【艦これ】それいけ陽炎荘!【安価】 (284)

・退役した陽炎型の陽炎型による陽炎型のための寮と1人の少年のお話
・キャラが崩れかけることがあるかも
・目指せ恋愛
・被りやグロや過度のエロは一個ずらし
・書くスピード遅いかもしれないごめんなさい
・初SS、初安価なのでおかしな点があったら指摘してくれると大助かりします。


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提督(つい一週間前、深海棲艦との戦いが終わって5年の月日が経ったことがニュースで取り上げられていた)

提督(終戦から5年......それが意味するのは艦娘を保有する国々で締結された条約の一文の執行を意味する)

提督(『各国は条約で定められた一定数の艦娘を残し、それ以外を全て解体する』というものだ)

提督(解体された艦娘たちはその容姿ごとに学生や社会人に分けられ、学生なら大学を卒業するまで、社会人なら最低5年政府に指定された場所へ通うことになる......と、テレビでは言っていた)

提督(うちの学校では艦娘と同じ学校になりたい! という輩はたくさんいた。 が、艦娘は艦娘だけの特別な学校に通うだろうという先生の一言で現実に戻されていた)

提督(先生の言う通りだ。 艦娘なんて特殊な存在が一般校に通うとは到底考えられない。 少なくとも数年は一般常識などを学ぶために隔離されるんじゃないかと思う)

提督(......ちょっと、かわいそうだな)

運転手「お客さん、もうすぐだよ」

提督「あ、はい」

運転手「しかしお客さん若いねぇ、学生さんかい?」

提督「はい。 今年から陽炎町の陽炎高校に通う高校生です」

運転手「お、陽炎高校に通うのかい! 私、あそこのOBなんだよ。 あそこはいいよぉ...ちょっとボロっちいのに目を瞑ればだけど」

提督「ははは...拾ってもらったのに文句は言えませんよ。 それにいい場所だって祖父によく聞かされてましたし」

運転手「そりゃあ、わかってるおじいちゃんだねぇ。 ......しかし、陽炎高校は廃校になる予定だったはずなんだけどなぁ。 君みたいな学生さんが急に集まったのかねぇ」

提督(第一志望校に落ちて田舎の港町に来る人がそう何十人もいるとは思えないけどなぁ......)

提督(ま、仲間が多いのは悪いことじゃないし気にする必要はないかな)

運転手「よし、着いたよお客さん。 ここが陽炎荘だ」

陽炎荘『』ボロボロー

提督「............」

提督(ボロっちい)

運転手「ボロっちいって思ったならまぁ仕方ないさ。 築40年くらいの建物だしね。 慣れれば楽しいよ、住めば都ってね」

提督「そうなればいいんですけどね。 あ、お金ここに置いときます」

運転手「荷物運ぶのは1人でいいのかい? 手伝おうか」

提督「大丈夫です。 それじゃっ」

運転手「おう、頑張れよ若人よ!」

ブロロロロー......

提督「今日から3年間、寮仲間と生活、か」

提督(聞けば13人もいるらしいんだからさぞかし賑やかな3年間になるんだろうなぁ)

提督「......さてと、まずは管理人さんに挨拶しないとな」

※↓3 陽炎荘の管理人(陽炎型駆逐艦)

提督「内装はけっこう綺麗なんだなぁ......っと、ここが管理人室か」

提督「とりあえずのノックはマナーだよな」コンコン

『はいはいどうぞー』

提督「しつれいしまーす......」ガチャッ

谷風「......ぅん? 君、誰だい?」

提督「今日からここでお世話になることになってる者なんですが......」

提督(小学生? 留守番でもしてるのかな......いやでも手元にあるは家計簿っぽいし......)

谷風「ああ、君が貧乏クジを引いちゃった子かぁ。 えっと名前は......え、提督?」

提督「うん」

谷風「名前だよ?」

提督「提督だよ」

谷風「マジで?」

提督「大マジで」

名前欄なんで酉でなくタイトルなん?

コテハンじゃねえのか
好きで付けてるんだしあまり突っ込んでやるなって

>>10 >>11
とんでもないミスやらかしてたごめんなさいぃぃぃ!

谷風「ぶっ!!ぶはっ、あっははははははっ!! て、提督が名前って、あはっ、あっははははっ!!」バンバンバン

提督「ちなみにニックネームは司令官だったよ」

谷風「〜〜〜っっ!!」バンバンバン

提督(笑いすぎだろこの子......)

提督「えっと、君の名前は?」

谷風「あははっ、あーおかしっ。 あ、あたしは谷風さんだよ。 ここ陽炎荘の管理人さ」

提督「......谷風ちゃん、お母さんは何処かな?」

谷風「誰が谷風ちゃんだ!
あたしゃこれでも高校生だぞっ!」

提督「えぇっ!? その見た目で!?」

谷風「失礼だなぁお前っ! たっく、これだから最近の若いのは......」ブツブツブツ

提督「ご、ごめんごめん。 いやー谷風さんマジ大人の魅力でてるよーナイスバディだよー」

谷風「おう、喧嘩売ってんのか」

昼間からそのままだからコテハンだと思ってたが酉のつもりだったのか
まあ取り敢えず文字列変えて新しい酉にしないとこんな感じで悪用されちゃうぞ
後30分で日が変わっちゃうから出来るだけ急いでな

谷風「とまぁ冗談はこのくらいにしといて、君...提督、書類関係のもんは持ってきたかい?」

提督「書類は......これでいいかな」

谷風「ん、あんがとさん。 あと先に届いた荷物は部屋ん中に置いといたから。 それじゃ部屋まで案内するよ」

提督「うん、ありがとう」

谷風「......ところで提督、あたしやここに住む住人がどんな存在かはわかってるのかい?」

提督「? 谷風は普通の女の子じゃない?」

谷風「あちゃぁ......知らないパターンかぁ。 くそぅ提督め、いったいどういうつもりだ」ボソッ

提督「呼んだ?」

谷風「呼んでないよ......ややこしいなぁ」ハァ

提督「?」

>>15
了解です。 変更します

ギシ...ギシ...

提督「ねぇめっちゃギシギシいってるんだけど大丈夫だよねここ!?」

谷風「大丈夫大丈夫。 手荒く扱わなけりゃあと1カ月は大丈夫そうだよ」

提督「1カ月しか大丈夫じゃないのかよっ!?」

谷風「仕方ないだろう、あたしらが住むのにちょうどいいのがここしかなかったんだからさぁ」

提督「どんな事情があるのか知らないけど、早めのリフォームをオススメするよ!」

谷風「お金がありゃねぇ......ほい、ここが提督の部屋だよ」

提督「あ、想像よりちょっと広い」

谷風「陽炎荘は設計ガバガバだから端っこの部屋ちょっと広いんだってさ」

提督「......本当に大丈夫なのか」

谷風「細かいこと気にしてたらここじゃ生きてけないよぉ」ケラケラケラ

谷風「それに隣りはアイツの部屋だし......」

「誰?」

谷風「おっとさっそくご登場かい」

↓3 提督の隣室の住人(陽炎型)

ちょっとお風呂タイム

浦風「谷風? それに......お隣りは?」

谷風「昨日話してた子だよ。 今日からここに住む名前は...ぶふっ...て、提督......だってさ」プルプルプル

提督「提督です、よろしく」ビシッ

浦風「え? 名前が提督さんなん?」

提督「イエス」

浦風「............ぷふっ」

谷風「あーあー浦風笑ったー! 人の名前で笑うなんて酷いよなぁ、提督ぅ?」チラッ

提督「ヒドイボクキズツイチャウナー」

浦風「そ、そがぁなつもりじゃ......」

谷風「ここはお詫びに浦風のボンッキュッボンッなボディでご奉仕を———ぐげっ!?」

浦風「調子に乗らん!」

提督(......ナイスバディ)

