【艦これ】電「司令官さんが泊地に着任したのです」【女提督】 (1000)

4スレ目ですよー

1スレ目
【艦これ】摩耶「提督が泊地に着任したぜっ」【女提督】
【艦これ】摩耶「提督が泊地に着任したぜっ」【女提督】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424059794/)

2スレ目
【艦これ】秋月「司令が泊地に着任しました」【女提督】
【艦これ】秋月「司令が泊地に着任しました」【女提督】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424427201/)

3スレ目
【艦これ】朝潮「司令官が泊地に着任しました!」【女提督】
【艦これ】朝潮「司令官が泊地に着任しました!」【女提督】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1425743328/)


[ご注意]
・不定期の上に遅い更新
・掲示板の形式に慣れてない
・ネタはいつでも募集中。気が向けば拾うかも
・キャラ崩壊があったらごめんなさい
・急に地の文差し込む可能性あり

・女性提督
・百合要素あり
・安価次第ではエロもあり
・場合によっては死要素あり

・安価に限らずコンマも使うかもしれない

上記がダメな人はそっとブラウザバック
読んでくださる人は生温かく見守ってください


一応前作
【艦これ】漣「提督が基地に着任しました」【安価あり】
【艦これ】漣「提督が基地に着任しました」【安価あり】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1421482589/)


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426428588

キャラクターまとめ
【女】
 海軍少佐。20代半ばくらい。
 元護衛艦“くらま”航空隊のSH-60Kパイロット。
 口が悪く、気性は荒いが物事に筋は通す。
 喫煙者だが、パラオ泊地に来てから量はめっきり減った。
 意外と女子力が高かったりする。
 酒豪。酔うと結構暴れるが、そこまで飲む頃には大抵周りは寝ている。
 余談だが、パラオ泊地に異動する直前まで、一週間の謹慎処分を受けていた。

【金剛】金剛型巡洋戦艦1番艦
 母親がイングランド人の英国ハーフ。
 普段はあからさまな似非英語口調で話すが、実際普通に英語を話すことも可能。
 エクストリーム提督LOVE。
 ビスマルクとは喧嘩友達。
 宿舎では一人部屋。

【ビスマルク】ビスマルク級戦艦1番艦
 日本在住ドイツ人の娘。
 国籍は日本で、日本とドイツを行ったり来たりする幼少時代を過ごす。
 日本語もドイツ語も達者。
 ドイツ連邦軍に艦娘として入隊、その後日本に派遣される。
 指揮権は完全に日本に移っており、ドイツに帰れる見込みは当分ないが、日本にも帰る家がある。
 金剛とは喧嘩友達。
 宿舎では一人部屋。

【赤城】天城型航空母艦2番艦
 お酒の強さ:13(その辺の駆逐艦のがまだ飲めるレベル)
 才色兼備の才女。
 実力があり、実戦の経験も豊富で、戦果も多い。
 意外とお茶目さんで、欲求も敢えて抑えないことが多いが、これは隊のムードを保つためでもある。
 食欲を封じれば今度は大体性欲か眠欲に走る。
 翔鶴にはそれを欠点に見られているのを少々残念にも思っている。
 ムードメーカー。
 駆逐艦の面倒見も良いが、中でも春雨を特に可愛がっている。ある意味翔鶴より良い方向に育ってくれたらしい。
 宿舎では翔鶴と相部屋。

【翔鶴】翔鶴型航空母艦1番艦
 赤城を追いかける後輩。
 実力はあるが、戦果はあまり多くない。
 そのため、配属先が同じで、同じ正規空母である赤城を目標にしている。
 しかし赤城の戦う面しか見ていない節があり、それ以外の赤城の茶目っ気は欠点だとすら思っている。
 赤城ばかりを追っており、他の艦娘とは親しくない。
 宿舎では赤城と相部屋。

【秋月】秋月型駆逐艦1番艦
 防空駆逐艦。
 貧乏症の癖がある。
 性格自体は普通の良い子そのものなのだが、多少流されやすいところがある。
 朝潮と並んで駆逐艦の面子を束ねるリーダー格。
 朝潮、春雨と仲が良い。陽炎の事は少なからず快く思っていない。
 実戦の経験はそれなりにあるが、対艦戦は苦手な他、潜水艦と交戦した経験がない。
 宿舎では五月雨と相部屋。

【朝潮】朝潮型駆逐艦1番艦
 生真面目で融通の利かない性格の持ち主。
 所謂優等生で、秋月と並んで駆逐艦を束ねるリーダー。
 秋月と明確に違うのは少々頑固で譲らないところ。
 しかし自身の認めた相手等にはとても忠実で、従順になる。
 真面目で、女からは苦手に見られている。
 秋月、春雨と仲が良い。
 実戦の経験は割と豊富だが、防空射撃を苦手としている。
 宿舎では電と相部屋。

【電】吹雪型駆逐艦24番艦
 姉と一緒に海軍に入隊し、一緒に合格したが、任地は分かれてしまった。
 気弱な性格で、一人で行動することを不安がる。
 陽炎についていっている他、春雨と仲が良い。
 実戦の経験はなく、演習の経験も少ない。基礎訓練をやっとこさ乗り越えたばかりである。
 宿舎では朝潮と相部屋。

