久々の再会~サトシ争奪戦~ (66)

この話は、架空の地方などが出てきます。

よろしくお願いします。

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【1】
ここはシンオウ地方のフタバタウン。今日も一人の少女が旅に出る。

ヒカリ「じゃあママ、行ってきまーす!」

アヤコ「気を付けるのよ!」

ヒカリ「大丈夫!」

アヤコ「ホントに大丈夫かしら…」

ヒカリは自転車にポッチャマを乗せて走って行った。

ヒカリ「ここ懐かしいねぇ。覚えてる?ポッチャマ。ここで彼に会ったの。」

ポッチャマ「ポチャポチャ!」

ヒカリ「今…どうしてんのかな…」

ヒカリは思い出に浸りながら自転車をこいでいく。

ヒカリ「まず、ナナカマド研究所に行こっか!」

ポッチャマ「ポッチャマ!」

出発して数分、ナナカマド研究所に着いた。

ヒカリ「こんにちはー!ナナカマド博士いますかー?」

ナナカマド「おや、ヒカリ君ではないか。」

ヒカリ「お久しぶりです!博士。」

ナナカマド「うむ。ポッチャマも元気そうで何よりだ。」

ポッチャマ「ポッチャマ!」

ナナカマド「君もポケモンワールドチャンピョンシップ(以下PWC)かな?」

ヒカリ「はい!世界中のコーディネーターに挑戦したいんです。」

ナナカマド「そうか。ならまず、コトブキシティに行くといい。」

ヒカリ「コトブキ…ですか?」

ナナカマド「まぁ、行ってみれば分かる。」

ヒカリ「分かりました!行こ、ポッチャマ。」

ポッチャマ「ポチャ!」

ナナカマド「是非、頑張りたまえ。」

ヒカリ「はい!行ってきまーす!」

【2】
ナナカマドに言われて、コトブキシティやった来たヒカリ。そこでは、ポケモンバトルのエキシビションマッチが行われていた。

ヒカリ「わぁ。ポッチャマ、私達も見に行こ!」

ポッチャマ「ポチャ!」

ヒカリは空いている席を見つけ、ポケモンバトルを見ていた。

ヒカリ「凄い盛り上がってるね!」

ポッチャマ「ポチャア…」

ヒカリが感心していると、何処かで聞き覚えのある声が聞こえた。

「ピカチュウ!ボルテッカーだ!」

ヒカリ(え…)

ピカチュウ「ピッカ!ピカピカピカピカピカ…ピカ!」ドーン

ヒカリ「ねぇ、ポッチャマ。今の声って…」

審判「勝者、マサラタウンのサトシ!」

サトシ「やったぜ!ピカチュウ。」

ピカチュウ「ピッカァ♪」

ヒカリが見たのは、かつて共に旅をしたサトシであった。

ヒカリ(もしかして…博士が言ってたことって…)

ポケモンバトルが終わり、観客達は帰っていく。そんななか、ヒカリは思い切って声をかける。

ヒカリ「サ、サトシ!」

サトシ「ん? おぉ!ヒカリじゃないか!久し振り!」

ヒカリ「久し振り♪」ハイタッチ!

ピカチュウ「ピカピ♪」

ポッチャマ「ポッチャマ!」ハイタッチ!

ヒカリ「ピカチュウも元気そうね!どうしたの?シンオウに来て。」

サトシ「あぁ、これだよ。」

サトシは一通の手紙を見せる。

ヒカリ「PWC?」

サトシ「世界中のトレーナーが集まるんだ!バトル部門とコンテスト部門があるけど、俺は勿論バトルだぜ!昨日ここに着いて、ナナカマド博士のとこ寄ったら、ここでバトルがあるって聞いて。次の出発まで4日もあるからな。」

ヒカリ「へぇ、そうなんだ。」

サトシ「ヒカリはどうしたんだよ。」

ヒカリ「私もサトシと同じだよ。コンテスト部門だけどね!そしたら、博士にここに寄ったら良いって言われて…この事だったのね。」

サトシ「ハハハ!まぁ二人が元気そうで良かったよ!じゃあ、旅頑張れよ!」

ヒカリ「え?う、うん(久々に再会してすぐ別れる?普通。ここは同じ目的だから一緒に旅しようとか言ってくれないの?)」

サトシ「って思ったんだけど…目的一緒だし、また一緒に旅しないか?」

ヒカリ「え///」

サトシ「あ、嫌だったら良いんだけど…」

ヒカリ「う、ううん///一緒に旅しよ♪(どんなフェイントよ///もう…///)」

ポッチャマ(ピカチュウ、サトシも少し変わったな!)

