男鹿「はぁ!すき家にきまってんだろ!」 (11)

古市「バカだな吉野家だろ普通?」

ラミア「はぁ…また始まった」

邦枝「………。」

男鹿「バカめ古市め!すき家の良さがわからんとは!ベル坊だってすき家だよな?」

ベル坊「だぶっ!」

男鹿「ほら見ろ!やっぱりベル坊はすき家だ!」

古市「なっ!卑怯だぞ男鹿!ベル坊を数に入れるなんて!」

男鹿「はっはっは!黙れ!バカめ古市め!多数決の結果すき家に決まりだ」

古市「くっ、そんな」

ラミア「なんでそう…こだわるの?」

古市「こだわるさ!」ズイッ

ラミア「ひっ!」

古市「いいか!吉野家はなぁ!あの牛肉がいいんだ!それに比べてすき家ときたら!」

邦枝「…私は…まつ家がいいんだけどなぁ」ボソッ




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男鹿「邦枝ー?今なんて?」

古市「邦枝先輩!まさか、そんな!」

邦枝「え?あ、えっと…まつ家がいいかなぁ…って」

男鹿「この裏切り者め!」

邦枝「ふぇ!?」

男鹿「お前だけは俺の味方だと思ってたんだぞ!すき家の良さがわからないのか!?」

古市「そうですよ!100歩譲ってすき家を選ぶならまだしも!まさかまつ家だなんて!」

ラミア「ねー?まだー?お腹減ったんだけど?」

ベル坊「だぶー…」

邦枝「あんたらねー…まつ家をナメてるでしょ?そりゃすき家だっていいけど…///でもでも!これだけは譲れないわ!」

男鹿「この分からず屋共め…」

古市「どっちが分からず屋だよ!」

邦枝「もう!間を取ってまつ家でいいじゃない!」

男鹿「間もクソもあるか!すき家だ!すき家の3種のチーズ牛丼特盛食うんだよ!」

古市「違う!吉野家の牛丼だ!あたまの大盛りのAセット!汁だく!」

邦枝「まつ屋に決まってるでしょ!あそこはハンバーグだってあるんだから!」

ラミア「…なんで、そうこだわるのかしらね?」

ベル坊「だぶっ!だぶっ!(マックが食べたい!)」

男鹿「こうなれば実力行使だ!すき家は譲らん!」ブンッ

古市「ふん!男鹿め!俺は悪魔と契約した男だぞ、そう簡単にやられr……ぶほっ!」

男鹿「知ったことかパーンチ!」

古市「こ、このやろう…いきなり殴りやがっt…!」ズンッ

男鹿「すき家が一番キィーック!」

古市「ぐほぉーっ!?」

ズドーン!

ラミア「ふ、古市ー!?」

邦枝「わ、私もやる気!?」

男鹿「すき家を選ばないなら容赦しねぇ…」

邦枝「わ、わかったわよ…」

男鹿「へっ。物分かりの良い奴は嫌いじゃないぜ」

邦枝「ふぇ!?き、嫌いじゃない!?そ、それってつまり!?(嫌いじゃない→好き→愛してる→一生離さない)…ボンッ…///!!」パタッ

男鹿「って!邦枝!?おい!なんで倒れるんだよ!」ユサユサ

古市「男鹿ぁ…吉野家は譲らない!」

ベヘモット「ワシも吉野家派じゃ、力を貸そう小僧」

男鹿「なっ!ベヘモット!?てめぇ!」

古市「男鹿ああぁぁぁぁ!!」ブオン!

ラミア「ちょ!ちょっと!もう!」

男鹿「古市いいぃぃぃぃ!!」ブオン!

ズドーン!!

10分後

男鹿「はぁ!はぁ!はぁ!この、古市め…」

古市「くっ、男鹿…吉野家は…譲らん!」

ラミア「もう!あんたらいい加減にしなさいよ!そんなの持ち帰ればいいじゃない!」

男鹿(゜ロ゜)
古市(゜ロ゜)

ラミア「ど、どうしたのよ?」

男鹿「その手があったか…」

古市「僕としたことが…そんな初歩的なミスを 


男鹿「古市!」ガシッ

古市「男鹿!」ガシッ

ラミア「はぁ、全く…」

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