南条光「変身!」佐久間まゆ「へ、へんしん!」 (38)

渋谷凛「…………」


光「違う!」


まゆ「す、すみません!」


光「まずアタシがゼロノスベルトの待機音を鳴らすから、その瞬間まゆさんは右手に持ったファイズフォンの5番キーを3回押してエンター!」


まゆ「ぜろの……は、はい!」


光「1秒で!」


まゆ「1秒!?」


光「押し終わったらファイズフォン折りたたんで右手を上に挙げて『変身!』と発声、その後ファイズフォンのアンテナを下向きにファイズドライバーにセット!」


まゆ「ファイズフォン……ドライバー……え?下向きでセット……?」


光「ノールックで!」


まゆ「ノールック!?」

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凛「……ねえ」


光「凛さん!おはよう!」


まゆ「……うふ、おはようございます凛ちゃん」


凛「うん、おはよう光、まゆ。何してるの?」


光「特訓だ!」


まゆ「特訓ですよぉ」


凛「とっ……くん……?」


蘭子「魂の共鳴……か」トゥンク…

光「まゆさんが今度Pさんと映画を観に行くんだって!」


まゆ「あっあっ、ひっ光ちゃんシー!シー!」アセアセ


凛「…………ふーん、それで?」


光「だから特訓!」


凛「は?なんでそこから変身ポーズに繋がるの?」


光「そんなことアタシがしるか!!」


凛「ッ!?」ビクッ

光「アタシは今度Pさんと映画に行くから特撮のこと教えてくれとしか聞いてない!」


凛「そうなんだ……ごめん」


光「だからとりあえず映画に出る主要メンバーのポーズを教えてた」


凛「それだよ、それで全部繋がった」


光「凛さん脳細胞がトップギア入っちゃったか!」


凛「はぁ?」


まゆ「…………」ソローリ


凛「どこに行くのまゆ?」


まゆ「マユハマユジャナクテフェイフェイチャンデスヨー」


凛「いいから」


まゆ「はい……」

凛「説明」


まゆ「……仕方ありませんね」

まゆ「あれは先日のことです……」


〜〜


モバP『はぁ……』ズンボガンボッ


まゆ『Pさん?』


モバP『ん……おお、まゆか。おはよう』ズンボズンボ


まゆ『おはようございます。何か悩み事ですかぁ?』


モバP『ん、悩み事というほど大層なことじゃないよ。ただ、観たい映画があるんだけど、観に行けそうになくてな……それが悔しくてついため息が』ガンボォ…


まゆ(Pさんの趣味で観たい映画ということは……)

まゆ『でしたら、一緒に行きませんか?』


モバP『え?』ズンボ↑ガンボ↓

まゆ『観たい映画ってアレでしょう?』


モバP『そ、そうそうソレだよ!よくわかったな?』ガンボ?


まゆ『うふ、まゆはPさんのことならなんでも知ってるんですよぉ』

まゆ『さすがに公開初日は……無理ですけど、まゆのお仕事の合間に寄って行くことは出来るんじゃないですかぁ?』


モバP『いや……でも、それはまゆに悪いよ』ズンボガンボ


まゆ『そんなことありませんよ?休憩と昼食も兼ねれますし』

まゆ『それにまゆも興味があるんです』

まゆ(Pさんの好きなものですから)


モバP『そうか!まゆは(特撮)好きだったのか、意外だな!』ズンボ!!


