安価で女装ギャルゲー風SS part16 (958)

私立SS女学院。それは名誉あるらしいどっかのお嬢様学校。

主人公の貴方は女装してこの学院に転入する事になりました。

そして貴方はこの学院で暮らしていかなければなりません。

女学院と言うからには通う生徒は全て女子、それも上から下から右から左の十人十色千差万別。

この学院で誰と出会い誰とどのような関係を持つのか。どのような生活を送るのか。どのような運命を辿るのか。

全てはプレイヤーである貴方たちの選択次第。

貴方は一生徒として学生生活を無事送れるのか、それとも誰かと……?


このスレは安価と時々コンマを使用したギャルゲー風安価スレです。
安価を使用する都合上恐ろしく進行が遅れる場合があります。

【警告!】このスレはオリジナルキャラクターを使用して進行します。
【警告!】また地の分があるので、それらが苦手な人は注意してください。

前スレ 安価で女装ギャルゲー風SS part15 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1367743679/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1370011416

プレイヤーの皆さま、はじめまして。

私、このゲームを進行させて頂きます、進行システムプログラムです。
気軽にシステムさんとお呼びください。

このゲームは、簡単に言うと、ヒロインと主人公の感情値を上げてクリアしよう、そんなゲームです。
期限はゲーム時間でだいたい40週間。その間に、特定のキャラクターといい感じな関係になってください。


【!】システムさんが作ったQ&A。

Q、やっちゃいけない事ってなに?
A、スレを荒らす事と他のプレイヤーの迷惑になる事とシステムさんにえっちな質問をする事。

Q、連投とか連続安価取りあり?
A、連投は基本的に認めていませんが、状況的には致し方無しの場合もあります。つまり、普段はやらないでください。
  連続で安価を取るのは認めています。それでもやっぱり、普段は遠慮してもらえると助かります。

Q、安価が無効になる事ってあるの?
A、安価先のレス内容が選択肢、進行状況と一致しない場合、無効になる事もあります。
  その場合、安価の下、または上のレス、状況によっては再安価で進行させて頂きます。

Q、性格って何?
A、主人公の性格です。性格によって、発生する選択肢が変化します。自由行動が制限される事もあるので、頭に入れておいてください。

Q、システムさんってなに?
A、設定上15歳の女性型進行システムプログラムです。ドジっ娘と言うかバカ娘です。好きな食べ物は甘いものだそうです。

【!】システムさんでもよく分かる! 簡単な登場人物紹介。

・主人公:貴方 性格:温和・怠惰 誕生日:8月13日 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』
このスレの主人公。名前は伏せられているため「貴方」「——」と表示される。分かり易く言うと二代目。
心を読む超能力『読心』の持ち主にして『アザーティ』の子供。人間として平和に生きる為、学院にやってきたようだ。
虚弱(後述)を「日常の象徴」とし、自分の平和の維持する目的にしている節がある。
修学旅行に行けなかったが、あまり気にしていないと思う。むしろ虚弱を連れていけなかった事を後悔している。

・ヒロイン:虚弱 【よく貧血で倒れる虚弱な生徒】 誕生日:7月24日
貴方のクラスメイト。いつも貧血に苦しんでいる。保健室にいる事が多いようだ。背がでかい。
主人公が異形の子であり超能力を持ち、更に男だと告白された唯一のヒロイン。あと犬を飼ってるらしい。
自分が吸血鬼である事を主人公に告白。夜な夜な外を出歩き、散歩をする事が多い。
結局修学旅行に行かなかった。主人公に引け目を感じているのか、態度が少し変……?

・ヒロイン:鉢巻 【頭に鉢巻きを巻いた少女】
三年生。いつも頭に鉢巻きを巻いている。時既に遅かった。

・ヒロイン:愛 【愛を唱える異様な少女】 誕生日:10月17日
二年生。本人曰く愛を求めている。主人公の相談役として一役買っている。

・ヒロイン:男装【転入生にして男装の麗人】 誕生日:12月3日
二年生。何故か男装をしている。取り巻きの所為で接触が難しい。おっぱいがでかい。

・ヒロイン:銀鎖 【狭義では厨二病に属される変な生徒】 誕生日:6月6日
一年生。銀色のチェーンを腰にぶら下げている。黒魔術研究所に所属している。
その実態は得体の知れない怪物「闇」を退治する闇祓い。夜になるとパトロールを開始する。
主人公が『アザーティハーフ』であると知る数少ない人間である。

・その他:先輩 【儚げな雰囲気の美人】
三年生。主人公同様女装した男性。女装生活で困った時や聞きたい事がある時はこの人に頼ろう。

2、「気にしないでください」


貴方「気にしないでください」

虚弱「……ほんとに……?」

貴方「はい。じゃあ、こうしましょう。私が、やりたいようにやっているだけですから」

貴方は教鞭を振るうように、指で空中をかき回す。
おどけて、少しでも虚弱の緊張が解けるのであればそれでいい。

貴方「……言っておきますけれど、それ、本心ですからね? 遠慮では無く」

虚弱「……ふふ。うん、知ってる……」

貴方「本当ですかー?」

虚弱「本当だよー……」

虚弱はくすくすと笑って、貴方の頬に手を伸ばす。
そして、貴方が虚弱にやったように、指先で軽く、貴方の頬を撫でる。

虚弱「……でも、サボっちゃ……だめ」

もしかして……起きていた、のだろうか。
いや、そんなはずはない……と、言い切れないのが嫌だ。

内心慌て、心臓がバクバクと暴れ始めた貴方の事なんか露知らず、虚弱は体をゆっくりと起こす
それから貴方へと振り向き、笑いかけた。

虚弱「行こ……もう、だいじょぶ……」

そう言って、貴方へと手を伸ばす。明らかに大丈夫でないのだが、それが虚弱と言う少女。
虚弱が大丈夫と言うのだから、大丈夫なのだろう。
貴方の目など……いや、虚弱に関しては、他人の目など役には立たない。

虚弱の事は、虚弱自身が一番知っているのだから。

貴方「……はい」

貴方は虚弱の手を取り、立ち上がる。

貴方は虚弱を支えながら、ようやく、校舎へと向かった。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。生徒たちは昼食を求め、食堂に向かう。

あの後、保健室に虚弱を連れていき、その後は保健の先生に虚弱を任せた貴方。
事情を説明し、そう言う時は保健室に連れてきてほしいと言われてしまった。
確かに、後になって考えれば保健室に運ぶべきだったと今になって思う。

しかし、あの時の貴方の判断が間違っていたとは思いたくはない。
なんとなく、思いたくないのだ。
単純に、あの時間を否定されるのが嫌なだけなのだが。幼稚な物だ。

それはそれとして、今の貴方に予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

虚弱は、どうしているだろう。保健室にいるのは当然なのだが、起きているのだろうか。
パターンとして、眠っている可能性が高いだろう。行ってみない事には、実際はどうだか分からないのだが。

貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。

どうやら虚弱は、今は眠っているらしい。ほら言わんこっちゃない。
先ほどまでは起きていたらしいので、ちょっとした入れ違いが発生したようだ。

虚弱が起きる……わけ無いだろうか、貴方がここにいる意味はもう無いだろう。
虚弱を起こさないのであれば、寄り添うくらいならしても良いと思うが……。

貴方は

1、やめておこう
2、自由行動

↓2

1、やめておこう


まあ、やめておくのが妥当か。虚弱だって、ゆっくりしたいだろうし。

貴方は諦めて保健室を後にして、昼食を食べて過ごした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしていた貴方に、黒魔術研究会の二人が話しかけてきた。

黒研1「——さーん」

黒研2「お、おんびんにね、おんびんね……」

黒研2の態度でまたもや変な話をされるのかと、つい身構えてしまう。
彼女は警告装置の働きをしているらしい。便利なようで、心臓に悪い。

貴方「ああ、黒研1さん、黒研2さん。こんにちは」

黒研1「よー、ねーちゃあん、ちょっと話聞かせて貰っていーかなァ?」

そして唐突にこんな変な喋り方をされてみろ。思わず黒研2が手を出してしまったではないか。
具体的には言葉の終わりと同時に黒研1の頭を無言でひっぱたいた。ある種のコントだ。
流石に予期せぬ一撃だったらしく、「あぶっ」と変な声を上げている。

黒研1「うそうそ……二時限目終わるまで顔出さなかったけどさ、何してたのかなー?」

貴方「なにって……虚弱さんに付き添っていただけです」

黒研1「いやさあ、なんか……膝枕をしていたって言う噂があるんだよね!」

力強く言い切ったその眼は、嫌にきらきらと輝いていた。
好奇心に満ちた眼差しは、藪でも虎穴でもつついて見せようと言わんばかりである。

黒研2「そ、そのね……——さんと虚弱さんが、そう言う仲、なのかなぁって……」

……とんだ誤解である。貴方の望む先にして、似て非なるとんでもない終点ではないか。
同性愛者扱いされるのは、貴方も、虚弱も嫌だろう。と言うかもじもじしないでほしい、少し恐い。
一体誰だ、この学院に同性愛を蔓延らせ真っピンクにしたのは!

……一人だけ、思い当たる人物がいるだけに、もうこれ以上は考えないようにした。

黒研1「わ、ちょ、大胆……ごほん。私たちはそう言う事は勘繰らないけど、参考までに……」

……逃げるより、適当にあしらった方が楽そうだ。

貴方は

1、「私と虚弱さんはそう言う関係ではありません、断じて」
2、「そう言う事、デリカシーが無いと思います」
3、自由行動

↓2

2、「そう言う事、デリカシーが無いと思います」


貴方「そう言う事、デリカシーが無いと思います」

貴方は、少し厳しく言い放った。

貴方だけならばともかく、虚弱すら巻き込まれているのだ。ただの噂話では済ませられない。
誤解が広がる前に、早く種を叩き潰さなければならないのだ。

黒研1「あ……ご、ごめん」

言われて、黒研1はしゅんとする。好奇心に従順な事で有名な彼女も、常識は一応弁えているようだ。

黒研1「確かに、ちょっと調子に乗っちゃったかなー……あはは」

呑気に笑って見せるが、思ったより気にしているらしい。
考えてみれば、貴方も強く言い過ぎてしまったかもしれない。

黒研2「で、でも……そう言う反応するって事は、つまり」

そして空気の読めないまさかの一人がいた。

黒研1「ちょ」

黒研2「はッ! ご、ごめん! 変な事言ったよね、ごめんね……!」

黒研1「あ、あはは、ねーもー。おっと口癖取っちゃったよ! 変な事聞いてごめんね?」

黒研2「で、でも——さんと虚弱さんって、いつも一緒に……」

黒研1「もう止めよう! じゃ、じゃあね、ごめんねっ」

衝動を抑えきれないらしい相方を引っ張って、二人は貴方の前から去っていった。
……そうか、真に駄目な方は、彼女だったんだなあ。

もはや他人事にするしかない貴方は、呑気にそう考えてしまった。
これで、変な噂が消えたら良いのだが……望みは薄いかもしれない。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活動に精を出したり、各々放課後の青春を謳歌している。

貴方と言えば、帰る準備をしながらこれからどうしようかを考えていた。

今の貴方にこれと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

そう言えば、虚弱はどうしているだろう。
お昼休みに訪ねた時は、どうやら眠っているようだった。
今もまだ眠っているとは考え辛いが……今すぐ一緒に帰るのは、無理そうだ。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、銀鎖を探す
5、鉢巻を探す
6、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。

どうやら虚弱は、ベッドで横になっているらしい。今は目を覚ましているようだ。
しかし、ベッドで寝ていると言う事は、調子はあまり芳しくないと言う事。
やはり、今すぐ一緒に帰る事はでき無さそうだ。虚弱を置いて帰ってしまうのも気が引ける。

しかし、先ほどの言葉……貴方は虚弱に、べったりと言っても過言ではない。
まるで貴方が、虚弱に依存しているかのようだ。事実、そうかもしれない。

虚弱の事を考えるなら、少しは距離を置くべき、なのだろうか。
……なんだか、胸が苦しい。もやもやする。
それは甘えだと割り切って、貴方は頭を振ってそれらを追い出す。

貴方は

1、一人で帰ろう
2、保健室で待つ
3、自由行動

↓2

2、保健室で待つ


……いや、虚弱の事を真に考えるならば、虚弱と一緒に帰る事を優先するべきだろう。
聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥。それと同じ理屈だ。

ここでいくら噂されようと、大した問題ではない。
虚弱は今、具合が悪いのだ。それに付き添って、一体何が悪いのだ。
いや、そんな理論武装とかどうでも良い。貴方は虚弱から、離れるのが恐いのだ。

ここまで来て結局は我が儘なのか!

貴方は、本当に待つべきなのだろうか……。
もう一度、考え直すべきでないのだろうか。
と言うかそもそも、貴方はどうして悩んでいるのだ。

……もう、面倒だから良いや。考えるのも飽きた。
明日は明日でどうにかなる。今日にしかできない事があるのなら、自由に過ごして良いじゃないか。

そう考えを切り替えて、貴方は保健の先生に許可を貰い、ソファに腰掛ける。

そのまま、虚弱がベッドから出てくるのを待った。



暫くして、虚弱がカーテンの影から姿を現した。
カーテンが開く音が聞こえたからもしやと思い振り向けば、鞄を持った虚弱がそこにいた。
同時に虚弱も貴方に気付き、ふらふらと歩み寄る。

虚弱「……待ってた?」

貴方「はい、まあ」

虚弱「……そっか」

虚弱は貴方の頭にぽんと手を置き、軽く撫でる。

虚弱「……じゃあ、帰ろう……」

虚弱は、人の頭を撫でるのが好きなのだろうか。
頭を撫でられながら、貴方はそんな事を考えてしまう。

貴方「そうですね、帰りましょう」

虚弱「うん……」

貴方「…………あの、手、どけてください」

虚弱「おっと、ごめん……」

貴方は虚弱と一緒に寮に帰った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/25・日:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/26・月:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/22・木:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/23・金:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/24・土:終了)

↓2

3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

前スレの残りに、ヒロインたちのステータス(暫定)を置いておきます。
気が向いたらクダ巻き染みたそれに付き合ってやってください。
一応言っておきますけど、ネタばれになるかも知れないので注意してくださいね?

次の再開は6月1日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

おっと失礼。コマンド確認「ステータス」

□—《ステータス画面》————————————

| 名前:—— ——(貴方) / 現在:9/27(火)

| 性格:温和・怠惰 / 誕生日:8月13日

│    肉 体 …[■|■|■|■|  |  ]
│    知 識 …[■|■|■|■|■|  ]
│    技 術 …[■|□|□|□|  |  ]
│   第六感 …[■|■|■|■|■|  ]

│ 特殊設定:『超能力・心』『異形の子』


│ [虚  弱]…感情【50/50】【好き】[Birth: 7/24]

│ [  愛  ]…感情【23/50】【信頼】[Birth:10/17]

│ [鉢  巻]…感情【7/50】【知り合い】

│ [ close! ]…感情【???】【???】

│ [銀  鎖]…感情【14/50】【友好】[Birth: 6/ 6]

│ [男  装]…感情【14/50】【友好】[Birth:12/ 3]

□────────────———──——─‐

所持特殊アイテム
「特殊テープ」…先輩から貰った特殊なテープ。これでプールとか海とか行ける。
「超特殊テープ」…先輩から貰った超特殊なテープ。これで修学旅行に行く事だけはできる。
「Sperior travel set」…自分で購入した持ち運び可能なチェスセット。結構値が張る。
「水彩絵具24色」…水彩絵具驚異の24色。虚弱からの誕生日プレゼント。
「スケッチブック」…一般的なスケッチブック。虚弱からの誕生日プレゼント。

エロゲー買ってやったらいいんじゃないですか?(他人事)
こんばんは、システムさんです。やっぱり半角空白は最初に置くと消えてしまうんですね……。

さて、直後のレスで天気判定

あー……じゃあ、今日はやめておきますか。サーバーエラーとかでると話にならないですからね。
全員に全員「専ブラ使え!」って強要したくも無いですし、そこまでの価値があるのかって話ですし。
専ブラ使っても、たまにはブラウザの方で確認する必要がありますかね。
遅れましたが、それなら今日はやめておきましょう。

明日の同じ時間に再開したいと思います。天気判定は、その時また別に行います。
それではみなさま、お休みなさいませ。

そーゆーこたー思ってても言わねえのがマナーってもんだと思うんですけどね……。
新しくスレ立てて早々存在意義を問うのはやめてください。まあ、事実ですから別にいいんですけど!
こんばんは、システムさんです。

それでは改めて直後のレスで天気判定ほい。
希望するなら明日の判定と結果そのまま使用しても良いですよ。「新しく」か「昨日の」的な感じに記入してもらえれば。

「明日の」ってシステムさん、寝惚けてるんですかね……まあ今に始まった事ではないですか。

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/25・日:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/26・月:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/27・木:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/23・金:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/24・土:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

3番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

3番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 9/ 28(水)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

今日からまた、貴方は普通に過ごす事ができる。
昨日はちょっとうっかりして、ついハッスルしてしまった……が、まあ仕方が無いだろう。
一日ずれてくれたのなら問題は無かったのだが、過ぎた事は考えない。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、ぐったりした様子の虚弱が姿を現した。

虚弱「……——、さん。……おはやう」

貴方「おはようございます」

一先ず挨拶を交わすと、虚弱は貴方を見上げるようにじっと見つめる。
少しでも楽な姿勢にする為、背中を丸めているからそうなるのだ。普通なら見上げられるような事は無い。
それはともかく、どうしてそんな事をするのか。とりあえず待って様子を見てみる。

虚弱「…………うーん……」

そして、納得いかないような声を出す。
人の顔を見て出して良い声でないとは思うのだが、貴方の何かが納得いかないのだろう。
と言う事を勝手に決め付けるのも何なので、適当に確認をする。

貴方「私の顔に、なにか?」

虚弱「……いや、べつに……」

虚弱は首を捻り、そう返した。

虚弱「……行こーか……」

そして、虚弱は誤魔化すように部屋から出て、鍵を掛ける。
何を考えていたのか、それを知る事はできなかったか。気になるが……まあいいか。

貴方「そうですね」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□————————□
|学院校舎内 ・ 食堂|
□————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
もっとも、今の虚弱に話しかけるのは酷というものかもしれないが……。

1、自由行動
2、やめておく

↓2

まあ、>>2にスレを荒らすなーとか他のみんなの迷惑になる事はするなーって言っているので……。
一先ずは、それを読んでくれている事を信じて、一応それで進行したいと思います。
今日一日は寛大な心と、嫌なら他人の安価を捻り潰すが如くスピードでレスする事を、どうかお願いします。
今日だけ、今日だけですから……。

1、自由行動「虚弱の鼻に尻を向けて屁を発射する」


どうにも、今日の虚弱はどこか元気が無い様子。
まあ、アレだから元気が無い方が普通と言うか、あったらなんか怖いと言うか。
元気付けてやりたい物だが、何をしたら良いものやら……。

たとえば貴方らしからぬ悪戯でもしてみるとかどうだろう?
こう言う事を捻り出すのは慣れていないが、「虚弱の鼻に尻を向けて屁を発射」、とか……。

……そんな事したら、嫌われるに決まっているではないか。
元気付けるどころか、不機嫌になった挙句もう二度と口を聞いてもらえない可能性さえある。
それどころかここは食堂だ。周囲には生徒の目があると言うのに、そんな奇行に及んでみろ。
変人、変態、最低、最悪、下衆、下品、ありとあらゆる劣悪な札を付けられ、あれよあれよと言う間に貴方は孤立する!

それ以前に、できるか、そんな事。

全く、慣れない事を考えるからこんな事を閃いてしまうのだ。
とは言え、元気付ける事に関してならば、貴方は賛成する。自分の意見だから賛成するのは当然か。
今やるのも良いが、虚弱に余裕ができてからやっても良いだろう。
……もはや元気付けると言う目的を見失っている気もする。

貴方は

1、自由行動
2、今はやめておこう

↓2

2、今はやめておこう


貴方は、今はやめておく事にした。やっぱり、食事中だし。

貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄を持ってもう一度虚弱の部屋に向かった。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

再び虚弱の部屋の前に到着した貴方は、部屋の扉を軽くノックする。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、鞄を持った虚弱が姿を現す。

虚弱「……ふう」

部屋から出てきた虚弱は、一息吐くように小さな溜め息を吐いた。

貴方「大丈夫ですか……?」

昨日が昨日なだけに、心配もしてしまうと言うもの。
もしまた虚弱が倒れるような事があったら……今度こそ貴方は、冷静な判断ができなくなってしまうかもしれない。

そんな貴方の心情を察したか、虚弱は辛そうにしながらも、軽く笑って見せた。

虚弱「……だいじょーぶ」

貴方「……そうですか。では、行きましょう」

虚弱「はーい……」

虚弱は間延びした返事をして、貴方の腕にしがみ付く。

貴方は虚弱と一緒に校舎に、向かう事にした。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
もっとも、今の虚弱に話しかけるのは、酷というものかもしれないが……。

1、自由行動
2、やめておく

↓2

2、やめておく


貴方は虚弱と一緒に登校した。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

校舎に着いた貴方と虚弱は、真っ直ぐに保健室に向かう。
今日は無事、校舎まで辿り着く事ができた。

保健室に着いた貴方と虚弱は、保健の先生に簡潔に事情を説明する。
どこかそわそわした様子の保健の先生は、虚弱の姿を見るなり、ほっと安心するような顔をする。
貴方と同じく、先生も心配していたようだ。先生は虚弱にベッドの使用を許可する。

貴方は虚弱をベッドまで連れていき、そこに寝かせてやる。

虚弱「……ありがと……」

貴方「はい、どういたしまして」

横になった虚弱を見て、貴方はようやく安心する。
ここまでくれば先生もいるから、大丈夫だろう。ベッドも柔らかく、横になっても苦にならない。

虚弱「…………ああ、そう言えば……」

言いかけて、虚弱は口をもごもごとさせて躊躇う。

虚弱「……後で、いいや……」

貴方「そうですか? ……では、また」

虚弱「うん……」

貴方は虚弱が使用しているベッドのカーテンを閉め、保健室を後にした。
最後まで虚弱の顔を見ていたのは……過保護と言うか、ストーカーと言うか。
こう考えるのも、久々である。

□————————□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□————————□

休み時間。貴方はちょっとした野暮用で、教室から出ていた。

その用も済み、教室に戻る最中の事である。

*「あ、あの……」

不意に貴方は呼び止められ、振り返ると、そこにいるのは見知らぬ生徒。
校章のカラーを見ると……三年生! 貴方とはあまり繋がりの無い学年だ。

*「——さん、ですよね?」

貴方「はい、そうですが……何か、御用でしょうか?」

貴方より背が低いとは言え、上級生である。立場と言うものを考えると、緊張もすると言うもの。
対する三年生は、気恥かしそうに、体をもじもじとさせる。
どこか嫌らしさを覚える光景だが、どうにも嫌な予感がしてならない。

*「わ、私……漫画研究部の部長をしています」

貴方「漫画研究部……?」

この学院、何でもあるなあ。こんな娯楽染みた部活動すら容認しているとは……。
そんな事を、つい思ってしまう。そして、嫌な予感は更に加速して貴方の頭を巡る。

貴方「そ、そんな方が、私に何か……」

*「……私たち漫画研究部は、毎年学院祭に、同人誌と言うものを販売しているんです」

*「あ、同人誌と言うのは、ざっくり言うと個人で作る漫画や小説の事で……」

*「……その、——さんと、虚弱さんの話を、聞きました」

言われて、貴方はつい顔を顰める。噂と言うものは伝播するのがとても早い。
しかしいくらなんでも、これは早すぎる。たった一日で、別の学年にまで通じるのか。
しかもこんな、見ず知らずの場所にまで……。

*「失礼を承知で言いますが、それが事実にしろ、ただの噂にしろ……学院内では、今、話題です」

*「私たちは……そんな噂に、影響されました。——さんと虚弱さんの話を、同人誌として私たちに描かせてください!」

そう言って、その人は頭を低く下げる。唐突な話、突然な行為に、たじろいでしまう。

*「先ず間違いなく、——さんと虚弱さんの人権を冒涜します、人格を弄びます」

*「でも……インスピレーションが刺激されて、止まないんです」

*「お願いします……」

頭を下げているおかげで貴方の顔が見えない事を良い事に、貴方は手で顔を覆う。
なんて面倒な事になった……まさか、こう言う事も起こり得るのか。

……常識的に考えるのならば、碌な事にならないだろう。
そして、彼女が言う通り、貴方と虚弱は変な関係として描かれ、人格などそっちのけな作品ができるだろう。
貴方はともかく……虚弱は、どう思うだろう。

貴方は

1、だめ
2、いいよ
3、ちょっと虚弱に聞いてみるから待って
4、ちなみにだめって言ったらどうするの?
5、自由行動

↓2

1、だめ


貴方「……さすがに、どうかと思います」

*「……です、よね……」

三年生は顔を上げる。全てが失われたかのような、そんな絶望的な表情をしていた。
インスピレーションを奪われただけで、こんな表情をできる物なのだろうか。
できるのだろう、彼女は。彼女にとって表現と言うのは娯楽では済まない。

或いは、それに一生を懸けても良いくらいの情熱を持っている。
……だからこそ、ここで許すわけにはいかないし、許したくはない。
情熱は行き過ぎて、何かを蔑ろにする事なんてしばしばだ。
飽くまで他人の為に、その犠牲になる気は……無かった。

貴方「たとえばそれが原因で、私と虚弱さんの仲がそう言うものだとされてしまったら……」

貴方「……困ります」

*「……すみませんでした……」

三年生はもう一度頭を下げて、寂しげに振り返り、そのままとぼとぼと去っていった。

……今年の彼女たちは、一体どんな「同人誌」を作るのだろう。
学院祭の当日には……覗きに行くのも良いかもしれない。少しの、謝罪の意味も籠めて。

貴方は少しばかりの申し訳ないと言う気持ちを抱えて、教室に戻った。
奇妙ながら貴重な体験をした気がした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。生徒たちは、昼食を求めて食堂に向かう。
そうでない生徒も多いが、一体どこで何をしている事やら。

今の貴方に、これと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

虚弱は今、どうしているだろう。
そう言えば、今朝方、虚弱は貴方に何かを言いたかった様子だ。今ならば、聞けるのだろうか?
しかし、今は休ませておく方が良いかもしれない。

貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、屋上に行く
4、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。

どうやら虚弱は、今は目を覚ましているようだ。
しかしベッドで横になっている事には変わらないので、無理はさせないように、との事。

虚弱が起きているのなら、と思ったが……確かに無理をさせるのはどうだろう。
一緒にいるくらいならば、大丈夫だろうが……。

貴方は

1、虚弱と話す
2、やめておく
3、自由行動

↓2

3、自由行動「自分が虚弱の尻の穴に指を突っ込んで元気を出させよう」


もし虚弱が何らかの病気であれば、座薬なりなんなりを使って楽になれると言うのに……。
まあ、そうでないから苦労しているのだが。

と言うか、女性相手に座薬を使えって、セクハラにも程がある。
虚弱の前では、うっかり言わないように気を付けよう……。

そんな事はおいといて。

貴方はどうする?

1、虚弱と話す
2、やめておく

↓2

2、やめておく


まあ、虚弱に無理をさせてまで話しかける必要はないか。
無理になるかどうかは虚弱次第だが、やらないに越した事はない。

貴方は諦めて保健室を後にし、食堂で昼食を食べた。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考える。

まあ、何ができると言う事も無いか。のんびり過ごすか……くらいしかない気がする。

貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2

1、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

鞄からノート二号を取り出し、シャーペンを握る。

今日はなんだか、変な事ばかり考えてしまう気がする。
……まあ、貴方だって、そう言うお年頃だし……。
……貴方だって、なんか、「嗜好」と言うものがあるし……。

貴方は絵の練習をして過ごした。

ちょっとだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活動に向かったり、他色々。

貴方は帰る準備をしながら、これからどうしようかを考える。

今の貴方に、これと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、鉢巻の所に行く
5、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。
どうやら虚弱はお昼休みの時と同じく、今は起きているらしい。

放課後になれば、虚弱も少しくらいは余裕ができるだろ。
今なら、何かを話しても大丈夫……だろうか?

貴方は

1、虚弱に話しかける
2、やめておこう
3、自由行動

↓2

1、虚弱に話しかける


貴方は虚弱に話しかける事にした。

虚弱が使用しているベッドの前に立ち、カーテンを軽く開いて中を覗く。
虚弱は……胸の上に組んだ両手を置いて、目を閉じて横になっていた。
この姿も久しぶりだ。やはり、心臓に悪い寝方である。

更にカーテンを開き、ベッドの横に立つ。
すると、流石に音に気付いたらしい虚弱は、ゆっくりと目を開いて貴方を確認する。

貴方「虚弱さん。こんにちは」

虚弱「ああ……——さん」

貴方「調子、どうですか?」

虚弱「うん…………えへへ」

答えず、代わりに笑う。あまり良いわけではないらしい。
虚弱の様子を見ればすぐに分かる事ではある。

それから虚弱は、少し体を貴方から遠ざける。

虚弱「……ここ、座って……」

そして空いたスペースをぽんぽんと叩き、貴方に座るように促す。

貴方「では、失礼します」

断る理由も無い。貴方は虚弱の邪魔にならない程度にベッドに腰掛け、膝の上に鞄を置く。

さて、一息吐ける状況になったところで……貴方は

1、今朝の事を聞く
2、休み時間の事を話す
3、そのままいる
4、自由行動

↓2

1、今朝の事を聞く


貴方「そう言えば今朝……なにを言おうとしていたんですか?」

虚弱「お……? ……ああ、うん、あれね……」

虚弱はうんうんと頷き、そして思い出すような顔をする。

虚弱「えっと、ね……——さん、膝枕、してくれたんだよね……」

それは、昨日の事だった。貴方は確かに、虚弱に膝枕をした。
今思い出すと、貴方はなんて事をしたのだろう。必死だったとは言え、迂闊だったかもしれない。
それ以上に、虚弱にそんな事をした、と言うのを考えると……恥ずかしさが込み上げる。

虚弱「……私、よく、憶えてないんだ……柔らかかったのは、憶えてるんだけど……」

貴方「はあ……」

虚弱「ねえ……——さん。やってって言ったら……やってくれる……?」

虚弱「……って、言いたかった……」

それは暗に、今すぐやってくれと言っているのだろうか?

