比叡「私は金剛お姉さまになりたいです!!」 (105)


 艦これ(艦隊これくしょん)の二次創作SS


 金剛4姉妹メインのお話 二番煎じとかだったらごめん

 日常系なのかな?もし恋愛的なのが絡んで来たらそれは純愛です。純愛です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429025303


金剛「Wow比叡。いきなり何を言ってるんデスか?」

榛名「比叡お姉さま……ついに頭が……」

霧島「イッちまいました?」

比叡「違います!皆ひどいよおおぉ!!」ヒエー


霧島「でも、こんな理解不能な言い分は流石の私も初めてです。どういうことですか?」

比叡「うん……それはね」

・・・・・・

金剛「しばらく、私と入れ替わって欲しいデスって!?」

比叡「……」コクッ

榛名「つまり、金剛お姉さまが比叡お姉さまの恰好をして、なりきってみたいってことですか?」

比叡「そう……」

霧島「なるほど……金剛お姉さまのことが好きなあまり、金剛お姉さまになってみたいと……」

比叡「うん」コクッ


金剛「YEAH!他ならぬ妹の頼みデース!ここは姉として、ワンスキン脱ぎましょう!」

比叡「お姉さまあああぁぁぁぁ!!」ガバッ


金剛「そうだ、ついでに4姉妹全員でランダムに入れ替わりまセン?」

榛名「私達も?」

金剛「YEAH!このまましばらく生活して、皆がどんな反応をするか見てみたいデース!」

霧島「面白そうですね、私もやってみたいです」

榛名「霧島まで!?」

金剛「榛名も恥ずかしがらずに、やってみるといいデスヨー!」


霧島「ある意味、他から見ることで自分が司令からどう思われてるか分かるかもしれませんよ」ボソッ

榛名「ッ!!」

榛名「わ、わかりました!榛名は大丈夫です!」

金剛「これで決まりネー!!」


・・・・・・

金剛(比叡)「うっはー!これが、これがお姉さま!!」

比叡(榛名)「はる…………ひ、比叡!き、気合入れてます!!」

金剛(比叡)「違う違う、気合、入れて、頑張ります!だよ」

比叡(榛名)「うぅ……」


霧島(金剛)「OH!!霧島になりきりまシタ!」

榛名(霧島)「とりあえず急造したウィッグで、皆見事になりきっていますね」

榛名(霧島)「おっと、メガネが無い……コンタクトでした」

霧島(金剛)「この眼鏡、なんかインテリっぽいデース!」クイッ


榛名(霧島)「いいですか?声は似てるのでごまかせますが、喋り方までは自分達でなんとかするしかありません」

榛名(霧島)「特にお姉さま方、頑張ってください!」

金剛(比叡)「い、いえーす!頑張るねー!」

霧島(金剛)「か、艦隊のbrain!霧島デス!」

榛名(霧島)「(大丈夫かしら……)」


霧島(金剛)「じゃあ二手に分かれて過ごしてみまショー!!」

一同「はーい!」


 早いけど、とりあえずここまで
 某カレーを作るドラマCDの中の摩耶のいたずを聞いてピンときた

 もしかしたら今日は深夜更新するかもしれない


 あ、大丈夫だった……更新続けます

 
 誰が誰になったか

 金剛→霧島
 比叡→榛名
 榛名→比叡
 霧島→榛名

 皆1コずつずれたと思えば見やすい、かな?
 一応これからも()表記していく


・・・・・・

~廊下~

金剛(比叡)「ふんふふーん♪」

比叡(榛名)「(うぅ……榛名は、恥ずかしいです……)」


暁「あれ、金剛さんに比叡さん?」

金剛(比叡)「えっ?」

比叡(榛名)「うっ……!」

暁「こんにちは!」

雷「珍しいわね、2人だけなんて」

電「他の方々も一緒じゃないのですか?」

響「………腹塩…」


金剛(比叡)「え!?あ、ああー!他のおね……妹たちでーーすか?」

比叡(榛名)「そういえば、どこにいるのかなー!!気合、入れて、分からないです!!」

第六「?」


比叡・榛名「(うぅうぅ……!意外と辛いぃ!!)」


 間違えた……

 金剛→霧島
 比叡→金剛
 榛名→比叡
 霧島→榛名

 だ……ややこしくてすまん



暁「えっと、金剛さん?」

金剛(比叡)「な、なんでーーーーーす!?」

雷「今日はやたら間延びするわねぇ……」


電「比叡さんはいつも金剛さんにべったりなのですね」

比叡(榛名)「そ、そうよ!お姉さまラブなんだからっ!」

響「姉妹愛はいいことだ」


比叡「(うぅ……金剛お姉さまになりきるというのは、辛く苦しい……!でも、この艱難辛苦の末に、お姉さまが!!)」

金剛(比叡)「気合、入れて、頑張るでーす!!」

雷「ええっ!?それ比叡さんの言葉じゃ……」

金剛(比叡)「あっ」

比叡(榛名)「も、もうお姉さまったら、私の台詞とらないでくださいよ~!」

榛名「(次余計な事を言うと口を縫い合わしたい)」


金剛(比叡)「お、おーソーリー!妹のアイデンティティを奪うのはよくないねー!」

第六「……?」

比叡(榛名)「そ、そうだお姉さま!今は工廠に用事があるんでしたよね!行きましょう!」

金剛(比叡)「そうねー!さ、さんきゅー比叡!」

電「そうだったのですか。引き止めてごめんなさいなのです」ペコリ

雷「悪かったわね」

比叡(榛名)「いいのいいの!さぁ行きましょお姉さま!」

金剛(比叡)「い、いえーす!!」

スタスタスタ

暁「なんか、今日の金剛さん……ちょっと抜けてた?」

電「比叡さんも、どことなくしっかりしてたのです」

雷「金剛さんが頭を打って、比叡さんがその介護にまわってるとか?」

響「真相は闇の中だ……」


~食堂~

霧島(金剛)「やっぱりこの時間はいつも混んでマスネ!」

榛名(霧島)「お姉さま、口調口調」

霧島(金剛)「ウップス!」


霧島(金剛)「そういう霧島も、ちゃんと榛名になれてマスか?」

榛名(霧島)「私、榛名!キャピッ!あざといぞー☆」キャルン

霧島(金剛)「…………いつか榛名に怒られマスヨ……」

榛名(霧島)「とりあえず注文しに行きましょう、霧島ー☆」

・・・・・・

鳳翔「いらっしゃいませ」

