カイト「握手会?」 遊馬「ああ!一緒に行こうぜ!」 (10)

カイト「誰のだ」

小鳥「AV女優のツァンさんよ」

カイト「握手も何も知り合いの握手会に普通は行くか?」

遊馬「でも人気AV女優だぜ!」

小鳥「それに10万人目は生パンツ貰えてそれにサインしてくれるって」

カイト「勝手に行ってろ」

遊馬「いいんだな?」

シャーク「ほっとけよ行こうぜ!」

璃緒「目指せ10万人目ですわ!」

カイト「・・・」

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カイト「さてと」

Ⅳ「何やってんだよ?」

Ⅴ「カイトは行かないのか?」

Ⅲ「握手会ですよ!」

カイト「俺は行かん」

Ⅳ「後悔すんぜ?」

カイト「どうだかな」

Ⅲ「どうしてカイトはそこまで?」

カイト「知り合いの握手会に行って意味はあるのか?」

Ⅴ「知り合いは知り合いでもAV女優だぞ」

Ⅳ「行かなきゃ損だぜ!」

カイト「プロのお前でもか」

Ⅳ「当たり前じゃねえか、絶対に後悔すんぜお前」

アリト「急げ急げ!」

ミザエル「何をやってるんだカイト!早く行かねばならんぞ!」

カイト「お前達もか・・・」

ドルべ「君は」

カイト「絶対に行かん」

ミザエル「カイトは硬派だから仕方があるまい」

ギラグ「突っ張ってるとロクな事ねえぞ?」

カイト「ここまで言われるのなら俺は死んでも行かん」

アリト「正気か?」

カイト「ああ」

ギラグ「行きたくなっても知らねえぞ。10万人目はパンツなんだからよ」

ドルべ「さあ急ごう」

ミザエル「もし私がパンツを貰ったら半分カイトに分けてやろう」

カイト「ただい・・・父さんもハルトも握手会か」

オービタルJr.「ピピピ」

カイト「オービタルとオボミもか」

オービタルJr.「ピピピ」

カイト「行きたければ好きにしろ」

オービタルJr.「ピピピ」

カイト「そうか」

ベクター「ジャンジャジャーン!」

カイト「いつの間に俺の家に」

ベクター「ちょっとな・・・それよりもこれ何なの?」

カイト「それは対ドン・サウザンド用に作ったミサイル・・・何も触ってないだろうな?」

ベクター「ここの赤いボタンなら触っちゃったけど?」

カイト「貴様!」

カイト「何の用で俺の家に来たか知らんが貴様は相変わらず余計な事ばかりを」

ベクター「悪りい悪りい・・・だって暇じゃねえか?」

カイト「チッ、ミザエルの言う通りどうしようも無くイタズラ好きだな。お前は握手会は」

ベクター「早く行っても意味はねえだろ?だから暇潰しにお前をからかに来たのよ!」

カイト「だからって他人の家で」

ベクター「俺って良かれと思ってついベタベタ触っちまうんだよなァ~!どうよミサイルは?」

カイト「ダメだ。解除できん・・・このままじゃ発射してしまう」

ベクター「あらら~そいつは残念だな。まあ頑張れよ!これでライバルが一人減ったぜ!」

カイト「ライバルだと?」

ベクター「お前も握手会に行きかねねえからな。ほら飛び立とうとしてるぜ!」

カイト「こうなればミサイルに乗りながら解体するしかない。覚えておけよベクター」

ベクター「はいはい・・・じゃあね!」

カイト「空中で解体しそのまま安全なところに落ちる。難しい事では無い」

ツァン「あんたで99990人目ね」

遊馬「マジかよ!?あと少しだったのに!」

シャーク「お、おい・・・空見ろよ!」

小鳥「何よあれ!?」

璃緒「ミサイルですわ!」

ミザエル「しかも乗っているのはカイト・・・何をやっているんだ!?」

アリト「99995人目か・・・」

ドルべ「聞こえているかカイト!」

ツァン「何やってんだろ。あいつ・・・」

ベクター「よォ!入らせてもらうぜ?」

ギラグ「割り込みはやめろ!っつうかこねえじゃなかったのか!?」

ベクター「頭使えよ。俺で10万人目だろ?場所取りサンキューな」

ツァン「まあ、そうだけど・・・」

ボンボンボン

遊馬「カイトが落ちてくるぜ!」

シャーク「カイトオオオオオオオオオオオオオオ」

カイト「ハァ・・・ハァ・・・」

ベクター「」

カイト「解体は成功か」

遊馬「やっぱり来たじゃねえか!」

シャーク「素直じゃねえな」

Ⅴ「カイトで10万人目だぞ」

カイト「何だと?」

ツァン「まあこの子は気絶しちゃったしアンタにあげるよ。感謝しなさいよね」スルスル

カイト「・・・」

ツァン「・・・」サラサラ

ツァン「ほら僕のサイン入り生パンツ」

カイト「あ、ああ・・・」

遊馬「羨ましいぜカイト!」

小鳥「これを狙ってたのね!行かないフリして!」

シャーク「ったく油断も隙もねえなお前は」

ツァン「アンタって本当に賢いのね。ミサイルに乗りながら来るなんて」

カイト「まあ・・・貰っておいてやるか」

数日後

遊馬「俺の周りは馬鹿と変態しか居ねえのかよ」

小鳥「合わせるのも大変よね」









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