【咲・安価】京太郎「ダンジョンキーパー?」【R―18】 (693)

・このスレは京太郎が主人公のファンタジースレです。
・ファンタジー世界に生まれた京太郎が迷宮を作るお話です。
・京太郎を含め、咲キャラがファンタジー的異種族の場合があります。ご注意ください。
・エログロの描写はありますが、NTRや輪姦、屍姦等のハードなプレイは有りません。ライトなエロが多発しますのでご注意ください。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1428041804


――魔族

それは、人族の伝承に曰く、『神の威光に逆らい、不道徳と破壊を好む人族の怨敵』であるという。

――魔王

それは、人族の伝承に曰く、『魔族を束ねる者にして、人族を滅ぼそうと悪逆非道の陰謀を行う退廃と混沌の王』であるという。

しかして。

伝承という物が人々の言葉を通る内に形を変えるのは古今東西不変の理。

実際の所、自分から見た魔王といえば……


京太郎「バカ親。としか言えないよなぁ……」

俺の名前はキョウタロウ。種族は魔族。今年で成人の15歳。
家族構成は魔王の両親と眼に入れても痛くない可愛い妹。それから魔王に仕える家臣団とその家族と言った所。

そう、昔のは知らないが、少なくとも今の魔王は退廃と混沌とか考えてない。
娘の自慢か嫁のノロケか、といった感じの何処にでもいる父親である。
だがまぁ……


魔王「それではぁ、これより我が息子キョウタロウの成人の儀をぉ始める。」

魔王(オヤジ)の威圧感溢れる声が広い玉座の間に響く。

そう、いかにバカ親なオヤジと言えど、公私は分ける。つまり、俺の成人の儀に手心を加える事など無い。

魔王「キョウタロウ。貴様にはこれより、我が淫魔の血と、我が妻の歪魔の血の力でもって迷宮を築き上げて貰う。これは貴様が次期魔王と成りうるだけの力を持っているという事を証明する為の試練だ。故に、この成人の儀が終わるまで、この魔王領へ入る事は許されん。」

キョウタロウ「分かっています。必ずや、迷宮を築き、次期魔王として凱旋してみせましょう。」

魔王「うむ。貴様の試練の地はここから東へ向かった人族の領土のほど近くだ。準備をしてから行くがよい。」

成人の儀になぜここまで堅苦しく、また、試練と言いきる程に過酷な事なのか?
それは、ひとえに魔族が実力主義だからである。

魔王の血を継ぐ息子だから次期魔王。そんな人族にとっては当たり前な事が魔族にとっては当たり前では無いからだ。
オヤジがバカ親を晒しているのに反乱も無いのは、それだけオヤジが強いからである。
それに対して俺はどうか?

確かに両親の血を継いで、淫魔としても歪魔としても一級品の才能はある。少なくともこれは客観的な事実。だが、才能はしょせん才能。磨かなければ宝石の原石もただの石と同じである。そして、俺に才能を磨く機会は殆ど無かった。いや、正しくは出来なかった。

歪魔とは、空間を歪める能力を持つ魔族の総称であり、大半の歪魔は本人の力は弱い代わりに歪みを用いて自らのテリトリーを作る事でその力を発揮する。
対して淫魔とは、性魔術を操る魔族の総称であり、こちらも本人の力は弱い代わりに魅了等で他の者を利用する事が多い。

つまるところ。
俺の場合、受け継いだ力に振り回され、能力は強くとも、身体がついてこないのであった。
情けない話ではあるが。

そんな事を思っていると、使い魔から連絡が入る。幼馴染みが来ているらしい。恐らくは俺が試練の為に離れる事を聞いて別れの挨拶でも告げに来たのだろう……

これより『幼馴染み』の安価を行います。
幼馴染みは最初から協力的で、かつ選択されたキャラによっては京太郎の能力にボーナスが入ったり、スキルが追加されたりします。(例:玄を幼馴染みにするとスキル『竜種の加護(竜種のキャラの好感度上昇、竜種モンスターの能力上昇)』等)
また、幼馴染みは基本的に京太郎の試練を手伝ってくれますが、『プロ勢等の大人組』や『天照大神等のオカルト上位勢』は立場上手伝えない場合があります。

幼馴染みは誰か?
安価↓3

と思ったけど、流石に今の時間では人もあまり居ないでしょうし、後ほど再安価します。とりあえず一端ここまでという事で。
続きは22時半過ぎから再開します。

アイエエ!?
人いっぱいナンデ!?

む、無効にはしませんとも。こんなに集まってくれたワケですし。

それでは和が幼馴染みという事で改めて後ほど進行させていただきます(のどっちを即堕ちさせるプロットを投げ捨てながら)

まだ昼だし人も居ないかと↓3にしましたが……なんか完全に裏目に出たようなので次回からは普通に↓2と↓1を混ぜていこうと思います。

後程っていつくらいだろう

>>26-27
はい。再開は22時半過ぎからになります。

(今さら妹は単なる中の人ネタでしたとは言えない空気)

というワケで妹安価取ります(血涙)

まぁ妹も協力者だから良いんだ……良いんだ……ただし、妹は箱入り娘なので序盤は殆ど出てこれません。ルート次第ではそのままフェードアウトする可能性もあります。それでもよろしいですか?

↓5までで取るか取らないか多い方。

では取るという事で。
フェードアウトといっても本筋には関わらないというだけで、攻略自体は可能なので安心?してください。

妹は誰? ↓2

のどっち幼馴染みにとーかが家族とかこれ絶対全裸だろ……カワカミン注入しなきゃ(使命感)

という事で妹は透華になりました。これで龍門渕のイベント構想もぶっ壊れたよ!!やったねたえちゃん!!

といった所でちょっと落ちます。戻ってきたら京太郎のステとかボーナスを出しますので。

(なんか悪いことしちゃった感じ……?)

>>52
(プロットは投げ捨てる物だから)ええんやで(ニッカリ)

透華妹で助かった面も有るしねー。

ただいまです。さて、これから京太郎のステータスを決定するワケですが、ぶっちゃけ初期の京太郎はお荷物です。なので、せいぜい体力と精神力があれば良いかな?程度の軽いコンマ判定だと思ってください。

↓1から順に体力、精神力、筋力、知力、頑丈、器用。大きいほど初期値が高く、上がりやすい。ゾロ目は特殊判定。

おまかせあれ!

>>62
あれは阿知賀のドラゴンロード!?

体力精神力を投げ捨ててまで戦闘力を高めるというコンマ神の采配には平伏する次第。

というワケで一覧

体力 3(1クレスポ。吹けば飛ぶ)
精神力 3(豆腐。ヘタレ)
筋力 18(基礎体力あり。腹筋も割れてます)
知力 15(チェスが得意。大局的な思考にはまだ遠いか?)
頑丈 15(耐久力あり。多分ボケ術式的なアレ)
器用 24(一般人とは思えない。スキルが生えるくらい)


コ レ は ヒ ド イ

あ、間違えた。体力半クレスポしかねぇじゃん(白目)

ちなみに貧弱一般人は大体6~8て、冒険者として立つような連中なら12は固いです。

というワケで気を取り直してスキルです。
現在、初期取得の他に、幼馴染みと妹の選択によるボーナスと、能力によって得たスキルが有るので大体こんな感じ。

【性魔術:レベル1】
淫魔の初期取得スキル。
レベル1ではせいぜい簡単な魅了と数匹を率いるカリスマ程度。

【歪魔術:レベル1】
歪魔の初期取得スキル。
レベル1ではせいぜい1階層3部屋のダンジョン?程度。

【賢狼の加護:微】
誇り高き森の狼が共に生きる者に与える加護。
動物系のキャラに好感度ボーナス。また、味方の動物キャラのステータス微上昇。

【龍脈の加護:微】
地に眠る龍が自らを起こしうる者に与える加護。
ダンジョン内の生物の体力回復が早くなる。

【技芸神の加護】
類い稀な器用さの持ち主に与えられる加護。
器用を用いた判定時に失敗判定が無くなる。

姫子とか哩とか霞さんとかだと【淫魔術】のレベルが上がったりしてました(意味深)

とりあえず京太郎のステータスはこんな物かな?

幼馴染み……ノドカと初めてあったのは、お互いの親が言うには俺たちが生まれて直ぐの頃だったらしい。
ちょっとした縁で俺のオヤジと親友となった商人……オヤジは彼を『香辛料』と呼んでいる……彼は今の時代には珍しく、魔族や異種族への偏見という物を持っていなかった。なんでも、人狼の妻と夫婦二人で行商をする内に行き逢った様々な事に影響されたらしい。
だが、それでも世間からのハーフへの風当たりが強い事を知っていた彼らは、生まれたばかりのノドカをオヤジ達に預け、自分達二人だけで行商に向かっていった。

それから十年。彼らは相変わらず行商人で、未だに店を持つ気も無いらしい。年に一、二度帰ってきてはノドカを思い切り甘やかす。

それがノドカと俺の家族の関係だ。

対して、俺とノドカの間柄はといえば、まぁ悪くはない。筈である。
だが、十年前ならともかく、お互いに成人も近い今となっては、お互いに相手に異性を感じてしまうからだろうが……少々気まずい空気になる事もあった。
そんな時は、妹のトーカが俺たちの仲を取り持ってくれた。
俺としては、ノドカの綺麗なピンクブロンドから生える彼女の耳は可愛らしいと思うのだが、トーカが言うには『それを直接言うのはいけない』という。
まぁ、そういうように、別段特別な関係というワケでもなく、十年来の幼馴染みというワケである。

といった所で眠いので今日はここまで。
明日こそはダンジョンに辿り着きたい(願望)

ちなみにトーカは義理……というワケではないですが胎違いの妹になり。そっちを探ってみれば色々イベントがあるかも……?

