武内P「Pちゃんと入れ替わっちゃったにぃ☆」 (49)

武内P「急いでください諸星さん」

諸星きらり「ちょっと待っててPちゃん!」
http://i.imgur.com/oWpt0jc.jpg

千川ちひろ「お二人共~お仕事の前に体力回復のドリンクをどうぞっ」

武内P「ありがとうございます千川さん。頂きます」

きらり「ありがとにぃ☆」

武内P ゴクゴク

きらり ゴクゴク

武内P「ふっー.......準備は出来ましたか?」

きらり「うん!それじゃ、行ってきまーすぅ☆」

ちひろ「はい行ってらっしゃーい♪」フリフリ


ガチャ バタン




ちひろ「何だかんだいいコンビですよね.....ふふっ♪」

ちひろ「.....よし、ドリンクを片づけてっと........?」

ちひろ「あっ」

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カメラマン「はーいじゃ目線お願いしまーっす」

きらり「にぃ☆」

パシャパシャ

カメラマン「次は後ろ撮りまーす」パシャパシャ

武内P「(イイ感じです)」

武内P「..................」フラッ

武内P「(寝不足でしょうか......?目まいが.......)」ゴシゴシ

カメラマン「本日は以上です~お疲れ様でしたー」

きらり「お疲れ様でーっすぅ☆」

武内P「諸星さん、お疲れ様でした。この後私は少々スタッフの方と話があるので楽屋で待機していてください」

きらり「はーいっ!」

武内P「では。すみません、雑誌のコンセプトの件ですが.....」

@楽屋


コンコン

『諸星さん、一通り仕事が終わりましたので事務所に戻りましょう』

「........................」

『.......諸星さん?あの........入っても大丈夫でしょうか?』

「........................」

ガチャ

きらり クー クー

武内P「寝ているだけでしたか........お疲れ様です」

武内P「諸星さん、起きてくだっ............」フラッ

武内P「め......目まいが...........」

ドサッ


きらり クー クー

武内P スー スー

..................................

...................

..........

.....



「.........はっ......」

「....どうやら寝てしまったようですね..........」

「......さて、事務所にっ!?」



きらり(武内P)「こ.........これはっ!?」

きらり(P)「ま、まさか!諸星さん!」

武内P(きらり)「ん~.....?あれあれぇ....きらり寝ちゃって.......」

武内P(き)「!?」

武内P「き、きらりが......目の前に......???」

きらり「一体......どういうことでしょうか.......」

@346プロ

ちひろ「あ~っと.........ドリンクを渡し間違えまして~」

きらり「何故そのようなドリンクが存在するのかは後で聞きますが、治るのでしょうか?」ズイ

ちひろ「あっはい!先程元通り用の薬をお急ぎ便で注文したので、今日中には........」

武内P「Pちゃん、きらりより背が高いにぃ!いつもよりたかぁーく見えゆ~!」

ちひろ「ふふっwwwwwwww」

きらり「笑わないでください!.......心だけが入れ替わったようですね。声はいつも通りで......今日の仕事はこれでないとはいえ、非常にマズい状況です。しかし他のアイドルの仕事が」