……貴方は

1、やる
2、やらない
3、自由行動

↓2

1、やる


貴方「……やりましょうか、じゃあ?」

何気なく、内心緊張しながら、貴方は提案してみる。
下心丸出しと言われても文句は言えないような話だ。

虚弱「……うん、じゃあ、お願い……」

虚弱はなんら考える素振りも見せず、一度体を起こし、またもやぽんぽんと布団を叩く。
ここに来い、と言う事なのだろう。

貴方「ちょっと待って……」

流石に土足でベッドの上に上がるわけにもいかないので、貴方は靴を脱ぐ。
そうしてから虚弱が指定した位置に正座し、貴方も膝をぽんぽんと叩く。

貴方「はい、どうぞ」

虚弱「おじゃまします……」

虚弱はゆっくりと、貴方の膝に頭を乗せる。
落ち着ける場所を探して何度か体を動かし、据わりの良い場所を見つけると、一息吐く。

虚弱「……うーん」

そしてこの、不満げに唸る図太さである。

虚弱「……期待したほどでは、無かった……」

加えて鋭利な批評をくらってしまえば、貴方は情けなく「ぐう」と呻くしかない。
正にあの時は、石の上に頭を乗せるよりはマシ、程度でしかなかったのか……。

虚弱「ああ……確かに、こんな感じだった気がする……」

虚弱「……なんか、おちつく……」

貴方「それなら、良かった」

まさか期待外れと言われるとは思っていなかっただけに、その言葉は救いだった。
言葉の一つ二つで一喜一憂するなど、貴方も中々に心が幼稚だ。

虚弱「もすこし……このまま……」

貴方「良いですよ……気が済むまで」

貴方は虚弱に、膝枕をしてあげた。

暫く虚弱の膝枕となっていた貴方。
そろそろ外が暗くなってくる頃か……なんて考えていると、不意に虚弱がゆっくりと起き上がる。

虚弱「……ねてた」

貴方「静かだと思ってたら寝ていたんですか!」

虚弱「……たぶん」

貴方「たぶんって……」

虚弱「……今、何時?」

貴方「さあ……五時過ぎ、くらいでしょうか」

虚弱「……帰ろうか」

貴方「もう、良いんですか?」

虚弱「うん……また、やってもらうから……」

しれっととんでもない事を言われた気がする。
虚弱の膝枕か……悪い気分でないあたり、どうにも、貴方もヘタレである。

虚弱がベッドを降り、靴を履いて自分の鞄を持つのを見届けた後、貴方も続こうとする。

貴方「あ……」

虚弱「ん……どしたの?」

貴方「……足、痺れました」

虚弱「……えー……」



その後、脚の痺れも取れ、貴方は無事、虚弱と一緒に寮に帰った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/25・日:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/26・月:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/27・火:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/23・金:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/24・土:終了)

↓2


前に膝枕した時は、体を変化させたんだっけ?
「筋肉が付いている分だけ、少し硬いか……体の構造を少しいじって、柔らかくしてみる。」

4番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れ様でした。

冷静に考えたらこの周回はシステムサンタさんとかいうアバズレがやらかした所為でえっちモードが解禁されていたんですね。
屁ェぶっこくのはともかくお尻くらいは……と思ったけど温和で結構知識ある人が恋人でもない人にそんな事しませんよね。
さすがにお尻は……ねえ?

>>97
そうですね。でも、好きな人の前では人間で有りたい、と言う主人公の気持ち的な何かを汲んでやってください。
今日はすぐ近くに他人もいましたから……下手な事はできません。あと不器用ですし。

さて、次の再開は6月3日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

そうそう。変な安価って、無視するべきですか?
一応どんな安価でも採用を検討、ただし性格やステータスによっては発生しない、と言う条件付きでやっているのですが。
……まあ、そんな真面目にならなくても良いとシステムさんは思いますけどね。

AOは無視推奨

>> 102 大体1000レス以内で終わる、なんでもありでカオスなスレなら採用するかもしれないけど……。
パート化されてる長いスレでは、ほとんど採用していないんじゃないかな(展開が無茶苦茶になるから)

「……まあ、そんな真面目にならなくても良いとシステムさんは思いますけどね。」そういう事言われちゃうと
虚弱との会話が被らない+会話を発展させれるように自主的に虚弱の好みをまとめてる自分の立場がない。

システムさんは今やってる他の安価スレとか見てるの(参加はしてないと聞いたけど)? 

>>103
他の安価スレ見てても思うのですがAOは安価スレに恨みでもあるのでしょうか。
大体無視か安価下で進められていて、常々「こりゃひでぇや」って思っていました。
まあ、安価内容自体がひどいって事が多いんですけど……。あれ何が目的なんですかね?

>>104
たしかに、無神経でした。善意に甘えていたと思います。ごめんなさい。
もう少し、「自分のスレに熱を入れてくれている人がいる」と言うのを自覚するべきでした。

他の安価スレですが、一応見ています。
しかしシステムさんが安価スレを見るとそのスレは高確率ですぐ潰れるので、あまり見ません。
当然ながら参加なんてとてもとても……。


と言う事でこんばんは、システムさんです。
よく考えたらここはシステムさんのスレなのでシステムさんが自分で設けたラインに忠実になればいいんです。
つまり、AOだろうが変な安価だろうが、システムさんはウェルカムです。
ただし度を過ぎて>>2に書いてあるような事に該当すると判断したら安価下で進行します。
厳しめに行くので、どうにかそれで容赦してください。

このIDは駄目だとか安価変だから駄目だって言って最初から無視するのは……イヤなんです。ごめんなさい。

だからなんか感情的になって何か忘れる癖どうにかしろっつってんでしょうが!

すみません忘れてました。直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/25・日:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/26・月:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/27・火:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/28・水:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/24・土:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

4番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

4番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 9/ 29(木)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

暫くして、部屋の扉がのんびりと開き、ぐったりした様子の虚弱が姿を現した。

虚弱「……あー、——さん……」

貴方「おはようございます、虚弱さん」

虚弱「ん……おはよ……」

いつも通り挨拶を交わして、虚弱は部屋から出て、鍵を掛ける。
それから、後ろでそれを見守っていた貴方の方へとふらふらと歩み寄り、半ば倒れるように貴方にぶつかる。
それを受け止められると、両腕を重たげに持ち上げて、貴方の腕にしがみ付く。

ここまで、いつもの事である。何かがおかしいような気もするが、まあいいか。

貴方「では、行きましょうか」

虚弱「ん……」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
もっとも、今の虚弱に話しかけるのは酷と言うものかもしれないが……。

1、自由行動
2、やめておく

↓2

2、やめておく


まあ、やめておくべきか。たしか、今すぐ話すべき事も無かったはずだ。
貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄を持ってもう一度虚弱の部屋に向かった。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

再び虚弱の部屋の前に到着した貴方は、部屋の扉を軽くノックする。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、鞄を持った虚弱が姿を現す。

貴方「お待たせしました」

虚弱「……まっ……。行こうか……」

何かを言おうとして、口にしたところで、やっぱりやめた。
何を言おうとしたのか、勢いと状況から、察する事は難しくない。
恐らくは「待った」と言おうとしたのだろう。しかしそのボケは最近にもやったし、くどい。
だから急遽やめて、普通に対応した、と言う感じか。

わざわざ確認するまでの事ではないだろう。憶測で留めておくのが一番楽しい。

貴方「そうですね、行きましょう」

貴方は虚弱と一緒に校舎に向かった。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
もっとも、今の虚弱に話しかけるのは酷というものかもしれないが……。

1、自由行動
2、やめておく

↓2

2、やめておく

貴方は虚弱と一緒に登校した。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

校舎に着いた貴方と虚弱は、真っ直ぐに保健室に向かう。
既に一時限目が始まってしまっているが、今に始まった事ではないから気にしない。
今の貴方は、学院内一の不良なのではないだろうか。

保健室に着いた貴方と虚弱は、保健の先生に簡潔に事情を伝え、ベッドを一つ借りる。
そのベッドまで虚弱を連れていき、虚弱を寝かせてやる。

虚弱「……ふう」

ようやく体が休まったからか、虚弱は緊張を引っこ抜くような息を吐く。
やはりアレの頃は、登校の時ですら気を抜けないのだ。今になってそれを認識した気分だ。

虚弱「……ありがとう」

貴方「どういたしまして。じゃあ、教室に行きますね」

虚弱「うん……行ってらっしゃい」

行ってらっしゃい。まるで夫婦のような会話だ。
だとしたらこの保健室は貴方と虚弱の愛の巣か。アホらし。

貴方「ふふ」

虚弱「……ん?」

貴方「いいえ、行ってきます」

貴方は虚弱が使用しているベッドのカーテンを閉めて、先生に一言二言伝えてから、教室に向かった。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。この時間になると、友人たちと一緒に食堂に行く生徒が多い。
直前の授業が体育だったりする生徒たちは、失ったエネルギーを確保すべくやや急ぎ足。

今の貴方に、これと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

そう言えば、虚弱はどうしているだろう。
昨日は起きていて、一昨日は眠っていて……だとしたら、今日は眠っていたりして。
まあ、そんな周期的に決まっているはずが無いか。

貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、屋上に行く

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

貴方が保健室に着いた時、保健の先生は席を外しているようだった。
彼女がいなければ虚弱の様子を知る事ができないと言うのに……。まあ先生にも先生の都合と言うものがある。
諦めて、推測するしかないか。

虚弱は、アレの時、この時間は眠っている事が多い……気がする。
というか、具合が悪い人に話しかけるって、無神経にも程があるのではないだろうか。
横になっているのだから、状態としては明らかに悪いのだから。

……まあ、今は休ませてやるべきだろうか。
話すにしたって、体力を消耗する行為だ。体力の消費は避けるべきだろう。
横になっているから話しかけても大丈夫、と言う考え方は、貴方にはできない。

貴方は

1、話しかけてみる
2、やめておこう
3、自由行動

↓2

2、やめておこう


今は、やめておこう。どうしても、虚弱に無理をさせてしまうと言う事ばかりが頭をよぎる。
それが悪い事だとは思わない。ただ、相手の事を考えている振りをしているだけではないかと、思ってしまう。
こうなるともう何を考えてもいたちごっこなので、適当な所で折り合いを付けるのだ。

貴方は虚弱が使用しているベッドを一瞥し、早く具合が良くなるように祈ってから、保健室を後にした。
その後、食堂で昼食を食べて、お昼休みを過ごした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方はこれから何をして時間を潰そうか考える。

と言っても、何ができるものやら。正しく暇潰し程度の事しかできないだろう。
時間が時間だから、遠出もできないだろうし……頑張ればできる気もするが、やらないのだ。

貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2

1、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

鞄からいつものノート二号を取り出し、筆入れからシャーペンを取り出す。
本当に暇潰し程度にしか成らず、成果も少ない。が、時間さえ潰せればそれでいいのだ。

貴方は絵の練習をして休み時間を過ごした。

ちょっとだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

放課後。校庭からは、陸上部が練習に精を出している声が聞こえる。
運動系の部活が目指すインターハイは夏。既に終了しているが、来年に向けて頑張っているのだろう。
汗を流しながらも楽しげなその様子を見ると、羨ましく思い、憧れもし、素晴らしいと感じる。

面倒臭がり屋な貴方も、動く事が好きならばあそこに混じる事ができたのだろうか。
まあ、無理だろう。だって貴方、根っからの怠け者だし。

帰る準備をしながら、貴方はこれからどうしようか考える。

今の貴方にこれと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に行く
3、鉢巻を探す
4、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に用件を伝える。
どうやら虚弱は、今は目を覚ましてソファに腰掛けている様子。

珍しい事もあると思いながら、貴方は虚弱に話しかけた。

貴方「虚弱さん」

虚弱「……あー……うん」

どこかぼーとした顔で、虚弱は返事する。
目を覚ましたのは今さっきで、まだ寝惚けているのだろうか?

貴方「どうしたんですか、珍しい……」

虚弱「……いや……たまには」

気まぐれのようだ。もしかしたら何らかの目的があったのかもしれないが、貴方が邪推する事ではないか。

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、一緒に帰ろうと誘う
2、隣に座る
3、自由行動

↓2

2、隣に座る


とりあえず、貴方は虚弱の隣に座る事にした。

貴方「隣、良いですか?」

虚弱「……どーぞー……」

虚弱の許しを得たところで、貴方は虚弱の隣に腰掛ける。

それから、虚弱の顔を、ちらりと見てみる。
やはり何処となく、窓の外をぼんやり眺めているようだった。

貴方も倣って、窓の向こうを見てみる。
保健室からは、校庭が覗ける。陸上部が走り込みをしている様子が見えた。
たった今トラックを走りきった生徒が、計測をしている生徒に話しかける。
そして、曇るような表情をした。あまり良い結果で無かったらしい。

その生徒に、先生2が歩み寄った。生徒は一瞬にして顔を強張らせ、姿勢を整える。
ひやひやしながらその様子を見つめていると……先生は、何か一言か二言ほど、生徒に告げる。
その後、生徒の顔はぱあと笑顔になり、頭を下げた。頭を下げられた先生は、少し困ったような顔をしていた。

……まあ、態度は厳しくとも円滑にやっているようだ。

虚弱「……帰ろーか」

外を見ていたらしいが、同じ所を見ていたわけではない虚弱は、ぽつりと言った。

貴方「そうですね、帰りましょう」

貴方と虚弱は鞄を手に提げ、保健の先生に挨拶してから、保健室を後にした。

貴方と虚弱は一緒に寮に帰った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/25・日:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/26・月:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/27・火:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/28・水:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/24・土:終了)

↓2

5番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

言い忘れていました。学力補正は、前回の期末テスト開始時の半分(小数点以下切り捨て)から開始となります。
あと小テストありません。次の周回から追加します。

次の再開は一日空けての6月5日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

乙でした

>>141 ……わかってると思うけど、同じIDの人が5連続で安価を取ってたよ。そんなに人が少なかったかな?
「遠慮してもらえると助かります」で、禁止してるわけじゃないから問題はないんだけど。

>>143
すみません、気付いてませんでした……。
次からは、遠慮してもらえたなら助かるけれど2回まで許容、3回目は安価下または上で進行するようにします。

まあそれくらいの意気込みと思ってください。正直安価下っていうのはあまりやりたくないんです。
こんばんは、システムさんです。

直後のレスで天気判定ほい

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/25・日:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/26・月:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/27・火:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/28・水:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/29・木:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 9/ 30(金)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

暫くして、部屋の扉がのんびりと開き、ぐったりした様子の虚弱が姿を現した。

虚弱「…………——さん」

貴方「おはようございます、虚弱さん」

虚弱「……はよ、ざす……」

あまりにも気力が無くて不良の言葉みたいになっちゃってるではないか。
今日は取り分け具合が悪いのだろうか? 貴方の目には、いつも通りに見えるのだが……。

虚弱「……きょうは、あめがふってる……」

貴方「ああ、そうですね」

虚弱「……しんどい一日に、なりそーです……」

貴方「でしたら、ご飯はやめておきます?」

虚弱「……くう」

貴方「では、行きましょう」

貴方は虚弱を支えながら、一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
もっとも、今の虚弱に話しかけるのは酷というものかもしれないが……。

1、自由行動
2、やめておく

↓2

2

だからカンチョーはだめっつってんでしょうが。どれだけお尻に執着してるんですか!
こだわるのは嫌いではありませんが、誤魔化すのも手間かかるんですから悪戯にしたってやめてください。

一先ず分からせるため、有効でない安価と判断します。

システムさん判断で安価下の>>155で進行します。

2、やめておく


まあ、やめておくべきか。虚弱が元気になってからでも話せるだろうし。

貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄と傘を持ってもう一度虚弱の部屋に向かった。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

再び虚弱の部屋の前に到着した貴方は、部屋の扉を軽くノックする。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、鞄と傘を重たげに持つ虚弱が姿を現す。

虚弱「……はあ」

どうにも、しんどいらしい。貴方を見るや、真っ先に貴方が持っている傘に目が行った。
それから自分の傘に目を向け、溜め息を吐く。

貴方「……私が傘、持ちましょうか?」

あまりに見かねた。余計なお世話と思いつつも、貴方は尋ねる。
他人の手を借りないのは結構だとは思うが、やはり無理をしない範囲なのが一番なのである。
結局は貴方のお節介で話が終わるのだが、虚弱に無理をさせるくらいならば、お節介だって何だって焼いてやらん事もない。

虚弱「……ううん、いい。がんばる……」

そしてまああっさり断られてしまうから貴方の立場が無い。
元よりちゃんとした足場に立っていなかったと言えばそうだが、少しばかり寂しいものだ。

貴方「そうですか? ……辛かったら、言ってくださいね?」

虚弱「……善処する」

つい先日の事があったからか、素直である。

貴方は虚弱と一緒に校舎に向かう事にした。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
もっとも、今の虚弱に話しかけるのは酷というものかもしれないが……。

1、自由行動
2、やめておく

↓2

2、やめておく


貴方は虚弱と一緒に登校した。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

校舎に着いた貴方と虚弱は、真っ直ぐに保健室へと向かう。
例によって既に一時限目が始まってしまっているが、まあ今更である。

保健室に着いた貴方と虚弱は、保健の先生に簡潔に事情を伝えて、ベッドを一つ借りる。
それから、虚弱をそのベッドまで連れていき、そこに寝かせてやる。

貴方「大丈夫ですか? ゆっくり……」

虚弱「だいじょぶ……。うん、ありがと……」

貴方「どういたしまして。では、私はこれで」

虚弱「うん……いってらっしゃい」

貴方「……ふふ、行ってきます」

貴方は虚弱が使用しているベッドのカーテンを閉め、保健の先生によろしく伝えて、保健室を後にした。
その後、焼け石に水なのを知りつつ急いで教室に向かう。根は真面目なんだもん。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。生徒たちは一斉に食堂に向かう。
今日は雨が降っている為、校舎から出る事は難しい。自然と行ける場所は限られ、ならば食堂に行くのだろう。
そう言えば今日は金曜日。食堂では「週替わり定食」が販売されている。
それもあって、今日は食堂に行く生徒が多いだろう。

先週は修学旅行及び秋分の日だった為、「週替わり定食」は潰れてしまった。
だから今日は二食分の大ボリューム……なんて事があったりして。
相手は年頃の女の子だと言うのに、太らせる気満々の料理を出すだろうか。
出すのだろう、この学院は。そして買っちゃう希有な生徒が多いのだろう。希有じゃないじゃん。

さて、「週替わり定食」で想像を膨らませるのも良いが、そろそろどうしようか考えよう。

今の貴方に、これと言って用事はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

そう言えば、虚弱は元気だろうか。元気なわけないか、今朝だって「しんどい」とか言っていたし。
その割には結構余裕があったように見えたが……まあ今朝は今朝で、今は今。
今とさっきで、体調が異なるなんて良くある話だ。今頃、ぐっすり眠っているかもしれない。

貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、鉢巻を探す

↓2

3、世界「愛」クラブに行く


貴方は世界「愛」クラブに行く事にした。

□——————————————□
|学院校舎内・世界「愛」クラブ部室|
□——————————————□

世界「愛」クラブ部室前に着いた貴方は、部屋の電気が点いている事を確認して、扉を軽くノックする。

愛「はい、どおぞー」

妙に久しい間延びした声が、部室内から聞こえ、貴方は扉を開ける。

貴方「お邪魔します」

愛「おや、——さんでしたか。よくいらっしゃいました」

今朝方食堂でも見たような気がしていたが、やはり愛の髪の毛は相変わらずボンバー。
アレは気のせいで無かったのだと思うと同時に、毎日大変だと思う。
恐らく、治しても整えても、僅かな時間ですぐにこうしてもじゃもじゃになってしまうのだろう。

愛「どうぞ、座ってくださいなー」

愛に言われ、貴方は愛に向かい合うようにして椅子に座る。
この部室に来るのも久々だが……特に変わった様子はないようだ。
知っている事柄に変化が無いと言うのは、不思議と安心感を齎す事がある。
それは貴方だけの話なのかもしれないが……落ち着くのだ。

愛「ちょっと待ってくださいね、今、お茶を入れますー」

貴方「あ、はい」

愛「それで、このままでよければお聞きしますが、今日はどんな用で?」

貴方は愛に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由はない

↓2

1、自由行動「修学旅行がどんなものだったか聞く」


貴方「修学旅行、どうでしたか?」

愛「……そう言えば、——さんと虚弱さんの姿を見ませんでした。行かなかったのですね?」

貴方「はい、まあ……」

愛「ないすな判断です! 虚弱さんを学院に残して行ったなら、きっと——さんは、心配で夜も眠れなかったでしょう」

貴方「まあ。そんな事」

……無いと言い切れないのだから、貴方も分かりやすくなった物である。

愛「はい、どうぞ」

話に挟んで、唐突にお茶を差し出してくる。できてしまった物は仕方が無いのだろう。
愛としては、熱い内に飲んでもらいたいのだ。ありがたく頂戴し、一口啜る。

愛「物事はプラスに考えましょう。——さんは虚弱さんに対する愛を優先した、と言う事で」

貴方「ちょっと、都合の良い感じもしますけれど」

貴方がお茶を味わっている内に、愛は話を進めてしまう。ちょっとでいいから待ってほしい。
急いで飲み込み、話を続ける。

愛「誰が否定できるものですか。だって、事実なのですから」

愛「それで、修学旅行でしたね。楽しかったですよー、とても」

愛「一番興味深かったのは、恋が成就すると言うぱわーすぽっと! 素敵でした……」

貴方「そんな……ものが」

口を閉ざしたその間に、つい「胡散臭い」と入れそうになったのは、黙っておこう。

愛「どこもかしこも、愛を語らう恋人で沢山でした。一緒に回った班の方々は、ちょっと居心地が悪そうでしたけれど」

愛「それと、……何故か、とても多くの人に色々な相談をされました」

貴方「……たとえば私のように?」

愛「おー、そうですね。まあ、私はそう言う事は得意ではないので、参考程度の事しか言えなかったのですが……」

よく言える。確かに的確では無いかもしれないが、かと言って役に立たないわけではない。
何より相談する事は気休めに他ならない。愛は気休めに加え、道を示すのだ。
希望的観測であっても、窮地に陥った人間にとって、それほどありがたい物はない。

愛「口惜しいですねー」

貴方「でも、喜んでいたんでしょう?」

愛「まあ、その通りですがね……」

貴方「あ、お茶美味しいです」

愛「おっ、それは良かったですー!」

そんな話をしながら、貴方は愛と一緒にお昼休みを過ごした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。貴方は次の授業の準備をしながら、何をして時間を潰そうか考えていた。

と言っても、今の状態では何ができようものか。
できる事が多くてもやる気が無いのも、ポイントである。
まあ、のんびり過ごしてしまうのが一番だろう。

貴方は

1、自由行動
2、絵の練習
3、のんびり過ごす

↓2

2、絵の練習


ふと気付けば、貴方は鞄の中のノート二号に手を伸ばしていた。

気付いたのはノートを広げ、シャーペンを持ち、ぼんやりと白い空間を眺めている時だ。
その時にやっと、無意識の内に絵の練習をする用意をしていた事に気付いた。

……人間、習慣が染み付けば無意識の内にできると言うが、なんで?
もしくは、貴方の体からの、提案なのかもしれない。
「今やるとなんかいい事あるかもよ!」みたいな。そんなわけないか。

準備してしまったならば仕方が無い、絵の練習をして過ごす事にしよう。
なんて、言い訳染みた事言って。ペンの動きから、ノリノリなのは分かり切っている。
それにしても、今日は感覚が冴えるような……。

直後のレスのコンマで判定。
1567…成功。234890…失敗

コンマ「6」


なんとなく、全体のバランスがいつもより把握できているような気がする。
これはどうした事だろう。貴方の中に眠っていた潜在能力が今になって覚醒したのだろうか?

ここまで調子が良いと、そんな事さえ思ってしまう。
まあ、たまたま調子が良いだけに過ぎないだろう。
ただ、この独特の感覚は、暫く忘れられそうにない。

貴方は絵の練習をして過ごした。

少しだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?

【!】暫くの間、短い時間で絵の練習時に、コンマ判定で結果を良くできるようになりました。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

放課後。降り頻る雨の中、生徒たちはさっさと下校を開始する。
年甲斐も無く、また自らの性別を忘れ、はしゃぎまくっている生徒もいるが……まあ、良いか。
淑女である事は良い事だが、今の彼女たちは年頃の女の子。雨の中をはしゃいだっていいはずだ。

本音を言うと、風邪さえ引かなければどうでも良いだけである。引いたら引いたで罰が当たったと言う事で。

帰る準備をしながら、貴方はこれからどうしようか考える。

今の貴方に、これと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に行く
3、銀鎖を探す
4、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。
どうやら虚弱は、ベッドの所にいるらしい。今は起きているそうだ。

それならば、話しかけても大丈夫だろう。たぶん。
ただ、元気ならばソファに座っているだろうし、そうでないと言う事は、まだ調子が悪いと言う事?
一度待って、様子見するのも良いかもしれない。少しじれったいが……。

貴方は

1、話しかける
2、様子見してみる
3、帰ろう
4、自由行動

↓2

2、様子見してみる


貴方は様子見する事にした。

と言っても、カーテンをちょっと開けて実際に様子を見るわけにはいかないので、黙って待つだけである。
そう言う事ばっかりしていると、虚弱に嫌われてしまうかもしれないのだ。

と言う事で、貴方は先生に許可を取り、ソファに腰掛ける。
そのまま外を眺めながら、様子見する事にした。



様子を見る事一時間程。結構長い間待った物である。
ようやく虚弱は、閉じられたカーテンの向こうから現れた。
その手に鞄を持っている事から、帰ろうと思えば今すぐにでも帰るつもりなのだろう。

虚弱「……あれ、——さん……」

貴方に気付くと、虚弱はふらふらと貴方に歩み寄ってくる。
日が暮れる寸前でありながらおぼつかない足取りに、不安になりながらも見守る貴方。
結局何事も無く、虚弱は貴方の所まで辿り着く。ソファの背凭れ側から、貴方に話しかける形だ。

虚弱「……どしたの?」

どうやら、何か用があったのかと尋ねているらしい。

貴方は

1、一緒に帰ろうと誘う
2、心配だから見にきた
3、特に用はない
4、自由行動

↓2

1、一緒に帰ろうと誘う


貴方「いえ、一緒に帰ろうと思って。どうです?」

虚弱「ああ、うん……いいよ。今から、帰ろうと思ってたから……」

虚弱からの了承を得て、貴方は立ち上がる。
それから保健の先生と二言程喋ってから、保健室を後にした。

□———————————□
|学院敷地内 ・ 校舎入口前|
□———————————□

虚弱「……さぶぅ」

傘を差し、校舎から出て、虚弱が言った一言目がそれだった。
身を竦め、凍えるように震わせる。確かに、少し肌寒い。特に今日は雨だから、寒さ二倍増し。
つい最近まで残暑がどうのとか言っていた時期だから、少しばかり適応が追い付いていないのだ。

貴方「そうですねー……」

虚弱「……季節の変わり目だ……」

貴方「寒くなるには、まだ早いですよ」

虚弱「ん……まあね」

そんな事を言いながら、貴方は虚弱と一緒に寮に帰った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は、傘を置き、鞄を置いて、ベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/25・日:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/26・月:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/27・火:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/28・水:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/29・木:終了)

↓2

1番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

満員電車に女性が乗ったら罰金にしたらいいんですよ。逆に。
もしくは男性保護車両作るとか。女性隔離車両作るとか。
本気で痴漢無くす気があるならそうしたらいいと思います。いきなり何言ってんでしょうね、このボケナス。

次の再開は6月6日にUFO……でなくて、その日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。



>>189 システムさん女の子なのに、痴漢に対する考えが完全に男性のものじゃないかww
朝と昼休みの間の休み時間がなくなったのは、登校するのが遅いから?

>>190
そうですね。アレの時期には元からそうだったと思うのですが、夏休み終わった時にはすっかり忘れていました。
で、普通に進行した後にふと思い出して、「あっ」と。虚弱に付き添うか、休み時間を取るか、と言う事ですね。

痴漢がどうのって話、冤罪が多くなるにつれて女性の立場が悪くなっていきます。
もういっそ隔離した方が互いの為だと思います。切に。まあシステムさん電車乗らないんで関係無いんですけど。

こんばんは、システムさんです。
すみません、今日は再開無しと言う事でお願いします。
休日分なんだからちょっとくらいやれよとは思うのですが……許してください。
明日の21:00に再開したいと思います。勝手ですが、お願いします。

システムさんは何かと冗長にするのが好きなようです。
薄い内容を引き延ばして同情を誘っているんだと思います。住めば都、慣れれば愛着が沸く理論で。
なにが言いたいのかと言うと、昨日はごめんなさい。こんばんは、システムさんです。

謝り続けるとアレなので、景気付けに直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/30・金:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/26・月:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/27・火:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/28・水:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/29・木:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

1番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

1番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/ 1(土)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、それを心がけて虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

暫くして、部屋の扉がのんびりと開き、ぐったりした様子の虚弱が姿を現した。

虚弱「…………おはよう」

貴方「はい、おはようございます」

虚弱「……お腹、痛い……」

虚弱はお腹……と言うより下腹部を摩り、辛そうに呟く。
生理と言うのはざっくり言うと、その位置が出欠しているようなものだ。それは痛いだろう。
その痛みは男の貴方には分からないものであり、同時にどうにもできない事である。
せいぜい市販の痛み止めを使う事を薦めるくらいしかできないが、それを言うのは、デリカシーが無いと言うもの。
実質的に、貴方はその痛みから虚弱を救う事ができない。

それも含めて考えるなら、こうして毎朝迎えに行くのが助けになっていると考えるしかない。

貴方「大変ですね……」

虚弱「……うん……」

貴方は虚弱を支えながら、一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
もっとも、今の虚弱に話しかけるのは酷というものかもしれないが……。

1、自由行動
2、やめておく

↓2

1、自由行動「虚弱の背中を摩る」


貴方「大丈夫ですか、虚弱さん……」

貴方は虚弱の背中を摩ってみる事にした。
気休めにすらならない事だが、こんな姿を見せられてやらいでか。
患部を摩っても碌な事にならないし、そもそも場所が場所だからそんな事できるものか。

まあ、虚弱の気が少しでも楽になるなら良いし、貴方の気分も誤魔化せる。

虚弱「……しんどい……」

それは見れば分かる。今日は取り分け、食が進んでいない。
何度も口に運ぼうとして、途中で諦めているのだ。

貴方「ちゃんと食べないと……後でお腹が空いた時、辛いですよ」

虚弱「わかってるよう……」

しかし現実は現実、辛い物は辛い。分かっていても、やろうと思っても、意思通りには成らないのだ。
その事に歯痒さを覚えているのだろう、虚弱は下唇を噛む。

虚弱「うー……」

こう言う時、どうしたら良いのか、何を言ったら良いのか、さっぱりだ。
こうして背中を摩るだけで場を誤魔化せるのだから、やって良かったとつくづく思う。

貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、いつの間にか昼食の時間になっている事に気付く。

今日は休日だ、貴方は自由に過ごす事ができる。

朝食を食べてから、貴方は全くと言ってよいほど動いていない。
程良く胃の中の物は消化されたが、そんなにお腹が空いていないのである。

貴方は部屋で過ごしても良いし、気分転換に寮の外に出かけても良い。

貴方は

1、部屋で過ごそう
2、他の人の部屋に行く
3、学生寮受付に行く
4、寝る
5、自由行動

↓2

5、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

今日は気分で、普通に絵の練習をしよう。気分なので、理由はない。
鞄からいつものノート二号と筆入れを取り出し、机に置く。
それから椅子に座り、すーと一呼吸してから、絵の練習を始めた。

少しだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?