京ちゃん、透華、和
あれ、このメンツどこかでみたような…

>>94-95
個人的にはこの3人だと全裸なアレしか思い浮かばないんだけどそれ以外に何かあったっけ?のどっちならともかく。
京太郎の中の人は仕事しすぎてるから中の人ネタを調べるだけで一苦労やねん……

ボーナスはノドカとトーカを攻略していけば更に開示されるから安心してくだせぇ。
シズとあわあわとかも同時攻略でボーナスあるかも……?的な感じで中の人ネタがファンタジーに繋がれば出来るだけ採用していくかもしれません。

今日も更新は22時過ぎからです。

ちなみにノドカが幼馴染みに選ばれなかった場合、『香辛料』と魔王が知り合う事なくノドカも行商に着いていくパターンでした。
その結果がどうかは……まぁ他のハーフキャラとかが出てくれば分かるんじゃ無いかと。

一応ただいまです。実際に始めれるのは半過ぎくらいになりそうですが。

そういえば、今のところ人も少ないので地の文多めなんですが、もっと減らしていった方が良いですかね?
気を抜くと設定語りに行こうとする筆を押し止めてるワケですが。

始めますねー。というワケでまずはノドカとの会話から。

和「キョウくん。入りますね?」

京太郎「ああ、いいぞ。」

ノドカが俺の部屋に入ってくる。もはやお互い慣れたもので、定位置と言えるティーテーブルに向かい合わせで座る。

和「……試練を受けに行くんですね?」

京太郎「……ああ。オヤジの跡を継ぐ為にもな。」

和「……分かりました。じゃあ、準備をしてきますね。」

京太郎「……は?なんで?」

ちょっと待ってくれ。意味がわからない。どうして俺の試練に和の準備が必要なんだ?

和「決まってるじゃないですか。私も着いていくからですよ。」

京太郎「……本気か?」

和「本気です。」

京太郎「死ぬかもしれない。」

和「それはキョウくんも同じでしょう?」

京太郎「帰ってこれないかも知れない。」

和「キョウくんが居ないならここに居る意味もありません。」

京太郎「……ハァ。分かった。和の事だから、オヤジ達の許可は取ってるんだろう?」

和「ええ。」

和が自分の言葉に責任を持たない筈が無い。
それは今までの十年でとうに分かっていた事だ。
だから、俺は和の提案を受け入れた。

……和が来てくれれば楽になるという打算あったのは確かだが。

透華「納得いきませんわ!!」

京太郎「とは言ってもなぁ……オヤジの言うことも正論だろう?」

妹の透華も付いてくると言い出したのは、和が俺に付いていく事を告げたその夜だった。
だが、オヤジにその事を告げて説教を受けたのも、またその夜の事だった。
曰く、『魔王の血筋を二人も揃って国外に出すワケにはいかない』との事。

透華「ぐぬぬ……確かに正論ではありますが……」

京太郎「納得できない?」

透華「ええ!!」

京太郎「こまめに手紙は送るぞ?」

透華「手紙などでは満足できません!!」

京太郎「困ったな……」

透華「……約束してくださいます?」

京太郎「ん?」

透華「必ず、和とお兄様が二人揃って無事に帰ってくると。そして、その時は私も一緒に連れていってくれると。」

京太郎「……ああ。約束しよう。必ず、帰ってくる。そしたら3人で旅をしよう。」

困った事に死ねない理由が増えてしまった。
二人の為にも必ず成功させないとな!!

といった所で短いですが今日はここまで。
システムの調整が難しいです(血涙)

明日は遅い仕事なので更新できません。

仕事中から寝落ちするかと思った……

乙ですー。
こういう世界観だと、オカルト持ちが魔族側、オカルト無しが人間側になりそうだな。
愛宕姉とか、凄腕冒険者とかやってそう。
居るであろうすこやんを差し置いて魔王やってる親父さんすげぇww

>>127
空間を歪めてるようなイメージ映像からすこやんが歪魔の母親って可能性

は、どんな世界線でも絶対あり得ないことだったね……ごめん

>>127>>130
すこやんが魔王なんてSOA!!
ここのすこやんは今は咲本編みたいな立ち位置なので表舞台にはまず出てこないでしょう(フラグ)

京太郎の母親は某閃光さんなので、歪魔なのに殴る方が強いとかいうワケわからん人なんや……()

>>136だとすると最終的には魔王をボコるのがお仕事の大魔王ってことになるよね

>>137
あー……立ち位置としてはそんなもんなんだよなぁ……魔王じゃなくて『神殺し』だけれども。

基本的にキャラに元ネタがある場合、名字は元ネタからそのまま拝借するので違和感があるかも知れませんが、まぁ気にしないでください……(震え声)
すこやんのフルネームはスコヤ・シルフィルです。という事で今日も仕事遅いので更新は無しで……

俺……今日の仕事終わったらPS4買いに行ってブラボやるんだ……とかそういうフラグを建ててみる(連勤明けの妙なテンション)

というかブラボのストーリーってすげーざっぱにまとめると『魔を断つ剣(デモンベイン)』だよね?(フロム脳感)

今日は短いですけど出来そうなので22時半過ぎから始めます。

23時過ぎから始めますー。

始めますー

――出発の日

和「……ふふっ。」

少なく、小さくまとめた荷物を二人で幌馬車に積んでいると、ふと和が笑い出した。

京太郎「どうしたんだ?いきなり。」

和「いえ、まるでお父様とお母様のようだな。と思いまして」

京太郎「あぁ。」

なるほど、行商人であるあの二人も、この魔王領から別の土地に移る際は、今の自分達と同じように少なく、小さくまとめた自分の荷物と、小さくとも価値のある交易品を幌馬車に積んで出発していた。

京太郎「確かにそうだな。そういえばあの人達は俺についていく事に関して何も言わなかったのか?」

和「年に1度くらいは寄ってやるが、身内が居るからと価格を下げる事は無い。だそうですよ?」

京太郎「そりゃあの人達らしいなぁ……よし、これで終わりか。」

和「ええ、他に荷物は無い筈です。」

京太郎「……結局、透華は来なかったな。」

和「……多分、あったら荷物に潜り込んででもついていってしまう。という自覚があったからでしょうね。」

京太郎「……着いたら、すぐに手紙を書いてやらないとな。」

京太郎「さて、じゃあ行くか。」

和「ええ、目的地は人間領との境界近くでしたね。」

京太郎「あぁ、人間達が言うには『開拓の最前線』らしいがな?」

俺達魔族の国を人間達は公式には認めてはいない。
上層部同士の牽制のしあいはあれど、一般人にとってはこの魔族達の土地は『未開の地』である……という建前で人間は魔族領に入り込んでいる。こちらとしても、下手に軍勢を動かせば人間達による報復がある為に、『開拓』を行う人間に対してはなかなか手出しできないでいる。
ならば、どうやって人間の侵攻を阻止するか?


その答えが、ダンジョンの生成であり、俺の試練の目的でもある。
人間はあくまで『開拓』を行っているので、未踏破のダンジョン等という危険物をそのままにはしておけない。その為、ダンジョンがあるかぎり、ある程度の人間の侵攻阻止ができる。というワケである。
そして、俺の場合はさらに一段。
『魔王の息子は人間を見事食い止めた』という箔付けをするという目的である。
こちらは人間ではなく、魔族内への牽制が主で、ようは魔王(オヤジ)の後を継ぐ為の一手である。

といった所で今日はここまで……眠気がマキシマムでござる……
設定解説とかも混ぜてると話が進まぬ進みにくい!!(自業自得)

二連休だからその間に安価部分まで話進めないといけないね……

うーむ……ダクソの感覚で行くとブラボのハイスピードアクションに着いていけないな……楽しいけども。

今日も22時から始めますー。

始めますー。

――出発から十日後、二の月第一週

――人族の領地近く、試練の洞窟


出発から十日。さしたる問題もなく、試練の地へとたどり着いた。人間がまだ至っていない土地であるのだから当然ではあるのだが。

しかし、ここからはそうはいかない。近くに開拓村と、そして『昔からある村』があるのだから。

――開拓の最前線なのに何故昔からある村が存在するのか?
その答えは、単純な物で、切り捨てられた少数派の人間が人の手の届かぬ所を根城にしていたもの――つまりは隠れ里というワケである。
故に、隠れ里の人間は基本的には魔族に手を出す事は無い。なにもしなければこちらも手出ししないとわかっているのだから。

だが、ダンジョンが出来るとなれば話は別である。
俺の方針とは相容れない話ではあるが、多くの魔族はダンジョンを作る際、付近の生態系等考えもしない。ダンジョンを作る土地が自らの属性とよほど相性がよければ話は別だが、通常はダンジョンの生態系に合わせて周りの環境を激変させてしまうのである。
つまり、大半のダンジョンは隠れ里のような自給自足を旨とする小規模な団体にとってはまったくもって好ましくないという事である。
こうなれば隠れ里も手段を選ばないだろう。隠れ里と言っても、人間との交流が絶え果てたワケでもなし。合法的に冒険者を雇いダンジョンの踏破を目指してくる――という事もありうる。
全ては俺のダンジョン次第。故に周囲の環境にも目をくべなければな――

これよりダンジョンの初期設定を始めます。
現在のダンジョンは1階層3部屋。
現在の使役可能数は3匹です。

ダンジョンには一部屋毎に1つの罠とモンスターのグループを配置可能です。
また、一部屋はダンジョンのコアとして京太郎が常に使用します。

京太郎「さて……」

ダンジョンの最深部――と言ってもたったの三部屋だが――そこに作ったイスに座り込みながら考える。

ぶっちゃけ、現状では出来る事が無さすぎる。
罠はトゲ床だけ。

『トゲ床』
隠蔽基本値3
解除基本値9
解説
床からトゲ。単純だが、それゆえ完全回避が難しい。相手の解除判定を半減させる。
ダメージはコンマ下二桁を足した合計値

用意できるモンスターもここら辺に居る野良ゴブリン程度……

『ゴブリン』
体力10
精神力3
筋力8
頑強7
知力3
器用度5
解説
ご存じゴブリン。体力に自信がある以外は軒並み弱い。数で押しましょう、数で。


……和に出張って貰うのが一番勝算があるというのも悲しい話だが。

『ノドカ・ロレンス』
レベル1
体力14
精神力10
筋力16
頑強10
知力12
器用度10
解説
幼馴染み。能力としてはバランス型。ステの穴が無いため使いやすい。戦闘スタイルは弓と自身の爪牙。

京太郎「統率が取れる3匹を一部屋目に、和を二部屋目に……しか無いか……」

選択肢が少ないのは良いことなのか悪い事なのか。ひとまずダンジョンとしての枠組みは出来上がったのだから、ダンジョンを強化する方法を考えるとしよう――

二の月第一週

京太郎の行動
1、ダンジョン構築(現在使用不能)
2、仲間と話す
3、鍛練
4、自由安価

↓2

3、鍛練

京太郎「メンバーを増やすのは現状難しいからな……とりあえずは地力を上げていくしか無いか……」

鍛練項目
1、ステータス
2、歪魔術
3、性魔術

安価↓2

2、歪魔術

京太郎「歪魔術を鍛えよう。とにもかくにも部屋数が足りない……」

歪魔術とは、その名の通り、魔力をもって事象を歪める魔術である。
ゆえに、大事なのは歪む前の事象と歪んだ後の事象を把握するその知力……

コンマ↓1
知力ボーナス2段階により判定値+2
コンマ下二桁の合計が2以上で成功。ゾロ目は合計値二倍。

ファッ!?

あ、ゾロ目なのでレベルが2上昇します……これもうしばらく上げなくていいんじゃないかな……

【歪魔術:レベル3】
1階層5部屋のダンジョンが生成可能。また、罠の種類が増えました。

追加された罠

カビン
隠蔽基本値9
解除基本値3
解説
カビン。当たると痛いは痛いが、それ以上に恐ろしいのは頭をすっぽりと覆ってしまう事。発見、解除に失敗した場合、そのラウンドの戦闘判定が半減する。

イベント判定コンマ↓1

(ゾロ目だったら死んでた)
特に何もありませんでした。人間にダンジョンが見つけられるには猶予があるようです。

二の月第二週

京太郎の行動
1、ダンジョン構築
2、仲間と話す
3、鍛練

あ、安価↓2で。

おもいっきり被ったので安価↓でダンジョン構築……という所で今日はここまでで。やっぱ安価始まると進行早まるね。
あ、ちなみに罠は基本的に影牢シリーズから。ステータスや能力ボーナス、モンスター等はSW2.0からインスパイアを受けています。
GMやったらバランス取れてなくてPLからガチ殴りされそうになったクソGMだけど頑張ってバランス調整してみます!という事で判定おかしくね?等はどしどし書いちゃってください。
なお、イベント判定以外は基本的にコンマ下二桁の合計でやっていきますので(ゾロ目は合計値二倍)、多分そこまでインフレはしない……筈?


>>199
> あ、ちなみに罠は基本的に影牢シリーズから。
ムーンウォークで罠に誘導すのか京ちゃんww

影牢ってことは三角木馬ありますよね!

>>201
流石にミレニアステップは再現難しいっすよ……それにアレは可愛い女の子にのみ許された動きだからね!(動きが可愛いとは言ってない)

>>202
黄金木馬はあらゆる防御を貫通する無敵のトラップってはっきりわかんだね(DLC話)

今日は更新無しです。連絡が遅れて申し訳ない。

PS4版のダクソ2楽しすぎ問題。
という事で23時過ぎから始めますー。
それと、迷宮構築ですがちょっと変更をば。
当初は部屋毎に事前に罠を決めておく形式を想定していましたが、ぶっちゃけ管理がめんどくさくなる(最終的に複数階層の迷宮になる為、部屋数がヤバい事に……)ので、影牢式のラウンド毎の選択式にします。
それを受けて、迷宮構築の主体が罠の配置から、『迷宮に役割を持った部屋を設置する』事に変わります。ようはシムシティのゴミ処理場みたいなもんですね。
ただし、施設は防衛対象になり、かつ守りにくい部屋になってしまいますので、そこら辺はご容赦を。

始めますー。

1、迷宮構築

京太郎「さて……」

思った以上に上手くいった事で拡張した迷宮を思い浮かべながら考える。
現在、俺や和、ゴブリン共の部屋を除いた防衛に使用可能な部屋数は5部屋。防衛に割くのを今までの2部屋で済ませた場合(というか現状手が足りない)、このダンジョンコアを除いても2部屋も余る計算になる。

京太郎「ならば有効活用してしまうのが吉か……?」

さて、この二部屋を何に使おうか……?

安価↓で2票以上出た物を先着2つまで。

1、召喚陣レベル1
モンスターを召喚する為の部屋。より強いモンスターを配備出来るようになるが、召喚は召喚陣のレベルに、使役は性魔術のレベルに依存する。歪魔術のレベルまでしかレベルが上げられない。

2、研究室レベル1
罠を作成する為の部屋。より凶悪な罠を配置出来るようになるが、罠の開発には時間がかかる。研究室のレベルが上がると同時に開発可能な罠の数が増える。歪魔術のレベルまでしか上げられない。

3、捕虜部屋レベル1
捕虜を捕まえる為の部屋。侵入者を倒した時に捕まえられるようになる。レベル1はブタ小屋程度(綺麗ではあるが何もない)。捕虜部屋のレベルが上がると捕虜の好感度が上がりやすくなる。性魔術のレベルまでしか上げられない。

あ、書き忘れですが捕虜部屋は最低1レベルは無いと倒しても捕虜に出来ませんです。あと、捕虜に出来る人数も捕虜部屋のレベル依存です。

召喚陣と研究室で今回は作りますので、捕虜部屋の作成はお早めにー。

コンマ↓1
襲撃判定
ゾロ目以外は可哀想な村人

『可哀想な村人』

空き部屋を研究室と召喚陣に改装しおえた所で、ダンジョンの入口に誰かが現れた感覚を感じた。
これも歪魔術のちょっとした応用で、自らの感覚の一部を使い魔のように使えるという物だ。この前の鍛練で身につけた小技である。

さて、俺のダンジョンの最初の客人はどんな奴やら……

ダンジョン入口

アンドリュー「うーん……やっぱりこんな所じゃダイヤなんて手に入らないだかなぁ……」

彼の名はアンドリュー。姓は無し。隠れ里の住人で、特に何をした訳でもなく隠れ里で生まれ、人の世も知らずに育った村育ちの純朴な青年である。
近々幼馴染みの美少女との結婚を予定しており、この森に来たのは彼女に似合うアクセサリを作る為。

入口に移した片目の視覚と片耳の聴覚で侵入者の情報を得る事が出来た……やけに詳しいのは、これもまた歪魔術のちょっとした応用である。
今回使ったのは本来なら【歪曲の魔眼(ギアス)】と呼ばれる物で、相手の運命に干渉し、魂を縛るという高等魔術である。
当然、今の俺にギアスを直接かける能力など無いが、その前段階である『相手の運命を見る』なら出来なくはない。勿論、相手が俺より弱い場合だけだが。

さて、哀れなアンドリューの能力は、といえば……

アンドリュー
レベル1
体力 10
精神力 6
筋力 8
知力 4
器用度 8

うーん……悪くはないむしろ村人としてはかなりの物だが……如何せん、相手が悪かった。
さて……君と君の彼女には悪いが、貪らせて貰うぞ?その魂ごと……!!



これより戦闘判定を行います。

戦闘判定は
敵の罠探知判定→部屋到達判定を1ラウンドとして行い、それぞれ成功した場合に別の判定に移ります。

罠探知判定は知力とコンマ下二桁の合計で罠の隠蔽基本値とコンマ下二桁の合計と競い、勝てば罠が発動する前に罠を察知でき、罠解除判定に移行します。
失敗すれば、罠の効果が十全に発揮されます。

罠解除判定は器用度とコンマ下二桁の合計で罠の解除基本値とコンマ下二桁の合計と競い、成功すれば無力化。失敗すると罠の効果が半減で発動します。

例としてアンドリューにトゲ床の罠をしかけます。
アンドリューの罠探知判定基本値4とコンマ↓1の合計、
トゲ床の隠蔽判定基本値3とコンマ↓2の合計
(ゾロ目は確定成功)

アンドリュー 4+9+7で20
トゲ床 3+2+8で13

アンドリューはトゲ床に気づきました

アンドリュー「うわっ!?この床尖ってるだ!?」

続けて罠解除判定を行います。
アンドリュー 基本値8+コンマ↓1の合計
トゲ床 基本値9+コンマ↓2の合計

アンドリュー 8+1+2
トゲ床 9+1+4

アンドリューはトゲ床を避けきれませんでした。
トゲ床の威力判定コンマ↓1の合計の半分(ゾロ目は合計を二倍)

ダメージ 5+7÷2で6

アンドリューは足を滑らせ、足にトゲを深々と刺してしまいました。

アンドリュー「ぐあっ!?」

体力10→4

続けて部屋到達判定を行います。部屋到達判定は現在の体力+コンマの合計で行い、部屋数以上になれば1つ目の部屋に到達できます。
アンドリュー 4+コンマ↓1の合計
目標値5

アンドリュー 4+8+9で21
アンドリューは無事部屋に到達できました。

アンドリュー「うぅ……なんだってんだ?この洞窟は……」

アンドリューの到達した部屋にはゴブリン×3が居ますので、これより戦闘判定に移ります。
戦闘時は罠の使用は偶数ターンのみとなります。

戦闘は、(罠判定二種→)敵の攻撃→味方の攻撃を1ラウンドとします。

ゴブリンと遭遇したアンドリューは死に物狂いで攻撃します。
お互いに攻撃が外れる事は基本的にありません。
威力判定 アンドリューの筋力8+コンマ↓1の合計
防御判定 ゴブリン×3の頑丈合計7×3+コンマ↓2の合計

あ、忘れてましたがアンドリューの頑丈は8です。
あと、このスレの戦闘は基本的に数で勝つ事を主軸にしています。そうでもないと基本値合計が数十とかになる後半の冒険者チームとかに対抗しきれないので。

アンドリューの攻撃判定 8+6+4で18
ゴブリン×3の防御判定 7×3+8+6で35

アンドリューの攻撃は虚しくもゴブリン達には通用しませんでした。

アンドリュー「ひぃ!?く、来るなぁ!?」

ゴブリン×3の攻撃判定

攻撃判定 ゴブリン×3の筋力合計8×3+コンマ↓1の合計
防御判定 アンドリューの頑丈8+コンマ↓2の合計

ゴブリンの攻撃判定 8×3+7+0で31
アンドリューの頑丈判定 8+5+8で21

差の10のダメージがアンドリューに与えられます。

アンドリュー「彼女に……プレゼントを……」
体力4→-6

アンドリューは死亡しました。
防衛成功です。

という感じで影牢シリーズ名物の『新婚クラッシャー』を回収した辺りで今日はここまで。
今回はアンドリューの神回避で直撃しなかった罠ですが、基本値が相手の人数分倍加する(=基本値は必ず相手の人数×罠の基本値になる)という特性がありますので、相手が脳筋ばかりなら簡単にハメ殺せます。
今回は哀れな村人一人でしたので終始イジメ状態でしたが、次は複数人の冒険者ですのでもうちょっと踏ん張れるかも?

今日は23半くらいから始めますー。

始めますー。

ぐぬわー。すんません。今日は更新出来なくなりました……安価無しの部分はもしかしたら投下出来るかも……

今日は更新無しです。

ナデシコの二次創作書きたい(唐突)

というワケで23時半過ぎから始めますー。

遅れまして申し訳ない始めますー。

二の月第三週
襲撃の翌週は襲撃はありません。

京太郎の行動
1、迷宮構築(構築は連続)
2、仲間と話す
3、鍛練

安価↓2

2、仲間と話す

仲間と話す場合、仲間を安価で決定しますが、今回は和しか居ない為自動的に和に決定します。

ゴブリンは仲間じゃないのか……
まあ会話できんしな

和との会話・1回目

現在のダンジョンは1階層5部屋しかない。だが、それは=ダンジョンがそれだけという事ではない。
俺や和の部屋やゴブリン達の巣もこのダンジョンの中に有るのだ。
そこは、通常はダンジョン全体の循環の為に開放してあるが、有事の際には防衛部屋とは隔離される。
だが、俺の未熟な歪魔術では切り離しはそう簡単に出来る事ではなく、魔力の循環が途絶えた場合、元の岩盤に戻ってしまう可能性もある。

京太郎「……だからって私室を同じにするってのはどうなんだ?」

和「し、仕方ないじゃないですか……幾らゴブリン達が働いてくれるとは言っても、部屋を彫り上げるのには時間がかかりますし、そんなに何部屋も作っては逆に歪魔術を使う時の負担になるじゃないですか!!」

京太郎「……くくっ」

和「……ふふっ」

京太郎「同じ部屋で寝るのなんて何年ぶりだ?」

和「透華が龍の夢に怯えなくなってからですから……5年ぶりですかね?」

京太郎「……5年、か。それだけあれば俺達も変わるもんだよな……」

和「……京くん。あなたの咎は、私も一緒に背負います。だから……」

京太郎「……ありがとう和。だけど、俺は。自分の手にかけた人の死を。その人から奪った未来で、必ず多くの人達を幸せにしてみせる。傲慢と言われようと……必ず……!!」

和「京くん……」

オヤジから聞いた魔族統一までの血塗られた道。それは過去の話でもあり、いつか来る未来でもある。
俺がオヤジの跡を継ぎ、俺の子どもに跡を継がせる。いつか産まれる子ども達に背負わせてしまうのは哀しい事だが……貧乏クジを引くのは、俺達だけで十分だ……!!

>>283-284
ゴブリンさんは寿命3ヶ月で産まれたりして数が増えたり減ったりすると周りに放逐したり周りからスカウトしたりしてます。
なので、突然変異でも無い限り仲間としてはカウントしません。

次週のイベント判定コンマ↓1

二の月第四週
人間はまだダンジョンの存在に気づいていないようです。
人間がアンドリューの行方を探している為、今週と次週はコンマ合計10以下で襲撃が発生します。

京太郎の行動
1、迷宮構築
2、仲間と話す
3、鍛練

安価↓2

3、鍛練

京太郎「とりあえずは淫魔術を鍛えるべきか……?」

鍛練内容
1、歪魔術
2、淫魔術
3、ステータス

また安価先忘れてる……
↓2で。被ったら↓で。

ちょっとゾロ目出過ぎじゃないですかね……(困惑)

2、淫魔術

京太郎「淫魔術を鍛えるには自身の魂を確固とする必要がある……という話だったな……」

淫魔術とはいうが、その実態は魂を高次に押し上げる為の技術であり、来たる高次に耐える為に自らの魂を磨かなければならないのだ。

結果判定コンマ↓1

良かった……ゾロ目なんて無かったんだ……

【成功】

京太郎「……ぼんやりとだが、魂が見えてきた気がする……だがまだまだだな……」

淫魔術がレベル2になりました。使役可能数が4体になりました。
当座の所はゴブリンが自動で補充されます。

といった所で今日はここまでで。始めるのが遅れてすまなんだです。

ダンジョンの様式がデモニオンっぽい

>>308
デモニオンみたいなダンジョンメーカー系のゲームが大好きなんですよ。
買ったデモニオンが何故か動かないわ、アプリ版のダンジョンキーパーはダンジョン名入力出来なくて進めないわと散々ですが()
というか巣作りドラゴン高すぎ内?

ダンジョンメーカー系の一般ゲームとか無いんですかねー。勇なまはちょっとお手軽過ぎて個人的にはあんまりやる気にならんので……

今日も23時半くらいから始めますー。

途中で書き込んでしまったorz

巣作りってまだ高いのか、未開封で15000くらいで売っちまったけど

>>315
コノザマの中古最安値で13500円。ディエスのルサルカとロートスのご祝儀ディスクでも8000ちょいなのに……(絶望)

急用が入りまして今日は更新出来ません。申し訳ない……
あの野郎、人の予定を勝手に埋めやがって……

寝落ちしそうな眠気を堪えながら更新していきますー。

設定語らなきゃ(使命感)

三の月第一週

京太郎の行動
1、迷宮構築
2、仲間と話す
3、鍛練

安価↓2

アンドリュー捜索隊判定コンマ↓1の合計

コンマの合計が10以下の為アンドリュー捜索隊がダンジョンを発見します。

3、鍛練

京太郎「……やっぱり手狭かなぁ?」

鍛練内容
1、歪魔術(レベル3)
2、淫魔術(レベル2)
3、ステータス

また忘れてる……↓2で。被ったら↓。

3、ステータス

京太郎「たまには身体を鍛えるか。」

強化ステータス判定安価↓2

体力

次からステ何があったか思い出せるよう貼った方が良いよ

>>336
そうだね。次からステータス出そう。

体力3

京太郎「ダンジョンキーパーと言っても体力は必要だよな……やっぱりさ。」

確定上昇の1とコンマ↓1の合計の十の位だけ体力が上昇します(ゾロ目は2倍)

体力3→4に上昇

京太郎「ふっ……!!ふっ……!!ふぅ……体力作りが大事なのは分かるんだが、結果が分かりにくいんだよなぁ……」

といった所で今日はここまでで。次回は可愛そうなアンドリュー捜索隊からですね。

眠気が取れない……歳か!!(違う)

というワケで今日は寝ます。もう昼間に人が居るときにでもやって、人居なかったら設定語りってスタイルにした方が安定するんじゃ無かろうか()

なんか思ってたよりオカンみたいな暖かい意見ばっかりでビックリしてます。
というワケで夜型の諸兄には申し訳ないが、昼型のテストという事で明日の11時くらいからやってみます。もしかしたら昼夜2回更新とか出来るかも……?(フラグ)

11時過ぎとは言ったもののまさかほんとに11時前まで起きれないとは……この海のリハクの目をもってしても(ry

という事で人が居るようならアンドリュー捜索隊に犠牲になってもらいますー。

大丈夫大丈夫。ちょっと前までは6時起きで7時から仕事とかザラだったし。

というワケで哀れなアンドリュー捜索隊の一部(3人)がダンジョンを発見した所からですねー。

京太郎「……ん?」

ダンジョンの入り口に反応があった。
視点を移して見てみれば、男達が3人集まって話している。

ブルース「なぁ、こんな所に洞窟なんてあったか?」

カール「いや、俺達の知る限りじゃあここはただの崖だった筈だ。」

デニス「つまり……ダンジョンが?」

カール「いや、単にゴブリンが巣作りしているだけかもしれん。」

ブルース「だが、アンドリューがここに入った可能性はあるな……もしもダンジョンだった場合の対処もある……行くぞ。」

デニス「お、おい!村の皆に言わなくて良いのかよ!」

カール「この前の地震で出来た自然の洞窟というのも有り得る……今年は、ただでさえあの忌まわしい娘のせいで皆ピリピリしてるんだ、余計な心配はさせたくない。」

ブルース「よし、行くぞ……!」


ブルース、カール、デニス
姓は無し。他もアンドリューとさほど変わらず……それよりも気になる話があったな。『この前の地震』に、『忌まわしい娘』……特に地震だな。
俺達が来る前だったのか?

アンドリュー捜索隊(3人)
レベル1
体力 30
精神力 18
筋力 24
頑強 24
知力 12
器用度 24

アンドリュー捜索隊に罠を仕掛けます。
仕掛ける罠
1、トゲ床
2、カビン

安価↓2

1、トゲ床

トゲ床を仕掛けます。

トゲ床の隠蔽判定は基本値3×相手の人数3とコンマ↓1の合計。
アンドリュー捜索隊の罠感知判定は12とコンマ↓2の合計。

やっぱ昼だと時間かかりそうやね。まぁとりあえずアンドリュー捜索隊をボコるまではやっていきましょう。

トゲ床 9+9+0
アンドリュー捜索隊 12+8+1

アンドリュー捜索隊はトゲ床に気づきました。

ブルース「うおっ!?」

カール「トゲ……?」

デニス「や、やっぱりダンジョンなんじゃ……」

罠解除判定
トゲ床 基本値9×3+コンマ↓1の合計
捜索隊 基本値24+コンマ↓2の合計

>>370
ファッ!?うーん……(ブクブク)

ゾロ目の為、捜索隊は罠解除に成功しました。

部屋到達判定
捜索隊の体力30+コンマ↓1の合計が部屋数以上になれば到達

部屋到達判定
30+9+6

捜索隊はゴブリン達の部屋に到達しました。

ブルース「やはりゴブリンが……?」

カール「4匹か……おかしいな。こういう洞窟ならもっと居る筈なんだが……」

デニス「っ!見つかった!戦うぞ!」

ゴブリン×4
体力40
精神力12
筋力32
頑強28
知力12
器用度20

捜索隊の攻撃
捜索隊の筋力24+コンマ↓1の合計
ゴブリン達の頑強28+コンマ↓2の合計

捜索隊 24+1+3
ゴブリン 28+7+5

捜索隊の攻撃はゴブリン達に決定打を与えられません。

ゴブリン達の攻撃
ゴブリン達の筋力32+コンマ↓1の合計
捜索隊の頑強24+コンマ↓2の合計

ゴブリン 32+2+0
捜索隊 24+9+6

ゴブリンの攻撃も思うようには捜索隊に効きません。

2ラウンド目になりました。
罠を起動出来ます。
安価↓2
1、トゲ床
2、カビン
0、仕掛けない

1、トゲ床

トゲ床の罠を仕掛けます。

隠蔽判定3×3+コンマ↓1
罠感知判定12+コンマ↓2

ゾロ目多いね(白目)

隠蔽判定がゾロ目の為、トゲ床は確定命中します。
威力判定コンマ↓1の合計

8+3で11
捜索隊はトゲ床に気づかず、11のダメージを受けました。

捜索隊
体力30→19

捜索隊の攻撃
捜索隊 24+コンマ↓1の合計
ゴブリン 28+コンマ↓2の合計

捜索隊 24+4+6
ゴブリン 28+8+5

相変わらず捜索隊の攻撃はゴブリンにダメージを与えられません。

ゴブリン達の攻撃
ゴブリン 32+コンマ↓1の合計
捜索隊 24+コンマ↓2の合計

ゴブリン 32+6+2で40
捜索隊 24+2+3で29

捜索隊に11ダメージ
捜索隊
体力19→8

3ラウンド目になりました。

捜索隊の攻撃
捜索隊 24+コンマ↓1の合計
ゴブリン 28+コンマ↓1の合計

捜索隊 24+9+6で39
ゴブリン 28+9+3で40

捜索隊の決死の攻撃が直撃したかと思ったかそんな事は無かった。現実は非情である。

ゴブリンの攻撃
ゴブリン 32+コンマ↓1の合計
捜索隊 24+コンマ↓2の合計

どういう事なの……?(困惑)

お互いにゾロ目の為、コンマの合計が2倍されます。

ゴブリン 32+8×2+8×2で64
捜索隊 24+9×2+9×2で50

捜索隊に14のダメージ。

捜索隊
体力8→-6

捜索隊のメンバーの生死判定を行います。
コンマ↓1の合計が体力の-値(今回は6)以上なら一人、体力の-値の2倍以上なら二人が生き延びて逃亡します。

ここぞとばかりに低コンマを出すとは……やはり天才か……全滅ですね。

といった所でとりあえず終了。
ゾロ目ってスゴい(小並感)

あ、ホントだ。60だからまだ4残ってるじゃん。消化試合だけどどうしますかね?

↓1から先に2票

1、結果は既に確定している!(全滅確定)
2、まだ勝負着いてないから……(震え声)

1、結果は既に確定している!
という事で全滅エンドでした。

それではまた夜に余裕があったら再開しますねー。

ところでゴブリンは倒した獲物をどう処理してるんですかね?

やっぱ適当に貪り食ってその辺に転がしておいてるんだろうか

共食いする蟲(ゴキブリ等)を狭い部屋に配置して共食いさせながら繁殖させよう!
うまく行けば強い蟲ができるかも

オーク「にんげんうめぇ」

天井はアブラカビン
壁はプッシュウォール
地面はスプリングフロア
で良く暖炉に入れて遊んでたなぁ

今日は更新無しでー。

>>417
歪魔術の影響を受けてないゴブリンの巣穴まで持ち帰って家族を養う為に使ってます。せいぜい骨くらいしか残らないんじゃ無いかな?

>>418-420
そういう小さな蟲も、蟲人も居ますよー。詳しくは召喚陣を使用した時に、ですね。
でもゴキブリは火星に帰って、どうぞ。

>>421
オーク『風評被害が過ぎる。訴訟も辞さない。』
まぁかといって、この世界のオークは人間を食わないのかと言えばそうでもないのですが。

>>422-423
飛び出す電気椅子とペンデュラム使ってずっと拷問のターン!!するのが好きでした()
でも同じトラップに何度もかけるコンボだから全然評価は上がらないというね。

周瑜顔……?

こういうのかな?

http://light.dotup.org/uploda/light.dotup.org173883.jpg

>>430-433
露骨な横山三國志ネタ……いやらしい(誉め言葉)
横山三國志はもう蜜柑と帝兄弟の下りくらいしか覚えて無いっすねぇ……
個人的に三國志系は恋姫くらいしかやってないんで詳しく無いってのも有るんですが。

一番好きなのは三國志Ⅸの徐庶です。
JOSYOの奇妙な冒険とかありましたよね、昔()

今日は仕事も無いので21時過ぎくらいから始めますー。

始めますー。

京太郎「……ふぅ。」

ゴブリン達に死体を片付けさせた事で、ようやく一息つく。

京太郎「……村人が一人行方不明になり、その捜索隊も戻らない……となれば、そろそろ冒険者が呼ばれてもおかしくないな……」

冒険者とは、ようは何でも屋の事である。
力を持つ魔王が束ねる今の魔族とは違い、血統、政治、宗教、民族といった違いで様々な国が入り乱れる人族。
それゆえ、大抵の国では面倒事には事欠かない。そして、国もそれに一々国力を割いてもいられない。
だからこその冒険者である。
国の手が行き届かぬ地方や、国として公には成せない事。超国家規模の身分保証と一攫千金をエサに作られた冒険者の組織は、既にそれを作り上げた国々の思惑すら越えた規模へと成長している。
彼らが使うのは流通、情報、そして戦力。
今や、人間社会の大きな争いは、その殆どが冒険者機構によって動いているといっても過言ではない。
国に帰属せず、税も納めない冒険者は厄介者だが、同時に民を浪費する事なく仕事をこなす。
戦う為の人間なのだから、村人のようにはいかないだろう。

京太郎「戦力増強、か……それに……」

捕虜部屋を作れば、冒険者を捕らえる事もできる筈だ。
彼ら彼女らの技能をただ殺して失うのは惜しい。男はどうしようも無いが、女ならば説得次第で此方につくものも居るだろう。冒険者とはそういうものだし、淫魔術とはそういうモノだ。

三の月第二週

京太郎の行動
1、迷宮構築
2、仲間と話す
3、鍛練

安価↓2

『捕虜部屋の作成』が開始条件のシナリオが開示されました。

・巡回神父
・一見正しく見えたその判断
・囚われの竜の子
・私の英雄

2、仲間と話す

話す相手は自動的に和になります。

京太郎「そういえば、和は特に欲しい物とかは無いのか?」

和「欲しい物……ですか?」

京太郎「あぁ、こんななにもない所に付き合って貰ってるんだし、和が欲しいって言うなら頑張って手に入れようかと思ってさ。」

和「ふふっ……じゃあ、秘密です。」

京太郎「えっ?」

和「女の子は秘密でいっぱいなんですよ?京くん?うふふ。」

和(……私の欲しい物なんて、もう手に入ってるんですよ?)


和のレベルが上がりました。

『ノドカ・ロレンス』
レベル1→2
体力14
精神力10→12
筋力16
頑強10
知力12
器用度10

三の月第三週

京太郎の行動
1、迷宮構築
2、仲間と話す
3、鍛練

ここから安価↓2で。

1、迷宮構築

京太郎「さて……」

歪魔術を用いてダンジョンの構成を考える。
やはり、部屋数が足りない。
防衛用の部屋はいいが、召喚陣と研究部屋がどうしても……

京太郎「……しまった。そうか、そうじゃないか……いや、早めに気づいてよかった。そう思おう。」

歪魔術で作ったダンジョンに召喚陣を置いてしまうのは危険に過ぎる。ゴブリン達に部屋を掘らせて、そこに順次移行するようにしよう。

迷宮構築
1、召喚陣
2、研究室

安価↓2

>>456-457
こわい(コナミ感)

2、研究室

京太郎「とりあえずすぐに移せるワケでもないし、まずは研究を。だな。」

研究はコンマ判定で出来る物と出来るまでの時間が決まります。
コンマの合計が大きい程攻撃的で大がかりな物で、代わりに出来るまでに長い時間がかかります。(ゾロ目の場合は凶悪な物が即時できます。)
コンマ判定↓1

あい

>>459
なんなのだこれは!?どうすればいいのだ!?

00ゾロ目の為、『黄金木馬』が完成しました。

黄金木馬
隠蔽基本値 無し
解除基本値 無し
ダメージ 無し
解説
黄金に輝く三角木馬。足下から強襲する此を回避するには、直感や加護等の第六感が重要となる。喰らった相手は恥辱によって行動不能となる。
スキル以外での回避不能。全防御スキル貫通。当たった場合、コンマ判定を行い、その合計が10以上なら2ラウンド、10以下なら1ラウンドの間、当たった相手の行動をキャンセルする。この罠は1度に1人に対してのみ使用可能。

京太郎「……なんだかスゴくヤバい物を作ってしまった気がする……」

気のせいだな。多分。うん。きっと。メイビー。

京太郎「さて、気を取り直して……あ、そうだ。ゴブリン達に部屋を掘らせるなら、ついでだから捕虜部屋の分も掘っておいて貰うか……?」

安価↓5まで、多い方

1、掘る(出来るのは四の月第二週となります。また、レベル上げの際にゾロ目が無効となります。)
2、作る(出来るのは今週となります。また、防衛時に防衛対象となり、突破されると捕虜に逃げられます・)

2、作る

京太郎「……いや、時間もかかるし、とりあえずは迷宮の中に作っておこう。」

【捕虜部屋:レベル1】が迷宮内に完成しました。

といった所で今日はここまででー。
捕虜部屋完成につき次週からはサブシナリオが順次始動していきます。
サブシナリオではようやく咲キャラを出していけそうなので頑張ります。今回のサブシナリオは幼馴染み安価を逃したキャラが中心となってますので、スレ開始当初の分のお詫びがようやく出来そうで一安心です。

今日は更新無しでー。

更新なしか
影牢2でもやってくるか…

>>486
影牢Ⅱ?ダークイリュージョンの事かな?(すっとぼけ)
今はまだ出来ないけど二人のプリンセスは買わないとですねー。まぁそれより先に前作のストーリーモード終わらせろよって話ですが。

あ、ありのまま今起こった事を話すぜ!!
俺は寝て起きたと思ったら仕事が始まる時間だった!!

ガチ寝してました。申し訳ない……明日こそ昼更新します。

おはようございます。メインシステム、通常モードで起動。あなたの帰還を歓迎します(AC脳)

というワケで今起きました。人居ますかー?
居たらサブシナリオの概要説明しますねー。
今日は23時からもできるのでサブシナリオをどれから消化するかは夜でー。

あ、パイロットデータの認証忘れてた……ぐぬぬ……


●サブシナリオとは
一定の条件を満たす事で発生させられるイベントです。
メインシナリオとの違いは、発生タイミングが選べる事で、条件を満たすと即座に進むメインシナリオと違い、サブシナリオは進める順番や時期を選択出来ます。
サブシナリオはこの世界に生きる咲キャラクターが京太郎と出逢うお話で、基本的にメインシナリオでは咲キャラクターは仲間にならない為、彼女達を攻略する為にはサブシナリオを進めるのが一番です。

現在条件が達成されているサブシナリオは以下の通りです。

・巡回神父
ダンジョン近くの開拓村にふらりと現れた巡回神父の少女。髪を1つに束ね、聞きなれない特徴的なしゃべり方をする彼女の目的は……?

・一見正しく見えたその判断
ダンジョンが有ることを確信した隠れ里の人々は、自らが生き延びる為にある判断を下す。一見正しく見えたその判断、しかしそれは……

・囚われの竜の子(連続)
行方不明者捜索の依頼を受けた冒険者達がダンジョンに挑む。しかし、彼らの間に信頼は無く、ダンジョンの罠の前になすすべも無く壊滅する。それでも諦めない少女が独り……

・私の英雄(高難度)
ある時消息を絶った第六聖女。彼女の目的はただ一つ。世界を救う英雄を探し出す事。種族不問のその英雄に成りうるのは……?

あ、巡回神父も連続イベントだった。

連続イベントは文字通り『俺達の戦いはこれからだ!!』という感じで次のイベントのフラグになるイベントです。
高難度はぶっちゃけオススメ出来ません。今のダンジョンではなすすべもなく蹂躙されるのかオチなレベルの人が相手になります。

という事でサブシナリオをそもそもやるかやらないか。やるならどのシナリオか。というのは夜に決定しますので。
今は落ちますね。

それぞれどの咲ヒロインだ

哩は二つ束ねだから違う気がする
神父は、「聞きなれない特徴的なしゃべり方」が関西弁で、一つ束ねで洋榎と予想
竜の子は、「諦めない」を主に考えるなら穏乃で、「諦めない」+タイトルで考えるなら玄かな?

英雄を探すで、リアラ思い出した……つまり、英雄シナリオに出てくるのは……

とりあえず少女なら神父じゃなくシスターあたりにしない?急に有珠山ぽくなるのには目を瞑って

実は連続イベントは『段階的にいかないとそもそも逢えない』人との繋がりを間接的に作る為の物なので、連続イベント以外でも派生するイベントはあったりします。
連続イベントは同じ高校のキャラだったり家族だったりするメンバーを芋づる式に攻略していく感じでして、『連続イベント始めたから次は連続イベントの続きをやらなくちゃ……(使命感)』なんて事はありません。

という事で予定通り23時過ぎからやります。

>>501-504
結構近い答えが出てますねやっぱ。
竜の子の方はルビという大ヒントも無しでほぼニア当てられるとは……もしかして向こうで見てくれていた方でしょうか?だったら嬉しいですね。
あ、でも『囚われの竜の子(ドラクル)』本人はまだ出てきません。本来ならまだ影も形も出ない予定だってんですがね……あの子がこっち側に居ますので……

>>505
テイルズでもかなり好きなんですよD2。なりダン3ではフィアフルストームの超速詠唱に助けられました。主に対ジャババで()

>>507
そうですねー。元ネタが男性なのをそのまま流用した弊害ですね。派遣修道女(シスター)にシナリオ名を変更します。

人居ますかー?

居たらサブシナリオの安価取ります。

人が居るか確認する度に直下でゾロ目を出されて正直心臓に悪いです……

それではまずサブシナリオを行うかを↓5までで。
1、行う
2、行わない

ですよねー。

では次に発生させるサブシナリオを選択します。
現在可能なサブシナリオは以下の通りです。
1、一見正しく見えたその判断
2、派遣修道女(シスター)
3、囚われの竜の子(ドラクル)
4、私の英雄

サブシナリオ選択、このレスから2分間で集計(するほども集まらないかもしれませんが)

1、一見正しく見えたその判断

ですね。了解しました。書いてきます。

隠れ里・里長の家

「……アンドリューを探しに行った者すら帰って来ないとはな……これはもはや偶然では有り得まい。」

里長が里の主要な者達を集めたのは、やはりアンドリューと彼を探しに行った者達の失踪についてだった。

「魔物の群れか?」「いや、魔物の群れにしては村の周りに変化が無さすぎる」「もしや俺達に追手がかかったんじゃ……?」「馬鹿を言え。百年以上も昔の罪を今更に問うワケもあるまい」「ならやはり……」

「あぁ、十中八九新しいダンジョンが出来たのじゃろうな……そこで、この村よりそのダンジョンに贄を送る事を提案する。」

「里長!?」
里長のその発言に場が騒然となる。
隠れ里は運命共同体も同然。故に仲間を切り捨てる事など有り得ない。

……そう、ある種の『例外』を除いて。

「送るのはあの忌み子の片割れじゃ……所詮は人を押さえつけ進ませぬ為のダンジョン。我等が敵対せぬという証でさえあれば良い。」

「……それもそうか」「そうだな、あの薄気味悪い化物もどうにかできる……」「俺は里長の意見に賛成だ!」「俺もだ!」


こうして、隠れ里は、自らの忌み子を贄に出す事を決める。

そう、世間一般に照らし合わせたならば、一見正しく見えたその判断。しかし、それは大いなる過ち。
この哀れな隠れ里の命運は、この判断によって尽きる事となる……だが、それはまた別の物語……

「いいか?必ず贄としての役目を果たせよ。もし戻ってきたら……あの大女がどうなるか、分かってるよな?」

モモ「分かってるッスよ……言われなくても、贄としての役目は果たすッス……だから豊音にだけは手を出すんじゃねーッスよ。」

「ハッ!誰があんな薄気味悪い大女になんか手を出すかよ!テメェ等みてぇな化物の相手なんざこっちから願い下げだ!せいぜい化物の花嫁にでもなるこったな!」

モモ「……」


隠れ里から追われ、ダンジョンへの贄とされた彼女の名はモモ。
その髪の色は、光を返さぬ漆黒の黒。勿論これは隠れ里の尋常の色ではなく、それもまた彼女を忌ませる要素ではある。
だが、それだけではない。


ゴブリンが息を潜めるモモの目の前を通りすぎる。匂いに敏感な筈のモンスターが、目の前の獲物の匂いにすら気づかない。
そんな異常な光景を、その能力の事を知る者が見たのならば、モモの事をこう表現しただろう。

『不可視の人狼』、と。

モモ「……イヤになるッスね……自分を薄めるのも……そうしなきゃ死ぬこの状況も……」

今の彼女には服は無い。贄には必要無いからと、友達の豊音の分を除いて奪われた。
今の彼女には家は無い。贄には必要無いからと、戻れば豊音を犯すと脅された。

だから、ダンジョンを見つけなくては。贄にならなくては。
だが、恐い。贄としての末路を思うと震えが止まらない。
それでも、友達の為に彼女は歩いた。魔物から身を隠し、泥水を啜り、草を食み。

そうして彼女はたどり着いた。彼女の終着点へ。


モモ「ここ……ッスね。多分。前まではこんな所に洞窟は無かった筈ですし……」

そう遠い距離では無かった。道のりにして約半日。だが、恐怖が足を鈍らせた。そして、鈍った足を躊躇無く地面が抉った。

モモ「……恐いよぅ……誰か助けてよぉ……」

村での生活は辛くはあったが孤独では無かった。何時だって友達の豊音が居たし、彼女達の能力は常に村人に最後の一線を突き付け、それを越えさせなかった。
だが、今は独り、目の前に死が待っている。
それが、モモにはどうしようもなく怖かった。

「……迷子か?」

そこに、声が聴こえた。

『ソレ』に気づいたのは偶然だった。
ダンジョンの入口の視界に違和感を感じた。

そして、その違和感の正体を確かめに行った先で、彼女を見つけた。

彼女は独りで、裸で、泣いていて……このダンジョンに挑む愚か者にはとても見えなかった。
だから、こんな風に声をかけてしまった。

「……迷子か?」

と。
きっと、彼女からすれば間抜けな問いだった事だろう。

これが、俺とモモの出逢い。

という所で眠いんで寝ます。申し訳ない。

隠れ里の連中がクズ過ぎる気がしなくもないけどまぁそもそもが逃亡してきた犯罪者とその子孫だし……(震え声)という事で。
まぁこういう切り捨て自体は村が生き残る為なら躊躇わないでしょうが。

モモの能力は原作の『影が薄い』とはちょっと違って『存在そのものを希釈する』ものとなってます。ここら辺はまぁ影が薄いだけだと薄気味悪い止まりで慰み物一直線なので『その気になればこっちを蹂躙出来る化物』という事で。
ちなみに元ネタは現在絶賛アニメ放送中の内藤イズム全開のドタバタトンデモスプラッタバトルアニメ『血界戦線』から『不可視の人狼』でした。皆も見てね!!(露骨なステマ)

なんとなく目に留まったので読んでみたらぐんぐん引き込まれた
すげえ面白いっす!今後に期待大!
ダンジョン系と言えばカテゴリは違うがBANNYBLACKを思い浮かべるなぁ
京太郎自らが冒険者倒しに行くとかもありなんだろうか

家の前を通りすぎる暴走族の音にはなんら反応しないのに家族の車が入ってくると一瞬で起きるとかいうよくわからん能力を使い手。
今日実質睡眠時間3時間でござる。
こういうのって不眠症って言っちゃってええんかな?
こういうファッション不眠症でガタガタ抜かしてるとガチ不眠症の人に怒られ内?

という感じでいい感じにテンションイッちゃってるので寝ます。眠い。

キャップの片目が神々の義眼になってそうだ

いちおー生きてます。

早くサブシナリオ書き上げなきゃ……(使命感)

>>541
まったく知らなかったですけど調べてみたら結構似てますねバニーブラック。特にダンジョンが呑気に入口開けてる理由とか。
京太郎が迎撃……うーん、出来なくは無いけど正直無理ゲーじゃないかな、うん。
まだ体力1クレスポも無いし……

>>551
キャップに神々の義眼……そういう物もあるのか!!()
でもやっぱ神々の義眼は両眼が良いよね。という事でキャップでは無いです。
神々の義眼保有者のヒントは、アニメ版での演出とか、スターフェイスが言ってた神々の義眼の謳い文句とかかなー。
キャップはもっとストレートにヤバい奴です。

ちょっと今日明日は更新出来ませんー。
早いとこいつものリズムを取り戻したいです……

りょうかいですー

>>557-558
コンマ神!?どうしてここに!?逃げ出したのか!?まさか自力で脱出を!?

風邪なう。
明後日の昼から更新再開しますー。

気づけば一週間更新してない系?
これはヤバいパターンですよカテジナさん!!

でも待って今風邪で持病の喘息が悪化して息するだけで喉元ペインよ(錯乱)
のど飴がなかったら即死だった……

すまぬ……すまぬ……
風邪も治らないので今日は休みます。
忘れない内に更新出来るようにならないとなぁ……でもゴールデンウィーク仕事で忙しいし……

風邪治らねー……仕事休めねー……くそぅ……なにが『偉大な一週間(ゴールデンウィーク)』だ、『馬車馬の一週間』の間違いだろ……

という事ですんませんが大分風邪との格闘が長引きそうです。

やっと治ったぜドチクショー!!まだ咳き込むけどな!!
という事で明日の昼から更新します。モモの続きじゃないけど。
……ちょっと開けすぎて話のオチがどっかに吹っ飛んじゃった……
という事で京太郎達とは今のところあまり関わりの無いある人の小話で。結構世界設定的に重要な話ではあるんですけどね。

今起きた(白目)
やべぇ……やべぇよ……

というワケで断編の短編です。リハビリがてらにって事で。

――――人間の領地のとある農村

人口も少ないこの農村は、ある危機に陥っていた……少なくとも、昨日までは。

「ありがとうございます……!!旅のお方……!!まさかあの狂暴な竜を退治して頂けるだなんて……!!」

村長はそういって私達に頭を下げた。だが、村を預かる身としてはそれでも大袈裟ではないのだろう。租税や復興の為に必要だろうに、貴重な食糧で歓待の宴をしてくれるという……あ、でもこれは違うか。彼らとしてはまさしく歓ぶべき事なのだ。ここ数年、この村を襲い続けた竜が退治されたのだから。

――竜
それは生物の進化の頂点。究極の獣。その姿はまさしく千差万別だが、今回の竜は比較的平均的な竜に近しかった。二足の脚に二枚の翼。鱗を持ち、どことなく龍に似たその姿。
属性を持たない進化であったのが幸いであった。でなければ、幾ら『あの子』とは言え、力を使い果たした今の状態では危なかっただろう。

「ところで旅のお方。お連れ様は一体どちらに?」

「へっ?あー、多分子ども達と一緒に居るんじゃないかな?ちょっと見てくるよ。宴の方は……まぁ私達が主賓じゃなければ。って事で。」

そういって村長の家から村の広場へと行く。
宴の件は、まぁ妥協案だ。私達は主賓だなんだと騒がれるのはあまり好かないし。私はいいけど『あの子』は特に――

「~♪」

広場から歌が聴こえる。私達にとっては懐かしい歌。たぶん、今はもう、誰も知らない歌。時の彼方に消え去った……聖者の生まれた夜を祝う歌。

「きれー……」
「なぁなぁねえちゃん!!他の歌は無いの?」
「あはは……でも私、そんなに歌は覚えてないんだけどなぁ……」

「じゃあさ、すこやん。あの歌を歌ってあげなよ。遠い遠い宇宙(そら)の向こう……あの子達が生きた証を……」

「あ、こーこちゃん……ふふっ、そうだね。覚えてるって事は、歌ってあげてって事だよね。」

そして彼女は歌い出す。彼女はきっと覚えているのだろう。あの子達との楽しかった時間を。永劫の時をさ迷う私達

途中で切れちゃった……続き


永劫の時をさ迷う私達が、その時を生き抜いた人達から託された物を。

「じゃあなーねえちゃん!!」
「ばいばーい!!」

日は傾き、宴の準備が始まる。
私達はそこから抜け出して、村の外れに来ていた。

「すこやん、楽しそうだったじゃん。」
「うん、なんだかね?子ども達と一緒に居るのは楽しいんだ。」
「ニコニコしちゃってまぁ……撮影しちゃおっかなー?特にー、未だに朝一人じゃ起きれないとことかー。」
「ひぅ!?や、やめてよこーこちゃん!?……ってあれ?撮影って……どういうものだっけ?」
「…………うーん、忘れた。」
「こーこちゃん!?」
「でもま、すこやんがそういう反応するって事は面白い事だったのは確かよね!!」

……私達は失っていく。かつて出逢った人達を、そして、その記憶をも。
きっと、これは罰なのだろう。永劫に生きるという事への。
キャスターという言葉がどういう意味を持っていたのか、私はもう覚えていない。
かつての自分が今の自分に残した手記で、どうにか『忘れてはいけない事』を知っているだけだ。
すこやんはきっとそんな事はしていない。
……それでも、彼女は忘れていないのだろう。『彼』の事を……

「こーこちゃん」
「ん?」
「行こ?皆待ってるよ?」
「……うん。」

あぁ神様、もし居るのならあなたを思いきりぶん殴りたい。私はいい。だか、何故彼女に永劫を歩ませるのか。
……この子は、永劫に生き、何もかもと別れるには、優しすぎる…………

というワケですこやん達のお話。サラッとやらかしてるけど竜はクソ強いです。マジで。比較対象がおかしいだけです。

アラサ…ウザンド(小声)

>>593
絶対に許さねぇ!!ドンサウザンド!!(しきたり)
千年できくかなぁ……

おはようございます(白目)

ちょっと職場の機械が壊れたりしてゴタゴタしてました。明日の昼に更新します……
今度こそモモのサブシナリオを進めますよ!!猿渡さん!!

Diesアニメ化プロジェクトの進捗が半日で目標達成しそうな勢いで草まみれですわ。
短いですけど始めますー。

「さて……」

流石に裸のまま放ってもおけないので和の服を着させた少女……モモと改めて相対する。
ちなみに和には護衛としてついて貰った。

「君は生け贄としてこのダンジョンに来た……と、まぁそういう事で良いのかな?」

その豊かなおもちに滑りそうになる眼を、和と過ごした十年で鍛え上げた精神力で元に戻しながらモモに質問を投げ掛ける。
……正直な所、こんな事はしたくないのだが。

「……なんで……」

「ん?」

「なんで服を寄越したんッスか……?
なんで生け贄に何もしないんッスか……?
なんで……なんで魔族なのに……こんなに優しくするんッスか……!!
化物の私に……!!
こんな……これじゃあ……村の人達より優しくて…………分からない……分からないッスよ……!!」

……理由は分からないが、どうも彼女は足切りに近い形で生け贄にされたようだ。
しかし、人族から見た魔族とはどのように伝えられているのか?まさか裸で泣いている女の子に服を着せただけで泣かれるとは思わなかった。

「なんで、か……うーん……特に理由は無いなぁ。」

「……はぁ。京くん?
そういう言い方は誤解を招きますよ?
正確には『助けないって考えもあったけど嫌だったから』でしょう。」

「あー、そんな感じそんな感じ。」

……?
モモは何故そんなにポカンとした顔をしているのだろうか?

「ふふっ。改めてはじめまして、モモさん。私はノドカ・ロレンス……人狼です。貴女とは同類になりますね。」

「……えっ?」

えっ?

短い!難産!という事で今日はここまでで……うーん……なんか書きたい事と違ってる気がする……

気づけばまた更新途切れてる……ボルガ博士、お許しください!!(無言のボッシュート)

オリジナルの小説の方も進まないしうーん……って感じですわ。
とりあえず明日の昼に更新します。今度こそ安価まで辿り着きたい(願望)

なに!?平グモちゃんは嘘屋の作品なのか!?(買ってから気づいた)
お前で28本目……恐れるな……積むゲームが増えただけだ……(白目)

というワケで戦女神ZERO買ってOPに興奮してました(クリアするとは言ってない)

それじゃあ始めますー。

「えーっと、和さん?それってリアリー?和と違って全然外見的に特徴出てないから正直分からんのだけど……」

というか何故にモモが驚くのだろうか?
和は特に耳も尻尾も隠して居ないのに。

「えぇ。匂いで分かります。
『見えはしません』けどね。流石は『不可視』と呼ばれるだけは有りますね。私はそっち方面はからっきしなので少し羨ましいです。」

「……って、えっ?
同類って、どういう事ッスか!?わ、私は呪われた子だって……!」

あぁ、そういえばモモは隠れ里の出身……しかも聞いた所から推測するに人間しか居ない所なのだろう。だとすれば、彼女が知らないのも無理はない。

「貴女のそれは呪いでも無ければ化物でもありませんよ。」

目の前で和がモモを軽く抱きしめたのを俺はただ見ているだけだった。まぁ、今回に関しては完全に蚊帳の外だから仕方ない。
……むしろ、俺としては二人の間で柔らかく形を変えているおもちから目を逸らすので精一杯であるし。

「貴女のそれは『不可視の人狼』……ちょっと珍しいだけのなんでもない物ですよ。」

『不可視の人狼』――そういえば、とおもちから意識を逸らす為にも思い出す。
曰く、あらゆる目はそれを見つけられず。
曰く、あらゆる手でそれを捕らえられず。
曰く、あらゆる場にそれは現れ忍び込む。
それは『隠れる』のではなく、『薄める』のだ――和の母親がかつて一度語っていた事がある。
人間が亜人を排斥した事で、もはや見ることどころか、噂になることすら無くなった『稀少種(レア物)』だという。
そういう意味では、和の言葉はモモを安心させる為の嘘だが、魔族にとってはそこまで間違った考え方でもない。
見えないのなら見なければいい。
捕らえられないのなら捕らえなければいい。
そもそも人間とは五感の全部が違うような連中も居るのだ。厄介ではあるが、ただそれだけだ。

「……私は、化物じゃないんッスか……?」

「……えぇ。」

「……私は、ここに居ていいんッスか……?」

「あぁ、むしろ居てくれとこっちから頼みたいくらいだ。」

人手は幾らあっても足りない所ではあるしな。
……同情が無いとは言わないが、能力と需要を考えての打算でもある。

「……ありがとう……ございます……!!」

打算だが……いや、打算だからこそ……いつか彼女の涙を俺が拭ってやれる日が来る事を願わずには居られなかった。



モモが仲間になりました!

