友「このクラスの四組のカップル」 女「全員女子!」 (333)

終始ぐだぐだな百合ギャグ
のんびり更新

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女「このクラスには百合カップルが多い」

友「別にそんなことないと思うが」

女「私が知ってるだけでも四組いる」

友「そんなにいるのか」

女「そのなかの一組は私たちです」

友「は?」

女「イカれたメンバー紹介するぜ!」

友「おいちょっと待て」

女「なんすか」

友「誰がカップルだ」

女「え?友ちゃんってレズで私の事好きなんじゃないの?」

友「どうしてそうなった」

女「ま、まさかノンケ……」

友「当たり前だろ」

女「まあそんな友ちゃんも私と愉快な仲間たちによってじょじょにレズ化していくので問題ないです」

友「問題しかない」

女「じゃあ改めて……イカれたメンバー紹介するぜッ!」

女「まずは眼鏡ちゃん」

眼鏡「な、なんですか?」

友「眼鏡ちゃんは別にレズじゃないだろ、頭いいし」

女「ふふふ、頭がいい=ノンケではないのだよ勉強しなおせノンケ頭!」

友「なんだノンケ頭って」

眼鏡「さっきから何の話ですか?」

女「眼鏡ちゃんがレズかどうかってはなし」

眼鏡「レッ……!?そんなわけないじゃないですか!」

友「ほら本人も否定してる」

女「いいや口ではそう言っても可愛い私がこうやって手を握れば……」ギュッ

眼鏡「……」

女「無反応っ!?」

友「可愛い私ってwwwwww」

女「いうなっ!」

友「まあ眼鏡ちゃんはレズじゃないってこった」

低身長「なにやってるのー?」

眼鏡「あっ……低身長さん……」

低身「あっ!眼鏡ちゃん!」

低身「この前はありがとうー!眼鏡ちゃんが勉強教えてくれたおかげで
   この前のテストいい点とれたよ!」

眼鏡「ど……どういたしまして///」

低身「ほんとにありがとー!こんどなにか奢るよ!」ギュッ

眼鏡「そ、それはどうもです……///」

眼鏡(手、手が……///)

女「……」

友「……」

女「……ね?」

友「どうやら私が間違っていたようだな……」

女「自論が立証されたはずなのになぜだか悔しい……」

女「さあ次」

友「うん」

女「紹介したいんだけどどこにいるかな」

女「あ、いた」

女「おーい!無口ちゃん!」

無口「」ビクッ

女「こんちは」ペコッ

無口「」ペコッ

女「今日彼女さんは?」

無口「」ゴニョゴニョ

女「あ、もうすぐ来るの」

友「え?彼女って……」

高身長「トイレから帰ってきたら人が増えていたの巻」

女「あ、高身長さんこんにちはー」

高身「はいこんにちはー」

女「二人は正式に付き合ってるそうです」

友「なんと」

無口「」コウシンチョウノウシロニカクレル

高身「ごめんねー、この子あんまり人付き合い得意じゃないみたいだから……
   でもみんなといるのは好きみたいだから仲良くしてあげてね」

無口「」コク

友「いい感じなカップルだな」

女「でも実は毎日のようにヤッてへぶしっ!」

高身「あらごめんなさい、手がすべっちゃって」

友「お前も口の滑りには気をつけろ」

女「はい……」

女「次が最後なんだけど……」

友「どうした」

女「非常に危険」

友「というと」

女「最悪の場合死に至る」

友「まじか」

女「少なくとも防弾チョッキは着ておいたほうがいいぜ」

友「これから私たちはどこは行くんだ。戦争か」

女「いた」

ショートカット「ん?どうしたの?」

女「こんにちは」

ショート「うん久しぶりー」

女「久しぶりって昨日あったじゃん」

ショート「うんなんか雰囲気で」

友(別にどこも危険そうじゃないが……)

シュッ

友「!?」

友「ナンカホウチョウガトンデキタンデスケド」

ポニテ「ショートちゃーん?」

ショート「あ、ポニテちゃん」

女「友ちゃん!避難準備!」

ポニテ「女ちゃんと何話してたの……」

ショート「普通に久しぶりーって」

ポニテ「ほんと?ほんとに?嘘ついてないよね?まさか女ちゃんと
    私より仲良くなったなんてそんなことないよね?」

ショート「うん。大丈夫だよ」

ポニテ「いい?ショートちゃんを一番よく知ってるのは私なの。私は
    ショートちゃんだけを見てるの。だからショートちゃんにも私の事だけ
    見ててもらいたい。だからほかに誰かがよりついてきても私よりほかの誰かを
    見ているなんてことしないでね。ショートちゃんはいい子だからそんなことはしないと
    思うけど。でももし私たちを邪魔する人がいたら私が消してあげるから……」

ポニテ「わかった?」

ショート「ごめん、早口でよくわかんなかった」

ポニテ「ならもう一度最初から言うわね。いい?ショートちゃんを(ry」

友「なるほどこれは危険だ……」

女「そういうわけだ。退散!」

ポニテ「まって女さん、ショートちゃんとどういう関係なのか、何を話してるのかしっかり教えてもらいたいんだけど……」

女「うわっ!助けて友ちゃん!」

女「っていないし!」

女「殺されかけたんですけど」

友「おお、生きてたか」

女「以上で全カップルとなります」

友「いや本当に三組もいるのか……」

女「四組」

友「三組」




友「さて、今日も学校にいくか」

女「おはよう!友ちゃん!」

友「……」スタスタ

女「無視っ!?」

友「はぁ……家が隣りじゃなければ毎朝出会うこともないのに……」

女「酷いよ!」

友「冗談だよ、さっさと行くぞ」

女「よし!じゃあ、手をつないでいこう!」

友「死んでも嫌だ」

女「やっぱり酷い!」

飯食ってくる
人いる?

低身「ねぇ、眼鏡ちゃん」

眼鏡「な、なんですか?」

低身「眼鏡ちゃんはその……付き合ってる人とかいるの?」

眼鏡「えっ!?な、なんですか急に」

低身「わたし知ってるよ、眼鏡ちゃんがずっと私を見てること……」

眼鏡「そ、そんな……」

低身「私も眼鏡ちゃんのこともっと知りたいな……」

眼鏡「ちょ、どこ触って……ンッ///」

低身「可愛いよ……眼鏡ちゃん……」






















眼鏡「という夢を見たのさ」

眼鏡「うう……変な夢を見てしまったせいで学校に行きづらいです……」

低身「おっはよー眼鏡ちゃん!」

眼鏡「うひゃあぁ!?」ビクゥッ

低身「あはは、なにそれ新しい挨拶?」

眼鏡「きゅ、急に話しかけないでくださいよ……///」

低身「ごめんごめん、はやくがっこいこー」

低身「眼鏡ちゃんは今日も可愛いね!」

眼鏡「ひゃい!?かわいい!?」

低身「さぁーレッツごー!」

眼鏡(か、可愛いって……///)

眼鏡(私なんかより低身長ちゃんのほうがよっぽど可愛いのに……///)カァァ

低身「?」

高身「おはよう」

無口「うんおはよう」

高身「いい天気だねー」

無口「そーだね」

高身「どう?人見知りなおりそう?」

無口「いや、全然……でもいいクラスだよね。やさしい人多いし。女さんとか」

高身「はやく他の皆とも私と同じくらい話せるようになろうね!」

無口「あの……高身長ちゃん……」

高身「ん?なに?」

無口「ありがとう……私なんかのために」

高身「うふふ、どういたしまして」

ショート「今朝の私はさえている」

ショート「裏口から家を出ることにしたのさ!そりゃあ!」

ポニテ「おはよう^ ^」

ショート「」

ショート「なんで家の裏口の前にいるのさ……」

ポニテ「偶然よ」

ショート「ソウカーグウゼンナラシカタガナイ」

ポニテ「さ、学校にいきましょうか」ジャラジャラ

ショート「なにそのじゃらじゃらしたの」

ポニテ「ショートちゃんのために持ってきたのよ」つ手錠

ショート「おお!かっこいい!つけてみて!」

ポニテ「言われなくてもそうするつもりだった」ガチャン

ショート「なんで片方だけなの?」

ポニテ「もう片方は私につけるの」ガチャン

ポニテ「これでいつでも一緒ね」

ショート「あっ……」

ポニテ「ちなみに鍵は私が持ってるから」

ショート(軽いノリだったのになかなか危険な状態になってる……)

女「ついたぜ……学校だ」

友「なんだそのノリ」

ポニテ「二人ともおはよう」

ショート「お、おはよう……」

友「ゲッ」

女「おはようございますです」

女「ってどしたのその手錠」

ポニテ「私たち二人の愛の証です」

ショート「なんか勝手につけられた」

友「どうしてそうなった……」

ショート「朝手錠を差し出されて面白半分でつけた結果がこれだよ!」

友「いや手錠を出された時点で警戒しろよ!」

脳内で考えてたぶんがつきたのでこっから更新遅くなります

女「ねえ友ちゃん」

友「断る」

女「まだ何も言ってない!」

友「どうせろくでもないことだろ……」

女「そんなことない。とても重要なことです」

友「言ってみろ」

女「私たちも手錠つけてみない?」

友「ろくでもないことじゃねえか」

女「いいじゃんたまには」

友「それ仮に私に許可とれたとしてつける手錠があるのか?」

女「そこに気付くとはやはり天才か……」

友「あきらめろ」

女「手錠ってどこで売ってるんだろう」

友「おい」

低身「おっはよう」

無口「」ペコッ

高身「どうもー」

眼鏡(可愛いって……低身長ちゃんが私の事可愛いって……)

高身「どうしたの眼鏡ちゃん顔赤いよ?」

眼鏡「そっ、そうですか……?」

低身「わー本当だ!よくみたら真っ赤だ!大丈夫?熱あるんじゃない?」

低身「熱計ってあげるよ!」オデココツン

眼鏡「!?!?!?!?」

眼鏡(近い近い近い近い近い近い近い近い)カァァァ

低身「うん、大丈夫そ……なんかみるみる熱くなっていってるよ!?」

眼鏡「」バタッ

低身「うわ!眼鏡ちゃん!大丈夫!?」

高身「ほほえましいですなあ」

無口「」アキレ



女「餓死しそう」

友「は?」

女「そんなこんなでもうお昼」

友「次にお前はお弁当一緒に食べようという」

女「お弁当一緒に食べよう……ハッ!?」

友「嫌だ」

女「自分から言わせておいてなんだ!?」

友「少なくともお前と二人きりは嫌だ」

女「ぐぬぬ……誰か適当に誘おう」

ポニテ「はい、あーん」

ショート「あーん」

女「あそこにラブラブがいますね」

友「おい割り込むな殺されるぞ」

女「命は大切にすべきだ……」

ショート「女ちゃんたち何してんの?」

女・友「うげっ」

ポニテ「なにか用……?」

女「い、いやぁ、お弁当、一緒に食べようか、なんて……、はは……」

ショート「別にいいけど」

女「いや、問題はショートちゃんじゃなくて……」

ポニテ「私はショートちゃんがいいならそれでいいけど……」

友「いいのかッ!?」

ポニテ「二人がショートちゃんの半径1メートルにはいらないのと、私たちとの会話に割って入ってこないのと、
    ショートちゃんを誘惑しないのと、私の怒りをかってなにかされても文句言わないのと、あと……」

女・友「失礼しましたー……」ソソクサ

きりが悪いですがいったん終わります。
明日できれば更新したいと思ってます。
あと>>1はいちいち人がいないか心配するチキンなのでレスしてくれると泣いて喜びます。

のんびり更新していきます

低身「眼鏡ちゃーん」

眼鏡「あっ、低身長さん......///」

低身「お弁当食べようよー」

眼鏡「はい......」

眼鏡 (うぅ......今朝のことをまだ引きずってしまってます......)

眼鏡(どうして女の子なんて好きになってしまったのでしょう......)

眼鏡(まえまでは別に普通だったのに......)

低身「眼鏡ちゃんどうしたの?」

眼鏡「あっ......いえ......」

眼鏡(正直辛いです......自分の気持ちを無理矢理押さえつけて......)

眼鏡(これはもう告白してしまっほうが楽なんじゃ......)

眼鏡「......」

眼鏡「て、低身長さん」

低身「なにー?」

眼鏡「あ、あの実は......」

眼鏡「私......低身長さんのことが......///」

女「オッス!オラ悟空!」ザッ

低身「あ、女ちゃんと友ちゃん」

眼鏡「」

女「一緒に食べよー」

低身「うんいいよーね?眼鏡ちゃん」

眼鏡「はい、まあ......」

女「ところで友ちゃん」

友「何」

女「実は重大発表があります!タンタカターン!」

友「えーと、耳栓どこやったっけな......」

女「おい!」

友「なんだよ......」

女「なんと!私が友ちゃんのためにお弁当をつくってきました!」

友「えっ」

女「がんばってつくったから味わって食べてね!」

友「いや自分のあるんだけど」

女「えっ」

友「えっ」

女「まあ、友ちゃんは大食いであるから大丈夫だよね!」

友「弁当二つも食えるかアホ」

眼鏡「人間四人に弁当五つ」

低身「困ったね」

女「もう!友が自分のお弁当なんて持ってくるからいけないんだよ!」

友「酷い言いがかりだ......」

低身「どーするのー?」

女「ようし!ここは大食い競争としゃれこもうか!」

友「やだよ」

女「だめ!強制参加!」

友「めんどくせーな......」

女「ルールは簡単!自分のお弁当を早く食べて最後まで残った人が負け!
  負け人は罰ゲームとしてこのお弁当を食べてもらいます」

女「じゃ、スタート!」

低身「いただきまー......って眼鏡ちゃん弁当ちっちゃ!」

眼鏡「え?そうですかね......」

女「うわ本当だ!こんなんじゃ絶対眼鏡ちゃんが一番にぬけちゃうじゃん!」

眼鏡「私は別にこれが普通なんですけど......」

友「」パクパク

女「友ちゃんがいきなりとばしている!」

友「こんな下らない勝負とっとと終わらせたい」

女「ふっふっふ......そうはいかない!私の必殺技をうけてみよ!」

女「アーン」

友「急になんだキモい」

女「これなら友ちゃんの満腹度アップ+友ちゃんの食べるスピードダウン+友ちゃんとイチャラブできるという
  なんと一石三鳥という名案!やっぱり私は天才以外の何者でもない!」

友「スピードダウンってお前の方こそそうだろ」

女「ハッ!?」

友「こいつ正真正銘の馬鹿だな」

低身「なんか楽しそーだね」

眼鏡「そうですかね......」

低身「眼鏡ちゃんもう食べ終わったの?」

眼鏡「はい」

低身「大丈夫?そんなんじゃ足りなくない?」

眼鏡「大丈夫ですよ?」

低身「そうだ私のお弁当ちょっとあげるよ」

眼鏡「ああいえそんな......」

低身「あ、そうだ」

低身「はい、アーン」

眼鏡「っ......///」

女「お、あっちもあっちで時間かかりそうだね」

友「よっしゃ今のうち」パクパク

女「勝負はまだまだわからない!」パクパク








女「腹が爆発しそう」

友「ほんとに二つも食ったのか......」

女「お弁当の材料代も頑張って早起きしてつくった労力も全部水の泡だよ......」

友「言い出しっぺの法則ってな」

今日の分は終わりです。
見てくれる人がいたら水曜日に更新します。
なにとぞレスをよろしくお願いします......

