赤城「那珂ちゃんを解体!?」DIO「貴様は今まで食ったパンの数を覚えているのか?」 (84)




~SPW鎮守府~



赤城「お、覚えていませんけど……で、でもこれは横暴です!生まれたばかりの艦娘を即刻解体だなんて!」


DIO「…………」


赤城「可愛そうじゃないですか!解体はやめてあげましょう!」


DIO「……赤城よ……」


DIO「貴様は今まで食ったご飯のキロ数を覚えているのか?」


赤城「いや覚えてないですけど!覚えてないですけども!!」


DIO「……」


赤城「それとこれとは話が違います!わ、私は今、那珂ちゃんを解体することに疑問を投げかけているのです!」


DIO「……フーッ……」


DIO「……なあ赤城。人間というのは脆い。そう思わないか?」


赤城「は、はい?」


DIO「くだらない良心や偽善、そして悪徳政治や廃れた鎮守府。この欲望渦巻く世界を、お前は醜いと思わんか?」


赤城「……て、提督が何を仰られているのか……よく……判りませんが……」


DIO「つまり、こういうことだ」


DIO「お前は今まで食ったカレーの量を覚えているのか?」


赤城「結局言ってること変わんねえじゃねえか!!」




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DIO「貴様、提督に向かってなんだその口の聞き方は」


赤城「いや、も、申し訳ないと思ってますけど……」


赤城「で、でも提督が仰られていることはあまりにも横暴です!なんか、話を変えたいのか知りませんが根本的な解決になっていませんよ!?」


DIO「……」


赤城「それでもあなたは人間ですか!?」


DIO「オレは人間をやめるぞ赤城ィーーーーッ!!」


赤城「貴方着任時に辞めてるって言ってたじゃないですか!?吸血鬼なんでしょ!?」


DIO「……」


赤城「大体、那珂ちゃんを解体する理由が判りません!せめて那珂ちゃんを解体する理由を教えてください!」


DIO「貧弱、貧弱ぅ!!」


赤城「いや確かに言い返せないけれども!!」



赤城「で、でも、改二になったら那珂ちゃんもそれなりに強いですよ?」


DIO「……赤城よ……」


DIO「このどたん場に来て…… やはり おまえは人間だ……クククク……ごく短い時の流れでしか生きない人間の考え方をする……『あと味のよくないものを残す』とか『人生に悔いを残さない』だとか……便所のネズミのクソにも匹敵するそのくだらない物の考え方が命とりよ!クックックックッ このDIOにはそれはない……あるのはシンプルな たったひとつの思想だけだ……たったひとつ!『勝利して支配する』! それだけよ…… それだけが満足感よ!過程や……!方法なぞ……!どうでもよいのだァーーーーッ!!」


赤城「良くねえよ!!」


DIO「……」


赤城「君さっきから何言ってんだよ本当!なんなの?私の質問には答えない主義なの!?あんだけ長々話しておいて、一体何がしたいの!」


DIO「……いや、その……」


DIO「エ、エリナとキスしたりとか……?」


赤城「誰だよ!!?」


赤城「エリナとか知らねえよ!!どこのどいつだよ!?この世界は艦娘が存在する異世界なんだよ!!そんなカナ文字の奴とかプリンツくらいしかいねえんだよ!身内ネタ出すなや!!ていうかなんでお前はいきなりその子とキスしたがってるんだよ!?」