霧島(金剛)「艦隊のbrainらしく、ここは麻婆豆腐が食べたいネ!」

鳳翔「はい、麻婆豆腐…………え、霧島さん?金剛さんみたいな喋り方ね」

霧島(金剛)「え、ええ!?そんなことないですヨー!ホッホッホ!」

榛名(霧島)「榛名ーラーメンとー……可愛いイチゴのショートケーキが食べたいゾ☆」

鳳翔「こ、こっちはなんかぶりっ子…………だ、大丈夫2人とも?」

榛名(霧島)「つべこべ言わずに盛れし☆」

霧島(金剛)「代金デース!艦隊のbrainは計算も速い!」


霧島(金剛)「いただきマース!」

榛名(霧島)「いただきまぁす!」


霧島(金剛)「んー!鳳翔さんの作る料理はいつ食べてもデリシャ…………美味しいですネ!」モグモグ

榛名(霧島)「榛名ーチョー食べちゃうー!」ズルルル

霧島(金剛)「霧島……その喋り方、榛名じゃないヨ?」ボソッ

榛名(霧島)「えー?聞こえませんー!」

・・・・・・

霧島「(クックック……他人になりきるというのも楽しい……!)」

霧島「(このまま榛名になりきって、色々しちゃおう。姉妹だから許してくれるわよね)」ククク


霧島(金剛)「どうしたの?」

榛名(霧島)「い、いえー別にー!」パクッ

榛名(霧島)「んんん~~~~!ケーキおいしー!!」

霧島(金剛)「ケーキ食べた瞬間にそんなに震えて寒いの!?」


筑摩「あら、榛名さんに霧島さん。こんにちは」

利根「隣いいかのー?」

霧島(金剛)「(ゲッ……!)い、いいデスヨー!」

筑摩「?」

利根「すまんのー!どこも混んでて……」

榛名(霧島)「お気になさらず☆」

筑摩「……?……?」

・・・・・・

霧島(金剛)「そこで言ってやったんデス。『お前にその銃は早すぎる』」

利根「かっこいいの~!!」

筑摩「ふふっ」ニコッ

榛名(霧島)「利根さーん!榛名にアーンして~!」キャピキャピ

筑摩「!?」

利根「仕方ないのー、ほれ、あーん」

榛名(霧島)「あーん……モグモグ、ん~~~~美味し~~~~~!!」プルプル

筑摩「!!?」


筑摩「ね、姉さん……榛名さんがその、いつもと様子が違いませんか?」

利根「そうか?これがいつもの榛名だと思うのじゃが」

榛名(霧島)「キャピッ☆」

利根「ほれ」

筑摩「そ、そうかしら……そうなのかも」

利根「まったく変な筑摩じゃな~」ワハハ

榛名(霧島)「まったくですぅ~!」


霧島(金剛)「(お、オーラが黒いヨー)」

榛名(霧島)「お姉さま、ここはもう吹っ切れた方が」ボソッ

霧島(金剛)「そうデスかー?」ボソッ

榛名(霧島)「ええ!」ボソッ


利根「ん?どうした2人とも」

霧島(金剛)「艦隊のbrainと名高いこの霧島に……名案がありマース!」

利根「ほぇ?」

霧島(金剛)「おかずの分けっこした方が、美味しいのが沢山味わえるネ!」っ麻婆豆腐

利根「おおー!なるほどー!!」っ唐揚げ

筑摩「いいですよ」っ鮭の切り身一片


・・・・・・

~工廠~

金剛(比叡)「うぅーお腹空いた……というか工廠で何するのー?」

比叡(榛名)「それは…………何しましょう」

明石「あれ、金剛さんに比叡さん。こんにちは」

金剛(比叡)「お、おー!ハロー!!」

比叡(榛名)「チーッス!」

明石「2人ともこんなところでどうしたんですか?」


金剛(比叡)「え!?あ、あーそのー……お昼ご飯を食べるいい場所を探してたんでーす!」

比叡(榛名)「そうそう!!」

明石「お昼ご飯?2人とも持ってないみたいですけど……それに、こんな日陰な場所じゃあ辛気臭いですよ?」

金剛(比叡)「そうかもねー!じゃあ、私達、お昼買ってどっかで食べるね!」

比叡(榛名)「明石さんはどうするんですか?」

明石「私はちょっと修理があるから」アハハ

金剛(比叡)「そうなんですか……頑張って!」

明石「ありがとうございます!」ニッ


~グラウンド横の芝生~

金剛(比叡)「さぁー比叡!私特製のサンドイッチを召し上がれ!!」

比叡(榛名)「えっっ………………!?」

金剛(比叡)「どうしたのー?いいのよ、沢山作ったから!!」

比叡(榛名)「あ、あははー……そ、そう、ですかー」ダラダラ


白露「あれ、金剛さん達はここでお昼ですか?」

比叡(榛名)「あっ、白露ちゃんに村雨ちゃん」

村雨「どうもー!」


金剛(比叡)「よかったら2人もどうですかー?金剛特製のサンドイッチでーす!」

村雨「わぁぁ金剛さんが作ったんですか?」

金剛(比叡)「イエース!」

白露「じゃあ食べます!食べるのもいっちばーん!」アムッ

村雨「あっ!ズルイ!私もー!」アムッ

比叡(榛名)「(あーあ……)」


白露「これが金剛さんのサンドイッ………………グフッ」バタッ

村雨「むぐあああああぁぁぁぁぁ!!!!!」バタッ

金剛(比叡)「え、2人とも?おーい!」ペチペチ

シーーーーン

金剛(比叡)「意識が無い!」

比叡(榛名)「きっと天にも昇る美味しさだったんですよ!」

金剛(比叡)「本当!?やった!」

比叡(榛名)「(ふぅ……)」

金剛(比叡)「じゃあはる……比叡も食べてー!」

比叡(榛名)「ええっ!?あ、私は今お腹いっぱいで……ほら!そこに子日ちゃんとか夕張さんとかいるからおすそ分けしてきたらどうですか!?」アセアセ

金剛(比叡)「おおーそれもアリね!じゃあ行ってくるー!!」

比叡(榛名)「(ホッ)」


金剛(比叡)「ねーねー!私が作ったサンドイッチ食べませーん?」

夕張「金剛さんが?食べる食べる!」

長月「貰おう」

卯月「うーちゃんもいただくぴょん!」


比叡(榛名)「(テロリストめ……)」


・・・・・・

~執務室~

大淀「提督!!グラウンドにいる艦娘が次々と倒れていってます!!」

提督「なにぃ!?」

大淀「今続々とドックに運び込んでいますが……行列が……」

提督「ど、どこのバカ野郎だウチの連中に何かしやがったのは!!」

大淀「わかりません…………至急捜査を進めます!」

提督「頼んだ!!」


提督「だ、誰だ……深海棲艦か?いや、東南アジアかアフリカか、それともテログループか……クソッ、ナメた真似しやがって!」ドンッ