まゆ『はい、まゆは(Pさんが)好きですよぉ』


〜〜


まゆ「というわけです」


凛「ふーん、ウソついたんだ……Pさんに」


まゆ「わ、わざとじゃないです!ちょっとした行き違いが……ぅぅ」

凛「まあいいけど」

凛「ねえ……光」


光「ん?」


凛「私も特訓の仲間に入れてよ」


光「アタシはいいけど……」チラッ


まゆ「ぐぬぬ」


凛「安心しなよまゆ。《今回は》譲ってあげるから」


光「ちなみに10勇士もPさんはまだ観てないからチャンスはあるよ」


凛「いいね、じゃあ特訓お願い」


光「任せろ!」


まゆ「アドバンテージガ……プロデューサートノヒミツノキョウユウガ」ブツブツブツブツ

ミス

まゆ「アドバンテージガ……Pサントノヒミツノキョウユウガ」ブツブツブツブツ

光「さて、じゃあとりあえず二人にはコレを見て貰おうかな。カモンッ!ウサミンロボ!」


ウサミンロボ「ミミミンミミミン」ドサッドサッ


凛「何これ、ファイル?」ペラッ

凛(あっ、この蒼いのカッコイイ……)


まゆ「こっちがライダー?で凛ちゃんが持ってるのは……」


光「光の戦士の方だね」


凛「両方十数冊くらいあるけど……」


光「まゆさんはライダー、凛さんは光の戦士の方をそれぞれ読み込んで、少なくともライダーと光の戦士くらいは全部名前と顔、フォーム、必殺技くらいは覚えて貰うよ」


凛「えっ……これ全部?」


まゆ「全部同じに見えます……」


光「あと、このファイルの販売時期的にデータがないシリーズはアタシがまとめてるからそっちもよろしく」


まゆ(なんだか)


凛(とんでもないことに)

光「まだまだあるよ、ウサミンロボ……例のモノを」


ウサミンロボライダー「ミミミンミミミン」


凛「DVD……まさか」


光「初回と最終回と絶対外せない回に各フォームのお披露目回、その他名台詞名シーンを一作品3枚くらいにまとめてるから全部見ること」


まゆ「はぅぅ……」


凛「おかしい……最初の可愛いらしい変身ポーズの特訓からどうしてこうなったの」

凛(あれはあれで恥ずかしいから別になくていいんだけど)


光「それもやるよ」


凛「」


光「やるよ」

Pがオタの設定で書いてた人?

>>13
Pがヲタの設定で書いたこともあると思いますが
Pが怪人になってる割合の方が高いので
たぶん私じゃないと思います


いつもはレイナンジョウ はるちんで書いてます

まゆ「へんしん!」


凛「でゅあ!」


光「まだ可愛い!もっと鋭く!」


まゆ「へ……ヘシンッ」


光「それオンドゥル!滑舌は意識していこう!」


(0W0)『ッ!?』


凛「にょわ!」


光「それきらりん!恥ずかしがってるともっと恥ずかしくなるよ!」


ξ*`3´)ξ<ムエーッ!


光「若さは振り向かないこと諦めないこと!愛は躊躇わないことくやまないことだよ!」

光「もっと声出して!もっと腕振って腰入れて!」

光「あとズンボガンボってなんだよ!!」


凛/まゆ「「知らない(知りません)よ!!」」




/|-|\ スウジツゴッ
(0M0ver)

 /\
(0W0)ダディヤナザァン!?



光「さあ、見せて貰おうか!特訓の成果を!」フンスッ


凛(遂にこの日が来たッ)


まゆ(劇中さながらの動きで、かつノールックで変身する実技)


凛(何度メガネのつるが目元をかすめたか)


まゆ(おもちゃが擦れてキズがついてしまった時の光ちゃんの顔が複雑そうで困りました)


凛(それも今日まで!)


まゆ(必ずまゆたちはこの試練を超えてみせる!)


