加賀「あなたが私の提督なの?それなりに期待しているわ」上条「はぁ」 (88)

上条「なんで俺が提督に……不幸だ……」

上条「だってコレ戦艦なんでしょう?海戦とかやるんでしょ?」

上条「嫌な予感しかしないんだが…」

加賀「あら。失礼ね。こう見えても第一航空戦隊、その主力よ。」

上条「はぁ。さいですか……」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426685816

加賀「そもそも、私以外の艦娘はこの鎮守府にいないのかしら?」

上条「アンタ確か……加賀?さんだっけか?いることにはいるよ。」

上条「今は出てるよ。そろそろ帰ってきてもいい頃かと……」

戻りました~

上条「お、きた。えーと、山城さーん。」

山城「はい。山城です。ただいま戻りました。」ヨレヨレ

上条「えっと、その、どうしたの?全体的に……服とかやぶれてるし。」

山城「不幸だったんです。うぅ……」シクシク

上条「大丈夫か?俺も人のことは言えないけど、アンタもなかなか不幸体質だよな。」

山城「うぅ……提督~」

上条「一緒に言おうか。せーの、」

上条・山城「「不幸だー!」」

加賀「……撤回ね。全く期待できないわ。提督。」

上条「紹介します。俺の最初の艦娘、山城さんです。」

山城「山城です。どうぞよろしく。」

加賀「え、ええ。」

加賀「そ、それより、この場所は鎮守府?であっているのよね?まえにいた」

上条「ん?鎮守府?が何か分からないけど、一応学園都市」

間違えた

加賀「それより、ここは鎮守府でいいのかしら?前に務めていた鎮守府での提督とモメてこちらに左遷されたわけなのだけれど、私は一切を聞かされてないのよ。」

上条「鎮守府?が何か分からないけど、一応ここは学園都市支部っていうことにはなってるな。」

加賀「学園都市支部?なにをするの?」

上条「なにっつっても……ねぇ?」

山城「私が着艦してから、何一つ仕事がきたことはないのよね。」

加賀「え?どういうことかしら?つまり私には何もするなという通告なのかしら?」

山城「え?いや!?そんなこと私にいわれても!うぅ、不幸だょ!提督!」

加賀「そもそも何も仕事がないのになぜ貴方は提督なのかしら?」

上条「……」

上条「わかんないですハイ」

加賀「頭にきました」

???「あぁっ!?とうまってば、またわけのわからない美人さんを連れ込んで!」

上条「あ、インデックス?ちょうどいいや。新しく着艦した加賀さんに部屋の案内をしてくれない?」

加賀「え?この子も艦娘なの?」

インちゃん「私はちがうもん!私はインデックスライブロラムプロヒビットラム、禁書目録、人間なんだよ!」

上条「そういうわけだから。よろしくね~」

加賀「ちょ、えぇ……」

インちゃん「とまぁ。こんな感じかも」

インちゃん「シャワーは何時使っても大丈夫だよ。ただ、とうまには気を付けること!」

インちゃん「なにか質問あるかな?」

加賀「ありすぎて、困るわ……」

加賀「まず、なんでこの鎮守府は……なんというか、その……規模が小さすぎると言うか……むしろ普通の事務所にしか見えないって言うか……」

インちゃん「それはしょうがないかも。もともととうまは学生だしね。昼間は普通に学校に行ってるよ?」

加賀「え?いや若いとは思っていたけれど、まさか学生とは……」

インちゃん「言っても仕方ないんだよ。とりあえず、あなたは隣室で寝泊りしてもらうから、荷物をまとめて。」

加賀「失礼します」

上条「どうぞ~」

加賀「なにをしているんですか?」

上条「……宿題」

加賀「本当に学生だったのですか……」

上条「仕方ないだろ!こもえ先生が単位危ない俺に特別にだしてくれた宿題なんだ……これをやらなければ、俺はまた高2をくりかえすことになっちまう……!」

上条「せっかく高2になったんだ。高3にもならなければ……」

上条「ならない……のに……」コテッ

加賀「捗っていないみたいですね。」

上条「おかげさまで、な。案内は終えたのか?」

加賀「はい。インデックスからひと通りの説明は受けました。」

上条「ならよし……やることもないから自室でごろごろするなり好きにしてくれ。悪いな、着艦歓迎会を開くつもりだったんだが、あいにくでな……埋め合わせはするから……あ、悪い。もしもし」pururururu

「アンタ!!今日は学園都市提督会議があるって言ったでしょ!?どこほっつき歩いてんの!?」

上条「げ!?そんなのもあったわ!忘れてたァァァァア!不幸だぁぁぁあ!」

「いいから早く着なさいよ!アンタが来ないから始まんないじゃない!」

上条「えぇぇ!?ちょっ、勘弁してくださいよ御坂さん!今日は宿題をしなきゃいけないって……」

美琴「ああん!?そんなの知ったこっちゃないわよ!アンタが来ないからこっちは殺伐としていて空気が重いのよ!死にそう!」

上条「んなこと、知るか!?宿題が先じゃあ!」





上条「だいたいその会議って……メール?」ピロピロ

(電話しながらメール画面をひらく)

上条(一方通行からて)

間違えた

上条「だいたいその会議って……(ピロピロ)メール?」

上条(一方通行から……)

ーーーーーーーーーーーーーーーー
from 一方通行

早く来いよォ三下ァ!
空気が重くて死にそォなンだよ!

ーーーーーーーーーーーーーーーー

上条(お前もか……一方通行………メンバーがメンバーだもんな)

上条「……ジロッ」

加賀「……?」

上条(山城はでている。今は!)

上条「仕事だ加賀さん。頼む!俺の変わりに会議にでてくれ!君が秘書艦だ!」

加賀「えぇ……」

と、いうことで。

加賀「上条提督の代理で来ました。加賀です。よろしくお願いします。」

美琴「え、えぇ。こちらこそ」

美琴(あんにゃろぉぉおおおお!逃げたなぁぁぁあっ!しかもよりによってこんな美人さんを秘書艦にしちゃって!ぁぁぁぁぁあ!)ビリビリ!

一方通行「おォ……」

一方通行(今日は超電磁砲にちょっかい出すのはよそう。そうしよう。)

垣根「こりゃーまた美人さんだ。アイツが羨ましいぜ」

麦野「どーもぉ」

おっさん「よろしくね☆」ピース

アレイスター(以下☆)「集まったかね。それでは、はじめるとするか。」

加賀「……」

加賀(このおっさん、やけに仕草が女っぽくて気持ち悪いわね……)

会議ははじまったのだった

☆「まずは今日付で上条提督のところに着任した、代理の加賀くんと言ったな。上条当麻はいかがした。」

加賀「はい。提督は宿題に追われていたので。私が代わりに来ました。」

☆「相変わらずか……」

☆「麦野沈利、浜面仕上は……?」

麦野「さぁね、滝壺とイチャコラしてんじゃないの?」イライラ

☆「……」

☆「食蜂操祈、能力を使用しての会議の参加はやめてくれないか。なにより被害者が可哀想だ。」

おっさん「だってぇ、あの人が来ない会議に出向いてなんの得があるのかしらぁ」

☆「誰が上条当麻の頭の手術をしてやったとおもってるんだ……おかげで彼も君のことを認識できるようになったろう?なら会議くらい……」

おっさん「彼に合うのは恥ずかしい///」キャピ!

全員「……」

☆「……まぁいい。はじめるぞ。」

☆「まずは新しく迎える艦娘について……」

☆「基本的に艦娘の、処遇は……」

加賀(内容は割と普通なのね……)

時は過ぎて2時間後


☆「これで今回の会議は終了する。次は2週間後を予定している。では解散」

「「「お疲れ~」」」

美琴「さて、と。加賀さん、今から帰る?」

加賀「ええ。私は提督に会議の内容を報告しなければならないので。」

美琴「あたしもついてっていい?アイツに用があるから」

加賀「私はかまわないけれど……」

美琴「決まりね!それより、艦娘の立場として、今回の会議はどう感じた?」

加賀「そうね……私たち艦娘の知らない所で私達の扱いがきまるというのはやはり納得いかないというか、なんとも言えないところよね。」

加賀「軍人である以上は上の命令は絶対なのだけれど、その軍人であるから納得がいかないというか……」

美琴「学園都市支部に務める艦娘は基本的に戦いにいかないからね。やっぱ戦いたい?」

加賀「ふぅ、つまらないことはきかないで頂戴。踏み込みすぎよ。」

美琴「え、ああ、そういうつもりはなかったの。ごめんなさい……」

加賀「もういいわ。そろそろ着くわよ」

美琴(大人だなぁ……)

