女「………」仔犬「………」(33)

女「犬………」

仔犬「わんっ」

「大切にしてあげて下さい」

女「捨て犬………?」

仔犬「わふぅ」

女「………」スタスタ

仔犬「………」トコトコ

女「………」ピタックルッ

仔犬「へっへっ」フリフリッ

女「………」ヒョイッ

仔犬「わふっ?」ポトンッ

女「付いて来ちゃ、め」

女「………」スタスタ

仔犬「わふっ」トコトコ

女「………」ピタックルッ

仔犬「へっへっ」フリフリッ

女「………」タッタッ

仔犬「わんわんっ」トコトコトコ

女「………」タッタッタッ

仔犬「わんわんっ!」トコトコトコトコトコトコトコトコ

女「………」ピタックルッ

仔犬「へっへっへっ」ゼェ…ゼェ…

女「………」ヒョイッ

仔犬「わふっ?」ポトンッ

女「キミ、足遅い…。頭、乗って…」

ぐぅ~ぎゅるるるぅ~

女「………」

仔犬「………」

女「私じゃない…」

仔犬「わんっ」グゥ…

女「犯人はキミだ…」ビシッ

仔犬「わふぅ」

女「今、マーブルチョコしか持ってない…」ポンッカラカラッ

仔犬「わふぅ?」クンクンッ

女「………食べる?」スッ

がしっ

女「ふぇっ?」

男「………」グッ

女「ふぇぇ…」フルフル…

男「………めっ」

男「犬にチョコ上げちゃ、めっ…」

女「………何で?」キョトンッ

男「よく分かんないけど、犬には毒だって…」

女「でもこの子、お腹空いてる…」

仔犬「くぅ~ん…」ギュルギュルギュルゥゥゥゥウ

男「ミルク…上げよ?」

女「ミルク…?」

男「うん、ミルク…」

女「ん…」ハラリッ

仔犬「わふっ」ペロペロッ

女「ひゃうっ…」ピクンッ

仔犬「わふぅ…?」チュウチュウ

女「………ミルク、出ない」

男「………大人の女の人じゃなきゃ、出ないよ…?」

女「ふぅん…?」

男「そんな事もしらないの…?」キョトンッ

女「キミ、何かナマイキ…。私、キミより一年上だよ…?キミよりお姉さんなんだよ…?」ムスッ

男「僕よりチビ…」

女「むぅ…」プクー

男「家から牛乳取って来る…」タッタッ

女「取ってきて…」

仔犬「へっへっ」

女「もう少し、待ってて…」ナデナデ

仔犬「わんっ」

――――
――
仔犬「わふっ」ピチャピチャッ

女「おいしい…?」ナデナデ

仔犬「わんっ」

女「ふふっ…」

男「この子、飼うの…?」

女「きっとあそこにずっと置いてたら、悪いおじさんたちに食べられちゃう…」

男「それはダメ…」

女「だからウチで飼う…」

男「僕も様子見に行っていい…?」

女「うん…」

学校

女「男、男…」クイッ

男「何…?」

女「この子、一時間預かって…」パカッ

仔犬「わんっ!」ヒョコッ

男「………学校に犬連れて来ちゃ、めっ」

女「私の家、お父さん、お母さん、仕事でいない…」

女「私、一時間目、体育だから一緒に居られない…」シュンッ

男「………動物小屋に入れて来たら?」

女「一回、置いて来た…」

男「それで…?」

女「食べられそうになってた…」ガクブル…

仔犬「くぅ~ん…」ガクブル…

男「………分かった、預かる」

男「一時間目は算数…」ゴソゴソ

男「ここで大人しくしてて…」

仔犬「わんっ!」

男「めっ…」シー

仔犬「わふぅ…」シー

「先生が来たぞー」

先生「やっほー!良い子の皆ぁ、元気かなー?」ガラガラ

先生「今日も元気にお勉強だぜー!」オー