DIO「ズキュウウウウン」


赤城「させねえよ!!」




DIO「……」


赤城「なんなの!?もう総論、なんなの!?」


DIO「……す、すまん」


赤城「いくら吸血鬼とはいえ、やっていいことと悪いことも分からないの!?」


DIO「……えっと……」


赤城「ちゃんとしてくださいよ、もう!貴方がそんなだから、まだうちの鎮守府は提督レベル5なんですよ!?」


赤城「遠征にも行かないし、攻略もしないし、やるといったら戦艦狙いのレシピで建造!!」


赤城「色々試して、結局5連続で出た那珂ちゃんは全て解体!!」


DIO「……」


赤城「何がしたいんですか貴方は!!本当に!!」


DIO「いや、うん……ご、ごめん」


赤城「たまたま私が運よく任務成功で出たからいいものの……このままじゃJOJO鎮守府に負けちゃいますよ!?」


DIO「うっ、そ、それはいかん!このDIOがJOJO鎮守府に負けることなど許されることではないッ!!」


赤城「じゃあもっと真面目にやってください!!」


DIO「……は、はい……」




ピピピピピピピッ



赤城「こ、この音は!?」


DIO「ドッピオか!?」


赤城「違いますよ!演習を挑まれた音です!」


DIO「……演習……だと?」


赤城「ええ、他の提督から戦いを挑まれたのですよ!」


DIO「……ほう」


DIO「このDIO様に向かって戦いを挑む虫けらがいるとはな……」


DIO「ピピピピ鳴るなら…このおれのためにファンファーレでも吹いてるのが似合っているぞッ!」


赤城「いや本当何言ってんの君……演習のお知らせの音響に喧嘩売ってどうすんの……」


DIO「まあ、とりあえずその喧嘩を売ってきた奴の血を吸いに行ってやるか」


赤城「……何はともあれ、そうですね、行きましょう」





~演習場~



赤城「ここが演習場です」


DIO「……ほう」


赤城「あ、もう相手方は着いているみたいですね。行ってみましょう」


DIO「ああ」






ジョナサン「君は、ディオ・ブランドーだね?」


DIO「」


DIO「そういう君は、ジョナサン・ジョースター」(いきなり宿命の戦いじゃねーか)


赤城「て、提督、彼をご存じなんですか?」


DIO「……ああ、まあな。ていうかこいつがJOJO鎮守府の提督だ」


赤城「こ、この方が……!」


ジョナサン「今日は演習、よろしくお願いするよ!」


赤城(紳士だ……この人は紳士のオーラを纏っているッ!うちのドブ臭い提督とは大違いだァーッ!)







DIO「……ああ。よろしくな」


伊58「提督、この方がお相手の提督でち?」


ジョナサン「58、そうだよ。ディオ・ブランドーさんだ」


伊58「えへへ、よろしくお願いしますでち!」


DIO「……」



ボキャアアッ


DIOは伊58の顔面に膝蹴りをヒットさせた



伊58「がぼああっ!」


ジョナサン「ゴ、ゴーヤアアッ!!」


赤城「何してるんですか貴方はああああっ!!」


DIO「ふん、この汚らしい水着アホがッ!」


ジョナサン「貴様ァ……」


ジョナサン「何をするだァーーーッ!!許さんッッ!!」


DIO(ふふ……宣戦布告だJOJOッ!!貴様の艦隊を叩き潰して、オレは新世界の王となるッ!!)





~演習内容~


●SPW鎮守府

----------------------------------
・提督DIO

編成

艦娘
①秘書官&旗艦 空母 赤城 LV4
②駆逐艦 吹雪 LV1
③駆逐艦 電  LV1
----------------------------------


VS



●JOJO鎮守府

----------------------------------
・提督ジョナサン・ジョースター

編成

艦娘
①秘書官&旗艦 戦艦 大和 LV37
②空母  加賀改 LV72
③戦艦  陸奥改 LV81
④戦艦  金剛改 LV72
⑤重巡  羽黒改 LV63
⑥潜水艦 伊58  LV92
----------------------------------





開戦!!






DIO「ふははははは!!行け!!行くのだ!!」



伊58(……)


伊58(当たってくだち!!)甲標的



電「ひゃあああああっ!!」大破



DIO「なッ!?なんだと!?」



加賀「……五抗戦なんかの子と一緒にしないで」流星・改


吹雪「そんなッ!!ダァメでぇすぅーー!!」大破



大和「46cm砲、てぇえーーーッ!!」46cm砲4スロット


赤城「そ、そんなッ!!」大破



DIO「ぬ、ぬうううううううッ!!役に立たん艦娘どもめッ!!」


DIO「こうなればこのDIOが直々に勝負に出てくれるわあーーーッ!!」ババッ



ジョナサン「そう来ると思っていたよ」



DIO「何ッ!!」


ジョナサン「喰らえッ!!DIOッ!!」


ジョナサン「稲妻十字空烈刃(サンダークロススプリットアタック)!!!」


DIO「ANNGYAAAAAAAAAAAAッ!!!!」ジュワアア







戦闘終了!!