浦風「あら提督さん、何考えとるんかな?」ニコニコ

提督「い、いや、何でもないですハイ!」

浦風「それじゃ自己紹介やね、ウチは浦風。 陽炎荘の住人の1人で谷風と同じ高校一年生。 趣味は料理! よろしゅう!」

提督「ああ、よろしく」

谷風「てか浦風ぇ、他のみんなどこ行ったんだ?」

浦風「今日から新しい住人が来る! しかも男! って張り切って料理の買い物に行ったよ?」

谷風「道理で静かなわけだ......」

提督「やっぱり13人もいたら賑やか?」

谷風「賑やかどころかうるさ過ぎて困るくらいさ。 提督もそのうち分かるよ、この苦労がね」

提督「そうか? 俺は楽しみだなぁ。 ま、とりあえず荷物の整理でもしなくちゃね!」

谷風「ああそうだ、荷物整理を始めるならあたしらが夕飯に呼びに来るまで部屋から出ないでおくれよ」

提督「? 別にいいけど......何で?」

谷風「他の子らをビックリさせるんだよ」ニヤリ

提督「そういうことね。 りょーかいっ」

谷風「さーて、あたしらは準備に行こうかな! 行くぞー浦風ー」

浦風「はいはーい」

〜数時間〜

提督「これでおーわーりっと!」ドサッ

提督「けっこう多かったなぁ。 母さん余計な荷物入れすぎなんだよ......」

提督「っと、もう夕方か。 早いなぁ」

提督「お腹も空いてきたし、早く呼びに来ないかなっ」ワクワク

提督(今まで会ったのは女の子だけだったけど、早いとこ男の友達を作りたいし)

提督(夜遅くまでゲームしたり語り合ったり......考えただけでも心が躍る)

コンコンコン

提督「来た! どうぞー」

↓3 提督を呼びに来た子(陽炎型)

ちょっと中途半端だけど今回の投下はここまで。 早々にミス連発したけどめげずに頑張っていく予定

天津風「............」ヒョコッ

提督(なんかドアの隙間からメッチャ見られてる)

天津風「......いい風来てる?」

提督「......今日の風は暖かくて気持ちよかったと思うよ、うん。 いい風来てる」

天津風「......そう! そうよね! 話の分かる人でよかったわ! 私の名前は天津風よ、これからよろしくねっ!」パァ

提督「(今の返答でよかったのか......)俺は提督、よろしく」

天津風「谷風から聞いてたけど、やっぱり変わった名前よねっ」フフッ

提督「俺からすれば谷風も天津風も随分変わった名前だと思うぞ」

天津風「そうかしら? 艦の名前としてはかなりポピュラーな方じゃない?」

提督「かん?」

天津風「あ、これはまだ言っちゃダメだったわ.....はい! 今のは忘れて! 早く下に行きましょっ!」

提督「あ、ああ......」

提督(かん、菅、館、缶......艦? まさか......)

【食堂】

天津風「はい到着。 ここがみんな集まってる食堂よ」

提督「中から既に賑やかな声が聞こえてくるな」

天津風「あはは......たぶん不知火あたりが勝手に食べ始めたんでしょうね。 さ、ご飯が無くなっちゃう前に早く入りましょ?」

提督(不知火......やっぱりこの子たちは......)

ガチャッ

天津風「みんなー! 主役のご登場よー!」


陽炎型一同『!!』バッ


提督「艦娘と一緒に暮らさせるとは...いったいどういうつもりなんだぁ爺さん......!!」

「あら? 私たちが艦娘だって気付いてたの?」

提督「......谷風、浦風、天津風、そして不知火。 身内に司令官がいる人間からすれば気付かない方がおかしいと思うね。 で、あなたは?」

陽炎「元陽炎型駆逐艦1番艦の陽炎よ。 ネームシップとしてみんなを代表して挨拶するわ。 あ、まず何でこうなったかを説明しなきゃダメかしら」

提督「いやいい。 どうせ爺さんの差し金だろ?」

陽炎「大正解! あなたのおじいちゃん...元帥の指示で私たちもあなたもここに住む事になったわけ。 流石は元帥の孫ね、理解が早くて助かるわ」

提督「......理解したくもないけどね」

陽炎「何よ、そんなに艦娘が嫌? あなた民〇党とか社〇党みたいな事———」

提督「陽炎さんや、男13人に囲まれて暮らしてみたい?」

陽炎「......その言い方は、艦娘が嫌って訳じゃないのよね?」

提督「あったり前だろ!」

提督(美少女軍団に囲まれるのが嫌なわけないじゃないですかヤダー)

陽炎「ふーん......まあ、とにかく席に座ったらどう? 臭いものには美味しいもの食べて蓋しましょ!」

提督「おう典型的な日本人の悪い癖やめーや」

提督(でも陽炎の言う通り蓋した方が楽だよなぁ、どうしようもないし)

提督(そんじゃ、何処に座ろうかな)

↓3 誰の隣りに座る?(陽炎型)

提督(さっき呼びに来たあの子の隣りに座るか)テクテク

提督「よっこらせっ」ストン

天津風「ん? ここに座るの?」

提督「うん、ダメ?」

天津風「ダメじゃないわよ。 せっかくだし、同年代くらいの男の子の話も聞いてみたいから。 ほら、飲み物どうぞ」

提督「お、ありがと」

天津風「さっそく聞いてみたいんだけど、あなたくらいの男の子たちっていつも何してるの?」

提督「何してるって...学校に行ったり、部活動をしたり......」

天津風「違う違う! そういうのじゃなくて、フリーの時は何してるかっていうのを知りたいのっ」

提督「フリーの時ねぇ......」

↓3 外の男の子はフリーで何してる?

提督「音楽を聞いてダラダラしたり、海は危ないから川釣りにはよく行ってたなぁ」

天津風「けっこう地味なことしてるのね。 こうもっと、ド派手なことしてると思ってたんだけど」

提督「んー、たぶん艦娘のみんなが思ってるほど人間は艦娘と違うことはしないよ?」

天津風「でも私たちはソーラン節はしないわ」

提督「なぜそこでソーラン節が比較対象になるんだ......」

天津風「艦娘独自の文化っていうのが無いって言いたいの。 人間は踊ったり歌ったりがあるけど、私たちにはそういうのが無いの」

提督「那珂ちゃんのアレは違うの? 恋の2-4-11だっけか」

天津風「あれを艦娘の総意にあいていいものかしら......」

提督「つっても天津風たちはもう解体されたんだろ? だったら今更艦娘うんぬんを言うより人間としてのこれからを考えてみればよくないか?」

天津風「そうねぇ......あんまり人間になったって実感は沸かないのだけど......」

提督「逆に聞くけど艦娘って何が人間と違うのさ。 見た目はほぼ一緒だろ」

天津風「水に浮ける、燃料を飲める、鋼材で身体が修復できる、とかかしら」

提督「おおぅ......艦娘パネぇな」

天津風「話がだいぶ逸れちゃったわね。 他にも聞いていい?」

提督「おう、バッチコイ」

天津風「じゃあじゃあ、外の学校って勉強以外で何するとこなの?」

↓3 学校で勉強以外すること

提督「学校は友達とか、先生とか...場合によっては彼女彼氏とか、主に人との関わりを勉強する場所かな。 学校を通して学べることが多いのはそっちと変わらないと思うよ」

