提督「・・・」ミブリテブリー (653)

武蔵「この方が本日付で当鎮守府の指揮を執られることとなった提督殿だ。」

提督「・・・」

武蔵「提督殿はお体の都合上発声が困難な状況にあられる。
しかしながら当鎮守府近海の深海棲艦の撃滅のために大本営より来られた方である。
前任のあの腰抜けとは違い、戦に関してはいうまでもなくいろいろと頼りになるお方だ。」

愛宕「なんだか細マッチョな感じでおいしそうね~♪」

武蔵「それでは提督、着任の挨拶をしてくれまいか。」

利根「ん?口が利けぬのではなかったのか?」


提督「・・・」


艦娘「・・・」ゴクリ・・・






提督「・・・」ミブリテブリー

艦娘「!?」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428945545

武蔵「・・・要約するとこうだ。『皆さんはじめまして!今日からこの鎮守府で指揮を執ることになった提督だよ!
    堅苦しいのは嫌いだからラフな感じで接してくれると嬉しいな!好きな食べ物はミルクレープ!好きな飲み物はいちごオレだよ!』だそうだ。」

提督「・・・!!・・・!!」ミブリテブリー

武蔵「・・・なんだ、違うのか。」

提督「・・・。」ミブリテブリー

武蔵「・・・『本日よりこの鎮守府の指揮を任されることになった提督だ。堅苦しいのは好きではないから気軽に接してくれるとありがたい。よろしく頼む。』だそうだ。めんどくさい奴だな。」

提督「!?」

武蔵「なお、こちらの提督となんとなくではあるが意思疎通が可能であるため

   当面の間秘書艦は私が務めることになっている。提督の意見を伺いたい場合などは
   私が提督の意向を伝える役目もやらせてもらうこととなっている。」

提督「・・・」

武蔵「何か質問は。」

島風「はいは~い!!ねぇねぇ!!提督って足速い?」

提督「・・・」ミブリテブリー

武蔵「・・・『まぁ、九州から東京くらいまでなら3時間あれば行けるかな。徒歩で。』だそうだ。」

島風「すごぉーい!!」キラキラ

提督「・・・!!」ミブリテブリー

武蔵「なんだ、違うのか。・・・『成人男性としては速いほうだとは思うけど島風には敵わないよ。』だそうだ。めんどくさい奴だな。」

島風「なぁ~んだ・・・。」

提督「・・・」

需要があるかはわからないけど明日から書きます。
なお、初投稿なので改行などおかしいところは指摘してくださると助かります。

軍人なら手旗使えよ

>>11
武蔵「グ、ソ、を、確、保」

武蔵「グソを確保ォォォォ!!」

普段読んでるssが書く側に回るとこんなに苦労するんですね。
まぁ楽しいので苦ではありませんが。

続きは夜に投下します。

ちょこっと投下します

武蔵「それでは今日は提督殿も着任初日で疲れておられる。本日はこれまでとする。提督、よろしいか?」

提督「・・・」コクリ

武蔵「各員それぞれの持ち場につくように。以上!解散!」


ガヤガヤ・・・ガヤガヤ・・・ザワ・・・


武蔵「・・・それでは提督、執務室まで案内しよう。」

提督「・・・」コクリ

~執務室~

武蔵「まずはお疲れ様だな。今日はゆっくりするといい。」

提督「・・・ふぅ。」

武蔵「どうした?そんなに疲れたか?」

提督「いや、どうも大勢の前に立たされるのは慣れん。」

武蔵「・・・その声でそんなことを言われても説得力に欠けるな。」フフ

提督「・・・武蔵、声のことには触れてくれるなといったはずだが。」

武蔵「これは失敬。だがなぜだ、素晴らしい美声じゃないか。」ハハ

提督「お前にはわからんのだ。歳も15にも満たない頃からオッサンのような声だと言われ続けてきた者の気持ちがな。」

武蔵「そういうものかね。」

提督「まったく。」

提督「・・・後で間宮で甘い物奢れよ?」ヒソヒソ

武蔵「・・・ッ!!耳元で囁くなと言っているだろう!?」///

提督「ははっ、お返しだよ。」

青葉「声渋ぅ~~~~っ!?」ドサーッ

提督・武蔵「!?」

とりあえず一旦切ります

後でまた続き書くかもです

提督「あ、あぅ、お、おま、お前」

青葉「ども!恐縮です!青葉ですぅ!一言お願いします!」

提督「どこに隠れてた!?ってかどこから落ちてきた!?」クワッ

青葉「その声らめぇぇぇぇぇっ///」ビクンビクン

武蔵「・・・。」

提督「おい!武蔵!なんとかしろ!」

武蔵「男は視覚で、女は聴覚で、というやつか。」ウン

提督「一人で納得してんなよ!?」

青葉「はふーん・・・」ビクンビクン

提督「ってか何でこいつ一人でビクビクなっちゃってんの?」

武蔵「提督の声に対する免疫がないからだろう。」

提督「人を何かの兵器みたいに言うなよ。」

武蔵「いいや、提督の声は女にとっては立派な兵器だな。」

提督「ちっ、まぁいいや。おい、青葉立てるか?ってこりゃダメだな。」

武蔵「しょうがない、明石のところに連れて行くか。」

提督「なんて説明すんだよ。」

武蔵「心配は無用だ。明石と鳳翔さんにだけは話はしてある。」

提督「マジかよ、恥ずかしいなぁ。」

工廠

明石「あら、武蔵。って青葉!?」ガビーン

武蔵「うむ、提督の仕業だ。」

提督「・・・」

明石「着任早々憲兵さんのお世話になろうなんて・・・」

提督「二人して話を膨らますなっての。」

明石「っ!」ビクーン

提督「?」

明石「これがあなたから聞いてた提督の『声』なのね。凄まじい破壊力ね。」

武蔵「だろう?しかし本人は気に入らんらしい。」フフ

提督「・・・」ムッスー

ジョージの声なのか明夫の声なのか宝塚ボイスなのか武内Pなのか

~事情説明中~

明石「・・・なるほど。それで青葉がこんなになっちゃったと。」

青葉「」グデーン

武蔵「そうなんだ。まぁあまり心配はしてないがな。」

明石「でしょうね。まぁ適当に入渠させとけば復活するんじゃない?」

提督「ずいぶん扱いが雑だな!?」

明石「理由が理由ですもの。今は愛宕と加賀が入渠中ね。」

武蔵「そうか、では預けてくるとしよう。」

明石「お願いね。提督はこちらで待ちますか?」

提督「そうさせてもらおうかな。」

明石「えぇ、ごゆっくり。今お茶を煎れますね。」

眠気の限界がトップギアなので続きは明日にでも。

>>34
自分のなかでは大塚さんですが皆さんの中での素敵ヴォイスで再生していただけると幸いです

艦娘同士がどう呼び合うかが悩みどころですね。

ちょこっと投下。

明石「武蔵とは」コポポ

提督「ん?」

明石「どのようなご関係で?」

提督「どのような・・・、ん~、よくわからん。付き合いが長いことだけは確かだな。」

明石「ふむふむ。」

提督「俺に戦の仕方を教えてくださった方の元秘書艦でな。それ以来の付き合いだ。」

明石「へぇ~、ん?どうして武蔵はそちらの鎮守府からこちらに配属になったんです?」

提督「それがな、アイツが言っていた腰抜け。まぁ君らの前の司令官だな。アレは俺の師の弟なんだよ。」

明石「なんと。」

提督「弟は大和型はおろか長門型の配属もままならなかったこの鎮守府に師の武蔵を欲しがった。師は戦艦の運用の難しさを教えてやれと武蔵を一時的にこちらの鎮守府に遣わせた。」

提督「その隙を狙いすましたかのように師の鎮守府は深海棲艦の猛攻を受けた。一時的とはいえ武蔵クラスの戦力を欠いた師の鎮守府はひとたまりもなかったろう。俺も向こうの大淀から連絡を受けて援軍を送ったが間に合わなかった。」

明石「そんな、ことが・・・。」

提督「まぁ今となっては腰抜けの所在を知る術もないが、逃げた腰抜けの代わりに俺がこの鎮守府に来たってわけさ。」

明石「一時期のあの武蔵の荒れ様にも納得できるわね。彼女何も話さなかったけれど。」

提督「そういう女だよ、武蔵は。」

ドア「ガラッ」

武蔵「青葉は愛宕に預けてきた。外傷があるわけでもないし時間は15分だった。」ピシャン

提督「そうか。では早速青葉の転属の手続きを・・・。」

武蔵「なんだそれは?」

提督「だってアイツに実は喋れるって知られたままじゃ野放しはマズいだろう?」

武蔵「心配せずとも直にバレるさ。というかそんなにもか。」

提督「そんなにもだ。」

明石「フフッ・・・。」

加賀「頭にきました」

愛宕「まぁまぁ少しおちついて」

青葉「はふぅー・・・。」ツヤテカ

加賀「あの提督、実はしゃべれるだなんて。武蔵さんも武蔵さんだわ。」

愛宕「何か理由があるんじゃないの?」

青葉「・・・ッ!」ピクッ

愛宕・加賀「?」

青葉「お二人も一度味わうといいですよ。アレばっかりはこの青葉の力を以ってしても伝えきれるものじゃありません!」

愛宕・加賀「・・・」ゴクリ

青葉「思い出したら、また・・・アッー!!!」ジュン

愛宕「タイマーが・・・逆行してる・・・。」

加賀「ところで青葉さん?提督が喋らない理由ってなんなの?」

青葉「えぇーっとですね、どうやらご自身の声にかなりのコンプレックスを抱いておられるようです。」

愛宕「声に?」

加賀「そんなにおかしな声なのかしら?」

青葉「それがですね!!とんでもない破壊力の声でして!!青葉が声だけでビクンビクンさせられちゃいました!!」

愛宕「あら、いいわね~♪」パンパカパーン

青葉「あの声は確実に女殺しですよ!!スキャンダルの匂いがプンプンしますねぇ!!」

加賀「・・・声だけで何かがわかるわけでもないわ。あの逃げ出した腑抜けと変わらないかもしれないじゃない。」

愛宕「加賀さん・・・。」

加賀「ちょうどタイマーも終了したし先に出るわね。」ザバァ

風呂とか済まして続き書けたらまた投下するかもです。

提督は工廠内探索中



明石「ねぇ、武蔵。」

武蔵「何だ?」

明石「あなた以前配属されてた鎮守府のこと話してくれたことなかったじゃない?」

武蔵「そうだったか?」

明石「提督から少し話していただいたわ。色々あったみたいね。」

武蔵「ん?」

明石「あなたがこちらに来ている間に以前の鎮守府が奇襲にあったこととか・・・。」

武蔵「あぁ、まぁな。あいつら私の大事な居場所を潰してくれた。」

明石「お気の毒に。提督さんやほかの艦娘たちの分もこちらで存分に大暴れしてあげるといいわ!!」

武蔵「まぁ、そうだな。」




提督「・・・」オ、ヨウセイサンダ

明石「そうよ!!そうじゃないと死んでいった提督やほかの娘たちも浮かばれないもの!!」ナミダメ

武蔵「誰が死んだんだ?」

明石「え?」

武蔵「え?」

すみません、ここまで書いておきます。

明石「え?だって奇襲にあったって提督が・・・。」

武蔵「あぁ・・・。どんな風に聞いたんだ?」

明石「>>46って」

武蔵「なるほど。提督、ちょっといいか?」

提督「なんだ、どうしt」ガッ

武蔵「人をからかって遊ぶなというのを忘れていたな。」ゲンコツ

提督「・・・り、了解だ。しかし嘘は言っていないぞ!?」

武蔵「まぁな。」

明石「え?え?だって大淀から連絡受けて行ったけど間にあわなかったって。」

提督「あぁ、うちの艦隊が着く前に向こうの金剛型が全ての敵艦を沈めてしまってな。」

明石「武蔵だって居場所を潰されたって・・・。」

武蔵「あぁ、あれはだな、運悪く私の私室に直撃してな。そういう意味だったのだが。」

明石「じゃあ、提督のお師匠さんや他の艦娘たちは?」

提督「ピンピンしてんじゃねぇかな?」ニヤニヤ

明石「」

提督「そろそろ戻るとするか。」

武蔵「そうだな。明石、お邪魔さま。」

明石「いえ。この後はどちらに?」

提督「そうだな鳳翔さんは知ってるらしいし挨拶しにいっとくか。」

武蔵「了解だ。」

明石「それではこちらで失礼しますね。」

提督「ん、またな。」

提督「ん~、腹減ったな~。」

武蔵「今から鳳翔のところに行くのだろう?」

提督「ん、まぁそうだな。ん?ありゃあ、電と暁か?」

武蔵「そのようだな。どうするのだ?」

提督「頼む。」

武蔵「はぁ・・・。」

電「あ、司令官さんと武蔵さんなのです。」

暁「あら、どこにいくの?」

提督「・・・」ミブリテブリー

武蔵「・・・『今から鳳翔のところで昼食をと思ってな、暁たちもか?』だそうだ。」

暁「そうよ、一人前のレディーはきちんとお野菜も食べるんだから。」

提督「・・・」ミブリテブリー

武蔵「・・・『そうか、では一緒にどうだ?食後のデザートくらいはご馳走しよう』だそうだ。」

提督「!?」

武蔵「・・・」シラー

電「本当なのです!?ありがとうなのです!!」キラキラ

暁「ありがとう!!お礼くらいちゃんと言えるし!!」キラキラ

武蔵・提督「・・・(カワイイ)」カワイイ

鳳翔「あら、武蔵さん。ってあら提督さんも。」

武蔵「駆逐艦2名も一緒だ。私は日替わり戦艦盛で。」

暁・電「オムライスちょうだい!!(なのです!!)」

鳳翔「提督はどうされますか?」

提督「・・・」ミブリテブリー

武蔵「・・・私と同じものを」

提督「!?」

武蔵「軽巡盛りで」

提督「・・・」ホッ・・・

暁・電「ご馳走さまでした!!」

武蔵「ごちそうさま。」

提督「・・・」テアワセ

鳳翔「お粗末さま。お茶をどうぞ。」

武蔵「ありがとう。」

暁・電「ありがとう。」ソワソワ

提督「・・・」カワイイ

武蔵「鳳翔、提督がこの二人にデザートをご馳走する約束をしてしまってな。落ち着かないようだから間宮に行くよ。」

鳳翔「あら、いいわねぇ。いってらっしゃい♪」

電「なのです!!」

ゾロゾロ

提督「・・・鳳翔さん、今は駆逐の子がいるので夜にでも出直します。」ボソッ

鳳翔「」ジュンジュワー

今日はこれまでです。遅筆でなかなか大量投下できずに申し訳ないです。

~甘味処 間宮~



提督「・・・」ミブリテブリー

武蔵「・・・わかった。提督は鳳翔に用事があるそうだ。この武蔵と食べようか。」

暁・電「はーい(なのです)」

武蔵「鳳翔によろしくな。」

提督「・・・」コクリ

電「司令官さん、ご馳走様なのです。」

提督「・・・」ナデリナデリ

電「はわわっ、は、恥ずかしいのです・・・。」

提督「・・・」ブルルッ

暁「あっ、電ばっかりズルいじゃない!私のことも撫でてもいいのよ!」

提督「・・・」スタスタ

暁「あっ、しれいk、もう!ひどいじゃない!」

武蔵「・・・(絶対ワザとだな)」カワイイ

~食堂~

ザワザワ・・・  エーナニー?  オナカスイター

提督「・・・?」

鈴谷「あっ、提督じゃーん。あんねあんね、鳳翔さんの様子が変なんだけど!どうしよう!」

提督「・・・?」ドレドレ

鳳翔「」

提督「」

提督「・・・!・・・!」オロオロ

提督「・・・!」ムサシサンスイッチ!ポチッ!

武蔵@間宮「はぁぁぁぁぁん////」ブルブル

暁・電「!?」ビビクゥッ!!

武蔵「はっ、すまない。どうやら提督が至急呼んでいるようだ。お代は提督が払ってくれているからゆっくりしていくといい。」

暁「わ、わかったわ。」

電「大丈夫なのです?」

武蔵「あぁ、大丈夫だ。すまないな。ではな。」

~食堂~

提督「・・・」アワワ

鳳翔「」

武蔵「・・・」

提督「・・・!」ミブリテブリー!!

武蔵「・・・みんな静かに、この場は提督と、この武蔵が預かる。空腹の者もいるとは思うが後で何か支給するからしばらく我慢してくれ。ほら、解散だ。」

ザワザワ・・・ ギュウカン・・・

提督「・・・」

武蔵「・・・」

  武  蔵  の  鉄  拳

仕事が長引きましてちょっと前に帰ってきました。

今日は書けるか微妙なのでナケナシの書き溜めを投下しておきます。

外出前に少しだけ投下します。

提督「あいたーっ!?」2m10cm

提督「なんで殴るの!?」2m8cm

武蔵「お前はなんて物を私に持たせるのだ!!」

提督「ん?何のことだよ?」1m98cm

武蔵「お前が私に持たせたお守りだ!!」

提督「え?なんで?相互に緊急事態を察知できるからいいものだろ?」1m92cm

武蔵「どういうものかを先に言え!!駆逐艦二人の前で変な声g、いや、なんでもない。」

提督「・・・どこに入れてたんだ?」1m85cm

武蔵「・・・サラシの中だ。」

提督「oh・・・。」1m82cm

武蔵「さて、どうしたものか・・・。」

鳳翔「」

提督「とりあえず正気に戻すのが先決だな。」

武蔵「鳳翔、鳳翔!ダメか・・・。」

提督「・・・鳳翔さん。砂糖がたっぷり入ったすき焼きが食いたい・・・。」1m98cm

鳳翔「・・・!」ハッ!

武蔵「鳳翔!!」

鳳翔「あら、あたし何をしていたのかしら?」

提督「何も気にすることはないよ。今日からこちらでお世話になることになったからよろしく頼むよ。」1m83cm

鳳翔「あら、提督さん。武蔵さんから話は聞いてるわ。こちらこそお願いしますね。」

武蔵「鳳翔、起き抜けで申し訳ないが昼食を食いっぱぐれた艦娘たちが自室で腹をすかせて待っているから何か作ってやってはもらえないだろうか?」

鳳翔「え!?あら、いやだ。私居眠りしちゃってたの?いやだ、恥ずかしい。」

武蔵「いや、気に病むことはない。悪いのは全てこいつだ。」

提督「俺!?」

武蔵「そうだろう?あれほど私が女の耳元で囁くなと言っているのを聞かないからだ。」

鳳翔「あら、恥ずかしい。そういうことだったのね///」

提督「鳳翔さんまで!?」

鳳翔「それはかわいそうなことしてしまったわね。工廠の妖精さんに手伝ってもらって届けてもらうわね。」

武蔵「頼む。」

帰ってきたら続き書きます

投下します

鳳翔「手配は済んだわー。」オチャドウゾ

提督「さすが鳳翔さんだ、手際がいいね。」

鳳翔「あら、ほめても何も出ませんよ♪それにしても素敵な声ね。」

提督「・・・」ムスッ

鳳翔「あらあら、提督には禁句だったわね。ごめんなさい♪」

武蔵「まったく。そんなに気にすることでもあるまいに。」

鳳翔「武蔵さん?人はそれぞれ劣等感を抱くポイントが違うものよ?それを真っ向から否定しちゃかわいそうだわ。」

武蔵「んぐっ。」ムゥ・・・。

鳳翔「提督がそう思っているなら、それを上手くフォローするのが秘書艦たるあなたの役目よ♪」

武蔵「そうか・・・、そうだな。」

提督「さすがは鳳翔さんだ。話がわかるなぁ。」

鳳翔「提督さんも提督さんよ?武蔵さんが優しいからって甘えてばかりじゃいけませんよ?あなたはこの鎮守府の最高責任者であり、この世界の海を守る一角を担っているんですから。」

提督「え!?あ、はい。」

鳳翔「わかればよろしい♪」

提督「さぁて、事情を知る人には挨拶したし今日は部屋に帰って休むとするか。」

武蔵「そうだな。初日だしな。ゆっくりするといい。夕飯のときは呼びにきてやる。」

提督「おぉ、頼むよ。って俺の部屋の前に誰かいないか?」

武蔵「む?あれは、加賀と愛宕と・・・」

提督・武蔵「青葉!!」

加賀青葉愛宕「!!」

提督「なんとなく嫌な予感しかしない・・・。」

武蔵「はぁ・・・。」

加賀「提督。少々お話が。」

提督「・・・?」

愛宕「青葉ちゃんから提督が本当は喋れるって話を聞いちゃったもんだから。」

青葉「・・・。」メソラシ

武蔵「はぁ・・・。だったらなんだというのだ?」

加賀「なっ・・・!?」

愛宕「それはどういう意味かしら・・・?」

青葉「あれ・・・?微妙に空気が重い・・・?」

続きはのちほど。
キリがいいとこまで少し書いて投下します。

あれ?何かおかしかったでしょうか?

