Ⅳ「俺らの家が・・・どうなってるんだ」 Ⅴ「何者かの襲撃か」 (8)

Ⅲ「酷いですね吹っ飛ばされてますよ」

Ⅳ「チッ」

Ⅲ「父様は!?」

Ⅴ「一馬さんと旅行に出ている」

Ⅲ「なら安心ですね!」

Ⅳ「そんな事を言ってる場合じゃねえだろ!」

Ⅲ「Ⅳ兄様は何か心当たりは?」

Ⅳ「俺?」

Ⅴ「Ⅳが一番恨みを買っていそうだからな」

Ⅳ「くっ・・・」

Ⅴ「Ⅳを責めても仕方はない」

Ⅲ「犯人探しですね!」

Ⅳ「絶対に見つけ出してやろうぜ!」

Ⅴ「とりあえずカイト達を呼ぶか。人数が多い方が動かなくて済む」

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Ⅴ「そうか・・・わかった」

Ⅳ「おい!聞いてんのかよ!」

Ⅲ「うん・・・それは残念だね」

Ⅴ「カイトはモンスターが家に尋ねて来て来れないらしい」

Ⅳ「凌牙も瑠那がどうとか言っててよ」

Ⅲ「遊馬は充電中ですって」

Ⅴ「みんな忙しいんだな」

Ⅳ「どいつもこいつも・・・」

Ⅲ「仕方がありますよ」

Ⅴ「ん?何か飛んでくるぞ!」

Ⅲ「何ですかあれは!?」

Ⅳ「知らねえよ!逃げろ!!」

Ⅴ「伏せろ!」

ゴォォォォォォン

Ⅳ「家を破壊しやがった奴と同じか?」

Ⅴ「どうやら我ら兄弟を狙っているようだ」

Ⅳ「行くぞ!」

Ⅴ「何処へ」

Ⅳ「犯人だよ!」

Ⅲ「落ち着いてください!」

Ⅴ「何の証拠も無いのに誰が犯人なのかわからんだろ」

Ⅳ「・・・」

Ⅴ「いや前言撤回だ。この放たれた弾の残骸からわかるかもしれない」

Ⅳ「そんなもんでわかるわけが」

Ⅴ「これはバズーカの弾だな」

Ⅲ「バズーカ・・・って事は」

Ⅳ「おいおい、俺は何も知らねえぜ」

Ⅴ「となると3人を恨んでの犯行か」

Ⅲ「けどあの子が・・・どうしてですか!?」

Ⅳ「そいつは本人に直接聞くしかねえ」

Ⅴ「神月アンナ本人にな」

Ⅳ「それで何処に居るんだ?」

Ⅴ「・・・」

Ⅲ「Ⅴ兄様?」

Ⅴ「待てば来る」

Ⅳ「本当かよ?」

Ⅴ「私達を狙っているのならな」

Ⅲ「・・・」

Ⅳ「こんなところでボケっとしてても・・・」

Ⅴ「弾が二つ・・・来るぞ、Ⅳ!」

Ⅳ「本当に来やがった!?」

アンナ「死ねエエエエエエエエエエエ!!!」

Ⅳ「殺る気満々じゃねえか!」

Ⅴ「来たか・・・足を使うぞ」

Ⅲ「足?」

Ⅴ「逃げる!」

アンナ「クソ!何処に行きやがったんだ!?」

Ⅴ「後ろだ」

アンナ「い、いつの間に!?」

Ⅴ「私達はただ逃げて居たわけではない。この狭い通路へ君を誘い込むために逃げた」

Ⅳ「って事だ!」

Ⅲ「観念した方がいいよ」

アンナ「誰が観念するか!死ね!」カチャッ

Ⅳ「とことん俺らとやり合うってんだな?」

アンナ「ああ!ぶっ飛ばしてやる!」

Ⅳ「こいつは俺に任せろよ。ファンサービスを叩き込んでやる」

Ⅲ「手加減はしてあげてくださいね」

アンナ「来い!」

Ⅳ「てめえからかかって来な!l人の家を吹っ飛ばしやがって」

アンナ「うおおおおおおおおおおおお!!!」

Ⅳ「言っとくが女だからって手加減はしねえ!ファンサービスは男女平等だって事だぜ!」

Ⅳ「・・・」

アンナ「くっ・・・殺せ!」

Ⅴ「訳を聞かせてくれないか?」

Ⅲ「僕達を襲撃した理由を」

アンナ「お、お前が遊馬と仲が良いからだよ・・・」

Ⅲ「僕!?」

Ⅳ「原因はⅢじゃねえか!」

Ⅲ「ははは・・・」

Ⅴ「つまり嫉妬か?」

アンナ「・・・うん」

Ⅲ「どうします?僕的には許してあげてほしいです」

Ⅳ「許すんじゃねえぞ」

Ⅴ「許す」

Ⅳ「!?」

アンナ「い、いいのか?」

Ⅴ「二度とやらないと誓うのならな」

アンナ「二度とやらねえ・・・誓うよ」

Ⅳ「何で許しちまうんだよ。やってられねえぜ・・・」

数日後

遊馬「俺の周りは非常識な奴しか居ねえのか」

小鳥「きっとろくな大人にならないよね」









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