穂乃果「ハイレズ音源?」 (47)

穂乃果「いやぁ~っ!アマゾンで高級ヘッドホンとヘッドホンアンプを買っちゃったよ!」


穂乃果「うんうんっ、やっぱり新しいのをつけるときはワクワクしちゃうね」

穂乃果「雪穂に手伝ってもらってセッティングなんかもできたし、あとは音楽を再生するだけだよ!」


穂乃果「あっ……そういえば、にこちゃんが」


 にこ『ヘッドホンにこだわる前にまず音源にこだわりなさいよ!』


穂乃果「なんて言ってたような気がする……」

穂乃果「確かCDの音質よりも良いんだよね」

穂乃果「詳しい原理は穂乃果には分からないけど、へへへ」

穂乃果「名前はなんだっけ……えっと、えーっと……」

穂乃果「そう! ハイレズ音源っ!」

穂乃果「どんなものなんだろう……検索してみよっと」カチカチ..





ハイレズ音源配信サイト【nishikino-onkyo】




穂乃果「あっ、これかな?」カチカチッ


穂乃果「へぇ~っ、μ'sの音楽もあるんだね」

穂乃果「せっかく新しいヘッドホンを買ったんだし、良い音質で私達μ'sの音楽を聞いてみるのがいいよね!」

穂乃果「んーっと……」

穂乃果「あぁっ、なんかどれもこれもサイズが大きそうだなぁ……」

穂乃果「とりあえずお試しってことで、>>4を聞いてみようかな♪」



>>4 ラブライブ関連の曲限定、愛は太陽じゃない?、もうひとりじゃないよ、夢なき夢は夢じゃない、シアワセ行きのSMILING、Someday of my life、閃光resolution以外

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426504673

乙女式

穂乃果「ヘッドホンの傾向も考えて……元気めな曲がイイかな?」

穂乃果「元気め……元気め……んっ!」

穂乃果「『乙女式れんあい塾』だっ!」

穂乃果「希ちゃんとにこちゃんの、明るくて可愛い曲だよね♪」

穂乃果「早速ダウンロードしなくちゃ!」カチッ


穂乃果「……あれ?」

穂乃果「あっ、400円いるんだ」

穂乃果「まあ当たり前だよね、アハハっ」

穂乃果「穂乃果ってばおっちょこちょいなんだからっ!」テヘッ


穂乃果「……って何やってんだろ穂乃果」









数分後


穂乃果「おっ、ダウンロード完了!」

穂乃果「容量が大きいだけあって、きっと二人の声とかもはっきり聞こえるんだろうなぁ」ワクワク

穂乃果「あっ、ちなみに、ヘッドホンはGS1000eでヘッドホンアンプはHP-A8だよ!」

穂乃果「ん~、ドキドキしてきたよ……!」


穂乃果「よしっ、再生っと……」ピッ







ッジャーンッ!! テレレレーテレレーテレレーテレレーッ、テッテーテレッテーッ♪
>ズルイッ ズルイッ♪         ズルイッ ズルイッ♪<





穂乃果「――ッ!?」ビクッ



穂乃果「ぁ……」

穂乃果「」バタン

――――――――――
―――――――
――――



穂乃果「んっ……」

穂乃果「あ、あれ……?」

穂乃果「ここ……どこ?」クルクル



穂乃果「どこかの建物の中みたいだけど……」

穂乃果「って、さっきまで穂乃果、家の中にいたよね!?」

穂乃果「おニューのヘッドホンで音楽を聞こうと思って、それで……」

穂乃果「あれ? それからどうなったんだっけ」

穂乃果「おっかしいなぁ……」





キーンコーンカーンコーン...


穂乃果「えっ!?」

穂乃果「なっ、何?」



キーン..

 希『ん゛っ、ん゛っ! あーっ、マイクテスト~、マイクテスト~』

 希『あ~っ、あ~っ、あめんぼあかいなあいうえお~♪』

 にこ『ちょ、ちょっとちゃんとしなさいよ希っ!!』



穂乃果「うぇえ!?にこちゃん!?希ちゃんっ!?」


 希『なん~っ、にこっち~、ちょっとしたウチの遊びゴコロやん?』

 にこ『遊び心とかいらないからっ、早くアナウンスしなさいよ!』

 希『はいはいっ』

 にこ『全く希ったら……』

 希『えーっ、塾生ナンバーゼロイチ 高坂穂乃果さん』


穂乃果「えっ!?は、はいっ!」


 希『間もなく、ウチとにこっちによる『乙女式れんあい塾』が開講しま~す』


穂乃果「じゅ、塾!?」


 希『校舎3階、特別補講室まで、至急来られたし~!』

 希『それじゃ、穂乃果ちゃんっ、ウチら待っとるで!』


ピンポンパンポーン..


穂乃果「希ちゃんに、にこちゃん……だったよね?」

穂乃果「んん? 一体何がどうなってるのやら……」

穂乃果「とっ、とりあえず3階?のなんちゃらかんちゃら室まで行けばいいんだよね!」


穂乃果「っていうかここ、どこかの塾か何かなのかなぁ……」

穂乃果「穂乃果、勉強は嫌だよーっ!」

穂乃果「えっと……ここかな?」


ガラガラガラッ...



希「いえ~いっ、穂乃果ちゃ~んっ!」ギュッ

穂乃果「うわぁっ!?」


にこ「ってなんで勝手に抱きついてんのよ!希はぁ!」

にこ「んぐぐぐぐっ……離れなさいっての!」グググッ


希「わっ……」

希「にこっちがイジめてくるよ~、穂乃果ちゃん助けて~!」

穂乃果「えっ、ええ!?」

穂乃果「だっ、ダメだよ! にこちゃん!」

にこ「ええ!? どうしてにこが悪者っぽくなってるのよ!」


希「あっははははっ♪ウチを守って~、穂乃果ちゃん!」

にこ「んもーっ!調子に乗らないの!」


穂乃果「ま、待って待って、二人とも!」


希「どうかしたん?」
にこ「何よ?」


穂乃果「ほ、穂乃果部屋にいたのにいきなりここにいて……でもってここはどこ?」

穂乃果「なんで希ちゃんとにこちゃんがいるの?」


希「そ・れ・はぁ~♪」

にこ「秘密ニコっ☆」


穂乃果「ひ、秘密ぅ!?」

希「まっ、そのうち分かるってことや!」

穂乃果「なんだかもやもやするよ……」


にこ「あっ、そうそう。この場所では、穂乃果はあくまでも塾の生徒なんだから、講師であるこの私と希には絶対服従よ!」

穂乃果「あっ、それそれ! 塾って一体何のことなの!?」

希「さっきの放送聞いてなかったん? 穂乃果ちゃん」

穂乃果「聞いてたけど……よくわかんなくて」


希「ならば改めて説明してしんぜよう!」


希「ここは『乙女式れんあい塾』や!」


希「以上!」


穂乃果「……え?」

穂乃果「そっ、それだけ!?」

にこ「ちゃんと説明してあげなさいよ、希」

希「ふふっ、冗談や♪」

希「ここはな? 恋愛に関してあまりにもニブチンすぎる穂乃果ちゃんを矯正するための塾なんや!」

穂乃果「え? え? 穂乃果、いまいち状況が掴めないよ……!?」

希「あんなぁ、穂乃果ちゃんのことが大好きなのに、それに気づいてもらえなくて悶々としとる女の子がたっくさんいるんよ!」

穂乃果「う、うっそだぁ!」

にこ「本当だっての! ま、にこ達は、そんな可憐な乙女達からの依頼を受けて、穂乃果を少女漫画の主人公ばりにイケイケドンドンの女豹にしたてあげるって訳よ!」

穂乃果「な、何それぇ……」

穂乃果「そもそも、穂乃果は結構少女漫画とか読むし、そういうことも……普通の人くらいには知ってるよ!」

にこ「それなのに気付けないってのが、アンタが真性の天然ジゴロたる所以なのよ!」

穂乃果「そっ、そんなこと言われてもなぁ……」



希「はいはいっ、時間は限られてるんやし、どんどんやってくよ!」グイグイッ


穂乃果「わっ、わっ、引っ張らないでっ!」


にこ「あちょっ、待ちなさいよ~!」



希「早速だけど移動教室やね♪」

にこ「さーて、どの部屋に入りましょうか……」

穂乃果「だ、大丈夫かなぁ……」


にこ「まぁ大丈夫でしょ。穂乃果は元気だけなら誰にも負けない取り柄だし」

穂乃果「むっ、それじゃあ元気しか無いみたいじゃん!」

希「まあまあ穂乃果ちゃん……」

希「こう見えてにこっちも穂乃果ちゃんのこと大好きなんよ♪」

穂乃果「えっ!?」

にこ「な、なぁっ……」///

にこ「アンタねえ!」ポカッ

希「やーんっ、痛い~♪」


穂乃果「そ、そうなんだ……」///


にこ「ったく……気を取り直して、入る部屋を選ぶわよ」

にこ「最初は私からね……」



直下2レス目のコンマが
00~20 放課後の教室
21~40 体育館裏
41~60 下足場
61~80 夜の並木道
81~98 夕暮れ時の帰り道
99 ホテル

にこ「穂乃果、この部屋に入るわよ」

穂乃果「えっ、えっ!?」




[夜の並木道室]



穂乃果「夜の並木道室って……どんな部屋なの!?」

にこ「ふふっ、入ってみたら分かるわよ」

希「せやね! さー、レッツゴー!」


穂乃果「お、おおう……?」





ガラガラガラ...




ギュイーンッ



穂乃果「えっ、えっ!? なに!?」

にこ「ちょっと変な感じだけど我慢しなさいよっ!!」

穂乃果「うわっ、わっ!? か、体が引っ張られる……!」




希「二人のれんあい塾はどんな感じになるんやろなぁ?楽しみやぁぁぁぁぁぁ――――

にこ「なんでアンタはそんなに余裕たっぷりなのよっ! って、うわっ、うわぁぁぁぁ――――

穂乃果「すっ、吸い込まれるぅぅぅぅぅ――――

――――――――――
―――――――
――――

並木道




穂乃果「はあっ……はあっ……」

穂乃果「あっ、あれ?」キョロキョロ


穂乃果「ほ、本当に夜の並木道だ……!」

穂乃果「ちょっと肌寒いけど……イルミネーションが綺麗かも……」

穂乃果「ね! にこちゃん、希ちゃん!」



穂乃果「……」


穂乃果「あれ?」


穂乃果「にこちゃーん?」

穂乃果「希ちゃーん?」


穂乃果「あれあれ!?」

穂乃果「いない……」


穂乃果「……」

穂乃果「にこちゃーん!!!」

穂乃果「希ちゃーん!!!」




シーン



穂乃果「……」

穂乃果「ええっ!? 一体どうしちゃったの!? どうなっちゃってるの!?」キョロキョロ

穂乃果「人もいるし……街の明かりもついてるし……車の音も聞こえるし……」

穂乃果「どう考えても、外だよね……ここ」

穂乃果「二人ともいなくなっちゃってるし……ついに穂乃果の頭がおかしくなっちゃったのかな……!?」



ピンポンパンポーン

 希『ん゛ん゛っ! あ~っ、マイクテスト~、マイクテスト~!』

 希『赤巻紙青巻紙黄まきばみ! ……赤巻紙青きゅっ! ……ん゛ん゛ッ!』



穂乃果「のっ、希ちゃん!?」


 希『……坊主が屏風に上手に坊ずびゅっ!』


穂乃果「もーっ!! 早口言葉はいいからぁ!」


 希『……早口言葉って難しいなぁ、穂乃果ちゃん』

穂乃果「希ちゃん!? どこにいるの!?」キョロキョロ

 希『んー……穂乃果ちゃんには見えんところかな?』

穂乃果「えっ!? どっ、どういうこと!?」

 希『穂乃果ちゃん、忘れてもらっちゃあ困るよ! ここは『乙女式れんあい塾』や! あくまでも穂乃果ちゃんの恋愛経験ステップアップのための塾なんよ?』

穂乃果「それとこれとは関係無いよね?」

 希『いーや! ウチは……んー、まあ、天の声だと思ってもらっていいよ』

 希『早速だけどルールを説明するね』

穂乃果「ルール?」

 希『これからにこっちがやってきます』

穂乃果「うんうん」

 希『にこっちは穂乃果ちゃんにゾッコンの恋する乙女です』

穂乃果「うんうん……って、え!?」

 希『そういう設定なんよ』

穂乃果「は、はあ……」

 希『穂乃果ちゃんには、そんなにこっちに対してどういう対応が取れるかっていうのを、ウチが見ます! 評価します!』

穂乃果「な、なるほど……」

 希『学校と同じで1から5までの5段階評価で、1以下だったら落第の、きっつ~い罰ゲームがあるから、覚悟しといてな♪』

穂乃果「罰ゲーム!?」

 希『ま、その内容は罰ゲームになってしまったら、また、な?』

穂乃果「う、うん……」


穂乃果「こ、この状況に頭が追いついていけてないよ……!」

穂乃果「穂乃果は夢でも見ちゃってるのかな?」


にこ「穂乃果~っ!」フリフリ


穂乃果「あっ、にこちゃん!」

にこ「ふふっ♡ ごめんね、待たせちゃったかしら」

穂乃果「いっ、いやいや! っていうか、にこちゃん服装が変わってる……なんかすっごいおめかししてるというか……」

にこ「んん? 何のこと?」

穂乃果「え?」


 希『にこっちは何も覚えとらんからね』


穂乃果「えっ、そうなの!?」

にこ「……? 誰と話してるの、穂乃果?」


 希『ちなみにウチの声が聞こえてるのは穂乃果ちゃんだけだからね』


穂乃果「う、ううん! なんでもないよ! えへ、えへへへ……」


 希『あっ、実況と解説は私、東條希でお送りします♪』

今日はここまでで失礼します
続きは今週中の不定期か、土曜日の昼頃か夜には必ず再開します


過去スレ
絵里「ハイレズ音源?」 [転載禁止](c)2ch.net
ことり「ハイレズ音源?」 [転載禁止](c)2ch.net

21時から始めます

にこ「今日は突然無理言っちゃってごめんね?」

穂乃果「うん……?」


 希『にこっちは穂乃果ちゃんに学校でデートのお誘いをしたんよ』


穂乃果「あっ、ああ! う、ううん! 全然いいよ、暇だったし」

にこ「そう? なら良かったわ♪」

にこ「一秒でも長く穂乃果と居たいから」

穂乃果「ぅぇっ!?」///

にこ「な、何よ……」///

穂乃果「い、いやぁ、なんだかにこちゃんがそういうことを言うなんて意外だなぁーなんて……」

にこ「も、もう! こっちは真剣だったのになんだか恥ずかしくなってきちゃったじゃない!」カァッ

穂乃果「あっ、ご、ごめんね!?」


 希『あぁ~っ、今のにこっちの発言をとっさに返せなかったのは痛い! これは減点対象やね』


穂乃果「っええ!?」

にこ「ど、どうしたの……? さっきからなんだか変よ?」

穂乃果「あっ、ああ、なんでもないなんでもない!」


穂乃果「……」グゥ-ッ


穂乃果「あっ……」///

にこ「あははっ、お腹すいたの?」

穂乃果「うぅ、恥ずかしっ……」

にこ「まぁいいじゃない♪ にこなんだし♪」

穂乃果「でっ、でも……ねぇ?」

にこ「ま、できるだけ人に聞かせたくはないわよね」

にこ「ん~、それじゃあ、ご飯食べに行く?」

穂乃果「そ、そうだね! えへへっ」

にこ「それじゃあ行きましょ♪ お店は調べておいたから」

穂乃果「本当!? にこちゃんさっすがー!」


 希『穂乃果ちゃん、自分からも積極的にアクションを仕掛けてかないと、得点はゲットできんよ?』


穂乃果(そ、そうなの!?)

穂乃果(う、う~ん……そう言われてもいったいどうしたらいいんだろう……)

穂乃果(……よし、それじゃあ



直下1レス目のコンマが
00~20 ……あぁ~、やっぱり何も思い浮かばないよ
21~40 車道側を歩いてあげようかな
41~60 ってあれ? にこちゃんいつもとちょっぴり髪型が違うかも?
61~80 腕を組んだりしてみたり……
81~99 にこちゃんの後ろに回って『だ~れだ』ってやってみようかな♪

コンマ=得点


穂乃果(ってあれ? にこちゃんいつもとちょっぴり髪型が違うかも?)

穂乃果「ねえねえにこちゃん」

にこ「うん?」

穂乃果「もしかしてだけど、ちょっぴり髪型変わった?」

にこ「あっ、分かった?」

穂乃果「やっぱり!」

にこ「えへへ、ちょっとだけツインテールの毛先をカールさせてみたの♪」

にこ「よく気づいたわね」

穂乃果「うんっ! なんか雰囲気違うな~って思ってね。イメチェンするの?」

にこ「そうね……穂乃果はどっちがいい?」

穂乃果「えっ!? ほ、穂乃果が決めるの!?」

にこ「穂乃果の好きな髪型をするわ♪」

穂乃果「せ、責任重大だよ……」

にこ「うふふっ、なんてね。この髪型は今だけの特別仕様よ」

穂乃果「特別仕様?」

にこ「……穂乃果と一緒にいるときだけ、ニコ☆」

穂乃果「ぁ……」///

穂乃果「て、照れるなぁ……へへ……」

にこ「あっ、でも似合ってなかったら言ってくれていいから」

穂乃果「うっ、ううん!! すっごい似合ってるよ! 普段から可愛いにこちゃんがよりいっそう可愛くなったみたいな感じかな♪」

にこ「ふ、ふ~ん? な、なかなか穂乃果も言うじゃない」///


穂乃果「あははっ、なんだかこういうのもいいね♪」

にこ「ふふっ、でしょ?」


穂乃果(なんだか、このにこちゃんは普段の感じとは違った可愛さがある……かも)

穂乃果(なんていうか、すっごい可愛いことを言ってるのに、営業中!って感じのにこちゃんとはまた違った自然さがあるというか……)

穂乃果(はっ……これが素のデレデレにこちゃんなの!?)


 希『今のアクションはなかなか悪くないね、大体44点くらいかな?』


穂乃果(お、思ったよりも微妙な点だ……)


 希『まぁ、あんまりウチがごちゃごちゃ口を挟むのもうるさいし、ここからはウチは黙って観察に徹しようかな?』


穂乃果(ええっ!? それじゃあアドバイス貰えないじゃん!)


 希『え? むしろアドバイスが貰えると思ってたん?』

 希『どちらにせよアドバイスなんてあげるつもりは無いから、穂乃果ちゃんの独力で頑張ってな♪』


穂乃果(そ、そんなぁ……)