絵の練習を終えて暫く部屋で寛いでいた貴方。
気付けば、そろそろ夕食の時間になる頃だった。

流石にこの時間になると、お腹が空いてきてしまう。
今日は夕食、しっかり食べても良いだろう。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしても良い。
寮の外に出て夜の散歩をするのも良いかもしれない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寝る
5、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く「虚弱」


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

念の為、いつの時間に行こうか?

1、今すぐ
2、夕食が終わってから

↓2

1、今すぐ


貴方は虚弱の部屋に向かった。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、ぐったりした様子の虚弱が姿を現した。

虚弱「……あ、——さん……」

貴方「こんばんは、虚弱さん」

虚弱「うん……なに、どしたの……?」

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?
虚弱の事を考えると、手早く用を済ませた方が良いだろう。

1、自由行動
2、食堂に行こうと誘う
3、特に理由はない

↓2

2、食堂に行こうと誘う


貴方「もし大丈夫なのでしたら、一緒に食堂、行きませんか?」

虚弱「あー……うん……どーしようかな……」

虚弱は首を傾げ、うーんと唸る。どうやら食堂に行くつもりは無かったようだ。
とすると貴方は空気が読めなかったわけだが……まあ、できないものはできないのだ。

虚弱「……うん、良いよ。お腹、空いたから……」

そう言って、虚弱は部屋から出る。どう聞いても貴方に遠慮したのだが……。
とは言え、お腹が空いたと言うのだから、そうなのだろう。

虚弱は部屋から出て、鍵をかけて、貴方へと歩み寄る。
そしていつものように、慣れた仕草で貴方の腕にしがみ付いた。

虚弱「よいしょ……」

貴方「……では、行きましょうか」

虚弱「行こー……」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?
もっとも、今の虚弱に話しかけるのは酷というものかもしれないが……。

1、自由行動
2、やめておく

↓2

2、やめておく


まあ、やめておくべきか。
貴方は虚弱と一緒に夕食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/30・金:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/26・月:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/27・火:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/28・水:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/29・木:終了)

↓2

2番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

ゲームを続行しますか?

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。(5分経過まで)

↓2 続行or続行しない

□—————□
|貴方の部屋| 10/ 2(日)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、それを心がけて虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……——さん、おはよー……」

貴方「おはようございます。あれ、元気になりました?」

虚弱「……おかげさまで」

おかげ様と言われても、貴方は特に何もしていない。
ただ時々虚弱に付き添ってやったり、我が儘を聞いてやった程度だ。
それが完璧にできたかと言えば否で、満足できるかと言えばせいぜい及第点。
貴方の理想が高いのだろうか。まあ、お世辞だろうから真面目に考える方も馬鹿なのかもしれない。

何にしても、感謝の気持ちは真摯に受け取るべきである。そこに変な考えは不要だ。

貴方「どういたしまして」

虚弱「うん……じゃあ、行こうか」

貴方「そうですね」

そう言って、虚弱は貴方の腕にさりげなくしがみ付く。

貴方「……あれ?」

虚弱「……なに?」

不思議そうな声を上げる貴方を見上げて、虚弱もこれまた不思議そうな顔をする。
……まあ、虚弱が良いのであれば良いか。

貴方「いえ、なんでも」

虚弱「そー」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2、特にない


貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

朝食の後、ずっと部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ昼食の時間になる事に気付く。

今日は休日だ。貴方は自由に過ごす事ができる。

そう言えば、今はあまりお腹が空いていないような気がするし、空いているような気もする。
まあ、どちらでも良いか。気が向けば食堂に行けば良いのだから。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしても良い。
寮の外に出てみるのも良いだろう。散歩でもすれば、何か発見があるかもしれない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

5、寝る


貴方は、少し昼寝をする事にした。寝たい時に寝て何が悪い!
暴論めいた言い訳を誰とも知れず心の中でしながら、貴方はベッドに寝転がる。

そのまま目を閉じ、いつしかまどろみに飲まれていった……



それから暫くして貴方は目を覚ます。昼寝と言うのは少しばかり長い睡眠だったが、まあ
そんな事もある。
するべき事も無いので部屋で過ごしていると、いつの間にか夕食の時間になっている事に気付いた。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしても良い。
もしくは寮の外に出て、夜風に当たりながらの散歩をするのも良いだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寝る
5、自由行動

↓2

2、部屋で過ごす


貴方は部屋で過ごす事にした。
偶の休日くらい、部屋でのんびり過ごしたっていいじゃない。
なんて言って、貴方はいつだってそうして休日を過ごしている気がする。

まあ、人助けを除いて行動的な貴方なんて貴方らしくないだろう。
それを言うと、人助けを除いたら人間は大体行動的で無くなるような気もする。

その事はまた後日、別の時にでも考えるとしよう。

貴方は椅子に腰かけて、ゆっくりと気を抜いた。



今日は一日、のんびり過ごせた。明日はなんだか、気分の良い日になりそうだ。
もちろん、根拠なんて無い。そんな物で良いのだ。

そう思いながら、貴方はベッドに横たわる。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

深夜。ふと、貴方は目を覚ます。

外を見て、完全に夜遅い事を認識してから、時計を確認する。間違いなく十二時を過ぎていた。
まあ、目が覚めてしまったものは仕方が無いか。

このまま寝直すのも良いが、外に出るのも……どうだろう。
正直、今日は嫌な予感がしてならない。予感と言っても、大した感覚ではないのだが……。
単純に貴方が面倒臭がっているだけかもしれないので、真に受けるのはアホだろう。

貴方は

1、寝る
2、外に出る
3、自由行動

↓2

3、自由行動「虚弱を探す」


貴方は虚弱を探す事にした。例によって散歩ついでの、どう考えても探す気の無いアレである。
とは言え結構広い学院敷地内、虱潰しに何時間も外に出ていられるか。
加えてそろそろ夜の風も冷たくなってくる時期。体にも障るし、風邪を引いてしまえば馬鹿である。

……じゃあ、そんな外に虚弱が散歩しに行くわけが無いじゃないか。

まあ、散歩はするだろう。趣味であるようだから。
その時間も、季節の変わり目に合わせて短くなっているかもしれない。
その分だけ、遭遇するのも難しいわけだ。元々運次第だったのが更に運任せになっただけだから、然程問題はない。

と言うわけで、貴方は寝巻きから制服に着替えて、寝惚けた眼を擦ってから、部屋を出た。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

深夜の風は、思ったより寒くは無かった。涼しくて、ちょうど良いくらいだ。
昨日に10月となったわけだが、まあそう簡単に気候は変わらないか。

とにかく、貴方は虚弱を探す事にした。

直後のレスのコンマで判定。
偶数で成功。奇数で失敗。

コンマ「6」


暫くぶらぶらしていると、遠くに見覚えのあるシルエットを発見した。
細身の体が長身によって更に目立つその姿は、間違いなく虚弱の物だ。

貴方はこれ幸いと、急ぎ足で虚弱に近付く。

貴方「虚弱さん」

虚弱「わっ」

後ろから突然話しかけたのが悪かったか、虚弱は驚き、跳ねるように貴方から離れながら振り向く。
虚弱にしては機敏な動きで、正直貴方もびっくりした。

虚弱「あ、なんだ、——さん……もう、びっくりさせないでよ」

そして正体が貴方だと知ると、虚弱はふうと胸を撫で下ろす。

貴方「ごめんなさい。だって、探していて、見つかるとは思っていなかったから」

虚弱「探すって、私を? なんで?」

虚弱はきょとんとした表情で、貴方に尋ねる。
尤もな質問だろう。こんな深夜に探すのだから、それなりの用件があると考えるのが妥当だ。
用が無いのであれば、この状況ではただのストーカー。貴方の場合は悪質である。

さて、それはそれとして、貴方は虚弱に何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由はない

↓2

1、自由行動「一緒に散歩しませんか」


貴方「いえ……一緒に散歩しませんか?」

虚弱「え? その為に?」

虚弱「……まあ、良いけどね。じゃあ、行こ」

そう言って、虚弱はすっと貴方に手を差し出す。

貴方「では、失礼して」

そんな、少し洒落た冗談を言って、貴方はその手を取る。

貴方は虚弱と一緒に散歩する事にした。

□—————□
|学院敷地内|
□—————□

それから暫く、貴方は虚弱と一緒に学院敷地内を散歩していた。

これと言った会話は無かった。二人して黙って、本当に手を繋いで歩いているだけ。
虚弱は静かな空間を味わいたいのだろう、だから何も喋らない。
貴方がちらりと見る横顔はいつも楽しそうで、貴方と何も会話が無い事に何かを思う事は無い様子。

寂しい反面、それを邪魔してはいけないと思い、貴方だって何も喋らない。
夜と言う時間が、騒いではいけないと言う意識を生み出しているのかもしれない。
何にしたって、静かな物だった。貴方と虚弱が、歩く音が聞こえるだけ。

そうして、歩いていた。暫くして、唐突に虚弱が貴方に話しかけてきた。

虚弱「ねえ、——さん」

貴方「はい、なんですか?」

呼ばれて、貴方は虚弱の方を見る。

すると虚弱の顔は……楽しげな表情は失せ、どこか、真剣な物に変わっていた。
いつの間にか、何があったのだろう。貴方が見ていない間に何を考えていたのだろう。

いつになく真剣な眼差しに、たじろいで「ウッ」と呻き声を抑える代わりに、つい足を止めてしまう。

虚弱「あのね……」

虚弱「……もし」

どうしてか、虚弱は言葉を小出しにする。まるで貴方を焦らすようだった。
言い辛い事なのか、それを口にする覚悟を決めていなかったのか、ただ貴方が勘違いしているだけなのか。
兎にも角にも、その時間は長く、貴方に虚弱と言う物を激しく意識させていた。

そして、虚弱の口がまた開き、次の言葉が出る————

虚弱「……いいや、やっぱり」

と、思っていた。虚弱は、寸での所で言葉を飲み込んだのだ。
緊張しながらも腹を括っていた貴方にとっては、生殺しにも程がある。

虚弱「なんでもなーい。なんでもない」

そして二度、貴方に諦めさせるように、そう言った。貴方に許してもらいたいのか、お茶目な感じだった。

……気になるが……まあ、仕方が無いだろう。無理に聞き出してしまうのも、ナンだし。
もやもやが貴方の頭と心を包むが、諦めるしかない。

その後、貴方と虚弱は、やっぱり黙ったまま、散歩をした。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

学生寮入口に戻ってきた貴方と虚弱。どうやら、一周したらしい。

虚弱「ふう。じゃあ、私は部屋に戻るけど、——さんはどうするの?」

貴方「私も。虚弱さんを探していただけですから」

虚弱「そっか。じゃあ、帰ろー」

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は、制服から寝巻に着替えて、ベッドに潜り込む。

今日、虚弱は一体何が言いたかったのだろう。やはり、気になって仕方が無い。

あの真剣な眼差しから……とても大切な事だと思ったのだが、どうなのか。
一度は貴方に伝えようとした事だから、貴方に関する事だと思うが、果たして。
深夜、二人っきりの場所で言うと言う事は、普段では言えない事なのだろうか、分からない。

……悶々としながら、貴方は目を閉じ、その内眠ってしまうのを待った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/30・金:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 1・土:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/27・火:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/28・水:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/29・木:終了)

↓2

3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

嫌な予感ってなんだったんでしょうね。まあどっかで銀鎖が野垂れ死にしたとでも思ってください。
一応言っておきますが、別に銀鎖ちゃん嫌いじゃないですからね。自分で作ったキャラを嫌いになるのは難しいんです。

さて、次の再開は6月8日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

このスレは元々戦闘能力が無い事を前提に作られています。
こんばんは、システムさんです。

直後のレスで天気判定。

ヒョロヒョロでも攻略できるようにはなってるのね。
>>256 そういえば先生の中に1人攻略できないのがいるらしいけど、誰がハズレ?

>>258
ああ聞いてしまうんですね。言う言う言いましたが正直言いたくありませんでした。
先生3です。理由? おっぱいがあるというだけでじゅうぶんだ!
真面目に言うと、誰か外れを作った方が面白いと思ったのです。
こうして正直に言っちゃえばダミーもトラップも台無しなんですけどね。

あと戦闘能力が無いのが前提なだけで、攻略できるとは限りません(大嘘)。

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/30・金:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 1・土:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 2・日:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/28・水:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/29・木:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

3番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

3番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/ 3(月)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……——さん。おはよう……」

貴方「はい。おはようございます、虚弱さん」

虚弱は貴方だと認識すると、まるで癖のように挨拶して、貴方も癖のように返事する。
人はこれを習慣と言うのだろう。改めて認識すると、なんだか学んだ気分だ。

虚弱「……じゃあ、行こうか」

貴方「はい」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2、特にない


貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄を持ってもう一度虚弱の部屋に向かった。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

再び虚弱の部屋の前に到着した貴方は、部屋の扉を軽くノックする。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、鞄を持った虚弱が姿を現す。

虚弱「……ふう」

貴方「どうしました?」

虚弱「あ……ううん、べつに……。ただ、疲れたなー、って……」

朝っぱらから疲労を感じるとは、社会人か。
恐らく虚弱が感じているのは疲労ではなく苦痛で、何か勘違いしているのだと思う。
しかしそれで本当に疲労だったら恥を掻くのは貴方なので、黙っておこう。

貴方「大変ですねー」

虚弱「ほんと……」

そんな事を話しながら、貴方は虚弱と一緒に校舎へ向かう事にした。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「アダルトビデオのモザイクの外しかたについて語る」


さて、話す事に困窮すると人は何をしでかすか分からない。
大抵はしでかす前に、培った常識でやって良い事と悪い事の判断をする。
結果それは却下される代わりに、また困る事になるのだ。

でもって、貴方が閃くのはどうして「アダルトビデオのモザイクの外し方」なのだろう。
今となってはあまり考えたくない事だが、貴方はエロ魔人か。
それをどうして、よりにもよって虚弱に対して話そうと思えるのだろう。
いや、まあ、女性相手にそう言った如何わしい物の話をする事自体間違っているのだけれど。

貴方の本性、ここに見たり。

貴方「……はあ」

虚弱「……元気ないねー」

貴方「あ、いえ。大した事ではないので……」

虚弱「……相談、受けるよ」

言えるわけが無い。自信満々に言われても、言えるわけが無い。
とりあえず、苦笑いで誤魔化しておいたが、変に受け取られていたらどうしよう。

とりあえず、そんな邪な考えは頭から散らす。罷り間違ってもそれは口にできないのだ!

貴方は他に、虚弱と話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、もういいや

↓2

2、もういいや


貴方は虚弱と一緒に登校した。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

校舎に着いた貴方と虚弱は、真っ直ぐ保健室に向かう。

貴方と虚弱が保健室に着いた時、保健の先生はいなかった。
お互いに顔を見合わせ、まあ今までも多かったかと納得し、黙ってベッドを一つ借りる。
いつもの事だから、先生も許してくれるだろう。

貴方はベッドまで虚弱に付き添い、そこに寝かせてやる。

虚弱「しょ……と。ふう……」

貴方「では、私は教室に行きますね」

虚弱「はーい、いってらっさーい……」

貴方「やる気、ゼロですか」

虚弱「……えへへ」

貴方「行ってきます」

貴方は虚弱に見送られながら、保健室を後にした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考える。

まあ、のんびり過ごすのが良いだろうか。どうせ出来る事も少ないのだ。

貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2

1、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

最近、変な感覚を掴んだ気がした。今ならば、まだまだ高みに行ける気がする。
はっきりした物ではない以上、それに依存するのもどうかと言う話だろうか。

そんな事を考えながら、貴方は鞄からいつものノート二号を取り出し、絵の練習を始める。

直後のレスのコンマで判定。
2345…成功 167890…失敗

コンマ「6」


今日はいまいち、感覚を物にする事ができなかった……。

まあ、時には諦めも肝心である。もしくは、過度な成果を求めるのが間違いなのだ。
自分の行動、身の丈に合った報酬を与えられるのが、何より気が楽である。
たとえばこれで貴方が天才的な才能を開花させてみろ、肩透かしにも程があるじゃないか。

……でも、正直めんどっちいから、そっちの方も望んでいたりして。

貴方は絵の練習をして休み時間を過ごした。

ちょっとだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。食堂を目指して、生徒たちはぞろぞろと教室から出て行く。
集中して鼻を利かせてみると、食堂から漂う食べ物の良い匂いが……。
なんだかお腹が空いてきてしまったので、止めておこう。

今の貴方に、これと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、屋上に行く
4、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。
すぐに発見したが、どうやら虚弱はソファに座ってお弁当を食べているようだった。

無事、彼女のアレが去った事を今更心から感じ、貴方はほっとする。
やはり、いつもベッドで横になっていると言うのは、心配で心配でたまらないものだ。
貴方がただ単に、心配性なだけと言う話もある。余計な御世話だ!

それはそれとして、虚弱はどうにも貴方に気付いていない様子だ。
先生も何故か、虚弱を呼ぶような真似をしない。
不思議に思って先生の方へと向き直ると……ああ、なんていやらしい笑みを浮かべているのだろう。
たぶん変な事を勘繰っているのだ。こう言う事、非常に困る。

まあ、それはそれ、また別の時に考えよう。とりあえず貴方は

1、自由行動
2、虚弱に話しかける

↓2

2、虚弱に話しかける


とりあえず貴方は、虚弱に話しかける事にした。

貴方「虚弱さん」

虚弱に近付き、後ろから話しかける。
はっと気付いた拍子に虚弱の体は一度跳ねるようにびくつき、おもむろに振り返る。

虚弱「……あれ、——さん」

貴方「こんにちは」

虚弱「いたんだ」

貴方「今さっき、来ました」

虚弱「音も無く……?」

貴方「思いっきり、音出てました」

虚弱「……おー、ニィンジャ……」

貴方「ふふ。なんですか、その胡散臭い外国人みたいな……あと音、してましたからね?」

虚弱「まあ、まあ……座って……」

貴方「はい、失礼します」

虚弱「……ご飯、食べてないよね?」

貴方「ええ、まあ」

虚弱「……食べれば、良いのに」

貴方「んー……でも、あまりお腹が空いていないので」

虚弱「体に悪いよ」

貴方「では、考えておきます。」

虚弱「それがいい……」

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒にお昼休みをすごした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 廊下|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考える。

まあ、これと言ってする事もないのだから、のんびり過ごしたいところである。
せっかくの休み時間なのだから、ばっちり休んでも問題はないのだ。

さて、貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2

1、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

たとえばこの短い休み時間。貴方が不平不満も無く自主的にやろうと思えるのはこれくらいである。
好きこそ物の上手なれと言う言葉がある通り、好きな物と言うのはその人にとってとことん大切な物なのだろう。
なんたって、面倒臭がり屋の貴方が渋々と言う経過さえ無いままやってしまうのだから。

なんて考えながら、貴方は鞄からいつものノート二号を取り出し、絵の練習を始める。

さっきは取り逃がしてしまったが、今度はあの感覚を掴めるだろうか……。

直後のレスのコンマで判定。
6789…成功 123450…失敗

あ、なんか>>288で廊下つってますけどいつものミスなので気にしないでくださいね。

コンマ「9」


未だもやもやは晴れないが……なんとなく、今度は掴めた気がした。
しかし前に掴めなかった事もあってか、どうにも物にできた気がしない。
まだまだ、鍛錬が足りないと言う事なのだろう。

……そんな言い方をすると、途端にやる気が失せてしまうのは、悪い癖か。

とにかく、今回は上手くいった、と言うのが正しいだろう。

貴方は絵の練習をして過ごした。

少しだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

放課後。今日もまた、これと言って特別な事は何も無く終了した。
貴方の望む所である。何も無い事を退屈と言う人は、失礼ながら命知らず、生き急いでいると言いたい。
なんだかんだで、何も無い方が人生楽なのだ。

……この若さにして、色々と諦めてしまっているのは、人としてどうかと思う。
まさかここで「自分は人じゃない」なんて考え方、できるわけもないし……。

それはそれとして、帰る準備をしながら、貴方はこれからどうしようかを考える。

今の貴方にこれと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

お昼にあった時、虚弱は元気だった様子。あの調子のままならば、今会いに行っても起きているはずだ。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に行く
3、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方を待ち構えていたのは……ソファの背凭れに顎を乗せて、入口及び入ってきた貴方を睨みつける虚弱だった。
奇怪にして不自然でどこかシュールな光景に、貴方は思わずたじろぐ。
そしてすぐ傍にいた保健の先生に、助けを乞うように視線を向ける。

いや、頑張れじゃないです。口だけ動かして頑張れじゃないです。

役に立たない事を知った貴方は、諦めてもう一度虚弱を見る。
やはり虚弱は貴方の事をじっと見つめていた。

……もしや、先ほどの音も無くうんたらの話を根に持っているのだろうか。
根に持っていると言うか、それに関しての悪戯を閃いたと言うのが正しいかもしれない。
そうであるならお茶目だとは思うが、割と心臓に悪いので止めてもらいたい。

とりあえず、貴方は

1、虚弱に話しかける
2、一時撤退
3、自由行動

↓2

1、虚弱に話しかける

このままこうしていても仕方が無い。とりあえず貴方は、虚弱に話しかける事にした。
虚弱に近寄り、虚弱の前に立つ。その間、ずっと虚弱は貴方を見つめていた。

貴方「……なんですか?」

虚弱「なんだと思う?」

なんだと思う?

1、悪戯
2、確認
3、気紛れ
4、話を逸らす
5、自由行動

↓2

1、悪戯


貴方「私を困らせる為の悪戯にしか見えないのですが……」

虚弱「……当たらずも遠からず」

確信を突かれたかのような表情と変な間も合わせて、ほぼ正解と言っているような物である。

虚弱「そんな事はどうでもいいんです。待ってました」

貴方「なんですか?」

虚弱「一緒に帰ろう」

まるで話に脈絡が無い。もはやどうして突然ですますを使い始めたのか突っ込む気力さえ沸かない。
……まあ、元より貴方にツッコミの技術とやろうという気持ちがあるかどうか、甚だ疑問である。

貴方は

1、一緒に帰る
2、まあちょっと待とう
3、自由行動

↓2

1、一緒に帰る


貴方「最初から、そう言えば良いのに……」

貴方は溜め息を吐きながらも、つい笑ってしまう。
まるで素直になれない子供のようだ。健気で可愛らしくも思える。

貴方「では、そうしましょう」

虚弱「ん」

虚弱は傍に置いてあった鞄を掴み、立ち上がる。

貴方は虚弱と一緒に帰る事にした。

□———————————□
|学院敷地内 ・ 校舎入口前|
□———————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2、特にない


貴方は虚弱と一緒に下校した。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/30・金:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 1・土:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 2・日:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/28・水:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/29・木:終了)

↓2

4番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

正直このセーブの流れ、要らないんじゃないかと最近思うようになりました。

次の再開は6月8日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

なんか今日はすっとぼけてますね。まあいつもの事ですか。

再開は6月「9」日の21:00です。

それではこんどこそ、お休みなさいませ。

こんばんは、システムさんです。

言う事無いのでさっそく直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/30・金:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 1・土:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 2・日:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 3・月:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/29・木:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

4番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

4番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/ 4(火)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……——さん。おはよ……」

貴方「はい、おはようございます」

虚弱「……お腹、空いた」

貴方「元気な証拠です。行きましょう」

虚弱「んー……」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「お酒を少しでも飲んだ事ってありますか」


そう言えば、虚弱はお酒を飲んだ事があるのだろうか?

普通に考えたならば、虚弱は未成年。飲酒は犯罪である。
しかし未成年と言えば子供。子供によくある事として、若気の至りと言うのがある。
つまりはテンションあがってやっちゃうパターンだ。世間からは嫌われがちな事。

が、虚弱はやっちゃうタイミングさえ無いような気もする。
もっと言うのならば、お酒を飲む気力さえ無いのではなかろうか。
更には自分の体調管理には気を使っているだろうから、体に悪影響を及ぼす物は回避するはずだ。
飽くまで貴方の推察であるから、それで確定するのは気が早いのではあるが……。

まあ、甘酒くらいならば、と言うところか。アレをお酒と呼んで良いのかどうか、気分的には疑問だが。

正直言って失礼な話であるから、あまりこう言う事は聞かない方が良いかもしれない。

それでも貴方は

1、言う
2、言わない

↓2

2、言わない


まあ、言わない事にしよう。
本当の事を言うと、ちょっぴり興味があるので、いつか改めて聞いてみたいと思う。

貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄を持ってもう一度虚弱の部屋に向かった。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

再び虚弱の部屋の前に到着した貴方は、部屋の扉を軽くノックする。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、鞄を持った虚弱が姿を現す。

虚弱「……ねむい」

貴方「えー、寝てないんですか?」

またもや夜更かしをしたのだろうかと思って尋ねてみるが、虚弱は首を横に振る。

虚弱「……わかんないけど、なんか……ねむい」

どうやら、訳も無く眠いらしい。貴方にもよくある現象である。
突然眠気が襲ってくるのだ、アレを対策するにはもはや寝るしかない。

貴方「うーん……それはー、大変ですね」

虚弱「……うん」

貴方「まあ、校舎までですから。行きましょう?」

虚弱「……うん」

貴方は虚弱と一緒に、校舎に行く事にした。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「朝の秋風は涼しいな」


貴方「朝の秋風は涼しいですねー」

穏やかに吹き抜ける風を浴びながら、貴方は誰と無く言った。まあ、虚弱に言ったのだけれど。
季節の変わり目と言うのは、過ぎてしまうと本当にあっさり変わってしまう物だ。
たとえばつい先日まで生温い風だったはずなのに、今の風はどこか冷気を含んでいる。

今日がたまたまそう言う日だったと言うだけかもしれないが……きっとこれから、どんどん寒くなっていくのだろう。

虚弱「そーだねえ……気分も安らぐよ……」

どうやら虚弱も同じく思っていたらしい。
安らぐのは気分だけで、体は未だ辛くて猫背。まあ、それは仕方が無いか。

貴方「もう、秋なんですね」

虚弱「うん……」

貴方「私がここにきて……もうそんなに経ちますか」

虚弱「あー……うん」

貴方「あと半年以上ありますが、早いものですね」

虚弱「……うん」

貴方「……寒くないですか?」

虚弱「……だいじょーぶだよ」

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に校舎に向かう。

貴方は他に、虚弱と話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、もういいや

↓2

2、もういいや


貴方は虚弱と一緒に登校した。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

校舎に着いた貴方と虚弱は、真っ直ぐ保健室に向かう。

保健室に着いた貴方と虚弱は、保健の先生に簡潔に事情を説明し、ついでに挨拶する。
それからベッドを一つ借りて、貴方と虚弱はそのベッドまで向かう。

虚弱はベッドに腰掛けてから、ゆっくりとベッドに横たわる。
貴方はと言うと、虚弱の鞄を預かり、ベッド傍の小さなテーブルの上に置いていた。

虚弱「ふー……ありがと、——さん」

貴方「どういたしまして。では、ゆっくりしてくださいね」

虚弱「ん……ねる」

貴方「ふふ、そうですね」

貴方は虚弱に見送られながら、保健の先生によろしく言って、保健室を後にした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考える。

とは言え、なんだか今日はやる気が起きない。のんびり過ごしたい物である。

なんとなく、隣の席を見る。当然ながら虚弱の姿はないが、どうにも幻影が見える気がする。
虚弱は大丈夫だろうか……たぶん今はぐっすり眠っているから、貴方の心配は無駄なのだろうけれど。

貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2

1、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

鞄からいつものノートを取り出し、絵の練習を始める。
ただ、今日はなんとなく乗り気になれない。こう言う事は、珍しいか……。
まあ、どうとでもなるか。

今日は適当に、いつだったかの馬人形でも描いてみるか。

直後のレスのコンマで判定。
236…成功 1457890…失敗

コンマ「0」


とりあえず、落書き程度ではあるがいつだったかの馬人形を描いてみたが……。

……うん、まあ、ちょっと見た程度の存在だったし。あの時の貴方、焦っていたし。
一応、どちらかと言えば相手の方が上位存在だから、緊張していたのもあるし。
だからあまり見ていなかったと言えば、見ていなかったし……。

貴方「……それにしてもこれはひどいかな……」

*「あ、なにそれかわいー」

こう言われてしまう始末だから、出来は察する事ができるだろう。

貴方は絵の練習をして過ごした。

ちょっとだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。生徒たちは昼食目当てに食堂に向かう。
誰もがお腹を空かせて、「今日は何を食べようか」なんて友達と話している姿は如何にも青春。

今の貴方に、これと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、鉢巻を探す
4、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。
それと同時に虚弱を探してみると、今はソファに座ってのんびりお弁当を食べているようだ。

今日は貴方に気付いたらしく、振り返り、貴方を発見すると、手を振って貴方を呼ぶ。

貴方「こんにちは」

虚弱「うん……」

貴方「……さっきまで、寝てました?」

虚弱「あ、分かる……?」

貴方「まあ、なんとなくですが……」

虚弱「うん……実は、ね。まあ、座って……」

貴方「はい、はい」

とりあえず、貴方は虚弱の隣に座る。
虚弱は満足そうに頷き、再びお弁当を食べ始める。
特に貴方に用があるわけではなく、一先ずは座らせたかっただけのようだ。

そういえば、貴方は虚弱に何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に用はない

↓2

1、自由行動「最近の体調について聞く」


貴方「最近、体長はどうですか?」

虚弱「んー? ……うーん、まあ、ふつう、かな?」

やはり普通であるらしい。良くも悪くも、いつも通りだそうだ。
何か特別な様子があれば貴方が気付くはずなので、特に問題はないだろう。

虚弱「……なんで?」

貴方「ああ、いえ。やっぱり、気になると言いますか……」

虚弱「……ふうん」

聞いたくせに素っ気ない風に虚弱は言うが、その顔はどこか嬉しそうに見える。
自分を気にしてくれる人がいると言うのは、何かと嬉しい物である。
虚弱の顔は、そう言う事だろう。貴方だって、嬉しいのだから。

貴方は虚弱と一緒に、お昼休みを過ごした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考える。

まあ、これと言ってする事はないか。先ほどのように、絵の練習でもするか。

貴方は

1、自由行動
2、絵の練習
3、のんびり過ごす

↓2

2、絵の練習


貴方は絵の練習をして過ごす事にした。

先ほどはどうにもやる気が沸かなかったが、やはり貴方にはこれくらいしかやる事が無いのだ。
とは言え、やる気が無い時に無理をするのもどうだろう。
次からは……まあ、適当にやるか。暇潰しをそんな真面目に考えられるものか。