圧倒的敗北・・・





~SPW鎮守府~



DIO「……」入渠


赤城「……」入渠


電「……痛いのです……痛いのです……」入渠


吹雪「だ、大丈夫?電ちゃん……」入渠


赤城「……提督」


DIO「……」


赤城「提督!」


DIO「あっ、はい」


赤城「……身に染みましたか?ご自分の艦隊の弱さを」


DIO「……」


赤城「あァ!?」


DIO「お、大きな声出すなよ……分かった、分かったって……」


赤城「……全く」


赤城「私が貴方の顔を拾っていなければ、今頃海の中で深海棲艦に食べられてましたよ」


DIO「……」顔だけ







赤城「ちゃんと、反省してますか?」


DIO「……ああ」


赤城「……全く……」


DIO「……グスッ……」


赤城「えっ」


DIO「……ヒグッ……グスッ……」


赤城「な、泣いているのですか!?」サワ


DIO「さ、触るな!!この汚らしいアホがーーーっ!!」


赤城「なんですってえええ!!?」


DIO「……ウグッ……グスッ……」


DIO「か、必ず……必ず後悔させてやるッ!!JOJOぉオオオッ!!」


DIO「必ず後悔させてやるからなーーーーッ!!」


電(……もう……なんなのです、この司令官さんは……こっちが泣きたいのです……!)


吹雪(……ほんとね……)






~3日後~


DIO「はーーーっはっはっ!復活だっ!!DIOッ、復・活ッ!!」


赤城「……」


電「……」


吹雪「……」


DIO「どうした貴様ら!何を不思議そうに見ているのだッ」


吹雪「えっと……あの……」


電「し、司令官さんの体が元に戻っているのです!」


DIO「くくく……オレは吸血鬼だ!!体もすぐ元に戻ってよかろうなのだーーーッ!!」


赤城「……ていうかなんで半角のDIOになってるんですか」


DIO「ぬ?まあ、全角DIOだと少し読みずらいからな。喜べ、半角にしてやったのだ」


赤城「はあ」


DIO「しかし!!今日は貴様らに言いたいことがあるぞッ!!」




吹雪「……なんでしょうか」


DIO「なんでしょうかであるかッッ!!」


DIO「なんなんだ貴様らのあの体たらくな戦いは!ヴァニラ・アイスより役に立っていないぞッ!」


吹雪「……だって……レベル1ですし……」


DIO「言い訳なんぞ聞きたくないわーーッ!!」


電「……司令官さん、喋りがなんか変わってきているのです」


DIO「やかましいッ!このクソアマがッ!!よりによってあのでち公の魚雷にやられやがって!」


赤城「……てめ何言ってんの?てめえこそダイアーさんの必殺技ごときで死にそうになったくせによ」


DIO「あれは、その、あれだ。まさかその、ジョナサンがあんな緩い波紋を使うと思わなかったからであって……」


赤城「……はいはい」


DIO「とにかくだッ!!」


DIO「このままではJOJOの鎮守府に負けっぱなしだッ!!そんなもんDIOのプライドが許せるハズがないのだッ!!ロードローラーだッ!!」


赤城「はあ」


DIO「……ふふ、ということでこの3日間、奴に勝てる秘策を考えてきたのだッ!聞けィッ!」


吹雪(……あれだけやられたのになんでこの人こんなに偉そうに言うんだろう……)



