刹那「身持ちを固めろだと?」ライル「その通りだ、刹那」【安価】 (30)

刹那「言っている意味がわからない」

ライル「意味なんてそのまんまさ。ブレイクピラーから一時も気を休めてないだろ? アフリカタワーの一件でしばらくは俺たちもアロウズも動けねえ、良い機会だと思って『先』のことを考えてみたらどうだ」

刹那「俺に恋人など必要ない」

ライル「そう言いなさんな。こいつはミス・スメラギのプランでもあるんだ」

刹那「スメラギ・李・ノリエガが? まさか」

ライル「本当だ。みんなお前を心配してるのさ、一人で背負いすぎてはいないかってな」

刹那「そんなことは……」

ライル「女ってのはいいもんだぜ? 甘えて甘えられそれだけで心が豊かになっていくのさ」

刹那「……そんな場合じゃない」

ライル「まあこんな平和ボケしたミッションをみんながお前に提案した理由を考えてみるこった。じゃあな刹那、次は彼女を連れてきてくれ」スタスタ

刹那「…………どうすれば……」

行動安価>>3


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うえ

刹那「ここは守りに徹する!!」

刹那「現状俺には恋人と呼ばれるような関係性を持てる人間はいない」

刹那「そもそも恋人とはなんだ。一体何を持って恋人になり何をすれば恋人と言える関係なんだ……」

刹那「今は待つべきだ。あまりにも敵の情報が少なすぎる」


フェルト「刹那……? 大丈夫?」

刹那「……フェルト・グレイス……」

フェルト「えと……スメラギさんに話を聞いて……た、大変だね」

刹那「……わからない。なぜスメラギは俺にこんなミッションを……」

フェルト「ミッション……っていうか……その、なんというか……スメラギさんは刹那を心配してるんだと思う」

刹那「俺を……?」

フェルト「うん。最近の刹那、なんだか一人だけで色々背負ってるような、そんな気がするから」

刹那「そんなことはない。俺は今も昔も……」

フェルト「えと……もしよかったら私が協力してもいいよ」

刹那「なに?」

フェルト「そ、その……ほら刹那さえよければ私がこ、恋人に……」///

刹那「>>9

No thank you!

刹那「No thank you!」

フェルト「…………え?」

刹那「No thank you! だ!」

フェルト「……え、えと……刹那?」

刹那「すまないフェルト。俺はフェルトを恋人には……できない」

フェルト「……っ!」

刹那「そもそもその髪はなんだ。コロニー出身であることを隠すためにピンクに染めてるらしいがなんでピンクなんだ。なぜ地球人でもありえないピンクなんだ。それと四年前のあのピチピチのダサい衣装はなんだったんだ」