凛「やるよ!」


まゆ「いきます!」

まゆ「…………」ピピピッstanding・by


凛「…………」スッ


光「…………」


まゆ「変身!」complete


凛「デュアッ」サッ


光「…………」


まゆ「…………」ゴクリンコ


凛「…………」ゴクリンコ


光「…………」グッb


まゆ/凛/(0M0)(0W0)「「やったぁ〜!!(ウェ〜〜イッ!)」」ダキッ

まゆ「やりましたね凛ちゃん!」


凛「やったねまゆ!」


まゆ「長く苦しい戦いでした……」


凛「だけど私たちは乗り越えたんだよ!」


まゆ「はい!」


凛「これでまた私たち、トップアイドルに近づけたね!」


まゆ「はい!……ん?」


凛「え?」


まゆ「そんな話でしたかぁ?」


凛「…………はっ!」

まゆ「Pさん!」トテテッ


凛「プロデューサー!」タタッ


モバP「じゃあ、明日行くか3号」


光「うん!楽しみだね!」


まゆ「ひ、光ちゃん!」


光「ふぇ?」


モバP「まゆ……と凛もか?」


まゆ「その映画はまゆがPさんと観るはずの!」


凛(まさか、光が裏切るなんて……まさにこの世は勝てば正義負ければ悪ッ)ギリッ

凛(光は慈愛の戦士ではなく復讐の剣士ハンターナイトだったということだね!)

光「…………」

光「んー?」


まゆ「ま、まさか……光ちゃん」

まゆ「忘れてる?」


凛「うん、私は信じてたよ。ハンターナイトはハンターナイトでも勇者の鎧を纏ったヒカルだって」ドヤァ


モバP「お前は何を言ってるんだ……?」


光「あっ!そうだった!元々の話を忘れてた!」


まゆ「正直まゆたちもさっきまで忘れてましたけど……」


モバP「ちょっと待ってくれ、さっきから一体何の話を」


光「それはね……」


〜〜

〜〜


モバP「なるほど……そういうことか」


凛「プロデューサーもちょっと酷いんじゃない?まゆとの約束忘れて」


モバP「いや、一応何回か電話かけたしメールも送ったんだぞ?」


まゆ「ッ!!」ピッ

まゆ「あ、ああ……そんな……まゆがPさんの電話を無視してあまつさえメールの返信を怠るなんて……」ピシッピシッ


モバP「だ、大丈夫だよ!気にしてないって!」


まゆ「気にされない程度の存在……」ズーン


モバP「わああああ!!そういう意味じゃないから!」


まゆ「……うふ、冗談ですよぉ」

まゆ(ショックなのは間違いないけど……)


モバP「そうか、よかったぜ」ホッ


凛「ふーん、まゆにはプライベートで電話もメールもするんだ」


モバP「もう勘弁してくらはい……」

モバP「さて……それじゃあ明日はどうするか」


光「というかアタシはずっと思ってたんだ」


モバP「何を?」


光「映画なんだからみんなで行けばいいんじゃないのかって」

光「ぶっちゃけ特撮の映画はハリウッドでもない限り空席ばっか――」


モバP「それ以上いけない!!」

モバP「それにみんなでって言ってもみんな昼は予定が……」


凛「空いてる。学校春休みだし」


まゆ「まゆはPさんのスケジュールに合わせますよぉ」


モバP「お、おう……じゃあ、一緒に行くか!」


まゆ「うふふ、本当に楽しみ♪」

次の日


凛「本当によかったの?私たちも一緒で」


まゆ「もちろん二人っきりで来れればそれはそれは素敵な思い出になると思いますけど」チラッ


光「やっぱ3号とV3の対決はあるよね!CMの光太郎のセリフはいつ言うのかな!」フンフンッ


まゆ「新しいお友達と一緒に楽しい時間を過ごすのも……同じくらい素敵な思い出。うふふ」


凛「……そっか、そうだね」


モバP「おーい」


光「Pさんだ!」タッ


凛「あっ、走って行っちゃった……」


まゆ「光ちゃんは元気いっぱいですね」


凛「パッションだからね、私たちも行こっか?」


まゆ「はい、行きましょう」


ミンナハヤカッタナ

マタセチャッタ?ゴメンネプロデューサー

シフクノPサンモステキ……

サア、ショータイムダ!!


おしまゆ

特に言うことはないんですが

明日から総選挙ですね(白目)

あと、ヒーロー大戦観たあと映画館の前で友達(女連れ)に会いました(血涙)

ここまで読んでいただきありがとうございました
またよろしくお願いします

おまけ

上映終了後


モバP( ゚д゚)


光( ´ ; ω ;`)


凛(゚ペ)?


まゆ(´・_・`)


おわりん

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