DIO「……250/30/200/30だ」


電「……」


電「は?」


DIO「ぬうううううっ!!聞こえんかったのかああッ!!250/30/200/30だと言っておろうがーーッ!!」


赤城「……なんですかそれ」


DIO「くくく……聞いて驚け」


DIO「これは大型戦艦やレア駆逐艦が出ると言われるレシピなのだーーーッ!!」


吹雪「……へー」


電「で?」


DIO「でとはなんだッ、このビチグソがーーッ!!」


DIO「3日間も建造をしておらんのだッ!!その間に手に入れた資材で、オレは人間を超越する艦娘を手に入れるのだアッ!!」


赤城「……那珂ちゃんが出たらどうするんですか」


DIO「……」


DIO「貴様は今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」


赤城「ダメだこいつ」





・・・・・・という訳で、とりあえず建造してみた



那珂「艦隊のアイドルッ☆なっかちゃんだよー?」


DIO「……」


DIO「解体」


赤城「ふざけんなよコラアアアアア!!!」


電「そ、そうなのです!いくら那珂ちゃんが頻繁に出現するとはいえ、ここは我慢するのです!!」


赤城「艦娘3隻しかおらんのに贅沢言ってられるか!!その脳みそ食うたろかコラア!!」


DIO「わ、分かったよ。分かったって……しょうがない……」


那珂「イエーイ☆」


DIO「……しかし腹立つな……」


吹雪「ま、まあまあ、ここは押さえましょう、司令官」


DIO「……まあいい。ジョナサンに負ける訳にはいかないからな。お前で我慢してやる」


那珂「那珂ちゃんは~、みんなのものだから~、提督のものだけにはなれないんだよお~?」


DIO「ダメだ無理。解体。文句は言わせんぞ」


赤城「那珂ちゃんちょっと黙ってなさい!!」








・・・・・・次建造



伊58「海の中からこんにちはーーっ!ゴーヤだよ?」



DIO「……」ドドドドドドドド


DIO「貴様……」ドドドドドドドドド



赤城「提督待って!!この子はジョナサンさんところの58じゃないから!!あの子じゃないから!!」



DIO「この恨み……晴らさでおくべきか……」ドドドドドドドドド



吹雪「とりあえずスタンドをしまってください!!」


伊58「??、ど、どうしたでち?」


電「な、なんでもないのです、あははは」


赤城「考えてみれば、これは絶好のチャンスですよ!永遠に燃料が手に入ります!」


DIO「……なんだと?」


那珂「顔はやめてーーッ!!」


赤城「那珂ちゃんは本当黙ってて!!ややこしいから!!」


DIO「ちい……まあいいだろう。今はジョナサンの手下でも育てるしかあるまい……」


吹雪「いやだからこの子は違う艦娘ですって……」




・・・・・・最終建造



金剛「英国で生まれた金剛デース!!提督ぅ!よろしくお願いしマース!!」


DIO「……おお」


DIO「おおっ!こ、こいつはかなり強いんじゃあないかッ!?」


赤城「おお!そうです、この方は戦艦ですよ!かなりの戦力となります!」


金剛「貴方がわたァシの提督でッスネー?これーからヨロシークデース!!」


DIO「しかもイギリス生まれだと?ふん、同郷とは嬉しいものだな……ようし金剛!オレについてこい!」


金剛「OH!提督はもう私とのラーブをホーミーするカンジですカー!?照れちゃいマース!」


吹雪「??、ど、どこに行くんですか提督」


DIO「決まっているだろう。ジョナサンへ再戦を申し込むのだ」


電「司令官さんは、バカなのです?」


DIO「な、何ッ!?貴様今なんと言ったッ!」


赤城「バカと言ったのよ。いやほんとそれだわ。貴方バカですか?いくら戦艦が強いとはいえ、あれだけ練度の高いジョナサンさんの艦隊に勝てると思っているのですか!?」


DIO「ふふふ……赤城よ……お前はまだこのDIOの凄さが分かっていないようだな」


赤城「は?」


DIO「頭を使わんかッ!!あの紳士なジョナサンが、同じ国出身のこんな可愛い艦娘を傷つけられると思っているのかッ!?」


赤城「……」


DIO「ふんッ!僕はそうは思わないねッ!なんてたってアイツは紳士だッ!紳士がそのような真似ができる訳がなかろうッ!だからこの勝負は、100パーセントの確率でッ!このDIO様の勝ちなのだーーーッ!!」


赤城「こいつマジでダメだ……」





~演習場~



DIO「ふはははは!来てやったぞジョナサン!」


ジョナサン「なっ、ディ、ディオ!?」


DIO「くくく……早速再戦だ!!覚悟するんだなァ!」


ジョナサン「何度来ても無駄だッ!僕には無敵の艦隊がいるんだぞッ!!」


DIO「……ふふ……そんな偉そうな口が聞けるのも今のうちだけだッ!!見ろッ!!




金剛「?」バァーーーーーンッ!!




ジョナサン「なッ!!き、君はまさかッ!!」


DIO「ふふふははは!!どうだッ!貴様にはできまいッ!イギリス出身の彼女を傷つけることなどなァ!!」


ジョナサン「……なんて……卑怯な真似をッ!」


DIO「勝負には卑怯も汚いもないッ!!勝てばよかろうなのだーーーーッ!!」


ジョナサン「く……!」


ジョナサン「だが……だが僕も負ける訳にはいかない……!」


ジョナサン(父さん……僕に……僕に力を……!!)


