六花「アイちゃんのきゅぴらっぱ?ならマナを私のものに出来る……?」 (36)

ドキドキ!プリキュアのSSです

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タイトル訂正
六花「アイちゃんのきゅぴらっぱ~ならマナを私のものに出来る……?」

六花「なんでこんな簡単なことに気が付かなかったんだろう」

六花「アイちゃんは今まで沢山奇跡を起こしてきたんだからその力を使えばマナと付き合うくらい簡単よね」

六花「そうと決まれば早速アイちゃんに会いに行こう!」


ソリティア

六花「失礼します」

岡田「こんにちは、今日は一人かい?」

六花「ええ、アイちゃん居ます?」

岡田「ああ、居るよ」

アイちゃん「りっか~」

六花「久しぶり、アイちゃん」

アイちゃん「あい」

六花(あのね、アイちゃんにお願いがあるの)

アイちゃん「あい?」

六花(マナが私のこと大好きになるように魔法をかけて)

アイちゃん「あい!」

アイちゃん「きゅぴらっぱ~」

岡田「ん? 何かしたのかい」

六花「いえ、何でもないです」

六花「それじゃ、私用事あるんで帰ります バイバイアイちゃん」

アイちゃん「ばいばい」

岡田「えっ、ちょ……アイちゃんにしか用は無いのか……」

アイちゃん「きゅぴ?」

ラケル「六花~ あんなことアイちゃんにお願いして大丈夫ケル?」

六花「いいのいいの、じゃあ早速マナに電話を

着信履歴
ありす 12:38
まこぴー12:39
ありす 12:40
まこぴー12:41
ありす 12:42
まこぴー12:43

六花「何この着信回数……」

六花「! なんかヘリが10機ぐらい空飛んでる!?」

ラケル「そ、それだけじゃないケル! リムジンがいっぱい……」

六花「これってまさか」

ありす「はい、わたしですよ」

六花「やっぱりありすなの……」

ありす「四葉財閥の総力を結集して六花ちゃんの居場所を調べましたわ」

六花「え? 私! なんで!」

ありす「だ、だって……わたし……六花ちゃんのことが好きで好きでたまらなくて……」

ありす「これ、六花ちゃんのために用意した30カラット、colorless、VVS、3Eのダイヤモンドの指輪ですわ」

ありす「六花ちゃん、結婚しましょう」

六花「」

ラケル「六花! 空から何か来るケル!」

「六花!」

六花「そ、ソード!?」

ソード「四葉財閥の力を使うなんて何を考えてるの?」

ありす「そういう真琴さんこそプリキュアの力を使うなんて反則ではありません?」

六花「ねぇソード聞いて! なんかありすの様子がおかしいの!」

ソード「ちょっと待って」

真琴「話はこの姿でするわ」

六花「はぁ、」

真琴「六花、これ」

六花「これって 宝石?」

真琴「そう ダイヤモンドよ」

六花(あ、このパターンってまさか)

真琴「魔法の力で作ったペアリング このダイヤの形のが六花の、こっちのスペードの方は私」

真琴「六花、結婚しましょう」

六花(やっぱり)

ありす「ちょっと待ってください、魔法の力で作ったダイヤモンドなんて汚いです!」

真琴「あなたのダイヤモンドだってお金にモノ言わせた汚いものじゃないかしら?」

ありす「くっ、」

真琴「どちらにしろ選ぶのは六花よ」

ありす「ええ、そうですね」

真琴「さぁ六花」

ありす「わたしか真琴さん」

真琴、ありす「どっちと結婚する?」

六花(ヤバイヤバイヤバイ)

ラケル「六花、どうするケル?」

六花(なんで二人がこうなったのかは一旦置いておくとして、今はこの状況を乗り切る方法を考えないと……)

六花(結婚を受け入れる、と間違いなく断った方が暴れ出すだろうし)

