榛名「私の提督」 (65)

イチャイチャする話です

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榛名「あなた、おはようございます!」

榛名「朝ですよ、調子はいかがでしゅうか?」

榛名「…まだ疲れが残ってるみたいですね」

榛名「朝食作ってきますから、それまで横になってて下さい」

誤字った、恥ずかしい

榛名「朝ですよ、調子はいかがでしょうか?」

榛名「気合!入れて!……やっぱり恥ずかしいです」///

榛名「作ってきました。あなた、ご一緒しましょう」

榛名「食べさせてあげますね…はい、あーん」

榛名「おいしいですか?」

榛名「榛名、感激です!」

榛名「たくさん愛情込めて作った甲斐がありました」

榛名「ほら、どんどん食べて下さいね」

榛名「ごちそうさまでした」

榛名「では食器を片付けてきますね、ゆっくりしていてください」

榛名「まだまだ寒い日が続いてますね」

榛名「でもあなたに寄り添っていると、そんなのも忘れてしまいます」

榛名「温かい……」

榛名「いつまでも…ずっと…このまま二人で過ごせたらいいなぁ、なんて」

榛名「ふふふ、榛名はあなたが側にいてくれる」

榛名「それだけでいい、それだけで幸せ」

榛名「……榛名は欲張りです」

榛名「ひとたび手に入れば、それ以上を望んでしまう」

―――貴方の全てが欲しい

―――私だけを見て欲しい

でもそれは仕方のないこと

榛名「あなたがその気にさせるから」



……んっ……ひちゅ……れろ……じゅる……ごくっ…

榛名「あなた、日が暮れましたね、そろそろ夜の時間です」

榛名「お腹がすいてきました」

榛名「腕によりをかけて作りますね、待ってて下さい」

榛名「榛名特製カレーできました!」

榛名「はい、あーん」

榛名「おいしいでしょう、もっと食べてください」

榛名「もっと…もっと…」

榛名「あ…ほっぺにご飯粒が」

   ペロッ

榛名「はい、取れましたよ」

榛名「ふふふ…なんだか新婚さんみたいですね」

榛名「あの日のこと」

榛名「今でもはっきりと覚えています」

榛名「私がチョコを差し上げ、そのお返しとして指輪を頂いたときのこと」

榛名「とんでもないサプライズでした」

榛名「その日の夜は…とても熱かったです」

榛名「あなたと結婚して、もう二人の間を邪魔するものはない」

榛名「提督のご寵愛を受けられるのは私だけ」

榛名「そう思っていた」

榛名「……なのに、なんで!なんであの雷巡にも指輪を!」

榛名「いいんです、あなたは悪くありません」

榛名「ただの被害者」

榛名「無理やり迫られたんでしょう?」

榛名「それで仕方なくケッコンを受け入れたのでしょう?」

榛名「あんな女狐のために、わざわざ偽物の指輪と書類を作らなくても良かったのに」

榛名「本物は私のだけ」

榛名「本物の愛も私にだけ」


―――そうでしょう?

榛名「あなたは私のモノ」

榛名「自分のモノには名前を書かないといけないですよね」

榛名「持ち主が判るように」

榛名「濃く、はっきりと」



カチッ…ジュ…カチッ…ジュ~…カチッ…ジュッ…カチッ…ジュッ…

―――ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい

榛名「辛いですよね、痛いですよね」

榛名「でも許してください」

榛名「これはあなたへの罰でもあるんですから」

榛名「アハハ…これでもう提督は私のモノ!」

榛名「誰の異論も認めない」

榛名「言わせない」

榛名「……身体が火照ってきてしまいました」

榛名「今日も榛名がご奉仕させていただきますね」

榛名「大丈夫です」

榛名「天井のシミを数えていれば終わりますから」

榛名「さぁ、ズボンを脱がし―――

   プスッ……バタン

イムヤ「司令官、助けに来たわ」

イムヤ「早くここから逃げよう」

イムヤ「大丈夫よ」

イムヤ「明石さん特製の睡眠薬で眠らせたから」

イムヤ「しばらくは起きないわ」

イムヤ「はっ!司令官…その背中…」

イムヤ「そう……


直下コンマ判定

今日はここまで!

単婚派だったけど、北上様の性能には勝てなかったよ

イムヤ「ひどい!司令官にこんなことするなんて」

イムヤ「許せない」

イムヤ「帰ったら明石さんに診てもらいましょう」

イムヤ「そのためにさっさとここから出ないと」

イムヤ「こっちよ」

イムヤ「とりあえず外には出られたけど」

イムヤ「辺り一面海が広がってるわ」

イムヤ「鎮守府へは迂回して帰りましょ」

イムヤ「真っ直ぐ向かっても私の速力じゃ追いつかれちゃうかも」

イムヤ「私がおぶって泳いでくから背中に掴まって」

イムヤ「海水がしみると思うけど我慢してね」

イムヤ「―――~~っ!?」

イムヤ「ど、どこ触ってるのよ!」

イムヤ「…もう」///

イムヤ「こんな時にふざけないでよね…」

イムヤ「速く掴まって」

イムヤ「みんな心配したんだよ」

イムヤ「急に司令官と榛名さん、二人がいなくなるんだもの」

イムヤ「まさか榛名さんがこんなことするなんて思いもしなかった」

イムヤ「いつも通り」

イムヤ「変わらない日常だったはずなのに」

イムヤ「司令官がいなくなった時、大慌てしてたの誰だか分かる?」

イムヤ「意外な人達だったわ」

イムヤ「大井さんに満潮ちゃん、曙ちゃん…」

イムヤ「普段ツンツンしてるのにね」

イムヤ「ほんと、素直になればいいのに」

イムヤ「……」

イムヤ「またあの楽しい日々に戻れるのかな」

イムヤ「ううん、戻れる…絶対に」

  ポツ…ポツポツ

イムヤ「あ!雨が降ってきた」

イムヤ「海が荒れたら大変!」

イムヤ「近くの島に上陸しなきゃ」

  ザーーーザーーー

イムヤ「島にちょうど小屋があって良かった」

イムヤ「雨が止むまで一休みね」

イムヤ「ちょっと…寒い」

イムヤ「司令官は大丈夫?冷えてない?」

イムヤ「……司令官?」

イムヤ「ねぇ!ねぇってば!」

起きて、起きて、起きて!起きて、起きてよ!ねぇ、司令官!

イムヤ「……いで……きて…」

イムヤ「起き…司令官!」グス

イムヤ「!!」

イムヤ「司令官、生きてる!?」

イムヤ「よがっだぁ!ほんとに…ほんと」グスッ

イムヤ「ッ!!これは温めてただけなんだからね!」

イムヤ「ほ、ほら…寒い中遭難した時のアレよ!」

イムヤ「勘違いしないでよね、いい?」

イムヤ「頭をなでなでしないで」///

イムヤ「はい、温かくなってきたからもういいでしょ!」

イムヤ「なんか食べられるもの探してくるね」

イムヤ「栄養補給は大切だし」

イムヤ「じゃ、待っててね!」



  ザ―――ピシャッ……ゴロゴロ ザ―――



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 ガチャッ

榛名「……」

榛名「あなた、ここにいたんですね」

榛名「まったくもう…私の前から急にいなくならないで下さいね」

榛名「どこに行ってもすぐ見つけられますけど」

榛名「あなたが側にいないと私は…」

榛名「私は…」

榛名「戻りましょうか」

榛名「私たちの家に」

榛名「二人だけの世界に」

榛名「え?イム…ヤ?」

榛名「ふふふ、何言ってるんですか」

榛名「最初から私とあなたしかいませんよ…」

榛名「あなたは疲れてるんです」

榛名「もう寝る時間ですよ」

榛名「おやすみなさい…お父さん」

おわり

コンマはイムヤが病んでるか病んでないか
正常なイムヤでした

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年07月13日 (金) 01:02:31   ID: 8NyOHroO

イチャイチャする話だぁ?
残念だったなぁ!
タグで理解したわぁ!

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