風邪で熱がでているので少ししか更新できません。
すいません。

高身「いきなりですが今日から修学旅行です!楽しみだね」

無口「」コク

女「でも行き先が奈良と京都ってちょっとベタだよね、ねえ友ちゃん」

友「一つどうしても解せない事があるんだが......」

女「なに?」

友「うちの班のメンバー......」

友「まずここにいる四人だろ」

女「うん」

友「それとあの二人......」


眼鏡「奈良公園には鹿がいるそうですね」

低身「へえ!まあ鹿よりワニのほうが好きだけど」

眼鏡「ワ、ワニですか?」


友「最後にあの二人......」


ショート「きっとすっごく人がいるんだろうな……」

ポニテ「迷子にならないようにまた手錠でもつけておく?」

ショート「いや、遠慮します……」


友「なんでいつものメンバーなんだ……」

友「班のメンバーってくじ引きかなにかで決定されるんじゃないのか」

女「いやあ偶然と言うものは恐ろしい」

友「そんなわけないだろ。班を決めたのは誰だ」

女「先生です」

友「はあ?先生がこんな理不尽な班にするわけ……」


女教師「いや、女さんがいってることは本当だよ」

友「先生」

教師「僕になにか質問かい?」

友「おおありですよ。なんでクラスじゅうのレズをかき集めたような班に私が
  組み込まれてるんですか」

教師「いいかい、人の人生は一度きりだ……すぎた時間を後から後悔しても遅い」

教師「だから僕は君たちに一度しかない甘酸っぱい青春を悔いのないように謳歌してもらいたいんだ」

女「つまり?」

教師「女の子同士がいちゃいちゃしてるところが見たい」

友「お前もそっち側の人間かよ!」

教師「いや、私は見て楽しむタイプの人間だから」

友「知るかよ!」

上述したように風邪が酷いので次はいつになるかわかりません。
でもなるべくはやく復帰して修学旅行を書きたいと思います。
見てくれる人ありがとうございます。

更新しまっす

バス内

女「近い!近いよ友ちゃん!」

友「ああ?」

女「隣だね!」

友「バスの席決めたのも先生だよな……はあ……」

女「こんなに友ちゃんの近くにいられるなんて幸せ!ぐっすり眠れそう!」ギュ

友「私は三日三晩眠れなくなりそうだよ......」

女「そりゃ眠れないよね!だって今夜は……」

友「」ギギギ

女「ごめんごめん!悪かったから窓から落とそうとしないで!」

ショート「あっ!」

ポニテ「どうしたのショートちゃん?」

ショート「旅行のしおり忘れてきちゃったー!どうしよう!」

ポニテ「ああ、なんだそんなこと」

ショート「そんなことじゃないよ!」

ポニテ「大丈夫。そのことなら心配ないわ。なぜなら私が持ってるから。はい」

ショート「あ、よかったー!ポニテちゃん持ってきてくれたんだー!ありがと!」

ポニテ「おっちょこちょいなんだから」

ショート「ところでなんでずっと私の家にあったしおりをポニテちゃんがもってるの?」

ポニテ「さあ……」

教師「あの二人は仲がいいんだね……フフ……」

友「先生の目が自分の生徒を見る目じゃない」





低身「むー無理して早起きしたから眠いぃ」ゴシゴシ

眼鏡「大丈夫ですか?」(ていうか近い……)

低身「ちょっと寝てていい?」

眼鏡「あ、到着まで時間かなりあるんで大丈夫だと思いますよ」

低身「ありがと、おやすみ……」

低身「」スースー…

眼鏡(あ……低身長ちゃん寝顔もやっぱりかわいいな……///)

眼鏡(ってこんなにじろじろ見ちゃおかしいですよね……ああもう……)

低身「」スースー…

低身「」カクン

眼鏡「!?」

眼鏡(て低身長ちゃんのああ頭がわわわ私のかっ肩にぃぃ......///)





教師「キマシタワー」パシャ

友「撮るな!」

無口「」クイクイ

高身「ん、どした?」

無口「」ボソボソ

高身「酔うかもしれないから薬を飲みたい?」

無口「」ボソボソ

高身「でも水筒を忘れてきちゃって飲めない……」

無口「」コク

高身「あ、そうだ」

無口「?」

高身「私に任せて!」

高身「まず私が薬を口に含んで……」

高身「」チュ

無口「!!!」

高身「はい、解決~♪」

無口(高身長ちゃんの水筒貸してほしいって話だったんだけどな……///)ゴクン






教師「ぐはぁっ!!」

友「こいつ本当に教師やってていいのか」

教師「」チラッチラッ

友「鼻血でテッシュを大量に消費しながら次はお前らだと言わんばかりにこっちを見てくる変態がいる」

女「そのとおり次は私たち!さあ何する!?」

友「そうだな、じゃあゲームをしようか」

女「おうよどんとこい!」

友「じゃあこれから到着まで一言でも喋ったら負けね」

女「かかってこい!」

友「じゃあスタート」

女「……」

友「……」

女「……」

友「……」

女「……」

友「……」

女「なんかうまいこと避けられてない!?」

友「はいアウト」









女「やせ蛙 集めて早し 法隆寺」

友「なんかいろいろ混じってる」

低身「柿食えば みかんも食べたい あとびわも」

眼鏡「それも違います」

高身「というわけで法隆寺にやってきました!」


法隆寺

女「ここで天才女ちゃんの豆知識コーナーイエー!」

低身「イエー!」

友「なんか胡散臭いコーナーが始まった」

女「五重塔のてっぺんをご覧ください」

友「高くてよく見えないな……」

女「あそこに鎌が四本刺さっているのがわかりますか?」

友「あれか」

女「あの鎌は法隆寺の七不思議の一つで厄よけ、雷よけの意味があるといわれています」ドヤァ

女「ひゃー!女ちゃんってやっぱ知っ的ー!」

友「そうか、じゃあ馬鹿もよけてくれればいいのにな」

女「え?馬鹿?何で?」

友「さあな……」

高身「じゃあ次は私の番!」

女「イエー!」

高身「はい!こちらの仏像をご覧ください!」

低身「なにこれー」

高身「これは夢違観音像といって悪い夢をいい夢に変えてくれるといわれています」

ショート「そうなの?じゃあお願いしようかな……」

友「なにかあったのか?」

ショート「うん、最近たまに悪夢を見るの……」

ショート「鬼のような女がしつこく追いかけて来て私を鎖で縛り上げる夢......」

友「その夢が象徴してるものに心当たりしかないんだが……」

ポニテ「誰かしら」

女「そうだ、私も友ちゃんとイチャイチャしてる夢がみられるようにお願いしよっと」

友「おいやめろ」

低身「眼鏡ちゃんはどうするのー?」

眼鏡「えーっと私は……」

眼鏡(低身長ちゃんと……いちゃ……)

眼鏡(いやいやそんなこと願ったらほんとに変態じゃないですか!)

女「眼鏡ちゃぁ~ん?」

眼鏡「な、なんですか?」

女「いいんだよ、欲望のままに願えば……どうせ誰もわからないんだから」

眼鏡「なんの話ですかっ!」

女「さあ願え!日本の百合文化繁栄のために!」

眼鏡「あっ、そういえば次は奈良公園ですね!」

女「話そらした!」

低身「しかー」

無口(みんながいい夢見れますように……)

終わります
次は明後日月曜日です

更新します

奈良公園


低身「わー!見て!鹿がたくさん!」

友「なんかすっごい動物園の臭いがするんだが……」

女「もう友ちゃんそういうこと言わないの」

教師「はいみんな注目」

教師「これから各自に鹿が食べるしかせんべいをあげるから自由に使ってね」

教師「さあ、鹿をダシに存分にいちゃいちゃしたまえ!」

友「ちょっと後半部分がよく聞こえなっかたがこれを鹿が食うのか」

女「そうとわかればレッツトライ」

無口「」ソー

鹿「」グイ

無口「」ギョッ

高身「もう無口ちゃんそんなに怖がらなくてもいいのに」

ショート「ねえ見て見て!この鹿おせんべもらうときにお辞儀するよ!」

鹿「」ペコッ

ショート「ほら!かわいい!」

ポニテ「別にその鹿だけってわけじゃなさそうよ。ほらこの鹿も……」

鹿「」ペコッペコッ

ポニテ「しつけられてるのかしら。でも野生って言ってたし……」

高身「野生だけどしつけられてると」

友「ショートみたいだな」

ショート「ど、どういう意味!?」

ポニテ「ふふ」

眼鏡「不思議ですね……」つしかせんべ

鹿「」ペコッ

鹿「」ムシャムシャ

眼鏡「かわいいですね」

友「それはそうとそろそろ水筒を用意したほうがいいかもしれないな」

眼鏡「え?なんでですか?」

女「友ちゃーん!しかせんべい食べたら口が苦いー!!水ちょうだい!」

低身「私も!にがー!」

友「ああいう馬鹿がいるからな……」

眼鏡「ああ……」

友「ていうかお前ら自分の水筒はどうしたよ」

女「バスの中で早飲み対決に使っちゃった!」

友「日に日に馬鹿さに磨きがかかってる」

女「はやくプリーズ!」

低身「プリーズ!」

眼鏡「じゃあ私の水筒を……」

眼鏡(あ……これを低身長さんにあげたらもしかして間接キス……?)

友「あんまり飲むなよ……」つ水筒

女「んー」グビグビ

眼鏡(いや……現に低身長さんは水を欲しがってるわけですし……)

眼鏡(これはしょうがなく……しょうがなくなんですから!)

眼鏡「低身長さん私の水筒……どうぞ」

低身「あ、私も友ちゃんのもらったしもういいや。ありがと」

眼鏡「」

女「もたもたしてるからぁ~」

ショート「あーあ、もうしかせんべなくなちゃった……」

ポニテ「はい、どうぞ」

ショート「ポニテちゃん……くれるのは嬉しいんだけど顔の位置にあって取りにくいんだけど」

ポニテ「いや、食べてくれないのかなと思って」

ショート「私は鹿じゃないよもう!」

ポニテ「残念ね」

ショート「」パクッ

ポニテ「あら」

ショート「むーにがー」モシャモシャ

ポニテ「かわいい鹿ちゃんね……」ナデナデ

ショート「えへへ」ナデラレ









教師「キマシ」

友「あんたはもういいから」

宿舎


女「見よ!ここが私たちが一夜を共にする部屋ダアーッ!」ガラッ

友「和室か……いい感じだな」

低身「わーい!」ゴロゴロ

女「フフフ……ここがいまから私たちの愛の巣となるのだよ……」

友「あーうるさいうるさい」

高身「ところで今後のご予定は?」

女「ごはーんですよ!なんとメニューはすき焼きです!うわっほい!」

ポニテ「まあ素敵」

ショート「お腹すいたー」

眼鏡「食堂に入る前に手を消毒しておくようにって先生が」

女「ヒャッハー!汚物は消毒だぁー!」

友「こいつ修学旅行の夜特有のテンションだ」

食後


女「お腹いっぱい」

友「肉ばっか食べやがって」

女「ふふふ!あーはっはっは!」

友「ついに壊れたか」

女「違うよ聞いて!次は何する時間!?」

友「なんだっけ」

眼鏡「えっとお風呂ですね」

女「聞いたか友よ!入浴というものは体のありとあらゆるところを露出させなければ不可能!
  ついに友の裸体を拝む日が来たのだ!」

女「さあかたくなにこばみつつけてきた友よ!今こそこの私に産まれたままの姿をさらすといい!」

友「水着持ってきた」

女「」

女「ば……か……な……」

友「それくらい想定してたわ」

女「ま、まあ水着姿の友もおいしいのでそれはそれで……」

友「」スッ

女「まさかのウエットスーツ!?スク水ですらない!!」

低身「わーサーフィンする人みたいでかっくいー」

ショート「完全防備だね」

お風呂


カポーン

高身「さあ一日の疲れを癒そうか!」

無口「」コク

女「ちょっとみんなタオルなんか巻いて!女々しい奴らだ!」

友「全裸で大声出すお前なかなかシュールだぞ」

女「風呂場でウエットスーツ着てる奴の方がシュールだい!」

高身「まあ湯船に浸かるときはとらなきゃだし」

女「友ちゃんも脱げ!」

友「うるせ」

見てくれる人ありがとうございます。
明日また更新します。

更新

女「ふふ……友ちゃんよ」

友「こんどはなんだ」

女「ウエットスーツごときで完全防備のつもりかもしれないが入浴という名の悪夢は
  まだ始まってすらいないのだよ」

友「言ってることがさっぱりわからん」

女「いいかよく聞け!ここはお互いの裸体をさらしあう戦場だ!
  クラス中のレズが集まるこの班で何も起きないはずがない!」

女「その証拠に見よ!戦士たちの殺伐とした雰囲気を!」



低身「ふいーあったまるぅ」

眼鏡「……」

ショート「疲れがとれるねー」

ポニテ「ほんとね」

高身「いい湯加減」

無口「」ノンビリ



のほほ~ん



女「うそ……全然平和だ」

友「満足したか?」

女「ええいみんな何やってるの!そんなんじゃみんなただのノンケじゃん!」

友「その言い分もどうなんだ」

ポニテ「女さん、お風呂はゆっくりする場所ですよ」

低身「そーそー」

高身「明日に備えて休まなきゃ」

女「ぐぬぬ」

ガラッ

女「ん?誰?」

教師「やあ」

女「あ、先生」

友「ゲッ」

教師「君たちもこの時間の入浴だったのかい?いやあ偶然偶然」

教師「それはそうと無口さん」

無口「?」

教師「君は胸が小さいね」

無口「」ビクゥッ

高身「ちょっとセクハラですか?」

教師「実はこんな物が」つクリアファイル

高身「なんですか?」

教師「胸が大きくなるマッサージの仕方が書かれたプリントだよ。
   あ、ちなみに誰かにやってもらうの前提のマッサージ法だから。
   実践してみてね」

高身「えーと……まずここを……?」フニッ

無口「」ビクッ

高身「そんな、無口ちゃん、恥ずかしがることないって」

無口「でも……」ボソッ

高身「無口ちゃん気にしてたでしょ?大丈夫、私に任せてって」フニフニ

無口「//////」カアァ

教師「ところでそこの隅っこで縮こまっているのは誰かな?」

眼鏡「」ビクッ

低身「せんせー、さっきから目をあわせてくれないのー」

教師「そうなのかい?いや仲が悪いのは良くないことだ。ほら、ちゃんと向かい合って」グイッ

眼鏡「!!!!!」

低身「わーい眼鏡ちゃーん」

眼鏡(ててててて低身長さんのは……はだか……はだ……///)

眼鏡「」ボフッ

低身「わあああ、どしたの大丈夫!?」アセアセ

教師「そして君たちにはこれを」

ポニテ「写真……?何かしら」

ショート「なになに、私にも見せて」

ポニテ「ちょっとショートちゃん……」

ショート「えっ」

ポニテ「この写真、ショートちゃんとクラスの別の子がキスしてるように見えるけど
    どういうことかしら……」ゴゴゴ

ショート「うええ!?違うよ歯に挟まったしかせんべを見てもらってただけで」

ポニテ「もうちょっとよく話し合いましょうか……」ゴゴゴ

ショート「違うって!キスして見えるのは角度的にそう見えるだけでそんなことは一切なくぁwせdrftgyふじこlp」

ワーワーギャーギャー

友「なんだか風呂場がカオスなことに」

女「さすが先生!おれたちにできない事を平然とやってのけるッ!そこにシビれる!あこがれるゥ!

教師「うんうん、いい眺めだね……」

入浴後


友「なんだか大変な風呂だった」

ポニテ「休むつもりだったのに疲れたわ……」

ショート「」

女「うあーこれはこまったなー」

友「何だ」

女「ふとんがよんくみしかないぞーこれはふたりひとくみでねるしかなさそうだなー」

友「うわほんとだ!またあの教師の仕業か!」

高身「そうなの?まあ別に構わないけど。ね、無口ちゃん一緒に寝よっ!」

無口「」コク

ポニテ「私以外の人間がショートちゃんと寝るなんてありえないわ……でしょう?」

ショート「ソウッスネ」

低身「じゃあ眼鏡ちゃん、一緒っ!」

眼鏡「ああ、はいっ」

女「あれー?あれあれー?ということはー?」

友「はあ……全くしょうがないな」

女「うんほんとにしょうがないしょうがない」

友「念のために持ってきた布団一式を使うか」

女「!?」

女「嘘だよね!?どんだけ私への対策ばっちりなの!」

友「備えあればなんとやらってな……」

女「うわあんひどいよ友ちゃん!どれだけフラグをへし折れば気が済むの!あんまりだよ!」

友「はいはい諦めろ。そうがっかりするな」

女「そんなこと言うんだったら一緒に寝てよ!ていうか抱かれろ!」

友「素直だったら寝るの考えてたがやめた」

女「ちくしょー!」

高身「はいじゃあ電気消すよー」

女「ええもう!?早いよ!まだ恒例行事まくら投げをやってない!」

ショート「わたしもう寝たいー」

ポニテ「明日も早いんだからもう寝なきゃだめよ」

眼鏡「わたしもそう思います……」

女「くそう!みんなパートナーと寝れると知ってそそくさ準備しやがって!リア充爆発しろ!」

友「zzzzz」

女「ああもう友ちゃんにいたってはもう夢の中だし!一寸の希望もない!」




全員「zzzz」


女「ふふふ……みんなもう寝たかな?」

女「この程度でへこたれる女様じゃないのだよ……今友ちゃんは無防備!今襲わずしていつ襲う!」

女「まずは友ちゃんの服をぬがせ……ふひひ」

女「さあ友ちゃんよ、私のものにn」

幼女「あっ」

女「えっ」

女「だだだだだだだだだ誰誰誰!?」

幼女「おお落ち着いて!わたくし怪しいものではなくて」

女「いや誰!?あなた誰!?されど誰!?それでも誰!?やっぱり誰!?」

幼女「落ち着いてってば!!」パンッ

女「ひでぶっ」

低身長とショートのキャラがかぶってる希ガス
明日もまた書きます。


全員何も無く寝たのかよww
大チャンスだろドキドキしろ触れ触れ

>>94
私も布団の中でああだどうだみたいな話を書こうかと思ったんですがいまいち話が広がらなかったのと風呂でもう十分やったんでいいかなと……
でも眼鏡が無防備な低身長をみて触るか触るまいかとか考えてみると今かなり後悔してます。

なあに
そういうのは完結後におまけとして書けばいいのだよ

>>97
まず完結できるかどうか怪しいですが頑張りますですハイ

ちなみに今日の夜更新です

更新します

幼女「落ち着いた?」

女「はいとても」

幼女「えーと……わたくしこういうもので」

女「あ……わざわざ名刺をどうも......えーと、ゆめたがいかんのん……」

女「え、あなたがあの夢違観音!?」

幼女「いかにも」

女「って誰だっけ」

幼女「んがっ」

幼女「あなたたちが昼間みた仏像のあれですよ」

女「あーあー!あの変なやつね!」

幼女「変なやつて」

女「でもあの仏像とは全然姿が違うけど。ょぅι゛ょじゃん」

幼女「あれは初代の夢違観音様を形作ったものですからね。私は28代目です」

女「夢違観音に代とかあんの!?」

幼女「実はまだなったばかりなんですけど」

女「それでなんの用で」

幼女「昼間ここのご一行が願われましたので悪夢をいい夢に変えるべく参上したのです。
   それでまずあなたから手をつけたのですが……」

女「急に起き出したからこんな結果に」

幼女「そうですね」

女「え、それってもし私が素直に寝てたら友ちゃんといちゃちいちゃな夢が見れてたってこと?」

幼女「はいまあ」

女「うわああ!起きなきゃよかったあああ!」

女「お願い!今から寝るから見せてよそれ!」

幼女「いえ姿を見せてしまったのはまずいので……今日はもう必要最低限の仕事をして帰ります」

女「そそそそこをなんとか!!」

幼女「さて次はこの人でしょうか」

眼鏡「」スースー

女「あ、眼鏡ちゃん?」

幼女「ここで困ったことがありまして」

女「何ですか?」

幼女「この人の希望の夢が『低身長さんといちゃいちゃ』なんですが」

女(結局願ったんだ)

幼女「私は人間のところにきて間もなくまだいろいろ勉強不足で。
   この『いちゃいちゃ』の意味がよくわからないのです」

女「ほほう」

幼女「どうしましょう」

女「うん大丈夫!私たちが教えてあげるから!」

幼女「私“たち”?」

女「へイ!友氏よ!起きたまえ!」ボスッ

友「ぐべらっ」

友「もう……なんだよ……」

女「朝だあーさーだーよー女がのぼーぉおるおはようございます!!」

友「......まだ夜じゃないかふざけやがっtうわなに誰!?」

幼女「目が覚めました?」

女「彼女こそがあの夢違観音様でごじます」

友「ゆめたがい……?あの法隆寺の?」

幼女「はい」

女「夢を変えるために来てくれたそうです」

友「いわかに信じられん」

女「ところが夢違さんは『いちゃいちゃ』がなにを指すのかよくわからんそーです」

女「そこで!電車でご老人がいたら即席を譲るくらい親切ガール女ちゃんはその意味を教えてあげることにしました!
しかも分かりやすく実践でな!」

女「いい夢違さん、いちゃいちゃってのはこうハグしあったり……」ギュ

友「おい何すんだやめろ」パンッ

女「いたし ちょっと恥ずかしがらないで友ちゃんこれは親切でやってることなんだから」

女「こうやってスリスリしたり……」

友「やめろって」

女「チュッチュチュッチュしたり」

友「やめろっていってんだろうがあ!」ゲシィ

女「べるぼるぼっ!!」ビターン

女「ちょ、友ちゃんいくらなんでも乱暴すぎ......」

友「今寝起きで機嫌が悪いんだ」

幼女「」ジー

女「あ、夢違さんごめん」

幼女「今のが『いちゃいちゃ』ですね、参考になりました」

女「ええ!?違うよ違う!今のはちょっと失敗したの」

幼女「あれそうだったんですか?でももうこの人の夢をそのような形で変えてしまいました」

女「ちょっ!?だめだよそれ!眼鏡ちゃんが望んだものとは180度違うよ!戻して!」

幼女「いえこれ以上使うとMPが足りなくなってしまいます」

女「RPGか!?」

眼鏡「」ウーン

女「うわあなんかうなされてるよ!朝になったらちゃんと謝っておくべきだよ友ちゃん!」

友「私のせいなのか!?」

幼女「さて次はこの人ですね」

ショート「」クースカ

女「あれMP足りないんじゃなかったの?」

幼女「一度自分で変えた夢を再度上書きするには通常よりMPを消費するんです」

女「む、無駄な設定が......」

友「でも悪夢を見るとか言ってたよな」

幼女「それなんですが見たところ彼女はすさまじい邪気のようなものに
   取り憑かれていて悪夢をみるのも当然かと」

女「邪気!?」

友「あいつの執着心がそこまでのものとは……」

幼女「なんのことですか?」

友「いやこっちの話」

女「それでどうするの?」

幼女「もちろん排除します……と言いたいところですが今回の場合いささか問題が」

女「というと」

幼女「人間は邪気に対して立ち向かったり逃避したりさまざまな道をえらびますが
   この人の場合共存を選んだようで」

幼女「きっと小さなころからずっとこの邪気と一緒に生きてきたのでしょう。邪気が奥までこびりついていて
   早くいうと体と同化してしまっています」

女「どど同化って!なにいまショートちゃんそんな怖いことになってるの!?」

友「まああの二人は幼稚園からの仲らしいしありえない話でもないがやっばポニテって怖えぇな」

幼女「だからなんの話ですか」

友「いやいや……」

幼女「まあ結論を言うとここまでのものとなると無理に剥がした場合本人にどんな影響があるか
   わからないということですね。まあ悪夢程度ですんでるんだから大丈夫じゃないですか多分」

友「なんて適当な」

幼女「あ、もしなにかあったら名刺に記載された電話番号でお申し付けください。いつでも参上しますよ」

女「ずいぶん近代化したんですね……」

幼女「じゃ、私はこれで」

女「あれほかのみんなは?」

幼女「他の方々は具体的な願いがなかったので悪夢を消すだけです。
   そしてそれはさっき邪気がどうこういってる間に終わりました」

女「はやっ」

幼女「なれてますんで。では改めて失礼」

女「乙でした」

幼女「」フッ

友「き、消えたし」






女「うへえなんだったんだろうね」

友「心霊現象かなにかか……?」

女「でも名刺はちゃんとある。きゃーこわいよともちゃーん」スリスリ

友「おいまだそんなことする元気あったか」

女「へいへいいいですよーだ。今回の修学旅行で身に染みてわかったよ。
  どうせ私は一生叶わない片思い中の惨めな女学生ですよーだ。ぶーぶー」

友「あっそ」

女「ふん友ちゃんの冷徹人間!もう寝るおやすみ!」ガバッ

友「……」

女「……」

友「おい」

女「ん、なに?」

友「ちょっとこっちにこい」

女「え、何故」

友「いいから」

女「え、ちょ、ほんとに何?私なんかそんなマジなトーンで怒られるようなことした?」

友「別に怒ってない。いいからこいよまどろっこしい奴だな」

女「えーと……じゃあ失礼して......」ソー

友「……」

女「……」





友「」ギュッ

女「!!??!?!!!!???!? 」

女「ちょちょちょちょちょちょなになになにこれれどうしたん急に!?」

友「うるさいな……」

女「えほんとになにドッキリ!?ドッキリなのかこれは!?」

友「あのさ……」

女「ハイナンデショウ」

友「別に……お前が嫌いとか……思ってないから」

女「そ、それってどういう……」

友「おやすみ」

女「うええ!?こののまま寝るの!?ちょ友ちゃん!?」

友「zzzz」

女「ほんとどうなちまったんだええこの世界は」











友「何私の布団で寝てるんだてめええ!!」ゲシィ

女「ぶべらぶべっ!!」ビターン

明後日また書きます

今日も今日とて更新

女「いやいや!友ちゃんが来いって言ったんじゃん!」

友「は?そんなわけ……あっ」

女「思い出した?」

友「思い出した……」

女「もうなんでいきなりあんなことしたの!びっくりしすぎて心臓破裂するかと思ったよ!」

友「嫌だったか?」

女「いやいや全くそんなことはないですもう一回してください」

友「実は家では抱き枕で寝ててな……それで」

女「抱くものがなくて落ち着かなかったと」

友「そんなところだな」

女「それで抱き心地の方は」

友「なかなか良かった。抱き枕の素質あるぞお前」

女「うれしいんだかわからん」

友「さて私は起きるか」

女「えっまだ早くない?」

友「別に……歯磨きでもするよ。いいからお前は自分の布団に戻れ」

女「もうちょっと友ちゃんと一緒に寝た余韻を味わっていたい……」

友「誰か起きてきたやつに勘違いされるだろ」

女「なるほど、その手があったか」

友「おい」ギロ

女「フヒヒサーセン」

高身「おっはよー」

無口「」ペコッ

友「おっみんな起きたか」

低身「困った」

女「どしたの」

低身「眼鏡ちゃんが突っ伏したままピクリとも動かない」

友「えっ」

眼鏡(ほんとに……ほんとになんだったんです今のは……)

低身「ほら眼鏡ちゃん、おきてー!」グイグイ

眼鏡(低身長さんに蹴られたり罵られたりする夢を……見ました)

眼鏡(なんですか……なんですかこれ!これは私が望んだ夢!?だとしたら本当に人として末期じゃないですか!)

眼鏡(違う違う!私は決してそんな嗜好をもった人間では……)

眼鏡(でも……ちょっと良かったかも……)

眼鏡(ってああああああああ!!それだけは!それだけはダメですよ!)

女「案の定ですね」

友「まじかよ……」

女「さて友ちゃん、謝ろうか」

友「わ、私のせいじゃないだろ!」

女「私のせいでもないもん!」

友「かといってほっとくわけにも……」

女「でも夢違観音様が出たなんて信じてくれないだろうし……」

ショート「二人ともどしたの?」

友「あっ……ショートおはよう」

ショート「なにこそこそ話してるのー?」

女「いや、いやなんでも……ねえ友ちゃん」

友「うんほんとに」

ショート「え、本当にどうかしたの?なんか変だよ?」

友「いや本当になんでもないんだが……ただ……」

女「ショートちゃん……その……めげずに頑張ってね」

ショート「えええ!?なにこの雰囲気!?わたしなんかした!?」

ポニテ「朝から騒がしいわねぇ……」

高身「あはは、無口ちゃん寝癖ひどいよ」

無口「」アセアセ

高身「私がなおしてあげる、洗面所おいで」

無口「」トタトタ

ショート「私たちがやんのやんのやってる間にあの二人だけはいつも
     順風満帆というかなんというか……」
 
ポニテ「まあ付き合ってるのはあの二人だけだしね」

女「まあ私は昨日の夜うまくいったけどねぇ」

全員「えっ」

友「うわあああ!誤解を招くような言い方をやめろ貴様!」

高身「うそ……あの二人が?」ヒソヒソ

ポニテ「一番ありえなさそうなのに……」ヒソヒソ

無口「」ビックリ

ショート「どういうことだってばよ……」ヒソヒソ

低身「?」

友「違うってみんな!おい今すぐ訂正しろ!」

女「もう、照れちゃって……友ちゃんからしてくれた時にはびっくりしたんだからね」ニヤニヤ

全員「「「えっ!?友ちゃんから!?」」」

友「違うって言ってんだろうがぁぁぁぁぁぁ!!!!」ゲシィ

女「ばらんぶるばっ!!」ビターン

高身「おめでとう二人とも!」

ポニテ「長年の思いがついに実を結んだのね」

ショート「ほんとに意外だよ……」

無口「」パチパチ

低身「なんかようわかんないけどお祝い事があったんならおめでとー」

教師「その話詳しく!!」

友「どっから出てきた!」

友「おい……早く訂正しろっつってんだろ……殺されたいのか……」

女「うわあ目がマジだごめんみんな嘘!友ちゃんをからかってみたかっただけ」

ポニテ「ほ、ほんとに?」

高身「びっくりさせないでよ……」

ショート「なーんだ」

バス内

女「もう、私は何回ゲシィビターンを繰り返してるんよ……」

友「お前今から説教だぞ……」

女「こここ怖っ」

友「人がちょっと甘えを見せたら貴様……本当にふざけるなよ……」

女「ごめんって!友ちゃんがあんなこと言ってくれたから嬉しくなっちゃってつい……」

友「なんのことだ」

女「えっ覚えてないの?」

友「私が何か言ったのか?」

女「そんな酔っぱらって帰ってきた人の朝みたいな……」

友「なんて言ってた」

女「私の事は別に嫌いじゃないって。いい言葉だったなー録音しておけばよかった」

友「ふん、どうせウソだろ」

女「信じないならそれでもいいよ?でも私は嬉しかったの。私友ちゃんの事好きだからねー
  だからほんと許してこのとうり」

友「はぁ……もういいよ」

女「えっほんとに?」

友「なんか怒る気失せた」

女「ふっちょろいぜ」

友「」ギギギ

女「嘘嘘嘘!!冗談冗談!!」

今回はなんか女の子同士のイチャイチャ度が足りなかったので次回存分にさせようと思います 次は明後日です
あと2,3回の更新で修学旅行を終わらせたいなと思っております