六花(プリキュアに変身して逃げる、のも無理ね 間違いなく追い付かれるわ)

六花(それなら……)

六花「ねぇ、二人とも勘違いしてない?」

真琴、ありす「?」

六花「私が『キュアダイヤモンド』だからダイヤモンドが好き、とは限らないわ」

六花「そうね、私はどちらかと言えば自分の誕生石のサファイアの方が好きよ」

真琴「そうだったの……」

ありす「調査不足でしたわ……」

六花「だからここはかぐや姫に習って先にサファイアを持ってきた方と結婚するっていうのはどうかしら?」

六花「それもただのサファイアじゃダメ、私が満足するような最上級のサファイアよ」

真琴、ありす「……………………」

六花(お願い! これで諦めて!)

ありす「セバスチャン、今すぐサファイアを手配してください」

真琴「待ってて六花、すぐに魔力を練り上げて素敵なサファイアを作ってくるから」

六花(やった! なんとか切り抜けられた!)

ラケル(流石六花! 頭いいケル)

六花「なんとか切り抜けられたわね……」

ラケル「なんでこんなことになったケル?」

六花「わかんない、アイちゃんのきゅぴらっぱ~が原因だろうけど……
多分亜久里ちゃんならわかるよね?」

六花「もしもし、亜久里ちゃん?」

亜久里『はい なんでしょうか?』

六花「ちょっと聞きたいことがあって」

亜久里『そうですか、それならわたくしの家に来てくださいますか?』

六花「うん、わかった!」

円家

六花「お邪魔します」

亜久里「こんにちは、六花」

六花「ねぇ聞いて、ありすとまこぴーの様子が」

亜久里「落ち着いてください、話は後でゆっくり聞きます」

六花「うん」

ラケル「流石亜久里、頼りになりそうケル」

六花(ええ、亜久里ちゃんに相談して正解だったわ)

亜久里「さっ、お茶ですわ」

六花「ありがとう」

亜久里「それで、ありすと真琴の様子がおかしいということはわかりましたが、何かきっかけのようなものは無かったのですか?」

六花「それは……今日アイちゃんに会ってきゅぴらっぱ~してもらった直後にそうなったからそれが原因だと思うんだけど……」

六花(流石に『マナと付き合いたいからアイちゃんに頼った』なんて言えないわね)

亜久里「そうですか……」

亜久里「嘘をついていますね? 六花」

六花(ギクッ)

六花「な、なんのことかしららら?」

亜久里「まぁいいですわ、」

アイちゃん「あい」

六花「アイちゃん!? なんでここに」

亜久里「わたくし、アイちゃんに何が起こっているのか事前に聞いていましたの」

アイちゃん「みんななかよし~」

亜久里「アイちゃんが今回かけた魔法はプリキュア全員が六花を好きになる魔法なのです」

六花「私を?」

亜久里「ええ、ですからありすと真琴はあなたに結婚を迫ったのでしょう」

六花「そう言えばプリキュア全員に魔法がかかったなら亜久里ちゃんは大丈夫なの?」

亜久里「はい、わたくしはアイちゃんの魔法にある程度耐性がありますから」

亜久里「六花と二人っきりでも冷静でいられますわ」

六花「は?」

亜久里「そろそろ薬が効いてくる時間ですかね」

六花「薬?」

亜久里「お茶の中にちょっとした痺れ薬を入れていたのです」

六花「し、痺れ薬……?」

亜久里「ええ、これで六花はもう身動き取れませんわ」

六花「ちょ、ちょっと何するつもり? 亜久里ちゃん?」

亜久里「そもそも指輪を用意して結婚を申し込むなんてまどろっこ過ぎます」

六花「亜久里ちゃーん?」

亜久里「結婚したいなら『既成事実』を作るのが一番でしょう?」

六花「え、ちょっと亜久里ちゃん何笑ってるの!? ていうか体ほんとに動かないし!」

亜久里「さぁ六花、祝福のキスを」

六花「ダメだって亜久里ちゃん! あなたまだ小学生でしょ!?」

亜久里「確かに、それもそうですね」

六花(やった、やっぱり亜久里ちゃんは話せば分かってくれる!)