ピカチュウ(いや…多分何も変わってないよ。)

【3】
その頃…

?「カスミー!早く出発しないと間に合わないわよ!」

カスミ「分かってる〜!」

サクラ「まさか、カスミのもとにこんな手紙が来るなんて…」

アヤメ「私達が行きたいぐらい。」

ボタン「しょうがないよ。カスミ宛なんだし。」

カスミ「よし!じゃあサクラ姉さん、アヤメ姉さん、ボタン姉さん、行ってきます!」

サクラ「気を付けてね。」

アヤメ「ちゃんとその目で世界を観て来なさい!」

ボタン「まずはシンオウ地方に行って、そこから乗り換えね!」

カスミ「うん!」

カントー地方、ハナダシティのカスミも旅に出た。

カスミが船乗り場についたその時…

?「おーい!カスミー!」

カスミ「タ、タケシ!?」

タケシ「どうしたんだ?この船に乗るのか?」

カスミ「うん。シンオウに行って、そこからムチム地方に行くの。」

タケシ「ん?ムチム地方…まさかPWCか?」

カスミ「えぇ。って何で知ってんの?」

タケシ「俺も行くんだよ。観戦だけど…」

カスミ「そうなんだ。」

タケシ「カスミは出るのか?」

カスミ「ううん。私も観戦。良かったら一緒に行かない?」

タケシ「あぁ、良いよ。」

ニビシティのタケシも加わり、シンオウに向けて出発した。

【4】
?「えぇ!僕も行きたい!」

?「マサトはお留守番!」

マサト「ぶ〜」

センリ「ハルカ、世界を相手に頑張れよ!」

ミツコ「じゃあ、行ってらっしゃい!」

ハルカ「行ってきまーす!」

ハルカ「PWCかぁ(もしかしたら…会えるかも///)」

ここ、ホウエン地方のトウカシティ、ハルカもPWCに出場するのであった。

【5】
ここはイッシュ地方。

?「ハァハァ、やるね…アイリス。」

アイリス「ラングレーもね…」

ラングレー「でも、ドラゴンマスターがそんなんで、PWCに出れるのかしら?(笑)」

アイリス「まだなってません〜。そう言うあんたはどうなのよ。」

ラングレー「バッチリよ!で、今日の夜に出発よね?」

アイリス「うん。それで、一人誘いたいんだけど…」

ラングレー「?」

カランカラン♪

?「いらっしゃいませ…ってアイリス!?」

アイリス「久し振り!デント。」

ラングレー「なるほど、誘いたい人ってこいつの事か。」

デント「これは非常に珍しいテイストだねぇ。二人で僕に何の用だい?」

アイリス「これ、届いた?」

デント「あぁ、PWCの手紙ね。勿論だよ。」

アイリス「じゃあ一緒に行かない?」

デント「うーん、お誘いは嬉しいけど、お店の事があるし…」

?「行ってこいよ!デント。」

デント「ポッド…」

?「レストランはコーン達にお任せ下さい。」

デント「コーン…じゃあ、頼めるかい?」

ポッド「ああ!行ってこい!」

コーン「行ってらっしゃいませ。」

デントも加わり、アイリス、ラングレーの三人でムチム地方に向かった。

【6】
?「ほらセレナ!早く起きなさい!」

セレナ「ん〜、あとちょっと…」

サキ「飛行機乗り遅れるわよ!」

セレナ「ええ!早く起こしてよ!」

サキ「さっきから起こしてます〜。」

ここ、カロス地方のアサメタウン。セレナもPWCを観戦するため、準備していた。

サキ「ほら!シトロン君達も来てるわよ!」

セレナ「分かってるー!」

しばらくして、セレナが二階から降りてきた。

