ことり「にこちゃんに私の歌を聞いてほしいな」にこ「良いわよ」【ラブライブ!】 (50)


花陽「ミュージックスタートです!」カチッ



ことり「ことりがサンバ♪」

花陽「サンバ♪」

ことり「うかれてサンバ♪」

花陽「サンバ♪」

ことり「ことりがサンバ♪」

花陽「サンバ♪」

ことり「夢の中でもサンバ♪」



にこ「……で?」



ことり「ぴよっ!うぇるかむとぅざわーるどおぶどりーむあげいん、にこちゃん☆」(>8<)チュンチュン

花陽(着ぐるみ)「私もいますよ!」チュンチュン



にこ「またぁ!?またなのっ!?」


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ことり「まぁまぁ、落ち着くぴよ、にこちゃん」(・8・)

にこ「私、もう起きるから!てか、起こさせて!」

花陽「それは無理です」

にこ「何でよぉ!?」

ことり「にこちゃんったら、駅の真ん中で希ちゃんとハグしながら泣いて、電車の中で泣き疲れて眠ってるからぴよ」(・8・)

にこ「何であんた達がそんな事知ってるのよっ!?///」

花陽「だって、私達はにこちゃんの夢の中の住人だからだよ!」

にこ「そういう事っ!?」


にこ「……で、また私がマジカル★にこにーだか、魔法少女★にっこにーをやれば良いわけ?」

ことり「何言ってるぴよ!魔法少女ニコニコ★にこにーは卒業させたから、やらせるワケないぴよ!」(・8・)プンプン

花陽「今は私が魔法少女ニコニコ★にこにーの後継者、魔法少女マジカル☆かよリーナですから!」

にこ「かよリーナって……」

花陽「なんと!変身アイテムはお茶碗ですよ!」ヒョイ

にこ「そう……」

花陽「しかも、武器はお箸なんです!私、お箸で世界救っちゃいますよ!」チャキーン

にこ「頑張りなさいね、花陽……」


ことり「さぁ、皆を助けに行くぴよ、にこちゃん!」(>8<)

にこ「いや、意味分からないし、説明してよ!?」

花陽「実はね、μ'sの皆が困ってるみたいなの」

にこ「えーっと……それで?」

ことり「助けを求めてる皆をにこちゃんが助けてあげてほしいぴよ!」(・8・)

にこ「面倒ね……」

花陽「まぁまぁ、そう言わないで、にこちゃん」


にこ「ところで……μ's全員って言うと、私とことりと花陽以外って事?」

ことり「そんなところぴよ」(・8・)チュンチュン

花陽(着ぐるみ)「そうだね」チュンチュン

にこ「花陽は何でいきなり鳥になるのよ……?」

花陽(着ぐるみ)「夢の中ですから」

にこ「いや、それ答えになってないから」

ことり「じゃあ、グデグデやってないで、皆を助けに行くぴよー!」(>8<)

花陽(着ぐるみ)「おー!」チュンチュン

にこ「……」


穂乃果「にこちゃーん!助けてー!」



ことり「ホノケチュンぴよ!」(・8・)

花陽「穂乃果ちゃん!」

にこ「……穂乃果、どうしたのよ?」

穂乃果「私、困ってるから助けて!」

にこ「それは分かったから、要件を言いなさいよ……」



穂乃果「さっき買ったパンが……さっき買ったパンが小倉マーガリンだったのぉ……!」



にこ「……は?」


ことり「穂乃果ちゃんにとって、それは一大事ぴよ!」(・8・)

にこ「いや……別に小倉マーガリンで良いじゃない……」

花陽「ダメだよ、にこちゃん!穂乃果ちゃん、餡子イヤなんだもん!」

穂乃果「餡子イヤぁ……」orz

にこ「我慢して食べれば良いじゃない……」

穂乃果「イヤだ!餡子はイヤだ!」

にこ「どうしろって言うのよ……」



ことり「にこちゃん、こんな時こそ変身するぴよ!」(・8・)チュンチュン


にこ「変身って……何に変身すんのよ?」

ことり「にこちゃんは最初に『クック』って言ってくれれば、後はどーにでもなるから大丈夫ぴよ」(・8・)

