提督「龍驤の胸がEカップになっただと…!!」 (670)

提督「そんなバカな!俺のまな板はどこいったんだ!」

龍驤「せやかてなったもんはしょーないんやん」

提督「俺は認めん!認めんぞ!龍驤はまな板であってこそ輝くんだ!」

提督「帰ってきてくれ俺の龍驤!!りゅうじょ(ヌプ」

龍驤「あててんやで」

提督(これはこれで…)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

提督「うーん…エクスタ…はっ!夢か!!」

龍驤「おはよーさん、で、うちがまな板やって?」

提督「Exactly(そのとおりでございます)」

龍驤「死にさらせ!」



ビスマルク「Guten Tag.提督、今日も寝むそうね」

提督「ドーモビスコ=サン、オハウヨウゴザイマス」

ビスコ「なんで片言なのよ」

提督「眠いから」

ビスコ「私生活が乱れてるようね、私が1から面倒みてあげましょうか?」

提督「間に合ってるんで」

ビスコ「秘書艦として見過ごせないわ、早く顔洗ってシャキッとしなさい」

提督「へーい」

今日も忙しい一日が始まる

58「イヤでちぃ!!もうオリョール行きたくないでちぃ!!」

提督「おぅ、オリョール行ってこいよあくしろよ」

168「提督の鬼!鬼畜!変態!大変態!」

提督「はいはい変態バンザイ、変態バンザイ」

8ちゃん「クズ!ゴミ!」

提督「わかったわかった、我々の業界ではご褒美です」

58「満足した?」

提督「おう、やる気出た」

168「じゃぁオリョール行ってくるの」

8ちゃん「ご褒美にシュトーレン、食べたいなぁ」

提督「おやつは準備しとくからいっといで」

潜水艦s「「「いってきまーす」」」

ビスコ「あれで元気でるの?」

提督「これで俺はまだ戦える」

ビスコ「ドMなの?」

提督「さぁ?」

オリョールは一日朝昼晩の三回

昼前

提督「あー癒やされるんじゃぁ、心がSAN値がピンチでうにゃーするんじゃぁー」

龍驤「きみぃ…」

提督「なんだ、今崇高な儀式中だぞ」

龍驤「なんで背中をさすってるのさ」

提督「お前さんなら背中も胸も大差あるまい」

龍驤「喧嘩うってんの?」

提督「いや、仕事ないから暇でさ」

龍驤「さっさと仕事せんかい!」

提督「えー」

龍驤「えーもはーもあるかいな!さぁさっさと仕事仕事!」

ビスコ「ねえ、提督っていつもああなの?」

木曽「ん?ああ、お前はこっち来てから日が浅いのか」

木曽「慣れろ」

ビスコ「規律が乱れてるわ」

昼食

曙「この!クソ提督!!」

バンバンバン(マックノウチ!マックノウチ!

提督「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

ドゲン(壁にふっとばされる音)

ビスコ「なにあれ?」

木曽「昼食に乗じて曙の使用中の箸を奪って」

木曽「舐め回そうとして返り討ちにあった提督の図だ」

ビスコ「やけに詳しい解説ね」

木曽「一年近くここにいるんだ、もはや恒例行事だ」

木曽「まぁ提督もネタでやってるから本当に舐め回してるとこは見たことねえ」

ビスコ「それってネタで済む問題なの?」

木曽「慣れろ、これから毎日見ることになる」

龍驤「きみぃ…(ゴゴゴ」

提督「ヒィ!なんか殺気を感じる!」

龍驤「今日という今日はゆるさへんで!」

熊野「駆逐艦の子に手を出すとは感心しませんね(ゴゴゴ」

武蔵「やはり一度殺す必要があるか(ゴゴゴ」

木曽「ケッコンカッコカリしてる勢に追撃を食らうのもいつものこと」

ビスコ「規律が乱れてる通り越してもう終わってるわね、この提督」

昼過ぎ

ビスコ「さて、昼食も済んだし秘書艦の仕事に戻ろうかしら」

提督「え?もう今日の分の仕事終わってるよ?」

ビスコ「え?でもあの書類の山は?」

提督「さっき本気出し終わらせた」

提督「終わらせないと潜水艦ズと遊べないだろ」

ビスコ「ちょっと!ちょっと待って!隠してるんじゃないの!」

ビスコ「あの書類の山一時間どころか夜まで終わらない量よ!!」

ビスコ「どっか隠したんじゃないの!」

提督「そんなこと言われてもなぁ」

8ちゃん「提督ぅ、早くシュトーレン食べたいのぉー」

提督「今行くぞ俺のスク水眼鏡っこ!!」

木曽「慣れろ、あいつは素行はともかく仕事は天才的なんだ」

ビスコ「秘書艦必要なの?」

木曽「超重要らしいぞ」

ここの提督は仕事が速い

木曽じゃない
木曾だ

>>10
すまない
だが私謝らない

おやつ後
扶桑「はぁ…」

提督「ドーモデンドロビウム=サン、ごきげんよう」

扶桑「提督はいつもどおりですね…」

提督「お前はいつものことながら元気ねえなぁ」

扶桑「いえ…あの子のことがきになって…」

提督「吹雪か、そうだな、お前のこと随分と慕ってたもんな」

扶桑「はい、あの子が別の鎮守府に移ってから心に穴が開いたような気分で…」

扶桑「まるでもう一人妹ができたような気分したから」

提督「わからんでもない、実戦経験こそなかったがあいつはこの鎮守府に必要な存在だったからな」

扶桑「ではなぜあの子を別の鎮守府へ?」

提督「俺以上にあいつを必要とするやつがいた、それだけだ」

提督「大丈夫、あっちでも元気でやってるさ」

提督「で、話は変わるんだがその胸に飛び込んでもいいですか」

提督「お願いしますなんでもしますから!!」

扶桑「提督と話していると自分の悩みが馬鹿らしくなってきますね」

提督「つまりOKということか!」

扶桑「私ともケッコンカッコカリしてくれれば考えさせていただきます(ニコ」

提督「やっと笑った、お前は笑ってるのが似合ってるよ」

提督「今後に期待してるよ扶桑型 1番艦 航空戦艦『扶桑改二』さん」

扶桑「ふふ、提督に改装された、扶桑型の力……お見せします」

提督「やっぱ呼びにくいからデンドロビウムでもいい?」

扶桑「ダメです(ニッコリ」

キャラクターメモ1
球磨型 5番艦 軽巡洋艦 木曾
この鎮守府へ早々に着任した古参の軽巡
クマとネコとハイパーレズ二人を姉にもつせいか早々に提督に慣れた苦労人
クロボンとかX2とか時々よばれるがよくわからん
提督に結構愛されている(中二病的な意味で)ので二番目に練度カンスト
ケッコンカッコカリした
提督に対して恋愛感情はあまりないが素行はともかく戦闘面では信頼している
あと提督は数少ない中二病の理解者でもある
提督とは最も部下と上司という関係がはっきりしてる間柄
また今までの人生から着任したばかりの艦娘に「慣れろ」とアドバイスする
鎮守府の縁の下の力持ちポジション

夕方前

天龍「よんだか!師匠!」

提督「来たか!天龍!!」

提督「流派!東方不敗は!」

天龍「王者の風よ!」

提督「全新!」

天龍「系烈!」

提龍「「天破侠乱!」」

提龍「「見よ!東方は赤く燃えている!!」」

提督「よくぞ!この掛け合いを覚えた!」

天龍「あったりめーだろ!なんたって俺は世界水準軽く超えてるからなぁ!!」

天龍「あと師匠!次のアニメのDVDも回してくれよ!」

提督「どっぷりハマってんなぁ」

天龍「まぁな、中ニの道もアニメからってね」

提督「ならばお前にはこのヘルシングを貸し与えよう、存分に楽しむがいい」

天龍「よっしゃ!ぜってぇ師匠を超える中二病患者になってやるぜ!!」



天龍「で、ようはなんだ?」

提督「今のがやりたかっただけだ」

龍田「あらあら♪私の天龍ちゃんをおもちゃにしてる馬鹿な提督はあなたかしらぁー♪」

提督「OK、話しあおう、だから首にかけた名状しがたいゲイボルグのようなものを」

提督「どけてくれないかなぁ(懇願)」

龍田「あらぁ~♪どうせ逃げる気でしょ~♪」

龍田「その空っぽの頭でどうすればいいか考えてみたらぁ~♪」

提督「なんでや!頭空っぽのほうが夢詰め込めるやろ!!」

龍田「提督にはあつぅいお灸が必要ですねぇ~♪」

この後無茶苦茶説教された

提督土下座中

龍田「でわぁ~♪スッキリしましたので帰りますね~♪」

龍田「次はその首頂きますからぁ~♪」

提督「…」

龍田「あらぁ~♪もう声も出ませんかぁ~♪でわでわ」

バタン

天龍「し…師匠大丈夫か…」

提督「…」

天龍「おい、マジ大丈夫か!!」

提督「…」

天龍「師匠!目を覚ましてくれ師匠!!」ユサツサ

提督「うーん、龍驤が…バキュラの大群が…」

天龍「…ネてやがる…嘘だろ…あの状況で…」

天龍「土下座して反省している振りして寝ているのか!!」

天龍「さすが師匠!そこにしびれる憧れる!!」

提督「ううう…256回当ててもたおれな…はっ!夢か!!」

この提督はいつでもネれる

脳内キャラクターメモ2
天龍型 1番艦 軽巡洋艦 天龍
着任時「オレの名は天龍。フフフ、怖いか?」
に対しての提督の反応が
「フフフ…デッドエンドシュート…」だったためあまりの中二病力に
ひれ伏し弟子に志願する
今では師弟の関係を利用して半分おもちゃにされるがなんやかんやで
しっかりと提督から指導は受けている
遠征が主な任務なので練度が高いわけではないが飽きずに続けば
たぶんW島での作戦に支援で送られるんじゃないかな(アニメ感)
提督との関係は完全に師弟でありそこに恋愛感情など存在はしない
(尊敬はされてる)
またセクハラしても=修行と脳内解釈するため提督からのセクハラ被害は少ない
なお妹様はこの関係を快く思ってない模様

一応のお仕事タイム

ビスコ「新しい艦が就役したようね」

ユー「ドイツ海軍所属、潜水艦U-511です」

ユー「ユーとお呼びください」

ユー「少し遠出してきました。よろしくお願い致します…」

提督「…」(プルプル)

ビスコ「私と同じドイツ生まれで潜水艦よ…ってどうしたの提督?」

提督「いい…」

ビスコ「は?」

ユー「?」

提督「ふぁぁぁぁぁぁぁ!!ユーかわいいよぉぉォォ!!ちょうかわいいよぉ!!」

提督「ふわぁぁぁぁぁぁ!!その髪の毛クンカクンカしたいよぉ!!」

ユー「これ、日本式の挨拶?」

ビスコ「断じて違うわ」

ユー「提督、おもしろい、褒めらた?ダンケ」

まるゆ(で…でるタイミングを見失いました…)

まるゆ「めまして…まるゆ着任しました」

提督「誰?そんなの聞いてない」

まるゆ「え?聞いてないって…」

提督「冗談冗談、よく来たな二人共、これで潜水艦が充実してうちも動きやすくなる」

ユー「…ダンケ」

まるゆ「まるゆ、がんばります…」

提督「ということでてめえラ新しい仲間だ!!さっさと練度上げだ!!」

58「まかせるでち!立派なイケ…げふんげふん戦力に育ててミセルでち!」

168「おいでなの…おいでなの…」

8ちゃん「はっちゃんが本当の地獄を教えてあげるのぉ」

ユー「ダンケ、仲間、多くて嬉しい」

まるゆ「いやいやいやいやいや!!なんか不穏な空気ですぅ!!」

提督「オリョールいってらー」

新特撮アニメ潜水艦Ⅴここに完成

そろそろ夕方

隼鷹「ヒャッハー!提督はいるぜぇ!!」ドガァ!!

提督「てめえまたドア蹴飛ばし入ってきやがったなぁ!」

隼鷹「細かいこと気にしてるとハゲるよぉ?」

提督「禿げてねえよ!フッサフサだよ!今すぐアフロにも出来るわ!」

隼鷹「まぁそういうのはおいといてさぁー?これで三隻目だよねぇ~」

提督「あーそういうのは敏感なのね、知ってた」

提督「しかたがないにゃー、青葉」パチン

青葉「青葉!よばれました」パカ(屋根裏から

ビスコ「ジャパニーズニンジャ!?」

提督「今日フタマルマルマルより第三種戦闘態勢に移行」

提督「全員に今すぐ通達だ!」

青葉「おお!一ヶ月ぶりじゃないですか!任せて下さい!」(シュタ

ビスコ「一体何なのよ、第三種戦闘態勢って?」

提督「え、そんなのねえよ」

ビスコ「え?」

隼鷹「飲み会だ飲み会!!」

ビスコ「え?え?」

うちの鎮守府では3人新人が来るたびに新人歓迎会

龍驤「すまんなぁ、あんた来てから半月経つんにいまさらで」

ビスコ「いえ、でもいきなり新人歓迎会なんて」

龍驤「安心しいな、うちはそれようの施設も準備しとるんやで」

提督「ふっ、俺の人徳があってのものだ」

ビスコ「人徳?」

提督「高校の同級生に魔塔建築士してるやつがいてただで立ててもらった」

ビスコ「なにそれコワイ」

~回想~

提督「久しぶりだなエキノコックス」

親方「誰がエキノコックスだよこのロリコン」

提督「なんか別次元に飛ばされたって聞いたけど元気じゃねえか」

親方「まぁな、で、施設建ててもいいけど報酬はあるんだろうなぁ?」

提督「貴様が異世界飛ばされていたあいだのジョジョだ、大事に使えよ」

親方「てめえラ!準備はいいか!!1時間で終わらせんぞ!!」

コーキングガン「OK、任せて頂戴」

金槌「は…はい…がんばります…」

デモリションマシン「ウォォォォオオォォオオオオォオオオ!!!!」

ポリッシャー「はい、がんばり…ぐほ…(バタ」

提督「お前も大変そうだな」

龍驤「また提督がなんかやらかしたんか!!いっぺんしめちゃる!」

隼鷹「爆撃はまかせろぉ!!」

龍田「あらあら~♪無能を通り越して虫唾が走る提督はどこかしらぁ~♪」

親方「ああ…お互いな…」

脳内キャラクターメモ3
俺タワーから出張してきた親方
提督とは高校の同級生で異世界にいる間に発売されたマンガやゲームを
代償に一時間ぐらいで重要施設をポンポン建てていく
狐系キャラを好きどころか崇拝していて提督にはエキノコックスと呼ばれている
なお提督は親方からロリコン扱いされる
事実だからしかたがないね!
つまり同類
なおあちらの世界では結構有名らしく結構な数の部下を抱えている

あー仕事から開放されないからスマホからなんじゃぁー

ビスコ「それにしても三人で歓迎会なんて毎回じゃないのね」

龍驤「少し前まで月10人単位で艦娘が増えとったさかいそういう決まりになったんよ」

ビスコ「今は落ち着いて月1ぐらいに収まったってことね」

龍驤「まぁ提督も飲み会だのお祭りだの馬鹿騒ぎ好きやからまた昔みたいになるんかもしれんけどな」

ビスコ「全く、仕事ができるのにどうしてこう規律が保てないのかしら」

龍驤「そういったらんとあれはあれで考えとるんやで」

ビスコ「本当によくわからない人だわ」

特設打ち上げ会場

提督「えーと」

青葉「今回で28回目ですね」

提督「そうかそうか、では第28回新人歓迎会開始だァァァ!!」

提督「まずは俺の歌を聞けぇぇx!!」

艦娘「「「「「かんぱーい」」」」」

提督「聞いてくれよぉぉォォォォ!!」

龍驤「はいはい、わかったからはようたわんかい」

隼鷹「そんなことよりお酒は~?」

明石「仕入れてるよ、赤霧島だけど」

<デンデンデンデンデンデンデンデンデンデーデーデーデー

隼鷹「お、いいのあんじゃん」

<嘆きの街に響くッ!世迷言共の靴音ッ!

<いいぞ!師匠!

ビスコ「私もいいかしら?」

隼鷹「おお!いける口かい?」

<その精神(こころ)ッ!支配するのは!蠢く悪鬼ッ!凶器ッ!天魔ッ外道ッ!

<うっさい!クソ提督!!

隼鷹「どうだいこの鎮守府は?」

ビスコ「いいところよ、提督がよくわからないけど」

龍驤「せやろなぁ」

ビスコ「あら?あなたも飲むの?」

龍驤「見た目で判断せんといて、一応成人しとるんやから」

<我々!

<うーでち!

<寄れ依れ!

<なのお!

<世界はダーク!

<コ…コズミックです

武蔵「私も一献もらおうか」

熊野「全く、騒がしいたらありませんわ」

木曾「飲み会の席ぐらい静かにしてもらいてえもんだ」

ビスコ(あれ?なんか囲まれた?)

龍驤「まぁ掴み所がないのはしゃあないなぁ」

熊野「提督はああ見えて繊細でしてよ」

ビスコ「そうなの?」

武蔵「そうでなければ『ビスマルクのことをたのむ』と我々に指示しないだろ」

隼鷹「まぁ潜水艦二人の盛り上げ役とかは自分でやるから」

隼鷹「カッコカリ勢にあんたのこと任せたのさ」

ビスコ「押し付けたってこと?」

木曾「接し方がわからないのさ、別に敬遠してるわけじゃない」

木曾「もっとも…あの中に混ざれるなら別だがな」

<ツッナイ!ツナイ…ツナッイ!ツナイ!今夜こそ…お前を…落としてみせる!!

<な…なんでこっち指差してんのよクソ提督!

<曙だけずるいでち!

<しれぇ!今度はデュエットしましょー!!

<あのぉ…私と演歌でも…

<落ち着きがないのねえ…

<ユーも、歌いたい

ビスコ「うん、無理」

提督「ふぅ…疲れた」

龍驤「盛り上げ役ごくろうさん、一杯飲むか」

提督「生中でお願いします、なんでもしますから」

龍驤「ほぉ、今何でもするっていいよったなぁ」

提督「嘘ですごめんなさい」

龍驤「ならいうなあほたれ、はい生中」

提督「サンクス」

ビスコ「ユーもまるゆもうまく仲魔に溶け込めたようね」

提督「俺は盛り上げただけだ、場を温めれば自然と輪ができる」

提督「ビスコみたいにお固いのは大人の飲み会を開けばいい」

ビスコ「お固いなんて失礼ね」

提督「でも盛り上がってるよりは静かに飲んでる方が好きだろ?」

ビスコ「何もかもお見通しなのね」

提督「伊達に大勢の艦娘抱えた鎮守府の提督してねえよ」

?仲魔 ○仲間

<日本語、難しい

<大丈夫でち!一緒に歌うでち!

<キルミーベイベー?

<どしたのでちでち!!

<キルミーベイベー?

<なんでもないでち!

<歌詞と違うじゃない!私と変わりなさいよ!

<ああ…私の三十路坂が飛ばされていく

ビスコ「ほんと、馴染んじゃってるわね(クス」

隼鷹「さぁ、うちらはうちらで楽しもうぜ!」

提督「この一杯のために生きている!」ゴクゴクプハァ!

武蔵「ほら、もう一杯いけるだろ(ニッコリ」トクトクトク

提督「まだまだぁ!」ゴクゴクプハァ

熊野「提督の、ちょっといいとこ見てみたい(ニッコリ」トクトクトク

提督「よっしゃ!」ゴクゴクプハァ

木曾「俺の注いだ酒だ、もちろん飲むよなぁ(ニッコリ」トクトクトク

提督「お前らハイペースにさせすぎ」ゴクゴクプハァ

龍驤「まさかうちの酒が飲めんとはいやせんやろうなぁ(ニッコリ」トクトクトク

提督「あ、はい」ゴクゴクプハァ

ビスコ「じゃぁ私も(ニッコリ」トクトクトク

提督「そういわれたらなぁ」ゴクゴクプハァ

天龍「師匠!俺と飲み対決しようぜ!」

提督「いや未成年飲酒は治外法権の鎮守府でもなぁ」

天龍「成人だっていうの!飲み会のたびに同じやりとりさせるのかよ!」

提督「イエスアイアム!」

天龍「ちくしょーーーーーーーーーー!!!!!」

提督「まぁおp前も飲めよ、もう飲んだ分はハンデだ」

天龍「そうこなくっちゃなぁ」

ビスコ「お酒は飲んでも飲まれてはだめよ、全く規律が乱れてるわ」

龍驤「まぁまぁそういうわんと、今日は無礼講や」

武蔵「私も付きあおうじゃないか」

隼鷹「ヒャッハー!乗ってきたねぇ、私も負けてらんないねえ」

ビスコ「…」

ビスコ「私だって負けてられないわ!いいわ!付き合ってあげるわよ!!

明石「お酒の追加持ってきたよ、ワインに日本酒焼酎にビール、なんでもあるよ」

龍驤「つまみもぎょーさんあるから遠慮せんでええで」

提督「望むところだ、さぁ、お前の嫁を数えろ」

隼鷹「だからその決め台詞カッコ悪いって」

武蔵「そうだな、カッコカリ勢の前でいうセリフではないな」

熊野「浮気者ぉ」

二時間後

まるゆ「ふぅ、疲れたけど面白かったですぅ」

ユー「ダンケ、ダンケ」

58「また次の飲み会が楽しみでち」

168「ほんと、次が待ち遠しいわ」

曙「で、クソ提督はどうしたの?」

雪風「しれぇならあそこですね」

提督「勝った…俺は勝ったんだ!」

武蔵「皆の分まで、この武蔵が酔いを受け止められたのなら…まぁ、私は…満足だ…」(ガク

ビスコ「酒の海に還るのね…十分に飲み合ったわ…満足、よ…」(ガク

隼鷹「あれ…あたし…(酒に)沈むの…?マジ…?」(ガク

熊野「こんな所で(酒に)沈むなんて…」(ガク

天龍「…zzz」

提督「木曾、マイク持ってこいよ」

木曾「お前、けっこう酔ってんな、ほらよ」(ポーイ

提督「おっしゃ」(ガシ

提督「ふーーーーー……(溜め)

龍驤!好きだァー!龍驤!愛しているんだ!龍驤ぅー!
着任したときから好きだったんだ!好きなんてもんじゃない!
龍驤のことはもっと知りたいんだ!龍驤のことはみんな、ぜーんぶ知っておきたい!
龍驤を抱き締めたいんだァ!潰しちゃうくらい抱き締めたーい!
いつもの恥じらいはぁ!酒の力で打ち消してやる!龍驤ぅ!好きだ!
龍驤ぅーーーっ!愛しているんだよ!俺のこの心のうちの叫びをきいてくれー!龍驤!
お前に会った時から、龍驤を知ってから、俺は君の虜になってしまったんだ!
愛してるってこと!好きだってこと!俺に振り向いて!
龍驤が俺に振り向いてくれれば、俺はこんなに苦しまなくってすむんだ!!
優しい君なら、俺の心のうちを知ってくれて、俺に応えてくれるだろ!
俺は龍驤を俺のものにしたいんだ!そのまっ平らな胸と世話好きな性格のすべてを!
もちろん他のみんなも全員大好きだ!恋敵がいるなら、今すぐ出てこいや!相手になってやらぁ!
深海棲艦がなんぼのもんじゃぁぁぁぁ!!
俺が全員まもっ…て…や、る」(バタ

龍驤「全く…世話の焼けるやっちゃ」

木曾「またいつもどおり愛の告白して締めかよ、やけるよ」

龍驤「まっ平らな胸ってのは余計やけどな、あとで焼き入れちゃる」

ビスコ「提督って…いつもああなの…」

隼鷹「…ああ…ああ見えて…酒の勢いでもないと…本音が出ないのさ」

天龍「…zzz」

龍田「天龍ちゃんはもらっていきますね~♪」(おひさまだっこー

木曾「普段からこんぐらい素直ならわかりやすいんだけどなぁ」

熊野「…本当…不器用な人ね…」

武蔵「…全くだ」

青葉「愛の告白された龍驤サンにひとこ(ry」

龍驤「はいはい、今日はお開きや」

宿舎への帰り道

雪風「しれぇ、大丈夫ですか?」

58「飲み過ぎでちよ」

提督「だいじょーぶだいじょーぶ、あれ、大きな星がついたり消えたり…」

扶桑「提督…よかったら付き添いましょうか?」

提督「だいじょーぶらってぇー」(フラー

曙「って!行ってる側からどこいってんのよ!!」

提督「今日は司令室で寝るの~お前らは宿舎にかえってら~」(フラ~

ビスコ「…本当に大丈夫かしら」

武蔵「…お前は自分のこと心配しろ…明日も秘書艦だかろ…」

ビスコ「…まぁいいわ…明日二日酔いなんてしてたら一から叩きなおしてあげるわ…」

熊野「…まず自身の心配したほうがいいなじゃないかしら」

龍驤「…」

司令室

提督「くっそ…頭いてえ…あいつら酒強くなりやがって…」

提督「さて、やるか」

トントン

龍驤「おるんやろ」

提督「いませーん」

龍驤「はいはい、入るで」(ガチャ

龍驤「はぁ…そういうこっちゃろうと思ったんや」

提督「なにもかもお見通しかよ」

龍驤「これでも君の本妻やからね」

龍驤「隠しとった書類、半分渡しいや」

提督「すまん」

龍驤「ええって、あんな飲み会急に開けるわけ無いやろ」

龍驤「まるゆの着任書指令書もろとも全部仕事隠してあの娘楽させたんやろ」

龍驤「いつものことや」

提督「すまんな」

カキカキ
カキカキ
龍驤「窓から見える月がきれいやね」

提督「本当だな」

龍驤「意味わかってて今返事したやろ」

提督「口に出していったほうがいいか?」

龍驤「さっき十分聞いたからもうええわ」

提督「愛してるよ」

龍驤「言わんでも知っとるわ、はよ仕事しい、明日も早いんや」

提督「へーい」

カキカキ
カキカキ

龍驤「で、きみはいまの戦局どうみとるん?」

龍驤「元エリート戦術予報士として」

提督「そうだな、楽観的に見れば少しずつ押してる」

提督「だが相手の底が見えん、戦術予報ってのは情報あってこそできるもんだ」

提督「戦力も行動目的もなにもわからん相手じゃ予想しようもねえ」

龍驤「君の悪い予感はよ~当たるから怖いわ」

提督「そのためのケッコンカッコカリジュウコンだ」

龍驤「わかってるけど正妻として気分ええもんやないで」

提督「うちの鎮守府は最終防衛線、ここを突破されるわけにいかない」

提督「それに俺は誰一人轟沈させる気はない」

龍驤「君ぃ、いつか背中刺させるわ」

提督「こえーこというなよ」

龍驤「まぁ、そういうとこが好きなんやけどね」

提督「惚れなおした?」

龍驤「惚れ直す必要なんかないやん」







龍驤「うちは君一筋やで…」



ビスコ「寝てたら本当に1から教えなおしてあげるわ」

コンコン

ビスコ「入るわよ提督…ってあら?」

龍驤「…zzz」

提督「うう…まな板が…まな板が…zzz」

(ソファーで膝枕中)

ビスコ「特別に起こすのはまたあとにしてあげますかね」

ビスコ「ほんと、やけるわね」

第一部 艦!

脳内キャラクターメモ4
龍驤型 1番艦 軽空母 龍驤
ご存知真っ平らサン
提督とは相思相愛
お妾さんは3人まで許すと提督に言ってるが実は許してない
そして提督は既に6人とケッコンカッコカリ済み
絶許
でも自分を一番愛してくれてるのしってるから一応安心はしてる
(なお周りはNTRしようと目論んでいる模様)
ゲーム的に言えば練度150
戦闘において搦手を多様する提督にとって一番戦力として期待してる
また、私生活でも衣食住といろいろ世話になってるが
普段着の選択が何故かダサイので外出時の服は隼鷹と熊野に頼んでる
そこ以外はなんやかんやで信頼してる
提督一途の奇特な艦娘で一番通じあってる

EX1 黒髪釣り目の大和撫子

私は今恋をしています

その人は今部屋の窓から海を眺めてみんなを見守っている

腰まである長く黒い髪を後ろで束ね

白い服をまとい

少しだけ格好つけた軍帽をかぶった釣り目で泣きぼくろがよく似合う素敵な女性

私にはない凛々しいオーラを纏うあこがれの人

ただ…ただ一つだけ

「あー、やっぱスカートってスースーして違和感マックスだわ」

熊野「なんで中身が提督なのよ…」

提督「なんで残念がってんだよ」

話は3時間前 時系列的には本編の三ヶ月前に遡る

明石「というわけで」

提督「というわけで?」

明石「最前線で戦う鎮守府艦娘のために大本営が作った艦娘用美容サプリのサンプルです」

提督「え?大本営って暇なのか」

明石「主に戦ってるのは艦娘なんですから艦娘の要望に答えた形ですね」

明石「あと暇なのかって言葉はそっくりそのまま提督にお返ししたいです」

提督「いやむっちゃ忙しいよ、決め台詞の研究とか」

明石「それを暇っていうんじゃないんですか」

熊野「ごきげんよう、重巡熊野、推参しましたわ」

提督「蹴ってください」

熊野「丁重にお断りさせていただきますわ」

提督「えー」

明石「そういうのいいから…で、カクカクシカジカで」

明石「このサプリメントの実証データを取るために協力して欲しいの」

熊野「さぷりめんと、確か栄養食品的なものでしたわね?」

明石「ああ、特にこのサプリメントは艦娘専用の美容美白等を目的としたもの」

明石「普段からエステとかでその辺りに詳しいあなたにためしてもらいたいの」

熊野「実験みたいでちょっと気が引けますがそういうことでしたら協力させていただきますわ」

提督「へーこれにそんな効果あんのか、気休めじゃねえの?」ヒョイ

明石「あ、ダメですよ提督、艦娘専用なんですから一般人が食べたらどうなるかわからないんですから」

提督「大丈夫だろ、一口ぐらい」(パク

明石「ヘタしたら死にますよ」

提督「おい!ちょっとまてよ!そういうの早く言えよ!!」

明石「急いで吐き出してきてください!」

提督「ちょっとトイレ行ってくる!!」ダバダバ

熊野「全く…提督は相変わらず落ち着きがないわね」


ふええ…仕事行きたくないよぉ…

<ギャーーーーーーー!!

明石「死んだのかな?」

熊野「あの男が安々と死ねるとは思えないけど…」

ダバダバ

?「あーなんか知らんがむっちゃ髪伸びてきた」

明石「 」

?「吐き出せなかったけどこういうもんなのか艦娘用サプリって」

熊野「 」

?「どうしたお前ら絶句して、つうか胸のあたりが苦しくなってきたぞ」

?「まだ何か副作用出んのかよ」

熊野「一応聞いてよろしいかしら…提督、よね?」

?「おいおい、急に髪伸びたからか、俺だよ俺」

熊野「明石、鏡はあって?」

明石「鏡はないけど鏡並みにピカピカにした鋼材塊なら」

?「鏡?」

女提督「 」

女提督「…」

女提督「命!」ガバ!

女提督「…」

女提督「荒ぶる鷹のポーズ!」ガバ!

女提督「 」

女提督「俺は太陽の子!ブラッック!アァァァルエックス!!」バババババ!

女提督「 」

女提督「なんじゃこりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」





青葉「青葉、見ちゃいました」

女提督「落ち着け!落ち着け俺!KOOLになるんだ!」

女提督「1,2,3,4…素数を数えるんだ…」

女提督「素数は1と自分でしか割れない孤独な数字!」

女提督「俺に勇気を与えてくれる!!」

熊野「落ち着きなさい、素数じゃなくて普通に数字数えていますわ」

明石「とりあえずマニュアル送付されてたんでチェックするよ」

明石「順に読み上げていくよ」

明石「このサプリはボーキ100を超超圧縮しボーキ由来の成分で構成されたものである」

明石「艦娘が服用すれば肌の潤いつやが増し美しさが増す」

明石「もし人が服用した場合は…」

女提督「場合は…?」

明石「ホルモンバランスが劇的に変化し体になんらかの異常が起きる」

明石「命に影響するわけではないがその影響が数日サプリの効果が切れるまで続く」

明石「だってさ」

女提督「まじかよぉ…ってもしかして!!」ダバダバ

熊野「あんなに慌ててなにをしているのかしら」

明石「たぶん…確認」

<俺の38cm連装砲がぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!

熊野「不潔ですわ」

司令室

女提督「…」ズーン

明石「まぁ、数日の辛抱だからね」

熊野「そうですわよ、提督らしく開き直って女らしくすればよろしくて」

女提督「うう、しかしだなぁ」

熊野「まずは服装と髪型かしらね」

明石「ほいメジャー」

熊野「さぁ脱いでくださいまし」

女提督「え?」

熊野「スリーサイズを把握しないと服を選べないではありませんか」

女提督「いや、このままでも」

熊野「いいえ、一人のレディーとしてそれは許されませんは」

女提督「いやいやいやいやいや、俺男だからノーセンキュー」

龍田「あらあら♪そういわずにー」右腕ガシ

天龍「へへ…提督、諦めが肝心だぜ」左腕ガシ

武蔵「とくやった二人共、あとはこの武蔵が取り押さえよう」羽交い絞め

女提督「てってめえらなんでここに!!」

龍田「すごく親切なカメラをもった方が経緯からぜん~ぶ教えてくれましたわ~♪」

女提督「あおばぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

龍驤「おお、やっとるね」

女提督「助けて龍驤!マジ助けて!!神様仏様龍驤様ァ!!」

龍驤「そんな遠慮せんといてもええやで?」

龍驤「こんな機会最初で最後だからなぁ」ニッコリ

女提督「目が笑ってない!目が笑ってない!!」

スリーサイズ測定中

熊野「上から91-59-86…ちょっと待ってくださいまし、測り直しますわ」

スリーサイズ再測定中

熊野「91-59-86…」

龍驤「…」バタ

天龍「龍驤さんが倒れた!衛生兵!衛生兵!」

龍驤「男の…お事の提督に完全敗北してもうた…提督だけは仲間っておもうとったのに…」

女提督「なんであんなうなだれてんだ」

熊野「いわゆるないすばでぃーというものですわね…」

龍田「いつもの服で全部隠れていたのねぇ…」

明石「下着系はうちの店のを使うとして…」

龍田「あ♪全部黒で♪」

女提督「色指定!?」

龍驤「ふふ…ふふふ…あーーーーははっはっっは!!天龍!」

天龍「はい姉さん!!」

龍驤「たしか提督の自室に艦娘に着せるって集めとったコスプレ衣装が…」

龍驤「ぎょーさんあったよなぁ」(ニッコリ

龍田「あらあら♪提督ぅ♪ご自分で試せる絶好の機会じゃないですかぁ♪」

女提督「やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」

天龍「いいこと思いついたぜ!一生の思い出になるように青葉よぼうぜ!」

青葉「安心してください、すでにスタンバイしてます」(屋根裏カパ

女提督「お前ら…まさかぁ…」

龍驤「セクハラはセクハラで返さんとなぁ」

龍田「もうお婿にもお嫁にもいけないようにしてあげますわぁ~♪」

熊野「でわ皆様が準備してる間に髪を整えるとしますか」

女提督「もう…好きにしてくれ…」

熊野「椅子に座っておとなしくしてくださいね」

サラー

熊野「!」

熊野「すごいサラサラでは無いですの」

女提督「どった?なんかおかしいか?」

熊野「い、いえ、何でもございませんわ」

女提督「?」

おはよ

>>62
グッモーニン
バン
天龍「とりあえずメイド服もってきたぜ、って、おお」
カチャ
扶桑「提督が女性になったと聞いて、私の着物の予備を…あら」
バン
龍驤「とりあえずそのカッコじゃいややろ!適当に着替えを見繕…ええ…」
カチャ
龍田「天龍ちゃんに着せるはずだった他の鎮守府の島風コスを…あらぁ♪」

女提督「そんな全員絶句するほど酷いのか俺」

明石「いや、逆でしょ…私にも眩しく見えるもの」

服は女性に支給される専用の白の提督服

軍帽は斜めにかぶせ

さっきまで乱れていた腰まである黒髪は綺麗に整え後ろでまとめ

下はズボンではなく私のスカートの予備を身にさせた

熊野「美しい…」

私は目を奪われてしまった

私の理想とする女性像が目の前に会ったのだから

龍田「本当わぁ♪今までの仕返し目的出してけどぉ♪」

天龍「これはこれで着せ替える楽しみがあるなぁ」

龍驤「うちはやめとくは…精神的ダメージがでかそうや…」

青葉「脅迫用ではなく純粋にモデルやって欲しいですね」

武蔵「うむ、予想外ではあるな」

ガチャ

168「提督が女になったと聞いて」

58「きたでち」

曙「どうせブサイクなんでしょ、はやく無様な顔見せないよ」

雪風「しれぇの女装楽しみです!」

叢雲「女装じゃなくて女体化、まぁ提督がベースなら変わらないと思うけど」

女提督「お前らまで来たのか…」

バンバンバンバンバンバンバン
バン     バンバンバン
バン (∩`・ω・) バンバン
 _/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
   \/___/ ̄ ̄


  バン   はよ
バン (∩`・ω・) バン はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄\/___/

    ; '  ;
     \,( ⌒;;)
     (;;(:;⌒)/
    (;.(⌒ ,;))'
 (´・ω((:,( ,;;),
 ( ⊃ ⊃/ ̄ ̄ ̄/
  ̄ ̄\/___/ ̄ ̄

       /\
      / /|
     ∴\/ /
     ゜∵|/
  (ノ・ω・)ノ

  /  /
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

ポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ     ポチポチポチ
ポチ (∩`・ω・) ポチポチ
 _/_ミつ/ ̄/
    /_/ ̄ ̄ ̄ ̄

ただいま…もうゴールしてもいいよね…

摩耶「提督が女装してるって聞いてきてやったぜ」

女提督「麻耶ぁ…助けてぇ…(CV今井麻美で)」

雪風「提督の肌すべすべです!」

曙「なんで私よりも髪の質がいいのよ…!羨ましい!!」

叢雲「許さない…許さないんだからぁっ!(胸に埋まりながら)」

168「ちょっと、私にも変わりなさいよ」

58「すごくやわらかそうです」

摩耶「ちょっとまて、おい天龍、あれまじで提督か?」

天龍「ああマジだ、女体化するとこんな美人さんだなんてなんかムカつく」

龍田「困りましたわぁ~♪この子たちに好かちゃったら提督に生き恥をあじあわせれないわ~♪」

ちなみに女提督は
身長:168cm
体重:48kg
3サイズ:91-59-86
はい、某アイドルのコピペです

熊野「なら私に良い提案がありますわ」

龍驤「それフラグやで」

熊野「この際ですから辱めるのではなく女性の間は…」

熊野「一人前のレディーとして女性らしい生活をしていただいては?」

摩耶「どういうことだよ?」

熊野「私が中心になってレディーとして教育していきますわ」

扶桑「ふふ、それはいい提案ですね、この際女性の気持ちを理解していただきましょう」

女提督「はい質問!いいですか!」

熊野「ええ、いいでしてよ」

女提督「天龍と摩耶はレディーじゃないんじゃない?」

摩耶「おぅし提督、あたしも手伝ってやるよ」

天龍「すごいバカにされたなぁ…俺達の女子力を見せてやろうか」

木曾「おい、お前ら」

女提督「おお!マイフレンド!助けて!」

木曾「提督は後で好きにしていいから先に仕事させろ」(本日秘書艦)

女提督「味方はいないのか…」

寝る前の脳内キャラクターメモ5
工作艦 明石
俺の記憶が正しければ明石はアニメにいなかった
一応このSSはアニメででてきた隼鷹龍驤の所属する別の鎮守府を
イメージしてるため真田さん並の便利キャラとして採用
主に工廠の仕事をしながら鎮守府の輸出入の管理とアイテム屋の
営業をしている縁の下の力持ち
また提督と合わさることでトラブルメーカーと化す

なおこのSSでは通信担当は秘書艦が兼任している

仕事終わりを見計らって

熊野「重巡熊野、提督をお迎えに上がりましたわ」

木曾「残念だが提督さんは仕事終わらせて屋上だぜ」

熊野「またあの人は…まだ自分がレディーと自覚してないのね」

木曾「あれがレディーなら俺は貴婦人だな」

熊野「こうしてはいられませんは!早く止めに行かないと!」ダバダバ

木曾「完全無視かよ…」

屋上

熊野「提督!今すぐその行為をおやめなさい!」ドガー扉大破

女提督「ふぬぬ、ぐぬぬぬぬ…」

熊野「って、どうしたのですか?」

女提督「聞いてくれよくまのん」

熊野「誰がくまのんですか」

女提督「女になったらわかばがきつくて吸えなくなった…」

若葉「よばれたか、出るタイミングを失ってた」(ワクワクテカテカ

提熊「「よんでない」ですわ」

若葉「そうか、だがこういう扱いも悪くない」(サラバ

熊野「まぁ、駆逐艦の子は置いといてそれはなにを吸われてるのですか?」

女提督「バージニアスリム、10mg以下はたばこじゃねってのが」

女提督「俺のポリシーなのになんか屈辱だわ」

熊野「ていっ!」(チョップ

女提督「おぅふ、いきなり何すんだ」

熊野「レディーたるもの『俺』なんて乱暴な言葉使うなんて許しません」

熊野「そもそも口調そのものがレディーとしてだめですわ」

女提督「いや、俺はそういうのは」

熊野「いいえ、女声になったからには数日とはいえ一人前のレディーにしてみせますわ」

熊野「覚悟はよろしくて?」

女提督「逃げられないんですね…」

再び司令室

扶桑「戦艦扶桑、そろそろお勤めが終わる頃だと思いまして」ガチャ

女提督「扶桑さん、なにかごようかしら?」

扶桑「女性口調とは諦めたんですか?」

女提督「こうしないとなぐられ(ry」

熊野「てぃ!」(チョップ

女提督「このようになるのですよ」

熊野「精進しなさい」

扶桑「ふふ、まるで姉妹のようですね」

熊野「し…姉妹」

女提督「私の妹はもっと乱暴者ですわ」

熊野「お姉さま…」

熊野「決めましたわ、今から提督のことをおねえさまとお呼びしますわ」

女提督「どうしてそうなるのよ…」

扶桑「あらあらお姉さま、いいじゃないですか」

女提督「あなたまで…」

扶桑「それよりもみなさんお待ちですよ」

扶桑「お風呂で」(ニッコリ

女提督「う…ウワァァァァァァ!!」

熊野「ていっ!」(チョップ

お風呂キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!

E2きつくね?

IN入渠ドッグこと大浴場
なお俺タワー組謹製である

女提督「おほほ、ミナサマでユックリハイッテキテクダサイマセ」

武蔵「ここまできてそれはないだろ」ガシ(いつもの羽交い絞め

龍田「ふふ♪提督の生まれたままの姿を晒してあげますわ♪」

曙「早く脱ぎなさいよ!こっちは裸で待ってるのよ!」

女提督「お前ら全裸で俺の前で恥ずかしく」

熊野「ていっ!」(手刀

女提督「」ガク

熊野「気絶させましたわ」

58「今でち!!」

天龍「脱がせ脱がせ!!」

木曾「なんて速い手刀だ、俺じゃなきゃ見逃してたな」




キソーさんお風呂クル━━━(゚∀゚)━━━!!!?

俺はまだE1乙ゲージ残り4

数分後
女提督「龍驤…そんなに胸をもんでもでかくはならんぞ…ムニャムニャzzz」

龍驤「死にさらせ!!!」ゲシ(足蹴り

女提督「ぐっは!」

木曾「やっと起きたか、早く風呂はいるぞ」

女提督「お前ら前隠せ前!!」

天龍「なにいってんだ?女同士気にするなよ」

女提督「俺中身男!男だから!!」

熊野「また口調が乱れていますわ」チョップ

女提督「ぐっは」

女提督「てか全裸じゃん…いつのまに脱がされたんだ…」

曙「あーもうはやくはいりなさいよ!!」提督押し押し

若葉「はやく、はいりたい」提督おしおし

扶桑「ふふ、先に体洗ってからよ」

天龍「あ、はい」

女提督「まぁ、目をつぶってればいいか」

龍驤(これはこれで新鮮な反応やな)

武蔵(だが中身はあのままなのだろう?)

熊野「お姉さま、お背中お流ししますわ」

58「熊野だけずるいでち!ゴーヤもお体流しするでち!!」

青葉「提督、もう少し足を開いてくれませんかぁぐへへ」

摩耶「はいはい、こいつはこっちもってくぞ」
<チョットテイトクヘノキョウハクシャシンガ
<フンヌ!(ガシャーーーーン
<ワタシノワタシのカメラガァ!!
女提督「騒がしいですけどなにかありましたか(できるだけの敬語」

熊野「いいえ、おねえさまに群がる害虫が駆除されただけですわ」

女提督「それはそれで怖いんだけど」

E2で足止めされ中

熊野「本当にきれいな肌、磨き上げて見せますわ」前から

58「すっごいもち肌でツルツルでち」(横から

曙「悔しい!なんでこんなさらさらなのよ!もぅ!無駄に長いから洗いづらい」後ろから笑いながら

熊野「だめですわ、もっと優しく扱ってあげてください」

女提督「…」黙ってむっちゃ目をつぶってる

龍田「ほれぇ♪」(胸もみ

女提督「ヒィ!!」

龍田「うーん♪弾力も触り心地も天龍ちゃんと段違い♪」

天龍「俺のと比べるな!!」

龍田「垂れてるどころかすごくハリがあるしぃ♪」

女提督「やめやめ!まじだめ!なんか変な感触が!!」

龍田「提督がいつも私達にしてることですよぉ♪観念してくださァイ♪」ギュー

女提督「潰れる!超潰れる!」

熊野「また口調が戻ってますわ」(チョップ

女提督「いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

このあろ無茶苦茶セクハラされた

女提督「もうやだ、男に戻りたいわ」

隼鷹「提督ぅ、おつかれさん」

女提督「隼鷹ぅ…私もうギザギザグラスハートがオンドゥルラギッタだよぅ…」
(胸埋まり)
隼鷹「よしよし、お姉さんが優しく慰めてあげるよ」

女提督「隼鷹は脱ぐとすごい系だったんだね」

隼鷹「ほめるなほめるなぁ」

龍驤「あんたらその胸引きちぎったろうか?」

隼鷹「龍驤はさぁ、もっと自身もちなよぉ」

女提督「そうよ、需要はあるわ、私とかに」

龍驤「提督と隼鷹のばかぁぁぁぁぁぁ!!」ダバダバ

隼鷹「それよりも提督も一献どうだい」

女提督「いいねぇ、痺れるねえ」

隼鷹「モノマネはいいからさ、まず一杯」(ビール注ぎ

女提督「この一杯のために生きてい…」(ゴク

隼鷹「どうした?」

女提督「タバコもそうだったけど女になってから味覚が変わってる」

女提督「美味しく感じない…」

隼鷹「じゃぁこっちはぁ?」(日本酒

女提督「苦手だけど試してみるかな…」ゴク

女提督「おいしい」(ウットリ

熊野「もう、お酒はお体に悪…はっ!」

提督が酒を飲む→無理やりまだ飲ませる→酔いつぶれる
→介抱するという名目で部屋に連れ込む→私大勝利!

