隼鷹「艦これアニメ反省会だ、ヒャッハー!」 祥鳳「・・・」 (55)




祥鳳と軽空母勢がひたすらアニメについて愚痴るSSです。



※キャラ大崩壊注意
※アニメファン閲覧注意
※祥鳳ファン閲覧注意
※百合注意

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1427367639




隼鷹「ちゅーことで! 軽空母の皆さんアニメお疲れ様でしたー!」カンパイ

一同「乾杯ー!」

祥鳳「・・・カンパイ」

飛鷹「っていうか、ただ隼鷹が呑みたかっただけでしょ・・・」

瑞鳳「私達ほとんど出てないからね・・・」

隼鷹「まあいいじゃん! 細かいことは気にしない、気にしない!」グビグビ

龍驤「アニメは軽空母の扱い、文字どおり軽いからなぁ・・・。ある程度まともに画面に出てきたんは、ちとちよと鳳翔と・・・」

瑞鳳「祥鳳なんだけど・・・」




祥鳳「・・・」グビグビ

瑞鳳(うぅ・・・、声かけづらいよぉ・・・)

隼鷹「・・・ずっとこんな調子?」

瑞鳳「うん・・・」


瑞鳳「最初は、まだ安否が分からないからって励ましもしたんだけど・・・」

瑞鳳「8話で無視されたって、以降ずっとこんな調子で毎日落ち込んじゃってて・・・」

祥鳳「・・・」グビグビ



隼鷹「うっし!じゃあアニメ製作の裏話行ってみよー! まずは鳳翔さんから!」

龍驤「(強引に話題そらしたか・・・、ウチも乗るか)」

龍驤「せ、せやな! なんかオモロい話とかあらへんの!? ぜかましちゃんと一緒におったやろ?」

鳳翔「う~ん・・・。私も数カットしか出てませんからねぇ・・・。ただ島風ちゃん、あの時撮影で走りすぎてかなり疲れてたみたいよ・・・」

龍驤「アレ、ガチ寝やったんかいな! ドーリで気持ちよさそうに寝とるわけやな・・・」

隼鷹「ウチらとかも名前とかモブで出てたらしいけど、どこがどこだかサッパリわかんなかったもんね~」

龍驤「軽かったわな・・・、ウチらの存在感・・・。軽空母だけに」

一同「・・・・・・」シーン

龍驤(ヤバ、滑ってもうた・・・。ちゅーかネタの使い回しとか何やっとんじゃウチ!?)



祥鳳「・・・お替わりください」グッ

鳳翔「はい、どうぞ」ニコ

祥鳳「・・・」グビグビ

龍鳳(怖い・・・)

隼鷹「ちとちよは?」

千歳「私達は後ろ姿の撮影だけで、台詞はなかったわね・・・」

千代田「それでも、千歳お姉は美しかったです・・・!」

千歳「貴方もよ、千代田・・・」キラキラ

千代田「千歳お姉・・・」ウルルン

龍驤「・・・なんか二人の世界入りおったわ・・・」

祥鳳「・・・お替わりください」オカワリ




龍驤「っていうかキミもう3杯目行くん? さっき乾杯したばっかやよね!!」

祥鳳「・・・おかわりください」ウェーイ

龍鳳「も、もうやめた方が・・・」

祥鳳「おかわりもらおうかな・・・」

瑞鳳「最近ずっとそんな感じじゃない・・・。これ以上は体壊すよ!」

祥鳳「いいから!」

瑞鳳「うぅ・・・」



隼鷹「あっちゃぁ・・・、モロにヤケ酒だね・・・」

龍驤「あっちゃあ・・・。こうなるとは思っとったけど・・・」

祥鳳「・・・」グビグビ

龍驤「・・・祥鳳、そろそろムッツリ顔で酒飲むんもエェ加減にしとき。楽しい飲み会が台無しやろ。なんなら帰るか?」


祥鳳「・・・うるさい!」ドンッ

龍驤「なっ・・・!」

祥鳳「貴方に何が分かるって言うんですか!」ドンッ

瑞鳳「しょっ、祥鳳落ち着いて・・・!」

祥鳳「何よアレ! 怪獣総進●のバランより出番少ないってどういうことですか! 