あとで見直しますね

加賀「命をかけて戦う私たちとそれを指揮する提督の間に隠し事があっては問題ではなくて?」

愛宕「私も同じ意見ね。」

青葉「・・・」アレ?アレ?

提督「・・・」

武蔵「私は"提督のお体の都合上、発声が困難な状況"といったのだ。喋れないとは言ってはいまい?」

加賀「・・・!!そんな理屈が通るのかしら?」

武蔵「通ろうと通るまいと嘘ではあるまい?」

愛宕「それではその"発声が困難な理由"というのを教えてもらえないかしら?」

武蔵「・・・お前たちの身を案ずるが故とでも言っておこうか。」

提督「・・・」カツーン、カツーン

加賀「な、何かしら?」

提督「出撃もせずに」カガノミミモト

提督「足腰立たなくなったら」アオバノミミモト

提督「立つ瀬がないだろう?」アタゴノミミモト

加賀青葉愛宕「らめぇぇぇぇぇぇぇぇ///////」ビクンビクン

武蔵「そらみたことか・・・。」

あぁっ間違えた>>102>>103の間にこれを入れてください








加賀「頭にきました。」

愛宕「説明になっていないんじゃないかしら?」

青葉「はわわ・・・。ちょっと二人とも落ち着いて・・・。」

加賀「青葉は黙って。」

青葉「アッハイ」

提督「・・・」マズイナ

武蔵「・・・はぁ。どうする?提督よ。」

提督「もういい、すまないな武蔵。」

加賀青葉愛宕「!?」ビクーン!!!

提督「・・・」カツーン、カツーン

加賀「な、何かしら?」

提督「出撃もせずに」カガノミミモト

提督「足腰立たなくなったら」アオバノミミモト

提督「立つ瀬がないだろう?」アタゴノミミモト

加賀青葉愛宕「らめぇぇぇぇぇぇぇぇ///////」ビクンビクン

武蔵「そらみたことか・・・。」

加賀「」ミミニキマシタ

愛宕「」パンパカパーン

青葉「二度目は何とか意識があります・・・。」

武蔵「ほう、やるじゃないか。」フフ

提督「青葉、これが理由だ。納得したか?」

青葉「は、はいぃぃ・・・。」

提督「よし。ならばこのことは口外しないこと。いいな?」

青葉「へうぅ・・・。」

提督「知ってしまった以上は仕方あるまい?他言を禁ずる。この禁を守れないようなら・・・。」

青葉「まさか・・・、解体・・・?」

提督「ワイヤレスイヤホンを装着して生活してもらうことになる。」

青葉「・・・?ハッ・・・!?」

提督「気づいたか?四六時中俺の声に耳を犯される恐怖に苛まれることになる。」

青葉「わわっ、わっ、わかりました!!この青葉!!口外いたしません!!」

提督「その二人にもきつく口止めしておくように。」

青葉「り、了解ですぅ。」

提督「・・・下がってよし。」ボソッ

青葉「ヘァァ・・・。」ペチャーン

武蔵「提督、遊んでるだろ?」

提督「あぁっ!!3人ともダウンしたら誰が運ぶんだ!!チキショウ!!」

武蔵「阿呆が・・・。」

~ 三人は明石に連絡後妖精さんに運んでもらいました ~

提督「ごくろうさ~ん。」フリフリ

明石「・・・!!」フリフリ

提督「ふぅ、ってかなんだか明石のやつ、なんだかへっぴり腰じゃなかったか?」

武蔵「誰のせいだ、誰の。」

提督「ふぅ、さて、休むも何も日が暮れてしまったな。」

武蔵「そうだな。どうするね?提督殿。」

提督「やめろよ、その呼び方。むずがゆい。じゃあとりあえず晩飯まで今後の近海の哨戒と遠征のプランでも作るか。」

武蔵「了解だ。」

とりあえず今日はこのくらいです。

途中の投下ミスはごめんなさいでした。


それではまた後日


一応言っとくが台詞の後は「。」いらないから注意な

>>99>>96
提督・武蔵「青葉!!」 ってしゃべってると言いたいんだろ

>>111 了解です ご指摘助かります

>>112 なるほど、あれははっきり聞こえていないということでどうか一つ

リアクションをいただけると嬉しいモンですね。ありがとうございます。

青葉「その声らめぇぇぇぇぇっ///」ビクンビクン
青葉「思い出したら、また・・・アッー!!!」ジュン

鳳翔「」ジュンジュワー

加賀「」ミミニキマシタ ←new!

愛宕「」パンパカパーン ←new!

加賀青葉愛宕「らめぇぇぇぇぇぇぇぇ///////」ビクンビクン ←new!

>>111
それよく指摘する奴いるけど、実はどっちでもいいんだってさ
昔は「」の中でも。つけてなきゃ駄目だったんだけど
「」自体が区切りの記号だから。つけてなくても良いんじゃね?て解釈も出てきて、
結局「どっちでもいいですよ」になったんだとさ

つまり>>1が好きな方で書けばいいって事だな

本日も少しだけですが投下します

~ 食堂 ~

島風「あっ、提督!!晩御飯ですかぁ?」

提督「・・・」コクリ

島風「今日はすき焼きだってー。でもすき焼きって大きな鍋をみんなで囲んで食べたいよねー。」

提督「・・・」ミブリテブリ

武蔵「・・・考えておくそうだ。」

島風「ほんとに!?じゃあ楽しみにしてるね!今度かけっこしようね~!」フリフリ

アマツカゼチャン!コンドテイトクガオッキイスキヤキシテクレルッテー ソレハオニクガオオキイトイウイミカシラ?

提督「・・・」カワイイ

武蔵「・・・いいのか?あんなこと言って。鳳翔にしぼられるぞ?」

提督「言ったのは俺じゃない。」

武蔵「んなっ。卑怯だぞ!!」

提督「冗談だ。まぁなんとかなんだろ。」

武蔵「私は知らんぞ。」

~ そして食堂には大人組(重巡以上)のみになった ~

加賀「あの・・・、提督、先ほどは大変失礼いたしました」

愛宕「・・・しました」

提督「・・・」モグモグ

加賀「理由を知らなかったとはいえ大変失礼なことを・・・」

武蔵「加賀、この男はそんなこと気にしちゃいないさ」

加賀「けれど・・・」

武蔵「私のほうこそ理由があるとはいえ少々トゲのある言い方をしてしまった、すまなかった」

加賀「そんな、私のほうこそ言葉がすぎたと反省しているわ、その・・・ごめんなさい」

武蔵「もういいさ、この話は終わりだ、いいな?提督」

提督「・・・」コクリ ムシャムシャ

愛宕「提督がそうおっしゃるなら・・・ね?」

加賀「えぇ、ありがとう、武蔵」

武蔵「なぁに。二人揃って来たということは青葉から話は聞いたか?」

愛宕「ええ、このことは他言無用、理由については明石が話してくれたわ。」

武蔵「そういうことだ」

提督「・・・」ムッシャー

武蔵「ちょっとの間くらい食うことをやめんのか・・・」

提督「・・・」ミブリテブリムッシャッシャー

武蔵「もういい・・・」

加賀「ところで提督はどうして・・・、そういうことになっているの?」

愛宕「すんごくセクシーなのにー♪」

提督「・・・」ムッ

武蔵「言ってやるな、本人にとっては結構な問題なようだし」

ドア「ガラッ!!」

隼鷹「鳳翔さーん!!たこわさか板わさかちょうだい!!アテがなくなtあれ?みんなどうした?酒も飲まずに」

加賀「誰でもがいつでもお酒を飲んでるみたいな言い方はやめてちょうだい」

隼鷹「おっ、提督じゃん!!お近づきのしるしに一杯どうぞっ♪」

提督「・・・!!」フルフルッ

武蔵「提督、お前まさか・・・。下戸か?」

提督「・・・!!」ギクゥッ

隼鷹「へぇ~、カワイイとこあるんじゃない♪」

隼鷹「じゃあ飲ますと更にカワイくなるんじゃない?」ワクワク

提督「・・・!!」テアワセ ダッシュ!!

隼鷹「んをっ!?逃げ足速っ・・・」

武蔵「なるほど、提督の弱みを一つ握った感じだな」フフフ

愛宕「あ、武蔵が悪い顔してる」

~ 提督執務室 ~

提督「かぁ~、疲れた」

武蔵「だろうな」

提督「武蔵、明日の予定は?」

武蔵「0600より執務開始、まぁ着任直後だから順を追って柔軟にやるさ」

提督「了解だ」

武蔵「それでは私はそろそろ自室に戻らせていただく、ゆっくり休んでくれ。」

提督「あぁ、そうするよ」

武蔵「ではな提督、お休み」

提督「武蔵」

武蔵「ん?どうした?」

提督「お前のお陰でずいぶん助かっている、ありがとう」

武蔵「ふふ・・・、そうか。まぁそれが私の役目だからな。お休み、提督」バタン

提督「あぁ・・・」

といらえず今日はここまでです。

他の作者さんはすごいな~。どかっと書いて投下するもんな~。

私は、まぁ継続は力なりってことで少しずつでも毎日投下できるようにがんばります

ありがとうございました

夜中になりましたすみません

更新します

 ~ 翌早朝 ~


提督「・・・んぇあ、・・・何時だ?・・・まだ0430か」

提督「・・・ん?あの岬の端にいるのは、武蔵か?何をしているんだ」

提督「・・・・・・・・・行ってみるか」


  ~ 岬 ~

武蔵「・・・提督か」

提督「・・・あぁ、どうしたこんな朝早くに、早朝はまだ冷えるだろうに」

武蔵「・・・赤城がな、まだ戻らんのだ」

提督「赤城が?」

武蔵「あぁ、前任者がな天候不良を考慮せずに出撃させてな」

提督「・・・」


武蔵「私がこちらの鎮守府に一時的にだが転属して来た日以来だな」

武蔵「ここら一帯の気圧の状況から天候の悪化はほぼ確実だったため当時秘書艦だった加賀は出撃中止を申し出たらしいのだがな」

提督「・・・」

武蔵「案の定、急に悪化した天候の中で敵艦隊に遭遇、他の艦を逃がすために一人で殿を務めたらしいのだがな・・・」

提督「・・・そうか」

武蔵「そのことの責任を前任者は加賀に負わせ秘書艦の任を解き、私が秘書官に据えられたわけだ」

提督「馬鹿なことを・・・」

武蔵「あの日の加賀は凄かったぞ。いまにも鎮守府内で爆撃を開始しかねん勢いだった」

提督「まぁ・・・、だろうな」

武蔵「後釜に座った私にも咬みついててくるほどにな」

提督「正規空母と戦艦のガチ喧嘩か考えるだけでも恐ろしいな」

武蔵「その一触即発の雰囲気を恐れてヤツは逃げ出したのさ、尻尾巻いてな」

提督「あぁ、わかるよ」

武蔵「だがな、誰もみていないのだよ」

提督「・・・?何をだ?」

武蔵「赤城の轟沈を・・・」

提督「・・・」

武蔵「随伴していた電も龍田もその他の艦も誰一人としてな」

武蔵「龍田が振り返ったときにそこに赤城の姿はなかったと・・・」

提督「・・・そうか」

武蔵「私は赤城が出撃する間際にすれ違っただけだったのだが、いい笑顔だった」

提督「・・・そうか」

武蔵「だが、あれからもう10日以上が過ぎている・・・残念だが諦めるしかないのd」

提督「そんなことはないさ」

武蔵「・・・」

提督「お前に喧嘩を吹っかけるような加賀と同じ一航戦だ、簡単には沈むまい」

武蔵「そうか・・・、そうだな」

提督「だからか」

武蔵「ん?」

提督「昨日、着任の挨拶をしたときの加賀の目がな、親の敵でも見るような目をしていた」

武蔵「あぁ、おそらくそうだろう。」

提督「だからだな?あの時、愛宕と青葉が一緒だったとき矛先をお前に向けさせたのは」

武蔵「・・・そうでもしないと、加賀は提督を受け入れなかっただろうからな」

提督「まったく、大した女だよお前は」

武蔵「・・・さぁ、そろそろ皆が起きるころだ。今日から本格的に提督業に専念してもらうぞ」

提督「あぁ、じゃあ戻るか」

今日はこれだけです

ボーキがなかなか貯まりません・・・。

また明日(今日?)です

 ~ 鎮守府内通路 ~

提督「ん?あれは・・・龍田か」

武蔵「何!?どこだ!?」

提督「ぅをっ!?いや、ほら、あの、何?曲がり角?」ユビサシ

武蔵「!!龍田っ!龍田ぁ!!」

龍田「・・・!!」ビクッ

武蔵「!?待ってくれ!!体調はどうなんだ!?話をさせてくれ!!」タタッ

龍田「・・・!」ギィ バタン ガチャッ

武蔵「クッ・・・!!」

提督「おい武蔵、何があった」

武蔵「ハァ、ハァ、す・・・、すまない」

提督「お、おう。とりあえず執務室まで行こうか」

武蔵「あぁ・・・」

提督「で?何があった?」

武蔵「先ほど話した赤城の件だが随伴で龍田も一緒に出ていた話はしただろう?」

提督「あぁ」

武蔵「あの日以来龍田が部屋から出てこなくなってな、責任を感じているのだろう」

提督「だが、あいつのせいではないだろう」

武蔵「もちろんそうだ、だがそう簡単に割り切れるものでもないのだろう」

提督「それはまぁ、そうか」

武蔵「電も塞ぎ込んでいたが暁たちのお陰でなんとかな」

武蔵「しかしこの鎮守府には天龍はいないしな」

提督「・・・」

武蔵「すまないな、着任早々に面倒ごとばかり」

提督「なぁに気にすることはない、第一お前のせいでもないしな」

武蔵「あぁ、そうだな・・・」

???「司令官さん!?司令官さん!!」ドアドンドン

提督「!?」ミブリテブリ

武蔵「・・・誰だ?提督はいらっしゃる」

電「ごめんなさいなのです!!電なのです!!赤城さんの・・・赤城さんの烈風が戻ってきたのです!!」

武蔵「なにっ!?」

提督「!?」ガタッ

  ~ 工廠裏 ~

ザワ・・・

明石「大丈夫よ、もう大丈夫。赤城はどこ?無事なの?」

烈風ヨウセイ「」グッタリ

明石「・・・っ、この子は、もう・・・。」

武蔵「明石!!」

明石「武蔵!!赤城の烈風が!!」

武蔵「あぁ、電から聞いた。手がかりは?」

明石「いえ、このヨウセイさんは力尽きてしまったわ」

武蔵「そう・・・か。」

明石「えぇ・・・」

龍田「烈風・・・、赤城さんの・・・、烈風」ヨロ、ヨロ

電「大丈夫なのです!!電が支えているのです!!」ヨロヨロ

武蔵「龍田!!あんなにやつれて・・・」

提督「・・・武蔵、人払いを」ボソ

武蔵「・・・あ、あぁ」

提督「・・・電?代わろう」ボソ

電「!?司令官さん!?しゃべっ・・・」

龍田「烈風・・・、赤城さんは沈んでいない・・・」ヨロヨロ

提督「あぁ、赤城は沈んでいないだろう」ダキカカエ

龍田「・・・?あなたは・・・?」

提督「昨日付けでここに着任した新しい提督だ」

龍田「そう・・・、また皆を苦しめるのね」

提督「・・・すまない」

龍田「謝罪が出るだけ・・・、前のあの人でなしよりはマシかしら・・・そんな、ことより、烈風・・・」

今日はここまでです。

ここ数日時間が遅くなって申し訳ないです

あ、補足ですが電ちゃんたち駆逐艦の子達は提督ボイスの効き目は薄いようです

おこちゃまだからね、ちかたないね

龍田「烈風・・・、知らせに、来てくれたのね?ありがとう・・・。」

武蔵「・・・龍田、もういい、無理はするな。少しでもいいから何か腹に入れて今は休め」

龍田「・・・いいの」

武蔵「何がだ?」

龍田「私のことは・・・、どうでもいいの、赤城さん、探さなくちゃ・・・」

武蔵「そんなこt」

電「そんなこと言っちゃダメなのですっ!!」

龍田「・・・」

武蔵「電・・・」

電「みなさん龍田さんのこといっぱい心配しているのです!!いっぱいいっぱい心配しているのです!!赤城さんのことと同じくらい心配しているのです!!」

提督「・・・」

龍田「・・・ごめんなさい、部屋に戻るわね」フラフラ

提督「龍田・・・、電の言うとおりだ。皆お前のことを赤城のことと同じくらい心配している」

龍田「・・・」

提督「まぁいい、明日の朝礼には顔を出すんだぞ」

龍田「・・・じゃあ失礼するわね」ヨロヨロ

電「龍田さん!!」

武蔵「電、放っておいてやれ・・・。」

電「・・・!!わかったのです・・・」

武蔵「電・・・、あとで龍田の部屋に食事を持っていってくれないか?鳳翔に伝えておく」

電「!!了解なのです!!」

電「ハッ!!し、司令官さん喋れるのです!?」ハワワッ

提督「あぁ・・・実はな。」

電「かっこいい声なのです!!」

提督「・・・声だけかっこいいみたいだな」ズーン

電「はわわっ、ち、違うのです!!誤解なのです!!」

武蔵「提督よ、駆逐艦の子までからかうな」

提督「ですよねー」

電「か、からかったのです!?司令官さんひどいのです!!」プンプンナノデス!!

提督「はは、すまない。龍田のことは任せたぞ?」

電「了解なのです!!」フンス

  ~ 翌日朝礼 ~


ザワザワ ヒエー!!


