幼女P「ようかんがおいしかったからくいずをだすよ。」 (19)

今回はクイズです。知っていれば答えられるけど、知らなければまず判らない系です。

今回正解者無しの場合、貴音に答えさせる予定なので、貴音を含む全員が不正解なら、貴音の発言は無かったものとさせていただきます。
誰かが正解すれば、そのままです。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428766165

幼女P「ようかん、おいしー。春香ちゃんはようかんもつくれるんだね。」

春香「初めて作って見ましたけど、上手く出来て良かったです。真の入れてくれたお茶にも合っているしね。」

真「まだまだ雪歩の入れたものには及ばないけど、雪歩に習って頑張ってるんだ。」

幼女P「じゃあ、くいずをだすよ。」

はるまこ「はい?」

幼女P「ようかんをかんじでかくと、ひつじってじがはいるけど、なぜ?」

亜美「なんで、じゃあなのか判らないけど。」

真美「前回のイベントだね。」

千早「リベンジって言いたいのかしら?」

真美「そうとも言う。」



雪歩「そう言えば、羊羹って羊って漢字を使いますね。今まで不思議に思った事は無いけど。」

響「確かに不思議だなぁ。春香、羊羹の材料って何使うの?」

春香「私の作ったのは、あんこと砂糖と寒天だけど。」

響「材料に関係は無さそうだな。」

以下、キャラになりきって答えて下さい。

>>5-10

キャラ「羊羹って……複雑だから……」

ようかんマンに聞いてみたら?

雪歩「中国に羊の羹(あつもの)っていう羊の肝入りのお吸い物があるっていうのを聞いたことがあるけど…」

?「羊羹が何故羊なのか、よー考えてみましょ」

千早「羊羹だけに、よー考える……ぷふっ」

キャラ「羊羹って……複雑だから……」

楓「羊羹はよー噛んで食べましょう」

春香「楓さん、どうしてここに?それと小鳥さんは何かのモノマネですか?」

楓「GWの合同ライブの書類を届けに来たのよ。それと、小鳥さんのは、ΖΖガンダムのキャラ・スーンの真似だと思うわ。」

小鳥「KDK(急に電波が来たので)。それはともかく、楓さん、ありがとうございます。」

楓「いえいえ、それでは〜。」

雪歩「あ、お茶でも飲んで行かれませんか?」

楓「ごめんなさいね。お仕事に行く途中なのよ。また今度お願いするわね。」

雪歩「はい、それではまた今度。ありがとうございました。」

春香「さて、クイズの答えだけど、羊羹の色が羊のうんちと同じだか・・・あっ・・・//」

真美「はるるん、思った事そのまま口に出すのはやめた方が…。」

亜美「このままじゃ、シモネタアイドルになっちゃうよ。」

美希「春香はどうしてこうなっちゃったの?」

春香「ニア(のヮの;)」

響「シモネタ春香はほっといて、羊の唾液だか、胃だかの酵素で固めるチーズがあるらしいから、最初はそんな感じであんこを固めてたんじゃないか?」

雪歩「中国に羊の羹(あつもの)っていう羊の肝入りのお吸い物があるっていうのを聞いたことがあるけど…」

幼女P「雪歩ちゃん、せいかーい。>>7ちゃんと雪歩ちゃん、おめでと〜。>>6ちゃんには、斬羹刀重力落とし。」

雪歩「え?これが正解なんですか?」

貴音「ええ、そうですよ、雪歩。流石はお茶に関しては右に出る者は無しと謳われたアイドルですね。お茶菓子にも造詣が深いのですね。」

雪歩「そ、そんな。私なんてまだまだですぅ。」

という訳で、正解は羊羹=羊のスープ。それを日本人が魔改造したのが、今の羊羹という事です。

以下、貴音による解説が続きますが、ただの薀蓄垂れなので、面倒なら読まなくても構いません。

ところでなんで春香にシモネタを言わそうとするんですかねぇ?
みんな、そんなにはるるんが好きか?
俺は大好きだ。

貴音「響の言っていたのは、羊の胃袋で作った水筒に山羊の乳を入れていたら、固まって、そこからチーズが出来たという故事の事でしょう。」

響「自分完璧だからな。」

貴音「しかし、それで固まるのは蛋白質なので、蛋白質の含有量の少ない小豆では固まらないかと思われます。」

響「うぎゃー、自分完璧じゃなかったさ。」

貴音「それはさておき、羊羹は訓読みすれば、ひつじのあつものとなります。羹に懲りて膾吹く。という諺(ことわざ)で使われていますね。」

やよい「それはどういう意味なんですか?」

貴音「熱いスープを飲んで火傷して、冷たい刺身まで吹いて冷まそうとする。から転じて、取り越し苦労をするという意味になりますね。」

やよい「うっうー、一つ賢くなりました。」

貴音「さて、羊のスープは肉や骨を煮込むので、ゼラチン質が溶け込んでおります。」

あずさ「お肌に良さそうね。」

貴音「左様ですね。で、そのようなスープは、冷えると固まります。煮凝りと言われるモノですね。それもまた、羊羹と呼ばれました。」

真「それも美味しそうですね。」

貴音「ええ、真に。それ自体も食べられたようです。そして、仏教の修行者達は生臭物を食べる事を禁じられていた為、羊の代わりに小豆を使ったそうです。勿論、最初は塩味だったのでしょうが、いつしか砂糖で味付けするようになり、日本の羊羹になったと言われています。」

伊織「最初は、塩味の羊のスープだったのが、砂糖味の小豆を固めたものに変化して、名前だけ残ったって訳ね。」

貴音「ええ、そういう事です。」

貴音「小豆などの豆類を砂糖で味付けする事は、どうやら日本で始まったらしいですね。中国にも餡という言葉は有りますが、饅頭や団子の詰め物という意味で、主に肉などから作られるものを指すようです。」

伊織「餡子って中国が起源じゃないんだ。」

貴音「確とは判りかねますが、そうではないかと言われています。」

雪歩「ところでそんなに詳しく知っているという事は、四条さんは最初から答えられたんじゃ?」

貴音「ええ、しかしこういうのは初めに正解が出ては面白くありませんし、誰も答えなければ答えれば良いかと思いまして。」

亜美「これが大人の女の余裕ってヤツだね。」

真美「はるるんも、頑張らないとシモネタアイドルまっしぐらになるよ。」

春香「はうぅ。年下に割とガチに心配されてるよ。ヘコむな。」

幼女P「だいじょうぶだよぅ。幼女がちゃんとみんにゃまとめてとっぷあいどりゅにしゅるから。」

千早「だって私たちみんな、」

春香「仲間だもんげ。」

一同「HAHAHA.」

終わり

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