・・・・・・


金剛(比叡)「いやー皆におすそ分けしてたら私の食べる分が無くなっちゃった!」アハハ

比叡(榛名)「はいお姉さま、一応用意しておきました」

金剛(比叡)「ありがとーーー!」モグモグ

・・・・・・

~廊下~

霧島(金剛)「さーて、お腹も満たしたところで!いよいよ提督とご対面デース!」

榛名(霧島)「いいですか?私は司令呼びですからね」

霧島(金剛)「榛名も提督呼びでシタから……お互い気を付けましょう!」

コンコンコン ガチャッ

~執務室~

霧島(金剛)「失礼しマース!」

榛名(霧島)「どーもでぃぇーす☆」

提督「おう、お前らか。なんだ?」


霧島(金剛)「いえいえ、ていと……司令の様子を見に来ただけデース!」

榛名(霧島)「そーゆーこと!」

提督「そうか?まぁ様子も何も、変わらんがな」

榛名(霧島)「もう提督ったらつれないですぅ~!」

提督「で、ですぅ!?」


提督「どうした榛名……病気か?」

榛名(霧島)「はぁ?」ギロッ

提督「いえっ!なんでもありません!!」

霧島(金剛)「艦隊のbrainとして、司令に進言しマース!わた……金剛お姉さまといち早く結婚カッコガチをすべきデース!!」

提督「急にどうしたお前まで!」


榛名(霧島)「そういえば霧島も新しい眼鏡が欲しいって言ってましたよね!買ってあげてはどうでしょう!?」

霧島(金剛)「金剛お姉さまは可愛い!美しい!かっこいい!強い!!さぁさぁお嫁にもらうべきデース!」


提督「待て待てお前ら!一体どうしたんだ急に」

霧島(金剛)「私はただ、お姉さまの幸せを願っているだけです!!」

榛名(霧島)「私も妹の幸せを願ってるんです!叶えないともぎますよ!!」

提督「何を!?」


霧島(金剛)「さぁ、どうなんですか司令ー!!」

榛名(霧島)「眼鏡!眼鏡!!」

提督「わ、わかった!姉妹思いのお前らがそこまで言うんだ……どっちも考えておくよ」

霧島(金剛)「本当デスか!?」

榛名(霧島)「眼鏡もらえるんですか!?」

提督「ああ。前向きに検討して善処する」


榛名(霧島)「やったー!じゃそういうことで」

霧島(金剛)「今の言葉、忘れませんからネー!!」

バタン

提督「………………なんだったんだアイツら……」

・・・・・・

霧島(金剛)「フッフッフ……これで提督と結婚!!」

榛名(霧島)「眼鏡バンザーーーーーイ!!」

・・・・・・

金剛(比叡)「いやー皆喜んでくれたようでなにより!」

比叡(榛名)「はぁ……そうですか」

金剛(比叡)「じゃあ次はどこ行こうか!」

比叡(榛名)「提督の部屋というのはどうでしょうか?」

金剛(比叡)「おおーそれいいね!なにすればいいのかわからないけど」

比叡(榛名)「大丈夫です!スルことは沢山あります!」ニヘラ


~提督の私室~

比叡(榛名)「んはぁ~~!!提督のベッドー!!!!」ボフンッ

金剛(比叡)「ヒエッ……」

比叡(榛名)「うひいぃぃぃ!!クンクンペロペロスーハースーハー!ムッハー!!!!!」クンカクンカ

金剛(比叡)「ちょ、ちょっと榛名!どうしちゃったの!?ていうかその姿でそういうことしないで!!」

比叡(榛名)「お姉さまもやってみてください!!クセになりますよ!」

金剛(比叡)「ならないわよ!!」

比叡(榛名)「えー……金剛お姉さまならいつもやってることなのに」

金剛(比叡)「うっ……わ、わかった……やればいいんでしょ」ボフッ


金剛(比叡)「スンスン……司令の匂いがする」

比叡(榛名)「それがいいいんですよおおおおぉぉぉ!!!!クンカクンカ!!」

金剛(比叡)「ヒエエェェ!」


比叡(榛名)「今日も枕カバー持って帰らなきゃ……フフフ……提督の汗やらなにやらが染みついた枕カバー……フフフフフ」

金剛(比叡)「ちょ、榛名?」

比叡(榛名)「もうー!金剛お姉さまならちゃんともっとクンカクンカしてください!」

金剛(比叡)「え!?う、うん…………」クンクン

金剛(比叡)「ふつーに司令の匂い……」


ガチャッ

金剛(比叡)「?!!??!???!」ビクッ

比叡(榛名)「ッ」バッ


提督「あー部屋に忘れ物をするとは……あれ」

金剛(比叡)「ひ、ひええぇぇぇぇぇ……」カタカタ

提督「なんだ金剛。どうした?俺のベッドになんかくるまって」

~クローゼット~

比叡(榛名)「(危なかった……日頃の経験が役に立ちました)」


提督「あ!もしや、俺が恋しくてベッドに潜り込んでたとかぁ~?」

金剛(比叡)「ええ!?そ、そんなわけ……」

提督「よく見たらお前、クンカクンカしてるじゃないか!まったくいけない奴だなぁ」

提督「確かにまぁ……最近お前とはご無沙汰だったもんな」スッ

金剛(比叡)「(し、司令がすぐ目の前まできたああぁぁ!?)」

金剛(比叡)「し、司令、何を……!」

提督「おいおい、いつから司令呼びになったんだよ」ハハ

金剛(比叡)「お、オー!提督ゥー!」


榛名「(見た目だけなら提督が金剛お姉さまに迫ってる図……!ムカムカしてきます!)」イライラ


提督「(霧島の奴も、最近金剛が結婚したがってるって言ってたし……なるほど、少し放置しすぎたかな?)」

金剛(比叡)「あ、あの!私金剛お姉さまじゃなくて、実は比叡で!」

提督「なんだよ、声真似までして。可愛い奴だなぁ金剛は」ナデナデ

金剛(比叡)「話を聞いてー!!」


提督「寂しい思いをさせたな……ごめんな、金剛」スッ

金剛(比叡)「えっ?」

チュッ

金剛(比叡)「」


比叡(榛名)「」


提督「これでどうだ?」ニコッ

金剛(比叡)「ひ、ヒエエエエエエエエエエェェェェェェェェェ!!!!!!!」ドカッ

提督「グボォッ!!?」

金剛(比叡)「ヒエエエエエエエ!ヒエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエエェェェェエェェェェェーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ドカバキ