電「龍田さん・・・やっぱり、いないのです・・・」ショボーン

暁「大丈夫よ!!龍田のあのマイペースさからするとまだ寝てるだけなじゃない?」



霧島「マイクチェック・・・どうぞ、武蔵さん」

武蔵「静粛に。・・・今日の予定だが、遠征組は昨日と同じコースだな、演習の予定は・・・?どうした提督」

提督「・・・」スッ

武蔵「ん、なんだこれは?『作戦指令書』?これを読むのか?」

提督「・・・」コクリ

武蔵「・・・、!?こんなこと、許可されるはずがあるまい」

提督「・・・」ミブリテブリ

武蔵「上には話を通してあるだと!?そ、そうか、ならば」

武蔵「・・・『本日より一航戦赤城の本格的捜索を開始する。鎮守府警備のものと一部遠征組を除く全艦にて捜索にあたるものとする』」

武蔵「・・・『期間は特に定めず。赤城の生還、もしくは轟沈の痕跡の発見によってのみ終了とする』!!」

また短くてごめんなさい。

RJ、RJかぁ・・・。

ま、また明日です!!

武蔵「よかったのか?無理をしたのではないのか?」

提督「いいんだよ。上の連中は少々お前たち艦娘を軽視する傾向があるからな、ちったぁ現場の状況も知ったほうがいいんだよ」

武蔵「そうか、提督は私たちのことをどう思っているのだ」

提督「嫁だな」

武蔵「よ、嫁か・・・」

提督「あぁ、形式上ではあるが実際そういうシステムも思案中らしいしな」

武蔵「なんだそれは?」

提督「さぁ?詳しくは俺も知らん。まぁ、そういう難しいことは上に押し付けておけばいいのさ」

武蔵「なんとも・・・、本営から来た人間とは思えん言葉だな」

提督「俺あそこ嫌いなんだよ。息が詰まるわ」

武蔵「提督らしいよ」ハハ

提督「ところで遠征組はどうなってる?」

武蔵「もうすぐ帰還する組があるはずだが・・・、潜水艦達だな。どうするね?出迎えにいくかね?」

提督「そうだな。ここにいても落ち着かないし行ってみるか。lそういや潜水艦って誰がいるんだ?」

武蔵「伊号の8、19、168。それにまるゆだな」

提督「『まるゆ』って名前かわいいよな」

武蔵「・・・悪かったな、こんな名前で」

提督「なっ、何言ってんだよ!お前の名前もかわいいじゃないか!!やだなぁ~武蔵ちゃん!!」アセアセ

武蔵「そこの壁に手をついて立て。その形の良い尻に私の46を食らわせてやる」

提督「ゴメンナサイ・・・」

続きは後ほど。

なぜうちには熊野がいないんだろう・・・

あ、ごめんなさい。

>>178

書き換える前のものを投下してました。

↓に変換して下しあ




提督「ところで遠征組はどうなってる?」

武蔵「もうすぐ帰還する組があるはずだが・・・、潜水艦達だな。どうするね?出迎えにいくかね?」

提督「そうだな。ここにいても落ち着かないし行ってみるか。lそういや潜水艦って誰がいるんだ?」

武蔵「伊号の8、58、19、168。まるゆもいるが参加していない」

提督「『まるゆ』って名前かわいいよな」

武蔵「・・・悪かったな、こんな名前で」

提督「なっ、何言ってんだよ!お前の名前もかわいいじゃないか!!やだなぁ~武蔵ちゃん!!」アセアセ

武蔵「そこの壁に手をついて立て。その形の良い尻に私の46を食らわせてやる」

提督「ゴメンナサイ・・・」

  ~ 出撃、帰還用ドック ~

伊58(以下58)「」ガタガタ

伊168(以下168)「」ガタガタ

伊8(以下8)「」ガタガタ

伊19(以下19)「アワワ・・・」

提督「・・・?」ミブリテブリ

武蔵「どうした?こちらは先日着任された新しい提督だ。」

提督「・・・」フリフリ

58「も、もう、単艦オリョクルはイヤでち・・・」プルプル

19「19、逝くの・・・」ガタガタ

武蔵「あっ・・・(察し)」

提督「・・・」ミブリテブリ

武蔵「安心していい、前任のヤツとは違いそんな無茶はさせないはずだ」

提督「・・・」ミブリテブリ

武蔵「・・・『長期遠征お疲れ様。明日から三日ほど非番にしてあるからゆっくり休んでくれ』だそうだ」

8「ダンケ・・・!!」

168「お礼なんて言わないんだからありがとう!!」

提督・武蔵「・・・」

19「あっ、遠征先でお友達が出来たの!!ついてきたいって言うから連れてきちゃったの!!」

レーベレヒト・マース(以下レーベ)「僕の名前はレーベレヒト・マース。レーベでいいよ。うん。」

武蔵「連れてきちゃったってお前・・・。」

レーベ「あ、こちらは了承済みなので気にしなくていいと思うよ。あと一隻も来たがってたけど手続きが面倒で遅れてくるらしいよ。」

提督「・・・」ジユウダナー

武蔵「まぁ、いい。とにかくお疲れ様だ。ゆっくり休んでくれ。解散。」

  ~ 食堂 ~

提督「・・・」ミブリテブリ

武蔵「お疲れ様、北の方はどうだった?」

愛宕「ん~、空振りね~。」モグモグ

加賀「明日は少し西の奥の方を捜索してみましょう」ムッシャー

提督「・・・」ヨククウナ

武蔵「そうか、わかった。明日も頼む」

愛宕「りょうかーい」パンパカパーン

提督「・・・」ミブリテブリ

武蔵「・・・『十分気をつけるように、西の奥の方には姫が出るらしいからな』だそうだ」

加賀「フフフ、あなた達凄いわね。喋らなくても通じるなんて、夫婦みたいじゃない」

武蔵「んなっ!?」///

提督「・・・」ハナホジ

武蔵「・・・提督に我々艦娘達のことをどう思っているかを先程聞いてみたのだが」ハナシソラシ

愛宕「うんうん♪」

武蔵「『嫁』だそうだ」ハナシモドシ

愛宕「あら~、嬉しいこと言ってくれるわね♪」

加賀「さすがに気分が高揚します」ムッシャー

武蔵「この武蔵に限ったことではなくこの鎮守府所属の艦娘全員ということだろう」ゴマカシ

武蔵「とんだ女コマシだ」

提督「!?」

榛名「榛名は(何番目でも)大丈夫です!!」

武蔵「金剛型は金剛一筋だと思っていたがそうでもないようだな」フフ

提督「・・・」ミブリテブリ

武蔵「そうだな、そろそろ行くか。書類仕事も残っているしな」

提督「・・・」コクリ

  ~ 執務室 ~

ドア「コンコン」

武蔵「開いているぞ」

龍田「・・・失礼、します」

武蔵「龍田・・・、もう起きて大丈夫なのか?」

龍田「えぇ、電ちゃんが必死にお世話してくれてね、だいぶ落ち着いたわ」

龍田「・・・心配かけて、ごめんなさい」

武蔵「あぁ、いいんだ。で、どうした?私か提督に用向きか?」

龍田「えぇ、先ずは提督。顔合わせのときは大変失礼いたしました。大変無礼な発言だったと反省しております」フカブカ

提督「あぁ、構わんさ」

龍田「電ちゃん達から色々聞きました、みんな新しい提督は悪い人じゃなさそうだと」プルプル

提督「ははは、それはありがたいな」

龍田「・・・!!それから普段は喋れないということにしておられると」カクカク

提督「まぁ・・・、そうだな」

龍田「改めてお声を聞いて理由がわかった気がします」ガクガク

提督「お、おい・・・、大丈夫か?まだ体調が悪いんだろう?」

龍田「い、いえ、加賀さん達のお話が俄かには信じられなかったのですが・・・ハフン」ガクーン

提督「龍田ー!?」ガビーン

龍田「もう、むりぃ・・・、立ってられない、鼓膜から妊娠しそう」ピクピク

武蔵「・・・元気そうでなによりだ」

本日は以上です

また明日書きますー

提督「・・・」

武蔵「落ち着いたか?」

龍田「え、えぇ、ごめんなさぁい。凄い破壊力ねぇ」ウフフ

武蔵「それで?他にも何かありそうな口ぶりだったが?」

龍田「えぇ。提督、明日から私も赤城さんの捜索に行かせてください」

提督「そんなことはさせられん。今だって立つのがやっとじゃないか」イロンナイミデ

龍田「だけど!!」

武蔵「だけど、しかし。軍属の言葉ではないな」

龍田「・・・っ!!」

武蔵「だが、我々は艦娘だ。軍に属してはいても縛られるべきところが違うのだろう」

龍田「では!!」

武蔵「どうだろうか提督。決して無理はしないという条件で行かせてみては」

提督「・・・」

武蔵「龍田が同行すれば赤城を見失ったときの詳細な状況が洋上でわかるかもしれん」

龍田「提督、お願いします」

提督「・・・ハァ、明石を呼べ」

提督「どう思う、明石」

明石「体力的には厳しいでしょうね、アレだけ長い期間ロクに食事も摂らずにいたんだもの」

龍田「大丈夫よぉ・・・」ウフ

提督「これが平常運転なんだよなぁ、判断しづらい」

武蔵「まぁ、気持ちはわかるな」

提督「ん~・・・、いや、でもなぁ~・・・、ん~・・・」

明石「・・・」クス

提督「武蔵、明日の加賀達の編成は?」

武蔵「・・・旗艦に加賀、それに愛宕、金剛、夕張、島風、雪風の予定だな」

提督「・・・加賀のみを残し、金剛を旗艦に愛宕、那珂、夕張、島風、雪風で編成、鎮守府近海の哨戒を」

提督「武蔵を旗艦に、加賀、利根、龍田、電、そして明石。お前も付き添ってくれないか?」

武蔵「任せておけ」

明石「気分転換にいいかもね♪」

龍田「そんな・・・そんなことさせられません!!」

提督「龍田、お前も艦娘なら自分で言った事を簡単に引っ込めるな」

龍田「・・・っ、ですが!!」

提督「いいか龍田、それだけ皆が赤城のことを、お前のことを、お互いがお互いのことを心配し、想っているんだよ」

龍田「そう・・・ですね」

提督「加賀、利根、電もここへ呼んでくれ」

ドア「コンコン」

武蔵「入ってくれ」

加賀「一航戦加賀、以下2名入ります」

提督「すまないな、夜遅くに」

利根「なんじゃあ!!?」ビクーン

提督「ん?あ・・・」

利根「なんじゃ提督!!おぬし喋れるのではないか!!」

提督「あ、いや、まぁそうなるな」シドロモドロ

利根「なぜに喋れぬなどという芝居を、して、お、るの、ぢゃぁ」ヘターン

提督「ハァ・・・」オマエモカ

利根「腰から下に力がぁ・・・入らにゃいのぢゃあ・・・」

武蔵「こうなることを見越してのことだ。」

明石「提督の声は耳からでも女の人を妊娠させられるらしいわよ♪」

利根「ナニソレコワイ」

電「司令官さんの声はかっこいいのです」

提督「ありがとうなぁ~」ナデナデ

電「はわわっ、は、恥ずかしいのです」テレテレ

武蔵「金剛はどうするね?外されたらヘソを曲げるかもしれんぞ?」

提督「あいつのお守りは俺がするよ。いざとなったら鳳翔さんに頼む」

電「そういうのは丸投げっていうのです」

提督「・・・」

電「・・・」

提督「・・・」ナデナデ

電「はわわ・・・」///

利根「なんじゃありゃ」

加賀「さぁ?」

提督「では以上でいいな。金剛には武蔵から伝えといてくれ」

武蔵「了解だ」

龍田「皆さん!!ごめんなさい・・・いえ、ありがとう」

加賀「間宮で手を打つわ」

龍田「え!?」

提督「いいな、これは掃討作戦でもなんでもない、捜索だ。戦闘は極力避ける!!絶対に無理はしない!!これが条件だ!!」

艦娘's「了解!!」

提督「それでは明日も早い、それぞれ自室で休んでくれ。解散!」

今日はここまでです

ありがとうございました

武蔵「では、行ってくる」

加賀「行ってきます」

明石「海の上なんて久しぶり~!!キンチョーするー!!」

利根「さぁて、何か面白い獲物はおるかのぅ」

龍田「加賀さんと、間宮、加賀さんと・・・。」

電「た、龍田さん?大丈夫なのです?」



提督「気をつけてな。俺はここで待っている、『無事帰れ』俺からの指示はこれだけだ」

武蔵「了解だ。戦艦武蔵、いざ…出撃するぞ!」

提督「・・・(さて、そろそろ金剛たちも出る頃か?)」

金剛「おっ!テイトクゥ!いってくるネー!」

提督「・・・」フリフリ

金剛「・・・♪」フリフリ

提督「・・・(なんだ、意外とご機嫌だな)」

愛宕「あら提督、いってきますね!」

提督「・・・(気をつけてな、お前達も無事に帰るんだぞ?)」ミブリテブリ

愛宕「えぇ~っと・・・おみやげかしら?」

島風「違うよ!島風とかけっこしたいんでしょ!いつでもいいよっ!」

金剛「えぇ!?帰ってきたらTeaを用意して待ってくれてるんデスカ!?やったねネー!!」

夕張「えぇ!?帰ったら資材使い放題なんですか!?ありがとうございます!!」

雪風「違うよ!帰ったらしれぇは雪風と遊んでくれるって言いたいんですよねっ?」

那珂「那珂ちゃんのために素敵なステージ衣装を用意してくれるんでしょ!?ありがとー!!」

提督「・・・(那珂ちゃんのファンやめます)」ミブリテブリ

艦娘's「了解!!」

提督「・・・(那珂ちゃんェ・・・)」ミブリテブリ

提督「・・・(さて、戻るか)」

レーベ「あの、提督」

提督「!?」ビクゥ

レーベ「脅かしちゃったかな?あのね、以前言ってた一緒に来たがってた艦がすぐそこまで来てるみたいなんだけど、迎えに出ても構わないかな?」

提督「・・・(ちょっと待ってくれ)」ミブリテブリ

レーベ「ん?ちょっと待てってことかな?わかったよ」

提督「・・・(あいつらより優秀だな)」コクリ


  ~ 通信室 ~

提督「・・・(モールスか)」コンコンスココンコンスコンコン


洋上の夕張「入電!!ん?提督?」

夕張「あれ?なんかちょっと戻って来いって言ってるよ?提督が」

金剛「オゥケェイ、きっとミーがいなくてさびしいんですネー!!」

 ~レーベin 島風out~

金剛「じゃあレーベのお友達を連れてくればいいんですねー」

提督「・・・」コクリ

レーベ「danke、助かるよ」

愛宕「・・・(金剛すっかり乗せられてるわね~)」プ

金剛「じゃあ今度こそ行ってくるネー」

  ~ 提督室 ~

ドア「ダンダンダン!!」

提督「!?」ビクッ

大淀「提督!?提督!!いらっしゃいますか?提督!!」

提督「・・・(いるけども)」スタスタガチャ

大淀「あっ提督すみません!!至急通信室まで・・・、いえ、もうすぐに帰還ドックへ向かってください!!」

提督「・・・?」

大淀「赤城が!!赤城が見つかりました!!」

提督「!?」

今日はここまでです

島風キャッチャーしこたま散財し、その後ヤ○オクを何気にみたら500円で売ってるのを見て膝から崩れ落ちました

また明日

~ 帰還ドッグ ~

金剛「Hey!! 赤城!!しっかりするネ!!」

愛宕「こ、金剛!!安静にしないとダメよ!!」

金剛「で、でも・・・!!」

愛宕「雪風ちゃん、提督を呼んできてくれる?」

ドア「バァン!!」

提督「・・・」ハァハァ

愛宕「提督!!赤城が!!」

提督「どこに・・・、いたんだ」

???「休憩がてら立ち寄った島の木陰で私が見つけたの」

提督「・・・君は」

レーベ「彼女はビスマルク。わが国が誇る超弩級戦艦のネームシップさ」

ビスマルク「よぉく覚えておくのよ」

提督「そうか・・・、よく彼女を見つけてくれた。この鎮守府を代表して礼をいう。私がこの鎮守府の指揮官だ。戦艦ビスマルク、君を歓迎する」

ビスマルク「Danke」///

提督「愛宕、捜索に出ているほかの艦隊にも知らせるよう大淀に伝えてくれ」

愛宕「大丈夫よ、彼女ならそれくらいのことはとっくにやってるわよ」

提督「そうか、そうだな。では雪風、お前は入渠舎へ行ってありったけの高速修復剤を用意しといてくれ」

雪風「わかりましたぁ!!」

提督「夕張!!お前は工廠へ行って明石が戻るまでの間の応急処置の準備を!!」

夕張「ひゃ、ひゃぁい!!」ダダッ!!ガシャングワァラゴワガキーン

提督「那珂ちゃん!!は・・・え~と・・・歌う?」

那珂「ひゃ、ひゃい・・・」///

提督「金剛!!あれ?金剛?」

金剛「///」ウツムキカオマッカ

愛宕「提督?さっきから思いっきり声に出てるわよ?」

提督「なるほどな・・・、では愛宕。レーベとビスマルクをどこか静かなところへ案内してくれないか?長旅で疲れているだろうし」

愛宕「そうね。さ、こちらへどうぞ」

ビスマルク「え、えぇ。」

ビスマルク「・・・レーベ、あのダンディセクシィヴォイスがこの基地の司令官なの?」ボソボソ

レーベ「?さっき提督が自分で言ってたじゃないか。」ナニイッテンダコイツ

ビスマルク「そ、そうだったかしら」///

レーベ「?」

ビスマルク「・・・(身が持たないわ)」モジモジ

・・・ウ ・・・ゴウ ・・・コンゴウ  コンゴウ!!

