【艦これ】艦娘に聞きました~私たちの提督~ (34)

艦娘が提督に抱いてるであろう印象を勝手に書いてみるスレ。

一応書く前に出撃させたりwiki見たりして下調べはするけどなんか間違ってたらごめんなさい。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426864381

〜会議室〜

提督「見せたいものがあると青葉に呼ばれて来てみたが...いないぞあいつ」

ガチャッ

初風「来たわよ青葉......あら、提督?」

提督「お、初風。 こんな場所に何か用か?」

初風「それはこっちの台詞よ。 私は青葉に呼ばれて来ただけよ」

提督「何だ初風もか。 俺も青葉に呼ばれてここに来たんだ」

初風「提督も青葉呼ばれて......何故かしら、嫌な予感しかしないわ」

提督「......奇遇だな。 俺も嫌な予感しかしない」


青葉『れでぃーすあーんどじぇんとるめーん!!』

提督初風「!?」

青葉『———と言っても司令官と初風さんしかいないと思いますけどねー』

初風「モニターにデカデカと......彼女らしい登場ね」

提督「...青葉、今日は見せたいものがあると聞いてきたんだが」

青葉『まぁまぁそう焦らずに! 言われなくともすぐ上映を始めますからっ!』

初風「上映? いったい何の......」

青葉『ふっふっふ...では始めましょう!』


青葉『第一回! 艦娘に聞きました〜私たちの提督〜の上映を始めたいと思います!』


提督「...また面倒な事になりそうな企画を......」ハァ

青葉『だいたい察しはつくと思いますが、これから流すのは司令官について艦娘たちにインタビューした映像です! 気になるあの子から意外なあの子まで、完璧にインタビューしてきました!』グッ

提督「インタビュー映像を流すのはいいが...それ、俺に見せるって本人たちに許可は取ってるんだろうな?」

青葉『............』

提督「............」

青葉『で、ではスタートですッ!!』

提督「あ、コラ待て! ...ったく、あいつは何でもいつもこうなんだ......」

初風「でも今回のは面白そうよ?」

提督「...初風が乗り気だなんて珍しいな」

初風「そうかしら? ま、とにかく青葉をシメるのは映像を見た後でもいいんじゃないかしら?」

提督「むぅ...初風が言うなら、まぁ...見てみるか」

初風(敵を知るのも重要だから、ね)

