切嗣「消えろ、イレギュラー!」 (23)


本スレは、「Fate/Zero」と「ARMORED CORE」シリーズのクロスです

日本全国の強化人間やフロム脳・コジマ汚染患者以外の方々には全く面白くないと思いますので、そっ閉じで


一応、前作スレも貼っておきます

アーチャー「アルトリア? ああ、例の時代遅れか」 セイバー「……」
アーチャー「アルトリア? ああ、例の時代遅れか」 セイバー「……」 - SSまとめ速報
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●主要人物紹介



[衛宮切嗣]

本名は『レオス・クライン』。
「魔術師殺し」と呼ばれる殺し屋で、魔術師でありながら魔術を目的遂行の手段としか見なさず、魔術師が忌避する近代兵器を躊躇いなく使用する。
聖杯戦争の切り札としてアインツベルン家に婿養子に迎えられた。
しかし、その正体は、地球のアリーナにてナインブレイカーとして名を馳せたレイヴンであり、一度も王者の座を譲らぬまま引退した実力者。
外見年齢は40歳程度だが、強化手術によって保たれた肉体年齢であり、実年齢は90歳近い。
レイヴンズネストが存在していた時代から生きており、ジオ・マトリクスによる火星の初探査にも警備要員として参加している。
現在は、地球政府直轄の特殊部隊「フライトナーズ」の隊長に就任。
ジオ・マトリクス社製の中量二脚ACを操る。




[遠坂時臣]

面倒が嫌いな魔術師27歳。
コードネームは『スティンガー』。
長きにわたり繰り返されてきた聖杯戦争と、いつまでも叶わぬ遠坂家の悲願に見切りをつけ、独自に「ファンタズマ計画」の成就を目指す。
彼もまた優秀なレイヴンであり、その実力は本物である。
ファンタズマ計画に強く執着しており、その妨害を図る者に対して強い敵愾心を抱いている。
電撃的に任務をこなすことを重視し、面倒を何よりも嫌う性格。
旧クローム・マスターアームズ製の特殊AC「ヴィクセン」を駆る。


第1話「英霊召喚」



{アインツベルン城}


切嗣「これが聖遺物か……」

アイリ「間違いなく最強クラスの英霊を呼び出せるでしょうね」

切嗣「なるほど……実に有り難いモノだが、私には無用だな。アイリ、サーヴァントの方は君に任せる」

アイリ「切嗣……いえ、どうしたの? クライン」

切嗣「……私には、私なりのやり方がある。少なくとも、この戦いにサーヴァントが出る幕はないだろう」



{遠坂家/屋敷}


璃正「時臣君、少しいいかな?」

時臣「何だ? 俺は面倒が嫌いだ。用件なら、後にしてもらおうか」

璃正「は……これは申し訳ない。だがしかし、今後の方針を固めずして……」

時臣「それについての段取りは済ませてある。心配は無用だ」

璃正「……は、はぁ……」

綺礼「……」

時臣「(全く、うるさい奴だ。こいつも俺の計画を邪魔するようなら、すぐにでも殺すしかないな)」



{間桐の屋敷/蟲蔵}



桜「」ワシャ ワシャ

雁夜「うっ……何なんだコイツらは!?」

臓硯「ああ、こいつは《AMIDA》とかいう新種の蟲でな。連中が言うには生体兵器とか何とか言っておったが、これまた珍しい代物よ」

雁夜「くっ……! 早く桜を解放しろ!」

臓硯「そうはいかん。じゃが、雁夜。お前がもし結果を出せば、考えてやらんでもない。お前が聖杯を穫れば、この娘に用はなくなるのだからな」

雁夜「……っ、」ギリッ


{ウェイバー家}



ウェイバー「あんたは……本気で勝てると思ってるんすか、正直。サーヴァントとか聖杯とか、半端じゃないっすよ、あいつら」

ライダー「何を言う坊主。最初から弱気では、余のマスターとして不甲斐ないにも程がある」

ウェイバー「……死んだら終わりっす、何もかも」

ライダー「(やれやれ……こりゃ困ったモンだな)」

ウェイバー「俺は無理っす。死ぬのだけは死んでもごめんです」


第2話「ランサー排除」


{倉庫街}



ランサー「セイバー……アルトリアの英霊か。できる、と聞いている。期待するぞ」

セイバー「!? 貴様、何故私の真名を!」

ランサー「我が名にかけて!」ヒュンッ

セイバー「くッ……! アイリスフィール、下がって!」

アイリ「頼んだわ、セイバー!」




『メインシステム 戦闘モード 起動します』



切嗣「レミル、お前はここ一帯の監視を頼む。不審な動きをする奴が現れたら、排除しろ。ACを見られるのは時間の問題だ」

レミル『了解』



ガッション ガッション
ブォー



切嗣「騎士王……せめて囮くらいには役に立って貰わなければ困る」



ガキンッ



ランサー「なるほど、強い……これが本物か」

セイバー「……っ(何という手練れだ。ここまで手こずらされるとは……)」

ケイネス「何をしているランサー! 早くセイバーを殺せ!!」

ランサー「我が主よ、今しばらくお待ちを……」



『よくやった、セイバー。アイリを連れて早く退け』



セイバー「切嗣!? あなたは、どこにいるのですか!」

アイリ「切嗣の声……セイバー! 彼の言う通りにして!」

セイバー「……わかりました」


カァオ! カァオ!
ボボボボカーン



ケイネス「まさか、そん(ry」ジュワッ

ランサー「小さな存在だな……俺も……お前も……」シュウゥゥ…

セイバー「なっ……これは、一体……」

アイリ「作戦成功よ、セイバー。帰還しましょう」

セイバー「作戦……? まさか、全て最初から……」ワナワナ

切嗣「……レミル、帰還するぞ。地球政府との交渉に向かう」

レミル『了解。フライトナーズ、撤収します』




『作戦目標クリア システム通常モードに移行します』



第3話「アンバークラウン潜入」




{遠坂家/屋敷}



時臣「……」カチャ カチャ

綺礼「あのままで、よろしいのですか? アーチャーを……ギルガメッシュを放っておくなど……」

時臣「……綺礼、一つ忘れてはいないか」

綺礼「は……何でしょう?」

時臣「いいか、俺は面倒が嫌いなんだ。いちいち小事に付き合っている暇などない。それにな、アレを始末する方法なぞ幾らでもある。勝手に泳がせておけ」

綺礼「……わかりました。では、引き続き……」



{地下都市直通用リフト}



ギルガメッシュ「時臣……全くつまらぬ男だ。英雄王たるこの我に忠義の一つも示せんとは、解せんな」



ガコン
ゴオォォ…



ギルガメッシュ「なっ、何ィ? これは……動く床だと!」



ゴウン ゴウン



ギルガメッシュ「……フン、地の底に街があるとは、中々に面白いではないか。暫しの退屈しのぎにはなりそうだ」


{アンバークラウン}


ビーッ ビーッ


《不法侵入者を確認 直ちに排除せよ》



ギルガメッシュ「ええい、うるさい!! 何なのだ、このけたたましい鳴り鐘は!?」



『……やはり来たな。全く面倒な奴だ』



ギルガメッシュ「! その声……貴様、時臣か!」

時臣『貴重なサーヴァントと思って大目に見てやったが、私の領域にのこのこと立ち入る奴は許さん。もういい、お前はここで死ね』

ギルガメッシュ「貴様……雑種の分際でこの我に随分と大きい口を聞くとはな。その尋常ならざる不敬、万死に値すると思い知れ!」ゴゴゴゴ…



ガッション ガッション
ブォー



ギルガメッシュ「何だ!? 鉄の人形……だと?」

時臣『面倒だが、ACでお前を殺すとしよう。サーヴァント風情が私の≪ヴィクセン≫に勝てると思うな』ピーピーピー

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