ルフィ「宝が盗まれた。今出てくれば俺は怒らない。」 (25)

ルフィ「早く返せよな。」
ドン!



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サンジ「テメェ、俺たちを疑ってんのか?仲間だろ?」バキバキ

ルフィ「仲間だけど今は関係ない。」

ウソップ「ルフィ何言ってんだよ・仲間を信じられないのかよ?」

ルフィ「うるせぇ、帽子がねぇんだよ。」

ナミ「帽子って、あんたが大事にしてたあの麦わら帽子?こないだ漂白したら穴空いたって言ってたじゃない。」

ルフィ「だからそれがないんだよ。穴はトナカイの毛皮で塞いだ。」

サンジ「知らねぇ〜よ。お前の管理が悪いんだろ。」 バギ ボキ

ゾロ「おいくそコック、さっきからてめぇ何か様子が可笑しいぞ。肉の解体に手間取ってる。やましいことでもあるんじゃないか?」
サンジ「あ?何言ってんだよくそマリモ。言いがかりはやめろ。こっちは穀潰しのぶんまで働かなきゃいけねぇんだよ。幼馴染みの刀しゃぶる居眠り野郎のな。」

ゾロ「何だと?表出ろ。最近トナカイ切しか切れてねぇんだ。丁度良い。人でも切るか」
ナミ「ちょっとやめてよ〜何喧嘩してんのよ。」

ロビン「あら、久々に血が見れるわ。刺激的ね。」

ウソップ「ナミの言う通りだって。それよりルフィ、心当たりないのか?誰かに預けたりとかさ。」

ルフィ「預ける、か〜?そいえば俺ナミに預けたぞ。」


ナミ「ちょっとやめてよ〜。私はその後ちゃんと返したわよ。穴も毛皮で塞いどいてあげたじゃない?それでも私を疑うの?今までの絆も嘘だって言うの?それなら悲しすぎる。」


サンジ「そうだぞルフィ。ナミさんの言う通りだ。仲間を疑うなんてどうかしてるぞ。腹でも減っておかしくなったんじゃないのか?」

ルフィ「そかもな。俺腹減ってた。仲間疑うなんてどうかしてた。何か食物くれ」

サンジ「おうよ。そう言うと思って、昨日の夜のシチュー、温めたんだ。肉がとろけてて美味いぞ。」

ナミ「うわ〜美味しそう。臭みもなくなってる〜。」

ロビン「ところでコックさん、船医さんは呼ばなくていいの?」

ウソップ「チョ、チョッパーはい、いらねぇんんじゃねぇの?」

ルフィ「うん?ウソップお前怪しいな?
ちょっと立て」

ウソップ「あ、あぁー。」

ルフィ「オラァ。」どん

ウソップ「な、何すんだルフィ?」

ルフィ「とぼけるな。お前だろ?帽子盗んだの?メリーのこと、まだ恨んでんだろ?」

ウソップ「何を言ってやがる・帽子は
盗んでない。それにメリーはもう終わったことだろう。今更蒸し返すなよ・」

ルフィ「うるせぇ、[ピーーー]」どどど〜ん

サンジ「待て、落ち着けルフィ。ウソップも違うって言ってんだ。仲間のこと信じてやろうぜ・」

ルフィ「あいつは、もう仲間じゃねぇ。それに盗んでないなら、なんであんなに焦ったんだ?」

ゾロ「それは俺も知りたい。聞かせろウソップ。答えようによっちゃ斬る。」

ウソップ「おい、ゾロまで疑うのかよ?俺は帽子を取ってなんかない。」

ロビン「じゃあ何に焦ったのかしら?」

ウソップ「くっ。そうだよ。俺が殺ったんだよ。軽蔑しても構わないぜ。」

ゾロ「テメェ、なんでだ?」

ウソップ「ばれちまったんだよ。奴にばれちまったから殺ったんだ。あいつナミに言ってやるって。だから殺しちまったんだよ・・」


サンジ ナミ 「.........」


ロビン「何がばれたのかしら?」

ウソップ「俺は、俺はナミの下着をくすねてたんだ。夜それをオカズにして、マストの柱で擦ってたら、チョッパーの奴に見つかって。だから碇で殴ったんだ」

ナミ「き、キモチワル。」

サンジ「テメェなにやってんだよ。ナミさんをそういう目で見てたのかよ?ナミさん、気をつけてください。こいつはケダモノです。」

ルフィ「ウソップ〜〜・・。帽子はどうした?シャンクスがくれた帽子はどうしたんだよ?」

ウソップ「だから知らねぇて言ってんだろ・」

ゾロ「帽子を出せ。今すぐ出さなきゃぶった斬る。」

ロビン「待って。船医さんはどうしたのよ?仲間じゃないの?」

ルフィ「動物は仲間じゃねぇ。」

ウソップ「で、誰が死体を処理したんだ?」

サンジ ナミ 「.....」


ルフィ「お前じゃないのか?」

ウソップ「まさか。変な病気貰いたくねぇ〜よ。」

サンジ ナミ「....」

ゾロ「ということは誰かが勝手に処理しやがったんだ。死体は試し斬りに使うのが決まりだろ?」

サンジ「俺が、俺がやったんだ。生き物は、食べるぶんだけ[ピーーー]のが自然への感謝だからだ。」

ルフィ「お前、ふねを汚したな?」

サンジ「あぁ、汚した。だけどお前達も食っただろ?美味い、美味いって。」

ルフィ「あぁ美味かった。」

サンジ「だったらそれでいいじゃねぇか?残さず美味しく食べたんだ。それが生き物への最高の感謝なんだ。」

ロビン「本当にそれだけらしら?」

サンジ「なんですか?ロビンちゃん?」

ロビン「航海士さんが着てるそれ、リアルファーじゃないかしら。」

ピーは呼露巣が入ります。命を奪うことです。




ナミ「そうよ。でもこれはサンジ君がくれたのよ。チョッパーだって知らなかった。」


ルフィ「チョッパーとかどうでもいい。それより帽子はどこだ?」


サンジ「そ、そんなこと....」

ルフィ「そんなことだと・お前、ぶん殴る。」

ロビン「待って。帽子は後でしっかり捜しましょう。だから今は仲間の船医さんのことを話し合いましょう。」


ルフィ「チョッパーは仲間じゃない。死んだんだ。だから帽子を返せ。」


サンジ「ルフィ、俺は知らん。」


ルフィ「なんだと・・ゾロ、サンジを斬れ。微塵切りだ。」


ゾロ「そうこなくちゃな。おいクソコック、覚悟しろよ。前々からからテメェが気に食わなかったんだ。カミソリは美味かったぜ。」


ロビン「待ちなさい。だから船医さんのこ




ルフィ「うるせぇ、逝こう〜・・」ドンドン





ロビン「船長さん・・もう楽しめる状況じゃないから言うけど、帽子は船医さんに消毒してもらってたんじゃないの?疫病の流行る村で、帽子に血液が付いたとかなんかで。」

ルフィ「そうだっけ?」
テクテク


チョッパーの部屋


帽子




ルフィ「あった〜あいつあんなとこに隠しやがってー。」



ロビン「であったの?」


ルフィ「あった。それより部屋が獣臭かったぞ。消臭剤おくと決めただろ?誰だサボった掃除係は?今すぐ出れば俺は怒らない。」






これで終わりです。

チョッパーを嫌うのは、あいつが光彦だからです。灰原さーんとか言ってるから、奴はシチューになったんてす。ちなみに私は、シチューを御飯にかけます。
シチューは美味しい。私はそんなシチューが大好きです。だからこそ、シチューになれただけ幸せでしょう。

灰原さんに暖めて貰いたい。

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