATK:1400→1700

遊治「雷鳥の効果にチェーンし、神風の効果発動! デッキから霞の谷の戦士を特殊召喚! そして、雷鳥は手札から場に舞い戻る!」

魅月「すごい展開です……」

遊治「レベル3の雷鳥に、レベル4の戦士をチューニング! その美しくも雄々しき翼翻し、光の速さで敵を討て!」

☆4 + ☆3 = ☆7

遊治「シンクロ召喚! 現れろ、クリアウィング・シンクロ・ドラゴン!」

悦子「クリアウィング……!」

遊治「まだ終わりじゃないですよ。BF-精鋭のゼピュロスを反転召喚!」

遊治「バトル! ゼピュロスでダイレクトアタック!」

悦子「っ!///」ビクッ

遊治(あ、ドMなのは本心だったんだ……)

  「続いてミスト・コンドル!」

悦子「んっ!///」

遊治「クリアウィング! 旋風のヘルダイブスラッシャー!」

悦子「んああああっ!?///」ビクン!

伊丹 悦子 LP:6000→4400→2700→200

遊治「トドメ! 伏せていた速攻魔法、スワローズ・ネスト発動! ゼピュロスをリリースして、デッキから霞の谷のファルコンを特殊召喚!」

  「霞の谷の神風を手札に戻し、ファルコンでダイレクトアタック!」

悦子「それは止めないといけません! 手札から《虹クリボー》の効果発動! このカードをファルコンに装備させます! 虹クリボーは装備したモンスターは攻撃出来ません!」

《虹クリボー》
効果モンスター
星1/光属性/悪魔族/攻100/守100
「虹クリボー」の以下の効果はそれぞれ1ターンに1度ずつ発動できる。
●相手モンスターの攻撃宣言時に発動できる。
このカードを手札から装備カード扱いとしてそのモンスターに装備する。
この効果でこのカードを装備しているモンスターは攻撃できない。
●相手モンスターの直接攻撃宣言時に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したこのカードは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。

遊治「止める術は持ってたんですね……」

遊治「なら、メイン2! レベル4のファルコンとミスト・コンドルでオーバーレイ! 漆黒の闇より愚鈍なる力に抗う反逆の牙! 今、降臨せよ!」

  「エクシーズ召喚! 現れろ、ダーク・リベリオン・エクシーズ・ドラゴン!」

悦子「クリアウィングと、ダーク・リベリオン……」

魅月「2体の竜が……」

遊治「俺はこれでターンエンド」

鷲宮 遊治
LP:5000 手札:1
場:クリアウィング、ダーク・リベリオン(素材:2)
墓地:雷鳥、戦士、ゼピュロス、スワローズ・ネスト、サイクロン

伊丹 悦子
LP:200 手札:2
場:なし
墓地:虹クリボー、シモッチ、ギフトカード、運命の分かれ道

今日はここまで

悦子さんがメチャクチャヒロインしてるなぁ……(しみじみ)
魅月にもまだチャンスは多分あるで!界とか唯さんとかも……あるかなぁ?

ではまた次回ノシ

誰とくっつくかは終了までの好感度に左右されますからなんとも

今日はあと30分後くらいから始めます

悦子「私のターンです。ドロー」

  「私は《堕天使ナース-レフィキュル》を通常召喚します」

《堕天使ナース-レフィキュル》
効果モンスター
星4/闇属性/天使族/攻1400/守 600
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手のライフポイントが回復する効果は、
相手のライフポイントにダメージを与える効果になる。

遊治「シモッチを内蔵したモンスターか」

悦子「そして《成金ゴブリン》発動。1枚ドローして、遊治さんのライフを1000回復させます。が、レフィキュルが場に存在する限り、回復はダメージとなります」

《成金ゴブリン》
通常魔法
自分のデッキからカードを1枚ドローする。
その後、相手は1000ライフポイント回復する。

遊治「くっ!」

魅月「そんな!? ドローする上でダメージまで……!」

悦子「これで終わりではありません。更に成金ゴブリン発動。1枚ドローして1000ダメージです」

鷲宮 遊治 LP:5000→4000→3000

悦子「そして、《ソウルテイカー》を発動。クリアウィングを破壊して、1000回復。当然、これもダメージに変わります」

《ソウルテイカー》
通常魔法
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して破壊する。
その後、相手は1000ライフポイント回復する。

クリアウィング「キシャアアアアア!」

遊治「クリアウィング!? ぐあっ!?」

悦子「これももう1枚。ダーク・リベリオンを破壊し、遊治さんに1000ダメージ」

鷲宮 遊治 LP:3000→2000→1000

魅月「遊治さん!? 悦子さん、もうやめて!」

悦子「形勢逆転、ですね。やはりあなたはクリュメノスには勝てない」

遊治「……」

悦子「お別れです。遊治さん」

遊治「悦子さんが勝ってお別れ。そうですか」

悦子「はい」

遊治「俺は絶対にクリュメノスに勝てない、と」

悦子「はい」

遊治「じゃあ、何で悦子さんは泣いてるんですか?」

悦子「!?」

魅月「あ……」

遊治「勝って喜ぶなら分かりますが、勝ちを確信した人間が泣くのはおかしい」

  「つまり、あなたは俺に勝ちたくない。心まで、悪魔(クリュメノス)には売り渡してないということだ」

悦子「そ、そんなことはありません!」ゴシゴシ

遊治「あなたは俺に勝って欲しいと思っている!」

悦子「違います! 私はクリュメノスの女! あなたの憎むべき敵です!」

遊治「いいや、違う。悦子さんは俺の仲間だ」

悦子「――っ! レフィキュル! 遊治さんにトドメを! これでライフは0になって私の勝利です!」

遊治「手札からバトルフェーダーを発動。守備表示で特殊召喚し、バトルフェイズを終了させます」

悦子「!?」

遊治「俺はこんなところで負けられないんだ。俺の為にも、共に戦ってくれた仲間の為にも。勿論、悦子さんの為にも」

悦子「そんな、そんなの……ダメです」

  「許されるわけがないんです。あなたを裏切った、卑しい女が傍にいることなんて……そんな権利、あるはずが」

遊治「ここはあなたと俺達しかいません。だから、権利なんて必要ありません」

悦子「!」

遊治「権利が欲しいのなら、俺があげます」

悦子「遊治さん……」

遊治「悦子さんが、押しつぶされそうだった俺の心を解放してくれた。だから、あなたが敵に回ってもこうして自然に受け入れられる」

  「今度は俺があなたを救う番です」

悦子「……ターンエンドです」


鷲宮 遊治
LP:1000 手札:0
場:バトフェ
墓地:雷鳥、戦士、ゼピュロス、ファルコン、ミスト・コンドル、クリアウィング、ダーク・リベリオン、スワローズ・ネスト、サイクロン

伊丹 悦子
LP:200 手札:0
場:レフィキュル
墓地:虹クリボー、成金ゴブリン2枚、ソウルテイカー2枚、シモッチ、ギフトカード、運命の分かれ道

遊治「俺のターン。ドロー」

  「霞の谷の神風を手札に戻し、ゼピュロスを蘇生。俺は400ダメージを受けます」

鷲宮 遊治 LP:1000→600

悦子「!」

遊治「レフィキュルとゼピュロスの攻撃力の差は200.そして、悦子さんのライフも200」

悦子「……さぁ、やってください」

  「私、ドMだからダメージは大歓迎です」

遊治「……ゼピュロスで、レフィキュルに攻撃」

悦子「んんんっ!///」ビクンビクン!

伊丹 悦子 LP:200→0

鷲宮 遊治 WIN

遊治「悦子さん!」ダッ!

魅月「悦子さん!」

悦子「……ふふっ、遊治さんはやはり、お強いですね……」

遊治「悦子さん、しっかり!」

悦子「あぁ……遊治さんが見えません……何処にいます?」

遊治「ここに、傍にいます!」

悦子「……そこでしたか」

遊治「悦子さ――んっ!?///」チュッ

魅月「!?」

悦子「遊治さん……本当は、あなたのことが……」キラキラ…

  「大好きです……」

  (これが、組織の外に出て初めて味わった、恋だから……)パサッ

遊治「……」

伊丹 悦子の好感度が変動しました

1、2、3:7
4、5、6:8
7、8、9:9
0:10

ゾロ目の場合は上昇値が倍

↓2

好感度の変移

伊丹 悦子:50→57

遊治「」スクッ

魅月「ぐすっ、遊治さん……?」

遊治「次に行く。きっと、ユーシが待ってるから」

魅月「……そうですよね。止まってる暇はありませんもんね」ゴシゴシ

  「遊治さんが勝てば、悦子さんも元に戻るかもしれませんし!」

  「だから……せめて、泣くことぐらいはしてもいいと思いますよ?」

遊治「……」ポタポタ

ウィィィィィン!

遊治「!」

魅月「!?」

ユーシ「いやぁ、いいデュエルだったよ。ユージ」パチパチ

   「けど、彼女がまさかこちら側の人間だったとは。ドクターは全てお見通しだったわけだね」

遊治「ユーシ……」

ユーシ「ま、そんな負け犬女のことなんて放っておいて、早く楽しい楽しい僕達のデュエルを楽しもうじゃないか!」

魅月「負け犬女って、あなた! もっと他に言い方が!」

ユーシ「ん? ギャラリーを呼んだつもりはないけど……まぁいいや。ユージの後でならサクッと潰してあげる」

遊治「ユーシ」

ユーシ「ん?」

遊治「俺は……お前のこともどうにかしたいと思っている」

  「昔のお前は、誰かをあざ笑うような奴じゃなかった。その時の心を取り戻させてやれば、きっと元の優しいお前に戻ると」

ユーシ「昔? それじゃ、楽しめないよ。僕は今、楽しむことしか知らないから最高の人生を送っているのさ」

   「それに、君じゃ僕には勝てない」ゴゴゴゴゴゴゴ

遊治「やって見なきゃ、分かんないだろ」ゴゴゴゴゴゴゴ

◆5階

ブォン! キキッ!