艦娘に対してのコミュニケーションを見直す美琴であった。

加賀「一航戦加賀、ただいま戻りました。」

美琴「それ言う必要あるの?」

加賀「私の誇りよ」

上条「はい、お疲れ様ぁ……げ。御坂……なぜお主がここに……」

美琴「なによその反応!私がきちゃなんか文句があるわけ!?」

インちゃん「とうま、とうまー、一緒に遊ぼぉ……んげ!?短髪!?」

美琴「なによあんた達!そろいもそろって!そんなにアタシっていると厄介な訳!?」

上条「おちつけ、おちつけ御坂!」

上条「とりあえず加賀さん!今日の報告をうけたいかな!着任してすぐにコキ使って悪いけど!」

美琴「あ、そーよアンタ!!着任して間もない艦娘を秘書艦扱いにするってどーゆー了見よ!せめて慣れてからじゃないといろいろ辛いじゃない!」

加賀「わたしはかまわないけけれど……」

上条「しょーがないだろ!山城さんはでてたんだよ!俺は宿題やってたんだよ!」

インちゃん「ちょっと!とうま!もう、かがを秘書艦にしちゃったの!?だいたい私がいるんだから私が秘書になればいいのにって、なんども言ってるのに!」

上条「お前はそういうガラじゃないだろ!山城さんもだけどな!」

加賀(ついていけないわ)

山城(うへぇ、私自室にいたのにいなかった人扱いされてたよぉ不幸だ!)

加賀「報告は以上です……きいてました?」

上条「ん……ああ。つまり今月もたいした仕事は無いしまぁ今みたいな感じでってことだろ?☆も長々と話すけどたいしたことは言わないんだよ」カキカキ

美琴「アンタ、今のところ違うわよ。方程式の接線を出す時には……」

上条「あぁ、そうだった。」

上条「……」カキカキ

上条「加賀さん、ありがとう。今日はもう上がりでいいよ〜」
…………………………………………………………………………………………

美琴「……」

インちゃん「とうま、そこの発音記号はこうだから、ここがアクセントかも。他にも……」

上条「おぉ……そうだったか」

上条「……」

上条「……」カキカキ

山城「違いますよ提督、真珠湾を攻撃する前に日本は宣言をだしたんですよ。たしか、向こうの解読班の仕事が遅くて、結果的にざけんなこら、とアメリカがお怒りになったと。日本としてはふぇー、不幸だぁー!が心情なのでは?」

上条「でも、結局は喧嘩売って負けたんだろ?自業自得じゃねーか?」

山城「提督、この時代における日本の立場的には……」

上条「なるほどそんなことも……」

加賀(スゴイ、女子に囲まれて宿題をやっているわ……モテるのね……)

時は過ぎて22:00

加賀「失礼します。お風呂先に頂きましたよ、提……」ガチャ

開いたドアには仲良く並んで眠りこける四人の姿が。
机に置かれている「上条ちゃん専用宿題プリント まとめ」と書かれている宿題と思わしき紙の束の表紙のマスメには、すべてチェックがつけられていた。
無事完走できたということだろうか。

加賀「ふふっ。人望の厚いお人。」

部外者の御坂まで一緒に並んでるということは、上条の宿題に最後まで付き合ってあげたということだろう。

加賀「私だけ仲間外れじゃないですか、提督。」

静かにつぶやいて、上条の元に近寄る。
言葉とは反対に、表情はやわらかい。

加賀「おきて下さい、提督。夕飯もお風呂もまだなのではなくて?」

上条「ん……?加賀さん?あっ、そうだ宿題終わってから……」

上条「あっちゃ、みんな寝ちまってるや。」ハハッ

上条「……いや、御坂はまずくね?今何時……じゅっ、10時!?」

上条「うわあっ!起きろ!御坂!門限が!」

美琴「んぁ〜ふぅ。あによ、うるさいわね。」

上条「いや、10時なんだよ!夜の!」

美琴「……うっわ。本当だ……携帯……げっ、黒子から大量のメールと着信が……」

上条「悪い御坂、俺のせいで……寮に送って寮長までちゃんと俺が説明するから……」

美琴「何言ってんのよアンタ。男といたら余計誤解をまねくにきまってるじゃない!」

上条「え……でもだって……あ、俺んち泊まってく?お前が嫌でなければ……」

美琴「あぁ、そうしてもらえると助か……!」

美琴(と、と、ととととととと泊まる!?アイツと私が!お、同じ屋根の下で!!!ふぁ、ふぁ、)

上条「い、嫌か?」

美琴「や、やじゃにゃい!」

美琴(え、でも寝るところとかどうしょう!!も、もしかしてアイツと同じべ、べべ、べっど)

上条「ほんとゴメンな御坂、個室一個空いてるからそっち使ってくれ」

美琴「……個室?あぁ、そう、よね。普通はそうよね。」ビリビリ

上条「え?なんで怒ってん……」

美琴「じゃあ!あたし!風呂入ったら寝るから!!お疲れ!!」ビリビリ!

上条「俺なんかしたっけ……」

インちゃん「まぁ、とーまはとーまってことだよね。」

山城「提督は提督ってことですね。」

上条「お前ら、いつ起きた……まぁいいや。」

上条「二人ともありがとう。風呂入っちゃってくれ。」

インちゃん「大浴場入ってこないでよ!とうま!」

上条「行かねーよ……個室の方を使います!」

山城「提督は前例があるからな……」

上条「えぇ……アレは不可抗力ってこの前もちゃんと、」

加賀「ハレンチね」ボソ

上条「ふぁーーっ!?」

山城「フフっ、わかってますって!じゃあインちゃん、行きますかね〜」

インちゃん「ホントにダメだよ?とうま?」

上条「わかってるよ!!」

バタン

加賀「貴方はいつもこんなに賑やかなところにいるのね。」

上条「たまたまだよ、加賀さん……」

上条「あ、そうだ。」ガサゴソ

加賀「?」

上条「加賀さん。コレ、着任祝い。パーティを開いてその時にあげようと思ったんだけどな、昼も言ったけど本当に時間ができなかったや。せめてプレゼントだけでも今、な。」

加賀「いいのかしら?」

上条「もらってくれよ。」

加賀「では遠慮なく……これは……服?」

上条「あり?悪いな、気に入らなかったか?」

加賀「いえ、そんなことはないです……」

上条「それはよかった……学園都市支部は学園都市の中にあるからな。山城さんにもあげたんだけど、昼に着ていた制服?みたいなんだと目立っちゃうだろ?普通の私服もあった方が便利だからな。」

加賀「着てみてもいいですか?」

上条「着てくれよ。ちょっと外にでてるから。」

加賀「できました……どうぞ。」

上条「どれどれ、お、似合うじゃん!」

加賀「それは、どうも……」

上条「さすが御坂。ロングスカートなんてババァ臭いと思ったけどアイツの目論見は合っていたのか……」

加賀「……え?」

上条「あぁ、それ一式御坂に、選んで貰ったんだ。俺じゃセンスがないからな。」

加賀「貴方が私に選んでくれたわけではないのね……」

上条(あれ、なんかマズったかな……)

上条「加賀さん……?」

加賀「貴方は……提督は、乙女心を知ったほうがいいわね。」

上条「へ?いきなり何の話?」

加賀「それでも……」


(あん!?お前が新しい艦娘か?まぁせいぜい働けや)
(大破?撤退だ?なにやってんだよ!ったく使えねーな!)
(負けた?本当に使えねーやつらだな。いいか?次勝てなかったらテメーら全部おじゃんにすっからな!)
(はぁ、轟沈ね。まぁ分かってたよ。つかえねー駆逐艦だったな。むしろ轟沈してよかったんじゃね?ギャハハハハ)

加賀(あんな奴より1億倍いい提督に恵まれました。)

加賀「ありがとう……提督」ニコッ

上条「お、おぉう……」

上条(なんだ、笑えるじゃんか……)

しばらくたって。

山城「失礼します。今来ました。どうしました?」

上条「あ、加賀さんも一応山城さんの隣にたってくれる?秘書艦ポジじゃなくて。」

加賀「わかったわ」

上条「えー、コホン。」

上条「たった今、上からメールが来て我々支部に出撃命令が出た!」

山城「ふぇっ!?え、えーー!?」

上条「ちょっと!せっかくの雰囲気ぶち壊しにしないでくれよ!」

加賀「提督、メールって本当にメールなの?」

上条「ん、ああ。俺の携帯に。」

加賀(暗号とか電文とかじゃないのね……)