シトロン「お久しぶりです!セレナ。」

ユリーカ「セレナ、久し振り♪」

セレナ「久し振り!シトロン、ユリーカ。」

サキ「忘れ物は無い?」

セレナ「うん!じゃあママ、行ってきます!」

サキ「行ってらっしゃい。シトロン君、ユリーカちゃん、セレナをよろしくね!」

シトロン「はい!」

ユリーカ「うん!行こ!セレナ。」

シトロン「こうやって一緒に旅をするのは久し振りですね。」

セレナ「あの時はサトシもいたっけ…(今…何やってるんだろ…)」

シトロン「それにしても、まさかセレナにPWCの手紙が来ているなんて…」

セレナ「シトロンにも来ているんでしょ?」

シトロン「はい。でも、出場はしません。今後のジムバトルの参考として…」

セレナ「ふ〜ん。」

ユリーカ「セレナは?出るの?」

セレナ「私も観戦だよ。コンテストってよく分からないし…」

シトロン「そうですか。でも、いい機会ですね!」

セレナ「うん!」

ユリーカ「ねぇお兄ちゃん。この大会、バトル部門とコンテスト部門に分かれているけど…」

シトロン「それがどうかしましたか?」

ユリーカ「もしかしたらバトル部門に"サトシ"いるんじゃない?」

セレナ「!?」

シトロン「かもしれませんね!」

セレナ(サトシに…会える…!)

【7】
舞台はシンオウ地方に戻る。サトシとヒカリはレストランで夕食をとり、ポケモンセンターに泊まることにした。

サトシ「ふぅ、食った食った!」

ヒカリ「よく食べるわねぇ〜」

サトシ「久々のシンオウでの飯だからな!」

ヒカリ「それもそれね!(サトシ…背大きくなって、たくましくなってる///)」

サトシ「? どうしたヒカリ。顔赤いぞ?」

ヒカリ「ふぇ?!」

サトシ「熱でもあるんじゃないか?」

ヒカリ「う、ううん!ダイジョーブ!」

サトシ「お前の大丈夫は当てにならないからなあ(笑)」

ヒカリ「むぅ〜、何よ!」

ヒカリ(やっぱサトシといると楽しいな///)

ポッチャマ(やっぱり、何も変わってないな…)

ピカチュウ(だろ?)

〜ポケモンセンター〜

「「え?部屋が一つしか空いていない?」」

ジョーイ「そうなんです。すみません。」

サトシ「そっか。じゃあヒカリが使えよ!俺野宿するから。」

ヒカリ「え?でも…」

サトシ「良いって良いって!行こうぜ!ピカチュウ。」

ヒカリ「待って!」

サトシ「?」

ヒカリ「私は別に…良いよ?///」

サトシ「何が?」

ヒカリ「部屋…一緒でも良いよ///」

サトシ「そっか。まぁヒカリが良いって言うならお言葉に甘えるぜ!じゃあジョーイさん、そういう事で!」

ジョーイ「分かりました。こちらが部屋の鍵です。」

サトシ「有難うございます!行こう!ヒカリ。」

ヒカリ「」

サトシ「ヒカリ?ヒカリー!」

ヒカリ「…ハッ!な、何?///」

サトシ「お前、ホントに大丈夫か?」

ヒカリ「う、うん。ごめん///」

ヒカリ(私がサトシ誘っちゃった///なんか変に思われてないかな?どうしよう、顔が見れない///)

サトシ「?」←気付いていない。

ピカチュウ(折角のヒカリのアピールを気付かないなんて…)ハァ

ポッチャマ(ピカチュウ、前より酷くなってない?)

〜部屋にて〜

ヒカリ「ふぅ、サトシ!お風呂空いたよ!」

サトシ「おう!入ろっかなぁ〜」バタン

ヒカリ(…入ったかな?)