更新していきます

清水寺


高身「やってきました清水寺」

友「人多っ」

女「はいはいみんな注目!これからの行動について説明するからよく聞いて!」

友「何でお前が」

女「班長だからです」

ショート「そうだったんだ……」

女「ここからは班別行動となっていて班で自由に行動できます!」

女「また清水寺の参道には八ツ橋や京ばあむなどの売店が立ち並び
  お土産を購入するのにはもってこいなのです」

女「まあ普通だったら清水寺を見物してからお土産を買いに行くんだけど……」

女「私たちの班は清水寺をすっ飛ばして自由時間すべてお土産に使おうと思います!いえーい!」

友「ちょっと待てよせっかく来たんだぞ見ないのか!?」

女「不満がある班員が約一名」

友「修学旅行だぞ修学しろよ」

女「友ちゃん、今回このような行動になるのには理由が二つあります」

女「一つ、さっさと売店に行かないと人であふれかえり買い物どころじゃ
  なくなる恐れがあるため」

女「二つ、寺とか神社の類は正直見飽きた」

友「おいおい」

友「私は納得いかんぞ……」

女「どうですか皆さん」

高身「うーん、私は別にいいけれど」

ポニテ「女ちゃんが言うことにも一理あるしね」

低身「さんせー」

友「そういうわけにもいかんだろ……おい眼鏡、何とか言ってやれ」

眼鏡「なんでもいいです……本当に何でもいいです……はあ……」

低身「眼鏡ちゃーん、朝から変だよ」

友「ここまで引きずられると流石に罪悪感わくな……」

女「だから誤っておけばよかったのに」

売店


ワイワイガヤガヤ

友「十分人だらけじゃねーか!」

ショート「みんな考えてることは同じなのかもね……」

高身「先にお土産買ってから清水寺に行こうってひとも多いのかも」

友「おい班長どうする」

女「ふっふっふ、これも天才女さんは計算のうちよ」

女「はいみんな、はぐれるといけないからいつものペアで手をつないでいきましょー!」

友「なっ」

高身「そういうことなら、はい無口ちゃん」

無口「」ギュッ

ポニテ「可愛い手ね……ずっと握ってたいくらい」ギュウウウ

ショート「ちょっとポニテちゃん痛い痛い痛い!」

低身「眼鏡ちゃーん」

眼鏡「」ブツブツ

低身「もう!眼鏡ちゃんったら!」

眼鏡「あっな、なんでしょう……」

低身「ん、手つなぐんだってさ」スッ

眼鏡「ててて手ですか?///」

友「」ギュウウウ

女「友ちゃん違う握るのは首じゃなくて手!!」

数分後

友「ってよく考えたら」

友「手をつないでもこの場合二人ずつ迷子になるだけじゃねえか!意味ない!」

女「完璧にはぐれましたね」

友「全く手なんかつないで……ばかばかしい」パッ

女「ああちょと、もう照れ屋!」

友「どうするんだ」

女「やっと二人きりになれたね友ちゃん……」

友「周りに人はごまんといるんだが」

女「そうだった」

友「とりあえずさがすぞ」

女「えー、お土産買おうよー」

友「このまま見つからなかったらまずいだろう。お前班長だしまずは連中を探すのが先だ」

女「そんな……友ちゃんと京都ドキドキデート大作戦が……」

友「またそんなくだらないことを考えてたのか……」

低身「あっ……ちょと眼鏡ちゃん」

眼鏡「」ポー

低身「眼鏡ちゃーん!」

眼鏡「ああっ、はい」

低身「どうしたの、やっぱり眼鏡ちゃん変だよ!」

眼鏡「そ、そんなことないですよ……」

低身「隠し事は良くないよ、なんか困ってるなら言って!相談に乗るから」

眼鏡「そんなに心配しなくても……大丈夫です……」

低身「心配するよ!私好きだもん!」

眼鏡「えっ」

低身「眼鏡ちゃんの笑ってる顔が!」

眼鏡「ああ……」

低身「だから笑ってよ!私眼鏡ちゃんの笑顔が見たいの!」

眼鏡「て、低身さん……」

眼鏡(そうですよね……私がこんなんじゃ低身さんに心配かけるばっかりですよね……)

眼鏡(それに私は低身さんの事が好き、ただそれだけなんです、なんら恥じることはないです!)

眼鏡「ごめんなさい低身さん、私ちょと落ち込んでたけどもう平気ですありがとうございます!」

低身「おお!眼鏡ちゃん大復活!良かった!」

眼鏡「はい!低身さんのおかげです!」

低身「で、みんなとはぐれたんだけどどうしよう」

眼鏡「そ、そうだったんですか……」

ショート「わーかわいー、私このストラップ買おっ」

ポニテ「あら木刀」ヒョイ

ショート「ちょっ、ちょちょちょ、ポニテちゃん何する気!?」

ポニテ「え、別に持ってみただけだけど……」

ショート「なんだびっくりした……ポニテちゃんが持つとシャレにならないんだよ……」

ポニテ「ふふふ、ショートちゃんったらおかしい」

ショート「じゃあ私はストラップを……」

ポニテ「これください」

ショート「買うの!?」

飯を食ってきます

再開

高身「よかったねー八ツ橋買えて!」

無口「」コク

高身「さてと……みんなどこに行ったのかな……」

無口「」ウーン

無口「!」フラッ

無口「」バタッ

高身「あ、無口ちゃん大丈夫!?転んじゃったの!?」

無口「っ……」

高身「あちゃー……また派手にすりむいちゃったね……大丈夫?痛いでしょ?」

無口「」コクコク

高身「どうしよ……とりあえずここは人が多いし……」

高身「あ、あそこ行こうか水道あるし。大丈夫立てる?」

無口「」スク

高身「あんまり無理しないで……」

高身「とりあえず水で傷を洗うよ」ジャー

無口「っ!」

高身「痛いけどちょっと我慢して……はい終わり!」

高身「あとはハンカチでおさえて止血するから……動かないでね」

無口「……」

高身「……」

無口「ねえ」ボソッ

高身「ん、どした?」

無口「だれも聞いてないかな……」

高身「うん大丈夫だと思う」

無口「ありがと……」

高身「どういたしまして」

無口「えっと……高身ちゃんかっこよかった……よ」

高身「ふふ、ありがと、嬉しい」ニコッ

無口「」ニコッ

女「あっ、友ちゃんあそこ」

友「先生!」

教師「おや二人とも、どうしたんだい?」

女「実ははぐれちゃって……ほかの班員を見ませんでした?」

教師「眼鏡さんと低身さんは参道を入ってすぐの八ツ橋屋で八ツ橋を買っているよ。
   ショートさんとポニテさんはみなと合流するためにとりあえずバスに移動したみたいだね。
   高身さんと無口さんはトイレの近くの水道にいる。なにかあったのかもしれない」

友「そこまで詳細な情報が聞けるとは……」

女「とりあえず先生いれば大丈夫そうだね。さあ探そう!」

次回修学旅行終了です。明日か明後日更新しますがおそらく明後日になると思われます

帰りの乗り物はないのか...

修学旅行で木刀買う奴アホのイメージww

>>143
書きますよ

>>144
一人はいますよね

結局今日になってしまいましたが更新します

数分後


女「いやあみんな見つかってよかったよかった」

高身「先生、無口ちゃんがけがを……」

教師「それは大変だ、僕が絆創膏を持ってるから使って」

女「これでここ京都とはさよならか……」

友「疲れるんだよ……この班は……」

ポニテ「いい修学旅行だったわね」

女「!? その木刀何!?どうしたの!?」

友「落ち着けポニテ!何をするつもりだ!!」

ポニテ「お、お土産に買っただけなんだけど……」

友「あ、そうかそうだよな、普通に考えて」

ポニテ「どうして私がこれを持っているとこんなに怖がられるのかしら」

女「たぶん日頃の行いが……」

帰りのバス


女「こうして私たちの修学旅行は終了し、残すは帰宅のみとなりました」

友「疲れた」

女「いやあなんだかんだ言っていい修学旅行だった」

友「外が暗いな……もうそんな時間か」

女「暇だね」

友「いかん眠くなってきた」

女「へぇーじゃあ寝ればいいじゃないデスカー私なんにもしまセンヨー」

友「信じられないくらい信じられない」

女「ほんとに何もしないって」

友「嘘こけ……」

女「でも到着までにはまだかなり時間ありますよ」

友「困った」

女「だから寝るべき」

友「変態の前でうかうか寝てられんわ」

女「そうだいいこと考えた」

友「何だ」

女「私も寝る」

友「は?」

女「そうすれば私は正真正銘何もできないでしょ?友ちゃんは安心して寝れるというわけです」

友「まあそれはそうだが……」

女「じゃそういうわけで!おやすみ!」

友「お前は別に眠くないんだろ?そう簡単に……」

女「zzzz」

友「のび太かお前は」

友「まあそういう冗談はいいから……」

女「zzzz」

友「聞けって」

女「zzzz」

友「まさか本当に寝てるのか……?」

女「zzzz」

友「……」

女「zzzz」

友「それにつけても?」

女「おやつはカール♪」

友「おい」

女「しまった!ついつられて!」

友「なんで寝たふりしてたんだ」

女「寝ようとしてただけだい!」

友「おもいっきりしまったとか言ってたじゃねーか」

女「ぎくっ」

友「お前の考えてることがわかったぞ……そうやって寝たふりして、私が寝たところを何かする気だな……」

女「ぎくぎくぎくーん!違うよ!」

友「そんなにぎくぎく言った後でよく否定できるな」

女「ふんいいもん!どうせ友ちゃんの事だから睡魔に勝てなくて何もしなくても寝ちゃうでしょ!」

友「んなわけあるか、お前じゃあるまいし」

友(とは言ったものの本当に眠いな……このままだとまずい)

友(はぁ……なにか目が覚めるようなことでもおきないだろうか……)

眼鏡「じゃあ……道路」

低身「廊下!」

眼鏡「カ……カラス」

低身「寿司!おすし!」

眼鏡「渋柿」

低身「えと……あ!きれい!」

眼鏡「いですか?い……い……」

低身「そうじゃなくて眼鏡ちゃん!窓の外、見て!」

眼鏡「外……?わっ」

眼鏡「すごくきれいな夜景――」

低身「すごーい!私こんなにきれいなの初めて見た!」

眼鏡「ほ、ほんとにすごくきれい……」

教師「お、そこの二人はもう気がついてるみたいだね」

教師「はいみんな窓に注目!」

ショート「見て見てポニテちゃん!」

ポニテ「あら……すごい……」

無言「」クイクイ

高身「わー!すごいきれい!」

女「友ちゃんほら!目も覚めるような夜景!」グイッ

友「わかったから顔をつかむな顔を」

教師「今日たまたま通ったここは実は日本で有数の夜景スポット!めったに見れないからよく見ておくように!」

女(た、たまたま……?まさか先生わざわざここを……いや、考え過ぎか……)

友(考え過ぎだよな……)

眼鏡(考え過ぎですよね……)

ショート(考え過ぎかな……)

ポニテ(考え過ぎよね……)

高身(考え過ぎかも……)

無口(考え過ぎだよね……)

低身「わーきれー」

女「素敵な夜景も見れてこのバスももうじき到着です」

友「……」

女「どしたの友ちゃん腑に落ちないような顔して」

友「なあ……」

女「なに?」

友「お前に一つ言いたいことが……ある……」

女「え、なに急に」

友「いいから聞け」

女「う、うん……」

友「……」

女「……」

友「私たっちてさ……」












友「お土産買ってなくないか?」

女「あっ」

×友「私たっちてさ……」

○友「私たちってさ……」

友「買ってないよな……」

女「しまった……みんなを探すのに夢中で……」

友「さんざんやったのに結局こんなオチかよ」

女「ちゃんちゃん」

くぅ疲
修学旅行終わりです。ネタがなくなったので明後日までには書けるように頑張ります

レスしてくれた皆さんありがとうございます。こんな短時間で3レスももられるなんて感無量です
ゴールデンウィークが近いので次はそれに関連したネタにしようと思います。多分

更新

ゴールデンウィーク1日目

友宅


女「」ピンポンポーンピピポンポーン

友「うるさい」ガチャ

女「こんにちはでございます!」

友「人んちのインターホンを鳩ぽっぽのリズムで鳴らすな」

女「今日からGWですね!」

友「ゲームウォッチ?」

女「ゴールデンウィークだよ!」

友「それで何しに来たんだ」

女「せっかくの黄金週間なんだからどっか遊びに行こうっ!」

友「断る」

女「友ちゃんはなにか予定があるのかい?」

友「別に」

女「えっどこにも行かないの!?」

友「家でごろごろ、これに尽きる」

女「なんてつまらない人間なんだ」

女「なんてつまらない人間なんだ」

友「二回言わなくていいから」

女「そんなこと言わずに!遊びに行った方が絶対楽しいって!」

友「あのなー、ゴールデンウィークだぞ?どこ行ってもきっと人だらけだよ」

女「なるほど」

友「人ごみは修学旅行でこりごりなんだ。お前だってそうだろ」

女「確かに」

友「無理に出かけて疲れるより家の方が絶対いいって」

女「ふむふむ」

女「で、どこ行くの?」

友「お前話聞いてた?」

女「まあいいやとりあえずあがろっ、おじゃましまーす」

友「今日家、私一人なんだが……」

女「なんと!それはいいことを聞いた!やらいでか!」

友「なにもやらん」

女「さてとどこに行くか決めましょうか」

友「行くの前提かよ」

女「どないする」

友「はあ……全くしょうがない奴だな、じゃあ昼がまだだしなんか食いに行くか」

女「ほうほういいですね!」

友「何食う」

女「ていうか私がつくってあげようか」

友「つくれるのか?」

女「へっへーん、将来友ちゃんのお嫁さんになるんだから料理くらいできないと」

友「めんどくせえなつっこむのが」

女「さてと材料ある?」

友「なにつくるんだ?」

女「カレー」

友「ひ、昼から?」

女「カレーシカツクレナイ」

友「そうなのか……」

女「あ、ルーあった。野菜ある?なんか」

友「玉ねぎと人参とジャガイモあたりでいいか?あと肉もある」

女「なんかザ・カレーって感じの材料だねなんか面白くない」

友「確かに典型的すぎるか。他になんかいれるか?」

女「キノコとか」

友「ないな」

女「おナスとか」

友「それもない」

女「シチューのルーとか」

友「いやいや」

女「カレールーと見せかけたチョコとか」

友「闇鍋でもやるのか?」

女「友ちゃんの体液とか……」

友「気持ち悪いこと言うなよ!」

友「いいよな材料はこれで……」

女「あ、もちろん友ちゃんも手伝ってくれるよね?」

友「まあいいけど」

女「おっしゃー!じゃあつくりはじめるよ!」

友「おう」

女「はいじゃあまずは食材を切ろう!」

女「うえーんぐすぐす」

女「最近友ちゃん、私のために割く時間が少なすぎるんじゃない!?」

女「夜の方も雑になってきたし最近どうも帰ってくるのが遅いし」

女「も、もしかして別の女に手を出して!?私というものがありながらー!!」

友「つっこみみたいことは山ほどあるがとりあえず玉ねぎで出た涙でくそみたいな芝居するのやめろ」

女「ちっ、あほな友ちゃんになら行けると思ったのに」

友「お前にあほとか言われる筋合いないわ」

友「ん」ポロ

女「あ!友ちゃんの瞳にも涙が!私の事に対してやっと反省してくれたんだね!」

友「これは玉ねぎのせいだがお前のからみ方がめんどくさすぎて本当に泣きそうかも」

友「ほらさっさと切るぞ」トントン

女「ういうい」

友「……」トントン

女(あんまり慣れてない手つき……やっぱりあんま料理しないんだろうな)

女(ん、待てよ、これで友ちゃんが軽いケガでもしてくれたら友ちゃんの指を合法的に舐めるチャンス!)