ガチャ

島村卯月渋谷凛本田未央「おはようございます」

武内P「にゃっほーい!」

きらり「」

凛「プ、プロデューサー?」

卯月「?」

武内P「あっ........」

きらり ダッ!※武内P(きらり)の後ろに回り込む

きらり「(諸星さん、薬が届くまで話を合わせましょう。バレたら大きな混乱を招きます)」ヒソヒソ

武内P「(了解にぃ☆)」ヒソヒソ

未央「何ヒソヒソしてるの?」

きらり ボソボソ

武内P「何もしてないにっ......よ!」

三人「よ?」

ちひろ「くふふっwwwwwwwwww」

きらり「(笑ってないで助けてください!)」

未央「あっ!もしかしてプロデューサー!丁寧口調やめたの!?」

卯月「なるほど~!」

きらり ボソボソ

武内P「そ、そう!やめてみて~......うん!」

凛「てかなんで二人重なってるわけ?」

きらり ボソボソ

武内P「最近ジョジョ....?ジョジョって何にぃ?あっジョジョの~その~スタンド?を真似したくて...」

凛「ジョジョが何か知らないけど......まぁいいや」

卯月「あっそうだきらりちゃん!お仕事どうでした?」

武内P「とーってもたのすぃかっむぐぐ」

きらり「(諸星さん!)」

卯月「プロデューサーさん......?」

きらり「え、えーっと........う、うん!とーってもたのすぃかったにぃ!」

武内P「(Pちゃん上手~!)」

卯月「いいな~!写真撮影ですよね、どんなポーズ取ったんですか?」

きらり「ポーズ..........こ、こうとか!」グッ

卯月「へぇ~!可愛いです!」

きらり「ねぇ!超イケイケのイェイイェイ!て感じですよね!?」

卯月「イケイケのイェイイェイ..........?」

きらり「あっと.............」

ちひろ「ほ、ほらー?三人とも!お仕事の時間ですよ!」

未央「え?まだ行くには時間が」

ちひろ「仕事場には早く行くのが鉄則です!途中何があるかわかりませんから~ホラホラ!」

未央「えっあ、じゃ行ってきまーす!」

バタン



きらり「ふーっ......助かりました。千川さん」

ちひろ「いえいえ.....最初は面白かったんですけどさすがに状況が苦しくなって」

武内P「でもきらり、いつもと違くてたのすぃにぃ☆」

きらり「そうですか.........それにしても自分が目の前で言っていると違和感がスゴイですね...」

ちひろ「他にアイドルは?」

きらり「はい、この後前川さんと多田さんのCD発売イベントがあります」

ちひろ「まだ時間はありそうですね。その間に届くと思います!」

きらり「助かります」

ちひろ「じゃあ私は配送状況について電話をしてきますね」

きらり「はい、お願いします」

ガチャ バタン

武内P「きらりは、もうちょっとこのままでもいいにぃ☆」

きらり「しかし仕事やプライベートに支障をきたす様では続けるわけにいきません」

武内P「でも不思議だねー!こーんな薬があるなんてっ!」

きらり「はい........一体これが何のために活用さ」

ガチャ

前川みく「おはようございますにゃ!」
http://i.imgur.com/VW9xnVa.jpg

多田李衣菜「おはようございまーす.........」
http://i.imgur.com/OIqypls.jpg

きらり「」

みく「Pちゃんきらりちゃんおはようにゃ!」

武内P「おはようございまーす」

きらり「おはようございます」

みく「えっ......?」

きらり「あぁいえ!お、おはようにぃ!」

李衣菜「きらりちゃんどうしたの.....?」

きらり「えっえーっとたまにはキャラを変えてみて、にぃ?」

武内P「そー!Pちゃんと話してね?」

きらり「(諸星さん!)」

みく「???」

武内P「えとえと.......キャラを変えてみるのはどうかと...」

みく「キャラを変える......か」

ガチャ

ちひろ「プロデューサーさん!サインをお願いします!」

きらり「は、はい!」

李衣菜「呼ばれたのはプロデューサーだよ?」

きらり「(うぐっ!)」ピタッ

武内P「..............」コクリ

武内P「い、行ってくる」

ガチャ バタン

みく「どうしてキャラを変えるにゃ?」

きらり「その......もっとインパクトが必要かなと思いま......思って、にぃ」

李衣菜「何か喋り方プロデューサーみたい」

きらり「...........」※首に手を当てる

みく「そこもPちゃんソックリにゃ」

きらり「!」

李衣菜「キャラ変えかぁ.........」

武内P「えっとサインサイン~」キュキュ

武内P「できたにぃ☆」

配達員「あの、サインが.........」

ちひろ「きらりちゃん!これきらりちゃんのサイン!」

武内P「あ!きらりうっかりぃ☆」キュキュ

配達員「ありがとうございましたー(何だこの人........)」

ちひろ「さぁ早くプロデューサーさんに渡しに行きますよ!」

武内P「にょわー☆」

ちひろ「まだ部屋の中にいると思いますから入ってプロデューサーさんに」

『でもみくは、キャラを変えない方がいいって思うにゃ』

武内P「?」

きらり「.....どういうことです......どういうこと?」

みく「アイドルってね、個性が大事だって思うにゃ。確かにダンスも、ビジュアルも歌も大事。でも何より個性にゃ」

みく「みくはその......個性がないって自分でも思うんだ。だから猫キャラで...でもでも、猫ちゃんはもちろん大好きにゃ!それに.....みくはきらりちゃんが羨ましいにゃ。きらりちゃんはいっぱい個性があって、みくにも少し分けてほしいくらいにゃ」