ヒカリ「ポッチャマ、どうしようかな…」

ポッチャマ「ポチャ?」

ヒカリ「サトシに気持ちを伝えた方が良いのかな…」

ヒカリ「何か私、このままじゃダメな気がするの。だから…」

サトシ「何話してんだ?ヒカリ。」

ヒカリ「え?///」

ポッチャマ(こいつ、どんなタイミングで風呂出てきてんだよ。)ハァ

ヒカリ「ホントにソファーで良いの?」

サトシ「気にすんなって!それよりも早く寝ようぜ!」

ヒカリ「う、うん…おやすみ。(折角一緒に寝れるチャンスだったのに!)」

サトシ「zzzzz…」

ヒカリ「……ハァ。(このままじゃ、あの鈍感君は気付かないわね…)」

ピカチュウ(よく寝れるな、俺の相棒は…)ハァ

サトシ「zzz…」

【8】
カスミ「タケシ!もうすぐシンオウ地方よ!どんな水ポケモンいるかな♪」

タケシ「そうはしゃぐなって。(久し振りだな…あいつ、元気にしているかな…)」

カスミ「タケシ?」

タケシ「ん?」

カスミ「どうかしたの?」

タケシ「いや、何でも無いよ。」

カスミ「変なの。」

タケシ「変なのって…(汗)」

カスミ「良い?またいつもの"アレ"やったら、耳引き千切るからね!」

タケシ「怖いよ!それに、二人で来られたら流石に…」

カスミ「何言ってんの?」

タケシ「い、いや!こっちの話…ハハハ。(グレッグルにも殺られるからマジで!)」

ハルカ「う〜ん!風が気持ちいいかも♪」

ハルカ(世界中のコーディネーター、どんな感じなのかな…そして…)

ハルカ「会えると良いな…」

アイリス「もうすぐシンオウ地方よ!」

ラングレー「シンオウ地方に着くだけではしゃぐなんて、"子供ね〜"(笑)」

アイリス「それ、私のセリフ!」

デント「まぁまぁ、二人共落ち着いて…(ホントにこの三人で大丈夫かな…とてもデンジャラスなマリアージュだよ…)」トホホ

デント「でも、イッシュでは見られないポケモンばかりだからね!ポケモンソムリエとして、ほっとけないよ。」

ラングレー「で、シンオウに着いて、ムチム地方の飛行機はいつなの?」

デント「確か、3日後だったはずだよ。」

アイリス「じゃあ、シンオウに着いたら、観光しましょ!観光♪」

ラングレー「ま、それも悪くないわね。」

アイリス「じゃあ決まり!」

何やら楽しそうなイッシュ組…

ユリーカ「見て見て!お兄ちゃん。もうすぐ着くよ!」

シトロン「はい!シンオウのポケモン、実に楽しみです!」

セレナ(サトシに会えるサトシに会えるサトシに会えるサトシに…)

ユリーカ「セレナ、セレナ!」

セレナ「ひゃい!」

シトロン「どうしたんですか?顔赤いですよ?」

セレナ「え、いや///」

ユリーカ「もしかして、サトシの事考えてたの?」

セレナ「うっ///」

シトロン「セレナ、気持ちは分かりますけど、まだいると決まった訳じゃ…」

セレナ「」

ユリーカ「お兄ちゃん!どうしてそんな事言うの?セレナが可哀想だよ!」

セレナ「…グス…」

ユリーカ「ほらお兄ちゃん!謝って!」

シトロン「(どうしてこうなった…)すみませんセレナ。サトシなら絶対いますよ!」

セレナ「…うん///」

シトロン(どんだけサトシが好きなんですか…)ハァ

【9】
ヒカリ「ふぁあ…ん?」

サトシ「ぐがぁぁ、ずごぉぉぉ…」

ヒカリ(どんだけ爆睡してんのよ…)

ヒカリ「(…ソファーから落ちてるし…)サトシ!朝よ!」

サトシ「むにゃむにゃ…すぅ…」

ヒカリ「ハァ。ピカチュウ、お願い。」

ピカチュウ「ピカ!ピ〜カヂューー!!」バリバリ

サトシ「うわああああ!!」

ピカチュウの10万ボルト。効果は抜群だ。

サトシ「うぅ…もう朝か?」

ヒカリ「おはよう。早く朝ごはん食べに行きましょ!」

サトシ「あぁ!」

〜現在朝食中〜

ヒカリ「ねぇサトシ、今日何か予定ある?」

サトシ「いや?別に無いけど…」

ヒカリ「じゃあさ、一緒に買い物しない?///」

サトシ「買い物か…いいぜ!」

ヒカリ「(やった///)出発まで3日あるし、色々買わないと!」

サトシ「そうだな!行こうぜ、ピカチュウ。」

ピカチュウ「ピカ!(相棒、本当に鈍感だな…)」

ポッチャマ(ヒカリなりに頑張った方だぞ?なぜデートだと気付かない!?)

〜食事完了!〜

ヒカリ「行こ!サトシ///」

サトシ「あぁ。」

〜現在デート(という名の買い物)中〜

ヒカリ「サトシ、これなんてどうかな?」

サトシ「ん〜、ちょっと派手じゃないか?」

ヒカリ「そうかなぁ、結構可愛いと思ったんだけど…」

サトシ「まぁ、ヒカリが可愛いと思ったならそれで良いんじゃないか?」

ヒカリ「え?」

サトシ「ヒカリが着るならどれも可愛いと思うから…」

ヒカリ「///」ボン

ヒカリは嬉しさのあまり、顔が赤くなった。

ピカチュウ(そういうのは普通に言うんだけどな…)

ポッチャマ(今のはどストライクだな。効果抜群だよ(笑))

ヒカリ(似合うって…似合うって…///)

サトシ「どうしたんだ?ヒカリ!ヒカリ!」

ヒカリ「ひゃあ!///」ビク

サトシ「うわっ!変な声出すなよ…」

ヒカリ「あ…ごめん///(サトシが変な事言うからだよぅ///)」

サトシ「?」←マジで気付いていない。

そんなサトシが近くにいた港に、一隻の船が到着した。

【10】
カスミとタケシが乗っていた船は港に到着した。

カスミ「ん〜!シンオウ到着!」

タケシ「久し振りだなぁ、シンオウ…」

カスミ「え?来たことあるの?」

タケシ「あぁ。以前、サトシと旅していた所だ。」

カスミ「へぇ〜。まだサトシと旅していたんだ。」

タケシ「まぁ、この旅で最後だったけどな。」

カスミ「…良いな」ボソ

タケシ「ん?」

カスミ「な、何でもない!!///」

タケシ「あ、おい!(さては…ヤキモチだな?)」

タケシはあえて口にしなかった。

カスミ「ねぇタケシ。出発まで3日あるから、観光しない?」

タケシ「あぁ良いぞ。久々に美女が…」ドス

いつの間にかタケシのボールからグレッグルが出てきて、タケシの脇腹にどくづきをかました。

タケシ「も…妄想位…シビレビレ…」

グレッグル「ケッケッケッケ」ズルズル

カスミ「(私の出番いらないかも…)ん?」

カスミが目にしたもの。それは…

カスミ「サトシ…?」

タケシ「え?」←復活早! by作者

カスミ「ほら、肩にピカチュウ乗ってるし…でも、あの女誰?(怒)」

タケシ「(あ、カスミがやばい…)ちょっと声かけてみるか!」

【11】
デート(という名の買い物)をしているサトシ達。

ヒカリ「これは…」

「お〜い!サトシ〜!ヒカリ〜!」

サトシ「アレ?この声…」

ヒカリ「タケシ?」

タケシ「久し振りだな!サトシ、ヒカリ!」

サトシ「タケシ!久し振り!まさかシンオウで会えるなんて…」

カスミ「久し振り♪サトシ。」

サトシ「カスミ!?」

ヒカリ「ねぇサトシ、この人は?」

サトシ「あぁ、俺の一番最初の旅の仲間さ!」

カスミ「よろしく!」

ヒカリ「私ヒカリ!よろしく!」

サトシ「何でタケシがここに?」

タケシ「あぁ、これだよ。」

タケシはポケットからPWCの手紙を出した。

サトシ「タケシにも届いていたのか!出るのか?」

タケシ「いや、今回は観戦だ。世界のバトルが観たくてな!」

サトシ「そっか…カスミは?」

カスミ「私も手紙が来てね、コンテストを観に来たんだ!」

ヒカリ「あ!私コンテスト出るよ!」

カスミ「ホント?良かったぁ〜、みんな外人だと思った…」

タケシ「サトシは勿論…」

サトシ「あぁ、バトルだぜ!」

ピカチュウ「ピカチュ!」

カスミ「サトシらしいわね!(なんか、たくましくなってる///)」

ヒカリ(ん?もしかして、カスミ…)

ポッチャマ(なぁ、これって…)

ピカチュウ(あぁ、ライバルの出現だな(笑))

タケシ(これはどうなるんだ(笑))

カスミ「所で、お二人さんデート?」

ヒカリ「え、いや///」

サトシ「何言ってんだよ。ただの買い物だよ。な?」

ヒカリ「」

サトシ「ヒカリ?」

ピカチュウ(いや、今のはきついだろ…)

サトシ「タケシ達はこれからどうするんだ?」

タケシ「あぁ、出発まで3日あるから、少し観光でも…」

サトシ「なら、一緒に行かないか?どうせ目的地は一緒なんだし。」

…え?

カスミ「それは私は別に良いけど…///」

ヒカリ「う、うん…そうね…(何でこうなるのよ!)」

サトシ「じゃ、行くか!ん?ヒカリ怒ってる?」

ヒカリ「怒ってません!!」プンプン

サトシ「何なんだ…アイツ…」

タケシ(そりゃ二人きりの時間を潰されたらな…)

カスミ(やっぱり、ヒカリも…)

ヒカリ(サトシのバカ!!)

【12】
同時刻、イッシュ組が到着した。

ラングレー「ここがシンオウ地方か〜!」ウキウキ

アイリス「こんなんではしゃぐなんて、子供ねー」ウキウキ

ラングレー「ええ子供よ!」

デント「(アイリスも十分はしゃいでいると思うけど…)まぁまぁ、じゃあ観光しようか!」

「は〜い(うん)!」

デント「じゃあまずは何処に…ん?」

アイリス「デント、どうしたの?」

デント「いや、よくよく考えてみたら、このPWC、バトル部門とコンテスト部門に別れてるよね?」

ラングレー「そうだけど、それがどうかした?」

デント「もしかしたら、"彼"がいるかもしれないね。」

「「彼?」」

デント「…まぁ、分からないなら良いよ。(普通わかると思うんだけどなぁ(汗))」

【13】
タケシとカスミが到着して30分後、ハルカが到着した。

ハルカ「ん〜!シンオウに来たの、ミクリカップ以来かも!(ヒカリ、元気にしているかな…)」

ハルカ「とりあえず、お腹空いたから食事よ!食事♪」

ハルカは一人盛り上がっていた。

レストランに入ったハルカ。

店の人「ご注文は?」

ハルカ「えぇと、アレとコレとソレと………コレ!」

店の人「は…はい。(この子、どんだけ食べんだよ…)」

無理もない。ハルカ一人で十人分の料理を頼んだのだから。流石食には目がないホウエンの舞姫←うるさい! byハルカ

店の人(これは厨房が混乱するぞ…)

ハルカ「〜♪まだかなぁ〜♪」

カランコロン♪

店の人「いらっしゃいませ!」

ハルカ「(4人組で入ってき…)ん?」

ハルカが目にしたのは、肩にピカチュウを乗せたいつかの少年だった。

ハルカ「サト…シ?」

【14】
イッシュ組の後の便でカロス組が上陸した。

ユリーカ「お兄ちゃん!セレナ!着いたよ!」

シトロン「ここも中々の街ですね!」

セレナ「じゃあ、出発まで3日もあるし、観光しましょ♪」

シトロン「そうですね!ここでしか売ってない物があるでしょうし…」

ユリーカ「さ〜んせ〜い!」

デデンネ「デデ?」バチバチ

デデンネの異変に、三人は気付いていなかった。

デデンネ(この電気…ピカチュウ?)

ユリーカ「おに〜ちゃ〜ん。お腹空いたぁ。」

シトロン「そうですね。では、ここら辺でお昼にしましょう!」

セレナ「ここのレストランが良いんじゃない?」

シトロン「美味しそうですね!行きましょう!」

ユリーカ「デデンネ、どうしたの?」

デデンネ「デデネー!」

ユリーカ「そっか!デデンネも楽しみなんだね!」

デデンネ「…(ちげぇよ!)」

デデンネ(さっきより弱くなった…違うのかな…)