貴方は鞄からいつものノートを取り出し、絵の練習を始めた。

直後のレスのコンマで判定。
4578…成功 123690…失敗

コンマ「0」


念の為、先ほどの馬人形をもう一度描いてみたが……まあ、うん。
まともに見た事が無い物を描こうと思うのは、無謀なのだろう。
それを学べただけ、この時間は無駄には成らなかった。

あの魔神には、その犠牲になってもらった事にしよう……。

貴方は絵の練習をして過ごした。

ちょっとだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活動がある者は部活に向かったり、自由に過ごしている。

そんな中、帰る準備をしながら、貴方はこれから何をしようかを考える。

今の貴方に、これと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に行く
3、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡潔に用件を伝える。
同時に虚弱の姿を探してみると、虚弱はやはり、ソファに腰掛けて過ごしていた。

貴方「虚弱さん」

虚弱「お? ああ、——さん」

とりあえず虚弱に話しかけたが……貴方は

1、自由行動
2、一緒に帰ろうと誘う
3、隣に座る

↓2

2、一緒に帰ろうと誘う


貴方「よければ、一緒に帰りませんか?」

虚弱「ん、いいよ」

なんともあっさり、虚弱は承諾した。
膝に乗せていたらしい鞄の掴みを手に取り、虚弱は立ちあがって、貴方の許へと歩く。

こうして間近で見ると……虚弱の体は細身であるものの、身長の所為か威圧的だ。
身長だけを見ればの話で、どうにもやる気のない顔の所為で威圧感は台無し。
まるでゾウやキリンを思い出す雰囲気だ。虚弱自身は、ゾウともキリンとも言えない人だけれど。

虚弱「帰ろう」

貴方「はい」

貴方は虚弱と一緒に帰る事にした。

□———————————□
|学院敷地内 ・ 校舎入口前|
□———————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2、特にない


貴方は虚弱と一緒に下校した。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/30・金:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 1・土:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 2・日:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 3・月:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/29・木:終了)

↓2

5番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

そう言えばどこぞの馬人形は元気なのでしょうか……。まあ元気ですよね、たぶん。

次の再開は、一日空けての6月11日を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

こんばんは、システムさんです。
メンテナンスってSS速報のメンテの事ですよね? やってたんですね、そりゃそうですね。
とすると今日は再開しない方が良いのでしょうか。なんか出来そうな気もするのですが。

とりあえず天気判定はしておきましょう。その時になったらその時に任せます。
と言う事で直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/30・金:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 1・土:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 2・日:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 3・月:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 4・火:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

5番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

5番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/ 5(水)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

貴方「おはようございます、虚弱さん」

虚弱「はーうー……」

貴方「……え?」

虚弱「……だから、おはよって……」

貴方「言って無かったような気がしますが、まあいいですね」

虚弱「……ささいなもんだいだね」

貴方「食堂、行けます?」

虚弱「行くー……」

貴方「じゃあ、行きましょう」

虚弱「はあい……」

途中なにか変な会話が挟まったが、まあ気にする程度の事ではないだろう。
貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「初恋はいつ?」


貴方「虚弱さん、初恋はいつでした?」

何気なく、貴方は尋ねた。言った後に、失言だったかと思った。

虚弱にだって言いたくない事の一つや二つくらいあるだろう。
まして貴方相手ならば、百個二百個あっても不思議ではない。
初恋の話などしてもらえるのだろうか……と思っても後の祭りなので、すぐ気にしない事にした。

虚弱「……それは……」

そして虚弱の反応は、やはり渋い顔。それもそうである。

虚弱「……ここでは、言えないかなー……」

虚弱は困り顔ながら笑って言う。しかしどうやら、教えてくれないわけではないらしい。
ただその口ぶりから、人前では話せない内容だと言うのはすぐに分かる。
恥ずかしいだけならばまだ良いが、虚弱の中にある何らかに触れてしまったのではないか。

貴方「言いたくないのであれば、別に……」

虚弱「……でも、知りたい?」

貴方は……

1、頷く
2、首を横に振る
3、自由行動

↓2

2、首を横に振る


貴方は、首を横に振った。そう言われて、空気の読めない貴方ではなかった。
うっかり頷いてしまうかとも思ったが、流石にそれは無かったらしい。

気付けば、虚弱の顔はどこか緊張していた。
貴方の反応を見ると、虚弱はほっとした表情をした。

虚弱「……それなら、助かるよ」

正直に言うと、やっぱり知りたい。
しかしそう言う事は、虚弱が自分から口を開くのを待つのが一番だ。
虚弱の反応を見る限り、その可能性はかなり低いようだが。

貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄を持ってもう一度虚弱の部屋に向かった。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

再び虚弱の部屋の前に到着した貴方は、部屋の扉を軽くノックする。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、鞄を持った虚弱が姿を現す。

貴方「お待たせしました」

虚弱「……うん、行こう」

貴方「はい」

貴方は虚弱と一緒に、校舎に向かう事にした。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2、特にない


貴方は虚弱と一緒に登校した。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

今日の虚弱は比較的調子が良いらしく、教室で過ごすらしい。

貴方と虚弱が教室に着いた時、教室には既に貴方と虚弱を除く生徒全員が登校してきていた。
時計を見ると、そろそろホームルームが始まってしまう。
少し危なかった事を知り、貴方と虚弱は顔を見合わせて苦笑い。

そうしながら、貴方と虚弱はそれぞれの席に座り、鞄を置く。
虚弱は一度背伸びをして、形容し難い呻き声を上げると、まるで力が抜けたかのようにぶっ倒れた。
……まあ、大丈夫だろう。

そのまま、ホームルームが始まるのを待った。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考える。

まあ、無理に何かをする必要はないだろう。のんびり過ごすのが一番だ。

虚弱は、相変わらず机に突っ伏している。
腕を枕にしようともせず、机に直接頭を付けているのは、やはり気になってしまう。
痛くないのだろうか……あれ。

貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2

虚弱の背中をくすぐってみる

1、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

鞄の中からいつものノート二号を取り出し、絵の練習を始める。
シャーペンを握る感覚に手が慣れてきたのは良いが、実際に絵を描く時にシャーペンを使うだろうか……。
絵と言えば水彩画、油絵……基本的に筆を使う物ばかりだ。
シャーペンとは持ち方を別とするのだが、果たしてこれは練習になっているのか。

直後のレスのコンマで判定。
2468…成功 135790…失敗

コンマ「3」


まあ、素人の貴方が何を考えても仕方が無いだろう。
だいたい筆をどう持つかなんて、大した話ではなかった事に気付く。

時にはこんな事を考えるのも良いかもしれない。

考えていた所為で、あまり練習には集中できなかったわけだが……。

貴方は絵の練習をして時間を潰した。

ちょっとだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。生徒たちは食堂に向かったり、広場に行ったり、校庭で遊んだり体育館で遊んだり。
それぞれ自由に休み時間を過ごしているが、遊んでいる生徒は昼食を食べなくても大丈夫なのか、心配になる。

今の貴方に、これと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

お昼休みが始まると同時に、虚弱は体をおもむろに起こし、同じく鞄からお弁当箱を取り出して昼食を食べる。
そう言えば虚弱は、食事を中心とした体内時計が以外と正確である。
一食で摂取できる量が少ないだけに、三食きちんと食べないとしんどいのだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱と話す
3、世界「愛」クラブに行く
4、男装を探す
5、屋上に行く
6、自由行動

↓2

2、虚弱と話す


貴方は虚弱と話す事にした。

さて何を話そう?

1、自由行動
2、適当に話す
3、やっぱりやめた

↓2

2、適当に話す


貴方は適当に会話を選んで話す事にした。

貴方「ねえ、虚弱さん」

虚弱「もぐ……ん?」

貴方「そう言えば、虚弱さんって血液型は?」

時々気になったが、その度にいつの間にか忘れてしまっていた事である。
いまさらな話だが、貴方は虚弱の血液型を知らないのだ。

虚弱「……ああ、言った事、無かったね」

貴方「そうなんです」

実は、意外と気になるちゃんとした理由があるのだ。
吸血鬼は生き物の血を吸う怪物だが、血液型が一致しない場合はどうなるのだろう?
どうにもならないような気もするが、人間の混血である虚弱の場合はちょっとばかりただ事ではない。

虚弱「……たしかねー……AB型、だったっけ?」

貴方「私に聞かれましても……」

虚弱「……たぶん、そのはず」

どうにも確証が無い話だが、本人が言うのだから間違いないだろう。
そう考えないとやってられない。

どうやら虚弱は、AB型であるようだ。妥当であるような、意外であるような。

虚弱「……じゃあ、——さんは?」

そして話が戻るが、貴方が虚弱の血液型を知らないという事は、虚弱も貴方の血液型を知らないと言う事である。
至って当然の話であるが、考えれば考える程今更感が溢れる。

貴方の血液型は、なんだっただろうか?

1、A型
2、B型
3、AB型
4、O型
5、実は……
6、秘密
7、自由行動

↓2

5、実は……


貴方「……実は、あまり大きな声で言えない話、なのですが」

貴方「私、血液型が……分からないんです」

虚弱「……どゆこと?」

貴方「私の父は、ほら、ああいうのですから……」

ああいうのとは、言うに及ばずどこぞの怪物の事。
教室には他の生徒もいる事から、こうして伏せて話すしかないのだ。
ただこんな言い方をすると、話の内容と重なってどうにも貴方が虐待めいた物を受けていたように聞こえなくもない。

虚弱「あー……」

貴方「で、私も、同じですから……病院に厄介になるのは、難しいんです」

貴方「一応、A型と名乗っているのですが、実際の血液型はどんなものかさっぱりです……」

母は普通の人間である事から、その血液型から察する事はできると思う。
しかし父の存在があまりにも邪魔だ。
平たく言えば宇宙生物のアザーティの血液型が不明な以上、貴方の血液型も母のそれだけで決め付ける事はできない。

ちなみに、当然ながら父親も血液型は不明である。
A型と名乗れと言うのもアザーティをアルファベットにした時の頭文字で「A」だからだと思う。

虚弱「……それ、怪我とかしたら、大変だよね」

貴方「ああ……そうですよね。気を付けて生きたいと思います」

虚弱「なんか、他人事だね……」

貴方「ええ、こんな事で騒いでいたら生きていられません」

虚弱「あー、ねー……」

また変な所で変な共感をしてしまう、混血コンビだった。

そんな話をしながら、貴方は虚弱と話しながらお昼休みを過ごした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしていた貴方は、何をして時間を潰そうか考える。

虚弱は……珍しく体を起こしているが、眠たげに欠伸をしていた。
と思えば、やはり腕を枕にして机に突っ伏してしまった。
まあ、起きている事が判明したので、良しとしよう。

貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2

1、自由行動「>>398=虚弱の背中をくすぐってみる」


つい、悪戯心と言うものは沸いてしまう。貴方はいつもそんな気がする。
なんとなく、虚弱の背中をくすぐってみたのだ。

虚弱に気付かれないように腕を伸ばし、虚弱の背中傍に手を配置。
虚弱の気が緩んだと思ったその瞬間に、人差し指で虚弱の背中を軽くなぞる。

虚弱「ふぁああっ……」

恐らく背中は弱点だったのだろう、虚弱は情けない間抜けな声を上げる。
虚弱の体は引き攣るようにびくんと跳ね、またこそばゆい感覚から逃れようと身をよじらせた。

虚弱にしてはあまりに機敏な動きだった為、存外に大きかった声と合わせて貴方もびっくりした。

何が起きたかを認識する為、虚弱は周囲を見渡し、貴方を見つめる。
貴方の腕が自分の背中傍まで伸びているのを発見すると、虚弱は眉間にちょっとだけ皺を寄せる。

虚弱「……——さん」

貴方「はい」

貴方は既に、説教を受けるモードに入っていた。

虚弱「やめてください、こういうの」

貴方「ごめんなさい」

虚弱「変な声、出た……」

貴方「そうですねー。あ、ごめんなさい、反省しています……」

虚弱「……もう」

その休み時間中、虚弱はずっと貴方が変な事をしないかどうかを見張っていた。
悪い事をしてしまったかもしれない……背中は弱点だから、気を付けよう。

そんな事をして、貴方は休み時間を過ごした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

放課後。生徒たちは寮に帰ったり、部活動に向かったりと、自由に過ごしている。

帰る準備をしながら、貴方はこれから何をしようかを考える。

今の貴方に、これと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

虚弱はと言うと、どこか不機嫌そうだ。むすっとしている。
貴方の所為だろうか……虚弱にとって、それほど嫌な事だったのだろうか。
迂闊な事をしてしまったのかもしれない。

貴方は

1、自由行動
2、虚弱を一緒に帰ろうと誘う
3、鉢巻の所に行く
4、自由行動

↓2

2、虚弱と一緒に帰ろうと誘う


貴方「あ、あの……虚弱さん?」

虚弱「……なあに?」

やはり、虚弱は機嫌が悪いらしい。どこか言葉に、刺が含まれる。
ただ、なんとなくそれほど怒っているように聞こえないのは……貴方の願望に過ぎないか。

貴方「その……一緒に、帰りませんか?」

虚弱は黙って、帰る準備を進める。貴方の質問には、答えてくれない。
気まずい沈黙が訪れる。そもそもこれは、拒否されていると考えた方が良いのだろうか。
一人で帰れ、と言われていると言えば、確かにそう見える。
答えを待て、と言われていると言えば、そう見えなくもない。

結局どうしたら良いのかなんて分からず、貴方は待つ事しかできない。

帰る準備を終わらせた虚弱は、鞄を持って、立ち上がる。

そして貴方を見て……不機嫌そうなその顔を、綻ばせた。
突然起きた虚弱の喜怒哀楽の変化に対応し切れず、貴方は面食らってしまう。

虚弱「びっくりした? 返事無くて」

虚弱「仕返し。一応、それくらい嫌だったんだって、分かって?」

虚弱「でも、無視したのは……ごめんね。一緒に帰ろ?」

虚弱は仲直りのつもりか、貴方の手を握って、首を傾げて言う。

……なんと言うか、悪女っぽい。飽くまでそれっぽいだけで、本当にそうだとは思っていないが……。

貴方「……さっき、謝ったじゃないですかぁ……」

虚弱「だから、ごめんねって……」

そんな事を言いながら、貴方と虚弱は手を繋いで一緒に帰る事にした。

□———————————□
|学院敷地内 ・ 校舎入口前|
□———————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2、特にない


貴方は虚弱と一緒に下校した。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (9/30・金:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 1・土:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 2・日:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 3・月:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 4・火:終了)

↓1

1番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

最後が↓1だったのは、なんか重いような気がしたので本編じゃないし良いかなと思ったのでした。

血液型で自由行動とは何ぞと言う質問がありましたが、血液型って細かく言うと結構あるんですよね。
まあ、重要な物はかの有名なボンベイ型しか無いんですけれどね。やっぱりある意味無かったですね。

さて、次の再開は6月12日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

    / ̄¨¨ヽ
   /(●) ..(●)
   |  'ー=‐'  i
    >     く
 _/ ,/⌒)、,ヽ_

   ヽ、_/~ヽ、__)  \

↑これ実はシステムさんです。嘘です言ってみたかっただけです。
もっと言うと、このAAが好きなんです。シュールで。どうでも良いですねそんな事。
こんばんは、システムさんです。

それでは直後のレスのコンマで判定

ですから、シュールな所が……腹立たしいくらいの含み笑いが笑いを誘うと言いますか。
ご丁寧に鼻があるのも良いですね。単純にAAとしての完成度も高いと思います。

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 1・土:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 2・日:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 3・月:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 4・火:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

1番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

1番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/ 6(木)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……——さん」

貴方「おはようございます、虚弱さん」

虚弱「……おはよう」

虚弱はいつものように、貴方との挨拶を済ませて、部屋を出て鍵を掛ける。
そうしてから、後ろに下がった貴方の方へと歩み寄り、その手を掴む。

虚弱「行こ……」

貴方「そうですね、行きましょう」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「虚弱さんのお母さんが作ってくれた料理の中で、一番おいしかったのは何?」


貴方「虚弱さんは、お母さんから料理を教わったんですよね?」

虚弱「……うん、そうだけど」

貴方「では、お母さんも料理ができる?」

虚弱「……できるよー」

自分の母親を誇れる事が嬉しいのか、虚弱の顔はどこか自慢げ。
ふふーんと鼻を鳴らしてみたりする所が、まだまだ子供らしい。

貴方「虚弱さんのお母さんが作ってくれた料理の中で、一番美味しかった物はなんですか?」

虚弱「……それは……」

虚弱は眉間に皺を寄せて、首を傾げる。どうにも、微妙な質問をしてしまったらしい。
虚弱は過去の記憶を引きずり出し、自分の味覚を思い出して比較する。
これはまた、時間がかかりそうである。

虚弱「……ああ、あれ……」

暫くして、虚弱は声を上げる。

虚弱「なんか……トマトの、煮込んだ……すごい、なんか、シチュー……?」

遡った結果、辿り着いたのは幼少期の記憶だったのだろう。
そう言うものはおぼろげで、はっきり思い出すのは極めて難しい物である。
例え痛烈な、もしくは感動的な物であっても、色褪せる物はどうしても褪せてしまうものだ。

その結果、こうして原型の留めない意思疎通を図ろうと試みる羽目になるわけである。
まるで貴方に伝える気の無い説明に、貴方は苦笑いするしかなかった。

貴方「とにかく、トマトのシチューなんですね?」

虚弱「たしか……それは、間違いない。これでケチャップだったら……どうしよう」

貴方「トマトを使っていればケチャップもトマトですよ……」

虚弱「……ママが、それを作ってくれて、それで、私、トマトを食べられるようになったんだ」

貴方「ほう、それは……」

幼い頃の記憶らしく、とても微笑ましい話だ。
子供は好き嫌いが激しい。特に野菜は、親ですら敵と見なすほどに嫌う。
それを食べさせる為には、親だってあらゆる手を使う。虚弱の母親は、手料理によって虚弱を誤魔化したのだ。
しかし、子供がトマトを美味しいと言うのだから、それは本当に美味しい料理だったのだろう。

虚弱「……なんか、食べたくなってきた」

貴方「そうですよねー。では、代わりにこのトマトを食べましょう」

虚弱「……いや、それは……」

貴方「トマト食べられるんだったら、残さないで」

虚弱「ほら……話が別、と言うか……」

貴方「好き嫌いすると大きくなれませんよっ」

もはや話が混沌としてきたが、それも良い物である。

どうやら昔母親が作ってくれた料理の中で一番美味しいのは、トマトを使ったシチューらしい。
スープでは無くシチューである事に、何かミソがあるのだろう。

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄と傘を持ってもう一度虚弱の部屋に向かった。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

再び虚弱の部屋の前に到着した貴方は、部屋の扉を軽くノックする。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、鞄と傘を持った虚弱が姿を現す。

虚弱「……行こうか」

貴方「はい。雨が激しくなると、嫌ですからね」

虚弱「ねー……」

貴方は虚弱と一緒に、校舎に向かう事にした。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2、特にない


貴方は虚弱と一緒に登校した。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

校舎に着いた貴方と虚弱は、真っ直ぐ保健室に向かう。

保健室に着いた貴方と虚弱は、保健の先生に簡潔に事情を説明する。
保健の先生は慣れた様子で受け答え、ベッドの使用を許可する。

貴方と虚弱も慣れた様子で、一緒にベッドへと向かう。

貴方は虚弱から鞄を預かり、ベッド傍の小さい机に置く。
その間に、虚弱はベッドに横たわり、体を落ち着かせて、ほっと一息吐く。

虚弱「……ありがと、——さん」

貴方「いいえ、どういたしまして。では、私はこれで」

虚弱「うん……行ってらっしゃい」

貴方「はい」

貴方は虚弱に見送られながら、保健室を後にした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考える。

授業が始まって、暫く立つと、雨は激しさを増した。
季節の変わり目はどうしてこうも、天気が大きくぶれるのだろう。
そんな事は、天気に聞くしかない。そしてその術は無いのだから、諦めるしかないか。

貴方は

1、自由行動
2、絵の練習
3、廊下が騒がしい……?
4、のんびり過ごす

↓2

3、廊下が騒がしい……?


何やら、廊下が騒がしい気がする。
ただ単に外で雨がうるさいと言うのならば話は終わるのだが、どうやらそうでもない様子。
クラスメイト達も、野次馬根性を刺激されるのか、気になってちらちらと廊下の方を見る生徒や、実際に廊下を見に行く生徒もいる。

貴方と言えば、騒がしいと言うだけで既に行動する気にはなれない。
余計な事になる事間違いないのだ。加えて、貴方の直感も警鐘を鳴らす。
ここで廊下を覗きに行ってしまっては、貴方は堪らず突っ込んで、巻き込まれてしまうのだろう。
そんな事、お断りである。

騒がしいと言っても、たとえば地震雷火事親父の類ではないようだ。
誰かが倒れたり、もしくは闇が出現したのであればまだしも、大した事でないのならば尚更。

……まあ、気になる事は気になるのだが。

貴方は

1、覗きに行ってみよう
2、知ーらない関係無い
3、自由行動

↓2

1、覗きに行ってみよう


まあ、周囲に流されてしまうのは人の習性と言うか何と言うか。
そうする事によって貴方も人間であると証明される気がするような、そんな哲学的な話はどうでも良いような。
つまりは気になったままだとしっくりこないので、ちょっと覗くくらいならば大丈夫だろうと言う高括り。

こうして貴方はまた首を突っ込んでしまうのだろうなと思いつつ、貴方は席を立ち、他の生徒に混じって廊下を覗き見る。

先生2「……いい加減にしろよ、銀鎖」

銀鎖「くどいですね、嫌だと言っているのに」

ああ、見たくない物を見てしまった。だから言わんこっちゃない。

とてもピリピリとしていて、殺伐としていて、一触即発の恐ろしい空間。
先生は漫画的技法で言うなら青筋を立てているような状態で。
銀鎖と言えば片足の爪先をこつこつと地面に当てて、苛立ちを表している。
それによって先生の逆鱗は撫でられまくり、苛立ちオーラが銀鎖にまで影響を及ぼす。
廊下は、もはや誰にも手が付けられないとんでもない事になっていた。

そう言えば、銀鎖は松葉杖を使っている。今度は右脚を負傷したらしい。
しかし先生の目には、それは銀鎖のお遊びのように映るのだろう。それがまた怒りを逆撫でしているのだ。

先生2「その、鎖は、校則違反だ……付けてくるなと言ったはずだ」

銀鎖「校則を守って、死にたくはありませんよ……」

またそんな、怒りを誘う発言をする。
銀鎖は弁解をするつもりなど皆無だ。だからそんな発言をする。
確かにどうやって説明したら良いものか分からない話だが、それでも言葉を選べるだろうに。

と言うか、あの鎖についての話は以前に決着したのではないのか?
先生はあの時、妥協したのだと思っていたのだが……。

……どうしよう。

1、見なかった事にしよう
2、様子を見よう
3、自由行動

↓2

2、様子を見よう


貴方は様子を見る事にした。状況次第によっては、どちらかに加担しなくてはならない。
たとえば先生が無理矢理にでも鎖を没収しようとしたり、逆に銀鎖が鎖をぶん回したり。
その場合、貴方は中立として介入する義務があるだろう。恐らく、この学院で事情を知る唯一の人物だから。

我ながら、大変面倒な役に付いたと思う。性格と合わせて、貴方は本当に損しかしない。

先生2「遊び道具が奪われた程度で人が死ぬか」

銀鎖「死ぬと言ったら?」

先生2「……お前は、私を怒らせたいのか?」

銀鎖「そう言う事にしておいてください、面倒ですね」

先生2「お、ま、え……」

先生が握り拳を作り、怒りを堪える。あわやその拳が銀鎖へ、とも思ったが、先生の手は怒りに震えるだけ。
教職員と言う立場上、生徒に対しての私的な暴力は振るえない。まあ、人としてと言うのもあるだろうが。

と言うか銀鎖、少しでも良いから「闇祓い」の事を秘匿しようとしてくれ。
その所為で話がややこしくなっているのは明確なのだから、それに気付いていないわけ無いのだから。

銀鎖「私、怪我人なんですよ? そんな生徒を引き止めて、体罰ですよ」

先生2「……怪我人だとしても、規則は守れ。この学院に属するなら!」

銀鎖「教育委員会にでも何にでも訴えますよ、これこれこう言う教師がこう言う事をしましたって」

銀鎖「あなた、ここにいられなくなりますよ? もう止めてくださいよ、煩わしい……」

先生2「だから規則を……!」

もはや会話さえ成り立っていない状況である。これ、貴方に介入の余地など無いのではないだろうか?
そろそろどちらかが思考を放棄してくれたのならば話が早いのだが、そうなると貴方が介入しなければならない。
それはそれで面倒なので、どうにか穏便に話が済んでくれないだろうか……。

……と言うか、なんだか先ほどから感覚が甘ったるいと言うか、眠たいと言うか。
まるで、脳に酸素が十分に送られていない時のようだ。一度気付くと、思考が崩れていくようだ。

寝不足かと思い、眉間を擦る。しかし、感覚は晴れない。それどころか、今度は吐き気まで催してくる始末。
頭を振って気分を散らし、もう一度銀鎖と先生に注視しようとすると……。

先生2「だから……お前は……」

ここにいる人間全員が、まるで貴方と同じくなっているようだった。
この状況を見守っている生徒も、振り向いて教室を見ると教室の生徒も、先生も。
銀鎖を除く全員が、急激な眠気に襲われたかのように崩れ落ちていく。

貴方「こ、れは……」

他の生徒たちがバタバタと倒れていく中、貴方は踏ん張り、近くの壁に手を付けて堪える。
銀鎖が無事と言う事は……銀鎖の仕業である事は、間違いない。
銀鎖がまた、何かをやらかしたのだろうか。こんな大規模に、何をしたと言うのだ。

先生2「ぐ……なんだ、これ……」

貴方と同じく、先生も、寸での所で踏ん張っているようだ。
貴方がこれを堪えられているのは、貴方が怪物だからだろう。
先生は貴方と違い普通の人間だろうから、根性だけで堪えている事になる。

銀鎖「うん……? なかなか、効きませんねえ。もしかして先生……化けモンですか?」

そして銀鎖は、とぼけた風にそう言う。その言葉は、いつかの事を思い出し、貴方は思わず戦慄する。
まさかあの人は、またやらかすのだろうか。今度は普通の人間だろう、先生に牙を……。

先生2「銀鎖……なにを」

銀鎖「まあ、確かめますか」

そう言って、銀鎖は持っていた松葉杖を放る。
それと同時に、銀鎖は先生に襲いかかった。

やるのか、まさか、ここで。

他の生徒は気を失ったかのように倒れている。貴方を除けば、人の目は確かに無いが……!

貴方は

1、止める
2、銀鎖を信じる
3、自由行動

↓2

1、止める


人の目が無いのならば、貴方だってやりたい放題だ。しかし、それでは間に合わない。

貴方は迷わず二人に向かって駆け出し、手を伸ばす。

そして、銀鎖が先生を押し倒そうとするその直前に、貴方は銀鎖と激突する。

銀鎖「あなたはッ……!」

銀鎖は驚くと同時に貴方に気付き、忌々しげに舌打ちをする。
貴方と銀鎖は倒れ、貴方が銀鎖に覆い被さる形となる。

貴方「こんなところで……なにをしようとしているのですか!」

銀鎖「邪魔な真似を……どいてください」

貴方「私が退いて、あなたは何をするつもりですか!」

銀鎖「面倒になったからこの場にいる全員、全部忘れさせようとしただけです」

貴方「……え?」

銀鎖「以前に話しましたよね。『言移し』です。眠りの無差別法を使ったのですが、あの人には何故か通用しなかったので」

銀鎖「直接移して、眠らせようと思ったのに……」

銀鎖は呆れた顔で、貴方を睨みつける。

つまり……貴方の、早とちり?