きらり「........................」

みく「だから、一度そのキャラを決めたら、みくは絶対に自分を曲げない!.....お魚は...食べれないけど....」

みく「それに何だかきらりちゃん、無理にキャラをやめようとしてるように見えるよ?」

きらり「!」

李衣菜「きらりちゃんはこういっつもハイテンションで、周りを明るくしてくれる感じだから、真面目っぽいのはあんまり似合わないかな」

みく「きらりちゃんはきらりちゃんのままが一番いいと思うにゃ!だから無理に変えることないにゃ!」

李衣菜「みくちゃんの言う通りだよ!」

きらり「(前川さん........多田さん...............)」

李衣菜「それに、私は今までのきらりちゃんの方が何倍も好きだし!」

みく「みくもそう思うにゃ!」




武内P「...............グスッ.......」




きらり「(愛されていますね.......諸星さん)」

ガチャ!!

武内P「みくちゃーん!りーなちゃーん!」

みく李衣菜「!?」

ダキィ!

みく「ちょ!?///Pちゃん!何してるにゃ///」

李衣菜「プロデューサー!///」

武内P「ありがと二人とも~!」ギュウウウ

きらり「諸星さん!それ以上は!」

みく「え?」

李衣菜「え?」

きらり「あっ」

みく「なるほどにゃ~.......てかそのドリンク一体なんにゃ!」

李衣菜「ホントだよ!」

ちひろ「ごめんなさい」

武内P「申し訳ありません」

きらり「でもでも、戻れて良かったにぃ☆」

武内P「はい」

みく「まぁそうだけど........」

ちひろ「本当にすみませんでした、プロデューサーさん、きらりちゃん」

きらり「きらりは全然大丈夫だよー!」

武内P「はい。今回の経験を通して、前川さんの言う個性というものを勉強できました」

みく「そ、それはいいにゃ.....///」

武内P「それに......諸星さんが皆さんに愛されていることがわかりました」

きらり「!」

武内P「私にとって、それが何より幸せです」

きらり「Pちゃん..........」

武内P「ですから、もっと愛されるアイドルになりましょう」

きらり「うん!きらり、みーんなといっしょに頑張るにぃ☆」

ちひろ「あの薬は、同じ時間帯に飲んだ人同士が入れ替わるみたいですね」

武内P「そうですか.........いえ、方法ではなく何故そのような物が」

ちひろ「あっそろそろ仕事に戻りますね~」

武内P「..........................」

武内P「......本当に戻ったのでしょうか?途中で切れたりとか」

武内P「念の為、もう一度飲んでおきましょう」ゴク






蘭子「うぅ.....まさか地獄の試練の時に潤いの清き水を忘れるとは.....(レッスンなのにドリンク忘れちゃった)」

蘭子「我の喉が火炎に纏われて......(喉渇いたなぁ)」

蘭子「!」

蘭子「これ..........飲んでもいいのかな....?あとで説明すれば!」ゴクッ










蘭子「...................」※首に手を当てる

武内P「禍々しき奇跡の聖水が!この様な効果を生むとは!クックック......我はついに魔王となる!それが今であるぞ!ンナァーッハッハッハ!」

赤城みりあ「うわーん!プロデューサー怖いよぉ~~~!」ウエーン

城ヶ崎莉嘉「Pクン怖い~~!」ビエーン

蘭子「もう.......こりごりです.......」

以上です。こちら過去作になります。宜しければどうぞ

武内P「アイドルの授業参観、ですか」
武内P「アイドルの授業参観、ですか」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427982128/)

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