P「いおりん専用にオレンジサーバーを設置した」 (57)

※アイマスSSです
※キャラ少なめ
※SS初投稿なので駄文には容赦ください



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P「さぁいおりん!レッツトライ!」オライオライっ

伊織「えっ…」

伊織「うぇええええぇええ!?」

亜美「うおぉ!事務所になにやら新しいマッスィーンが!!」

真美「すげぇぇ!…ていうか、モロにアクア○ララだよねアレ。それの…オレンジジュースver?」

P「フハハハ!ご明察。ただしコイツァただのオレンジサーバーじゃないぞ」

P「社長の知り合いの農園さんと年間契約し、いおりんの好みの酸味・甘みを調整した、完全オリジナルオレンジを栽培!」

P「その名も『いおポン』!」

亜美「いお……」プルプル…

真美「ポン……ブフッ」プルプル…

伊織「」

P「そして、完熟したそのいおポンをその場で圧搾、特殊処理を施し、アク○クララの特別協力により専用ボトルに充填!」

P「濃縮還元なし!添加物無し!世界にここだけの、いおりん専用オレンジジュースサーバーっ…!!」

P「さぁいおりん…」

P「ドンと来いやぁぁぁっ!!」ドン!

伊織「」プルプルプル…

亜美「うわぁ、あのいおりんが今まで見たことないような絶妙な表情でプルプルしちゃってるよ」

真美「そりゃ→自分のためだけに作られた大好物が無限に出てくるミラクルマっシーンが、目の前にいきなり現れたらね!」

伊織「……ニヤァ」プルプル

真美「てかもうニヤニヤ隠しきれてないもんね」

伊織「……はっ!」

伊織「ちょっ…ちょっとアンタ…これ…」プルプル…

P「お?…あぁこのボトル中の沈殿物のことか?こりゃオレンジの皮とか筋の一部だな」

P「市販の物なら見た目上の理由とかで排除されるが、本物の美味しさを追求するためにあえて残してあるんだ」

真美「そいや真美聞いたことあるー!ポカリとかも、缶とペットボトルじゃ中身が違うらしいんだって」

亜美「うぇー?!それマジ?マジデジマ?」

P「あぁ、製造過程で出てくる果汁のカスやスジが異物に見えるのを避けるために、ペットボトルじゃ処理方法が違うんだとか。だから缶の方が本来の味で美味しいらしい」

真美「そんな!私たちが今まで飲んでいたペットボトルのポカリは、本物のポカリじゃなかったのね!」

亜美「このポカリを作ったのは誰だ!大塚製薬を呼べ!」

伊織「そ、そうじゃなくて!」

真美「あ 。そいやさっきの、のーさつかんげいってなに?」

亜美「俺は悩殺なんかに屈しない!キリッ!…んほおお!みたいな感じ?」

P「亜美…お前また小鳥さんの薄い本を…あぁ濃縮還元な。それは輸送コストの関係で圧搾された果汁を(ry」

伊織「だからそうじゃなくてぇ!!」

伊織「わ、私専用にって…こんな…凄くお金かかったんじゃないの…?」

P「あぁ、そんな事か。心配するな」

P「今月から2.3年の間、毎日だいたい300円で生活していきゃいいだけの話だからな。なんてこたぁない」

伊織「うぇええええあえ・・」

真美「300円…だと…」

亜美「小学生の遠足のオヤツ代ぢゃん……」ガビーン

伊織「あ、アンタ馬鹿じゃないの!?」

伊織「どうしてよ!そんなのうちの家に頼めば簡単に…」

P「…それじゃあ、ダメなんだよ」

伊織「えっ…?」

P「伊織、こっちにおいで」ギュ

伊織「あっ…///」

P「俺はお前の事をずっと見てきた…

仲間を思いやる優しさ…竜宮小町のリーダーとして皆を引っ張る強さ…そして威厳と品格に満ち溢れた、美しいお前を…

伊織「あ…あぅ…///」プシュー

P「そんな伊織を、いつからか、俺は……」

伊織「………///」ドキドキ

P「……伊織。俺が、お前のためだけに用意したんだ…受け取ってくれるね?」スッ

伊織「………///」

伊織「………はい///」

亜美「なんかプロポーズみたいだね///」

真美「渡したの指輪じゃなくてただの紙コップだけどね」

P「じゃあ、いくぞ?伊織…」肩ダキッ

伊織「う、うん……」ドキドキ

P「まずはここのレバーを押して…」

伊織「こ、こう…?あっ…!いっぱい出ちゃった…」

P「ちょっと溢れちゃったな…大丈夫か?」

伊織「う、うん…平気よ…///」

P「そうか、じゃあ…飲んでくれるか?」

伊織「えぇ…///」

真美「なんかヤラシーことしてるみたいだよぉ///」

亜美「※紙コップにジュース注いだだけだよ」

伊織「わぁ綺麗な色…それにいい香り…」

伊織「いただきます…」こくこく

P「…どうだ?伊織」

伊織「こくこく……ぷはぁ…」

伊織「…すごいわ…ほんとうに、私の大好きな優しい味…」

伊織「それに、アンタの気持ちが…一緒に溶け込んでいるみたい…///」

伊織「もう、胸がいっぱいよ…ありがとう……嬉しい///」

P「伊織……」ギュ

伊織「プロ……デューサー…」ンー…

ガチャ

やよい「おっつかれさまでーす!」

P「おうやよい、おつかれさま」スッ

伊織「へぶっ」ビターン

亜美「あちゃー…いおりん床とキスしちゃってるよ…」

真美「こいつぁ痛いってばよ…」

やよい「おつかれさまですプロデューサー!」ガルルーン

やよい「あれ?うわぁ〜!このオレンジのやつ、何ですかぁ〜?」

P「あぁこれな、伊織専用のオレンジジュースサーバーなんだ」

やよい「へぇ〜そうなんですかぁ!いおりちゃん、良かったね!」

伊織「え、ええ……」

やよい「でも、いいなぁ…わたしも、ちょっと飲んでみたいかなぁ〜って」

真美「あ、真美真美もー!」

亜美「亜美もおくれよー!いおりん、おんねがーい!」キャルン☆

伊織「そうね。プロデューサー、いいでしょ?」

あれ…なんか300円がすごい贅沢に思えてきたぞ(困惑)

