P「怪盗1412号?」 (72)


伊織「この前に予告状が送られてきたのよ」

P「予告状?」

伊織「ええ」

P「どんな内容だったんだ?」



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427816200


○月○日

月が闇を照らす前

桃色の金剛石を頂きに参ります

無数の光に包まれて…


P「ん?どういうことだ?それに破れているじゃないか」

伊織「お爺様が怒って破っちゃったのよ。まぁ、これはコピーなんだけどね」

伊織「それで桃色の金剛石は多分ピンクダイヤモンドね」

P「ピンクダイヤモンド?」

伊織「ええ。水瀬家に伝わる世界最大級のモノよ」


P「へぇ、凄いなぁ!」

伊織「日付は水瀬ビルの最上階で一般展示がある日ね」

伊織「それで月が闇を照らす前っていうのは夕刻で、無数の光は夜景が付き始めるころかしら」

P「おお!伊織!まるで探偵の様だな!」

伊織「まぁ、これくらい当然よ!にひひっ♪」


P「あれ?確かこの日ってフェスがある日じゃないか」

P「場所も水瀬ビルのすぐ真横だ」

伊織「ええ。だから大捕物が見れるかもしれないわよ」

伊織「お爺様も秘策があるって言ってたしね!」

P「まぁ、俺みたいな一般人には縁の無さそうな話だな。はははっ」


伊織「そうでもないわよ」

P「なんでだ?」

伊織「一般公開の前に関係者でのお披露目があるのよ」

伊織「それで事務所の皆で見にいらっしゃいってお爺様が」

P「俺も行っていいのか?」

伊織「もちろん全員よ!確か前日に合同リハーサルがあるじゃない?」

P「ああ」

伊織「リハは午前中に終わるし、その後にでもどうかしら?」


P「そうだな!お言葉に甘えるとするか!」

伊織「決まりね!」

P「よし!じゃあそれまでみっちりレッスンするか!」

伊織「スーパーアイドル伊織ちゃんにかかれば楽勝ね♪」



─────
───



都内某所 水瀬ビル フェス前日



春香「うわー!高いビルだね!」

千早「ええ、そうね」

亜美「いおり~ん!早く行こうYO!」

真美「そうだそうだ!真美待ちきれないYO!」

伊織「ちょっと!引っ張んじゃないわよ!」

律子「あんた達はリハであれだけ動いたのに元気ね…」


水瀬ビル 最上階



水瀬会長「765プロの皆さん、ようこそいらっしゃいました」

伊織「お爺様!」

P「わざわざお招きいただいて申し訳ありません。わたくし765プロで…」

水瀬会長「堅苦しい挨拶は抜きでいいですよ」

水瀬会長「それに君の事は伊織から良く聞いているよ。ほっほっほ!」

伊織「ちょっとお爺様!!」

P「きょ、恐縮です…」




水瀬会長「本日はもう何名かゲストもいらっしゃるので、揃い次第公開したいと思います」

水瀬会長「それまで少しおくつろぎ下さいな」

水瀬会長「伊織。ゲストルームに案内してあげなさい」

伊織「わかりましたお爺様。みんなこっちよ」



水瀬会長「あ~、P君。そういえば高木はおらんのかね?」

P「高木は本日急用が出来たみたいで…」

水瀬会長「そうか…残念だのう。せっかくだから伊織の事を色々と聞かせて貰えますか?」

P「も、もちろんです!」




伊織「それじゃ、しばらくはここでゆっくりしてて頂戴」

真美「亜美!探検に行こう!」

亜美「合点承知!」

やよい「もう!伊織ちゃんに迷惑かけちゃだめだよ!」


あずさ「あら~、ここはお酒も置いてるのね。うふふ♪」

小鳥「! ピ、ピ、ピンドンですよ!!」

律子「…明日はフェスの本番だって忘れてませんよね?」ニコッ

あずさ小鳥「はい…」


あずさ「あら~、ここはお酒も置いてるのね。うふふ♪」

小鳥「! ピ、ピ、ピンドンですよ!!」

律子「…明日はフェスの本番だって忘れてませんよね?」ニコッ

あずさ小鳥「はい…」


雪歩「ピンクダイヤモンドってどんなものなんだろうね?」

真「名前からしてフリフリでキャピキャピできゃるるーんって感じじゃないかな!?」

雪歩「え!?えっと…ダイヤでフリフリは無いと思うけど…」



貴音「響!これはまことに美味ですよ!」

響「うがー!貴音は食べ過ぎさー!」


春香「あれ?そういえば美希は?」

千早「あそこよ」

美希「むにゃぁ…」

春香「もうソファーで寝てるね…」

千早「ええ。さすがね」クスッ


???「あれ?もしかして伊織じゃない?」

伊織「え?もしかして園子?」

園子「久しぶりじゃないの!元気してた?」

伊織「ええ!本当に久しぶりだわ!」


伊織「どうしてここに?」

園子「お父様の代わりよ~。なんか腰を痛めちゃったみたいで」

伊織「あら、そうなのね」

園子「あっ!紹介するわ!私の親友の毛利蘭よ!」

蘭「こんにちは!毛利蘭といいます!」

園子「それでこっちが居候の江戸川コナン君」

コナン「こんにちは!」

コナン(居候は余計だっつーの…)


伊織「私はここのビルのオーナーの孫娘で水瀬伊織っていいます。以後お見知りおきを」

蘭「もちろん知ってます!竜宮小町のリーダーですよね!」

伊織「あら知ってて貰って光栄です!」

園子「アンタ猫被ってんじゃないわよ…」

伊織「ぐっ…」

蘭「え?ネコ?」

伊織「気にしないで頂戴!園子…覚えてなさいよ…」

コナン(ははは…)


伊織「私はここのビルのオーナーの孫娘で水瀬伊織っていいます。以後お見知りおきを」

蘭「もちろん知ってます!竜宮小町のリーダーですよね!」

伊織「あら知ってて貰って光栄です!」

園子「アンタ猫被ってんじゃないわよ…」

伊織「ぐっ…」

蘭「え?ネコ?」

伊織「気にしないで頂戴!園子…覚えてなさいよ…」

コナン(ははは…)


園子「あれ?そういえばおじ様は?」

???「だーっはっはっはっ!いやー!皆さんお美しい!!」

蘭「ちょっとお父さん!!」

園子「んで、あっちが蘭のお父さんで名探偵の毛利小五郎よ」

伊織「そ、そう…」

伊織「じゃあ、今度は私がみんなに紹介するわ!」

伊織「まぁ、説明不要だとは思うけどね!にひひっ♪」



貴音「……」

コナン(ん?あの人どこへ行くんだ?)

蘭「ほらっ!コナン君いらっしゃーい!」

コナン「はーい!」

コナン(……)


伊織「これで全員かしら?って貴音がまだだったわね」

響「さっきふらっとどこかへ行っちゃたっぞ」

亜美「お姫ちん食べ過ぎっちゃったんじゃない?」

響「うーん…貴音が食べ過ぎって事はないと思うけど…」



貴音「呼びましたか?」



伊織「もう!びっくりするじゃない!」

伊織「まぁ、いいわ。最後にこの子が四条貴音よ」

貴音「四条貴音です。以後お見知りおきを…」


新堂「皆様お待たせ致しました。準備が整いましたので会場へお越し下さいませ」

伊織「さぁ、行きましょう!」



あずさ「うふふ、楽しみね~♪」

小五郎「まぁ、あずささんの美しさには勝てませんよ!ナハハ!」

蘭「ちょっとお父さん!!」



──


やよい「はわわっ!とーってもキレイですー!!」

真「ピンクですっごいかわいいなぁ!!」

あずさ「こんなダイヤの指輪を運命の人にプレゼントして貰いたいわぁ~」

あずさ「ね?プロデューサーさん?」

P「え?俺ですか?」

美希「む~!あずさ!これを貰うのはミキなの!」

春香「わ、わたしだって!」




コナン(これが予告にあった最大級のピンクダイヤモンドか…)

コナン(明日の犯行時刻は、さっき伊織さんに誘われたフェス会場だからな…)

コナン(今のうちにこの周辺を見ておくか!)