熊野「提督ぅ、今日は色々あっておつかれさまでした」(日本酒追加

女提督「あ…ありがとう」(絶対裏があるよなこれ)

龍驤「もうどうにでもなればええんや!提督!付き合えや!」
ピト
女提督「あててんのよ?」

龍驤「なんか屈辱だわ…」

女提督「はいはい、龍驤さんもいっぱいどうぞ」(トクトク

龍驤「おお、ほんますまんな」

武蔵「おいおい、私も中に入れてくれよ」

熊野「木曾さん、お酒とおつまみの追加を明石さんにお願いしていただけませんか?」

木曾「俺も飲みたいところだし内線で伝えとく、場所はここでいいんだろ」

熊野「ええ」

女提督(まぁ、たまにはこういうのもいいか)

寝る前の脳内キャラクターメモ6
提督(女体化)
身長:168cm
体重:48kg
3サイズ:91-59-86
わかる人なら元のキャラが分かるスリーサイズ
ちなみにFカップ
腰よりも長い黒髪とまるで養豚場に行く豚をみるような釣り目
そして泣きぼくろが特徴の他人が認める超美人
男性の時とは味覚が違うため趣向が変わる
あと自前の38cm連装砲を喪失したせいか女性に対して興奮しなくなった
同時に裸を晒すのが恥ずかしいという女性らしい思考も
このお風呂回も実はすっごく恥ずかしがってる

必要な情報は出した
あとは好きな様に妄想せよ

追記
あ、まだ出してほしい艦娘いたらリクエストOKだよ
条件はアニメにでてないこと(モブと名前だけでたキャラはOK)
まぁこれ長期になると思うからいつ出るかはわからないが善処する

只今仕事中
多分続きは帰ってイベント攻略しながらだから昼前かなぁ

あ、はい
今日は仕事場でお泊りが確定したっぽい

仕事先の倉庫にダンボールひいて睡眠中

鎮守府イン大浴場飲み会中間報告
艦これ的表現で

旗艦提督 無傷(酒豪)
木曾 小破(嗜む程度にしか飲まない)
天龍 轟沈(提督と同じペースで飲んでた)
熊野 大破(上に同じ)
武蔵 小破(酒豪)
龍驤 大破(やけ酒泣き上戸)
隼鷹 中破(酒は強いけど提督と武蔵は格が違う)

龍驤「うちやって…うちやって好きで貧乳やないねん…」

あきつ丸「わかりますであります!」

女提督「だがそこがいい(ホッコリ」

熊野「ていとくぅ~またくちょうがもろっていますわぁ~てい」ぺちぃ(ヘロヘロチョップ)

女提督「くまのんは酔過ぎ、いつもはそんなになるまで飲まんのに」

職場泊まり込み三日目俺「帰っていいんですか」
上司「おう、22時には帰ってこいよ」

熊野(うぅ…完全に誤算でしたわ…)

熊野(女体化でお叫び弱くなってると思いましたが…)

熊野(ただでさえ強かったのに更に強くってるじゃないの…)

吹雪「扶桑さんがいると聞きましてお背中流しにきました!」ガラガラ

山城「扶桑お姉様がいると聞いて視姦しにきました!!」ガラガラ

(一部の三ヶ月前の話なのでアニメ吹雪います)

女提督「ふぶきぃ~おっぱいもませろー」

吹雪「痴女!?」

山城「まさか青葉が言ってた女体化提督!」

ジロジロ(提督視姦中)

山城「まけたわ…扶桑おねえさまはあなたのものよ…」

吹雪「え、今勝ち負け要素があったんですか?というかなんの勝負ですか?」

女提督「さぁ」

天龍「(ブクブクブク」轟沈

龍田「天龍ちゃんはもらっていきますね~♪」

女提督「あ、いつもおつかれさまですわ」

吹雪「それにして提督すごく綺麗ですね」

女提督「中身は男だからあんましうれしくないんだけど、てか俺がいても恥ずかしくないの」

吹雪「え、だって今は女性ですし、むしろ憧れちゃいます!」

扶桑「ああ…不幸だわ…吹雪ちゃんの憧れポジションまで奪われて…」

女提督「お、おう…」



一同『じゃんけん…ぽん!!』

天龍「う…う…またアイコか…くそ…封印されし右目がうずきやがる…」(頭痛)

熊野「次こそは…次こそは…!!」

龍驤「もうあきらめたらええんやない!」

扶桑「いいえ、ここだけは負けられません」

青葉「いえいえ!ここは提督のえろsy…寝顔写真のために私が!」

58「今日は提督もよんでお泊り会でち!」

木曾「あいつらなにしてるんだ」

女提督「なんでも俺との同衾する権利をかけて勝負だってさ」

木曾「あー…まぁ女性は朝の身だしなみとかもあるしいいんじゃないか」

女提督「それはそうと俺もしかして貞操か命の危機なんじゃないだろうか」

木曾「58か龍驤さんが勝つのを祈るんだな…」

アンケ、一番レスが多かったのを採用
1・龍驤とイチャラブ
2・天龍龍田と一緒に普通にすごす(デレ龍田)
3・くまのんに襲われる
4・扶桑山城によるヤンデレルート
5・潜水艦と駆逐艦によるお泊りパーティー

熊野(以前提督は言っていました)

提督「激流を制するは静水」

提督「激流に身を任せどうかして行く」

熊野(今ならわかります…この戦場という名のじゃんけん大会に必要なのは…)

熊野(圧倒的な力ではなくそれをやり過ごし決定的な一撃を決める静の流れ)

「「「「最初はグー!!」」」」

熊野(激流に身を任せ…どうかしている!!)

「「「「じゃんけんぽん!!」」」」

熊野(見えましたわ!!水の一滴っ!)

「「「「ぽん!!」」」」

熊野 パー
他 グー

熊野「かかかqかかかかsかかかかかかかかあかかかかかかかかか」

熊野「勝ちましたわァァァァァァァァァァァァァァァァァ!」

女提督「なぁ木曾、。今日お前のとこに止めてくれないか(超切実)」

木曾「慣れろ(これ以上ない最高の助言)」

女提督「そういわずに」(フラ

女提督(チィ!この体に慣れずに酒の影響がこんなところで!!)

シュパ!ダダダ!バシュ!(ナイスキャッチ!!

熊野「大丈夫ですの提督、今日は結構飲んだのでふらふらでしょう」(お姫様抱っこ

女提督「大丈夫だから安心して」(超冷や汗

熊野「今日は私が面倒見ますからね、おやすみからおはようまで」

女提督「ちょ!おま!助けて!木曾!龍驤!」

木曾「…」(無言で左敬礼

龍驤「たまにはいいんやないかな」(ブチギレ

女提督「お前らァァァァァァァァァァァァァァァァァ!!!!」

熊野「ネグリジェは私室に準備してますので提督は裸のままいきましょうか」wktk

吹雪「司令官…大丈夫でしょうか…」

龍驤「ほっときゃいいねん、どーせ女同士なんだからなんもないんやし」

吹雪「龍驤先輩知ってますか、最近はiPS細胞で女同士でも子どもができるんですよ」

龍驤「木曾!なにしとんや!!今すぐ提督を保護せんかい!」

木曾「そっとしておこう」

熊野の部屋

熊野「(愛の巣へ)付きましたわ提督」

女提督「ありがとうね」(冷や汗&最大限のセリフ)

熊野「いえいえ、提督のためですし」(カチャ 第一鍵

女提督「カチャ?なによ今の音」(殴られないための女言葉

熊野「何を焦っていられるのですか提督」カチャ第二の鍵

女提督「貞操の危機を感じています」(この時点で全裸)

熊野「私は…提督のような女性に憧れていました」ガチャ(第三の鍵

女提督「お、俺は男なんだが…」

熊野「いいえ…今は女性です…ですから」

熊野「もう女性でしかいられないように調教します」

提督「ひ…ひ…ひええええええええええええええええ!!」

このあと無茶苦茶レズプレイした

そこが大事なんだよ

そここそが一番のお楽しみなんだから
そこを詳しくやってくれよ

●適当に拡散しちゃいな!
チョンが下記を必死に否定してわめいています。
下記に対して、チョンは日本人に真実を追及させようとしているけど
そんな義理は無いので、土下座でもして金でも払うならやってやらんでもない
という態度で居てください。
ソースはひとつだけくれてやる「ライダイハン」と検索してこい。


-韓国人の所業-
■アルゼンチンで追放したい民族第一位、実際に追放されている。
■タイでは「韓国へは絶対行くな」と報道
■メキシコでは共存できない民族と報道された。

■モンゴルでは反韓感情が急激に高まっている
■ベトナムではライダイハンの悲劇から、韓国人との結婚を制限している
■フィリピン当局が自国女性に韓国人警戒令を出した

■世界中のアメリカ大使館のHPで、強姦の注意がされているの国は韓国だけです。
■アメリカ・EU・タイ・シンガポール・フィリピン・ベトナム政府は、女性は危険だから韓国へ行くなと指定
■台湾人とも犬猿の仲。台湾のタクシーではNo Koreanのステッカーがいたるところに貼ってある

■ロシア人ダンサーからは「韓国は地獄だった」と苦情」
■スイスでは「韓国人を見たら犯罪者と思え」と報道
■カンボジアでは韓国人男性との結婚を禁止

■ニュージーランドは2011の大地震時、韓国救助隊の入国を拒否
■ネパールのシェルパ組合が「今後、韓国人登山客の道案内はしない」と公式に表明
■EUは「韓国は世界最大の偽造品輸出国」と批判

■韓国は世界一の売春婦輸出大国
■日本国内の外国人犯罪1位と2位は18年連続で中国人と韓国人
■外国への経済支援額は殆ど0

■ベトナム戦争の残虐レイプ「ライダイハン」

>>106
知ってるけど長くなりそうだから省いた
本編終わったら要望次第では各

朝ぁ

熊野「日差しが眩しいですわ…」

熊野「あら…もうこんな時間ですの」(目覚まし時計見ながら

熊野「提督、提督起きてください」(あら、感触が違う

提督「うみゅー」

提督「疾風…絶対助けてやるからなぁ…ぐぬぬぅ…」

熊野「提督!朝ですわよ!」(あれ…髪が短…まさか)

提督「エレルリッツオ!ってもう朝か…おお!男に戻ってるぅぅぅぅぅぅぅ!!」(全裸)

提督「くまのんやったぞ!!オレ男に戻ったぞ!!」

くまのん「…(絶句)」

提督「ああ、いろいろ忙しそうですがとりあえず胸もンでもいいですか?」

くまのん「…」

くまのん「死ねええええええええええええええええ!!」

提督「理不尽ッ!ぐへ」



龍驤「ちゅうことが三ヶ月前にあったんよ」

ビスコ「にわかに信じられないわね、でもあの提督ならあるいは…」

龍驤「あんさんもなれてきとるなぁ」

ドドドドドドドドド

龍驤「なんやこの音」

バン(扉大破

女提督「助けて龍驤!!!!!!!!」

ビスコ「ファ!!」

熊野「てぇぇぇぇぇっい!!」

カットイン(扉轟沈

熊野「て、い、と、くぅ~、もう逃げられませんわよ」(荒縄首輪装備

女提督「ひ…ひええええええええええええええええ!!!」

熊野「今日こそは立派なレディーとして調教してあげますわ」

女提督「調教っておい!どっちだ!」

熊野「両方ですわ、もう私抜きでは生きれないようにしてあげますわ」

女提督「くっそ!トランザム!!」窓からジャンプ

熊野「逃げられましたわ!でも絶対に捕まえてみせますわ!」ダダダダ

ビスコ「ここ、三階よね」

龍驤「気にしたら負けや、ほら、ふつーに逃げとる」

ビスコ「本当に…不思議な人ね」クス

EX1 完

第二部予告
カレクルの手を逃れた58を待っていたのは、また地獄だった
カレクルの後に住み着いた欲望と暴力
オリョールクルージングが生み出したブラック鎮守府
悪徳と野心、弾薬と燃料とをコンクリートミキサーにかけてブチまけた
ここは潜水艦の墓場
次回「オリョクル」
来週も58と地獄に付き合ってもらう




嘘です
第二部「仕事のあとは遊ぶしかないじゃないか」

第二部「仕事のあとは遊ぶしかないじゃないか」

ビスコ「部活?」

龍驤「せや、ビスマルクはまだどこにも参加しとらんやろぉ」

ビスコ「むしろ鎮守府にそんなものがあることが驚きなんだけど」

龍驤「提督」

ビスコ「あ(察し)」

龍驤「とりま仕事終わったら案内するさかい」

ビスコ「うーん…嫌な予感しかしない」

執務室のある鎮守府本館から少し離れたところ
その施設は本館どころか工廠すらはるかに超える大きさの施設がそこにあった

ビスコ「なに?これ?」

龍驤「部活専用館略して部室や」

ビスコ「ちょっとまって、重要施設なんかよりもでかいんだけど」

龍驤「いろいろあるんや…」

木造で作られたその扉をあけると玄関には靴箱が配置されている
そこで靴を脱ぎスリッパに履き替えるとまず眼に入るのは大図書館
という文字である

ビスコ「こんな施設があっただなんてしらなかったわ」

龍驤「あー、それなんやけど…あんま期待せんほうがええよ」

ビスコ「まぁ鎮守府の図書館なんだから蔵書漁に関しては期待してないわ」(扉オープン

白雪「もう…このままだらだら生活していたい…」(フトンIN)

巻雲「ほんとうだよねぇー、もう寝ちゃいそう」(フトンIN)

ゆーちゃん「zzz…」フトンIN

ビスコ「」扉そっとじ

ビスコ「え、何、これ」

龍驤「ここはなぁ…大図書館とは名ばかりの提督のマンガ置き場なんや」

ビスコ「ちょっと公私混同しすぎじゃない?」

龍驤「そもそもこのたてもん自体がここをベースにできとるんよ」

ミスった >>114は白雪じゃなくて初雪で脳内変換してくれ

龍驤の説明要約
提督が主にグッズ保管やマンガ観賞用の自分専用の施設を作る

一部の艦娘の要望で艦娘にもグッズやマンガを汚さない壊さないことを条件に開放

初雪とかが利用というかいつく

木曾「鍛錬場作れ」
扶桑「茶室がほしいです」
等の意見を組み込んで増築

趣味部屋ができたことで同じ趣味を持つ艦娘で集まる

自然に部活的な活動が始まる

なお、この建物は案の定俺タワー組謹製である

ビスコ「なんて言っていいかわからないわ」

龍驤「まぁ気晴らしできるしええんやないかなぁ」

ビスコ「そう言われると何も反論できないのが悔しい」

龍驤「とりあえず二階いこうや、一階はほとんど提督の私室みたいなもんやし」

二階

扶桑「あら、龍驤さんにビスマルクさん」

龍驤「おお、今日は茶道部活動中かいな」

扶桑「ええ、よかったらお二人もどうぞ」

ビスコ「茶道って確か日本のティータイムだったわね、興味あるわ」

扶桑「ふふ、お客様は大歓迎よ、どうどこちらへ」

暖簾をくぐるとそこは別世界
畳で敷き詰められた和室に『乾坤一擲』と書かれた掛け軸
山城、飛鷹、千歳、千代田が座布団を引き茶菓子を囲んで座っていた

龍驤「じゃまするでー」

ビスコ「これがジャパニーズルーム…!」

千歳「いらっしゃい、提督以外はよかったらゆっくりしていって」

千代田「ここはだれでも大歓迎だから、提督以外わ」

山城「むしろ日本の茶道を学んでいってください、提督以外は」

ビスコ「提督の扱いが酷い」

扶桑「ここは禁煙ですからね」

ビスコ「ああ、そういうこと」

茶室で二人がお茶を味わってる間に部室棟建造風景

親方「はぁ!!今度は茶室だとぉ!!先週修練場つくったばっかだろうが!!」

提督「ふ…ふふふ…はぁぁぁぁはははは!!」

親方「おいやめろって、お前が高笑いするときってのはなぁ」

親方「何か秘策があって相手を手のひらで踊らせてる時だぞ」

提督「これなーんだ」(ス

親方「そ…それは!!スパロボ天獄篇!だがそれは先週もらったぞ!」

提督「ふふふ、異世界ではゲームもアニメも情報が入らまい、こいつはなぁ」

提督「初回限定で連獄篇をダウンロードできるのだ!!」

親方「なん…だと…!」

提督「さぁ、これが欲しければ今すぐ作業にとりかかるのだ…」

親方「ぐぬぬ…だが…そんなもので俺は…」

提督「ついでにてーきゅうのDVDもつけよう」

親方「てめえら!今日は茶室作るぞ!」

コーキングガン「全く、また安請け合いしたのね」

マイナスドライバー「非効率的…」

プラスドライバー「お宝お宝♪え、何も盗んでないよ」

提督「なぁ親方、ドライバー姉妹ぺろぺろしていいか」

親方「コーキングガンに手を出したら殺すからな」

再び茶室
ビスコ「なるほど、苦いけどこれは茶菓との相性がよくて互いを引き立ててるわ」

龍驤「扶桑のたてたお茶はめっちゃうまいからなぁ」

扶桑「お粗末さまでした」

龍驤「そや、提督しらへんかぁ?てっきりマンガ部屋おるおもうとったんやけど」

千代田「提督なら木曾と天龍つれてたから修練場じゃないかな」

龍驤「おお、そりゃあかん、見に行かんと。ちょっとビスマルクもついてこいや」

扶桑「あら、それなら私もお伴しますわ」

山城「お!お姉さまが行かれるのでしたら私も…」

千歳「まーった、あなたは一緒にお片付け」

山城「そ!そんなぁ!!」

千代田「三人共いってらっしゃーい」バイバイ

ビスコ「でも修練場って提督が何かしてるの?」

扶桑「提督はああ見えて文武両道なんですよ」

龍驤「ほんま…なんであんなになったんやろ…」

ビスコ「そういえばこの前も窓から飛び降りてたわね…」

龍驤「あいつ5階ぐらいまでなら五点着地で普通に無傷やぞ」

ビスコ「なにそれコワイ…ってここは?」

龍驤「戦術部やな、まじめに勉強してる子が集まっとるとこや」

扶桑「せっかくだし少し覗いてみますか?」

龍驤「せやな、じゃまするでー」

長月「作戦は頭に叩き込んだか」

葛城「情報は重要、絶対重要!って龍驤さん」

龍驤「おお、葛城はここにいたんか」

ビスコ「へぇ、この部屋は本格的ねぇ」

長月「よく来たな、歓迎するぞ」

朝潮「提督が買ってくれたプロジェクターっていうやつのおかげで」

朝潮「すごく便利になったのよ」

龍驤「葛城は一昨日編入してきたばっかやのに馴染んどるなぁ」

葛城「この鎮守府じゃ空母自体が希少みたいだからねぇ」

葛城「駆逐艦の子たちにせがまれちゃってさぁ」

朝顔「ちょっと!子供扱いしないでよ」

春雨「そ、そうですよ~」

Z1「僕達も提督の役に立ちたくて必死なんですよ」

曙「べ…べつにクソ提督はどうでもいいんだけど…」

曙「みんなに置いて行かれたくはないし…」

扶桑「そうね、駆逐艦の子たちもそれぞれ頑張ってるのね、偉いわ」

曙「褒められたってうれしくないんだから!」

ビスコ「クスっ、みんなかわいいわね」

ビスコ「今度時間があったら私が指導してあげるわ」

扶桑「そのときは私もご一緒させていただきます」

龍驤「うちも助けちゃるからいつでも声掛けえや」

龍驤「それよりもみんなも修練場いかんか?」

龍驤「提督が模擬戦しとるっちゅう話やで」

朝潮「提督がッ!」

長月「うかつだった、それはぜひ見に行かねば」

葛城「え?あのいきなりセクハラしてきたやつそんなすごいの?」

龍驤「あとでしばき倒さんとなぁ」

Z1「だが提督は以前はすごい強者だと聞いたことがあります、ぜひご同行させてください」

ビスコ「そんな風には見えないんだけどね」

朝潮「見たことないからわからないのよ、あいつは別格よ」

曙「もう化け物の域に達してるわね」

ビスコ「なにそれコワイ」

屋上こと修練場
デンデーデデデデデデーデデデデ、デ、デ、デ、デデデ、デデデー
セノビノウンドウカラ、ハイ

龍驤「お、結構集まっとるなぁ」

熊野「あら、龍驤さんごきげんよう、まだ準備運動してるとこでしてよ」

朝潮「やったわ!まだ始まってないのね!」

長月「模擬戦前の準備運動か」

ビスコ「本当に艦娘が集まってるわね」

龍田「それはもう~♪天龍ちゃんが挑むなら応援してあげなきゃ~♪」

龍田「で、負けたあとに慰めてあげないとね~♪」

龍驤「今日もいつものメンバーかいな」

58「そうでち、天龍さんに木曾さん、そして武蔵さんでち」

ビスコ「いかにも武闘派ってメンバーね」

模擬戦ルール
・艤装装着なし
・武器は2つまで、銃火器使用可、ただし銃弾は殺傷能力のないペイント弾
・実践訓練も兼ねているため遮蔽物はなし(海上戦が主なため)

勝敗条件
・ペイント弾で致命傷となる場所に当てる
・相手に参ったと言わせる
・審判が続行不可能と判断する
いずれかの場合に戦闘終了とする

提督のみの追加ルール
・顔面への攻撃禁止
・セクハラ禁止

寝る前の脳内キャラクターメモ7

最上型 4番艦 航空巡洋艦 熊野改
SSでは言及されていないがちゃんと航空巡洋艦になっており
提督と5番目にケッコンカッコカリした
提督女体化事件以前は提督とは普通の中だったが
女体化事件以降熊野の方から提督に急接近
Lv21の状態から愛の力で半月で練度カンストケッコンカッコカリ
例のサプリはなんやかんやで一部鎮守府では定期納品されるようになり
いつどこから提督を女体化させようか画策している
ただし男性である提督もなんやかんやで愛している
提督の服選びに出かけた時などすごいデレる
そういう妄想は俺の脳内だけに止めとこうね

青葉「さぁやってまいりました、第五回提督絶対にボコる大会」

青葉「実況はこの青葉が努めさせていただきます」

青葉「解説には名提督製造機で有名な五十鈴さんをお招きしております」

五十鈴「解説も五十鈴にお任せよ」

青葉「今回の試合どう見ますか?」

五十鈴「提督にとっては厳しい戦いになるわね、まず第一試合」

五十鈴「木曾と天龍の中二病コンビを同時に相手しないと行けないわ」

五十鈴「ケッコンカッコカリしている木曾は当然のこと」

五十鈴「天龍も鎮守府では屈指の練度、提督でも苦戦は避けられないわ」

青葉「でわ、あの二人の勝ちも十分にあると」

五十鈴「二人共これが五度目の正直、互いに対提督対策を練ってるはずよ」

五十鈴「でも提督にとっては次が鬼門」

青葉「第二試合の挑戦者は武蔵さんですね

五十鈴「そう、ケッコンカッコカリ勢でも屈指の実力者」

五十鈴「小手先の技なんて通用しないストロングスタイル相手に提督の戦闘技術がどこまで通用するか」

青葉「ちなみに武蔵さんは提督に3連敗中ですね」

五十鈴「前二人同様この戦いのために練度を上げているわ」

五十鈴「絶対にあの提督相手に食いついてくる」

青葉「解説ありがとうございました、それではそろそろゴングのようです」

木曾「今日こそ貴様にとどめを刺してやるよ」(ダガー×2)

天龍「よっしゃぁ!師匠超えだぁ!!」(ガバメント×2)

提督「まぁがんばれ」(サバイバつナイフ&ベレッタ)

摩耶「レフリーはアタシだ、マジでやばいと思った時しか止めないからさ」

摩耶「天龍はさっさとリタイアしとけよ」

天龍「喧嘩売ってんのかこの対空番長」

摩耶「言い値で買ってやるぞ、この自称世界水準」

木曾「そのへんにしとけよ」

摩耶「じゃぁゴング鳴らすぞ!ファイ!」カーンカーンカーン!
<ソノオトヤメロヤ

天龍「疾風迅雷!(先手必勝!)」ダ!

提督「キルミーベイベー(さぁ、あがいてみせろ、歴史を変えてやるとな!)」

青葉「速攻と中二病会話の応酬だ!」

提督(近接からのアルカタ(近接拳銃戦)か?違うな)

提督(狙いは…前からの天龍の銃撃、そして)

木曾「本当の奇襲ってのを教えてやる!」シュタ

青葉「うまい!巡洋艦の速さを活かした左側への回り込みだ!」

五十鈴「考えたわね、提督の注意を一瞬天龍に逸らしてすぐの移動」

五十鈴「今まで猪突猛進だった二人にはない奇襲、通常のに人なら対応できないわ」

五十鈴「通常ならね」

天龍「二点からの攻撃!防げるもんなら防いでみやがれ!」カチャ(二丁銃構え

提督「受けよう、その業火(ルナティック)」

提督(連鎖撃ち(キャノン))

天龍「装弾数はこっちのが上だ!!相打ち覚悟で打ちまくってやる!!」

提督「残念」

パパパパパパパパパパパパ!!ピュピュピュピュピュ!!

青葉「こ…!これは!空中でペイント弾が炸裂!不発か!?」

木曾「そっちばっかじゃこっちがお留守だぜ!」

提督「そっちこそうかつに近づきすぎだ」ガッ(腕つかみ

提督「前に言ったはずだぜ?俺のほうが近接格闘術は上だとな」(無音で床に押し付け確保

木曾「くぅ!!」

摩耶「はいゲームセット」

天龍「おい!まだ俺が残ってるだろうが!!」

摩耶「自分の胸みてみな」

天龍「胸?あっ!」

龍田「天龍ちゃんの心臓部分にペイント弾が…どういうこと…?」

青葉「五十鈴さん!今のできごと解説できますか?」

五十鈴「え?見えてなかったの?」

青葉「不覚ながら販売用のパンチラ写真を攝るので夢中で!」

ビスコ「一瞬でわからなかったわ…空中でペイント弾がはじけたのはわかったけど」

Z1「いったい何が…」

青葉「ちなみにここにVTRがあります、これを元に解説していただきましょう」

五十鈴「五十鈴に任せて」

急遽明石によって準備された大型テレビ
カメラは青葉が販売用に設置してました!(スーパースローモーション可能)
まじ青葉天使!!

五十鈴「じゃぁこの20分の1でスロー再生される映像を見ながら解説するわ」

五十鈴「まずは天龍の突撃、同時にガバメントによる銃撃が始まるわ」

ダ ダ ダ ダ ダ ダ…

五十鈴「完全ではないけど8割型提督に向かっていく機動」

雪風「で、でもしれぇはほとんど動いてなかったですよね!」

五十鈴「その理由がこれ」

提督が木曾を目視→天龍に向き直る

五十鈴「この一瞬であとから追撃で来る木曾を後回しで弾丸の処理と天龍の迎撃」

ビスコ「弾丸の処理?そんな時間があったの?」

ビスコ「そもそもそんなことをしていたの?」

五十鈴「影像を見ていればわかるわ」

五十鈴「まず提督に聞いておくけど、そのベレッタ正規品じゃないでしょ?」

提督「イッタイナンノハナシカナ?」

五十鈴「五十鈴には丸見えよ、単射とフルオート」

五十鈴「その上三点バーストまで備えてるベレッタなんてありえない魔改造」

龍驤「あ」

天龍「あって…まさか」

龍驤「うちの部屋に提督が忘れてったラノベにそういうのあったわ」

初雪「緋弾のアリア談義している…ときいて…布団から這い出てきた…」

巻雲「むにゃ…」

ビスコ「え…?何の話?」

隼鷹「すごい簡単に説明するとね」

隼鷹「提督は物理的に可能ならマンガの技使えるんだよ…」

ビスコ「はぁ?」

五十鈴「映像を見ながらだけど…」

五十鈴「銃の単射、フルオート、三点バーストを駆使して」

五十鈴「銃弾を迎撃しながら跳ね返りで別の弾を迎撃」

五十鈴「つまり一発で2発から3発の銃弾を迎撃しつつ天龍に当ててるのよ…」

ビスコ「人間業じゃないわ…」

五十鈴「もちろん天龍の射撃が提督に当てることだけを考えてるから」

五十鈴「ある程度の予想は可能かもしれないけど普通…いや異常者じゃないと無理ね」

提督「まるで俺が異常者みたいじゃないか」

ビスコ「え」

龍驤「え」

木曾「え」

龍田「え」

朝潮「ええ…」

58「ええでち…」

熊野「ええ」

初雪「提督が異常者じゃないとか…健常者に…しつれzzz」

提督「お前ら酷いな」

五十鈴「続けるわね、つまりこの時点で天龍は無力化したわよ」

摩耶「先に言っとくけどこの時点で天龍は轟沈扱いだから」

摩耶「このあとで攻撃あたっても無効だからな」

ビスコ「見えてたの?」

摩耶「みえなきゃ審判なんか引き受けねえよ」

五十鈴「で、1対1の状況を作り出して速攻で動きが単調になってる木曾」

五十鈴「その木曾を捕まえて近接格闘術でねじ伏せる」

五十鈴「以上がこの一戦の顛末よ」

葛城「ええ…提督ってなんなのよ…」

木曾「慣れろ…」

天龍「くっそぅ!!師匠は強すぎる!!」

提督「いや、結構シビアだったぞ。悪くなかった」

提督「だが単調で読まれやすいのはお前の弱点だ、精進しろ」

天龍「わかったぜ!師匠!!」

青葉「ちなみに今回負けた天龍木曾ペアの罰ゲームは3日間メイド服です」

ビスコ「罰ゲームなんてあるの?」

168「負けた場合は勝った側のささやかな願いを聞くってルールよ」

ビスコ「あー…なんかもう慣れてきたわ…」

木曾「この鎮守府で生き残るすべは慣れだ」(メイド服)

天龍「そうだぜ!!それにこんな服着せられても喜ぶのは提督だ(ry」(メイド服)

龍田「はぁ♪はぁ♪」

天龍「俺が悪かった…」

ビスコ「ちなみにあなた達が勝った場合の要求は何?」

天龍「ケッコンカッコカリ」

木曾「新しいマント」

ビスコ「提督…負けて上げても良かったんじゃないの?」

提督「それは俺のポリシーが許さん」

武蔵「さて、次はこの武蔵か」

提督「武器はいいのか?」

武蔵「いらん、我が身1つで十分」

提督「なら俺もそうするか、今回は」

青葉「ちなみに勝利した場合の提督への要求聞いてもいいですか」

武蔵「構わんさ…もし私が勝利した場合…」










武蔵「私と子作りしてもらう」






提督「え」

一同「え」

青葉「えーっと…もう一度聞いてもいいですか?」

武蔵「ふむ、言い回しが悪かったか」

武蔵「私とセッ熊野「言わなくてもいいですわ!!!!!」

龍驤「ちょ!ちょっとまちぃや!!!それのどこがささやかな願いや!」

武蔵「ふむ、自分の好いている男性との間に子宝がほしいというのは」

武蔵「女としてささやかな願いではないのか?」

龍驤「う…まぁ…そうやけど///」

熊野「わかりますわ///」

提督「お願い分からないで!頼むから女性陣の方々ってか俺以外の人たち!!」

扶桑「その手がありましたのね」

提督「納得しないでデンドロビウムさん!!!」

武蔵「強い男は好きだ、故にねじ伏せてでも手に入れる」

提督「棄権ってできる?」

摩耶「その場合は負け扱いだな、不本意ながら」

提督「不本意ってどういうことだよ!」

摩耶「だってさ…俺もお前に胸揉まれたしお前にもらわれるしか…」

龍驤「 」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

提督「ヒィッ!なんか殺気が!無言の圧力が!俺のオーラ力を蝕んでる!!」

龍驤「キミィ…」

提督「ファイ!」

龍驤「勝たないと絶対許さんからなぁ…」

提督「ヒィッ!!」

寝る前の脳内キャラクターメモ9
大和型 2番艦 戦艦 武蔵改
この時点で提督に挑んで三連敗中の武蔵さん
ケッコンカッコカリ勢では三人目
大戦艦というストロングスタイルで耐えて最強の一撃を見舞うというまさに大戦艦
強い男が好きで自分を連敗させている提督に好意以上の感情を抱いている
というか他に自分を負かせれる相手を見たことがないので提督一筋
ケッコンカッコカリ勢の中では実力的に最強で火力面では提督の信頼が厚い
武蔵が吹っ切れたらこのスレは18禁になる
酒豪で提督とは一番実力的に近い女性

武蔵に勝って欲しいなこれは
てかRJとか木曾とか熊野はまだ子作りしたことない設定なの?

>>147
変態とはいえ酒の勢いがないとダメな男なので今は童貞
なお女提督の処女はくまのんに奪われてる

提督(落ち着け俺…FOOLになるんだ…)

提督(勝てばいい勝てばいいんだ…それだけじゃないか)

?(なに?武蔵が勝利報酬に子作りを要求してきただって)

?(それはお前が愛されているからだ)

ジョースター卿(逆に考えるんだ、全員妊娠のハーレムエンドでもいいさと)

提督(ファッキュージョースター卿)

提督「勝利報酬が子作りか、だがそれじゃぁ三日間メイド服とは釣り合わない」

武蔵「追加条件か、いいんだろう」

提督「俺が勝利した場合」










提督「龍驤のおっぱいで」




龍驤「ふぁ!!!!!」

武蔵「いいだろう、その条件のんでやる」

龍驤「ちょい待ちぃや!うちいいともなんともいっとらんよ!!」

提督「イグニッション…(精神的本気スイッチ発動)」

龍驤「人の話聞けやあんたら!!」

天龍「さぁ賭けた賭けた、今のオッズは提督優勢だ」

木曾「明石に酒の追加頼んだぞ」

龍驤「あんたらまで何しとんねん!!!」

摩耶「両者位置について」

青葉「注目の一戦がいよいよ始まります」

五十鈴「いいファイトが期待できるわね」

摩耶「ファイッ!!」カーンカーンカーン

龍驤「普通に始めるなや!!!うちどうなるんやぁ!!」

隼鷹「本望なくせにぃ」

龍驤「隼鷹はだまっといてえや!!」









提督「さぁ、キルミーベイベー(殺すつもりでこい)」

E5がクリアできない…


武蔵「いくぞ!」

青葉「おお!腰を落として前かがみになったレスリングスタイル!」

五十鈴「経験が生きたわね、前回は膝を執拗に攻撃されて壊されたけど」

五十鈴「あの体制なら下からの攻撃にも対応できる」

青葉「一方の提督は…こっちはこっちで!」

提督「受けてみろよ、俺の速さを」

青葉「クラウチングスタートだ!!」

五十鈴「迎撃できるものならしてみろ、そう言わんとばかりね」

提督「オールグリーン…行ける!!」ダッ!

ビスコ「速い…!」

朝潮「あっという間にもうショートレンジじゃない」

長月「だが体躯と体力の差圧倒的に提督不利だ」

武蔵「自ら飛び込んでくるか、さすが私の認めた雄だ」

提督「来いよ!」

武蔵「オラオラオラオラオラオラオラオラッ!!」ドドドドド

提督「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!!」ドドドドド

青葉「これはラッシュの速さ比べだ!!」

五十鈴「ただ殴りあってるようにも見えるけど本質が全然違う」

五十鈴「一撃一撃が提督にとって必殺となりえる重さ」

五十鈴「対して提督はその全てを最小限の動きで捌き隙を狙ってる」

五十鈴「動くのは…提督ね!」

提督(くっそ重いぞこのパンチ)

武蔵「鈍ったな!死ねぇ!」

武蔵の放った渾身の一撃が提督の肩を抉る

誰もが提督の負けを革新した瞬間、そこには腹を抱えてよろめく武蔵

武蔵「面白い…面白いぞ!」

提督「今のでよろめくだけかよ…タフすぎんぞ」

青葉「…ハッ!実況忘れてました!何が何だかわかりませんが解説の五十鈴サン!」

五十鈴「それが私にもさっぱり」

初雪「…絶牢…現実で出来るなんてやっぱ異常者」ニョキ

青葉「知っているのですか!初雪さん!!」

初雪「最近提督が熱心に読んでる緋弾のアリアの主人公の技…」

初雪「重心を真ん中に置いて相手の攻撃を回転扉のように受け流しカウンター…」

五十鈴「な…なんとなくわかったけどそれって人間業じゃないわ…」

初雪「前回はシャオリーしてた提督に何を今更…」

ビスコ「人外もいいところだわ…」

天龍「だがそれでも提督のダメージはでかいはずだ」

木曾「そうだな、あいつにとって今の決めれなかったのはかなりでかい」

提督(いまので決めれないか、なら次は二の矢、三の矢、それでもダメなら奥の手か)

武蔵「何を考えているかは知らないが…こっちも決めに行くぞ」

青葉「おおっと!武蔵さん大きく手を左右に開いたぁ!!」

提督「それはやばい、超やばい」

叢雲「ちょっとなにがおきるっていうのよ!解説仕事しなさいよ!」

五十鈴「提督を…『捕まえる』つもりね、全力で」

58「捕まえる?」

隼鷹「簡単な話だよ、武蔵に抱きしめられて逃げられると思うか?」

ビスコ「無理ね、体躯も力も違いすぎる、いくら提督の技がすごくても…」



龍驤「あーもう!勝てや!絶対勝てや提督!」

扶桑「提督に何されるかわからないのにいいのですか?」

龍驤「正妻やから何されももう許す!」

扶桑「くっ…」

提督「やるか…あんま見せたくはないんだが…お・く・の・手」

提督「天龍ッッッ!!」

天龍「おう!師匠!!」

提督「終わったと思ったら叫べ!それが『合図』だ!!」

天龍「??おうよくわかんねえけど叫べばいいんだな」

提督「…」

提督「…エクスプロージョン」

武蔵「むっ…」

まず違和感に気づいたのが提督と相対する武蔵だった

龍驤「なんやこの感覚…」

違和感は伝染し駆逐艦や潜水艦の艦娘にまで広がっていく

提督がいない

いや、だが目の前にいる

目の前に提督がいるのにそれが提督だと思えない

何か無機質な『物』を見てるように…

武蔵(動きにくい、そしてこの違和感は一体何だ…)

青葉「五十鈴さん…これは…」

五十鈴「…わからないわ、でも提督の様子が変わった」

五十鈴「何をするのかはわからないけどこれでは迂闊に動けない」

木曾「だがどちらかが動かなければ硬直状態は必至」

天龍「動くのは武蔵だな、罠だとしても提督が回復する時間を与えるのはまずい」

提督「…」ダッ

青葉「提督が先に動いた!」

五十鈴「天龍フラグ建設おつかれね」

天龍「あれー?」

武蔵「さぁどうくる…」

意外!提督が繰り出したのは小さなジャンプから繰り出される回し蹴り!

が、ダメ!あっさり左手の掌底で弾かれる!

ここから武蔵の反撃で終わる

見守る皆がそう思った瞬間!

回し蹴りの勢いそのままからの裏拳!

かろうじてそれを避ける武蔵だが一瞬体制を崩した武蔵

間髪入れずに提督の連撃が襲う

掌底!鉤爪!ジャブ!正拳突き!

完全に武蔵の行動に合わせ隙を突く怒涛のラッシュ!

手数もさることながら今までの提督にはありえない威力と反射に近い攻撃速度!

一撃一撃は武蔵には届かないが数を打ち続ければ話は違う!

一方武蔵の反撃は不可能!

殴ろうとすれば恐るべき速さの掌底で止められ足蹴りはけるよりも速く提督に止められる!

初雪「…喧嘩稼業の煉獄?」

天龍「違う…もっと別の何かだ…」

ギャラリーがざわめく中攻撃を受け続けている武蔵だけが理解した

武蔵(ああ…そうか…提督…)

武蔵(…意識がないのか…)

天龍「もうやめろ!師匠!!」

提督「…」(ピタ

五十鈴「…とまった…の?」

武蔵「グッハ…!」バタ

青葉「カウントカウント!!」

摩耶「いや、その必要はない、勝者…提督ッ!!」

一同「「「「おおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」」」」

武蔵「はは…この武蔵が正面からの撃ちあいで負けるとはな…」

武蔵「まだまだ力不足ということか…」

扶桑「大丈夫ですか?」

武蔵「5分待て、それだけあれば歩けるぐらいまでは回復する」

武蔵「それよりも提督を診てやってくれ」

提督「…」

提督「 」グラ…バタ…

龍驤「提督!どうしたんや!!」

天龍「誰かタンカ頼む!」

木曾「連絡は俺に任せろ!他のやつは二人の手当に回れ!」

武蔵「そんな戦い方をすれば倒れるのは当然、全く面白いやつだ」

龍驤「しっかりしぃ!目ぇ覚ましいや!!」

熊野「仕方ないですわ!こういう時は私が人工呼吸を!」

隼鷹「いやまてよ!そういうのは私の出番だ!!」

龍驤「それなら正妻のうちが適任やろが!!」

曙「バカ嫁ーズ!こんなときになにやってんの!!」

雪風「はやくしれぇを医療室へ!!」

一時間後 医療室前
武蔵「まだ指令は寝てるのか」

ビスコ「他のケッコンカッコカリ勢が付き添ってるわ」

ビスコ「それよりもあなたは大丈夫なの?あれだけやられてたのに」

武蔵「安心しろ、私はもう回復した」

天龍「入渠もそのぐらい早く回復してくれって提督が嘆くぞそれ…」

武蔵「それとこれとでは話が別だがな」

ビスコ「でも結局提督のあの違和感はなんだったのかしら…なんていうか…」

ビスコ「存在がなかったというか無機質だったというか…」

武蔵「憶測ではあるが…ネタをばらしてしまってもいいものか」

青葉「見せちゃったし提督も普通に言うんじゃないでしょうか?」

武蔵「それもそうかもな、それにお前が伝聞したほうが周りも落ち着くだろう」

武蔵「おそらく提督は意識を完全に飛ばしていたのだろう」

ビスコ「意識を飛ばす?」

武蔵「本当に憶測でしかないが、私の動きに対応した行動を取る…」

武蔵「ある種の機械のような状況だったのだろう」

五十鈴「なるほどね」

五十鈴「プログラミングされた機械のように動く」

五十鈴「目視、分析、判断、行動の分析判断を省いた結果反射に限りなく近い速さを生み出す」

武蔵「それだけではない、おそらく本来あるべき人としての限界も超えていた」

五十鈴「痛覚を完全にカットしてのリミッター解除…」

五十鈴「本当に提督は人間なのかしら…」

天龍「意味わかんねえし化け物過ぎて頭痛くなってきたぞ…」

武蔵「結構な無理をしたはずだ、今は眠らせてやれ」
<ワカリマシタワ!ワタシガオッパイマクラシマスワ
<ヤルナラウチヤ!ソッチノガヨロコブヤロ!
<イヤァ、マクラニスルヨリモチョクセツガンメンニオシツケタホウガ
武蔵「寝させてやれ…」

さらに6時間後

提督「はやて…ゴメンな…」

龍驤「…」

提督はまだ起きていない
ただ時折うわ言で『はやて』と呟いている
うちは『はやて』とは何のことか知らない
ただ普段も寝てる時に懺悔の言葉とともにその名前を寝言で言っている
この鎮守府の最古参である叢雲は聞いたことがあるようだが
聞いても言えないと言われるだけやった
君のことで知らないことがある
それだけで胸が痛い
もし今でも苦しんでるようなら一緒に背負ってあげたい
うちはそう思っとる
でも君がいわんならそれはそれでええ

龍驤「月が綺麗やね」

提督「俺も愛しとるぜ」

龍驤「起きたんか」

提督「死ぬ、タバコ吸わないと死んじゃう」

龍驤「待ちぃや!今立ち上がると」

提督「お?」フラァ

お仕事延長ですか、はい

問題
登場してる艦娘の中にまだケッコンカッコカリ
してることが明かされてないキャラがいます
龍驤、木曾、隼鷹、武蔵、熊野以外でいったい誰でしょうか
正解者にはEX3で希望の好きなキャラメインの話を作る

正解は二話終了時の脳内キャラ設定で
なお正解者がいない場合はそのキャラの話になります

龍驤「うげ!」バタ

提督「わりぃ…ってこれは」リア充版床ドン状態

龍驤「なに押し倒しとんねん!」

提督「これなんてエロゲ?」

龍驤「知るか!!」

提督「チョットまてよ、ありゃ、力入んねえ」

龍驤「…」

龍驤「しゃあないな…」抱き

提督「なぜだいしゅきホールドしてくるんですかねぇ…」

龍驤「勝ったご褒美や、すきなだけうちの胸堪能せいやぁ…」

龍驤「…」(目を瞑って待機)

提督(こ…これは!キスしていいて合図なのか!ダメだ!童貞の俺にはわからん!)

ジョースター卿(逆に考えるんだ、本能のままにいけ、と)

提督(サンキュージョースター!)

提督「では…失礼」(ドキドキ

龍驤「はよきいや…」(ドキドキ





武蔵「入るぞ」(ドア開け

提督「あっ」

龍驤「ふぁ」

龍驤「あ…ああああああああ」(顔真っ赤

龍驤「ていやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」(巴投げ

提督「オンドゥルラギッタンディスカー!!ウェ!!」(壁ドン

武蔵「すまないな、提督、お取り込み中だったようだ」(メイド服

提督「ええんやで…」

龍驤「それうちのセリフや!!」(まだ顔真っ赤

武蔵「そろそろ動ける様になったかと思ったが…むしろ悪化してるな」
提督の首根っこ掴みからのベッド投げ

武蔵「まだ寝ていろ」

提督「そうですかさいですか」

武蔵「とりあえずパンツ脱がすぞ」

提督「君が何を言ってるのかわからないよ」

武蔵「今はお前のメイドだ、メイドらしく性処理をとな」

提督「いやそんなの頼んでないし!つうか強引に脱がそうとすんな!」

武蔵「そう遠慮するな、据え膳食わぬはなんとやらだ」

提督「メイド服きてるだけでいいの!それだけでいいから!」

武蔵「それでは私の気が収まらん、初めてだからぎこちないかもしれないが…その…よろしく頼む…」(赤面)

提督「ちょっとしおらしくなるな!ってかサラシどうした!サラシは!」

武蔵「勝負下着にしている!」

提督「私、気になります!じゃねえ!!ちょっと勘弁して下さいお願いします!!」

熊野「提督ぅ!夜のご奉仕に熊野推参いたしま…」(メイド服

提督「お前はなぜそれを着ている!!」

天龍「そろそろ起きると思って見舞いにきてや…」(メイド服

木曾「立ち止まってんじゃねえよてんりゅ…」(メイド服

摩耶「そ…そうだぜ!ここでできる女アピールできるチャン…」(メイド服

提督「状況が悪化していく」

龍驤「あんたら病室に何しにきたんや!!提督が迷惑がってるやろ!」

武蔵「私が来るまで二人で抱き合ってキスしていたではないか」

龍驤「あ、あ、いや…まだできてないちゅうかか…そんなんはおいて!!」

武蔵「メイドとして夜のご奉仕に来た、メイドとは全身全霊に奉仕するものだと青葉から聞いた」

熊野「提督が動けないから夜這いするチャンスですよって青葉さんから」

天龍「木曾に付いてきた」

摩耶「木曾が一人で行くの恥ずかしいっていうからさぁ」

木曾「お前らが行きたいから口実代わりに連れてきたんだろうが」(激おこ

龍驤「青葉ぇええ…」

提督「お前らなぁ…先に言っておくぞ…」






提督「俺は童貞だ!!」

天龍(提督の年齢って確か…)ヒソヒソ

木曾(29だな)ヒソヒソ

摩耶(まじかよ、その歳まで経験ないって結構あれだぞ)ヒソヒソ

提督「だから出てけお前ら、俺はまだ魔法使いになるまで捨てる気はない」

熊野「好都合ですわ、私が初めてをもらってさしあげますわ」

武蔵「待て、順番的には私が先だろう」

龍驤「ちょっとまちぃ!それならウチのが先やろ!!」

熊野「抜け駆けは許されませんわ!」

龍驤「あんたらこそウチが正妻なんやから引きいや!」

武蔵「ならこうしよう、提督諦めてこの中から一人…」

ベッド<だーれもいないよ

武蔵「逃げられただと!!」

龍驤「うごけへんのにどうやって!」

武蔵「しまった!エクスプロージョンモード(青葉命名)で痛覚をカットしたな!」

熊野「絶対に逃がしませんは!」

俺は走った

窓から飛び出してひたすら誰も居ない場所に

気がついて朝になった時には修練場で寝っ転がっていた

それを朝練しにきた木曾に捕まり引きづられて司令室に仕事しに連れて行かれたのだった…

後日
初雪「巻雲ぉ…ヘルシングの4巻とってぇ…」(フトンIN

巻雲「うぅー、今ペルソナいいところだから動きたくないよぉ…」(フトンIN

ビスコ「本ぐらい自分で取りなさいよ…」

ビスコ「えーっとフルーツバスケット…フルーツバスケットっと、あった」

ジャパニーズコミックにはまり大図書館に居座るビスマルクであった

第二部艦!

若葉「さん」

プラズマ「にぃ!」

飛鷹「いち!」

三人「「「どっかーっん!」」」

飛鷹「みんなあつまれー、なでなぜ飛鷹お姉さん始まりますよー」

若葉「わーい(棒読み)」

プラズマ「ところでなぜなで飛鷹って」

飛鷹「あぁ」(メンチ顔

プラズマ「なぜなに飛鷹お姉さんって一体なんのですか?」

飛鷹「実はこのシリーズアニメ最終回手前で別の鎮守府から龍驤が派遣されるときいて」

飛鷹「ヒャッハ-!してた提督が最終回で後ろ姿だけで勝手に妄想してでっち上げたシリーズなの」

若葉「だいたい知ってた」

飛鷹「で、色々設定とかも考えてるんだけど提督の文才じゃ紹介しきれない」

飛鷹「だからここで忘れてたり語れなかった設定をメタ発言含めて解説しようと」

若葉「質問、なんで飛鷹お姉さんなんですか?」

飛鷹「それに関しては第二部のこのシーンのせい」PVスタート

プラズマ「和室のシーンなのです!」

暖簾をくぐるとそこは別世界
畳で敷き詰められた和室に『乾坤一擲』と書かれた掛け軸
山城、飛鷹、千歳、千代田が座布団を引き茶菓子を囲んで座っていた

飛鷹「重要部分だけもう一度」

山城、飛鷹、千歳、千代田が座布団
山城、飛鷹、千歳、千代田が座布団

若葉「あれ?このシーン飛鷹お姉さんもいるのに会話に参加していない」

プラズマ「ど、どういうことなのです!」

飛鷹「簡単な話で『隼鷹いるなら飛鷹も出そう』って適当にねじ込んだら…」

飛鷹「完全に忘れてたんだよあのクソザコナメクジはなぁ!!」

飛鷹「というわけであとでやべっと提督がレギュラーコーナーをもうけてくれましたぁ」

飛鷹「ちなみにこのシーンずっと押入れでスタンバってました」

若葉「質問、語られてない設定の具体例は」

飛鷹「実はこの鎮守府舞台瀬戸大橋のパーキングエリアである与島」

プラズマ「無駄に具体的なのです!」

飛鷹「アニメの舞台になったと思われる呉鎮守府にも近いし」

飛鷹「史実には鎮守府なんてないけど位置的に使いやすいということで」

プラズマ「でわ今回のテーマなのです!」

飛鷹「ずばり!部室解説!」

プラズマ「本当は色々部室を練り歩いたあとに」

プラズマ「天龍と木曾に特訓をつける提督を見せて終わりの展開が」

プラズマ「武蔵VS提督を思いついてさっさと部活紹介終わらせてバトらせた話なのです!!」

飛鷹「まず一階部分から、4分の1が大図書館、マンガゲームラノベ等で埋まってます」

若葉「初雪と巻雲はここに住んでいる、むしろ取り憑いている?」

飛鷹「残り4分の3は玄関ホールと映画館、BDをスクリーンでみたいという」

飛鷹「提督の欲望で自費で機材を準備、場合によっては作戦会議室にも」

プラズマ「わわ、2,3階は部室でいっぱいなのです!」

飛鷹「茶道部、戦術部は第二部で出ていたとおり」

飛鷹「他にも艦娘たちの要望に答えて中二部、アマチュア無線といったありとあらゆる文化部で満載」

若葉「準備されている備品は提督のポケットマネーで買われる」

飛鷹「屋上は修練場の他、柔道場やテニスコート等運動部が占めています」

プラズマ「でわ、問題の地下ですね」

飛鷹「まず地下一階、ここは駆逐艦の子に見せられないマンガ等が置いています」

若葉「具体的には?」

飛鷹「えーっと、ヘルシング殺し屋1ベルセルク、その他グロ表現やエロ表現があるものね」

プラズマ「公序良俗に配慮してるとかこの提督にはありえないのです!」

飛鷹「ちなみに成人している艦娘には開放しています」

プラズマ「はわわ、地下二階はどうなっているのですか?」

飛鷹「本当に誰にも触れせないグッズとかエロ本とか」

飛鷹「あと提督の避難場所になっていて二部最後はここに逃げようとして何故か屋上で力尽きてる」

若葉「意味がわからない」

飛鷹「地下三階は謎、不明な施設です。こうやって設定増やしとけばあとから使えるという浅はかな発想です」

プラズマ「やっぱし提督は屑なのです!」

若葉「なんで電はここに?」

プラズマ「電ではなくプラズマなのです!この鎮守府には深雪がいるのです!」

プラズマ「あとナスは嫌いなのです」(ゲス顔

飛鷹「でわ、また次回に」

三人「「「バイバーイ」」」

次回予告
葛城(ここから超早口息継ぎなしで)
「恋それは誰しもくぐる甘く切ない悶々の門
好きとか嫌いとかときととめきとか何か薄ら甘酸っぱい青春のメモリアル
幼馴染もメイドも血の繋がらない妹もいないすっかり脇の下も大人になったあなた
思い出して下さい
こっそり教室に忍び込んで好きな子の縦笛をしゃぶり回したあの放課後を
人数足らんで女子の列に回されて男とばっか踊る羽目になったフォークダンスを
保険委員のあの子に渡したギョウ虫検査の紙に書いたI LOVE YOUの文字を
トゥーンなハートなボーイズのビーな若さがのた打ち回る
次回はEX3『最終鬼畜提督幼女化大計画』通称『提幼』
この次回予告が何故葛城なのかそもそも次回予告の元ネタ知ってたら提督と同じ20代後半
もしくは30歳以上!」

寝起きの脳内キャラクターメモ10
巡潜乙型改二 3番艦 潜水空母 伊58改
この鎮守府に一番最初に着任した潜水艦で提督が全力でスク水を開発した
即貴重な潜水艦として戦力として鍛えあげられケッコンカッコカリしている
ただし本人は強くなった程度にしか考えておらず正妻戦争には全く出てこない
そもそもケッコンカッコカリがなんなのか理解していない
(だからでちでち言い続ける)
提督には好意をもっているが恋愛というとこまでは精神は成熟していない
なお、この先覚醒することで最強の提督LOVE勢になる可能性が微レ存
戦闘においては潜水艦という特殊な艦娘なので絡め手多様の提督にとって
奇襲の一手として重宝される
鎮守府で一番成長に期待できる艦娘

EX2『最終鬼畜提督幼女化大計画』通称『提幼』

天龍「ふぅ…全く他の鎮守府の支援なんてやるもんじゃねえなぁ」テクテク

龍田「それにしても…如月ちゃんは残念だったわね…」テトテト

天龍「師匠もがっかりするだろうな…誰も沈めないってのがポリシーだし」テトテト

龍田「そうね…」テトテト

天龍「師匠、天龍、龍田帰投したぜ」(ドア開け

龍田「はいりますぅ~♪」

木曾「は~い提督ちゃんおやつですよ~」

子ども「わーい、木曾お姉ちゃんだーいすき!」

木曾「かわいいやつだなぁ~」(鼻血

子ども「おねえちゃんだーいすき」

木曾「よしよしよしよしよしよしよし!」(連続ナデナデ

天龍「…なんだこの状況…ってか木曾が壊れた!」

龍田「あらあら~♪」

龍驤「帰ったかぁ、残念やけど提督が子どもになってもうた」

龍驤「木曾も壊れてもうたし事務はウチとビスマルクでやるわ」

ビスコ「本当にどうしてこうなるのよ…」

天龍「いや…マジで師匠になにがあったんだよ」

龍田「だいたい察しますけどぉ♪首謀者はどこかしらー?」

龍驤「熊野なら外で鼻血出して倒れとるよ」

かれこれ話はいつも通り三時間前に遡る

熊野「来た」

明石「新しいサプリサンプル、効果肌の若返り」

熊野「OK」

明石「治験、よろしく」

熊野「若返り→女体化&幼児化」

熊野「キマシタワ」

明石「くれ悪」

熊野「バーロー」

熊野「提督ぅ♪良いお茶が入りましたのでおすそ分けにきましたわ」

提督「くまのんのお茶は女体化サプリが入ってたりするからなぁ」

熊野「なにをいってらっしゃるのですか?私はそのままのあなたも愛しています」

提督「じゃぁ次は媚薬でも入れているのか?」

熊野「そんな浅はかな感情はもっていません」(プンスカ

熊野「ただ純粋にティータイムを楽しんでいただこうと思っただけです」

提督「じゃぁいただこうか、信じてるぞ、信じてるからな!」

熊野「疑い深いですわね」

ゴク

熊野「やりましたわぁ!これで提督幼女化計画成功です…わ?」

子提督「お姉ちゃんだぁれ?」(見た目五歳ぐらい)

熊野「 」絶句

子提督「ここどこぉ…お姉ちゃんこわいよぉー」ダブダブ服引きずりながら抱きつき

熊野「これはこれで大成功ですわ」(鼻血





青葉「青葉、見ちゃいました」(天井裏から

龍驤「くぅぅぅぅまぁァァァのぉぉぉぉぉ!!」ドガァァァ(開幕爆撃扉大破)

熊野「提督ちゃんあーん♪」(ケーキ

小提督「あーん」(パク

龍驤「子どもはかわええなぁ…うちも提督と子どもができたら…」

龍驤「ってそういうのやないねん!!」

熊野「騒がしいですわよ、はいあーん♪」

小提督「あーん」(ぱく

ビスコ「本当にあれ提督なの?」

摩耶「こんな子があんな変態になるなんて想像できん…」

龍驤「あんたらまで来たんか」

熊野「いいえ、紛れもなくこの子は提督ですわ」

熊野「抱っこしてあげるからおいでー♪」

小提督「わーい♪」(ぱふ

龍驤「躊躇せずに胸に埋まりに行きよった!!」

摩耶「間違いねえ!!あれは提督だ!!」

ビスコ「昔からああなのね…」

木曾「はぁ…いつものことながらまた何かやらかしたのか…」

木曾「処理するこっちの身にもなってくれよ…」

龍驤「大変や木曾!提督がぁ!うちの提督が!!」

木曾「ついに死んだか?いいことだ」

小提督「うぉぉぉ!かっけー!!おねえちゃんマントかっこいい!!」

木曾「…」

木曾「もしかしてあれ提督か?」

ビスコ「もしかしなくても提督よ…」

木曾「マジかよ」

小提督「おねえちゃんほんとかっこいいマント貸して貸して!!」ぐいぐい

木曾「こらマント引っ張るな」

小提督「だめ?」(涙目)

ドギュゥゥゥゥゥン!!

木曾「あ、あ、あああああああああああ」

龍驤「どうしたんや木曾!怒っとるんか!」

木曾「ほらぁ♪マント貸したげるよぉ、だからもう一度、おねえちゃんって呼んで」

小提督「おねーちゃん?」

木曾「よーしよしよしよし」(ナデナデ

龍驤「いったいどうなっとんや…」

ビスコ「あの木曾がこんなになるなんて…」

駆け巡る木曾の脳内物質っ・・・!
β-エンドルフィン・・・!
チロシン・・・!
エンケファリン・・・!
バリン、リジン、ロイシン、イソロイシン・・・!
熊猫クソレズの四人を姉に持つ末っ子木曾
だが上四人はコンビなのに対して自分は一人
そう、誰にも理解されぬ存在なのだった
そして同世代や年上に同じ中二病を患う仲間がいても
自分をお姉ちゃんと呼ぶ存在は今まで皆無
だが今ここに自分をお姉ちゃんと呼びあまつさえかっこいいとまでいう
弟ポジションをもった子ども提督が現れたのだ
木曾のキャラとは違うと思った君よく考えてほしい
木曾といえばクロスボーンX2、船長とかっこいい部分に目が行きがちだ
だが球磨型はどちらかと言えば提督LOV勢より
むしろLOVE勢と言っても過言ではない
そしてこのSSの木曾は新人に対して面倒見のいいお姉さん
つまりいつもは心のなかにそういう感情を閉じ込めて入るが
内封的に弟可愛がり系のお姉さん属性をもっているのだ!!
Q.E.D. 証明終了

摩耶「ということじゃねえかな」

龍驤「あ、はい」

ビスコ「なるほど、納得だわ」

摩耶「大図書館で読んだBL小説の知識がこんなとこで役に立つとは」

ビスコ「全く人生何がどうなるかわからないわ」

龍驤「ちょい待ちぃや、あんたらそんな本読んどんのかい」

龍驤「ちゅうか提督そんな持ってんのかい」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

龍驤「ちゅうわけや」

天龍「俺は提督が子供になったことに驚けばいいのか」

天龍「木曾が壊れたことに驚けばいいのか」

天龍「提督がBL本も収集してたことに驚けばいいのか…」

ビスコ「え、面白いわよ!あなたも読みなさいよ!!このキレパパとかおすすめよ!」

天龍「俺はそっち方面はノータッチ、触れる気もないんだが…」

ビスコやめて!お願いだからそのキャラやめて!!

>>200
その時>>1に電流走る
次の展開で大量に読んだ女性向け漫画のひとつと
説明する予定がこのレスを見てこの路線で行くことを決める
そのほうがこの鎮守府に毒されてるっぽくていいね

龍田「あら~♪天龍ちゃんをそんな汚い方向に誘おうなんて♪」

龍田「ぜぇったいに~♪許さないんだから~♪」

天龍「さすが龍田!言う時は言ってくれるぜ!!」

龍田「天龍ちゃんは~♪私と清き正しいを開拓するのよぉ~♪」

つゆるゆり

天龍「 」(絶句)

ミスった
龍田「あら~♪天龍ちゃんをそんな汚い方向に誘おうなんて♪」

龍田「ぜぇったいに~♪許さないんだから~♪」

天龍「さすが龍田!言う時は言ってくれるぜ!!」

龍田「天龍ちゃんは~♪私と清き正しい百合の世界を開拓するのよ~♪」

つゆるゆり

天龍「 」(絶句)

木曾「お前ら…」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

ビスコ「ひ…ヒィ!」

木曾「提督ちゃんの教育に悪い話は外でやってろぉぉォォ!!」ポーイ

天龍「いてて…押し出された…ぞ?」

熊野「ぐへ…ぐへへへ…」

龍驤「熊野はなぁ…提督を襲おうとして殴られて追い出されたんや…」

龍田「でもぉ~♪なんだか恍惚の表情ですわね~♪」

龍驤「パンツ…脱がすとこまでは成功したからなぁ…」

摩耶「わかるぞ」

ビスコ「わかるわね」

天龍「わかるな!つうかお前らどうしてそうなった!!」

Q,なんで提督の漫画倉庫こと大図書館にBLやらあるのでしょうか?

A
提督「なに?俺の漫画倉庫開放しろだって?しゃーねえなぁ」
(ついでに女性向けの漫画も仕入れとくか)(供給)

初雪「漫画ならなんでもいい…」(需要)

初雪「おすすめ…?これなんかどうかな…」(布教)

龍田「これが…真実の愛ぃ♪」
ビスコ「こんな素晴らしい文化が日本にあるなんて!」
(感染)

山城「これこそ私が求めていたお姉様との愛のカタチですわ!」
摩耶「こういうの…提督とかどうなんだろ」
(感染拡大)

大図書館

木曾「漫画しかないが提督のことだ、子供向けも仕入れてるだろ」

小提督「おねーちゃん、これ読みたい」

木曾「よーしおねえちゃんがよんであげ」

小提督「はい」つブラックラグーン

木曾「これは提督ちゃんにはまだ早いよ、他のにしなさい」

小提督「はーい」テトテト

木曾「危ないから歩くんだよ(テトテト走る提督ちゃんかわいい)」

小提督「じゃぁこれ」つ殺し屋1

木曾「これもあんまりよくないねー」
(全部提督が好きなやつじゃないか…この頃から汚れてたのか?)

初雪「次はこれで反応…見たい…」(ヒソヒソ

小提督「わかった!」つふたりエッチ

木曾「はぁつぅゆぅきぃ~」(激おこ

初雪「バレた…」

この時木曾は提督ちゃんを外敵から守り立派な大人に育てることを心に決めた

初提「zzz」(二人で仲良く布団でお昼寝中)

木曾「こうやって見ると仲の良い兄弟みたいだな」

木曾「子供かぁ…」

木曾「さてと、俺も勉強するか」
美味しんぼう
クッキングパパ
孤独のグルメ

木曾「提督ちゃんのためにも美味しいご飯を準備せねば」

木曾「そういえば予防接種とかしたほうがいいのかなぁ…」

木曾「司令室のパソコンで後で調べるか」

初雪子提督扶桑「zzz」

木曾「一瞬目を離したら増えてる」

58「抜き足指し足忍び足でち」

曙「しー!提督ちゃんが起きちゃうでしょ」

雪風「子供のしれぇもかわいいです」

若葉「なぜこの子がああなるのか」

168「永遠の謎ね」

木曾「更に増えた」

提督起きた

曙「よーしよし、いい子ね」(ナデナデ

小提督「くすぐったいよぉー」

曙「ほんとうに可愛い…元が提督なんて思えない」抱き(キュン)

小提督「うみゅー、曙お姉ちゃんあったかぃー」

曙「木曾さん!この子家にもらって行っても構いませんよね!!」

木曾「却下だ却下」

雪風「しれぇーだっこします!」(たかいたかい

小提督「わーこわいよー!」

木曾「ぐっは!」(大破鼻血

天龍「いつものお前らしくないぞ木曾」

木曾「なぁ天龍」

天龍「なんだ木曾おねーちゃん」

木曾「提督と子ども作りたいって思うのはおかしいことかな?」

天龍「お前が何言ってんのかわからん」

木曾「俺さ、気づいたんだ…ケッコンカッコカリなんて強さだけだと思ったけど」

木曾「提督にとって俺は嫁候補なんだって」

天龍「お、おう」

木曾「提督ちゃんをみて俺は提督と一緒になりたいって気づいたんだ」

天龍「飛躍しすぎだ…」

小提督「おねーちゃん!!」

木曾「どうしたのかなぁ?」(甘声)

小提督「おなかへったよぉ」

木曾「扶桑さん、和菓子分けてもらえますか?」

扶桑「(ふ…ふそうさん?)ええ、美味しい和菓子をもってくるわ」

小提督「扶桑おねーさんもだーいすき」(抱き)

扶桑「ふふふ、いいのよ提督ちゃん」(鼻血

天龍(アカン)

この後駆逐艦や潜水艦のおねーちゃんと遊んで
木曾おねーちゃんの美味しいシーフードカレー食べた

小提督「もうだめだよ…木曾お姉ちゃん」

木曾「だーめ、男の子だったら我慢しなさい」

小提督「だめだよ…熱いよぉ…」

木曾「ふふふ、だめだめ、まだ出ちゃダメ」





木曾「はい、肩までつかって一緒に100まで数えるよ」(入浴中

小提督「はぁい…1,2,3,よ」

木曾「はいだーめ、早口で数えたらダメ、もう一回最初から」

木曾子「いーち、にー、さーん」

天龍「木曾がやっぱり壊れてる…俺達の中二同盟も終わりだ…」

龍田「おいで~♪おいで~♪」

天龍「そっちも勘弁して下さいお願いしますなんでもしますから」

木曾の部屋
木曾「歯磨きはしたか?手は洗ったか?」

小提督「だいじょーぶだよおねーちゃん」

木曾「それじゃぁおいで」(フトン開け

小提督「わーい!」(フトンIN

木曾「よしよし、今日は楽しかったか?」

小提督「おねーちゃんがいたから楽しかった!」

木曾「そうかそうか♪それじゃ良い子は寝る時間だ、一緒に寝ようね」

小提督「お姉ちゃんぎゅっしてねる」(抱き

木曾「しょうがない子だな」(ナデナデ

小提督「お姉ちゃんになでなでしてもらうとすごい安心する…」

木曾「そうか、いつでもなでてやるからな」(ナデナデ

小提督「うん!約束だよ!おやすみー」

木曾「おやすみなさい…」

小提督「zzz」

木曾「ほんと、提督と一緒で寝るのだけは早いな」

木曾「…」

木曾「///」(チュ

提督「ふぅ…」

深い溜息とともに全身をわかばのニコチンが満たしていくのを感じる
朝起きると全裸の木曾を抱きしめてた
な…何を言っているのかわからねーと思うが 
おれも何をされたのかわからなかった…
その上なんか木曾がツンデレ状態で追い出されるし
俺やたら小さい服着てほぼ全裸だし
なんかすれ違った曙に「あ…あんたが誰にももらわれないない私がもらったげる!」
なんて謎の告白を受けるし意味わからん…

木曾「おい、提督」

提督「なんだ木曾」

木曾「なんだじゃない、仕事の時間だ、早く司令室に戻れ」

提督「へいへい」(灰皿にタバコポーイ

木曾「ちょっといいか」(ズイ

提督「なんだよ、今日はなんかだるいから特訓には付き合わ」

木曾「///」(チュ

提督「…」

提督「ふぁぁぁぁぁぁぁあqswでfrgthゆjきぉ;p!!」

木曾「目が覚めたか?」

提督「お、俺のファーストキス…」

木曾「お、初めてだったか?実は俺もだ」

提督「おいどうした!一体!」

木曾「元気が出たなら仕事だ、今日はサボらないようビシバシ行くからな」

提督「お前何があったんだよ」

木曾「さぁな」(左腕抱きつき

提督「なんでひっついてくるんですかねー」

木曾「たまにはこういうのもいいだろ、一応ケッコンカッコカリしてるんだし」

提督「いやいやおかしいだろ…なにがあったんだよ…」

木曾、ケッコンカッコガチ戦争に参戦決定!!!

EX2艦

デッデデーデデデデッデデデデデーデッデデデデードン

最終鬼畜提督幼女化大計画 ・ ・ ・ 失敗







木曾デレデレ化計画 ・ ・ ・ それなら成功

深雪「いやだぁぁぁぁぁ!!死にたくない!死にたくない!」

プラズマ「大丈夫なのです!旗艦なのでHP1残るのです!」

深雪「いやだぁぁぁぁ!オーバーキルでしにかけるじゃな(ry」(爆薬満載

プラズマ「なのです!」スイッッチポチィ

若葉「さん」

飛鷹「にー」

プラズマ「いちなのです!」    ドカーン

プラズマ「ちっ…ワンテンポずれたのです」

飛鷹「教えて飛鷹お姉さんはじまるよぉー!」

若葉「前回と、タイトルが違う」

飛鷹「なでなぜ飛鷹お姉さんだと提督がなぜなでなのかなでなぜなのか」

飛鷹「混乱してゴステロみたいに脳がいてえとかいうので変えました」

プラズマ「はわわ!前回の時点でごっちゃになってるのです!」

若葉「飛鷹さ…お姉さん、今日は何について説明してする?」

飛鷹「今日はこのSSにおける艦娘の設定年齢よ!」

プラズマ「ちなみに提督は29歳なのです!」

飛鷹「次回の話に結構重要だからここで話しちゃいます」

飛鷹「ということでこのSSにおける艦娘の年齢はこちら!」

年齢(建造&ドロップ時のものです)

・駆逐艦  18歳
・潜水艦  19歳
・軽巡洋艦 21歳
・重巡洋艦 23歳
・軽空母  24歳
・正規空母&戦艦 25歳
若葉「全員、成人」

プラズマ「このゲームに出てくる女の子は全員18歳以上だよ」

プラズマ「おにぃちゃん♪っということなのです」

飛鷹「提督の性癖を決定づけたエロゲの話は置いといて」

飛鷹「この年齢+着任日数で年齢が決まります」

若葉「最年長は…?」

飛鷹「実際の提督のプレイは置いといて」

飛鷹「扶桑、山城、武蔵、龍驤、隼鷹等が26歳で最年長ということになってます」

飛鷹「あと曙とか雪風とか駆逐艦も一部2年が経過して20歳超えてることも言っておきます」

若葉「実は若葉も20歳」

プラズマ「プラズマは永遠の17歳なのです!」

飛鷹「でわ、次回まで」

プラズマ「それまでに新しい深雪の処刑を考えるなのです!」

三人「「「バイバーイ」」」

深雪「いっそ殺してくれん」

次回予告(ガンソード風)
ビスコ
「最初はただの変態提督かと思ったんだけど
芯のところはなんていうか口にできないけどいい人なのよ
みんなのことも考えてるしただちょっと照れ屋ってだけで
みんな同じ事言うと思うわよ、実際あってみるのが一番だけど」

第3部「タキシードは風に舞う」

寝起きの脳内キャラクターメモ11&EX2チョット解説
球磨型 5番艦 重雷装巡洋艦 木曾

一度思いついたイメージは簡単には剥がれない
脳内アニメを文章でがんばって書き起こしているわけですが…
中二病トリオはその過程で
提督…天災、中二の中の中二で実力者
天龍…提督を師匠として後ろを追いかけるがんばり屋
木曾…その尻拭いをする縁の下の力持ち
グレンラガンでいうなら提督=カミナ、天龍=シモン、木曾=キタン
というキャラ分けが脳内でされていて最初から木曾はケッコンカッコカリ
内定だったのでこのタイミングでデレさせました
思いついたのは提督を女体化させた当たりです
劇中でも書いてますが木曾は脳内で縁の下の力持ちポジが定着したので
=お姉ちゃん属性があると解釈して妄想のままかきました
木曾ファンには大変申し訳無いよ思っている、だが私は謝らない
これ以降木曾は隙あらば提督のハートをNTRしようとするガチ勢になるので
ご容赦ください

これは…これはきっと夢…

私はウェディングドレスを着て協会に佇んでいる

鎮守府のみんなが私を拍手で迎え私はヴァージンロードを
姉に付き添ってもらい進んでいく

神父役はビスマルクがかってくれてくれたようだ

そして…彼が祭壇の前で待っていた

私が愛する人、提督がそこにいた

ビスコ「私たちは今、提督と隼鷹さんの結婚式をあげようとしています」

ビスコ「それでは誓約をしていただきます、みなさまご起立ください」

ビスマルクの声に後ろの全員が立ち上がる

ビスコ「提督と隼鷹さんは今結婚しようとしています」

ビスコ「この結婚に正当な理由で異議のある方は今申し出てください」

ビスコ「異議がなければ今後何も言ってはなりません」

木曾も、58も、熊野も

それどころか龍驤さんや武蔵さん、誰も異議を唱えない

私達の婚約を心から祝福している

ビスコ「どうぞお座りください」

声とともにみんなが着席

ビスコ「提督、あなたはこの女性を健康な時も病の時も富める時も」

ビスコ「貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか」

提督「誓います」

ビスコ「隼鷹さん、あなたはこの男性を健康な時も病の時も富める時も」

ビスコ「貧しい時も良い時も悪い時も愛し合い敬いなぐさめ助けて変わることなく愛することを誓いますか」

隼鷹「ち、誓います!」

ビスコ「あなた方は自分自身をお互いに捧げますか」

提督「誓います」

隼鷹「ち…誓います!」

ゆ、夢だよね、これ?凄いリアリティがある…恥ずかしい

ビスマルクが渡した指輪を提督が私にはめてくれる

私も同じように渡された指輪を提督自ら差し出した左手の薬指につける

ビスコ「ではベールをあげてください、誓いのキスを」

彼が私のベールを上げて顔を近づける

提督「かわいくて愛おしいよ隼鷹」

その言葉に私の体温はあがり赤面する

提督「照れてる隼鷹もかわいいよ」

そしてさらに近づき私の唇を…提督が…



おき…おきて…そろ…じか

飛鷹「起きなさい!!」(正拳突き)

隼鷹「ぐっへ!!」

はい、夢でした

第3部「タキシードは風に舞う」

提督「なにぃー、聞こえんなぁー」

親方「だから俺結婚するって」

提督「え、なんだって?」

親方「だーかーらー!結婚するから披露宴に協力しろって!!」

提督「幻聴が聞こえる、あれだな、第十一号作戦の疲れがたまってんだな」

(ちなみにこの提督は丙でE-6突破が限界でした、資材ハゲたんや)

龍驤「もうあきらめえや、それんしても二人共おめでとさん」

親方「龍驤はやっぱ話がわかる娘だな」

コーキングガン(以下コーキン)「ありがとう、龍驤さん」

龍驤「長い付き合いや、龍驤でええで」

コーキン「うふ、ありがとう」

親方「でな、うちは与えられた土地じゃ結婚式場作れねえから」

親方「お前の鎮守府に建てさせろよ」

コーキン「もう…結婚式なんていいっていったのに…」

親方「そういうわけにはいかんさ、俺もお前のために何かしたいんだ」

コーキン「そんなこといわないでよぉ」(テレテレ

提督「うぜええええええええええええええええ」

龍驤「ええんちゃうか?親方にはお世話になっとるし場所も余っとるし」

提督「まぁ…いいんだけどさぁ」

龍驤「う、うちらの結婚式も一緒に挙げればいいんじゃないかい?」テレテレ

提督「許可しよう!全力で許可しよう!!」

親方「俺はMIA扱いでこっちで視認扱いだし、そもそも肉親とかいないし」

親方「お前の鎮守府のメンバーも含めて祝ってもらえれば嬉しい」

提督「昔からの腐れ縁だ、仕方がねえなぁ、ってか一緒に結婚式すんの?」

龍驤「ええやん…うちときみは婚約予定だし…」(テレテレ

武蔵「そうだな、今からしておけば逃がすことはないだろう」

木曾「俺も大賛成だ、ウェディングドレスかぁ、恥ずかしいな」

熊野「提督との結婚式…きましたわぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

提督「ですよねー」

結婚会場建設中
モンキーレンチ「親方のために結婚式場作るモンキー!」

ディスクグラインダ「なんか悔しいな…でもお似合いだから何も言えない」

クラムシェル「がおー!!親方が結婚なんて私認めなーい!」

曙「タワー組の方々お疲れ様」

叢雲「差し入れのおにぎりよ、私達が握ったんだから感謝して食べなさい」

雪風「がんばって握りました」

ローディングショベル「いやー、腹が減り過ぎて困ってたんだよ!」

フォークリフト「アタシも一個いただこうか」

結婚式場完成まで2時間

隼鷹「今日は変な夢見ちまったな…」

隼鷹「…(思い出し中)」

隼鷹「!」(赤面)

隼鷹「ぐぅぅぅぅぅ」(フルフル

隼鷹「ダメダメ!いつもの調子でいかないt」

提督「お、隼鷹みっけ」

隼鷹「ふぁぁい!?」

提督「ホワイ!!」

隼鷹「い、いやなんでもない」

提督「おう、それならいいけど」

提督「で、それよりさ、チョット暇か?」

隼鷹「おう、全然暇なんだぜ!」

提督「デートしようぜ」

隼鷹「へ」

隼鷹「でででででででででででででででででででで」

隼鷹「デェェェェェェェェェェト!????」

提督「何素っ頓狂な声上げてるんだ、ただの買い物だよ」

隼鷹「な、なんだ、ならはやくそういえよぉ、人が悪いなぁ」

提督「とりあえず全員のスリーサイズは青葉から聞き出したし…」

隼鷹「へ」

提督「えっとウェディングドレスか…俺の預金で全員分買えんのか?」

隼鷹「ウェディング…ドレス?」

提督「ああ、結婚式すんぞ、まぁカッコカリだからあくまで予行演習みたいなもんだ」

隼鷹「えええええええええええええええ」

提督「30分後に鎮守府入口な」

提督「あ、私服でええから、じゃ」(ダバダバダバ

隼鷹「私と…提督の結婚…式?」

一時間後

提督「おせえ…」(5本目のわかば

隼鷹「おまたせ、提督」

提督「遅いぞ!じゅんよ、う、さん?」

隼鷹「どうかなぁ、似合ってる?」ワンピース麦わら帽子

提督「…どうした、頭痛いのか?いつもの髪の跳ねっ返りもないし」

隼鷹「私だっておしゃれするさ(まぁ飛鷹にほとんど任せたんだけど)」

提督「女の化粧は長いって言うし綺麗な隼鷹も見れたしまぁ仕方ないか」

隼鷹「き…綺麗!?」(赤面

提督「一応言っとくがお世辞じゃねえからな、いつもそんぐれえ綺麗にしときゃな」

隼鷹「してれば…なんなのさ」

提督「他の艦娘から昼行灯扱いされないのに」

隼鷹「てい」(カバン顔面ヒット

提督「へーちょ!」

隼鷹「相変わらず雰囲気ってのがわかってないなぁ提督は」

提督「うっせ、お前も同じようなもんだろ」

隼鷹「てい!」(左腕抱きつき

提督「おいなに当ててんだよ」

隼鷹「当ててんだよ、今日はデートなんだろ?エスコートしてやんよ」

店員「いらっしゃいませ、本日は結婚式のご相談ですか?」

提督「いや、個人で合同結婚式するんで今すぐウェディングドレスがほしいんだ」

提督「この際レンタルでもいい」

店員「ああ、鎮守府の方ですね」

提督「あら、ご存知で?」

店員「支店でも同じようなお客様は多いですからね」

提督「だってよ隼鷹」

隼鷹「ふーん、鎮守府のメンバーだけで結婚式って感じかなぁ」

提督「まぁ純愛ってやつですなぁ」

店員「いえいえ、お二人共お似合いですよ」

隼鷹「おおおおおおおおお似合いぃぃぃぃ!?」

提督「なに動揺してるんだよ?」

店員「じゃぁ新婦さんの衣装合わせしてみますかね」

隼鷹「ししししし新婦ぅぅぅぅぅぅ!!」

店員2「ううん、顔は整ってるし身長もそ・こ・そ・こ」

店員2「新郎じゃなけりゃ私が食べたいちゃいわ」

提督「なんでホモがいるんですかねぇ」

店員「新婦さんの衣装合わせ終わりましたぁ!」

店員2「こっちもオーケェよぉ」(ジュルリ

提督「やっぱりホモじゃないかぁ」

<イヤハズカシイッテ
<ハズカシガラズニ、シンロウサンガマッテマスヨ
<ソンナヒッパラナイデ!!

店員「そ、う、いわずにぃ!!」ドン

隼鷹「うわっと!!」

提督「これはこれは…」(ジロジロ

隼鷹「なんだよぉ提督、ジロジロ見ちゃってさぁ///」

提督「馬子にも衣装とはよく言ったもんだ」

隼鷹「なんだよそれ、似合ってないって言ってるの?」

提督「逆だ、想像以上に綺麗で感想に困る」

隼鷹「///」(カー

隼鷹「店員さんこれください!!」

店員「お買い上げありがとうございます、他の方のも準備出来てますよぉ」

隼鷹「着替えてくる!!」(ダバダバダバ

提督「いっちまった、俺のタキシード姿の感想聞いてねえぞ」

店員2「大丈夫、す・て・き・よ♪」(知り撫でながら)

提督「ホモはNG」

店員「でわ購入された商品は今すぐ直送30分後に与島鎮守府へお届けします!」

提督「よろしくぅ、思ったより高かったが予算内に収まって助かったわ」

隼鷹「提督の預金っていくらぐらいあるのさ?」

提督「ほい、通帳」(ぽい

隼鷹「提督の全財産拝見っと!…え」

隼鷹「一、十、百、千、万、十万、百万、一千万、いちお…2億!?」

隼鷹「どどどどどうなってさ!これ!」

提督「若い時に株とFXで儲けた残りだ」

隼鷹「お、おう」

提督「結構減ったなぁ…また増やさにゃ」

隼鷹「これマジぃ?」

提督「大マジ」

隼鷹「ちょっと寄り道していこうぜ!提督の奢りでさぁ」

提督「時間は…まぁ俺らが帰らんと話しにならんし少しはええんじゃね」

提督「俺もアニメイト行きたいし(むしろこっちが本命)」

その頃鎮守府
司令室
龍驤「なんでや!なんでウチやなくて隼鷹やねん!」

木曾「まぁ落ち着け、提督にも考えがあってのことだ」
(龍驤の服のセンスはあれだからなぁ)
熊野「そうですわ、こういうときこそもと商船である隼鷹さんの出番ですの」
(龍驤さんには絶対任せられないですわ)
武蔵「私はそういうのはよくわからん」
(だが龍驤に任せたらダメなのはわかる、提督の私服的な意味で)

大図書館
山城「お姉さま!大変です!」

扶桑「あら山城、提督の結婚の話のこと?」(バジリスク読みながら)

山城「そうですよお姉さま…お姉さまのことが心配で…」

扶桑「大丈夫よ山城、私は大丈夫」

山城「よかったですわ…お姉さまが心に傷をおっているのかと」
(そしてあわよくば…ぐへへへ)

扶桑「いいですか山城、ケッコンカッコカリでの結婚式はただの余興」

扶桑「つまり先に提督との既成事実を作り」

扶桑「先に子をなしたものが本当の勝者なのです」(フフフフフ

山城「お姉さま!お姉さましっかりして!!」(肩掴んで前後にフルフル

扶桑「はぁ…空はあんなに青いのに」

初雪「レズコンビうるさい…一瞬の油断が命取り…」(スペランカー3週目

58「そうでち!お祭りはぱーっとするもんでち!」

168「いや、あんたも主役の一人よ?」

58「そーなのでちか?」

扶桑「え」

山城「え」

168「ケッコンカッコカリしてるって、わかってる?」

58「あの強くなったのでちか?」

168「大変だわ!このバカ理解してない!」

曙「チョット来なさいクソ潜水艦!うらやましい!!」

初雪「ポーズポチィ…これ…参考書…」(ふたりエッチ

雪風「雪風も一緒に勉強します!!」

長月「戦術の勉強か、私も付きあおう」

再びショッピング

提督「次のスパロボまじかよ俺得すぎるんだが…」

提督「しかもマクロス30ってこれオールスターゲーじゃん」

提督「え、グリグリ動くYF-21見れんの?つうか-VF0もワンチャンあんだろ」

提督「つうかゴーグどうすんのこれ?武器パンチだけじゃん」

提督「ラッセルみたいにディーフェンスディーフェンスしながらカウンターなのか?」

提督「つうかナイトガンダムどうなってんだよ!俺の妖精ジムスナイパーカスタムさんでるの?」

提督「というかさ!SDガンダム外伝って書いてるから武者ガンダムとか」

提督「コマンドにも出番あるよなってかどこまででるんだよ!!」

提督「俺はガンレックス出ないと納得しないぞ絶対納得しないぞ!!」

提督「あとAGEは二部でいいだろ!ナデシコと絡ませたいのはわかるけどさ!」

提督「あと異議あり!劇ナデとガガガファイナルも入れろや!!」

提督「ナデシコのシルエットのとこみたときバーチャロン来たか!とときめいた俺ハートかえせよ!!」

隼鷹「そろそろかまってよ…」

喫茶店で2ちゃん情報見て興奮中の提督に置いてかれる隼鷹だった

提督「ああ!!どうなってんだ!なんでゴーグが武器使ってんだ!」

提督「お前それ鈍器に使ってただろうが!ふざけんなスパロボスタッフ!」

提督「100万年無税!!よくやった!!」

提督「あとサイコゴーレム出てるってことは基本ジークジオン編なわけ!」

提督「俺のガンレックスは!俺のガンレックスはどこ消えたんだ!」

提督「でも騎士アレックスもでるだろうしいやいやまさか他のガンダム召喚扱いじゃねえだろうな!」

提督「でもでも…あ、これ闘士ガンキャノン裏切りフラグじゃねえか!!」

提督「シャアいねえから油断してたわ!マジ油断してたわ!!」

提督「よく考えたらネコミミシャアいるじゃねえか!!」

提督「ララァ馬で蹴飛ばす鬼畜シャアがいるじゃねえか!」

提督「ちょっとまじでどうなんだよおい!」

提督「あとPVにOVAダンバインいねえじゃねえか!」

提督「またサーバイン機体だけ参戦かああ?まぁあれはそれでもいいや」

提督「つうかUCとOOはクロボンとハサウェイに道開けろ!」

提督「そうじゃなきゃ俺が地獄になんぞ!俺達が地獄だ!!」

隼鷹「カフェオレ美味しいな」

スパロボPVにヒートアップする提督を見てどうしてこれに惚れたんだろと思い直す隼鷹であった

寝る前の脳内キャラクターメモ12
吹雪型 3番艦 駆逐艦 初雪改
提督のまんが図書館こと大図書館に寄生し主となった艦娘
基本的にマンガならなんでも見るしゲームならなんでもやる
多少好き嫌いはあるものの最後見届けて公平な評価を下すNEETの鑑
戦闘面の練度は低いもののとある視点から提督の信頼が厚い
何気にこのSSのキーパソン、つうかこのSS一ヶ月以上立ってんじゃねえか
提督とは趣味的な意味で一番相性が良いものの本人にあまりやる気が無い

隼鷹「満足したぁ?」

提督「僕満足(スパロボ予約完了)」

隼鷹「それじゃ帰ろうか」

提督「ちょっと待てよ、お前は満足したのか?」

隼鷹「どういうことさぁ?」

提督「ほれ」髪留めピタ

隼鷹「え、これって…なんなのさ…?」

提督「美的センスねえからようわからんが衣装合わせの空いた時間に買っといた」

提督「まぁデート記念ってことでな」

隼鷹「…」(プルプル

提督「気に入らんかったか?」

隼鷹「ねえ提督」

隼鷹「私提督大好きさ」(抱き

バカップル帰還

提督「結局帰るまで抱きつかれたまんまだった」

隼鷹「いいじゃないか、たまにはさぁ」

千代田「提督遅い!もう結婚式場もできたし荷物も届いて準備万端なのよ」

飛鷹「隼鷹はこっちこっち、他の娘は準備できてんだからあんたも早く」

隼鷹「はいはーい、そんじゃ提督また後でね」テトテト

明石「提督はこっちだよ、メインが遅れてどうするの」

提督「主役は遅れてやってくるって言うだろ」(テトテト

明石「提督は女性陣のおまけだよ」

提督「おまけかよぉー」

ウェディングドレス換装中

隼鷹「まーったく、帰って早々に結婚式なんて疲れるなぁー」

飛鷹「そんなこといってさ、ニヤニヤしてるわよ」

隼鷹「う、うるさいなぁー」(///

飛鷹「ほんと、カッコカリとはいえ妹に抜かれるなんて」

飛鷹「妬ましいわー!!!」(ぎゅぅぅぅぅぅ

隼鷹「ぎゃぁ!しまる!むっちゃしまってるぅ!」

隼鷹「我慢なさい!」

男性陣更衣室
青葉「というわけで司会は我青葉と」

スコップ「スコップで担当します」

ビスコ「神父はわたしよ、任せて頂戴」

親方「助かる、艦娘の人らにも協力してもらってほんと悪いな」

ビスコ「めでたい席なんだからそういうの言いこなしよ」

青葉「うちのメンバーに関してはカッコカリですからただの飲み会ですね」

「まぁ、そういうなよ、最近メンバーまた増えたし歓迎会も兼ねようぜ」カーテンオープン

提督「そっちのほうが一石二鳥だ」タキシード姿+ジョジョ立ち

青葉「ほへぇー、これはこれは、一枚パシャッと」

ビスコ「本当に喋らなければ二枚目なのよね、勿体無いわ」

親方「結構似合ってんじゃねえかロリコン」

提督「お前こそいつもの筋肉モリモリマッチョマンが見違えるぞエキノコックス」

スコップ「うーん、やっぱ寝とっておけばよかったかなぁ…」

青葉「お二人共似合ってますよ」

ビスコ(お似合い…まさか二人の関係って!)

提督「ビスコちゃーん、何妄想してんのか顔に出てるけどやめてちょ」


叢雲「入るわよ」バタ

ミニクレーン「花嫁さん達の着付け終わったよぉー」

青葉「それじゃあ新郎の親方さんは新婦さんのとこへ」

叢雲「浮気性の提督は私がカッコカリズのところに連行するわ」

親方「それじゃ会場でな」ノ

提督「浮気性?俺は鎮守府の艦娘に等しく愛をばらまく先導者だぜ」

叢雲「全く、初期艦の私がどういう気持ちでいると思ってんの?」

提督「はいはい、ツンデレ乙」(パイタッチ

叢雲「もうため息しか出ないわ、それじゃこっちよ」

提督「三人とも会場は任せたぞー」ノシ

ビスコ「はいはい、全く、なんでああなのかしら」

青葉「馬鹿ですね」

叢雲「ここよ、あんたの出番が来たら呼びに来てあげるからじっとしてなさい」

提督「ああ、ありがとうな」(ナデナデ

叢雲「馬鹿、そういうのがみんなを勘違いさせるのよ…」

提督「さて…中は修羅場か天国か…提督!参る!」(トビラオープン

龍驤「遅かったやないか」

武蔵「今日で年貢の納めどきだぞ提督」

木曾「全くだ、たるんでいるぞ」

熊野「まぁまぁ、提督もお茶どうぞ」サー

提督「女体化サプリ入りだって分かんだね、それにしても…」

提督「コルセット使えばあるもんなんだな」(パイタッチ

龍驤「そない褒めんといてえよ」///

熊野(はっ!龍驤がパイタッチに全く抵抗しない!)