亜久里「アイちゃん」

アイちゃん「あい」

六花「は?」

アイちゃん「きゅぴらっぱ~」

亜久里「プリキュア・ドレスアップ」

エース「愛の切り札、キュアエース」

六花「」

エース「さぁ、この姿なら六花とも釣り合うでしょう?」

六花「いやぁぁぁぁぁ! 来ないで来ないでぇ!」

エース「ふふ、すぐに私の物にしてあげますからね、六花」

六花「ラケル! 変身!」

ラケル「わかったケル!」

六花「プリキュア・ラブリンク!」

ラケル「L O V E」

ダイヤモンド「叡智の光、キュアダイヤモンド」

ダイヤモンド(よし、体が動く!)

ダイヤモンド「ごめん! エース」

エース「きゃあ!
何をしますの!?」

ダイヤモンド「後でスイーツあげるから許して!」

ラケル「ダイヤモンド これからどうするケル!?」

ダイヤモンド「わかんない! 取り敢えず飛んで逃げる!」

エース「待ちなさい! 待たないなら……」

ダイヤモンド「え、嘘まさか」

エース「彩れ ラブキッスルージュ!
ときめきなさいエースショット ばきゅ~ん!」

ダイヤモンド「ほんとに打ってきたぁ!」

ダイヤモンド「きゃっ!」

エース「外した……」

ダイヤモンド「ちょっとどういうつもりよ! 私のことが好きなんじゃなかったの!?」

エース「ええ、ですから私の愛を伝えるために放ったのですわ」

エース「エースショットを浴びればダイヤモンドは私の虜」

ダイヤモンド(そ、そういう技だったの……)

エース「先程はかわされてしまいましたが、この距離でしたら外しません!」

ダイヤモンド「やばっ」

エース「ときめきなさいエースショット ばきゅ~ん!」

ダイヤモンド「いやぁぁぁぁぁ!」

ロゼッタ「プリキュア・ロゼッタリフレクション!」

エース「くっ、」

ロゼッタ「大丈夫ですか? ダイヤモンド」

ダイヤモンド「ロゼッタ、あなた正気に……」

ロゼッタ「こちら、最高ランクのサファイアですわ」

ダイヤモンド「だよねー……」

ソード「待ちなさい! 私もサファイア持ってきたわ!」

ロゼッタ「あら、一歩遅かったですわね」

ロゼッタ「ダイヤモンドの絶体絶命のピンチを救ったわたしこそダイヤモンドにふさわしいのは明白」

エース「あなた達いきなり出てきてなんのつもりです! そこをどきなさい!」

ラケル(ダイヤモンド、今が逃げるチャンスケル)

ダイヤモンド(そうね、今のうちに逃げましょう)

ソード「あっ! ダイヤモンドが逃げた!」

ロゼッタ「待ちなさい!」

ダイヤモンド(まずは地上に降りましょう)

ダイヤモンド(流石に街中で必殺技を打ったりしないでしょうからこのまま逃げれば……)

エース「ときめきなさい

ダイヤモンド「ああああああ! 街中で打っちゃダメー!」

エース「ふふふふ、もう逃がしませんわ」

ダイヤモンド(何か、何か無いの……)