漣「ここが狸小路のいる階層か」

蒼姫「全く、階段をD・ホイールで上るなんて無茶しすぎだろ!」

漣「付いて来た奴が何を言ってるんだ」

蒼姫「全く……ん?」

ガシャンガシャン!

村上「ようこそ、水野 漣。それと……」

蒼姫「アタシか? 想鐘 蒼姫だ」

村上「そうか。私は村上 雅人」

漣「知っている。大企業「ワイズマンブレイン」の社長」

村上「ほう、それは光栄だな。君のようなノーマル級の人間に知って貰えるとは」

蒼姫「アンタが何でこんなところにいるんだ?」

村上「それは、私がクリュメノスのスポンサーだからさ」

漣&蒼姫「!?」

村上「さて、それを知った君達をここから生きて返す訳にはいかなくなりました」

ガシャンガシャン!

蒼姫「あの2人の鎧の男……まさか」

漣「ユナイト卿、か」

ユナイト「……」

村上「もう一人は狸小路市長の用心棒です。君達が何処まで抵抗出来るか見物ですね」

ユナイト「っ!」ジャキン!

???「……」

漣「!?」

村上「何の真似ですか!? ユナイト卿!」

ユナイト「失敬。我輩、この男に用があるのでな。社長の折角のお誘い、お断りする」

???「ほう」

村上「チッ、ノーマル級以下のカスの分際で……!」

ユナイト「お主達。この先の男に用があるのだろう? 早く行け」

    「我輩、クリュメノスの邪魔さえ出来ればそれでいいのでな。そこにいられると却って邪魔だ」

漣「そうかよ! じゃ、そうさせてもらう!」

村上「行かせん!」ジャキィ!

蒼姫「漣! コイツは私が!」バッ!

村上「なっ!?」

蒼姫「仇、討って来い」

漣「……済まない。蒼姫」

村上「この……いいでしょう。まずはあなたを塵にしてあげましょう」

蒼姫「遠慮しますわ、社長さん♪」


ユナイト「……貴様から溢れる摩訶不思議なオーラ。間違いない」

    「貴様も、デュエルロイドなのだろう?」

優美「……懐かしい響きだ。デュエルロイド、ユナイトシステム」

  「そう、俺は嘗てU-Bと呼ばれていた男」

  「今の我が名は、紫炎斬 優美」

今日はここまで

優美参戦&ユナイト卿復活! まぁ、相手するならこの人しかいないなと

あぁ、もうこのまま悦子さんヒロインでいい気がしてきた(笑)

ユナイト卿vs優美、蒼姫vs社長戦でこのスレも終わりかな

ではノシ

デュエルが続くと展開に詰まるからどうしても間がががが

明日はやります
今の内に先攻後攻安価だけでも

奇数ならユナイト卿が先攻、偶数なら優美が先攻

↓1

次回はユナイト卿先攻で

小ネタか……一つくらいならいけそうかな

小ネタ募集するよ!(唐突)

○デュエルロイド達の会話

※この話は本編と全く関係のない、メタ発言の宝庫です。シリアスが続いてる本編の清涼剤としてご覧ください。

遊治「……」

ユーシ「それじゃ、第1回「デュエルロイドの生き残り勢会議」を始めるよ!」

ユナイト「うむ」

優美「……」コクリ

遊治「いや、待とうか」

遊治「ここってこの前、唯さん達が使ってた会議室だよね? 何で今回は俺達が呼ばれてるのさ」

ユーシ「愚問だね、ユージ。楽しいからに決まってるじゃないか」

遊治「ユーシはもう黙ってようか」

ユナイト「正直、我輩にも分からん。だが、デュエルロイド同士で集まる機会自体は重要じゃないか?」

遊治「そ、そうですけど……」

優美「何の話をするつもりだ?」

遊治(紫炎……?)

ユーシ(エクシーズの紫炎かな?)

ユナイト「ここでは比較的自由に語ってもいいらしいからな。好きな議題でよかろう」

遊治(ここにいる人、半数が鎧姿なんだけど)

優美「じゃあ、まずはU-G。お前が議題を出せ」

遊治「俺!? 何で!?」

優美「一番平穏に生きて来たからだ」

遊治「……はい」

  「えーと、じゃあ……」

遊治が出した議題
↓1

遊治「自分の思うアイドルカードは? これならデュエリストとして皆考えることだし、ゆるく議論できるでしょ?」

ユーシ「アイドル? 何それ」

遊治「……そっか。研究所にずっといたユーシはアイドルカードとか知らないんだ」

  「例えば、俺は「霞の谷の祈祷師」! この扇情的な格好がいいんだよね!」

  「こんな風に能力だけじゃなく、デザインなんかで好きになれそうなカードを選ぶんだよ」

ユーシ「ふーん。じゃあ、僕はゾンビ・マスターかな」

遊治「」ズコー!

ユーシ「だって、アンデット族デッキだし」

遊治「……分かったよ。ユナイト卿は?」

ユナイト「我輩、色恋に現を抜かすような性格はしとらん」

    「だが強いて言えば、このエフェクト・ヴェーラーは気に入っておるぞ」

遊治「えっと、優美は?」

優美「俺は全ての女を手に入れたい。だから特定のアイドルカードなど持たん」

遊治(……非常にやりづらい!)

ユーシ「あ、じゃあ次は僕が議題出すよ!」

遊治「う、うん……」

  (今のユーシは一体どんなことを気にしてるんだろう)

ユーシ「遊治の周りには女の人がいっぱいいるけど、結局誰が好きなの?」

遊治「ブーッ!?」

ユナイト「なんと、複数の女子を侍らしておるのか」

優美「おいU-G、一人だけズルいんじゃないか? というか、全員寄越せ」

遊治「ちょ、ちょっと待った! 魅月達とはそういう関係じゃないから!」

  「そりゃ、米呉馬市に来てから異性の知り合いが増えたけど……」

ユーシ「ふーん……ユージって、「ヘタレ」って奴だったんだ。面白ーい」

ユナイト「情けない」

優美「死ね」

遊治「orz」グサグサグサッ!

ユナイト「では、今度は我輩が。お主らが今、まだ戦う理由とは何か?」

    「我輩は、戦うことでしか生きる意味を見いだせない身体が故、戦っている」

遊治(堅い! 議題が堅い!)

ユーシ「僕は楽しいから! ドクターに従うのも、デュエルするのも、他人を蹂躙してカードに変えるのも、皆楽しいからだよ!」

優美「戦いの理由など、とうに忘れた。あるのは欲望のみ。支配欲、破壊欲、力への欲望! 性欲! 欲を満たす為の手段がそれだ」

遊治(改めて、ろくでもない面子だなぁ……)

ユナイト「少年。貴様はどうだ?」

遊治「俺は……戦うことで誰かを救えるのなら、それが理由なんだと思う」

ユナイト「ほう、正義を掲げて戦いに挑むか」

遊治「そんな大層なものじゃない。けど、自分に出来ることがあるのなら、俺はそれを選びたい。俺の自由意思で」

ユーシ「……」

優美「最後は俺か。じゃあ……ヤるならどの女とだ? 俺はあの唯って女だな。締まりがよさそうだ」

遊治「最後の最後で嫌な議題!?」

ユーシ「ヤる? デュエルなら、別にいないかな。南 氷河も倒したし。あ、でも魅月って女の子を倒してユージが怒るなら戦おうかな」

ユナイト「先ほども言ったが、我輩はそういうことに興味はない」

優美「男なら、性欲の一つも持っておかないと、後々困るぞ?」

ユナイト「ふん」

ユーシ「ユージは?」

遊治「……ノーコメントで」

優美「認めん」

遊治「そんな横暴な!?」

優美「横暴で何が悪い」

遊治(U-Bってこんなキャラだっけ?)

  「えー……」

ユーシ「あ、会議内容は全部録音してるから慎重に答えてね」

遊治「今更!? ってか何してんの!」

遊治「……そ」

キーンコーンカーンコーン

ユーシ「あ、終わった」

ユナイト「何と、お開きか」

優美「よし、帰るか」

ユーシ「それじゃ、またね。ユージ♪」

ユナイト「さらばだ、少年」

遊治「え? え?」

  「……まぁ、言わなくていいならいいけど、何か釈然としない……」


デュエルロイド達が本当に曲者と化していた件
まぁ、出自が出自だからね

では、また次回ノシ

あと10分後にスタート予定

あと、大道のThe supremacy SUNもそうだったけど、真の切り札設定の強欲のサラメーヤは出せなさそうです
作ってくれた人には本当に申し訳ない(メタルマンの博士並感)

ユナイト「U-B……その仮面の下は、他のデュエルロイドと同じ顔をしているのか?」

優美「……見たいのか? この俺の顔を」カチャ

ユナイト「き、貴様……!?」

優美「そうだ。俺はドクター・ハンドに殺された。他のデュエルロイドと同様にな。だが、俺は辛うじて生き残り、何処かの研究機関に拾われた」

  「その時、既に俺の身体はボロボロだった。腕や脚はぎりぎり繋がっている程度。内臓もずたずたになり、顔は今お前が見た通り」

  「だが生きていた。長い間海を漂流し、肉を魚や鳥に啄まれ、腐敗しながらも生きていた」

ユナイト「……」

優美「拾われた先で改造手術を受け、俺は蘇った。そして、狸小路市長の用心棒として使わされた」

ユナイト「貴様は……クリュメノスを恨んではいないのか?」

優美「恨まないか? 当然、憎悪を抱いている」

  「だが、今はどうでもいい。他に戦う理由があるからな」

ユナイト「……そうか」

    (主を守る為の戦いか……よかろう)

ユナイト&優美「「デュエル!」」

ユナイト「我輩の先攻! モンスターをセットし、カードを2枚伏せてターンエンド」

優美「俺のターン、ドロー!」

  「《六武の門》を発動。更に《六武衆の結束》を発動」

《六武の門》
永続魔法(制限カード)
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
このカードに武士道カウンターを2つ置く。
自分フィールド上の武士道カウンターを任意の個数取り除く事で、以下の効果を適用する。
●2つ:フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」または「紫炎」と名のついた
効果モンスター1体の攻撃力は、このターンのエンドフェイズ時まで500ポイントアップする。
●4つ:自分のデッキ・墓地から「六武衆」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
●6つ:自分の墓地に存在する「紫炎」と名のついた効果モンスター1体を特殊召喚する。

《六武衆の結束》
永続魔法
「六武衆」と名のついたモンスターが召喚・特殊召喚される度に、
このカードに武士道カウンターを1つ置く(最大2つまで)。
また、武士道カウンターが乗っているこのカードを墓地へ送る事で、
このカードに乗っていた武士道カウンターの数だけデッキからカードをドローする。

優美「《真六武衆-カゲキ》を召喚。効果で手札の《六武衆の影武者》を特殊召喚! そして、六武の門と結束にカウンターが乗る!」

《真六武衆-カゲキ》
効果モンスター
星3/風属性/戦士族/攻200/守2000
このカードが召喚に成功した時、手札からレベル4以下の
「六武衆」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上に「真六武衆-カゲキ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、
このカードの攻撃力は1500ポイントアップする。

《六武衆の影武者》
チューナー(効果モンスター)
星2/地属性/戦士族/攻400/守1800
自分フィールド上に表側表示で存在する「六武衆」と名のついたモンスター1体が
魔法・罠・効果モンスターの効果の対象になった時、
その効果の対象をフィールド上に表側表示で存在するこのカードに移し替える事ができる。

六武の門 武士道C:0→2→4
六武衆の結束 武士道C:0→1→2

ユナイト「六武衆か……」

優美「六武の門の効果発動! 武士道カウンターを4つ取り除き、デッキから《真六武衆-キザン》を手札に加える!」

《真六武衆-キザン》
効果モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1800/守500
自分フィールド上に「真六武衆-キザン」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが表側表示で存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚する事ができる。
自分フィールド上にこのカード以外の「六武衆」と名のついた
モンスターが表側表示で2体以上存在する場合、
このカードの攻撃力・守備力は300ポイントアップする。

優美「キザンを特殊召喚! 武士道カウンターがそれぞれ乗り、また門の効果で4つ取り除いてデッキのキザンを加える! このキザンも特殊召喚!」

六武の門 武士道C:4→2→4→0→2
六武衆の結束 武士道C:2→0→1→2

ユナイト「ぬぅ……」

優美「今度は結束の効果で2枚ドロー!」

  「これで終わりではないぞ! レベル3のカゲキに、レベル2の影武者をチューニング!」

☆3 + ☆2 = ☆5

優美「シンクロ召喚! 《真六武衆-シエン》!」

《真六武衆-シエン》
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/戦士族/攻2500/守1400
戦士族チューナー+チューナー以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体以上
1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動する事ができる。
その発動を無効にし破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊する事ができる。

ユナイト「させん! 神の警告で無効だ!」

優美「……ふん」

ユナイト LP:4000→2000

優美「仕方ない、戦闘に移るぞ! キザンで裏守備に攻撃! キザンの攻守は他の六武衆がいる時に300上がっている!」

真六武衆-キザンA ATK:1800→2100 DEF:500→800
真六武衆-キザンB ATK:1800→2100 DEF:500→800

ユナイト「貴様が攻撃したのは、《ライトロード・ハンター ライコウ》! リバース効果で攻撃していないキザンを破壊し、デッキトップから3枚を墓地に送る!」

優美「……」

《ライトロード・ハンター ライコウ》
効果モンスター
星2/光属性/獣族/攻200/守100
リバース:フィールド上のカード1枚を選択して破壊できる。
自分のデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。

落ちたカード

0~3:モンスター
4~6:魔法
7~9:罠

↓1~3コンマ

進まないので↑のコンマ1~3桁目で判断します

モンスター、罠、罠で

ユナイト「落ちたのはシンクロ・フュージョニスト、神の宣告、激流葬か……」

優美「これで終わりじゃあない! 速攻魔法、《六武衆の荒行》を発動! キザンと同じ攻撃力の《六武衆-ザンジ》を特殊召喚! 六武の門にカウンターも乗る!」

《六武衆の荒行》
速攻魔法
自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して発動する。
選択したモンスターと同じ攻撃力を持つ、
同名カード以外の「六武衆」と名のついたモンスター1体を自分のデッキから特殊召喚する。
このターンのエンドフェイズ時、選択したモンスターを破壊する。

《六武衆-ザンジ》
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1800/守1300
自分フィールド上に「六武衆-ザンジ」以外の
「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードが攻撃したモンスターをダメージステップ終了時に破壊する。
また、フィールド上に表側表示で存在するこのカードが破壊される場合、
代わりにこのカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「六武衆」と名のついたモンスター1体を破壊できる。

六武の門 武士道C:2→4

優美「ザンジでダイレクトアタック!」

ユナイト「ぐおっ!?」

ユナイト LP:2000→200

優美「メイン2、門のカウンターを全て取り除き、デッキから《六武衆の師範》を手札に加え、特殊召喚!」

《六武衆の師範》
効果モンスター
星5/地属性/戦士族/攻2100/守800
自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
このカードが相手のカードの効果によって破壊された時、
自分の墓地の「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
「六武衆の師範」は自分フィールド上に1枚しか表側表示で存在できない。

優美「そして、レベル4のキザンとザンジでオーバーレイ!」

ユナイト「シンクロに続き、エクシーズも使いこなすか……流石、デュエルロイドだな」

優美「エクシーズ召喚! 《六武衆の影-紫炎》!」

《六武衆の影-紫炎》
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/地属性/戦士族/攻2500/守 400
「六武衆」と名のついたレベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分フィールド上の攻撃力2000未満の
「六武衆」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの元々の攻撃力はエンドフェイズ時まで2000になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。

優美「そして最後に門の効果で3枚目のキザンをサーチし、特殊召喚! カードを1枚セットしてターンエンド!」

六武の門 武士道C:4→0→2→4→0


ユナイト
LP:200 手札:3
場:伏せ1枚
墓地:ライコウ、シンクロ・フュージョニスト、神警、神宣、激流葬

紫炎斬 優美
LP:4000 手札:2
場:師範、影紫炎、キザン、門、伏せ1枚
墓地:カゲキ、影武者、シエン(非正規召喚)、キザン、結束、荒行

今日はここまで

うん、改めて門結束の回り方はおかしい

ではまたノシ

今日も20~21時頃を予定

このまま順調に行って、今日明日でスレ埋め完了予定かな。なので安価協力よろしくです

あと、今から埋め用の小ネタを募集します。エロは今回はなしで。気分的に

そろそろ始めようかな

誰かいる?

そろそろ始めようかな

誰かいる?

ユナイト「我輩のター――ぐふっ!?」

優美「随分、無理が生じてるようだな。それもそうだ。あのサバイバルで負けてカードにされたお前は、復活してからほぼ時間を空けずに俺と対峙している」

  「言わば、3人のデュエルロイドと連戦しているようなものだ。いくら改造済みとはいえ、悲鳴を上げない方がおかしい」

ユナイト「……それでも、我輩は戦う。戦いの中でしか、生きることが出来ないからだ!」

    「貴様こそ、戦う理由があの男でいいのか? 狸小路のような男を主として認め、命を張る価値があるのか?」

優美「……クッ、ハハハハハハハハ!」

  「お前、まさか俺があの男の為に戦っていると思っていたのか?」

ユナイト「なっ、貴様はあの男につかえていたのではないのか!?」

優美「ああ。だが、そんなことはどうでもいいのだ。俺が戦う真の理由。それは、己の欲望を満たす為だ」

  「破壊欲、戦闘欲、支配欲! 全てを壊し、いずれはクリュメノスの全てを奪い取って我がものとするため! お前はその前座に過ぎない」

ユナイト「なんと……」

優美「あの日、海に落とされてから俺は自分の中のタガが外れたのだ。全ての欲を抑え込むためのな!」

  「ドクターにも勿論報復はする。全ての邪魔者が片付いてからな!」

ユナイト「……理解した。貴様は、歪み切った怪物だとな」

優美「体の隅々まで改造されたお前に言われる筋合いはないな」

ユナイト「ああ、そうだ。だからこそ、貴様は我輩がここで倒さなくてはならない」

    「ドロー! 《アンノウン・シンクロン》を特殊召喚! 更にジャンク・シンクロンを召喚! 効果で墓地からシンクロ・フュージョニストを蘇生!」

《アンノウン・シンクロン》
チューナー・効果モンスター
星1/闇属性/機械族/攻0/守0
「アンノウン・シンクロン」の(1)の方法による特殊召喚はデュエル中に1度しかできない。
(1):相手フィールドにモンスターが存在し、自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。

ユナイト「レベル2のシンクロ・フュージョニストにレベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!」

☆2 + ☆3 = ☆5

ユナイト「シンクロ召喚! TG-ハイパー・ライブラリアン! シンクロ・フュージョニストの効果で融合を手札に加える!」

    「そして、レベル5のライブラリアンに、レベル1のアンノウン・シンクロンをチューニング!」

☆5 + ☆1 = ☆6

ユナイト「シンクロ召喚! 出でよ、大地の騎士ガイアナイト!」

ユナイト「行くぞ。我輩は融合を発動! 場のガイアナイトと、手札の《融合呪印生物-地》を融合!」

《融合呪印生物-地》
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻1000/守1600
このカードを融合素材モンスター1体の代わりにする事ができる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
フィールド上のこのカードを含む融合素材モンスターを生け贄に捧げる事で、
地属性の融合モンスター1体を特殊召喚する。

