Ⅳ『ナンバーズクラブ・・・』 Ⅴ『そんなクラブがあっただろ?』 (11)

Ⅳ『遊馬と小鳥が居たんだよな』

Ⅴ『他に誰が居たか思い出せるか?』

Ⅳ『・・・Ⅲ』

Ⅲ『えーっと・・・アストラルでしょうか?』

Ⅳ『遊馬と小鳥の3人じゃねえのか?』

Ⅴ『もっと他に居たはずだ』

Ⅳ『凌牙とその妹は・・・ねえな』

Ⅴ『カイトはまず学生ではない』

Ⅲ『まるで思い出せませんね・・・』

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Ⅳ「デブが居た」

Ⅴ「居たのか?」

Ⅲ「居ましたね」

Ⅳ「ほら・・・何つったっけ?えーっと」

Ⅴ「太った遊馬の友達か・・・」

Ⅲ「名前が思い出せませんね」

Ⅳ「デブだよデブ!」

Ⅴ「ああ」

Ⅲ「はい!」

Ⅳ「とりあえずデブだ。これでいいじゃねえか」

Ⅴ「そうだな」

Ⅲ「そういう事にしておきましょう」

Ⅳ「デブが一番偉かったはずだ。部長っぽかったぜ」

Ⅳ「それで猫だ。遊馬と近い猫は誰だ」

Ⅴ「・・・セレナ」

Ⅳ「あのじゃじゃ馬娘か?まあ遊馬の知り合いだしあり得るぜ」

Ⅲ「女の子でしたよね!じゃあセレナですね!」

Ⅳ「そうだよな兄貴?」

Ⅴ「セレナだ」

Ⅳ「けどセレナなら覚えてるぜ俺」

Ⅴ「ゴチャゴチャしてたからな」

Ⅲ「多分セレナですよ」

Ⅴ「会うたびに猫を連れている。エースも猫」

Ⅳ「セレナだな」

Ⅲ「間違いですよ!」

Ⅳ「デブでセレナだな」

Ⅳ「あと何人だ?」

Ⅲ「賢そうな子と陰湿そうな子が居ましたよね」

Ⅳ「賢い奴と言えば・・・兄貴」

Ⅴ「三沢だな」

Ⅳ「三沢?」

Ⅲ「ほら十代さんの友達の三沢さんですよ!」

Ⅳ「あいつか!」

Ⅴ「間違いない」

Ⅳ「セレナに三沢だな。デブの名前を思い出さねえのか?」

Ⅴ「わからん」

Ⅲ「うーん」

Ⅳ「デブは後回しにしようぜ」

Ⅲ「はい」

Ⅳ「陰湿って言ったら?」

Ⅴ「・・・」

Ⅲ「・・・Ⅳ兄様」

Ⅳ「俺が?何で!?」

Ⅴ「自分にファンを狩る所業をしていただろ」

Ⅳ「くっ・・・」

Ⅲ「ですが陰湿な子って遊馬の友達に居ますかね?」

Ⅴ「居ないな」

Ⅳ「居ねえよ」

Ⅴ「実は居ないんじゃないか?」

Ⅲ「気のせいの線も考えられますね」

Ⅳ「じゃあ居ねえな」

Ⅴ「居ないだろ」

Ⅳ「デブは誰なんだ」

Ⅲ「うーん・・・うーん」

Ⅴ「デブとは裏を返せば筋肉だ。鋼の筋肉を持つ遊馬の知り合いといえば」

Ⅳ「・・・カイトとやりあった」

Ⅲ「ボマーさんですね!」

Ⅴ「そうだな」

Ⅳ「野郎なら部長って感じだぜ」

Ⅴ「これで全員だな」

Ⅳ「実は居たんだな。俺達のすぐ近くに」

Ⅲ「どうりでつい最近、知り合ったって感じがしませんもんね」

Ⅳ「何かセレナなんて昔会った気がするぜ」

Ⅴ「ところでナンバーズクラブとは何をやっていたんだ?」

Ⅳ「何やってんだろうな・・・」

Ⅳ「遊馬、小鳥、ボマー、セレナ、三沢」

Ⅴ「このメンバーなら何かしらしているはずだぞ」

Ⅲ「そもそもナンバーズクラブとは言いますけど・・・何の集団だったのでしょうか?」

Ⅳ「ほら・・・あれだ」

Ⅴ「私の推測では他のメンバーは忙しくて来れなかった」

Ⅲ「だから普段は遊馬と小鳥だけだったのですね!」

Ⅳ「だろうな」

Ⅴ「これで悩みは解決だ。さあ食事にしよう」

Ⅳ「買い物は行ってきたのか?」

Ⅴ「今日は私だったのか?」

Ⅲ「当番じゃないですか!しっかりしてくださいよⅤ兄様!」

Ⅴ「わかった。行って来よう」

Ⅳ「今日はこれで終わりだぜ」

Ⅲ「また一つ謎が解けましたね」

数日後

遊馬「まあノリでできたクラブだったし深い意味はねえよ」

小鳥「デュエリストじゃない私ですら頑張ってたのに他の子達は・・・ねえ遊馬?」

遊馬「あいつらは戦いについて来れなかっただけだぜ。だから忘れられちまったんだ」








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