貴方「……ま、紛らわしい!」

銀鎖「なにがですか? 分かったなら、早くどいて……」

そこで言葉を切ったかと思えば、銀鎖は貴方の後ろを、とても驚いた顔で凝視する。
まるであり得ない物でも見たかのような、そんな顔だった。思わず、貴方は振り返る。


先生2「——……お前は、何を、している……!」

先生が、貴方の背後に立ち、顔半分を潰すかのように手で覆って、そうして眠気を堪えていた。

貴方「先……生?」

先生2「銀鎖は、怪我人だぞ……どうして、突き飛ばした……」

言いながら、先生は一歩一歩、貴方に歩み寄る。
鬼の形相。それは、執念に取り付かれたかのような動きだった。

先生2「どけ……そこをどけェ……!」

そして、貴方と銀鎖を見下ろすようにして、ぎろりと睨みつける。

彼女は間違いなく、普通の人間のはずだ。なのに、どうして曰く眠りの言が漂う中で動ける?
先ほどまで目の敵にしていた銀鎖を庇い、その為に動いているようにしか見えないが……。
教師としての執念? いや、そんな事はどうでも良い。

今の先生は、かつてないほどに、恐ろしい。
たとえ満身創痍同様の体であっても、その眼力は……めちゃくちゃ恐い。

気付けば貴方は、銀鎖の上から退いていた。逃げるように、隣に飛び退いたのだ。
そうして改めて見た銀鎖は、先生を凝視していた。

貴方がどいた事を確認した先生は、横目にじろりと貴方を睨む。

先生2「お前には、後で……話を聞くぞ……」

そう言って、先生は銀鎖に手を差し伸べる。

先生2「だい、じょうぶか。掴まれ……」

銀鎖ははっとして、その手と、先生を交互に見つめる。
貴方と同じように、何が起きているのかが全く理解できていないのだろう。
ただ、経験の差とでも言うのだろうか、銀鎖はすぐに険しい表情に戻る。

しかし、先生の手を取り、立ち上がる……かと思えばその手を力強く引っ張ったのだ。

先生2「うっ……!」

ただでさえふらふらな状態で強く引っ張られてしまえば、肉体が自慢の教師でも倒れてしまう。
先生は先ほどの貴方のように、銀鎖の上に覆い被さっていた。
当然、先生は体を起こす。頭を上げて、状況を確認しようとする。
その時、銀鎖は先生の後頭部をがしっと掴み、そのまま引き寄せる。

もはや抵抗する力など僅かしかなく、先生は為すすべなく、銀鎖にその唇を塞がれてしまった。

先生が驚いて目を見開くのも、一瞬の事だった。
眠りの言が移されたのだろう、先生の眼はとろんとしたかと思えば、そのまま目を閉じてしまった。

銀鎖「……ふう」

一仕事終えた銀鎖は、先生の頭を退かして、一呼吸。

銀鎖「……どかしてくださいよ、この人」

そして貴方を見て、先生の背中をぽんぽんと叩き、そう言った。

貴方「あ、ああ、はい……先生、大丈夫なんですか?」

言われた通り先生の体を持ち上げて、銀鎖の上から退かしながら、貴方は尋ねる。

銀鎖「知った事ではありません……もう、忘れていますが」

どうやら眠りの言を写すのと同時に、記憶も消したらしい。
その動作が見ていてもいまいち分からなかったが……やはり口伝技術は見よう見まねもできないのだろう。
とにかく、プロが言うのだったら間違いない。信じるしかない。

銀鎖「……どうして、この人は……」

耐えられたのか。銀鎖はそう続けたかったのだろう。
しかし、分からない物は分からないと言いたげに、銀鎖は首を振る。

銀鎖「……これから、目撃者全員の記憶を消します。貴方は、どうします?」

貴方「遠慮しておきます」

その後、銀鎖はその場全員の記憶を改竄した……らしい。
大丈夫なのかと不安な貴方をよそに、倒れていた全員はむくりと起き上がった。
驚く貴方をこれまた余所に、全員はそのまま、何事も無かったかのように、日常に戻っていった。

先生は……貴方と銀鎖に軽く挨拶をして、銀鎖の鎖を一言注意して、その場を去っていった。
その時、銀鎖から舌打ちが聞こえてきたが、気のせいと言う事にしておいた。

銀鎖「それでは。もう二度と、私の邪魔をしないでくださいね」

別れ際、釘を刺されてしまった。今回は貴方のお節介だった為に、心が痛い。
しかし銀鎖が紛らわしいのもあるし、一概に貴方の所為だとは言えない気もする。
面倒なので、黙って銀鎖を見送った。銀鎖は巧みに松葉杖を使って、廊下の向こうに消えいて行った。

……なんだか、短い休み時間の間にどっと疲れた気がする。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。生徒たちは先ほどの一件など無かったかのように、呑気に食堂に向かう。
銀鎖はいつも、ああして厄介事を誤魔化しているのだろうか……手慣れている様子だった事から、常習犯の可能性がある。

いや、もう銀鎖については考えたくない。疲れるだけなのだから。
眠気や吐き気は、今はもうどこかへと失せている。このまま。銀鎖の事も忘れてしまおう。うん。

今の貴方に、これと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

そう言えば、虚弱は大丈夫だっただろうか。
無差別法の範囲がどこまでかは知らないが……心配にはなる。

貴方は

1、食堂に行く
2、保健室に行く
3、屋上に行く
4、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。
それから虚弱を探す……が、虚弱の姿は無い。

*「虚弱さんなら、今はちょっと出かけてるわよ?」

どうやら虚弱は、別の場所に行っているらしい。珍しい。
出かけていると言うのだから、いつかは帰ってくるのだろう。いつかは分からないが。
探しに行くのも良いが、当ては無いに等しい。先生に聞くのも、何である。

食堂に行って昼食……と言うのも無いだろう。
虚弱はお弁当のはずで、その理由は食堂のメニューでは虚弱が辛いから。
今の時期にチャレンジ、なんて無謀な事はするまい。……たぶん。

まあ、もし虚弱に用があるのであれば、大人しく保健室で待っていた方が無難である。

貴方は

1、保健室で待つ
2、探しに行く
3、諦めよう
4、自由行動

↓2

4、自由行動「絵の練習しながら待つ」


貴方は絵の練習でもしながら待つ事にした。

と言っても、流石にここまでノートとペンは持参していない。
と言う事で、保健の先生にボールペンを借り、メモ帳を一ページ頂戴する。

それから先生に断ってから、ソファに腰掛けて、絵の練習を始めた。
まあ、虚弱が来るまでの時間によるが……大した練習にはならなさそうである。


直後のレスのコンマで判定
12…成功 34567890…失敗

コンマ「6」


練習開始から僅か三分足らずの事である。

虚弱「せんせーただいまー……」

なんと、虚弱が帰って来たのである。当然ながら練習は中断だ。
そして貴方がメモ用紙に描いたのは……なんか良く分からない線の塊である。
まるで練習した気になれない。まあ、別にそれが目的で無かったのではあるが。

虚弱「あれ、——さん……?」

貴方「こんにちは。元気そうですね」

虚弱「……うーん、まあ」

ふつう、と言うのだろう。虚弱ははにかむように笑って、貴方に近寄る。
ソファの背凭れを挟んで貴方の真後ろに立った虚弱は、そのまま貴方に被さるように抱き着いてきた。

貴方「わ……っと。なんですかぁ?」

虚弱「えっへー……」

この行為の理由を尋ねるも、虚弱は笑って誤魔化す。
まあ、なんとなく予想できる、やってみたかっただけだろう、たぶん。
もしくは急にやりたくなっただけで、特にこれと言った理由はないのだ。

そう言えば貴方は、虚弱に何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に用はない
3、さっきの事について様子を聞く
4、どこに行っていたのかを訪ねる

↓2

4、どこに行っていたのかを訪ねる


貴方「そう言えば、どこに行っていたんですか?」

虚弱「えー……それ、聞くー?」

貴方「あ、駄目ですか?」

虚弱「……うーん、まあ……ちょっとね」

虚弱は気恥かしそうに、「えへへ」と笑ってまたもや誤魔化す。
どうにも、貴方に言えない事らしい。

何と言うか……隠し事をされると、ちょっと寂しい……。

虚弱「あ……いじけないでー」

貴方の心情を察したか、少し誤解したのか、虚弱は慰めるように貴方の頭を撫でる。
そうしながら、自分の体を左右に揺らす物だから、貴方の体もつられて揺れる。

貴方「いじけてませーん……」

虚弱「またまたー……」

そんな風にしながら、貴方は虚弱と一緒にお昼休みを過ごした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考える。

既に教室ですら貴方の安らぎの場で無くなっている気がするが……教室以外で過ごす場所がないのだ。
と言うか、他の場所で過ごしても危険は無差別にやってくる。
そう考えると、なんだか気分が落ち着いてきた気がする。貴方って単純。

貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2

1、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

やはり貴方の心に安らぎを与えてくれるのは絵を描く事だけだ。
いつの間にか絵を描くと言う行為に依存している貴方であった、なんて……。

そんな事を考えながら、鞄からいつものノート二号を取り出し、絵の練習を始めた。

しかしどうだろう、なんとなく今日は集中できないような気もする……。


直後のレスのコンマで判定
469…成功 1235780…失敗

コンマ「5」


今日はいまいち、集中できなかった……と言っても、いつも通りではあった。
なんとなく、件の感覚と言うものが掴めたような、いまいち掴めていないような……。

そろそろあの感覚も無くなってしまいそうな気がする。
貴方は少しでも、成長ができただろうか。自分ではよく分からない。

とにかく、貴方は絵の練習をして過ごした。

ちょっとだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

放課後。生徒たちは雨を鬱陶し見つめながらも、さっさと寮に帰ろうとする。
そう言えば、雨は少し収まった気がする。それでも、朝とだいたい同じくらいか。
また激しくならない内に、早く帰りたい物である。

帰る準備をしながら、貴方はこれから何をして過ごそうか考える。

今の貴方にこれと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

貴方は

1、寮に帰る
2、保健室に行く
3、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。
そうしながら虚弱を探すと……使用されているベッドのカーテンの影から、虚弱が姿を現した。

その手には鞄と傘を持っている……既に帰宅の準備完了である。

虚弱「——さーん……」

貴方「虚弱さん」

虚弱「かーえろー」

貴方へと近付きながら、虚弱はそう誘う。

貴方は

1、一緒に帰る
2、やめておく
3、自由行動

↓2

1、一緒に帰る


貴方「良いですよ。と言うか、意外と元気ですか?」

虚弱「そーでもなーい」

明らかに余裕があるように見えるが……まあ、虚弱が言うのだからそうなのだろう。
傘を持っている分、気力を消費していると見て、その分を元気換算してマイナスすると、確かに元気ではないかもしれない。
……なんだ、その脈絡のない面倒な式は。

貴方は虚弱と一緒に帰る事にした。

□———————————□
|学院敷地内 ・ 校舎入口前|
□———————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2、特にない


貴方は虚弱と一緒に下校した。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は傘を置き、鞄を置いて、ベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 1・土:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 2・日:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 3・月:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 4・火:終了)

↓2

2番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

本当はあんなに長引く予定は無かったんです。
銀鎖イベントはシステムさんは楽しいのですが……ねえ。
今日の事でますます銀鎖攻略の日は遠のいた事と思います。

さて、次の再開ですが、6月14日の21:00を予定しています。
システムさんの予想では明日再開できないと思うので、その場合は15日の21:00に再開すると思ってください。

それではみなさま、お休みなさいませ。

乙でした

とりあえず銀鎖とは付き合う前にキスは出来そうだ。
銀鎖は無差別に眠らせるより、キスとかしたほうが力を使わないって言ってたけど……
あんなに大勢の人に記憶を操作する術を使って、銀鎖のエネルギー(MP的なもの)は大丈夫なの?

>>501でシステムさんは14日再開と言っているにも関わらず、「明日再開〜」と言っています。
まあ確かに日付上では明日なのですがね……実は全部間違っていたと言う話です。
つまり本当は、今日は再開するつもりなんです。寝惚けていたんです、たぶん。
と言う事でこんばんは、システムさんです。

>>502
まあそれについては是非銀鎖を攻略してもらえたら、と思います。
流石にヒロインの情報をポイポイ出すわけにはいきませんからね。今更何をと言う話かもしれませんが。

さて、それでは直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・土:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 2・日:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 3・月:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 4・火:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

2番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

2番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/ 7(金)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

暫くして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……はよー……」

貴方「おはようございます、虚弱さん」

どうにも、今日の虚弱は少し具合が悪いように見える。
人間生きていれば調子の悪い日くらいあるから、だからどうと言う事はないのだが……。

貴方「大丈夫ですか……?」

虚弱「……まだ、だいじょぶ」

まだ、と言う言葉が不安を誘うが……その時は貴方がサポートしてやれば良いか。
今日は保健室に行くだろうから、貴方の負担も少なそうだし。

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、やめておく

↓2

1、自由行動「創立記念日、いつだったっけ?」


貴方「そう言えば、この学院の創立記念日って、いつなんですか?」

虚弱「…………さあ?」

虚弱は首を傾げて、正に知らんという顔をした。
さて、思わぬ返答である。まさか憶えていない、もしくは知らないだなんて。

創立記念日と言うのは、多くは休日になったりして生徒の記憶に残り易い物だ。
しかし虚弱、まるですっとぼけたかのような返答をしてくれる。

貴方「……さあ、って……」

虚弱「……だって、知らないし……」

知らないとなると、もはやこの話は終了である。

先ほどの貴方の創立記念日理論で言うと、この学院の創立記念日は記憶に残り辛い日にある事になる。
たとえば元から休日の時……となると、長期休暇か、祝日と同じ日だろうか?

貴方「後で、調べておきます……」

虚弱「そーしよー……」

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄を持ってもう一度虚弱の部屋に向かった。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

再び虚弱の部屋の前に到着した貴方は、部屋の扉を軽くノックする。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、鞄を持った虚弱が姿を現す。

貴方「お待たせしました。行きましょう」

虚弱「ほーい……」

貴方は虚弱と一緒に、校舎に向かった。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

貴方は虚弱と何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、やめておく

↓2

1、自由行動「虚弱さんは演奏できる楽器とかある?」


貴方「虚弱さんは、何か演奏できる楽器はありますか?」

虚弱「……りこーだあ……」

とてもやる気のない声で、虚弱は返す。
それ、小学校の授業で使用するではないか。ありか無しで言えば、無し……では?

まあ、楽器である事には間違いないし、演奏できる事には間違いない。
ただ、貴方が想像していた、期待していた楽器とは異なると言うか、拍子抜けと言うか。
たとえばピアノやバイオリンなどを思い浮かべていただけに、違和感を覚えるのは仕方のない事だと思う。

貴方「リコーダー……ですか」

虚弱「……そもそも、普通に生きていて、人生で楽器を演奏する機会はない……」

なんと至極尤もな発言だろうか。そう、人は普通に生きていたならば、楽器に触れる機会と言うのは少ないのである。
たとえば虚弱と同じく、小学校の頃にリコーダーを触れた事がせいぜいと言う人は、多いだろうと思う。
冷静に考えたならば、何か楽器に触れた事があると考える事自体が早計なのだ。

加えて言うのならば、虚弱に楽器を演奏できるだけの体力があるだろうか?

貴方「まあ、それもそうですが……」

虚弱「……じゃあ、——さんは、なにかできる……?」

虚弱はむっとした様子で、貴方にそう尋ねる。
何か虚弱を怒らせるような事を言った憶えはないが、どうにも何かに触れてしまったらしい。
強いて言うなら、この質問自体が間違っていたのだろうが、誰が予想できるだろうか。

それはさておき、貴方は何か、演奏できる楽器があっただろうか?

1、自由行動
2、無い

↓2

1、自由行動「ピアノ」


貴方「ええ、一応、ピアノなら弾けますが……」

虚弱「あ、あるのね……」

虚弱は、何やらがっかりした様子で、小さく溜め息を吐く。
貴方がピアノを弾ける事が、そんなに納得いかないのだろうか。なんと理不尽な。

と言うのは冗談で。
虚弱は貴方と比較して、演奏できると胸を張って言える楽器を持たない事にへこんでいるのだろう。
普通は楽器に触れる機会が無い、なんて言った直後に、貴方にいちゃもんを付けたようなものだ。
それに対して「あるよ」と返されては、自分が能の無い人間だと認識せざるを得ない。

それをどのように受け止めるかは人によるが……。

虚弱「……まあ、楽器、出来なくても生きていけるし……」

貴方「その開き直り方はどうかと思います……」

とにかく、虚弱はリコーダーくらいならば吹けるらしい。
それを演奏と呼べるのかは、甚だ疑問ではあるが。

貴方は他に虚弱と話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、もういいや

↓2

2、もういいや


貴方は虚弱と一緒に登校した。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

今日の虚弱は比較的調子が良いらしく、教室で過ごすらしい。
今朝の様子からそれは無茶だろうと思ったが、曰く「頑張る」との事だ。
その心意気自体は結構なのだが、身を滅ぼしては元も子もない。

まあ、貴方が逐一注意していれば良い話だ。虚弱の事だから、自分の管理はちゃんとするだろうし。
貴方にはいまいち理解できない事だが、努力するのは素晴らしいと思う。

さて、貴方と虚弱が教室に着いた時、教室には既に貴方と虚弱を除く生徒全員が登校してきていた。
時間を見ると、それも納得の頃合いだった。毎日、よくもまあ貴方たちは間に合っている物だ。

そんな事を思いながら、貴方と虚弱はそれぞれの席に着き、鞄を置く。
虚弱は鞄を机の隣に掛けて、自分は机に突っ伏して寝ると言う。頑張るという言葉が嘘のようだ。

そのまま、貴方はホームルームが始まるのを待った。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考える。

まあ、無理に何かをする必要はないのだ。ただ、時間が潰せればそれで良い。

ちなみに虚弱、やっぱり机に突っ伏している。
先ほどまで、時々顔を上げてノートに重要そうな言葉を記入してまた寝ると言ういつも通りの方式で授業を受けていたので、起きてはいるだろう。
ただ、今はそのままにしてやった方が良いのかもしれない。
またちょっとした悪戯で背中でもくすぐったら、今度こそ怒られてしまうかもしれないし。

貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2

1、自由行動「貸してほしい辞書はあるかい?」


貴方「虚弱さん、虚弱さん」

貴方は虚弱の肩をちょいちょいとつついて、虚弱を呼んでみる。
すると虚弱は、顔だけ貴方の方に向けた。少し、辛そうな顔である。
これならば保健室に行った方が良いのかもしれないが……もう少し、様子を見よう。

虚弱「……なに?」

貴方「何か、欲しい辞書はありますか?」

虚弱「…………なんで?」

なんで、と聞かれても困るのだが……。

貴方「授業を受けるのでしたら、あった方が便利じゃないですか」

虚弱「……真面目に授業を受ける人間は……授業中に寝たりしない」

貴方「それを言ったら全てお終いだと思いますけれど……」

虚弱「……いらない」

貴方「そうですか? うーん……必要になったら、言ってくださいね」

虚弱「うん……」

貴方の目論み通りには行かなかったが、代わりに思わぬ情報を得た。
やはり虚弱、真面目に授業を受けていない!
……まあ、そんな事、いつもの授業態度を見れば丸分かりなのだけれど。
心のどこかで、実は真面目に……と考えていた事は否めない。

そんな事をしながら、貴方は休み時間を過ごした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。お腹を空かせた生徒たちは、昼食を求めて食堂に向かう。
そう言えば、今日は金曜日。食堂では「週替わり定食」が販売されている。
その所為で、今日は食堂に行く生徒が多いだろう。

今の貴方に、これと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

虚弱は、珍しく昼食を食べようとせず、机に突っ伏したままだ。
やはり具合が悪い事に変わりないのだ、お弁当を食べる余裕も無いらしい。
保健室に連れていくべきだろうか……事が起きてからでは遅いのだから。

貴方は

1、食堂に行く
2、虚弱と話す
3、世界「愛」クラブに行く
4、屋上に行く
5、自由行動

↓2

1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

今日は週替わり定食が販売されているが……どうしようか。
貴方としてはどちらでも良いが、わざわざ購入しようとは思えない。
何やら黒い噂を聞いたのだが、曰く「でかい」だの「不気味」だの……。
前者はともかく後者は食べ物に与えられるべき言葉ではないはずだ。

貴方は未だそう言うものに遭遇した事はないものの、少し警戒してしまう。
痛い目を見るのは嫌だし、止めておくべきかもしれない……。

貴方は

1、週替わり定食を食べる(同時に安価先のレスのコンマで判定。478…成功 1245690…失敗)
2、食べない

↓2

2、食べない


貴方は、今回はやめておく事にした。

人間、経験から学ぶ事が多いが、それでも回避できる災難は回避したいものだ。

□————————□
|学院校舎内 ・ 食堂|
□————————□

貴方が食堂に着いた時、流石に生徒が多くいた。
週替わり定食を求めた生徒たちが列を成している。
その隣で貴方は賢くも逃げのから揚げ定食を購入し、空いている席を探す。

どこか適当な場所に座りたい物だが……。


直後のレスのコンマで判定。
34…銀鎖 129…鉢巻 678…男装 50…無事席を発見

吸引力の変わらないただ一つのヒロイン。

コンマ「6」


貴方は、既に食事を始めている男装を発見した。
いつも通り取り巻きに囲まれているが……今日は付け入る隙がありそうである。

最近は男装に話しかける事も無かったし、取り巻き内での取り決めにある「ローテンション」も誤魔化せるだろう。
まあ、そんな甘えが通用しなかった時が面倒なので、大人しく一人で食べるのも良いが……。

貴方は

1、男装に話しかける
2、一人で食べよう
3、自由行動

↓2

1、男装に話しかける


貴方は男装に話しかける事にした。

貴方「こんにちは」

男装一派に近付き、後ろから失礼して話しかける。
一応話に区切りが付いただろう時を狙ったのだが、果たして。

男装「ああ、——さん。はい、こんにちは」

男装は振り向き、貴方だと気付くと、すぐさまいつもの爽やかスマイルを浮かべる。
やはり、この表情はやろうと思ってもすぐにできる物ではない。そのあたり、尊敬できる。

男装「やはりいつ見ても、あなたと言う人は美しい。まるでいつだって、色褪せないようだ」

そしてお決まりの、この口説き文句である。男装にとって、貴方はまだその対象のようだ。
ありがたいような、嫌なような、複雑な気分。褒められている事に違いないのだろうが……。

男装「どうです、一緒に食べませんか?」

貴方「はい、失礼します」

貴方は男装の言葉に甘えて、取り巻きたちに割って入って、一緒に昼食を食べる事にした。
取り巻きも仕方が無いという表情で、貴方に席を譲る。

貴方は男装と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2、特にない


貴方は男装と一緒に昼食を食べた。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考える。

と言っても、貴方としては特に何もせず過ごしても良いくらいだ。
何か余計な真似をして、後で響いてしまうのもなんだ。そんな事、あるのだろうか?

それより、貴方にとっては隣で机に突っ伏す虚弱の方が気になる。
結局虚弱はあの後、少しだけであるがお弁当を食べたらしい。
授業もいつも通りに過ごし、今の所は特に問題は無さそうに見える。
ただ、いつ無理が祟るか……冷や冷やして仕方が無い。

貴方は

1、自由行動
2、絵の練習
3、のんびり過ごす

↓2

1、自由行動「虚弱に大丈夫かどうか尋ねてみる」


貴方「虚弱さん、大丈夫ですかー?」

遠慮がちに、貴方は尋ねる。

虚弱は……少しの間を置いて、片手を上げて、答えた。

大丈夫と言いたいのだろうが、それでは全然大丈夫じゃない。
単純に返答するのが面倒だっただけ、と言うのもあるが、貴方に心配させるには十分すぎる行為。

虚弱「……だいじょーぶー……」

そしてまた間を置いて、くぐもった虚弱の返事が聞こえた。
信憑性に欠ける返事だが、その声には余裕があるように感じられる。
辛い分だけ休んでいる為、プラスマイナスはゼロ……と言う事なのだろうか?

虚弱「……あといちじかんだから……がんばる」

続けて、虚弱はそう言う。

貴方「無理しちゃ、だめですよ?」

虚弱「……今更だね」

心配は拭えないが、思ったより余裕がありそうだ。それが確認できた貴方は、ほっと胸を撫で下ろす。

そうして、貴方は休み時間を潰した。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

放課後。ホームルームを終えて、生徒たちは寮に帰ったり、部活動に向かったり。
先生に手を振って教室を出ていく生徒もいれば、先生と世間話に興じる生徒もいる。

そんな各々の放課後を見ながら、貴方はこれからどうしようかを考える。

今の貴方にこれと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

虚弱はのんびりと、帰る準備をしている。
結局、今日一日を無事乗り切ってしまった。意外と、どうにでもなるものだ。
ただ、今日がたまたまそう言う日であっただけで、次がそうとは限らない。
それを考えると、次からはきつく言ってでも止めるべきだろうか。

とりあえず、貴方は

1、寮に帰る
2、虚弱を一緒に帰ろうと誘う
3、男装の所に行く
4、自由行動

↓2

2、虚弱を一緒に帰ろうと誘う


貴方「虚弱さん、一緒に帰りませんか?」

虚弱「いーよー」

二つ返事どころか即答の了承である。少しは悩む素振りでもしたら良いのに、と思う。
逆に、なんだかそれだけ貴方が信用されているようで、嬉しくもある。
過保護と好意の、複雑な心中である。

虚弱「帰ろ」

なんて考えている内に、虚弱は帰る準備を終わらせたようである。

貴方は虚弱と一緒に帰る事にした。

貴方「そう言えば、今日は結局大丈夫でしたね」

虚弱「あー……うん。なんか、いけた」

□———————————□
|学院敷地内 ・ 校舎入口前|
□———————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「虚弱さんが女子高を選んだ理由ってなんですか?」


貴方「虚弱さんが女子高……この学院を選んだ理由ってなんですか?」

虚弱「……どしたの、突然?」

貴方「いえ、なんか、気になったので」

虚弱「ふーん……まあ、そうだよね」

虚弱「うーん……実を言うと、どこでも良かったんだけど……」

虚弱「できれば、平和そうな所が良かったんだよね」

虚弱「多少閉鎖的でも良いから、私が高校三年間を、無事に過ごせそうな場所……」

虚弱「それで、ここに白羽の矢が立って、面接して、受かった」

貴方「……面接だけで?」

虚弱「まさかー。ちゃんと筆記試験やったよう」

虚弱「……でも、共学の所に行ったら、私、いじめられてたかもしれない」

虚弱「事実、ちょっと経験済みなんだよね……小学校の話だけど。あ、大した事じゃないからね?」

虚弱「そんなわけで、女子高を選びました。この学院を選びました」

虚弱は、どこか自慢げに鼻を鳴らして、話を締め括った。

虚弱「じゃあ、——さんはどうしてここに? 言えないなら、言わなくても良いけど……」

それは……少し困った質問である。貴方の理由次第では、虚弱の言う通りになるだろう。

貴方はどうして、この学院を選んだのだろう?

1、自由行動
2、秘密
3、ちょっとここでは……
4、なんとなく

↓2

3、ちょっとここでは……


貴方「ちょっと……ここでは、話せないと言いますか……」

虚弱「あー……そうだよね、——さんは……」

虚弱はうんうんと頷き、貴方の気持ちを察したかのように言う。
まあ、貴方の正体を知っている虚弱ならば、誤解のしようもないだろう。
自分の素性を正直に言っておいて良かったと、初めて思えたかも知れない。

虚弱「じゃあ、良いよ。それなら、仕方ないから」

貴方「ごめんなさい……」

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に寮に向かう。

貴方は他に、虚弱と話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2、特にない


貴方は虚弱と一緒に下校した。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、部屋に戻った貴方は傘を置き、鞄を置いて、ベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・土:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 2・日:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 3・月:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 4・火:終了)

↓2

3番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

途中でもつい言っちゃいましたが、男装の吸引力はありゃ一体なんなのでしょうね。
彼女はどちらかと言えばカリスマ性がある設定ですが、これではまるで虫を引き寄せる蛍光ライトです。

さて、次の再開は今度こそ6月14日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

こんばんは、システムさんです。
すみませんが、今日は再開しないと言う事でお願いします。
最近、遅れる事が少ない代わりにこう言うパターンが増えていますね。手を変え品を変え感が半端無いです。
明日の21:00にこそ再開したいと思います。本当にすみません……。

こんばんは、システムさんです。
メンテナンスデーである来週の金曜日までは休まず頑張るぞと思っていたのですが、さっそく頓挫しました。
なんかもう、情けなくて涙が出てきます。

そんな事はさておき、直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・木:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 3・月:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 4・火:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓3を優先

始める2:始めない:思い出の部屋1

前回の続きから再開します。

3番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

3番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/ 8(土)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。道理で貴方の髪の気分が悪いわけだ。

貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、それを心がけて虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……おはようござます……」

少し寝惚けた様子で、舌足らずに虚弱は言って頭をぺこりと下げる。
雨雲のおかげで太陽が隠れるからか、余裕がありそうだ。
ただ、気分的には怠けたいのだろう、いつも以上に挙動にやる気が見られない。

貴方「はい、おはようございます」

虚弱「……お腹空いたー」

貴方「はいはい、食堂、行きましょう」

貴方は虚弱を支えながら、一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

2、特にない


貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ昼食の時間になる事に気付く。

今日は休日だ、貴方は自由に過ごす事ができる。

とは言え、この雨ではまともに出歩く事もできない。もといしたくない。
今日は大人しく、部屋で過ごすのが良いだろう。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
寮の外に出ても良いが……この天気ではそうする必要も無さそうだ。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

5、寝る


貴方は昼寝をする事にした。

こんな天気ではやる気も削がれてしまう。やる気が削がれたまま、眠ってしまうのも悪くは無い。
たとえば目を覚ました時、天気が晴れているかもしれないし……。
まあ、雨が上がったところで時間は既に夕暮れほどか。あまりにも遅い。

飽くまでそうなったら良いなと思うだけで、そうなるとは思わない。

兎にも角にも、貴方は一つ背伸びをして、ベッドに横たわる。

そのまま目を閉じ、貴方は一時のまどろみに身を委ねた。



貴方が目を覚ました時、時間は昼下がりと言った所。睡眠としては深いような、少し物足りないような。
昼寝と言う分類では、寝過ぎてしまったのだろう。
そんな事もある、と言うかそんな事ばかりなので、貴方は気にせず部屋で過ごした。

そうしていると、いつの間にやら夕食の時間になっている事に気付く。

気付いてしまったならば、意識した貴方のお腹はぐうと鳴く。
どうにもお腹が空いているらしい。らしいなんて、自分の事だろうに。

貴方は食堂に行っても良いし、部屋で過ごしても良い。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く「先輩」


貴方は先輩の部屋に行く事にした。

念の為、いつに行こうか?
今すぐ言っても、時間差的に会えそうにないが……。

1、今すぐ
2、夕食の時間が終わってから

↓2

2、夕食の時間が終わってから


念の為、貴方は夕食の時間が終わってから先輩の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|三年生学生寮内・4階|
□,—————————□

先輩の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、先輩が姿を現した。

先輩「はい……あら、——さん」

貴方「こんばんは、先輩さん」

先輩「はい、こんばんは。どうかしましたか?」

貴方は先輩に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

1、自由行動「愛さんにプレゼントしたら喜びそうなものを何か知りませんか? 愛とかゲーム以外で。」


貴方「用……と言うか、そもそもこれを先輩さんに尋ねる事自体、間違っているのかもしれません」

先輩「それは、聞かなければ分かりませんね」

先輩は困った風に笑い、しかし貴方の話を聞いてくれる様子。
確かに、物事と言うのはやってみなければ分からない。やってみると実際はなんて事なかったり。

貴方「そろそろ、愛さんの誕生日が近いじゃないですか」

先輩「そうですね」

貴方「愛さんにプレゼントしたら喜びそうなものって、何か知りませんか?」

先輩「……ツッコミ覚悟で言うのでしたら、やはり愛ですよね」

貴方「はい。ですからそれ以外でお願いします。あと、ゲームの類も……」

先輩「ゲーム? ……うーん、それならば、無難に本などどうでしょう」

先輩「愛さんは、知識欲の割にいつも「愛」に関する事ばかり追っているようですから……」

先輩「たまには、別の娯楽に触れても良いと思います」

貴方「本、ですか……なるほど」

先輩「……あっ、でも、それを言うと今度は私が何を贈ればいいのでしょう!」

貴方「あ……。じ、自分で考えます……」

先輩「ううん、良いんです。私は——さんより、愛さんとの付き合いが長いですから」

先輩「何をプレゼントしたら良いかと言うのは、思い付きます……たぶん」

そう言うが、やはり自身が無いのか、先輩はまたもや困ったように笑う。

それから貴方は、少し先輩と世間話をしてから、その場を後にした。
少しだけ、先輩と仲良くなれた気がする。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

深夜。ふと、貴方は目を覚ました。

寝惚けた頭で状況を認識し、溜め息を吐く。
寝不足は体に悪いから、あまり好ましくないのだが……。

外には雨が降っているし、誰かさん以外は外を出歩いているとは考え辛い。
誰かに遭遇する目的があったとしても、外に出るのは……どうだろう。

それでも貴方は

1、外に出る
2、寝る
3、自由行動

↓2

1、外に出る


貴方は、外に出る事にした。

……まあ、雨中の宵涼みと言うのも、実は良いものかも知れない。
雨と言うのは風情と繋がりがある物だし、なかなか……。

これ以上考えると外に出る理由を見失ってしまう気がしたので、貴方はさっさと着替えて外に出た。

□——————————□
|学院敷地内 ・ 学生寮前|
□——————————□

外に出た貴方だが……やはり、外では雨が降りしきっている。
見るだけでやる気が削がれてしまう。もう帰りたい。

一応傘を広げて、散歩の準備は完了しているが……。

貴方は

1、校舎裏に行く
2、人の気配を探す
3、適当に散歩する
4、部屋に戻る
5、自由行動

↓2

5、自由行動「全裸で散歩」


こうも人の気配が無いと、どうにも本性と言うか野性が刺激されると言うか……。
例えば、全裸で散歩したい気分になっても、正直言って悪い事ではないと思う。

とは言え理性と言うものがある以上そんな事は脅されたってやりたくも無いし、する理由が無い。
そして何より、人の目がある可能性があるのだから、絶対にできないのだ。

……貴方だって、そこまで人間を捨てているわけではないのだ。

貴方は頭も振って、そんな考えを散らし、改めて考える。

貴方は

1、校舎裏に行く
2、適当に散歩する
3、部屋に戻る
4、自由行動

↓2

2、適当に散歩する


貴方は、適当に散歩する事にした。



一通り敷地内を一周したが、特にこれと言って何も無かった。
雨の所為で気分もあまりすっきりしなかったし……なんとなく、むしろ気分が悪くなった気がする。
これ以上外にいても何も無さそうだ。貴方は大人しく部屋に戻る事にした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻ってきた貴方は、傘を置き、制服から寝巻に着替えて、ベッドの中に潜り込む。

そのまま目を閉じ、もう一度眠りに落ちるのを静かに待った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・木:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 3・月:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 4・火:終了)

↓2

4番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。今日はここまでとさせてください。

深夜の行動の選択肢をちょっと変更しました。具体的には、具体的になりました。
あっちだのこっちだの、めちゃくちゃですからね。無意味なランダム性は消えたと思います。

あと、部屋にいる時に限り、特殊コマンドで「セーブ」と言うものを付けたらどうかと考えました。
主人公が自室にいる場合、選択肢にはありませんが「セーブ」とする事でセーブ画面に移行して、その場でのセーブが可能……。
ロード画面の手間を省くと同時に、>>614等の画面で一番右にある「終了」の文字が空気で無くなります。
まあ、どうでしょうね。そう言うの。一応仕様として追加しますので、気が向けば使ってやってください。

次の再開は6月16日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

そうですねー……ちょっと閃くのが遅かったです。
このスレはいつになったらβ版から抜け出せるのでしょうね。
こんばんは、システムさんです。

それでは直後のレスで天気判定ほい

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・木:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 8・土:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 4・火:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓2、↓1、↓3の順で優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

4番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

4番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/ 9(日)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。また、休日二日を潰す雨か。
この学院周辺の神は晴れの日が嫌いなのだろうか。

そんな事を考えながら、貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、それを心がけて虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……——さん。おはよう……」

貴方「はい、おはようございます」

虚弱「……行こう」

貴方「はい」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

1、自由行動「ゴスロリって可愛いと思う?」


貴方「時に質問なのですが、虚弱さん」

虚弱「……なに?」

貴方「虚弱さんは、ゴスロリと言うものを可愛いと思いますか?」

虚弱「……ゴスロリ……?」

虚弱は貴方を見つめ、何度も瞬きをする。どうにも、貴方の質問が理解できないようだ。

虚弱「……いきなり、どしたの……?」

貴方「いえ、何と言うか、気になったので」

そう言ってしまうと、貴方は一体何を気にしているのだろうと思う。
人の興味本位なんてうつろい、急に現われるものだが……。

虚弱「……特に、なんとも。あ、でも、すごいよね……」

貴方「すごい、とは?」

虚弱「ほら……なんか、派手じゃん、ふりふりとか……」

貴方「うーん……確かに」

虚弱「……まあ、私は、着ようとは思えないけどね」

どうやら虚弱は、ゴスロリに対してこれと言って何かを思っているわけではないらしい。
興味もそれほど無いようだ。

虚弱「……好きなの、ゴスロリ?」

そして、虚弱は貴方に尋ね返す。

貴方はゴスロリを、どう思っているだろうか?