山城「それで、どこいくんですか?」

上条「いや、俺もマジメな仕事は初めてなんだよ。」

加賀「といっても、内容が内容ですけどね。装備はどうします?」

上条「うきわとー、お前らは足だな。あと一応仕事だからちゃんとした服着て。特に山城、スウェットはやめなさい。」

山城「提督だって、ジャージじゃないですか!?加賀さんを見習ってくださいよ!」

上条「いや、加賀さんもさっきまでーゴフッ」

加賀「いいから着替えて来てください!」

山城「わ、りょ、!了解!」

上条「なにすんだよ!いきなり口抑えられたら息でないだろ!」

加賀「あなたも早く!」

上条「お、おう……」

加賀(さっきまでキャミソールに半ズボンだったのよね……)

上条「あのー、加賀さん?」

加賀「はい?」

上条「ここ、一応俺の私室も兼ねてるから……ででってくれない?」

加賀「……失礼しました。」

お着替え完了!

加賀「提督、学生服でいいんですか?」

上条「学生は学ランが正装なんだよ。じゃあ、いきますか。」

山城「出撃なのに徒歩なんですか?」

上条「近いからな。」

インちゃん「とうま、とうま、なんで服の下に水着をきるの?」

上条「いけば分かる。」

加賀「出撃なのに装備はうきわなのね。」

上条「それは大事な装備だから。つか出撃じゃないな。ボランティアみたいなもんだよ。」

ということで。

上条「ハイ到着。学園都市第七学区。その地下街の入口だな。」

上条「先に来てるかなって思ってたけど……いないな。」

加賀「?誰かを待つのかしら?」

上条「あぁ、俺らの支部だけじゃなくて、御坂の所と合同だからな。それ以外にも学区でわかれてるから。まぁ学園都市支部に割られているほとんどが参加してると思うぞ。」

山城「ということは、わたし達以外の沢山の艦娘とあえるかも?」

上条「多分な。少なくとも御坂の所の艦娘と一緒に仕事することになるな。仲良くしろよ?」

上条「あっちから走ってきてるの……御坂達だな」

美琴「はーっ、ごめーん!待った?」

「ごめんなさい!」「ごめんなさいっぽい!」

上条「いや、今来たところだ。で、その二人が御坂の所の…」

美琴「そうね、私の所の艦娘たちよ。こっちが吹雪ちゃん。」

吹雪「吹雪型駆逐艦、吹雪です!よ、よろしくおねがいします!」

美琴「こっちが夕立ちゃんね。」

夕立「白露型駆逐艦夕立です!よろしくおねがいします!」

上条「えーっと、俺が提督の上条当麻。こっちが、山城さん。」

山城「えーっと、……不幸がウリの……山城です。よろしくおねがいします。」

美琴「ちょっと、なんであんなブルー入ってるの?」コショコショ

上条「お前ん所の艦娘にアイツのねーちゃんがいるか期待してたみたいだ。」コショコショ

上条「んで、こっちが加賀さん。」

加賀「一航戦、空母の加賀です。よろしくお願いします。」

上条「こっちがー……インデックス。」

インちゃん「む。なんでためたのかな当麻?」

上条「お前って紹介する必要あんなかなーって。ふと思って。艦娘じゃないし。」

インちゃん「ひどい!輪の中にいるんだから、せめて!せめてそれくいらい!」

上条「あー、とりあえずよろしくー」

みんな「「「よろしくお願いしまーす!」っぽい」」

インちゃん「うぅーーー!!」

夕立「美琴ちゃん!上条しれーの艦娘美人ばっかだよ!ヤバイっぽくない?」コショコショ

美琴「なにがヤバイのよ!つかなんの話!?」コショコショ

夕立「夕立はもうちょっとキリッとした方が好みっぽいな。」コショコショ

美琴「!?だから、なんの話よ!」コショコショ

夕立「美琴ちゃんは素直じゃないっぽい。なんとか言ってやって吹雪ちゃん。」

吹雪「そうですね……向こうの方々は我々にはないものを備えてますよ。美琴さん。私達は」

美琴「やめなさい………」

夕立「いやいや、夕立は二人よりはあるほうだから同じ括りにして欲しくないっぽいんだけど……」

美琴「あん?」

吹雪「……?」

夕立「そ、そう思うっぽいのですが、ぽい……」

吹雪「……美琴さん、本当にあちらの提督ってモテるんですか?見る限りは……」
コショコショ

美琴「アイツはヤバイわよ……一緒にいれば分かるわ。すぐにでも片鱗を出すはずよ……フラグ乱立甲斐性なしの真の姿を!」