P「まぁ、伊織がそう言うなら仕方ないな」

亜美「やたー!HEY紙コップ!!」カポッ

真美「真美は棚からコップ取ってこよ→っと☆」トタタ

やよい「伊織ちゃん、プロデューサー、ありがとうございますー!」

伊織「…こういうのはやっぱり、独り占めしちゃったらバチが当たるわよね。二ヒヒ♪」

P「あぁ、そうかもな」

亜美「それではさっそく!」ドババー

亜美「いただきやーす!ゴクゴク…プッハァ!な、なんだぁこの旨さは!?」

真美「オレンジの果汁が舌の上でシャッキリポン!!」プハァー

やよい「うわぁ、すっっごく美味しいですー!!」パアァ

伊織「当然よ!だって…プロデューサーが…私のために…///」カァァ

P「伊織もほら、もう一杯」スッ

伊織「もう…はいはい、いただくわ♪」コクコク

おk 300円→30円で脳内変換しておくれw

やよい「あのぉ…」

P「どうしたんだやよい?」

やよい「えーっと、これ、水筒に入れて持って帰ったらダメ…ですか…?長介やかすみ達にも飲ませてあげたいんです…」うー…

伊織「そんなの全然okよ。確か棚に大きい水筒があったはずよ、いっぱい入れていきなさい♪」

やよい「うっうー☆みんな喜びますー!伊織ちゃんありがとー!」ダキッ

伊織「あんっ…もう…♪」

P「よかったなやよい。ほら伊織、もう一杯」スッ

伊織「ふふ♪もらうわ♪」コクコク

やよい「うっうー!こんな大きな水筒が満タンになっちゃいましたー!」

やよい「これだけあったら、今夜のもやしパーティーの時に、みんなでかんぱぁーい!できちゃいますね!お兄ちゃん!!」

P「おっ、そいつはいいな!やよいの誕生日パーティーは昨日盛大にやったから、今日は後夜祭だな!よっしゃ!奮発して、いつもより多めにもやし買って帰るぞ!!」

やよい「うっうー☆!!お兄ちゃん大好きですー・・」

伊織「………は?」

P「お?どうした伊織。もう一杯いくか?」スッ

伊織「もらうわ。コクコク…ぷはぁ。じゃなくて!」

伊織「えっなに?アンタやよいのうちでご飯食べてんの?」

P「ん?あぁ」

P「というか、先月からやよい家に居候させてもらってるぞ」

伊織「はぁぁああぁ・・」

亜美「ど、どどど同棲じゃん!」

真美「どうせいっちゅうねん!」

すいません訂正
伊織「はぁあああ・・」

伊織「はぁああああ!?」

P「毎日30円しか使えないんじゃ、うまい棒か5円チョコくらいしか買えないしアパートの家賃も払えんからな。それでやよいの親御さんに相談したら」

やよい「日頃からわたしがお世話になってるし、それに家族みーんなが信頼してるから、ぜひうちに来て欲しいって!」

伊織「なっ…ななななな…」ガクガク

P「ほれ伊織もう一杯」スッ

伊織「ゴクゴクゴクゴク」ガクガク…

やよい「それで、かすみなんてここ最近、お兄ちゃんにベッタリなんだよー!お風呂もお布団もずっと一緒じゃないとイヤーって」

P「おいおいやよいーwそういうお前だって、昨日の夜中にこっそり布団に潜り込んできてただろう?」

やよい「てへへ…///だって、かすみばっかりずるいんだもん…わたしだって、お兄ちゃんの妹なんだもん…///」