──


コナン(うーん、特に変わったところはないか…)



???「こんな所でなにやってるの?」

コナン「!?」



コナン「えっと、千早さん…?」

千早「だめじゃない一人でふらついたら。えっとコナン君だったかしら?」

コナン「ご、ごめんなさーい」

千早「ふふっ、じゃあお姉さんと一緒に戻りましょうか」

コナン「はーい」

コナン(うーん…今の所は異常も無さそうだしな…)


P「お?千早とコナン君じゃないか」

千早「プロデューサーどちらに?」

P「ははっ、ちょっとお手洗いにな」

千早「そうですか。では先に戻ってますね」

千早「行きましょう、コナン君」

コナン「はーい」



蘭「もうコナン君!どこへ行ってたのよ!」

園子「まーたこのガキンチョは…」

蘭「千早さん!ありがとうございます!」

千早「気にしないでください」

真「コナン君!蘭ちゃんを心配させたらダメだよ!怒ったら怖いんだぞ~!」

蘭「真さん!」


千早「あら?二人は知り合いなの?」

真「昔、空手の試合で戦った事あってさ!あの時は確か引き分けだったかな?」

コナン(蘭と引き分けだったってこの人本当にアイドルなのか!?)






──


水瀬会長「さて、明日は展示があるので伺えませんが、皆さん頑張って下さい」

伊織「こっちにも聞こえるくらい気合入れるわよ!」

やよい「うっうー!頑張っちゃいますよー!!」

響「なんくるないさー!」


水瀬会長「毛利さんは折角なので下のバーで一杯どうですかな?」

小五郎「それではお言葉に甘えまして!でも明日のコソ泥対策はよろしいんですか?」

水瀬会長「はははっ、泥棒風情には負けませんよ!それに策もありますしな!」

コナン(策?)

蘭「コナン君ー!帰るわよー!」

コナン「はーい!」

蘭「お父さんも飲みすぎないでね!」

小五郎「わーってるよ!ささっ、水瀬会長!参りましょう!」


P「前に言った通り今日は近くのホテルを取っているから、そこに向かうぞー!」

律子「小鳥さんとあずささんは私と一緒です!」

律子「さっきのを見てると油断ならないので…」

小鳥「もう!飲みませんよ!」

あずさ「あら~、プロデューサーさんの部屋に行こうと思ってたのに…」

美希「む!あずさの好きにはさせないの!」

律子「千早!美希と春香をお願いね!」

千早「ええ」

春香「私まで!?」


園子「じゃあ伊織!また明日ね!」

伊織「ええ!ちゃんと応援に来るのよ!」

園子「もちのろんよ!」

やよい「コナン君またね!」

千早「気を付けて帰るのよ?」

コナン「はーい!またね伊織お姉ちゃん、やよいお姉ちゃん!」

コナン「それに千早お姉ちゃん!」

千早「ええ」ニコッ




真「蘭ちゃんもまた明日ね!」

蘭「はい!真さんも雪歩さんも頑張ってください!」

雪歩「が、頑張りますぅ~」



響「あれ?また貴音がいないぞ…」




コナン「!?」

コナン(あの銀髪の人だよな…)




貴音「ここにおりますよ」



響「貴音ー!もうどこ行ってんだよ!」

貴音「申し訳ございません。ちょっと野暮用で」



コナン(……)

コナン(なんなんだあの人は…)


P「よし!じゃあそろそろ向かうぞー!」



貴音(……)



コナン(……)


都内某所 フェス会場



小五郎「ヨーコちゅわああぁぁぁぁん!!」



コナン(もうすぐ765プロのライブの時間か…)

コナン(それに犯行予告時刻でもある夕方…)

コナン(水瀬会長の言っていた策もわからず仕舞いだし…)

コナン(しかも昨日から俺に向かって妙な視線も感じる)