天津風「か、か、彼氏彼女っ!?」


陽炎型一同『!!』ガタッ


提督「え、え?」

天津風「学校でのか、彼氏彼女って、つつつまりあなたくらいの年齢の男女がお付き合いするってことよね!?」

提督「そ、それが何か?」

天津風「進んでる...やっぱり外の世界は進んでるわ......!!」カァァ

提督「そっちじゃそういうのは無いの? ほら、司令官とイチャイチャーとかさ」

天津風「無いわけじゃないけど、そんなの出来るのは大型艦の人たちだけよ! 私たち駆逐艦は恋愛対象に見られることは殆ど無いわ......たまに物好きがいるけれど」

提督「女子校みたいなものなのか......」

天津風「な、ならあなた! 外の男の子代表として、私たちの中なら誰が1番魅力的に映るのかしらっ!?」

陽炎型一同『!!??』ガタタッ

提督「はぁっ!? い、いきなり何を言うんだよ!?」

天津風「答えて! これは私たちが今後一般社会で生きていくのに不可欠ばことよ!」

陽炎型一同『そうだそうだ!』

提督「え、えぇぇ......」

提督(参ったな...普通にみんな可愛いとかじゃダメなんだろうか......)

陽炎型一同『......』ジー

提督(ダメそうだ......)

提督(......男なら腹をくくるしかないか)

提督「いいか、あくまでも俺から見た、ぱっと見の意見だからね? 間に受けないでよね!?」

陽炎型一同『......』コクコクコク

提督「この中で1番魅力的なのは———」

↓3 (提督的に)1番魅力的な子

提督「———う、浦風!」

陽炎型一同『!?!?』バッ

浦風「......へ? ウチ?」

天津風「う、浦風......そう来たのね......!」

浦風「いやぁ...これは素直に喜んでええん?」

浜風「くっ...やはり身体のサイズが決定的な戦力に繋がるとは限らないのですね......」

黒潮「くっ...やっぱり萌えポイントの高い方言が決定的な戦力に繋がるとは限らないっちゅうことみたいや......」

天津風「ぐ、具体的には浦風のどこがいいのかしら......?」

↓3 浦風がいい理由

提督「えっと、あの『〜じゃ!』とかいうアレ、広島弁ってやつ? 個人的にはああいうのがいいなー...と。 男はああいう方言に弱いとこあると思う」

黒潮「ちゅーことはウチにもワンチャンあるってことや!?」

提督「き、君は」

陽炎「やっと会えた!」

不知火「ご指導、ご鞭撻」

黒潮「よろしゅうな———の黒潮や! 3人合わせてyaggy!」

提督(て、テンション高いなおい)

黒潮「提督はん! 関西弁に未来はないんかっ!?」

提督「か、関西弁もいいと思うよ! 俺もけっこう好きだし!」

黒潮「......」グッ

不知火「では落ち度系女子は」

初風「......クール系は?」

雪風「幸運系です!」

時津風「ワンコ系は〜?」

磯風「セイバー系はどうだ?」

舞風「ダンス系ってどうかな〜」

野分「お、おでこ系......」


ワイワイギャーギャー


陽炎「......騒がしい3年になりそうねぇ」

谷風「それなー。 あたしは江戸っ子系かね?」

陽炎「じゃない? 私は幼馴染み系かなー」

谷風「さてさて、これからどうなることやら......楽しみだねぇ」ニヤリ

今回はここまで。 安価だとどうしても人気艦に偏りやすいので全艦に満遍なく出番があるように進めるよう努力したいです

これから毎日小出しにする感じでコツコツ投下していこうと思ってます。 だから平日とかは多くて5スレくらいで終わるかも

あと小出しに投下するにあたって平日は基本終了宣言をしないで投下を終わらせたいと思います(基本的に安価を投げて終わりにしたい)

ご理解頂けると助かります

【翌朝】

提督「総員起こしぃぃぃぃぃっ!!———てなると思ったんだけど、やけに静かだな」

提督(時刻は午前5時15分。 海軍所属の艦娘なら5時起床が染み付いてると思ってたんだけど......そうでもないのか)

提督「まあ、せっかく普通の女の子になれたんだし、遅起きくらい楽しみたいよな」

提督「よし、朝食を作ろう! 昨日はいっぱいご馳走を作ってもらったんだから、今度は俺の番だな!」

提督「そうと決まればさっそく着替えて顔洗って食堂へ行こう!」

【厨房】

提督「昨日片付けの手伝いに入った時も思ったけど......デカイなぁここ」

提督「なんか見たことのない専門的な調理器具もそこら中にあるし、いったいどんな人が住んでたんだか」

提督「これは刺し身包丁、こっちは肉切り包丁、これは......どっこで見たな。 あれはたしか......」

提督「———チョウチンアンコウだ! チョウチンアンコウを料理するときに吊るすアレだ! すげぇ実物は初めて見た!」

提督「......ますます誰が住んでたのか気になる」

提督「っと、それは後回しにして、早く作らないと」

カチャカチャ、トントントン

提督「......お? あれって↓3か?」

↓3
yaggy(陽炎不知火黒潮)、まいのわ(舞風野分)、第16駆逐隊(初風雪風天津風時津風)、第17駆逐隊(磯風浦風谷風浜風)から

提督(磯風、浦風、浜風、谷風......第17駆逐隊ってやつか。 うん、ちゃんと分かるぞ。 昨日予習したかいがある)


浜風「い、磯風、この瘴気を放っているダークマターは、何ですか......?」

磯風「目玉焼きだな」

谷風「じゃ、じゃあこの皿を溶かしかけてる半液状の物体は...?」

磯風「スクランブルエッグだな」

浦風「......このとぐろを巻いた毒蛇みたいのは......」

磯風「卵焼き以外に何に見えるんだ?」

浦風「どうやったら卵焼きになるん......」


提督「おはよー、何してんのー」

谷風「おっ提督じゃーん。 おっはよー」

磯風「おはよう提督」

浜風「お、おはようございますっ」

浦風「おはよう。 けっこう早起きさんやねぇ」

提督「海軍家系なもんでね。 割と早起きなんだよ?」

提督「もしかしてみんなは朝食作り?」

谷風「あぁ...まぁ、朝食作りなんだけど、ねぇ......」チラッ

浜風「磯風の訓練も兼ねてまして......」チラッ

浦風「最初はうまくいっとたんよ?
けど、ウチらがちょーっと目を離した隙に......」チラッ

目玉焼き?『』
スクランブルエッグ?『』
卵焼き?『』

磯風「どうだ司令、磯風特性の卵尽くしメニュー!」ドッヤァ

提督「............チョコレートで作ったの?」

磯風「卵だ」

提督「それってもしかして、恐竜の卵?」

磯風「馬鹿を言うな。 ちゃんとスーパーで購入した鶏卵だ!」プンスカ

提督「ふーん......」




提督「———それ、一口貰ってもいいかな?」


それかげ26

谷風「はっ———?」

磯風「勿論だ! いやぁ、進んで私の料理を食べてくれようとしたのは司令が初めてだ! 素直に嬉しいぞ! さぁ食べてくれ!」ゴトッ


卵料理?『』ジュォォォ


浜風「や、やめてください! 何を死に急ぐ気ですかっ!? 何か嫌な事でもあったのですか!?」

浦風「辛い事があったんならウチに相談してもええんよっ!? だからそんな無謀な真似はせんといてぇっ!!」

谷風「て、提督にはこれが生物の食すもんに見えんのかぁっ!?」

提督「食べてみたら案外いけるって事、よくあるじゃん? この一見地球上の物質で構成されてないように見える料理だって、実は美味しいかもしれないしさ」

磯風「司令の言う通りだ。 私自身が食べても何の問題も無いんだぞ? つまり食べれる物体であることは証明できてるんだ。 後は口に運ぶだけじゃないか」

浜風「で、ですが私はその料理のせいで1週間ほど入院した経験があって———」

磯風「煩いぞ浜風。 ほら司令、私が直々に食べさせてあげよう。 口を開くんだ」ニコッ

提督「お、そういうサービスも付くの? なら喜んで食べるしかないな!」

谷風「やめろォ!」

磯風「あーん」

提督「あーーーんっ」パクッ

浦風「浜風、救急車ぁっ!」

浜風「は、はい!」

磯風「ど、どうだ......?」ドキドキ

提督「↓3」

※提督の反応

みんな磯風の料理をなんだと思ってるんですかねぇ......?