フェルト「わ、私……刹那に昔のこと話したっけ……」

刹那「気にするな」

フェルト「な……なんで? 私じゃダメな理由、教えて刹那……」

刹那「>>12

ガンダムじゃないから

刹那「ガンダムでないからだ」

フェルト「……は?」

刹那「フェルト、お前はガンダムか?」

フェルト「え? え?」

刹那「俺は、ガンダムだ」

フェルト「……」

刹那「俺はガンダムだ!」

フェルト「……そ、そう」

刹那「もう一度聞くぞフェルト。おまえはガンダムか?」

フェルト「ち、違う、けど」フルフル

刹那「ならば……おまえはガンダムになれ」

フェルト「……う、うん」

刹那「俺は……ガンダムになった。今度こそ……ガンダムに!」

フェルト「あ、私もう行くね。艦の点検があるから」

刹那「フェルト……」

フェルト「な、なに?」

刹那「フェルトガンダムか、ガンダムフェルトか、どちらが好きだ」

フェルト「……どっちでもいい!」ダッ




刹那「…………なぜ怒っているんだ?」

刹那「……やはり……俺はガンダムが……たとえ人間であってもガンダムでなければ」

次のガンダム(人間でも可)
>>18

やっぱりこうなった

刹那「ガンダム……俺のガンダム……」

00「……」

刹那「答えてくれダブルオー……俺は……人を愛せるのか……?」

00「……」

刹那「答えはどこにある……。教えてくれ……」


ティエリア「まだここにいたのか、刹那」

刹那「……ティエリア?」

ティエリア「君のことだからもうすでにここを飛び出しているかと思っていたがな」

刹那「なんのことだティエリア」

ティエリア「アザディスタンの王女様のことさ」

刹那「彼女とはそんな関係ではない」

ティエリア「彼女が……ガンダムだとしたら?」

刹那「なに!? それは本当か!」

ティエリア「それは君自身が確かめることだ。君の言うガンダムを、求めているのならな」

刹那「……」

ティエリア「さあ行け。彼女の位置はなんとかして掴んでやろう」

刹那「……マリナ・イスマイール……おまえは……ガンダム、なのか?」

ティエリア「……参考までに聞きたい。刹那、僕はガンダムなのか?」

刹那「ああ。ティエリア、おまえはガンダムだ」

ティエリア「そうか……。ふっ、なんとなくだが君のことをわかったような気がするよ」

刹那「俺は……変わらなければならない。そのためにガンダムでなければ、ならないんだ」


----------

シーリン「クラウス! 東からMSが!」

クラウス「何!? 子供達とマリナ姫を早く裏へ!」

シーリン「待って! 様子が変よ……一機しか見当たらないわ」

クラウス「シーリン、双眼鏡を……」

シーリン「あれは……ガンダム!!」

マリナ「刹那!」

クラウス「ぬお! マリナ姫!」

シーリン「お、落ち着きなさいマリナ!」

マリナ「刹那ぁ! ここよ刹那! 私よ、マリナ・イスマイールよ!会いに来てくれたのね! 刹那ぁ!」

00「…………」フワァ

クラウス「お、降りてきたな……」

マリナ「刹那っ……!」ダッ

シーリン「待ちなさいマリナ! 罠の可能性も!」

00「マリナ・イスマイール……」

シーリン「なに? ガンダムから声が……」

クラウス「広域音声か……?」

00「おまえは……ガンダムなのか?」

マリナ「刹那! 何を言っているの!」

00「お前に質問をする。おまえがガンダムならば答えられるはずだ」

マリナ「私を試そうというの? 刹那に私が試されているのね! ああ、なんて健気な刹那! いいわ! なんでも聞いて!」

刹那「>>24

貴様はガンダムではないのか…?

刹那「貴様はガンダムではないのか…………?」

マリナ「刹那! あなたがガンダムでいてほしいなら私はいつでもガンダムよ! あなただけのガンダムイスマイールよ!」

刹那「……」

マリナ「はっ! もしかして刹那が私をガンダムにしてくれるの!? も、もうやだ刹那ったら!」///

刹那「…………」

マリナ「わ、私……ずっとこういうことには縁がなくて……そ、その……経験はないけど……精一杯頑張るから!」///

刹那「…………」

マリナ「だから……優しく……ガンダムにしてください」///

刹那「……違う」

マリナ「……え?」

刹那「貴様はガンダムではない!」

マリナ「せつ、な?」

刹那「俺は……四年前のあの日まで……間違っていた……間違っていたんだ! ガンダムは、俺のガンダムは……」

マリナ「刹那! どうしたというの!?」

刹那「力だけでは何も変えられなかった……破壊するだけでは何も救われなかった!」

マリナ「刹那!」

刹那「マリナ・イスマイール……貴様なら、俺の求めるガンダムになれると信じていた……」

マリナ「せつ……な……」

刹那「さようなら、マリナ・イスマイール。もう、会うことは……」

マリナ「……嫌」

00「……」フワァッ

マリナ「嫌! 刹那ぁ! 刹那あああああぁぁぁぁぁ!!!」

沙慈「刹那……どうしたんだい、帰ってきてからずっと塞ぎ込んでいるじゃないか」

刹那「沙慈・クロスロード……」

沙慈「何があったのかわからないけど……こんなに落ち込んでる君を見るのは初めてだから……」

刹那「沙慈、俺は……ガンダムになれているのか……?」

沙慈「え?」

刹那「俺は……俺のガンダムに……」

沙慈「……わ、わからないけど……ほら気分変えてよ! ぼーっとしてても変わらないしさ」

刹那「……変わらなければ……俺は……変わらなければならない、のか」

刹那「ロックオン……俺は……変わる!」

次のガンダム(候補)
>>29

留美

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