提督「」

金剛(比叡)「ヒエエエエエエエエエエエエエエ!!!!ヒエエエエエエエーーーーーーーーーーーー!!!!!!」ドカバキ

比叡(榛名)「ちょ、ちょっとお姉さま!やりすぎです!」ガバッ

金剛(比叡)「だ、だってき、きす!キスされたああああぁぁぁぁぁぁ!!!!!」

金剛(比叡)「お姉さまともしたことなかったのにいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!!」

比叡(榛名)「落ち着いてお姉さま!!提督が死んじゃいます!!!!」

提督「」ボロッ


・・・・・・

金剛(比叡)「はぁっ……はぁっ、はぁっ……!」ゼェゼェ

比叡(榛名)「どーどー!」

金剛(比叡)「うぅ……私の初めてがああぁぁ……!お姉さまじゃなくて司令だなんてええぇぇ!!」

比叡(榛名)「だ、大丈夫ですよ!!お姉さまは金剛お姉さまになりたかったんでしょう!?だったら提督とのキスも金剛お姉さまになる道の1つです!」

金剛(比叡)「そうかなぁ……」グスッ

比叡(榛名)「そうですよ!!」

金剛(比叡)「うぅ……ありがとう……榛名は優しいね!」ズビー

比叡(榛名)「いえいえ……」

比叡(榛名)「(金剛お姉さまの姿で提督とのキスを見せつけてきたことについては見逃してあげます……次は無いですけど)」ゴゴゴゴ


比叡(榛名)「とりあえず、このボロ雑巾みたいになった提督……どうしましょうか」

提督「」ボロッ

金剛(比叡)「もうベッドに寝かせてどっか行こう!忘れたい!!」

比叡(榛名)「そうですね……じゃあそうしましょうか!」


比叡(榛名)「(本当ならここで提督を看病してポイントを稼ぎたいですが……致し方ありません!)」

金剛(比叡)「じゃあ次、どっかにレッツゴー!でーす!」

提督「」ボロッ

・・・・・・

霧島(金剛)「Fum……さて、どうしましょうか?」

榛名(霧島)「なんか、せっかく他の人になれたんだから、この恰好だからこそできる事をしたいですね」

霧島(金剛)「霧島だからこそできること…………あっ、そうだ!いい考えがありマース!!」

榛名(霧島)「おお!その考えとは?」

霧島(金剛)「フッフッフ……とりあえず、グラウンドにGOネ!!霧島にも手伝ってもらいマスヨ!」

榛名(霧島)「了解です!お姉さま!」


 今日はここまで また明日


休み無しで書いてて本当に尊敬するわ


 >>35ありがとう

 ただ書きたいことが浮かんだらすぐこうやって書いてしまうのだ。その分クオリティはアレだけど
 暇を見つけたら更新する


・・・・・・

~グラウンド~

霧島(金剛)「なんか、随分人が少ないデスネ……Why?」

榛名(霧島)「さぁ……どうなってるんでしょう」

霧島(金剛)「で、でも人が居ない訳じゃないデス!早速始めましょう!!」

・・・・・・

ガガッ、ピー

霧島(金剛)「Mike check!OK?」

榛名(霧島)「OKです!」

ザワザワ
ナニカシラ

霧島(金剛)「Hello everyone!金剛型4番艦、霧島デース!」

榛名(霧島)「金剛型3番艦、榛名でゅーーーーーーす!!」

霧島(金剛)「今日は皆さんに重大発表があるので、こうして高い所から失礼しマース!」

榛名(霧島)「耳の穴かっぽじってよーく聞くんだゾ☆」


霧島(金剛)「なんと、今日ていと……司令は、金剛お姉さまにとある決断をしてくださいまシタ!」

榛名(霧島)「きゃるーん霧島ー!それってなんなのー?」

霧島(金剛)「司令は、今度!金剛お姉さまとの結婚カッコガチを約束してくださったのです!!!!」

\エエエエエエェェェェェェ!?/

榛名(霧島)「そんな!本当ですか!?」

霧島(金剛)「YES!榛名には残念でしょうが、これは司令の決断デスからねー!!」

榛名(霧島)「そんなー!!提督に捨てられたー!!」

榛名(霧島)「でも、いいの!榛名は大丈夫ですぅ~!適当に男捕まえますぅ~!!」

ハ、ハルナサン……?
ケッ、アバズレガ

霧島(金剛)「というわけで皆さん!金剛お姉さまのこと、祝福してくださいねー!!」

・・・・・・


霧島(金剛)「ふっふっふ、作戦は成功デース!次は食堂と港でやりましょう!」

榛名(霧島)「はーい!」キャピ

・・・・・・

~廊下~

金剛(比叡)「うーん……どこに行こうか……」

比叡(榛名)「そうですね……鎮守府から出るのは、こうして入れ替わってる意味がないですし」

島風「あ、金剛さーん」タッタッタ

金剛(比叡)「島風ちゃん!どうしたの?」

島風「聞きましたよ、今度提督とガチ結婚するそうじゃないですか!」

金剛(比叡)「え”!?」

比叡(榛名)「は?」


島風「あれ、違うんです?グラウンドで霧島さんと榛名さんが発表してたから、間違いはないと思ったけど……」

比叡(榛名)「島風ちゃーん」ガシッ

島風「おうっ!?」

比叡(榛名)「その話、くわ~~~~しく聞かせてほしいなあああぁぁぁぁ」ニッコリ


金剛(比叡)「司令が金剛お姉さまと結婚!!!??!?!?」

島風「は、はい……というか、金剛さんはあなたじゃ……」

金剛(比叡)「ハッ!そ、そうでしたー!間違えちゃったねー!」

比叡(榛名)「………………」

金剛(比叡)「ひ、比叡?」

比叡(榛名)「お姉さま……やってくれましたね……」

島風「(やばっ、修羅場な予感……)じゃあ、私はこれでー!」

比叡(榛名)「まぁ待って」ガシッ

島風「おううぅぅ!!」ジタバタ

比叡(榛名)「まさかその話、信じたわけじゃないよねぇ?」ニッコリ

島風「だ、だって霧島さんと榛名さんがああぁぁぁ!!」


比叡(榛名)「……いい事を教えてあげる」

比叡(榛名)「世の中、目に見えるものがすべてじゃないのよ……」ニッコリ

島風「な、何言って……」

比叡(榛名)「ふんっ!!」


島風「」ピクピク

金剛(比叡)「ど、どうするの榛名……」

比叡(榛名)「……提督の所へ行きましょう」

金剛(比叡)「えええぇぇぇ!?なんでえええぇぇ!?司令から逃げてきたからここにいるのにー!」

比叡(榛名)「金剛お姉さまが抜け駆けして私を出し抜こうと言うのなら、私にも考えがあります!!お姉さま、協力してください!」

金剛(比叡)「ひ、ひえぇぇ……」

比叡(榛名)「分かりましたね!?」

金剛(比叡)「は、はいぃ!!」

金剛(比叡)「(自分の姿なのに怖いよぉぉぉ!!)」


~提督の私室~

提督「う、うぅ……あれ、ここ……」

提督「おかしいな……金剛にキスしてからの記憶が無いぞ……」

提督「いっつっ……なんか体中が痛すぎる……!」

バンッ

比叡(榛名)「司令ーーーーーー!!!!!!」

提督「ん?なんだ比叡じゃないか。それに金剛も」

金剛(比叡)「ひえぇ……」


比叡(榛名)「さっき霧島に変なこと言われませんでした!?」

提督「霧島?…………あぁー!金剛がガチ結婚したがってるって聞いたけど……本当か金剛?」

金剛(比叡)「えっ!?あ、いや……その」

比叡(榛名)「ここで断っておけば、金剛お姉さまは提督のモノじゃなくなりますよ」ボソッ

金剛(比叡)「!!!!」

金剛(比叡)「ちがいまーす!!あれは霧島の嘘でーす!!」

比叡(榛名)「……」ニタァ


提督「え、そうなのか?」キョトン

比叡(榛名)「さらに提督を罵倒しましょう」ボソッ


金剛(比叡)「そもそも、私は比叡が好きなんでーす!提督になんか靡きませーん!!」

提督「ええぇ!?」

比叡(榛名)「すいません司令!金剛お姉さまは私と結婚する予定ですので、もう2度とお姉さまに手を出さないでくださいね!!」

金剛(比叡)「そうでーす!!比叡ラブでーす!!」ダキッ

比叡(榛名)「おねーさまー!」ダキッ

提督「そ、そうか……」


提督「(霧島はああ言っていたが、本人がこう言ってちゃぁなぁ……)」

提督「(残念だけど、霧島の早とちりか悪ふざけだったのかな?)」

提督「わかったよ。じゃあ結婚ガチっていうのは霧島の嘘ってことなんだな」

金剛(比叡)「そうでーす!」

比叡(榛名)「あ、司令!!結婚するなら榛名とかいいですよ!!文武両道、才色兼備、大和撫子!!」

比叡(榛名)「是非お嫁さんにするなら榛名を!!」

提督「お、おう……考えておくよ……」


金剛(比叡)「それじゃあ提督ぅー!私達はハネムーンに行ってきまーす!」

比叡(榛名)「榛名もまんざらじゃないので押せばオチますよー!」

バタン

提督「…………なんだったんだ……?」

・・・・・・

~港~

霧島(金剛)「というわけで、提督は金剛お姉さまとガチ結婚することになったんデース!」

榛名(霧島)「ふぇえええん!誰かー!いい男紹介してー!負けちゃった失恋ボディ持て余してるのー!」


霧島(金剛)「ふぅ、こんなもんデスね」

榛名(霧島)「ええ。姉を陥れるのって意外と楽しいです」

霧島(金剛)「(霧島は多分言い訳できないレベルで榛名に殺されちゃうヨ……)」


霧島(金剛)「さて、そろそろいい時間デスし、部屋に戻りましょうー!」

榛名(霧島)「はーい!」

ザワザワ
ハルナサン……
マジカ……

・・・・・・

~金剛型の部屋~

金剛「ふぅ、疲れまシタ!」

霧島「ええ……慣れないことはするもんじゃないですね」

金剛「その割には霧島、ノリノリだったヨー?」

霧島「そりゃそうですよ!!」

霧島「真面目な榛名を好き勝手演じられる……興奮しますよ!!」

金剛「OH……」


霧島「そういえば、提督に色々吹き込んだのは榛名には黙ってるんですか?」

金剛「YES!勝者は最後に笑うんデース」

霧島「まぁ、少なくとも皆の印象は決まりましたしね!」

ガチャッ

金剛・霧島「ッ」

比叡「うぅぅぅぅ……ひええぇぇぇ……」

榛名「ただいま戻りましたー」ニコニコ


金剛「OH2人ともおかえりネ!」

比叡「うううぅぅぅお姉さまー!!」ダキッ

榛名「(勝者は最後に笑うもの……お姉さまが提督を振ったという体になっているのは黙っておきましょう)」ククク


 一旦中断 また夕方に


金剛「そろそろお腹空きません~?ご飯食べに行きましょう!」

榛名「いいですね」

霧島「めんどうですし、夜はそのまま過ごしましょう」

比叡「はーい」

・・・・・・

~夜・食堂~

ガヤガヤ

金剛「さぁ、注文しにいきましょうー!」

時雨「あ、金剛さん!」

弥生「よくも姉妹を……!」

金剛「What!?どうしまシタ!?」

時雨「どうしたもこうしたもないですよ!!」

弥生「あんなことをしておいて、よく言えますね……!」

金剛「な、なんなのー!?」


比叡「あれ、お姉さま?」

霧島「駆逐艦の子達と戯れてますね。先に取りに行きましょう」

比叡「チェッ、はーい」


鳳翔「こんばんは。何を食べるの?」ニコッ

比叡「私はチャーハンセット!」

鳳翔「はーい」

霧島「故郷の味を」

鳳翔「インドカレーですね」

榛名「何にしましょうー……」


鳳翔「ッ、榛名さん!」

榛名「はい!?」

鳳翔「失恋はいつだって辛いものよ。ここは、私がサービスするわ!」

榛名「え、えええぇぇ!?」

鳳翔「榛名さんの好きなイチゴのショートケーキもつけるから!」

榛名「なんですか急に!?」

霧島「(あっ、やば)」


鳳翔「はいこれ!榛名さんがいい男を見つけられるように、精力モリモリスタミナ定食!」

榛名「え、あ、ありがとうございます?」

霧島「は、早く席を取りましょー!」

・・・・・・

比叡「あー座れた!」

霧島「お姉さま、どこに行ってしまったんでしょう……」

榛名「とにかく食べましょう!」


足柄「榛名ああぁぁぁ!!」

榛名「うわぁ!?び、ビックリしました……!」

足柄「大丈夫よ!男の1人や2人、すぐみつかるから!今度合コン行く!?」

榛名「えええぇぇ!?足柄さんもなんなんですかぁ!?」


扶桑「大丈夫よ榛名さん。人生これからよ」ニコッ

武蔵「お前ならいい男くらいすぐ見つけられるさ」

加賀「だから、そう自棄にならないで」

青葉「青葉もこれはスクープ扱いできないです……頑張ってください!」

榛名「皆どうしちゃったんですかぁ~~!!?」


比叡「なんか、榛名大人気?」

霧島「…………」ダラダラ

榛名「ッ、霧島ぁ……?」ニッコリ

霧島「な、なんでしょー」

榛名「今日私に扮してたの、霧島ですよねぇ……何をしたんですか?」

霧島「あ、あははー!別になにもー!ただ榛名になりきっただけですよー!」


利根「おおー榛名!またアーンしてやろうか?食べた後震えるあの現象、また見たいぞ!」

霧島「ゲッ」

榛名「霧島あああぁぁ!!」


榛名「ちゃんと説明してください……私の姿で何をしていたのか……」ゴゴゴゴゴゴ

霧島「いや、私は別に……?ただ、榛名っぽく接しただけで……」

榛名「ネタは上がってるんです!!グラウンドや港とかでやってた演説のことも聞きましょうかぁ!!!!!」

霧島「ひいいぃぃぃぃぃ!!!!」

~かくかくしかじか~

霧島「」ピクピク

比叡「霧島、大丈夫?カレーに顔を埋めてるけど……」

榛名「大丈夫ですよどうせ。それよりも…………」

榛名「私が提督に捨てられて男に飢えた狼になっている設定が浸透していることの方が問題です……」ゴゴゴゴゴ

比叡「そ、そうね……流石にちょっと皆から同情される生活は……」

榛名「ですから、なんとしても皆さんの誤解を解きます」

比叡「どうやって?」

榛名「そりゃあもちろん!提督と結ばれてです!!」


榛名「さぁ比叡お姉さま、今夜は協力してもらいますよ!!!!」

比叡「ひ、ひえええぇぇ!?」

・・・・・・

金剛「ふぅ……やっと解放されまシタ……」

金剛「なんなんでしょう、私は今日サンドイッチなんて作ってないというのに」

鳳翔「あら、金剛さん。妹さん達はあそこで食べてるわよ」

金剛「Thank you!私はフィッシュ&チップスが食べたいネー!」

鳳翔「この前言ってたアレね。わかったわ」

・・・・・・

金剛「お待たせしまシター!って、あれ?霧島だけデスか?」

霧島「」

金剛「き、霧島!?大丈夫デスか!?霧島ー!!」

霧島「」ピクピク

金剛「なんか、比叡と榛名も居ないし……なんなのでしょう……」

霧島「お、おねえ、さま……」

金剛「霧島!」


霧島「なんか、2人とも……提督がどうとか言って……行ってしまいました……」

金剛「ッ!Shit!!」

金剛「もしや、提督を取る気デスネー!!」

霧島「あと、榛名は私達が吹聴して回ったこと、知っていたようです……」

金剛「なんデスって!?」

霧島「しかも2人の話を盗み聞きしてみたんですけど、榛名は――」


金剛「比叡と共謀して、私が提督を捨てて榛名を薦めたようにした…………?」

霧島「はい…………」

・・・・・・

~執務室~

榛名「提督♪」

提督「なんだ榛名か。どうした?こんな時間に」

榛名「聞きました……提督が金剛お姉さまではなくて榛名を選んでくださったって!」

提督「ああ。急に金剛が比叡と俺の部屋に来てな。2人は結婚するから提督は榛名と付き合ってやれーみたいなことを」

榛名「へぇー…………」ニコッ

提督「でも、いいのか?榛名は俺のこと……」

榛名「何を言ってるんですか!榛名は、提督と結ばれたいです!」ダキッ

提督「榛名…………」


榛名「提督…………」

チュッ

提督「ッ!」

榛名「愛しています……」

提督「ありがとう……」

榛名「榛名、すぐにでも提督と結ばれたいです……いいですか?」

提督「えっ!?う、嬉しいけど……ここで?」

榛名「はいっ!」ドンッ

提督「うおぉ」ドサッ


榛名「フフフ……提督、榛名の初めて、もらってください……」

提督「いいのか?」

榛名「榛名の全ては提督のモノなんです……だから、お願いします」

提督「……わかった」

榛名「パンツは脱がなくていいですよ」

提督「え、そうなの?」

榛名「はい……」


榛名「結ばれる前に、誓ってください……提督」

提督「誓い?」

榛名「私も怖いので……提督が、ずっと私といてくれるかどうか……」

提督「そういうことか。榛名は寂しがり屋だなぁ」ナデナデ

榛名「えへへ……じゃあ、いきますよ」


榛名「提督は、ずっと私と一緒にいてくれますか?」

提督「ああ」

榛名「提督は、ずっと私のモノに、私をモノにしてくださいますか?」

提督「ああ」

榛名「提督は、ずっと…………愛してくれますか?」

提督「勿論。ずっと愛するよ」

榛名「嬉しい!嬉しいです提督!!」


榛名「じゃあ提督は、ずっと金剛のモノデスネ……」ニィッ

提督「え?」


榛名?「提督ゥー駄目ネー!すぐ見破れないなんて、夫として間違ってるヨー?」カパッ

提督「なっ、金剛!?」

金剛「YES!」ニタァ


金剛「私が比叡とラブラブで提督から興味が無くなるなんて、ありえまセーン!」

金剛「私が好きなのは……提督だけデース…………」ガバッ

提督「ちょ、何を!」

金剛「何って、結ばれるためデース!提督を、私のモノに!」

金剛「提督だってまんざらでもないハズ!だから、ここで1つになっちゃいましょう!」

提督「お、おいおい!待て待て待て!」


金剛「何でデスかー!?榛名はよくて、私はダメなの!?」グイッ

金剛「さっきはこうしてキスしてくれたネ!」チュッ

提督「ンムッ!」

金剛「……プハァッ!え、えへへ……提督ぅ……」スリスリ

金剛「もう、ガマンできまセン!ここで……!」

バンッ!

