【艦これ】瑞鶴「ずいずいずっころばし」 (24)

1:ただただ提督がパラオ泊地を舞台に艦娘と生活するだけです

2:タイトル通り瑞鶴がメインになると思う(そうなるとは言っていない)

3:登場する艦娘の数はちょっと少ないかも(更に絞る)

4:戦闘要素はほぼ皆無で仕事しないことも多々あり

5:艦娘一部の性格が変わってる?

6:もう一回頑張ります

それでもいいなら、もう一度ゆっくりしていってね!

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427634024

【パラオ泊地 コロール島】

提督「....デン、何か釣れたか?」

電「い・な・づ・ま、なのです。 こちらはさっぱりなのです」

提督「まずいな。 せっかく新しい艦娘が建造できたから盛大に歓迎しようと思ったのにこれじゃなにも無いぞ」

電「マングローブクラブか無毒クラゲなら直ぐにとってこれそうですけど....」

提督「それとるの俺だろ?」

電「か弱い女の子にさせる気ですか?」

提督「か弱いってお前冗談は....いやなんでも無いだからその砲を向けるのはやめろ」

電「まったく、司令官さんはオンナ心が分かってないのです」ガチャ

提督「分かんなくていいさ、縁が無さそうだし」

電「そんな事ばっかり言ってたら将来お嫁さんを貰う時に困るですよー」

提督「まだまだ若いんだしそーいうのは後で考えるよ」

電「これは売れ残るパターンです......」

提督「余計なお世話だ」

提督「そういや資源を全て使った記念すべき初建造の艦娘って、結局誰なんだ?」

電「....それが、よく覚えてないのです。 昨日は明石さんと司令官さんと三人で飲んでから記憶がありませんから」

提督「酔った勢いで回しちゃったからなぁ。 俺も明石さんが一升瓶空けたとこから記憶が曖昧だわ」

電「そこまでお酒強くなかったのに、明石さんに合わせて飲んじゃったのが間違いでした...朝起きたら更に一升瓶が4本空いてたのにはドン引きしました......」

提督「一升瓶4本って...バケモンかあの人」

電「流石に本土よりいい整備機器を持ってただけはあるのです」

提督「装備がいいからって....関係あんのかそれ?」

電「ありますよ? 大和型とか長門型、正規空母全般はめっぽうお酒に強いです。 例外なので言えば御召艦とかもです」

提督「大和型に正規空母ねぇ。 どれもこの鎮守府には無縁の艦だな、デンがいりゃぁなんとかなる」

電「信用してもらえるのは嬉しいですが....戦艦あたり来たら運用資源的に終わりですよ?」

提督「どうせ滅多に出撃しないしそん時はそん時さ。 それより俺達には今晩の晩飯を考えるという重大な任務があるぞ。 冷蔵庫に何かあったけか」

電「冷蔵庫には現地の方からいただいたロブスターが一匹いるだけです。 それ以外はどうしますか?」

提督「ロブスターあるなら十分だろ。 なら他の料理はココナッツとバナナとバナナとバナナの葉で水増しするか」

電「南国特有のバナナで水増し大作戦の発動......まあ、いつも通りってわけですね」

提督「よぉーしっ! そうと決まりゃ帰って準備するぞぉ! ついて来いデン!」

電「だぁーかぁーらぁー! いなづまですーっ!」

【工廠】

提督「———で、食事の用意が終わってわって工廠に来たわけだが......」

建造ドック『ハヤクアケナサイヨ! バクゲキサレタイノ!?』ガンガンドンドン

電「駆逐艦ですかね?」

提督「すっとぼけんじゃねぇ。 爆撃とか物騒ば発言はどう考えても空母だろうが」

電「ジョークですよジョーク。 でも空母ですか......資源的には何とも言えませんね」

提督「おう....しかし随分とアグレッシブな空母だな、建造ドックの扉がひしゃげてるぞ」

電「軽空母の馬力じゃありませんね。 正規空母....二航戦あたりでしょうか?」

提督「二航戦なら馬力的な意味で軽空母の隼鷹とかの可能性が無きにしも非ずだがな。 個人的にはイッコーセンが来てくれれば心強い」

電「確かに心強くはありますけど....一航戦の資源消費量、空母最大で戦艦にとどきますけど本当にいいんですか?」

提督「well comeニコーセン、need'ntイッコーセン」

電「まあ、そうなりますね」

建造ドック(小破)『アァァァケェェェロォォォォ!!』ドガガガ

電「うわぁ....中の空母さんはずいぶんお怒りなのです。 さっ、司令官。 早く開けちゃってください」 ニッコリ

提督「え、でもこのまま開けると俺、爆撃されるような気がするんだが......」

電「えいっ」ガコンッ

建造ドック(中破)『』ドアガヒラキマース

提督「あっ、てめぇこらっ! 人の話し聞けやおらァッ!」 ガシッ

電「きゃー司令官さんに犯されるー(棒)」

提督「俺は無毛とまな板に興味は無ぇっ! 10年早いんだよロリっ子!」

電「まなっ....! 電にはまだ将来があるのですっ! 司令官さんそれ胸無い軽空母の前でも同じこと言えるんですかっ!?

提督「どの艦のことを考えてるのかは大体想像がつくが、ウチに居ねぇ艦のことなぞ知らんっ!」

電「この中の人がRJさん瑞鳳ちゃんの可能性は否定できないのですっ!」

提督「龍驤と瑞鳳に謝れあれは優秀な艦だぞ。 それに自分でさっき正規空母だとか言ってたじゃねぇか」

瑞鶴「翔鶴型航空母艦2番艦、妹の瑞鶴よ! 建造完了から半日近く放置したあげく駆逐艦娘を犯そうとする変態鬼畜提督さんはどこっ!? 形が無くなるまで爆撃してやるんだからッ!」