提督「金剛!!」

金剛「ハッ!!」

提督「・・・」

金剛「あ、あれ?テイトク?今喋ってなかったデス・・・カ?」

提督「・・・(誤魔化してみるか・・・?)」フルフル

金剛「そ、そうデスカ。」

提督「・・・(大丈夫か?体調が優れないようだが、自室へ帰って少し休むといい)」ミブリテブリ

金剛「い、イエース、そうさせてもらいマース・・・」フラフラ

提督「・・・(通じた!!)」

 ~ 武蔵艦隊 帰還 ~

武蔵「提督!!赤城が見つかったのか!?」

提督「あぁ、今夕張が応急処置をしているところだ。明石、行ってやってくれ」

明石「わかったわ」タタッ

龍田「赤城さんは!!赤城さんは無事なんですか!?」

提督「夕張の見解では衰弱しきってはいるが命に別状はないだろうが明石が戻らないとなんともだそうだ」

龍田「赤城さん・・・」ヘタン

電「龍田さん!!大丈夫なのです!?」ハワワ

龍田「えぇ、ありがとう。電ちゃん、あなたにはお世話になってばかりね」

電「そんなことないのです!!お互い様なのです!!」

利根「ところで赤城はどこで見つかったのじゃ?アレだけ探して見つからなんだものを」

提督「いや、それは俺も詳しくは聞いていないがレーベの後を追ってきたドイツの戦艦が連れてきてくれた」

提督「なんでも偶然休憩で立ち寄った島に漂着していたそうだ」

利根「なんと」

武蔵「そのドイツ艦はどこに?この鎮守府の艦娘代表として挨拶しておかねばなるまい」

提督「あぁ、今はレーベの自室にいるはずだ。詳しくは愛宕にきいてくれ」

今日はここまでです

少ないですが勘弁してつかぁさい

~ レーベ私室 ~

ドア「コンコン」

ドーゾ

武蔵「失礼する」

レーベ「あぁ、武蔵こちらはわが国の・・・」

武蔵「あぁ、聞いている。赤城が世話になった、当鎮守府所属艦娘を代表して礼をいう、ありがとう」ペコリ

ビスマルク「そんな畏まってお礼を言われるほどのことじゃないわ」

武蔵「そう言ってもらえるとありがたい」

ビスマルク「それよりここのボスはいい声をお持ちね」

武蔵「あぁ、本人は気にしているらしいがな」

ビスマルク「それはそうと貴女がこの基地の艦娘代表ならあの方の秘書は貴女なの?」

武蔵「む?まぁ、そうなるな」

ビスマルク「そのポジション私がいただいてもよろしいかしら?」

武蔵「・・・?あぁ、そういうことか。別に構わないんじゃないか?勤まるというのなら」

ビスマルク「ずいぶん余裕ね。」

武蔵「まぁ、余裕というよりは確信だな。とにかく歓迎する。仲良くやろうじゃないか」ニヤ

ビスマルク「えぇ・・・」

レーベ「・・・」ア、ボイラー・・・

コンコン

羽黒「あ、あの、失礼、します。赤城さんの意識が戻ったと伝えるようにと、ゴメンナサイ!!ゴメンナサイ!!」

武蔵「!?それでは私これで失礼する。ではな、また。」タッタッタ

ビスマルク「・・・フン」

加賀「赤城さん?私がわかる?」

赤城「あ・・・、えぇ、加賀さん。久しぶりね・・・」

加賀「・・・ッ、そうね・・・、おかえりなさい」

赤城「えぇ、ただいま・・・」

龍田「赤城・・・さん・・・」

赤城「龍田さん・・・あの時は、ごめんなさいね?あなたに大変な役目を押し付けてしまったわ」

龍田「そんな・・・、あなたがいてくれたから私も電ちゃんもここにこうしていられるのに」

電「なのです!!赤城さんのおかげなのです」

赤城「ふふ、そういってくれると嬉しいわ」

武蔵「やぁ、気分はどうだ」

赤城「あなたは・・・、あのときの・・・」

武蔵「大和型二番艦の武蔵だ。君が出撃する前に一度すれ違っているがきちんと挨拶するのは初めてだな、今は私が秘書艦を務めさせてもらっている」

赤城「そう・・・あなたが・・・って加賀さんは?」

加賀「赤城さん、それはね・・・」

利根「さぁ、みな赤城のことが心配じゃろうが武蔵と加賀に任せてゆっくりしてもらおうかの」

武蔵「すまんな、利根」

利根「なぁに、構いやせん。あとで提督のやつもこっちに向かわせる」

赤城「!!て、提督に、報告がっ・・・!!」

加賀「!?まだ寝ていて!!心配しなくても大丈夫よ」

  ~事情説明中~

赤城「そうですか、そんなことが・・・」g

武蔵「変わり者ではあるが悪いやつではない。安心してくれ」

赤城「加賀さんの様子をみればわかります。ね、加賀さん?」グg

加賀「なんのことだかわかりません」

赤城「そうですか、彼は去ったのですね・・・、安心しました・・・」グギュr

武蔵「・・・あぁ」?

ドア「コンコン」ガチャ

提督「・・・」

赤城「!!失礼しました!!」グギュルル

提督「!!」ミブリテブリ

赤城「は?え?」グギュルリル

武蔵「・・・起きるな、そのままでいいと」

赤城「ありがとうございます、助かります」グゴグルリル

提督「・・・」

武蔵「彼はな、ちょっと訳があってな声を出せないでいるんだ・・・が、もういいんじゃないか?」

赤城「?」グゴルリルリrッリウ

提督「・・・赤城、調子はどうだ?」ナンダコノオト

赤城「まぁ!!素敵なお声!!」グギュルリリュ

提督「・・・明石から話は聞いてきた。奇跡的にというかなんというか体力の消耗以外は擦過傷程度で大きな負傷もないそうだ」

武蔵・加賀「ほっ・・・」

提督「高速修復剤も十分な量用意してある、入渠と睡眠で存分に体力の回復を図ってくれ」

赤城「ありがとう、ございます・・・」ギョリギョリスポロホヌ

提督「・・・?何か他に必要なものはないか?」

赤城「それでは提督・・・、私、お腹が空きました」ニッコリ

提督「む、武蔵、食堂は鳳翔さん一人だけだったな?あとは間宮と伊良湖にも手伝ってもらって・・・」

武蔵「あ、あぁ、そうだな。他に料理が出来そうな者は瑞鳳が卵焼きと、比叡・・・はダメか」

赤城「提督、私、オナカガスキマシタ」ニッコリ

提督「アッ、ハイ」

今日はここまでです

また明日ーん

超ごめんなさい、寝落ちしてました
今日の夜は書きます

赤城「ん~♪」モッモッ

鳳翔「愛宕ちゃん、3番の釜でご飯炊いてきて!!」

愛宕「は、は~い」

間宮「加賀さん!!食料庫からお野菜とってきてくれる!?」

加賀「わかりました」モサモサ

鳳翔「提督、このペースだと備蓄が底をつくわ、追加してくださる?」

提督「経費は考えなくていい。特別計上で片付けるから」

赤城「上々ね♪」ムッシャー

武蔵「気持ちいいくらい食うな・・・」

電「食の鬼がいるのです・・・」ガタガタ

利根「まさしく赤鬼じゃな・・・」

提督「あれは、食べるというより吸収だな」

武蔵「もうかれこれ2時間以上食いっぱなしだぞ」

赤城「ふぅ~♪ご馳走さまでした♪」

鳳翔「」

間宮「」

武蔵「・・・」

提督「・・・」

赤城「では、食後のデザートを・・・」

間宮「!?」

武蔵「まだ食うのか・・・」

提督「空母コワイ」

続きは夜に書きます

ドア「コンコン」

ドウゾー

提督「・・・」ガチャ

レーベ「提督じゃないか、何か用かい?」

提督「あぁ、ビスマルクに部屋を用意した。この部屋の隣だ」

ビスマルク「・・・Danke」///

提督「ん?どうした、顔が紅いぞ?熱でもあるんじゃないか?」

ビスマルク「な、なんでもないわ」///

提督「君には本当に感謝している。お陰で赤城が戻ってきた」

ビスマルク「や、やけに艦娘に執着するのね」

提督「ん?そうか?まぁ、大事な部下だからな」

ビスマルク「あの、ムサシとかいったかしら?彼女もあなたの部下なの?」

提督「ん~、まぁ立場上はそうなるがあいつとは多少腐れ縁でな、付き合いは長いn」

ビスマルク「突き合いだなんて!!不潔よ!!」///

提督「・・・」

ビスマルク「な、なによ・・・」///

提督「おいレーベ、このおねえちゃんは大丈夫か?」

レーベ「僕に聞かれても困るよ。見てのままさ」

ビスマルク「んなっ!?どういう意味よ!!」


レーベ「じゃあ僕はボイラーの整備があるから失礼するよ」ナンダコイツ

ビスマルク「ちょっ、待ちなさいよ!!って行っちゃった」

提督「・・・」

ビスマルク「・・・、・・・。・・・はぅ」///

提督「荷物があるなら誰かに手伝ってもらえ?俺は大体食堂か間宮か工廠か中庭かどっかその辺にいるから」

ビスマルク「執務室にはいないのね」プルプル

提督「だって落ち着かねんだもん、まぁ、もうすぐ晩飯だから食堂に来いよ?」

ビスマルク「わ、わかったわ」///

提督「おう、じゃな」

ドア「バタン」

ビスマルク「・・・へぅぅ、あのエロ提督」ペタン

今日はこんなとこです

イベントの合間に書いたのでどこか変化もしれませんが許してください

ドア「コンコン」アカギーイルカー?

赤城「あっ、はい。どうぞ」

提督「入るぞー」

提督「調子はどうだ?」

赤城「えぇ、もうずいぶんいいみたいです。ありがとうございます」

提督「あぁ、そこでだが、お前たちがあの日出撃して、お前が龍田達を逃がすため最後尾で撹乱していたというところまでは龍田から聞いている」

赤城「えぇ」

提督「その後だ、龍田は振り返るとお前の姿はなかったと言っていた。どういうことだったか説明ができるか?」

赤城「え、えぇ、まぁ、その、出来ないわけではないのですけど・・・」

提督「ん?」

赤城「あの時、龍田さんたちが戦闘海域を離脱したのを確認してすぐに追いつこうと後を追ったんです」

提督「ふむ」

赤城「そうすると左弦側に羊の船首をつけた帆船が航行していたんです」

提督「うん、うん?」

赤城「それでその・・・、帆船の上では口の悪いコックが作った料理が振舞われていてそれがとても、そのおいしそうだったんです」

提督「・・・おう」

赤城「・・・気づいたら、その・・・、帆船の甲板で食事をしていまして・・・」テレテレ

提督「・・・それで?」

赤城「洋上でお別れしたのですが途中で燃料が尽きてしまいまして、あの島で救助を待っていたのですが、食料が何もなくて・・・すると岩陰に鼻毛を三つ編m」

提督「それ以上いけない」

提督「まぁ、話を聞く感じでは敵艦の砲撃でどうこうではなさそうだな」

赤城「あのくらいの艦隊相手に遅れをとる一航戦ではありません!!」プヒー

提督「あぁ、わかった。でも皆には悪天候のため遭難していたということにしておくんだぞ?」

赤城「は、はい・・・」プスン

提督「まったく、あんまり心配かけてくれるなよ?」

赤城「わかりました。今までの提督は艦娘の心配をしてくれるようなお方ではなかったものですから・・・嬉しいですね」フフ

提督「そうか」


赤城「それよりも提督?あなたのそのお声、武蔵さんがおっしゃってましたけど気にしてらっしゃるんですって?」

提督「まぁな。それより赤城は平気なのか?」

赤城「平気、と申しますと?」

提督「いや、女性というのは聴覚が敏感なのか女性が好む声なのかは知らんが耳元で囁いたりするとそのまま卒倒するヤツなんかもいてだな・・・」

赤城「ん~、そうですね~。耳元で囁かれたことがないのでわかりませんが、今話してる感じではこれといって弊害はなさそうですね」

提督「そうか、まぁ敢えて試すほどのことでもあるまい。武蔵と同程度の耐性はあるのかもしれんな」

赤城「彼女、凛々しいですね。雰囲気があると申しましょうか」

提督「まぁな、俺同様仲良くしてやってくれ。それでは俺は部屋に戻る、体力が回復するまでしばらくは出撃はないからゆっくり休むように」

赤城「ありがとうございます、助かります」

提督「おぅ、じゃあな」バタン

赤城「・・・ふぅ、確かにあの声は女の敵ね」ジョビジョバー

今日はこんなとこです

皆さんイベントどうですか?私は時津風のドロップに小躍りしました

また明日書きます

ちょっと詰まっております
少々お待ちください

ほんの少しだけ投下します

  ~ 数日後の鎮守府の風景 ~

提督「・・・」ジー

雪風「・・・」ジー

時津風「・・・」ジー

namekuji「・・・」ヌメヌメ

雪風「しれー、これなぁに?」ジー

提督「こいつはな、ナメクジだ」

時津風「ナメクジ・・・!!」キラキラ

雪風「ゆっくりだねー」ジー

提督「そうだな、ゆっくりだな」ジー

時津風「島風が見たらなんて言うかな?」

提督「おっそーい!!(迫真)」

雪風「提督似てなーい!!」ケラケラ

時津風「似てない!!叩くよ!!」ケラケラ



武蔵「・・・平和だな」

赤城「・・・そうね」

利根「それはそうと提督着任の歓迎会がまだじゃったのう」

武蔵「あぁ、まぁそうだな」

赤城「ご馳走!?」ビクーン

加賀「さすがに気分が高翌揚します」

隼鷹「タダ酒飲めると聞いて!!」

武蔵「・・・酒、酒か」ニヤ

電「あっ、武蔵さんが悪い顔してるのです」ハワワッ

武蔵「赤城も無事帰還したことだし、提督に進言してみよう」

  ~ 提督執務室 ~

武蔵「提督よ」

提督「ん~?」シツムチュウ

武蔵「赤城の一件で遅れてしまったが提督の着任歓迎会をしようということになった」

提督「・・・」ピタッ

提督「そ、そんなのいいよ。そんな金があるなら皆に間宮割引券でも配ればいいんじゃないか?」

武蔵「そんなに遠慮することもないだろう?皆楽しみにしてるぞ?」

提督「えぇ~・・・、俺はいいよ~・・・」

武蔵「今回の宴会は赤城の帰還を祝う会でもある」

提督「だって、あいつ飯食って迷子になっただけなんだろ!?」アセアセ

武蔵「それは3人の秘密だからな。皆はそのことは知らないだろう?」

提督「うっ、まぁ、そうだな・・・」アセアセアセ

武蔵「・・・」

提督「・・・」アセアセアセアセ

武蔵「出欠をとる!!提督くん!!出席しますか!?」

提督「・・・ハイ」

武蔵「・・・それにだ」

提督「ん?」

武蔵「そろそろいいのではないか?何人かには知られてしまったわけだし」

提督「あぁ、そのことか・・・。まぁ、そうだな。いつまでもこのままというわけにもいくまいな」

武蔵「そういうことだ」

提督「考えておくよ」

武蔵「歓迎会は参加だからな?」

提督「・・・どうしても?」

武蔵「どうしても」

提督「じゃあ俺は駆逐艦たちと同じテーブルでいいn」

武蔵「主賓はお誕生日席に決まっているだろう?」ニッコリ

提督「」

ということで続きを捻り出しますのでまた後日書きます

Romaも掘らなきゃ・・・(使命感)

ありがとうございました

提督「はぁ・・・」トボトボ

島風「あっ、提督!!どうしたの?元気ないね」

提督「お、おぉ島風か。いやな、今度の歓迎会のことでちょっとな」

島風「歓迎会がどうかしたの?」

提督「いや、大したことじゃないんだ・・・」

島風「むぅ~、大したことないって言っている人はそんなにため息つかないよっ」

提督「そうか、そうかもな・・・」ハァ

島風「島風に話してみて!!ばびゅんと解決してあげるから!!」

提督「ばびゅんとか・・・、うん、まぁ大したことじゃないんだが・・・」

島風「うんうん!!」

提督「俺な・・・、酒、弱いんだよ・・・」

島風「うんうん!!・・・えっ!?」

提督「えっ?」

島風「そんなこと?」

提督「そんなことって・・・、こんなナリして酒飲めないってどうなんだって思うだろ?」

島風「だって、島風だって飲めないよ?」

提督「そりゃあお前、飲める歳じゃないっていうか、ん?艦娘の飲酒ってどうなんだろう?」

島風「?」

提督「まぁいい、良くないか。とにかく酒の席ってのがどうも苦手でな」

島風「ふぅ~ん、でもお酒って飲まなきゃいけないものじゃないんでしょ?」

提督「そりゃあまぁ、そうだが・・・」

島風「あっ、曙ちゃーん!!」オイデオイデ

提督「何?あら、クソ提督じゃない。何シケた顔してんのよ」

島風「あのね、提督がお酒嫌いなんだって~」

曙「ふぅ~ん」

提督「・・・」

島風「・・・」

曙「・・・え?終わり?」

曙「そんなことで悩んでたの?ちっさいわねぇ、クソ提督のくせに」

提督「・・・(なんで"クソ"提督なんだろう、あいつ(前任者)のせいか?)」

曙「嫌いなら飲まなきゃいいじゃない」

島風「曙ちゃんもそう思うでしょ?」

提督「そりゃあまぁそうなんだけどイメージってあるだろうよ(主に声関係)」

曙「アンタのイメージなんてまだ固まっちゃいないんだからお酒嫌いキャラを作っちゃえばいいじゃない」

提督「それだ!!」

島風・曙「!?」ビビクゥ

提督「この鎮守府で酒豪といえば誰だ!?」

曙「そ、そうね。一番に思いつくのは隼鷹さんね」

提督「よし、恩に着る。お前達二人には間宮チケットを進呈しよう」スッ

島風「ありがとー!!」

曙「お礼は言わないわよ」

提督「・・・」

曙「・・・なっ、なによ」

提督「・・・」ナデナデ

曙「あっ、頭撫でんな!!このクソ提督っ///」










木陰のビスマルク「言いこと聞いちゃったわ」

今日はここらで

なんとかビス子を活躍させたい!!いや、弄りたい!!

また後日書きます

 ~ 執務室 ~



\ケイクウボジュンヨウ シキュウテイトクシツムシツマデコラレタシ/

隼鷹「ん?お呼びだ」

龍驤「自分なにやったんや」

隼鷹「はて?何も思い当たる節はないけど」

龍驤「あんたがヒャッハーしとる時の記憶はだいぶ欠落しとるからなぁ~、当てにはならのやないん」

隼鷹「確かに、まぁちょっくら行ってくるわ~」ヒラヒラ

隼鷹「じゅんよー入りまーす」ガチャ

提督「・・・」オッス

隼鷹「あれ?武蔵は?」

提督「・・・」スッ

隼鷹「ん?メモ?」

メモ「武蔵には外してもらっている、ちょっと聞かれたくない話なものでな。それより私は今から普通に話す。俺の声に気をつけろ。気を引き締めて聞け。指で5秒カウントしてから話し始める」

隼鷹「・・・?」

提督「(指カウント 5.4.3.2.1)・・・大丈夫か?」

隼鷹「」ビクンビクン

提督「だめか・・・、妖精さーん、ちょっと助けてー」

提督「落ち着いたか?」

隼鷹「あ、あぁ、ん、まぁ、なんというか、それなりに。立てないけど」ガクガク

提督「すまないな、それでもどうしても隼鷹に聞きたいことがあってな」

隼鷹「武蔵に席を外させてまで聞きたいこと?」

提督「あぁ、それはだな・・・。いいか?誰にも言うなよ?」

隼鷹「あ、あぁ・・・。」ゴクリ

提督「・・・俺な、酒飲めねぇんだよ」

隼鷹「wwwwwwwww」ブフゥー!!!!!