榛名「ちょっと待ったーーーーー!!」


提督・金剛「榛名!?」

比叡「お姉さまー!!だめぇー!!」ダキッ

金剛「OH!?比叡、どくデース!」

比叡「お姉さまー!お姉さまー!!」ヒエー

榛名「提督!提督は榛名と結ばれるんです!お姉さまじゃなくて、こっちに!」

金剛「ちょ、榛名!!」ガッ

比叡「ヒエッ?」

金剛「比叡はちょっと、どいててくださいー!!」ドンッ

比叡「グエッ!」ドサッ


榛名「こうなったら、勝負です!お姉さま!!」

金剛「望むところネ!」


提督「い、いったいどうなってるんだ……!?」

金剛「提督はちょっと待っててくだサーイ!今、榛名と決着をつけてきマース!」ゴゴゴゴゴ

榛名「榛名、負けません!」ゴゴゴゴゴ

金剛「ふーん……じゃあ、表に出るネ!」

榛名「はい!!」


・・・・・・

提督「なんなんだあいつら……結局外に行っちゃったし……」

比叡「」ピクピク

提督「比叡はなんか気絶してるし……おーい」ペチペチ

比叡「ハッ!気絶しちゃってました!?」

提督「金剛の当身でな」

比叡「そうですか……お姉さま方は?」

提督「なんか、勝負だーっつって出てったよ」

比叡「そうなんですか!?」ヒエー


比叡「じゃあ、今は提督と2人きりですね♪」シュッ

提督「え?……グエェッ!?」ドサッ


比叡?「フフフフフフフフフ…………」パサッ

榛名「浮気は……榛名が許しませんよ……提督」ニタァ


・・・・・・

~グラウンド~

金剛「さぁ、何で勝負しますか!?」

榛名(比叡)「ひ、ヒエー!」

榛名(比叡)「(こ、ここで金剛お姉さまを止めて…………あわよくば、ベッドにもつれこむとか!!)」


榛名(比叡)「じゃあ、夜戦といきましょう!!」

金剛「夜戦?ほう、火力勝負デスか」ジャキン

榛名(比叡)「ヒエエー!違いますお姉さま!!夜戦と言えば、こっちです!」

金剛「?」

・・・・・・


~工廠の一室~

榛名(比叡)「ここなら誰もきません……さぁ、夜戦(ベッド)で勝負です!!」

金剛「なるほど!どっちがベッドで提督を満足させられるかってことデスね!負けまセーン!!」

榛名(比叡)「(うっはーーーーーーーー!!!!!!お、おおおおお姉さまと、夜戦!!!!!!)」


金剛「いざ」

榛名(比叡)「尋常に!」

金剛・榛名(比叡)「勝負!!」

・・・・・・


~提督の私室~

榛名「鍵をかけて、と」ガチャン

榛名「さー提督、楽しみましょう♪」

提督「うぅーん………………ハッ!ここは!?」

榛名「提督のお部屋です。そして…………」


榛名「私達の愛の巣です」ニッコリ

提督「ッ!」ビクッ


榛名「さぁ、私達のめくるめく純愛ストーリーを始めましょう、提督……」フフフ

提督「ちょ!榛名!目が怖い、目が怖いよ!!」

榛名「大丈夫です……その内気にならなくなります……」

提督「そういう問題じゃなくてー!!」


榛名「そういえば、提督は金剛お姉さまとキスしてましたね…………」

提督「え、それはだな……あの」

榛名「ズルイですよねぇ……」チュウゥ

提督「ンッ!!?」

榛名「おいしい…………おいしいです提督…………」チュルッ


提督「(く、苦しっ!)」

榛名「さぁ、しましょう……」

提督「なっ!」

榛名「パンツ、脱いでください……」スルスル

提督「は、榛名!やめ……!」


霧島「そうね、榛名、やめておきましょう」

榛名「ッ!?」

シュッ! プスッ

榛名「なっ!……き、きりし、ま…………!」ドサッ

提督「!?!!?」

榛名「…………」Zzz

クルッ バタン

霧島「大丈夫ですか?司令」

提督「霧島ぁぁ!!?」


提督「(あ、ありのまま起こったことを言うぜ……突如榛名の首筋に吹矢が刺さって倒れたと思ったら、壁が回転して霧島が出てきた!!)」


霧島「もう、まさか私の姉達が皆変なことになってるなんて」

提督「お、お前もなんか企んでるのか!?」

霧島「違いますよ。私はもうお昼に満足したので、このバカ騒ぎを終わらせに」