投下に関する意見が何個かあったので更に方針を変更してみます。 投下が5スレ以上になった場合は終了宣言を落とします

なおさっそくそうなる模様

提督「———ゴフッ」ブシャッ

谷風「あっ(察し)」

浦風「て、提督さぁぁぁんっ!?」

浜風「やはり人間には磯風の料理はダメでしたか!! は、はやく応急処置を———」


提督「———美味い、ぞ」ガタガタガタ


谷風「!?」

磯風「そ、そうか! 美味いか! なら今度はこっちのスクランブルエッグはどうだ、ほら!」アーン

提督「あ———ンゴパッ」ブシャッ

谷風「やべぇよ...やべぇよ......!」

磯風「司令、なぜ口の端しから血が流れているんだ?」

提督「ちょっと...口の中を......切っちゃって、ね......」

磯風「? 気を付けて食べるんだぞ。 まだまだあるからな!」

提督「浦風、牛乳ちょうだい......中和しなきゃヤバイかも......」ボソッ

浦風「ぎゅ、ぎゅ、牛乳!? えと、あと———浜風! 出してッ!!」

浜風「落ち着いてください浦風! 出ませんよそんなの!?」

提督(ぐふっ......そ、想像以上の破壊力だ......口内と食道でスクランブルエッグが弾けてやがる......)

提督(この体なら耐えられるかと思ったがそんな事は無かった......気を抜いたら意識を持ってかれる...!)

提督(脂汗が吹き出すのが鮮明に自覚できる。 辛い、痛い、苦しい......けど、ここで食べるのを止めるわけにはいかない)

磯風「ふふっ、美味しいか?」ニコニコ

提督(黒髪赤目美少女にあーんして貰えるなら、この程度の苦行なんて......!)

磯風「ほら、あーん♪」

提督(俺は、俺は死なないッ! 俺は生きるぞ! 何度でもこの状況を楽しむために———!!)

提督「コヒュー...コヒュー......!!」←目玉焼き食事中

提督「ぜぇ...はぁ...はひゅぅ......!」←目玉焼き完食

提督「ひっひっふー、ひっひっふー......!」←スクランブルエッグ食事中

提督「ふぅ......はぁ......」←スクランブルエッグ完食

提督「......お? お?」←卵焼き食事中

提督「ふむふむ......」←卵焼きほぼ完食


提督「卵焼き、けっこういけるな」モグモグ

磯風「本当か? 卵焼きはあまり上手くいってなかったのだが......」

提督「焦げっぽくて形は崩れてるけど、ベースの味はけっこういい線いってると思うよ。 練習すれば綺麗できるって!」

磯風「練習したら......か。 ならば司令、その、練習で作ったの料理を......一緒に食べてはくれないだろうか。 第三者からの意見も聞きので、な」

提督「もちろん! 磯風がもっと上手になるなら幾らでも付き合うよ!」

磯風「そうか......うん、うん! 何だかやる気が出てきたぞ、うん!」

谷風「な、何が起こってるんだ......?」

浦風「磯風の料理に...耐えた?」

浜風「それどころか卵焼きは比較的美味しそうに食べて......。 辛うじて卵焼きは上手くいった......?」

谷風「でもあの味覚音痴の磯風が失敗したって言ってたんだよ? 最も危険度が高い料理はずじゃ......」

浦風「......提督の体が生命の危機に反応して磯風の料理に耐えれるよう進化した、とか」

浜風「まさか。 それはないでしょう......あ、まだ少し残ってますね」

谷風「......食ってみる?」

浦風「う、うーん......これを、食べる?」

浜風「人間である提督が耐えられるのであれば、元艦娘の私たちなら大丈夫なはずです!」

谷風「じゃ、じゃあ、いっせーのでいくよ?」

浦風「うん!」

浜風「はい!」


谷風「いっせーのーで———はむっ」パクッ

浦風「はぐっ」パクッ

浜風「あむっ」パクッ

提督「磯風を除いた第17駆逐隊のメンバーが急に倒れて寝込んでしまった」

提督「磯風がみんなの看病をするって張り切ってお粥を作ってたのを見ると、やっぱり姉妹愛ってやつを感じちゃったなぁ」ウンウン

提督「さて、時刻は午前10時ジャスト。 さっき朝食はみんな終わったからそれぞれの部屋にいるはずだ」

提督「入学式は明日だし、やる事ないから誰かの部屋に遊びに行ってみよう」

提督「↓3の部屋にでも行ってみるか」

※第17駆逐隊以外の陽炎型

提督「困った時は吹き流しがいい感じの天津風の部屋に行ってみよう」

提督「ここに来て何気に一番のよく関わってるよなぁ......まだ1日目だけど」

提督「磯風みたいな黒髪正統派美少女もいれば白髪異国人系美少女までいるなんて艦娘って日本人の性癖カバーし過ぎだろ」

提督「神様はいったい何を思って艦娘を生み出したのかねぇ......」


提督「天津風ー? 入っていい?」コンコンコン

天津風『いいわよー。 どうぞー』

ガチャッ

提督「お邪魔しまーす」

時津風「あ、しれぇじゃん。 やっほー」

提督「あ、ワンコ」

時津風「叩くよー......?」

雪風「しれぇ! 雪風もいますっ」

初風「私もいるわよ。 見えなかったかしらそうよどうせ私はツチノコよ!」プンプン

提督「な、なんで怒るんだよ......」

天津風「初風は艦娘時代に入手難易度的にちょっと色々あってね......。 ところで、急に私の部屋に来てどうしたの?」

提督「やる事なくって暇で遊びに来たんだ。 天津風たちは何かやってたの?」

天津風「私は↓3してたのよ」

※天津風たちがしていた事

天津風「私たちはモンハンしてたのよ。 知ってる? モンスターハンター」

提督「もちろん知ってるさ。 世間じゃ中高生の間で大ブームのゲームだよ。 まさか艦娘のみんなもやってるとは......」

時津風「私たちだって娯楽はいるよー。 戦ってばっかりだと精神的に参っちゃうからねー......あ、雪風危ない

雪風「きゃあっ! 毒状態になっちゃいました......。 えっと、毒消し草を飲んで......はい、大丈夫です!」

初風「確率系のアイテムを絶対成功させるって何気に卑怯よねぇ。
あ、提督もやる? 持ってるのならだけど」

提督「お、いいの? やるやる! 今持ってくる!」

天津風「明日から学校ねー」カチカチカチ

提督「あー...春休みが終わってしまう。 また課題とかテストに縛られる日々が始まるのか......時津風、閃光玉」カチカチカチ

時津風「はーい。 学校は私たちは楽しみだなぁ。 外の学校の雰囲気ってなんか鎮守府と違うからさー」カチカチカチ

提督「鎮守府の学校はあくまでも軍の学校だしなぁ。 外ほどユルユルでいられても国民が困っちゃうよ......雪風、ジンオウガにシビレ罠はちょっとリスク高い......げっ、超帯電した」カチカチカチ

雪風「絶対、大丈夫!」カチカチカチ

初風「大丈夫じゃないわよ......ちょっ、アオアシラ邪魔する———あぁ!?」カチカチカチ

天津風「ガンナーの装備じゃワンパンよねぇ......」カチカチカチ

提督「ほいトドメ」カチカチカチ

《目標を達成しました!》

初風「はぁ!? ま、待ちなさいよちょっとぉ!!」

雪風「あ、碧玉が出ました! あ、もう一つ! 最後は......逆鱗です!」

提督「碧玉、逆鱗、逆鱗......まぁまぁかな」

天津風「アナタ達どういう運してるのよ......」

時津風「雪風はまぁしょうがないけど、しれぇも大概だねー。 あ、ハチミツあるじゃーん」

初風「ちょっ、ちょっ、待って! 待ちなさ———ああぁぁぁっ!? 間に合わなかったぁ!!」

提督「まぁ、ドンマイ」

初風「あなたに言われるとすっごいムカつくんだけど!!」

提督「母さんが幸運な人だから俺も幸運になったんだよ。 つまり俺は悪くねぇ!」

時津風「悪くねぇー」

雪風「悪くないです!」

天津風「悪くないわよねぇ」

初風「ぐぬぬぬ......あなた達揃ってなんのよもうっ!! 天津風! 首がもげた者同士、あなたはこっちの住人のはずじゃない!」

天津風「変な住人にしないでよっ!? 私は敵の攻撃が原因だけど初風は妙高さんのせいじゃない!」

初風「むぅぅぅ!! 提督! あなたの事、妙高姉さんに言いつけてやるんだからぁっ!!」

提督「俺は何もしてないだろう!?」

初風「ばーかばーか!!」アッカンベー

提督「り、理不尽だ......」

今回の投下はこれくらい

天津風と第17駆逐隊が安価で強過ぎて笑ってしまった。 ごめんねyaggy

意識高いドMかよww

安価が偏らないように同じIDによる連取を制限するか>>92のように駆逐隊単位で安価取るかした方がいいかも知れん

>>151
ばれてしまったか......

>>152
駆逐隊単位で進めてみます


さぁみんな! (イベントの)お札の準備はいいかい? 僕はダメだよ!

【翌日】

提督「ちーーーこーーーくーーーすーーーるーーーッ!!」

時津風「いやぁ、ごめんねー遅くまで宝玉でなくってさぁ......」

天津風「まったくよ! まさか朝の3時まで出ないとはおもわなかったわよ!!」

雪風「絶対、大丈夫!」

初風「大丈夫じゃないから走ってるんでしょっ!!」

提督「なんで他のみんなは起こしてくれなかったんだ!?」

天津風「部屋のドアにでっかく『自業自得』って紙が貼ってあったわ!」

提督「ごめんなさーーーいっ!!」

【陽炎高校 教室】

提督「ぜぇ、ぜぇ......ま、間に合った......」

谷風「ほいお疲れさ〜ん」

提督「起こしてくれてもよかったと...ぜぇ...思うんだが」

不知火「張り紙の通りです。 自己管理がなっていないのはどうかと。 少しはこの不知火を見習ってですね...」

黒潮「不知火はいつもウチらに起こされとるけどなー———いだだだっ!? た、たんま! 不知火ちょっとたんまぁ!!」

不知火「口は災いの元ですよ、黒潮」ピキピキ

提督「......意外だな。 もしや不知火って案外抜けてるとこある?」

黒潮「そうなんやよー! この前なんかクッキーに砂糖じゃなくて塩を入れるっちゅうベタベタなミスをして...てぴぃっ!?」ガクッ

不知火「峰打ちです。 少し眠っていなさい」

提督(抜けてるけどおっかなねぇ)

提督(黒潮と不知火のコントも見たし、まずは席に荷物を置かないとな)

提督(俺の席は......お、窓側の1番後ろの席か! ラッキー!)

提督(窓側の1番後ろといえばマンガとかアニメで主人公が座る席率第1位で定評のあるいい席じゃないか!)

提督(俺も高校生になったんだしそんな主人公のような出会いがあれば......)

提督(......こういう時のヒロインって、大抵前か横に座ってるよな)

提督(つ、つまり、そういうことなのか......?)ゴクリ

提督(俺の前と横の席は......↓3と↓6!?)

※↓3は前の席、↓6は横の席(陽炎型)

(この二人を同時に喋らせるって難易度甲じゃないですかヤダー!)

それかげ40

提督(黒潮に、浦風!?)

浦風「あら、提督さんがお隣さんかぁ。 学校席も部屋もお隣さんって、なんだか運命的じゃのぉ...なーんてっ」ウフフ

提督(これヤベェ。 ヒロイン力たけぇ)

浦風「あ、そうじゃ! 提督さん、昨日天津風たちと遅くまで起きとったじゃろ?」

提督「へっ、あ、うん」

浦風「まったくもぉ......明日が大事な日ってわかっとたんに夜更かしするなんていけない子じゃ。 初日から遅刻するつもりやったんか?」

提督「そ、そういうわけじゃ......ご、ごめんなさい......」

浦風「これからそういうことがあったら壁ドンするからね?」

提督(......壁ドンされるのか)

提督(浦風に壁ドンされる......ふむ)

提督「そんな近づいたら当たるんじゃないかな!?」

浦風「? なにが?」

提督「......うん知ってたよ正しい方の壁ドンだよねうん知ってた」

浦風「?」


提督(黒潮に、浦風!?)

浦風「あら、提督さんがお隣さんかぁ。 学校席も部屋もお隣さんって、なんだか運命的じゃのぉ...なーんてっ」ウフフ

提督(これヤベェ。 ヒロイン力たけぇ)

浦風「あ、そうじゃ! 提督さん、昨日天津風たちと遅くまで起きとったじゃろ?」

提督「へっ、あ、うん」

浦風「まったくもぉ......明日が大事な日ってわかっとたんに夜更かしするなんていけない子じゃ。 初日から遅刻するつもりやったんか?」

提督「そ、そういうわけじゃ......ご、ごめんなさい......」

浦風「これからそういうことがあったら壁ドンするからね?」

提督(......壁ドンされるのか)

提督(浦風に壁ドンされる......ふむ)

提督「そんな近づいたら当たるんじゃないかな!?」

浦風「? なにが?」

提督「......うん知ってたよ正しい方の壁ドンだよねうん知ってた」

浦風「?」

それかげ41

黒潮「し、死ぬかと思ったぁ......」

提督「あ、お帰り。 白目むきかけてたけど大丈夫だった?」

黒潮「ウチは異性に白目むいてるの見られたんか......初日から不幸やなぁ」ハァ

提督「ははは......でもあんなに仲の良い姉妹がいるって羨ましいよ。 俺は一人っ子だしさ」

黒潮「不知火はもうちょい大人しかったら可愛げのある子なんやけどねぇ。 てか、提督はんは一人っ子なんや」

提督「うん。 色々あって今後兄弟姉妹は難しいから、羨ましいなぁってね」

黒潮「ほほーう。 ならさならさ、ウチがおねーちゃんになってあげよっか?」

提督「......はぃ?」

黒潮「ほら、ウチらって姉妹しかおらんやろ? 夢やったんよ弟と一緒に買い物したり料理したり寝たりするの!」

提督「いやいやいや、どっちかっていうと黒潮は妹だろ? 身長的に」

黒潮「えー...身長はどうせ女と男なんやから兄でも弟でも関係ないやん。 ウチおねーちゃんがいいなぁ」ブーブーダキッ

提督「ちょっ!? 引っ付かないで!?」

黒潮「ええやんええやん。 ほら、おねーちゃんて呼んでみー?」

提督「こ、断るっ!」

黒潮「ちぇー......強情やなぁ」パッ

提督(い、いきなりボディタッチは反則だろ......し、心臓がバクバク鳴ってる)ドキドキドキ

提督(こんなんされ続けたらちょっと......ヤバいよなぁ)