木曾(あー、少しあったことも本人も喜んでんだな)

隼鷹「もういっぱい、熱燗でー」

提督「早い!早すぎるよ!!」

隼鷹「これから人前出るのにシラフじゃやってけないよぉー」

提督「へいへい、でゴーヤは?」

龍驤「あん娘ならカーテンの裏に隠れとるよ」

提督「開けるぞー!グヘヘ、かくれんぼは終わりだー、エロ同人みたいにしてやるぅ」(ガラガラ

58「て、提督…」///

提督「おお、可愛くなっちゃってさぁ、このままお持ち帰りしたい気分だ」

58「そんな、私恥ずかしいです…」

提督「大丈夫か、軽く口調がキャラ崩壊起こしてるぞ」

龍驤「ちょい提督」コイコイ(手招き

提督「ん、どしたのわさわさ」

龍驤(どうも誰かの入れ知恵で自分が嫁候補って理解したようなんや)ヒソヒソ

提督(十中八九初雪だなぁ…しかもあの反応エロ本でも読ましたのか)ヒソヒソ

龍驤(今まであんたのこと恋愛対象に見とらんかった娘も一部理解したようやで)ヒソヒソ

龍驤(あとエロ本はあとで没収や)ヒソヒソ

提督(あぁァァんんまりだァァァ)ヒソヒソ

提督「それにしてもみんな…綺麗だよ」(斜め45度イケメン角度)

龍驤「ななななななにいっとんや君ぃ!」///

木曾「不意打ちなんて卑怯だぞ!!」///

隼鷹「…」カー(赤面)

熊野「そんなに褒めないでください全く」(ニヤニヤ

武蔵「私が着ているんだ、当然だ」(内心大喜び)

58「提督…」///

58「不束かものですが…その…よろしくお願いします…」

提督「おう(あれ、ゴーヤってこんなに色ぽかったっけ?)」

龍驤「まぁ正妻はうちやから勘違いせんといてえな」

武蔵「今はそうしていればいい、いずれねとらせていただく」

木曾「ボヤボヤしてると俺がもらっていくからな」

熊野「あら?最後に勝利するのは私でしてよ」

58「私だって諦めません!」

バチバチバチバチ(仁義なき戦い)

提督「ここ怖い」

結婚式会場
雪風「し…しれぇと結婚するとあのそのあれ」

長月「おおおおお落ち着け!艦娘はうろたえない!!」

扶桑「慌てないの、提督とはまだケッコンカッコカリ」

扶桑「最後にすべてを手に入れるのは私なのだから」フフフフフ

山城「お姉様お気を確かにぃ!!!」

金槌「ふぇぇ…親方がコーキングガンさんに取られちゃうよぉ…」

オフセットスパナ「やはり呪い殺すしか…」

ホイールドーザー「我を選ばずにあんな女を選ぶとは…ヒック」ビール一気飲み

クローラクレーン「マジありえないわよね…私を選ばないなんて…ヒック」ビール飲みながら

トラッククレーン「今日はわれも付き合う…飲もう…」焼酎ぐびぃ

千代田「タ…タワーの失恋組の絶望感が半端ない…」

千歳「こっちと違ってあっちはケッコンカッコガチだからね」

タワーのほうは一人だけなんか
それは悩むだろうなあ

>>254
俺タワーにはケッコンカッコカリはないです
(レベルキャップ開放アイテムはある)
あくまで艦これに合わせたこのss独自設定です

スコップ『それではお待たせしました!新郎新婦の入場です!』

スコップ『皆様拍手で迎えてください』
でででーんででででーん!ででで!ででで!デデデでー
(妖精さんとテモットさんの共演)

パチパチパチパチ

鉋「あそこに親方様と一緒にいるのは私のはずだったのに…」

デモリ「うぉぉぉ…(泣」

マイナス「結婚式とか非効率的(怒」

168「一部客席から負のオーラが見える…」

摩耶「いつか私もあんな服来て提督と一緒に…」

ビスコ「私たちは今、親方とコーキングガンさんの結婚式をあげようとしています」

ビスコ「それでは誓約をしていただきます、みなさまご起立ください」

ビスマルクの声に後ろの全員が立ち上がる

ビスコ「親方さんとコーキングガンさんは今結婚しようとしています」

ビスコ「この結婚に正当な理由で異議のある方は今申し出てください」

ビスコ「異議がなければ今後何も言ってはなりません」

異議あり!! こっちも異議あり!! 異議ありまくりですの

コーキン「はい、全部却下」

誓いの言葉長いので省略
ビスコ「ではベールをあげてください、誓いのキスを」

親方「お前が俺の最初の建姫でよかった」

コーキン「私もあなたが親方でよかった」

チュ

あーもうどーにでもなれーーーー!
お似合いすぎてなにもいえないよー
ヒューヒュー

コーキン「やっぱし人前だと恥ずかしいわ///」

親方「いつもやってることだろ、むしろ見せつけてやれ」

コーキン「馬鹿///」

青葉「お二人共おめでとうございます、この後ケーキ入刀まで席でお待ちください」

青葉「でわ次は六股提督とケッコンカッコカリ勢の入場です」

青葉「新婦様には祝福で、提督には罵声お迎えください」

提督「いじめかおい」

シネコノクソテイトク
ゴーヤキレイダネーミチガエルワヨー
シショーオレダハヤクケッコンカッコカリシロー
ジュンヨウシッカリシナサイ
ダイジョウブタダノクリティカルヨ
オネエサマガゴウチンシチャウー

ビスコ「でわ、カッコカリなので近いの言葉は無しでキスだけしてください」

武蔵「でわ、私から」チュ(強引に提督を抱き寄せてからキス

熊野「抜け駆けずるいですわ!私だって!」チュ

木曾「順番なんて関係ないだろ、この場でキスをしたという事実が重要だ」チュ

提督「うう、俺の唇が強引に奪われていくぅ
…」

58「提督…優しくお願いします」(目を瞑って震えて待機

龍驤「…」(頷いて早くして上げろ合図

提督「ゴーヤ、そんな緊張するな、かわいい顔が台無しだぞ」抱き寄せてからのおでこにキス

58「、、、、、、、ポン」バタ

8「はいはい、恥ずかしさと嬉しさで倒れた潜水艦は回収回数」

168「全く、こういう時ぐらいどっしり構えればいいのに」

19「普段では感じられない恥ずかしがりやさんなのー」

まるゆ「はわわー、医務室に連れていきますー」

隼鷹「じゃぁ次は龍驤いけば」

龍驤「まぁしゃーないな」

提督「なんか何回も俺の唇が奪われたあとですまねえな」

龍驤「気にしとりゃーせんよ、ほら、ちょっとしゃがみ」

提督「ん、こうか」

龍驤「いくで」チューーーーーーーーー

青葉「これは長いキスだ、さすが正妻」

龍驤「ぷっは、ごちそうさん」

提督「///」

龍驤「なんで君が赤くなっとんや、普通逆やろ」

提督「お、おう」

龍驤「それんしても初めてのキスがタバコ味なんて…ちょっとは考えんかい」

提督「へ~い」

これは多分夢

私はまだ覚めてない

だって好きな人となりゆきとはいえこんな場所でこんな服装でキスするなんて夢に決まってる

夢ならいっそ…

提督「最後は隼鷹だな、ほれこっちこいよ」

隼鷹「…」

提督「どうし…」

隼鷹「提督、愛してる!」抱きしめからのむりやりディープキス

龍驤「ファ!」

木曾「おい!」

熊野「ええええええええええええ!!!」

隼鷹「ぷっは!これが…キスかぁ」

提督「…」バタ

隼鷹「これで他の人らより一歩リードかなぁ///」

青葉「提督ダウン!でも思いのほか恍惚の表情だ!」

青葉「童帝の提督には効果抜群だぁ!!!」

木曾「じゃぁ次は俺が」

武蔵「いやいや、こういう時こそ私が」

龍驤「じゃぁうちが」

熊野「この流れ、デジャブですわ」

結局全員に無理やりディープキスされた
全員の感想はタバコ臭いだった
ケーキ入刀も終わり披露宴は飲み会
悲しみのやけ酒に明け暮れるタワー組に艦これ組が慰め世界を超えて深い友情が芽生えた
なお、隼鷹は途中で正気に戻りぶっ倒れた
途中で復帰した58は龍驤と一緒に献身的に提督にお酌やら付き合った
将来はいいお嫁さんだろうな

親方「そろそろ行くか」

コーキン「全く、本当にあなた達は馬鹿なのね、まぁそういうとこに惚れたんだど」

コーキン「ああ、絶対に勝って決着つけてくる」

龍驤「いくんか」

提督「ああ」

龍驤「最後やから好きなだけやっとき」

提督「そのつもりだよ、天龍、ちょっとついてこい」

天龍「ん、なんか知らないがいいぜ」

協会裏

提督「待たせたか」

親方「お前が遅れるのはいつものことだ」

提督「お前との戦歴は753分けだったな」

親方「これが最後だ、決着つけるぞ」

天龍「お前ら一体」

提督「天龍、お前が見届け人だ、決着のな」

二人の投げ捨てたタキシードが空に舞う
提督はタキシードの下に現役時代のフル装備にどこに隠してたかわからない十字架銃を取り出した
対する親方もパワードスーツ的なものを着込んでいたようだ

提督「力と技どっちが上かはっきりさせよや、三年ぶりだ、なまってんじゃねえだろうな」

親方「お前こそハーレムでほねぬきになってんじゃねえか」











提督「キルミーベイベー」

親方「往生しろや」

二日後
親方「それじゃ新婚旅行行ってくるわ」

コーキン「全く、2日も寝込んで…おみやげは期待しててね」

提督「きびだんご、いらないよ、ってか岡山でよかったのか?」

親方「嫁さんが俺の故郷みたいんだってさ、本当は熱海だったんだがな」

提督「まぁせっかくのこっちの世界だ、ゆっくりしてこい」

親方「おう、数日建姫達のことよろしく頼む」

提督「こっちのメンバーとも仲いいし任せとけ」


龍驤「天龍、結局どっちが勝ったんや?」

天龍「さぁな、そりゃあの二人にしかわからねえよ」

龍驤「そかー」

天龍(最後の決着がまさかのダブルノックアウトなんていえねえなぁ)

第三部 艦

次回予告
龍驤「さーて、次回の龍驤さんは?」

巻雲「巻雲ですー、もうダメだ、おしまいだっていう」

巻雲「提督も中の人の仕事中の叫びが心地よい時期になりましたー」

巻雲「次回はぁ」

・初雪、はじめてのおるすばん
・提督、孤独じゃないグルメ
・龍驤、提督に抱かれる

巻雲「の短めのSS三本ですぅ」

龍驤「次回もまた見てえや」

龍驤「じゃん、けん、ぽん」(パー

まさかのCパート

親方「鎮守府に残る?」

ウォーターポンププライヤー(以後水ぽん)「そうだよぉ~」

水中ポンプ「コノ鎮守府デハ我々ニトッテモ興味深イ物ガアリマス」

明石「残ってくれるならありがたいよ、昔の研究資料から面白いもの見つけて製造してたけどこれが難儀しててさ」

親方「これは、博士の設計図か、懐かしいな」

明石「これ残した人ご存知で?」

親方「元々この与島は兵器の試験施設の跡地でな俺も提督もそこの職員だったんだよ」

明石「へぇ…提督って自分の昔の話避けるから知らなかった」

親方「…まぁ…そうだろうな」

明石「で、その博士って人は今どこに?」

親方「俺と同じMIA扱いの行方不明だ、まぁどうせどっかで生きてるんだろうがな」

親方「わかった、二人共残っていいぞ、ただし迷惑をかけないようにな」

別次元
博士「へーちょ」

博士「誰か噂しているのか?」

みおり「コウジョウチョウ!風邪でござるか!」

カリナ「ずっと部屋に引き篭もってる運動しないからそうなるのよ、コウジョウチョウも走ろ!」

博士「お前が走ってるのは遅刻してるからだろ?」

ほかげ「部屋の中がいい、外にでるとクラクラする」

イチカ「でもコウジョウチョウ一体何をしているの?最近ずっとデスクワークだけど」

博士「俺が元の世界でやり残した研究の追い込みだ」

あみ「PROJECT future?一体なんの資料なのですか?兵器のように見えますが」

博士「極秘事項だ」

博士は家電少女の世界に迷い込んでるのであった

寝る前の脳内キャラクターメモ13
飛鷹型 2番艦 軽空母 隼鷹・改二
ご存知酒飲み昼行灯の軽空母さん
提督とはケッコンカッコカリしている
最初に中の人が見た時に『鶴屋さん』か?と思ったためそのイメージが
つきまといそういうキャラになってる
つまり普段はおちゃらけているけど実は精神的には結構大人で面倒見はいいけど
一歩引いている感じ
なのでこのSSでの隼鷹さんは提督にぞっこんだけど提督が龍驤好きなの知ってる
から一歩引いた位置にいる
でも諦められないから酒の場やらで自分の得意な場ではずいずいと出てくる
今回から一歩踏み出して提督をNTRしようと頑張る
鎮守府で一番恋に臆病な艦娘

結構長いね

>>277
すまんな
EXも合わせて全12話構成で考えてるねん
しかもアニメとリンクする形で

凄い…頑張って

>>280
全然すごくないねん
最初と最後考える

中間考える

あれ?提督女化とか子ども化とか絶対先駆者いるよね?

だったらもう脳内アニメにまかせてシリーズ化すればいいんじゃね
そのほうが自分の脳内イメージに近づけるし
っていう浅はかな考えやで

背景、親愛なる同胞Prinz Eugenさまへ
ドイツを離れかなりの月日がたちました
最初は変態な提督や個性的な仲間に翻弄され気味でしたが私は元気です
今では多少の提督の奇行にも動じなくなり慣れとはコワイものだと実感します
ただ、提督は行動こそあれですが長い付き合いのおかげでそれは全て照れ隠しだという
ことがわかってきました
同僚の木曾さんは「慣れろ」といっていますがまさにそのとおりです
提督は真の強者であり我々異能の存在である艦娘を受け入れる受け皿であることも
私は鎮守府近海へ出撃することはあれぞここにきてからの実戦はありません
そもそもこの瀬戸内海は敵である深海棲艦とは無縁の地…いえ、無縁の海
逆に言えばここが深海棲艦に制圧されることがあれば我々は完全に制海権を失うことになります
それでも鍛錬は怠ることはないのですが…
この鎮守府の艦娘の練度は他を圧倒するレベル
私も気がつけばBismarck drei(に改装されました
おそらく大本営からの練度上限にもそろそろ近づき私も隠居の仲間入りかもしれません








PS素晴らしい本を日本で見つけたので一緒に送ります
こっちの世界の来ることを心待ちにしています

我が親愛なる同胞へ byBismarck drei(

提督「大手」

初雪「…待った」

ここで初雪が待ったをかける
将棋がわかる艦娘たちが見守る中
異次元の戦いは初雪劣勢に続く

初雪(わかってた…提督はカウンター重視…)

初雪(だが…それは実は万能…)

初雪(どんな攻撃…どんな守り…それに対して確実に動く…)

初雪「なら…!」パシ

初雪(自由に動かす…そして狙うは…)

提督「…待った」

初雪(オーバーフロー…相手の千手先を読む提督だからこそ…)

初雪(無限の選択肢…それは足かせ…!)

提督「よくここまで成長した、嬉しいぞ俺は…だが」

パシッッッッッッッッッッッッッ!!

提督の一手は初雪の想像を超える上の手

提督「千手、それで足りないなら万手、億手、兆手、それが予想出来て」

提督「真の提督だ」

初雪に電撃走る

提督は万能、それはわかっていたことだ…

でもそれは初雪の想像を上回る…

だが…将棋の試合に必要なのは…

この9×9の盤面にどれだけ意識を潜らせるか…!

参考者のもそう書いていた…(参考書=ハチワンダイバー)

初雪「ダイ…ブ…!!」

提督「!」



提督「そうこなくっちゃなぁ…」

その後9手

初雪「大手…」

提督「ふぅ…詰み…か」

たばこを提督は一杯ふかす

わかばの特有の匂いが部屋を包む

皆は嫌っているが私はこの匂い…好き…

これが提督の匂い…そう思うから…

提督「99戦98勝1敗か、誇っていいぜ、俺に黒星をつけたのはお前が初めてだ」

初雪「そう…なの…?」

提督「よくやった本当に…な」

提督が頭をなでてくれる…

これも好き…負けた時もそうだけど…

そのあこがれに勝ったから…ある幸福感…

提督「よくやった、本当にな…」

提督の声が私の心に響く…私は勝ったのだと再認識する…

提督「すまん!!」と両手を合わせて拝む提督

周りがぽかんという擬音で包まれる

提督「二日間だけ提督代理してくれ!!」

え…えー…

第4部その1「初雪。はじめてのおるすばん」

提督「あのー縄解いてくれませんかねぇ…」

熊野「ダ・メ・デ・ス♪」

武蔵「それは無理だな」

木曾「さぁ選択しは2つだ、俺達にこのまま逆レイプされるか」

58「新婚旅行を計画するか」(ニッコリ

提督「お前らァァァァァァァァ!!!!!!!!!」






提督「ということだ…お前がそれまでに完成してよかった…」

初雪「私が…提督代理…?」

提督「YES!YES!YES!!!!!!」

司令室
初雪「というわけで…二日間だけですが…よろしく…」

天龍「秘書艦は俺だ!やってやるぜ!!」

ビスコ「不安しかない」

摩耶「ケッコンカッコカリ勢だけで一泊二日の旅行に行ったのかよ…」

扶桑「ふふふふふふふふふふふふふふふ」

山城「おねえさまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

雪風「雪風も一緒にいきたかったですぅ」

曙「あのクソ提督…!!」(激おこスティックファイナリアリティプンプンドリーム)

168「ゴーヤはうまくやってるのかしら?」

8「さぁ?」

龍田「提督がいないなんて幸せですわ~♪」

きゅっと提督から預かった白帽を深くかぶる
司令室に集まった艦娘たちの視線が私に集中する
それ多分に不安も含むものだ
この提督の机に提督代理として座り初めて分かる
私達艦娘は自分たちで思っている以上に依存している

初雪「まず…第2艦隊は鎮守府近海で警備任務…」

初雪「編成は…旗艦五十鈴…随伴に曙と朝潮」

五十鈴「いいわ、五十鈴におまかせよ」

初雪「第3艦隊旗艦はまるゆ…」

まるゆ「ええ、わたしですか…」

初雪「随伴艦は伊168…伊8…U-511…」

初雪「高速修復剤を中心に潜水での呉鎮守府への物資輸送…」

初雪「あと…あそこには吹雪がいるから情報交換も…よろしく」

168「ようはまるゆの護衛ね、いいわ、任せて」

初雪「第4艦隊は旗艦山城…」

山城「お、おねえさまを差し置いて旗艦だなんて!」

初雪「大丈夫…第4艦隊は鎮守内のメンバーで入れ替えで演習…」

初雪「旗艦なんてあくまで飾り…」

山城「やっぱし不幸だわ…」

初雪「で…演習メンバーは随時放送で伝える…」

初雪「残りのメンバーは…司令室で仕事…」

ビスコ「どういうことかしら?」

初雪「これがいつも提督と秘書艦で消化してる書類の量…」(ドン

摩耶「あーいつもながら尋常じゃねえ量だなぁ」

ビスコ「本当…なんでこれが昼までに終わるのかしら…」

龍田「ほんとぅ♪お仕事だけは優秀なんだからぁ♪」

初雪「それでこっちが…」

ドン
ドン
ドン

初雪「私達に隠れて提督が毎日消化してた書類…」

ビスコ「え…なんなのこれ…」

天龍「いやいや…冗談きついぞ初雪」(震え声

摩耶「そ…そうだぜ!どうせ貯めこんでたったオチだろ!そうなんだろ?」

初雪「これが本来の量…呉では提督も含めて4人で消化してるらしい…」

摩耶「あ、休養思い出した、じゃぁな」

天龍「まやぁ…」(ガシ

摩耶「はーなーせー!!」

天龍「さぁ…働こうぜ…」(暗黒微笑

二時間後
摩耶「提督カムバァァァァァァァァァァク!!」

ビスコ「じゅ…10cm分書類を消化するのにこんなに時間が!」

天龍「警備中の第二艦隊から緊急連絡、駆逐2軽巡1の深海棲艦を発見」

天龍「指令代理の指示を待つ、だそうだぜ」

初雪「まだ敵にみつかってない…?」

天龍「そうみたいだな」

初雪「おそらく編成から倒されること前提で送られた偵察部隊…」

初雪「無線でこちらの情報を送る可能性あり…」

初雪「手の内を見せないよう奇襲による速攻で…」

天龍「わかった、連絡する」

~普段の提督の書類消化風景~
凍えゆくこの世界♪白い雪が舞う♪
提督「やっぱ海色もいいけどB面のほうがぼかぁ好きだなぁ」

提督「さてっと」

ドン
ドン
ドン

提督「毎度毎度あほみたいにあるなぁ、でも曙にセクハラする予定だし」






提督「エクスプロージョンッ…」



10分後

提督「うむ、無意識のうちに全部終わったぞ」

ね、簡単でしょ

寝る前の脳内キャラクターメモ14
提督(エクスプロージョンモード)
そもそもこのSSのにおいて提督は頭おかしいチートではないといけません
予定してる途中の展開と最終回的な意味で
エクスプロージョンモード(青葉命名)はアニメやゲームの技を
見よう見まねでコピーしてしまう提督の数少ないオリジナル
脳内でプログラミングした行動を取る
もちろんフラグ管理もあり特定状況での行動変化もある
つまり提督の想像を超えた事態が起きれば物置と化す
また、発動中は痛覚やらの感覚とかもカットしたりある程度操作できる
終了条件は予想外の事態がおきてフリーズするか
あらかじめ設定した終了条件をみたすこと
武蔵戦は天龍が止めることが条件
なお、病室から逃げた時は咄嗟に逃げるためだけに発動したため
力尽きるまで逃げ続けた

PS、親方戦で本当はもう一個先の能力も出る予定だったが
長くなる上に艦これSSから脱線しかけたので省略した

寝る前の脳内キャラクターメモ15
艦これと俺タワーの世界のこのSS独自設定
俺タワーの世界は艦これの世界の『海と陸の間にあり、輪廻する魂の休息と修練の地』
ということに無理やり大決定した
親方は深海棲艦との戦闘中に攻撃に巻き込まれてその衝撃で俺タワーの世界に瀕死で飛んだ
艦これの世界ではMIA=作戦行動中行方不明ということになっている
で、何故艦これの世界にいるかというと
俺タワー知らない人向けにもわかりやすく説明すると
俺タワーには時の聖域というスマホゲーでよくある一日数回時間限定で
開放される進化素材回収ダンジョンがありその最深部である「終着点」から出てくる
繋がる場所は魔塔建築士によって違う
親方が屋島に出れる理由は不明
親方終着点到達と同時期に提督が4つの呪われた人形で魔界へいこうとしたのは関係ない
関係ないしたぶん元ネタ誰もわかんねえよな…ジェネレーションギャップを感じる
なお、与島鎮守府は瀬戸大橋の中間かつ元サービスエリアで本州、四国から資源の補給を受けれる
そのため余剰した分の資源を親方と取引している

ちなみに前回の結婚式回でちらっと出たテモットさん
これは俺のタワーの世界で魔塔建築士(オヤカタ)のみが製造を許可された人口精霊
つまり艦これでいえば妖精さんである

295について補足
終着点から元の世界に戻れる設定はこのSSの独自設定

天龍「五十鈴から入電、奇襲失敗、そのまま戦闘に突入し全機撃破」

初雪「こちらの被害は…」

天龍「損傷なし、ただし弾薬が消費が激しいらしい」

初雪「第二艦隊に帰還指示…第一艦隊は出撃準備…」

初雪「鎮守府近海の敵の捜索と撃破…」

初雪「あと五十鈴には帰還後報告を求む…」

天龍「わかったぜ」

ビスコ「早くこっち手伝ってよ!!」

夕方

龍田「やっと…終わったぁ…」バタ

摩耶「提督ぅ…早く帰ってコーイ…」バタ

ビスコ「もう紙の束見たくないわ…」チーン

五十鈴「以上が報告よ」

天龍「やはり違和感があるな」

五十鈴「やっぱし?奇襲したのにまるで最初から気づいていたとしか思えないわ」

初雪「やっぱし…提督が思ってたとおり…」

天龍「第一艦隊から定時入電、目視に加え葛城、大鳳、飛鷹による全方位広域航空索敵を実行」

天龍「敵影確認できず」

初雪「第一艦隊に帰還指示…帰還次第本日の作戦行動を終了とす…」

"

摩耶「とりあえず風呂だ風呂、先行くぞ」ダバダバ

天龍「待てよ、置いてくんじゃねえよ!」ダバダバ

ビスコ「私達も行こうかしら」

龍田「そうねぇ~♪ずっと書類と睨めっこでつかれちゃったわぁ♪」

初雪「初雪も…後で行く…先に行ってて…」

ビスコ「じゃぁお風呂で会いましょう」ダバダバ

龍田「お先に失礼しまぁ~す♪」ダバダバ

バタン

初雪「ふぅ…」

提督の椅子に深く寄りかかるように座った
予想外の滅多にない戦闘はあったが
今日一日艦隊に被害なく乗り切ることができた
そう思うと緊張の糸がほつれどっと疲れる
提督はいつもこんな感じなんだろうか
艦娘、いや、人の命を預かるというのはこうも辛いのか

椅子には提督の匂いが染み付いている
この大好きな匂いが私を癒やす

疲れが消え冷静になった頭で仕事中考えていたことを整理する
昼の戦闘、五十鈴からの報告も合わせて検証
状況を脳内で再現しシミュレーション
やはりおかしい
同じ駆逐2巡洋艦1
ただし相手はフラグシップでもエリートでもない
そしてこちらは練度も高く報告からミスは見当たらない
この奇襲は見つかるどころか『失敗するはずがない』
ならなぜ失敗した、どうして敵のこちらの存在と行動がバレた?
ありえない、でもそれしか考えられない
『無線が傍受されている上通信暗号まで解析されている』

初雪「まあ…いいか…明日から本気出す…」

この問題は私一人で判断するには大きすぎる
提督と情報を整理し意見を擦り合わせたうえで報告する必要はある
また明日頑張ろう

ふと見ると窓際に提督の白い軍服がかけられている
あっちの方がいい匂いがするかも
服を抱きしめて顔を埋める
ああ、これいい…
提督に抱きしめられてるような気がす…

深雪巻雲 |∀・)ニヤニヤ

初雪「こ…こらぁー…」
それは小さく声にならない叫びだった

第四部その1 艦

提督「遅い…遅すぎる…」

レンタカーのハイエースの運転席で待つ俺
すでに集合時間から一時間立った

だが誰一人来ていない
おいおい、お前らから(結構むりやり)誘った旅行だろ…

龍驤「すまん、またせてもうたなぁ」
とやっと一人目
いつもどおりの服装だ
おしゃれのおの字もないがそこがいい
だが荷物はたっぷりだ
おそらく何が起きてもいいように色々入ってるんだろう
さすが俺の正妻と感心する
後ろに荷物を積むと助手席にいの一番に座るあたりよくわかってる

熊野「お待たせしましたわ」
熊野もいつも通りだがこっちは普段からおしゃれなので龍驤とは対照的だ
しいていうならブランド物のバッグがいつもと違う

武蔵「すまん、服選びに時間がかかってしまった」
武蔵の私服、初めて見るがこれはやべえ
タンクトップに尋常じゃねえローライズ
上着は羽織ってるが胸が服にピッタリと張り付いて形がくっきり
これはえろい
龍驤「遅いで」
熊野「そうですわ、時間厳守でしてよ」
お前らが言うな
木曾「お、揃ってるな」
確か木曾は以前一緒にでかけた時はミリタリー色の強いボーイッシュな格好だったな
木曾「ど…どうだ?似合ってるかな?」

提督「…大丈夫か?SAN値がピンチでうーにゃーしてるならやすむか」

木曾「…やっぱお前は馬鹿だ」

どう見ても天龍の来てる服です、本当にありがとうございます

あ、三人とも取り合いせずに大人しく後部座席に座るんですね
当然といえば当然だし意外といえば意外
隼鷹「ごめーん、お待たせー」

髪型服装ともにウェディングドレス買いに行った時と同じ
白いワンピースに麦わら帽子
いつもの跳ねた癖っ毛はちゃんと整えられ薄いけどしっかりと化粧もしている
なんやかんやで一番この中で女子力が高い
一番後ろの後部座席に座るあたりわかってるね

「早く行きなさいよ」
「で…でも恥ずかしいよ」
「いいから!あなたは他のメンバーより後手に回ってるんだからここで巻き返すの!」
「本当にこれでいいの?」
「いいから行きなさい!」ドン
「うわぁ!」

最後の嫁が来たようだ…って

58「提督…そんなジロジロみないで…」

ゴスロリ…だと…!

俺は168にサムズアップしてアイコンタクトする

よくやった

それほどでもないわ

なお、書いてる自分でもどうなってるのか想像できない模様
参考資料の画像とかないかな(ちら


58「うううう…」(赤面

168(ファイトよゴーヤ)

提督「すごいかわいいよ、超かわいいよ、おっぱいに飛び込んでいいかな?」

58「え、あ、ええ…はい///」

提督「それじゃ遠慮な(」

龍驤「ごほんごほん!」

提督「ほら早く乗れよ、旅行行くぞ!」

58「う、うん///」

司令室の窓から初雪がこちらに敬礼している

俺は敬礼し返してから嫁ーずの方を見る

提督「それじゃぁ、行くか」

嫁ーず「おー!」

第四部その2「提督、孤独じゃないグルメ」
岡山倉敷美観地区のトンカツ編

与島鎮守府は元々と瀬戸大橋中心部のパーキングエリアである
故に瀬戸大橋に車道が繋がっておりそのまま本州四国の高速道路に乗ることができる
ちなみに目的地は湯原温泉である

提督「それにしても腹が減った」
それはそうだ
予定では一時間前には出発してパーキングエリアなりうまい店でも探して入ってるとこだ



時間や社会に囚われず、幸福に空腹を満たすとき、つかの間、彼は自分勝手になり、自由になる
誰にも邪魔されず、気を遣わずものを食べるという孤高の行為
この行為こそが、現代人に平等に与えられた最高の癒し、と言えるのである

提督「よし決めた降りる」

龍驤「降りるいうてもまだ倉敷やないか」

提督「いいからいいからーテリーを信じてぇー」

龍驤「テリーって誰やねん」

20分後

隼鷹「おお、いいじゃんこの雰囲気」

武蔵「観光にはもってこいだな」

提督「というわけで岡山屈指の観光地である美観地区へ来たのだった」

58「私、ちょっと浮いてる(ゴスロリ的な意味で)」

提督「こっちだ」

龍驤「そっちは裏道やないか」

提督「いいからいいから」

美観地区の横道にある商店街
そこの一角にひとつのお店がある
お食事処『かっぱ』である
時間はすでに13時、昼のラッシュは収まっている
提督「今日並んでないな、よかった」

龍驤「いつもは並んどるんか?」

提督「30分待ちザラ」

提督「名代トンカツとご飯大7つで」

隼鷹「へぇ、とんかつとごはん別々で注文なのか」

木曾「そういえば提督が絶賛してた店だな」

10分後
並ぶとんかつとごはん
いい匂いだ、つばが出てきた
おっと、分厚いとんかつが俺の胃を刺激して騒いでいる
だがそうじゃない
まずはサラダだ
(おそらく)自家製ドレッシングのかかった付け合せの大盛りのキャベツにポテトサラダ
そう前菜は重要だ
トリコでも言っていた気がする
これがまたうまい
この店特有の味だ
シャキ、サク
やはりうまい

さて…メインのとんかつだ
これがうまい
高級料理店…とは言わないが1000円ちょいの食事ならこの店は最高峰だ
さて…まずは一切れだ
その辺のファミレスのとんかつなんか鼻で笑うレベルのボリューム
分厚さ、大きさ、かかってるソース、カウンターから見える調理風景
すべてが食欲を誘う
さぁ食うぞ、食っちまうぞ
パク
おお、いつも通りだ
外は程よくカリッとした食感
中も程よく柔らかい肉
噛むたびににじみ出る大容量の肉汁が俺を黄金郷に連れて行く
アトランティスはここにあったのだ

隼鷹「おお、これうまいぞ」

龍驤「ほんとや、よ~こんな店知っとったなぁ」

提督「一生ひとつの食事しかできないならこの店のとんかつを指名する」

提督「そのぐらい大好きだ」

武蔵「いい店を知った、非番の日に遠出してくる価値はある、大和も誘ってみるか」

58「提督…」

提督「ん?」

58「あーん///」肉一切れ

提督「あーん」パク

その時他の嫁ーずに電撃走る

熊野「はいあーん」

提督「あーん」パク

龍驤「次はうちやで」

武蔵「いいや、私だ」

木曾「いいや、俺のだ」

隼鷹(なんで皆人前でそういうことできるんだろ)







ちなみにこのお店実在します
がちでおすすめな人気店なのでぜひ岡山に来た時はご賞味ください

飯食ったら美観地区よっていった
すごく楽しかった(コナミ感)
提督が駅向かいのジャンプショップにいって龍驤に怒られた

さらに三時間後
提督「やっとついたぁ…」

龍驤「おつかれさんやね、綾鷹飲むかぁ?」

提督「口移しで」

龍驤「ちょい歯ぁ食いしばりぃや」

湯原温泉★到着

58「わ~綺麗」

武蔵「いつも海ばかりだからな、木々に囲まれた山も悪くない」

木曾「提督!射的だ!射的場があるぞ!」

提督「ばか!こっち見ろ!ギャラクシアンだ!ギャラクシアンがあるぞ!」

湯原温泉名物混浴無料温泉
川沿いにある簡易脱衣所だけが存在するその温泉は無料である
だが、普段はジジババ、よくてヤクザが女連れていることのみる程度
だが今日はここに大天使一人に天使が5人いる

提督「そろそろでてくるかぁ?」

龍驤「またせたなぁ、まぁこういうのもたまにはありやろ」(タオル巻き

提督「ああ、俺もう死んでもいいや」

龍驤「な…なにじろじろみとんや!!」

提督「あまりにも大天使すぎてな」

龍驤「ほめてもなんもでーへんよ」(テレテレ

提督「それにしても全くないな、サラシでもマイて、ああ、ないのか」

龍驤「よかったなぁここが温泉で、気持よくしねるよ?」

提督「死ぬなら龍驤の胸の中がええな」

龍驤「な、なにいうとんねん!!」(テレテレ

提督(ちょろい)

ムサシ!ソレハダメダ!
シュウチシンハナインデスノ!
ダイタンデチ!

武蔵「なにをさわいでいるのか…」(隠さず全裸

提督「すごく…大きいです…」

熊野「こうなったら私もォォォォ!」(全裸

木曾「羞恥心がなんのもだんぁぁぁぁぁ!!」(全裸

提督「お前らァァァァァァァァァァァァァ!!」

ワワワワワワワワワタシモ!
オチツキナー、アレニアワセルヒツヨウナイヨ
ア、アウ

隼鷹「全く、はしゃいじゃってさー」(ビキニ

58「そうだよ!少しは恥じらいをもって!」(スク水

提督「58はいつも通りなのに混浴温泉だと色気が半端ないな」ナデナデ

58「え、うん…ゴーヤうれしい…」

嫁ーず(そっちが正解だったか!!!)

部屋割りタイム
提督「というわけで一人人へやとっておいた」

嫁ーず「えー…」

提督「安心しろ、夜這いとかしないから」

龍驤「そりゃー当たり前やけど…」

隼鷹「一応…これ新婚旅行だぜ…」

提督「はいはい、そういうのはおれのはーとを射止めてから考えてね」

適当に第四部その2 艦

龍驤「全く…あのバカは…」

夜這いとかそういうのを期待してるわけじゃない
うそ。本当は期待していた
でも、その、なんかサプライズみたいなのは欲しかった
長い付き合いなのにあの人は自分を明かさない
いつも腹の中でなにかを抱えている
それを吐き出してくないかとこの旅で期待していた

龍驤「もう…0時かいな」

少しは期待していた
でもこの時間になってもあの人がこないならもう寝よう
まだ私達には早いんだ
これから一年二年、長い年月があの人の何か縛り付けているものを開放してくれる
いや、開放してあげたい

トントン

龍驤「だれやー?」

多くの宿泊客が寝静まったこの時間
静寂をノック音が引き裂く

提督「俺だ」

ななななななななななななななななな
あせるんやない!
平常心や!
提督がいつもいっとるやろ!
素数は孤独な数字!1,2、3,4ってこれ整数や!!
こんな時間に来るってことはまままままままままま

提督「ダメか…」

いつもよりも自信なさげな声
謎の不安を掻き立てられる

龍驤「ちょ、ちょいまちいや!!」

急いで崩していた浴衣を直し鏡をみて身だしなみチェック
問題ない
とりあえず平常心や

龍驤「なんや、こんな夜更けに」

提督「すまん…」

扉を開けるとすぐに抱きしめられた
強く、強く…

第四部その3「龍驤、提督に抱かれる」

龍驤「いったいどうしたんや…」

提督「すまん…少しこのままでいさせてくれ…」

泣いている
あの提督が泣いている
少し驚いたが冷静になり少し頭を撫でる
男が泣くなんてよっぽどのことだ
こういうときのために…私はいる

龍驤「ええんやで…」

提督が落ち着くまでこのままでいよう
泣いているわけは詮索しないでおこう

それで…それでええんや…

第四部その3 艦

次回予告

君達に最新情報を公開しよう
ついに明かされる提督の過去
あの艦娘なんだ?
うろたえる暇もなく、新たなる敵が町の平和を踏みにじる
戦闘不能に陥る人類に、勝利の雪風はほほ笑むのか?
艦これSS第五部 NEXT『その少女は疾風<はやて>のごとく』
次回もこのスレで、ファイナルフュージョン(性的な意味で)承認!

これが勝利の鍵だ
『12式魚雷』

提督「すまんな…落ち着いた」

どこがや…憔悴しきっとるやないか…
こんな提督みんの女体化したとき以来…いやそれ以上や…
見ていられんかった
だからうちは

龍驤「きみぃ」

抱きしめた
さっきとは逆にうちが強く、強く抱きしめたる

提督「なぁ龍驤」

といかける君はなにもいわんとうちの唇を奪った

龍驤「いきなりなにすんねん」
と言いながら優しく引き離す

そうやないねん、ようや…ないねん…

提督「ちょっと昔話に付き合ってくれよ…」

三年前

※注意
この話にはオリジナル艦娘
筆者のオリジナル設定
筆者の妄想が色々と含まれています
あといろいろとこのあとの話に引きずってきます
まぁ、いいか


第五部『その少女は疾風<はやて>のごとく』

ワタシハダレダ

ガラスを通してうつる白衣の男たち

ワタシハナンダ

私が動く姿を見て彼らは戸惑う

ワタシハココニイルノカ

最初に終わった生命がまた吹き返した

ココハドコダ

何もないただの空間

ああ、そうか

私がガラスの外から見てるんじゃない

私がガラスの中なんだ

『ワタシハココニイルノカ』

『ワタシハマタツクラレタノカ』

私ガ連レテ行イカレタノハ『与島』

瀬戸大橋ノ中間ニ位置スル島ダソウダ

『実験』『実験』『実験』『実験』『実験』『実験』『実験』『実験』
モウ飽キタ

科学者トイウノハ何故意味ノナイコトヲ続ケル

ソレホド私ガコワイノカ

ココモドウセ同ジ

知ッテイル、モルモット部隊

新兵器ノ実験、調査、実戦投入、ナンデモ請ケ負ウタダノ『モルモット』

私ト一緒

憲兵「ついたぞ、E-01」

E-01「ソウカ」

手錠は付けられ足には足かせをはめ

挙句の果てに艤装をも強引に引き離された

今の私はただのモルモット

実験動物のようにされ実験動物のように用が済めば捨てられる

?「おいおい、レディーになにをしているんだ一介の憲兵ごときが」

入口から現れた男はこれ以上ないほど白衣を着こなしていた

憲兵「し…!しつれいしました博士<ハカセ>殿!」

さっきまで横暴だった憲兵がまるで蛇に睨まれたカエルのように敬礼

そういえば蛇とは何だ?カエルとは何だ?

博士「博士<ひろし>だ、次行ったらお前はかっぱ寿司行きな」

憲兵「失礼しました!!」

一体ナンナンダこの男

E-01「アナタがここに責任者カ?」

博士「違う、俺は開発主任だ、あのフェミニスト(ロリコン)と一緒にするな」

E-01「フェミニスト…マタ新しい言語」

博士「ああ、提督のことか、それならあそこだ」

博士が倉庫を指さす
同時に倉庫が吹き飛んだ

提督「親方ぁ、とっとと死んでもいいんじゃねえか?」

親方「ああ?そんな「なまっちょろい小細工で死ぬと思ってんのか?」



提督「キルミーベイベー(殺す、絶対殺す)」

親方「往生せいや!!」

二人ノ会話から白帽をかぶっているの最高責任者の提督

モウ片方は親方ト認識した

二人の間に火花ヲ確認
可視不可ナ速度デ戦闘シテイル

提督「おいィ、もうスピード落ちてんぞ!さっさとくたばっちまえよ!」

親方「お前こそ攻撃精度下がってんぞ!もう一撃くらって落ちろや!!」

提督「あっ!」後ろ指差し

親方「ん?」(後ろ振り向き

提督「もらったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」(顔面に正拳突きクリーンヒット

親方「チキショーーーー!!」

親方が叫び声をアゲテ後ロに吹き飛ブ

今ノハ見えた

力ハないが全体重ヲ乗せての正拳突き

親方「てめえ…絶対に許さん絶対だ!」

これも驚クべきタフネスだ

提督「あっ!」(後ろ指差し

親方「ん?」(後ろ振り向き

提督「ファーストブリットォォォォォォ!!」(一回転してからの全力殴り

親方「お!のぉぉぉぉぉれ!!!!!ぐぎゃ」(後ろの建物にめり込み


E-01「コレハ何ノ演習だ」

博士「五右衛門と信奈どっちがかわいいかで言い争ってる、くだらん」



博士「半兵衛一択だろ常識的に考えて」

E-01「意味ガワカラナイ」

提督室(責任者室の上からシールで直貼り)

提督「こいつが例のあの深海おばけに対抗できる新兵器ってやつか」

博士「大本営から正式に『兵器』としての評価依頼が来ている」

提督「兵器…ね、随分とかわいい兵器があったもんだ」

どうみてもただの10歳ぐらいの女の娘じゃないか

E-01「E-01、本日ヒトフタマルマルヨリ兵装技術試験小隊に参加シマス」

親方「E-01?そんな名前だったか?」

提督「科学者共のつけたコードネームだ、そんなの忘れろ」

提督「ここではちゃんと名前で名乗りな」


提督「神風型駆逐艦7番艦疾風<シップウ>」

疾風「ハヤテです」

海上演習場
提督「とりあえず実力を見せてもうかな」

アア、ココデモ変わらない
研究施設と同じことを繰り返すだけだ

疾風「ワカッタ」

ターゲットは6ツ

深海棲艦に見立てた標的が簡単に浮いているだけ

コレナラ簡単だ

疾風「駆逐艦、疾風…出撃…」

親方「1つ2つ、ふむ」



親方「遅いな」

博士「だが水上であの小回りのよさと火力、速度も問題無いと思うが…」

提督「お前はいつも論理的だな、そんなんだから彼女できねえんだよ」

親方「頭いいからって調子のんな」

博士「お前らが言うな」

提督「3つ、4つ、確かに練度さえ上げれば上が頭抱えてる深海棲艦に」

提督「十分対抗できる戦力だな」

提督「制海権を完全に消失する前に量産と練度向上の話だがな」

『演習終了!帰って来ーい!』

無駄に大音量のスピーカー

提督室ではサッキの三人がおもいもいにくつろいでいる

疾風「帰投シマシタ」

提督「お、帰ってきたか」

疾風「ドウデシタカ、私ノ実力ハ」

ワカッテイル、かえってくる答えは「想像以上」

研究施設でもそうダッタ

ワタシハ所詮モルモット

与えられた命令ニ答えるだけの

提督「最終評価はまだまだ数カ月先だが」



提督「正直期待はずれかな」

疾風「エ?」

期待ハズレ?今この男はそう言ったノカ?

提督「火力、速度、反応、どれをとっても高水準」

疾風「ナラ何故期待ハズレ?」

ワカラナイ
この男が言っていることがわかない

博士「僕には十分な戦果が期待できると思うが?多少抵抗できる程度には」

親方「まぁ所詮研究者と実戦部隊では実力の差があるということだよ」

疾風「ソコマデイウノナラ」

疾風「アナタは私以上ノ実力ガアルト?」

アルハズガナイ
タカガ人間にプロトタイプとはイエ艦娘の私以上ノ実力なド

提督「え?あるよ」

疾風「ナラ見させてくれ」

ハッタリだ
ハッタリに決まっている

陸上演習場

提督「地上だが演習内容は同じだ、それでいいか」

疾風「アナタはただの人、海上デノ戦闘は不可能」

提督「博士、疾風のタイムは?」

博士「出撃からターゲット全撃破して帰投まで2分だ」

提督「なら俺は一分だな」

疾風「アナタハ馬鹿か?」

最終ターゲットとスタート位置は軽く見積もっても1kmハ離レテイル
ソレゾレターゲットモ左右にバラケ実際ノ距離ハサラに遠い
提督「じゃぁ、親方、開始の合図頼む」



提督「キルミーベイベー」

親方「よく見とけ疾風<はやて>、これから見るのが」

親方「本当の速さってやつだ」

さぁて、始めるか
開始の合図をつげるランプが付く
同時に隠されていたターゲットが顔を出す
目視、確認、100m先の左右の岩陰に一つずつ
500m先に左に一つ
1000m先の左右に一つずつ
直進2000m先の岩と岩の間に一つ
相変わらずいやらしい配置してやがる
両手に持ったグロッグを力強く握る

「まずは2つ」

クラウチングスタートした同時と同時に発砲
そしてワンテンポ置いて左右で鳴る破壊音
2機撃破
同時に残った全てのターゲットが左右に動き出す
おいおい、疾風<しっぷう>の時はこんなのなかったぞ?
親方の仕業だな
今頃外せ!外せ!とたわし!たわし!のリズムで騒いでいるとこだろう
だが、問題はない
動き出しただけだ

左側にある次のターゲットはこのまま直進した場合横切るときにギリギリ射程に入る距離
ならターゲットの動作周期、風向き風速、あとは撃つ時のタイミングさえ計算して合わせれば…
このまま最後のターゲットに最短距離で走りながら当てれる
一瞬だけターゲットを確認
左腕をピンとターゲットに向け見向きもせずに発砲
破壊音確認
3つ

疾風「ナンダ、コレハ」

同じ要領で今度は両手を左右に伸ばし4つ目5つ目を破壊
この時点で二分
だがそれは当然だ
まぁ有言実行とは無理だよね
遠すぎるわ
なら…まぁ…
これでラスト
最後のターゲットは1000m先
完全に…それどころか有効射程の20倍か

問題ない

マガジン排出…次弾装填
博士の開発した普通の銃で超長距離射撃が可能な三段切り離し型弾丸
ブレと風速風向き全てを考慮して…狙撃…演算終了…!
左手の銃を捨て右腕を掴むことで固定…
提督「行けえ!!」
掛け声とともに放たれた弾丸は3発
誤差を考慮しての三点バースト
これで1つは絶対当たる
確認をセずに即座に反転してスタート位置へ一目散
何も考えなくていいなら…全力で『何も考える必要はない!』

疾風「ナンダ…アレハ…」
今眼ノ前ニ起こっている事実ニ理解が追いつかない

親方「いつ見てもありゃぁバケモノだ」

博士「お前も別方向で十分バケモノだがな」

疾風「アレガ、真ノ速サ」

親方「そうだ、ただ早く動くなら誰にだって鍛えればできる」

博士「嘘つけ」

親方「だが、2倍早く動ける人間が二倍強くなれるか?」

親方「そんなわけない、二倍早く動くってことは…」

親方「行動を制御したり思考する時間が半分になるってことだ」

疾風「ソレデハ通常動きが単調ニナリ逆ニ『弱く』なる」

親方「つまりそういうことだ」


提督「もうゴールしてもいいよね…(Air感」

提督「で、タイムは?」

博士「わかってるんだろう体内時計で、3分だ」

ちなみに適当に考えたからあとで調べたが1000m走の世界記録は
2分11秒96である

寝る前の脳内キャラクターメモ16
神風型駆逐艦7番艦疾風その1史実&脳内性能編

アニメで如月が轟沈したことで話題になったが太平洋戦争において
艦娘で最初に沈んだからである
史実では如月と同じウェーク島攻略戦において如月よりも先に
この疾風が沈んでおり太平洋戦争における最初の戦没艦である
(ちなみに戦闘以外を含めると深雪はすでに電との衝突で沈んでいる)
(また日本の船同士で衝突して唯一沈んだ駆逐艦でもある、深雪マジ不憫)

脳内スペック
神風型駆逐艦7番艦疾風 Lv12
12cm単装砲×2 
耐久16
装甲20
(プロトタイプとして強化装甲されている)
回避40
速力高速
射程短
火力7
雷装20
対空10
対潜15
索敵2
運0

寝れないからついでの脳内メモ17
SS書いてる時の脳内スパロボ風提督ステータス編
提督戦闘BGM「BURNING RED」脳内ED『Regret nothing ~Tighten Up~』
Lv99
性格・超強気
地形適応ALL S
精神コマンド・撹乱、魂、脱力、直撃、覚醒、夢
SP422
格闘200射撃400技量400防御10回避350命中400
エースボーナス・クリティカル時のダメージ400%
技能・精密攻撃、異能生存体、アタッカー、ガンファイトLv9、気力限界突破、勇者Lv9

格闘        格闘属性P 1000 CRT+20
アルカタ      射撃格闘P 2000 CRT+10 弾数10
連続攻撃      格闘射撃P 3500 CRT+100弾数5
ACpファイズ(ALL) 格闘射撃P 5000 CRT+80 弾数2
切り札       格闘    7000 CRT+50
奥の手       射撃P   9999 CRT+200弾数1

疾風「認メザルヲエナイ、アナタノホウガ戦闘技術ハ上だ」

提督「俺のことは提督と呼べ、さて、お前は何が望みだ」

何が望み?

そんなこと聞かれたことはない

そうだな…私が今望んでいるのは

疾風「自由が…ほしい…モルモットではない、自分が」

何を言ってるんだワタシハ
ワタシハ兵器
ワタシハモルモット
ワタシは…

提督「よく言えました」

提督が差し出した手で私の頭を撫でる

これは…嫌いじゃない…

提督「よっしゃ、俺らに任せろ」

親方「全く、また面白い事がありそうだな」

博士「付きあおう、非合理こそ最短距離だ」

博士も何やら変態的な能力持ってるのか?

>>351
博士は身体能力ではなく頭の中と技術力が変態です

親方「鎮守府…ねえ」
広げられた新聞の一面には
『打倒深海棲艦!各地で鎮守府着工開始!』
とデカデカと書かれている
親方「極秘極秘とうるさかったわりにゃあ開示からあっという間だな

博士「ただのプロパガンダだ、深海棲艦の登場以来自衛隊は評価がナイアガラだからな」

親方「だが艦娘用の入渠施設と工厰施設がやっとウチで導入なのに早すぎんだろ」

博士「どこまで進んでいるかわからんが他の研究施設のが艦娘自体の研究は進んでいるんだろう」

博士「技術さえ確立してしまえばあとはどうとでもなる」

親方「で、うちのロリコンと紅一点ちゃんは?」

博士「いつものとこだ」
と窓から外を見る
そこには完全武装した提督が波打ち際で黄昏れていた



ラジカセ片手に

タタタタ
足音が出ないようにしているようだが残念ながら俺の地獄耳には
位置から動きまでまるわかりだ
獲物は…ふむ木刀か、いいチョイスするじゃないか
いや…この音…AK47を背負ってるな
なるほど、昨日は遠距離武器があれば多少は戦局を有利にもってけれたからな
たまにはこっちから行くか
(イグニション)と心のなかで唱える
気合を入れ気持ちを入れ替えるときの合言葉
ガルムレイド大好きです、だがガルムレイド・ブレイズ
お前はダメだ
(アサルトコンバットパターン…ファイズ!)
距離約30m、積まれている資材の裏…!
(まずは39型クラッカーで牽制)
2つのクラッカーを『爆風の当たらない』位置に投げる
「うわぁぁぁぁ」っと声を上げて標的が奥に動く
そういう風に誘導した
そして円の動きで標的を固定しつつ『当たらない』ようにヴォルペ・メガロ
で集中砲火
位置を固定したところでリヒトメッサーを構え突撃
速攻で相手の首に寸止めでリヒトメッサーの刃を突きつける

「ま…まいりましたぁ…」っと標的はへなへなとその場に倒れる
というかこれは腰が抜けた感じだな
やり過ぎたか
提督「まぁ次は頑張れや、俺に勝てる方法考えてな、疾風<しっぷう>改」

疾風「僕はの名前は疾風<はやて>だっていってるだろ、この馬鹿提督!」

提督「はいはい、それじゃ日課するぞ」

ラジオのスイッチをおして流れる音

<ラジオ体操第一ぃ!

提督「いち!に!さんし!」

疾風「にいに!さんし!」




親方「相変わらず仲のいいこった」

博士「提督の中二病が伝染ったのはもったいないが、改になったのはうちの研究所だけだ」

博士「親方、君は知ってるか?ストライクウィッチーズというものを」

親方「知ってる、でもお前の場合はメカ娘とか武装娘目当てだろ」

親方「高校時代から知ってる」

博士「非常に興味深い」

親方(あ、これは一週間研究コースだ)

寝る前の脳内キャラクターメモ18
提督(というか筆者の分身だかた筆者の)の好きなアニメゲームのロボット
アルトアイゼン、グルンガスト参式、ダイガード
ダン・オブ・サーズデイ、パトレイバー、ブルースドッグ
光武F2大神機、ムジン747J、ダグラム、エルガイム
ナイトガンダム、ジアース、継衛、ハイペリオン
GP03D、ブルーデスティニー一号機、Dガンダム
ライガーゼロパンツァー、ストライクガンダム、インパルスガンダム、ターンA

疾風「準備うんどーおーわっりと!!」

提督「よっしゃ、地上演習場いくか」

疾風「今日は絶対勝つぞぉぉォォォォ!」

提督「もう一敗してるけどな」

疾風「いうなぁぁぁぁ!!僕だってやればできるんだよ!」ポカポカ

提督「駄々っ子パンチやめてそれ痛い」


親方「ここに来て艤装を装着してないのに技量だけは上がってくな」

博士「それはそれで合理的だ」

親方「でも来週はえっと、どっかの研究所の艦娘との演習じゃねえのか」

博士「ああ、あの上にごまするのだけが取り柄の無能か」

親方「バッサリ言ったな」

博士「僕達に艦娘の改造ぬかれたことが随分とご立腹みたいだ」

博士「演習条件にこちらの砲撃と雷撃を禁止する指示が出てるしな」

親方「白星上げて評価あげようって狡い魂胆だな」

博士「まぁ、無為に終わるんだけどね」

親方「そうだな」

地上演習場

演習とはいえ実戦同様実弾を使う
防具には博士謹製の強化素材を用いたものを着用
これにより服に銃弾が当たっても致命傷にはナラない
ただし、衝撃はあるためダメージは受ける
そして頭部には一切の防具を付けない
提督は当然ながら艤装を装着していない疾風にとっても頭部への着弾は死
これにより実戦に近い感覚で戦うことが出来る

提督「まずはおさらいからだ」

疾風「よしきた!」

提督「A、C、D」

疾風「ACDおーけぇ!」

互いに手を伸ばせば触れれる距離、この間隔を保ったまま
まずはヘッドショットを狙い右手の銃を頭に向ける
それを疾風が左手で払い逆に左手で頭部を狙う
それを払い細書の状態へ
このパターンがA
そして次はB、Dと別の角度や方法で攻めそれを防ぐ
この攻防を繰り返すことで咄嗟の際の動きを体に叩きこむ
反射、これ重要

あ、書き忘れてました初対面から一ヶ月立ってます

それにしてもシップウの成長はブリリアント
この短期間で恐るべき成長速度である
最初はまた産廃の開発兵器を押し付けてきやがったと思った
だってあれだぜ?過去の軍艦の魂と性能を宿し対深海棲艦用の少女を開発したぞ!
ってい評価依頼が来て『大本営…ついに頭が…』って思うのが常識だろ
どうせ産廃押し付けてきたんだろ、まぁ俺らが試験改良して実践レベルにしてドヤ顔するんだけど
だが実際シップウが来てその性能は異次元、先が見えない
第二次世界大戦の基準とはいえ軍艦レベルの攻撃力
水上でのローラースケートにエンジンでも付けたような速度と小回り
そして艤装装着時の強力な力と強固な装甲
この艦娘が歴史を変える
だが同時に兵器としてはともかく兵士としては未熟…
とくに感情は会った時にはまるで機械のようで存在しないしなかった
これから俺は疾風の成長を見守り育て一人前にする
そう心に決めた みつを
そのためにはまずは目先の問題
別研究所との演習に勝利すること、それだけだ

トリップつけてみるテスト

一週間後
別研究所海戦演習場
雑魚蛇「いやぁ、厳しい条件での演習を受けてもらえてありがたいですなぁ」
この研究所で艦娘を預かり研究している雑魚蛇研究員は言葉とは裏腹にニヤニヤとこちらを見下している
そちゃそうだ、大本営からの演習要請とこの条件はほぼ強制的
おそらくこのコネだけで生きているような雑魚蛇が上に裏から掛け合ったのだろう
そりゃそうだ、ここに配属された艦娘は神風型駆逐艦一番艦『神風』
終戦まで生き残った立派な船の魂を引き継ぎ最初に配属された艦娘だ
それがうちのシップウに練度で抜かれて顔に泥を塗りつけられたような気分なんだろう
はぁ、逆恨みとはみっともねえ

雑魚蛇「それでは演習を始めましょうか」

開始の合図が鳴り響く

親方「提督、ハヤテは大丈夫なのか?艤装での訓練なし、砲撃雷撃禁止」

親方「ちょっと厳しすぎないか?」

博士「弱気だな、親方?少し過保護ではないか?」

親方「そうかもな、少し情が移ってるのは否定せん」

博士「それは僕もだよ、で、提督、実際のところどうなんだい?」

提督「俺からのアドバイスはひとつだけしておいた」

提督「いつもどおりいけってな」

合図が鳴り響く

疾風「よぉし…!」
っと一回深呼吸、妙に心が落ち着いてる
(イグニション…!)
心のなかでスイッチを入れる、提督との合言葉
遠くでこちらを見つめる…姉妹艦の神風
まるで一ヶ月前の僕を見ているみたい
ただのモルモット、ただそこにいてただ命令だけに従うマリオネット
何も感じない、何も考えない、ただ与えられた命令に従うだけの何か

疾風「いっくぞぉぉぉぉ!!」

機関全開!全速力!

僕は砲撃も雷撃もできない!
だから開いた場所には博士の作ってくれた機関を全積み!
狙うのは…親方仕込みの接近戦!
そして!提督が叩き込んだ戦闘技術が僕を信じる!

神風の12cm単装砲が僕を狙う
だがその動きは単調すぎる、あくびが出る程度に
提督はこっちがわからない動きをしながら正確にこっちを狙い打つ
それに比べればあっちの動きは何だ?
こっちが近づいてくるのに合わせて直線的に後退して狙ってくるだけ
単調すぎる、その上狙いも甘い、夾叉しているけど次弾が遅い!
何も考えないモルモットはただこちらに当てることしか考えてない
だからこのまま全速力でまっすぐに!
僕は突っ込むだけだ!

直撃弾、でも遅い!提督のアルカタのほうが断然早い!
目の前まで来た直撃弾左手で叩き落とす
次弾も手で払いダメージすら負わない

雑魚蛇「な、なんですかこれは!?」

提督「騒ぐなよ研究者、これが実戦チームと研究チームの差だよ」

雑魚蛇「だが攻撃は禁止している!いつはこっちが…」

親方「なにいってんだ三下?」

雑魚蛇「さ、三下ぁ!!お前らのような寄せ集めが何を!」

博士「寄せ集め?僕たちは最高のチームだよ?それに禁止されているのは…」

博士「砲撃と雷撃だけだ、何故艦娘が人の形なのか、人の形なら何が出来るのか」

博士「ただの小回りの効く軍艦としか見ていない君は、想像力が足りない」

相手は焦ってすらいない
いや、焦るという感情を知らないんだ
もう手を伸ばせば届く距離
それでも尚回避行動はおろかただこちらに狙いを定めて単装砲を向ける

疾風「でりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

その腕を叩き上げて砲撃を逸らす
提督を相手にするよりも簡単なことだ
態勢を崩した相手に突撃
そして…これが親方仕込みの!
疾風「CQCだぁぁぁぁ!!」

相手の態勢を完全に崩して水面に体を叩きつける
その上で寝技で身動きを封じる
これで僕が離さない限り反撃もできなけりゃ動きすら取れない!

提督「勝負ありだな」

雑魚蛇「馬鹿な!イカサマだ!砲撃も雷撃もなしに勝つなんて!」

提督「お前には想像力が足りない、ただのコネとごますりだけで戦場じゃ勝てん」

雑魚蛇「このクズドモが!!絶対後悔させてやるからな!」

雑魚蛇はこの期に及んでまだ俺達を馬鹿にしている
大方直行で大本営に報告するつもりだろう
イカサマしているってな

提督「博士、社長の方から連絡は?」

博士「すでに憲兵が待ち構えて捕まっているんじゃないか?」

博士「全く馬鹿なやつだ、分相応に生きればいいものを」

親方「お前らまたやったのか」

提督「ああ、社長に協力してもらってあの無能のスキャンダルやら」

提督「色々と掴ませて憲兵に横流ししといた、どうせこうなるのは予想済みだ」

親方「相変わらずえげつねえなぁ」

提督「最高の褒め言葉だな」

想像通り雑魚蛇はこちらに不利な情報を流そうとして出て行ったが
通信室の前であえなく御用
関係していた数多くのお偉いさんは無関係を突き通し雑魚蛇が全てを
背負う形で研究所を追われた
逆にこちらはこの功績からさらに3人の神風型艦娘が配置されることになった
一番艦神風
三番艦春風
そして新たに作られた八番艦朝凪
である

彼女らを迎えさらに演習から一ヶ月立った

疾風「だーかーらぁ!提督のほうが強いって!」

朝凪「いいや!親方のほうがたくましくて最高だね!!」

神風「二人共もうやめなよ…私…泣きそう…」

提督「賑やかすぎるってのも考えもんだな…」

親方「全くだ、ゲームしてるのに騒がしくて音楽が聞こえりゃしねえ」

博士「いや、君たちは働け」

提督「春風はまた社長のところか?」

博士「ひきこもり同士気が合うんだろう」

提督「そーなのかー」

疾風「こうなったら演習で僕と決着つけよう!」

朝凪「いいじゃねえか!俺に負けたからって泣きべそかくんじゃねえぞ!!」

神風「ふえええええー二人共もうやめてぇー!!」

提督「全く…本当に賑やかになったもんだ」

二人が演習場へ向かって走りだす
それを追いかけてとてとてとおぼつかない足取りでついてく神風
<ドッチガハヤイカキョウソウダ!!
<マケルカヨォ!!
<フタリトモオイテカナイデー

提督「行ったか」

親方「これでまじめに話せるってもんだ」

ゲームをポーズ状態にして机に向き直る
机に広げられた地図
?印がついているのは全てこの一週間で攻撃された施設
その全てが艦娘を抱えた研究施設

提督「3日前に襲撃されたのがここ、朝風でデータを取っていた施設だ」

親方「で、昨晩がここか…松風を抱えていた施設」

博士「近いな、ここもそろそろ危ないか」

提督「問題はそこじゃない、何故深海棲艦は艦娘を所有している」

提督「施設をピンポイントで攻めている」

博士「その反応、どうやら当たりはついてるんだな」

親方「お前の予想は大体当たる、言ってみろよ」

提督「いいのか?答えても」

親方「俺も大体予想が付いている」

博士「僕もだ、あとは君の意見が合えばほぼ確定だ」

提督「じゃぁ言っちまうぞ、後悔するんじゃねえぞ」






提督「神風型駆逐艦は全員深海棲艦をベースに開発されている」

三人で無言でタバコを吹かす

親方「意見、一致か」

博士「そもそも深海棲艦が現れてから半年たってない」

博士「なのに艦娘なんて新機軸の兵器、いや、生命が現れる」

博士「なら鹵獲した深海棲艦を研究に利用したとかんがえるのは当然か」

提督「社長は?」

博士「同意見、今上層部の施設にハッキングして情報をサルページしてるとこだ」

バタンという音とともに扉が開く
春風「待たせた、裏付けがとれた、やはり我々は」
その口を社長が塞ぐ
相変わらず身だしなみもなんもない不衛生ボサボサ髪に白衣を染めた黒衣
社長「全く、貴様らは我を便利屋か何かと勘違いしているのではないか?」

提督「よう、便利屋」

親方「おそいぞ便利屋」

社長「貴様ら、社会的に死にたいようだの」

博士「そういうのはあとにしてくれ、情報は?」

社長「やはり彼女らは鹵獲した深海棲艦をベースにしているのは確実だ」

提督「やはりそうか…」(フー、わかばうまぁー

社長「ただ、これから作られる艦娘は今までのデータを元に1から作るようだ」

親方「あいつらを見ていると…胸糞悪い話だな、朝凪は実験動物じゃねえんだぞ」

博士「それともう一つ、重要な話だ」

提督「朝風がいた研究施設は襲撃ではなく」

提督「深海棲艦になった朝風に襲撃されて破壊されたって話か?」

親方「なにぃ?」

博士「この脳筋が…朝風がいた研究施設は日本海でも太平洋でも瀬戸内でもない」

社長「そういうことだ、琵琶湖で演習を続けていた施設が深海棲艦に破壊される」

社長「その意味がわからぬとは下賎な生き物はとことん下賎である」

提督「どういう経緯でそうなったかわかったか?」

社長「我を誰だと思っている?あそこはその日耐久テストを行っていた」

提督「つまりダメージをおった衝撃で深海棲艦と化した…ってことか」

社長「詳しい話はわからぬがな、そう捉えるのが自然であろう」

親方「どうする?今なら瀬戸大橋経由で脱出出来んことはねえぞ」

博士「僕も脱出には同意見だ」

社長「さて、どうするつもりだ?」

俺はたばこをもう一口口に含み心を冷静になる
その一言を出すために

提督「はぁ…どうして俺ってこう決断が遅い、戦術予報士失格だな」

そう、あいつらはそんなんじゃない
俺はあいつらを信頼している
だからこそ決断に乱れが生じた

提督「手遅れだ」

同時に瀬戸大橋が大きな音を立てる
親方「砲撃音!」

提督「敵襲だ、『俺達』で迎え撃つ」

全員を睨みつける

だが返ってくるのは任せろ、そうこなくっちゃという視線だけだった

提督「春風!他の艦娘を退避させろ!博士は脱出艇の準備!それと防衛設備全稼動」

博士「任せてくれ」

提督「社長!今すぐ与島『機動準備』!できるか!」

社長「10分、いや5分待たれよ」

提督「親方、わかってんだろうな」

親方「あいつらのためだ、身寄りのいない俺にもいい思いさせてもらった」

提督「そうだな…あいつらを逃がすために俺たちが出るぞ」

親方「前の戦争で傭兵してた以来だな、鉄火場ってのは」

提督「俺達はそういう生き方しかできねえ、だがあいつらにはそれはさせれねえ」

親方「くせえセリフだな」

提督「いってろ、行くぜ」

それぞれが別れて行動を始める
俺達をつなげるのはこの無線だけ
社長「我だ、索敵装置起動、思ったより鬼気迫っているぞ」
情報端末に近海の状況が映し出される
鬼気迫る?これは絶体絶命という方がいいんじゃないのか
深海棲艦はこの島を囲む形で恐ろしい数迫っている
瀬戸大橋もさっきの砲撃で使用不可
退路を絶たれて袋のネズミ
その上100以上いる深海棲艦の半数は確認されている駆逐艦級と軽巡洋艦級
残る半分が未確認ってか
だが予想は付く、恐らく重巡、戦艦そして航空戦力の類
もしかしたら感知できないだけで潜水艦級も考えられる
対するこちらは…博士開発の模擬艤装に急造の水上滑走機
防衛兵器もホワイトハウスが裸足で逃げ出すほど
だが、現行の兵器がミサイルのような高火力兵器でない限りまともにダメージを与えられない
のはこれまでの戦闘履歴で証明されている
さらに情報が少ない
正直勝てる気がしない

疾風「どうしたんだい提督、いつもの覇気がないよ」

提督「俺にだってナイーブな日はあ…なんでシップウがいるんだよ」

疾風「なんでって深海棲艦が来たんでしょ?なら僕達の出番じゃないか」

提督「馬鹿野郎!もし怪我でもしたら」

疾風「知ってるよ、僕達も深海棲艦になっちゃうかもしれないんだろ」

疾風「春風が教えてくれた」

親方『諦めろ、朝凪もこっち来やがった』

博士『こっちは神風だ』

社長『我の下には春風が戻ってきよった』

疾風「僕達守って死のうなんてカッコつけないでよ」

提督「お前ら…」

春風『わっちからもお願いします』

神風『私も!逃げるなんてできません』

朝凪『ダメって言っても俺らはついてくからな』


はぁ…っと一息ため息を付く
そしてわかばを咥え初期点火
提督「ついてこれるやtるだけついてこい」

疾風「そうこなくっちゃね」

提督「全員に通信、俺とシップウ、親方と朝凪で東西で二面作戦だ」

提督「艦娘二人は後方で俺たちの支援、無理はするな」

提督「博士と神風は脱出艇が準備出来しだい脱出全員の回収」

提督「社長は防衛兵器をオートで稼働させたらすぐに博士と合流してくれ」

提督「全員の生存を祈る」

ぐっとさらに気合を入れる

疾風「ねえ提督」

シップウが俺の右手を掴む
その俺を掴む手は弱々しく震えている

提督「怖いか?」

疾風「怖いのはこの幸せな時間が壊れることと…自分を失うこと」

提督「死なにゃ負けない、絶対生き残れ」

疾風「ラジャッ!」

提督「そんじゃいつものやるか」

「「イグニション…」」

寝起きの脳内メモ17 神風型のイメージ

・共通
赤目、白髪
セーラ服に厚めの防具
軍帽
見た目どう見ても幼女
右胸にひらがなで書かれた名札

・疾風
ボクっ子、ちっちゃい古鷹
名札にはしっぷうとかかれてる
提督にゾッコン
・神風
弱気な清楚美人さん、ちっちゃい榛名
博士になついてる
・朝凪
強気俺っ娘、ちっちゃい利根
親方大好き猪突猛進娘

・春風
クーデレ冷静っ子、ちっちゃくなった加賀
社長のためなら死ねる

共通設定
・配属時は無感情無愛想、言葉も片言
・改になると豹変したように性格が変わる

・ただしこいつらの口調はだいたい好意を持ってる奴が悪い
・つまり朝凪とシップウに中二病が伝染ったのはだいたい親方と提督のせい

こうやって無理やり設定作ることで頭のなかでも定まっていない
イメージを肯定化していくんだなぁ
やっぱ、俺ってダメだわ

提督「行くぞ」
気合も入れた
やる気もある
覚悟もできた
だが屋外に出た俺の目に入ったのは現在段階で予想できる
最悪のケースだった
俺の予想はいつも『当たる』
そう言われるが外れる時が来てほしいものだ…

提督「シップウ!一機でも多く落とせ!俺もやる!親方朝凪もだ!!」

疾風「りょ、了解!!」

眼前に映るは遥か先を蠢く黒い霧のようなもの
それが軽空母や空母から放たれた艦載機の大群であることはすぐわかった
すぐに両手の十字架銃をフルオートマシンガンモードに切り替えて応戦を始める
密集している分お陰で当たりはするし俺の武器も通じる
だが、物量が違いすぎる
フルオートでも全くと言っていいほど数が減らいない
こっちはシップウの援護射撃も含めても半分にも倒せない
なら反対側の親方は近接武器主流だから8割も潰せていないはず
俺達はこの施設への空爆を防ぐことが…できない

現実は非情
こちらの防御施設が起動する前に対地爆撃は延々と続く
そしてその間に近づいてきた深海棲艦の艦船が砲撃を始める

遠距離から艦載機を放つやつはともかく近づいてきた深海棲艦のヘッドショットを
狙い右手の銃を振るう
そして左手にはシップウを抱えてただ爆撃と砲撃の嵐を駆け抜ける

『朝凪ぃ!!』っと親方の悲痛な声が通信を通して鳴り響く
さすがに…無理だったか…



親方「朝凪!!」

朝凪「ごめんね、親方…」

このやろう…!
俺を庇って航空攻撃を被弾しやがった

親方「馬鹿野郎…」

朝凪「馬鹿ねえよ…俺だって…恩義は感じてんだ…」

朝凪「ただの人形だった俺を人にしてくれた…」

朝凪「だから俺はあんたが死んじゃ無価値なんだよ…」

海上で膝立ち、下半身まで沈んでる
これは…轟沈の前触れ…

朝凪「俺はあんたみたいな人に会えてよかったよ」

朝凪「次会えた時は…あんたと一緒に…」

重い、重い、俺のてからすり抜けて朝凪は水中へ沈んでいく
助けることは…もう…

提督『聞こえるか親方!!』

親方「ああ、聞こえてるさ」

十分にさ

親方「これから単機で特攻をかける、今のうちに逃げ出せ」
そういって通信のスイッチを切る

親方「さぁて…てめえら、俺を怒らせたってことは覚悟できてんだろうな…」

親方「往生せいや!!!」

提督「親方!おい聞いてんだろ!あの馬鹿野郎!!」

声をかけても帰ってこない
つまりそういうことだ

博士『聞こえるか、提督』

提督「博士、そっちの現状は」

博士『やられた、脱出艇どころか海上を抜ける手段を全部やられた』

社長『こちらもよ、全ての兵器かfら推進機関までやられた、お手上げじゃ』

提督「くっそ!!」

何かねえのか!何でもいい!全員生かすための万が一での方法が!!

社長『焦るでない、我らはすでに一度生命をお主に預けた身』

博士『疾風<はやて>を頼んだぞ』

提督「お前ら何する気だ!!おい!通信切るんじゃねえ!」



提督「バカ野郎どもが!!」

博士「いいのかい、こんな貧乏くじに付きあわせてしまって」

神風「いいえ、私は大戦中最後まで生き残った船」

神風「姉妹をこの時代に死なせないための人身御供になるなら本望です」

博士「…で、本音はどうなんだい?」

神風「言わせる気ですか…あなたのいない世界なんて私には想像できません」

博士「そうか、すまんな」



社長「我を見捨てて早うでるがいい、今なら提督に合流できよう」

春風「その命令は聞けません」

社長「愚か者が、我が一番守りたいものが何かわかっていまい」

春風「いいえ、あなたが私を第一に考えるように」

春風「わっちはあなたを一番に思っています、例えそれがここで終わりだとしても」

社長「本当に…お主は世紀の馬鹿者じゃ」

春風「お互い様です」

博士「十分に敵は惹きつけた、あとは頼んだ…」

神風「疾風ちゃん生きて…」

社長「これが最後一手だ!」

春風「わっちは…ただ防波堤になるだけさ」



南北から尋常でじゃない爆発音、そして強烈な爆風がワンテンポ遅れて届く

提督「あいつら…」

もう通信を聞かなくてもわかる

自爆したのだ
馬鹿野郎ども…こいつらの成長も…
Project futureもこれからだろ!

疾風「提督!しっかりしろ!!」

そうだ。まずは最善手をうて…俺!
俺が今やるべきこと、あいつらが託したこと
それはシップウを守りぬくこと

提督「シップウ。他の皆が開けた穴を抜けて俺達は退避する!」

提督「ついてこれるか?」

疾風「どこまでだって!提督となら!」

全員がプロフェッショナル、死すとも仕事をこなす
だからこそここまでの航路は俺の威嚇とシップウの攻撃で退けられた

それに出会うまでは

提督「ラスボスってか…」

戦艦棲姫、提督がその名前を大本営から知るのはこのときから一年後
一部提督での通称、ダイソン
疾風「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!!」

海上に響き渡る声

提督「大丈夫か!シップウ!」

疾風「大丈夫!流せたよ!」

ちぃ!なんだこいつ!
シップウの攻撃にもびくともしねえ!
そりゃそうだ、あの爆発に耐えてここにいるんだ
なら、こいつは…重巡…いや戦艦クラスの深海棲艦!

疾風「提督、どうする?逃してくれる気はなさそうだよ」

提督「俺が特攻する」

幸い他に敵はいない

提督「後詰は頼むぞ」

アサルトコンバットパターン

シックス!

アサルトコンバットパターンファイズの上位系

一人で前後左右からの攻撃に加え上下の攻撃も加え全てが威嚇射撃でなく直撃弾
それも狙うのは装甲がない関節部
だが、それでも微動だにしない
シップウが俺と合わせて集中砲火
それでも全く微動だにしない
だからわかる、こいつは戦艦クラス

提督「いくぜ…」

覚悟を決めての十字架銃フルオート全弾命中での中央突破
だがそれでも微動だに、いや、ダメージを受けた気配がない
それならそれでいい
俺の奥の手はこの十字架銃に装填されている博士謹製の徹甲弾
そして追加で付けてもらった模擬艤装12式魚雷
ついでのシップウの追撃だ
これで止めがさせないなら…




戦艦棲姫「ザンネンダッタナ」

何が起きた
俺は…特攻を仕掛けて…
そうか、失敗したのか

見た目から大破には追い込んだがそれが限界
一手足りない
人間相手ならもっと楽なんだがな
人ならざる者相手となると先が読めない
戦術予報士失格だな

「シップウ、逃げろ」と最後の気力を振り絞り弱々しい声を上げてしまう
俺を無視していけばお前は助かる
こいつさえ抜けてしまえば後続が追いつく前に陸地に逃げることが出来る
お前に最後に会えてよかった
国とかどうでもなく、一人の人間を守ることをできて

疾風「はぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

なんで突っ込んできてるんだよ、お前は逃げればいいんだよ
お前が生きていなけりゃ、お前が死んだら俺は…

その後の戦闘のことは深海棲艦の娘に投げられてから覚えていない

おき…て…はやく…
気がついた時は水上だった
博士が開発した水上滑走機には沈まないようになる機能が搭載されていたらしい
水上で体を起こして目をあけると煙を上げていまにも轟沈しそうな疾風が目に入った

疾風「敵は…倒したよ」

「そうか」っと頭をなでてっやる
いつも通り、いつもと変わらない笑顔を見せるその少女に

疾風「でも…これでお別れなんだ…」

泣きそうな目で見つめる瞳に俺の止まっていた思考がフル回転する

疾風「提督、お願い」






疾風「僕ヲ、シズメテ」

提督「ハヤテ…お前…」
これ以上声が出ない
だがいつもの笑顔で疾風は俺に抱きついた

疾風「最後の最後デ、ちゃんと名前…呼んでクレタ…」

疾風「僕は…提督のこと大好きダヨ、ダカラ、お願い」

疾風「僕を、僕ガ消えちゃう前に…沈めて」

顔から段々と笑顔が消え無表情になっていく
もう…止める手段が…ない

覚悟を決めた俺をの顔を見て疾風が離れてこっちに向けて両手を開いて待っている

疾風「今ナラそれで沈められるよ、早ク…」

12式魚雷
博士が艦娘の艤装を元に小型化した魚雷だ

疾風「僕ガ消えちゃう前に早く…」

提督「はやてぇぇぇぇぇ!」

何もかも忘れるように…自分の感情を押し殺し…
彼女の名前を叫び魚雷を撃つ








疾風「ありがとう提督…大好きだよ提督…」

報告書
○○年×月△△日
与島が深海棲艦の強襲を受ける
この攻撃で与島は多大な被害を受ける
現在鎮守府として再建作業を継続中
施設職員三名が行方不明
春風、神風、朝凪三機の艦娘が行方不明
捜索は中止済み
疾風、雷撃処分
生存者一名、貴重な深海棲艦との戦闘経験者として提督に推薦
新たに深海棲艦に戦艦タイプと思われるものと航空戦力を確認
鎮守府と艦娘の実戦配備が急がれる
以上

半年後

提督「帰ってきたぜ、皆」
小さな慰霊碑に花と酒を添えて海を眺める
俺は与島に帰ってきた
今度は提督として深海棲艦と戦うために
ただ弔い合戦や恨みの類でこの道を選んだわけではない
ここで戦い続けることがアイツラの意思をつぐことだと思ったからだ
「あなたがここに配属された提督ね」

女性の声が俺を呼び振り向く
そこには銀髪の女の子が立っていた
提督「疾風…?」
つい疾風と重ねてみてしまったが全くの別人だ
叢雲「違うわ、特型駆逐艦、5番艦の叢雲よ」

提督「おーめんごめんご」
はぁっとため息をついた叢雲は俺の顔をジロジロと見てくる
提督「なんだ?あまりのイケメンに惚れちまったか?」

叢雲「歴戦の強者が来るって聞いてたから期待してたのに」

叢雲「また随分と頼りなさそうなのが来たなって」

提督「そういうのはその可愛いパンツを卒業してから言うんだな」

「え!」と素っ頓狂な声を上げてスカートを抑える
顔がみるみると赤く染まり軽蔑と羞恥心の眼差しをこちらに向ける

叢雲「い、いつ見たのよこの変態!!」

提督「見てねえよ、当てずっぽうで適当言っただけだ」

提督「かわいいパンツのお嬢さん」

叢雲「そんな罠に引っかかるなんて…屈辱!」

提督「まぁそう怒るな、この程度で怒ってるとこれから先禿げるぞ」

叢雲「そうなる前にアンタの頭を先に毟ってやるわよ」

提督「叢雲、これからよろしく頼む」

叢雲「ふん、せいぜい頑張りなさい」

そして現在

龍驤「ホットコーヒーや」

提督「お、気が利くじゃん」

龍驤「あんさんがなにか背負っとんのはわかっとたけど」

龍驤「随分と重いもの背負っとったんやな」

提督「今でもたまに夢に見る、疾風の最後を」

龍驤「なぁ、男がへこんでる時女は何したげると思う?」

提督「なでなでして」

龍驤「ちょっと電気消すで」

真っ黒
パサ
パサ
パサ
龍驤「男がへこんでるときはなぁ」

龍驤「朝まで寝かせへんのやで///」








「通信エラーが発生しました。お手数ですが、オンラインゲームTOPからゲームの再開をお願いします。」




エピローグ

親方「おっしゃ、これで完治ってとこか」

いつ死んでもおかしくない瀕死の重傷から回復まで一ヶ月
これで自由に動ける
グルーガン「オヤカタ、まだ動くには早いんじゃない?」

親方「寝てるだけじゃなまっちまうよ、それじゃ始めようか」

親方「魔塔建築士ってやつを」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
神風「お茶入りましたぁ」

博士「すまんな神風、雑用なんてさせて」

神風「いえいえ、こっちの世界では私無力ですし」

博士「何を言っている、君がいなかったらここまで来れなかったよ」

神風「コウジョウチョウのお仕事、うまくいけばいいですね」

博士「僕達の世界とは違うとはいえ基本は同じ」

博士「ノウハウさえ手にいればあとはどうとでもなろう」

春風「ただいま帰りました」

社長「うむ、ご苦労であった」

春風「やはりこの世界はいわゆるファンタジー中世のようです」

社長「変な世界に移されたと思えば剣と魔法の世界とはのぉ」

春風「残念ですが元の世界に戻る方法は…」

社長「構わぬ、戻れぬなら戻れぬでこの世界でのし上がれいいだけのこと」

春風「わっちも陰ながらお伴させて頂きます」

社長「この世界どうやら政治はともかく経済に関してはまだまだ付け入る隙が多すぎる」

社長「そうだのぉ、まずは傭兵斡旋会社でも立ち上げて地盤を作るかの」

春風「本当に社長になるのですね」
社長と春風は爆発の衝撃でかんぱにガールズの世界にとんでいたのだった

第五部  艦

次回予告
葛城
「大規模作戦に出撃する嫁ーず
鎮守府に残った艦娘を襲う提督のセクハラ
はたして提督を止めることはできるのか
そして迫りくる黒い影は一体
次回艦これSS第六部
『嫁のいない日』
次回もサービスサービス♪」

普段は娯楽として使われない部室一階映画室
今日は珍しく提督直々の招集によりこの鎮守府の全ての艦娘が集められた
すなわち、大規模作戦開始である

提督「あーあー、マイク音量大丈夫か、とりあえず一曲」

叢雲「早くしなさい、みんな持ってるのよ」

提督「えー」

提督「えーーーーーーーーーーーーー」

五十鈴「もう、そういう前座はみんな飽きてるのよ」

提督「まぁ時間もないし始めるか」

曙「なら最初からそうしなさいよこのクソ提督」

さてっと1呼吸開けて提督の目がキリッとする
こういう時の提督は真面目モード
いつもの変態さなんか感じない

提督「知ってる奴も多いと思うが呉鎮守府を中心としたFS作戦が近日始まる」

提督「この前準備として各鎮守府から艦隊を送りトラック島に集結させることになった」

提督「もちろん、俺達からも選りすぐりの先鋭を送って支援する」

提督「今から呼ばれたメンバーは本日ヒトフタマルマルより出港」

提督「トラック島に向かってもらう」

提督「まず第一艦隊旗艦、武蔵」

武蔵「ふむ、任されよう」

提督「あっちは戦艦は乏しい、お前の活躍に期待する」

提督「大和が待機しているようだ、たまには姉妹艦仲良くしろよ」

提督「次、木曾」

木曾「おう、任せろ、あっちでも勝利をくれてやる」

提督「ちなみにお前の姉妹艦全員いるらしいからたまには会ってこい」

木曾「拒否権は」

提督「ない、してもいいけどおっぱいひともみな」

木曾「おう、好きなだけさわれ」

提督「ごめんなさい、嘘です」

提督「次、熊野、航空巡洋艦はあっちにはない、戦果を期待する」

熊野「ミッション終了後も期待してもいいですの?」

提督「善処する」

提督「次は伊58、潜水艦はあっちにはない、熟練された技術を見せてやれ」

58「わかりました!任せて下さい」

提督「あと隼鷹、航空戦力は石橋を叩いて渡るどころか叩き割ってもいいぐらいだ」

隼鷹「あれ?ちょっと私だけ適当すぎない?」

提督「お前だけが頼みだ」

隼鷹「しかたないなー、まかせてくれよぉー」テレテレ

<チョロスギナノデス
<アーアレハダメダワ
<シネバイイノニ

提督「最後は…龍驤、行けるか、あっちは航空戦力は豊富でも練度に劣る」

提督「俺だって行かせたくはないがお前が適任なんだ、助けてやってくれ」

龍驤「きみぃ、ウチがいなくても大丈夫なんか?」

提督「その間は我慢する、だから安心しろ」

隼鷹「あの二人、旅行から距離縮まってない?」

木曾「くっ…」

武蔵「先を越されたか」

熊野「わたくしあのとき全裸待機していてのに…」<クシュン

58「私も…きっと…」

提督「さて、第一艦隊は以上、次第2艦隊」

提督「こっちは支援重視だ」

提督「まずは旗艦初雪、お前が提督代理だ」

<エ。ハツユキ
<ドウイウコトヨ!!ショキカンハワタシヨ!!
提督「どよめくな、理由はちゃんとある」

初雪「なんで…私…?」

提督「お前の守り重視の思考は俺を超えてる」

提督「なら…全員を生存させろ」

初雪「…さーいえっさー」

提督「こいつ以外に俺にゲームでも模擬戦でも白星つけたやついるか?」

誰もが無言
それはそのはずだ、提督と真剣勝負して分け以上にもってこれたのは親方
そして将棋とはいえ提督相手に勝利まで行ったのはこの初雪が初めてなのである

提督「異論ないな、姉妹艦の吹雪と情報交換も頼む、次、提督代理補佐、天龍」

天龍「ちょ!ちょっとまてよ!俺なんかでいいのかよ!」

提督「自分を卑下するな、お前は人を上に導く才能がある、自信もっていけ」

提督「初雪を頼んだぞ」

天龍「そういわれちゃぁ引き下がれねえなぁ」

提督「次、雪風」

雪風「ゆ!雪風ですかしれぇ!」

提督「お前のスペックなら格上でも十分戦える、実戦で鍛えてこい」

雪風「雪風!しれぇかんのためにがんばります!」

提督「次、山城、航空戦艦の実力を証明してみせろ」

山城「お、おねえさまを差し置いて私が遠征部隊メンバーなんて!」

提督「安心しろ、扶桑は鎮守府護衛の旗艦だ」

山城「やっぱし不幸だわ…」

提督「次、五十鈴、歴代に俺に続けて初雪を立派な指令にしてみせろ」

五十鈴「五十鈴におまかせよ、私に任せて」

提督「次、叢雲、俺と同様にこいつらを支援してやれ」

叢雲「ふん、随分と上から目線ね、いいや、その指令、完遂してみせるわ」

提督「最後に…ビスマルク、実戦だ、活躍に期待する」(敬礼

ビスコ「ええ、ドイツ艦としての実力を証明してみせるわ」

提督「以上!鎮守府防衛編成についてはおって放送に伝える!」

提督「これをもって緊急会議を終了する!!」

12時
提督「いいか、絶対に轟沈するな、いや、無傷で帰ってこい」

龍驤「そんな言わんくてもわかってるわ…もうひとりの生命じゃないやから///」

提督「そうだな…絶対に帰って来い、俺は待ってる」抱き

龍驤「もう、そんな…周りも見てるやんか…」さらに抱き


武蔵「やっぱしあれか」

木曾「旅行のときにいつの間にか一戦超えていたのか…」

熊野「抜け駆けわ…許せませんわ」(クシュン

初雪「はいはーい…色々私念はあるけど任務優先…」

叢雲「な…なんか初雪に先導されてるのにムカツク」

雪風「そうですかぁー?」

提督「ホイホイ、全員いってらっしゃーい」

全員を見送り司令室に座る
いつもはやれ既成事実だのやれデートしろだのと騒ぎしいこの部屋も随分と静かなもんだ





提督「ふふふ…」

提督「ははは…」

提督「はーっはははは!!!」

遂に来ましたこの時が!普段はいらぬ妨害で中々セクハラできない艦娘にセクハラできる大チャンス

とりあえず曙いじって(性的な意味はない)遊んでユーにセクハラして
摩耶にセクハラ発言攻めしていじめて…
うーん、たまには潜水艦ズに休暇を出してプールに行くのも…
いやまて、いつもしてることじゃないか
たまには長月たち戦術部にいって将来の中二病を育成するってのも…
そういや大鳳にまだセクハラしてないな、うむ、セクハラバンザイ

摩耶「よう提督、邪魔しに来たぜ」

提督「お、セクハラ被害第一号かな?」

青葉「私もきちゃいました」(屋根裏くぱぁ

提督「なんだ、俺のイケメン顔でも撮りに来たか」

龍田「あらあらぁ~♪提督さん発見ですわぁ~♪」

飛鷹「捕まえたわね、荒縄準備ッ!」

扶桑「ええ、いつでも構いませんわ」

提督「ねえ、あのさぁ、これどういうことなのかなぁ、提督ちゃんにもわかるようにさ」




艦娘「…」(ニヤァ

やばい…!これはやばい…!

おそらくこの空間にいればやられ…いや犯られる!

やっちまったやっちまったやっちまった!!
よくよく考えれば嫁ーズがいなくなって自由を手に入れたのは俺だけではない!

摩耶「覚悟は…できてるだろうなぁ」

扶桑「既成事実…既成事実…!」

これはまずい!コーラを飲むとかならずゲップが出るのと同じぐらい確実に!!

「イグニッションッ…」と小さく呟く
ここから脱出するしかない!!

とりあえず後ろの窓から飛び降り…

巻雲「提督なら絶対ここに落ちてくるって」

168「やっぱしそうよね、絶対に捕まえてやるんだから」

ユー「提督…捕まえればいいことある?」

8「うん、提督にとっては地獄だけど」

長月「今までの貯めに貯めたツケ、払ってもらう時が来たようだな」

Z1「よくわからないけど捕獲用ネット準備できたよ」

よーまーれーてーるー
いや、落ち着け俺
俺はいつだってクール

ただ前門の虎、後門の狼って状態なだけだ
ギリメカラとかドッペルゲンガーが部屋から出た瞬間出た感じではない
そうだ、発想の転換だ
ただガラスぶち破って下に逃げようとするから読まれる
なら外壁を走り抜けて非常口から逃げればいい

龍田「もう読めてますわよ♪てぇいとぉくぅ♪」

龍田「聞こえませんかぁ♪」

な…なにがあるんだ…
落ち着け、俺にパニックなんて言葉はない…
パパパパパパパパパパパ

これはプロペラ音…
いや…まさか…いやいや…

大鳳「もう逃げられませんよ…」

葛城「さすがにこれじゃ逃げられないでしょ」

飛鷹「ね、提督」

扶桑「ふふふ…」

見えた…窓から見えた…
すでに全ての航空戦力が外で待機している…ってのか?

こいつら…マジで本気だ
本気って書いてマジだ
なら切り札!

高速思考展開…
外で待機してる艦載機は…およそ200…
そして下では駆逐艦潜水艦連合が待機
前は軽巡重巡戦艦軽空母正規空母
正面突破は利口ではない

っというのは凡人の考え
逆だ、強固であるがゆえに…
それは油断

俺は…前から突破するしかない!!

龍田の手が俺に伸びる
俺はそれをギリギリで回避してそれを発動する

『インフェルノ』っと小さく呟く

敵の攻撃をギリギリ回避することで数秒ではあるが時が止まったようにみえる
そしてその時の止まった中を人の限界を超えた思考速度と生体制御で無理やり動く
制限はあるものの脳内であらかじめプログラミングし動きを決めることで…
本来なら敵に反撃をしたり銃撃を避けたりとエクスプロージョンとは別方向の力
今回はこれを…
全身全霊をもって

龍田のスカートのホックを外し!
パンツをずらし!
ブラのホックを外すことに費やす!!

龍田「あらぁ♪往生際が…ってえええええええええええええ」

今しかない!!

提督「エクスプロージョン…!」

終了条件部屋からの脱出!
今なら!今ならあっけにとられた全面艦娘をスルーしていける!

