タカトシ「世の中には不思議な病気があるんだなぁ…」 (16)

シノ「どうした津田?難しい顔して…」

タカトシ「あ、会長。いえ…ちょっと病気の勉強してまして…」

シノ「病気!?イン○テンツか!?」

タカトシ「違います!これ…ですよ、これ!」

シノ「えっと…なになに?世界の病原菌と病気?」

タカトシ「はい。色々あるんですよ、雛見沢症候群だとか…HSS(ヒステリア・サヴァン・シンドローム)だとか」

シノ「雛見沢症候群…これにはかかりたくないな…」

タカトシ「ですね。疑心暗鬼になって死ぬのは…」

シノ「それでこのHSS とはなんなのだ?詳しいこと書いてないじゃないか…」

タカトシ「それなんてすが…調べてたのには理由があるんです…実は…」

副会長説明中

シノ「津田が病気に!?それがこのHSS !?」

タカトシ「はい。医者から言われたんです…君は不治の病に犯されいるって…病名がそのHSS、ヒステリア・サヴァン・シンドローム…らしいんですが、どういう病状なのか全然わからなくて、調べてたんです。」

シノ「な、なるほど…ふむ。」

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タカトシ「困りました…どんな病気でどんな病状がでるのかわからないので…」

シノ「しかし、なんでまたそんな病気に?」

タカトシ「よく、わかりません。何か可笑しいことに気付いたのは一週間前からで…」

シノ「ほぅ…話してみろ…」

タカトシ「はい。あれは朝起きてからなんですが…」

時は遡り一週間前の朝

コンコン

ウオミ「タカくん、朝だよー?」

タカトシ「………。」

ウオミ「タカくん?おーい?」

コンコン

ウオミ「入りますよ?」

ガチャ

タカトシ「んっ…んぅ……」

ウオミ「朝だよタカくん?」

タカトシ「あと…5分…」

ウオミ「今日は生徒会あるんでしょ?起きないと天草会長に怒られるんじゃないの?」

タカトシ「んー…」

ウオミ「タカくん!起きて!」ユサユサ

タカトシ「あー…うー…」

ウオミ「もう!こうなったら…えい!」ギュッ

ポフッ

タカトシ「………。」

ウオミ「どう?目覚めた?」

タカトシ「…っ///////!?」ドクン!ドクン!

ウオミ「起きないともっとしちゃうぞー?ほれほれー」ムニュムニュ

タカトシ「っ!ちょ・!?」サッ

ウオミ「ありゃりゃ、逃げられちゃった」

タカトシ「な、なんで!?ウオミさ…お姉ちゃんが!?」ドキドキ

ウオミ「コトミちゃんから連絡があったのできちゃった♪」

タカトシ「きちゃった…って…だからって来てたならもっとちゃんと起こしてくださいよ!」

ウオミ「あ、おはようのチューがよかった?」キョトン

タカトシ「違うよお姉ちゃん…はぁ…(よし、ようやく落ち着いた…さっきの衝動はなんだったんだろ?)」

ウオミ「ごはんできてるから下で待ってるね」トコトコ

タカトシ「あ、はい。」

ウオミ「あ、タカくん。今日も元気だね///」ポッ

パタン

タカトシ「うわぁあぁぁぁぁ!」



戻り

タカトシ「と、いうことがありまして…」

シノ「なんでウオミーがいるんだ?」

タカトシ「だからそれはコトミが」

シノ「リア充爆発しろー!」ガタン

タカトシ「か、会長!急に立ち上がったらバランス崩して転びますよ!?」

シノ「っ!?」

タカトシ「危ない!」

ズドーン!

シノ「

シノ「いたた……」

タカトシ「……。(会長の匂いそれに体柔らかい…ヤバい身体が…)」ドクン!ドクン!

シノ「つ、津田!?す、すまない!」ガバッ

タカトシ「………。」

シノ「つ、津田?」

タカトシ「怪我はないか?お姫様?」

シノ「ふぇ!?つ、津田!?」

タカトシ「ん?なんだい?お姫様?」

シノ「お、お姫様…//?」ドキドキ

タカトシ「別に怪我はしてないみたいだね。でも一応保健室に行こうか」ヒョイ

シノ「ちょ!?つ、津田!?いきなりお姫様抱っこしなくても///!じゃなくて…だ、大丈夫だ!降ろしてくれ!」

タカトシ「ダメだよシノ。シノに何かあってからじゃ遅いだろ?」

シノ「いや、しかしだな!って名前!?」

タカトシ「大人しくしてろ。俺に任せておけ。」

シノ「あわわ…///つ、津田…///」ドキドキ

保健室へ

シノ「う、津田…///」

タカトシ「仕事のことは俺に任せてシノは休んでて」

シノ「わ、わかった///」

タカトシ「じゃ、またあとで。お姫様」ガチャ

パタン

シノ「……///」ポーッ

シノ「はっ!?つ、津田が可笑しくなったああぁぁぁぁぁー!!?」

タカトシ「………。」

タカトシ「何やってんだよー!!俺はー!?」タッタッタッ

タカトシ「何がお姫様だよー!?何でお姫様抱っこなんだよー!うわぁぁぁぁぁ!!」タッタッタッ

スズ「つ、津田?何叫んでるのかしら?てか、コラー!津田ー!廊下は走るなぁー!」


タカトシ「うわぁあぁぁぁぁ!」タッタッタッ

スズ「って、止まりなさいよー!!」

スズ「もう!帰ってきたら説教ね」

タカトシ「はぁ!はぁ!はぁ!」

ムツミ「大丈夫?タカトシくん?」

タカトシ「はぁ!はぁ!はぁ!」

ムツミ「タカトシくん?あ!お水飲む?」

タカトシ「え?三葉?」

ムツミ「うん。スゴい汗だけど…大丈夫?」

タカトシ「あ、えっと…!」

ムツミ「もしかして…お邪魔かな?」

タカトシ「そ、そんなことないよ!うん!大丈夫!水貰うよ!」

ムツミ「え?あ、うん…。」

タカトシ「…んくっ…んっ」ゴクゴクゴク

ムツミ「…ぁ…これって///間接キス…///」カアァァァ

タカトシ「ぷはっ、ありがとう三葉!」

ムツミ「え!?あ、うん!うん!こちらこそ!」

タカトシ「へ?」

ムツミ「あ、ううん!なんでもない!なんでもないから!またね!タカトシくん!」タッタッタッ

タカトシ「あ、三葉!水は!?」

ムツミ「あげるよ!またね!」タッタッタッ

タカトシ「行っちゃったな…」

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