にこ「分かったわよ……」



にこ「クック」

花陽「クッキン!」

ことり「クックルン☆」



花陽「ご飯にライスに米粉パン、優しい緑の私は花陽!」

ことり「チョコにチーズケーキ鍋、甘ーい白、私はことり☆」



こ・花「笑顔のレシピでパワーアップ、キッチンスクールアイドル・クックルン!」



にこ「」ポカーン


花陽「にこちゃん!名乗りは!?」

にこ「な、名乗りって……」

ことり「『桃にたらこに桜デンブ、ショッキングなピンク、私はにこ♪』って言わないとダメだよ?」

にこ「食べ合わせ悪そうね……」

穂乃果「どーでも良いから助けてよ、にこちゃん!」

こ・花「穂乃果ちゃんっ!どーでも良い事じゃないんだよっ?!」

穂乃果「はい……ごめんなさい……」

にこ「あんたら、もう少し優しく言ってやりなさいよ……」


ことり「とにかく、今は穂乃果ちゃんの為に皆で頑張ろう!」

花陽「うん、私も頑張るよ!」

にこ「なら、どうするのよ?」

ことり「穂乃果ちゃんの大好きな食べ物で、何かを作ってあげたら良いんじゃないかな?」

にこ「穂乃果ってパン以外だと、何が好きなのよ?」

穂乃果「苺」

花陽「苺とご飯は相性悪そうだね」

にこ「花陽、何でもご飯に合わせようとしないで……」


ことり「じゃあ、苺のパンを作ろう!」

にこ「そうね。なら、今から作る準備を……」

花陽「となる所を以下省略で、こちらがにこちゃん特製苺パン(米粉使用)だよ!」

にこ「……はい?」

穂乃果「やったー!苺のパンだよぉ!」

花陽「どうぞ、召し上がれ」

穂乃果「……」モグモグ



穂乃果「お……美味しいよ!」


穂乃果「ありがとう、にこちゃん!」

にこ「はあっ!?私、何もやってないわよ!?」

穂乃果「お礼にこれあげるね!」

にこ「これ、あんたが食べたくない小倉マーガリンじゃない!」

穂乃果「にこちゃん!」

にこ「な、何よ、穂乃果……?」

穂乃果「餡子は和菓子の要だよ!」

にこ「餡子イヤイヤ言ってる和菓子屋の長女に言われても実感湧かないわよ!」

穂乃果「じゃあ、またね!」



ことり「μ'sのリーダーを救えて良かったね、にこちゃん!」

花陽「幸先良いスタートだね!」

にこ「いや……私、何もしてないけど……」

ことり「細かい所は気にすんなぴよ!」(・8・)