で、エクスプロージョン解除したらさ

加古「提督ゲットだぜ!」

あきつ丸「やはりこっちにきたでありますか!」

401「よぉし、提督捕獲だ!」

水ぽん「ねー、私の言ったとおりでしょう?」

ウォーターポンプ「サスガ博士」

明石「もう逃げられないよ提督、このタワー組と準備した提督専用捕獲網」

明石「捕まったら最後、逃さないからね」

後続も続々と

扶桑「でかしましたわ、皆さん」

青葉「千手先を読めてもこれは予想外でしょう」

そして…

龍田「フフフフフフフフフフフフフフフフフフフフフ♪」

あ、俺死んだわ

SS第六部
『嫁のいない日』
改め
『提督の一日』

寝る前の脳内設定18 兵装技術試験小隊

共通
全員が高校の同級生
岡山の男子校卒業
アニメ・ゲーム・マンガ大好き

提督
頭おかしい司令
以上

親方
様々な戦場を駆け抜けた傭兵
後に兵装技術試験小隊に提督にスカウト(アニメグッズちらつかせて)編入
前線部隊隊長であり有情なタフネスとパワー
そして博士開発のパワースーツで肉弾戦を得意とする
狐っ子大好き
現在は俺タワーの世界で親方としてコーキングガンとイチャラブ中

博士
技術屋
天災的な開発力をもっており大手企業の施設を新製品開発中に爆破
解雇されたところを提督にスカウトされる
独自理論で色々開発するためオーパーツじみた兵器を多数開発するが本人しか作り方がわからない
擬人化メカっ子大好き
現在は家電少女の世界で大好きなメカっ娘に囲まれながら神風とコウジョウチョウとして働いている
すでに自ら家電を開発している段階におる

社長
高貴な振る舞いをすると思えば実は貧乏人で守銭奴
金を求めて提督に無知やりスカウトされた
じわゆるプロクラッカーを生業にしておりそのプログラミング能力は
ネット界でルシファーとして崇めた積まれている(他称であり自称ではない)
また、博士がハードならこっちがソフトで兵器関係にでは協力関係である
普段表に出ないが会計職を一任しており完全に無駄のない予算編成をする
現在はかんぱにガールズの世界で春風と政府転覆を目標に
傭兵派遣業を営んでいる
ちなみに結構いい額になっている

龍田「もう逃げられませんよぉ♪」ゴゴゴゴゴゴゴゴ

龍田「覚悟はぁ♪できてますわよねぇ♪」

この凄み!
こいつには、やると言ったらやる………『スゴ味』があるッ!
動け動け動け!!

明石「あ、この網特殊接着剤で動けば動くほど逃げられないですよ」

あきつ丸「さすがであります!」

水ぽん「大変だったんだよ~、これつくるのさぁ~」

提督「お前らProjectfutureは!こんなんつくるためにここにいるんじゃねえだろ!」

水ぽん「だってさ~、面白そうだったし~」

提督「み…水ぽーーーーーん!」

長月「しまった!遅かったか!!」

巻雲「まさかこっちに行くなんてね」

提督「お前ら助けろ!お願いしますなんでもしますから!!」

龍田「ん♪今何でもするっていいましたねぇ♪」

あああああああああああああああああああああああああああああ

龍田「でわぁ~♪失礼しますね~♪」

無理やりこちらの唇を奪われた
いやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ侵されるぅぅぅぅぅぅぅ!!

ってなんで舌まで…ってこれは…ま…まさか…

龍田「ぷっはぁ♪飲み込みましたねぇ♪それを♪」

いやいやいやいやいやいやいやいやいや

まさかまさかまさかまさかまさかまさか

龍田「ファーストキスはわかばの味で残念ですがぁ♪」

龍田「すぐに効果がでてきますよぉー♪」

龍田「女体化サプリのぉ♪」

女提督「ひ…ひぃ!!」

葛城「噂には聞いてたけど…こんなに美人さんなんて…」

大鳳「私より胸が大きいなんて…」

長月「でわ、契約どおりだ、ヒトナナマルマルまでは戦術部で預かるぞ」

扶桑「ええ、約束通りそうしてください」

提督「てめえら!!別々じゃなくて組んでたのか!!(cv今井麻美)」

龍田「ふふふ♪これ読んでみてくださいなぁ♪」

その紙にはひじょーーーーーーにみなれた字体で書かれた文字が

龍田「やっぱしぃ♪本妻にはかなわないのですねぇ♪」

鎮守府へ残る全艦娘へ

提督は絶対ぃにこのチャンスにがさへん
嫁艦が一斉に抜けるこのタイミングで好き放題するつもりや
せやから女体化サプリ飲ませて好きな様にせえや
本妻のうちが許可だすし何があっても文句いわーへん

提督「りゅうじょおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!」



龍驤「へっくし!!!」

熊野「あら、道中だというのに風邪ですの?風邪薬ありましてよ」(クシュン

龍驤「あー、時間的にたぶん提督が取り押さえられて叫んでるんちゃうかなぁ」

天龍「嫁艦や俺達がいないってことは逆に言えば止める奴がいねえってこった」

雪風「て!提督に何かあったんですか!」

武蔵「安心しろ、いうなれば普段の行いから来る報いだ」

叢雲「たまにはいいんじゃない?まぁどうなるかは知らないけど」(プンスカ

58「なんで叢雲は怒ってるの?」

木曾「ふれてやんな、乙女にはいろいろあるんだよ」

初雪「もう帰りたい…」

五十鈴「しっかりしなさい!まだ出撃したばかりでしょ」

ビスコ「初の戦闘…胸が踊るわ」

山城「誰とも話が合わない…不幸だわ…」

隼鷹「それにしてもさぁ?龍驤はこんな作戦に参加してもよかったの?」

龍驤「提督が久々に本気出したんや、ウチだってやってやるわ」

龍驤「そーじゃなくてさぁ、いるんだろぉ、提督との赤ちゃん?」

龍驤「ななななななななななななんのはなしかわからんなぁ!」

武蔵「隠しても無駄だ、その反応でわかる」

木曾「ちょ!ちょっとまてよ!旅行いったのほんの少し前だぞ!」

龍驤「やっぱあんたらにはかくせんかなぁ」

熊野「あれだけ出港時にイチャイチャ会話されたらわかります」(クシュン

58「じゃあ、龍驤さんはその…提督の子どもを…あの本みたいに…」

龍驤「な…なに想像しとんや!!ってかあの本ってなんや!!」

武蔵「まぁ道中もまだ長い、ゆっくり事情は聞いておこう」

初雪「初雪は…全部聞いてるけど…?」

龍驤「そか、提督も腹をきめたんやな…」

初雪「初雪は…提督代理だから…」

女提督「これなんかお股がスースーしていやなんだよなぁ」

今回は女性用提督制服
そして下は龍田がもってきた天龍型のスカート
パンツと下着は明石の店で売ってるものだ
今回は龍田の指定で赤だ

長月「それでは提督を迎えての地上演習だ、地上とはいえ実戦と思って戦え」

Z1「分析は重要だ、いままでの努力が提督に通じるか楽しみだ」

地上演習場
ここはハヤテとの記憶が呼び起こされるからあんまり好きじゃない
だが…やる気がある仲間の意思も不意にできんな

女提督「いいわ、来なさいよ、全員に私との実力差をわからせてあげる」





女提督「キルミーベイベー…」

女提督「あなた達、こっちから攻める前に2つ言っておくわ」

女提督「まず1つは…」

女提督「フェンムー続編決定、ありがとうSEGA」

女提督「そしてもう1つは…そこよ」

のび太にも匹敵する射撃速度と精密射撃でまずは一機
すぐ近くの岩陰でこっちに仕掛けるチャンスを伺っていた
朝潮「え、やだ、もうリタイアなの?」

女提督「気配の消し方が甘い、私を仕留めたかったら絶を極めるか」

女提督「殺す覚悟で殺気を放ちなさい」

朝潮「それ、提督相手では無理です」

それにしても(性的な意味も含めて)熊野に調教されたせいで
この姿だと女ことばが自然に出てしまう
なんか癪だな

「今だ!演習通りやってみせろ」

長月の声か
うまい、このプロペラ音…
前後左右…正規空母と軽空母に遠距離から包囲されたか
やはり提督代理候補の一人、やってくれる

女提督「でも…それでもまだ甘い…!」

両手に持った十字架銃を構える
これは博士謹製提督専用兵器である
十字架銃の名の通り十字架の形をした多機能兵器である
わかりやすく言えばパニッシャー
そしてこの兵器は前の戦闘において微力ではあるが対深海棲艦用に
改造した、改造したのは主に明石と水ぽんである

ただ改造と言っても銃自体ではなく主にマガジンとその中の弾丸である

提督「三式弾…セット…ファイア!」

撃ちだされた銃弾は空中で炸裂
中に敷き詰められ散弾が南から迫り来る艦載機をガンガン落としていく
まぁ実際に落としてるわけじゃなてペイント弾当ててるだけなんだけど
提督「まずは瑞鳳、あなたからよ」

迫ってくる艦載機の数からどこに誰が配置されているかはだいたい分かった
南からは一番少なかった
つまりまだ改造が済んでいない軽空母…


長月「さすが提督だ、こっちの空母の穴を即見つけたか、だが!」


瑞鳳「やるわねぇ…でも!」

曙「やっぱりこっち来た!こっち来んな!」

矢矧「うふっ、面白いわね。そ~いうことなら私からも仕掛けてもイイのかしら、ねっ?」

阿武隈「やるときはやるんだから!」

加古「よっしゃあ!あたしの出番だね!」

駆逐1、軽巡2、重巡1
空母と違い艤装は装備していないとはいえしっかりと練度の高い
メンバーを護衛として配置してやがる

提督「例えペイント弾でも殺す気で来なさい」

矢矧「提督相手なら…当然よ!」

加古「ぶっ飛ばす!!」

二人が俺に向かって飛び出してくる
いいね、こういうの
スタンダードではあるが前衛に二人
センターに阿武隈
後衛に瑞鳳と護衛に曙
基本であるがゆえに堅固
だが、それなら瑞鳳は岩陰にでも退避させるんだったな

提督「アイン、ツヴァイ」

狙撃モードに変更してからの針の穴を通すような遠距離射撃で後衛を撃ち抜く

瑞鳳「突破もされてないのにぃ
…」

曙「あのクソ提督…女になっても意味分からない強さじゃない!」

提督「ドライ」
息をつく暇さえも与えない
とっさの出来事に後ろを振り向いた阿武隈に一撃を入れる

阿武隈「きゃ!嘘でしょ!」

ワンタイムスリぃキル

長月「さすが提督だな、だが、『読んでいるぞ』」

提督「さすが長月ね、でも…『読まれているわよ』」

二人は今別々のところで相手の声も聞こえない
だが戦局で相手の思惑を知り会話する
スクライドで殴り合って意思疎通するように
ハチワンダイバーで将棋で語り合うように
言葉は理解できずとも萌で世界中の人と繋がるように

天津風「いい風ね、奇襲にはいいわ」

リットリオ「わたしたちの本当の力、お見せします」

ローマ「提督を発見、銃撃戦、用意!」

足の速い奴らがここで追いつく
つまり、挟み撃ちされたことになる

しかも追いついてきたメンバーは全員直掩機の護衛付き
空母は艤装を装着して艦載機を使わないと実践演習にならない
という長月の要望に答えたがこれはちょっとわかっていたとはいえ安直に回答してしまったか?

ー一方その頃ー
(実際にかかる航行時間とは考えるんじゃない)
(提督おねえちゃんとのお約束だよ)

天龍「よっしゃ!見えてきたぞ!」

熊野「とうとう付きましたわね」

雪風「雪風、きんちょーしてきました!」

初雪「日差しきつい…溶ける…」

叢雲「もう少しなんだから我慢しなさい、全く頼りない提督代理なこと」

木曾「騒ぐんじゃない、上陸準備だ」

上陸完了
大和「お待ちしておりました、与島鎮守府って武蔵じゃない」

武蔵「久しいな大和」

大和「見ただけでわかりますね、ものすごい練度」

大和「武蔵だけではなく他の皆様も練度の高さが伺えます」

長門「来たか、待っていたぞ」

陸奥「噂には聞いていたけど、実際見ると味方でよかったと思うわ」

長門「挨拶が遅れてしまった、呉鎮守府秘書艦の長門だ」

熊野(長門ってあの長門ですの?)

雪風(何の話ですかぁ?)

龍驤(そうや…合同演習にうちに来て提督に胸揉まれたあげくに反撃しようとして)

龍驤(パンツ捲られた長門や)

叢雲(もう1年以上前の話ね、その後あのメスゴリラが提督追いかけて鎮守府を破壊して回ったのよ)

長門「その話はよしてくれ…」

陸奥「あら?ワタシは詳しく聞きたいわね?長門秘書官のはずかしぃところ」

長門「そ、そんなことはどうでもいい、そちらの代表は武蔵でいいか?」

武蔵「残念だが今回は提督代理の艦娘が同行している」

長門「あの変態提督の代理か、素行はともかくとして司令官としては有能だったな」

長門「たいそう優秀な艦娘なのだろうな」

木曾「あんな状態じゃなけりゃ優秀なんだろうけどなぁ…」

58「初雪!ダメ!沈んじゃダメ!!」

初雪「嫌な予感してたし……いいよ、もう」(ブクブク

長門「…大丈夫なのか?」

陸奥「あらあらぁ♪」

大和「とりあえず宿舎の方へ」

飯食ってデザート食べて涼んだ
あと初雪は轟沈直前から入渠からの高速修復剤で直した
初雪「…提督代理…初雪です」

長門「大丈夫か、日差しで轟沈しかける艦娘なんて前代未聞だぞ」

陸奥「搬入資材チェック終わったわよ、さすが与島鎮守府ね」

陸奥「武蔵を動かすことを想定しての大量の資材」

陸奥「おまけに大量の高速修復剤までこちらと共有してもらえるなんて」

長門「早速瑞鶴と翔鶴に回してくれ、吹雪もこれで一安心だろう」

山城「吹雪ちゃんまで旗艦になっているなんて、不幸だわ」

龍驤「なんや嫉妬か?」

熊野「それにしてもあの吹雪さんが帰還だなんてねえ」

長門「そういえば彼女はそちらの鎮守府出身だったな」

木曾「あとで会いに行ってやるか」

長門「お前の姉妹艦も待っているぞ」

木曾「やっぱ行くのやめよう、うん」

球磨「木曾がついたいたかクマ!!」(ドアバン

多摩「ついに見つけたにゃ!」

木曾「げえ!!!」

球磨「逃げようたってそうはさせないクマ!」ガシ

多摩「久々に一緒に遊ぶにゃ!!」

木曾「助けろお前らぁー!!」

ビスコ「なんかすごいデジャブを感じるわね」

天龍「俺もだ」

木曾「このひとでなしど(ry」

球磨「うるさいクマ!!」当て身

58「あ、わかった、いつも見捨てられる提督と被るんだ}

熊野「知っていました」

誤字った
?球磨「木曾がついたいたかクマ!!」(ドアバン

○球磨「木曾がついたかクマ!!」(ドアバン

初雪「…じゃぁ…初雪達は作戦会議まで待機で」

長門「ご苦労だった、存分に羽を伸ばすがいい」

隼鷹「ヒャッハー!とりあえず赤城たち誘って酒だぁ~!」

初雪「…初雪は…吹雪にあってくる」

叢雲「私も行くわ、どのくらい成長したのかこの目で確かめておきたいわ」

雪風「雪風をおいて行かないでくださぃ!」

武蔵「迷いは晴れたようだな」

大和「ええ、吹雪さんたちのおかげで、今は出撃を心待ちしています」

長門「すまん、大和、もう少しの辛抱だ」

ビスコ「わたしたちはビーチに行こうかしら」

熊野「これ以上日焼けするのは嫌ですがここまで来たのですからお伴しますわ」

天龍「いいねぇ、ちょっくら本気出すか」

58「ゴーヤ、潜りまーす」

山城「誰にも相手にされない…不幸だわ…」

龍驤「何言うとんねん、はよいこうや」

そして提督は今

女提督「チェック、残弾15、問題なし」

長月「あの布陣を突破してくるとは!」

長月の狙いは挟み撃ちなどではない
いや、正確には挟み撃ちは戦略に一つで過程に過ぎない
本当の目的は俺を一方向に誘導してからの波状攻撃
瑞鳳達はそのための囮
いや、航空戦力を東西南北に配置して攻められたところを一斉で他のメンバーで攻める作戦
狙っていたなら一対多数で強力な個体を倒すならこれ以上なく有効な作戦だ

だから乗った

長月の敗因は俺の超々距離射撃の精密さと身体能力を甘く見ていたこと

そして何よりも

速さが足りないッ!

長月「一斉掃射ッ!近づけるんじゃない!!」

そうじゃない、そうじゃないんだ長月

点では、俺を捉えられない
横にスライドして弾幕を避けながら2発

あきつ丸「うわぁっ!」

401「いや!いやいや!!」

ワンタイムツーキルゥ

提督「あとは…あなただけよ」

長月「くっ!」

長距離射撃で簡単に終わる
周りにも遮蔽物は一切ない
だが、ここはあえて接近戦で倒す

見えてることが逆に恐怖だろ?
まだ不意打ちや狙撃で終わるほうが一瞬でいい
全ての銃撃をかわし
ときに撃ち落とし
一発当たれば終わりのはずの相手が臆することなく無傷で近づいてくる
残り20m、残弾4

女提督「さぁ、チェックメイトよ!」

接近しながら長月から放たれた銃弾を銃弾で弾く
そして続けて発射した二発で両手に持った武器を撃ち叩き起こす
どうにか肉弾戦で対抗しようとする素振りを見せるがもう遅い
俺が銃を頭に突きつけるほうがはやうぼぁ!!

女提督「へ?」

あと一歩
あと一歩というとこで
視点が急降下した

女提督「あるぇ?」

見上げると長月が凄い悪そうな顔して見下してる
お父さんそんな風に育てた覚え無いですよ

長月「くくく…」

長月「ははは…」

長月「はーははははッ!!」

ここでわかった
なんと原始的で効率的な…

俺落とし穴にはまってるわコレ

朝潮「かかったわ部長」

と朝潮が地面に擬態していた別の落とし穴から顔をだす

長月「うむ、本当は全身落として見動きできなくしようと思ったが…」

朝潮「胸がつっかえて止まってますね」

長月「まぁいい、これで勝ちは勝ちだ」

朝潮から受け取った銃でこちらに銃口を向ける

だが甘い
その甘さが命取り
この程度の修羅場幾度と無く…って

女提督「あれ?あれ?」

おしりが完全に穴にフィットして抜け出せない!!

長月「チェックメイト」

青葉「ゲェェェェェェェムセット!!まさかの提督敗北ぅ!」

女提督「こんな馬鹿な…」

朝潮「部長、ついに私達やったんですね」

長月「いいや、私達の負けだ、20人以上殺られて勝っても戦場では大敗だ」

女提督「うん、よかったわね、だから早く引っ張って、助けてくださいお願いしますなんでもしま」

長月「ん、今」

朝潮「なんでもするって」

長月「いったよなぁ」(ニヤァ

バトル分補充できて満足なのでその頃トラック島は…

多摩「それにしても木曾も立派になったにゃ」

球磨「見違えたクマ」

木曾「まぁ、提督の指導のおかげだ」

北上「お、木曾じゃん、おひさー」

大井「げ!中二病」

木曾「二人共相変わらずだな、大井姉さんは北上姉さんにべったべただな」

北上「ここ暑いから引っ付くのはちょっと勘弁かなー」

大井「ガーン」(絶望フェイス

北上「それよりさぁー、木曾はあっちでケッコンカッコカリしたんでしょ?」

大井「そ、そうよ!私達に挨拶もなしだなんて常識がないわよそこの提督!」

球磨「まぁまぁそう殺気だつなクマ、あんな態度でも心配してたんだクマ」

大井「誰が心配なんてするもんですか!むしろお邪魔虫が減ってよかったわ!」

木曾「相変わらずだな、姉さん達は」(クス

多摩「やっとわらったにゃー」

球磨「ささ、準備して海水浴だクマ!」

北上「いいねぇー痺れるねぇ~」

初雪「…あ…吹雪」

吹雪「初雪ちゃん!そっか、初雪ちゃんも作戦に参加するんだ」

雪風「吹雪さん!会いたかったです!」

叢雲「思ってたよりも元気そうじゃない」

吹雪「雪風ちゃんに叢雲ちゃんまで!久しぶりです」

叢雲「お願いだからちゃん付けはやめて頂戴」

夕立「知らない娘っぽい」

睦月「吹雪ちゃんのお友達?」

吹雪「はい!前の鎮守府で一緒だった駆逐艦の仲間です!」

夕立「みんなで海水浴にいくっぽい!」

吹雪「皆さんも一緒にどうですか!」

初雪「…初雪は寝」

叢雲「はいはい、行くわよ」ガシ

雪風「早く行きましょう!!」ガシ

初雪「…ねーるぅぅぅぅぅ」ズルズル

睦月「ふ…吹雪ちゃんがいた鎮守府っていつもあんな感じだったの?」

吹雪「うん、昔と変わってないみたい」

夕立「ちょっと変っぽい」


赤城「龍驤さん、お久しぶりです」

龍驤「おー!赤城と加賀やないか、演習以来やなぁ」

加賀「龍驤さんもお元気そうで」

瑞鶴「何この子?駆逐艦?かわいい!!」

加賀「てい」(正拳突き)

瑞鶴「ぎゃぁ!なにすんの一航戦!」

加賀「失礼しました、五航戦が無礼をしてしまって」(土下座)

龍驤「ちょ!なにやっとんや!一航戦の誇りはどうしたんや!!」

瑞鶴「本当よ!一体何やってんのよあんた!!」

赤城「瑞鶴さん」

瑞鶴「赤城さん!コレって一体!」

赤城「今すぐ土下座するのです、大丈夫です、介錯は私が務めます」

瑞鶴「ええええええええええええ」

瑞鶴「どうしたのよ一航戦!どういうことよ!」

加賀「この御方は与島鎮守府の龍驤さんよ」

翔鶴「りゅう…じょう…」(手に持ってたボールポロリ

翔鶴「龍驤ってあの龍驤!?」

加賀「そう、数多の深海棲艦を沈め逆鱗に触れると味方の艦でも容赦なく沈めるという」

赤城「あのときの演習…数で圧倒的に勝るこちらの艦載機をもろともせずに」

赤城「制空権を取られ…鬼神の如き圧倒的攻撃力を見た時に与島の提督の話は本当だったと革新しました」

龍驤「チョットその話よぉーく聞かせてくれんかなぁ」

五十鈴(あ、あれは帰ったら血の雨がふるわね)

山城(このまま別れてくれないかしら)

ビスコ「風紀が乱れているわね」

那珂「さーって!みんながビーチに集まったところで!!那珂ちゃん!一曲行きます!!」

金剛「ノー!ここはワタシが歌うネー!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

女提督「私の歌を聞けェェェェェェ!!」

宴会場

長月「辛勝ではあるが、提督戦勝利を祝し、乾杯!!」

戦術部一同「かんぱーい!!」

女提督「あなた達ィィ!」

曙「全く、クソ提督の歌は無視して乾杯は恒例行事じゃないの」

加古「だなぁ、でも優しいこのアタシがジュエットしてあげようか?」

女提督「Huu...」

矢矧「マサニ今宵、イマ世界ハ!」

女提督「Cold moon.」

矢矧「 一ツニナル、届キタマエ!」

女提督「Blue shine」

矢矧「叶エタマエ!」

二人「さあ…始まろう…! 3、2、1 Ready go Fly!!」

阿武隈「もう歌い始めてるし」

瑞鳳「まぁまぁ、玉子焼きも準備出来たよ」

大鳳「ジュースやお酒やつまみも明石さんに手配したのですぐ来ますよ」

朝潮「よかったの、部長」

長月「なにがだ?」

朝潮「いえ、勝利の報酬が提督の支払い持ちで飲み会でよかったのかと」

長月「言いたいことはわかる、なぜケッコンカッコカリしてもらわないのかっていいたいのだろ」

朝潮「部長はこの鎮守府で二番目に配属された艦娘」

朝潮「練度も上限に届いてるし提督の方針ならケッコンカッコカリしても問題ないはず」

長月「私だってしてもらいたいさ、でも今回の勝利はあくまで提督が罠を全部踏み抜いた上での勝利だ」

長月「提督が本気なら最初の時点で私たちは壊滅してた」

朝潮「それでも勝ちは勝ちです」

長月「それと、提督には駆逐艦を大切にする理由があるんだ」

朝潮「それは初耳です」

長月「提督の過去に関わる話だ、知ってるのは私と叢雲」

長月「それと龍驤なら知ってるかもな」

朝潮「…深くは詮索しないでおきます」

長月「まぁ、それと」

女提督「加古!ちょっと来い!あと二人誰か来い!」

401「歌か!私も歌うぞ!」

あきつ丸「提督に付き合うであります!」

女提督「あーいまい三センチ!」

長月「今のままでも十分に満足なんだ、私は」

長月「と、そろそろ時間か」

扶桑「お迎えに上がりました」ドア連撃大破

龍田「負けちゃった無様な提督さんはどこかしらぁ~♪」カットイン攻撃ドア轟沈

飛鷹「ここからは大人の時間でですよー」

長月「提督の身柄引取ご苦労」敬礼

青葉「提督は頂いていっちゃいますね」敬礼

女提督「あのー朝潮さん、なんで私を手錠で捕まえたの」

朝潮「提督は絶対に逃げようとするので逃がさないようにという部長の指示です」

長月「すまない提督、そういう契約なんだ」

女提督「僕と契約して魔法少女になってよ」

長月「もうそういう年齢じゃないんだが」(20歳)

提督「ってあれぇ?」

扶桑「もう男に戻ったのではないですか?」

提督「ふぁぁぁぁぁぁぁぁ!!これでは女装ではないか!やめてぇぇぇ!!」

青葉「女装提督いただきました」(パシャ

提督「青葉ェ…」

青葉「実は提督の写真は中身知らない女提督の方々に高額で取引されてます」

提督「ふむ、で、その収入は?」

青葉「明石さんと半々です、尚明石さんはその資金を酒の仕入れやらに使っています」

提督「それなら仕方ない」

大鳳「仕方…ないのですか?」

扶桑「それではいきましょうか」ガシ

龍田「連行しますねぇー♪」ガシ

提督「せめて手錠は外してくれねえ?」ズルズル

摩耶「手癖が悪いからダメだな」

長月「提督に敬礼」左敬礼

戦術部全員左敬礼

提督「俺死ぬの?」

ちなみに効果時間軽減のサプリは明石が準備した

しつこいがトラック島!

ビスコ「ブロォク!」ポスン

五十鈴「ナイス!五十鈴におまかせよ!トス!!」パン

武蔵「よく回した、あとは私に任せろ…アタック!!」ドドッドドドド

センコハナビめいたその加速し火花散らす特殊バレーボール!!

長門「やらせるかぁ!!」ブルァァァァァ

それをまるで普通のボールのごとく受ける

霧島「あのボールをうけとめたぁぁぁぁ!!さすが長門秘書艦!!意地を見せたァァァ!!」

那珂「そういうのは那珂ちゃんの十八番なのにぃぃぃい!!」

川内「中継は私におまかせろ!夜戦じゃないのが悔いだけど!!」ポス

大和「さあ、やるわ…アタック!!」ズシャアアアアアア

初雪「…海…冷たくていい」(浮き輪装備

叢雲「暑苦しいったらありゃしないわ」

雪風「ラムネおいしいですぅ」

なんやかんやで楽しんでいた

司令室
提督「なんだ、お前らがやりたいことって」

龍田「まぁまぁ♪一杯どうぞ♪」

提督「飲み会がしたかっただけか、それならそう言えばいいのに」

扶桑「いつも嫁艦の方々が飲み会では付き添ってますからね」

摩耶「だから、たまにはオレたちの酒も飲めって話だよ」

提督「俺はてっきり普段の仕返しやらケッコンカッコカリを迫られるやら怖がってたのに」

飛鷹「妹の結婚相手に手をだすほど汚れていませんよ」

青葉「私達は私達で感謝してるんですよ、この鎮守府と提督に」

龍田「わかってるんですよぉ♪セクハラまがいな行為は照れ隠しみたいなもんだって♪」

明石「一番はともかくみんなを大事にしてる、だからカッコカリメンバーがいない時ぐらいわね」

提督「お前らなぁ、何恥ずかしいこと言ってんだよ」

摩耶「ほらほら、俺の酒だ、飲め飲め」

提督「おお、サンクス」

扶桑「ふふ、こちらのお酒もどうぞ」

提督「グラッチェ」

飛鷹「たまにはこういう日もいいわね」

龍田「カッコカリが返ってくるまでとはいぇ♪私達の気持ち♪受け取ってもらいますよぉ♪」

提督「あとがこええな」

二時間後

提督「zzzzzzz」グースカ

龍田「寝てしまいましたわねぇ♪」

飛鷹「みたいだね」

扶桑「ふふ、食べちゃいたいですね」

明石「ダーメ、皆で約束したじゃん」

摩耶「提督からカッコカリを申し出るまでは手を出さない」

龍田「本当はぁ♪みんな提督大好きなんですよぉ♪」

青葉「強くあたっちゃうのは嫌よ嫌よも好きのうちってことで」

提督(知ってるよ…)

提督(でも俺は…)

龍田「そろそろ狸寝入りはやめてもいいんですよぉ♪」

提督「zzzzzzz」

扶桑「素直じゃないですね」

与島鎮守府近海
その艦はただ一人夜の海の上
その赤い眼差しはただまっすぐに鎮守府を見つめていた

「ヤット見ツケタヨ、僕ダケノ提督…」




第六部 艦

次回予告
川内「やめろ!
与島鎮守府に襲いかかる深海棲艦の群れ、主力が抜けた鎮守府を左右するのは提督の采配

頼む、死なないで提督!あんたが今ここで倒れたら龍驤さんや他のケッコンカッコカリ勢

そして、提督を信じる艦娘たちはどうなるの!

戦力はまだ残ってる!采配時代ではどうにかなる!

諦めるな提督!!

次回艦これSS第七部

「提督、死す」

夜戦!開始!!」

トラック島で夕立が改ニに改装されてる頃

ろー「UボートU-511改め、呂号第500潜水艦です」

ろー「ユーちゃん改め、ろーちゃんです!提督、よろしくお願いしまーす」

提督「ガーン」

ろー「どうしたの、提督?」

提督「俺のユーちゃんは!!ユーちゃんはどこ行った!!」

提督「ろーちゃんなんて認めないぞ!いや完全否定するわけじゃねえがあの長門っぽい感(ry」

ろー「提督、ごめんなさい、ろーちゃん、なにかやっちゃいました」ウルウル

提督「ごめん俺が悪かった!ろーちゃん最高!犬っ子でチョーかわいいよー!!」ナデナデ

ろー「よくわからないけど、ダンケ、ダンケ♪」

摩耶「やっぱ犯罪に手を出す前に殺すか」

龍田「それは飛躍しすぎですぅ~♪」

龍田「まずは調教からかしらぁ~♪」

水ぽん「いっそのこと改造しちゃうー?」

扶桑「いえいえ、ここは大人の女性の魅力を叩き込んだほうが…」

若葉「呼んだか、大人の魅力なら任せて欲しい」

矢矧「あと三年ぐらい我慢しましょうね」

提督「お前らそういう話は俺の目が届かないとこでやれよ」

長月「提督、そろそろまるゆ旗艦の潜水部隊が呉から帰還するぞ」

提督「無線封鎖ってのはやりにくいもんだな」

提督「リアルタイムの情報は手に入らんし哨戒にも人員を割かんといけんし」

長月「こちらの無線が盗聴解読されてるという話は本当なんだな」

提督「前の呉の祥鳳炎上がすべてを物語ってる、そう考えるのが自然だし」

提督「俺と初雪で意見があった、ほぼ間違いない」

長月「戦局が更に厳しくなるな」

提督「完全に孤立するよりはマシ

祥鳳さん炎上してしもたん?

>>474
アニメ7話では大破炎上してた
助かったのか沈んだのか、そもそもアニメの鎮守府の艦娘だったのかもわからずじまいで終わった
とりあえずこのSSでは助かった扱いだけどもう名前すら出ないと思われ

トゥルルルルルルル(内線呼出音)

提督「もしもし、ドッピオです」

明石『提督!明石です!!』
口調が荒い、きりっと真面目モードに切り替える

提督「どうした、落ち着いて報告するんだ」

明石『今潜水艦隊が帰還したんだけど、とりあえず来てくれないか!』

どうやらただ事ではないようだ
無線の件や大規模作戦や
やれやれ、どうやら当分は慌ただしくなりそうだな

第七部「提督、死す」

168「くっ!油断したわ」

港にたどり着いた俺の目に真っ先に入ったのは大破の伊168

後ろに続く伊8や伊401も中破

唯一護衛対象であったまるゆは無傷だ

168「司令官…たいへ」
言葉を続けようとする168の口をふさぐ

提督「話はまるゆから聞く、58の代わりに旗艦の任ご苦労」

提督「他の三人も58とろーがかけた状態でよく帰ってきた」

提督「すぐに入渠、高速修復剤使っても構わんから終わり次第司令室に」

168「了解、行くわよ二人共」

401「く、やられた」

8「一度態勢を立て直さなきゃ…」

まるゆ「た…隊長」

提督「まるゆも無傷でよかった、早速だが司令室で報告を」

まるゆ「そ、それよりもこの人を」

指差した先は運搬用の運輸筒、今は届けたあとで中身は空のはず
だがまるゆが戦闘に巻き込まれた一般人を入れて救出したのだろう
なら早く助けなくては(ただし幼女に限る)

提督「ふぁ」
開けた途端それをみて素っ頓狂な声が出た

提督「呉の提督じゃねえか…」

呉提督「…」

司令室
提督「まとめると、深海棲艦の強襲を受けて自分以外全員逃がしたのはいいけど」

提督「自分は逃げ遅れた上深海棲艦に拉致られてうちの潜水艦に道中助けられたと?」

呉提督「…」コクコク

提督「アホかぁ!!!」

呉提督「…」ビクッ

提督「なんで防衛戦力残してねえんだ!!つうかこの無線封鎖中に呑気しすぎなんだよ!!」

呉提督「…」シュン

提督「まぁ、お前の気持ちはわからんでもないし作戦も大事だ」

提督「だがな、お前がいないと誰が呉鎮守府を導くんだ?」

呉提督「…」グッ

提督「まぁいい、潜水艦たちに感謝しろよ、呉には準備ができ次第陸路で帰れ」

提督「こっちは別で呉への支援を準備する」

呉提督「…」コクコク

曙(無口とが聞いていたけど)

長月(これ程までとはな)

提督「大鳳、呉への支援お前に任せたい」

大鳳「私ですか?」

提督「ああ、潜水艦のメンバーとともに輸送任務に参加」

提督「呉鎮守府へ到着後お前には呉に着任しあの提督の下についてくれ」

大鳳「左遷…ということでしょうか?」

提督「馬鹿言うな、お前はうちの鎮守府から送り出す助っ人だ」

提督「吹雪同様うち出身の艦娘として活躍してみせろ」

大鳳「分かりました、その任務お受けします」

提督「聞いてのとおりだ、168」

提督「さっきの今で悪いが行けるか」

168「甘く見ないでよね、潜水艦メンバーはオリョールで鍛えられてるんだから」

提督「頼んだ、今回は応急女神とかも一緒に送ってくれ」


大鳳「それでは…行ってきます」

提督「ああ、戦果を期待する、たまに連絡入れるから情報交換頼むぞ」

大鳳「はい…提督も、死なないでください」

大鳳「今日はいい風…。正規空母大鳳、出撃します!」

提督「頼む、潜水艦のみんなも護衛頼んだぞ」

168「任せて、これからは夜よ、夜は私たちの世界よ」

8「はっちゃん、出撃しますね」

401「さぁ、夜もひと踏ん張り、やっちゃうからね!」

まるゆ「まるゆだって、活躍できるんですよっ!」

ろー「がんばるー、がるるー」

提督「本当に頼んだぞ」

一同「いってきまーす」

6人の背中を見送って俺は3つ覚悟する

1つ、絶対生き残ること

2つ、全員を守ること

3つ、この鎮守府を守る

提督「青葉ァ!!」

青葉「呼びましたか、提督」

提督「今日は普通に出てくるんだな」

青葉「ええ、みんな覚悟はできています」

提督「第一種、戦闘態勢、来るぞ、呉を襲撃した深海棲艦」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
龍驤「提督…ちゃんとしてるんやろうか?」

木曾「まぁ、大丈夫だろ、つうか姉さん離れてくれ」

球磨「作戦始まるまでは絶対話さないクマー」

ビスコ「作戦、遅いわね、何かあったのかしら?」

五十鈴「私達は命令を従順に聞くだけ、命令は絶対よ」

叢雲「まぁ、いいんじゃない、長めの休暇と思えば」

山城「これから決戦だっていうのに、悠長ね」

初雪「…熱い」

暁「これが!!レディー!!」

龍驤「そうだ…このToLOVEるを読めばお前らも立派なレディーだ!!」

雷「これで私達も頼れる大人に!!」

電「なれるのです!!」(プラズマとは別人です)

響「スパシーバ」

58「私も読みます!」

雪風「雪風も付き合いますぅ!!」

隼鷹「それ、絶対まちがってるよぉ…ヒック」

熊野「不潔ですわ」

天龍「どうしてこの本の内容が不潔だとわかるのかなぁ」ニヤニヤ

大和「ここにいたのですね」

武蔵「ああ」

武蔵ははるか遠い水平線を眺めていた
その視線は鋭く、いつでも臨戦態勢といえる構えだった

大和「心が震えるのですね」

武蔵「ああ、この目線の先に敵がいる、そう思うと武者震いが止まらない」

大和「作戦、成功すればいいですね」

武蔵「するさ、俺達がいるのだからな」

二人で水平線を見つめる
そう、この先に敵がいる

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

提督「いいか、俺らが引きつけるから鳴門海峡方面からトラック島へ迎え」

若葉「わかった、絶対に呉の襲撃と鎮守府の危機を伝える」

曙「本当に大丈夫なの?」

Z1「戦力を分断するのは得策ではない」

長月「お前ら、提督からの指示だ」

提督「長月、こいつらを任せたぞ」

長月「侮るなよ、これでも私は戦術部部長だ」

提督「期待してるぞ」ナデナデ

長月「こいつは…いいな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いつものことだ
いつも悪い予感はよく当たる
たまには少しハズレてほしいと願うばかりだ

168『旗艦は新種の深海棲艦だったわ』

168『艦首はわからない』

168『スピードは駆逐艦以上、なのに火力は戦艦以上で水中にも爆雷使ってきたりよくわからなかった』

168『赤目で白髪で…確か胸のところに疾風ってかいてある名札があったわね』

168『深海棲艦っていうよりは私達艦娘に近かったわ』



提督「3年前の決着つけようじゃないか」

提督「キルミーベイベー」

提督「青葉!無線封鎖解除!相手に聞かれたってかまいやしねえ!!」

提督「どうせ俺らしか使わんしオープンチャンネルでガンガン情報集めろ!」

青葉「情報戦、じっとしてられませんねえ!!」

提督「明石!例のやつ急ピッチだ!開発急げよ!」

明石『やってるよ!形にはなってるんだからあとは最後の壁だけ』

提督「空母は全員各自索敵開始!一匹たりとも見逃すな!」

提督「軽巡重巡は対潜警戒!ソナーでどんな音も見逃すな!」

提督「少しでも異常を感じたり敵機確認したらすぐ連絡入れるんだ!」

飛鷹『それじゃぁ相手にも見つけたこと筒抜けじゃないですか』

提督「逆だ、相手に見つけたって教えてやれ!」

提督「戦艦は全員いつでもでれるようにしておけ!」

提督「もぐらたたきの時間だ!」

脳内BGM「A/Z」
(遅いけど『』は無線)

飛鷹『敵機発見!西方面2km!』

葛城『敵艦隊を発見!こっちは東方面3km!』

大鳳『こちらも見つけたよ!南南西1,5km!』

千代田『こっちは北北東2km!きてるよ!』

千歳『完全に囲まれてる!?派手にやってくれるじゃない』

提督「その中に白髪の赤目の深海棲艦はいるか?」

飛鷹『こっちにはいないわ』

葛城『こっちもよ』

大鳳『見当たりませんね』

千代田『いないわね』

なら…これは戦力を分散させる作戦か?
いや、相手は疾風だ
俺の教えたことを全部使ってくるなら…

提督「摩耶!聞こえるか!今どこだ!」

摩耶『大鳳と一緒だぜ』

提督「俺とお前で防空戦だ、行けるか?」

摩耶『あたぼうよ!!』

提督「皆よく聞けよ、敵の狙いは戦力の分散と偵察の中断、そして」

提督「俺だ」

艦娘「!!」

提督「今思えば初雪が提督代理してた時の近海への侵入は探りだ」

提督「俺を探すためのな、いいか、赤目で白髪の深海棲艦が突入してきたら教えてくれ」

提督「俺が、相手する」

呉への襲撃、とんだとばっちりだな
おそらく初雪のこちらの安全を第一に考えた戦法を見て疾風は
『与島に俺はいない』と判断したんだろう
俺なら敵の編成と味方の練度を考えれば安全策なんてせずに即攻撃させるからな
だが、俺が瀬戸内から離れないのも知っている
だから呉が襲撃されたし別人とわかりすぐに手放した
そうか、168たちの練度を見て俺に辿り着いたか

皮肉だな
艦娘を守るための練度向上がこの修羅場か
いいじゃねえか、面白い
こいよ疾風、それと、朝凪、神風、春風
お前らもいるんだろ
俺の今一番悪予感
それはあいつらが『戦艦並の攻撃力と装甲』
『駆逐艦並の機動力と汎用性』
それらを全て兼ね備えてること
たぶん、あたってるんだろうな
あの娘たちは改になったとき軽巡の兵装を身につけていた
つまり、深海棲艦と艦娘の力を同時に持った成長する船

提督「ミッション…スタート」

懐かしい気分だ
あの頃の口癖が出る
さぁ、始めようぜ、俺とお前の
第3次世界大戦

提督「来たぜ、ぬるりと」

摩耶「うざい提督!そんな生半可数じゃねえぞ!!」

本当に、あの時を思い出す

空が1、敵が9
なんかステルス機っぽい形の機体にまざって丸っこいのが見える
アレがたこやきってやつか、報告は大本営や実戦にでた艦娘からきいていたが

あれ、ほしいな、なんていうかテレサっぽい


これから全部落とすのがもったいない

両手の十字架銃を確認する
メンテはよし、可動区域よし、残弾よし

提督「さぁ、行くぜ摩耶」

摩耶「おう!」

提督「めぇつぶってても当たるぜ!!」

とかいいながら全力で目標補足
まずは三式弾で敵の多いところに打ち込む
三式弾の軌道はさすがに計算出来ない
いや、全くわからん
だが散弾と同じだ、集団には十分効果がある

摩耶「オラオラオラ!!」

摩耶の方も十分落とせている
ちなみに俺と摩耶は鎮守府で一番高い部室棟の屋上に大量の各種弾丸
を積み上げて立っている
下では重巡軽巡の艦娘達が援護射撃を行っている

問題はない
これなら制空権は確保できる
そっちよりも問題なのは…
水平線に沈みつつある太陽
これが終わればおそらく第二波が来る
それを落とした頃には…『夜戦突入』か

そうだよな、それが狙いだよな
夜戦に突入して得られる恩恵はあっちも同じ

もし、疾風が戦艦の火力と駆逐艦の性質を合わせもつのなら
考えたくもねえなぁ

疾風『あーあー、こちら疾風、こちら疾風』

疾風『僕はここだよ、聞こえてるいるんだろ?て・い・と・く』

通信から流れる懐かしい声

提督「聞こえてるぞ、シップウ、俺はここだ、ここにいるぞ」

疾風『まーたシップウっていった、ハヤテだよハヤテ』

提督「っててめえは深海棲艦だろうが!なにフェストゥムみたいなこと聞いてんだ」

疾風『でもこういうの好きでしょ?』

提督「よくわかってるじゃねえか、で、要件は何だ」

提督「うちの玄関を大々的に爆破していったんだ、相応の要件だろうなぁ」

疾風『じゃぁとりあえず話さない?積もる話もあるだろうし』

提督「うちのメンバーの安全の保証は?」

疾風『交渉の可否に関わらず全軍の一時鎮守府からの撤退、交渉は僕と護衛が二人』

どうする?これはフェイクか?
摩耶がこちらにアイコンタクトで
『構うことはない、全力で行く』っと送ってくる
だがそれの顔からは疲弊してるのが見て取れる

提督「わかった、だがシップウが来るのは撤退を確認してからだ」

疾風『まーたシップウっていった』

疾風『いいよ、確認ができたら教えてね、すぐに行くから』

さて、どうしたもんか

葛城『こちら葛城、こっちは深海棲艦の撤退確認したよ』

飛鷹『こちらも確認、怖いぐらいあっさり引いたわ』

千代田『ほんと、さっきの猛攻が嘘みたい』

あっちの提案通り敵は引いた
だがこれは罠、あいつが俺の教えた通りに動いているならな

疾風『そろそろ僕たちいってもいいかなぁ?』

提督「わかった、早く来い、結果が出るまで全艦娘に攻撃中止」

通信をきって不安そうな目で見てる青葉と摩耶に向き直る

青葉「私も一緒にいきます!記者魂がうずうずします!」

摩耶「あっちも護衛二人だろ、こっちも二人ついていくのはいいだろ?」

提督「こっちは4人で行く、青葉、飛鷹と扶桑を呼んでおいてくれ」

青葉「わかりました!任せて下さい!!」

疾風「久しぶり提督、僕のこと忘れてないよね」

久しぶりに見た疾風は謎の力強さと威圧感があった
護衛は…戦艦水鬼と泊地水鬼…だと?
また攻撃と防御両立したのを連れてきたもんだ

提督「久しぶりだな、ハヤテ」

疾風「ていとぉぉぉぉぉぉく!!!」

全力で疾風が飛び込んでくる
あ、これ普通に受けたら死ぬ
そういう重量と加速だ

『インフェルノ!!』と心の中で叫ぶ
時は止まる
この重量級の化け物をどう止めるか?いや、どう抱きしめるか
脳内で計算シミューレーション
結論は出た、時は動き出す
押しては駄目だ
だから、相手の速度と同じ速度で下がりつつ受け入れる
そうすることで速度による衝撃を0にして受け止めるる

疾風「さすが提督、殺す気で突っ込んだのに」

提督「話は司令室でだ、フォロミー」

疾風「提督ぅ、先に行っておくよ、僕の主砲は、試製51cm連装砲と同等だからね」

提督「みりゃわかる」

ああ、見ればわかる、今まであった深海棲艦で…ずば抜けて最強だ

司令室はまるで艦娘が押し寄せてきたときみたいな人口密集度だ
いつもの司令専用机に俺、その後ろに摩耶、扶桑、飛鷹がが待機
横では青葉がメモ帳とカメラ片手に取材している

一方対面の隼鷹が用意していたお客様用ソファーには疾風
その後ろに多くの提督にトラウマを刻み込んだ深海棲艦二人が立っている

提督「さて、大体予想は付いているがそっちの用事を聞こうか」

疾風「わかってるなら聞く必要ないじゃないか」

提督「お前が言わなきゃ話が進むんだろ」

疾風「それもそうかぁ」

本当に性格はあの時と変わっていない

疾風「提督を深海棲艦を束ねる提督としてスカウトしにきた」

提督「だろうな」

疾風「やっぱりわかってたんじゃないか、意地悪」

提督「意地悪なのは昔からだろ」

疾風「知ってるよ」

疾風「深海棲艦にたりないのは指導者、僕には提督しか思いつかなかった」

提督「だろうなぁーそれも知ってた」

今の深海棲艦に足りないもの
それは戦力統率に対して圧倒的な戦略戦術の低さ
逆にいえばここをつけるからこそ大本営は奮闘している

提督「つまり俺を引き入れることで今の深海棲艦の弱点を埋めたいということか」

疾風「話が早いよ、さすが提督、僕の認めた唯一の提督だよ」

提督「で、俺がそれに乗ると思うと?」

疾風「待遇は僕の権限で優遇するよ」

疾風「週休5日制、一日勤労時間5時間」

疾風「家も城のような部屋を準備するし衣食住からアニメやネット」

疾風「ネット回線から全部準備するし僕を筆頭に提督の好きな深海棲艦はべらせていいよ」

提督「ははwwwwマジで至れり尽くせりだなwwwww」

疾風「そうだろ、こんな場所にいるなんて提督の才能を抑制してる」

疾風「だから、僕と一緒に世界を壊そうよ、世界を終わらせようよ」

提督「悪く無い話だ」

摩耶「ちょっとまて提督」

扶桑「だめよ」

この会話を聞いて飛び出そうとした摩耶を扶桑が止める
俺の答えは決まっているから

提督「だが断る」

司令室が静まり返る
俺と疾風の手を挙げる合図で両方の護衛がいまにも飛び出しそうな状況を鎮める

疾風「訳を聞こうか」

提督「聞く必要あるのか?」

わかりきっている話だ
俺が深海棲艦にどんな条件を積まれようとも付くことはない
それに、ここには守るものが多すぎる

疾風「龍驤、確か提督の本妻の名前はそうだったよね」

どこで聞きつけた?
いや、無線が傍受されているなら当然か

疾風「その位置には本来僕がいるはず、僕は」

疾風「寝トラレタッテコトカナ?」

急に室温が下がったような錯覚に襲われる
本性だしやがった
この室内に広がる憎悪
俺の中の危険視号が逃げろ!逃げろ!と叫び続ける
だがそれはできない、俺が逃げたらここで終わる

疾風「僕ノモノニナラナイナラ」

疾風「死ヌシカナイネ、提督」

51cm連装砲通称改大和砲を俺に向ける

疾風「最後ノ選択ダ、我々ト共ニクルカ、ソレトモココデ朽チ果テルカ」

提督「両方NOだー」

躊躇なく放たれるその砲弾を扶桑が右手で払いのける

扶桑「提督と既成事実をなすまでは提督に手出しはさせません!!」

ああ、なんとなく格好良い雰囲気だったのに台無しだよ

っていうかあれいわゆる大和砲の強化型だよな
うん、愛の力ってすげえ
そして重い

疾風「交渉ハ、決裂ダネ」

提督「今すぐ撤退するんだな、今の戦力ならお前らを倒すことは可能だ」

疾風「デ?」

提督「今なら昔のよしみで見逃してやるって言ってんだ」

疾風「提督モ、甘クナッタネ」





疾風「攻撃、始マッテイル」

ドガンと大きな音とともに地面が揺れる

知っていたのか微動だにしない深海棲艦三人
対するこちらは突然のことに態勢を崩してしまう

千歳『水中から敵襲!赤目で白髪の深海棲艦!』

なん…だと…!