提督(ボディタッチが多いと勘違いしやすい男は辛い......ってそれ俺のことじゃん)

【入学式】

「ヘーイ! この学校の校長になった———」

提督(なんかテンション高い校長だなぁ......夜更かししたから眠い)ゴシゴシ

【ホームルーム】

「ヘーイ! このクラスの担任になった———」

提督(なんかさっきと同じ人に見えるなぁ......ああ眠い)ゴシゴシ

【放課後】

提督「ぐぅ...ぐぅ......」スヤァ

「......おーい」

提督「むにゃ......」スヤァ

「おーい。 聞こえてるー?」

提督「んぁっ......↓3?」

※スヤァした提督を起こした子(陽炎型)

提督「んぁ......浜風?」

浜風「起きてください。 もう放課後ですよ」

提督「もう放課後ぉ? ふわぁ〜......あ゛ー......学校での記憶が殆どない。 ん? みんなは?」

浜風「もう帰ってしまいました。 黒潮と浦風、あと磯風はあなたを起こそうとしましたが、あまりにも気持ち良さそうに寝てるので寝かしておくと言ってそのまま......」

提督「マジか......気持ち良く寝れたのに感謝すべきか、放って置かれたのにガッカリすべきか......」

提督「......みんな帰ったならなんで浜風がいるんだ?」

浜風「私以外は、です。 提督を1人にして帰ってしまうのは、その......少し可哀想だと思ったので」モジモジ

提督(なんだこの可愛い生き物)

提督「......あ、ありがとな! 待っててくれて!」

浜風「あ、ど、どういたしまして!」

提督「............」

浜風「............」

提督浜風『あのっ———!?』

提督「そ、そっちからどうぞ!」アセアセ

浜風「い、いえ! そちらからどうぞ!」アセアセ

提督「............」

浜風「............」

提督浜風『じゃあ———!?』

提督「............」

浜風「............」

提督「......か、帰ろっか」

浜風「は、はい......」カァァァ

提督「............」テクテク

浜風「............」テクテク

提督(か、会話がない......!)

提督(浜風は口数の少ない子だってのは浦風とかから聞いてたけど、本当に喋らないし、なんかこっちも会話を振りずらい......)

提督(で、でのなんか話さないと気まずいままだし......)

提督(ここは勇気を出して会話の種を作らないと!!)

提督「↓3」

※浜風との会話のネタ

提督(か、会話の種会話の種———)

浜風「......」ボンッキュッボン

提督(———こ、これだ!)

提督「は、浜風!」ガシッ

浜風「ひゃいぃっ!!」ビクッ

提督「浜風! 俺、もっと浜風の事をよく知りたいんだ! 仲良くなりたいんだ!!」

浜風「は、は、はわっ、ははははい!」

浜風(か、肩を! なんで提督が肩を!? はわわわわわ!?)

提督「だから、聞きたいんだ———他の姉妹と比べて成長してる体について! 具体的にはスリーサイズを!!」

提督(———何を聞いてんだ俺ぇぇぇぇぇぇっ!?)

浜風「す、スリーサイズ...スリーサイズ......えと、えっと!」

浜風(すすすスリーサイズってなんだけ!? 体のサイズ!? ど、どこの!? スリーだから三箇所......えと、えっと......)アセアセ


谷風『浜風って身長もあって胸もあっておまけにいいケツしてるって反則だよなぁ......』


浜風「し、身長は168cm! 胸囲はきゅ———」

提督「まてまてまて! 真面目に答えなくていいから! しかも身長はスリーサイズじゃないから!」

浜風「おっ、大きいからいいじゃないですかぁっ!!」

提督「そういう問題じゃねぇぇぇぇぇ!!」

提督「なぁ浜風」

浜風「なんでしょうか提督」

提督「俺たちさ、緊張してたんだよな」

浜風「はい。 とても緊張していました」

提督「つまり、あれは本当の俺たちじゃない。 緊張という魔物から形成された言わば『もう1人の自分』的な存在だったんだよ」

浜風「そうですね」

提督「つまり、あれだ———忘れようか」

浜風「......賛成です」

提督「俺は浜風におかしな質問はしていない」

浜風「私が提督に自分のスリーサイズを言っていない」

提督「完璧だな」

浜風「完璧ですね」

提督「............」

浜風「............」

提督「............うん、忘れた」

浜風「............胸囲は」

提督「きゅうじゅ———」

浜風「忘れてないじゃないですかばかぁぁぁぁぁっっ!!」ウガー

浜風「提督のばかぁ! あほぉ! ヘンタイ! ヘンタイ!」ポカポカポカ

提督「ご、ごめんってば! ごめん! ちゃん忘れるから!」

浜風「簡単に忘れられるサイズだと思ってるんですかっ!?」クワッ

提督「そりゃまあ、うーん......む、難しいけど......」

浜風「やっぱりぃぃぃ!!」ポカポカポカ

提督(参ったな......1回荒れるとここまでとは。 普段の姿からは想像もつかないぞ......)

提督(新しい一面を知れたのは嬉しいが、このままだと収拾がつかない......)

提督(......! そうだ!)

提督「な、なぁ浜風。 今からどっか遊びに行かないか?」

浜風「そんな事言って変な事するつもりですね!? エロ同人みたいに!!」

提督「(ほ、本当にキャラ変わるな)しないから! ほら、嫌な事を忘れたいなら楽しい事で上書きしようってわけよ。 どうかな?」

浜風「............本当に変な事はしませんよね?」

提督「しないしない!」

浜風「......神に誓って?」

提督「前川中佐に誓って」

浜風「............わかりました。 ちょっとだけ信じます」

提督「ちょっとだけかい......」

浜風「で、行くにしてもどこへ?」

提督「そうだねぇ、どこに行こっか」

浜風「決めてないのですか......」

提督「しょうがないだろここ来たの最近なんだから! 浜風はないの? 行きたいとこ」

浜風「行きたいところ......あ」

浜風「......↓3が気になってはいます」

※浜風が気になってる場所

今回の投下はここまでです

いやぁ時間がかかってヤバい。 他のスレ見ると皆さん早すぎて自分の遅さに絶望しちゃう

浜風の話が他より長いのは浜風とケッコンしているからではない。 ないよ?