コナン「くそっ!なんなんだ!」






P「さてみんな!準備はいいか!?」

真美「もちろんっしょ→」

真「気合バリバリですっ!」

律子「な、なんで私までライブに!?」

あずさ「うふふ~♪」


やよい「あれ?伊織ちゃん!今日はうさちゃんも一緒なの?」

伊織「え?ええ…そうね」

やよい「?」

亜美「まだまだおこちゃまですな→」

伊織「う、うるさいわね!」


P「伊織」

伊織「な、なによ!?」

P「向こうが心配なのか?」

伊織「そんなんじゃないわよ…」

P「そうか…まぁ、気負いすぎるなよ」

伊織「ええ……そうね!私はスーパーアイドル伊織ちゃんだもの!」

雪歩「うふふ」

伊織「なによもう!」


響「春香!いつもの奴いくさ!」

春香「そうだね!じゃあみんないくよ!」

千早(コナン君は来ているのかしら…)

春香「千早ちゃん?」

千早「ご、ごめんなさい!大丈夫よ!」




春香「765プロ~!ファイトッ!」



「「オーーーッ!!!」」





伊織「……」




ARE YOU READY!!

I'M LADY!!

始めよう

やれば出来るきっと

絶対私NO.1





「「うおぉぉぉぉぉぉ!!」」



小五郎「あずさちゅわあぁぁぁぁぁぁん!!」



START 始まる今日のSTAGE



小五郎「ステージ!!」


コナン(おっちゃん!?)

蘭「凄い熱気だね!!」

園子「765プロのライブは初めてだけど凄いわ!」

コナン(すげぇ!なんだこの一体感!)


コナン(太陽が沈んで暗くなってきたな…)

コナン(くそっ!あっちもこっちも気になる!)

コナン(あの野郎っ!なんでこんな日に予告出しやがった!!)




ガシャン






コナン(なんだ急に照明が!?)



コナン「まさかっ!」






「きゃあぁぁぁぁぁぁ!!」




コナン「くそっ!ステージの方か!!」



小五郎「何事だ!?」

小五郎「蘭たちはここを動くな!」

蘭「お父さん!」




小鳥「いったん幕を下ろしてください!」

スタッフ「は、はい!」



コナン「ちょっと通るね!」

小鳥「え?ちょっと!コナン君!」



やよい「いおりちゃん大丈夫!?」

亜美「いおりん!」



伊織「そんな…どうして……」





───


小鳥「毛利さん。言われた通りに出入り口を封鎖して、窓も全部カーテンを閉じました」

小五郎「ありがとうございます小鳥さん」

小五郎「あとは警察が来るまで各自動かないでください!」


中森「それでここですか会長?ピンクダイヤモンドがあるのは」

水瀬会長「ええ」

中森「まさか我々が守っていたのが偽物だったとは…」






予告通りに桃色の金剛石は頂戴しました



               怪盗キッド






中森「まさかお孫さんのぬいぐるみの中に隠すとは…」

中森「くそ!怪盗キッドの奴なんで知ってたんだ!!」

中森「あー、捜査二課の中森だ。通してくれ」

警官「はっ!」




水瀬会長「伊織!」

伊織「お爺様!ごめんなさい……わたし!」

水瀬会長「それはいい!怪我は無かったか!」

伊織「は、はい!誰も怪我はしてません!」

水瀬会長「そ、そうか…よかった…」

伊織「私がダイヤを隠すなんて言わなければ…」

水瀬会長「いや、それに乗った私の責任だ…許してほしい…」

水瀬会長「可愛い孫をこんな目に合わせてしまうなんて…」


小五郎「中森警部殿!」

中森「またアンタか…」

小五郎「いやぁ…面目ないです」


P「事情聴取は後にして下さい!」

P「まだみんな若い女の子なんです!」

警官「しかし…」



中森「ん?彼は?」

小五郎「伊織君の所属する765プロのプロデューサーです」

水瀬会長「中森警部。どうか私からもお願いします。休ませてあげて下さい」

中森「うーん、そうですなぁ。娘と同い年くらいの子にはツラいだろうしな」




伊織「みんなごめんなさい!!」



やよい「伊織ちゃん…」


春香「それより怪我が無くてよかったよ!」

伊織「え?」

真「うん!本当にね!」

雪歩「もし伊織ちゃんに何かあったら犯人を…」

真美「ゆ、ゆきぴょん?」


もうしわけない

キッドが女の子のステージぶち壊す展開ってのはないですよね…

いったん落として内容少し修正します

即興で書いてたのですみませんでした

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