花陽(着ぐるみ)「ちゅん!ちゅんちゅん!」

にこ「分かったわよ……もう何も言わないわよ……!」

こ・花「突っ込んでよ、にこちゃん!」

にこ「もう!あんたらどっちなのよ!?」



ことり「さぁて、次の悩める歌姫は誰かなぁ?」

にこ「誰でも良いから、私は早く夢から覚めたい……」



真姫「にこちゃん、助けて!」



花陽「あっ、真姫ちゃん」

にこ「どうしたのよ、真姫は……?」

真姫「にこちゃんっ!サンタさんいないって本当なのっ!?嘘よねっ!?」



にこ「いるもいないも……いないわよ、サンタって……」


真姫「」ガーン



にこ「ま、真姫……?」

花陽「何言ってくれちゃってくれてるの、音ノ木坂学院アイドル研究部の部長さんっ!?」

にこ「は、花陽……?」

ことり「にこちゃんは真姫ちゃんの事が嫌いなの!?」

にこ「こ、ことり……?」

こ・花「真姫ちゃんの事は好きなの嫌いなのっ!?どっちなの!?」

にこ「いえ……嫌いじゃないし、好きだけど……///」


花陽「なら、真姫ちゃんのサンタさんになってあげてよ、にこちゃん!」

にこ「はぁ!?」

ことり「衣装はバッチリ出来てるから!」バーン

にこ「お腹出てるし、ミニスカなんだけど、このサンタ服!?」

花陽「ファンサービスだよ、にこちゃん!」

にこ「夢の中なのに、誰にサービスするってのよ!?」

ことり「ついでに、猫耳と尻尾も作ったから付けて!」バーン

にこ「ことり、あんたの趣味ね!?そうなんでしょ!?」


ことり「違うもん!真姫ちゃんがそう言ってるよ!」



真姫「ヴェ……サンタスガタデネコミミ&シッポツキニコチャンガミタイ……」orz



ことり「ねっ!?」

にこ「『ねっ!?』じゃないわよ!」

花陽「とにかく、真姫ちゃんの為にサンタさんになって、にこちゃん!」

ことり「もう面倒だし夢の中パワーで、にこちゃんを猫耳サンタさんにチェンジしちゃえー☆」キラーン☆

にこ(猫耳サンタ)「にこっ!?」

花・こ「か……」

にこ(猫耳サンタ)「……か?」



こ・花「可愛いー!!」


ことり「にこちゃん!それでニャーって言ってぇ!」

にこ(猫耳サンタ)「にゃー」

花陽「にこちゃん!!」

にこ(猫耳サンタ)「な、何よ?」

花陽「ふざけないで!!もっと真面目にやってよ!!」

ことり「確かに。にこにー挨拶(猫耳サンタ仕様)でやるべきだよ!」

にこ(猫耳サンタ)「分かったわよ……アドリブで行くわよ……」



にこ(猫耳サンタ)「にっこにっこにゃー♪」

にこ(猫耳サンタ)「あなたのハートににこにこにゃー♪」

にこ(猫耳サンタ)「笑顔届ける猫耳サンタにこにゃー♪」

にこ(猫耳サンタ)「猫耳サンタで真姫ちゃんにラブにこにゃ♪」


ことり「寒いぴよ……」( ° 8 ° )

花陽(着ぐるみ)「はい、寒いです……」チュンチュン

にこ「ちょっとぉ!やらせるだけやらせておいてどういう事なのよっ!?」

真姫「全くね……二人ともどうかしてるわよ?」

にこ「……ってぇ、真姫!?あんたいつの間にぃ!?」

真姫「ありがと、にこちゃん!サンタさんってやっぱりいたのね!」

にこ「真姫がそう思うなら、そうじゃないの……?」

真姫「それにしても、サンタさんって猫の耳と尻尾が生えてたにこちゃんだったのね」

ことり「ヤなサンタさんぴよ……」(=8=)

花陽(着ぐるみ)「純粋な真姫ちゃんが……穢れちゃったね……」チュンチュン

にこ「ならどーしたら良かったのよぉ、私ぃ!?」



にこ「ところで……まだいるのよね……?」

ことり「ぴよ!穂乃果ちゃんと真姫ちゃんが終わったから……」(・8・)

花陽(着ぐるみ)「後は、海未ちゃん、凛ちゃん、絵里ちゃん、希ちゃんだね」チュンチュン

にこ「あと四人……長いわね……」

ことり「長いと思うから長くなるぴよ!」(・8・)

花陽(着ぐるみ)「リリーホワイト組と元生徒会長だし、きっと大丈夫だよ」チュンチュン



にこ(そんな事言われると逆に不安になるわね……)


にこ「あっ、海未じゃない」

海未「にこ、ここにいましたか」

ことり「海未ちゃんは何がお困りなのかな?」

海未「山とは結局何なのでしょう?」

花陽「山?」

海未「はい。山です」

にこ「山は山でしょ?」

海未「ですよね……」


にこ「……」



ことり「……」(・8・)



花陽(着ぐるみ)「……」チュンチュン



海未「……」






にこ「……って、山だけなの!?」

海未「はい」


ことり「きっと、哲学的なお話ぴよね」(・8・)

花陽(着ぐるみ)「難しいです」チュンチュン

にこ「哲学的……ねぇ……」

海未「山とは何なんでしょうか……」



ことり「……」(=8=)

花陽(着ぐるみ)「……」チュンチュン

にこ「……」

海未「……」



にこ(ヤバいわ……適当に言ってでも終わらせないと起きられないかも……)


にこ「や……山とは……」



海未「とは……?」

ことり「……?」

花陽「……とは?」



にこ「……あ、アイドルよ!」



海未「アイドル?」

にこ「そ、そうよ!山頂……頂点を目指すという意味では、山とアイドルは同じよ!」


海未「……」



にこ(ダメだったかしら……)



ことり「か……」

にこ「か?」



花陽「感動したぴよー!」

ことり「あっ……い、言われちゃった……」

にこ「ご愁傷様……」

海未「頂きを目指す……確かにそうかもしれませんね!」


海未「にこ、本当にありがとうございました!」

花陽「にこちゃん、私も感動したよぉ!」

にこ「そ、そう……?ま、まぁ、私にかかれば、哲学的な話もお茶の子さいさいよ!」

海未「では、私は失礼しますね」



ことり「適当に言いやがってぴよ!」(・8・)

にこ「な、何の事よ……?」

ことり「山とアイドルが一緒なワケ無いぴよ!」(・8・)

