幼「私の寿命あと1か月だから」 (15)

男「・・・は?」

急だった。それはあまりにも急で、反応するまで5秒以上はかかった。

幼「だーかーらww私あと1か月で死ぬんだってばww」

男「冗談・・・だろ?」

信じたくなかった。というか信じることができなかった。

幼「嘘じゃないってwwこれマジだからww」

幼はいつも俺をからかってくる。嘘をついてはケタケタ笑う。

男「は・・は?だってお前元気じゃん」

幼「いついおっかなーって思ってたんだよww」

幼とは幼稚園のころから一緒で、いわば喧嘩友達のような存在。

でも最近は俺は幼に対する感情がかわりつつあった。

そんな幼が・・・あと一か月?

男「い、いいからさ、今日はエイプリルフールじゃないだろ?」

幼「だからマジだっt 男「うるさい!」 え!」

男「そ、そんな冗談ききたくねぇよ!」タッタッタッタ

幼「あ・・・本当なんだよなぁ・・・」

信じたくなかった。これは嘘だと、そう思い込んだ。いや、そう思うこむしかなかった。

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次の日

友「よっす男おはー」

男「・・・おはよう」

友「どーした?」

男「・・・いや」

幼「あっ、友おはよ!」

友「おはー」

幼「男もおはよう!」

男「・・・」プイッ

友「お、おい、どうしたん?」

幼「あははーwwちょっと昨日ありましてねww」

男「お前が急に寿命1か月とかいうから!」

友「!・・男、それは」

幼「友、いいんだよ」

友「でも・・・」

幼「男!実は昨日のやつ・・嘘でしたぁー!!」

男「・・・や、やっぱりな!わかってたっつーの!」

幼「騙されなかったかーww」

男「お詫びとして今日ゲーセン付き合えよ」

幼「おっけーww」

友「(幼の奴・・・)」


放課後

男「おっしゃー学校終わったー!!じゃあ幼いくぞ!」

幼「あ、ちょ、ちょっとまって」

男「おいおいなんでだよ」

幼「と、トイレだよいわせんなっ!」

男「はははwwお前がトイレって言っても何も思わねぇよww」

幼「うるせー!先待ってろww」

男「りょーかい!」

幼「・・・行ったか」

幼「・・・」カチッ

幼「すぅーはぁー・・・すぅーはぁー」

幼「・・・もう少しか」


幼「男まったー?」

男「全然待ってねーよwwじゃ、いくぞ」

幼「おっけーww」

ゲーセン

男「くっそ、幼また一段と腕あげたな」ガチャガチャ

幼「ねぇ、男」ガチャガチャ

男「あぁ?なんだよ?」ガチャガチャ

幼「もし・・・もし私が」ガチャガチャ

男「え?なんだって?周りうるさくて聞こえねぇよ!」ガチャガチャ

幼「・・・なんでもねぇよばーかww」

男「な、て、てめぇ!」

男「ふぃー・・遊び疲れたわー・・・おい、幼大丈夫か?顔色悪いぞ?」

幼「だ、だいじょwwちょっと遊びすぎただけwじゃあもう帰るわww」

男「え、近所なんだしいっしょに」

幼「だいじょだいじょwwこの後用事あるからwwじゃ!」タッタッタッタ

男「あ!・・・いっちまった」

幼「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

幼「オ、オエエエェェエエエエエエ!!!!」

幼「・・・血混じってる・・・」

幼「・・・ふふっ。思いでいっぱい作らないとな・・・」

次の日

男「おっすー」

幼「おはー」

男「昨日用事まにあったか?」

幼「う、うんうんwwあぶなかったわww」

男「そっかww最初に言っといてくれよww」

幼「ごめんごめんww」

友「おはー」

男・幼「おはよっす」

友「いいハミングだww」

幼「それほどでもww」

幼「あ、そうだ、男。今週の日曜日空いてる?」

男「空いてるぞ。なにかあんのか?」

幼「いや、ちょっと出かけようかなーって」

友「俺は蚊帳の外ですか・・・」

男「いいけど・・・めんどくせーなーww」

幼「そ、そんなこと言わずにさ。な?」

男「わかったよwwいこうww」


日曜日

男「あいつおせーなー」

幼「ごめーん男!まったかー?」

男「おぉー・・・って鞄パンパンじゃんww」

幼「あ、いや、これはちょっとww」

男「まっいいやwwそんでどこいく?」

幼「いや、ちょっと・・・私たちが通ってた幼稚園とか小学校とかまわりたいなーって・・」

男「はぁ?!そんなことで俺誘ったのかよ!くそ、せっかくの休みが台無しだ」

幼「ご、ごめんって・・・でも、どうしてもまわりたいからさ」

男「ま、まぁいいよ」

幼稚園

男「なつかしーなーww」

幼「うっわwwこの遊具でよく遊んだわーww」

男「確かここからお前落ちたんだよなww」

幼「あれ痛かったわーww」

先生「・・あれ?幼ちゃんに男君じゃない!」

男「あ、先生!!」

幼「お久しぶりです!」

先生「こんなにおっきくなっちゃって・・・」

幼「あ、そうだ、先生すいません、ちょっと写真撮ってもらえませんか?」

先生「いいけど・・・どこで?」

幼「幼稚園をバックに・・・男も入って」

男「え、俺はいいよww」

幼「は、はやく!」

男「わ、わかったよ・・・」

幼「じゃ、じゃあピースね」

男「お、おう」

先生「じゃー撮るよ!ハイ、チーズ!」

パシャ

男「あー今日は疲れたわ~・・・お、おい幼大丈夫かよ」

幼「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・」

男「おい幼」

ばたっ

男「・・・おいっ!幼!どうしたっ!おきろっ!」

幼「・・・ごめ・・・ん・・・」

男「お、おいどうしたんだよ!」

幼「・・・わた・・・し・・・もう・・・無理みたい」

男「何言ってんだよ!」

幼「実はね・・・私・・・本当は寿命・・・あと一週間だったの・・・」

男「は・・・?だってあれは嘘だって」

幼「ふふっ・・・男はやっぱ鈍感だね・・・あれは本当だよ」

男「お、おい冗談はやめてくれよ!おい!なぁ!幼!」

男「・・・幼?」

男「おい・・・幼!幼!!」

男「幼おおおおおおぉおぉおおおお!!!!」

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男「っていう夢見たんだけど」

幼「勝手に私を殺すな」

END

糞ss失礼いたしました

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