あふんレポート終わらなくて死んじゃうしサークルの合宿ががががが

2、3日に1回の更新になりそうごめんなさい......。 無計画なことは言っちゃいけないですねはい

乙です

思ったんだけど、陽炎型によるSSなのに秋雲がいないよね。秋雲も一応は陽炎型だよね?それともここの>>1は秋雲を夕雲型として判断してる感じなのかな?まぁどっちでも面白いから頑張ってくださいな(*´ω`*)

E-5ラスダン終わったら投下開始(22時までに無理だったら諦めて投下開始)

>>219
ここでは陽炎型にカウントしない予定です。 最初はしようと思ったけどあのキャラが便利過ぎて頼りっぱなしになりそうだったので今回は夕雲型としてカウントします。 ごめんね秋雲スキー

浜風「......駄菓子屋というものが気になってはいます」

提督「駄菓子屋?」

浜風「......」コクッ

提督「俺の記憶が正しければ鎮守府には甘味を専門に扱う間宮っていう施設が存在してたと思うんだけど......」

浜風「ええ、ありましたよ。 間宮さんの作る甘味は本当にどれも素晴らしいものです。 それが何か?」

提督「間宮なんて本格的な場所でお菓子を食べてたのに駄菓子を食べてみたいっていうのはちょっと不思議に思ってね」

浜風「たしかに味は間宮さんに劣るかもしれません。 ですが私は駄菓子...外の世界の既製品のお菓子というものを食べたことがありませんから、興味があるんです」

提督「駄菓子を積極的に食べたいってのは俺たちからしたら不思議だねぇ」

浜風「......子どもっぽい、ですかね?」

提督「............」

浜風「......」ボンッキュッボン

提督「———いや。 全然」

浜風「どこを見て行ってるんですか......!!」

【駄菓子屋】

浜風「ここです。 見てくださいこの如何にも『駄菓子屋!』な雰囲気を出している駄菓子屋。 心惹かれずにはいられません。 ね?」

提督「ね? と言われても......。 確かに漫画とかに出てきそうな駄菓子屋だけども」

浜風「もう分かってませんね提督は! まあいいです。 早く入りましょうっ!」グイッ

提督「とっとっ!? そんな急がなくても駄菓子は逃げないよ!!」

浜風「いいえもしかしたら私の欲しい駄菓子が先に買われてしまうかもしれません。 慢心はいけませんよ提督!」

提督「それって慢心なの!? だ、だから待ってってばぁ!!」

浜風「ぉ、ぉぉぉおお......!!」キラキラキラ

提督(戦意高揚状態......だっけか。 超キラキラしてて眩しい)

浜風「て、提督! ここは天国ですか!?」キラキラキラ

提督(店員さんは......居ないな。 奥かな?)

浜風「提督、聞いてますか!!」

提督(よく考えてみれば駄菓子屋に来るのって久し振りだなぁ......3年振りくらいか。 中学校時代はみんなでオマケ付きの駄菓子を買って———)

浜風「て・い・と・くっ!!」ガシッ

提督「っっ!?」ビクッ

提督(か、顔近い顔近いっっ)

提督「は、浜風、ちょーっと待って」

浜風「待ちません! 提督、人の話はちゃんと聞かないとダメですよ!」ズイッ

提督(さっきはあんな恥ずかしがってやくせになんでこういう時は平気なんだよ浜風は!)

提督(ぐっ、な、何とかしてこのご褒———危機を乗り越えなくては、理性がヤバイ!)

提督(あ、いい匂いする———じゃない! 銀髪も綺麗で———でもなくて!!)

提督(↓3!)

※浜風に急接近された提督の脱出の手段

提督「は、浜風っっ!!」

浜風「何ですかまだ話は———」

提督「———う、うまい棒って知ってる!?」

浜風「......うまい棒?」

提督「そ、そう! ほら、そこの棚にある棒みたいなやつ!」ユビサシ

浜風「そこのですか?」スッ

提督(は、離れてくれた......)ホッ

浜風「10円とは非常にお手頃な価格ですね......それに、味がいっぱいあります」

提督「安くて種類が豊富なのが売りの駄菓子だからね。 因みに俺はコーンポタージュ味が好き」

浜風「コーンポタージュ......つまり、大和さんのコーンポタージュをそのまま駄菓子に変えたものという事でしょうか?」

提督「全然違うし一緒にしたら戦艦大和に失礼じゃないかなぁ。 戦艦大和の作るコーンポタージュでうまい棒作ったらそれ駄菓子じゃなくなるぞ......値段的に」

浜風「......言われてみればそうですね」

浜風「......これは?」

提督「チューチューアイス」

浜風「これは?」

提督「キャベツ太郎」

浜風「これは!」

提督「フーセンガム」

浜風「これ!!」キラキラキラ

提督「よっちゃん」

浜風「提督!」キラキラキラ

提督「うん?」

浜風「駄菓子を見るのって楽しいですねっ!!」キラキラキラ

提督「......うん。楽しいな」

提督(駄菓子を見るより浜風の反応を見てる方が楽しいんだよなぁ)

浜風「———いっぱい買っちゃいましたねっ」キラキラキラ

提督「いや俺は300円分しか買ってねぇから。 いっぱい買ったのは浜風だからね?」

浜風「うまい棒、キャベツ太郎、ココアシガレット、餅太郎、マヨたら、ビスコ、どんどん焼き、ポテトスナック......ついつい1000円分も買っちゃいました!」キラキラキラ

提督「買い過ぎだろ......」

浜風「いいんですっ。 お国からお給料はいっぱい貰ってますしね!」ドヤァ

提督「おうそこドヤ顔するとこじゃねぇだろ」

浜風「お給料をどんな風に使うかは私の自由ですしー......あむっ」サクサクサク

提督「もう食べるの? この時間だし帰ったらすぐ晩御飯だよ?」

浜風「麩菓子だからセーフですっ」サクサクサク

提督「......お好きにどーぞ」

浜風「言われなくとも......あ、提督も一口食べてみます?」

提督「お、くれんの?」

浜風「駄菓子屋について来てくれたお礼です......はいどーぞ」

提督「って食いかけかよ!?」

浜風「一口って言ったじゃないですか。 嫌だったいいですよ私食べますし」

提督「け、ケチくせぇ......。 けどまぁ、貰えるものは貰っとく」

浜風「素直でよろしいです。 はい、どーぞ」

提督「どうも......あむっ」サクッ

提督「むぐむぐ......なんだこれは」

浜風「うまい棒のカルピス味です」

提督「カルっ......!?」

浜風「結構いけますよねっ!」サクサクサク

提督「え、えぇー......」

浜風「おいひぃですねぇ♪」サクサクサク

提督「あ............浜風、それって......」

浜風「なんですか? もうあげませんよ?」

提督「そうじゃなくって......そのうまい棒、俺がかじったけど......そういうの気にしないタイプ?」

浜風「............え?」ピタッ

提督「中学校じゃこういうのよく『間接キスだー!』て冷やかされたりしたんだよ。 ま、こんなの間接キスのうちに入るようなもんじゃ......浜風?」

浜風「か、か、かんっ、かんせつ......キス......!?」プルプルプル

提督「あの、浜風さーん......?」

浜風「て、てっ———提督にファーストキスを奪われたぁっ!!」

提督「ちょぉぉぉっと待てぃ!? 話を盛りすぎだアホっ!!」

浜風「アホじゃないです浜風ですぅっ!! うわぁぁぁぁぁん! 浦風ぇぇぇぇぇっ!!」ダッ

提督「!? やめて変な勘違いされる! 浦風にそういう勘違いされるのはマズイから! ねぇちょっと待って! 浜風ぇぇぇぇぇっ!!」

今回はここまでで。 たぶん次から大きく話が動くと思う。 主に部活とかで

あとE-5最終編成堅すぎんよ


E5は楽勝な印象だったな。支援出してダメコン潜水をデコイにするとして、加賀さんキャリアにして頭数増やすとか、どうしても無理なら大和型投入とか...もうやってたらごめん

...まさかとは思うけど三式乗せてないとかないよね?

>>238
さすがに三式は忘れませんでした、ハイ

ついに陽炎荘に出てくる艦娘をコンプリートできてスッキリした。 泊地水鬼さんまじ硬かった

目指すは第17駆逐隊全員とケッコンだね! でもその前にのわっちいるからいつになるのやら

【翌日】

提督「———てことがあってさぁ......あれから、浜風のやつ俺を見ると真っ赤になって逃げ出すんだよ......」

黒潮「なんやラノベ主人公みたいな青春送っとるなぁ。 あ、浜風は案外ガードが甘いから押し倒してしまえばもう攻略完了やよ?」

提督「誰も浜風の攻略法なんぞ聞いてねぇ。 はぁ......おかげで第17駆逐隊のみんなには変な目で見られるし大変だよ......明らかに面白がってるやつもいるけど」

黒潮「ご苦労様やなぁ。 一応、浜風たちにはウチからも言っとくからあんま気にせんときぃ」

提督「黒潮姉さんマジ天使やでぇ」

黒潮「ふっふーん! 困った事があったらなーんでもお姉ちゃんに言ってええよー」ニコニコ

提督(幼馴染系ここに極まれり)

黒潮「と・こ・ろ・で、提督はんはもうどの部活に入るかは決めたん?」

提督「......部活? なんの話?」

黒潮「あらら、まだ決めとらんの? 他の子はもうみんな決まっとるのに......」

提督「えっ、そんなの聞いてない」

黒潮「? 不知火に伝えておいてって頼んでおいたはずなんやけど......」チラッ


不知火「............?」

不知火「............」クビカシゲ

不知火「............!」ハッ


不知火「———不知火に何か落ち度でも?」


提督「コイツ......一周回って堂々としてやがる......!」

黒潮「不知火......」

提督「しかし部活ねぇ......中学の時は弓道部だったけど、この学校無さそうだし、どうしよっかなぁ」

黒潮「ふっふっふ......お困りやねぇ提督はん。 入る部活が決まってないのなら、ウチらの部活に入ってみるってのも手やで!」

提督「黒潮たち......? あぁ、yaggyか」

黒潮「ウチら↓3部は学校生活のエンジョイを約束するよぉ」

提督「ほ、砲撃部......?」

黒潮「そうやでー、砲撃部。 ウチらが艦娘時代にやってた訓練をそのまま部活動にしてみたんよ。 もう水上には立てないから陸地から海上への砲撃になるけど」

提督「それ、色々と問題があるような気がする......」

黒潮「大丈夫。 学校にも市役所にも許可は取ってあるし、使う砲弾も分解されてお魚さんの餌になる仕様やから完璧や......どう、入ってみん?」

提督「さすがに砲の使い方は母さんに習ってないぞ......」ボソッ

黒潮「? なんや独り言?」

提督「な、なんでもない! か、考えてはみるよ!」

黒潮「ま、他の子らにも部活の話を聞いてみてから決めるとええよ。 焦る必要はないからなー」

提督「うん、ありがとう。 さっそく他のみんなにも聞いてみるよ」

提督「そんなわけで部活についてお話を聞かせてくださいのわっち」

野分「だから、のわっちって呼ぶの止めてくださいってばぁ!」

舞風「えー? 初めてのわっちって呼ばれた時あんなに嬉しそうにベッドでジタバタしてたのにぃ?」ニヤニヤ

野分「ま、まいかじぇっ!!」ポカポカポカ

舞風「あっはっはーゴメンてばっ」

提督(噛んだ可愛い)

舞風「とりあえず野分は置いといて...えーっと、それで部活の話だっけ?」

提督「うん。 舞風と野分はどんな部活に入ってるの?」

舞風「私たちは↓3部に入ってるんだぁ」

※まいのわ所属の部活(被りは安価下)

提督「愉悦部......?」

舞風「そっ! この人生のあらゆる出来事を心から喜び合う部活だよー! 人生は一度きりなんだかた何事も楽しく捉えなきゃなってね!」

提督「半分哲学に足突っ込んでそうな部活だな......でも斬新でいいかもな」

野分「元ネタは舞風の好きなアニメなんですけどね......」

提督「いいじゃんいいじゃんアニメでもなんでも。 舞風らしい部活だと思いよ俺は」

舞風「んふふっ、そうでしょそうでしょー?」ニコニコ

野分「............」

提督「野分はおでこ部とか———」

野分「言うと思いましたよ! 絶対言うと思いましたよ! おでこ部ってなんですか!?」

提督「......日々おでこに磨きをかける部活?」

野分「......別にいいですよーだ。 私この髪型気に入ってるし......おでこもチャームポイントですし」イジイジ

提督「その髪型とかおでこはすっごくいいからこそ磨きをかけるんじゃん。 俺、けっこうのわっちの髪型とか好きだけどなぁ」

野分「............そ、そういうの、堂々と言いますか普通ぅ!!」カァァァ

舞風「あー野分てーれーてーるぅー!」

野分「まっ、舞風ーーーッ!!」ウガー

舞風「きゃーっ!!」

時津風「んー? 部活ぅ?」

提督「みんなに聞いて回ってるんだ。 時津風たちのも聞きたいなーって」

天津風「ていうかまだ決めてなかったのね......」

提督「落ち度されて伝わりませんでしたはい」

初風「また不知火ね......全くどうしてああなのかしら」

雪風「不知火ちゃんも悪気があるわけじゃないので許してあげてください、しれぇ」

提督「怒っとはないよ。 ただ、反省をする気がないってのは...ね?」

天津風「......ほんと、ごめんなさいね」

時津風「不知火はいつもああだから仕方ないかなぁー。 あ、私たちの部活は↓3部だよー」

※第16駆逐隊の所属する部活

時津風「んー? 部活ぅ?」

提督「みんなに聞いて回ってるんだ。 時津風たちのも聞きたいなーって」

天津風「ていうかまだ決めてなかったのね......」

提督「落ち度されて伝わりませんでしたはい」

初風「また不知火ね......全くどうしてああなのかしら」

雪風「不知火ちゃんも悪気があるわけじゃないので許してあげてください、しれぇ」

提督「怒っとはないよ。 ただ、反省をする気がないってのは...ね?」

天津風「......ほんと、ごめんなさいね」

時津風「不知火はいつもああだから仕方ないかなぁー。 あ、私たちの部活は↓3部だよー」

※第16駆逐隊の所属する部活

提督「......ラグビー部? ちょっと待てみんな女の子だよな?」

初風「......時津風がどうしてもやりたいって聞かなかったのよ」

時津風「だってさー、なんかいいじゃん? 肉体と肉体のぶつかり合いってさー」

提督「お、おう......でも公式試合とかは出れないよね? エンジョイ勢ってやつかい」

天津風「そうなるわね。 それに私たちが試合とか出たら間違いなく死人が出るわよ」

提督「......何故に?」

時津風「私たちって一応人間なんだけど『元』艦娘でもあるから、一般人より遥かに力が強いから仕方ないねー」

雪風「腕相撲ならお相撲さんにだって負けません!」

提督「ウワァ幼女強いぃ......」

第17駆逐隊が残っちゃたけど今回はここまでで。 明日電車早いから仕方ないね

このSSまとめへのコメント

1 :  黒潮、浦風、磯風LOVE勢   2015年09月01日 (火) 01:55:19   ID: 3DDXkKqu

いいねー。痺れるねぇー。

2 :  SS好きの774さん   2015年10月11日 (日) 23:48:51   ID: bN1BJSaL

で…続きはいつなのです( ̄▽ ̄;)

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