にこ「……花陽に先言われたからって、不機嫌にならないでよね」

ことり「ぴよぴよー!」(・8・)プンプン



にこ「次は誰かしらね……」



絵里「にこ!私を助けてくれないかしら!?」



ことり「あなたは……賢い!」

花陽「そして……可愛い!」

こ・花「元生徒会長エリーチカ!」



絵里「エリチカお家に帰る!」ダッ



にこ「えっ、ちょっ……!?」


ことり「帰っちゃった……」

花陽「そうだね……」

にこ「どうすんの……?よく分からないけど、絵里帰ったわよ……?」

ことり「まぁ……お悩み解決って事で……」

にこ「はぁ!?」

花陽「テキパキ行きたかったなら、問題無いんじゃないかな?」

にこ「いや……後味悪すぎでしょ……」



凛「にこちゃーん!大変にゃー!」

にこ「凛……どうしたの?」



凛「現実世界のにこちゃん達、みんな電車の中で居眠りしてたから、音ノ木坂の駅通り越しちゃってるにゃー!」



にこ「はぁ!?マズいじゃない、それぇ!?」

ことり「行って、にこちゃん!」

にこ「ことり……」

花陽「にこちゃん、速く!」

にこ「花陽……」


凛「さぁ、にこちゃん!行っくにゃー!」(>ω<)/

にこ「ちょっ、凛!あんた、猫になったらぁ……!」



凛「にゃ……にゃーん……!」( ° ω ° ;)



凛「……」(◎ω◎)バタッ



ことり「また猫アレルギーぴよ」(・8・)

花陽(着ぐるみ)「そうだね」チュンチュン



にこ「またこのパターンなのぉ!!?」

ナノォ……!!?

……



…………


ガタンゴトン……



にこ「……って、寝てたぁ!?」バッ



にこ「今どこっ!?」



にこ「……」



にこ「まだ音ノ木坂じゃないわね……」ホッ

にこ「……みんな眠ってるし、起こしちゃ悪いわね」


にこ「はぁ……変な夢、また見たわね……」

にこ「今日はどんな夢かイマイチ覚えてないけど……誰かに騙された気がするわ……」



ことり「……Zzz」

花陽「……Zzz」

凛「……Zzz」



にこ「……この三人が憎たらしく思えるのは何故かしら?」



にこ「まだ眠いし……もう少し眠ってよ……」ウトウト



…………


凛「いやぁ、にこちゃん騙されてたにゃーwww」

ことり「全くぴよwww」(>8<)

花陽(着ぐるみ)「もう、笑っちゃダメだよ、二人ともwww」チュチュチュン



にこ「……へぇ」



こ・凛・花「あ……」



にこ「あんたらぁ……」


凛「あれぇ……にこちゃん、眠っちゃって大丈夫なのかにゃ……?」アタフタ

にこ「音ノ木坂までまだあったわよ……」

ことり「にこちゃん、待ってたぴよ!」(・8・)