上条「ん?なんか言ったか?」

美琴「い、いや、なんでもないわよ?」

上条「なんで疑問系……?」

ところで加賀さんは可愛いですよね。

実は艦これにわかです。
まぁ、なんとなく分かってた方のほうが多いと思うんですけど、何か出て欲しい艦娘とか、こんな話を見てみたい!とかありますか?

ところで加賀さんは、可愛いですよね。
でも加賀書くのって難しいですね。

誰かキャミソールに半ズボンの加賀さんを書いてくれないかなぁ……|ω・`)

以上、>>1でした!っぼい!

するつもりだったんですけど、書いてたデータがとんじゃいました……
またつくってきます……

上条「つか、吹雪と夕立は御坂のことを呼び捨てでよんでるんだな。」

美琴「えぇ。私が許可したの。歳も同じくらいだし、あまり上下関係をつくるのは好きじゃないのよ。」

美琴「そーゆーアンタのトコは?大分べっぴんさんを揃えてるみたいで?」

上条「あぁ。どっちも大人っぽいからさぁ。さすがに呼び捨てはどうかなって……」

美琴「そーゆー問題じゃないの!どう思ってんのよ!?」

上条「どうって……別に……山城さんは姉さんが好きみたいだし?加賀さんは……」

加賀「私がどうかしましたか?」

上条「ああ、俺が加賀さんの事をどう思ってるのかって御坂が……」

加賀「あら。私は結構、提督を気に入っているのだけれど?」ニヤリ

加賀は上条の手を取って、肩を寄せてきた!!

美琴(!!)

インちゃん(!!)

上条「そう……ははは……」

上条(近い!近い!近い!そして御坂から不幸な予感が……!)

美琴「何、デレデレしてんのよ!!」バチッ!

上条「うわっ!?」パキーン!

加賀(これが超能力……生で見るのは初めて……危ないわ。退散ね。)

美琴「いっつも!いっつも!女を引っ掛けやがって!!」バチッ!バチッ!

上条「はぁ!?誤解だろ!!」パキーン

インちゃん「とーーま!!」ガブッ

上条「ヒィッ!ダブル攻撃は無し!!捌ききれないから!」パキーン

逃げるが勝ちだ!と回れ右をして走り出す上条!

しかし!その先に待っていたのは!

山城「どぅぇっ!?」

上条「フガッ!?」

山城と激突し、倒れ込む二人。

しかし上条右手は、その幻想をぶち殺せる右手は、的確に山城の右胸を掴んでいた。

少年の命を散らす事が決定した瞬間だった。

山城「どこ触ってんですか!?」バシッ!

上条「げぶっ!」

美琴「なにやっとんじゃ、ワレー!!」

インちゃん「ガルルルルル!」

上条「あああ!!山城さんごめん!不幸だーー!」

任務を放棄して逃げ出す上条!!

後を追う銀髪と茶髪!

山城「ううう……ポッケに入れてた財布がどこかへ飛んでいった。不幸だわ……」

吹雪「か、加賀さん……あまり美琴さんを煽らないで下さい……」

加賀「そうね。そうするわ。」

加賀「あなたの御坂さんを呼ぶときは美琴さん、なのね。」

吹雪「はい。美琴ちゃんはちょっと、馴れ馴れしいかなって……」

加賀「……私も当麻さんと呼ぶことにしようかしら」

夕立「だ、だから、加賀さん?美琴ちゃんをからかわないでほしいっぽいかも、……」

加賀「あら。それくらいかまわないとおもうけど。」

加賀「それより……このあとどうしようかしら?」

それから艦娘達は、近くのファミレスで女子トークとシャレこんだそうな。

誤爆やめーや

これで一応今日はおしまいです……
>>72 ごめんなさい。誤爆先の>>1の方ですか?
本当にすいませんでした……以後気をつけます……

上条「と、いうことで。脱線して悪い。今回の任務について、軽くミーティングするぞ……」ボロボロ

加賀「大丈夫なの?」

上条「……あぁ。」ポロポロ

上条「全員いるか?山城さん、加賀さん、インデックスさん……と」

美琴「吹雪と夕立」

上条「はい。お前らは原作読んでるか?新約の11巻を見れば分かり易い。」

皆「「「???」」」

上条「うん。おもった。説明するよ。」

上条「いいか?夏季都市水害防止プログラム。今からこの地下街を大量の水に沈没させ、流れるプール状態にする。俺らは対応する機器が異常や問題がないかチェックするのが、今回の仕事だ。」