 希『ほな~』プツッ




にこ「はい、着いたわ。ここよ!」

穂乃果「……! ここは……!」


穂乃果「思ったよりも普通のお店だね」


にこ「言うなバカ!」ペシッ

穂乃果「あいたっ!」



チリンチリーン



にこ「予約してた矢澤なんですけど……」


 『はい、矢澤様ですね、お席にご案内します』


穂乃果「わざわざ予約してくれてたの!?」テクテク

にこ「まあね」

穂乃果「な、なんだかすっごいリードされちゃってるね、穂乃果」

にこ「ふふっ、これでもにこ、穂乃果より年上なんだから」


 『こちらです』



にこ「よいしょ、っと……」

穂乃果「って、個室だったんだ」

にこ「ええ。その方が気兼ねなく穂乃果とお喋りできるじゃない?」

穂乃果「えへへ……そうだね♪」


にこ「さーて、注文しましょ」ペラッ


穂乃果「いろんなものがあるね!」ペラペラ


穂乃果「お料理といえば、にこちゃんもかなり上手だったよね?」

にこ「そうねぇ……本当はうちでにこの手料理~なんてやっても良かったんだけど」

穂乃果「あぁっ、それいい!」

にこ「でもまあ、うちは妹達がいるしねー……」

穂乃果「穂乃果はそれでもいいのになぁ」


穂乃果「ってあれ? 今日はにこちゃんの妹達はどうしてるの?」

にこ「ん、今日は母親がいるのよ。だから夕ご飯は任せてるの」

穂乃果「ふんふん、なるほどね」






数分後




穂乃果「うわぁ~! 美味しそうっ!!」

穂乃果「実はもう結構お腹ペコペコで……」ジュルッ

にこ「ほ、穂乃果っ、ヨダレ!」

穂乃果「あっ!? あっ……じゅるるっ……えへへへ」

にこ「もう……子供じゃないんだから」

穂乃果「ついつい……」


にこ「ふふっ、それじゃあいただきましょ」

穂乃果「よーしっ」


にこ「いただきます♪」

穂乃果「あっ、い、いただきます!」


にこ「……あむっ」

穂乃果「ん~、美味しいよ!」

にこ「まぁまぁかなー」

穂乃果「えっ、まあまあ!?」

にこ「にこはぁ、舌が肥えてるからね♪」

穂乃果「



直下1レス目のコンマが
00~20 ええっ、そこでアイドルアピール?
21~50 にこちゃんは自分のお料理で舌が鍛えられてるもんねぇ
51~80 穂乃果はにこちゃんと一緒なら何食べても美味しいよ♪
81~99 穂乃果も毎日にこちゃんのお料理が食べられたら舌が肥えるかなぁ……

穂乃果「ええっ、そこでアイドルアピール?」

にこ「……冗談よ?」

穂乃果「ああっ、そっかそっか……ごめん」

にこ「う、ううん……」



穂乃果「……」パクパク

にこ「……」モグモグ



穂乃果(やっちゃった……!)

穂乃果(我ながら、流石にさっきの発言は空気が読めてなかった……)

穂乃果(どうにかして挽回しないと!)



穂乃果「……」ウーン


にこ「……?」

にこ「どうかした? 難しい顔して」


穂乃果「え!? あ、えと……」

穂乃果「さっきの穂乃果、にこちゃんに乗ってあげられなくて悪かったなぁって……」


にこ「え……そんなこと気にしてたの?」


穂乃果「ご、ごめんなさい!」


にこ「もう……いいのに……とっさに乗れない穂乃果も、それはそれで可愛いのよ」

穂乃果「なっ、何言って……」

にこ「それにね、別にいつも通り、自然体でいいの!」

にこ「デートだからって変に意識しない!」

穂乃果「は、はいっ!」


にこ「その方が楽でしょ?」

穂乃果「でっ、でも……にこちゃんを喜ばせてあげないとって思うと、ねぇ……」

にこ「ふふっ、そのお気持ちだけで十分にこは嬉しいわよ♪」

穂乃果「そ、そういうものなの?」

にこ「そういうものなの」

穂乃果「……へへ、そっか!」

穂乃果「それじゃあいつも通りを目指してみるね!」

にこ「……いつも通りって、目指すものなの?」

穂乃果「こ、言葉のあやだよ」

にこ「それじゃあ頑張ってね♪ にこもいつもの穂乃果の方が好きだから」

穂乃果「はいっ♪」

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