友「……」トントン

女(けがしろ~けがしろ~)

友「さっきから私の指をすごいけんまくで睨んでるがなにかついてるのか……?」

女「あっ、いやいやそういうわけじゃnぎゃー!指!指切った!」

友「よそ見してるからだろ……」

女「私がけがするとは」

友「ほら見せてみろ……なんだたいしたことないな、つばつけときゃなおるだろ」

女「え!?まさか友ちゃんが!?」

友「ほら、舐めろ」

女「ですよねー」

女「あ、でもいまのほら舐めろってSっぽくてちょっとゾクッときたかも」

友「ああ?」

女「駄菓子菓子!わたしはそんなことで妥協したりはしない!さあ私の指を舐めてくれたまえよ!」

友「はあ?誰がお前の指なんて舐めるか」

女「そこを何とか」

友「嫌だ」

女「ふっふっふ……いいのかな……友ちゃんの恥ずかしい写真をばらまいても……」

友「なんのことだ」

女「実は今の今まで忘れてたんだけどあの修学旅行の夜に記念に撮った写真があった。私と友ちゃんが添い寝してる写真」

友「下手な嘘つきやがって」

女「それが嘘じゃないんだなー、ほら」つスマホ

友「うそっ、まじか」

女「ふふふ、このままだとこの写真を片手に友ちゃんが彼女になったと皆に言って回るぞ」

友「それは困るすごく」

女「じゃ、舐めてもらおうか!いやっほほい!」

友「」ペロッ

女「えっ」

友「ほら」

女「な、なに今のソフトタッチ!こんなんじゃ傷なおんないよ!」

友「でも舐めたんだからいいだろ」

女「私は納得できません。もっと舐めて!ちゃんと口に含んで!」

友「めんどくせーな……」

友「じゃ、いくぞ……」

女「どうぞ」

友「」パクッ

女「あふん」

友「」ナメナメ

女「いい感じ……」

友「」ペッ

女「むはー!」

友「これでいいのか……?」

女「うんありがと、私満足」

友「……」

女「……」

友「な、なぜか変な雰囲気に……」

女「うんもうなんか……ベットいこうか!ね!?」

友「」バシィ

女「べるばっ!」

女「ちょ、指よりもひどいケガしそうだったんだけど!」

友「もう二度とこんなことはしない、絶対にだ」

女「なんでだよー……というところだけど今の私割と満足」ナメナメ

友「私が舐めた指を舐めるな」

女「そういえば料理中だった」

友「よく考えたらつばついた指じゃきたねえからちゃんと洗って絆創膏貼ってこい」

女「そうする。洗面所行ってくる」タタタ

友「……」

友「さてと……例の写真を消すか……」






女「切った材料も炒めたし水で煮ます」

友「どのくらいだ?」

女「20~30分くらい?」

友「暇だな」

女「なんかする?」

友「火の元離れちゃいかんだろ」

女「IHだから大丈夫。多分」

友「なにする」

女「よし!じゃあベットに……」

友「」シュッ

女「見切った!」ガシッ

女「ははは!天下の女様が同じ手に何度も引っかかるとでmごぷあぁ」

友「調子のってる暇あったら追撃の心配しろよ」

女「私は悔しい。いつも友ちゃんにやられてばっかで」

友「なんだ急に」

女「私が本気出せば友ちゃんなんかけちょんけちょんだかんな!」

友「あっそ」

女「友よ!私と勝負しろ!」

友「どうやって」

女「マァリオカートゥwwwwwwwwエーイッwwwwwwwww」

友「ゲームかよ」

数分後


女「どれ味見を」

女「ペロッ、これはカレー!?」

友「当たり前だろ」

友「じゃあこれを盛りつけ……あっ」

女「ん?どした?」

友「」

女「え?友ちゃん?」

友「」

女「どうした!応答しろ友!友オオオオ!」

友「」

女「まじでどうしたん」

友「米 が な い」

女「」

明日か明後日更新します。二日目はポニテとショートです

更新します

ゴールデンウィーク二日目


ショート「気がついたらここにいた。ここはどこだ」

ショート「頭が痛い。昨日までは普通に自分の家にいたのに」

ショート「周りの情報を得ようと行動を起こそうとするがそれもできない。なぜだ」

ショート「原因がわかった。手足がベットに固定されている。私は今大の字だ」

ショート「しょうがないから今の視界の情報だけでこの場所を推理するしかない」

ショート「特筆すべきは壁一面の写真だ。これらが美しい風景の写真だったら写真が趣味の人の家かもしれないがそうじゃない」

ショート「この写真はすべて私の写真だ。一枚残らず例外がない。いったいどこでこんなに入手できるのだろう」

ショート「さあこれらの情報をふまえて私をこんな目に追いやった犯人を推理しよう」

ショート「私には一人だけ心当たりがある。それは……」

ポニテ「あら、ショートちゃんおきてたの?」

ショート「ポニテちゃんしかいないよねぇ……」

ポニテ「なに一人でぶつぶつ言ってたの?」

ショート「探偵ごっこしようと思って」

ポニテ「探偵も何もここは私の部屋よ?来たことあるでしょ何回も」

ショート「こんな衝撃的な部屋忘れるわけないよ!」

ポニテ「はい、ショートちゃん、朝ご飯」

ショート「朝ご飯?今って朝なの?」

ポニテ「まあそうね……」

ショート「だったら別にカーテンしめなくても……ていうか時間どうこう以前にいま何年何月何日何曜日?」

ポニテ「現在二千十五年五月三日日曜日よ」

ショート「私のもっとも最近の記憶は二日だ。ということは日をまたいだのか」

ショート「ていうか手が動かせないんじゃご飯食べられないよ」

ポニテ「大丈夫よ、私が食べさせてあげるから。はい、アーン」

ショート「ですよねー」

ショート「」モグモグ

ポニテ「どう?おいしい?」

ショート「おいしいけど気分はあがらない」

ポニテ「残さず食べてね、アーン」

ショート「また何でこんなことを……」

ポニテ「連休中ショートちゃんいないと寂しいなーと思って」

ショート「それがなんで監禁につながるのかがわからない」

ポニテ「私はただショートちゃんと一緒にいたいだけ」

ショート「たしか去年もこんなだった気がする」

ポニテ「去年だけじゃないわよ。その前も、その前も、そのまたその前も……」

ショート「はぁあ……今年は一日目が平気だったから行けると思ったんだけどな……」

ショート「ごちそうさまでした」

ポニテ「おそまつさまでした」

ショート「それで今回はいつまで?」

ポニテ「そうね……連休明けまでかしら」

ショート「嗚呼、私ノ黄金週間」

ポニテ「本当はずーっとずーっとこうしてたいのよ?」

ショート「それにしてもいつみてもすごい部屋だね……ゲシュタルト崩壊しそう」

ポニテ「ここに貼ってあるのはほんの一部よ?」

ショート「すさまじいね……」

ポニテ「じゃ、お皿片づけてくるから。おしっこしたくなったら言ってね」

ショート「ういー」

ショート(あと四日間ずっとこれかいな……さすがにきついな、慣れたけど)

ショート(うーん、これで何回目なんだろうな、これ)

ショート(ていうかいつからこんなことはじまったんだっけ)

ショート(えーと……ポニテちゃんとは幼稚園で知り合って仲良くなって……)

ショート(それで小中高とずっと同じクラスだったな……なんでだろ)

ショート(小さいころから私が別の女の子と話してるとあの人は誰なのとかすごい聞いてきたし)

ショート(携帯の履歴とかほとんどポニテちゃんだし)

ショート(なぜか私の家のカギ持ってるし)

ショート(ときどきこうやって監禁されるし……)

ショート(ほんとポニテちゃんって何者!?)

ショート(そういえばポニテちゃんのお母さんとかってみたことないな、いっつも家で一人だよね……)






ポニテ「店のなかには、私を含めて三人の男がいた。
    ひとりは、カウンターの中のバーテン。もうひとりは、少しはなれた椅子にかけている客」ペラ

ショート「……」

ポニテ「いずれも目つきのよくない、油断ならない表情で、なにを考えているのかわからない……」

ショート「ねえポニテちゃん」

ポニテ「なに?」

ショート「私ちょっと眠くなってきちゃった……寝ていい?」

ポニテ「ええもちろん、起きたらまた続きから読みましょうか」

ショート「いやもうその本はいいや……何回も読んだし、ていうか聞いたし」

ポニテ「そうね、じゃあ私はショートちゃんが寝てる間に買い物に行ってくるわ。
    ついでに映画か何かかりてきましょうか。なにがいい?」

ショート「サマーウォーズ」

ポニテ「好きねそれ」

ショート「うん」

ポニテ「それじゃおやすみなさい……」

ショート「ねえ」

ポニテ「なに?」

ショート「ポニテちゃんって家でいっつも一人だけど他に誰かいないの?お母さんとか……」

ポニテ「……」

ショート「あれ、もしかして聞いちゃいけないやつだった?」

ポニテ「別にいいわよ、親なんていたことないし」

ショート「やっぱダメじゃん!」

ポニテ「心配しすぎよ、大丈夫。私両親がいなくて寂しいだなんて思ったことないから。
    むしろいなくて良かったって思うくらい」

ショート「そんな……」

ポニテ「わたしにはショートちゃんがいてくれればそれでいいのよ」

ポニテ「ショートちゃん以外の人なんていらないわ」

ショート「でも……そういうわけにもいかないでしょ?」

ポニテ「そうね、それは私が一番よく分かってる」

ポニテ「というかこの話前もしたわ」

ショート「あれ?そうだっけ?」

ポニテ「ショートちゃんってばほんとに忘れっぽいわねぇ……かわいいからいいけど」

ショート「ていうかこれとってくんない?」

ポニテ「だめよ」

ショート「なんで」

ポニテ「とったらショートちゃん逃げるでしょ?」

ショート「うん逃げる」

ポニテ「だからだめ」

ショート「むー」

ポニテ「じゃ、行ってくるわね。おやすみなさい」

ショート「うん」

夕方


ショート「う……うーん……」

ポニテ「あら、おはよ」

ショート「おはよ……」ゴシゴシ

ポニテ「ずいぶん長く寝てたわね」

ショート「あれ、写真取ったの?」

ポニテ「ええ、今はショートちゃんがいるもの。ま、連休が終わったらまた飾るけどね」

ショート「DVD借りてきた?」

ポニテ「ええ、ほら」

ショート「ポニテちゃんは何してたの?私が寝てる間」

ポニテ「買い物から帰ってきた後は掃除とかしてたけど……基本的にここにいたわ」

ショート「え、ここで何してたの?」

ポニテ「ずーっとショートちゃんの事見てたわ」

ショート「別の事してればよかったのに……」

すいませんちょっとぐだぐだになってしまいました。ネタがまとまってない状態で書いたので
明日ちゃんとまとめた状態で書きます

更新です

ポニテ「はい、アーン」

ショート「」モグモグ

ポニテ「おいしい?」

ショート「ポニテちゃんの料理はいっつもおいしいよ」

ポニテ「あら、そういってもらえると嬉しいわ」

ショート「だから普通に食べたいんだよなぁ……」

ポニテ「いろいろ隠し味入れてるからね」

ショート「隠し味?何?」

ポニテ「……」

ポニテ「ショートちゃんへの愛がいっぱい……」

ショート「今の間は何!?」

ポニテ「じゃあお皿片づけて……あとお風呂も沸かしてくるわ」

ショート「うん」

ポニテ「映画見てる?」

ショート「ううん、ポニテちゃんと一緒に見るから」

ポニテ「そう……じゃあ待っててね」

ショート(んー、お腹いっぱい。結局何だったんだろ隠し味って)

プルプル プルプル

ショート(ん?何の音……?)

ショート(あ、私の携帯……ポニテちゃんが持ってきたのかな)

ショート(頑張ればとどきそう……よしとどいた)

ショート(知ってる電話番号……でも誰のだっけ)

ショート(まあ出ればわかるよね)ピッ

クラスメイト『あ、もしもし』

ショート「ああなんだ、クラスメイトさんか」

クラスメイト『うんそうだよ、ねえ今日遊ぶ約束どうしたの?家行ってもいなかったけど』

ショート「うんごめん監禁されちゃって」

クラスメイト『か、監禁?なにそれどういうジョーク?』

ショート「いやジョークでなく」

クラスメイト『誰に』

ショート「うーんと……友達」

クラスメイト『それって友達が来てて身動き取れないことを監禁って言ってるってこと?』

ショート「いや違う違う、マジもんのやつ。今手足固定されてて動けない」

クラスメイト『仮にそれが冗談じゃないとしたらそれそうとうやばいんじゃない?』

ショート「んー、まあ大丈夫。しょっちゅうだし」

クラスメイト『ちょっとよくわかんないんだけど……』

ショート「ていうかそろそろきっていい?ポニ……友達が来ちゃうから」

クラスメイト『ええ……?でも監禁って……』

ポニテ「」ヒョイ

ショート「あっ」

クラスメイト『あ……あれ?もしもし?もしもs』

ポニテ「」ブチッ

ポニテ「誰?」

ショート「え、えーと……友達」

ポニテ「名前を聞いてるのよ」

ショート「クラスメイトさん……」

ポニテ「誰?どんな人?どういう関係?何話してたの?」

ショート「最近仲良くなった子、ほら窓側の席の……」

ポニテ「あぁあの子……」

ポニテ「最近ショートちゃんの周りをうろうろしてるから誰かと思ったけど」

ポニテ「こういうときにもこうやって邪魔してくるのね」

ショート「ち、ちが、クラスメイトさんに悪気はなくって、私が電話に出たからで……」

ポニテ「ショートちゃん」

ショート「はいっ」

ポニテ「この携帯壊していいかしら」

ショート「だ、ダメだよ!」

ポニテ「じゃあ電源切っておくから。あと私がもっておくわね」

ショート「う、うん……」

ポニテ「じゃ、お風呂もうすこしで沸くからね」

ショート(やっぱポニテちゃん怖いかも……)




ショート「あ」

ポニテ「どうしたの?」

ショート「私トイレ」

ポニテ「どっち?」

ショート「おしっこ」

ポニテ「じゃあちょっと待ってね……」

ポニテ「はい」つペットボトル

ショート「やっぱりそれなの?毎回恥ずかしいんだけど……」

ポニテ「つべこべ言わないの……」

ショート「ふいーすっきり」

ポニテ「あ、お風呂沸いたみたいね」

ショート「ねえポニテちゃん……念のため聞くんだけどそのペットボトルの中身ってトイレに捨ててるんだよね?」

ポニテ「まさか、そんなもったいないことするわけないじゃない」

ショート「ええ!?それじゃどうしてるの?」

ポニテ「使うのよ」

ショート「何に!?」

ポニテ「使うのよ」

ポニテ「じゃあお風呂入りましょうか」

ショート「ということは」

ポニテ「はい、薬」

ショート「うへぇやっぱり?それ苦手……体に力が入らなくなるから」

ポニテ「そういう薬だもの」

ポニテ「はい」

ショート「」ゴクン

ショート「からだがふにゃふにゃするぅ」

ポニテ「はい、立って」

ショート「補助なしじゃ立つことすらできない……とほほ」

ショート「ていうかこんな薬どっから入手してるの?じつは結構危ない薬だったり……」

ポニテ「大丈夫。安全は私が保証するから」

ショート「ほんとにー?」

ポニテ「ええ」

ポニテ「だってただのビタミン剤だもの……」ボソッ

ショート「ん?何?」

ポニテ「ううん、なんでもない」

風呂


ポニテ「はい、ショートちゃん体洗ってあげる」

ショート「ん」

ポニテ「……」ゴシゴシ

ショート「……」

ポニテ「ねぇショートちゃん」ゴシゴシ

ショート「何?」

ポニテ「私がなんでショートちゃんにこんなことするかわかる?」ゴシゴシ

ショート「え……私と一緒にいたいから?」

ポニテ「うん、そのとおり」

ポニテ「連休が終わったら終わりだけれど、本当はずっとこうしていたいの」

ポニテ「明日も明後日も来週も来年も……」

ポニテ「ずっとショートちゃんのそばにいたい」

ポニテ「ショートちゃんはどう?」

ショート「うんいいよ」

ポニテ「軽いわね」

ショート「でも監禁されるのはいや」

ポニテ「でもそういってくれて嬉しい」

ポニテ「私は小さいころからずっとショートちゃんの事だけを見て生きてきたもの」

ポニテ「ショートちゃんを愛してるの」

ポニテ「だから……ちょっと乱暴なこともしちゃうのかも」

ポニテ「それでもいい?」

ショート「大丈夫。ポニテちゃんはいい人だよ」

ポニテ「ふふ……ありがと」

ポニテ「……」ゴシゴシ

ショート「ねえ」

ポニテ「なに?」

ショート「なんかさ……こうやって人に体触られてると変な気持ちになるよね」

ポニテ「なにそれ、なんのアピール?」

ショート「別にー」

ポニテ「」ニコッ

ポニテ「ショートちゃん」

ポニテ「今夜は楽しみね」

ショート「なんのことだかぁ」

ポニテ「ふふ、とぼけなくていいのよ……」ゴシゴシ

ポニテ「はい、前終わり、後ろ向いて」

明後日に書きます。三日目は眼鏡と低身です

今日はちょっと短いかもしれませんが、できるだけ更新

数日前


低身「あ、いたいた、おーい!眼鏡ちゃーん!」

眼鏡「あ、低身さん」パァ

低身「ねえ眼鏡ちゃん、ここらの近くに恐竜博物館あるの知ってる?」

眼鏡「ああそういえば……行ったことはないですが」

低身「じゃあいこっ!ゴールデンウィークだし!」

眼鏡「え、急すぎませんか!?」

低身「じゃあ四日の日に○○に集合ね!」

眼鏡「あ、はい……」

ゴールデンウィーク3日目


眼鏡(って勢いだけで承諾してしまいましたけど……)

眼鏡(二人っきりで出かけるってこれってもしかしてデー……デ、ト……)

眼鏡(そ、それはないにしても服とか何着て行ったら……やっぱり眼鏡よりコンタクトの方が?)

眼鏡(待ち合わせ場所には少し早くいった方がいいでしょうか……それとも、わざと少し遅れたり……)

眼鏡(あーもー!わからないことだらけじゃないですか!)

ピンポーン

眼鏡「ひぁい!?」

低身「やっほー!眼鏡ちゃん、きたよー」

眼鏡「ええ!?待ち合わせ場所に集合のはずじゃ……」

低身「うん、でもよく考えたらこっちの方がはやいから、きちゃた。
   ところでなんで扉そんなちょっとしか開けてないの?」

眼鏡「すいません!今ちょっと部屋着なので……ちょ、ちょっと待ってくださいね……」

眼鏡(うわー!まだ何にも決まってないのに!でも低身さんを待たせるわけにはいかないし……と、とりあえず着替えて……)

姉「どうした妹そんなに慌てて」

眼鏡「あ、あれ……お姉ちゃんいたの?」

姉「うん今日仕事休みだし。それより今チャイムなったけどお客さんが来たんじゃないの?」

眼鏡「い、今お姉ちゃんと話してる暇ないの!私は今忙し……」

姉「」ガチャ

低身「?」

眼鏡「ってなんで玄関開けてんのおお!!」

姉「こんにちは」ニコッ

低身「あ、こんにちは」

姉「眼鏡ぇー、だれぇー?あんたの彼女ー?」

眼鏡「か!?かの、かのじょ!?」

低身「眼鏡ちゃーん」ノシ

眼鏡「て、ていうか……」

眼鏡「部屋着みられた……」

リビング


姉「お名前は?」

低身「低身長です」

姉「私はこいつの姉」

低身「ああ!お姉さんでしたか!」

姉「そ、ジュースあるけど飲む?」

低身「いただきます」

眼鏡「お姉ちゃんちょっと来て……」

姉「はいジュース、ちょっと待っててね……」

眼鏡「もうお姉ちゃんのバカバカ!お姉ちゃんのせいでださい部屋着見られたじゃん!」

姉「いやいや~、あんたいつの間にあんなかわいい子とデキてたの?あんたも隅におけないねぇ~」

眼鏡「ちょっと勘違いしないで!私と低身さんは別にそんな関係じゃ……」

姉「じゃ、何?」

眼鏡「えっ!?な、なにって……そりゃ……」

眼鏡「え、えー……と……」

姉「ああ!もしかして友達以上恋人未満ってやつ!?」

眼鏡「ちょっと大きな声出さないで!」

姉「ひゅーっ!青春だねー!私にもそんな時代が……」

眼鏡「お姉ちゃんの昔話はどうでもいいから……!そんなことより着替えてこないと!低身さんに言っといて!」バタバタ

姉「もう、あんなにあわてなくてもいいのに」

姉「ごめんねー、眼鏡ちょっと今着替えてるから、もうちょっと待って」

低身「はーい」

姉「で、眼鏡とはどういう関係なの?」

低身「とっても仲良くさせてもらってますよーいい友達です!」

姉「あ、友達。友達ねぇ」

低身「?」

姉「それはそうと今日はどこ行くの?」

低身「博物館にきょーりゅー見に行きます!」

姉「へえ恐竜。それはどっちの提案で?」

低身「私です!」

眼鏡「」ドキドキ

眼鏡「低身さん、お待たせしました!」ガラッ

低身「お、眼鏡ちゃん終わった?じゃ行こうか」

眼鏡「えっ、えと、どうですかこれ……?」

低身「なにが?」

眼鏡「ふ、服とか……」

低身「服?服は良いよ、似合ってる!」

眼鏡「そそ、そうですか、ありがとうございます……///」

姉(ほほえましいね……)

低身「それじゃ恐竜見にレッツゴー!」

姉「」トントン

眼鏡「な、なにお姉ちゃん……」

姉「がんばってんね、私応援してるから」ヒソヒソ

眼鏡「もうからかうのはいいから……」ヒソヒソ

姉「そんな君に朗報だ」ヒソヒソ

眼鏡「もう、なに」ヒソヒソ

姉「あそこの恐竜博物館はいろんなカップルのデートスポットして有名だよ」

姉「もしかしたら相手もそれをわかってて……みたいな」

電車


ガタンゴトン


低身「きょーりゅーきょーりゅー」パタパタ

眼鏡(お、お姉ちゃんが言ってたことって一体どういうことでしょう……)

眼鏡(ま、まさか低身さん、やっぱりデートのつもりで……)

眼鏡(い、いやまさか、で、でもそうだとしたら……!)

低身「ねえ、眼鏡ちゃん」

眼鏡「は、はいっ」

低身「私ねー前からずっと眼鏡ちゃんと博物館いきたいって思ってたんだー」

低身「だから一緒にこれてよかったー!楽しもうね!」

眼鏡「……」

低身「眼鏡ちゃん?」

眼鏡「はっ!?はい!そうですね!」

眼鏡(い、今のは一体……これは本当にひょっとして……)

明後日更新です。二日に一回ペースになってしまって申し訳ない

更新

恐竜博物館



低身「わー!すごい!みてよ眼鏡ちゃん!恐竜の化石!ほらティラノサウルス!」

眼鏡「へー……中はこんな風になってるんですね。いろんな化石が……」

低身「眼鏡ちゃんブラキオサウルス!」

眼鏡「ぶらきお?」

低身「ほらあの一番でっかいの!すっごいなー!かぁっこいいなー!」

眼鏡(す、すごい……低身さんの目がものすごくきらきらしている……)

眼鏡(これってやっぱりデート目的じゃなくて恐竜目的で……)

低身「あ、こいつかっこいい!知らないけどなんか聞いたことある名前!こんど図鑑で調べよっ!」

眼鏡(ですよね……普通に考えて……)

眼鏡(それなのに私ときたらさっきから何を勘違いしてうかれて……はあ……)ズーン

低身「ほえ?眼鏡ちゃんなんかあった?」

眼鏡「いえなんでも……」

眼鏡(もう、お姉ちゃんが変なこと言うから……)

低身「ねえ眼鏡ちゃん、ベロキラプトルどっかにいないかな!?」

眼鏡「べろきらぷとる」

低身「うん!私が一番好きなやつだよ!ちっこいんだけどすばしっこくてかっこいい鉤爪を持ってるの!」

低身「他に好きなのはスピノとかーパキケファロとかー」

低身「あとアルゼンチノサウルスも外せないよね!恐竜最大!」

眼鏡「??????」

低身「あ、あとアンキロ!アンキロかっこいいよね!」

眼鏡「す、すいません。私あんまり詳しくなくって……」

低身「え、でもアンキロサウルスは知ってるでしょ?」

眼鏡「う、うーん……」

低身「じゃあスピノサウルスは?」

眼鏡「すいません、それもちょっと……」

低身「ステゴなら……」

眼鏡「えー……っと……」

低身「トリケラ……」

眼鏡「それはどっかで聞いたことあるような……ないような」

低身「……」

眼鏡「……」

低身「」ショボーン

眼鏡(どうしよう……露骨にがっかりさせてしまっている)

眼鏡(これは嘘でも知ってるっていった方がよかったんでしょうか……いやでも……)

低身「」ショボーン

眼鏡(と、とりあえずこの状況を何とかしないと!)

眼鏡「えーと、低身さん」

低身「うん」

眼鏡「私今みたくあんまり詳しくないので……えっと……」

眼鏡「いろいろ教えてくださいませんか?私、低身さんの話ならたくさん聞きますよ!」

低身「」パァ

低身「う、うん!私頑張る!」

眼鏡「」ホッ

眼鏡(よし!切り抜けた!ナイス私!)

低身「じゃあえっと、はいこれ見て」

眼鏡「なんですか?スケッチブック?」

低身「はい、まずはこれが皆さんご存知ティラノサウルス。あっちに飾ってあるやつです」ペラ

眼鏡「ああ、それなら知ってますよ。有名ですよね!」

低身「続きましてこらがトリケラ……」ペラ

眼鏡「その絵は誰が描いたんですか?」

低身「ん?私だけど」

眼鏡「えっ」

低身「これとか見てー、昨日完成させたんだけど、自信作なんだ!じゃーんプテラノドン」

眼鏡「……」

低身「あれ反応薄いね。やっぱ下手かな」

眼鏡「いやいや!ちょっと言葉を失ってしまって……これ本当に低身さんが描いたんですか?」

低身「そだよ」

眼鏡「す、すごい……図鑑のイラストのコピーかと思いました私」

低身「えへへ、照れちゃうな」











低身「あ!これ欲しい!恐竜の……なんていうんだっけこれ」

眼鏡「えーと、人形?フィギュア?ですかね」

低身「まあなんでもいいや、このティラノ……はいっぱい持ってるから、こっちのステゴのにしーよおっと!」

眼鏡(低身さんほんとに恐竜好きなんだな……そういえば前ワニが好きとか言ってたような)

低身「ん、あれ」

低身「あれ、おっかしいなー……」ガサゴソ

眼鏡「どうしました?」

低身「どうしよう……財布が見当たらない……」

眼鏡「えっ、ほんとですか!?」

低身「落としたかも……」

眼鏡「さ、探しましょう!入場券買ったときにはあったからこの館内にありますよ!」

低身「う、うん……」










眼鏡「ど、どこにもありませんね……」

低身「眼鏡ちゃん……」

眼鏡「ひょっとしてもう誰かが拾ってしまったとか……」

低身「ええ!?ねこまんまされてないかな!?」

眼鏡「ねこまん……ねこばばならされてないと思います」

低身「でも中にお金はいってるし……」

眼鏡「とりあえず落し物センター的なのがないか探してみ……」

低身「」ポロッ

眼鏡「!?」

低身「」ポロポロ

眼鏡「ちょ、低身さん、だ、大丈夫ですか!?」

眼鏡(あ、泣いてる低身さんもかわい……)

眼鏡(ってそんなこと言ってる場合じゃないし!)

眼鏡「と、とりあえず、えと、あの、」

低身「う、ぐす、ごめ、ごめんね眼鏡ちゃん……」ポロポロ

眼鏡「そんな!低身さんは謝られるようなことはなにも……」

低身「そう、そうじゃ、ぐす、なく、て」ポロポロ

低身「あれ、めが、眼鏡ちゃんから、ヒック、もらった、財布、だ、たから……」ポロポロ

眼鏡「えっ……」

低身「う、ずと、ぐす、大切にしてたのに……」ポロポロ

眼鏡「低身さん……」

低身「」ポロポロ

眼鏡「わかりました、大丈夫です」

眼鏡「わたしが必ず見つけ出します!」

低身「め、眼鏡ちゃん……」

眼鏡「だから安心してください!」

低身「う、うん私も探す!」

数分後

眼鏡「駄目ですね……やっぱり見当たらない……」

低身「やっぱりねこま……ねこばばされちゃったのかな……」

眼鏡「だ、大丈夫です、まだ時間は……」

低身「いや眼鏡ちゃん、もういいよ……」

眼鏡「あ、あきらめちゃ……」

低身「ううんいいの、私眼鏡ちゃんが一緒に探してくれて嬉しかった。今の私はそれだけで十分」

眼鏡「低身さん……」

低身「」ニコッ

低身「さ、もっといろんな恐竜みようよ!私がいろいろ教えてあげよう!」

眼鏡「そ、そうですね!」

?「あのーすいません」

眼鏡「え、ど、どちらさまで……」

?「すいません、財布がどうとかおっしゃってたので……これあなたのですか?」スッ

低身「あーーー!!!」

眼鏡「低身さんの財布!」

低身「やったー!見つかってよかったー!!」

眼鏡「ど、どうもありがとうございます!」

?「いえいえ、落ちてたのを拾っただけですよ」

?「では私はこれで」スタスタ

眼鏡「ほんと、本当に良かったですね!」

低身「うん!これも眼鏡ちゃんのおかげだよ!」

眼鏡「いえいえ、私は何も」

低身「ほんとありがとー!」ギュッ

眼鏡「!!!」

眼鏡「て、低身さん、照れますよ……///」

低身「んー!ほんと眼鏡ちゃん大好き!」

眼鏡「だいっ!?だいす、大好き!?」

低身「ところで眼鏡ちゃん、さっきの人誰だったんだろうね。キャップとサングラスとマスクで全然顔見えなかったけど」

眼鏡「」プシュー

低身「ちょっとー、眼鏡ちゃん聞いてる?」















教師「私に死角はなかった」

次は明後日更新です

ゆっくり更新

ゴールデンウィーク四日目

無口宅


高身「無口ちゃん、きたよー」ガチャ

無口「」ゴホゴホ

高身「夏風邪だって?大丈夫?」

無口「」パクパク

高身「ん?どうしたの?」

無口「」パクパク

高身「あ、もしかして喉がやられて声が出ないの?」

無口「」コク

高身「熱ある?」

無口「」コク

高身「えーっと、さっき無口ちゃんのお母さんから電話があって」

無口「?」

高身「無口が風邪みたいなんだけど仕事で面倒見れないからよろしくねっていわれたの」

高身「というわけで、今日は私が看病してあげます」

無口「」ペコ

高身「とりあえずいろいろ買ってきたから、薬とかポカリとか冷えピタとか」

無口「」サスサス

高身「ん?お腹?お腹すいたの?」

無口「」コク

高身「よし!じゃあ私が今からおかゆつくってあげる!ちゃんと材料も買ってきたから」

高身「じゃあ無口ちゃんは寝てて、できたらまた起こしてあげるから」

無口「」コク

無口(うう……頭が痛い……)

無口(お母さんったらまた高身ちゃんにまかせて……)

無口(ゴールデンウィークなんだから高身ちゃんもやりたいことあると思うのに)

無口(なんというか……私はいっつも高身ちゃんに迷惑かけてばっかだな)

無口(学校でも私がうまく話せないからいろいろフォローしてもらってるし……)

無口(たまには私から高身ちゃんが喜ぶようなことしてあげたいな)

無口(恩返し……できたらいいな)

幼女「こんにちは」

無口「……」

幼女「……」

無口「!?」

無口「」ビクゥ

幼女「そんなに驚かなくても」

無口「」パクパク

幼女「お久しぶりですね」

無口「」パクパク

幼女「あなたの言いたいことはわかりますよ」

幼女「なぜ私がここにいるのか、ですよね」

無口「」ボーゼン

幼女「私はあなた方の修学旅行の夜にやってきましたがその時にあなたも私の姿を見てましたよね?」

幼女「わたしはてっきり女さんと友さんにしか見られてなかったと思ってたんです」

幼女「まあ全く騒いでなかったので私も含め誰も気づいてなかったみたいですが」

無口「」コク

幼女「で、まあ私は姿を見られたら死んでしまうとかそういうんじゃないんですけど」

幼女「念のために姿を見られてしまった人間はきちんとリストアップして管理することになってるんです、はいチーズ」カシャ

無口(なんか写真撮られた)

幼女「ちなみにあなたで25人目です」

無口(結構いる)

幼女「それにしてもこのカメラとかいうのは便利ですねぇ、前までは見た目がどうとか顔がどうとかいちいち書いてたんですがその必要もないです」

無口(夢違観音なんだからもっとすごいのもってそうなのに)

無口「」ゴホゴホ

幼女「ほほう、風邪ですか」

無口「」ゴホゴホ

幼女「あたしの知り合いに風邪を治せる奴がいますよ、紹介しましょうか」

無口「」フルフル

幼女「はあ、私の風邪よりも自分のために頑張ってくれてる高身ちゃんに恩返しがしたい、と」

無口(なぜそこまでわかる)

幼女「まあここで会ったのも何かの縁ですしねえ、協力しましょうか、暇だし」

無口(暇なんだ)

幼女「というわけでこれを差し上げます、はい」

無口「?」

幼女「それは鶴の羽です。あの鶴の恩返しに登場した鶴の実際の羽といわれています」

無口(そんなものがなぜここに)

幼女「その羽は人の恩返ししたいという思いに反応してどの方法が相手に最適か導いてくれます」

無口(この羽にそんな力が……)

幼女「さあ、相手の事を思って念じて見て下さい。きっと答えが導き出されますよ」

無口(高身ちゃん……)

『好き』

無口「?」

幼女「何か見えましたか?」

無口「??」

幼女「ほう、好き、と出ましたか」

無口(だからなぜわかる)

幼女「ということは高身さんはあなたに好きといってもらえることがなによりも幸せなんじゃないですか」

無口(た、確かに私あんまりしゃべんないし、照れちゃうからあんまりそういうこと言わないかも……)

幼女「できそうですか?」

無口「」ウーン

幼女「まあ私にできることはここまでですよ」

幼女「それじゃあわたしは……っとその前に」

無口「?」

幼女「らあめんってなんですか?」

無口「??」

幼女「実は最近人間の姿に変身できるようになりまして」

幼女「そこで知り合った友達と明日らあめんを食べる約束をしたのですが……」

幼女「そのらあめんとは何ぞやと」

無口(何ぞやって言われても……)

無口(どんぶりに入ってて……)

幼女「どんぶり」

無口(そこに麺が……)

幼女「はい」

無口(あとスープも……)

幼女「すーぷ」

無口(スマホで画像検索したほうがはやいな)

幼女「おお、これがらあめんですか、美味しそうですね!」

無口「」コク

幼女「これは明日が楽しみになってきました」

高身「無口ちゃーん、おかゆできたよー」

幼女「おっとわたくしめはこれで」パッ

無口(消えた!?)

高身「あれ、布団の上で正座してどうしたの?」

無口「」アセアセ

高身「もしかして待っててくれたの?寝ておいた方がよかったのに」

無口(何だったんだろうあの人……)

無口(うーん……好き……『好き』か……)モグモグ

高身「おかゆ上手に作れてるかな」

無口「」コク

高身「ありがと」ニコッ

無口(いろいろやってもらってるのに『好き』だけでいいのかな……)

無口(まあそれで高身ちゃんが喜んでくれるならそれに越したことはないけど……)

無口「」ジー

高身「?」

無口(で、でも急に好きって言うのもなんだか変だよね……///)

無口「!」バシャ

高身「あっ」

無口(こ、こぼしちゃった……)

高身「あらら、幸い服とか布団にはついてないね、私が片づけるから」

無口(ご、ごめんなさい!)ペコッ

高身「ううん、大丈夫」

無口(うう、また高身ちゃんに迷惑かけちゃった……恩返しするつもりだったのに……)

高身「……」フキフキ

無口「……」ショボン

高身「無口ちゃん」

無口「?」

高身「大丈夫だから、そんなにシュンとしないで」

無口(でも……)

高身「あのね、無口ちゃんの風邪のこと無口ちゃんのお母さんから任せられたけど、でもそうじゃなくても看病しにきた」

高身「私は無口ちゃんが早くよくなってほしいって思ってる」

高身「だから私のことは気にしないで、ゆっくり休めばすぐによくなるよ!」

無口(高身ちゃん……)

無口(あ……今なら言えそうかも……)

無口(す……す……)

無口「」パクパク

高身「?」

無口(声でないんだった)

数時間後

ピピピピ

高身「うん!だいぶ熱もひいたね」

無口「うん」

高身「あ、無口ちゃん声……」

無口「いつの間にかよくなってたみたい」

高身「このまま一日休んでればきっとよくなるよ!」

無口「ありがと、高身ちゃんのおかげだよ……」

高身「私もうれしい」

高身「それじゃ、もっと一緒にいたいけど私ももう帰らなきゃ」

無口「あっ」

高身「どうしたの?」

無口(いわなきゃ……好きっていわなきゃ)

無口「えっと、今日は看病してくれてうれしかった」

高身「うん」

無口「ありがと」

高身「どういたしまして」

無口「それでね、えっと……」

無口「す、すき……」

高身「え?」

無口「す、好きです!!」

高身「えっ」

無口「あ、あの違くて、私のためにいろいろ、いつもありがとうって思ってるから、それでなにかできないかなって思って、私これくらいしかできないから……」

高身「無口ちゃん……」

無口「い、嫌だった?」

高身「そんなことない、すごく嬉しい、私も好きだよ」ギュ

無口「んあ……///」

高身「」チュッ

無口「!」

高身「私、今日来てよかった」

無口「///」







数日後

高身「うつっちゃった」

無口「あーあ……」アセ

GW終了です 次は明日か明後日
あと一つなんかやったら終了かなって感じです

おまけ

ゴールデンウィーク五日目


姉「すいませーん、待ちました?」

教師「あ、うん全然」

姉「急に呼ばれたからびっくりしましたよー、この辺にそんなにおいしいラーメン屋さんがあるんですか?」

教師「まあその話は後だ。今日はとっておきの朗報があるのだよ」

姉「なんですか?まさか妹と低身ちゃんが付き合い始めたとか……」

教師「実にそうなってほしいものだがそうじゃない」

姉「というと」

教師「今日実はもう一人来る」

姉「誰ですか」

教師「その人はなんと……」

幼女「私の事ですか」

姉「!?」

教師「あ、もう来てたんだ」

幼女「はい、今来ました」

幼女「それでこちらの方は?」

教師「うん、彼女は……」

姉「すごい!ょぅι゛ょだ!ょぅι゛ょの方だ!」

幼女「えっ」

姉「すごい!かわいい!ねえ何年生!?名前は!?わぁほんとにお人形さんみたい!!」ギュー

幼女「ちょ、苦し、なんなんですかこの人」

教師「彼女はロリコンだ」

幼女「変わった名前ですね」

教師「そうじゃなくて」

姉「ロリコンとは人聞きの悪い!子供好きの淑女とよんでくれたまえよ!」

幼女「ああ、こういう気持ち悪い人の事をロリコンと……」

姉「ょぅι゛ょに罵られた!快感!」

幼女「なにかほかの成分もまじってるようですが」

姉「ぺろぺろ!ょぅι゛ょのうなじぺろぺろ!」

幼女「ちょ、やめ」

教師「」カシャ

幼女「写真撮ってる暇あったら助けて下さいよ!」

教師「悪い悪い、ほーれ、このロリエロゲをあげるから幼女を離すんだ」

姉「ょぅι゛ょは離さないがそれはもらう!」

幼女「なんと一方的な申し出」

教師「そんな僕らをラーメン屋が定休日という理不尽なオチが襲う」

幼女「えっ」

姉「えっ」

教師「今スマホで調べてわかった。水曜日は休みだそうだ」

幼女「そんな……私のらあめん……」

姉「私は全然大丈夫ですよ!幼女ちゃーんうち来る?美味しいお菓子いっぱいあるよー」

教師「文句が完全に誘拐犯のそれだね」

幼女(来なけりゃよかった……)

さあ更新

教室


友「あーあ……朝はだるいな……」

女「」ガラッ

友「お、珍しく早いな」

女「あ、あぁ……友ちゃんおはよう……」

友「? どうしたんだ?」

女「え?」

友「あ、いや別に」

女「……」スタスタ

友「そうだ、おい女」

女「ひゃい!?」

友「な、なんだその反応」

女「えと……何?」

友「あぁ、この前かした本、そろそろ返してくれ」

女「あ、本。本ね、すぐ返す、絶対返す」

友「別にそんなに義務感持たなくてもいいんだが……」






友「最近女の様子がどうもおかしい」

ショート「どういうこと?」

友「ウザいほど元気なやつだったのに最近めっきりおとなしくなってる」

ポニテ「私も最近元気ないなとは思うけど、そんなにひどいかしら」

友「うーん、嫌なことがあっても三歩歩けば忘れるやつだから、ありゃそうとう珍しいぞ」

ショート「でも女ちゃんだって人間なんだから悲しいことがあって落ち込むことぐらいあるでしょ」

友「そうかもしれんが……あいつがあんなだとこっちまで調子狂う」

ポニテ「落ち込んでるって、具体的にはどんな感じなの?」

友「……ときどきやたらため息ついてたり」

友「何もないところをぼーっ見てたり」

友「かと思ったら時々切なそうな顔してたり……」

友「うーん、考えれば考えるほど変だ。あいつはほんとに女なのか?」

ショート「ねえ、それってさ……」

ショート「恋じゃない!?」

友「恋?」

ショート「だってそれっぽい症状じゃん!」

ポニテ「言われてみれば確かに……でもそれって女ちゃんに好きな人ができたってことかしら」

ショート「あの友ちゃん一筋の女ちゃんが……」

友「そ、そうか。そいつはせいせいするな」

ポニテ「友ちゃん、若干ひきつり笑いに見えるんだけど」

友「そんなことない」

ポニテ「まあどちらにしても女ちゃんが落ち込んでる原因を突き止めた方がいいんじゃないかしら」

友「たしかに気になるしな」

ポニテ「てことで、いってらっしゃい」

友「え、どこに」

ポニテ「女ちゃんに話を聞くのよ、それが一番早いでしょ?」

ショート「ファイト!」

友「ま、まじかよ」

友「えーと、こほん」

女「あ、友ちゃん……」

友「あの……なんか最近元気ないよな」

女「まあ……ね」

友「なにかあったのか?悩み事があるなら相談してくれよ」

女「そんなの……」

女「言わなくたってわかるじゃん……」

友(え、えぇ~……)