ジョナサン「行くぞおおおッ!!DIIIIIIOOOOOOOOOOOOOOOOOッッ!!!」


DIO「来るがいい!!ジョナサンッ!!」





~演習内容~


●SPW鎮守府

----------------------------------
・提督DIO

編成

艦娘
①秘書官&旗艦 戦艦 金剛 LV1

----------------------------------


VS



●JOJO鎮守府

----------------------------------
・提督ジョナサン・ジョースター

編成

艦娘
①秘書官&旗艦 戦艦 武蔵 LV52
②重雷  北上改ニ LV95
③重雷  大井改ニ LV89
④戦艦  ビスマルク改三 LV85
⑤重巡  妙高改ニ LV91
⑥戦艦  榛名改ニ LV98
----------------------------------





開戦!!






~SPW鎮守府 入渠場~



カッポーン



DIO「……」


龍驤「……」


赤城「……で?コテンパンにやられて、おめおめと逃げて来たんですか?」


DIO「……」


龍驤「……」


赤城「なんとか言ったらどうなんじゃコラア!!」


DIO「ひっ!」


龍驤「ま、まあ~、そない怒らんでもええやないか~。な?提督も反省してるみたいやし」


赤城「いやお前誰だよ!!?なんでいつの間にかうちの風呂使ってんの!?」


龍驤「うちか?うちは英国で生まれた金剛デース!!」


赤城「いや違うだろ!!君横浜生まれのエセ関西弁使いやないか!!軽空母でしょ!?」


龍驤「うーん、うち、赤城が何言うとるかよーわからんなあ」


赤城「こっちのセリフじゃ!つかなんで金剛がいなくなってアンタがこの鎮守府に来てるんだよ!?」


龍驤「まああれやな。うち、一回でええからエセ日本語使ってみたかってん」


赤城「お前金剛のフリしてたのか!?」




DIO「……なあ、赤城よ」


赤城「ああ!?」


DIO「こいつ、誰なんだ?」


赤城「お前なんにも知らねえで一緒に風呂入ってたのか!?」


DIO「い、いや、なんか一瞬でジョナサンに負けたと思ったら、気付いたら金剛がいなくて、この子がいたんだ」


龍驤「英国で生まれた龍驤ちゃんやでー☆」


赤城「詐欺師は黙っとれ!!」


龍驤「ご、ごめん」


吹雪「えっと……つまり……生まれてきたのは実際は龍驤さんで、貴方が金剛さんのマネをしてたってこと、ですか?」


龍驤「そうや!!頭ええなあ~、ブッキーは」


電「……なんでそんなことしたのです?」


龍驤「んー、なんていうん?戦艦ってさあ、その……みんなおっきいやん?だからさあ、その、うちも戦艦みたいに登場したら、胸…、あ、いや、色々大きくなるかなーって…あはは…」


赤城「……」


龍驤「あ、赤城?いや、そんな睨まんでくれるかなあ…はは…うちもそんな悪気がある訳じゃなくてさあ。その……」


赤城「提督、こいつ解体しましょう」


龍驤「あっかーーーーん!!」




吹雪「まあ……変だとは思ってました……あのレシピで戦艦が出る訳ないですもん」


赤城「いや軽空母も出ねえよ」


那珂「那珂ちゃんの、おっかげかなー?」


赤城「……もしかして、那珂ちゃんレシピいじった?」


那珂「えへへ!そうだよ!!999/999/999/999にしちゃったよー☆」


赤城「君馬鹿なの!?」


電「逆にそれで龍驤さんがきたのです!?」


赤城「いや、そんなことはいいわ!今のうちの資材はもしかして……!」




燃料 32
弾薬 14
鉄  23
ボーキ 3



吹雪「」


龍驤「あっかーーーーーん!!」


那珂「顔はやめてーーーッ!!」


赤城「マジで沈めんぞてめーらコラ」



《現在の状況》


●SPW鎮守府


----------------------------------
・提督DIO

編成

艦娘
①秘書官&旗艦 戦艦 赤城 LV4
②駆逐  電  LV1
③駆逐  吹雪 LV1
④軽巡  那珂 LV1
⑤潜水艦 伊58 LV1
⑥軽空母 龍驤 LV1

----------------------------------






・・・・・・んで




DIO「ふははは!復活だ!!再びィーーーッ!DIO!復活ッ!!」


赤城「……」


吹雪「……良かったですね……はは」


龍驤「なあなあ、提督ー」


DIO「ぬ、なんだ。まな板詐欺師」


龍驤「うっ、言い返そうにも事実しかなくて言いかえせーへん……!」


DIO「元はと言えば貴様がまいた種だろう。我慢するのだな」


龍驤「むー……」


龍驤「まあええわ。ちょっと聞きたいんやけどな?この鎮守府の、えすぴーだぶりゅーってどういう意味なん?」


DIO「……」


DIO「……という意味だ」


龍驤「え?」


DIO「凄(S)くかっこよくて素敵すぎ、パ(P)ワフルかつ最高の吸血鬼それは、この私(w)DIOのことである、という意味だ」


龍驤「……え……」


電「……」


伊58「……」


龍驤「えっ?え?ええ?」


DIO「……なんだ」


龍驤「それ、ほんまに言うてるん?」


DIO「……本当だ」





龍驤「ぷっ!!」


龍驤「ぷかすかぷかすか!!ぷーかすかすかすかすか!!」


伊58「龍驤さんが壊れたでち」


赤城「え……何それ、わ、笑ってるの?」


龍驤「こ、こんなん笑うやん!!ぷーかすかすかどっこい!」


DIO「……貴様……」ドドドドドドドド


電「まずいのです!提督がスタンドを出してるのです!」


吹雪「りゅ、龍驤さん、ここは謝ってください!そりゃあ爆笑必須な命名ですけど!!」


那珂「ここは那珂ちゃんの出番かなー?」


吹雪「いや違います!!」


DIO「金剛……いや、龍驤よ。この私の命名した誇り高き鎮守府名が……不服なのか……?」


龍驤「ふ、不服っちゅーかなんちゅーかあ……ぷーかすかすかすかすか!!」


DIO「WWWWWWRRRYYYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!」


電「こんなに怒る提督は初めてなのです!!」


赤城「いやまあずっとダサい名前とは思っていたけども!」




龍驤「ってか、スタンドってなに?」


DIO「……貴様を葬り去る我が分身の幽波紋のことだ」


龍驤「怖っ、な、なんやねんなそれ!」


赤城「……まあ、普通の人には見えないからね……」


龍驤「えっ、ていうことは、赤城やブッキーはそのスタローンってのが見えてるん?」


DIO「誰が怒りのアフガンだ」


吹雪「あ、はい。一応最初からいる私と赤城さんと電ちゃんは、スタンドが見えます」


吹雪「ってかスタンド使いです」


龍驤「……はい?」


那珂「那珂ちゃんはー?スタンディングオベーション使いだよー?」


龍驤「あ、うん」


伊58「ゴーヤも聞きたいでち。スタンドってなんなのでち?」


DIO「精神の具現化だ」


伊58「??、精子の……?」


赤城「ゴーヤちょっと黙りなさい。てかそこで言葉止めんな」





電「電たちがスタンド使いになれたのは、司令官さんの矢に刺されてからなのです」


龍驤「矢ぁ!?そんなん、危ないやないか!」


吹雪「わ、私もそう思ってたんですけどね……なんか、別にそんな危なくはないです」


電「ちくっと刺してもらえばあら不思議!スタンド使いになっちゃった!なのです」


赤城「まあ、騙されたと思って刺されてみたけど、意外と便利よね。スタンド」


吹雪「ですねー」


伊58「羨ましいでち!ゴーヤも使いたいでち!」


DIO「……なんだと?貴様らもこの矢に刺されたいのか?」


龍驤「……まあ、みんな便利って言うてるしな。興味はあるな」


那珂「那珂ちゃんはダメだからね!矢なんか刺したら、ファンが減っちゃうんだからっ!」


龍驤「あ、うん」


伊58「提督!ゴーヤもスタンド使いたいでち!お願いしますでち!」


DIO「……ふ……そうか、お前もスタンド使いになりたいのか……」


伊58「はいでち!!」


DIO「そうかそうか!はーーーっはっはっ!!」


DIO「だが断る」


赤城「言うと思ったよ……」


【安価】

赤城のスタンド
吹雪のスタンド
電のスタンド

希望があったら教えてください

既存のスタンドでもいいですが、オリジナルスタンドでも大丈夫です。

赤城 バッド・カンパニー(戦闘機追加)
吹雪 D4C (アニメ世界と繋がる)
電 キラークイーン

…ハーミットパープル…茨城…鞭…緊縛…

閃いた

茨城ってなんや…orz

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