提督「バカ騒ぎぃ?」

~かくかくしかじか~

提督「はあああああぁぁぁぁ!!?じゃ、じゃあ金剛と勝負しに出て行った榛名は……」

霧島「比叡お姉さまでしょう」

・・・・・・

比叡(全裸)「はぁっ……はぁっ……!勝った!お姉さまをイカせたあぁぁ!!」

金剛(全裸)「ッ……ぁっ……!」ピクピク

比叡「ふひひ……お姉さまと結ばれたし……満足ぅ」ドサッ

比叡「ZZZzzzz」


・・・・・・

霧島「榛名も感情が暴走しちゃったのでしょう。私が連れ帰りますので、今日の事は……」

提督「ああ……まぁ、好意を抱いてくれてたのは純粋に嬉しかったし……」

霧島「あ、そうそう。ちょっとお願いがあるのですが……」

提督「?」

・・・・・・

~翌日~

掲示板【昨日の霧島と榛名の演説は全部デマ!信じちゃだめだぞ!俺は誰とも結婚してない!!by提督】

「なーんだ嘘か」「そんなことだろうと思った」
「ぐぬぬ……仲間が出来たと思ったのに」

霧島「こうやって全部丸く収めてこそ、コメディってやつですね」クイッ

・・・・・・


~工廠の一室~

金剛「うぅん…………榛名、昨日は負けまシタ…………」

比叡「クカー……」Zzz

金剛「………………What!?」

・・・・・・

~金剛型の部屋~

榛名「ッ、提督!!」ガバッ

榛名「………………あれ、私の布団……」

榛名「…………あ、思い出しました……霧島……!」グヌヌ

榛名「はぁ……せっかく提督と結ばれるために勇気を出したのにー……」

・・・・・・


~昼~

提督「まったく、お前ら……遊ぶのもいいが、程々にしとけよー?」

4人「はーい」

・・・・・・

金剛「ま、まさか比叡とそういうことをシていたなんて……Surpriseデス」

比叡「うへへー!お姉さまとできた!お姉さまとできた!!それだけでも昨日入れ替わって良かったですよぉ~!」ダキッ

榛名「結局、提督をモノにできませんでした」ハァ

霧島「まぁこうして元通りになったんだからいいじゃないですか。昨日1日だけですよ、おかしかったのは」

霧島「別に他人に迷惑をかけたわけでも、後遺症があるようなことも…………」


長月「こ、金剛さん……!よくも……!」

夕張「この恨みはらさでおくべきかぁぁ!!」

卯月「兎の復讐心を見せてやるぴょん……!!」

利根「おーい榛名ー!!またあーんさせるのじゃー!」


霧島「い、遺恨も……残って…………ないですね……アハハ……」


提督「(今日も鎮守府は平和だ)」


サンドイッチを食べた人々「待てーーーーーー!!!!!」ダダダダ

金剛「ちょ、ちょっとWait!!やったのは比叡デース!!!!!!」ダダダダダ


利根「榛名ー!!オムライスじゃぞー!あーんさせろー!!」

榛名「わ、わかりました!!あむっ……うん、美味しいです!」

利根「むぅぅぅ!!そうじゃない!!もっと、昨日みたいな榛名が見たいのじゃ!!」

榛名「ええぇぇ!?」


比叡「そこでね、お姉さまの中で指をクイッ!」

大井「ふむふむ……」

加賀「勉強になるわ」

筑摩「素晴らしい」

川内「今度試してみよう!」


霧島「流石に入れ替わってましたーなんて言えないから…………頑張ってください、お姉さま方!」


提督「(うん、平和だ)」



~おしまい~


 お疲れ様でした 読んでくれてありがとう……
 短編だけど、あんまり長編が書けないのだ……

 楽しんでいただけたらなによりです。

 
 ヤンデレは純愛です。某同人誌でもそう言ってます

 ヤンデレは純愛です


 利根は可愛いよな 高雄は結婚したいよな 伊勢型の服良いよな 高雄は結婚したいよな 扶桑型のムチムチボディ最高だよな太腿に抱き付きたいよな 高雄と結婚したいよな

 今度は艦娘主人公の突き放しか、何かの4周目でも書こうかな いつになるかだけど


 改めて、読んでくれてありがとう

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