提督「..........瑞鶴だぁ?」

電「しょ、翔鶴型....これは予想外だったのです。 他の鎮守府でも片手で数えられるくらいしか着任してないレア艦娘ですよ」

提督「世界最高クラスの性能を誇る翔鶴型、しかも『幸運艦』の瑞鶴ときたか。 ......なんつーこの鎮守府に不釣り合いな」

瑞鶴「......なによ、私が着任したのが不満なの?」

電「不満だなんてとんでもないのです! 正規空母が来てくれたらとても心強いのですっ! ....でも運用資源は無いですね」

提督「デンの言う通りだ。 むしろ此方が不満を言われそうで怖いさ」

瑞鶴「変態鬼畜ロリコン提督さんのとこに着任したのは不満なんですけど」

提督「何言ってんだ、俺は無毛とまな板には......あっ(察し)」ムネチラミ

瑞鶴「あっ(察し)て何よ!? 私だってBくらいはあるんだから———何を言わせてくれんのよーーーっ!!」

電「ナカーマ!!」 ハイタッチ

提督「ぶふっ」プルプルプル

瑞鶴「なんのよのこの鎮守府はっ!? ムキーーーーーーッ!!」

【食堂】

提督「———オラァッ!!」バギャッ

提督「色々と騒いじゃってすまんな。 とりあえずこのココナッツジュースは俺のおごりだから飲んで落ち着いてくれ」スッ

瑞鶴「ココナッツを素手で叩き割った......」

電「フルーツもありますよー」ドッサリ

瑞鶴「バナナとパイナップルとパパイアとマンゴー......いっぱいあるわね。 ん? このクリーム色の甲羅みたいなやつなに?」

提督「ノニだな。 ちっこいが各種ビタミンやミネラルをたっぷり含んだ凄いやつ。 日本なら沖縄で採れるぞ」

瑞鶴「あむっ....ならならかひゃいわねほれ(なかなか硬いのねコレ)」

電「そしてコレがノニをジュースに加工したものです」ニッコリ

瑞鶴「....どう加工したらクリーム色の果実から黒い液体ができるのか気になるんだけど」

電「ノニは熟すとクリーム色から白乳色へ、後は黒茶色に変色していくんです。 ジュースは完熟状態のノニを使用するから黒っぽい色になるのですよ」

瑞鶴「へぇ...変わったフルーツなのね」

電「ささっ、グイッと一杯どうぞっ」

提督「ちょっと待て現地人に『ドブの味』と称されるノニジュースを初心者にすすめ」

瑞鶴「ぶふぅぅーーーーっ!?」

提督「ああっ、瑞鶴が死んだっ!」

電「この人でなしぃっ!」

瑞鶴「提督さんはともかくなにアンタは第三者側に立ってるのよっ!?」

電「ここに着任する艦娘は全員ノニの洗礼を受ければいいのです....。 ねぇ司令官さん?」

提督「まだ根に持ってんのか、ノニジュース一気させたの」

電「ふふふっ、デデナミはしつこいんですから」

提督「環境破壊は楽しいゾイ!」

電「そっちで捉えましたか」

瑞鶴(............私もしかしたら凄い変な鎮守府に着任したかも)

瑞鶴「あ゛あ゛あ゛〜...着任早々に酷い目にあったわ......」

提督「苦くて酸っぱいなんとも言えない味だよな、それ」

瑞鶴「ならさっきの止めてよ!」

提督「警告しかけたときに一気しちゃってたから時すでにお寿司だよ。 それにまだいいじゃねぇか、デンなんて最初飲んだ時は大泣きして」

電「はわわっ、こんなところに某自衛隊さんの使っていた62式言うとこ機関銃があるのですっ」ゴトッ

提督「オーケーオーケー、話し合おうじゃないかデン。 いくら無い方がマシンガンでもその7.62mm弾が当たったら提督死んじゃうからな?」

電「大丈夫ですよ。 司令官さんは対戦車ミサイルくらいまでならセーフですって」

提督「俺は蜘蛛の刺青もなきゃ強化系でもねぇぞ。 サイヤ人でもマサラ人でもない普通の富山県人だから。 完全にアウトだから」

電「仕方ないですね....ヤシガニで手を打ってあげましょうか」

提督「フルーツバット———のわぁっ!? やめろやめろマジでっ! 死ぬって死ぬぅっ!?」

電「ゴム弾なので問題ないのですだから安心してくだばって!!」ガガガガガガ

瑞鶴「フルーツバット? なにそれ果物でできたバットのこと?」

電「直訳っ! してくださいっ!」 ガガガガガガ

瑞鶴「フルーツは果物でしょ、バットは......え、まさか....コウモリ?」

提督「その通りだっ! フルーツバットは果物を主食とするコウモリの一種っと!? パラオではココナッツミルクで煮込んで食べる習慣があるんだっ....ぜぇ..ぜぇ..」

電「はぁ..はぁ....あとで見ます? 写真ありますよ」

瑞鶴「......一応聞くけど、加工してるわよね?」

電「あははっ! 瑞鶴さんは面白いことを言うのです———加工されてたらゴキブリだって食べれるのです」

瑞鶴「私に日本に帰りたい!!」

提督「残念、年に一度帰れるか帰れないかだ」

瑞鶴「ははっ....翔鶴姉ぇ、ここは地獄みたい」

提督「アホ言うな。 南国の島だ」

電「住めば都、なのです。 ドンマイ瑞雲さん」

瑞鶴「うぅぅぅ....にーほーんーっ!」

今回の投下はこれでお終いなんじゃよ

反省と改善(前のを見てくれてた人向け)

・艦娘の数→更に少数で風呂敷を広げ過ぎずに進める
・ストーリー→基本的には前と同じ。 でも登場キャラの変更で変わってくるとこもある
・体調管理→健康に気をつける。 じゃないと痛い目見る
・モチベーション→うーちゃん(1lv)のレベルを1日1レベル上げる。 可愛い
・セキュリティ→ファッキン垢ハック

次回の投下は1週間以内の予定なんじゃよ


このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年04月02日 (木) 21:58:20   ID: 9Ntm__Sv

お、復活か

2 :  SS好きの774さん   2015年04月02日 (木) 22:00:18   ID: EmwjnnZ-

・・遅かったじゃないか、待っていたよ

3 :  SS好きの774さん   2015年04月10日 (金) 04:14:59   ID: 4vUep4TB

復活キマシ
電と瑞鶴とか俺得すぎて

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