疾風「サスがノ提督ニモコレハ予想外デショ?」

ああ、想定の範囲外
俺の予想斜め上だよ
十中八九今来たのは神風型の誰か
そして水中から来たってことは…

疾風「朝凪ハ潜水艦ノ力ヲ持ツ駆逐艦ニ進化シタ」

俺の想像力が足りなかった
そういうことかよ

提督「青葉と飛鷹はあっちの救援に行ってくれ、ほかは…こいつらの相手だ」

摩耶「やっと出番か」

扶桑「任せてください」

疾風「ヤラセルト思う」

提督「やるんだよ」

椅子に座った姿勢から全身を全て使ってノーモーションからの高速タックル
対応できないうちに疾風ごと室外へ飛び出す

疾風「クッ!イキナリナンテ!」

提督「お前の相手は俺だよ、さぁ」

提督「キルミーベイベー」

泊地水鬼「ヒメ!!」

扶桑「あなたのお相手は私です」

戦艦水鬼「人間ノ玩具如キガ」

摩耶「ならその玩具にもこれから負けるお前はガラクタだな」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
提督「さぁ!おっぱじめようぜ!俺とお前の第3次世界大戦!」

疾風「艤装ヲ装着シタ僕ニ力デ勝テルトデモ?」

ぐっと押し返す力が俺を止める
やべえな、これは武蔵とタメ張れるじゃねえか

だが、戦闘技術は武蔵ほどではない
陸上では魚雷は使えないし主砲も副砲も当たらなければどうということはない

なにより、この近距離では主砲など使えばそっちだって被害がでる
故に…常にクロスレンジを維持しつつダメージを与えれば…勝機が

あったはずなんだがなぁ

疾風「オソイ、ヤッパシ、提督ハ人、想像力ガ僕達ニ追イツイテイナイ」

様子を見るためにエクスプロージョンモードにならなくてよかった
こいつは、疾風は自分が傷つくことなんて恐れなていない
だから平然とこちらに主砲を向け、確実に狙ってくる
さて問題です
この場合どうするのが正解でしょうか

1、超絶イケメンでモテモテの突如ディモールトグランツェなアイデアを思いつく
2,俺の愛してやまない艦娘たちがこのタイミングで助けてくれる
3,死ぬ、もしくはボロ雑巾の如くボロボロになる

3,、、3、、、、『3』!!


は論外
2は…まぁムリだろうな

なら
姿勢を低くして全身で加速して
完全な密着状態からの全体重をかけた体当たり
イメージ的にはピクルVS克己の真マッハ突きの体当たりバージョン
今は通路の奥
これで、窓を突き破ってそのまま下に落とす!

疾風「僕ダケジャズルイヨ、提督モ一緒ニサ」

接触の瞬間腕を掴まれる
今の攻撃に全神経全体力を注いだ俺にこれを払う力は、ない
窓を突き破り三階から落ちていく疾風に引っ張られ俺もそのまま
落下していく

ーーーーーーーーーーーーーーーー
加古「ぐああああああ!!」

矢矧「大丈夫!!」

加古「潜水艦に戦艦の性能とかやばいよやばいよ」

龍田「本当にぃ♪やりにくいわ♪」

水中に逃げてこちらの砲撃を回避しつつ隙を見て頭出して戦艦並の砲撃
おまけに動きも早く砲撃はもとより軽空母の絨毯爆撃にも全く当たる気配がない
このままではジリジリとこちらが消耗していく

プラズマ「遂に駆逐艦最終兵器の出番なのです」

深雪「嫌だぁぁぁぁぁぁ!!!死にたくない死にたくない!!」

プラズマ「つべこべ言わずに行くなのです!」蹴り

深雪「こうなりゃ死なばもろともぉぉぉぉぉぉ!!」

朝凪「怖イ怖イ、マア俺ハ潜ルケドサ」プクプク

深雪「そんなァァァァ!!」

プラズマ「めんどくさいからここで爆破なのです!」ポチぃ

深雪、しめやかに爆発飛散

なお、大破でとどまった模様

深雪「もう…死なせて…」

プラズマ「入渠してもう一回チャレンジなのです」

深雪「嫌だァァァ!!全員呪われろぉぉぉぉぉ!!」ズルズル

朝凪「何ガシタインダアレ」プッハ

矢矧「…さぁ」

なにげに深海棲艦と艦娘が初めて意気投合した歴史的瞬間である
世界の夜明けは近いかも




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
疾風「サスガ提督、アレダケヤッテ軽傷カ」

どこが軽傷だよ
受け身は不完全で全身ズタズタだし掴まれてた右腕は…
あーこれはあかん、完全に折れてる

提督「エクスプロージョンッ!(限定解除)」
とりあえずこれで痛覚をカット
外に出れれば狭い部屋や通路なんかよりも逃げ場や戦法に幅が出る
動くことさえできれば連装砲相手なら逃げることはたやすい
時間を稼ぐんだ俺
明石のproject futureの完成、もしくは三重に出した援軍要請
どれかが成立すれば倒すことはできずとも撤退させることは出来る

疾風「来ナイヨ、誰モ」

疾風「ソシテ提督ハ広イ場所ヲ戦場ニスルコトデ時間稼ギシヨウトシテル」

そのぐらい読まれているのは承知の上
だからどうしたってんだ

背中に背負っていた十字架銃を両手に握る
握っているが右手は感覚が完全にない
だが握れるということはやれるってことだ
お前との決着のためなら右腕の一本くれてやる



疾風「僕ハ、提督ノ想像力ヲ凌駕スル」
俺は今日何度驚けばいい?
俺の想像力ってそんなに貧相か?
48機のタコヤキ
それが疾風の背中から射出される
お前はキュベレイか何かか?

疾風「遅クナッタケド自己紹介スルヨ」

疾風「僕ハ神風型艦7番改三、深海棲艦駆逐戦艦空母疾風」
ハハ、乾いた笑いが出る
駆逐艦の機動性
戦艦の火力と装甲
そして空母の艦載能力まで備えてるってことか
俺が追い詰めたんじゃない
こうなることを予想して追い詰められたんだ
つまり俺のSAN値がピンチってことじゃねえか

疾風「五体満足ジャナクテモイイ、提督、覚悟シテネ」

やるしかねえ

深海棲艦撤退までの空き時間で弾薬の補充は終わっている
タキヤキ48機+疾風
行けるか!
せめて一番期待できる親方の到着まで持たせることができればどうにかなる!





提督「キルミーベイベー(さぁ、やろうぜ疾風)」

疾風「キルミーベイベー(遊んであげるよ、提督)」

ーーーーーーーーーーーーーーー
朝凪「ドウシタノ?終ワッチャウヨ?」

練度の差ではない
艦船としての純粋な性能差
そして、戦力不足
もし今ここにケッコンカッコカリしている伊58や大鳳と呉に向かった潜水艦達がいれば
水上と水中からの挟撃なら変わっていたのかもしれない

深雪「助けて!!誰か助けて!!」
助けを呼ぶ声も虚しく眼前に映る他の艦娘達は大破して動けないか弾薬も艦載機も尽き
今まさに背中越しに主砲を突きつけられ轟沈させられそうな深雪を見ることしかできなかった

朝凪「最後ノ特攻ハマグレトハイエ俺ヲ中破サセルナンテナ」

朝凪「見セシメニ苦痛ヲ伴ッテ沈メテヤル」

それでも、それでもプラズマならなんとかしてくれる
そう思った矢先視線に入ったのは
数珠を持って摩訶般若心経をゲス顔で唱えるプラズマ
あ、終わったわ

深雪「ごめん提督…先に逝くわ…またね」
いつも私はそうだ
取り返しがつかなくなってから後悔する
まだ自分の気持ちを提督に伝えていないのに…
本当に、馬鹿だ私

覚悟を決めて抵抗もせず目を瞑る
せめて安らかに沈めてくれ

往生せいや!!
その掛け声とともに今まで後頭部に突きつけられていた主砲の接着感がなくなる
そして、この声は

親方「必殺!六甲山落とし!!」

深雪「お…おやかたぁぁぁぁ!!!!」

空中高く舞い上げられた朝凪
その浮遊状態から再び主砲で狙おうとするが陸上から放たれた弾丸が額にクリーンヒットし妨害され
そのまま
水面に叩きつけられた

朝凪「まさか、ここで親方なんてね、今まで寝てたの?」

親方「朝凪ぃ、お父ちゃんはそんな悪いこに育てた覚えないぞ」

朝凪「相変わらずだな、親方はやっぱ最高だよ」

朝凪「それよりも、俺を狙撃したあの糞女誰だよ」

コーキン「マイネームイズ『エレクトリックコーキングガン』、だーりん」

途中送信してもうた

コーキン「マイネームイズ『エレクトリックコーキングガン』、ダーリンや私のフレンドを傷つける奴は許さないんだから」

朝凪「ダーリン?」

周囲の気温が一気に下がったような錯覚
ああ、これは嫉妬してるんだなぁっと艦娘達が察した

親方「俺はお前一筋だ、コーキングガン」

コーキン「馬鹿ぁ!こんなところで言わないでよ」(赤面

全くだ、こんなところでのろけてんじゃねえよ糞が

と朝凪と艦娘達が声には出さずに心の中で同じことを叫んだ
やはり深海棲艦と人類の和睦の時は近いのかもしれない

名栗鉋「あまり隙を見せていますと、スパっと、逝っちゃいますわよ」

超高速で移動してたなぐり鉋は既に朝凪の背後から殴りかかるモーションである

名栗鉋「ハイクを詠め!!」

朝凪「ナンダヨ!コイツ!!」
そのパンチを受け止めて逆に殴り返そうとするが

名栗鉋「水遁の術!!」

ニンジャ特有のニンポで防がれてしまう
ちなみに鉋は右足が沈む前に左足をうんぬんかんぬんの理論で水面を走ってきた

朝凪「ダメージハアマリナイガ水上デハ不利ダナ」

潜水して自分の得意なフィールドに持ち込もうとするが…
海はモーゼの奇跡さながらに海は割れた

?「艦娘ノ皆様、オマタセシマシタ」

ベビースイーパー「水中ポンプ改メ、ベビースイーパー」

ベビースイーパー「建姫ト親方ヲ提督ノ指示通リオ連レシマシタ」

ベビースイーパー「精霊、ウンディーネヲ戦闘区域ニ展開、潜水ナドサセマセン」

朝凪「親方ノ仲間ハ中々ニ有能ダネ」

この期に及んでも余裕の表情
それもそのはずだ
コーキングガンの額へのクリティカルヒットが全くと言って効いていない

朝凪「ケンキ?ッテ今イッタカナ?残念ダケドソコノ娘達ジャ俺ハ倒セナイ」

親方「そうみたいだな、俺の六甲山おろしも全く効いてねえ」

朝凪「分カッテルナラ降伏シナヨ、今ナラ許シテアゲル」

親方「いいこと教えてやるよ」

親方「今日は特別でな、ゲストがあと4人ほどいるんだよ」

?「そんな悪い子になるなんてお姉ちゃん許しません!」

?「ビジネスなので、わっちも仕掛けます」

割れた海の両端から朝凪に向かって砲撃が集中する

朝凪「コノ火力!!神風ト春風カ!!」

神風「神風型一番艦神風改ニ、対深海棲艦戦に復帰します」

春風「神風型三番艦春風改二、契約通り戦線に復帰する」

敵と同じ白髪に赤目の艦娘の出現に事情を知らない艦娘たちは
ただ見守ることしかできない

朝凪(大破寸前カ、仕方ナイ)

神風と春風の武装はせいぜい重巡クラス
だが、それが『艦娘の装着した艤装』である以上有効的なダメージになる

朝凪は割れた海をタービン全開で疾走
そのまま海の中へ上からの銃弾の嵐の中潜水艦の能力で海へ逃れた

ベビースイーパー「逃シハシマセン」

親方「やめろ、まずは提督の援護が最優先だ」

ベビースイーパー「了解シマシタ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
摩耶「ぶっ殺してやるぅ!!」

戦艦水鬼「ソンナ!!タカガ重巡ゴトキニィィィィィ!!」

摩耶の両腕から放たれた20.3cm(2号)連装砲により戦艦水鬼は胴体から真っ二つになる

それと同時にあちら側では瑞雲12型と三式弾を装填した試製41cm三連装砲
により扶桑が泊地水鬼を塵も残さず吹き飛ばしたところだった

扶桑「提督との既成事実…既成事実さえ作ってしまえば…」

摩耶(わ…わからんでもないけどおっかねえ…)

扶桑「はっ!提督は!」

摩耶「早く行かねえとたぶんあっちはやべえぞ!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

疾風「モウ、立チ上ガルコトモデキナイカナ」

疾風が俺を見下ろしている

両腕骨折
右足骨折
左足筋肉断裂
アバラも数本逝ってやがる
よぉくわかった
疾風には艦娘以外の通常兵器から打撃まで全く通用しねえ
おそらく武蔵の主砲が直撃して良いダメージが入るって程度だ
俺のような戦闘技術に特化した『人間』にとっての天敵だ
てめえはレッドミラージュかってかよ

寝る前の脳内設定19
提督インフェルノモード

若き頃の提督が怒首領蜂最大往生の陰蜂攻略に置いて
いわゆるシューターズハイに突入し時の止まった世界に入門したことに始まる
自身の思考を超高速で巡らせることで止まった世界もしくは時間の流れが遅い状態にできる
ただし精神的な消耗も激しく集中力が続かない状態では発動できない
任意的に起こすことはできるが予め脳内プログラミングしていないと動くことはできない
動けてもできることは限られる
せいぜい亭距離で単調な動きをスル相手に
スカートのホックを外し!
パンツをずらし!
ブラのホックを外す!
ぐらい程度
実際提督も状況確認の一時停止程度にしか使用しない

なお、何故インフェルノかというと英語ダメな提督が
インフェルノ=業火と勘違いしているからである

疾風「最後ノ警告ダヨ、一緒ニ来ナイ?」

提督「絶対にNOだ」

疾風「ソウカ、残念ダヨ」

主砲が頭につきつけられる
体は…やっぱ無理か
いくら痛覚を遮断しても動かなくなったもんは動かないか
やっぱ人間って脆いわ
いいさ、お前に殺されるなら
俺はお前を一度沈めたんだから




ズドン

摩耶「提督!今の音主砲だよな!大丈夫…か?」

目に写ったのは血まみれの提督の姿
夜の中庭をぼんやりと外灯が照らし
主砲を突きつけた疾風の姿がそこにあった

疾風「一足遅カッタネ、モウ終ワッタヨ」

終わった?
何を言ってるんだこいつは
提督だぞ、あの殺してもしなないような提督だぞ

扶桑「そんな…」
あとから出てきた扶桑もその光景を見ていまにも膝元から崩れ落ちそうだ

疾風「ジャァ、コレハモラッテイクカラ、サヨウナラ」

状況に頭が追いつかない
提督が死んで
死体を持って帰る?

なにをいってるんだ?

扶桑「提督はあなたなんかに!!」

疾風「ウルサイ」

扶桑が構えるよりも早く試製51cm連装砲が扶桑を吹き飛ばす

何が起きてる
私は何をすればいいんだ
私は…私は…

親方「おい!しっかりしろ!おい!!」

強く揺さぶられて目が覚める

摩耶「てい…とく…」

親方「気がついたか」

私は一体…
はっと目が覚める

摩耶「提督は!提督は!!」

龍田「はやく扶桑さんを入渠させて!このままじゃ危ないわ!」

親方「おちつけ、提督はどうした、ゆっくり喋れ」

摩耶「提督は…」

提督は…提督は…提督は…提督は…提督は…提督は…提督は…提督は…提督は…




摩耶「殺されて…持って行かれた…」


第七部完

次回予告(Angel Beats!風)

「提督のいない鎮守府に意味なんかない」
  「死んでもいい、俺は奴らに特攻を仕掛ける」
 「提督が死ぬはずがない、死ぬはずがないんだ!」
「私、まだ提督にありがとうって言っていない!!!!」
   「未練なんてない…もう…」
 「提督一人では逝かせない、僕も後を追うよ」
「馬鹿!ホント馬鹿!!提督…」
   「出世しないまま死ぬなんて許さないわ」
 「カメラは嘘をつかない、だから」
「…残る人は残って…出る人はとめない」
     「うちもいま、そっちにいくんやから」

艦これSS第七部「提督のいなくなった鎮守府」

マルゴーマルマル
青葉「提督、安らかに眠ってくださいね」

そこに提督は埋まっていない
ただ簡素な墓と私がこの前の飲み会で撮った提督の写真が飾られているだけ
墓は親方と建姫の方々が準備してくれたらしい
昨日は酒を片手に最後の別れをしていた

昨日の戦闘が嘘のようだ
空は提督を迎え入れるように雲ひとつない快晴
そして海はいつもより穏やかに見える

私の役目はこのカメラでこの鎮守府のことを記録すること
だから最後までその仕事を全うし先に逝った提督へご報告しようと思います

艦これSS第七部「提督のいなくなった鎮守府ー青葉の手記ー」

マルゴーサンマル

青葉「そろそろ夜明けですね」

長かった夜が終わる
私はいつからここにいたんだろうか
たぶん長い間提督の眠っていないお墓と会話していた
飲み会のこと、みんなでいった買い物や鷲羽山のこと
そして私が提督に言えなかった私の気持ち

青葉「青葉、行ってきます」
工廠のほうでいつものように働く妖精さん達が見えた
あれから各々の時を過ごした艦娘たちも動き出す時間だろう
私の仕事もこれからが本番
提督のいない鎮守府の長い一日が始まる

マルロクマルマル
呉に行っていた潜水艦部隊が帰還する
心苦しいが事の顛末を告げ現実を受け入れてもらう

168「そんな…司令官が…」
イムヤはそんなことありえないと言わんがばかりの表情だ

168「そうよ、どうせ司令官のわるふざけなんでしょ、そうなんでしょ?」
その問に無言という返答が返ってくる
提督の死
頭では理解しても受け入れれるかは別の話だ
結局そのままイムヤは無表情で崩れる
まるゆとろーは二人で抱き合って泣いている
ろー「提督…舞鶴の温泉、連れて行ってくれるって、約束したのに…」

まるゆ「隊長ぅ…」

401と8は他のメンバーと違って泣いてすらいない

401「提督のいない鎮守府に意味なんかない」

401「でも最後のお別れはちゃんといっておかないとね」

8「私も行こうかな、みんなも一緒にね」

他の4人の腕を引っ張って私の教えた提督の墓に向かっていく
どの横顔から水滴のようなものが流れている
強がってはいるが、精神的に幼い潜水艦たちには相当こたえるだろう

マルロクサンマル
飲み会会場が騒がしい
覗きにいくとまだ日があまり出てないこの時間から戦術部のメンバーを
中心に提督の葬式の準備が始まっていた
その場にいた全員が目を真っ赤にして暗い表情で黙々と作業している
戦術部は元々提督に憧れ追いつこうとしたのが発足理由
故に鎮守府でも提督を慕い尊敬する艦娘が大勢入部している部活
夜の間は各々泣いて過ごしたのだろう
矢矧「提督がいなくたってちゃんとできるとこぐらい見せないと安心して提督がいけないしょ」
っと不在中の部長に変わって檄を飛ばす矢矧だが目が死んでいる
おそらくまだ心の整理が済んでいない
いや、鎮守府の艦娘全員がそうなんでしょう
葬式とは言わばその人が死んだことを受け入れるための儀式
誰かがやらないといけない
いつもは騒がしくムードメーカーである加古や阿武隈まで暗い表情で
無口で準備を進めている
その傍らで妖精さんが両手に旗をパタパタと振り回して応援している
妖精さんたちには悲しいという感情はないのだろうか?
それとも提督が死んだと理解できていないのだろうか

私が最高のベストショットだと思っている提督の写真を遺影用に部員に渡す
その写真を見て再び数人が泣き始める

加古「本当に死んだのかよ…あの変態ヤローがそんなあっさり」

瑞鳳「もう…私の玉子焼きを美味しいって言ってくれる提督は…ヒック」

ここにいてはもらい泣きしてしまそう
私は逃げるように葬式会場をあとにした

マルナナマルマル
妖精さんが準備してくれた食事を提督の墓でとっていると会場に複数の人影が
何故か妖精さんが私の横で人影に向かってライトをつけたり消したりしている
妖精さんというのは本当に気楽な生き物なんだなと再認識する

人影の正体はトラック島で作戦準備をしていた初雪率いる第二艦隊と
呉強襲を伝えに行った長月率いる駆逐艦だ

初雪「…長月」

長月「あれを見ればわかる」
と短い会話を交わして二人は私の話を聞かずに司令室に向かった
初雪は提督代理であり長月は戦術部部長でいわば副指令のようなものだ
おそらく鎮守府の惨状と漂う空気から全てを察したのだろう
提督不在な今二人は悲しむ暇もなく感情を押し殺して提督業を始めるのだろう
そうでなくてはこの鎮守府は終わり
いや、もしくはもう終わったのかもしれない

天龍「死んでもいい、俺は奴らに特攻を仕掛ける!!」

龍田「ダメよ!天龍ちゃんまで行ったら私は…」

案の定事の顛末を聞いた天龍は師匠のカタキと今にも飛び出しそうだ
それを止める龍田もいつものような間延びした口調もしなければ
天龍まで失う恐怖から泣きながら止めている

若葉「提督が死ぬはずがない、死ぬはずがないんだ!」
いつもの落ち着いた口調はどこへやら
若葉が葬式場に向かって走って行く

曙「ど、どうせいつものイタズラでしょ!」
強がって入るが声が震えている

雪風「雪風も…そんなの信じません!」

叢雲「そうよ!あれが死ぬなんて嘘に決まってるわ!」
他の駆逐艦たちも若葉に続いて飛び出していく

駆逐艦も精神的に幼い子が多い
現実を受け入れられないのだろう

山城「お姉さま!お姉さま!」
山城も慌ただしく港をあとにする
それはそのはず
扶桑は入渠して一命を取り留めたとはいえ少しでも遅れれば轟沈していた
瀕死の重傷だ
こればかりは入渠で治すことができる艦娘であったことに感謝しなければ
おそらく、いや、間違いなく人間なら死んでいた

五十鈴「そう…自分が死んでも艦娘は誰一人轟沈させなかったのね…」

ビスコ「アトミラール…本当に立派な人だったわ…」

この二人は達観しているというか…悲しいのは悲しいのだろうが
他の艦娘たちよりも落ち着いている
この状況では心強い

マルナナサンマル
葬式会場の準備があらかた整ったと聞き訪れてみる
大きく拡大して現像された提督の遺影の前には多くの花が供えられていた
既に何人かが訪れていたようだ
168は部屋の片隅で呆然と立ち尽くしていた
目に光はない、完全に思考停止に陥っている
そして花の前で泣きじゃくる駆逐艦たちの姿が哀愁をより一層漂わせる

雪風「しれぇ!しれぇ!そんなのいやです!雪風を置いて行かないでください!」

若葉「こんなのって、ない」

曙「私、まだ提督にありがとうって言っていない!!!!」

曙「鎮守府も提督も大好きなのに最後まで言えなかった!!」

曙「返事してよ提督!生きてるっていってよ!!」

私達はすごく提督に依存していたんですね
いなくなってはっきりとわかります

もう泣かないと決めたのに…私まで涙が止まりません
本当に死んでしまったんですね

マルハチマルマル

ついに艦娘の中に後追い自殺を図ろうとするものが現れる
摩耶「未練なんてない…もう…だから最後は提督と同じ場所で」

自分の主砲を頭に突きつけて自殺しようとした摩耶を止めたのは
たまたま提督のために花を摘みに来た飛鷹、千代田、千歳の三人だった

摩耶「離せ!提督がいない世界なんて考えられないんだ!!」

飛鷹「それは私達だって同じよ!でもあんたまで死んだら皆悲しむでしょ!」

千代田「そうよ!絶対死なせないから!」

遅かれ早かれこういう事態が起きるのはわかっていた
おそらくこの事態はまだ始まりに過ぎない
これから同じように提督を追って自殺しようとする艦娘が出る
幸いなことに、その筆頭であろう扶桑はまだ目を覚ましていない
そして嫁艦たちは護衛として初雪たちは別れ呉に向かった

私の仕事の1つはこういう無理をしようとする艦娘を止めること
こうやって巡回していれば偶然にも止めれるかもしれない
何より提督はそういう事態を望むはずがない
だって、誰よりも、艦娘たち以上に、数いる提督たちの中で
一番艦娘を大事にしていたから

マルハチサンマル

長月「重巡青葉に告ぐ、至急司令室に出頭せよ」

鎮守府全体に長月の声が放送でこだまする
呼ばれたようだ、行かなくては

足早に司令室に行くと長月と初雪が海図と睨めっこしながら神妙な面持ちで会議をしていた

青葉「青葉、出頭しました」

初雪「…おつかれ」

長月「ご苦労だった」
二人は普段と変わらない素振りでこちらに接してくる
二人共駆逐艦なのにわたしなんかよりも精神的に強いのだろうか
それとも葬式は忙しさで悲しむ暇さえ与えないというあれだろうか?

長月「悪いがヒトフタマルマルから艦娘全員で映画室で今後の会議を行う」

初雪「…忙しいと思うけど…通達…よろしく」

飲み会然り会議然り、その役目はいつも私の仕事だ
どうやら私も悲しんでる暇はなさそう

青葉「でもこない艦娘もいると思いますよ」
実際ショックで自室に引き篭もってしまってる艦娘も多数いる
今後の会議などでるはずがない

長月「提督がいないからな、まぁ放送も行なう、集められるだけ集めてくれ」

マルキュウマルマル
神風「青葉…さんでしたよね?」

昨日の戦闘で親方が連れてきた見知らぬ艦娘、それと白衣を着た男が一緒だ
親方が連れてきて提督とも面識がある
おそらく青葉がずっと探っていた提督の前職の関係者であろう

博士「すまない、工厰の位置が分からなくて困っていたところだ」

神風「まさか研究施設跡地がマンガ置き場になってるとは思いませんでしたね」

博士「地下は昔通りだが地上部分はあの戦闘で焼失したのだろうな」

私も丁度明石に会議のことを伝えようと思っていたところだ
一人で行くのも三人で行くのも変わらない

明石「青葉、どうしたの?」
目が赤いですよ
ずっとここで泣いていたのですね

明石「私は結局提督の期待に答えることができなかった」
工厰の奥にあるのはProjectfutureで開発されていたものだ
今では廃棄予定なのか他のガラクタと一緒に並んでいる

明石「あと一歩…あと一歩だったのに…これさえ完成していれば…」

ふらふらとそれに近づいていく明石
片手には解体用のハンマーが握られている

明石「こんなものをぉぉぉぉぉぉ!!」

振り下ろされるハンマー
その腕を掴んで破壊を止めたのは神風だった

神風「これは人類の希望、破壊させるわけに行きません」

博士「よく止めた、神風」

遅れてきた博士もようやくついたようだ

博士「コレを作ったのは君か?」

明石「…そうです」

博士「僕の残した設計図からよく完成させた」

明石「…完成なんてしていません、これは欠陥品の失敗作です」

博士「何を言ってるのだ、君は」


博士「これで『完成している』」

明石「え?」

博士「あとは僕があっちで作り上げた改造プランを実行するのみ」

明石「でも、もうこれが完成したって」

提督が死んでは意味が無い

水ぽん「ただいまー、刃付マルチポンププライヤーに進化して帰ってきたよー」

みおり「3Dプリンターみおり、コウジョウチョウに呼ばれて参上したでござる!」

博士「神風、熱々のコーヒーとエナドリを準備してくれ」

神風「分かりました、すぐにお持ちしますね」

博士「この完成品を完全版に改造する、全員、僕に手伝ってもらうよ」

明石「…何もしないよりは…マシかな」

マルキュウサンマル
部室地下三階に侵入者ありの警報が流れる
昨日の今日だ
もしかしたらこっそり深海棲艦が潜り込んでいたのかもしれない
ビスマルクと五十鈴に随伴してもらい確認に行く
地下三階
ここから地下二階より下は提督以外だれも知らない未知の空間である

社長「三年か、我が留守にしていた間に随分と機器が進化したものよ」

春風「今まで剣と魔法の世界でしたからね」

社長「まずはシステムを立ち上げよ」

春風「わっちにお任せください」

侵入者の正体は提督のお知り合いのようです
全く人騒がせな

社長「苦しゅうない、入口から覗き込まずに入ってくるが良い」

気づかれていたのですか
三人で中に入るとこれは…スーパーコンピューター?
実際みるのは初めてですがまさかコノようなものが鎮守府にあるとは

春風「システムの立ち上げ完了、起動します」

社長「許可する」

ウィイイイイイイイイイインっという甲高い機械音が室内に響く
同時に大量に並べられたモニターに様々な情報が映し出されていく
これは、鎮守府の情報から各艦娘の所在、近隣海域のリアルタイム映像まで

社長「さすがは提督であるな、全ての機能が復旧しているではないか」

モニターには一部鎮守府内の映像が写されていた
朝潮が修練所で体育座りしながら泣いている
図書館では巻雲が布団にくるまっている寝ている
泣きつかれて寝てしまったようだ

ヒトマルマルマル
私と社長は情報屋ということで話が合った
おかげで提督や鎮守府が出来る前の与島の過去話など色々と聞くことができた
またここに戻ってきてしまった
提督のお墓
やっぱし私も提督がいないとダメな女の子のようです
こうやって時間があれば未練がましく戻ってきてしまう

メモを片手に情報を整理していこう

まずこの与島は元々兵器の実験施設のようなもので提督、親方、社長、博士
この四人はその施設のメンバー
昨日強襲してきた複数の艦種の力をもった謎の深海棲艦『疾風』『朝凪』
社長と博士と一緒にいる『神風』『春風』
この四隻は深海棲艦を元に開発された艦娘
いわば私達のプロトタイプ
与島が強襲されたさいにメンバーは散り散りに、提督以外は何の因果か別世界
親方の世界で解禁された時の黄金境という場所の調査の結果最深部に
ほか二人の世界と繋がっていること判明し三年ぶりに帰還
本当、後半に関してはただ聞いてるだけじゃ鼻で笑ってしまうような
三流ファンタジーですね
でも現実に親方の世界とこの与島は繋がっている
納得せざるを得ないですね
ね、提督

ヒトマルサンマル
もう一つの懸念すべき事態が発生する
天龍を中心としたいわゆる武闘派気質の艦娘が集まり提督のカタキ
をとらんと出撃の準備を開始する

天龍「青葉、お前もこないか、やられっぱなしで悔しくねえのか」

Z1「轟沈したって構わない、提督一人では逝かせない、僕も後を追うよ」

とりあえずやめるように注意を促すが止まるはずがない
提督を失った怒りで大半が我を忘れている

ビスコ「Danke、でも私ももう引き下がれないわ」

ローマ「邪魔するなら全力で潰すわよ」

天津風「提督を殺したやつ、逃がさないわ」

提督の後を追うもの
提督の死に立ち直れないもの
提督の仇を取ろうとするもの
内部分裂っていうんですかねこういうの
初雪たちはまだ司令室、うまくまとめることができのかな…

ヒトヒトマルマル
扶桑が目を覚ます
高速修復剤のおかげで艤装と肉体は傷一つなく回復した
だが入渠で治るのはそれだけ
心の傷までは治らない

扶桑「提督は…提督は…」

山城の口から現実を知った扶桑はうつろな目で外を眺める

扶桑「空はあんなに青いのに…」

山城「姉…様…」

山城まで泣き出してしまった
なんやかんや提督に対して毒舌だったが他の皆と一緒で提督のこと
大好きだったんですね

山城が付いているなら
とりあえずは任せていいでしょ
いざとなればさっきのコンピュータールームで複数の艦娘が監視を行ってるし
これで全ての艦娘に会議の話を伝えることができた
私はあの場所にまた戻ることにした
会議までは提督と一緒にいよう

叢雲「あなたも来たのね」

先客がいたようだ
叢雲はこの鎮守府に提督が着任した時からの付き合いだ
他の艦娘とは付き合いの長さが違う

無言で二人で提督の墓を見つめる
提督は死んだ、そうこの墓を見るたびに確認するのだがやっぱし理解できない
いつものようにバカやって今にもドッキリの看板もって出てくる気さえする

叢雲「初めて提督にあったときもここだったわ」

叢雲「最初からセクハラ発言で貧乏くじを引いてしまったと後悔した」

叢雲「でも実際に組んでみると提督がどうでもいいちょっかい出してそれを私がはいはいって小言言ってさ」

叢雲「毎回の馬鹿らしくて他愛のないやりとりが私は好きで仕方なかったの」

叢雲「それでいて戦闘では絶対に誰も沈めないって的確な指示で私達を守ってくれる、極めつけがいつも出撃の時口癖のように言う」

叢雲青葉「「絶対に帰ってこい」」

青葉「もうノイローゼになりそうなぐらい聞き飽きた言葉ですね」

叢雲「そうね」

叢雲「二人で始まった鎮守府も長月が来て、初雪が来て、龍田が来て、少しずつ規模がでかくなっていって」

叢雲「初めて私が少し離れて提督を見た時に、『ああ、この人は茶化していかないと女性と話せない恥ずかしがり屋なんだ』」

叢雲「って気がついて、なんか他の人に提督を取られそうな気がした自分自身に驚いた」

青葉「わかりますよ、初めてあった時は私もすごい変態な提督に当たったと思いました」

青葉「でも一歩離れてみるとただ女性とどう話せばいいかわからない人なんだって、よくわかるんですよね」

叢雲「本当に不器用なだけなのよ」

二人で顔を見合わせて笑ってしまう
提督はもしかしたら気づかれてないと思ってるかもしれないですが
鎮守府のみんな、ちゃんと気づいているんですからね

だからこんなお別れ誰も想像していなかったし望んでもいないんです

誰も沈めない、その覚悟は私大好きです
でも、あなたが沈んだら他に私達という舵をとってくれる人はいないんですからね

叢雲「話し込んでしまったわ、私は先に会議に向かうから」


叢雲「悔いの無いようしっかり最後のお別れしていきなさい」

叢雲「すーーーーーーーーーー…」


叢雲「提督のバカ!アホ!ど低能!クズ!私を置いていくなんてどんだけ図々しいの!」

叢雲「私だって提督のことこんなに大好きだったんだから!」

叢雲「いつか私が沈んだらそっちでお説教するんだから!!」

叢雲「それまで首を洗ってガタガタ震えってあっちで待ってなさい!」

叢雲「これで私が提督に言いたかったことは全部いってやったわ」

叢雲「それじゃ会議で」

叢雲の後ろ姿を見送って私は一人提督のお墓に向き直る

提督はここに眠っていないけどお墓に手を合わせ線香をあげる
今の叢雲との会話で私は覚悟決めました

青葉「あんまし自覚はないんですが、やっぱし青葉は提督のことを一人の男性として愛していたようです」

青葉「もうお墓にはきません、次に提督に会うときはいま提督がいる場所だと思います」

青葉「提督はたぶん馬鹿なことするなって止めると思いますが私は提督がいないとダメみたいです」

青葉「会議での結論がどうなろうと後を追うものと深海棲艦相手に玉砕する人が出ると思います」

青葉「私やその人たちがそっちに行ったら怒らないでくださいね」

青葉「私達を本気にさせていたのに勝手に沈んだ提督が悪いんですからね」

青葉「提督、また後で」

もう振り返らない
そこに提督はいないのだから
だから天龍たちと一緒に提督の仇討に参加します
提督にとって未練なのはあの二人の深海棲艦に艦娘たちが沈められること
例えこの身が砕け散ろうとも倒してみせます

だから…そっちに行ったら私の告白聞いてくださいね

ヒトフタマルマル
鎮守府の艦娘が全員くれば立ち見になる人もいるこの映画館も半分も埋まっていない
まぁ、予想はしていましたが
来ている艦娘の中では不確かな噂が広がる
いわく、この会議は提督の仇討のための会議
いわく、この鎮守府の解体のための会議
いわく、この会議は全員の多数決で今後を決める会議
どれもこれも情報源が不確かで信用にたるものではありません
言うなれば週刊誌のでっち上げ記事のようなもの
どれが本当なのかは初雪たちが出てくるまで私にもわかりません
ただ、どんな話が来ようとも私の覚悟は決まっています

会議が始まる
いつも提督が立っている場所に初雪が立つ
その横には長月がたち妖精さんにマイクと鎮守府内への放送の指示を静かに飛ばしている

初雪『…あーあー…マイクチェックマイクチェック』

初雪『…えっと…歌って調整するんだっけ?』

長月『提督が会議前に本当に歌ったことがあったか?』

初雪『…三回ぐらい』

長月『…そうだったな』

マイペースにも程があるものです
提督を思い出して泣いてる娘もいれば早く話を進めろと苛立ってる仇討派の娘もいるんですよ…

初雪『…これで大丈夫かな?』

長月『早く始めろ』

副司令のあなたまで怒っては意味ないしょう…
本当に先行きが不安になる

初雪『…お待たせしました…それではこれより』






初雪『…提督救出作戦の概要を説明しようと思います』








は?

一同目を点にして絶句する
今、今なんて言いましたか?
私の聞き間違いではないですよね?
『提督救出作戦』と言いましたか?

あ、天龍や龍田、その大勢の艦娘達が私に視線を向けている
目でわかりますよ
こういう時こそお前が突っ込めという視線ですね

青葉「質問いいでしょうか?」

初雪「…どうぞ」

青葉「今『提督救出作戦』と言いましたか?」

長月『そのとおりだ、何か異論でもあるのか?』

青葉「でも提督は死にましたよね」

長月初雪『『…え?』』

青葉「え?」

一同「ええええええええええええええええええええ」

初雪『…kwsk』

天龍「ちょっと待てよ!!提督が死んだからお墓立てたり葬式の準備したりしてんじゃねえか!!!」

初雪『…え…そんなの聞いてないよ』

長月『というかお前たち提督助けに行くために戦力整えてたんじゃないのか?』

天龍「いや、俺たち提督の仇討の準備してたんだけど」

長月『へ?』

天龍「え?」

あーもう無茶苦茶じゃないですか

あ、龍田と叢雲、それと矢矧がこっちに視線を向けている

分かりました!わかーりました!!
どうにかすればいいのでしょうどうにかすれば!!

青葉「ご提案があります」

青葉「とりあえず私達と司令室で色々と思ってることが違うようです」

青葉「まずは提督が存命の証拠を示して互いの情報をすり合わせるのが先じゃないでしょうか?」

長月『そ…そうだな、とりあえずそうしよう、これじゃ会議にならない』

艦これSS第八部「提督救出作戦始動」

初雪『…ではまず提督が存命の根拠から…いくつかあるけど一つずつ』

長月『変わろう、初雪のスピードだと日が暮れる』

初雪『…任せる』

長月『まずは妖精の存在、彼らがどういう生き物かは提督も知らないようだが彼らと提督はクロッシング状態にある』

(SS独自設定です)

長月『空母が艦載機の妖精の視界を共有できるように意識的に繋がっている』

長月『だから提督が絶命すれば妖精たちが感知するはずだ』

長月『というか、私たちは妖精のライトでのモールス信号で敵の強襲と提督誘拐を知ったんだが』

ああああああああああああああっと全員の顔が歪む

ライトをつけたり消したりしていた妖精
手旗を振り続けていた妖精
確かに昨日の夜からそのような行動を取る妖精さんがいたのが脳裏によぎる
提督が死んだというショックで全員が全員その意味を理解できていなかった

長月『根拠2,そもそも提督を殺したなら持ち帰る意味がないだろ』

これも全員が頭を抱えてしまう
普通に考えればそうじゃないですか!!

突然の外からの爆発音
そして叫び声

<あのクソ提督ぅぅぅぅがぁぁぁぁぁ!!!!
<魚雷装填…爆破よ爆破!なにが葬式よ馬鹿馬鹿しい!!
<提督、生きてる、ダンケ、ダンケ
<加古スペシャル行くよぉぉぉぉぉ!!!!
<おい!今すぐ墓撤去だ!このままじゃ嫁さんに…
<親方ぁ…エクストラターン、突入しようかしら?
<おい誰かコーキングガン止めろ!親方が死ぬぞ!
<攻撃隊!発艦はじめ!
<しれえ!しれえ!!!
<おっし!みんな!早く完成させて提督を迎えにいくわよ!
<山城、砲戦よ
<姉様ァァァァァ!
<親方逃げてえええええ!!!

外はお祭り騒ぎだ
とりあえず親方はそっとしておこう

社長「どうやら宴は最高潮のようだの」

初雪『…あ』

社長『葬式をするとは聞いていたが提督のとはの』

社長「我からの餞別だ、皆を集めこれを見せるがよい」

初雪『全員に通達、会議室に集合』

ーーーーーーーーーーー
提督「ってそう簡単に死ねるかよ!!」
左脚、感覚はないがかろうじて動かせる!

無理矢理動かしてその主砲!蹴り上げる!

しまったという表情を疾風が浮かべるがすぐに元に戻る

疾風「無駄ナ抵抗ヲ」

提督「これが俺の意地だよ!」
真横に落ちていた十字架銃を足に引っ掛けて突きつける

提督「徹甲弾セット!」
音声認識で弾倉がセットされる
そしてこの銃は、音声認識でも発砲できる
ベヨネッタをプレイした経験が生きたな

ズドン
轟沈できると思っていない!
至近距離からの徹甲弾
これで大破ぐらいには!!

疾風「クッソォ!!」

スレッジハンマーで提督の頭を叩きつける

提督「一矢…報いてやったぜ…」ドサ

疾風「ヨウヤク…気絶シタカ…ココカラ大破二持ッテイカレルナンテ…」

提督の体が赤く染まる
それは全て疾風に開けた風穴から流れているものだ
摩耶「提督!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
これが真相
全ては思い込み
ただ誰も攻められない
だって自分があの場にいたら同じように死んだと思うだろう
誰だってそう思うしそういう風にしか見えない

ヒトフタサンマル
社長の準備した提督生存の決定的映像を上映後再び会議が始まる
映画館はさっきとうってかわり満員御礼状態
ただでさえ鎮守府の艦娘だけでも多いのに今回は親方組の建姫達も
一斉に集まっておりいつも以上の人口密度だ

初雪「…それでは会議を再開しようと思います」

この一言で全員が壇上に目線を集中させる

初雪「…その前に…今回の作戦敵地に行くことになるので身の安全を保証できません」

初雪「…最悪全滅もあり得る」

最初から物々しい雰囲気だ
確かにこれから行くであろう場所は深海棲艦の巣
完全にアウェー、そしてただでさえ厄介な相手なのに
今回は特別製の深海棲艦が二体もいる
楽勝とは行かないでしょう

初雪「…情報漏洩を防ぐため作戦内容も参加者にしか明かすことはできません」

初雪「…そのため作戦参加を辞退する方は一時本土に待機してもらいます」

シーン

天龍「なに言ってんだ初雪?そんなやつはこの鎮守府にゃいねえよ」

龍田「そのとおりですぅー♪」

曙「そういうのはいいから早く始めなさいよ!今すぐあのクソ提督殴らないと気が済まないの」

叢雲「同意ね、あの見飽きた顔殴らないと気がすまないわ」

駆逐艦のお二人さん、そんなにやけ顔で言っても説得力もなにもないですよ
嬉しいのはわかりますけど

初雪「…本当に…いいんだね」

雪風「雪風!いつでも出撃できます!!」

阿武隈「あたし的にはOKです!!!」

これは嬉しい誤算
半分は減ってもおかしくないと思ってたのに
…私も…負けられない

初雪「…でわ…以降の辞退や逃走は禁止です…銃殺物です」

瑞鳳「いいから早く話してください!」

扶桑「早くしないと殺しますよ」(マジキチスマイル

山城「お姉さま落ち着いてください!!」

初雪「…じゃぁまず敵の潜伏地」

長月「敵の動きに妖精の情報、海流の流れから大体の検討はついた」

初雪「…女木島…通称鬼ヶ島」

五十鈴「ちょっと待ってよ!ここから間近じゃないの!!」

Z1「約21km…目と鼻の先だ」

天龍「ずっと息潜めてたってことだろ!いいねえ!鬼どころか姫もいるぜ!」

加古「さしずめアタシたちは桃太郎ってか」

朝潮「場所はわかっているなら攻めるべきです」

若葉「若葉も、それに賛成」

雪風「しれえをすぐに助けます」

長月「まぁ待て、さっきも言ったとおりこれから突っ込むのは敵のテリトリー」

長月「現在嫁艦が不在の今我々は万全とは言えない」

天龍「そんなのかんけえねえよ!今すぐ行くべきだ!」

初雪「…まぁ…落ち着て…あと2日は安心だから…」

扶桑「安心とは?こうしている間にも私の提督の童貞が奪われるかもしれないのでは?」

初雪「…安心して…もう童貞は龍驤で捨ててる」

扶桑「 」バタ

山城「姉様ァァァァァァァァァァァ!!」

168「そういうお約束なのはいいの、で、その根拠は?」
(どうせ最後は私が掠め取るんだから)

摩耶「そうだぜ、提督の童貞はともかく何されるかわかったもんじゃねえ」
(提督の童貞が奪われ済み?じゃぁ私とは?え?え?)