しかも5秒出てきてフェードアウトって! FINAL W●RSのジ●よりも出番ないんですよ!」


龍驤「祥鳳・・・、これ書いた>>1の年齢がバレるで・・・」

祥鳳「どうでもいいですそんなこと!」

龍驤「せやな」

一同「・・・・・・」シーン



祥鳳「だいたい、視聴者さん達だってひどすぎるんですよ! 如月ちゃんのときはあんだけ騒いだクセに、私のときは「またか」って感じって軽く流すとか何なんですかあの態度の差は!」

隼鷹「まぁ、如月ちゃんの時はみんなビックリしたからね~。慣れちゃってたというか、呆れてたというか・・・。あ、鳳翔さんおかわり」ヒック

龍驤「あと曖昧な扱いだから、明確に轟沈したと断言し辛いってのもあったやろな。逆に言うと制作側の逃げなんやろうけど」

飛鷹「確かに如月さんの件は驚きましたね。っていうか隼鷹もいつの間にか3杯目ですか・・・」

隼鷹「まぁ細かいことは気にしない!」

飛鷹「・・・まぁいつものことよね」


祥鳳「ドイツもコイツもロリコンですか! あぁそうですよね! どうせ私なんかがどうなろうと死のうと知ったこっちゃないですよね!」

龍驤「いや、気にしてくれる人達もちゃんとおったで祥鳳・・・。そんなに自分を卑下したらアカン。なっ」ポン

祥鳳「したくもなりますよ! そもそも轟沈したのかしてないのか曖昧3cmにして逃げるのも卑怯です! 私は人気のない艦娘だからどうでもいい扱いですかそうですか・・!」

龍驤「だからそんな卑屈になったらあかんて! まったく人の話聞いとらんなこの子はー!!」

祥鳳「如月ちゃんは睦月ちゃんがたま~に話題にしてたのに、私のことなんか話の中で誰も気にしてないのがひどすぎです・・・。うぅ・・・」グスン

龍驤「ま、まぁ・・・祥鳳は、何故か別の鎮守府所属扱いやったしなぁ・・・。てか泣き出しちゃったでこの子・・・」

飛鷹「真面目な方ですから、いろいろ溜め込んでたんでしょうね・・・」

鳳翔「確かにあの扱いはちょっとね・・・」

龍驤「声優陣に種田さんもいらっしゃったのに、台詞無しちゅーのはちょっとアカンかったな・・・」



祥鳳「えっぐ・・・ひっぐ・・・、どうせ私なんかぁ・・・」グズ

瑞鳳「祥鳳、もう泣かないでよぉ・・・。元気だそっ、ね?」クスン

祥鳳「くすん・・・瑞鳳はいい子ですよねぇ・・・。それに比べて私なんか・・・。どうせ私は妹に励まされるダメ姉です・・・」イジイジ

瑞鳳「うぅ・・・」

龍驤「・・・なぁ、これ祥鳳にトランスフォームした扶桑か山城ちゃうよな? いつもの七割増しで卑屈すぎちゃう?」

龍鳳「扶桑さんなら、『憧れの先輩キャラを赤城さんに取られた』って、アッチで山城さんと吹雪さんに慰められながら泣いてましたよ」

龍驤「扶桑も扶桑で可哀想やな・・・。まぁこの件に限っていえば、赤城は悪くあらへんけどな。つーか、吹雪もいろいろ大変やな・・・」

隼鷹「アニメだと一応真面目な頑張り屋さんって感じなんだけど、ちょっとねぇ・・・」

龍驤「ちゅーか、どっちかちゅーとツッコミキャラやからなあの子。変態提督に告白されてもまったく気にせんボケになってしもうたらアカンわ」



隼鷹「・・・」ゴクゴク

祥鳳「うぅ・・・。ドイツもコイツも私のことバカにして・・・!」

瑞鳳「元気出してよ祥鳳・・・。ほ、ほら。私達なんかアニメにさえ出られなかったんだから、それに比べれば・・・」

祥鳳「でも貴方ラノベで主役になったわよね・・・!」

瑞鳳「あっ、あれは祥鳳も出番あったじゃない! 挿絵も貰えたし、最後はみんなで私を助けに来るカッコいい場面もあったし・・・! 