ユナイト「融合召喚! 出でよ、地天の騎士ガイアドレイク!」

優美「それが貴様のエースだったな。だが、ソイツ1体でどうするつもりだ?」

ユナイト「罠カード《裁きの天秤》を発動! 我輩の手札は0! 場には2枚のみで、貴様の場には5枚のカードがある! よって、3枚ドロー!」

《裁きの天秤》
通常罠
「裁きの天秤」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):相手フィールドのカードの数が
自分の手札・フィールドのカードの合計数より多い場合に発動できる。
自分はその差の数だけデッキからドローする。

ユナイト「そして、ミラクルシンクロフュージョンを発動! 墓地のガイアナイトと融合呪印生物を除外し、融合!」

    「出でよ、2体目のガイアドレイク!」

優美「2体目だと!?」

ユナイト「貪欲な壺を発動! ライコウ、ジャンク・シンクロン、アンノウン・シンクロン、シンクロ・フュージョニスト、ハイパー・ライブラリアンを戻し、2枚ドロー!」

ユナイト「……勝負は決したな」

優美「何?」

ユナイト「行くぞ、まず1体目のガイアドレイクで師範を攻撃!」

優美「くっ!」

紫炎斬 優美 LP:4000→2600

ユナイト「トドメだ。ガイアドレイクで六武衆の影-紫炎に攻撃!」

優美「愚か者め! 攻撃力の差はたった1000! 俺のライフを0にするには届いていないぞ!」

ユナイト「攻撃宣言時、《決闘融合-バトルフュージョン》を発動! 紫炎の攻撃力をガイアドレイクに加算する!」

《決闘融合-バトル・フュージョン》
速攻魔法
「決闘融合-バトル・フュージョン」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分フィールドの融合モンスターが
相手モンスターと戦闘を行う攻撃宣言時に発動できる。
その自分のモンスターの攻撃力はダメージステップ終了時まで、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。

優美「なっ!? ば、バカな!?」

ユナイト「貴様の影、我が槍をもって粉砕する! 受けよ!」

地天の騎士ガイアドレイク ATK:3500→6000

優美(伏せは《六尺瓊勾玉》……この効果は破壊じゃないから、防げない!)

《六尺瓊勾玉》
カウンター罠
自分フィールド上に「六武衆」と名のついたモンスターが
表側表示で存在する場合のみ発動する事ができる。
相手が発動した、
カードを破壊する効果モンスターの効果・魔法・罠カードの発動を無効にし破壊する。

優美「この俺が、こんなところで俺が――ぐおおおおおおおおおおお!?」

紫炎斬 優美 LP:2600→0

ユナイト WIN

ユナイト「……U-B、貴様の敗因は欲に溺れ、自分すら見えなくなっていたことだ。かつて力に溺れ、全てを失った我輩みたいにな」パサッ

    「……ぐっ!?」ガクン!

    「ハハハ……流石に、体力が持たないか……済まぬな、少年。我輩はここで少し休む……」


奇数なら蒼姫が先攻、偶数なら村上が先攻

↓2

残念だが、今日はここまで

今までサボってたのもあるけど、人が来なくなると寂しいね
先攻後攻は↑で判断します

では

今日は20時頃から始めます

もうそろそろ次スレに行くかな?

あと10分後くらいしたらスタートします

人はいるかな?

謎のコンマ安価

↓1

村上「私の先攻ですね」

  「《夜薔薇の騎士》を通常召喚」

《夜薔薇の騎士》
チューナー(効果モンスター)
星3/闇属性/戦士族/攻1000/守1000
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は植物族モンスターを攻撃対象に選択する事はできない。
このカードが召喚に成功した時、
手札からレベル4以下の植物族モンスター1体を特殊召喚する事ができる。《ローンファイア・ブロッサム》
効果モンスター
星3/炎属性/植物族/攻 500/守1400
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する
植物族モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから植物族モンスター1体を特殊召喚する。

村上「夜薔薇の騎士の効果で、手札から《ローンファイア・ブロッサム》を特殊召喚」

《ローンファイア・ブロッサム》
効果モンスター
星3/炎属性/植物族/攻 500/守1400
1ターンに1度、自分フィールド上に表側表示で存在する
植物族モンスター1体をリリースして発動できる。
デッキから植物族モンスター1体を特殊召喚する。

蒼姫「植物族デッキか……」

村上「ええ。中でも、このローンファイア・ブロッサムはアルティメットレア級の効果を持っています」

  「このカードをリリースし、デッキから2体目のローンファイア。更にリリースして、3体目。そして、3体目もリリースして《桜姫タレイア》を特殊召喚」

《桜姫タレイア》
効果モンスター
星8/水属性/植物族/攻2800/守1200
このカードの攻撃力は、自分フィールド上の
植物族モンスターの数×100ポイントアップする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカード以外のお互いのフィールド上の植物族モンスターは
カードの効果では破壊されない。

村上「どうです? 美しいでしょう? これこそ、ウルトラレア級のモンスターの持つ力の美しさです」

蒼姫「また面倒な……」

村上「更に死者蘇生を発動。墓地のローンファイア・ブロッサムを蘇生」

蒼姫「またぐるぐる回す気かい?」

村上「ご安心ください。もうローンファイアの効果は使いません。レベル3のローンファイアに、レベル3の夜薔薇の騎士をチューニング!」

☆3 + ☆3 = ☆6

村上「シンクロ召喚! ヘル・ブランブル!」

《ヘル・ブランブル》
シンクロ・効果モンスター
星6/光属性/植物族/攻2200/守1800
チューナー+チューナー以外の植物族モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いに手札から植物族以外のモンスターを召喚・特殊召喚するためには、
1体につき1000ライフポイントを払わなければならない。

村上「ヘル・ブランブルは植物族以外を召喚・特殊召喚する為に1000ライフを支払わなければなりません。つまり、あなたに許された召喚権は、たったの4回です」

  「加えて、タレイアの効果で効果破壊は出来ません。私はこれでターンエンドです」


想鐘 蒼姫
LP:4000 手札:5
場:
墓地:

村上 雅人
LP:4000 手札:2
場:タレイア、ヘル・ブランブル
墓地:ロンファ×3、夜薔薇の騎士、死者蘇生

蒼姫「私のターン! ドロー!」

  「私のライフを削りたいって? だったら望み通り、くれてやるよ!」

村上「何だと?」

蒼姫(こんなところで私が負けたら、どうしようもないよな? 漣)

  「《超重武者タマ-C》を通常召喚!」

《超重武者タマ-C》
チューナー・効果モンスター
星2/闇属性/機械族/攻100/守800
「超重武者タマ-C」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「超重武者」モンスター以外のモンスターが存在せず、
自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
相手フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードをフィールドから墓地へ送る。
その後、墓地へ送ったそのモンスター2体の元々のレベルの合計と同じレベルを持つ「超重武者」Sモンスター1体を
エクストラデッキからS召喚扱いで特殊召喚する。

想鐘 蒼姫 LP:4000→3000

村上「超重武者?」

蒼姫「おや、見るのは初めてかい? このデッキはフルモン構成のデッキ!」

  「そして、墓地に魔法・罠がない時にタマ-Cは自身と相手のモンスター1体を墓地に送ることで、超重武者をシンクロ召喚出来る!」

村上「!」

蒼姫「私はレベル8のタレイアとレベル2のタマ-Cを墓地に送る!」

  「荒ぶる神よ、千の刃の咆哮と共に砂塵渦巻く戦場に現れよ!」

☆8 + ☆2 = ☆10

蒼姫「シンクロ召喚! いざ出陣! レベル10! 《超重荒神スサノ-O》!」

《超重荒神スサノ-O》
シンクロ・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻2400/守3800
機械族チューナー+チューナー以外の「超重武者」モンスター1体以上
このカードはルール上「超重武者」カードとしても扱う。
(1):このカードは表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、このカードは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。
(2):1ターンに1度、自分の墓地に魔法・罠カードが存在しない場合、
相手の墓地の魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
そのカードを自分フィールドにセットする。
この効果でセットしたカードはフィールドから離れた場合に除外される。
この効果は相手ターンでも発動できる。

想鐘 蒼姫 LP:3000→2000

村上「おや? シンクロ召喚出来るのは超重武者ではないのですか? それに、守備表示でシンクロ?」

蒼姫「スサノ-Oは超重武者扱いになるのさ。そして、スサノ-Oは守備表示のまま攻撃することが出来る!」

村上「!?」

蒼姫「それだけじゃない! 自分の墓地に魔法・罠がない時に、相手の墓地の魔法・罠を自分のフィールドにセットできる! 私は、アンタの死者蘇生を頂く!」

村上「……所詮、やることは盗人ですか。ノーマル以下のカスレアの分際で、よくも私のカードを」

蒼姫「そのカードだって、どれだけの罪もない人々から巻き上げた金で手に入れたんだ!」

  「死者蘇生を発動! 墓地のタレイアを蘇生! タレイアは自分フィールド上の植物族の数だけ攻撃力を100アップする!」

桜姫タレイア ATK:2800→2900

蒼姫「バトル! タレイアでヘル・ブランブルに攻撃!」

村上 雅人 LP:4000→3300

雅人「くっ!」

蒼姫「トドメだ! スサノ-Oでダイレクトアタック!」


コンマ60以上で攻撃が通る

↓1

村上「手札から《速攻のかかし》を捨てて、その攻撃を無効にする!」

蒼姫「チッ、討ち漏らしたか……!」

  「私はこれでターンエンドだ」

村上「……どうやら、私は少しあなたを甘く見過ぎていたようですね」

  「本気で行く必要がありそうです」


想鐘 蒼姫
LP:2000 手札:4
場:スサノ-O、タレイア
墓地:タマ-C

村上 雅人
LP:3300 手札:1
場:なし
墓地:ロンファ×3、夜薔薇の騎士、ヘル・ブランブル
除外:死者蘇生

村上「私のターン、ドロー!」

  「手札からソウル・チャージを発動!」

蒼姫「げっ!?」

村上「墓地のローンファイア・ブロッサム3体を蘇生させ、ライフを3000失う!」

村上 雅人 LP:3300→300

村上「1体目のローンファイアをリリースし、デッキから《スポーア》を特殊召喚!」

《スポーア》
チューナー(効果モンスター)
星1/風属性/植物族/攻 400/守 800
このカードが墓地に存在する場合、
このカード以外の自分の墓地の植物族モンスター1体を
ゲームから除外して発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚し、
この効果を発動するために除外したモンスターのレベル分だけ
このカードのレベルを上げる。
「スポーア」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。