P「ははっ。こいつぅ☆」ナデリナデリ

亜美「プロデューサーさん!どうちんですよ!どうちん!」

真美「ケミストリーかな?あ、いおりんコップが空だよ」ドバーー

伊織「ゴキュゴキュゴキュ」プルプル…

P「まぁ、やよいはこれまでずっとお姉ちゃんとして頑張ってきたんだからな…これからはお兄ちゃんにいっぱい甘えなさい」ナデリコナデリコ

やよい「うー///はい、お兄ちゃん…///」

やよい「あ、でも…ずっと妹のままじゃ…ちょっとイヤかなーって…///」ボソッ…

P「え?なんだって?」

亜美「まぁまぁいおりん社長」つコップ

真美「さぁさぁ遠慮なさらず」つコップ

伊織「ゴギュゴキュゴキュ」ガクガクガクガク…

伊織「ゴポっ…ぅ…ぅぅ…ゃ…ゃょぃ…」

P「ん?おい伊織、大丈夫か?」ダキッ

伊織「……ぽぇ?」

やよい「わぁっ…お姫さまだっこだぁ…」キラキラ

真美「いおりんいいなぁ…」

伊織「あ、アンタ…いきなりにゃにお///」

P「伊織…お前…」スッ

伊織「かっ顔が近っ…///」

P「…よし、まだまだいけるクチだな。これもう直でいっちゃうか」ガシッ

伊織「ぽ?」

亜美「あっ…いおりんの顔が蛇口の真下に…」

真美(アカン)

P「さぁいおりん…」

伊織「まっ…待っ」フルフル

P「俺の愛のジュース(意味深)、受け取ってくれぇえええ!!」ザバーーーー

伊織「っtガバババババババブバボ!!!」

やよい「うわー、いおりちゃん、いいなぁー(白目)」

真美「スゲェや…あの状態で一滴もこぼさず飲み続けてるなんて…なんかもうニンシン6ヶ月みたいなお腹になっちゃってるし」

亜美「いおりん、おぬしこそ真のいおポンマスターよ…」合掌

やよい「…あっそうだ!お兄ちゃん!
そろそろ近所のスーパーでタイムセールが始まる時間ですー!」

P「おっそうか!こうしちゃいられねぇ!」パッ

伊織「くぎゅっ」ドサッ

P「おぉっし!さっそくもやし調達だ!いくぞやよい!!」ギュ

やよい「はい!!お兄ちゃん!!ギュ」

ドビューン

ガチャ バタン

亜美「OH…仲良く手繋いでいっちゃったよ…」

真美「てかどうしよ、このいおりん」

伊織「」ピクピク…

真美「真っ白…じゃなくて真っ黄色に燃え尽きてるね」

亜美「うん。てか亜美ももうオレンジ飽きちったよ」

真美「そだね。そろそろゆきぴょんのお茶が恋しくなってきたかも」

伊織「」ビクン…ビクン…

真美「……お茶サーバーとかないのかな」

亜美「あ、それうちの病院とかにも普通にあったよ。無料のやつ」

真美「マジで→!んじゃ帰りがてら行っちゃう?」

亜美「おk!レッツ&ゴー!」

真美「かっ飛べマグナム!そんじゃいおりん、まったね〜い☆」

ガチャ バタン

伊織「」ビクン…ビクン…

伊織「しゃ、しゃーわせぇ…二へへ…///」チョロロ…

小鳥「Oh……」・・REC

おわり

何か後半急いでしまいましたサーセン
俺もいおりんジュース飲みたいです

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