私読んでてちょっと感動しちゃったよ! 祥鳳が助けに来てくれたところすごく嬉しくて・・・! 史実だとできなかった夢の場面なんだよ、ねっ・・・?」

龍驤「(さっきから瑞鳳が健気過ぎて泣けてくるわ・・・)せ、せやな・・・。あのラノベはウチら軽空母の出番多めやったしな!」

隼鷹「アタシは飲んでるだけだったけどね~」

祥鳳「そうねぇ・・・。でも、私が瑞鳳のお姉ちゃんなのに、加賀さんのほうがお姉ちゃん役だったわよねぇ・・・?」

瑞鳳「そっ、それは・・・」アセアセ

祥鳳「ハハ・・・。そりゃそうよねぇ・・・、演習ですぐやられる頼りない雑魚で役立たずの私なんかより、加賀さんのほうが人気ですし正規空母ですしかっこいいですもんねぇ・・・!

クーデレ巨乳ポニテの多量属性持ちですもんねぇ・・・!

どうせ私なんか、なんの取り柄もない、ただのお色気要員の軽空母ですよ・・・」ケッ

瑞鳳「うぅ・・・」ショボン



龍驤「まっ、まぁ・・・加賀相手じゃウチらも分が悪いやろ・・・。ちゅーか、艦艦日和では割と祥鳳出番あったんとちゃう?」

祥鳳「確かに出番多かったし活躍もありましたけど、最近はそんなんでもないじゃないですか・・・! どーせみんなで私を冷遇してイジメてるんですよ・・・!」

龍驤「あぁもうアカン・・・。何言っても悪い方にしか取らんわこの子・・・」

千歳「な、なんか祥鳳さんがすごくめんどくさい人になってる・・・」

千代田「千歳お姉、ほっといて私達は私達でラブラブしながら飲みましょ!」

龍驤「お、おぅ・・・。そうしてくれや・・・これ以上話ややこしくされたらかなわんわ」

ちとちよ「はーい!」




隼鷹「・・・」ゴクゴク

祥鳳「大体何よ・・・! ドイツもコイツも・・・! 人のこと影が薄いだのなんだの・・・!」

瑞鳳「そっ、そんなことないよ祥鳳・・・! みんな初期面では祥鳳にお世話になったって感謝してるよ・・・!」

祥鳳「そんなのホンの一握りよ・・・。建造やドロップで私が出ると、『また祥鳳かよ(チッ)』って、何度も何度も繰り返し言われたわ・・・。しかも瑞鳳好きを名乗る輩に・・・!」

瑞鳳「そっ、そんなことないってば・・・! そんな酷い人たちばっかりじゃないよ!」

祥鳳「どうせ私なんか都合のいい女ですよね・・・! 必要なくなったら捨てられる、遊ばれるダメ女ですよ・・・!」グスン

瑞鳳「うぅ・・・、お願いだから元気出してよ・・」グスン

龍驤「ダメだ、何もかもネガティブロードまっしぐらやわ・・・」

隼鷹「・・・」

祥鳳「どうせ私なんか、ちとちよみたいな高性能艦でもないですし、

鳳翔さんや龍鳳みたいにオカン属性もないですし、

瑞鳳や龍驤さんみたいにかわいくもないですし、

隼鷹さんや飛鷹さんみたいにヒャッハーとかいずもまるもないですし・・・!

露出度以外は無個性の薄軽空母ですよ!」グビグビ

隼鷹「・・・」



祥鳳「だいたい田中も何よアレ!? 北上さんや赤城さんは助けておいて、私や如月ちゃんは「不人気だからさっさと轟沈して○ね」って言いたいの!? 部屋に篭ってオキニの艦娘でクン●でもして永久に出てこないでよ!

吉野や花田も私達を捨て駒扱いしやがって! 私達は何なの!? ただの道具!? そりゃそうよね!アンタ達みたいな●脚本家にとって私達なんかどうでもいいわよね!

どーせ私は不人気で死んでも誰も悲しまないいらない子ですよ!」ドンッ


飛鷹「ど、どうしましょう・・・。もう爆撃機持ってフライ●ーに殴り込みに行きそうな勢いですよ・・・」アセ

瑞鳳「お願いだからもう元に戻ってよぉ祥鳳・・・!」グズ

龍驤「ハァ・・・。こりゃもうどうしようもないわ・・・」

祥鳳「アハハ・・・もうみんなしんじゃえばいいんだ・・・。みぃんなでうみにしずみましょう・・・、アハハ・・・。

加賀さんも瑞鶴さんもみぃんな、丸焼きの焼き鳥になればいいんだ・・・。アハハ・・・」


隼鷹「・・・」ガタッ

飛鷹「・・・じ、隼鷹?」ソワソワ

隼鷹「・・・」パシッ(←祥鳳が引っ叩かれる音)

祥鳳「・・・!? な、何するんですか!?」

隼鷹「気は済んだろ・・・。もういい加減にしな・・・」

祥鳳「な、なによ・・・!?」

隼鷹「さっきから聞いてりゃなんだ? 
黙ってりゃいい気になって勝手にいじけまくってみんなに迷惑かけて。四航戦の名が泣くよ・・・」

祥鳳「うるさい・・・、貴方に何がわかるんですか・・・?」

隼鷹「あぁわかるよ。メソメソしてる情けない軽空母がウザったいってことくらい」

祥鳳「な・・・!?」

隼鷹「大体アニメがなんだ? アンタは漫画でもそれなりに活躍してるし、少ないだろうけど一定数のファンだっている。

何よりアニメの扱いに怒った人だっていたろ? いつまでもこんな無様なことして、その人たちに申し訳ないと思わないのかい?」

祥鳳「・・・」




隼鷹「言っとくけどな、アタシもみんなも、アンタをいらない子扱いなんかしちゃいないよ」

祥鳳「・・・」

隼鷹「ほかの誰が何と言おうと、アンタは大事な軽空母の仲間だよ? 

そりゃあアンタはほかの子に比べりゃ普通だよ。

だけどさ、アタシらに限らずドイツもコイツも変人だらけなんだからさ。

アンタみたいな普通の子がいてくれたほうがバランスいいんだよ。


少なくとも、づほちゃんも含めて、アタシらはアンタを大事な仲間だと思ってるんだけどな」


祥鳳「うぅ・・・隼鷹さん・・・」グズッ

隼鷹「だからもうやめよう・・・。こんなこといつまでもやってたって、みっともないだけさ・・・。

あんたの悲しみは、アタシらみんなで受け止めてやるよ・・・」ポン

祥鳳「ふぇぇぇ・・・皆さん、本当にごめんなさいっ・・・! 瑞鳳も、ごめんね・・・!」ポロポロ

瑞鳳「うん・・・。よかった・・・。やっと元の祥鳳に戻ってくれたよ・・・」グス

祥鳳「うわ~ん、隼鷹さ~ん!」ギュッ

隼鷹「あ~、もう泣かない泣かない。みっともないから・・・! もっかい飲みなおそう、なっ?」ポン

祥鳳「くすん・・・。お付き合いします・・・」グジュ

龍驤「ふむ。一件落着やな」

鳳翔「ようやく落ち着いたみたいね。・・・おでん、また煮てくるわね」ニコ




(そして1時間後・・・)


隼鷹「ヒャッハー! 爆撃じゃー!!」

祥鳳「珊瑚礁なんて深海棲艦ごと爆撃しちゃえー!! ついでに田中も吉野も爆撃だー!!」

隼鷹・祥鳳「ヒャッハー!!」

龍驤「地球温暖化進行させてどうすんねん!」

隼鷹「あら祥鳳さんナイスバディね」モミモミ

祥鳳「やだ~♪ 全機発艦してからにしてくださいよ!」モミガエシ

隼鷹「そっちこそ二日酔いまっしぐらじゃないの~♪」チュッチュ

祥鳳「きゃ~、隼鷹さんのえっち!」キャッキャッ

龍驤「お前ら・・・、まとめてぶっ飛ばしてええか?」チャキッ

隼鷹「キャーッ! 先輩が怖いっすぅっ! 祥鳳お姉さま助けてー!」

祥鳳「全機発艦してからでお願いしますー!」

龍驤「・・・頭痛いわ。まぁ祥鳳が元気になって良かった・・・。ウチキツいからちょっと寝るわ・・・」スヤスヤ



瑞鳳「あの二人、なんか無駄に意気投合してるんですけど・・・」モグモグ

飛鷹「同型艦ながら、ホント恥ずかしいです・・・。あ、がんもどきいただきます」パクッ

鳳翔「あらあら、二人ともヤキモチ?」ニコニコ

飛鷹「ちっ、違います!」

瑞鳳「二人があまりにもだらしないから・・・!」

龍鳳「その割には、顔が真っ赤ですよね・・・」ニコニコ

飛鷹「こっ、これはお酒のせいです! そんなことないです!!」///

瑞鳳「龍鳳も変なこといわないで!」///

龍鳳「はいはい、そういうことにしときます」ニコニコ

瑞鳳「・・・」プゥーッ

鳳翔(瑞鳳ちゃん達かわいい)



鳳翔「ところで・・・瑞鳳さん。あぁ見えて、隼鷹さんが気を遣ってたの気付いてました?」ヒソヒソ

飛鷹「まぁ時々黙り込んでたから、薄々はそうかなと・・・」ヒソヒソ

瑞鳳「へ? じゃあ、まさか飲み会開いたのも祥鳳のため・・・?」ヒソヒソ

飛鷹「・・・たぶん、単に大勢で呑んでたら、たまたま祥鳳がいじけてたから、愚痴を吐き出させてあげたんじゃないですか? 見抜いてたんですよ、きっと・・・」

瑞鳳「・・・すごいですね、隼鷹さん」

飛鷹「祥鳳さんだって凛々しくてカッコいいと思いますよ」

瑞鳳「そうだよ! 祥鳳は綺麗だし優しいし弓を引くときなんかすごくかっこいいんだよ!」

飛鷹「あらあら。隼鷹も、なんだかんだで強くて華麗な陰陽師軽空母ですよ?」

瑞鳳「祥鳳のほうが強くてかっこいいもん!」

飛鷹「かっこよさでは、隼鷹も別方面で負けてませんよ?」



鳳翔「あらあら? 二人ともお姉ちゃんが大好きなのね?」

飛鷹「ちっ、違います! 誰があんなアル中ヒャッハー女なんか・・・!」///
瑞鳳「たっ、単にいいところを挙げただけだもん!」///

隼鷹「何よ~、冷たいじゃない飛鷹ちゃん~♪ アタシら二人で一人の飛鷹型じゃないの~!」ギュッ

飛鷹「うっ、うるさいですよ・・・! 

そ、そりゃあ、いつもさりげなく気遣いしてくれるとことか、感謝とか・・・、してますけど・・・」ボソッ

隼鷹「キャー!もう飛鷹ちゃん大好きー! 愛してるー!」チュッチュッ

飛鷹「ばっ、馬鹿やめなさいよこんなとこで・・・! ってか息臭いのよ離れなさい!」///



祥鳳「瑞鳳もお姉ちゃんに甘えたかったら甘えてもいいんですよ~!」ギュッ

瑞鳳「べっ、別にそんなこと・・・! こう見えても私はもう大人です!」プンスカ

祥鳳「そっか・・・、瑞鳳ももう大人なのね・・・。私なんて、もういらない子よね・・・」ウルルン

瑞鳳「えっ・・・、ちっ、違うから・・・!」

祥鳳「そうよね・・・、こんな情けないお姉ちゃんなんか、嫌いだよね・・・」クスン

瑞鳳「まっ、待って!そういうことじゃないから・・・!」アセアセ

隼鷹「じゃあ、お姉ちゃん大好きなんだよね?」

祥鳳「そうなの瑞鳳!? 私嬉しい!」ムギューッ

瑞鳳「べっ、別に嫌いじゃないだけで! 私は比叡さんみたいな重度のシスコンとかそんなんじゃないから! 

普通に姉として好きなだけだもん! っていうか暑苦しいからそんなにベタベタしないでよ!」

隼鷹「なんだかんだ言ってるけど、結局好きってことじゃん」ニヤニヤ

瑞鳳「そっ、そうだけどそうじゃなくて・・・!」アセアセ

龍鳳「瑞鳳お姉ちゃん素直じゃないですねぇ・・・。ホントは今際の際に祥鳳お姉ちゃんの名前を口にしちゃうほど大好きなくせに」ニヤニヤ

瑞鳳「そっ、そういう時に家族のこと思い出すのは普通じゃない! 悪いの!?」///

隼鷹「寧ろそういう時に思い出すってことは、結局大好きってことじゃないの? 比叡さんだってそうじゃん」ニヤニヤ

瑞鳳「う、うぅ・・・」///




龍驤「もう素直に『お姉ちゃん大好き』って言うたらええんとちゃう?」ニヤニヤ

飛鷹(あ、起きたんだ)

瑞鳳「そ、そんなの恥ずかしいだけだよ・・・。だ、大体祥鳳だって、そんなことわざわざ言わなくてもわかってるよね・・・?」///

祥鳳「・・・」ジィーッ(期待の眼差し)

隼鷹「はいはい、言った言った! 目をよく見て前を向いて!」

祥鳳「・・・」ジィーッ

瑞鳳「お、お姉ちゃん大好き・・・///」ボソッ

隼鷹「ん~っ? 聞こえないなぁ~? もっと大きな声でお願いしま~す!」

瑞鳳「し、祥鳳お姉ちゃん大好きっ!」///

祥鳳「!?」(大破)





その時、宴会の輪からやや離れた位置にいた飛鷹はこう語る。



飛鷹「あれはもう致命的でしたよね。戦艦でも容易に落ちる可愛さでしたよ・・・。

あの普段は凛とした瑞鳳さんが、あんな可愛いこといえば、当然ですよね・・・」



祥鳳「」(鼻血を出して気絶)

瑞鳳「し、祥鳳お姉ちゃん!?」

龍驤「ぎゃーッ! 祥鳳が興奮のあまり大破したーっ! 誰かはよう医務班呼べーっ!」



(そしてさらに1時間後・・・)


龍驤「うっし! 今日はもう解散や! 二次会行くメンツは、隼鷹の周りに集まれ~!」

隼鷹「や~、むっちゃ飲んだね~! さ~て、次は二次会だ!!」

祥鳳「わ、私もう無理・・・」ウップ

隼鷹「祥鳳お姉さま! 私、もっと一緒にお酌を酌み交わしたいです・・・!」ウルウル

祥鳳(お、お姉さま!?)キュン

祥鳳「も、も~・・・しょうがないわね隼鷹さんは・・・。こーなったら朝まで飲みましょう!」

隼鷹「おー!」スタスタ



飛鷹「祥鳳さん、すっかり元気になりましたね」

瑞鳳「そうだね、良かったね」ムスッ

鳳翔「あらあら? またヤキモチ?」

瑞鳳「ちっ、違います! 別にヤキモチなんか焼いてないです!」プンスカ

龍鳳「そうやってムキになっちゃうなんて、やっぱりヤキモチじゃないですか」ニコニコ

瑞鳳「だから違うって言ってるでしょ! 変なこと言わないでよね! 祥鳳お姉ちゃん、私もう帰るからね!」スタスタ

龍鳳「(瑞鳳お姉ちゃんかわいい)待ってください、私も一緒に行きますからー!」トタトタ



龍驤「ふぅ・・・。なんだかんだ収まってえかったわ・・・」

赤城「あら? 貴方達も飲み会の帰りですか?」

龍驤「おー! 赤城やないか! ソッチもか?」

赤城「えぇ。加賀さんと瑞鶴さんがまた喧嘩になって大変でしたよ・・・。出番がどうこうで揉めだして、大鳳や飛龍が巻き添え食らって・・・」ハァ

加賀「」

龍驤「まったくアイツ等は・・・。えぇ歳して飽きへんなぁ・・・」

赤城「ホントですよ・・・。止める方の身にもなってほしいものです」


龍驤「ところで赤城・・・。例のアレ、気にしとる?」

赤城「まあ気にしてないといえばウソになりますね・・・、でも」

龍驤「でも?」

赤城「・・・それでも怒ってくださった方や、今もなお支えてくださってるファンの方だっています。
それがわかっただけでも幸せですし、これからも頑張ろうって思えるんですよ」

龍驤「せやな・・・」

赤城「それに、まだまだ挽回するのはこれからですからね。こればっかりはファンの皆さんがいなければどうしようもないことですけどね」ニコッ

龍驤「さすがは一航戦、ウチらも見習わんとな・・・」

赤城「・・・では、私は加賀さんを引きずって帰りますので、ここで」スタスタ

龍驤「おぅ、今後もお互い頑張ろや」グッ

赤城「さっ、行きますよ赤城さん・・・」ズルズル

加賀「ごっ、五航戦の子と一緒にしn・・・」フラフラ




龍驤(今後か・・・。ウチも頑張らんとな・・・! よっしゃ、筋トレでも始めてみっか・・・!)





翌朝

鳥「チュンチュン、アサチュン・・・」



祥鳳「アイタタ・・・、昨日は随分飲みすぎたわ・・・。あれ・・・!?」


祥鳳(・・・ここ隼鷹さんの部屋!? 私なんで服着てないの!?)///

祥鳳(しかも隣には生まれたままの姿の隼鷹さんが・・・)

隼鷹「エヘヘ・・・、祥鳳お姉さま激しすぎですぅ・・・!」ムニャ

祥鳳(ま、まさか私、隼鷹さんと・・・!?)///




鳥「チュンチュン、アサチュン・・・」






やりました
こんなこと書いといて言うのもアレですけど、アニメスタッフの皆さんお疲れ様でした
二期も頑張ってください

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom