3大新参レス『単芝叩き』『ニコ厨叩き』(32)

もう一個は?

あ、間違えました 落としてください

男「ところで、夏厨ってなんなの?」

女「夏休みの暇を持て余したバカの総称よ」

男「へー、おまえじゃん」ピッ

女「なによその指、もしかして私に向かっていってるの?」

男「そうだよ消えろ夏厨!!」

女(はぁ……これだから夏は……)

コンビニにて

男「夏厨ウザwwww」

女「ここでその発言はおかしいわよ」

男「お? 夏厨の分際で偉そうなこといっちゃう? ん?」

店員「お客様店内であまり騒がないでいただけますか?」

男「あん? 夏休みで暇だからってバイト始めた夏厨の分際で俺にケチつけんの? 夏厨の分際で?」

ズガンッ!!

女「失礼しました。このバカは私が責任を持ってつれてかえるから安心してください」

店員「かしこかしこまりましたかしこー」

???

男「……ん、ここは……」

女「私の部屋だ」

男「って何で俺は縛られてんだ!!」

女「冷房がついているだけありがたく思え」

男「夏なんだから当たり前だろ夏厨がっ!!!」

私の部屋

女「いいかよく聞け男……ここはあえてこう呼ばせてもらうわ」

女「この腐れ夏厨」

男「な!?」

男「俺は夏厨じゃねぇ!!」

女「いいえ夏厨よ、あなたは夏厨です」

男「俺は遊びに、夏厨退治に忙しくて暇なんかねぇ!!」

女「そんなことをできる暇があるじゃない」

男「ぐぬぬ……」

女「あなたの夏厨夏厨わめく行為は夏厨よりも夏厨よ」

男「でもっ!!」

男「俺はバカじゃない!!!」

男「おまえがいったじゃないか! 暇を持て余したバカ、それが夏厨だと!!」

女「ええ言ったわ」

男「俺はそこそこ進学校で300人中20位の頭脳だぞ!バカじゃねぇ!バカって言うな!!」

女「いいえ、バカよ」

男「120位のおまえにそんなことがいえるのかっ!!」

女「……」

女「だからあなたはバカなのよ」

男「は? 負け惜しみか夏厨?」

女「学力とバカは関係ないの」

女「学校のテストなんて、大学入試だってあんなもの勉強すれば誰だって高得点とれるわ」

女「やる気の有無、努力の有無で決まるようなものは頭の良さとは関係ないの」

男「…なにいってやがる」

女「高校生で友達も作らずただただ勉強して学年トップの成績をとるa君」

女「成績はふつう、でも友達を作り、思い出を作り高校生活を送るb君」

女「どちらが充実した人生をおくれると思う?」

男「遊んでたbよりaが成功するに決まってる」

女「バカ……」

女「人間の命はいつ終わるかわからないのよ?」

男「は?」

女「大学受験の朝、事故にあって二人とも死んだとしたら勉強ばかりしてきたa君の後悔と青春を謳歌してきたb君どちらが効率のいい賢明かつ堅実な人生を送ってきたかわかるでしょ?」

男「……」

女「学力がすべてなら勉強だけしてればいい、でも忘れちゃいけないのは幸福を得るために勉強してるってこと」

女「人間には死が必ずあるの。その死を考慮して効率よく幸福を得つつ未来の幸福のためにも少しずつ学力を高める、それが本当に頭のいい生き方よ」

男「べ、別に俺はそんなに勉強ばっかしていきてたわけじゃ……」

女「それに自分の理想には学力が必要ない人もいる、そういう人たちは学力以外で幸福をつかもうとするの」

女「ミュージシャン、スポーツ選手、イラストレーター、俳優、学力が関係のない仕事なんていくらでもあるわ」

女「そういった夢を持った人たちが早々に学力をぎせいに夢に向かってのみ時間を使いだすことをバカだとは、私はいえない」

女「だからね、いい学校に通ってるとかテスト順位なんてものはバカだとか頭がいいだとかには関係がないの」

男「でも、その話からどうやって俺がバカだってことになるんだ?」

女「……」

男「おい」

女「そ、そろそろバイトの時間だ!!続きは帰ってからね!!」

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