提督「!?」カオマッカ

隼鷹「それが、あたしを、呼んだ、理由!?タハァー!!!ブフゥワ(笑)」

提督「・・・よし、お前今から解体な///」カオマッカ

隼鷹「あっ、ウソウソ!!んで?それからどうしたの?」プルプル

提督「・・・笑うだろ?」カオアカイ

隼鷹「笑わない」マガオ

提督「・・・」ジトメ

隼鷹「・・・」チョウマガオ

提督「どうすれば飲めるようになるだろうか?」

隼鷹「グハァーーーwwwwwwww」ドブハァ(笑)

提督「ぐぬ・・・」チョウマッカ

提督「まぁ、それが出来れば苦労はしないからな。無理なことはやるだけ無駄だ、そこでだ隼鷹」

隼鷹「・・・あい」タンコブ

提督「俺は下戸であることをカミングアウトし、お酒飲めないキャラを定着させようと思っている」

隼鷹「フンフン、それで?」

提督「どうすればいいと思う?」

隼鷹「ノープランかよ!!」ズコー

???「その悩み!!しかと聞いた!!」

隼鷹「!?」

提督「お、お前は!!」

隼鷹「でっかい暁!!」

ビスマルク「ビスマルクよ!!どうやったら間違うのよ!!」

提督「・・・(本人は気づいてないタイプのアレか)」

提督「まぁそれはどうでもいいとして、お前なら解決してくれるというのだな?」

ビスマルク「もちろんよ。ドイツの女性は頼りになるのよ」フフーン

隼鷹「・・・(そういうところよ)」

今日はこれだけです

続きは後日で


提督「では聞かせてもらおうか、どうすれば自然に俺が飲めないキャラであると定着させることが出来ると思う?」

ビスマルク「え?」///

提督「え?」

隼鷹「・・・」

ビスマルク「あ、ああぁ、そ、そのことね!!それはね、あのぉ~、アレよ!!」

隼鷹「・・・」グビグビ

ビスマルク「お、お芝居?」

隼鷹「・・・(問いかけに疑問系で返した)」ゴクゴク

提督「・・・嬢ちゃん、どんな芝居かが重要なんだよ(低音微オコヴォイス)」ビリビリ

ビスマルク「」

隼鷹「」

提督「あ、やべぇ」

提督「・・・しょうがない」ゴソゴソ

提督「・・・(牛缶)」スッ

提督「キコ・・・キコ・・・」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

秋月「提督!!失礼します!!」ドアバーン

提督「おっ、早かったな。ちょっと頼みがある」

秋月「はっ!なんなりと!」モ"グモ"グ

提督「そこのでっかい暁ことビスマルクを自室まで運んでくれないか?」

秋月「お安い御用です!!では!!」

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

提督「さて、こっちの酔いどれはどうすっかな、結局何も話が進んでねぇじゃねぇか」

提督「仕方ない、鳳翔さんに相談するか・・・」

提督「というわけなんです」

鳳翔「なるほど、それは困りものですね」クスクス

提督「笑い事じゃないですよ・・・、こっちは真剣なんですから」

鳳翔「あら、ごめんなさい。そうねぇ、幸いここには明石さんもいるし、一度無理のない程度に飲んで弱さをアピールするのも手じゃないかしら?」

提督「う~ん・・・」

鳳翔「翌日の執務のフォローは飲ませた艦娘に、提督のフォローは私と明石さんと武蔵さんでやりますから」

提督「そこなんですが、おそらく一番楽しんでるのは武蔵なんですよ・・・」

鳳翔「あら、そうなの?じゃあなおさらね♪」

提督「鳳翔さんもなんだかんだ楽しんでますね?」

鳳翔「ふふっ♪」

提督「しかし、どうなっても知りませんよ?実際前回飲んだときは記憶をなくしてますし」

提督「野郎連中ばかりで飲んでたからよかったとも同席した連中が言ってました」

鳳翔「まぁまぁ、やってみないとわからないわよ?」

提督「ハァ・・・、わかりました、その方向でいきましょう。気は進みませんが」

鳳翔「・・・でも嬉しいわ、貴方が来てからここの艦娘たちはずいぶん明るくなった」

提督「ヤツが去ったせいでしょう。俺はただ自分のやりたいようにやっているだけです」

鳳翔「同じことよ、ありがとうございます」ペコリ

提督「何をそんな、やめてください」アセアセ

鳳翔「それでは当日、楽しみにしていますね♪」

続きは後日です

ありがとう

提督「とうとうこの日が来てしまったか・・・」ボソボソ

赤城「ふふ、二人並んでお誕生日席だなんて嬉しいですね」

提督「そういうもんか?」ボソボソ

赤城「そういうもんです♪」

武蔵「それでは皆飲み物は行き渡ったか?それでは乾杯の挨拶を赤城にお願いしよう」

赤城「えぇっ!?一応主賓のはずなのに・・・」

提督「理由が理由だからな」ボソボソ

赤城「もぅ・・・えぇ~っと、私達のためにこのような会を催していただきありがとうございます。私は艦娘なので帰還することも任務のうちと考えるので私のことは脇に置いといて、このような素敵な指揮官が私達の鎮守府に着任してくださったことに心から感謝し、また歓迎いたします。それでは、ようこそ!!提督!!乾杯♪」



\ カンパーイ /




提督「・・・」カンパーイ

提督「・・・(俺はもう知らんぞ、どうなっても文句言うなよ!!)」ゴクゴク

赤城「あら♪」

利根「おぉ、提督よ!!おぬし噂では下戸だと聞いておったがなかなかいい飲みっぷりではないか!!」

武蔵「ほぉ、下戸とはいってもやはり一端の漢か!!よし!!この武蔵が酌をして、や、r」

提督「・・・」カオマッカ

隼鷹「テイwwトクwwww一杯目だろ!?早いってwww」

提督「あぁん?お前達が飲めっていうかららろ~?」

那珂「あれっ!?やっぱり提督喋ってる!?」

金剛「やっぱりデース!!ではあのときのSexyVoiceはテイトクだったのですネー!!」///

提督「おぅ、俺は普通に喋れるぞ」ゴクッゴクッ

武蔵「お、おい、大丈夫か?」

提督「あ?何がだ?おかわり」

武蔵「あ、あぁ」トクトク

提督「ゴクップハァ!!ってか何で俺喋れないことになってんの?」

利根「そりゃあおぬしが自分の声を気にしてのことじゃろう」

提督「ん?なんか知らんがまぁいいか。お、あかつk、じゃなかったビスマルク」コイコイ

ビスマルク「どうやったら間違えるのよ!!あんなにお子様じゃないわ」///

暁「ちょっと、聞き捨てならないわね!!私も一人前のレディなんだからね!!」プヒー

提督「まぁまぁ二人とも喧嘩するなw暁もビス子もこっちこい」コイコイ

ビスマルク「誰がビス子よ!!」ジュン

暁「こんな背が高いだけのお子様と一緒にしないでくれる?私のほうが大人のレディなんだからっ」

提督「そうかそうかw今度てーとくと一緒にプ○キュアの映画観に行こうな~」ナデリナデリ

暁「ぷr、ま、まぁ司令官が観たいんだったら一緒に行ってあげないこともないわ」キラキラ

ビスマルク「・・・」ソワソワ

提督「・・・観たいのか?」

ビスマルク「べっ、べつにっ!!でもどうしてもっていうなら観てあげないこともないわ」ソワソワ

提督「よ~し、じゃあ今度二人が非番の日にてーとくとプリ○ュアの映画を見に行こう」

暁「わかったわ」ペカー

ビスマルク「し、しょうがないわね・・・」キラキラ

加賀「だ、大丈夫かしら」

武蔵「お、おい提督無理して飲まないほうがいいんじゃないか?」

提督「ん?なんだお前達もプリキ○ア観たいのか?」

加賀「頭にきました」

武蔵「誰もそういう話はしとらんだろう。」

提督「そうか?じゃあ何が欲しいんだ?」

那珂「那珂ちゃんは新しいステージ衣装が欲しいなっ!!」

提督「よっしゃー任さんかい!!」ゴキュゴキュ

那珂「ありがとー!!」

武蔵「おい提督!!その辺でやめておけ」アタフタ

提督「やめろよ!!俺の酒だろ!!なぁ~ひどいよなぁ~ゆきかぜぇ~」

島風「雪風じゃなくて島風だよっ!!って提督お酒臭いよっ島風はお酒臭い人嫌いっ!!」

提督「」

利根「お、おい、提督よ・・・」

武蔵「ど、どうした?気分が悪いのか・・・?」

提督「し、島風に嫌われた・・・俺、本営に帰るわ・・・」

ビスマルク「なに言ってるのよ!?プリキュ○観に行くんでしょう!?(必死)」

提督「・・・じゃあ○リキュア観てから」

暁・ビスマルク「ほっ・・・」(安堵)

武蔵「そういう問題ではないだろう!?えぇい、これ以上提督に酒を飲ますな!!」



こうして鎮守府内に「提督に酒を飲ませてはならない」という暗黙のルールが出来、実は喋れるということも知れることとなり、暁とビスマルクはプリキ○アの映画を観てニッコニコで帰ってきた後那珂ちゃんは新しい衣装を手に入れ「よぉし、那珂ちゃん今日もかわいいっ!!」と一人で叫んでいました









とりあえずこのお話はこれでおしまいです
ありがとうございました

意外と長くなりました

もしかしたら設定引き継いで美声提督で続き書くかもしれません

ではまたの機会に

メインの設定(喋らない)が崩壊したのでスレを変えようと思ったのですがこのまま続きをかかせてもらおうと思います

基本ほのぼので行くつもりですのでよかったらお付き合いください

しばらく書き溜めなどしますので落ち着いた頃に続きを書きます

皆さんイベントお疲れ様でした

今日から書き溜め作業に入りますので下5までで一番コンマが高かった艦娘を建造します。
建造で出る且つ登場してない艦娘をお願いします

401把握です

この先も安価やコンマあるの?

>>366
基本的にはやらないと思います
提督が酒飲む事があったらやるかもしれません


  ~ 翌朝 工廠 ~

提督「・・・」

武蔵「・・・」

明石「え?覚えてないんですか?」

提督「えぇ、まったく」

武蔵「今朝方早くに、酔っ払ったまま工廠に入っていったから何してるかと思って覗いてみたら・・・」ハァ

明石「大型建造着手後だったと・・・」

武蔵「いまだ練度不足に悩む艦がいるというのに!!これ以上どうするつもりだ!?」

明石「しかも、弾薬と鋼材に至っては6000ずつも使っちゃってるし」

武蔵「私というものがいながらさらに戦艦が欲しいのか?大和か?大和が欲しいのか!?」

提督「だってしょうがないだろう!?記憶ねぇんだからよ!!」

明石「あ、タイマー終わりましたよ」

提督「誰だ!?」ワクワク

武蔵「まったく・・・」チラチラ

伊401「提督、ごきげんよう。潜特型二番艦伊401です。"しおい"って呼んでね!!」

提督「なんと!!戦艦じゃないだと!?」

武蔵「フン・・・」ニヤ

明石「なんて失礼なやつらだ」

58「建造でちか!?どうせ水上艦で・・・しょ・・・?」

401「?」ピカピカ

58「運と練度では負けないでちよ!!」Lv78

提督「生まれたて相手に練度で張り合うとは・・・」

武蔵「オリョクルの再開を進言する」

58「どうもすみませんでした(逃走)」タタタ

401「オリョクル?」

提督「あぁ、気にするな。歓迎するよ、58も根は悪いやつじゃない(はずだ)潜水艦同士仲良くやってくれ」

武蔵「それにしても潜水空母か・・・、胸が熱いな」

明石「チラ!!チラ!!」

提督「明石、チラ見になってないからな。見たけりゃこっちに来いよ」

401「よろしくお願いしますね!!」

提督「あぁ、よろしく頼む。さて、今後どうするかだな」

武蔵「しばらくはステビアのほうにかかりっきりだったからな、資源も結構厳しいことになっている」

提督「そうだな。401の練度アップも兼ねて潜水艦連中にはオリョールに行ってもらうか」

武蔵「まぁ、そうなるだろうな」

提督「無理はさせるなよ?中破撤退、適度な休憩厳守な」

武蔵「了解だ。401、何か質問があるか」

401「えぇ、っと、では、先ほどから体がむずむずして・・・」モジモジ

提督「ん?体調が悪いのか?建造したてなのに?」

武蔵「まぁ、提督の声のせいだろうな。免疫がないんだろう」

提督「あぁ、そういう・・・すまんな」

401「い、いえ」モジモジ

提督「それではオリョールに関する支持はお前に任せたぞ武蔵」

武蔵「了解だ。提督はどうするんだ?」

提督「・・・俺はもう一つの約束を果たさなければならん」

武蔵「あぁ、ビスマルクと暁か」

提督「あぁ。なぁ、俺本当に約束してた?全く記憶にないんだけど」

武蔵「あぁ、間違いないぞ。言ったからには仕方がないだろう、行ってこい」

401「何の約束ですか?」

提督「あぁ、海外艦のビスマルクと暁を映画に連れて行く約束をしたらしくてな。俺は記憶にないんだが」

武蔵「ちなみにプリキュ○だそうだ」プフーップハ

提督「絶対俺寝r」

401「わぁ・・・」キラキラ

武蔵「・・・行きたいのか?」

401「い、いえっ、そんな!!でも・・・」チラ

提督「ハァ・・・行くぞ」

401「やったぁ!!」ペカー

提督「どっちにしてもオリョールは明日からだろ。2人が3人になろうが大して変わらんからこいつも連れてくぞ」

武蔵「いってらっしゃいパパ」ブフワァー(笑)

提督「ぬぅ・・・」ギリリ

今日はここまでです

401のキャラをいまいち掴みきれてなくておかしかったらすみません

また後日、ありがとうございました

  ~ 都市部映画館 ~

暁「平日ともなると映画も人少ないのね」

ビスマルク「こ、これがプ○キュア・・・。ジャパニメーションね!!」

401「・・・」キョロキョロ

提督「おーい、勝手にあっちこっち行くなよー。迷子になっても知らんぞー」

暁「子供扱いしないでよね!!立派なレディーは迷子なんかにならないんだから!!」

ビスマルク「そうよ!!そんなことより早く入りましょう!!」ソワソワ

提督「あぁー、わかったわかった。ん?」

401「・・・」ジー

提督「ん?401はこっちのほうがいいのか?」ベイ○ックス

401「え!?ううん!!大丈夫!!」

提督「・・・(まだこっちの方が退屈せずに済みそうだな)よし、二手に別れるぞ」

暁・ビス子・401「え?」

提督「俺と401はこっちでベイマッ○スを観る、暁とビスマルクはこっちでプリキュ○を観る。これは任務だ、感想を報告するように。上映終了後はこのベイマック○のポップの前で待ち合わせだ」

暁「に、任務じゃしょうがないわね」ソワソワ

ビスマルク「そうね、今日は401、あなたに譲ってあげるわ」ソワソワ

提督「行きたいんだろ?早く行けよ」

暁ビスマルク「言われなくても!!」バビュン

401「あの、提督、よかったの?」

提督「ん?あぁ、あっちだと確実に寝るしな」

401「わぁ、うれしい」ペカー

提督「・・・(まぶしいな)よし、じゃあ俺達も突入するか」

401「はいっ!!」

上映後



提督401「・・・」号泣

ビス子「えっ・・・?二人してなんで泣いてるの?」

提督「○イマックッスが・・・」

暁「えっ・・・?轟沈したの・・・?」

提督「ネタバレなので教えない・・・、あと何でも船みたいな言い方やめなよ・・・」

  ~ そのころ鎮守府の執務室 ~

武蔵「・・・フム」デンタクパチパチ

大淀「失礼します」コンコンガチャ

武蔵「ん?大淀か、どうした?」

大淀「あら、提督はお留守なのね?本営から入電よ。何でも元帥殿が視察に来られるとか」

武蔵「元帥殿が?どれ・・・、なるほど、了解した、提督には私から伝えておく」

大淀「お願いね」

武蔵「あぁ・・・」

大淀「・・・ちなみに言いにくいのだけど」

武蔵「・・・なんだ?」

大淀「そこのボーキサイトの数値が間違っているわ」

武蔵「・・・」

大淀「・・・」

武蔵「・・・」ケシケシ

大淀「・・・じゃあ、頼むわね」

武蔵「・・・あぁ」

今日はここまでです

頭の中にはなんとなくあるのになかなか文章に起こせません

また後日

提督(号泣した父親)→感受性豊かな男の人なんだね
401(号泣した娘)→お父さん似だね
暁(興奮した娘)→まぁ人気アニメ映画で女の子だしね
ビスマルク(興奮した若妻)→お、おう…

提督「ただいま、たまには映画もいいもんだな」

武蔵「そうか、お疲れ様」

提督「あぁ、留守を任せて悪かったな、何か報告があるか?」

武蔵「あぁ、元帥殿が視察に来られるそうだ」

提督「元帥殿が?どういう風の吹き回しだ?」

武蔵「あの元帥殿のことだ、冷やかし以外には考えられないな」

提督「ん、まぁそんなとこだろうな。他には?」

武蔵「特にはないな、本日分の執務は終わらせておいた。後は目を通しておいてくれ」

提督「そうか、助かる。ほれ、土産だ」

武蔵「あぁ、ありがとう。カ、カステラじゃないか!!えらいぞ!!」

提督「ん?カステラ好きだったか?あぁ、そういえば長崎が有名だったな」ペラペラ

武蔵「そうだ、ちょうど間宮に頼んで作ってもらおうかと思っていたところだ」ホクホク

提督「そうか、そいつは良かった。・・・武蔵」ペラ

武蔵「なんだ?」ニッコニコ

提督「やってもらって言いにくいんだが、こことここの鋼材の数値がだな・・・」

武蔵「・・・貸してみろ」

武蔵「・・・」

提督「・・・」

武蔵「・・・」ケシケシ

提督「・・・カステラ、食うか。コーヒーでいいか?」

武蔵「あぁ・・・、すまない」

提督「・・・あまり気にするなよ?」




青葉メモ・・・(武蔵さんは数字に弱い)

大淀「もうしばらくで到着されるようです」

提督「うぃ~、ありがとー」

武蔵「まったく、仮にも相手は元帥殿なのだぞ。もう少ししゃきっとできんのか」

提督「だってよ~、あのオッサンじゃあなぁ。尊敬はしてるがなんとなく近すぎてなぁ」

武蔵「気持ちはわかるがせめて他の艦娘がいる前で位は考えてくれよ?」

提督「ん~、りょか~い」

武蔵「まったく・・・」

 ~ 鎮守府 正面通用門 ~

元帥「おぉ、武蔵!!久しいな!!」

武蔵「ご無沙汰致しております、元帥殿。お変わりありませんか?」

元帥「こちらはお前達のおかげで大きな変化もなくすごしておるよ」

提督「ご無沙汰しております元帥殿。遠いところようこそお越しくださいました」

元帥「そういうのいいって、いつも通りでいいわい」

提督「・・・な?」

武蔵「・・・」ハァ

大和「久しぶりね、武蔵」

武蔵「大和!お前も来ていたのか!」

大和「元帥一人来させるわけにもいかないでしょう?それに今は私が秘書艦だもの」フフ

武蔵「それもそうだな、久しぶりに会えて嬉しいよ」

提督「まぁこんなところで立ち話でもあるまい。中へ入ろう」

元帥「いつ言い出すかと待っとったわい老骨を突っ立たせおって」

提督「そんな老骨って柄じゃないでしょう」

元帥「ん?聞こえんわい」ムキムチーン

大和「相変わらず仲がよろしいわね」フフ

武蔵「さぁ、案内しよう」

 ~ 提督執務室 ~

提督「で?どうしたんです?わざわざこんなところまで元帥が直々に出向くなんて」

元帥「ん?あぁ、暇つぶし」

大和「元帥殿」

元帥「うぃっ!?い、いやな、以前チラッと話しておったじゃろ?艦娘を嫁として娶る話」

提督「ん?あぁ、あの話ですか(大和コエェ・・・)」

元帥「名付けてケッコンカッコカリじゃ!!」ババーン

提督「え?うん」

元帥「あの、何かもうちょっといい感じのリアクションとかとれない?」

提督「・・・なるほど、仕組みはよくわからんがこのシステムで艦娘の練度の上限が開放され更なる能力の向上が可能になると」ペラ

元帥「うむ、まぁワシもシステムは良くわかっておらんが実際に可能なのだからいいんじゃない?」

提督「で?元帥殿はもう試したんですか?」

元帥「あぁ、ここにおる大和とな」ニヤ

大和「・・・」///

提督「この色ボケジジィ・・・(なるほど・・・)」

元帥「本音と建前が逆だよねソレ」

提督「まぁソレはいいとして、選ばれた艦娘は選ばれたことによって、まぁ指揮官との相性にもよるだろうがモチベーションも上がることも考えられるし精神面でも充実することは考えられるが・・・」