インちゃん「なんでちかがいを水で沈めちゃうのかな?」

上条「簡単に言えば、津波の時の防災訓練みたいなものだな。もっとも、地下街がちゃんと機能するかのテストが主題らしい。」

上条「して、本来は既にチェックを終えている予定の時間だ。今は午前11時。午後からこの地下街を開放して、一般の人達が使うから、午後からは安全監視員の予定だったんだ。」

上条「つまるところ、今から全速力でチェックを終えなければ、午後からここを開放できない。」

上条「開放できなかった場合は……」

皆「「「……」」」

上条「それ相応の罰が☆から下る……いいか!?客員全力であたるぞ!」

「おー!」

上条「艦娘は海上移動用の足を履け。俺らが無線で指示をだす、指示された場所へ向かい機器をチェックする。結果を無線で返してくれ。」

上条「俺らは、泳ぐことしかできないから、身近な場所をチェックする。みんなは、3キロ圏内を担当してもらう。」

上条「以上!散開!」

加賀「こちら加賀。D地点防水シャッターの状態を確認。問題なし。」

上条「了解。そこから南のファミレスにも同じものがついてるらしい。調べてくれ」

加賀「了解。」


夕立「美琴ちゃん、こっちの水量調節機関も大丈夫よ。まだ調べるところあるっぽい?」

美琴「そうね。……もう大丈夫よ。吹雪ちゃんと合流して帰ってきて。お疲れ!」

夕立「あとで褒めてねー!」


そしていよいよ1230。
ついに全ての施設の異常なしを、確認し終え、予定通り一般開放へと進むのだった。

上条「みんなお疲れ!無事やり終えた!」ボロボロ

加賀「なぜ提督は、まだボロボロなのかしら?」

上条「いろいろあったんだ……いろいろとな……」

美琴「……」イライラ

加賀「詮索はしないわ。」

上条「そうか。助かる……」


夕立「上条てーとくさん!褒めて褒めて!」

上条「あ、えーと、お疲れ!」ナデナデ

夕立「へへへ!」

夕立(こ、コイツ……!この撫で具合、ちからかげん、手のあったかさ……全てが完璧な撫で方……!ただもんじゃないっぽい……!)

吹雪「美琴さん……?なにがあったの……?」

美琴「アイツったら……いいえ、まだ今度にするわ……」ゲンナリ

吹雪「そ、そう……」

加賀「あら?山城は?」

上条「お腹が痛くて10分ほど前から便所だ。ほっていおてやってほしい……」

加賀「そう……インデックスは?」

上条「小萌先生を、見つけたから焼肉食べに行った。」

加賀「あなたは良かったの?」

上条「インデックスと一緒に食う焼肉ほど落ち着かない食事はないからな。むしろインデックスを連れていってくれた小萌先生には頭が上がらん。」

加賀「赤城さんタイプよね。あの子。」

上条「赤城さんがどんなタイプか知らんからなんとも言えねぇな。たまに加賀さんから出るよな。その人も空母なのか?」

加賀「ええ。いうなれば私の相棒ね。だけど、ドカ食いね。」

上条「あなたも結構ドカ食いなんですけどそれは……?」ボソッ

加賀「なにか?」

上条「いえ……」

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月29日 (日) 18:12:49   ID: 9XYBEhDL

面白い

2 :  SS好きの774さん   2015年04月06日 (月) 09:48:12   ID: jpneQTNM

期待

3 :  SS好きの774さん   2015年04月09日 (木) 23:37:21   ID: qZpOwJJS

期待してますぜ

4 :  SS好きの774さん   2015年05月07日 (木) 19:48:18   ID: u9ONVEb0

実に面白い
続きまってます

5 :  SS好きの774さん   2015年05月11日 (月) 19:11:54   ID: YbSKdKsr

期待

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