初雪「…疾風朝凪は深海棲艦でもあり…同時に艦娘としての特性もある」

長月「あれだけの特殊鑑だ、入渠だけでおそらく数日はかかる」

龍田「ならぁ~♪入渠が完了する前に手を出す可能性は~♪」

長月「ない、そもそも万全でない状態で、例え提督が死に体であっても」

長月「提督はなにをするかわかない、それはやつらもよく知ってる」

ビスコ「でもやれることっていっても一部を除いて練度が上限に達している」

ビスコ「この鎮守府に嫁艦達を待つ以外のなにかがあるの?」

初雪「…ある、提督がピンチの時や自分が死んだ時のために残した切り札」

初雪「…それを全部使う」

摩耶「切り札ってなんなんだよ」






長月「全員、提督とのケッコンカッコカリだ」

初雪「…全員分の提督署名済みの書類と指輪はすでにある」

初雪「…ただこれはケッコンカッコカリとはいえ結婚」

初雪「…するかしないかは自由意志」

扶桑「 」ガバ

山城「姉様?」

扶桑「します、提督のためなら躊躇なく」

摩耶「わ、私もするぞ!!置いて行かれてたまるかっての!!」

雪風「ててててててて提督と結婚ってことはあのほんみたいなななな」

叢雲「あいつはそんな破廉恥なことできないわよ、むしろ私に申し込むのが遅いぐらいだわ」

初雪「…受付は司令室で随時行なう…やりたい人は会議後に」

初雪「…あと…練度上限に達していない艦娘は今日までに鎮守府内での演習でどうにかすること」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
疾風「提督、ご機嫌はどうかな?」

提督「…やっと口開いたとおもったらそれか」

疾風は俺の前に設置されたお風呂っぽいので入渠しながら俺を見上げている

疾風「なにかしたいことない?なんでもしたげるよ」

提督「何がなんでもするだよ、あと38時間も入渠があるじゃねえか」

疾風「だいじょーぶ、僕はここの総司令、僕の一声で好きな娘抱けるんだよ」

提督「じゃぁ曙にセクハラして遊びながら叢雲に罵られつつ」

提督「若葉にスパンキングされ雪風になでなでされてたい」

疾風「その艦娘は準備できないけど深海棲艦の子で同じことしたげるよ」

提督「お前らじゃ役者不足だっていってんだよ」

とは言え両腕両足の腱は切られて鎖で雁字搦めにされてる現状
やっぱやべえな
痛みはどうにか痛覚カットして無視してるが…

疾風「逃ガサナイヨ」

提督「監禁するにしてもちょっとオーバーじゃねえか?」

疾風「提督はなにをしでかすかわからないからね」

提督「両腕両足もいで縛り上げて安心ってか?」

疾風「本当眼と耳も完全に潰さないと安心できないよ?」

提督「俺はクスィーガンダムかなにかか?」

疾風「なんだ、マフティーだったのか提督は、メインカメラも潰しとく?」

提督「それは勘弁してほしいな」

疾風「でしょ♪」

疾風「さぁて?ソロソロ切レルンダロ?集中力」

提督「分かってやがったか」

疾風「ソレヲ維持デキルノハセイゼイ一日」





疾風「ココカラ先ハ提督ガ衰弱死スルノガ早イカ降参スルノガ早イカノ我慢比ベダ」

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明石「Projectfuture…遂に完成なのね」

博士「ああ、理論上ではこれで動くはずだ」

明石「最後の問題はこの艤装を装備できる艦娘がいないこと」

明石「でも博士、本当に存在するの?」

明石「最新鋭のイージス艦の艤装が装備可能な艦娘なんて」

博士「本来は無理だ、神風型のような例外を除けば艦首によって装備できるものが限られている」

明石「じゃぁ更に改造するってこと?」

博士「もしな、艦娘でありながら艦の魂を持たず艦首すら決まっていないのが一人いるとしたらどうなる」

明石「そんなのがいるかは別として…」

明石「もしそんなのがいるなら使い物にならないポンコツか」






明石「後天的に艦首を決めることが可能?」

明石「でもそんなのがいるとは思えない」

明石「」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
武蔵「戦艦武蔵、帰投した」

木曾「全く、俺達のいない間に派手にやらかしてくれたな」

熊野「本当、深海棲艦というのは野蛮ですわ」

58「あれ?提督さんがいない」

ここはちょっとからかって見ますかね

青葉「提督は…提督は…先の強襲で…殉職しました…」(迫真の嘘なき

木曾「はいはいワロスワロス」

武蔵「嘘だとまるわかりだぞ」

熊野「あの男がそんなあっさり死ぬわけないじゃありませんの」

58「じゅんしょくってなんでちか?」

青葉「あ、はい」

初雪「…待ってた」

武蔵「提督はどうした?姿が見えんぞ」

あ、それはそれで気になってたんですね

初雪「…詳しい話は司令室で…龍驤と隼鷹は?」

木曾「呉で囮作戦に参加している、そのまま帰投するはずだ」

初雪「…わかった」

ーーーーーーーーーーーーーーーー
五十鈴「これがケッコンカッコカリ、いいじゃない」

ビスコ「これならどんな奴が来ても負けないわ!!」

雪風「この力で!しれぇを取り戻します!!」

葛城「うん、すごいわね、うん、で、この演習私達の練度引き上げよね?そうよね?」

瑞鳳「いやー!!どう見ても私達で試しうちしていますよ!!」

若葉「だが、悪くない」

まるゆ「悪いですぅ!!!!」

ろー「強くなって、提督、迎えいく、ろーちゃんがんばる、がるるぅ」

曙「あのクソ提督がクソ提督がクソ提督がぁぁぁ!!」

叢雲「あのクズが!!カスが!!ど低能がぁぁぁぁぁ!!」

瑞鳳「八つ当たりはもっとやめてぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」

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春風「社長、紅茶が出来上がりました」
社長「ご苦労」
春風「いえ、わっちは社長の筆頭秘書なので当然です」
ライブモニターに映る女木島は静かなものだ
あそこが深海棲艦の巣とは誰も思うまい
春風「砂糖とミルクは?」
社長「所望する」
カランカランカランカラン
それにしても朝までとは全く違うものだ
最初ここに戻ってきた時はまるで死んだようだった鎮守府が提督の生存一つで活気に溢れておる
カランカランカランカラン
いい鎮守府ではないか、ここに帰ってこれて心から良かったと思える
カランカランカランカラン
社長「春風」
春風「どうしました社長?」
社長「角砂糖は一つでいい」
春風「遠慮なさらずに」
社長「なにか怒っておられるのか?」
春風「青葉って艦娘と随分とご熱心にお話されていましたね」
社長「それはただの情報収集で」
春風「初雪とかいう艦娘に色目使いましたね」
社長「使っておらぬ、断じて使っておらぬ」

春風「長い付き合いです、見ればわかりますよ」

春風「ミルクもでしたね」

ジャバあああああああああああ

春風「出来ましたよ社長」静かな激おこ

社長「ま、まてい、我は春風一筋じゃ!それは三年前から変わらぬ!!」
春風「ソンナ戯言、ワッチガ納得スルトデモ?」
社長「戻りかけておるぞ!帰って来い!!」
春風「冗談です」
社長「…お主の冗談は心臓に悪い」
春風「ですがこの紅茶は飲んでもらいます、勿体無いので」
社長「お、おう」

ーーーーーーーーーーーーーーーーー
天龍「邪魔するぜ」

木曾「お前も来たか」

武蔵「思いは同じようだな」

三人で海を眺める
その先にあるのは見えはしないが女木島がある

木曾「早る気持ちは俺も同じだが特攻で勝てる相手じゃねえよ」

武蔵「私は一向に構わんのだがな」

木曾「誰か一人でも欠ければ提督が悲しむ、行くなら俺が全力で止めるがな」

武蔵「案ずるな、提督と結ばれるまでは死ぬ気はない」

天龍「俺もだぜ、ケッコンカッコカリしたからにゃお前らにだって負けるわけにはいかねえ」

武蔵「その粋はよし、だが相手が天龍ではな」

木曾「天龍じゃなぁ」

天龍「お前らぁぁぁぁぁぁ!!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
長月「ケッコンカッコカリもあらかた終わったか」

初雪「…あとは未カンスト組を待つだけ」

長月「だが、本当に提督はすごい人だ、ここまで切り札を隠しているとはな」

初雪「…ケッコンカッコカリ…Projectfuture…そしてもう一つ」

長月「だが初雪、この作戦はオール・オア・ナッシング、生存か全滅の二択だぞ」

初雪「…二択なら半々…50%なら賭けて悪くない」

長月「分の悪いかけは嫌いじゃないか、副司令としては賛成しかねるが…」

長月「私個人としては嫌いではないぞ」

初雪「…作戦成功を祈って」

長月「乾杯」



長月「で、この酒どこから出した?」

初雪「…ケッコンカッコカリの指輪があったとこに隠してた」

長月「提督秘蔵の一品か、悪くない」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
親方「てめえら!朝までにはここを要塞化するぞ!気張っていけよ!!」

コーキン「ワーキングしてるダーリン…やっぱかっこいい…」

ダイヤモンドコアドリル「みててうざいですね」

マルチサンダーY「仕事を始めるわ、どうせあとで寝取ればいいのよ」

硝子繊維巻尺「妾の色気があればオヤカタなぞいちころぞい」

鉄曲尺「むにゃぁ~…それはないの…」

猫車二輪「それはないニャ!」

鉄道バール「突っ込み入れるのもダルイわー…」

リーチスタッカー「お前らだべってないでさっさと働け!吊るし上げんぞ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夕日は海に沈み、空は黒く染まった
そんな光源もないなか二人の艦娘が帰還した

龍驤「かえったでぇーーー!ウチ大活躍やぁぁぁ!!」

隼鷹「おお、活気に溢れてるじゃない」

ついに本妻帰還、これは…やるしかない

青葉「龍驤さん…隼鷹さん…提督が…提とぐらは」(大破

五十鈴「時間ないんだから馬鹿やってないの」

龍驤「その指輪…」

五十鈴「察したようね」

隼鷹「馬鹿!ホント馬鹿!!提督…」


隼鷹「嫁艦がいない間に嫁を増やすなんて!!浮気だ!絶対に許さない!!」

龍驤「赤城の件もあるわけやし、締めあげちゃる」

初雪「…お帰り」

隼鷹「初雪まで指輪してるぞ!あの浮気者!!」

初雪「…提督が誘拐された」

龍驤「どういうこっちゃ」

初雪「…そのままの意味…司令室で説明する」

龍驤「なら急ぎ、時間ないんやろ」

司令室に向かう三人の後ろ姿を見守る

青葉「これで、全員揃いましたね」

五十鈴「ええ、これでもっと戦えるわ」

五十鈴「出世しないまま死ぬなんて許さないわ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私はそこにいた
だって、死んでないとわかっていてもそこに提督がいる気がした
そこなら提督と通じる気がした
墓は全て撤去された
全員の生存が確認できたから墓なんて縁起の悪いものはいらないそうです
私も同感です
戦場特有の硝煙の匂いもします
これはブチ切れた艦娘たちが暴れたあとです

青葉「カメラは嘘をつかない、だから、私は我々の勝利と提督の生存を撮りに行こうと思います」

さぁ、これから忙しくなる
絶対提督を助けてみせる

青葉「次は、戦場で」

墓の合った場所をあとにする
これで私は戦える
待っていてください、愛しています、提督

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
隼鷹「もぉいっぱい!!」

飛鷹「わひゃひももう一杯!!」

叢雲「私もよ!飲んでないとやってられないわ!!」

瑞鳳「私もぉ!!もう一杯!!」

長月「私も飲むぞ、景気づけだ」

初雪「…ウイスキー…ストレートで」

巻雲「zzz」(酔いつぶれた

ビスコ「静かに飲めないのかしら」

葛城「いや、あれみせいねんじゃないのか…」

龍驤「残念やけどうちに未成年はおらんよ」

木曾「実年齢はともかく見た目と精神年齢は低い奴は多いけどな」

武蔵「戦前の一杯だ、存分に飲もう」

58「ゴーヤ…お酒飲むの初めてです」

168「私もよ、おいしいのかしら」

401「でも…コレが飲めないと提督と一緒になれない!!」ゴク

ろー「何気に、ろーちゃん、未成年」

まるゆ「まるゆもです…」

阿武隈「あぶくま!うたっちゃいます!!」

矢矧「キルミーベイベー!!」

加古「どしたのわさわさ!!」

扶桑「ああ…私の三十路岬がとばされるぅ…」

熊野「私のESCAPEはとばさないでくださいまし」

若葉「提督の好きな曲、なんで僕はロリコンは入ってないんだ?」

天龍「おらおら!!覚悟完了を歌うのは俺だぁ!!」

龍田「あらぁ~?ジュエットしましょうか~♪」

親方「いい士気だ、これなら万全だな」

コーキン「ダーリン、もう一杯どうぞ」

社長「だがもう一人道化が足らぬな、あれが居ぬと少々味気ない」

春風「社長ももう一杯」

博士「そうだな、だが、不可能を可能にする男<エネイブル>がこの程度で終わるはずがない」

神風「博士もたまには飲んでください」

親方「なら、明日は迎えにいってやらねえとな」

初雪「…みんな…注目」

全員の視線がステージ集中する
ついに今回のメインである初雪のスピーチが始まる

長月「全員酒は持ったか?」

まるゆ「ま…まるゆとろーちゃんは未成年で…」

長月「構うな、アルコール度数低いのでいいから飲め」

親方「そうだぜ、俺らは高校時代からタバコも酒もやってたしな」

社長「我と博士に無理やりのませたて吸わせせたのはおのれらだがな」

博士「まぁ気にするな、僕らは既に酒とわかばが手放せない、本当にこの世界にもどれてよかった」
(わかばを手に入れれてた的な意味で)

初雪「…提督はノリと勢いで生きてる…酒ぐらいむしろおーるおーけー」

長月「でわ、乾杯の合図を頼むぞ、司令代理」

初雪「…その前に…この戦い…死んでもおかしくない」

初雪「…今なら辞退を許可するし鎮守府復帰も可能」

初雪「…残る人は残って…出る人はとめない」

シーン

初雪「…いいんだね…本当に」

初雪「…でわ…作戦成功を祈って」

全員「かんぱーーーーーーーーーーーいぃ!!」




初雪「…初雪…まだ乾杯っていってない」

長月「いつものことだ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
次の日昼

初雪『…全軍に伝える』

初雪の放送が始まる
待ってましたと「よっしゃああああああ」という天龍の叫び声も響く

初雪『…先日通達していた通り…これより提督の最終兵器を起動させます』

親方「整備も武装も完全だ、いつでもいけるぜ」

初雪『…それでは…海上移動鎮守府与島…』

初雪『出撃!』

博士「エンジン回せ!フル稼働させるぞ」

神風「わかりました!てりゃーーーーー!!」

社長「システムオールグリーン…順調じゃ!」

春風「航行システム、最大船速で安定」

長月「舵はこちらに回ってきたぞ」

初雪『これより敵本拠地に向かいます』

初雪『全員戦闘準備!!』




龍驤「うちもいま、そっちにいくんやから、だから…」

龍驤「死ぬんやないで…提督」

艦これSS第八部 艦

艦これSS 最終話












『無題<Notitle>』

夢を、夢を見ていた
ただ真っ白い何もない空間に後ろで腕を組んだ少女が俺を見ている

「早く私を呼んで、私はここよ、ここにいるのよ」

その見たことのない少女は気品に溢れ長い黒髪を後ろで結び
そしてそのバストは豊満であった



疾風「起きろ!!」

水をぶかっけられて意識が戻る
同時に全身から激しい痛みが走る

提督「おいおう、いい夢見てたのに起こすんじゃねえよ」

そうか、痛みで気絶していたのか

疾風「早く降参しちゃいなよ、提督は人だから深海棲艦にはなれないんだから」

疾風「死ンジャウヨ?」

提督「お前になんといわれようと答えは絶対にノーだ」

疾風「なら一ついいこと教えたげるよ」




疾風「近づいてるよ、提督の鎮守府の仲間が」

提督「なぁ、疾風、死ぬ前に頼みがある」

疾風「僕だって提督を死なせたくないよ、言ってよ、最後の願いぐらい叶えたげる」

提督「インターネットを…スパロボBXのPV2を見せてくれ」

疾風「え?もうすぐ死ぬのに?」

提督「死んだってイイ!!俺はスパロボPVを見たいんだ!!」

疾風「OKって一度言えばこれができるんだよ!なんでそこまでして!!」

提督「スパロボは…俺の魂だ…」

疾風「わかった、準備するよ」

提督死ぬ覚悟でPVを視聴中

提督「ゴーグが武器を?ってやっぱ投げたよ!!やっぱこれゴーグだわ!!」

提督「どういうこっちゃ!まさかのダンバイン原作再現か!!待ってました!!」

提督「今回オリ主人公勇者系か!だがそれがいい!ライバルは下駄だな!!」

提督「つうかアルガス騎士団全員参加じゃねえか!俺得だけどはよ俺の妖精ジムスナイパーカスタムを!!」

提督「そういやナイトガンダムさんはガンダムMKⅢだったな、ちぃ思いだした」

提督「ガリアンええなぁ、イイ世界観だ」

提督「つうかナデシコ期待していいの?ブラックサレナ期待していいの?」

提督「つうかシルバリオンハンマーとか知ってる奴すくねえよ!!」

提督「そもそもPSゲームにガオガイガーあるの知ってる奴がすくねえよ!!」

提督「う…馬でたァァァァァァァァ!!!」

提督「つうかこの馬俺がアニメ見た限り最後の最後に出ただけだろ!」

提督「え、攻撃とか設定あんの?マジ地獄公務員期待していいんですね!!」

ガク

疾風「あ、死んだ」

食いしばり

提督「死ねるかあぁァァァァァァx!!!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
青葉「来ましたよぉ、深海棲艦艦艦種いろいろに艦載機一杯です」

初雪「…まずは駆逐隊…艦載機の迎撃…与島の防衛兵器は温存」


長月「いいかお前ら!一機たりとも与島には攻撃させるな!」

叢雲「旗艦はアタシよ!仕切ってんじゃないわよ!」

曙「ケッコンカッコカリの力があれば!どんなクソ艦載機も落としてみせる!」

若葉「やらせない、でも攻撃されるのもいいかもしれない」

初霜「若葉は私が守ります!絶対に!!」

Z1「やらせないよ、こんな最初から」

朝潮「狙いさえ定めれば、いけます!」

雪風「雪風達も負けていられません!」

深雪「ケッコンカッコカリしたからには深雪様だって活躍だぁ!!」

プラズマ「ナスも深海棲艦も嫌いなのです」ククク

天津風「逃がさないって言ったでしょ!」

巻雲「言ってないかも」

初雪「…軽巡巡洋部隊…続けて戦艦部隊出撃…」

天龍「おっしゃ!提督の弔い合戦だ!!」

ビスコ「勝手に殺してあげないでよ、これからまだまだがんばってもらわなきゃ」

五十鈴「そうよ、さっさと出世して私達養ってもらわないとね」

龍田「死んでも地獄ぅ♪生き残っても地獄ぅ♪どうせなら生き地獄を味わってもらいましょうかぁ♪」

阿武隈「鬼畜です!でも大賛成です!!」

矢矧「悪くないわね!」

扶桑「ふふ…提督が誰と子をなそうと同じです、最後は一緒に墓に入った者の勝ち」

山城「お姉さま!しっかりしてください」

扶桑「大丈夫よ山城、例えそれが叶わなくとも次の戦いが来世に持ち越されるだけよ」

摩耶「なるほど!一億年と2000年後に賭けるのか!そっちのほうがロマンチックだな!」

青葉「ちょっとロマンチックすぎないですかねえ」(メモメモ

コーキン「私達だって負けてらんないんだから!!」

親方「建姫全員!攻撃可能なやつは援護でぶちおとしちまえ!!」

ベビースイーパー「吹ケヨ氷雪」

ディーゼルジェネレイターSP「轟け!雷光!!」

二人「「サンダーブリザード」!!」

コンプレッサー「唸れ疾風!!」

アークウェルダー「も…燃えろ灼熱!!」

二人「「バーニングハリケーン!!」」

親方「(ガオガイガーを全員でみて士気向上した)経験が生きたな」

コーキン「軽い軽い♪ノープロブレムね!!」全弾発射

親方「そうだ、例え艦娘じゃなくても艦載機の相手や地上戦なら俺たちでも通じる」

親方「やるぜてめえら!!」



名栗鉋「いいですわね…遠距離攻撃出来る方々は…」

大型ローディングショベル「オレの出番なしじゃん…」

クラムシェル「私もたたかわせろぉぉぉぉぉぉ!!」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
初雪『…左舷…弾幕薄いよ…なにやってんの』

天龍『お前それがいいたいだけだろ!!』

長月『無駄口はそこまでだ、第三波来るぞ!!』

扶桑『関係ないわ、山城、遅れないで』

山城『姉様と二人ならどんな敵でも…ってtちょっと多すぎ!!』

摩耶『ちぃ!フォロー入るぜ!』

ビスコ『これじゃジリ貧ね!でも!!』



疾風「さすが提督の育てた艦娘と司令だよ」

無線ではみんなの無線が聞こえる
そうか、オープンチャンネルでやりとりしているのか

疾風「もう悲鳴すらあげなくなったね、そろそろ限界かな?」

ああ、やばい
この実況中継がなけりゃおっちんでたかもしれねえ

疾風「ほんと…いやさすがだね…オープンチャンネルで全部筒抜けと思わせて」

疾風「ちゃんと肝心なところは隠して来る、おかげで無警戒だった場所を壊滅させられたよ」

疾風「資材も高速修復剤も蓄えがある鎮守府ごと乗り込んできた挙句」

疾風「士気も高い、作戦もいい、ほんとう、ウザイナァ」

みんな…無理はするな…
俺なんかに構うんじゃねえ…

疾風「デモ、快進撃モコレデ終ワリカナ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
朝凪「ドッッカァァァァァァァァァン!!」

水中から突然現れて放たれる46cm三連装砲

Z1「よけ…れない…」

Z1(僕もまた、沈むのか。でも、今度は…艦隊戦だから)

?「ふん」

3つ連なって来た砲弾を簡単に右手で払いのける
そう、彼女なら造作もないことである

武蔵「よくぞ耐えぬいた、この敵、武蔵に任せてもらおうか!」

Z1「ム、武蔵…」

朝凪「むむむ?強うそうな艦娘もいるじゃねえか!」

朝凪「でも…潜水スル俺ニドウ対抗スルンダイ?」

すぐに潜水していく朝凪
オリョールでの積み重なる経験が生きてるのか深海棲艦も理解している
戦艦重巡は潜水艦への攻撃手段を持たないことを
故に朝凪は危ないと思えば水中に引きこもり隙あらば海上に飛び出して
戦艦の火力で砲撃する
好きなタイミングで自由に攻撃でき潜水艦の性能を引き継いだために
生まれる圧倒的な燃費
そう、この戦いは長引けば長引くほど武蔵に不利になる
武蔵だけなら

ろー「敵艦、発見!初雪、いってたとおり、さぁいきます、てー!」

168「相手は違うけど!この前の雪辱!はらさせてもらうわ!」

19「敵の潜水駆逐戦艦にぃ!酸素魚雷6発発射するの!」

朝凪「潜水艦ダト!今マデドコニ!!」

168「与島を出てからずっと潜水してたのよ!」

19「ソナーでバレないようにずぅうっと海流に任せて静止してね」

朝凪「老獪ナ!!」

58「ゴーヤがいる限り…提督が生きている限り!水中は私のテリトリー!!なの」

58「5連装酸素魚雷!全斉射!!」

朝凪「卑怯ダゾ!!」

168「あんたがいうなぁぁぁぁ!!」

水上では魚雷爆発による水柱が上がる

朝凪(くっ…ここは一度浮上して!)

急速浮上で水面に飛び出した朝凪を待っていたのは

五十鈴「ドンピシャよ!!」

武蔵「歯を…食いしばれ」

五十鈴の水中索敵能力で浮上地点を予想
その場所で待機し全力全開で殴りかかる態勢の武蔵

朝凪「ヤ…ヤァ…」

武蔵「砕けろ!」

そしてそれは全力全開でたたきつけられた

これが武蔵の全力全開
鎮守府最高火力は伊達ではない
頭を抉るように殴り抜けられた朝凪は飛翔、というか吹き飛ぶ
30mほど吹き飛んだとこで界面にたたきつけられて
そのままバウンド、回転もくわえて更に2回3回と海上を水切り石のように弾ける

加古「やったか!」

天龍「フラグ建設乙、あの程度でやれるなら苦労はしねえよ」

武蔵「やはり、浅いか」

遠くでふらふらっと朝凪が立ち上がる
顔にはヒビが入りそれなりのダメージは受けている

58「ぷっは!どうでちか」キュウソクフジョー

168「すごいタフネスね、武蔵の一撃に耐えるなんて」(マッタリフジョー

朝凪「…面白イ」

朝凪「面白イ面白イ面白イ面白イ面白イ面白イ面白イ面白イ」

朝凪「ヤッパ敵ハ強クナクチャ…」

疾風「何手間取ってんのさバカ」

後ろからヒョイっと現れる疾風
入渠が終わったのだ
そして「この程度の艦娘たち」に手をこまねいているのを見て我慢できずに飛び出してきた

摩耶「てめえ!この前は良くもやってくれたな」

疾風「誰?お前なんか知らないよ?」

「ふざけんな!」と今にも飛び出しそうな摩耶の肩を阿武隈が掴み首をフルフルと横に降る

武蔵「提督は無事なのだろうな」

疾風「生きているといえば生きてるしもう死ぬ的な意味では死んでるよ」

武蔵「そうか、なら迎えに行かなくてはな」

疾風「行かせないよ、それより」





疾風「僕の仲間にならない?」

天龍「はぁ?何言ってんだ?さっさと師匠を返しやがれ」

疾風「黙れ三下、僕は司令室の奴と話してるんだ、次口を挟めば沈めるよ?」

初雪『…提督代理初雪です』

外まで聞こえる大音量でスピーカーが響く
疾風の音声は常時状態を実況している五十鈴、司令室の通信係をしている青葉、そして初雪に届く

初雪『…深海棲艦との交渉は初雪に一任させてもらいます』

初雪『…鎮守府の人たちは安心してください』

安心してください、つまり交渉には乗らない
そういう意味がこもっている

疾風「話が早くて助かるよ、提督代理さん」

初雪「…その前に2つだけ言っておく」

初雪「…まずひとつ…初雪はどんな交渉にもNOとしか答えない」

旗津「…ふたつ…初雪達を見下してるんじゃです…この化け物」

×旗津「…ふたつ…初雪達を見下してるんじゃです…この化け物」
○初雪「…二つ、初雪たちを見下してるんじゃねえです…この化け物」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
夢を…夢を見ていた…
夢の中はもうスグにも崩れそうな空間をひたすら逃げまわっていた

まだ消えるには早い
少女は俺はに囁く
遠のきつつある意識がその声で繋ぎ止める

私はここ、ここにいる

フェストゥムかな?

大丈夫、だから安心して

なにを?

希望はそこにある
すぐそこに…

絶望が俺のゴールだ

違うわ、私…いえ、妾が最後の希望
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

疾風「今すぐ投降して僕達に下れば…そうだな、提督の命の保証をするよ」

初雪『…No』

疾風「与島鎮守府の艦娘…いや、昔の顔なじみの仲間も含めて命の保証をするよ」

初雪『…ノー』

疾風「君たちには戦闘を共用しない、戦いたいものだけ戦えばいい」

初雪『…ノォ』

疾風「提督とイチャコラする権利も好きなだけ与えるよ」

初雪『……………………………………………NO』

龍驤「なんでそこで悩むんや!!」

木曾「なんて情報戦だ…」

熊野「さすが提督の弟子でして…」

龍驤「あんたら悩んだんか!!ちょっとはがんばりや!!」

疾風「じゃぁ…僕と朝凪、そしてこの…」

疾風「100隻を超える戦艦棲姫に各種上位深海棲艦を相手に勝てると思ってるのかい!」








初雪『…イエス!』

疾風「そんな!ノーとしかいわないはず!!」

初雪『…分の悪い賭けは…初雪達の勝ち』

隼鷹「攻撃隊!発艦しちゃって!!」

瑞鳳「アウトレンジ、決めます!」

飛鷹「発艦始め!!」

千代田「空母の千代田もやれんだから!!」

千歳「艦載機の皆さん、全力でやってください!」

葛城「ええ!!もう出番なの!高射砲じゃなかったええっと!!!!回せぇぇぇぇ!!」

初雪『…初雪が待ってたのは化物二人が提督から離れて前線に出てくること』

初雪『…夜戦に突入する前…艦載機が運用できる時間までに引き釣り出せるかどうか』

初雪『ここからが本当のミッションスタート』

初雪『…提督じゃないけど代理だから…キルミーベイベー…』

朝凪「はっ!その程度の浅知恵で勝てるとマジで思ってるわけ!!」

疾風「僕達がその程度の艦載機で倒せるって?」

単純な手だ
僕と朝凪の二人を倒せばどうにかなる
だから艦載機を温存し集中攻撃することで倒す
浅はかすぎる
僕達には艦載機の攻撃はほとんど効かない
それは深海棲艦内での演習で分かっている

しかし、艦載機は二人の頭上を通り抜ける

疾風「読めたぞ!僕らじゃなくて後ろの深海棲艦を潰す腹だな!」

朝凪「悪手でしかないぞ、多いけどあんな数じゃ二割も倒せない」

疾風「艦爆だけの編成だし落としてくれって言ってるようなもんだね」

初雪『…半分は正解』



龍驤「いくで、うちの艦載機たち」

管制塔妖精「オーダーはオンリーワン、いかなる敵も蹂躙し粉砕し撃滅せよ」

管制塔妖精「サーチアンドデストロイ、サーチアンドデストロイだ!」

艦載機妖精F「スカル小隊各機へ、聞いてのとおりだ!これより攻撃を開始する!」

艦載機妖精I「勝ったらランチはお前のおごりな」

艦載機妖精G「俺はすでに13回奢らされた!!」

艦載機妖精A「僕は…あの人に勝ちたい」

艦載機妖精S「認めたくないものだな、若ゆえの過ちというものは」

艦載機妖精霧「でもそれって根本的な解決になってないですよね」

艦載機妖精5「龍驤は正義」

艦載機妖精SFS「見つけた、世界の歪み!」

艦載機妖精F0「烈風が…敵だと言っている」

艦載機妖精B「戦闘なんてくだらねー!!俺の歌を聞けええええ!!」

艦載機妖精流星「マニューバーGRaMXs、決めてみせる」


龍驤「あんたらくっちゃべってのうてはよいかんかい!」

疾風「今更さら後出しで軽空母の艦戦ガン積みでどうにかなるとでも!!」

初雪『…どうにかなる…本当に甘く見ないで』

龍驤「全機発艦!!いつも通り…ひと暴れしてこいや!!」

甲板から放たれたその艦載機達

鎮守府内コードネーム『烈風与島鎮守府カスタム』

他の空母の艦載機よりも1分近く遅れたのにもかかわらず数秒で追いつき
展開していた敵艦載機を次々と仕留めていく

朝凪「なんだあいつら!異常だぞ!!」

艦載機妖精Z「なんて殺人的な加速だ!!」

艦載機妖精主任「きこえてるぅ?頑張らないとしんじゃうよぉ!アハハハハ!!!」

初雪『全機に通達!提督を救出するため…!その最短距離一直線の敵を!!』

初雪『殲滅し撃滅し!粉砕せよ!!』

そう、全機発艦させ狙うのは朝凪疾風の破壊
その背後の深海棲艦の全滅
そのいずれでもない
ただ、提督の救出のための通路を作ること
この数の空母と艦載機
そして龍驤自信の練度と提督が鍛えぬいた艦載機妖精の護衛があれば
可能!!

疾風「やらせないよ!!」
っと主砲副砲を揃えて艦載機に向ける疾風に魚雷が突き刺さる

木曾「待ちくたびれたぜ、お前の相手はこの俺だ!」

熊野「わたくしも忘れてもらっては困りますわ!」

朝凪「なら…!!」

武蔵「ならなんだ?お前の相手は私と」

58「私達が相手です!!」

初雪『…龍驤!』

龍驤「いくでえ!みんな!この突破口むだにしたらあかん!!」

まるゆ「絶対についていきますぅ!!」

ローマ「護衛はこのローマと!」

イタリア「イタリアが担います」

時津風「いい風ね、提督好みの奇襲日和だわ」

疾風「いかせなしって…イッテルダロォ!!」

木曾「お前こそ行かせねえよ!」

疾風「タカガ!!タカガ巡洋艦如キガ!!沈メ!!」

疾風の主砲は完全に木曾を捉えていた
しまったと熊野が思う束の間それは起こる

木曾「絶牢」

放たれた弾をまるで体の重心をコントロールして回転扉のように回り
その勢いをそのまま攻撃に通じるカウンター
提督が武蔵との模擬戦でみせた超人技

疾風が蹌踉めく
それはそのはず
大和砲改の威力をそっくりそのまま返された
無傷のはずがない

木曾「次の提督との模擬戦のためにとっておいたとっておきだ、存分に味わえ!」

龍驤「いくでえ!提督のとこまで一直線や!!」

行かせはしないと中央に空いた道を深海棲艦が塞ぎ始める

天龍「殺らせるかってかよ!!師匠はこの先にいるんだ!」

曙「ここまできてあのクソ提督を手放せるもんか!!」

朝潮「肉薄するわ!!駆逐艦をなめないでよ!!」

そこに後続が進路確保に走る

疾風「本当ニ!無謀ナ作戦ダ!」

そう、これは提督を救出することに特化した戦略だが
その先を考えていない
これでは進路確保にいった艦娘は挟み撃ちにあい轟沈必死

初雪(…あとは…祈るだけ)

長月「絶対に!やつらを近づかせるな!!龍驤とまるゆを送り届けろ!!」

全員「了解!!」

龍驤「待っててや…今行くんやから!」

まるゆ「大変なことになってます!」

上陸は成功した

ローマ「振り返らないで!早く提督!」

イタリア「ここは任せて下さい」

二人の言葉に甘えて振り返りはしない

龍驤「いくで…まるゆ…もう決して…振り返るんやないで」

まるゆ「はい…」



天龍「オレがここまで剥かれるとはな…いい腕じゃねぇか、褒めてやるよ」

ビスコ「まだやれるわね…これからよ!」

プラズマ「行くのです!深雪!」

深雪「おおおお!深雪一世一代のおお仕事だ!!」ドカーン

あかん、心配になってきた

龍驤「提督!!」

少し奥に進んだ洞穴の中に提督はいた

提督「龍…驤…?」

もう目はしっかりとは見えていない
うつろな目で私を見つめている

龍驤「おそうなってすまんね…堪忍して…」

触れただけでわかる…死にかけている
触れてわかる異常に低い体温とものすごく途絶え途絶えな呼吸がそれを物語っている

提督「ばかやろう…俺なんか見捨てればいいのに…」

龍驤「なにいじはっとんや…みんな…あんたを助けにきたんやで」

提督「だが…厳しいぞ…こっからの逆転…」

あかん、提督はいつも以上の弱気
なら

その口を自分の口で覆った

ぷっは…

龍驤「これでちょっとは元気出たやろ」

提督「ああ…意識がはっきりした…ただな」







提督「いな何飲ませた」

龍驤「そりゃーあれやわ」

提督「おいぃ、まさか」

龍驤「そんなこともうええやん、まるゆ、はよ例のもんを」

提督「まるゆ、お前もいるのか」

まるゆ「たいじょぉ…生ぎてて…いきててよかったすぅ…」

もう目が霞んで何も見えねえがたぶんないてるんだろうな

提督「悪いな、心配かけた」

まるゆ「本当に…死んだと思ってたんですからぁ…」

龍驤「さぁて、こっからが大一番や、うちらの深海棲艦のアホどもにみせてやろうや」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
木曾「くっそ、ちょっとばかし涼しくなったぜ」

疾風「強ガッテモ無駄ダヨ」

熊野「ヒャーーーーー!!」砲撃

疾風「ダカラ、無駄ダヨ」

熊野の砲撃も簡単に払われる
無理やりこじ開けた突破口
しかしそれは挟み撃ちに合うも同然の状態

初雪(早く!早く!)

心のなかで願いは虚しくただ消耗していく
正直未だに誰も轟沈していないことのほうが凄い

だが、それも時間の問題

五十鈴「だめだわ!押されてる!」

ビスコ「こっちももう維持できないわ!」

逐一入ってくる通信が状況の悪化を刻々と伝える

武蔵「横入りさえなければ!!」

朝凪を抑えている武蔵も限界だ
潜水艦と協力すれば朝凪だけなら抑えられるが横から他の敵がくれば別
そしてその横槍を抑えられないほど戦況はあっちに傾いている

戦線の崩壊は時間の問題
オール・オア・ナッシングの最後の賭けは…
初雪の負け

誰もがそう思い絶望した
コレで終わりと





「三式弾!セット!!サジタリウスマルチロック!」

聞き慣れた声が敵本拠地から響く

それと同時に敵深海棲艦の多くに寸分違わずそれが落下していく

そしてそれは爆発し一気に半分以上の深海棲艦を沈めた

五十鈴「敵本拠地から高速で航行する物体をソナーが感知!」

五十鈴「なにこれ!?恐ろしく速い!」

初雪『…遅いよ…本当に遅いよ』




初雪『…提督』

『何が遅えだよ!説明し…くっそ!海鳥発艦!!プログラムセット!』

博士「相変わらず忙しそうだな、君は」

『やっぱ博士てめえか!!もう想定済みだよ!!』

社長『我もいるぞ、歳をとっても暑苦しいのは変わらんのう』

『はいはい!知ってました!!なんとなくそんな気してました!!』

博士「で、どうなんだい?」




博士「艦娘になった感想は?」

女提督『強すぎ笑えない!!』

女提督「これでどうや糞が!!」

敵陣中心部で囲まれていた艦娘にはこう見えた

なんか船っぽいのがすごい勢いで敵本陣から深海棲艦を蹴散らしつつ
馬鹿げたスピードで迫ってくるように

女提督「まだいんのかよ!!サジタリウス次弾装填!砲撃と同時に発射!!」

うん、聞こえる声は間違いなく提督の口調のcv今井麻美の女提督だ

龍驤「ちょっとはスピード落としいや!!」

まるゆ「ふ!振り落とされますぅぅぅぅぅぅ!!」

やっぱし聞き慣れた声が聞こえる

疾風「ナンダアレ?」

うん、そうだよね
女体化提督の存在なんて知るはずないもんね

四肢は女体化によって元に(?)戻ったということね

朝凪「なんかわかんねえけど沈んじまえ!!」

敵味方ともにあっけに取られていた
その隙を狙い朝凪が船?に向けて大和級の主砲を撃つ

が、それはやはり物凄い勢いで旋回
その船体を真横に向けた時その全貌が明らかに

摩耶「マジかよ」

天龍「マジかよ」

木曾「マジかよ」

船に見えたようなものはサーフボード的ななにか

意味わからんような加速と明らかにおかしいバックファイアしてる以外は完全にサーフボード

それを器用に操ってるのはどう見ても女提督
ただしいつもと違うのは明らかに艤装と思われる武装と両肩を飛んでいるヘリコプター的ななにか

その腰には龍驤がしがみつきさらに龍驤にまるゆがしがみついている

女提督「ああああああああああ!!もうめんどくせえ!!」

女提督「サジタリウスフルマルチロックオン!!全部沈めちまえ!!」

>>654
その辺は仕事終わってから解説入れるかな

提督の背負っている艤装から長細いものが煙を上げて大量に飛び出していく
それがミサイルなのは見ればすぐ分かった
ミサイルは少し垂直に飛んだあと直角に一気に曲がり物凄い勢いで正確かつ確実に深海棲艦を襲う
それはもう追尾機能付きで
半分くらいの艦娘は
「もうこいつ一人でいいんじゃないかな」と思い
もう半分くらいは
「さすが提督」と尊敬したり惚れ直したり


木曾「避けろ!提督!」

ミサイルの水柱を突き破ってその影から特攻

疾風「ヤリタイホウダイシテクレタネ」

女提督「やっぱ来たか!」

龍驤「ココがクライマックスや!しっかり決めるんやで!!」

まるゆ「ご武運を!!」

二人を空中に振りほどく
もちろん二人の落下地点は計算済みである

女提督「矢矧!加古!二人を任せたぞ!!」

加古「任せとけって!」ナイスキャッチ

矢矧「任せな…」キャッチ失敗

まるゆ「ギャー!!」(海面へびたーん)

矢矧「ご…ごめんなさい」

天龍「残った雑魚は俺達で引き受けた!!」

長月「提督は疾風だけに集中しろ」

龍田「死にたい船はどこかしら~♪」

武蔵「朝凪もこちらで引き受けよう」

龍驤「うちも戦線復帰や!」

58「水中もゴーヤたち潜水艦隊に任せて!」

隼鷹「提督がやったんだから私も大活躍しなくちゃね」

熊野「ああ…おねえさま美しいですわぁ」(鼻血)

木曾「行くぞ!!」

初雪「…こっちはダイジョーブぃ」

「さぁて、行くぜ疾風<はやて>」

みらい「ゆきなみ型護衛艦三番艦、DDH-182 みらい改二、出撃する!!」



最終話艦これSS最終話「未来<おかえり>」

疾風「ナンダヨソレ?このまま蹴散らしてやる」
さて問題です
特攻してくる疾風
このまま突撃して肉薄してくるつもりです
ではどうするべきでしょうか?

1、超絶美人でモテモテの提督ことみらいさんは突如ディモールトグランツェなアイデアを思いつく
2,俺の愛してやまない艦娘たちがこのタイミングで助けてくれる
3,死ぬ、もしくはボロ雑巾の如くボロボロになる

正解は4
真ん前から受けとめる

みらい「さぁ…力比べだ」

巨大な弾丸のごとく突っ込んで来た疾風を両手で受けろめる
それも容易に苦労せず

疾風「馬鹿な!?」

みらい「さすが最新鋭艦の博士カスタム」

少しぐらいは押し切られると思ったがそんなことはない
まだ自分自身この艦の力を理解できていないし完全に制御できていない
だからいつもどおりにいかないというだけのことだ

すかさず右手の主砲をこちらに向ける
それを右手で腰の十字架銃をつかみつつ払い逆にこちらの銃口を向ける
が、それも右足で蹴り上げられそのまま顔を蹴り上げる
が、さらにそれをバックステッポで回避しつつ今度は左手に十字架銃を構える
そして同じタイミングで互いに銃口を相手の頭に突き付けた
いつも二人で演習場でやっていたパターンACD

疾風「ウデハオチテナイネ」

みらい「お前もな」

疾風「提督が艦娘になるなんて思ってもなかったよ、でも」

疾風「コレデ提督モ深海棲艦ニナレルネ…大丈夫、サックリトシズメテアゲル」

みらい「できるもんならな」

同じタイミングで互いに相手の獲物を蹴り上げて足が交差する

そして互いに一気に距離を取る

みらい(ちぃ、扱い辛い)

圧倒的な推進力を得るために改二に導入されたこのサーフボードっぽい何か
すごいけど少しでも操作を誤れば簡単に水面に投げ出される
そして戦闘中は多機能故に大幅に自分の脳内処理のリソースをあらゆることに持っていかれる
(なら妾が必要ではないかえ?)

ふぅ…やっぱ精神的に疲れてんだな、幻聴が聞こえる

(もしも~し、聞こえておるのじゃろ?)

あ、大丈夫です、俺ロリコンだけ正常なんで

(聞こえておるではないか)

おいおい、まさか

(思っておるとおりじゃ、妾に任せるが良い)

みらい「わかった、俺の舵を任せる」

疾風「何ボサっとしてんのさ!!」

再び肉薄してくる赤くなった瞳でみらいが睨みつけ
ヤクザキックで蹴り飛ばす

みらい「全く、深海棲艦というものは…行動が無粋で汚らわしいですわ」

疾風「ヤクザキックで返して来るような奴が何言ってんだよ」

疾風「で」

疾風「オマエハダレダ」

みらい「妾は本来この艤装を身につけるはずだった艦娘、みらいでございます」

と、スカートのはしを掴んでエレガントにお辞儀する

みらい「訳あっていまは提督様の肉体をお借りしております」

疾風「じゃぁ提督は眠り込んでいるのかな?」

みらい「舵をかわっただけですわ、今この体は操舵が妾、提督様が砲撃手…いえ、艦長でございます」

疾風「もっとわかりやすく」

みらい「電王の主人公みたいな状態でございます」

疾風「わかりやすい、つまり」

疾風「倒せば同じことだね」

みらい「大変申し訳ございませんが」

みらい「提督様と文字通り一心同体となった妾を倒そうなどと」

みらい「不可能でございます」

ピッキ
小さく確実に聞こえた疾風の切れる音

疾風「ナラ!オノゾミドオリシズメタゲルヨ!!」

本気になった疾風は両手の主砲を構え同時に全ての艦載機ことたこ焼きを放つ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年05月15日 (金) 20:26:12   ID: y5UsRE7n

おもんな

2 :  SS好きの774さん   2015年05月30日 (土) 22:13:27   ID: w93iOyvb

かなりどうでもいいけどなでなぜでもなぜなででもなくなぜなにじゃないのかと思った

3 :  SS好きの774さん   2015年06月08日 (月) 02:44:31   ID: zMDE-h_9

クソつまんねぇ

4 :  SS好きの774さん   2015年06月09日 (火) 02:47:08   ID: imDB8L0k

>>1 >>3
いや普通に面白かっちろ?
そこら辺の胸糞悪いssよりはるかマシだぜ。まぁそれと比べるのもおかしいが

5 :  SS好きの774さん   2015年06月12日 (金) 00:14:41   ID: FLRjL-RP

私続きが気になります
誤字多いけど

6 :  SS好きの774さん   2015年07月05日 (日) 12:42:20   ID: 7Longh7J

 どんなSSでも言える事だけどとりあえず完結させる事が大事、チート技巧(オリジナル)を多用するのは最終的に纏められなくなる可能性があるからできる事ならもう少し抑えてほしいなと思います。 などと偉そうな事言ってますが内心はもう少し更新早くなってほしいなと思う一読者にすぎませんがね、続き楽しみです。

7 :  SS好きの774さん   2015年08月13日 (木) 03:08:20   ID: D0Kgv9Qv

面白いです!続き待ってます!!

8 :  SS好きの774さん   2015年08月19日 (水) 14:34:32   ID: 2MG96EIS

続きまってます

9 :  SS好きの774さん   2015年08月26日 (水) 07:51:54   ID: HBjTH0pc

管理人さん、元スレのほうはちゃんと完結していますよ
いいSSだったんで最後まで掲載してあげてください

10 :  SS好きの774さん   2015年09月15日 (火) 05:41:24   ID: PjUH5ybF

1がサボりかと思ってたら完結してた、、
管理人がサボりだったのか
新スレも立ってるし、そっち読むか

11 :  SS好きの774さん   2015年10月05日 (月) 00:46:52   ID: wTp0H2ru

龍驤が本妻とは・・・この提督とはいい友達になれそうだ

12 :  SS好きの774さん   2016年04月27日 (水) 01:03:14   ID: uQ5_4pKU


待ってる

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