レジーナ「♪~」

ダイヤモンド「あっ、レジーナ!」

ダイヤモンド「アイちゃんの魔法がかかっているのはプリキュアだけ、だったら……」

ダイヤモンド「レジーナ!」

レジーナ「ん、ワタシに何か用?」

ダイヤモンド「何も聞かずにかくまって!」

レジーナ「『かくまって』って……?」

ソード「そこをどきなさい! レジーナ!」

ロゼッタ「もしどかないなら」

エース「ときめきなさい

レジーナ「ちょっと! アナタなんでこんなことになってるのよ!」

ダイヤモンド「わかんない~」

レジーナ「ていうかワタシを巻き込まないで~」

「待ってみんな!」

レジーナ「マナ!」

ダイヤモンド「ハート……」

ハート「ごめん、遅くなったねダイヤモンド」

ハート「すぐに終わらせるから安心して」

ダイヤモンド(やっぱりマナはマナだ……)

ダイヤモンド(私の王子様……)

ソード「ハート、あなたも邪魔するの!」

ロゼッタ「ダイヤモンドの前に立ちふさがるなら、手加減しませんよ!」

エース「ときめきなさい

ハート「みんな」

パルテノン「何か勘違いしてない?」

ソード、ロゼッタ、エース「」

パルテノン「まさか私に力で勝てると思ってないよね?」

パルテノン「それにね、私はずっと六花のことが好きだったの」

パルテノン「もし私と六花の間に入ろうとするなら……」

パルテノン「みんなのハート、キュンキュンさせちゃうよ?」

真琴、ありす、亜久里「すいませんでした」

マナ「それでよし」

六花「マナ……」

マナ「あれ、レジーナは?」

六花「そう言えば……」

ラケル「マナが来た瞬間逃げたケル」

六花「そう……」

マナ「じゃあこれで私と六花の間に邪魔者は居なくなったね 結婚しよっ六花」

六花(やった! 紆余曲折あったけどやっと上手く行きそう!)

六花「うん、よろしくマナ」

マナ「結婚したら六花はずっと専業主婦でいいからね」

六花「うん」

マナ「六花は可愛いから外は危険だよ? だからずっと家の中にいてね」

六花「うん」

マナ「もし六花が男から声をかけられたらすぐに私を呼んで、その男の存在そのものを消し去ってあげるから
あっ、でも当然六花のお父さんとラケルは見逃すよ」

六花「……」

マナ「ねぇ六花、六花は私だけのものだよね? 私は六花が居れば何もいらないのだから六花も全部を捨てて私だけをずっと見てて欲しいの
それからそれからね

六花「いやぁぁぁぁぁ! アイちゃーん!」

アイちゃん「きゅぴ~?」

六花「みんなを元に戻してぇ!」

アイちゃん「きゅぴらっぱ~」

マナ「あれ? 私何してたんだろ?」

六花「元に戻った……」


六花「今日はほんと疲れたわ……」

ラケル「ジコチューなことをするからケル、自業自得ケル」

六花「ほんとその通りね……もう二度とこんなことしないわ……」



「ふふふ、まさかアイちゃんにあんな力があるなんて」

「この力を使えばマナをワタシのモノに出来るじゃない」

「アイちゃーん、お願いがあるのー」

アイちゃん「きゅぴ?」

おしまいです

再放送を見てたので個人的には最新作なドキプリSSでした。
レスをくれた方、読んでくれた方ありがとうございます。
HTML化依頼してきます。

マナ「じゃあこれで私と六花の間に邪魔者は居なくなったね 結婚しよっ六花」

六花(やった! 紆余曲折あったけどやっと上手く行きそう!)

六花「うん、よろしくマナ」

マナ「結婚したら六花はずっと専業主婦でいいからね」

六花「うん」

マナ「六花は可愛いから外は危険だよ? だからずっと家の中にいてね」

六花「うん?」

マナ「もし六花が男から声をかけられたらすぐに私を呼んで、その男の存在そのものを消し去ってあげるから
あっ、でも当然六花のお父さんとラケルは見逃すよ」

六花「……」

マナ「ねぇ六花、六花は私だけのものだよね? 私は六花が居れば何もいらないのだから六花も全部を捨てて私だけをずっと見てて欲しいの
それからそれからね

六花「いやぁぁぁぁぁ! アイちゃーん!」

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