カロス組は昼食をとることにした。

【15】
タケシ、カスミと合流したサトシとヒカリはレストランに向かっている途中である。

ヒカリ「ここのレストラン、凄い人気なんだー!」

サトシ「へぇ〜。早く食べようぜ!腹減った…」ギュルルルルル

カスミ「昔と何も変わってないわねぇ。」

ヒカリ「ねぇ!ご飯食べながら昔の旅の話聞かせて!」

カスミ「えぇ!良いわよ。」

カランコロン♪

店の人「いらっしゃいませ!」

サトシ「おぉ!結構広いな!」

「サト…シ?」

サトシ「ん?」

「あー!やっぱりサトシだ!」

サトシ「え?ハ、ハルカ!?」

ハルカ「久し振りかも♪(やっぱり会えた///)」

サトシ「久し振り!」

ハルカ「カスミもヒカリも久し振り!後タケシも!」

タケシ「俺はついでかよ…」←ドンマイ! by作者

カスミ「久し振りね!元気だった?」

ハルカ「うん!」

ヒカリ「ミクリカップ以来だね!」

ハルカ「そうかも♪」

タケシ「そうか、ハルカにとって二人共面識があるからな。」

サトシ「ハルカ、何でここに?」

ハルカ「フフフ…ジャジャーン!」

ハルカは堂々とPWCの手紙を見せつけた。

サトシ「へぇ、ハルカにも来てたのか。もしかして、コンテストか?」

ハルカ「ピーンポーン!世界のコーディネーターと戦いたくて!」

ヒカリ「じゃあ、また一緒に出場出来るね!」

ハルカ「やっぱりヒカリも?お互い頑張ろうね!」

タケシ「これは、ハルカにとっては、ヒカリにリベンジってとこかな。」

ハルカ「そんな感じかも♪カスミは?」

カスミ「私は観戦だけ。よく分からないからね…でも、今後の水中ショーに活かせれば良いと思ってるわ!」

ハルカ「そっか。サトシとタケシは?(まぁ、大体予想は出来るけど…)」

サトシ「へぇ、ハルカにも来てたのか。もしかして、コンテストか?」

ハルカ「ピーンポーン!世界のコーディネーターと戦いたくて!」

ヒカリ「じゃあ、また一緒に出場出来るね!」

ハルカ「やっぱりヒカリも?お互い頑張ろうね!」

タケシ「これは、ハルカにとっては、ヒカリにリベンジってとこかな。」

ハルカ「そんな感じかも♪カスミは?」

カスミ「私は観戦だけ。よく分からないからね…でも、今後の水中ショーに活かせれば良いと思ってるわ!」

ハルカ「そっか。サトシとタケシは?(まぁ、大体予想は出来るけど…)」

サトシ「へぇ、ハルカにも来てたのか。もしかして、コンテストか?」

ハルカ「ピーンポーン!世界のコーディネーターと戦いたくて!」

ヒカリ「じゃあ、また一緒に出場出来るね!」

ハルカ「やっぱりヒカリも?お互い頑張ろうね!」

タケシ「これは、ハルカにとっては、ヒカリにリベンジってとこかな。」

ハルカ「そんな感じかも♪カスミは?」

カスミ「私は観戦だけ。よく分からないからね…でも、今後の水中ショーに活かせれば良いと思ってるわ!」

ハルカ「そっか。サトシとタケシは?(まぁ、大体予想は出来るけど…)」

サトシ「へぇ、ハルカにも来てたのか。もしかして、コンテストか?」

ハルカ「ピーンポーン!世界のコーディネーターと戦いたくて!」

ヒカリ「じゃあ、また一緒に出場出来るね!」

ハルカ「やっぱりヒカリも?お互い頑張ろうね!」

タケシ「これは、ハルカにとっては、ヒカリにリベンジってとこかな。」

ハルカ「そんな感じかも♪カスミは?」

カスミ「私は観戦だけ。よく分からないからね…でも、今後の水中ショーに活かせれば良いと思ってるわ!」

ハルカ「そっか。サトシとタケシは?(まぁ、大体予想は出来るけど…)」

サトシ「へぇ、ハルカにも来てたのか。もしかして、コンテストか?」

ハルカ「ピーンポーン!世界のコーディネーターと戦いたくて!」

ヒカリ「じゃあ、また一緒に出場出来るね!」

ハルカ「やっぱりヒカリも?お互い頑張ろうね!」

タケシ「これは、ハルカにとっては、ヒカリにリベンジってとこかな。」

ハルカ「そんな感じかも♪カスミは?」