長門型戦艦一番艦 長門

長門『提督についての話を聞きたい?』

長門『そうだな...艦隊指揮能力は非常に優れているな。 少なくとも私が着任している間に采配ミスというものを見た事がない』

長門『私自身、着任がかなり遅い方だったから詳しくは分からないがな』

長門『それ以外だと...ああ、駆逐艦に好かれているのは正直羨ましい』

長門『これでも当時は国民に人気があったと自負しているのだが、それとこれとは違うようだ。 提督はビッグセブンの私には無い何かを持っている』

長門『提督の事が好きか?』

長門『確かに指揮官としては有能、人望もあり非常に魅力的な男性ではあるが...それとは少し違うな。 頼れる上官といったところか。 つまらない答えですまない』

長門『他に気になる事か...そうだな......』

長門『最初に会った時に退魔忍ナガトと言われたのが気になるな。 提督から見ると私は忍者に見えるのかと......何? そういう意味じゃない?』

長門『............ほう、なるほど』

長門『今度会ったら少し話し合わなければならないな』ゴキゴキ

提督「............ヤバい」

初風「ねぇ、退魔忍って何?」

提督「......な、長門の着任は初風のすぐ後だったよな!」

初風「ええ。 陸奥さんが先に着任してたから驚きは少なかったけど、かなり興奮してたわよ、提督」

提督「そりゃ天下の長門の着任には興奮せざるを得ないだろ...常識的に考えて。 長門の歴史知ってるか? 泣くぞあれ」

初風「...生で見てきた私にそれを言う?」

提督「......それもそうだな」

初風「で、退魔忍って何?」

提督「あ、ほら次だぞ次!」

初風「......後で詳しく聞かせてもらうから」

長門型戦艦 二番艦 陸奥

陸奥『提督について、ねぇ......』

陸奥『欲望にすご〜く忠実なイメージが強いわ。 やりたい事とか絶対にやるタイプの人』

陸奥『この前のお花見だって予想以上に消費の激しかった大規模作戦の直後で資材が厳しいのに強行したじゃない? あれ、駆逐艦の子たちと約束したからって理由なのよ?』

陸奥『他の大型艦チームには結構怒られてたみたいだけど、私はいいと思うわね、そういうの。 嫌いじゃないわ...あ、行き過ぎたのは流石に怒るわよ?』

陸奥『初めて会った時は...変な人だと思ったわ。 だって私を見るなり海に飛び込んだのよ?』

陸奥『その理由がまた「嬉し過ぎて」なの。 笑っちゃったわ!』

陸奥『......まあ、今も十分変な人だけど』フフフッ

陸奥『え? 提督が好きかって?』

陸奥『それは乙女のヒ・ミ・ツ。 知りたかったらいつもの私を見てみると分かるかもねっ』

陸奥『他には...第三砲塔をよく触ってくる事かしら。 危ないからやめてって言っても聞いてくれないの』

陸奥『結構人外な部分もあるから死にはしないと思うけど...やっぱりハラハラするから止めて欲しいわ。 無邪気過ぎるのも困りものよ』

陸奥『そこを含めて提督なんだろうけど、ね』

初風「やったわね...お花見」

提督「楽しかったよなぁあれ。 初風が酔っ払って甘えてきた時とかそれはもう可愛いくて」

初風「ちょっ!? 変な事思い出させないでっ! あれは私の黒歴史なのよっ!?」

提督「あの時くらい甘えてくれてもいいんだよー」

初風「お断りよ! ...それより陸奥さんの第三砲塔を触るって死にたいの?」

提督「おまっ、酷い事言うなおい」

初風「実際にぶつかった扶桑さんが大破炎上しかけてたじゃない。 人間の提督があれもらったら死ぬわよ?」

提督「大丈夫大丈夫。 陸奥も言ってただろ? それに瑞鶴に爆撃されても死なないくらいには俺頑丈だからさ」ハッハッハ

初風「人間やめてるわね......」

提督「それに陸奥は初期の方から着任してるから結構触ってるけど、俺の時は爆発したことないからへーきへーき」

初風「......まさか第三砲塔以外も触ってるなんて言わないでしょうね」

提督「............」

初風「へんたい」

こんな風に進める予定。

一回の投下で2〜3隻できたらいいかなーと思ってる。

長門陸奥と来てるしナンバー順かな?なら次は伊勢かねぇ

あと、映像を見る側(提督、初風サイド)に増員やメンバー変更予定はあるのかな?

ナンバー順だとするとまさか全員やるつもりなのか

外野含めて2隻で20レス
3スレ必要やね

投下開始。 根気が続く限り頑張っていこう!

でもこれネタ切れとの勝負になりそうで怖い

>>15
ナンバー順に書きます。 だから嫁のナンバー遅い人はごめんなさい

>>17
やらなきゃ(使命感)

>>20
ヒエー

伊勢型戦艦 一番艦 伊勢

伊勢『提督について?』

伊勢『提督と言えばやっぱり論者だよ論者! 46cm砲をガン積みするあれよあれ!』

伊勢『航空戦艦になったのに水上機の一機も積まないで46cm砲を積まされてたんだー。 初風が指摘するまで提督ずっとそれだったんだよ?』

伊勢『......解決したかと思えば今度は瑞雲をガン積みされたんだけどねー。 日向にすっごい睨まれて大変だったよ』

伊勢『まあ良くも悪くも極端な人ってイメージがあるね。 一度育てるって決めた艦娘を一点集中で育てたりするじゃない? 初風がいい例だよ。 あの子一週間でカンストしてたし』