というワケでモモが仲間になりました。ステは後日出しますが。
これから三の月第四週の行動安価となりますが、人が居た方が良いので22時過ぎにもう一度更新します。

22時過ぎに更新すると言ったな……すいません!!急用が入って出来ませんでした!!許してください!!(ベクターが)なんでもしますから!!

明日の夜は更新出来るので、明日の夜に安価取ります。

ヴェクター・インダストリー?

むにゃむにゃ……人居ますか?

>>622
ゼノサーガは好きッスねー。まぁ未だにEP.1クリアしただけで積んでるんですが。

ありがとう……そしてありが(ry

三の月 第四週

京太郎の行動
1、迷宮構築
2、仲間と話す
3、鍛練

安価↓2

2、仲間と話す

現在話せるのは和とモモの二人です。
誰と話しますか?
安価↓2

それではモモと会話という事でー。
短いですがおやすみなさい……

|ω・`)コソ

……お久しぶりです(小声)
鎮守府に着任して暁の水平線に勝利を刻もうとしたらいつの間にかキングクリムゾン!!して5月だった筈なのに6月になってました(それ以外にも祖父の回忌で忙しかったのはありますが……)

イマサラタウンにも程がありますが出戻りしてまいりました。でも正直悩んでまして。
再開に当たって色々設定の練り直し等してみたのですが、行き当たりばったりで作ったせいでプロットも何もないグチャドロ状態でして。
今までも大分無茶苦茶な設定やら、不定期にも程がある更新やらやってたしこれ以上続けても自己満足にしかならんかなぁ……とちょっぴりへこたれてます。

とりあえず明日の昼に再開しますが、それ以降はちょっと未定になります。お待たせしておいた癖にこんなネガ入ってるのはどうなんだ?という感じではありますが今日はこの辺で。

待っていてくれる人達が居る……こんなに嬉しい事は(ry

という事でモモとの会話から再開していきますー。

というか加古改二イケメンすぎ内?()

モモと会話

京太郎「うーん……」

モモ「どうしたッスか?」

京太郎「うぉっ!?……モモか。あぁ、ちょっと考え事をな……」

モモ「考え事?」

京太郎「あぁ、モモの居た村の事なんだが……どうにもやり方が気にくわないというか……妙に馴れてるなと思ってさ……」

モモ「……なんでも、ここに逃げ延びて来たご先祖様の時にも似たような事があったらしいッス。」

京太郎「ご先祖様?」

モモ「ええ、百年程前に無実の罪を着せられて追放されたご先祖様達は、魔族の領域に命からがら逃げ込み、そして魔族と交渉したそうなんです。そうしたら、誓いの証として一人の女性を連れていっただけで魔族は手を出して来なくなった……そういう昔話があるんッスよ。」

京太郎「……その女性は?」

モモ「……さぁ。少なくとも私達が生まれる迄に帰ってくる事は無かったそうッス。……でも、もしかしたら……」

京太郎「もしかしたら?」

モモ「その女性は、私やトヨネと同じだったのかも知れない……って、ふと思ったッス。もしもその女性が私達みたいに皆から疎まれていて、それを魔族が連れていったのなら……」

京太郎「……確かにあり得るかもな……それはそうと、私達ってどういう事なんだ?まだ村に誰か居るのか?」

モモ「……トヨネって娘がまだ。あの娘は純粋な良い娘なのに……身体が大きかったり、雰囲気が不気味だとか言って、私と同じように迫害されてました……
京太郎さん、無茶を承知で頼むッス!!トヨネを……私の友達を助けて欲しいッス!!」

京太郎「……わかった。だけど、今すぐは無理だ。」

モモ「な、なんでッスか!?」

京太郎「……隠れ里という事は、余所者が簡単に入って行く事は出来ないだろうし、ましてや俺達が向かえば襲撃に来たと勘違いされかねない……モモも、まだ自分の能力が上手く扱えないんだろう?」

モモ「……はい……まだ自分一人を隠すのが精一杯ッス……」

京太郎「だから、準備を整えたら、だ。今まで口減らしもされなかったって事は、今すぐ彼女をどうこうする事は無いんだろう?」

モモ「……はい。税も無いので、凶作が続くまでは口減らしも要らないですから……でも、今年の収穫期……『八の月が終わったら流石に危ないかも知れない』ッス……」

京太郎「分かった。それまでに『モモが能力を使いこなせるようになる』か、もしくは『村と対等に交渉できる条件を整える』か……やりたくはないが、『村を滅ぼせるだけの戦力を集め』たらそのトヨネって娘が助けられそうだな。」

モモ「京太郎さん……ありがとうございます………!」

と、トヨネ救出のヒントが出た辺りで今日はここまでで。
やっぱりどうしても会話がワンパターンになりがちだなぁ……聞き手と話し手が入れ替わる会話は難しい……
今回は試験的にヒントを分かりやすくしてみました。ちょっとゲームっぽくなりすぎかな?とも思いましたがどうでしょうか?

それではまた明日ー

暑いですねー……もう夏も近いですねー……ところでグランドオーダーの配信はまだですかね?()

というワケで再開していきますー。
隠れ里と言っても十家族で数十人は居ますので現状では真っ正面からだと数の暴力でやられます。
このスレのシステム上ドラゴンでも千の兵には敵わない仕様になってますので、まずは数ですねー。勿論すこやんみたいなイレギュラーは別ですが。

あと、迷宮構築で一週間は流石にどうかと今さら気づいたので色々試験的に変更してみます。

一年目 四の月 第一週

京太郎の行動
1、探索(サブシナリオ)
2、仲間と話す
3、鍛練

安価↓1

2、仲間と会話

現在は『和、モモ』と会話できます。

会話相手↓2

モモ

「おっ?」

ゴブリンによる洞窟拡張の進み具合を確認した後に私室に戻ってみると、モモが遊びに来ていた。
……ちなみに、最優先で作らせた為に現在の部屋割りは女性陣の部屋と俺の部屋の二部屋になっている。

「どうしたんだ?……ってもしかして窮屈だったか?すまんな……開拓村の方にも隠れ里の奴らは来るだろうからって気軽に出歩きも出来ないワケだし……」

「あっ、そういうワケじゃないんッスよ。むしろやる事が無くてちょっと退屈なくらいで……って、なに言ってるんですかね……私ってば……えーっと、今回は、たんに京太郎さんとお話してみたかっただけッス。忙しかったなら後でも良いッスよ?」

「いや?今は別段急用も無いし……構わないぜ?なんでも聞いてくれ!」

「じゃあ……」


モモとした話は他愛ない事ばかりだったが、その一つ一つに聞き入ってくれるモモはとても可愛らしかった。
……きっと、村ではこんな風に話す相手も居なかったのだろうと、思わず湧いた同情の念を抑えて、俺はモモとの会話に没頭していった……


モモ(1/3)

「さて……」

モモが帰った後、私室で考えを巡らせる。
開拓村には大きな動きは無い。こちらは『冒険者が行方不明にならない限りこのダンジョンに気付く事は無いだろう』。
そして、問題の隠れ里。此方もまた『村人をこちらから襲うような事が無ければ不干渉』だろう。しかし、だからといって手をこまねいていてはトヨネを助けるというモモとの約束が果たせない。
……本当ならもっと数年がかりで拡張し、冒険者をも易々と打ち倒せる迷宮を作り上げたい所だったが、そうはいかないようだ。
まずは『簡易的にだが頭数を増やせる死霊系モンスターを召喚すべき』だろうか?
その為にも、コレからは『一週に一度は研究や召喚を行う』としよう。

さしあたって今はどちらを行うか……

迷宮構築
1、召喚陣
2、研究室

安価↓2

というワケで召喚陣初使用という事で今日はここまででー。

あ、あとちょっと言い忘れてましたが、『八の月が終わってしまってもトヨネは仲間に出来ます』。
サブシナリオなので、時期でちょっと展開が変わる程度です。ですが、戦力増強は重要なので是非トヨネ救出を狙ってみてくださいー。

アンデッド系となるとゾンビやスケルトンといったおなじみのあれかね。

ネクロマンサーを仲間にすれば勝手に増やしてくれそうだけど。

あとヴァンパイアとかエデ・イー(初期のバスタードネタとかわかんないかもしれんけど)とかいった知性のあるアンデッドは召喚事故でもないと出ないとか

今日はお休みします。

……というかこういうのってsageとsagaのどっちで言うべきなんでしょうね?

>>680
知名度低くて目立たないけど個人的にはリッチはアンデットの最上位と言っても過言ではないイメージがあります。死王とか不死王とか名前の頭についてそう()

オシゴト、イソガシ、デス。

ちょっと今でもキツいのに盆の方がもっとキツいとか意味わかんないですね……(恐怖)

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