1、好き
2、特になんとも
3、好きじゃない
4、自由行動

↓2

4、自由行動「ゴミ」


貴方「……言っておいて何ですが……あまり良い感情は抱いていません」

貴方は、表面上こそこんなオブラートに包んだ。
しかし腹の底では、正直言って見下してさえいる。一般的には、それに含まれる見方をしているだろう。
だとして、虚弱の目の前でよもや「ゴミですね」なんて言えるはずもないのだ。

嘘を吐くのは好きではないが……天秤に掛けた結果、どちらが重くなるかは、目に見えて明らかだ。

虚弱「うわー……二人に揃って好かれてないんだ、ゴスロリ……」

虚弱「……逆に憐れみすら感じるよね」

貴方「うーん……まあ、感じなくもないですね」

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ昼食の時間になる事に気付く。

今日は休日だ。貴方は自由に過ごす事ができる。
しかしこの雨では、もはや外に出る事も難しいだろう。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
寮の外に出ても良いが……そうする意味は無いし、あまり良い事も無さそうだ。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

6、自由行動「裸踊り」


ここは自室だ。他の人の目は無いはずだ。ここは貴方の城、貴方の空間。
貴方はここでは、正しく自由に過ごす事ができる……。
そうと決まれば、いざ裸踊りを!



するわけ、無いじゃないか。なんだってそんな事をする必要がある?
貴方はそんな事を考え付くくらいに、普段からストレスを感じているのだろうか。
人間はストレスを感じると、まるで理性を失ったかのような行動を取ると言う。
貴方は未だ理性を持っているが、状態としてはそう言って差し支えない。

……少し、休んだ方が良いのかもしれない。

もしくは、裸踊りをする事によって、ストレスを発散したいのだろうか。
解放感を得る事によって気分転換にはなるだろう。
しかしそうした瞬間、貴方は人としての理性を失う事だろう。
後に冷静になった時には、首を吊って死を選んでもおかしくはない……。

……もしやるとしても、正直面倒臭いし。

それでも、貴方は

1、やらない
2、やる
3、自由行動

↓2

2、やる


……まあ、抑えるばかりでは気分に良くない。貴方だって、曲がりなりにも一個の人間なのだから。
もっとも、やった瞬間に人間としての何かを捨ててしまうような気もするが、それはそれ。

貴方は腹を括り、身に纏う物の一切を脱ぎ捨てる。

そうした結果、女学院の中の生徒が住む寮の一部屋で、男が一人素っ裸と言う光景が完成するわけだ。
自分は一体何をしたかったのだろう、と虚無感に攫われる前に、それすら流すほどのパッションを踊り出した。

踊る! ひたすら踊る! もはや自分が何者であったかすら、忘れてしまうように、ひたすら踊る! だけ!
たとえばここで奇声を上げたなら、きっと解放感も一周二週、快感にすらなるに違いない。
しかし、隣の部屋には誰がいる? それすらも分からない。
今後の自分の立場を考えるなら、貴方は踊るしかできない!

そして、微妙に残った理性の所為で、貴方は解放感を得るばかりかますますストレスを感じてしまう。

一頻り……素っ裸での発狂を終えた貴方は、浅い呼吸を繰り返す。
それから、ふうと一息吐いて、掻いた汗を流そうと、そのまま風呂場に行ってシャワーを浴びた。

シャワーを浴びている中、貴方は涙を一粒流した。
あと、風呂場の鏡を見て気付いたが、左の尻から触手が一本でろんと出ていた。



部屋の中でぼーっと、空ろに過ごしていた貴方。いつの間にやら、そろそろ夕食の時間になる事に気付く。
雨は既に止んでいたが……なんかもう、どうでもいい。
今日はもう、誰とも顔を会わせたくない気分だ……。

しかし、お腹は空くものである。ぐるぐると音を出す腹を摩って、貴方は顔を顰めた。

不本意であるが、貴方は食堂に向かっても良いし、部屋にいても良い。
雨が止んだようなので、寮の外に出て今度こそ気分転換をしてもいい。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寮の外に出る
5、寝る
6、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く「虚弱」


……貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
今は誰とも顔を会わせたくないが……虚弱に慰めても貰いたい。
ああ、貴方ってほんと惨め。

念の為、いつに行こうか?

1、今すぐ
2、夕食の時間が終わってから

↓2

2、夕食の時間が終わってから


貴方は夕食の時間が終わってから、虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「はい……ああ、——さん」

貴方「こんばんは……虚弱さん」

虚弱「うん……どうしたの? ご飯……じゃないよね、もうそんな時間じゃないし……」

虚弱「どしたの?」

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

1、自由行動「チェスやりませんか?」


貴方は持ってきた「すぺとらせっと」を持ち上げて、虚弱に見せて尋ねる。

貴方「チェス、やりませんか?」

虚弱「お、リベンジ?」

虚弱はにやりと笑って、扉を更に開く。

虚弱「うん、いいよ。入って」

貴方「はい、お邪魔します」

貴方は虚弱の部屋にお邪魔した。

□—————□
|虚弱の部屋|
□—————□

貴方は虚弱に言われて、先に椅子に座ってチェスの駒をセットする。
一方虚弱は、貴方の為に紅茶を淹れてくれているようだ。

漂う紅茶の香りに心を癒しながら、貴方は駒を並べていく。
優雅、と言うのは恐らくこう言う事を言うのだろう。野蛮な事は、こりごりだ。

貴方が駒を並べ終えて、暫くして、虚弱は淹れた紅茶を持ってやってきた。

虚弱「お待たせー。はい、どうぞ」

例のティーカップに入った紅茶を貴方に差し出し、虚弱は微笑む。
貴方がそれを受け取ると、虚弱はもう片方の椅子に腰かけて、ふうと一息吐く。

虚弱「どっち、先にしよっか?」

貴方「あ、虚弱さんの方で良いですよ」

虚弱「そう? じゃ、お言葉に甘えて……」

貴方は虚弱とチェスをする事にした。

三回勝負。↓1〜3のレスのコンマで勝敗判定。
3679…勝利 124580…敗北

コンマ「0」「9」「3」


虚弱「……降参します」

恐ろしく険しい表情で、虚弱は苦々しく言った。
見れば見るほど悔しそうな顔で、聞けば聞くほど悔しそうな声。
虚弱がチェスに懸ける思いと言うのは貴方には想像もできないが……相当だと言うのは分かる。

二勝、一敗。辛くも、貴方の勝ちである。
チェスと言うのは、基本的には先攻が有利とされている。後攻側が勝つのは、実に難しいのだ。

それを言い訳にするわけではないが、一回戦は惨敗。
虚弱はそれを憐れんだのか、貴方に先攻を譲った。その結果、貴方が勝った。
すると虚弱は、相当悔しかったのだろう……眉間に皺を寄せてもう一度貴方に先攻を譲った。
そして、虚弱は負けた……。

勝たない方が、良かったのだろうか。手を抜いたのなら、虚弱は怒りそうだが……。

虚弱「……むうん……」

どうにも釈然としないと言う顔で、虚弱は唸る。

虚弱「……もう一回」

貴方「いえ、そろそろお暇しようかと……」

虚弱「……じゃあ、仕方ないね」

虚弱はふうと溜め息を吐き、ティーカップに手を伸ばす。
そして口に運んで、そこでカップが既に空である事に気付く。
自分がどれだけ飲んでいたかも気付かない程に、虚弱は集中していたのだ。

虚弱「今度、また、やろう」

貴方「はい、また、今度に」

チェスセットを片付けながら、貴方と虚弱は互いにそう言った。
今日のチェスの闘いは、貴方の勝利で終わった……?

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・木:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 8・土:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 4・火:終了)

↓2

5番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

間違いなく、裸踊りは黒歴史かつトラウマになった事でしょう。

……なんかもう、何やってるんでしょうね。
時には無意味そうな事をするのもいいとも思っていますが……。
よりにもよって裸踊りって……そんなもん採用するシステムさんも……なんか。

あ、途中のsageはなんか事故です。気にしないでください。

次の再開は6月17日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

こんばんは、システムさんです。
昨日の事で「末尾AOは一人の人が複数IDでやってるって本当だったんだ」と思いました。
証明のしようが無い事なので、決め付ける事もできないのですが……。

一応、やってる事はこのスレのルールの範囲内なんで、システムさんはどうとも言えないんですよね。
ID上では連投や連続安価取りをしているわけではないですし、誰かの迷惑になるような事をしているわけではないですから。
まさか裸踊りをさせた程度で迷惑なんて言えませんよ。「今の内」はいつだったかの所為で有りな扱いなんです。
末尾AOはその限りでないと判断できるような事をやらかしてくれたら、いっそ楽でいいのに……。

いけね、忘れてました。

直後のレスのコンマで天気判定

すみません、ちょっと再開するのが遅れます。
30分には戻ってこられると思います。

すみませんでした。遅れましたが、ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・木:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 8・土:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 9・日:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓2、↓1、↓3の順で優先

始める1:始めない2:思い出の部屋0

セーブデータを読み込みます。

再開するデータを選択してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・木:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 8・土:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 9・日:終了)

↓2

4番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

このデータから再開する場合、その一日を【朝】【昼】【夜】の希望する場面から再開する事ができます。

シーンのショートカットを行いますか?
【注意!】その場合、それまでの行動はやり直す前と全く同じとなります。
【注意!】ショートカットを行わない場合、天気判定は改めて行われます。

1、【朝】から >>627
2、【昼】から >>633
3、【夜】から >>639
4、しない(選択された場合、安価先のレスで改めて天気判定)

↓2

4番のデータの【朝】から再開します。

データの書き換えを行っています……。

書き換えが終了しました。

4番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/ 9(日)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

……雨が降っている。また、休日二日を潰す雨か。
この学院周辺の神は晴れの日が嫌いなのだろうか。

そんな事を考えながら、貴方は歯を磨き、髪を梳かし、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、それを心がけて虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「……——さん。おはよう……」

貴方「はい、おはようございます」

虚弱「……行こう」

貴方「はい」

貴方は虚弱と一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

1、自由行動
2、特にない

↓2

何か憧れてるものとかある?

虚弱さんが買った中で一番高いものって何?

>>679 お嫁さんじゃなかったけ?
「何をやり直すのかな?」思ってたけど「ゴスロリ」がダメだった感じ?

1、自由行動「虚弱さんが買った中で一番高いものって何?」


貴方「虚弱さんが今まで買った中で、一番高かった物ってなんですか?」

虚弱「……なに、その質問……?」

貴方「……なんなんでしょうね。論理的でない質問です」

虚弱「いや、私に言われても……」

貴方「ま、ま……憶えている範囲で構いませんから」

虚弱「あ、答えないとだめなの……」

貴方のごり押しの甲斐あって、虚弱は貴方の質問に答えてくれるようだ。
ごり押しと言うのはあまり趣味ではないが、適度に尋ねるくらいならば許される……と思いたい。

虚弱「うーん……と言ってもなあ……」

虚弱「私自身が買うって言うのは……あまり無いし……」

虚弱「うーん、うーん……」

虚弱「……——さんの誕生日プレゼントの、あの絵具、かなあ……」

そして虚弱が挙げるのは、まさかの貴方も知る物だった。
虚弱が貴方に贈った、水彩絵具セット。たぶん、貴方と虚弱の仲直りのきっかけになった、とても大切な物。

貴方「あれが、ですか?」

虚弱「最近のだと……うん。まあ、まあ……この話、恥ずかしいからもうやめよ……?」

貴方「あ、はい……」

……と言う事らしい。虚弱は、自身での買い物をあまりしないようだ。
恐らくは両親のどちらかに買ってもらっているのだろう。
お嬢様と言うか富裕層の特徴と言うか、甘やかされていると言うか。

まあ、子供は何より大切な物だ。甘やかしてしまうのも仕方が無い事である。

そんな話をしながら、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ昼食の時間になる事に気付く。

今日は休日だ。貴方は自由に過ごす事ができる。
しかしこの雨では、もはや外に出る事も難しいだろう。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
寮の外に出ても良いが……そうする意味は無いし、あまり良い事も無さそうだ。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

・ヒロイン:愛 【愛を唱える異様な少女】 誕生日:10月17日
愛の誕生日が来週の月曜なのかな? 食べ物渡したいんだったら、16日に買わないと腐っちゃう?

4、学生寮受付に行く


貴方は学生寮の1階にある受付に行く事にした。

□——————————□
|二年生学生寮内 ・ 受付|
□——————————□

貴方は受付で外出許可願の書類を受け取る。
書類を読む。希望する日付を記入するようだ。

そう言えば、貴方は虚弱と一緒に水族館に行くと言う約束を、一応であるがしている。
実際に行くかどうかは、まだ決まっていないのだが……。
しかし、虚弱が言った期限は今日までだ。本来ならば、今日までに虚弱を誘わなければならなかった。
それに、一応情報を得たとはいえ、下見も無しにデートに誘っても良いのだろうか……?
……まあ、もう手遅れな気もするけれど。

そう言えば、そろそろ愛の誕生日である。
愛の誕生日プレゼントを用意するために外出するのも良いが、何を贈ったら良いのだろう。

希望する日付 現在:10/9(日) 一週間後:10/16(日) 愛の誕生日:10/17(月)
↓2で記入or記入しない

貴方は書類に希望する日付を記入した。

10月16日(日)。その日は……具体的に言うと、愛の誕生日の前日だ。
正直、行き当たりばったりな感じがするが……まあ、仕方が無いだろう。

授業が終わってから急いで帰れば、平日でも外出が可能だろう事も視野に入れて、改めて考えるのも良いかもしれない。

本当にこれで提出する?

↓1〜3まで多数決 出すor出さないor書き直し

出す

じゃあ書き直しで

平日でも昼と放課後は世界「愛」クラブにいるとは思うけど

出す1:出さない1:書き直し1

意見が別れた為、システムさん判断で早い物順の>>690で進行します。

出す1:出さない1:書き直し1(システムさん判断で早い者順)


貴方は記入し終えた外出許可願を受け付けに渡した。
これで、来週の日曜日に外出が可能となる。……頼むから、雨は降らないでほしい。

【!】10/16(日)に外出可能となりました。

思ったより早く終わってしまった。
暇なので、貴方はそのまま食堂に向かい、昼食を食べて過ごした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋で過ごしていた貴方は、そろそろ夕食の時間になる事に気付いた。

外では未だ、雨が降っている。まあ、もうどうしようも無いだろう。

一応昼食を食べたため、あまりお腹は空いていない。
ただ、必要と思うのならば、夕食を食べるのも良いかもしれない。

貴方は食堂に向かっても良いし、部屋で過ごしても良い。
寮の外に出るのも良いが……雨が降っている事を考えると、いまいち気が進まない。

貴方は

1、食堂に行く
2、部屋で過ごす
3、他の人の部屋に行く
4、寝る
5、自由行動

↓2

3、他の人の部屋に行く「虚弱」


……貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
今は誰とも顔を会わせたくないが……虚弱に慰めても貰いたい。
ああ、貴方ってほんと惨め。

念の為、いつに行こうか?

1、今すぐ
2、夕食の時間が終わってから

↓2

2

今回は裸踊りしてませんよ?

あ、いっけね。コピペで済ませると痛い目を見ると未だに学ばないんですね……。
不要だとは思いますが、修正。安価は>>700で進行します。


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

念の為、いつに行こうか?

2、夕食の時間が終わってから


貴方は夕食の時間が終わってから、虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

少しして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「はい……ああ、——さん」

貴方「こんばんは、虚弱さん」

虚弱「うん……どうしたの? ご飯……じゃないよね、もうそんな時間じゃないし……」

虚弱「どしたの?」

貴方は虚弱に、何か用があっただろうか?

1、自由行動
2、特に理由は無い

↓2

1、自由行動「水族館に行く気はあったのか」


貴方「虚弱さん……水族館に行く気は、ありましたか?」

虚弱「ああ、うん。あったよ?」

やや神妙な面持ちかつ少しばかり申し訳なさそうな貴方と比べて、虚弱のあっけらかんとした態度と来たら。
思わず貴方が面食らうのも、仕方が無いと言えるだろう。

虚弱「でも、なんか——さんずっと言わないから……諦めたのかなって思って」

虚弱「私はそれでも良かったし、言っちゃうと——さんが傷付くかなと思って、敢えて言わなかったんだけど」

虚弱「……でも、私が言った二週間、もう終わっちゃうんだよね」

貴方「……はい」

虚弱「間に合わなかったね」

貴方「……はい」

虚弱「……うーん、じゃあ、今回はお流れ、と言う事で……」

貴方「…………も」

虚弱「も?」

貴方は

1、「もう少しだけ、時間を……」
2、「……いえ、なんでも」
3、「……来週、行きましょう」
4、自由行動

↓2

↓の文章を見て、誘った側(こちら)からすれば「虚弱が2週間後に考えた結果を言う」って思うけど、
誘われた側(虚弱)としては、「催促するなりしてほしかった」ってことなのかな? どうにも女性の考えが分からない


虚弱「……考えておくよ」

腹が立つ。自分と言う人間が、無性に腹が立つ。
いや、むしろ、虚弱に無理強いするのが悪いのだ。だから腹が立つ。
無理強いする癖に結局遠慮させて終わってしまうのが悪いのだ、だから……。

貴方「へ?」

虚弱「……え?」

貴方「あ、え? ごめんなさい、今、なんて……」

虚弱「え……だから、考えておくって……」

貴方「……い、いつまで?」

虚弱「……じゃあ、再来週まで」

1、「もう少しだけ、時間を……」


貴方「もう少しだけ、時間を……」

虚弱「ください?」

貴方はこくりと、頷いた。

虚弱「だーめ」

虚弱はにっこりと笑って、ばっさり斬り捨てた。

虚弱「——さんは、期限に間に合いませんでした」

貴方「はい……」

虚弱「約束、それも約束にもなってない口約束だけど、期限は期限。守らなきゃ」

貴方「はぐ」

虚弱「別に私を大切にしろ、って言うわけじゃないけど、普通、そうじゃなあい?」

貴方「ぐう」

虚弱「そんなんじゃ……男の子として嫌われちゃうよ?」

追い打ちに追い打ちを重ねられ、メンタル面がベコベコにへこんでいた貴方。
容赦のない「口撃」に打ちひしがれていた貴方に、見上げるようにして虚弱は言う。

貴方「……ごもっとも、です……」

虚弱「うん。謝らなくても良いけど、次からは気を付けてください」

貴方「分かりました……」

その後、虚弱と少し話した貴方は、虚弱に見送られながらその場を後にした。
結局、貴方は貴重なチャンスを不意にしたわけだ……。

……情けない。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・木:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 8・土:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 9・日:終了)

↓2

さあ……どうしてくれましょうホトトギス。システムさん、すっかり>>709だった事を忘れていました。
最近管理がまたおざなりになっていたのは意識していたのですが、まさか……。

5番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

まさかこのまま終わりか

>>716 10時半過ぎてるしね……経過時間で言えばちょうど1時間30分で、続行してもいいと思うんだけど、
この後平日の分をやると、おそらく深夜1時まで伸びる

番組の途中ですが、言い訳させてください。

>>709だけ見ると、まるでシステムさんが間違えたように見えます。
しかし、実はこれはシステムさんの意図が上手く伝わっていなかったのです。
システムさんは最初から、「期限までに虚弱を説得しろ!」という課題を与えたつもりでした……。
>709のレスを後の方まで見ると、ちゃんと「説得頑張ろう」的な感じの事が書いてあると思います。

……ええ、まあ、要するにシステムさんが悪いって事なんですけれどね。
これだけ勘違いした人が多いと言う事は、そう言う事で間違いないでしょう。
本当にすみませんでした……。

……それで、それでも今日はまだまだ続けるかどうかって事が言いたいんですね。
今から平日分やると結構遅くなっちゃいますし。システムさんのミスが誘発されるでしょうし。それは頑張りますけど。
一応注意と言うか、警告と言うか……そう言う意味でした。

それでもゲームを続行しますか?

続行するのならば、安価先のレスで天気判定を行います。(5分経過まで)

↓2 続行or続行しない

その下の部分で、なんでこっちが説得しなきゃいけないのか正直意味がわかんなかった。一応フェアじゃなかったんで貼っておきます


再来週。それが期限だ。それまでに虚弱の心を、こちらに移す事ができるか?
心が来れば体も来る。貴方にそれができるのだろうか。

貴方「分かりました、必ず」

考える事は多いが、今は、入口をこじ開けただけでも良しとしよう。
それ以前にまず、水族館がどこか、探す必要があるか。
この学院の近辺では見当たらなかった事から、「電車に乗って別の街に行く必要があるだろう」。

そんな話をしながら、貴方は虚弱とお昼休みを過ごした。

続行しないと言う事で、お疲れさまでした。なんか脅して、ごめんなさい。

ですからもうそれ貼らないでくださいよ……もうシステムさんが悪いで良いじゃないですか!
気になる人は気になる人で抽出なりして見るんですからー……うえーん(チラ)。

次の再開は、6月18日の21:00を予定しています。
矢継ぎ早にトラブルなり事故なりヒステリーなりが起こるこんなスレですが、良ければお付き合いください。

それではみなさま、お休みなさいませ。

お疲れ様でした

「……うえーん(チラ)。」システムサンハカワイイデスヨ? 割と本気で虚弱がデレなさすぎて、システムさん>>虚弱になりかけてる(錯乱)

ちょっと考えていましたが、じゃあそんなに言うなら書きなおしますと言う所存です。
ええそんなにシステムさんが! 悪いと言うなら!
こちらの不備を認めて書きなおします。こっちだってやっぱりもやもやしますから。

具体的には先週の日曜日の朝食後に虚弱が「水族館に行きたい」と言います。
それから行く日付を相談して決定か、やっぱり行かないかを選択してもらいます。
決定した場合、今すぐそれを提出するか後で良いかを選択する流れになります。

それから一週間の平日の間に、希望する水族館に関する会話があればそれも書きます。
時間も希望するなら記入してもらっても良いです。例えば何日の朝だとか下校時だとか。

まずそれを詳しく書くか、それとも単純に決定するだけか、もうウザいからいいか、それを選んでください。

1、詳細に
2、選択肢だけ
3、もういいよ

した1

と、思いましたが先週の日曜日の時には虚弱はアレでした。
そんな時に水族館がどうだとか、性格上ではそう言う気分じゃないので、別の日になります。

そして今、カッとなってこんな事(>>729)みたいな事を言いましたが……。
いつが良いかと探した結果、冷静になって見返してみると、現在の虚弱の状態の関係で、自分からは水族館に行こうとは言い出せないのでした。
図らずも、やっぱり虚弱は水族館の事は黙っていて、結局>>706に戻ってくるんです。残念ながら。

……なんかもう、ごめんなさい。

それでも「勘違いさせたのは事実だから責任取れよ」とか「どうしても水族館行きたい」って言うなら、
明日の再開前に色々やりますけど……まあ、あの、何と言いますか、意見ください……。

こんばんは、システムさんです。
なんかもう、システムさんの言葉はどうにも誤解を招くようですね。困りました。
以後、今まで含めてシステムさんの言葉は全部事実無根の戯言だと思ってください。

じゃあ、ちょっと修正しますから……次のレスで、選択肢付きの差し替えをします。

1、自由行動「水族館に行く気はあったのか」


貴方「虚弱さん……水族館に行く気は、ありましたか?」

貴方は、待った。虚弱が「考えておく」と言ったあの日から、ずっと待っていた。
しかし虚弱は、貴方に返事をよこす素振りすら見せない。
遂に堪え切れず、貴方は虚弱に尋ねたのだ。

虚弱「……憶えてたんだ、それ」

少しの間を置いて、虚弱は言った。

貴方「……え?」

虚弱「なんか、——さん、あれから全然その話をしないから……」

虚弱「諦めちゃったのかなって、思ってた。もしくは、忘れてるのかなって」

虚弱「それなら、私から掘り返すのは……何と言うか、可哀想かなと思って、黙ってたんだけど……」

申し訳なさそうに、言い訳するように、虚弱は目を伏せる。

貴方は

1、怒る
2、それなら仕方が無い
3、「それで、行く気はあったの?」
4、自由行動

↓2

選択肢に納得がいかなかったので改めて。

1、怒る
2、それなら仕方が無い
3、「行く気はあったの?」ともう一度
4、自由行動

↓2

↓1にしようとして間違えました。ksk

3、「行く気はあったの?」ともう一度


つまり、認識のすれ違いだったのだ
貴方も虚弱も、互いに自分から確認しようとしなかった。それが原因だ。

だって虚弱は「考えておく」と言ったのだ。返事をよこすのが当然だろう。
しかしそれは……貴方の言葉をもう一度待つと言う意味だったとしたら?
そんな事、分かるわけが無いじゃないか……。

いや、原因が分かったのであれば、もはやそんな事はどうだっていい。

貴方「話は、分かりました。その上で、もう一度尋ねます」

貴方「虚弱さんは、行く気があったのですか?」

少し、強く言ってしまった。貴方は内心、怒っているのだ。
いくら虚弱が相手でも、許せる事と許せない事もある。
貴方にとっては、虚弱に約束を反故されたようなものだ。そうとしか取れない。

虚弱「う……」

虚弱はたじろぎ、俯いてしまう。

虚弱「……あった」

貴方「そうですか……それが聞けたなら、もういいです」

虚弱「……ごめんなさい」

謝るくらいなら。

言いかけて、貴方は言葉を飲み込む。
人と付き合うと言うのは、つまりこう言う事だ。その度に一々怒っていては、やってられない。
それに、今回は貴方に責任が無かった、とは言い切れない。
相互理解と言うものを甘く見て、確認する事を怠っていたのだから。

貴方「……それでは。お休みなさい」

虚弱「あ……うん」

虚弱の返事を聞く前に、貴方は踵を返してその場を離れた。
虚弱の部屋の扉が、閉まる音が背後から聞こえた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込む。

……明日、貴方は虚弱に謝るべきだろうか。それとも、虚弱が謝るのを待つべきだろうか。
貴方は、何をどう認識すべきなのだろうか。

そんな事を考えながら、貴方は目を閉じ、今日一日を振り返った。

データは昨日セーブした場所に上書きします。

以上を、>>706及び>>710と差し替えます。

直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・木:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 8・土:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 9・日:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓2、↓1、↓3の順で優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

5番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

5番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/10(月)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

そう言えば、そろそろ愛の誕生日が近い。
蔑ろにできるほど浅い付き合いではないと思うし、何かプレゼントを贈るべきだろうか?
時間があるようで、意外と時間は無い物だ。決めるなら早い内が良いだろう。

そう考えながら、いつもの行動を終えた貴方は、慣れた動作で部屋の扉のドアノブに手を掛けて、ぴたりと止まる。

……虚弱の部屋に、行っても良いのだろうか。
貴方は昨夜、虚弱に対してきつく当たってしまった。貴方らしからぬ態度だ。
その手前、いけしゃあしゃあと会いに行くのは気まずい。

昨日の事……貴方は悪くない、と思う。なら、堂々とした態度で会えばいい。
そんな事ができたのなら、誰だって苦労はしない!