提督「その他の、選ばれなかった艦娘のモチベーションやフォローはどうするんです?」

元帥「それに関しては心配無用。このシステムは重婚が認められておる」

提督「は?」

元帥「だから相手が何人でもケッコンカッコカリすることが可能なの」

お、大和は提督の声に慣れてるんだね

今日はとりあえずここまでです

続きはまた後日、ありがとうございました

ちょこっとだけ投下します

提督「・・・なるほどね、いかにも本営の開発の連中が考えそうなこった」

元帥「まぁそう言ってやるな。この実際大和も指輪のお陰か伸び悩んでいた性能が再び伸び始めたというし、悪い話ではないと思うがな」

提督「お断りですね」

元帥「フム・・・そこにおる武蔵なんかは練度的にも器量的にもなんら問題はなかろうに」

提督「そういう問題ではありません、大体本営は彼女達のことを軽視し過ぎている。実際前線で体張って戦っているのは彼女たちだというのにです」

武蔵「提督、少々控えられよ」

提督「・・・」ムス

元帥「まぁいいわい。ワシもお前が素直に首を縦に動かすとは思って来てはおらんからな」

元帥「だがな、提督よ。このシステムで彼女達の能力が向上し、沈む可能性が減少すると考えれば一概に悪いシステムだとはワシは思わんのだがな」

提督「・・・」

元帥「まぁ、ゆっくり考えるんじゃな。とりあえず一式は置いていくぞ。本当に不要ならば返すがよかろう」

提督「・・・お預かりします」

元帥「さて、この話はこれで終わりじゃ。あとは自分で好きにするがよかろう。武蔵よ、すまんが赤城と加賀をここに呼んでは貰えんだろうか」

武蔵「赤城と加賀を、ですか?承知しました」

赤城・加賀「一航戦、赤城、加賀入ります」コンコンガチャ

武蔵「赤城、加賀。本営から視察に来られた元帥殿だ」

赤城「元帥殿、あなたが・・・、お会いできて光栄です」

元帥「あ~、楽にして、そんな畏まる必要はないよ」

赤城・加賀「ありがとうございます」

元帥「今日はね、君達に謝罪に来たんだよ」

加賀「謝罪、ですか?」

元帥「うむ、ここにおる提督の前任者。アレは私の息子でね」

赤城・加賀「・・・」

元帥「アレが君たち、この鎮守府所属の艦娘にしてきたことをね、謝罪しにきたんだよ。本当にすまなかったね、アレの父親として本当に申し訳なく思っているよ」フカブカ

提督「・・・」

赤城「そ、そんなっ、元帥殿!!」

元帥「元帥としてではなく父親として頭を下げているんだ、赦してくれるかい?」

加賀「身にあまる程です。」

赤城「それに、お陰でこちらの提督の下に仕えることができました。感謝しているくらいですよ」

元帥「そうか、ありがとう。提督よ、お前も信頼されておるな」

提督「そうですね、おかげさまで」

元帥「さて、気難しい話ばかりでちと疲れたわい。提督よ、玉突きでもするか、ちと付き合え」

提督「えぇ、構いませんよ。武蔵、こちらのことは構わないから大和とも久しぶりだろう?ゆっくりしてるといい」

武蔵「あぁ、ありがとう」



大和「相変わらずいい声ね」フフ

武蔵「そういえば大丈夫だったのか?本営にいるときは大分警戒していたろう?」

大和「えぇ、それが今日はなんともなかったのよね。不思議ね、この指輪のお陰かしら」

武蔵「そうか、綺麗なものだな」

大和「そうね。仮とはいえ、やっぱり嬉しいものね。武蔵も貰えるといいわね」

武蔵「私は・・・、よくわからないよ」

続きはまた書きます

大和「相変わらずそういうことになると不器用なのね、武蔵は」

武蔵「返す言葉もないな」

大和「まぁ、焦る必要はないんじゃないかしら?彼は案外臆病だものね」フフ

武蔵「はは、違いない」ハハ

天井裏の青葉「フフフ」

大和「曲者っ!!」カサデグサァー!!

青葉「アバー!!」ドサッ

武蔵「何をやっているんだお前は・・・」

元帥「見送りご苦労!!」

提督「そうでないと拗ねるでしょうが」

大和「それじゃあ武蔵、がんばってね(意味深)」

武蔵「ん?あぁ大和も」?

提督「?」

元帥「武蔵、がんばってね(意味深)」裏声

提督「キモい!!」

武蔵「・・・これがわが国の中枢か」ボソッ

元帥「ヒドい!?」ガビーン

大和「元帥殿?」

元帥「あっ、あっ大和ちゃん帰ろうか!!ねっ、ねっ、じゃあの、クソガキ!!」ベェー

提督「」

提督「はふぅー、あのジイさんの相手は疲れるな」

武蔵「まぁ、あの方も本営のような固い場所では息抜きが必要なのだろう」

提督「なぁ、武蔵」

武蔵「む?なんだ?」

提督「指輪、欲しいか?」

武蔵「んなっ、ま、ちょっ、いや、提督の好意を受けるのは吝かではないが心の準備t」

提督「まぁ、そう慌てるな。俺はなこの鎮守府に所属する艦娘全員を嫁であり、姉、妹のように思っている」

武蔵「・・・あぁ」

提督「だからな、あの指輪が任務を遂行する上で必要になったのであれば、この鎮守府に所属する艦娘全員分の指輪を揃えて全員が指輪の付加に耐えられるようになってから全員同時に分け隔てなく、と思っている」

武蔵「そうか、うん、いいんじゃないだろうか」

提督「お前に相談すべきことではないのはわかっているんだが、指輪のことを知っている以上は話しておかないとと思ってな」

武蔵「あぁ、わかっているよ」フフ

提督「・・・一人に絞るのは、この戦いが終わってからでも遅くはないよな」

武蔵「あぁ、そうだな」

ドア「コンコン」

提督「・・・?入れ」

足柄「提督が私をお嫁さんにしてくれるって聞いてきたんだけど!?」ドアバーン

提督「なにぃ!?何だその話は!?誰に聞いた!?」

足柄「誰からって青葉だけど?あっ、耳が妊娠したから既成事実も問題ないわね!!」ジュン

提督「解体待ったなし」


青葉と足柄には緘口令が出され、被害は最小限で食い止められることとなった

武蔵さんスイッチ「ぽちっ」



\ はぁぁぁぁぁぁぁぁぁん /

┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨┣¨

武蔵「また押したな!?いつもいつも忘れたころn、提督?」

提督「・・・」ゼヒーゼヒー

武蔵「・・・喋らない、のではなく声が出ないようだな。風邪か?」

提督「・・・」コク

武蔵「熱は・・・。ふむ、それなりに高いな。今日は寝ていろ、あとで食い物を持ってきてやる」

提督「・・・」スマン

今日はこれまでです

また書きます

ありがとう

申し訳ありません大分空きました
なんというか、なかなか書けなくて

少しですが投下します

鳳翔「え?提督が風邪を?」

武蔵「あぁ、馬鹿は風邪をひかんというのはどうやら眉唾らしいな」

鳳翔「あら、そんなこと言って随分気が急いているようだけど?」クスクス

武蔵「む・・・」///

鳳翔「ちょっと待ってね、他の艦の食事をもうすぐ作り終わるから、それが終わったら雑炊でも作りましょう」

武蔵「・・・私でも作れるだろうか?」

鳳翔「・・・えぇ、何も難しいことはないわ」フフ

武蔵「そうか、ならば提督の分は私が用意しよう」

鳳翔「そちらに割烹着が掛けてあるわ」

武蔵「・・・いや、これは胸の辺りが少々きついな」ムチパツーン

鳳翔「え?」ニッコリ

武蔵「な、なんでもない・・・デス」ムチパツーン

金剛「ヘーイ、鳳翔!!今日のご飯はなんで、ス、カ?」

武蔵「・・・」ムチパツーン

比叡「ひえー!!」

金剛「む、武蔵、どうしちゃったのデスカ?あなたがお料理だナンテ」

武蔵「鳳翔が忙しそうだったのでな」ムチパツーン

鳳翔「提督が風邪ひいちゃったらしいんですけど提督の分の病人食だけを作る手間がなくてね」

金剛「それにしてもその格好・・・、バストサイズが合っていないんじゃ」

鳳翔「え?」ニッコリ

金剛「」

比叡「ヒエー」ガクブル

武蔵「とはいったものの、この割烹着というものはなかなか、動きづらい、な」ビリ

鳳翔「あら」

金剛「Oh!!」

比叡「ヒエー!!な、中身が出てますよ!!武蔵さん!!」ポロンテ

武蔵「わ、わかっている!!やはり着慣れんものを着るものじゃないな///」カクシカクシ

RJ「悔しくなんかない」

瑞鶴「同じ土俵にも上がれない」

ビスマルク「いつもとあまり変わらないじゃない」

武蔵「なんとか、なったな」

鳳翔「そうね、上品な味でいいんじゃないかしら」

武蔵「それでは早速食わせてこよう」

赤城「それでは味見を」

武蔵「やめてくれ、皿も残らん」

赤城「ヒドイ!?」

鳳翔「はいはい、あなた達のご飯はこっちよ。それじゃ、提督さんのことはお願いね」

武蔵「あぁ、任せておけ」スタスタ

またちょいちょい書きます
まってくれてたとは、ありがとうございます
また後日です

コンコン テイトク、ハイルゾ?

武蔵「ん?寝ているのか、薬が効いてきたな」

武蔵「起こすのも忍びないな、冷めるとは思うが机の上においておくか」コト

提督「zzz・・・んぁ・・・」

武蔵「寝顔というのは・・・、なんというか、なかなかにいいものじゃないか・・・」フフ

武蔵「さて、今日の分の書類は代わりに済ませておかねばな」ドアパタン

提督「・・・んが?ぐあぁ・・・だりぃ。今何時だ?1100か。お、飯がある。喉は痛むがこれならなんとか食えそうだな」

提督「んぉ、うめぇ」モグモグ

鳳翔「提督?失礼しますね?あら、起きてらしたんですね」コンコンガチャ

提督「あぁ、鳳翔さん、ちょうど飯を食い終わったところでした、ご馳走さまでした。病人にちょうどいい味でした」

鳳翔「あら、お口に合ったならよかったわ。でもそのお礼は武蔵さんに言ってあげてね?」

提督「武蔵に、ですか?」

鳳翔「えぇ、だってソレを作ったのは武蔵さんだもの」フフ

提督「えぇ!?あいつ料理なんて出来るんですか?」

鳳翔「それは失礼だと思うわよ?私は最後に味見しかしてないんだから正真正銘彼女がひとりで作ったのよ?」

提督「そ、そうですか・・・、意外な一面だな・・・」

鳳翔「そうかしら?将来いいお嫁さんになると思うわ♪」

提督「武蔵が嫁か、尻に敷かれ(物理)る未来しか見えないですね」

鳳翔「あらあら♪男の人も素直じゃないとモテませんよ?」

提督「ぐぬ・・・」

鳳翔「さぁ、少しは良いみたいですけどまだ万全ではないですからご飯も食べたことですしもう少し寝てください」

提督「ありがとう、そうします」フアァ

鳳翔「それでは私はお夕飯の準備がありますので戻りますね」ガチャ パタン

武蔵「おぉ、目が覚めたか。気分はどうだ?」

提督「あぁ、おかげさまでな。執務、任せてすまなかったな」

武蔵「なに、どうということはない。それより、め、飯は食ったか?」

提督「あぁ、お前が作ってくれたそうだな。旨かったぞ、ありがとう」

武蔵「そ、そうか。それは、良かった」ホッ

提督「お前も少し休めよ?出撃はないだろうが、ああいう仕事も疲れるもんだ」

武蔵「あぁ、わかっているさ。さぁ、提督もゆっくり休んで明日には復帰してくれよ?」

提督「そう皆で寝かそう寝かそうするなよ、そんなに寝てばっかりもいられんもんさ」

武蔵「まぁ、気持ちはわかるがな。眠らずとも横になっているといい」

提督「あぁ、そうさせてもらう」

ドア「コンコン」

提督「開いてるぞ」

401「失礼します、401です。風邪引いたって聞いて大丈夫ですか?」

提督「おぉ、401か。大丈夫だけどあまり近くに寄るなよ?うつすと大変だからな」

401「私これでも艦娘ですよっ!体は丈夫なんです!!」フンス

武蔵「ハハ、威勢がいいな」

401「もう、武蔵さんまで・・・、あ、そんなことより提督。お薬持ってきました」ハイ

提督「おぉ、そうか。すまんな」ゴクゴク

武蔵「・・・(明石が調合したのは粉薬じゃなかったか?)」

提督「ぷは、なんかこう、喉の奥から温まるような感じがあるな」ポカポカ

401「はいっ!卵酒っていうんですって!隼鷹さんに作り方習って作ったんです!!」

提督「え・・・?今の酒なの?」カオアカー

401「はいっ!隼鷹さんが風邪のときにはこれが一番だって」

武蔵「て、提督、落ち着け卵酒というのは火を入れるからアルコールはほとんど飛んでいる(はず)だ。そのまま寝るんだ、な?」

401「え?火になんてかけてませんよ?卵とお酒と砂糖をぐるぐる混ぜただけですよ?」カシゲ

武蔵「」

提督「401ちゃん、おかわりちょーだい?」///

401「はいっ!まだまだいっぱいありますよー!」ペカー

武蔵「じゅんよぉーーーーーーーーー!!!!!!」





その後提督室には那智、足柄、高雄、愛宕になぜか加賀まで集まり提督のアルコール消毒(酒盛り)が行われた

隼鷹は提督に酒を飲ませた罰としておつまみを作る係(禁酒)に任命され生殺しだった

なお、工廠の入り口は武蔵と明石が寝ずの番で死守した模様



今日はこれまでです

夏の白露かわいいよ白露

ありがとう

すみません随分空けてしまいました

また、少しずつダラダラ投下させてもらいます


提督「・・・」

武蔵「・・・」

クーラー「」

提督「・・・なぁ」

武蔵「・・・なんだ」

クーラー「」

提督「どうしてよりにもよってこの部屋なんだ?」

武蔵「私が知るわけないだろう。このポンコツに聞け」

クーラー「くっ、スマネェ・・・!!」

提督「そしてこの書類の山である」

武蔵「それはいつものことだろう」

提督「修理は?」

武蔵「明石は次の大規模作戦のための改修で手一杯、夕張は電探と艦載機の開発だ」

提督「妖精さんたちは?」

武蔵「明石の助手だ」

提督「電気屋は?」

武蔵「業者とはいえ仮にも一般人だ。鎮守府内に入れるとなるとそれなりに手続きがある」

提督「で?いつくんの?」

武蔵「早くても5日後だな」

提督「却下」

武蔵「は?」

提督「却下だといっているのだ武蔵よ。5日もこの状態でいられるわけないだろう?陸にいながら轟沈するわ」

武蔵「提督の場合は轟沈とは言わんだろう。手続きをすっ飛ばすわけにもいかんからな、まぁ我慢することだ」

提督「ぐぬ」

武蔵「ということで私はこれで失礼する」スタスタ

提督「おい」

武蔵「」ビクッ

提督「どこへいくつもりだ?」

武蔵「ど、どこって・・・じ、自室?」キョドキョド

提督「秘書艦なのに?」

武蔵「ひ、秘書艦なのに」コクコク

提督「却下」フヒッ

武蔵「あぢぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!!」

提督「こんな暑い中書類事なってやってられるか!!やめだ!!ヤメ!!」ウガー

武蔵「そういうわけにもいかんだろう。私も観念するからさっさと片付けるぞ」カキカキ

ドア「コンコン」

提督「入るぅぇ・・・」ダラー

電「司令官さん、今日の建造で天龍さんが着任したのです!・・・ってこの部屋暑いのです!」

提督「ほぉ、天龍か・・・。龍田が喜ぶな」

天龍「オレの名は天龍。フフフ、怖いか?」

提督「水着、だと・・・?」

天龍「ア、アンタが提督か、いい声してんじゃねぇか」ピクピク

提督「あぁ、よろしく頼む。まぁ、それはいいとして」

天龍「ど、どうした?」ハウハウ

提督「お前、着やせするタイプだったのか・・・」

天龍「イヤーッ!」

提督「アバーッ!」

武蔵「電、間宮にでも行こうか、馬鹿が伝染る」

電「えっ?えっ?いいのですか?」

武蔵「あぁ、構わんさ。こうも暑いと執務も捗らんだろうからな」

電「えっと、それではお供するのです」

提督「あっ、てめ、武蔵逃げるな!!」

武蔵「・・・(やっとあの部屋から開放された)」

天龍「そ、それが初対面の、しかも着任したての部下に対して掛ける言葉か!?」

提督「・・・い、いや、乳的な意味でな?」

天龍「んなっ!何言ってやがる!」

ドアバーン!!

龍田「提督!!天龍ちゃんが着任したって本当ですか!?」

天龍「お、おう、龍田じゃねぇか」

龍田「あら~、天龍ちゃん随分ふっくらしちゃったのねぇ」ニコニコ

天龍「えっ・・・」

提督「まぁ、ストレート」

天龍「お、おい。提督、マジか?」プニ

提督「何がだ?」アツー

天龍「オレって太った?」プニン

提督「・・・」メソラシ

天龍「っ・・・!?龍田!!オレって太ったか!?」ポヨン

龍田「ん~、太ったっていうかポッチャリしたって感じかしら?でもカワイイから好きよ~」ウフフ

天龍「ま、まじかよ・・・」ポヨンポヨン

電「あ、司令官さん!さっき渡し忘れたのですが今日の建造で消費した資材の報告書なのです」

提督「お、おう」ピラ

250/30/300/30

提督「な、なるほどな・・・これが理由か」

今日はこれだけです

また少しずつでも書けたら投下していきます

ありがとう

(何で着任の挨拶なのに久しぶりに会った友人みたいな会話してるんだろ?)

