【モバマス】晶葉「選対のために属性を増やす?」志希「うん♪」 (14)



※登場キャラ 一ノ瀬志希、池袋晶葉

※一ノ瀬志希
http://i.imgur.com/f1KNOYo.jpg
http://i.imgur.com/s5fdo1i.jpg
http://i.imgur.com/tnAWuAz.jpg

※池袋晶葉
http://i.imgur.com/0RgqTv5.jpg
http://i.imgur.com/y2fmUZ2.jpg
http://i.imgur.com/5YhBbw1.jpg

※メタネタ注意



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428114035



●01 【固有の属性】

晶葉「選対……選挙対策か? 志希なんか、ついこの間に桜舞うハイカラロマン出してもらったじゃないか」

志希「甘い、甘すぎるよ晶葉ちゃん! 上からもらう仕事ばかりじゃ頭打ちだよ!」

志希「だからここは選対として、あたしたちに新しい属性を足す!」

志希「そうすることによって属性の化学反応を起こしちゃう! それでみんなに新しい魅力をアピールするんだよ!」

晶葉「属性の化学反応、か。そう上手くいくものかな?」



晶葉「自分で言うのも何だが、志希相手だから言ってしまおう。
   私たちのキャラには、もう理系の天才肌という
   シンデレラガールズ内でほぼ固有と言ってよい属性があるだろう?」

志希「そだね。それぞれロボ・香水ってアイテムがあるのもいいカンジ!
   これなら、キャラかぶりする後発が出てくるコトはないよねー♪」

M川さん「そう思っていた時期が私にもありました」

志希・晶葉「!?」


●02 【中二病プラス白衣】

晶葉「さっき確認したが、私たちには既にかなり強烈な属性がある。
   ここで下手な属性を足すと、合体事故を起こしてしまう恐れがあるぞ?」

志希「だーかーらー、あたしは晶葉ちゃんに相談しようと思ったんだって。
   晶葉ちゃんだって総選挙を戦い抜くんだから、ここはお互い知恵を出し合ってみようよ!」

晶葉「ふむ。そう言われると、私にも欲が出てきたぞ。
   それにアイドルの頂点を目指すなら、いっそ合体事故も必要かも知れん。思考実験に付き合おう」



志希「歴代シンデレラガールで一番強烈なのは、やっぱり蘭子ちゃんかな。今期アニメの存在感もすごかったよね」

晶葉「これは、またいきなり大胆なところを……」

志希「じゃあ晶葉ちゃん! ちょっと蘭子ちゃんっぽく闇に呑まれてみようか!」

晶葉「まずは言い出しっぺの志希がやったらいいじゃないか」

志希「晶葉ちゃんはリアル中二じゃん」

晶葉「そうか……じゃあ……コホンっ」



晶葉「フゥーハハハハハ! 機関よ、我が発明の脅威を早くm

志希「それ以上いけない」




●03 【錬金術師】

志希「……もー、機嫌直してよ晶葉ちゃーん……」

晶葉「だって……白衣で、中二病じゃないか……だから……
   というか、人にやらせておいてハシゴを外すなよ」



志希「ここは仕切り直して次! シンデレラガールにこだわらず、ほかの人を考えよ♪」

志希「んー、例えばね、小梅ちゃんのあの子とか、輝子ちゃんのきのことか、
   雪美ちゃんのペロにゃんとか、相棒的な存在を作るのはどーだろ?」

晶葉「ふむ。ずいぶん建設的な提案になったな。これは私に向いているぞ。
   私もそろそろA.I乗せたネームドのロボを作るべきか……」



志希「……あたしは? 前にアルケミストやったし、ホムンクルス的なものでも作るの?」

晶葉「それは……うーん、グラブルでやらせてもらうか……現実味が薄いだけならともかく、
   ファンタジー要素だからな。コラボや公演で補給されてしまうから、レギュラーの属性としては」

志希「いや、あたしは諦めない! 万能細胞はありまぁ――」

晶葉「やめろ」



●04 【用途の違い】

晶葉「では私からも何か案を一つ……そうだな、ハイライトを落としてみるのはどうだろうか?」

志希「え? ヤンデレ路線って……あたしたちCuだけど大丈夫?」

晶葉「まぁ、ものは試しだろう? それじゃ……」



志希「● ●」

晶葉「● ●」



志希「……なんかさ、晶葉ちゃん……あたしの作る香水とか」

晶葉「……私の作るロボの用途が根本的に変わってしまうな。悪かった、これは合体事故だ」



●05 【料理の可愛げ】

志希「じゃあお料理! お料理はどうかな?」

晶葉「料理と言っても、上手い方の個性にするとか、とんでもない方の個性にするとかあるぞ?
   志希は前に、プロデューサーへ激辛料理を奢ってやったことがあったな」

志希「別に上手い方にシフトしてもいいじゃん。
   だいたい、嗅覚が敏感なのに味覚がおかしいとか、そんなチグハグな設定あり得ないし」

M川さん「そんな風に――」

晶葉「それはもういい」



晶葉「まぁ、お料理も科学実験の一種だからな。やり方を調べてからやれば、どうとでもなるさ」

志希「でもそうなるとだりーなカレイの煮付けみたいな意外性が足りないよねー」

晶葉「じゃあ、ここはイチゴパスタ路線にするか?」

志希「ちょっとお腹も減ってきたし、ここは試しにお互い料理を作って見せ合ってみよう♪」



数時間後



晶葉「なぁ、志希。私はな、君の良識という一縷の望みにかけてここに戻ってきたんだが……
   ソレ……それは、何かの活造りかな? ソースの下でうにょうにょしてるぞ?」