ショート「どうだった?」

友「言わなくてもわかるじゃん……とか言われた」

ポニテ「なにか心当たりは?」

友「ない、全く」

ショート「もしかして友ちゃんが浮気しちゃってそれで悲しんでるんじゃない?」

友「私は浮気なんてしてな……って私に恋人ができようとあいつには関係ないだろ!」

ポニテ「でも友ちゃんに原因があるのは今ので確かになったわね」

友「私がなにをしたっていうんだ……」

ショート「まあ原因はどうであれ女ちゃんを元気にできたらそれでいいんじゃない?」

ポニテ「そうねえ……なにかしてあげたら?女ちゃんが元気になりそうなこと」

友「女が喜びそうなこと……」


女『友ちゃーん!体触らせろ!ほら!』

女『あ、友ちゃーん、ちょっと胸大きくなったんじゃなーい?どれ私がチェックしtぶればっ!』

女『今日友ちゃんの太ももをペロペロする夢を見たよ!正夢になるといいなぁ』

女『いや!もう限界だ!友!私に抱かれろ!いや冗談ですすいません殴らないでください』


友「」

ポニテ「どうしたの友ちゃんげんなりした顔して」

友「いや……あいつ、私の体触りたがってたなって……ま、まあ別に関係ないけどな……はは……」

教師「それだあああああああ!!!」

友「うわ!でた!」

教師「人を妖怪みたいに言うな!それより僕も最近の女さんの元気のなさには驚いていたのだよ!」

教師「あのままでは女さんの健康上よくない!それを救えるのは君しかいないんだ!」

教師「さあレッツおさわり!彼女に体を触らせて来たまえ!」

友「とりあえず訴えてもいいですか?」

ショート「んー、でもそれが一番手っ取り早いんじゃなーい?」

友「なっ」

ポニテ「そうねえ、まさに女ちゃんの念願って感じだし」

友「じょ、冗談じゃねーよ!」

教師「じゃあどうするんだい?」

友「え」

教師「君は彼女の友達なんだろう?そうだったら元気のない親友のために行動するのは当然だと思うが」

友「そ、それは……」

ショート「そうだよ友ちゃん!女ちゃんがずっとあのままだったら嫌でしょ!?」

ポニテ「大丈夫よちょっとくらい。減るもんじゃないし」

友「お前らからかって楽しんでるだろ!」

教師「さあ!悩める親友を救って来い!」

友「や、やるしかないのか……」

明日再び更新します

更新

友「お、女......」

女「こ、今度は何?」

友「いや……女ってほら、まえから私の……体?触りたがってただろ?」

女「ああうん、まあ……」

友「いいぞ」

女「えっ」

友「いやほら、それで元気がでるならと思って……減るもんじゃないし」

女「友ちゃん……」






女「そういうのは時と場所を選んでやるものであって平日の学校でやるもんじゃないと思うよ」

友「!?」

友「ど畜生がああああああああ!!」

ポニテ「見事なまでのマジレスだったわね……」

友「ぬがあああああ!うううううう!ああああああ!」

ショート「ちょ、友ちゃん落ち着いて」

友「これじゃ私が変態であいつに軽くあしらわれたみたいじゃないかあああ!」

友「私はそんなこと認めない!認めないからなああああああ!!」

教師「しかしあの女さんがここまでとなるとほんとに重症だね」

ショート「ほんとに一体何があったんだろう」

ポニテ「お手上げね、もう私たちの手にはおえない」

ショート「まあやれることはやったと思うよ」

教師「ぐぬぬ……かなり珍しいシチュだったからなごりおしいが仕方がない」

ショート「じゃ、あとはがんばってねー」

ポニテ「ファイト」

友「ちょっ!?飽きたとたんに無責任になりやがって薄情者どもおお!」

友「はぁ……なんというか、今日の私なんかダメだ……」

眼鏡「どうしたんですかそんな青い顔して」

友「お前らこそどうした手なんか繋いで」

眼鏡「これはその……低身さんが恥ずかしいっていってもはなしてしてくれなくて……///」

低身「えへへ、なかよしこよしってやつだよ!」

友「ああそうか……お前らはいいよな……そんなで」

友「それに比べて今のうちの相方ときたら……」

眼鏡「あ、相方?友さんがそんなこと言うなんて珍しい……」

低身「え?友ちゃんと女ちゃんってお笑いコンビだったの?」

友「そうそうあいつがボケで私がツッコミ……ってんなわけあるかい」

眼鏡「と、友さんが普段やらないようなノリツッコミを……」

友「嗚呼、どんどん調子が悪くなっていく」

友「はぁ……なんというか、今日の私なんかダメだ……」

眼鏡「どうしたんですかそんな青い顔して」

友「お前らこそどうした手なんか繋いで」

眼鏡「これはその……低身さんが恥ずかしいっていってもはなしてしてくれなくて……///」

低身「えへへ、なかよしこよしってやつだよ!」

友「ああそうか……お前らはいいよな……そんなで」

友「それに比べて今のうちの相方ときたら……」

眼鏡「あ、相方?友さんがそんなこと言うなんて珍しい……」

低身「え?友ちゃんと女ちゃんってお笑いコンビだったの?」

友「そうそうあいつがボケで私がツッコミ……ってんなわけあるかい」

眼鏡「と、友さんが普段やらないようなノリツッコミを……」

友「嗚呼、どんどん調子が悪くなっていく」

誤爆しましたすいません

下校


友「長い一日だった……もう帰ろう。今日はもうとっとと帰って風呂入って寝よう」

女「と、友ちゃん」

友「お、女っ!?」

女「ごごごめん!急にでてきて……」

友「わ、悪い。で用件は……本ならまだ大丈夫だぞ」

女「あの……私っていちゃ迷惑かな……」

友「そんなことない!そんなこと思っちゃいないぞ!」

女「でもなんか、今朝から友ちゃんなんかよそよそしいし……」

友「それはお前が……頼むから普段通りのお前にもどってくれよお……」


眼鏡「ふ、普段絶対聞けないようなレアな会話」

教師「くそっ!録音ミスった!」

下校


友「長い一日だった……もう帰ろう。今日はもうとっとと帰って風呂入って寝よう」

女「と、友ちゃん」

友「お、女っ!?」

女「ごごごめん!急にでてきて……」

友「わ、悪い。で用件は……本ならまだ大丈夫だぞ」

女「あの……私っていちゃ迷惑かな……」

友「そんなことない!そんなこと思っちゃいないぞ!」

女「でもなんか、今朝から友ちゃんなんかよそよそしいし……」

友「それはお前が……頼むから普段通りのお前にもどってくれよお……」


眼鏡「ふ、普段絶対聞けないようなレアな会話」

教師「くそっ!録音ミスった!」

女「それで、えと、今日は友ちゃんと一緒に帰ろうと思って……久しぶりに」

友「そ、そうか、うん、そうしよう」

女「い、嫌なら全然!大丈夫だから!」

友「そんなこと一言も言ってないだろ……」

女「……ごめん」

友「じゃあ……帰るか。一緒に」

あれなんかまた誤爆しとる……すいません読みづらくしちゃって

ポニテ「ねえちょっといいかしら」トントン

友「なんだよ、今せっかくいい感じに……」

ポニテ「女ちゃんと二人きりになれるのはチャンスよ、やっぱり女ちゃんを救えるのはあなたしかいない」

ポニテ「先生なら私たちが止めるから安心して。明日には元気な女ちゃんが見られることを私たちも願ってるわ」

友「そ、そうか悪いな」

女「友ちゃーん?まだー?」

友「ごめんもういかなきゃ」

ポニテ「うん、ファイト!」

友(なんだこの戦争に送り出される時みたいな……)

帰り道


女「……」

友「……」

友(気まずいいいい!なんというかすごく気まずい!)

友(なな、なんか喋んないと……なんだ、なんだこれ!なんでこいつと初デートみたいになってんだ!?)

女「ね、ねえ!」

友「んあっ!?」

女「えっ」

友「あいや、続けてくれ」

女「や、やっぱ何でも……」

友「なんだよ!前のお前は遠慮なんかするやつじゃなかっただろ!」

女「あ……うん……えーと」

女「友ちゃんさ、体……触らせてくれるとか、言ったじゃん……」

友「あ……お、おう」

女「それで私……あんなこと言っちゃったけど、ほんとはすごく嬉しかった」

友「そ、そうか。そいつはよかった」

女「……」

友「え、それだけか?」

女「ち、ちが、そうじゃなくて!」

友「お、おう」

女「えーと……その……」

友「……」

女「うっ……」



女「うちにこない!?」

友「えっ」

短めですが。あと二回くらいの更新で終了を予定してます。
次はまた明日

終わっちまうだと

えっ
終わってしまうのか…

>>229 >>300
そう言ってくれる人がいるとはまことに嬉しい限りです
更新します

>>229じゃなくて>>299でした。失礼

女宅


友「お邪魔します……」

女「うん……どうぞ」

友(来ちゃったあああ!やっぱりなんか理由つけて断った方がよかったかも!)

友(それになんだ!?あの話の流れで家に誘われるということは、そういうことなのか!?つまりそういうことなのか!?)

友(なにを、何を考えているんだ女)

友「と、とりあえず座っていいかな……」

女「あ、うん、どうぞ」

友「……」

女「……」

友(そしてまた気まずい!無限ループって怖くね!?)

女「えっと!友ちゃん!」

友「おおう」

女「きゅ、急に家によんでごめん……」

友「だ、大丈夫」

友(ほんとは全然大丈夫じゃない)

女「あと!今日は私のせいでいろいろ迷惑かけちゃったみたいだから……それも謝っとく」

友「お前さっきから謝ってばっかじゃないか……」

女「うん……もう時間がないって思うと……どう接したらいいかわかんなくなっちゃって」

友「時間がない?どういうことだ?」

女「と、友ちゃんが言わなくたってわたし知ってるもん!私達二人にはもう時間がないってこと!」

友「なんでそんなこと言うんだ……?」

女「そ、それで!友ちゃんにしてもらいたいことがあって……」

友「と、とりあえず、言ってみろ」

女「友ちゃんに……」







女「キスしてほしいの……」

友「キッキキキス!?」

友「ちょとまてタイム!話が飛躍しすぎちゃいないか!?」

女「だ、だって!私友ちゃんとキスしたことないし!今しないともう一生できないかもしれないじゃん!だから……」

友「だから!そこらへんの話をもっと詳細にだな……」

女「だって友ちゃん……友ちゃん……」

女「」ポロッ

友「ちょぉっ!?」

女「う、う、う」ポロポロ

友「な、泣くなよぉ……」

女「だって、う、やっぱりいや、私友ちゃんと離れたくない!」ポロポロ

友「女……」

女「私友ちゃんの事、好きで、ほんとに好きで、いつか本当にお嫁さんになりたいと、ぐす、思って……」ポロポロ

友「……」

女「でも……もうすぐ離れ離れになっちゃう。うぅ、やだ、やだよぉ……」ポロポロ

女「ずっとそばにいたい……友ちゃんのそばに……」ポロポロ

友「……」

女「うぅ……うぅ……」ポロポロ

友「……」








友「するか、キス」

女「……へ?」

女「ほんとに……?」

友「お、おう、まか、まかせと、け」

女「うん……」

友「……」

女「……」

友「やや、やっぱり私からするのか!?」

女「じゃ、じゃあ私から……」

友「いや!いやいや!大丈夫、うん!」

女「そういってくれるなら……」

友「……」

女「……」

友(落ち着け落ち着け落ち着け落ち着け私大丈夫だ私できるぞ私ならそうだ素数だ素数を数えるんだああ混乱しすぎて素数が出てこない)

友(落ち着け私このキスは欧米的なアレであっていやらしい意味だとか恋愛的な意味は一切ないだから大丈夫だから落ち着けばなんてことない)

女「まだ……?」

友「わわわわるい!いまするから!」

女「うん……」

友(精神統一心頭滅却深呼吸)

友「」スー

友「」ハー

友(よし……)

女「」ドキドキ

友「」ジッ…














友「ご、ごめん……やっぱりむr」

女「」チュ

友「!!!!!!!!!」

女「んっ……」

友「んん……」

女「んあっ……」

友「ぷはっ」

女「はあ……」

友「……」

女「……」

友「おまえ……舌……」

女「ご、ごめ……」

友「……」

女「……」

友「私……はじめてだった」

女「わ、わたしも……」

友「……」

女「……」

友「帰る」

女「えっ」

女「ちょっ!?まって友ちゃん!?」

友「帰る」

女「いやいや!待ってって!」

友「いや帰る今帰るすぐ帰る絶対帰る」

女「待ってってば!」グイ

友「んなっ!?」ドタッ

友(お、お、押し倒された……?)

女「はあ……はあ……」

友「ちょ、女?」

女「ごめん……友ちゃん……私……」

友「え、え?なんだこの状況は」

女「ほんとは……キスだけで満足するつもりだったけど……」

女「私、やっぱり友ちゃんのこと諦めたくない」

友「おまえ、まさか……」

女「ごめん……ほんとに……」

友「ちょっ!?服を脱がすな!」

女「大丈夫……気持ちよくしてあげるから……」

友(これは、まずい)

女「」ペロッ

友「あっ……」

女「……友ちゃんもそんな艶っぽい声出すんだね」

友「おい!おいったら!一旦落ち着こう!!な!?」

女「友ちゃん好き……大好き……」

女「」ペロペロ

友「んっ……あっ……」

女「友ちゃん……もっと触るね……いろんなところ……」

友(まずいまずいまずいまずいまずいって)

女「私絶対忘れない」

女「今日こうやって友ちゃんと一緒になれたこと」

友(どうすれば……)

女「友ちゃんが北海道に行っても!」

友「は?北海道?」

友「え、なんで北海道?」

女「えっ」

友「えっ」

女「いや、友ちゃんが北海道に引っ越すから……」

友「な、なんのことだそれは!私は別に北海道になんか行かないぞ!」

女「ええっ!?でも友ちゃんの家引っ越しの準備してたじゃん!」

友「あれはアパートから近くの一戸建てに引っ越すだけだ!どっから北海道でてきた!!」

女「え、いや、だって、ほら、トラックに北海道かいてあったじゃん!」

友「あれはそういう引越し屋だ!北海道印の引っ越し業者!知らないのか!?」

女「そ、そんな……全部私の勘違いだったってこと……」

友「ちょ、まて、いったん整理しよう」

女「うん」

友「まず私の家が一戸建てに引っ越すために準備していた……」

女「それを私が見て……」

友「トラックの印を見て北海道に転校と勘違い……」

女「う、うん、そうみたい」

友「お、お前……」



友「本当にただの馬鹿だな……」

女「……」

友「……」

女「もう!」ペシッ

友「いたっ」

女「もうもうもう!!」

友「どうした、牛にでもなったか」

女「それってそれくらい私のおっぱいが魅力的ってこと?きゃ、友ちゃんのエッチ!」

友「誰がそんなこと言ったんだ誰が」

女「なーんだぃ!私の勘違い!勘違いだったか!わっはっは!」

友「笑い事じゃないぞ……」

女「なんか友ちゃんがもうすぐいなくなっちゃうと思ってあんな感じになっちゃった!ごめんねぺろりんちょ!」

友「許すわけないだろ……誰のせいでこんなに苦労したと思ってるんだ……」

女「こ、こわっ!」

友「で、今このお互い半裸で向かい合ってる状況はどう落とし前つける気なんだろうなぁ?」

女「うわ、ごっめん!私ったらなんてことを……今着せてあげるね」

友「自分で着れるわ、阿保」

女「まあそうだよねー」

友「……」

女「ん?どしたの着ないの?」

友「しないのか?」

女「えっ、何を?」

友「……」

友「……続き」ボソッ

女「えっ」

友「……」

女「し、していいの?」

友「……」

女「ほ、ほんとに?まじで?」

友「うるさいっ!ここまで来たんだから好きにしていいって言ってんだよ!」

女「……本気か」

友「」コク

女「冗談では、ないのか」

友「」コク

女「私歯止めきかなくなるかも」

友「じれったい……」

女「……」

女「」サスサス

友「ん……」

女「前から思ってたんだけどさ……」ペロ

友「あっ……」

女「友ちゃんって……」

女「私のこと好き?」

友「わ……」

友「悪いかよ……」

女「友ちゃん……」

女「好き」

女「大好き」

友「わ、」

友「私も……」

このあとめちゃくちゃセックスした
次回はいよいよ最終更新です 長かった ではまた明日

最後の更新 といってもかなり短いですが




女「おっはよーございまぁす!」

友「うわっ でた」

女「いやはや~昨日はお楽しむことができましたね~私すごいやばかった」

友「朝からそんな話やめろよ……」

女「じゃ、友ちゃんとラブラブ記念ということで手、繋ごうか!」

友「死んでも嫌だ」

女「ひどっ!」

女「もう!あんなに愛しあった仲なのに!」

友「あーうるさいうるさい」

女「ていうか友ちゃんから誘ってきたんじゃーん、なんだかんだツンデレちゃんだね」

友「あのな女、人には人生で一度や二度の気の迷いというのがあってだな」

女「私との行為が気の迷いだったっていいたいの!?」

友「ああ」

女「それはいくらなんでも酷い!」

女「友ちゃん的にはどうだったの?正直いって」

友「なんだかすごく汚された感じがする」

女「ぐぬぬ……今日の友ちゃん、かなり隙がすくない」

女「もう!そんなに冷たいとまた昨日みたいな状態に戻るよ!」

友「おー、戻れ戻れ、静かになっていい」

女「むー!」

友「……でもまあ」

友「人に汚されてみるってのも案外悪くないかもな」

女「へ?」

友「ほら」スッ

女「およ?」

友「繋ぐんだろ?手」

女「いぃやっほぉい!そうこなくっちゃ!」ギュ

女「友ちゃんったら~もう完全に私の彼女っすね」

友「」ギギギ

女「ちょっ!?友ちゃん、握力握力!」

友「お、あそこにいつもの連中がいるぞ」

女「おおほんと。せいぞろいだね」

友「ほら、あいつらにも迷惑かけたんだから、ちゃんと謝れよ?」

女「うん!」




女「みんなー!おっはよぉー!!」



おわり

だいたい一ヶ月くらいのSSとなりましたがここまで挫折せずにこれたのも
見てくださった皆さんのおかげです。ありがとうございました。
そのうちまた百合SSを書きはじめると思うので見かけたら付き合ってやってください。
それでは

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