カスミ「私は観戦だけ。よく分からないからね…でも、今後の水中ショーに活かせれば良いと思ってるわ!」

ハルカ「そっか。サトシとタケシは?(まぁ、大体予想は出来るけど…)」

サトシ「へぇ、ハルカにも来てたのか。もしかして、コンテストか?」

ハルカ「ピーンポーン!世界のコーディネーターと戦いたくて!」

ヒカリ「じゃあ、また一緒に出場出来るね!」

ハルカ「やっぱりヒカリも?お互い頑張ろうね!」

タケシ「これは、ハルカにとっては、ヒカリにリベンジってとこかな。」

ハルカ「そんな感じかも♪カスミは?」

カスミ「私は観戦だけ。よく分からないからね…でも、今後の水中ショーに活かせれば良いと思ってるわ!」

ハルカ「そっか。サトシとタケシは?(まぁ、大体予想は出来るけど…)」

サトシ「へぇ、ハルカにも来てたのか。もしかして、コンテストか?」

ハルカ「ピーンポーン!世界のコーディネーターと戦いたくて!」

ヒカリ「じゃあ、また一緒に出場出来るね!」

ハルカ「やっぱりヒカリも?お互い頑張ろうね!」

タケシ「これは、ハルカにとっては、ヒカリにリベンジってとこかな。」

ハルカ「そんな感じかも♪カスミは?」

カスミ「私は観戦だけ。よく分からないからね…でも、今後の水中ショーに活かせれば良いと思ってるわ!」

ハルカ「そっか。サトシとタケシは?(まぁ、大体予想は出来るけど…)」

サトシ「へぇ、ハルカにも来てたのか。もしかして、コンテストか?」

ハルカ「ピーンポーン!世界のコーディネーターと戦いたくて!」

ヒカリ「じゃあ、また一緒に出場出来るね!」

ハルカ「やっぱりヒカリも?お互い頑張ろうね!」

タケシ「これは、ハルカにとっては、ヒカリにリベンジってとこかな。」

ハルカ「そんな感じかも♪カスミは?」

カスミ「私は観戦だけ。よく分からないからね…でも、今後の水中ショーに活かせれば良いと思ってるわ!」

ハルカ「そっか。サトシとタケシは?(まぁ、大体予想は出来るけど…)」

サトシ「へぇ、ハルカにも来てたのか。もしかして、コンテストか?」

ハルカ「ピーンポーン!世界のコーディネーターと戦いたくて!」

ヒカリ「じゃあ、また一緒に出場出来るね!」

ハルカ「やっぱりヒカリも?お互い頑張ろうね!」

タケシ「これは、ハルカにとっては、ヒカリにリベンジってとこかな。」

ハルカ「そんな感じかも♪カスミは?」

カスミ「私は観戦だけ。よく分からないからね…でも、今後の水中ショーに活かせれば良いと思ってるわ!」

ハルカ「そっか。サトシとタケシは?(まぁ、大体予想は出来るけど…)」

サトシ「へぇ、ハルカにも来てたのか。もしかして、コンテストか?」

ハルカ「ピーンポーン!世界のコーディネーターと戦いたくて!」

ヒカリ「じゃあ、また一緒に出場出来るね!」

ハルカ「やっぱりヒカリも?お互い頑張ろうね!」

タケシ「これは、ハルカにとっては、ヒカリにリベンジってとこかな。」

ハルカ「そんな感じかも♪カスミは?」

カスミ「私は観戦だけ。よく分からないからね…でも、今後の水中ショーに活かせれば良いと思ってるわ!」

ハルカ「そっか。サトシとタケシは?(まぁ、大体予想は出来るけど…)」

サトシ「へぇ、ハルカにも来てたのか。もしかして、コンテストか?」

ハルカ「ピーンポーン!世界のコーディネーターと戦いたくて!」

ヒカリ「じゃあ、また一緒に出場出来るね!」

ハルカ「やっぱりヒカリも?お互い頑張ろうね!」

タケシ「これは、ハルカにとっては、ヒカリにリベンジってとこかな。」

ハルカ「そんな感じかも♪カスミは?」

カスミ「私は観戦だけ。よく分からないからね…でも、今後の水中ショーに活かせれば良いと思ってるわ!」

ハルカ「そっか。サトシとタケシは?(まぁ、大体予想は出来るけど…)」

すみません。こちらのミスでとんでもない事になりました。
別レスにて書き直します。
タイトルは一緒なので。

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