志希「そーいう晶葉ちゃんこそ、そのお鍋……フタを開ける前から、
   あたしでも感じたことのないデンジャーなスメルがするんですケド……」



晶葉「ああ、うん。アレだ。ゲテモノにも可愛げのあるモノとそうでないモノがあるんだな」

志希「高レベル廃棄物はマズかったねぇ」



●06 【中の人】

晶葉「さっきカレイの煮付けが話に出たが、あれは話題になったよな」

志希「アニメならほかにも、みりあちゃんとか……公式は不意に属性追加するからね。
   あとみりあちゃんといえば、美嘉ちゃんのアレが思い浮かぶな。
   アレはとんがりすぎてソーセージのごとく丸められたけど」

晶葉「……ふひひ★ か。カリスマギャルのカリスマが一瞬でブレイクしてな。
   しかし、今回の選挙中はともかく、今後Vo着くと中の人に流される可能性もあるのか」



晶葉「ん。どうした志希。私の顔なんかじっと見て……」

志希「ねぇ晶葉ちゃん。ちょっとさ、今、あたしにハスハスさせてみない?」

晶葉「えっ」

志希「ふひひ★」

晶葉「ちょ、志希、やめ――――あっ」



晶葉「……ふぅ。ロボの助けが無ければ危ないところだったな」

志希「」

晶葉「まったく、志希は見境がなさ過ぎるぞ! 反省してくれよ」

志希「だって、いいと思ったらとりあえず試すんだよぉ……ハスハスとふひひ★ は相性良くない?」

晶葉「しっかりしろ、これは選対だろうが! ちゃんと票を集めるように考えろ」



●07 【白衣再び】

晶葉「志希、ちょっと私たちは迷走しすぎた。いったん基本に立ち返ろう。
   ここは方針を変えて、私たちが既に持っている属性を掘り下げる属性を足すのはどうだろうか」

志希「あたしたちが共通で持ってる属性というと……理系女子?
   最初にちょっと晶葉ちゃんが触れた白衣とか、羽織ればビジュアル的にもわかりやすいよね」

晶葉「白衣と書くと属性というかフェティッシュみたいだが……普段で白衣のイメージがついてると、
   今回の志希の海老茶式部みたいな衣装を来た時の対比が際立つな」



※海老茶式部を着た志希
http://i.imgur.com/ddTSu2V.jpg


志希「白衣といえば……晶葉ちゃん、おねーちゃんとお医者さんゴッコして遊ぼうか♪」

晶葉「そのネタしつこいな。私がお医者さんになって、脳味噌を治療してやろうか?」

志希「いやゃあああっ、なんか背後でギュイーンとかいってるー!」




●08 【3月のウサギ】

志希「基本といえばさ、晶葉ちゃんはもうムーンライトバニーみたいなウサギやらないの?
   ツインテを垂れ耳みたいにぴょこぴょこさせれば、素でもウサギっぽいし」

※ムーンライトバニー
http://i.imgur.com/ikLdNm6.jpg


晶葉「ウサギは激戦区だからなー。ウサミンとみうさぎに後から割って入れと?」

志希「惜しいなー、ウサギはネタ的に色々オイシ……オモシロイのになぁ」

晶葉「今の志希が言うと不穏な響きしかしないぞ」

志希「あれー、晶葉ちゃんもしかして工学畑だから、生物系そんな強くない?」
   ウサギの性欲って有名でしょ」

晶葉「おい」

志希「飼い主に撫でられたり見つめられただけで想像妊娠しちゃったり」

晶葉「やめろ」

志希「『14歳の母』のヒロインってあたしと名前似てるよね。意味はぜんぜん違うけど」

晶葉「古いわ!」




●09 【ポジション】

志希「いろいろ案を出してみたけど、考えて見れば見るほど、あたしたちってキャラ濃いよね。
   これ以上増やしたら過剰かな?」

晶葉「そうだな。私など絶賛発売中の漫画『アイドルマスター シンデレラガールズ Shuffle!!』
   『アイドルマスター シンデレラガールズ コミックアンソロジーcute』
   『アイドルマスター シンデレラガールズ コミックアンソロジーpassion』でも、
   ロボに強いという属性を生かしたポジションを確立しているぞ!」

志希「あたしの香水も、SSとかだけどよく便利屋扱いされてるよねー」



志希・晶葉(あれ、もしかしてあたし(私)たち、枠を食い合ってるライバル……?)




●10 【選対解散】

晶葉「志希、もうここまでにしておこう。志希との会話は、たいへん有意義だった」

晶葉「でも、私たちは同じアイドル総選挙を戦うライバルなんだ」

晶葉「選挙をどう戦い抜いていくか、最後は自分で決めるのがスジだろう?」




志希「やっぱり、そういうマジメなコト言ってサマになるのは、あたしより晶葉ちゃんだね」

志希「じゃ、あたしはあたしらしく、挑発的に行くよ♪」

志希「この一ノ瀬志希が、4代目シンデレラガールのガラスの靴、獲っちゃうから!」



(おしまい)


投票券の一枚ごとに、志希か晶葉か、葛藤の日々

Pは両名への投票をお願い申し上げます
エアPは支援をお願い申し上げます

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom