コロモン「ともだちのしるしだよ」マミ「ともだちの・・・しるし・・・!!」 (100)

――魔女結界内――

この世のすべてを呪ったようなおどろおどろしい雰囲気が漂う亜空間、迷路のように道が張り巡らされたその場所の最奥にソレは存在していた

この空間――魔女結界の主であり、絶望と呪いにその魂を捕らわれたモノ、その存在を知る者たちからは魔女と呼ばれている異形(モノ)だ

魔女は自分の配下として使い魔を生み出し、ソレらによって結界内は異形のひしめき合う魔境と化していた

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426861655

そんな人外の存在が支配する空間にたたずむ影が一つ、中学生くらいだろうか?まだ幼さの残る少女が異形たちと対峙していた

しかし、彼女自身も普通の女の子であるとは言い難い。まるでアニメに出てくる魔法少女のような衣装、異形たちに臆することのない態度、そして極めつけは彼女の持つ、少女の体躯には不釣り合いな巨大なハンマーが彼女も常識の外の存在であることをうかがわせている

その巨大なハンマーを使い、まわりの異形と激しい戦いを繰り広げていた。これだけの数の異形を相手にたった一人、いや、もう一つ、周囲の異形とは明らかに雰囲気の異なる存在が彼女とともに戦っていた

まるで獅子のような猛々しい肉体をもつ獣人だ。少女はその心優しき勇者と共にすべての使い魔を殲滅し、ついにソレと対峙した

―――全身を銀色に輝く金属でフルメタルコーティングし、「最強」の2文字を上半身に刻んだ猿、あれが―――

少女「あれがこの結界の主というわけね」

「ここは私がいこう」

獣人が言葉を発したと同時に光がその肉体を包み込み、獣人の肉体を構成している物質が0と1の配列で表される

さらにその光によって、獣人の姿がまるでデータを書き換えるかのように変わっていく

光が晴れたときそこにいたのは獅子の面影を持つ古代の獣だった

古代獣「ネイルクラッシャー」

古代獣がその強靭な爪に力を籠め絶望を切り裂かんと魔女に飛び掛かる

猿「№1パンチ」

魔女はフルメタルコーティングされた拳によって迎撃する

少女「この魔女、喋った?知性があるというの!?」

古代獣「厄介な相手だな」

一進一退の攻防が続くが、古代獣の攻撃は魔女の装甲を破ることができず徐々に形勢は魔女に傾いていた

古代獣「インフィニティアロー」

猿「フン」

高質化した古代獣のタテガミが魔女を襲う。だが、やはり魔女の装甲に防がれ反撃をくらってしまう

魔女の攻撃によって追い詰められた古代獣、その古代獣をかばうように少女は魔女の前に立ちふさがる

魔女「そんなに慌てなくても二人まとめてあの世に送ってやるわ」

「ダークスピリッツDX」

魔女が高らかに叫んだ瞬間、暗黒の力が黒い稲妻となって天より降りそそぎ少女を貫かんと迫ってくる

その威力は絶大で、直撃したら自分は跡形も残らないであろうことを少女は直感した

少女が死を覚悟したその時、倒れ伏していた古代の獅子が飛び上がり少女をかばう

少女は一瞬何が起きたかわからず立ち尽くすが、古代獣のうめき声を聞き、現状を理解した

それと同時に彼にこれほどの傷を負わせた相手に対して、かつてないほどの怒りがわいてきた

少女は自分の獲物を握りしめると渾身の力を持って大地に打ち付けた

「ハンマースパーク」

打ち付けたハンマーより少女の怒りが具現したかのような雷が放たれ魔女を襲う。しかし、その渾身の一撃でさえも魔女のボディは弾き返す

猿「無駄よ、無駄無駄ぁ!アチキのボディはクロンマホゾイドメタルでフルコーティングされてんのよ!!その程度の攻撃では傷一つつかないわよ~ん」

少女「ならこれならどう!?……ハンマーブーメラン」

少女は魔女のセリフを聞いて手に持った獲物を魔女に向かって投げつける

油断しきっていた魔女は無防備にその攻撃を受ける。自分の装甲に絶対的な自信を持っていた魔女だったがその攻撃を受けた途端顔色が変わる

ハンマーの先端が突き刺さり装甲が一部砕けたのだ

猿「どうして!?アチキのクロンマホゾイドのメタルコーティングが」

少女「教えてあげるわ、私のトールハンマーも同じクロンマホゾイドでできているのよ」

何ですってぇ~、と叫び声をあげ、魔女が動揺する。その一瞬を古代の獅子は見逃さなかった

古代獣「うおぉぉ、ネイルクラッシャー」

装甲の砕けた部分を古代の獅子の強靭な爪が貫いた

魔女は全身が光の粒子になって消滅し、結界も消えていく。それと同時に古代の獅子が力尽きたように倒れ、光と共に獣人へと戻る

少女は駆け寄るがもはや獣人の命は消えかかっていた。

獣人「悲しむことはない。これが・・・私の運命だったらしい」

傍らで涙を流す少女を諭すようにそう告げて獣人は光の粒子となって消えていった

少女はその光景を呆然と見ていた。自分をかばったせいで致命傷を負ってしまった獣人の体がデータの塵となって散っていくのをただただ見つめることしかできなかった

助けてあげることができなかった、ただ守られてばかりだった、奇跡や魔法があっても何にもしてあげられなかった―――私の唯一の友達

少女は自分の無力さを呪い、世界を恨み、運命を憎んだ

少女「レオモォォォン」

この日、一人の魔法少女が絶望した

ゴキゲンな蝶になって きらめく風に乗って
今すぐ キミに会いに行こう
余計な事なんて 忘れた方がマシさ
これ以上 シャレてる時間はない

何が WOW WOW~ この空に届くのだろう
だけど WOW WOW~ 明日の予定もわからない

無限大な夢のあとの 何もない世の中じゃ
そうさ愛しい 想いも負けそうになるけど
Stayしがちなイメージだらけの 頼りない翼でも
きっと飛べるさ On My Love

第一話「爆裂進化!巴マミ」



早乙女「うん。今日は皆さんに大事な話があります。心して聴くように。目玉焼きには何をかけて食べますか?はい、答えてください」

さやか「マヨネーズ」

まどか「私はソース」

PC部部長「僕はポン酢を少々・・・」

PC部部長の発言にクラスメイトは戸惑うが、その微妙な趣向に誰かが反応する前にさらなる爆弾が投下された

仁美「えぇ~!?皆さん変ですわ…! やはり目玉焼きと言えばお砂糖ですわね!わたくし、その上に納豆を乗せたものも大好物ですわ!」

まどか「な、納豆!?」

さやか「さすがにちょっとそれはないわ」

あちこちからえぇ~という声が上がり、クラス全員が引き攣った笑顔を浮かべて仁美を見つめる

しかし、当の仁美は当然のことを言ったまでだ、とでもいいたげに堂々とした態度をとっていた

中沢「え、えっと…け、結局なんでもいいんじゃないかと」

早乙女「そのとおり。なんでもでも宜しい。目玉焼きに何をかけるかなんかで女の魅力が決まると思ったら大間違いです。

女子の皆さんは、くれぐれも、目玉焼きには塩コショウって決まっているじゃないか、とか、そんな変なものをかけるなんて日本文化の崩壊だぁ、

などとぬかす男とは交際しないように」

さやか「ダメだったか」

まどか「ダメだったんだね」

先生「そして男子の皆さんは、絶対に人の味覚にケチをつけるような大人にならないこと」

中沢「え、えっと…け、結局なんでもいいんじゃないかと」

早乙女「そのとおり。なんでもでも宜しい。目玉焼きに何をかけるかなんかで女の魅力が決まると思ったら大間違いです。

    女子の皆さんは、くれぐれも、目玉焼きには塩コショウって決まっているじゃないか、とか、

    そんな変なものをかけるなんて日本文化の崩壊だぁ、などとぬかす男とは交際しないように」

さやか「ダメだったか」

まどか「ダメだったんだね」

先生「そして男子の皆さんは、絶対に人の味覚にケチをつけるような大人にならないこと」


先生「はい。あとそれから、今日は皆さんに転校生を紹介します」

さやか「そっちが後回しかよ」

先生「じゃあ、暁美さん、八神くん、いらっしゃい」

初めに入ってきたのは腰あたりまでのびたきれいな黒髪を持つ女子だった。

おそらく暁美さんと呼ばれたほうだろう

さやか「うわ、すげぇ美人」

まどか「ぇ」

まどか「うそ。まさか」

まどかは驚いていた。それというのも今朝、たった一人で巨大な化物に立ち向かっていく少女を夢にみたのだが、その夢の中で戦っていた少女とこの暁美ほむらという転校生はとてもよく似ているのだ


さやか「うわ、すげぇ髪型」

まどか「え?」

どうやら、まどかがほむらに気を取られている間に二人目の転校生も入ってきたらしい

まどかが目を向けてみるとそこにはさやかの言った通りすごい髪形の男の子がいた

まどか(何アレ!?寝癖!?何かオッス、オラ悟空とか言い出しそうだよ)

どうやらアレが八神くんと呼ばれた転校生らしい

あり?間違えてる?>>12は無視してください

てか人います?

先生「はい、それじゃ自己紹介いってみよう」

ほむら「暁美ほむらです。よろしくお願いします」

まどか「ぇ」

暁美ほむらと名乗った少女が簡潔な自己紹介を終えた後まどかは何だか彼女から睨まれているような感じを受けた

先生「えっと、あけみさん?」

早乙女「そ、それじゃあ、八神君もお願いしますね」

ほむらのそっけない自己紹介に戸惑っていた教師が気を取り直してもう一人の転校生を促す

実はほむらはとある事情によりこの見滝原中学校への転校を何度も繰り返すという奇妙な体験をしている

そのため、自己紹介だとか転校初日だとかは慣れたもので今回もいつも通り自己紹介を終え、転校初日を過ごすはずだった

太一「俺は八神太一。お台場中学校から一時的な転校だから短い間になると思うけどよろしくな。」

そう、同時に転校してきたというこの男の子がいなければ

早乙女「暁美さんは心臓の病気でずっと入院していたの。皆さん、大変そうなことがあったら手助けしてあげてくださいね。

八神君はお台場中学校がちょっと大きな災害に巻き込まれて通えなくなっちゃったの。

復興するまでの短い間しか一緒に過ごせないけれど仲良くしましょうね」

ほむら(こんな時間軸はじめてよ、いったい何だっていうの?)

ほむら(まあいいわ。とりあえずまどかを守る障害にもならなそうだし、とりあえず放っときましょう)

さやか「はい、ちょっとここで説明タイム~」

まどか「わ~」パチパチ

太一「ちょっと早くねぇか!?プロローグからぜんぜん進んでねーぞ!?」

さやか「うん。そうなんだけど、ちょっと時系列の説明は入れとかなくちゃな~と思って」

まどか「そうだよね~、説明しないとおかしなことになるし」

杏子「じゃあ、アタシから説明するよ。まずこのssはデジモンシリーズと魔法少女まどかマギカとのクロスオーバーだ。

   デジモンシリーズとはいっても基本的にデジモンアドベンチャー02の八神太一(中2)とパートナーがメインになってる。

   次に時系列だけど太一は中二の春にまどかたちのクラスに転校してきたことになってるが、

   このSSでの設定としてはディアボロモンの逆襲まで経験済みだ」

杏子「それなら中三だろといわれるかもしれないけどまどかたちと違う学年で話回せる自信がなかったからこういう設定になったそうだ」

まどか「02の時期を一年ずらすことも考えたんだけど、光子郎君が小学生のままだとストーリーに影響あるだろうし、

    なにより丈先輩は何か事件があるときは受験生ってのが定番だからね、そこは動かしたくなかったんだ」

マミ「というわけで八神君たちはまどマギ本編が始まるまでの短い間に02のストーリーを終わらせたということになるわね」

さやか「>>1の頭の中ではまどマギは5月のゴールデンウィークあけぐらいだと勝手に思ってるので、02本編は大体一ヶ月ちょっとで消化したってことかな?いやはや怒涛のスケジュールだね」

ほむら「そう、02本編は4月から5月の頭で終わったことになる」

ほむら「つまり、クリスマスなんてなかった」ファサ

さやか「あっ、それに関しては>>1は別にデジモンに恋愛要素は求めてなかったらしいからわりとどうでもいいみたいだよ」

まどか「たしかに予想外ですごくびっくりしたらしいけど」

さやか「でもぶっちゃけ、ヤマトって外見以外惚れる要素ないよね。あれかな、ダメな子ほど可愛いってやつ?」

ほむら「あなた何でそんなに冷静なわけ?同じNTR仲間でしょ」

太一「・・・」

さやか「NTRいうな!!このSSではどうなるかわかんないでしょ」

ほむら「安定のさやかとだけ言っておくわ」

さやか「なんだとぉ」

太一「まあデジモンにしろまどマギにしろ多少の矛盾は目をつむってくれれば助かるぜ」

まどか「というわけで時系列関係の設定はこのぐらいだけど他に何か質問あれば書き込んでね。答えられる範囲なら答えるから」

マミ「一応断りを入れておくけれど02の最終回は無視する方向で話を進めるのでそこは理解してもらえるとありがたいわ」

マミ「ちなみにいきなり歩く死亡フラグさんをだしたのは単なる出オチよ」

まどか「一応、ゼヴォリューションの冒頭で登場したレオモン一族における最短死亡記録保持者へのリスペクトという意味もあるみたいだけどね」

杏子「ゼヴォでのレオモンはホントに輝いてたからな。まさかあいつの死をカップラーメンのタイマー代わりにする日が来るとは思ってなかったぜ」

マミ「ちなみに死亡までの流れはアドベンチャーの展開を流用したみたいね」

まどか「他のシリーズもからめたかったのだけれどうまくまとめられなかったからアドとまんま同じ展開になっちゃったね」

杏子「最後のセリフはテイマーズのだけどな」

マミ「それじゃあ、再開するわよ」

というわけでデジモン×まどマギのクロスssです
ある程度のストーリーは考えてあるんですが今かいてて思ったのは文章にするのって難しいなってことです
何かこうした方がいいよなどといった改善点があれば教えてもらえるとありがたいです

あとゼヴォでのレオモン一族における最短死亡記録保持者(3分)に挑戦してみたのですが全然無理でしたね
プロローグの半分以上はすでに書いてたのに追いつかないってどういうことだ、オイ

休み時間



クラスに二人も転校生が来たとあって教室中がガヤガヤと騒がしくなっている

太一「お台場中ではサッカー部に入ってたんだ。こっちでも練習には参加できるように顧問のセンセに頼んでみるつもりさ。

   まあ完全にこの学校に転入したわけじゃねーから大会とかには参加できねーだろうけどな」

ほむら(よく飽きないわね。さてと、私は)

まどか(あれ、こっちに来てる。どうしたんだろう?)

ほむら「鹿目まどかさん。あなたこのクラスの保健委員よね?保健室に案内してくれる?」

さやか「ええー、なにそれ」

まどか「訳わかんないよね」

さやか「文武両道で才色兼備かと思えば、実はサイコな電波さん。くう、どこまでキャラ立てすりゃ気が済むんだ、あの転校生は。

萌か!?そこが萌なのか!?」

仁美「それにしても、また対称的な転校生がいらっしゃいましたね」

まどか「八神君は人当りよさそうな感じだったね」

さやか「お、噂をすれば、だ。おーい。男子転校生~」

太一「ん、よう。何だよその呼び方。えーと、」

さやか「あっ、あたし美樹さやか。んでこっちが志筑仁美、もう一人が鹿目まどか」

仁美「よろしくお願いいたしますわ」

まどか「よ、よろしくね、八神君」

太一「太一でいいぜ。さやかに仁美にまどかな、こっちこそよろしく」

さやか「アンタ、まだこの街慣れてないだろ、色々まわって案内してあげよっか?」

太一(うーん、面倒見のいい奴だな。大輔とかタメならこんな感じっぽいよな~)

まどか「太一君?」

太一「へ?ああ、いやお願いするよ。今日は特に予定ないしな」

さやか「そう?じゃあ、そうと決まればレッツゴー」

仁美「あ、わたくしはお稽古の時間ですのでこれで、さようなら、さやかさんまどかさん八神くん」

さやか・まどか「またねー」

CDショップ




さやか「立ち上がれ! 勇者は僕の中にいる

そびえ竜田揚げ!負ける訳にはいかない」

太一(竜田揚げ?何聴いてんだ?さやかのやつ)

太一(つーか、こんなとこで歌うなよな)

見てて最高に痛い

(タイチ~、お腹すいた~)

太一(わっコロモン静かにしてろって)

コロモン(だって~)

まどか「ねぇ、今何か聞こえなかった?」

太一「(げっ) ……き、気のせいだろ、別に何にも



『助けて』



   ・・・何か聞こえたな」

まどか「うん、誰かが助けを呼んでる。行かなきゃ」

太一「あっおい、あっこでノリノリに頭振ってるあいつはどうすんだ?って行っちまった」

太一(しゃーねーな、さやかに声かけて俺も行くか)

ガンッ

太一(ん?)

さやか「ッ~、」(頭打った)

太一(アホだ)

>>30
どうすれば痛くない感じになりますかね?


廃ビル




まどか「どこにいるの?」

まどか「誰……あなたは誰なの?」

『助けて!まどか!』

まどか「え?」

ドンッ

「はぁ、はぁ……」

まどか「あなたなの!?」

「助けて……うぅ……」

ほむら「……」

まどか「ほ、ほむらちゃん!?」

ほむら「……そいつから離れて」

まどか「だって……この子怪我してる……」

まどか「だ、駄目、酷い事しないで!」

ほむら「あなたには関係ない」

まどか「だってこの子、私を呼んでた!」

まどか「聞こえたんだもん!助けてって!」

ほむら「そう……」

ほむら「…………」

ブシュウウウウウウウウウ

ほむら「!?」

太一「こっちだ、まどか」

まどか「さやかちゃん、太一君!」

さやか「逃げるよ、まどか!」

まどか「うん!」

ほむら「っ……」

ほむら「!?」

ほむら「結界!?……こんな時に」

さやか「何だよあの転校生!こんどはコスプレで通り魔!?つーか、何それ、ぬいぐるみじゃないよね?」

まどか「わかんない。けど、助けなきゃ」

太一(デジモンか?見たことねーな。テリアモンに似てるっちゃあ似てるが)

さやか「とりあえず呼び方決めとこうか、マシュマロとか?」

まどか「」フリフリ

さやか「マシュマロじゃない?」

まどか「」コク

さやか「じゃ、イチゴ大福」

太一「食いモンから離れろよ」

さやか「じゃ、花王」

まどか「驚きの白さ!?」

さやか「じゃ、ホワイトデビル」

まどか「」ポロッ

太一(あー、なんかデジャヴ・・・ん?)

太一「待て、何かおかしいぞ」

まどさや「え?何これ」

太一(空間が書き換えられてる?コロモン!!)

コロモン(タイチ、これはデジモンの仕業じゃないと思う)

太一(デジモンじゃない?)

コロモン(うん、デジモンの気配じゃない、その白いのも含めてね。だけど気を付けて、すごく嫌な感じがする。いざとなったらボクを・・・)

太一(ああ、頼りにしてるぜ)

※コロモンは太一のカバンの中にいます

やべぇ、眠くなってきた
本当は今日中に1話くらいまでは終わらせようと思ってたけど角の思ったより大変だし誰も見てないみたいなんで今日はとりあえずこの辺までにします
ゆっくりになるとは思いますがとりあえず完結させる気はあるのでもし見てる人いれば最後まで付き合ってください
それでは

>>38
明日土曜日だろ
頑張れや


誰かいるかアピールとか、物語外でキャラクターに設定語りさせる(>>20-24)のとかが見ててちょいと痛々しいかな
「SS作者の痛いまえがき」で検索して、彼らを反面教師にするといい

そこに目を瞑ればなかなか面白そうだしぜひとも完結させてくれ

>>39
今日は友達の引っ越しの手伝いしなくちゃいけなかったもんで

>>40
そういうもんなんですね
自分があんまりそういったこと気にならなかったんで普通だと思ってました



今日は投稿する予定ですが手伝った友達が悟飯ご馳走してくれるというのでそのあとになります
もしかしたら日付変わるかも

>>37の続き



書き換えられた空間の奥、何か得体のしれないモノの影が蠢く。まさに異形の化物、太一はこの蠢く影たちと同じように一般的には認知されていない未知のモンスターの存在を知っている。デジタルモンスター、略してデジモンだ。だが太一はこの異形たちと対峙した瞬間直感した。

コロモンの言う通りコイツらはデジモンじゃない――ある意味でもっと悲惨で残酷なモノだと――

当然のことだが、太一のようにこんな異形どもと触れ合った経験のある人間なんてそうはいない、まどかとさやかは初めて見るその人外の化物に恐怖していた

その点、太一には少しは耐性があり、その上、信頼できるパートナーがついているのだ

現状を理解できていないのは一緒だがまどかとさやかに比べると太一にはまだ気持ちに余裕がある

まどか「さやかちゃん」

さやか「まどか・・・」

太一(くそ、やるしかないな。コロモ)

ドゴォォォン

「危なかったわね」

轟音と共に異形の群れが吹き飛び、優しげな声が響いた。振り返った三人が見たのは見滝原中女子の制服に身を包んだ――

「でももう大丈夫」

――金髪ツインドリルの少女だった

「QBを助けてくれたのね、ありがとう。その子は私の大切な友達なの」

まどか「声が聞こえたんです・・・助けてって」

「そう、なら色々と説明しなくてはならないわね。でも、その前にちょっと一仕事片づけさせてもらっていいかしら」

そういうと少女は手に持った卵形の何かを掲げ、声高らかに叫んだ

「スピリットエボリューション」

QB「ありがとう、マミ。助かったよ」

マミ「お礼を言うならこの子達に言ってあげてね」

QB「ありがとう。僕の名前はQB」

まどか「あなたが私を呼んだの?」

QB「そうだよ、鹿目まどか、美樹さやか、八神太一」

さやか「何で私たちの名前を?」

QB「僕、君たちにお願いがあって来たんだ」

太一「お願い~?」

QB「うん、僕と契約して魔法少女になって欲しいんだ」

太一「よし、とりあえずその魔法“少女”っていう名前をなんとかしろ。話はそれからだ」

はい、とりあえず一話分だけは投稿しました
予定より遅くなってしまったし今日はこれで投稿やめようと思います
全然進まないけどまあいいよね?

第二話「ゲルトルートの呼び声」



マミホーム



マミ「さ、入って。一人暮らしだから遠慮しなくていいわよ」

マミ「今から紅茶を淹れるわ、大したおもてなしもできないけれどちょっと待っててね」

まどか「すごく美味しいです!」

さやか「んぅ、めっちゃうまっすよ!」

太一(あ~、やべぇ、っていうか嫌な予感がする)

マミ「あらどうしたのかしら、八神君。お口に合わなかったかしら?」

太一「い、いや、そんなことねーけど」

マミ「そう?じゃあ説明始めるわね。まず自己紹介からしましょうか。私は巴マミ、あなたたちと同じ見滝原中の三年生、そして、QBと契約した魔法少女よ」

マミ「あなた達もQBに選ばれた以上ある程度の説明は必要かと思って」

さやか「うん、うん。何でも聞いてくれたまえ」

まどか「さやかちゃん、それ逆」

さやか「あはは~、ん?太一、ケーキ食べてないじゃん、要らないんだったらあたしがもらうよ」

太一「あ、ちょっと待っ」

「ダメー!!そのケーキ食べちゃダメー!!タイチ~、ボクもう我慢できない、こんなおいしそうな匂いしてるのに食べられないなんて拷問だよ」

太一「げっ!コロモン出てくんなって、後で何か買ってやるから」

コロモン「ヤダヤダ~、今食べたい、ボクもケーキ食べたい~」

太一「ダメだって!何とか隙見てやるから我慢しろ」

コロモン「だって~」

さやか「何そのQB2号みたいな生き物」

QB「・・・さやか、あんなやかましいのと一緒にしないでくれるかな」

太一(あ~、やっぱこうなったか。嫌な予感したんだよな)

太一(さて、どうやって誤魔化すかな~)

太一(うん、やっぱあれしかないか)

太一「いや、これただのぬいぐるみだぜ。そこにいる胡散臭い白饅頭と一緒にするなよ」

マミ「し、白饅頭って、いやそれよりもさっきまでしゃべってたじゃないその子」

太一「あ~、あれはな。腹話術ってやつ?」

なにずっと放置してたくせに8月1日だからとかいって調子にのって書きに来てるの?
誰にも見向きもされてなくて需要ないのもわかんないのかな?

こういう空気読めないやつが署名とかしてんだろうな
あ~キモいキモい

マミ(誤魔化せると思っているのかしら)

QB(わけがわからないよ)

まどか(太一君、さすがにそれはないよ)

さやか「す、すっげー、太一そんなことできるんだー。本当に生きてるようにしか感じられなかったよ」

マミ・QB「だ、騙されてるぅ~!?」

まどか(馬鹿可愛いよ、さやかちゃん)

太一「あ、ああ・・・(マジかよ)」

>>70
放置していたことは全面的に自分が悪いけど人のことを勝手に決めつけないでほしいですね
別に署名に対して特に思うところはないけど法を犯してるとかじゃない限りどんな意見を挙げようと自由ですよね

コロモン「ねぇねぇ、タイチ~。ケーキ食べてもいい?」キラキラ

太一「ダメだって言ってるだろ~」(腹話術のつもり)

マミ「あら、別にいいわよ、あなたの分も用意するわね、コロモン、でいいのかしら」

コロモン「ホント、やった~」

太一「」

コロモン「ねぇねぇ、タイチ~。ケーキ食べてもいい?」キラキラ

太一「ダメだって言ってるだろ~」(腹話術のつもり)

マミ「あら、別にいいわよ、あなたの分も用意するわね、コロモン、でいいのかしら」

コロモン「ホント、やった~」

太一「」

コロモン(モグモグ)

太一(もうどうにでもなれ)

さやか「」ジーッ

さやか「ねぇ太一」

太一「あ~?」

さやか「最近のぬいぐるみってケーキ食べるんだね、すごいな~」キラキラ

太一・マミ・QB「まだ信じてる!?」

まどか(やっぱり、バカワイイよ、さやかちゃん)

さやか「私もほしい、どこに売ってたの?」

太一「あ~、(空のやつなんて答えてたっけ?) ……たしか練馬の大根デパートだったかな」

マミ「そ、そのネーミングはさすがに・・・」

さやか「練馬かぁ、このへんに売ってないかな~」

マミ(もう放っとこう)

マミ「さて、話の続きだけれども」

まどか(あ、強引に話題戻した)

太一(流したな)

QB(面倒くさくなったんだね、マミ)

マミ「これを見て」スッ

まどか「わー、きれい」

マミ「これがソウルジェム、QBと契約した少女が生み出す宝石よ、魔翌力の源であり、魔法少女であることの証でもあるの」

さやか「契約って?」

QB「僕は、君たちの願いごとをなんでもひとつ叶えてあげる」

太一「願いごとねぇ」

QB「なんだってかまわない。どんな奇跡だって起こしてあげられるよ」

さやか「うぅわ。金銀財宝とか、不老不死とか、満漢全席とか?」

まどか「いや、最後のはちょっと」

QB「でも、それと引き換えに出来上がるのがソウルジェム」

QB「この石を手にしたものは、魔女と戦う使命を課されるんだ」

まどか「魔女?」

さやか「魔女ってなんなの?魔法少女とは違うの」

QB「願いから生まれるのが魔法少女だとすれば、魔女は呪いから生まれた存在なんだ。魔法少女が希望を振りまくように、魔女は絶望を撒き散らす。

しかもその姿は普通の人間には見えないからたちが悪い。

不安や猜疑心、過剰な怒りや憎しみ、そういう災のタネを世界にもたらしているんだ」

マミ「理由のはっきりしない自殺や殺人事件はかなりの確率で魔女の呪いが原因なのよ。形のない悪意となって人間を内側から蝕んでいくの」

さやか「そんなヤバイ奴らがいるのに、どうして誰も気づかないの?」

QB「魔女は常に結界の奥に隠れ潜んで、決して人前には姿を表さないからね。さっき君たちが迷い込んだ、迷路のような場所がそうだよ」

マミ「けっこう危ないところだったのよ。アレに飲み込まれた人間は普通は生きて帰れないから」

まどか「マミさんはそんなこわいものと戦っているんですか?」

マミ「そう命がけよ。だからあなた達も慎重に選んだほうがいい。QBに選ばれた貴方達にはどんな願いでも叶えられるチャンスがある。

でもそれは死と隣り合わせなの」

さやか「うえ、悩むな」

マミ「そこで提案なのだけど、あなた達しばらく私の魔女退治に付き合ってみない?」

まどか・さやか「ええ!?」

マミ「魔女との戦いがどういうものか、その目で確かめてみればいいわ。その上で、危険を冒してまで叶えたい願いがあるのかどうか、

じっくり考えて見るべきだと思うの」

太一「おいちょっと待てよ、話きくかぎりだとQBと契約するのは少女のはずだろ!?何で俺も勧誘されたかわかんねーんだけど」

QB「別に少女じゃなくても契約は可能だよ。ただ今まで僕と契約したのはみんなマミ達のような少女ばかりだった、

だから便宜上魔法少女と呼んでいるだけさ」

太一「あっそ」

マミ「それでどうする!?八神君?鹿目さんと美樹さんは魔法少女体験コースに参加するつもりみたいだけど」

太一「あ~、俺は……(どうすっかな、こいつらだけじゃ危険かもしんないしなぁ、俺たちもついて行ったほうが・・・)

コロモン「タイチ~」

   ん?どうしたコロモンって、うわ」

まどか「コ、コロモン!?大丈夫?辛そうだよ」

コロモン「あっあ、ああ」

太一「(ま、まさか) ……耐えろ、コロモン、今連れてってやるからな」

マミ「八神君?コロモンどうしたの!?苦しそうじゃない!!」

太一「・・・ワリィ、マミ。トイレ貸してくれ」

ジャバーッ(大変お見苦しい映像のため代わりに咲き乱れる薔薇の映像をお楽しみください)nice cute

コロモン「あ~、すっきりした」

太一「お前はケーキ食いすぎだっての!!まあ、いつもみたいに漏らさなくてよかったよ」

太一「あっマミ、トイレサンキューな、助かったぜ」

さやか(そういえば、太一って私たちだけじゃなくてマミさんのことも呼び捨てにするよね、敬語も使わないし)

さやか(いや、そんなことよりも)

さやか「太一、そのコロモンってのホントにぬいぐるみ?ケーキ食べるし、トイレはするし、どーみても腹話術じゃないし、生きてるようにしか思えないんだけど」

太一「(今更かよ) ……あ~コイツはなぁ」

コロモン「」ピョンピョン

さやか「もう誤魔化そうったってそうはいかないからね、マミさんやまどかの目はごまかせてもこのさやかちゃんはそうはいかないぞ」ドヤッ

マミ()

まどか(得意げなさやかちゃん可愛い)

まどか(あれ、コロモンがこっち来る!?)

コロモン「」パヒュン

まどか「」ビク

さやか「うわ、何やってんのコイツ!?まどかから離れなさいよー」スポ

さやか「ふぅ、何やって

ポキュン

うわわ、ややや、やめてよ!!~~っいい加減にしろ!!」ビュン

コロモン「」ドン

さやか「何だってのよ、もう」

太一「わるいな、こいつも悪気があってやってるわけじゃないんだよ」ポンポン

さやか「じゃあ、なんでいきなり顔面に張り付いたりするのよ」

マミ(私だけされてない、なんか仲間外れにされた気分)グスン

太一「ほら、コロモン、ちゃんと言わないとわかんねーぞ」

コロモン「うん、ゴメン、タイチ」

太一「俺に謝るんじゃないだろ」

コロモン「いきなり飛びついたりしてゴメンね」

コロモン「ともだちのしるしだよ」

まどか「ともだち・・・?」

ピョン、パシッ

まどか「」

まどか「ぷはっ、ウェヒヒ」

コロモン「さやかも驚かせてゴメン」ミョン

さやか「」

さやか「ぁ」

さやか「友達の・・・しるしぃ~?」

マミ(と、友達!?わたしは?友達ともだちトモダチトモダチトモダチトモトモトモトモトモダチダチダチダチダチ)

コロモン「」ピョーンピョーンピョン

マミ「!」

マミ(キ、キタ)wktk

コロモン「タイチたちを助けてくれてありがとう」ポニョ

マミ「」

マミ(これがともだちのしるし・・・)

マミ「えへへ」ニヘラ

まどか「ま、マミさん?」

さやか「あちゃー、放心しちゃってるよ」

太一「お~し、コロモンと仲良くなったとこでそろそろ帰るか」

まどか「わ、もうこんな時間!?マミさん今日はありがとうございました。ケーキとてもおいしかったです」

マミ「え、ええ。またいつでも来てね」

太一「よし、それじゃ・・・」

さやか「ちょおっと待ったぁ」

さやか「太一!!もうごまかされないって言ったでしょ!!まだ何も話してないじゃない」

太一「ちっ、バレたか」

さやか「さあさあ、そのQB2号は何なのかちゃんと説明してもらうよ」

QB「だからさやか、あんな品のないやつと一緒にしないでくれるかな」

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