花陽(着ぐるみ)「私もだよ、にこちゃん!」チュンチュン

にこ「嘘付かないの!あんたらも笑ってたじゃない!?」

ことり「ぴよよっ!?」

花陽「ちゅ……ちゅちゅん!?」

にこ「動揺するくらいなら、嘘付かないでよ!」


にこ「結局、凛はどうしたいワケ!?」

凛「えーっと……イタズラしてみたかっただけにゃ……」

にこ「はぁ!?」

ことり「じゃあ、凛ちゃんのお悩みも解決にゃ!」

花陽「解決にゃー♪」

凛「にゃにゃにゃー♪」



真姫「意味分かんないっ!」



にこ「って、真姫ぃ!いきなり出てこないでよっ!」



にこ「って事で……後は希だけね?」

ことり「そうだねぇ」

花陽「にこちゃん、ここまでお疲れ様だよ」



希「にこっちー、スピリチュアルパワーは要らんかねー?」



にこ「……希」

希「にこっちは何か困った事は無いん?」

にこ「いや……逆に今みんな困ってるから助けろって言われてきたんだけど……」

希「残念やけど、ウチは困ってないなぁ」


にこ「ちょっと、希は困ってないって言ってるわよ?」

ことり「じゃあ、終わりだね」

にこ「は?……最後なのに、呆気なさすぎでしょ?」

花陽「終わり良ければ全て良し、です!」

希「あっ、強いて言えば……」

にこ「何よ?何かあるの?」

希「あれやな」



に・こ・花「あ」


絵里「エリチカポンコツ違うぅ……!」orz



にこ「あれは……」

ことり「賢い!」

花陽「可愛い!」



穂・海・こ・真・凛・花「元生徒会長エリーチカ!」



絵里「元って言わないで!私から生徒会長の役職無くなったら、必要無い存在みたいじゃない!」

にこ「いや……そんな事無いでしょ?」


絵里「なら、私らしさって何?」

にこ「絵里はμ'sの中でもグラマラスで人気もあるじゃない。羨ましいわ」

ことり「絵里ちゃん!にこちゃんはきっと絵里ちゃんの体が目的だよ!」

花陽「私、にこちゃんが体目的だなんて幻滅したよぉ!」

にこ「んなワケ無いからね!!」

希「にこっち!ワシワシはウチの専売特許や!」

にこ「希は話をややこしくしないでよ!いっそ絵里にワシワシされて黙ってなさいよ!!」

希「ウチがワシワシされる側の世界なんて探してもあるワケ無い!あるワケ無いんや……!」


絵里「やっぱり私から生徒会長取ったら何も残らないのね……」

にこ「絵里は絵里なんだから、生徒会長かそうじゃないかは関係無いわよ」

絵里「……そうかしら?」

ことり「そうだよ!」

花陽「そうです!」

希「絵里ち、ウチもそう思うよ?」

絵里「みんな……!」


絵里「そうよね……!私は私よね!」

ことり「絵里ちゃんが元気になって良かったよ!」

花陽「はい!」

希「ありがとな、にこっち!」

にこ「いや、私は別に何もしてないし……///」

ことり「じゃあ、さよならだね、にこちゃん……」

花陽「今、現実世界に連れてってくれるゲストをお呼びしてるから……」

にこ「は?ゲスト?」


ガチャ!



「助けて!ラブライブ!」



にこ「……あんた誰?」

「名前はまだ無いです」

にこ「いや、意味が分からないわ……」

「便宜上、支倉かさねって事で」

にこ「……で、何であなたが出てきたわけ?」

「夢ですから何でもアリなんです」

にこ「あのねぇ……」

「意味の無い事に意味を求めちゃダメですよ、矢澤にこ先輩」



にこ「なら……」




にこ「なら出てこないでよぉ!!」



にこ「……ってぇ!またすっかり寝てた!」ガバッ



にこ「今、何処!?」

真姫「音ノ木は次よ?」

にこ「あっ、真姫。起きてたの?」

真姫「少し寝てたけど……普段は車とか電車で眠らない体質のせいか、みんなより早く目が覚めたのよね」

にこ「そ、そうだったのね……」

真姫「……ねぇ、にこちゃん」

にこ「何?」


真姫「その……私たち、力合わせて頑張るから……」

にこ「何、ラブライブの事?」

真姫「それもなんだけど……」

にこ「だから何よ……?」



真姫「ヴゥ……μ'sが終わっても、絶対頑張ってアイドル研究部盛り上げてみせるって事よ!///」

真姫「絶対にこちゃんが悔しがるくらい良い部活とグループにしてみせるんだから!///」



にこ「もう真姫ったら……」クスッ


にこ「そもそも、そんな事当たり前よ!」

にこ「μ'sを終わらせてもスクールアイドル続けるって大見得切ったんだから、それくらいじゃないと私が困るんだからね!」

真姫「分かったわ、にこちゃん」

にこ「……でもね、正直に言うと私はμ'sを終わらせてほしくない気持ちは今も変わらないの」

にこ「勿論、みんなにとって大事な物にしたいってのも分かるし、私も分からないワケじゃないもの……」

にこ「でも……」

にこ「また一からスタートになった時、私みたいに苦労してほしくないのよ……」


真姫「はぁ……にこちゃんは心配性よねぇ……」

にこ「真姫もだし、凛と花陽、穂乃果に海未、ことりはμ'sの大事な仲間だけど……」

にこ「私にとっては大切な後輩でもあるから心配にもなるわよ……」

真姫「……それが余計なお世話なのよ」

にこ「何でよ!?」

真姫「ラブライブで優勝しちゃえば良いんだもの」

にこ「真姫……」

真姫「ラブライブ優勝者がいれば絶対大丈夫、そうでしょ?」


にこ「そうだったわね……インタビューで堂々と優勝宣言した生徒会長様がいたものね」

真姫「ちょっとだらしない生徒会長だけどね」

にこ「ふふっ……でも、きっとあんた達なら大丈夫ね」

真姫「そうよ。だから、にこちゃんは心配しないで」

にこ「そうしておく……あっ、もうすぐ駅じゃない?」

真姫「そうね。みんなを起こしましょ」

にこ「穂乃果を忘れないようにしないとね」

真姫「ふふっ、そうね」



にこ「ほら、みんな!音ノ木坂に着くから起きなさい!」



終わり


ことり「にこちゃんにお話があるの」にこ「何かあったの?」【ラブライブ!】
ことり「にこちゃんにお話があるの」にこ「何かあったの?」【ラブライブ!】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1423563372/)

これの続き的な何かだけど、スズメのサンバとクックルン、猫耳サンタにこちゃんやりたかっただけです、ごめんなさい。
じゃあね。

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