男「………相変わらずうるさい」

先生「男ちゃん、ヒドッ!」ガビーンッ

男「………」カキカキ

仔犬「くぁ~」

男「しっ…」

先生「………それじゃあ、この問題解ける子は居る―?」

先生「じゃあ、男ちゃーん!黒板に来てこの問題解いてみー!」ビシッ

男「えー…」ガタッ

男「大人しくしてて…」

仔犬「わふぅ」コクンッ

先生「速くかもーんっ!」

男「分かったよ…」スタスタ

仔犬「わんっ」ピョンットコトコ

男「………これで良い?」カキカキ

先生「うんうんっ、イイねェ。流石は男ちゃん!」

先生「じゃあご褒美ねェ~」ナデナデ

男「………///」テレッ

先生「さらにおっぱい~♪」ムニュゥゥ

男「~~~~///」フガフガ

「ああー!イイなぁー!ズルいー!」

先生「キミ達に良い事を教えてあげよう!私はキミ達の先生である以前に男ちゃんのお姉さんなのである!」

姉「であるからして、カワイイ弟が良く出来た時のご褒美にナデナデとおっぱいをするのは私の義務なのである!」

「ええー!」

男「………姉ちゃん、もう良い?」

姉「うん、満足したぜ!」ニカッ

仔犬「わふぅ」トコトコ

男「毎回毎回、アレされると息が止まりそうになる…」ゴソゴソ

男「………アレ?」

男「………仔犬?どこ…?」ゴソゴソ

男「………」サァー

女「体育終わった…。男、仔犬…」

男「………」

女「男、仔犬…」

男「わんっ!」

女「………仔犬」

男「くぅ~ん…」スリスリ

女「………こ・い・ぬ」

男「………ごめん」

女「ふぇ…?」

女「ふぇぇ…」グスッ…グスッ…

男「ごめん、女…」

女「男のばかぁ…!一回ちねぇ…!」ポカポカッ

男「あうぅ…」

女「五円玉、六枚あげるから、三途の川でおばあちゃんに渡してこいぃ…!」

男「女、仔犬探そ…?」

女「もう体育の先生に食べられちゃってるよぉ…」グスンッ

男「どうしよう…」シュンッ

姉「あれまぁ、二人してどおしたのかなぁ?」

仔犬「わんっ!」

女「ふぇぇ…?」

男「ね…姉ちゃん…!」

姉「お探し物はこの子かなぁ?」プラーンップラーンッ

仔犬「わふぅ」

女「こいぬぅ~~!」ガバッ

仔犬「きゃんっ」

女「よがっだぁ~!たべられてなかっだぁ~!」エグッ…エグッ…

男「姉ちゃん、どこで仔犬を…」

姉「授業の後、おっぱいに飛びついて来た」ムニュゥゥ

仔犬「わふぅ…」スリスリ

女「おのれ、巨乳…」

姉「ダメじゃない、学校に仔犬連れ込んじゃ」

男「ごめんなさい…」シュンッ

女「次気を付けるから、仔犬を返して…」

姉「おっと、タダでは返せんなぁ~」プラーンップラーンッ

女「犬質…」

男「条件は何…?」

姉「私にもこの子の世話させてぇ~♪」

女「えっ…?」

男「そんなこ事でイイの…?」

姉「だってだってぇ~!柴犬の子供なんてもふもふころころしててメチャクチャカワイイじゃない~!」

姉「私も男ちゃん達と一緒にお世話したぁ~い!」

女「出来るの、お世話…?」

姉「失礼だなぁ。私を誰だと思ってるの!?」

女「憎むべき巨乳…」

男「ヘンタイな姉…」

女「ブラコン…」

男「痴女女教師…」

姉「ヒドッ!」ガビーンッ

男「事実…」

姉「私は両親が他界して女手一人で男ちゃんを育て、今や生徒から大人気の美人巨乳女教師よ!」

姉「そんな私が子犬の一匹や二匹、育てるなんて訳なーい!」ビシッ!

女「むぅ…」プクー

男「女、姉ちゃんも混ぜて良い…?」

女「男が言うならイイよ…?」

姉「やっりぃー!」グッ

女「なんだか心配…」

男「仔犬が突然変異起こしたらどうしよう…」

仔犬「わふぅ?」

女「早く仔犬連れて教室戻ろ…」クイッ

男「うん…」

姉「おっ、ちょーっと待った!この子は今日私が預かりまーす!」ガシッ

仔犬「きゃんっ」

女「何で…?」

姉「一応私も教師の端くれだしね、それぐらいのケジメはつけなきゃ!」

男「教師の端くれが身内びいきもどうかと思う…」

姉「何も聞こえなーい!後、キミ達のもお仕置きしなきゃ」

女「えー…」

男「許してくれたんじゃないの…?」

姉「一応他の先生にゃ黙っとくけどねェ、お仕置きぐらいしなきゃぁ~♪」

姉「二人ともぉ~♪今晩私のお部屋にいらっしゃ~い♪たぁっぷり、お仕置きしてアゲル♪」ジュルリッ…

男・女「………」ガクブル…

仔犬「わんっ!」

ーーーー
ーー
女「夜まで姉先生に着せ替え人形にされた…」グッタリ

男「女はまだマシ…。僕なんて女が帰った後…」ゲッソリ…

姉「おっと、それ以上は言っちゃ、めっ」

女「?」キョトンッ

仔犬「くあ~」

男「………頭、重くないの?」

女「少し重い…」

男「じゃあ歩かせればいい…」

女「めっ…。この子、足遅い…」

姉「まだまだ仔犬だからねぇ。コンパスが短いのよ。なんだったら、私が持とうか?おっぱいで挟んで」

女「………やだ」

男「………変態」

姉「やだなー!冗談だって、冗談!」

子犬「けっ」チッ

女「あっ…」

仔犬「わふっ!?」ビクッ

おばさん「あらあら、家族でお散歩?カワイイわね」

チワワ「わんっ!」

仔犬「くぅ~ん…」ガクブル…

姉「そうなんですよ!くァァイイですよね、ウチの子!」ムギュゥゥ

男「違う…。仔犬の事…」

女「この子、カワイイ…?」

おばさん「エエ、カワイイわねぇ。ウチの子とも仲良くしてあげてね?」

チワワ「わんっ!」フリフリッ

仔犬「くぅ~ん…」ガクガクブルブル…

おばさん「お嬢さんもお兄ちゃんとお母さんと一緒に散歩出来て良かったねぇ」

女「お兄ちゃ…ん…?」ピクッ

姉「お母…さ…ん……?」ピクッ

男「仔犬に友達出来て良かった…。アレ…?」

女「お兄…ちゃん…?私の方が…年上なのに…」プルプル…

姉「お母さんって…私、まだ20代…。お姉ちゃんなのにぃ…」プルプル…

仔犬「くぅ~ん…」ガクガクブルブル…

女「仔犬、震えすぎ…」ポタッ…ポタッ…

男「女は汗かきすぎ…」

女「汗…?」ダラダラダラ…

仔犬「わふぅ…」ジョロジョロロォォォォ

姉「あ」

男「あ」

女「ふぇぇ…」ワナワナ…

仔犬「わんっ!」スッキリ

ちゃぽーんっ

姉「じゃあ、ゆっくり浸かっててね!」ガラガラッ

女「うん、アリガト…」

仔犬「わんっ」

女「さっきはよくもやってくれたな…」ムッ

仔犬「わふぅ?」キョトンッ

女「お仕置き…」ワシャワシャ

仔犬「きゃんきゃんっ!」ギャァァァァアア

女「逃げてもめっ…」ジャアァァァァ

仔犬「くぅ~ん…」ベター

女「………誰?」

仔犬「わふぅ!」ブルブルブル

女「きゃっ…やったな…!」パシャパシャッ

仔犬「きゃんきゃんっ!」パシャパシャッ

がらがらっ

男「………アレ?」

女「ふぇ…?」

仔犬「わん」

ドゴォォォッ!

男「あうっ…」コテッ

女「何で…?お…男がぁ…!?」フルフル

男「だ…だって姉ちゃんが誰も入ってないから入っておいでって…」アセアセ…

女「見られた…私のないすばでーがぁ…」

男「ないすばでー………?」キョトンッ

女「うるさい…!一回ちねぇ…!」ポカポカッ

男「イタイ…」

仔犬「わふっ」

姉「ふふふっ…」パシャッ

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