貴方って、自己主張ができない性格なのだろうか……。

とりあえず、貴方は

1、虚弱の部屋に行く
2、……行かない
3、自由行動

↓2

1、虚弱の部屋に行く


貴方は、虚弱の部屋に行く事にした。

昨日の事は昨日の事。それとこれとは話が別だ。
気は重いが、それくらい我慢すれば良い。

……一応、どんな感じで会おう?

1、強気に
2、優しく
3、反省している風
4、なるように
5、自由行動

↓1


2、優しく


優しく接する事を心がけよう。それで、昨日の事なんか、さっさと忘れてしまおう。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、一度深呼吸してから、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

暫くして、部屋の扉がのんびりと開き、虚弱が姿を現した。

虚弱「あ……」

分かっていながらも、やはりそこにいるのを確認すると、驚いてしまうものだ。
今の虚弱は、正しくそんな感じ。まるで、貴方に会いたくなかったと言わんばかりの……。

貴方「おはようございます、虚弱さん」

しかし、貴方は平静に、優しく努める。
それでも虚弱は、顔を伏せて貴方と目を合わせようとしない。

虚弱「……うん、おはよう」

貴方「食堂、行けますか?」

虚弱「……先、行って良い」

終いには、そう言われる始末。

……貴方が悪いのか? 貴方の何がいけないと言うのだ?
ただ自分の事をちゃんと理解してもらえなかっただけで、こうも人を避けるのか?
虚弱の心の弱さを、今になってはっきりと認識した気分だ。

正直……見ていられない。

貴方は

1、もうしらない
2、何が不満なのか問い質す
3、もう一度誘う
4、自由行動

↓1

2、何が不満なのか問い質す


ぎしり、と噛み合せた奥歯が音を鳴らす。

貴方「何が、不満なんですか……?」

募る苛立ちを抑えて、貴方は飽くまで優しくあろうとする。

虚弱「ふ、不満なんて……」

貴方「嘘です。言いたい事があるなら、言えば良いのに……」

貴方「そうやって、私に隠すから、昨日のような事になるのではありませんか?」

虚弱「……え?」

貴方の一言に反応した虚弱は、ゆっくりと顔を上げて、貴方と視線を合わせる。
まるで貴方の腹の底のように、その顔は怒りを湛えているようだった。

虚弱「……私に、そんな義務が、あるの?」

虚弱「私は……行動の逐一を、——さんに、報告しなければならないの……?」

虚弱「私は……——さんに、隠し事をしちゃいけないの……?」

貴方「そう言うわけではありません。でも、言ってくれないと……」

虚弱「私にだって……!」

貴方に食ってかからんとする勢いを、虚弱はどうにか押し[ピーーー]。
そして行き場の無くなった情熱を吐き捨てるように、また、貴方から顔を逸らす。

虚弱「…………言いたくない事も、あるんだから」

虚弱「——さんには、関係無い……!」

そう言って、虚弱は、部屋の中へ戻ってしまった。
ご丁寧に鍵まで掛け、貴方に侵入も許さない。

貴方「あっ……」

……部屋に閉じこもってしまった虚弱相手に、もはや為す術は無い。

貴方「……何が!」

関係無いだって。今まで、貴方が虚弱に何をしてきた。虚弱が貴方に何をしてきた。
今更になって関係無いだなんて、それこそ言われる筋合いはない。
こんな気持ちを抱いた後で、関係無いで済ませられるわけが無い。

……そんな事を言われて、貴方は一体どうすればいいのだ。

ここにいても仕方が無い。貴方は諦めて一人で食堂に行き、一人で朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って、どうしようか考える。

虚弱の事……どうしようか。さっきの今で、受け入れてくれるとは思えない。
しかしスルーしてしまうと、貴方の虚弱に対する想いはその程度と言われている気分だ。
……まあ、貴方が勝手に思っているだけなのだが。

貴方には関係ない、だって……。

貴方「本当に、痛い事を言ってくれる……」

貴方は

1、虚弱の部屋に行こう
2、校舎に行こう
3、自由行動

↓2

sageとsagaを間違えていました。すみません。あと今の展開は別に当てつけとかじゃないですからね、決して。

1、虚弱の部屋に行こう


貴方は意を決し、虚弱の部屋に行く事にした。
もしかしたら、貴方を部屋で待ってくれている事を信じて。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

再び虚弱の部屋の前に到着した貴方は、部屋の扉を軽くノックする。

……しかし、反応は無い。暫くしてから、念の為、もう一度扉をノックする。
それでも、やはり反応は無かった。

虚弱はもう、校舎に向かっているのだろうか。
それとも、今日はもう、学校に行かないつもりなのか……?

貴方は

1、校舎に行こう
2、サボり覚悟で居座る
3、自由行動

↓1

1、校舎に行こう


冷静に考えよう。いくらなんでも、サボりまでするだろうか?
虚弱は今まで、どんなに悪い状況であっても、頑張って登校していたのだ。
それを、たかだか貴方との喧嘩程度で、止めるだろうか。

それに、貴方だって。サボる事だってやぶさかではないが、出席日数的に……
貴方は納得している事だが、どうしても遅刻が多くなってしまう。今は普通に登校できる時が一日だって惜しい。

……しかし、拭いきれないこの予感は何なのだろう。
虚弱は本当に、校舎に向かっているのだろうか。

貴方は頭を振って、考えを散らす。考えても仕方が無いのだ。

貴方は諦めて、一人で登校した。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

貴方が教室に着いた時、教室にはあまり生徒が登校してきていなかった。
この光景も、久しぶりである。最近は、虚弱に付き合ってゆっくりしているばかりだったから。
そして、教室に虚弱の姿は無かった。

虚弱は登校するのが遅い。今までの道で貴方は虚弱を発見できなかったから……。
いや、決め付けるのは早いだろう。とりあえず、貴方は自分の席に着いて、鞄を置く。

それから、どうしようか考える。一応時間はある為、出歩く事は可能だろう。

貴方は

1、教室で過ごす
2、保健室に行く
3、世界「愛」クラブに行く
4、屋上に行く
5、男装を探す
6、鉢巻を探す
7、自由行動

↓2

2、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

もしかしたら既に虚弱は登校していて、保健室にいるのかもしれない。
そんな、希望も良いとこな考え。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。

*「あれ? 今日は早いのね。虚弱さんは?」

貴方「ええ、まあ……え? 虚弱さんは?」

*「え?」

貴方「え? いえ、ですから、虚弱さんはどちらに……いないのですか?」

*「うん、来ていないわよ」

どうやら虚弱は、保健室にすら来ていない。
虚弱が先生に「貴方には黙っているように」と伝えている可能性もあるが……。
ベッドは一つも使用されていなくて、そして先生の様子を見る限りそれも無いようだ。

*「——さん、虚弱さんとなにかあった?」

貴方「……それは」

*「仲直りは早めにね? 後が辛いわよー」

貴方「はい……」

貴方にそれが、出来るのだろうか。今の貴方に、今の虚弱に。

ここで待っているのも良いが……貴方は

1、待つ
2、教室に戻ろう
3、自由行動

↓2

2、教室に戻る


貴方は教室に戻る事にした。ここにいても、何もできないだろう。

教室に戻った貴方は、そのままホームルームが始まるのを待った。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

先生3「はぁい、みんなー。せんせーの話を聞いてー」

教室に入ってくるなり、先生は手を叩いて自分に注目を集める。
普段とは異なる態度とテンションも合わせて、生徒たちは先生に意識を向ける。

先生は教卓に着くと、教室中を見渡し、にっこりと笑う。

先生3「うん。みんなはもう分かってると思うけれど、今月の29日から31日までに、何がありますかぁ?」

先生3「せーのぉ」

*「がーくいーんさーい!」

貴方を除く生徒全員が、先生の質問に答える。

先生3「はーい、正解。みんなお待ちかねの、学院祭があります!」

学院祭。そう言えば、既に貴方はその存在を聞いている。
出会いは漫画研究部の「貴方を題材に同人誌を作らせて」と言う微妙な物だったが……。

先生3「で、部活とかやっている人たちは、もうその準備に取り掛かっているとは思うんだけどぉ」

先生3「やっぱり、学院生活の中で貴重な体験だから、クラスのみんなで何かをやって欲しいと思うのね」

先生3「そこで! みんなは、何かやりたい事とかある?」

*「はい、はいはい!」

先生のその言葉を待っていましたと言わんばかりに、生徒たちは手を挙げて、自分の意見や自分の希望を叫ぶ。

学院祭か……貴方は、どうだろうか。
クラスで何かをするとして、その準備を手伝うだろうが、貴方は何か、自分でやりたい事があっただろうか?

↓1〜3で学院祭っぽいやりたい事。

あ。ちょっとまた誤解を招いたようなので修正させてください。
このレス含まず続行。希望するなら書き直し有り。


クラスで何かをするとして、どんな事でもその準備を手伝うだろう。
しかし貴方も意見を出すとして、貴方は何か、やりたい事があっただろうか?

一応待ちましたが、書き直しも無さそうなので……。

直後のレスのコンマで判定。
147…絵画展 258…オバケ屋敷 369…演劇 0…同じ判定で更に下のレスで判定。

コンマ判定により「オバケ屋敷」


貴方は一応、絵画展と言ってみた。貴方のやりたい事と言えば、それだったからだ。
もちろん、他の生徒たちからの受けはいまいちだった。想定の範囲内である。

そして、虚弱を除く生徒全員で行った多数決の結果……。

先生3「はい、と言う事でウチのクラスは、『お化け屋敷』をする事に決まりましたー」

貴方のクラスは、お化け屋敷をする事になった。
他の選択肢では妥当に喫茶店や、演劇と言う声もあったが、多数決は多数決である。

先生3「じゃあ、先生、その許可が取れるように頑張るからね!」

先生3「うーんと……じゃあ、この続きは明日のホームルームね」

先生3「はい、みんな一時限目の準備をしてー!」

そして、朝のホームルームは終了する。貴方や生徒たちは先生の言葉に従い、一時限目の準備を始める。
「絵画展は流石に無理だったか……」とがっくりしていると、そんな貴方に先生が話しかけてきた。

先生3「——さん。少し、良いかしら?」

貴方「はい、何ですか?」

先生3「一応、虚弱さんにも聞いてみてくれるかしら。お化け屋敷で、何の役がやりたいか、とか」

なんてバッドなタイミングでの頼み事だろう。今、貴方と虚弱は、喧嘩の最中だと言うのに。
貴方と虚弱は比較的仲が良い為、仕方のない事ではあるが……。

先生3「頼める?」

貴方「……頑張ってみます」

先生3「そう。お願いねぇ」

先生はにこりと笑って、貴方に手を振りながら、教室を後にした。
……どうせ、いつかは仲直りしなければならないのだ。明日までか、いつかの違いである。
今日中に……なんて、出来るのだろうか。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かう。
誰もが、来る学院祭、それもお化け屋敷の話ばかりをしている。
自分がどんな役をやるか、裏方に回るか客を脅かすか、どんな仕掛けを作るか。

……楽しそうな物だと、つい妬ましく思う。

今の貴方に、これと言って予定は無い。貴方は自由に過ごす事ができる。

虚弱は未だに、教室に姿を現さない。
もっとも、貴方がいるだろう教室に来るはずもないだろうし、そもそも登校しているのかどうかさえ怪しい。

貴方は

1、教室で過ごす
2、食堂に行く
3、保健室に行く
4、自由行動

↓2

3、保健室に行く


貴方は保健室に行く事にした。

□—————————□
|学院校舎内 ・ 保健室|
□—————————□

保健室に着いた貴方は、保健の先生に簡単に用件を伝える。
同時に虚弱の事を尋ねてみるが……先生は、首を横に振った。

*「虚弱さん、来ていないのね……どうしたのかしら」

*「——さん。何か、心当たりは無い?」

先生は、虚弱の事もそうだが、貴方の事も心配しているようだ。
たとえば自分が、相談相手になれたならばと思っているのだろうか……。

貴方は

1、自由行動
2、教室に戻ろう
3、相談してみる

↓2

3、相談してみる


貴方「……実は」

貴方は、虚弱との間にあった事を相談してみる事にした。

貴方はこうして、誰かに頼ってばかりだ。それが悪い事だとは言わないが、情けない。
自分にはどうして、一人で物事を解決できる力が無いのだろう。そう思う。
時には独力でなんとかしようと思いたい。その力を身に付けたい。

しかし、その結果自体が長引いてしまうと、もうどうにもならなくなってしまうかもしれない。
事態の解決を図るならば、何の力だって使う。そうして、事態を解決する。
その判断ができる代わりに、貴方はいつだって、成長の機会を失ってしまうのだろう。

貴方「……と言う事が、あって」

貴方は先生に、事のあらましを大体伝えた。
脚色や贔屓目は無いようにして、ただ事実だけをできる限り伝えた。

*「うーん……そうかあ」

貴方はストールに座っていた。先生はそれに向かい合うように座っている。
貴方の話を聞いた先生は、椅子の背もたれに背中を預け、天井を仰ぐ。

*「ううううううん……」

不気味な呻き声をあげたと思うと、先生は跳ね返るようにして姿勢を元に戻した。

*「……虚弱さんは、自分を伝えると言うか、自分を主張するのが下手なのよ」

*「たぶん、遠慮しているのね……ただでさえ、みんなに迷惑を掛けているからって」

*「出来る限り自分の存在を小さくして、出来る限り自分を助けてくれる人を少なくして……」

*「そうね、誰かに自分を預けて、それが迷惑になる事を恐がっているんだわ」

*「だから、——さんと仲良くしているのを見た時には、ほっとしたんだけどね……」

貴方「……私は、どうしたらいいのでしょう……」

*「私より、——さんの方が知ってると思うんだけどね」

*「……虚弱さんは、——さんに不満があるんじゃなくて、自分に不満があるのよ」

貴方「自分に、不満……?」

*「そんなに真面目に聞かれても困るのよ? 私だって、推測なんだから」

*「……——さんと仲良くなればなるほど、自分の惨めさを思い知る。自分が邪魔な事を、思い出す」

*「自分はこの人に付き合っていていいのか、一緒にいていいのかー……」

*「でも、本当はどうだか、虚弱さんに聞いてみなけりゃ分からない」

*「なのに虚弱さんは、それを言ってくれない。負のスパイラルってヤツね」

*「複雑ねえ、青春って……」

虚弱は、自分の存在が邪魔であると思っている。そんな事、貴方だって知っている。
虚弱は、自分が誰かの迷惑になる事を恐れている。そんな事、貴方だからこそ知っている。
その気持ちが、未だ貴方にも働いているとしたら……貴方だからこそ、働いているとしたら。

虚弱は貴方の迷惑になりたくなかった。その恐れがあるから、水族館の事を言えなかった。
虚弱は迷惑になりたくなかった。貴方の前ですらそう思う自分が嫌だった。だから、不満が言えなかった。
その事を、やっぱり理解してくれなかった貴方に、虚弱は怒った。
やはり自分は貴方といられない事を思い知るようだったから、部屋に閉じこもった。

パズルがすらすら解けるように、疑問と答えが組み合わさっていくようだった。
貴方に都合の良い方向に解けていくパズルだが、それでも……。

貴方は

1、まだ相談したい事が
2、失礼する
3、自由行動

↓1

1、まだ相談したい事が


貴方「あの……」

貴方は他に、どんな事を相談したいだろう?

1、自由行動
2、やっぱりいいです

↓2

2、やっぱりいいです


貴方「……いえ、やっぱりいいです」

*「そう? 虚弱さんの事は私も心配だから、いつでも相談してね」

貴方は先生に一度礼をして、保健室を後にした。

虚弱の気持ちが少し、分かったような気がする。
……それが、真実であれば、の話だが。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考えていた。

まあ、のんびり過ごすのが一番良いだろう。
なんだか今日は、朝から疲れてしまったし……。

……虚弱は、どうしているだろうか。

貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2

1、自由行動「絵の練習」


貴方は絵の練習をする事にした。

鞄からいつものノート二号を取り出し、貴方は絵の練習を始める。

そう言えば、先週に感じていた変な感覚……今はすっかり、どこぞへと消えてしまったようだ。
あの間に得た感覚と経験は、貴方の血肉となっているが……。

まあ、横着は為にならない。日々積み重ねがあってこそ、それが大事なのだ。
そして貴方はそれが大っ嫌いだと言う、身も蓋も無い話である。

そんな事を考えながら、貴方は絵の練習をして時間を潰した。

ちょっとだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

先生3「お化け屋敷の許可取れましたー!」

ホームルームの最中、先生は嬉しそうに声をあげた。
どうやら、クラスでの出し物でお化け屋敷をしても良いと言う許可を貰えたらしい。

先生3「今日から準備を始めても良いんだけど、具体的な案も無いからあ」

具体的な案も無く許可が貰えたのか。生徒の自主性と責任能力に任せる、と言う事なのだろうか。
それとも放任主義なだけ……いや、この学院は最初からそんな片鱗が見え隠れしていたではないか。今更である。

先生3「明日のホームルームで、みんなの持ち場とか役割を決めよーう。それから、準備ね?」

そして、ホームルームが終了し、放課後。

生徒たちはお化け屋敷の話をしながら、寮に帰ったり、部活に向かったりする。

貴方も帰る準備をしながら、これからどうしようかを考える。

今の貴方にこれと言って予定は無い。
強いて言うなら虚弱に、学院祭の出し物がお化け屋敷に決定した事を伝える仕事があるが……。

貴方は

1、寮に帰る
2、屋上に行く
3、自由行動

↓2

1、寮に帰る


貴方は寮に帰る事にした。

こうして一人で帰るのも……久しぶりだ。
思えば貴方は、虚弱と一緒にいてばかりようだった気がする。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに腰掛けた。

一応部屋に戻ってきたが、これからどうしよう。

貴方は

1、部屋で過ごす
2、他の人の部屋に行く
3、寮の外に出る
4、学生寮受付に行く
5、寝る
6、自由行動

↓2

2、他の人の部屋に行く「虚弱」


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
行っても無駄な気がするが……そんな事はどうでも良いのだ。
貴方にはやりたい事があるし、一応仕事もある。

それを遂行するのだから、無駄かどうかはその後で決める。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

……暫く待ってみるが、やはり反応はない。
しかし、部屋に虚弱がいるのは間違いないのだ。貴方の直感だって、そう言っている。
虚弱は間違いなく、ここにいる。

妙に、絶対的な自信が溢れてくる。侮るなかれ、貴方は虚弱とずっと一緒にいたのだ。
その気配を察知するくらいなら、不可能ではない……なんて、ストーカーじゃあるまいし。

とにかく、貴方は

1、学院祭の事を伝える
2、仲直りしたい事を伝える
3、もうちょっと居座ってみる
4、自由行動

↓2

2、仲直りしたい事を伝える


貴方は、仲直りをしたい旨を伝えようとした。
しかし、この扉越しでは、貴方の声が聞こえるだろうか……。

だったら、聞こえるだろうくらいの声で言えば良いじゃない。貴方の頭に電撃が落ちた!

貴方「虚弱さん! 聞いてください!」

寮の廊下中に響き渡るほどの声で、貴方は叫んだ。

貴方「私は、あなたと仲直りがしたい! ちゃんと、話をしたい!」

貴方「ちゃんと顔を合わせて、あなたの返事が聞きたい!」

貴方「だから、この扉を開けてください! どうか……」

これでは、足りないかもしれない。

何か、一言、貴方は


↓2

10分待ちましたがレスが無かったので、そのまま進行します。

貴方は、何も言えなかった。

恐らく、今の大きさであれば虚弱に届いただろう。
これで虚弱が、何かを思ってくれたならばいいのだが……。

これ以上ここにいても仕方が無い。貴方は部屋に戻る事にした。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は、ベッドに倒れ込む。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 5・水:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・木:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 8・土:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 9・日:終了)

↓2

1番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

特殊コマンド「セーブ」は、進行の都合上安価を取った場合に限りとさせてください。
選択肢+セーブと記入するのはありです。そこ分けても良い事無いので。

次の再開は6月19日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

ヒロインに常識が通用しないのではなく、システムさんに常識が無い……。
いえ、敢えてここから先は言いますまい。システムさんのなけなしの名誉の為に。
こんばんは、システムさんです。

直後のレスで天気判定

時間制限なんてあって無いようなもんですよ。変わりありません。
同じく、その場で答えられないならば返答もあって無いようなもんだとシステムさんは思っています。
まあ、いつだったかのように今日は時間制限無しでやっても良いんですけどね。

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/10・月:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・木:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 8・土:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 9・日:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓2、↓1、↓3の順で優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

1番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

1番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/11(火)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、部屋を出る前に考える。

虚弱の部屋に行っても、良いのだろうか。
貴方が行く事によって、虚弱がまた休んでしまったら……。

貴方は

1、虚弱の部屋に行く
2、行かない
3、自由行動

↓2

1、虚弱の部屋に行く


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。

不確定な事に怯えるのは、貴方の悪い癖だ。
その割には、最終的には怯まず突き進む。
勇ましいのか、愚かしいのか、自分にすら判断できない。

全ては結果が語るだろう、これからのように。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

……しかし、反応は無い。

毎朝虚弱の部屋に訪れるのは、恐らく貴方だけだろう。
決め付けて、出てこないのだろうか……警戒されてしまっているのだ。

これでは、話をする事さえできないではないか。
昨日の貴方の言葉は……虚弱に届かなかったのだろうか。

貴方は

1、もう一度ノックする
2、大人しく食堂に行く
3、自由行動

↓2

2、大人しく食堂に行く


貴方は大人しく、食堂に行く事にした。

このままここにいても、虚弱の心は開けないだろう。
何しろ、貴方の声は虚弱に届かないのだから。

それに、貴方がここにいる限り、虚弱は朝食を食べられない。
毎朝朝食を食べて体の調子を整えている虚弱の事を考えると、それはあまりにも可哀想だ。

貴方は溜め息を吐いて、その場を後にした。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

食堂では、様々な顔をした多くの生徒が朝食を食べていた。
どこもかしこも、学院祭の話ばかりをしている。
やはり学校行事の中で生徒が自主的に行える数少ない行事だからか、テンションも上がるらしい。

そんな中を歩き、朝食を受け取った貴方は


直後のレスのコンマで判定
267…愛 159…男装 4…??? 380…無事席を発見した

コンマ「8」


貴方は無事、席を発見した。少し来るのが遅れただけで、席を見つけるのも苦労するとは……。
まあ、生徒分の席が空くようにはできているはずだ。座れないと言う事は無いだろう。
それでも長々と歩き回るのは嫌なので、やはり早い所空いている椅子を見つけるのは大切である。

そんな事を考えながら、貴方は一人で朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って、どうしようか考える。

虚弱の事、どうしようか。昨日及び先ほどの対応を考えると、どうにも気が進まない。
また推測であるが、虚弱は今、貴方とは会いたくないようだし……。

それでも貴方は

1、虚弱の部屋に行こう
2、校舎に行く
3、自由行動

↓2

2、校舎に行く


貴方は、校舎に行く事にした。

虚弱には、一人で考える時間が必要なのかもしれない。
貴方が傍にいない、再び一人だけの時間の中で……。

虚弱の名を叫び続ける自分の心を捻り潰し、貴方は校舎に向かった。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

貴方が教室に着いた時、教室にはあまり生徒がいなかった。
登校していない生徒が多いのだろう。このクラスでは普通の事だと言うのに……。

貴方は普通に生きているように見えて……虚弱と一緒にいる事で、揃って普通で無くなっていたのかもしれない。
だとしたら、貴方が今までやってきた事は何だったのだろう。
貴方にとって……日常とは、平和とは、普通とは……。

……このまま、教室の入口にいても迷惑になるだけだ。
貴方は自分の席に向かい、鞄を置いて、椅子に座って考える。

時計を見ると、まだまだホームルームまでの時間はありそうだ。
少しくらいならば、出歩けるだろう。

貴方は

1、教室で過ごす
2、自由行動

↓2

2、自由行動「絵の練習」


貴方は、絵の練習をして過ごす事にした。

鞄からいつものノート二号を取り出し、貴方は絵の練習を始める。

……隙あらばこうして絵の練習ばかりして、今だって……こんな事をしている場合ではないだろうに。
まるで、絵を描く事で精神の安定を図っているようではないか。

なんて。気が落ち込んでいる時は、何事も悪く考えてしまうものだ。
貴方はどちらかと言えば楽天家であるが、生粋のではない。時には暗く考える事もある。
絵を描く事で、貴方の気分が落ち着くのであれば……それで良いではないか。

そんな事を考えながら、ホームルームが始まるまで、貴方は絵の練習をして過ごした。

ちょっとだけ、絵を描くのが上手くなった……気がする?

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

ホームルーム。今日はこの時間を使って、学院祭でやるお化け屋敷での生徒たちの役割を決める時間だ。

先生3「えーっとぉ……お化け屋敷って、どうしたらいいのかしら?」

しかし、開幕でこれである。

*1「先ずは仕掛けを作ります!」

先生3「はい、はい……」

*2「どんな迷路にするかも決めます!」

先生3「そうねえ、お化け屋敷って言ったら迷路よねー」

黒研1「出てくるお化けを決めます!」

先生3「そうね! そこは大事よう。東洋か西洋かで、恐怖の度合いは変わるんだから」

*3「お化けの衣装を作ります!」

先生3「うんうん、それが一番大切だわ」

*4「小道具も作るのだあ!」

先生3「うん、こんにゃくとか! 他にはあるかしら?」

*5「ローテーションも決めた方が良いと思います!」

先生3「そうねー。部活で出られない子もいるだろうし、三日間もあるから、重要ね」

先生3「と言う事で決めるべき重要な事がらは、こんな感じね!」

今まで生徒たちから挙げられた必要な事が書き連ねられた黒板を叩き、先生は注目させる。

仕掛け製作・小道具製作・裏方(こんにゃく)。お化け役。衣装製作。
そして希望する、お化け屋敷で働く時間。

ツッコミどころは多々あるが、問題は無いだろう。
特に大事なのは、働く時間である。それによって、学院祭をどれだけ回れるかが決まるのだから。
基本的には、【土曜日】【日曜日】【月曜日】のいずれかから、【午前中】【お昼時】【午後】のいつに働くかを決めるのだ。

ただし、衣装製作を請け負う生徒は、当日は自由に行動しても構わないらしい。
その代わり、『ある程度の技術とセンスが求められる』為、ちゃんと考えて請け負うべきだろう。

余裕があるのであれば、複数の仕事を請け負っても良いようだ。
頑張れば頑張るほど装置やら仕掛けやらが豪華になるだろう。

貴方は、どの役割に回りたい?

1、仕掛け製作
2、小道具・裏方
3、お化け役
4、衣装製作
5、やらないでおこう……

↓2

2、小道具・裏方


貴方は小道具製作、及び裏方に回ろうと考えた。

問題があるとすれば、貴方は手先が恐ろしく不器用だ。
せいぜい、貴方なりのペイントによって教室をおどろおどろしくするくらいしかできない。
……まあ、それは仕掛け製作の役目だとは思うが。小道具の範疇と言う事にしておこう。

貴方の専らの仕事と言えば、裏方に回って小道具によって客を驚かす事になるか。
美味しい所を貰っているだけかもしれないが……まあ、それはそれ。

貴方は小道具製作をするとして、裏方の、いつを希望する?

複数選択しても良いようだが、学院祭を回る事を忘れてはいけない。
それを考えて、貴方はいつに働こう……?


【土曜日】【日曜日】【月曜日】のいずれかから一つ、
【午前中】【お昼時】【午後】のいずれから一つの組み合わせを、一つ以上記入してください。

↓3

【月曜日】:【午前中】


月曜日午前中など、良いのではないだろうか。

……月曜日って、今更だけど、良いのだろうか。
だってほら、平日だし……学院の外からの客を集めるにしても、平日だし。
と言うか三日間は、いくらなんでも多くないだろうか。大丈夫なのだろうか。

……まあ、大丈夫なのだろう。一介の生徒がそこを気にしても仕方が無い。

貴方は小道具製作と裏方の仕事を、そして裏方は月曜日の午前中にやる事を希望した。

これで、貴方の学院祭での仕事は決まった。

【!】学院祭の時、貴方は【月曜日】の【午前中】に教室にいなければなりません。
【!】小道具製作の為、放課後の居残りが確定しました。

そんな調子で、学院祭での役割分担はあっさり決まって行き……。

先生3「はいっ、みんなが素直なおかげで、すんなり決まってくれましたー」

虚弱を除くクラスメイト全員の役割が、これで確定した。

先生3「じゃあみんな、学院祭に向けて頑張ろぉー!」

*「おー!」

……あまり気分が浮かないのは、誰もいない隣の席の所為、だろうか。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。生徒たちは学院祭の話ばかりをしている。
本当ならばどんな趣旨のお化け屋敷にするべきかを話したいのだろうが、腹が減ってはなんとやら。
と言う事で、いつもと変わらずみんなは食堂に向かう。

貴方としても、その方が嬉しい。放課後頑張るから、今は勘弁してくれ。

……さて、今の貴方に、これと言って予定は無い。貴方は自由に過ごす事ができる。

貴方は

1、食堂に行く
2、世界「愛」クラブに行く
3、自由行動
4、

↓2

4、


……今ならば、時間に余裕がある。恐らく大丈夫なはずだ。

貴方は席を立ち、教室を飛び出した。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

やや大股を開けての急ぎ足で向かった場所は、虚弱の部屋の前。

虚弱は、今日も学校に来ていない。先ほど保健室に行った為、その事実は確認している。

やはり、居ても立ってもいられないのだ。
どうしたら良いのか、どうすれば良いのか、それすらも分からない。
ただ無闇に、我武者羅に、動けばどうにかなると信じて、そう思い込んで、貴方はここに来てしまった。

愚の骨頂だ。好きに言えば良い! だったら、貴方は何をしたらいいのだ!
分からないから、こうしているのだ。文句は、あるのか!

ただの一度でも良い。一度あればそれでいい。
なにか虚弱と話す手段は無いだろうか……。

貴方は

1、ノックする
2、待つ
3、呼ぶ
4、自由行動

↓2

2、待つ


……貴方は閃く。

虚弱だって腹は空く。腹が空いたら外に出て飯を食う。
逆に言えば、外に出なければご飯は食べられないのだ。

そこを狙う。名付けて……「鳴くまで待とうホトトギス作戦」!
平たく言うと兵糧攻めと同じなのだが、そこまで大層な話ではないのだ。

問題が一つあって、虚弱の昼食はいつもお弁当だ。
そのお弁当は寮が用意していて、生徒たちはそれを受け取る。
たとえば貴方が校舎に行った後、虚弱はひっそりと部屋を出て、お弁当を受け取ったとして。
部屋の中でもそもそとお弁当を食べられていたらもうお手上げである。

だから、それは、考えない事にした。だってどうしようもないし。

貴方は後ろに下がり、その場で待ってみる事にした。



暫く待ってみるが、虚弱は部屋から出てこない。

もしかしたら、元々部屋の中にはいないのか……?
貴方がここに来る少し前に、寮の食堂に行っているとか……。
いや、それならば既に帰ってきてもおかしくは無い。だからそれはない、はずだ。
虚弱が遠くから貴方を発見して引き返したとしても、貴方の直感がそれを逃すとは思えない。

やはり部屋の中でお弁当を食べていたのか……そうでない事に賭けたのだが、失敗か……?

もはや何を信じていいのか分からなくなってきた貴方。
……そろそろ、お昼休みも終わってしまう。

貴方は

1、自由行動
2、校舎に帰ろう……
3、最後に話しかける

↓2

3、最後に話しかける


最後に、話しかける事にした。

……なにを言えば良い?

1、自由行動
2、やめておこう

↓2

2

まあ、やっぱり時間制限ないとこうなるのが落ちですわ。特にこう言う場合は。
大体参加しない人の意見なんか尊重する意味ってあるんですかね?

10分以上経過したのでシステムさん判断で>>858で進行します。

2、やめておこう


いや、止めておこう。

こんな時にまで言葉に詰まる貴方が何を言ったって……。

貴方はノックしようとして上げかけた手を引っ込めて、その場を後にした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

休み時間。次の授業の準備をしながら、貴方は何をして時間を潰そうか考える。

……まあ、なんとなく、やる気が沸かない。
なんかもう、どうでも良くなった気分だ。

先ほど、虚弱に会おうとして飛び出したのは、失敗だったかもしれない……。

とりあえず、貴方は

1、自由行動
2、教室で過ごす

↓2

1、自由行動「愛の教室に遊びに行く」


愛の教室に遊びに行こう。多少の気分転換にはなるはずだ。

そう思って、貴方は立ちあがった。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-A|
□————————□

とりあえず愛の教室に着いた貴方だが……教室を見渡してみても、愛の姿は無い。

どうやら愛は、今は席を外しているようだ……間が悪かったらしい。
教室にいないとなると、どこに行ったか貴方には分からない。
世界「愛」クラブにいるとも限らないのだ、さっぱりである。

当ても無く彷徨うくらいならば、諦めて教室で過ごした方がマシだ。

……とは言え、話し相手が欲しかっただけに、少し残念である。

貴方は諦めて教室に戻り、そこで時間を潰した。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

放課後。生徒たちは学院祭に向けて、早速準備に取り掛かっている。
それは貴方のクラスも同じだ。

今日は先ず、どんな感じのお化け屋敷にするかを、クラスメイト全員で決定するらしい。

*1「えっと……お化け屋敷って、どうしたらいいのでしょう……?」

さて、いきなり問題にぶち当たった。先ず、お化け屋敷とはなんぞや?

*2「ううん……とりあえず、方針から決定しよか?」

*3「そうですね。やっぱりお化け屋敷と言えばこれでしょう。うらめしやー……」

*4「古風ではありません? 最近は洋風な装いの物もあるらしいですし……」

*2「洋風?」

*1「たとえば、病院をモチーフにして……とか?」

*3「あと、謎の洋館というのはどうでしょう?」

黒研1「はいはい! 黒魔術、黒魔術!」

黒研2「黒魔術はホラーの管轄外だと思うよ……?」

*1「ここは捻らずに、スタンダードな形でやった方が無難では……?」

*2「小道具を作るのも大変そうだしねえ」

*3「しかし、改めて考えると、それではあまりに芸が無いと言いますか……」

*4「でも、準備が大変なのも事実ですし……」

黒研1「黒魔術関係なら準備あるよ! 用意あるよ!」

黒研2「ウチの出し物はどうするの……!」

*1「黒魔術、ですか……」

*2「客、来なくなるんじゃない……?」

……お化け屋敷と言う初の試みに、捻り出るアイデアは少ない様子。

たとえば貴方から、何かアイデアは出るだろうか?

1、自由行動
2、無い

↓2

1、自由行動「使われなくなった学校の○○部の教室という設定にすれば、雰囲気は作りやすいかも」


貴方「使われなくなった学校の、元部室の教室と言う設定にするのはどうでしょう……?」

貴方「それなりに雰囲気は作れそうな気もしますが……」

*1「廃校の元部室だった一室……と言う事ですか?」

黒研1「それならやっぱり我が黒魔術……あ、ごめんなさい何でもないです」

*3「たしかに、それならばなんとか出来そうですね。教室の備品を、そのまま使えそうですし」

*2「でも、手抜きな感じが出ちゃわないかな? 仕掛けとかも、作り辛いそうだし」

*4「そこは腕の見せ所でしょう。でも、仕掛けに困ってしまうのは、確かですね……」

貴方も一応アイデアを出してみたが……やはり、抽象的すぎたか。
もう少し具体的に言えば良かったのかもしれないが、それができたなら苦労はしない。
だって貴方、頑張る事に頭を回す事なんて滅多に無かったんだもん。

その後相談は続き、結局案は三つに絞られた。

一つは、黒魔術によって呪われた洋館。吸血鬼となった館の主人が住むとか……。
一つは、真夜中の日本人形展が舞台。夜な夜な動き出すそれらは……。
一つは、貴方が出した案である、ある廃校の元部室だった教室。設定は後で固めるそうだ。

その中ならば、貴方は何に票を入れるだろう?

1、呪われた洋館
2、日本人形展
3、廃校の元部室の教室

↓2


動かない人形とかを作るのが仕事になるのかな?

2、日本人形展


貴方は日本人形展に、一票投じた。

*1「……決まり、ですね」

多数決の結果、日本人形展の設定を採用する事が決定された。
ちなみに貴方が出した案は、大きな声では言えないが、不評だった。
まあ、設定も雑だったし……何より構成が難しそうだったから、仕方が無い。
そう納得して、涙を飲もう。うん。

*2「日本人形かー。一度、作ってみたかったんだよね」

*3「私もです! 一応、手先には自信があるので、作ろうと思えば作れますよ!」

*4「ほっ……お化け役に立候補して良かったです……」

貴方「私も……あ、でも、背景などは、ある程度できるかと思います」

*1「では、詳しい話はまた明日、と言う事にしましょう。お疲れさまでした」

そうして、学院祭に向けての今日の相談は終了した。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

部屋に戻った貴方は鞄を置き、ベッドに倒れ込んだ。

そのまま目を閉じ、今日一日を振り返った。

一日を終了します。

これまでの行動を記録します。

データをセーブする位置を決定してください。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/10・月:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 6・木:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 8・土:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 9・日:終了)

↓2

2番に貴方のデータをセーブしています。

セーブが完了しました。

これまでの行動をシステムにセーブしています。

セーブが完了しました。

お疲れさまでした。

本当は>>870の時、コンマで判定にしようと思っていました。
でも多数決にするのにコンマ判定っておかしいですよね? だからやめました。

>>869
日本人形が本当に人形か、それとも生徒が変装するかは、安価次第ですね。

次の再開は6月20日の21:00を予定しています。

それではみなさま、お休みなさいませ。

喧嘩するのは愛情の裏返し。本音をぶつけるのは信用の裏返し。
まあ、虚弱がそうとは限らないんですがね。面倒ならやり直せますし。
そう考えると、安価スレでやり直しでクソ以外の何物でも無いですね。
こんばんは、システムさんです。

それでは直後のレスで天気判定

予定した時間になりました。

ゲームを再開します。

1.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/10・月:終了)
2.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/11・火:終了)
3.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 7・金:終了)
4.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 8・土:終了)
5.貴方     温和・怠惰 [Birth: 8/13] (10/ 9・日:終了)

データがセーブされています。

最後にセーブしたデータの続きから始めますか?

また、思い出の部屋に行く事ができます。

思い出の部屋に行きますか?

↓1〜3まで多数決 始めるor始めないor思い出の部屋 その他を除き同数の場合↓2、↓1、↓3の順で優先

多数決なので決定しました。

前回の続きから再開します。

2番のデータを読み込んでいます。

読み込みが完了しました。

2番のデータを再開します。

□—————□
|貴方の部屋| 10/12(水)
□—————□

貴方は目覚まし時計の喧しいベルで目を覚ます。
貴方は目覚まし時計を止め、ベッドから抜け出す。

そして窓に近寄り、天気を確認する。

うん、いい天気だ。

貴方は歯を磨き、制服に着替えて、ベッドを整える。

いつもの行動を終えた貴方は、部屋を出る前に考える。

虚弱の部屋に行っても、良いのだろうか。
今や貴方が何をして、貴方の思惑とは正反対の所に行きつきそうな気がしてならない。
虚弱と会えない今、何をしたら良いかなんて判断ができるはずもないのだ。

とりあえず、貴方は

1、虚弱の部屋に行く
2、行かない
3、自由行動

↓2

1、虚弱の部屋に行く


貴方は虚弱の部屋に行く事にした。
何をしたら良いのか判断できないのならば、とりあえず動いてみるしかない。
少なくとも、何もせずに成果など訪れないのだから。

……なんて、よりにもよって貴方が言える事だろうか。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

……しかし、反応は無い。

やっぱり、これである。想定の範囲内ではあったが、それでも結構傷付くものだ。
あの虚弱が、貴方をここまで無視してくれるのだから……。

暫く待ってみても、虚弱が部屋から出てくる様子は無い。
これは、恐らく昨日を同じだろう。

貴方は

1、食堂に行こう
2、もう少し待つ
3、自由行動

↓2

2、もう少し待つ


貴方は、もう少しだけ待ってみる事にした。



もう少し。その時は、意外と早く訪れた。

虚弱の部屋の扉を睨みつけるように、反対の壁に体を預けて待機していた貴方。
貴方が扉をノックしてから数分して、その扉は遅れて開いた。

そして、凡そ二日ぶりに、貴方に顔を見せる虚弱。

貴方は迷わず、そして思わず、壁から離れて開いた扉へと向かう。

虚弱はそっと顔を出して、外の様子を窺うつもりだったようだ。
貴方を発見した虚弱は……驚きはしても、その扉を閉めようとはしなかった。

貴方「……虚弱さん」

扉の影に隠れた虚弱を呼び、貴方はドアに手を掛ける。

虚弱「待って……あけ、ないで」

しかし、聞こえてきたか細い願いに、貴方の手はぴくりと震えて、行動をキャンセルする。
優しい……いや、虚弱に甘い部分が、貴方にそうするように命令を下したのだ。

……今なら、話ができるだろう。

貴方は

1、自由行動
2、学院祭の事を伝える
3、「ご飯、食べましょう」
4、扉を開ける

↓2

1、自由行動「「着替え中かい?」」


貴方「き、着替え中ですか」

何かを言うべきなのだろうか、そう思った貴方が堪らず口にしたのが、それ。

何を言っているのだろう、貴方は。
部屋から出てきたのだから、着替えなんか終えているに決まっている。
焦っているにしたって、言うべき事くらい考えてから言え! アホか!

虚弱「……着替え中なら、出ないし……」

貴方「そう、ですよね……」

虚弱に、アホだと思われてしまったかもしれない……。

再び、黙りこくる貴方と虚弱。

……今度こそ、やりたい事をしなければ。

貴方は

1、自由行動
2、……手を離す

↓2

1、自由行動「御飯、食べに行きませんか?」


貴方「……ご飯、食べに行きませんか?」

今は、朝食の時間だ。虚弱は朝食を食べる為に、部屋から出てきたのだろう。
形的には貴方が邪魔したような物なので、食堂に行かせたい。

それに……貴方はいつも、こうして虚弱と一緒に食堂に行っていたのだから。
たとえ今でも、それを崩したくない。……と、思ったのは言った後である。

虚弱は何も言わない。ただ、扉が押された。
虚弱が扉を開こうと気付いた貴方は、手を離して少し離れる。

開かれた扉の影から出てきた虚弱は……改めて見ると、少し疲れているように見えた。
虚弱は、怯えるかの様子で貴方を見て、それから頷いた。

虚弱「……分かった」

貴方「……では、行きましょう」

貴方は虚弱と、少し間を開けながらではあるが、一緒に食堂に向かった。

□——————————'□
|二年生学生寮内 ・ 食堂|
□,——————————□

貴方は虚弱と、何か話したい事があっただろうか?

そもそも、虚弱と話す事ができるのだろうか。だって虚弱は、まったく口を開かないのだ。
もしかしたら貴方の言葉を待っているのかもしれないが……。

こんな時に限って、貴方の直感がまるで働かない。
自分で頑張れ、と言う事なのかもしれない。

貴方は

1、自由行動
2、やめておく

↓2

1、自由行動「学院祭の事を伝える」


周囲で学院祭の話がされているのを聞いた貴方は、虚弱にもその話を振る事にした。

貴方「そう言えば、学院祭の事ですが」

虚弱「……うん」

貴方「私たちのクラスは、お化け屋敷をする事に決まりました」

貴方「ここでは人が多いので、ネタばらしできないのですが」

虚弱「……そう」

貴方「私は小道具を作ったり、裏方に回ったりする仕事になりました」

虚弱「……うん」

貴方「……虚弱さんは、何がやりたかったですか?」

虚弱「……べつに、私、関係ないから……」

……これは、話題としては悪手だったかもしれない。

気まずい雰囲気のまま、貴方は虚弱と一緒に朝食を食べた。

□—————□
|貴方の部屋|
□—————□

虚弱と別れ、一度部屋に戻った貴方は、鞄を持って、どうしようか考える。

ようやく虚弱と会う事ができたが、関係としては悪いままだ。
それどころか、悪化していると言っても問題無いだろう。へこむ。

虚弱は今日も、サボってしまうのだろうか。

貴方は

1、虚弱の部屋に行こう
2、校舎に行く
3、自由行動

↓2

1、虚弱の部屋に行こう


このまま怠ってしまえば、また虚弱を手放してしまう気がする。

貴方は懲りずに、虚弱の部屋に行く事にした。

□—————————'□
|二年生学生寮内・5階|
□,—————————□

再び虚弱の部屋の前に着いた貴方は、部屋の扉を軽くノックして反応を待つ。

……暫くして、部屋の扉が開き、虚弱が姿を現した。
その手に鞄は無い。やはり今日も、登校する気は無かったようだ。

虚弱「……なに?」

虚弱は扉の影から、不機嫌そうな声で貴方に尋ねる。

貴方は

1、「登校しないのか?」
2、「行こうよ」
3、「……部屋に入れて」
4、自由行動

↓2

1、「登校しないのか?」


貴方「登校しない、のですか?」

虚弱の姿と様子を見て、貴方は尋ねる。

虚弱「……それ、——さんに、関係あるの?」

また、それか。

虚弱はどうしても、一人ぼっちになりたいのか。
もはや貴方との関係など、無かった物として……。

貴方は

1、「……そうですね」
2、押し入る
3、自由行動

↓2

1、「……そうですね」


貴方「……そう、ですね」

……ならば、もう貴方に為す術は無い。
虚弱には、時間が必要なのだろう。考える時間が。
誰との関係も無くした、たった一人での空間で、考える事が必要なのだ。

少なくとも、虚弱は一人ぼっちになる事で何かが解決すると思い込んでいる。
もう、貴方に為す術は無い。

虚弱「……うん、じゃあ」

貴方が諦めた事を悟った虚弱は、そのまま扉を閉めて、消えてしまった。

貴方「……クソ」

忌々しげに、貴方は悪態を吐く。その言葉が、虚弱に届かないように、小さく、低く。

自分の不甲斐なさ、虚弱の被害者意識、どうにもできない状況。
腹が立つほど、忌々しい。

……このままでは、遅刻してしまうか。

諦めて、貴方はその場を後にする。


虚弱「嫌だあ!」


扉越しに聞こえた、くぐもった虚弱の声。
振り向くと同時に、扉が開く音がした。

虚弱の部屋の扉が開いて、虚弱が、飛び出してきた。

虚弱は、目に涙を浮かべていた。堪えるように、下唇を噛んでいた。

貴方「虚弱さん……?」

虚弱「嫌だよう……」

鼻水を啜り、虚弱は貴方へと駆け寄る。
そのまま、タックルをかますように、虚弱は貴方に抱きついてきた。
仰け反りつつも、貴方は虚弱の体を受け止める。

虚弱「行かないでよぉ、私を一人にしないでよう!」

虚弱「嘘だからあ……関係無いなんて、嘘、だから。謝るから……!」

虚弱「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……!」

貴方「虚弱、さん」

震える体から伝わってくるような、虚弱が味わった恐怖。
失うと言う事、孤独と言う事、誰かを嫌うと言う事、嫌われると言う事。

貴方は、ようやく気付いた。

虚弱は、普通の少女とは比べ物にならない過酷な一生を歩んできた。
その結果、虚弱は多少なりとも、達観した価値観を獲得した事だろう。

だけど、虚弱の精神は、未熟な少女のままだ。

虚弱「うわあああん……うわあああん」

時には不安定になる。時には、誰かを傷付けてしまう。
まして孤独になど、耐えられるようにできていない。
誰かと一緒にいる味を憶えてしまえば。誰かが一緒にいてくれる時間を憶えてしまえば。

関係無い、なんて、耐えられない。

虚弱「いやだあ……」

貴方は

1、自由行動
2、怒る
3、背中を摩る

↓2

3、背中を摩る


そっと、貴方は虚弱の背中を撫でる。

ぴくりと虚弱の体は震えて……そして、貴方を受け入れた。
貴方を更に強く抱きしめる。虚弱の何処にそんな力があったのかと思うくらいに、強く。
啜り泣く虚弱の声が貴方の耳をくすぐる。改めて感じる信頼の証のようだった。

……今日は、貴方もサボりだろう。

□—————□
|虚弱の部屋|
□—————□

虚弱はベッドに腰掛けて、すんすんと鼻を啜っている。
泣き止んだものの、昂った感情はそうそう静まる物ではない。

それに向かいあうように、貴方は椅子に座っていた。

虚弱「……学校……」

ぽつりと、虚弱は呟いた。

時間を見ると……既に、一時限目は始まってしまっている。
この程度ならば、貴方にも慣れっこである。ただこれ以上となるとどうだか……。

しかし、虚弱に話を聞くくらいならばできそうだ。

貴方は

1、虚弱の気持ちを聞きたい
2、貴方の気持ちを言いたい
3、虚弱の言葉を待とう
4、自由行動

↓2

3、虚弱の言葉を待とう


貴方は、虚弱の言葉を待つ事にした。

気持ちは落ち着いてきただろうが、それでも整理と言うものができていないだろう。
貴方が何かを言ったり、尋ねたりするより、虚弱の言葉を待つべきだと、貴方は判断した。

虚弱「すん、すん……」

虚弱が鼻を啜る音だけが、部屋に響く。

女性の泣き声と言うのは、どうにも気分を慌てさせる効果がある気がする。
何と言うか、虚弱の気分が落ち着く代わりに、貴方が落ち着かない。
まあ、我慢するしかあるまい……。

虚弱「……——さんは」

貴方「はい」

不意に、虚弱は口を開いた。条件反射的に貴方は返事をしてしまったが……。

虚弱「どうして……そんなに、優しいの……?」

俯いたまま、虚弱は貴方に尋ねる。待ちに待って、その質問か……。

貴方はどうして優しい?
その質問は、平たく言えば己は何者かと言う質問に近い。
少なくとも、非常に答え辛いと言う所は極めて一致している。

とりあえず、貴方は

1、自由行動
2、「しらん」
3、考えあぐねる

↓2

1、自由行動「幾つか理由がありますが好きだからですかね」


貴方「いくつか理由がありますが……」

好きだから。

……そんな事が、あっさり言えたなら、どれだけ楽だろう。

ただ、今、そんな事を言える状況だろうか。
そんな事を言って良い空気だろうか。

敢えて言おう、断じて違うと。

こんな流れ作業のような状況で、そんな事は言いたくない。
こんな、言わされて言うような告白は、仕方が無い。
加えて言うなら、誤魔化すのが難しそうだから、やだ。

確認するが、貴方は男で、虚弱は女の子。
その間に、好きと言う単語が意味する感情は二つに満たない。
大別すると、俗に「Like」と「Love」の二つになる。男女間では、後者しか存在し得ない。

正直に言おう。言うのが恐い。
この、甘く安らかな、泥濘のような関係が、貴方は好きだ。
それが貴方の一言で、どのように崩れるか、想像できないほど貴方は世間知らずでは無い。

虚弱「……が?」

……それでも、貴方は

1、言う
2、言わない
3、自由行動

↓2

1

10分経過したのでシステムさん判断で>>925で進行します。

1、言う


貴方「……好きだから、ですかね」

貴方は、言ってしまった。
腹も括りきらないまま、覚悟も決まらないまま。
ただ、言いたいなんて気持ちだけで、口走ってしまった。
それがどう言う事か、分かってもいない癖に。

虚弱「…………ん?」

そして、貴方にとっては嬉しい、怪しい間。
虚弱はいまいち理解できなかったのか、首を傾げる。

虚弱「……え?」

虚弱「す、好きって……どう言う、意味……?」

まだ、誤魔化せる。

誤魔化して、良いのか?

誤魔化さなくて、良いのか?

貴方は本当に……虚弱を愛すると言う意味を、本当に理解しているのか?
貴方は本当に……ここで好きだと言わなくて、本当に良いのか?

貴方は

1、もちろん「Like」
2、当然「Love」
3、自由行動

↓2

2、当然「Love」


貴方「当然、愛している、と言う意味」

貴方「この場で、Likeの意味だと茶化せるほどの度胸は、僕にはないよ」

貴方はフッと笑いながら、あっさりと答えてみせた。
意外と口が回る物だが、悲観的になっているが故のやけくそであるのは、言わずとも分かるだろう。

虚弱「……ご、めん。ちょっと、考えさせて……」

貴方「うん。あ、でも、すぐに返事が欲しいわけじゃない」

貴方「僕は飽くまで、虚弱さんに言われたから、答えただけ。そこに強制力はないんだ」

貴方「欲を言えば……僕が、虚弱さんに対してどんな感情を持っているか、それを知っていて欲しい」

貴方「あと、情けない話だけど、返事を聞くのが、ちょっと怖いんだ……」

そう言って、貴方は軽く笑っておどけて見せる。
しかし虚弱は、頭を抱えて俯いてしまっている。どうにもそれどころではないらしい。
それもそうだ。貴方と仲直りをしたと思えば、貴方から愛の告白をされてしまったのだから。

男女間で相手を信じる、と言うのは、恋愛感情を挟まない事が前提の事象だ。
一度相手の事を愛してしまえば……その関係は脆く崩れ去る。
ギクシャクとした状態は互いの神経に悪く、居た堪れなくなった相手によって、関係が終了する。

一つだけ、それから逃れられる道がある。
相手も同じく、愛してくれている事だ。

だが、考えてみたらいい。

貴方の何が、愛される? 貴方の何に、魅力がある?
貴方の正体を知る人間が、どうして貴方と愛し合える?

要するにこれは、貴方のエゴでしかない。
虚弱に想いを伝えて、それで満足したいだけでしかない。

虚弱「……そ、っかー……」

虚弱なりの結論が出て、それに納得できたらしい。
虚弱は何度も頷きながら、呆けたような声を出す。

虚弱「……ねえ、——さん」

貴方「はい、なんですか?」

虚弱「…………口調がちょろちょろ変わるのは……なに?」

貴方「男として相手したい時は、さっきの口調です。ただ、今はこの方が虚弱さんも受け答えがしやすいだろうと思って」

虚弱「あー……なるほど」

貴方「それで……どうしました?」

虚弱「ああ、うん……。まだ、気持ちの整理が付かないんだ、だから……」

虚弱「返事は、待ってくれるかな……?」

貴方「構いませんよ。返事がもらえるだけ、むしろありがたい物です」

虚弱「……じゃあ、そろそろ、学校行って?」

貴方「虚弱さんは?」

虚弱「今日は……休む。ちょっと、考える」

貴方「大丈夫なんですか?」

虚弱「それを考える……」

貴方「分かりました」

ここから先は、虚弱が一人で考える事だろう。
もっとも、貴方が変な告白さえしなければ、虚弱が一人で考える時間を欲する事も無かっただろう。
つまり貴方は余計な事をしちゃったのだが、実際の所はどうだか。
今の貴方は、自分の都合の良い方向に考えたいのだ。

そう思い、貴方は鞄を持って立ち上がり、部屋の扉へと向かう。

貴方「では、私はこれで……虚弱さん」

虚弱「うん……なに?」

貴方「もう一度言うけれど、僕は本当にあなたが好きだ」

そう言って、振り返りもせず、部屋を後にした。
こうして、吐き捨てるくらいは、し返してもいいだろう。

すみません。ちょっとゲームマスターの貧弱が不調を訴え始めたので、中断させてください。
再開は明日の21:00に、次のレスからやりたいと思います。
まさかのシステムさんのメンテナンスデー返上です。本当にごめんなさい……。

時間には少し早いですが、上手く運べば続行も夢ではないので、せっかくなので再開します。
一応、21:00になるまでは時間制限無しのゆっくり進行です。



□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
□————————□

お昼休み。生徒たちは昼食を求めて食堂に向かう。
そうでない生徒も多く、しかし何処に行くのかはさっぱりである。

貴方が校舎にやってきたのは、二時限目が始まった頃。
何があったのかを追及される……かと思いきや、そうともならなかった。
貴方が普段、虚弱に付き添っている所為で遅刻している事は、既に周囲が知る事だからだ。
授業担当の先生も「いつもの事か」と見逃してくれた。

ありがたいようで、周囲からの貴方の評価が知れるので、あまり嬉しい気分ではない。

さて、今の貴方にこれと言って予定はない。貴方は自由に過ごす事ができる。

虚弱は、今日も学校を休んでいる。
虚弱はちゃんと昼食を食べるのだろうか……それとも、貴方への返答を考えているのだろうか。
やはり、先ほどのタイミングでの告白は、止めておくべきだったのかもしれない。
後の祭り……と表現するには、まだ早い。結果が出ていないのだから。

とは言え、暫くは虚弱と顔を合わせるのは難しいだろう。

貴方は

1、食堂に行く
2、世界「愛」クラブに行く
3、男装の所に行く
4、自由行動

↓2

1、食堂に行く


貴方は食堂に行く事にした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 食堂|
□————————□

食堂に着いた貴方は、適当な定食を購入して、空いている適当な席を探す。
全校生徒の殆どが入れるように設計されているはずだから、空いている椅子の一つや二つはあると思うのだが……。

そうやって食堂内を歩き回っていた貴方は

直後のレスのコンマで判定
246…鉢巻一派 379…男装 158…銀鎖 0…無事席を発見した

コンマ「8」


貴方は、銀鎖を発見した。やはり、銀鎖の周囲に生徒はいない。
よって、貴方はそこに座る事ができるのだが……以前の事を考えると、どうにも気まずい。
とりあえず、銀鎖の足はまだ治っていないらしい。脚はギブスで固定したままで、松葉杖は隣に立てかけてある。

銀鎖の怪我が治る仕組みって、どうなっているのだろう……野暮な好奇心が沸いて来る。

話しかけても碌な事が無さそうだ。
貴方は

1、話しかける
2、別の所に行こう
3、自由行動

↓2

スーパーコンビネーションアタック!
昼食が乗ったプレートを両手で持っているのでそれは不可能です。
え? 片手で持てばいい? 不器用な主人公がひっくり返したければそうすりゃいいんじゃないですか?

有効でない行動が選択されました。

安価は無効となります。

>>941の行動から改めて選択してください。

↓2

3、自由行動「昼食を銀鎖の顔にぶちまける」


……まあ、嫌いな相手ならば一発悪態でも吐いて行っても良いのだが。
正直貴方だって嫌な事は多くされてきて恨み骨髄、この手にある昼食をぶっ放すのもやぶさかではない。

と言うのは、貴方に度胸とやる気と悪意があればの話。
確かに彼女は嫌な人で、貴方だって色々とされた。
しかしその分は、貴方は既にやり返している。ある意味無意識下ではあったが。

その上で、手負いの彼女に追い打ちを掛けるほど貴方は見かけ上外道ではない。
それに、そんな事をしたら貴方の昼食無くなっちゃうし。勿体ないし。
第一、彼女に色々されたのは確かだが、貴方は彼女の事を本気では嫌っていない。

……どちらかと言えば、嫌いなだけで。

これ以上銀鎖を見ていると、自分で自分が嫌になりそうだ。

貴方はさっさとその場を離れて、適当な席を探した。
無事席を発見した貴方は、一人で昼食を食べた。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
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休み時間。貴方は次の授業の準備をしながら、何をして時間を潰そうか考えていた。

放課後の為に体力を温存するのもありだろう。
そもそもこんな短い時間でできる事で、体力が消耗できる何かってあるのだろうか?

貴方は

1、自由行動
2、のんびり過ごす

↓2

1、自由行動「スネ毛占い」


ここは一つスネ毛占いでも……と思ったが、スネ毛占いってなんぞ?
ふと降り立った電波に従おうとも思ったが、貴方は無駄毛と呼べるものの殆どを無くしている。
肉体の構成をある程度いじれば、それくらいならばできた。

そもそも、スネ毛で何をどう占えば良いのだろう……なにが吉で、何が凶?
どのように見れば、どのように占いの結果が変化するのだろう。

意外と貴方、こう言った事を考察するのが好きなのである。
だって、考察するくらいならばタダだし。

貴方は貴方なりのスネ毛占いを構成しながら、休み時間を過ごした。

□————————□
|学院校舎内 ・ 2-C|
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放課後。生徒たちは、来る学院祭に向けて色々と準備をしている。
貴方のクラスもそれは同じで、今回は役割に別れての方針を決定するそうだ。
その後それぞれの役割のリーダーが話を総括し、全体的で具体的な方針を決める。

貴方たち小道具製作・裏方役が今日決めるべき事は……。

*1「日本人形はどうするか……と言う事ですね」

*2「作る!」

*3「……として、材料はいつ調達するかと言う話です」

*4「もしくは日本人形を、お化け役の子たちに演じてもらうとか」

*1「そうですね。となると……私たちの仕事、無くなっちゃう……」

*3「いくらか作って、小道具として適当に置いておけば、後のお化けにも驚いてもらえると思います」

*2「まあ、とりあえず人形は作るとして、どれくらい作るかって事だよね」

*4「ううん……それはまあ、あればあるだけ恐怖をかきたてるでしょうからね」

*1「それで……日本人形以外に、なにかあれば良さそうな小道具ってあるでしょうか?」

日本人形を手作り、と言う素人には不可能だろう事にはノータッチらしい。
そこに触れてしまえば、そもそもこの企画も頓挫。故に下手に口出しができないのだろう。

貴方は何か、小道具として相応しいアイデアが思い浮かんだだろうか?

1、自由行動
2、さっぱり

↓2(10分まで)

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