>>465
基本的に艦娘はどこの鎮守府の艦娘も容姿は同じだからです

何処かの天龍のイメージと違った為困惑した提督さんでした

~ 翌日 ~


提督「・・・」正座

武蔵「・・・」正座

大淀「・・・で?あまりの暑さに執務放り出してダラダラしていたと?」

提督・武蔵「・・・はい」

大淀「それで?この真っ白の書類を元に大本営に報告を上げろと?」

提督「申し訳ございません・・・」

大淀「出来るわけないでしょう!?モウヤダー!」オオナキ

武蔵「お、おい・・・」

提督「まいったな・・・」

大淀「グス・・・1時間」

提督「え?」

大淀「1時間時間をあげます。昨日の分の書類を終わらせてください・・・」

武蔵「こ、この量を1時間でか!?」

大淀「出来ますよね?」ハイライトオフ

提督「ア、ハイ」

大淀「さすが提督♪では1時間後にいただきにあがりますね」ハイライトオフ

武蔵「むぅ・・・」

大淀「それでは失礼しますね♪」ドアバタン

武蔵「どうするつもりだ提督」

提督「どうって、やるしかねぇだろ。先ずは作業環境だ。こんな暑い部屋では作業できん。部屋を会議室に移す」

武蔵「了解だ」

提督「それから神通、由良、矢矧、鳥海を会議室に呼べ。重要極秘書類は無いから構わんだろう、手伝ってもらう」

武蔵「鳥海は演習に出ていておらんぞ。由良も遠征だ」

提督「むぅ、ならば二人で構わん。報酬は間宮チケットだ」

武蔵「いたしかたあるまい」prprprpr

 ~ 数分後 ~

ドア「コンコン」

提督「入ってくれ」

矢矧・神通「失礼します」

神通「何か御用でしょうか?」

提督「あぁ、ちょっと二人に頼みがあってな」

矢矧「頼み・・・、ですか?」

提督「昨日の執務を手伝ってくれ!!」ドゲザー

神通「えぇ!?」

矢矧「承知しました」

提督「恩に着る!礼はする!」

神通「もう、仕方ないですね。で?いつまでに?」ハァ

提督「およそ1時間後だ」

神通・矢矧「え?この量を?」ドサッ

武蔵「時間がもったいない、早速取り掛かろう」

神通「む、無理ですよ!」

提督「大淀がな、1時間というのだ、あの目で・・・」

神通「やりましょう」カリカリ

矢矧「響と、霧島は演習なので翔鳳も呼びましょう」カリカリ

武蔵「・・・(大淀恐るべし)」カリカリ

続きはまた書きます

あぁ、やってしまった。
脳内補完でお願いしますorz

響「司令官、呼んだかい?」

提督「あ、あぁ、すまないな、ちょっと頼みごとをしたくてな、って祥鳳はどうした?」

響「あぁ、なにやら艦載機のテストとかで夕張さんのところに行ってるらしくて」

隼鷹「変わりに隼鷹さんが来てやったぜ☆」

提督「酔いどれに用は無い」カリカリ

隼鷹「失礼だな!?素面だよ!!」

武蔵「それがな事情があってこの書類の山を直ちに終わらせる必要があってな」カリカリパサ

提督「こういうことが得意そう(偏見)なヤツらに片っ端から声かけたんだよ」トントンカリカリ

神通・矢矧「・・・」カリカリ

響「それは大変だね、リミットは?」チラ

提督「えぇーと、ヤベェ!もうあと35分しかねぇじゃねぇか!!」ガリガリッヒ

響「さ、さすがにこの量は無理なんじゃ・・・」

提督「覚醒した大淀にNoと言えるかね?」

響「触らぬ軽巡に祟り無しだね、失礼するよ」スタスタ

提督「響!?薄情なやつめ」カリカリーン

武蔵「もういい、提督やれるところまでやってあとはひたすら謝るしかあるまい」カリカリ

神通・矢矧「ウゥ・・・ヒグッ・・・」カリカリメソメソ

提督「隼鷹、悪いがこういうこと得意そうなやつを集めてきてくれないか?お前にも間宮チケットやるから」ハンコポン

隼鷹「ふーん・・・、アタシが終わらせたら何くれるの?」

提督「は?こんだけの人数でかかってまだ3分の2は残ってるんだぞ?終わるわけないだろ?」

隼鷹「いいから、報酬は?」

提督「・・・焼酎。一升。」

隼鷹「村尾と佐藤黒、一本ずつね」ウデマクリ

提督「終わればな」

隼鷹「ぃよし!!じゃあ皆席空けろ!!提督はハンコ押さなきゃだから隣に!!その他は全員終わった書類の整理!!」ドババババ

艦娘's「」

提督「マ、マジか・・・」

隼鷹「提督!!この書類のココとココにハンコ!!」サッ

提督「アッ、ハイ」ポン

隼鷹「ほら!他の連中は終わった書類を整理して!」ガリガリドババ

艦娘「ア、ハイ」セッセ

 ~ リミット3分前 ~

隼鷹「終了!!じゃあ提督ぅ!!約束のブツ用意できたら教えてね~」ヘラヘラ

提督「お、オツカレサマデシタ・・・」

武蔵「デシタ・・・」

神通・矢矧「」シロメ

提督「お、おどろいたな。お前にこんな特技があったとは・・・」

隼鷹「人を見かけで判断してはいけないよ~、適当にやってるように見える裏側にはソレをひっくり返せる自信をもってる人も多いからね~」

武蔵「肝に銘じます・・・」

ドア「コンコン」

提督「ア、ドゾー」

大淀「提督?お時間です」ハイライトオフ

提督「ひっ!こ、こちらです」

大淀「・・・確認しても?」

武蔵「む、無論だ(大丈夫か?)」

大淀「・・・、・・・、はいっ、確かに♪」ハイライトオン

全員「(助かったぁ・・・)」

大淀「それでは私は本営に報告がありますので失礼します。あ、お疲れだとは思いますが今日の分の執務、がんばってくださいね?」ニッコリ

提督「ですよね~」

大淀「それでは失礼しますね」ガチャバタン

提督「・・・じ、隼鷹さん?今日の執務も・・・」

隼鷹「いやーだ!!普段はしないんだもんねー、ばいちゃ!!」バタン

神通・矢矧「失礼します・・・」フラフラ

提督「やるか・・・、武蔵」

武蔵「あぁ・・・、一日かけてゆっくりやろう」


ということで大淀のお仕置き(物理とはいっていない)の被害者を出さずに事なきを得たのでした

今日はここまでです

ありがとう

提督「何?夏祭り?」

加賀「えぇ」

武蔵「どうした急に」

加賀「赤城さんがどうしてもとおっしゃるので」

提督「…」

武蔵「…」

提督「夏は食中毒とか怖いからな、飲食を伴わない範囲での開催なら許可しよう」

加賀「頭にきました」

赤城「頭にきました」

武蔵「どこから湧いて出たのだお前は」


提督「夏祭りだからといって鎮守府の外でやるわけではないのだから飲食は食堂で事足りるだろう」

加賀「そういう問題ではないわ」

赤城「ないわ」

提督「では何が問題だ?」

加賀「それは…」

赤城「よりおいしく食事を採るためです」

武蔵「…(結局はそこなのだな)」

提督「はぁ…、最初から正直に言えばいいのだ。宴会がしたいですと」

加賀「宴会がしたいの」

赤城「宴会がしたいです」

隼鷹「宴会がしたいです!!!」

武蔵「だからどこから湧いて出るのだお前たちは」

提督「まぁ、大規模作戦も控えてることだし英気を養う意味でもやっても構わんが条件がある」

赤城「なんなりと!!」

提督「時間は1800よりとする、2100までは駆逐、軽巡、潜水艦組のための祭とする。」

武蔵「ほぉ」

提督「駆逐、軽巡、潜水艦組が就寝後は翌日に響かない程度に好きにやってかまわん、以上だ」

加賀「やりました」

赤城「やりました」

武蔵「提督よ。宴会も結構だが費用はどうするのだ?資材さえあれば何とかなるというものでもないぞ?」

提督「まぁ、そうだな。電話を」

武蔵「…?」ス

prprpr

提督「…おう、大和か?元気か?ところで折り入って相談があるんだが、なぁにタダでとは言わん。元帥殿がこないだ横鎮のRomaとイチャコラしてたという情報を入手したもんでな。その証拠を渡す代わりに来月の特別計上を…、おぉ、助かるよ。じゃあ証拠は報告の時についでに大淀に頼んどく。まぁ、手加減してやれよ?」

プツッ

提督「…というわけだ。多少は経費で何とかなるだろ」

武蔵「お前は鬼か」

加賀・赤城「いえ、神ね」

提督「あの戦艦ジジィにはいい薬だよ」

prprprpr

武蔵「?もしもs…!!!は、はぁ。提督、お前にだ」

提督「俺に?誰だ?」

武蔵「元帥殿だ」

提督「………プチッ」ツウワシュウリョウ

提督「よし、以上でいいな?俺は昼飯だ、じゃあの」スタスタ

加賀・赤城「やっぱり鬼ね」

続きは後日書きます
夏イベ前には何とかしたいです

ありがとう

那珂「提督~!!」

提督「おぉ、那珂ちゃんか、どうした?」

那珂「那珂ちゃん今度のお祭りでステージやることになったから見に来てねっ!!」

提督「おぉ~わかった、わかった」

那珂「ねぇねぇ、那珂ちゃんの前に誰かフロントアクトやってくれる娘いないかな?」

提督「前座を使おうなんて失望しました、那珂ちゃんのファンやめます」

那珂「ひどいっ!?」ガビーン

提督「…よし、その前座この私が引き受けよう」

那珂「ほんとに!?何やるの!?」

提督「一発仮装モノマネだ」

那珂「え?」

提督「一発仮装モノマネだ」

那珂「一発ギャグじゃなくて仮装じゃなくてモノマネ?」

提督「一発仮装モノマネだ。まぁ楽しみにしていろ」スタスタ

那珂「なんか不安だな~、でもとりあえずありがと~!!!!」

  ~ 夏祭り当日 ~

加賀「赤城さん、今日は何やら提督がステージに立たれるそうです」モグモグ

赤城「そんなことよりイカ焼きおいしいです」ホグホグ

武蔵「あいつもよくわからんな。よくも素面でステージで芸などやれるものだ」

  マイクチェック、1.2...

愛宕「あら、始まるみたいよ」

霧島「えぇ~、みなさ~ん!こちらは那珂ちゃん夏祭り特別ライブステージで~す!メインの那珂ちゃんのステージの前にいろんな方がこちらのステージで出し物をしてくれます」

霧島「まずは第六駆逐隊のみなさんと瑞鳳さんでおいしい玉子焼き教室で~す」

瑞鳳&6駆「玉子焼きたべりゅ?」

長門「たべりゅぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!!!」ィヤッフー!!!!!!

武蔵「…大淀、一応憲兵に声をかけておいてくれ」

大淀「…わかりました」

霧島「それでは皆様お待たせしました!!お次はわれらが提督の出番です!!」

武蔵「おっ、はじまるぞ」

加賀「さすがに気分が高揚します」

赤城「たこ焼きもおいしいですね」ムッシャー

霧島「ある意味那珂ちゃんのステージよりもこちらの方がレアかもしれません!!それでは提督で一発仮装モノマネ?です!!」

http://i.imgur.com/puSP4EO.jp

武蔵「!?」ブホッ

加賀「!?」ブフッ

霧島「!?」

愛宕「」

赤城「次はヤキソバを…」モサモサ

第6「こわい(のです)!!」

続きは後日です

皆様にドロップの神様が降臨されますように(堀り周回前提)

ありがとう

http://i.imgur.com/puSP4EO.jpg?1

武蔵「!?」ブホッ

加賀「!?」ブフッ

霧島「!?」

愛宕「」

赤城「次はヤキソバを…」モサモサ

第6「こわい(のです)!!」

すみません、ミスってましたw

すみません、>>1です

仕事の資格試験やらなんやらで放置してました
またちょこちょこ書きますので暇つぶしになればと思います

~ 食堂 ~

提督「…秋だな」

武蔵「…そうだな」

磯風「…」

提督「少し、そこらを歩いてくるか…」

武蔵「まぁ待て、私も付き合おう」

磯風「二人共どこに行こうというのだ。食事中だろう?」

黒い物体「さぁ来いよ!!」

提督・武蔵「アッ、ハイ」

磯風「まったく、食事中に離席とは行儀が悪いぞ?」フフ

提督「デスヨネー」

武蔵「な、なぁ、磯風よ。これは何という料理?なんだ?」

黒い物体「美しい人生よ~!!(迫真)」

磯風「ん?何って秋刀魚だろう。白露型の面々が釣り上げてくれた秋刀魚を分けてもらったものでな。日頃お世話になっている指令に料理でも振舞おうかと思ってな」

武蔵「そうだろう!?良かったな、提督よ!!二人の邪魔をするほど私も無粋ではない、二人でゆっくりと食事を楽しむがいい!!」

提督「なっ!武蔵!裏切るのか!」

武蔵「何を言っているのかわからんな。心配するな、今日の執務は私が片づけておいてやる。ではな!」

磯風「武蔵もそんなに遠慮することはないだろう。貴女にも普段から随分と世話になっているんだ。食べて行ってくれ。」

武蔵「アッ、ハイ」

磯風「それから執務については大淀が心配いらないといっていた。彼女のことだから心配は無用だろう」

提督・武蔵「…(許すまじ大淀)」

無線室より大淀!!提督!!至急執務室までお戻りください!!

提督「…磯風、すまない。俺は行かなくてはならない。俺の分まで武蔵がごちそうになるそうだ」

武蔵「ま、待て!あの様子だと緊急事態だろう!私も行こう!」

磯風「そ、そうか…」シュン

武蔵「ウッ…、憶えていろよ」スワリ

提督「忘れたわ、じゃあの!!」ヒラヒラ

磯風「さぁ、武蔵!!遠慮はいらないぞ!!提督の分まで存分に味わってくれ!!」

武蔵「あ、あぁ…」

黒い物体「フヒヒwww」

~ 執務室 ~

提督「でかした!!じゃなかった、どうした大淀!!」

大淀「て、提督。こちらの映像をご覧ください。現在の帰還ドックの様子です」



長門(大破)「ん~♪かわうぃ~のぉう♪」スリスリ

北方棲姫(以降ホッポ)「ハ、ハナセ!!」ジタジタ


提督「…憲兵を呼べ」

大淀「で、ですが…」

提督「あの目を見ろ、正気ではない。あれはナ○モンの目だ」

大淀「な、ナガ○ン?」

提督「いいから呼ぶんだ!!手遅れになっても知らんぞ!!」

大淀「は、はいっ」ジュン

提督「…しかし、なぜこんなところにホッポがいるんだ」

今日はここまでです。
いや~、国家試験嘗めてました。
難しいですねw

またよろしくお願いします


~ 0430 提督室 ~

コンコン…

提督「…ん?誰だ?」

武蔵「私だ、武蔵だ。就寝中のところすまない」

提督「かまわん、それよりどうした。こんな時間に」

武蔵「元帥殿が亡くなられた。大和から連絡があったそうだ」

提督「…。そうか、わかった。着替えて執務室へ向かう」

武蔵「あぁ…」

~ 執務室 ~

提督「で、原因は?」

武蔵「詳しくはわからないが大淀の話だと病死だそうだ」

提督「…そうか。大和は?」

武蔵「あぁ、おそらく元帥殿の傍だろうが」

提督「…。よし、本営まで行ってくる」

武蔵「今日の今からか?」

提督「あぁ、どの道行くことにはなるだろうし、…あのジジィからは『ワシに何かあったら大和を頼む』なんてことを言われていてな」

武蔵「…そうか。提督も着任からこれまで気苦労が絶えんな」フフ

提督「まったくだ…、でもまぁこれも俺の役割なのだろう。留守中頼むぞ」

武蔵「あぁ、任せておけ」

提督「おう。行ってくる」スタスタ

武蔵「提督!!」

提督「お?なんだ?」

武蔵「…姉のことを、よろしく頼みます」

提督「あぁ…心配するな、任せておけ」

ほんっとごめんなさい
頭の中にあるのはあるんですが着地点模索中です
それにしても空きすぎました、申し訳ないです
続きは明日です

~ 大本営の一室 ~

 ざわざわ ざわ…


提督「…」



同僚提督(以下D提督)「おぉ、来てたのか。久しぶりだな」

提督「おぉ、お前も…、ってお前は本営就きだったな」

D提督「あぁ、誰かさんが全部放り出して現場で指揮を執るなんて言い出すからな」

提督「それについては返す言葉もないな。…しかし、とうとう逝っちまったな、あのジイさん」

D提督「あぁ、惜しい人を亡くした」

提督「あっちでこそこそやってる連中はやっぱり次の話をしてんのか」

D提督「だろうな。次の元帥に誰がなるのか。自分でやる甲斐性がない連中は誰を推して恩恵を得るか…てなとこだろ」

提督「幸せな連中だな。…で、大和は?」

D提督「あぁ、元帥殿が亡くなられてからも傍にいるようだ。だが先程長い間装着することのなかった自分の艤装の整備を工廠に依頼したらしい」

提督「そうか…」

D提督「彼女はまた前線に戻るつもりなんだろうか」

提督「おそらくな、あのジイさんに『ワシに何かあったら大和を頼む』と言われててな」

D提督「大和型2隻か…、大丈夫か?」

提督「まぁ、何とかなんだろ。頼りにしてるぞ、本営就き大将殿」

D提督「俺に振るのかよ!?」

提督「おい、始まるぞ」

本営中将「え~、これよりの発表は先日亡くなられた前任元帥殿の遺志であり、大元帥閣下よりの勅命であります。
     新元帥にはD提督を現時刻をもって解任、今後は元帥として大本営にて指揮をしていただくこととする」

D提督(以降元帥)「んなっ!?俺か!?」

提督「お聞きの通りだ元帥殿」

元帥「うぐっ!?お前知ってたな!?」

提督「Exactly(そのとおりでございます)」

本営中将「以上であります!以降の指揮系統は以前と変わらず、なお現在の深海(ry」

~ 元帥 私室 ~

元帥「まったく、あの方も意地が悪い。前もって話してくれてもよさそうなものを…」ムッスー

提督「そりゃあ断られることが目に見えてる話はせんだろうよ」ハハ

ドア「コンコン」

元帥「入れ」

大和「失礼します」

元帥「大和か、どうした?もう大丈夫なのか?」

大和「えぇ、それよりも…あの方の後任に就かれたとの話を伺いました」

元帥「あぁ、そういうことらしい」

大和「そうですか…、一つよろしいでしょうか」

元帥「ん?なんだ?」

大和「あの方が珍しく弱音を吐いた時の言葉をお伝えしたくて」

提督「・・・」

元帥「…聞かせてもらおうか」

大和「戦争好きが元帥などになれば民が苦しむ、戦争嫌いが元帥などになれば己が苦しむ…そう、おっしゃったことがありました」

提督「…」

大和「深海側にも戦う理由があるのなら話し合うこともまた可能なのではないか…とも」

元帥「そうか…」

大和「はい、それだけお伝えしたくて…決してご無理はされませんように…失礼します」

元帥「あぁ、大和。君は自分の艤装の整備を工廠に依頼したそうだが、また前線に出るつもりかい?」

大和「えぇ、あの方がこの世を去った今いつまでも燻っているわけにもいきませんから」

元帥「強いね、君は。…戦艦大和、貴艦は明日よりここにいる提督のいる鎮守府の所属とする」

大和「え…!?し、しかしそれでは本営の守備が…」

元帥「ここの艦娘たちが信用できないかね?」

大和「いえ…、そういうわけでは」

元帥「いいな?提督」

提督「は、ご命令とあらば」

元帥「本営の守備なんて各鎮守府、泊地がしっかり機能していれば案外退屈なもんさ。どうせ前線に出るなら派手なところがいいだろう?」

大和「…ありがとう、ございます」ホロリ

今日はここまでです。
明日も書きます!!(血涙)

提督「さて、大和。俺たちはそろそろ帰るとするか。」

大和「そうですね。それでは…元帥殿、本営のことはよろしくお願いします」

元帥「あぁ、心配するな。武蔵にもよろしくな」

大和「かしこまりました」

提督「ではまたいずれ。元帥殿」

元帥「ぐっ、お前に言われると引っかかるな…。まぁでも、慣れねばなるまいな」

提督「はは、さすがだな。ところで元帥殿のとこの嫁はどうされた?」

元帥「ん?陸奥か?あいつは今本営就き艦娘の今後の配置について大淀たちと協議中だ」

提督「さすがはむっちゃんだな。これなら大和も安心だな」

大和「えぇ、そうですね」

コンコン

元帥「入れ」

陸奥「失礼します。あら、提督さん。お帰りですか?」

提督「あぁ、これからこいつのお守りで大変だろうが、よろしく頼むよ」

陸奥「まぁ!うちの人はやることはきちんとやる方ですよ!」プンスコ

提督「お、おぅ。元帥殿、怒られちまったよ」タハハ

大和「陸奥さん、これから元帥秘書艦として大変でしょうけど頑張ってくださいね」

陸奥「大和さんもお疲れさまでした。これからまた戦地での苦労もあるでしょうけどわからないことは相談させてね」

大和「えぇ、私でよければ。…陸奥さん、何事も組織の長とは他人には言えぬ苦労があるもの。そこを陰から支えることこそが一番重要だと思います。頑張ってくださいね」

陸奥「えぇ、ありがとう」

元帥「…」

提督「…」

~ 鎮守府 ~

提督「んだぁ~、着いたぁ!なんであの軍用車ってのはあぁも乗り心地が悪いのかね。ケツが割れちまったよ」

大和「もともと割れてるではありませんか」クスクス

提督「見たことあんのか?」

大和「え…?」タジ

提督「俺のケツを見たことあるのかと聞いている」

大和「いえ…それは、その…」タジタジ

武蔵「大和!?」

提督「ん?」

大和「む、武蔵!!」タスカッタ

武蔵「どうしてお前がここにいるんだ!?」

大和「え~っと…、いろいろあってね?今日からこちらでお世話に…なり、ます」

武蔵「そ、そうなのか?本当か?提督よ!」

提督「あぁ、あのジイサンからの遺言だからな。『ワシに何かあったら大和を頼む』と」

大和「っ…!」ピクッ

武蔵「そうか…大和、歓迎すr、大和?泣いているのか?」

大和「ご、ごめんなさい。あの人がそんなことを…。愛されていたんだなぁって…」ヒッグ

武蔵「大和…」

提督「…武蔵。今日の今日に部屋を用意するのは難しいだろう。戦艦二人では狭いかもしれんが姉妹水入らずで過ごすといい」

武蔵「あぁ、すまない。さぁ、大和行こう」

大和「えぇ…、提督、本当にありがとうございます」

提督「あぁ、構わんさ。ゆっくり休めよ。俺は執務室にいる。何か用があったら声を掛けろ」

今日はここまでです。
相変わらず短いですねぇ~。
また書きます

申し訳ない、明日書きます

~ 武蔵 私室 ~


武蔵「どうだ?落ち着いたか?」

大和「えぇ、もう大丈夫よ。ありがとう」

武蔵「まぁ、しばらくは慣れないこともあるだろうが、ここの連中はいいやつばかりだ。じきに慣れるさ」

大和「えぇ、それにしても…」ミワタシ

武蔵「ん?どうした?この部屋がどうかしたか?」

大和「なんというか…イケメンな部屋ねぇ、家具のチョイスとか。実に武蔵らしいわね」

武蔵「部屋がイケメンというのはよくわからんが、あまりゴチャゴチャ物を置くのが好きじゃないだけさ」コーヒードゾ

大和「ふふ…、ねぇ武蔵?前にも聞いたけれど提督のことはどう思っているの?」

武蔵「…これこそ前にも言ったが私にはよくわからないよ。好きか嫌いかで言えば好いてはいるんだろうが、それがどういう形の感情か、自分でもはっきりしない」

大和「そうね…」

武蔵「あの優しい男のことだから仮にこちらの気持ちを表に出したとして奴にその気がなければそれこそ思い悩むに違いないしな」

大和「そう、そうね…」

武蔵「あぁ…」

青葉「…」

大和「…」

武蔵「…」

大和・武蔵「!?」

武蔵「あ、あ、青葉!!お、まえ、お前!!いつから!?」

青葉「え?最初からですけど」

大和「どこに!?」

青葉「天井裏に」

武蔵「な、なるほどな。しかし聞かれたからには仕方がない」

青葉「恐縮です!!で?提督のどこから攻めるんです?」wktk

武蔵「一式に括り付けて射出するか…」

青葉「物騒ですね!?」ガビーン

大和「まぁまぁ…でも確かにあちらからのアプローチを待っても難しそうではありますね」

青葉「そうでしょう!?どうしましょう!?ね!?どうしましょう!?」

武蔵「お、おい、大和。あまりこいつをその気にさせるな。ロクなことにならんぞ。それにあのケッ、ケッコンってものはどうしても艦娘側からすれば受け身になるんだろう?こちらがどうこうしたってどうにもならんだろう」

大和「あら、そんなことはないわ。私はあの人にはっきり申し上げたもの『その指輪は私のものですよね?』って」

武蔵・青葉「ソウナンデスネェ…」

武蔵「ま、まぁそうであったとしてもこの武蔵も一応のところ女である自覚はある。あまりがっつくのも、は、はしたないではないか…」///

大和「そんな悠長なこと言ってていいのかしら?あの美声の持ち主だもの、この女性に囲まれた環境のなかでは何が起こるか分からないわよ?」クスクス

青葉「それは一理ありますねぇ」

武蔵「ぐぬぬ…」

青葉「駆逐艦の子たちはまぁ、いいとして軽巡の子たちもイイ反応する子が出てきてるみたいですよ?」

大和「そうなんですか?」

青葉「私たちは警戒しますし気を張りますから何とかなりますが今まで何ともなかった彼の声の魅力に徐々に気づき始めるとなると…一番危ないのは軽巡の子たちかもしれませんねぇ」

今日はこれまでです。また書きます、ありがとう

ドア「コンコン」

武蔵「空いてるぞ」

鳳翔「失礼します。武蔵秘書官?あら、大和さんに青葉さんまで。みなさんそんな真剣な面持ちでどうされました?」

大和「いえ、提督のことで少しお話を」

武蔵「お、おい。大和…」

鳳翔「あら、いいですねぇ。私も参加させてもらおうかしら」フフ

武蔵「ほ、鳳翔まで…」

青葉「あのですね!いかにして武蔵さんと提督をくっつけるかについての話をですね!!」

鳳翔「あら、それはいいですねぇ」フフ

大和「あまりに武蔵が奥手だから軽巡の子たちに取られてもしりませんよって話をですね」

鳳翔「なるほど…、それならば気を付けるべきは駆逐艦の子たちじゃないかしら」

武蔵「まさか…、あんな幼い子たちがか?」

鳳翔「あら、彼女たちも女の子ですもの。乙女心はしっかり持ち合わせていますよ」

大和「何か心当たりでも?」

鳳翔「私は出撃がない日は基本的に朝からお夕飯までは食堂に、夜はお店のほうにいることが多いんですけれど」

鳳翔「あぁいうポジションにいるといろんな人からいろんな話を聞きますからねぇ」

青葉「そうなんですか!?特に警戒すべきは誰ですか!?」

鳳翔「あらあら青葉さん。自他ともに認める情報通の貴女が無償で他人から情報を引き出すおつもりなのかしら?」クスクス

青葉・武蔵「アッ…」

大和「?」

武蔵「…条件はなんだ」

鳳翔「さすがは秘書艦、話が早くて助かるわぁ。実は来週の食材仕入れ予算の件なんだけど新メニュー開発のために3割ほど増して欲しいんです」モジモジ///

大和「…(黒いのか可愛いのか)」

武蔵「わ、分かった。提督には私から進言しよう」

鳳翔「本当に!?助かるわぁ!」ヤッタァ

青葉「で!?誰がいい感じなんです!?」

鳳翔「そうねぇ、正直なとこ言って誰が特別というわけでもなんですよねぇ…。軽巡の子たちはもう結構前から提督のこと意識してる子はいたみたいですし…」

武蔵「そ、そうなのか…」

鳳翔「そうねぇ、強いて言うなら…」

~ 中庭 ~

提督「おーい、敷波~」

敷波「っ!!」ビクッ

提督「あれ?聞こえなかったか?しぃ~きぃ~なぁ~みぃ~~」

敷波「な、なに?」///

提督「ん?いや、見かけたから声かけてみた」

敷波「用がないなら呼び止めないでよ、私だって忙しいんだから…」////

提督「そ、そうか…」シュン↓

敷波「あっ、別に…嫌じゃ…ないんだけどさ…」/////

提督「…」ニヤニヤ

敷波「あっ!またからかって!もう!知らないんだからねっ!ばぁ~か!」ダッシュ

提督「敷波は反応が面白いな」ニヨニヨ

本当に遅筆で申し訳ない

軽巡で話を書くのが苦しかったので駆逐にシフトしたらこの見事な放置っぷりですよw

しばふ艦で好きな敷波ちゃんで書こうと思います。
続きはまた後日

~ 武蔵 私室 ~

鳳翔「という感じで敷波ちゃんは何かしら意識はしてるようね」

武蔵「そうなのか…敷波が。思いもよらないところだな…」

青葉「まだまだ幼いばかりだと思ってましたからねぇ」

大和「…」

鳳翔「みなさん着実に成長してますからね」

青葉「ここはやはりうかうかしてられませんよ!!武蔵さん!!」

武蔵「あ、あぁそうだな…。ん?大和、どうかしたか?」

大和「あ、あぁ、いえ。」

武蔵「なんだ?言いたいことは言ってくれ、たった二人の姉妹じゃないか」

大和「え、えぇじゃあ。武蔵、やっぱり提督のこと好きなのね?」

鳳翔・青葉「…」

武蔵「え!?あ、いや、な、なぜだ!?そんなことは一言も…」

大和「だって今の会話の内容…、もう確定じゃない」

武蔵「」

鳳翔「わ、私はこの辺で…お夕飯の支度がありますので」ソソクサ

青葉「青葉もこの辺で!!新しいネタを探さなければなりませんので!!」ソソクサ

大和「…」

武蔵「…ま、まぁ。ソウナルナ」マッカ

~ 翌日 提督室 ~

提督「ぐあぁ~、もうすぐ今日の執務も終わりどぅあ~」ノビー

武蔵「あぁ、お疲れさま。そういえば明日の弾着観測射撃の強化訓練はどうするのだ?」

提督「あ、やべぇ忘れてた。実は山城の艤装に不具合が出てな。明日は日向を連れて指導してくれ」

武蔵「そうなのか?それは構わんが、扶桑は?」

提督「扶桑だけ先にやっちまうと山城単独になるから後々のこと考えてな」

武蔵「なるほど、了解だ」

提督「あ、それからすぐそこの演習場でやるとここに近すぎるから少々沖に出てやってくれ」

武蔵「了解だ。護衛艦は?」

提督「んーそうだな。瑞鳳、電、敷波、あとは阿武隈に大発引っ張らせて実弾も持ってっとけ。何があるかわからんからな」

武蔵「敷波…」ピクッ

提督「ん?どうした?何か問題か?」

武蔵「あ、いや!なんでも、ない」アセアセ

提督「ん。そうか?じゃあ通達も任せるぞ」

武蔵「承知した」

提督「さて、今日はこのくらいでやめとくか。あ、そうだ。部屋に戻ったら大和をこちらによこしてくれるか?」

武蔵「大和を?あぁ、伝えよう。何かあったのか?」

提督「大淀と明石に頼んでおいたんだが大和の部屋が明日か明後日には入居可能になるらしいのでな」

武蔵「そうか、すまないな。姉のために、恩に着る」

提督「礼を言われる程のことでもないさ。お前の姉であのジイさんの奥方だ、とにかく頼むぞ」

武蔵「了解だ」

~ 執務室 ~

ドア「コンコン」

提督「空いてるぞ」

大和「失礼します、お呼びでしょうか」

提督「おぉ、大和か。お前の私室が明日、明後日中には完成するとのことらしいのでな窮屈な思いをさせて申し訳なかったな」

大和「いえ、何から何までありがとうございます」

提督「お前もウチの所属だからな、気にすることはないさ。ところで別件で相談があるのだがいいか?」

大和「提督が相談だなんて珍しいですね、私で良ければお聞きしましょう」ニコニコ

提督「…実はだな、ケッコンカッコカリについてなんだが。」

大和「え?」

提督「いや、だからな。ケッコンカッコカリについてなんだが」

大和「なんです?」ヨクキコエマセン

提督「ケッコンだよ!ケッコン!ケッコンカッコカリだ!」

大和「あぁ、それがどうかされました?」ニコニコ

提督「ぐっ…、実はお前には話しておこうと思ってな」

大和「はい」ニコニコ

提督「…武蔵を俺にくれないだろうか」

大和「いいですよ」ニコニコ

提督「…」ドキドキ

大和「…」ニコニコ

提督「…えっ?」

大和「なんです?」キョトン

提督「そんな簡単なもんなの?」

大和「練度も問題ないですし、いいと思いますよ?」ニコニコ

提督「あ、あぁ…」

大和「…あの子のこと、よろしくお願いしますね」フカブカ

提督「あぁ…」

大和「そしていつかこの戦いが終わる時がきたら、本当のお嫁さんにしてあげてくださいね」

提督「俺は良くてもそれこそ本人の意思とか…」

大和「本気で言ってます?」

提督「うっ…わかってるよ。」

大和「ならよし!です!」フフ

~ 翌日 海上 ~


武蔵「敷波~!次はA~C点、G点、I~L点まで標的設置を頼む~」

敷波「う~い」セッセセッセ

日向「そろそろ上がらないか?」グダー

武蔵「ん~、そうだな。では次でラストにするか」

日向「よし、いいぞ。瑞雲をやろう」ホイ

武蔵「いらん。次!いくz」

瑞鳳「ちょっとまって!!」

武蔵「…どうした」

瑞鳳「彩雲から…敵軽巡が2隻こちらに向かってきます」

武蔵「軽巡2隻のみというのは考えづらいな」

日向「おそらく潜水艦がいるだろう、それなりの数な」

武蔵「だろうな。電、提督につなげるか?」

電「了解なのです」

~ 通信中 ~

武蔵「…了解だ。ではな」プツン

日向「撤退か?」

武蔵「あぁ、訓練も十分だ、問題ないだろう。瑞鳳、帰路側の偵察を」

瑞鳳「了解。…!?雷跡!!敷波ちゃん!!」

敷波「え…?」

日向「何!?回避!!」

武蔵「くっ…!!」

電「武蔵さんっ!!」

敷波「っ~…あえ?」

武蔵「ぐっ、間一髪といったところだな」大破

日向「くっ、少々のんびりし過ぎたか…、阿武隈!実弾を!撤退するぞ!」

阿武隈「ふわっ!?ふぁい!」アセアセ

電「敷波ちゃん!ちょっと武蔵さんをお願いするのです!私は司令官さんに援軍を要請するのです!」

敷波「うぅうわ、ぅわかった!」

日向「瑞鳳、敵艦隊の状況は」

瑞鳳「軽巡2と潜水艦が…3隻。他は見当たりません」

電「支援の艦隊が3分で母港を出られるそうです」

日向「よし、武蔵、敷波を中心に輪形に組み直し警戒しながら徐々に下がるぞ」

瑞鳳「背後に敵影なし、以降は後方の索敵及び警戒に集中するから他のことは任せます」

日向「了解した。よし、殿は私が引き受けた。前方は任せるぞ」

阿武隈「了解っ」フンスッ

電「なのですっ」フンスッ

日向「武蔵、このまま徐々に下がるぞ。いけるか?」

武蔵「…っはぁ、あぁ。すまない。…?なんだ?敷波、泣いているのか?」

敷波「んだって…、私を、庇ったせいで…武蔵さんが」ヘウヘウ

武蔵「しょうがないな…私は大和型だぞ?そう簡単に沈みはしない」

日向「その姿ではあまり説得力がないな。そんなことより喋るな、傷に障るぞ」

武蔵「さすがは伊勢型だ、いざというときは頼りに、なる…な」ガクッ

敷波「武蔵さん!?あぅあぅ」ヘチョーン

日向「言わんことじゃない!電!前は任せるぞ!阿武隈!敷波のフォローを!」

阿武隈「ヘァッ!?りょーかい!」ワタワタ

瑞鳳「敵軽巡2隻撃沈確認。オリョール帰りの58の部隊ね」

電「あっ!龍田さん達の艦隊も見えたのです!対潜装備モリモリなのです!」

日向「ふぅ、何とか凌いだな。敷波、変わろう」

敷波「大丈夫!!母港までは、私が…」プルプル

日向「そうか、じゃあ阿武隈も引き続き頼むぞ」

阿武隈「り、了解…」プルプル

今日はここまでかな?
なかなか更新できずすみません。待っていただいてる方もいらっしゃるのに。
精進します。

~ 母港 帰還ドッグ ~

敷波「武蔵さぁん、武蔵さぁん?」エグエグ

日向「大丈夫だ、気を失っているだけだ」

明石「あとは引き受けるわね?みなさんお疲れさま」

提督「おいっ!お前ら無事かっ!?」バタバタ

敷波「あっ…、し、司令官…。ご、ごめん、なさい…」

提督「無事なんだな!?」

敷波「え、あ、うん…。私のせいで武蔵さんが…」

提督「武蔵には明石がついてる、心配するな」

日向「私は無事だぞ」ドヤァ

提督「おぅ、知ってる」サラッ

日向「…」

提督「そんな顔するな、冗談だ」

瑞鳳「私がいながら、ごめんなさい…」

提督「誰のせいでもないから皆気にするな、出撃組は入渠後よく休めー、58達もよく機転を利かせてくれたな、助かったよ」

58「間宮チケットを要求するでち!!」フンス

提督「おう、潜水艦たちと龍田の部隊、それから今日の訓練組は俺のツケで間宮行ってこい!」

夕張「提督、ちょっと」

提督「おう、じゃあ日向、後は頼んだぞ!」ドタバタ

~ 工廠内 特別入渠室 ~

提督「…なるほど」

明石「おそらく一時的なものだとは思うのですが…、自分が戦艦武蔵であること、深海棲艦と戦っていることなどは憶えているようなのですが…僚艦としての仲間の記憶やその他の記憶に障害が出ているようです」

武蔵(入渠中)「…」

提督「会話は可能か?」

明石「おそらくは、ただし提督に関する記憶も欠落しているようですので」

提督「あぁ、わかっているよ」

明石「それでは私が先に声をかけてきますね」ガチャ

明石(入渠室内)「…、…。」

武蔵(入渠中)「…」チラ

提督「…」

武蔵(入渠中)「…」ケイレイ

提督「っ・・・!!」ヘンレイ

明石「提督、どうぞ」ガチャ

提督「あぁ…二人で話ができるか?」

明石「…ガラス越しに外にはいますよ?それでよろしければ」

提督「あぁ、すまんな」

武蔵「見苦しい姿ですまないな、戦艦武蔵だ、よろしく頼む」

提督「…」コクリ

武蔵「どうやら、私には本来あるべき記憶がないらしい。明石がいうのだから間違いあるまい」

提督「…」コクリ

武蔵「提督のことも、…すまない、思い出せないんだ」

提督「…」コクリ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年05月16日 (土) 11:26:06   ID: i2VMpJ8K

なんか打ち切りっぽい

2 :  SS好きの774さん   2015年05月16日 (土) 20:19:34   ID: i2VMpJ8K

なんか新シリーズっぽい

3 :  SS好きの774さん   2015年05月30日 (土) 01:47:55   ID: GP7huBXD

グソを確保ォォォォ!!

4 :  SS好きの774さん   2015年08月14日 (金) 18:23:10   ID: 3EAdrryi

普通に喋ってて草

5 :  SS好きの774さん   2015年11月01日 (日) 20:25:54   ID: s_mx6OGW

更新キタ!

6 :  SS好きの774さん   2016年02月23日 (火) 21:40:30   ID: XH1mLY8R

待ってますよ~

7 :  SS好きの774さん   2016年04月08日 (金) 16:52:45   ID: 9ILdSMf_

途中から普通に喋っちゃってるな

8 :  SS好きの774さん   2016年04月11日 (月) 21:29:39   ID: -WIxJ52u

だから喋んなって

9 :  SS好きの774さん   2017年09月05日 (火) 21:44:10   ID: x09JL20y

喋ってても良いので続きがみたいです。

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