伊勢『え? 提督のことを好きかって?』

伊勢『うーん...嫌いじゃないんだけどねぇ...何て言えばいいのかなぁ』

伊勢『仲の良い異性の友達っているじゃない? あと一歩ってとこで恋愛対象にはならないあれ。 それに一番近いかな』

伊勢『私よりも可愛い子なんて山ほどいるしー』アハハッ

伊勢『他に気になる事?』

伊勢『いい歳して駆逐艦と同じくらいイタズラ好きっていうのはどうかと思うんだよねぇ......』

伊勢『朝起きたら枕元に置いてた刀がGNソードにすり替わってたのには言葉を失ったね』

伊勢『でもそのおかげでその日の出撃のMVPだったし...複雑だった、うん』

初風「瑞雲ガン積みよりも弾着観測射撃させてあげなさいよ」

提督「だって航空戦艦は瑞雲をガン積みするものだって師匠が......」

初風「あの人の言う事はだいたい正しいけど瑞雲が関わると変な事言い出すから信じちゃダメよ」

提督「えー...師匠は素晴らしい艦娘なのに......」ブー

初風「提督はあの人と明石さんを変に信用し過ぎなのよ。 その変な装備だってどうせ明石さん製でしょ」

提督「いいと思ったんだけどなぁ...その日の内に大淀に真っ二つにへし折られたんだよ。 酷いよな?」

初風「艦娘の装備にイタズラするのはマズイでしょ......」

提督「でも安全と信頼のメイドイン明石だから問題無いはずなんだけどねぇ」

初風「艦娘の装備にはそれぞれ思い入れがあったりするから、いつか地雷踏むかもしれないわよ?」

提督「イタズラの前には下調べするから問題ナッシングだっ」キラン

初風「......ほどほどにしてよね」

伊勢型戦艦 二番艦 日向

日向『何、提督ついて?』

日向『提督は瑞雲の素晴らしさを語り合える数少ない理解者だな』

日向『確かに晴嵐も捨てがたいが、瑞雲はまた晴嵐とは違った独特な魅力があるんだ』

日向『なにせ航空兵力で劣っていた日本海軍の生み出した決戦兵器だからな。 開発は難航したが、完成してからの戦果は中々のものだ。 米軍の魚雷艇を何隻沈めたか』

日向『だが一番はやはりその独特なフォルムだ。 速度面を中心に高性能化を図るためスリム化された胴体とフロートのラインは美しいの一言に尽きる』

日向『いや、水上機としては初の急降下爆撃用のダイブブレーキを搭載した意外性も捨てがたいな。 瑞雲が傑作機と呼ばれるのに一役買ったものだからな』

日向『他国の機種と比べても瑞雲ほどの多様性と性能を持った水上機はいない。 日本海軍はこれをもっと誇るべきだとは思わないか?』

日向『そんな事より提督は好きか、だと?』

日向『私は気に入っている。 瑞雲を語る者に悪人はいないからな』

日向『純粋な指揮官としての能力も高く、部下から信頼され、瑞雲を語れる...まさに理想の提督ではないか』

日向『他に気になる事か......』

日向『提督の瑞雲改造計画に載っていた新しいエンジンのプラット・アンド・ホイットニーF119とはどんなものかは気になるな』

日向『提督が瑞雲のため直々に用意するものなのだから中々のもだというのは分かっているがな』

提督「やっぱり師匠のお言葉は素晴らしいな!」キラキラ

初風「ほとんど瑞雲について話してただけじゃない......」

提督「バカっ、それがいいんだろ。 あの場でも敢えて瑞雲について語ることで瑞雲への敬意を示してるんだよ言わせんな恥ずかしい」キャッ

初風「提督のその発言を聞いてるとこっちが恥ずかしいわよ」

初風「ところで瑞雲改造計画って何よ。 私、初耳なんだけど」

提督「フッフッフッ...聞いて驚くなよ? 何と瑞雲のスーパークルーズを実現させ、1トンの爆弾を積めるように改造する夢の計画さ!!」

初風「たかが水上機に何を求めてるのよ!?」

提督「更に推力偏向ノズルにより格闘性能まで上昇するんだ! どうだ凄いだろ!」

初風「凄いけど却下よそんな計画! お金がいくらかかるか考えたくもないわっ!」

提督「えー......ここは人類の未来の為だと思ってさー、な?」

初風「あなたのお小遣いから出すなら考えてあげるわよ」

提督「瑞雲改造計画終了のお知らせ」

初風「分かればいいのよ」ハァ

陽炎型駆逐艦 八番艦 雪風

雪風『え? しれぇの事ですか?』

雪風『しれぇは元気いっぱいですよ! いつも駆逐艦のみんなと遊んでくれるんです!』

雪風『この前の水上鬼ごっこでも島風ちゃんに追いついてタッチしちゃったんですから! 島風ちゃん悔しがってました!』

雪風『あ、かくれんぼもよくするんです!』

雪風『でもしれぇは絶対に捕まえられないからいっつも鬼の役なんですよー......』

雪風『こうがくめいさい? ていうのを使ったり、池の中に潜ってたり、地面の中に埋まってたり。 しれぇは隠れる側ではかくれんぼじゃ敵なしです!』

雪風『へ? しれぇの事が好きか?』

雪風『もちろん、大好きですっ!』ニコッ

雪風『いつもみんなと一緒に居てくれて、困った時も相談に乗ってくれるんです。 しれぇが嫌いな艦娘は鎮守府にはいません!』

雪風『他に気になる事、ですか?』

雪風『しれぇはよく私と時津風の二人を同時に秘書艦にする事があるのが不思議ですねー......』

雪風『でも楽しいからあまり気にしませんっ!』

初風「確かに駆逐艦とはよく遊んでるわね」

提督「駆逐艦の娘はみんないい子だからねぇ。 一緒にいて楽しいし癒されるんだよ」

初風「......ねぇ、水上鬼ごっこをしたって言ってたけど、あなたどうやって水上に立ったの」

提督「ん? 右足が沈む前に左足を前に出すのをその場で留まってやってただけだよ?」

初風「」

提督「疲れるんだよなぁ、あれ。 次の日には大抵筋肉痛になってるし」

初風「うん...そう......」

提督「ちなみに雪風と時津風を一緒に秘書艦にしてる理由、知りたい?」

初風「............別に。 知って何か得するわけでもないでしょ」

提督「正解は癒されるからでしたー」パチパチパチ

初風「......そう」ホッ

提督「安心した?」ニヤニヤ

初風「うるさい!」ウガー

投下終了。 改めて思った、これ長いな。

次回は南雲機動部隊+島風になると思われ。

>>15
視聴メンバーに変更や増員の予定は今のところ無し

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