村上「2体目をリリースして、《ギガプラント》を特殊召喚!」

《ギガプラント》
デュアルモンスター
星6/地属性/植物族/攻2400/守1200
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
自分の手札・墓地から昆虫族または植物族モンスター1体を選んで特殊召喚する。

村上「レベル6のギガプラントに、レベル1のスポーアをチューニング!」

☆6 + ☆1 = ☆7

村上「清廉なる花園に芽吹き孤高の薔薇よ、蒼き月の雫を得てここに開花せよ! シンクロ召喚! 月華竜 ブラック・ローズ!」

  「月華竜の効果で、スサノ-Oをエクストラデッキにバウンス!」

蒼姫「ここにきて月華竜だなんて……」

村上「3体目のローンファイアの効果で、デッキから《紅姫チルビメ》を守備表示で特殊召喚!」

《紅姫チルビメ》
効果モンスター
星8/地属性/植物族/攻1800/守2800
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
相手は他の植物族モンスターを攻撃対象に選択できない。
また、このカードが相手によって墓地へ送られた場合、
デッキから「紅姫チルビメ」以外の植物族モンスター1体を特殊召喚できる。

村上「最後の手札、《増草剤》を発動! 墓地のローンファイア・ブロッサムを蘇生し、リリースして《凛天使クイーン・オブ・ローズ》を特殊召喚!」

《増草剤》
永続魔法
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に、
自分の墓地の植物族モンスター1体を選択して特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚するターン、自分はモンスターを通常召喚できない。
この効果で特殊召喚したモンスターがフィールド上から離れた時、このカードを破壊する。

《凛天使クイーン・オブ・ローズ》
効果モンスター
星7/地属性/植物族/攻2400/守1300
このカードは植物族モンスター1体をリリースして
表側攻撃表示でアドバンス召喚する事ができる。
自分のスタンバイフェイズ時に1度だけ、
フィールド上に表側表示で存在する攻撃力の一番低いモンスター1体を破壊する。

村上「スポーアの効果で、墓地のヘル・ブランブルを除外し、レベル7にして蘇生!」

  「レベル7のクイーン・オブ・ローズとスポーアでオーバーレイ! エクシーズ召喚! 《No.11 ビッグ・アイ》!」

《No.11 ビッグ・アイ》
エクシーズ・効果モンスター
ランク7/闇属性/魔法使い族/攻2600/守2000
レベル7モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターのコントロールを得る。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。

村上「ビッグ・アイの効果発動! 素材を1つ取り除き、私のタレイアを返してもらう」

蒼姫「たった2枚の手で、こんなに……」

村上「これでターンエンドです。どうですか? これこそ、ウルトラ級のデュエリストと、字レア程度のデュエリストの格の差です」


想鐘 蒼姫
LP:2000 手札:4
場:なし
墓地:タマ-C

村上 雅人
LP:300 手札:0
場:月華竜、チルビメ(守備表示)、タレイア、ビッグ・アイ
墓地:ロンファ×3、夜薔薇の騎士、速攻のかかし、ギガプラ、スポーア、ソルチャ、増草剤
除外:ヘル・ブランブル、死者蘇生

蒼姫「私のターン! ドロー!」

村上「最後のターンです。じっくり考えてから、負けを認めなさい」

蒼姫「……いいや。私は諦めが悪いんだ。手札から《超重武者テンB-N》を特殊召喚!」

《超重武者テンB-N》
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻 800/守1800
「超重武者テンB-N」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手フィールドにモンスターが2体以上存在し、
自分フィールドにモンスターが存在しない場合、
このカードは手札から特殊召喚できる。
(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、
「超重武者テンB-N」以外の自分の墓地のレベル4以下の
「超重武者」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを守備表示で特殊召喚する。

蒼姫「テンB-Nは相手に2体以上のモンスターがいて、自分の場にモンスターがいない時に特殊召喚が可能! そして、このカードの特殊召喚に成功した時、墓地のレベル4以下の超重武者を特殊召喚できる! 私はタマ-Cを特殊召喚!」

  「タマ-Cの効果は、もう説明いらないね!」

村上「……」

蒼姫「レベル8のタレイアとレベルのタマ-Cを墓地に送り、シンクロ召喚!」

  「再び出陣せよ! 超重荒神スサノ-O!」

村上「月華竜の効果発動! レベル5以上のモンスターの特殊召喚時、特殊召喚されたモンスターをバウンスする! スサノ-Oには再度エクストラデッキにお帰り願おう!」

蒼姫「……!」

村上「折角のタマ-Cも無駄でしたね」

蒼姫「……それはどうかな?」

蒼姫「月華竜の効果は1ターンに1度! これで私を遮るものはない!」

  「《超重武者カゲボウ-C》を通常召喚! このカードをリリースすることで、手札の《超重武者ビッグベン-K》を特殊召喚出来る!」

《超重武者カゲボウ-C》
効果モンスター
星3/地属性/機械族/攻500/守1000
「超重武者カゲボウ-C」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードをリリースして発動できる。
手札から「超重武者」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):自分フィールドの「超重武者」モンスターが効果の対象になった時、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
この効果は相手ターンでも発動できる。

《超重武者ビッグベン-K》
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻1000/守3500
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカードの表示形式を変更する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「超重武者」モンスターは、
表側守備表示のままで攻撃できる。
その場合、そのモンスターは守備力を攻撃力として扱いダメージ計算を行う。

蒼姫「ビッグベン-Kも当然、守備表示で攻撃できる! これで終わりよ!」

村上「ま、まさかこの私が……!?」

蒼姫「ビッグベン-Kで月華竜に攻撃!」

村上「こんな、レア度の低い女に――!?」

村上 雅人 LP:300→0

想鐘 蒼姫 WIN

村上「くっ……!」

蒼姫「私はね、アンタみたいに権力を振りかざすような奴が大っ嫌いなんだ」

  「しばらくカードの中で反省してな」

村上「……どうせ、全員こうなる運命だ……いずれ、お前も、お前の男も……」パサッ

蒼姫「そうはならないさ。だって、漣だから。アイツはアンタと違って、常に上だけを見つめる男だからね」

ドサッ!

蒼姫「!」

ユナイト「……」

蒼姫「お、大丈夫か!?」

ユナイト「……」

蒼姫「……やれやれ。後は、頑張んなよ」

少し席を外します

小ネタはまだ募集中だよ!

◆市長室

漣「狸小路ィ!」

狸小路「ん?」

盾子「ハァ、ハァ……」ズタボロ

漣「なっ、お前は……!」

狸小路「フン、次は水野の倅か」

盾子「お、父さん……」パサッ

狸小路「やれやれ、またカードから戻さないといけないではないか」

漣「実の娘を、カードにしたのか」

狸小路「……盾子の方から挑んできたのだ。全く、昔は臆病な娘だったのに……」

   「さて、貴様もわしの邪魔をしにきたのだろう?」

漣「……」ギリィッ

狸小路「貴様は徹底的に潰せそうだ。カードにした後で破いて殺してやろう!」

漣「やれるものならやってみろ。今日、死ぬのは貴様の方だ!」

漣&狸小路「「デュエル!」」


奇数なら漣が先攻、偶数なら狸小路が先攻

↓1

今日はここまで

次回は漣vs狸小路。これでこのスレもおしまいかな。
ここで問題です。狸小路のデッキは何でしょう?ヒントは娘のデッキ

しかし超重武者、強いなぁ。シンクロテーマだけあってソリティア臭い動きも出来るとは……本当にフルモン?
植物もロンファ帰ってきたおかげで反則臭い回り方出来そうだし……なのに中堅。環境トップマジ怖い

ではノシ

おおう、あっさり当てられた……おジャマが正解です

5分後ぐらいに始めます。誰かいるといいなぁ……

狸小路「わしの先攻か、丁度いい」ニヤリ

   「モンスターをセットして、ターンエンド!」

漣「裏守備だけだと!?」

 (誘っているのか……?)

狸小路「さぁ、どうした? わしを倒すんじゃなかったのか?」

漣「……俺のターン、ドロー! ジュラック・グアイバを召喚! 裏守備に攻撃だ!」

狸小路「フン! 破壊されたのは、《おジャマ・ブルー!》」

《おジャマ・ブルー》
効果モンスター
星2/光属性/獣族/攻0/守1000
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから「おジャマ」と名のついた
カード2枚を手札に加える事ができる。

狸小路「おジャマ・ブルーの効果発動! 戦闘破壊された時、デッキからおジャマと名の付いたカードを手札に加える! わしが加えるのは《おジャマ・カントリー》!」

《おジャマ・カントリー》
フィールド魔法
1ターンに1度、手札から「おジャマ」と名のついたカード1枚を墓地へ送る事で、
自分の墓地に存在する「おジャマ」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する。
自分フィールド上に「おジャマ」と名のついたモンスターが表側表示で存在する限り、
フィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの元々の攻撃力・守備力を入れ替える。

漣「グアイバの効果も発動する! 相手モンスターを戦闘破壊した時、デッキから攻撃力1700のジュラックを特殊召喚する! 俺はジュラック・ヴェローを特殊召喚!」

 「メイン2、俺はレベル4のグアイバとヴェローでオーバーレイ!」

 「エクシーズ召喚! エヴォルカイザー・ラギア!」

狸小路「召喚、特殊召喚、魔法、罠を無効にするモンスターか」

漣「お前が何をしようと、コイツがいる限り無駄だ! カードを2枚セットしてターンエンド!」


水野 漣
LP:4000 手札:3
場:ラギア(素材:2)、伏せ2枚
墓地:なし

狸小路 猪太郎
LP:4000 手札:5
場:なし
墓地:おジャマ・ブルー

狸小路「わしのターン、ドロー! 貴様はもうすぐ終わる。お前の両親のように、抵抗すら無駄にな!」

漣「貴様ぁ!」

狸小路「思えば、お前の父親は忌々しかった。何度もわしの手を払いのけて、誠実な市長などといって権力を振りかざそうともしなかった」

   「力の使い方がなっていなかったのだ。力ある者への従い方もな」

漣「だから殺したのか……? たったそれだけの理由で、俺の家族を?」

狸小路「わしらは権力者! 力なきものの未来を踏み躙って飯を食っているのだ! 今更若造の人生がどうなろうと、知ったことではない!」

漣「お前のような奴に、人の上に立つ資格なんてない!」

狸小路「わしの資格を、貴様に決めてもらう筋合いはないわ!」

   「ハーピィの羽根帚を発動! 貴様の伏せを破壊する!」

漣「!? ラギアの効果で無効にする!」

狸小路「これで、厄介なものはなくなった。所詮、貴様などこの程度!」

しまった、ブルーのサーチ2枚だった

もう1枚は《おジャマジック》でお願いします

《おジャマジック》
通常魔法
このカードが手札またはフィールド上から墓地へ送られた時、
自分のデッキから「おジャマ・グリーン」「おジャマ・イエロー」
「おジャマ・ブラック」を1体ずつ手札に加える。

狸小路「おジャマ・カントリーを発動!」

漣「……悪徳政治家にしては、呑気なカードだな」

狸小路「そうだ。この一見のどかな村こそ、わしが支配する場所そのもの!」

   「ここに住む平和ボケした市民達は、何の疑いもなくわしに富をもたらす! 全く、笑いが止まらん!」ゲラゲラ

漣「このクズ野郎が……!」

狸小路「手札からジャンク・シンクロンを召喚! 効果で、墓地のおジャマ・ブルーを召喚! そして、おジャマ・カントリーの真の効力が発揮される!」

   「おジャマモンスターが場にいる限り、攻撃力と守備力が入れ替わる!」

漣「!?」

狸小路「更に、簡易融合を発動! ライフを1000払い、エクストラデッキから《おジャマ・ナイト》を融合召喚!」

《おジャマ・ナイト》
融合・効果モンスター
星5/光属性/獣族/攻0/守2500
「おジャマ」と名のついたモンスター×2
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
使用していない相手のモンスターカードゾーンを
2ヵ所まで指定して使用不可能にする。

狸小路「……貴様は、わしが権力だけに追いすがる、情けないひ弱な男だと考えているようだな?」

漣「違うのか? お前はクリュメノスの後ろ盾で這い上がって来た、汚い卑怯者だ」

狸小路「なら、思い知る。わしの真の恐ろしさを!」

狸小路「レベル2のおジャマ・ブルーに、レベル3のジャンク・シンクロンをチューニング!」

☆2 + ☆3 = ☆5

狸小路「シンクロ召喚! シンクロチューナー、《アクセル・シンクロン》!」

《アクセル・シンクロン》
シンクロ・チューナー・効果モンスター
星5/闇属性/機械族/攻500/守2100
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
自分は「アクセル・シンクロン」を1ターンに1度しかS召喚できない。
(1):1ターンに1度、デッキから「シンクロン」モンスター1体を墓地へ送り、
以下の効果から1つを選択して発動できる。
●墓地へ送ったそのモンスターのレベル分だけ、このカードのレベルを上げる。
●墓地へ送ったそのモンスターのレベル分だけ、このカードのレベルを下げる。
(2):相手メインフェイズに発動できる。
このカードを含む自分フィールドのモンスターをS素材としてS召喚する。

漣「シンクロのチューナー……数の少ない、希少なカードか」

狸小路「そうだ! ここでおジャマ・カントリーのもう一つの効果を発動する! 手札を1枚捨てて、墓地のおジャマ1体を特殊召喚する! わしはブルーを再び召喚!」

   「そして、捨てたおジャマジックの効果発動! 墓地に送られた時、デッキから《おジャマ・イエロー》、《おジャマ・グリーン》、《おジャマ・ブラック》を手札に加える!」

《おジャマ・イエロー》
通常モンスター
星2/光属性/獣族/攻0/守1000
あらゆる手段を使ってジャマをすると言われているおジャマトリオの一員。
三人揃うと何かが起こると言われている。

《おジャマ・グリーン》
通常モンスター
星2/光属性/獣族/攻0/守1000
あらゆる手段を使ってジャマをすると言われているおジャマトリオの一員。
三人揃うと何かが起こると言われている。

《おジャマ・ブラック》
通常モンスター
星2/光属性/獣族/攻0/守1000
あらゆる手段を使ってジャマをすると言われているおジャマトリオの一員。
三人揃うと何かが起こると言われている。

漣「手札を増やしただけ……? いや、違う!」

狸小路「そう、ここからだ。レベル5のおジャマ・ナイトに、レベル5のアクセル・シンクロンをチューニング!」

☆5 + ☆5 = ☆10

狸小路「天よ! 運命よ! 事象の理よ! 巡る天輪に乗せ此処に結実せよ! シンクロ召喚! 《天穹覇龍ドラゴアセンション》!」

《天穹覇龍ドラゴアセンション》
シンクロ・効果モンスター
星10/光属性/ドラゴン族/攻?/守3000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
このカードの攻撃力は自分の手札の数×800ポイントアップする。
フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
このカードのシンクロ召喚に使用したシンクロ素材モンスター一組が
自分の墓地に揃っていれば、その一組を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「天穹覇龍ドラゴアセンション」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。

狸小路「ドラゴアセンションの効果発動! このカードのシンクロ召喚成功時、攻撃力を手札の枚数×800ポイントアップする! わしの手札は今、5枚ある! よって4000アップ!」

漣「おジャマジックで手札を増やしたのはこの為か!?」

狸小路「それだけではない! おジャマカントリーの効果で攻守は逆転している! つまり!」

天穹覇龍ドラゴアセンション ATK:?→3000→7000 DEF:3000→0

漣「攻撃力、7000……!?」

狸小路「そして、貴様のラギアはといえば!」

エヴォルカイザー・ラギア ATK:2400→2000 DEF:2000→2400

狸小路「水野の遺物よ、ここで消え去るがいい! ドラゴアセンションでラギアに攻撃! 超次元昇天葬(アルティメット・アセンディング・ウェーブ)!!」

今日はここまで

市長のデッキはちゃんと三太夫や子狸も入ってます。特殊なのはCNo.とRUMだけですし
加えて、ユーシがベエルゼとドラゴネクロを使っているので、対比としてドラゴアセンションを使わせたかったため、おジャマデッキがすんなりと当て嵌まったわけです
盾子と関係を持たせたのも、デッキコンセプトが似ていたからです

では、また次回!ノシ

あと10分後に始めます

今日中には次スレに行く予定ではあります

漣「はいそうですかって、あっさり負けてたまるか! 速攻魔法、禁じられた聖杯! これでドラゴアセンションの効果を無効にする!」

天穹覇龍ドラゴアセンション ATK:7000→3400

狸小路「ほう。だが、ダメージは受けてもらう!」

水野 漣 LP:4000→2600

狸小路「まだだ! ブルーの攻撃も忘れてもらっては困る!」

漣「忘れてねぇよ! 罠カード、エクシーズ・リボーン発動! ラギアを蘇生し、このカードをラギアの素材にする!」

狸小路「チッ、小賢しい……惨めに生き残って来た貴様らしい」

漣「……」

狸小路「わしはこれでターンエンドだ。さぁ、力に抗って見せろ!」


水野 漣
LP:2600 手札:3
場:ラギア(素材:1)
墓地:グアイバ、ヴェロー、聖杯

狸小路 猪太郎
LP:3000 手札:5
場:ドラゴアセンション、ブルー、カントリー
墓地:ジャンク・シンクロン、ナイト、アクセル・シンクロン、おジャマジック、簡易融合、羽根箒

漣「俺のターン! ドロー!」

 「お前の言う通り、俺は今まで惨めに生き抜いてきた。何もかもを奪われてから、ずっと。この時の為に!」

 「速攻魔法、サイクロン! おジャマ・カントリーを破壊する!」

エヴォルカイザー・ラギア ATK:2000→2400 DEF:2400→2000
天穹覇龍ドラゴアセンション ATK:3000→0 DEF:0→3000
天穹覇龍ドラゴアセンション ATK:1000→0 DEF:0→1000

漣「何のことはない。お前のデッキはおジャマ・カントリーで攻守を逆転させることが要。なら、その忌々しいフィールドを焼き払えばいい」

狸小路「ぐぬぬ……」

漣「行くぞ、バトル! ラギアでドラゴアセンションに攻撃!」

狸小路 猪太郎 LP:3000→600

狸小路「ぎゃあああああああ!?」ドテッ!

漣「今度はお前が地面に這いつくばる番だ」

狸小路「ぐっ……ははははははははは! バカな奴め! よく見ろ!」

漣「何? ……っ!?」

おジャマ・ナイト ATK:0
アクセル・シンクロン ATK:500

狸小路「ドラゴアセンションが破壊された時、墓地にいるシンクロ素材一組を特殊召喚することが出来る!」

漣「つまり、またドラゴアセンションが……」

狸小路「さぁ、さっさとターンを終了させろ! その時が貴様の最後だ!」

漣「……俺は、《一時休戦》を発動。カードを互いに1枚ずつ引き、次のお前のターン終了まで互いにダメージを与えることは出来ない」

《一時休戦》
通常魔法(制限カード)
お互いに自分のデッキからカードを1枚ドローする。
次の相手ターン終了時まで、お互いが受ける全てのダメージは0になる。

狸小路「チッ、つまらんカードを……」

漣「俺はこれでターンエンドだ」


水野 漣
LP:2600 手札:3
場:ラギア(素材:1)
墓地:グアイバ、ヴェロー、聖杯、サイクロン、一時休戦

狸小路 猪太郎
LP:600 手札:6
場:ナイト、アクセル・シンクロン、ブルー
墓地:ジャンク・シンクロン、カントリー、おジャマジック、簡易融合、羽根箒

表記ミス

↑の三段目のドラゴアセンションの攻守変化は、おジャマ・ブルーのものです

狸小路「わしのターン。貴様のおかげで、またおジャマ・カントリーを引いたぞ」

漣「!」

狸小路「おジャマ・カントリーを発動! そして、レベル5のおジャマ・ナイトにレベル5のアクセル・シンクロンをチューニング!」

   「再び現れろ! 天穹覇龍ドラゴアセンション!」

天穹覇龍ドラゴアセンション ATK:?→3000→7800 DEF:3000→0
おジャマ・ブルー ATK:0→1000 DEF:1000→0
エヴォルカイザー・ラギア ATK:2400→2000 DEF:2000→2400

狸小路「今度は7800のドラゴアセンションだ! 貴様がやってきたことは全て無駄なのだ! ぐはははははは!」

   「しかし、そうだなぁ。今からわしに忠誠を誓うのなら、全てを水に流して命だけは助けてやってもいいぞ?」

漣「寝言は寝て言え、豚野郎」

狸小路「っ! なら、望み通りにしてやる!ドラゴアセンションでラギアに攻撃! 超次元昇天葬!」

漣「一時休戦の効果で、俺にダメージはない」

狸小路「だが、このドラゴアセンションを上回る術はないはずだ! わしはこれでターンを終了する!」


水野 漣
LP:2600 手札:3
場:なし
墓地:グアイバ、ヴェロー、ラギア、聖杯、サイクロン、一時休戦、エクシーズ・リボーン

狸小路 猪太郎
LP:600 手札:6
場:ブルー、ドラゴアセンション、カントリー
墓地:ジャンク・シンクロン、ドラゴアセンション、ナイト、アクセル・シンクロン、カントリー、おジャマジック、簡易融合、羽根帚

漣「俺のターン、ドロー! ブラック・ホール! これで一網打尽だ!」

狸小路「無駄だ無駄だ! ドラゴアセンションの効果発動! 墓地のおジャマ・ナイトとアクセル・シンクロンを蘇生!」

漣「だが、場におジャマが居なくなったことで、カントリーは効力を失う。死者蘇生で、墓地のグアイバを特殊召喚!」

狸小路「それがどうした! アクセル・シンクロンの効果発動! 相手のメインフェイズ時にシンクロ召喚を行う!」

漣「なっ!?」

狸小路「三度目のシンクロ召喚! 天穹覇龍ドラゴアセンション!」

天穹覇龍ドラゴアセンション ATK:?→4800

狸小路「最早、貴様を倒すのにおジャマ・カントリーは不要! 自身の効果のみでこの攻撃力だ!」

漣「……俺は宣言する!」

狸小路「何?」

漣「そのドラゴアセンションがお前の力の象徴なら、ソイツごとお前を倒す」

狸小路「ぐははははははは!! 攻撃力4800のドラゴアセンションをどう倒すというのだ?」

漣「……手札から、ジュラック・デイノを召喚!」

 「レベル4のグアイバに、レベル3のデイノをチューニング!」

☆4 + ☆3 = ☆7

漣「シンクロ召喚! 出でよ、《ジュラック・ギガノト》!」

《ジュラック・ギガノト》
シンクロ・効果モンスター
星7/炎属性/恐竜族/攻2100/守1800
チューナー+チューナー以外の恐竜族モンスター1体以上
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上の「ジュラック」と名のついたモンスターの攻撃力は、
自分の墓地の「ジュラック」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。

狸小路「なっ、貴様もシンクロを!?」

漣「本来、ジュラックはシンクロ召喚を主とするカテゴリーだ。ギガノトの効果発動、墓地にいるジュラックは3体。よって600ポイント攻撃力を上げる」

ジュラック・ギガノト ATK:2100→2700


狸小路「何をするかと思えば! その程度の攻撃力で、わしのドラゴアセンションを――」

漣「もう、喋るな。魔法カード、フォースを発動。ドラゴアセンションの攻撃力をギガノトに移す」

狸小路「な、に……?」

天穹覇龍ドラゴアセンション ATK:4800→2400
ジュラック・ギガノト ATK:2700→5100

漣「バトル! ギガノトでドラゴアセンションに攻撃!」

狸小路「ま、待て! 待てーーーーーーー!」

狸小路 猪太郎 LP:600→0

水野 漣 WIN

狸小路「ば、バカな……このわしが、こんな小僧に負けるなんて……!」

漣「無様だな」

狸小路「ヒッ!? あ、アイツが悪いんだ! このシンクロモンスターも、ドクターに渡された奴だ! こんな使えないものを渡しおって!」

漣「……で?」

狸小路「い、嫌だ! 消えたくない! やっと手に入れた地位を手放すもんか!」キラキラ

   「わしは、支配する側に……」パサッ

漣「……最期までとことん哀れな奴だ」スッ

 「このカードを破る。それだけで、コイツは死ぬ。こんなちっぽけな奴に、俺は……俺達は!!」


盾子「やめて!」

漣「……鶴来。お前、どうやってカードから?」

蒼姫「私さ。その辺にそれっぽいアイテムがあったから、アンタがデュエルしてる間にこの娘を復活させたんだ」

漣「蒼姫……」

盾子「やめて、ください……」

漣「何故だ? 俺は、今までコイツを殺し、復讐を遂げる為だけに人生を捧げて来た!」

 「両親の墓の前で誓ったんだ……必ず、コイツを地獄に叩き落とすって」

盾子「……父が、どれだけの人を不幸に陥れたのか。どれほどの罪を重ねて来たのか。私には想像もつきません……」

  「けど、その人は私の父親なんです。どんな人でも、お父さんなんです」

漣「……」

蒼姫「……私は、アンタをずっと傍で見て来た。ソイツを憎む気持ちは、この世で一番理解してると思う」

  「けど、ソイツを殺すということは、この娘から父親を奪うってことだよ? アンタが両親を奪われたのと同じように」

漣「同じじゃない!!」

盾子「っ」ビクッ

漣「同じなんかじゃない……コイツは私利私欲の為に俺の全てを……!」

 「俺とコイツが……一緒なはず、ないんだ……!」

盾子「水野、さん……」

◆B1

エル「意外だったな。本当に降りてこれるなんて」

鋭馬「……お前、クリュメノスだな?」

エル「ああ。真の銀河眼使い、浅見エルだ。貴様は双刃 鋭馬だな?」

鋭馬「流石に、大会に出てた奴は把握してるか。で、他の奴はどうした?」

エル「下に行った。この女を残してな」

「水無月 弥生」

鋭馬「!?」

エル「水無月 弥生は勇敢に私と戦い、カード化するまで仲間を信じていた。その信頼に値するかどうか、貴様をこの私が確かめてやろう」

鋭馬「……返せ」

エル「ん?」

鋭馬「弥生を返せっつってんだよこの野郎!」

エル「……いい覇気だ。少しは楽しめそうだな」

鋭馬&エル「「デュエル!!」」

◆B3

唯「これは!?」

芙喜子「嫌……死にたく、ない……」キラキラ

界「大丈夫です。遊治さんが全てを終わらせてくれます。そうすれば、皆カード化から戻るでしょう」

 「それからは、法で裁かれてください。まぁ、少なくとも一生を監獄の中で過ごすことになりそうですけど」

芙喜子「……」パサッ

界「ふぅ。あ、唯さ――」

唯「界さーん!」ダッ!

界「……」


1:避ける
2:避けずに腹パン
3:避けられなかった

↓1

界「せいっ!」ドゴォッ!

唯「うごふっ!?」

界「唯さん、無事でしたか」

唯「い、今は無事じゃない……です……ちょ、ちょっと漏れちゃったし……」

界「そんなことよりも、下に行きましょう。遊治さん達が心配です」

唯「あ、私の心配は……?」

界「そのまま顔を踏ん付けられたいんですか?」

唯「い、行きます! 下に行きましょう!」

界「よろしい」

唯「……でも、こう二人きりだと、何かしたく」

界「なりません。腹パンならいつでも大歓迎ですが」

唯「え、遠慮しておきます」

タッタッ

界「何階まであるんですかね?」

唯「さぁ……? さっきは誰もいなかったみたいですけど……」

界「ここはB5ですか……随分下まで来ましたね」

唯「あ、誰かいます!」

界「シッ。遊治さんと魅月さん……それに、ユーシって人です」

唯「え? 悦子さんは?」

界「敵にやられたか、何処かに隠れてるか……」



ユーシ「この先の部屋。懐かしいだろう?」

遊治「……ライディングデュエル用のサーキット」

ユーシ「そう。僕達が育てられた場所。そして、君との決着をつける場所でもある」

遊治「……」

ユーシ「早く、そこのD・ホイールを押してきてよ。ユージとはライディングで勝負したいんだ」

遊治「いいだろう」

界「魅月さん」

魅月「界さん、それに唯さんも。よかった、無事で……」

唯「あのー、悦子さんは?」

魅月「……詳しい事情は後で説明します。今は、遊治さんが……」

界「……やはり、カードに」

唯「そんな……」

魅月「遊治さん……」


遊治「ユーシ……」

ユーシ「ユージ、全力で楽しもう! ね!」

遊治「……分かった」

漣「……鶴来」スッ

盾子「えっ?」

漣「コイツの命を、お前に預ける。生かすも殺すも、好きにしろ」

盾子「水野さん……!」

漣「勘違いするな。俺はその豚を一生許す気はない。ただ、ソイツにもう殺す価値もないってだけだ」

蒼姫「素直じゃないねー」

漣「それに! まだ復讐の相手は残っている」

蒼姫「何?」

漣「コイツの後ろにいるクリュメノス。それも、俺の家族を殺した共犯者だ」

 「そして、その首謀者であるドクター・ハンド。奴も、俺の手で倒さないと気が済まない」

蒼姫「……んじゃ、下に行くんだね」

漣「あぁ。蒼姫、お前は」

蒼姫「鶴来ちゃんと、ユナイト卿を見てろ、でしょ?」

漣「邪魔しないように、な」

蒼姫「……行ってらっしゃい」チュッ

盾子「!///」

漣「……フン。行ってくる」ブォン!

蒼姫「本当、素直じゃないんだよ。アイツは」

鋭馬「ロンゴミアントと、エアーマンでダイレクトアタック!」

エル「バカな……この私が、何も出来ずに負けるだと……!?」

鋭馬「ギャラクシーは特殊召喚が要のデッキ。素材4体のロンゴミアントで封じれば、怖くないってね」

エル「不覚……だが、最期にいいデュエルが出来た……水無月 弥生は返そう」

鋭馬「……これが最後なんかじゃねぇよ」

エル「?」

鋭馬「弥生もお前も、すぐに元に戻る。全部ことが済んで、弥生に謝ればまた戦ってやる」

エル「……そうか、そうだな」

  「再戦、心待ちにしている……」キラキラ、パサッ

鋭馬「……さて、と。ドクター・ハンドとやら」

  「俺がすぐに片付けてやる。首を洗って待ってやがれ」

界「遊治さん! 必ず勝ってください!」

唯「頑張ってくださーい!」

魅月(悦子さん……遊治さんを守ってください!)

ピ、ピ、ピ、ピーッ!

遊治「行くぞ!」

ユーシ「さぁ、お楽しみの始まりだ!」

キュィィィィィン!

遊治&ユーシ「「デュエル!!」」

今日はここまでです。そして、このスレでの更新はこれにて終了です!

次スレではvsユーシ、vsドクターで、エピローグやって終わりですかね

全員分のデュエルは流石に無理だったので、何回か省略しちゃいました。すみません!
とりあえず、ジュラックデッキで勝つのが難しい!特にジュラックのシンクロ勢が軒並み使いにくくて辛い!

次回からは予定通り小ネタでスレを埋めていきます。小ネタはまだ募集中!

次スレです

【遊戯王】主人公「自由気ままに生きるために」【安価・コンマ】
【遊戯王】主人公「自由気ままに生きるために」【安価・コンマ】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1435589612/)

あと10分後くらいに始めまっせ

○界と弥生の寝泊まりできて空まで飛べる万能D・ホイール作り


これは、遊治が米呉馬市に来る前の話……

◆グラファクチャー

界「万能D・ホイールを作りましょう」

弥生「どうしたの? 唐突に」

界「いえ、D・ホイール技師としての夢に挑戦しようかと思いまして」

弥生「……お仕事、暇なの?」

界「うるさいです。普段から店を繁盛させてる「ミス・フルクロス」には関係ないです」

弥生「……ごめんなさい」

弥生「でも、界ちゃん。万能ってどのぐらいなの?」

界「そうですね……まず、寝泊まりが出来る機能は欲しいですね」

弥生「野宿とかするのに便利そうだよね」

  「でも、それってキャンピングカーじゃ」

界「まさか。エアクッションのようにテントを展開し、調理器具用の電気はバッテリーから」カキカキ

 「なので、通常より巨大なバッテリーが必要になりますね」

弥生(イラストにすると、余計シュール……でも、界ちゃんの絵、可愛いかも)

界「テントも収納するからこれぐらいの大きさで、比例してタイヤも大きく……」

弥生「これ、公道走れるの?」

界「その点は心配無用です」

界「このDホイール、空も飛ぶ予定ですから」

弥生「万能にもほどがある!?」

界「垂直飛行用のバーニアと推進剤を組み合わせて、でもこの巨体だと跨るのはキツそうなのでコックピット形式にして……」カキカキ

弥生「これ、Dホイールだよね?」

界「そうですが」

弥生「どんどんバイクの形から離れて行ってるんだけど」

界「大丈夫です。ライディングデュエルの最終進化形態は人間とDホイールの融合だと聞きますし」

弥生「そんな進化いらないよ!?」

界「Dホイールが従来の形を離れるのも何の問題もいりません。あ、ついでに宇宙まで行けるようにしましょう」カキカキ

弥生「誰かこの人止めて!」

◇数十分後

界「何とか、図には出来ました……」

弥生(うわぁ……何これ? ガン○ム?)

界「では、次に設計図に起こしましょう」

弥生「本当に作るの!?」

界「その為に弥生さんを呼んだんでしょう?」

弥生「無理無理無理! これ、全長何mあるの!?」

界「15mぐらいですかね?」

弥生「もっと現実的に考えよう!? お金も設備も人手も足りないよ!」

界「ぬぅ……ですが、私達に匹敵する技術の持ち主はこの街にいませんし……」

 「あ……」フラッ

弥生「界ちゃん!?」

界「ん……あれ? 私は……」

弥生「あ、起きた?」

界「弥生さん……」

弥生「どのくらい寝てないの? 熟睡してたけど」

界「……どのくらいでしょう?」

弥生「Dホイールの改修もほどほどにしないと」

  (さっきまでの変な言動も、寝不足でハイになってたからだったのね)

界「いえ……昨日はずっと唯さんに襲われてて」

弥生「ちょっと待ってて。あのバイセクシャル倒してくるから」ガシャン!

界「あ……行っちゃいました」

 「……でも、作ってみたいなぁ。夢のDホイール」


・レィリアさんと師匠と遊治の出会い


◆何処かの国の市場

遊治「わぁ……」キラキラ

遊栄「遊治。お前、こういったデカい市場は初めてか。新鮮な野菜や果実、民芸品なんかが揃ってるんだ」

遊治「……」

遊栄「よし。小遣いやるから好きに見てこい。その代わり、無駄遣いはするなよ」

遊治「! あ、あり、がとう! 師匠!」

遊栄「おう! 俺は俺で見てるから、終わったら宿で待ってろ」

遊治「うん!」スタタタ

遊栄「……アイツもまぁまぁ喋れるようになってきたな」

レィリア「ほら安いよー! 見てってーな!」

遊治「?」

レィリア「ん? ボク、どうしたん?」

遊治「変な、喋り方……」

レィリア「あっはははは! そやな、こことは別んところに長くいたからな!」

    「それより、親とはぐれたんか? この辺迷子が多くてな」

遊治「ううん。市場を見てる。それ、何?」

レィリア「おっと、お客さんやったか。これはな、南の島国に伝わる魔除けのお守りや。病気とか怪我せんように守ってくれるんやで」

遊治「ふーん……変な顔」

レィリア「そやな! あっははははは!」

男A「おうおう、姉ちゃんよぉ。随分と楽しそうだな」

男B「誰の許可取ってここで商売やってるんだ?」

レィリア「何や? アンタ等」

男A「俺らはこの辺を縄張りにしてるモンだ。ここで店やりたかったら、場所代払ってもらおうか」

レィリア「許可なら街の方で取っとる。何でアンタ等に金払わなあかんねん」

男B「いいから金出せ! それとも、身体の方で払うか?」

男A「まだ小さいけど、中々エロい服装してるしな」

レィリア「……私を、あまり怒らせん方がええで?」

遊治「……」

男A「あ? 何だ小僧。見せもんじゃねぇぞ?」

遊治「邪魔」

男B「いいからあっちに」

レィリア「……《ファイヤー・ボール》」

《ファイヤー・ボール》
通常魔法
相手ライフに500ポイントダメージを与える。

男B「あぢぃ!? ぎゃあああああ!?」

男A「な、何だ!? 急に火が……!?」

遊治「!?」

レィリア「いい加減にしないと、もっと酷い目に遭うで?」

男A「ま、まさか貴様が!?」

男B「に、逃げろ!」

男A「お、覚えてやがれ!」

レィリア「ふん、全く」

遊治「お姉さん」

レィリア「あ、驚かしちゃった? ゴメンなー」

遊治「サイコデュエリスト?」

レィリア「……知ってたん?」

遊治「うん」

レィリア「そっかー。そうなんよ、私はサイコデュエリスト。あ、でも他の人には内緒な」

遊治「……鷲宮 遊治」

レィリア「?」

遊治「俺の名前。お姉さんは?」

レィリア「レィリア・ヘルメス。よろしゅうな」

遊治「……知り合いの秘密は、バラさない」

レィリア「そっか。ありがとうな」

遊栄「どうした? 遊治。何かこっちで騒ぎがあったみたいだが」

遊治「……何でもない」

レィリア「遊治君、その人は?」

遊治「俺の師匠」

遊栄「ん? 何だ、お前ナンパなんて技術身に付けてたのか?」

遊治「ナン、パ? 何スか、それ」

遊栄「……ま、色恋を知る歳でもないか。あまり大事を起こすなよ?」

遊治「分かった」

レィリア「へぇ、師匠さん、いい人みたいやね」

遊治「無茶苦茶だけど」

レィリア「それじゃ、また縁があったらよろしゅうな」

遊治「うん。またね、レィリアさん」

レィリア「……不思議な感じの子だったなぁ。また、何処かで会いそうな気がする」

    「さ、商売の続き続き!」



◆現在

レィリア「っつーのが、私らの出会いやね」

魅月「遊治さん……」

界「この時から既にフラグ体質だったとは」

悦子「恐るべし、です」

遊治「?」


早いけど、今日はここまで

ネタストックはまだ4つあるけど、なくなったらどうしようか……
とか考えつつ、また次回ノシ

おkですよー

こなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいいこなあああああああああああああああゆきいいいいいいいいいいいいいいいいい

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