【春雨】白露型駆逐艦5番艦
 気弱な性格だが、はっきりと言う時は言う。
 ガチレズ。実は女に一目で惚れている。
 家は母子家庭で、学校で見つけた艦娘募集要項を見て母親に内緒で応募、合格してしまう。
 母親にそれをきちんと説明できないまま、江田島へ送られた。
 秋月、朝潮、電と仲が良い。また、実は赤城からはかなり可愛がられている。
 輸送任務に何度か参加しただけで、実戦の経験はあまりない。
 戦闘中に軽くパニックに陥り、自分の射撃を観測していなかったため、戦果は不明。
 対空射撃は比較的得意な様子だが、やはり撃った経験より撃たれた経験の方が彼女の中では大きい様子。
 宿舎では陽炎と相部屋。

【陽炎】陽炎型駆逐艦1番艦
 気丈な性格で、物事をずばずば言う。
 同時に弱い自分が気に入らないという面もある、所謂負けず嫌い。
 正義感が強い分、他人の事にも首を突っ込んでしまう。
 なんだかんだ反発しながらも女の言うことが正しいことは認めている。
 電がついてきているが、実質孤立している。気に掛けられてはいる。
 基礎訓練を終えて配属されたばかりで、実戦経験はなく、演習の経験も少ない。
 宿舎では春雨と相部屋。

【五月雨】白露型駆逐艦6番艦
 素直で気の弱い性格に対して豊富な経験を持つ。
 実力は高く、同じ駆逐艦からは何かと畏敬の念を持たれているが、その分孤立してもいる。
 響と仲が良い。
 輸送任務に多数参加した他、護衛任務も多い。
 宿舎では秋月と相部屋。

【響】吹雪型駆逐艦22番艦
 物静かな性格。無表情。
 目が完全に死んでいる、と言われる程に目に光がない。
 実戦の経験もあり、実力は確か。
 宿舎では巻雲と相部屋。

【巻雲】夕雲型駆逐艦2番艦
 お酒の強さ:21(その辺の駆逐艦)
 天真爛漫な性格。
 子供っぽい性格で、一生懸命な姿勢を持つ。
 家族どころか親戚や友人なども多くが死亡しており、帰る場所がないという。
 完全に孤立している。というより、自分から人を寄せ付けていない。
 宿舎では響と相部屋。

【摩耶】高雄型重巡洋艦3番艦
 竹を割ったようなさっぱりした性格。
 女とはよく気が合うのか彼女なりに好意を持っている。
 経験は豊富で、実力はパラオ泊地で最高位にいる。
 対空戦闘を得意としているが、敵艦撃沈の戦果も多数持つ。
 こっそり下着を穿かないなど露出の気がある。
 夕張、プリンツと仲が良い他、赤城とも親しい。
 宿舎では一人部屋。

【衣笠】青葉型重巡洋艦2番艦
 お調子者で天真爛漫な性格の持ち主だが、どこかセンスがズレている。
 携帯電話を持ったことがなく、電子機器にも疎い。というより全体的に古い。
 その代わり将棋などのボードゲームは結構強いが、相手が利根のため、負けてばかりいる。
 器用貧乏で、索敵も砲撃も雷撃も出来るが、全部中途半端。
 困った時は衣笠さんにお任せ。
 利根と親しい。
 宿舎では利根と相部屋。

【プリンツ・オイゲン】アトミラール・ヒッパー級重巡洋艦3番艦
 ドイツから来た。指揮権は完全に日本側に移っており、ドイツに帰れる見込みは当分ない。
 しかし本人も日本文化が結構楽しいらしく、帰れても帰る見込みは当分ない。
 結構大きな戦果を上げている実力者。
 日本の文化に色々触れていくに連れて、主に夕張辺りに毒されてもいる。
 ガチレズであり、オープンな変態。主に夕張のせい。
 日本語は達者だが、やはり毒されている。主に夕張に。
 夕張と親しい他、案外摩耶と仲が良い。利根とはあまり気が合わないらしい。ビスマルク大好き。
 宿舎では一人部屋。

【利根】利根型重巡洋艦1番艦
 のじゃロリ。
 見た目には幼いが、高校卒業済み。
 趣味は将棋でいつも衣笠や翔鶴を相手に対局している。とても強い。
 就職した矢先に職場が空襲で焼けてしまい、仕方なく海軍へ入隊。
 最初の方は敵艦に恨みつらみをぶつけていたが、やがてそれがつらくなっていき、一時戦えない時期もあった。
 現在はある程度割り切っているが、沈めた敵の数などから目を背けようとするのは変わらない。
 また、戦闘時に出てくる戦争を楽しんでいる自分に自分が塗り変えられていくことを恐れてもいる。
 塗り変えられてしまう前に死のうとも考えており、死に場所を求めている。
 衣笠と親しい。
 宿舎では衣笠と相部屋。

【夕張】夕張型軽巡洋艦1番艦
 アニメ好きでオタク趣味。
 プリンツオイゲンに色々日本文化を教えているが、それの方向性は割と間違っている。
 なんでもかんでも技術者の視点から見てしまい、好奇心も非常に旺盛。
 ある意味戦争を一番楽しんでいる。
 雷撃と夜戦は勿論、対潜も対空も対艦も装備次第で全部出来てしまう万能型。もしくは器用貧乏。
 摩耶、衣笠、プリンツなどと仲が良い。阿武隈には避けられているが、本人は気にしていない。
 宿舎では阿武隈と相部屋。

【阿武隈】長良型軽巡洋艦6番艦
 気質として明るいが少々悲観的。
 また普段は結構怖がりでかつ寂しがり屋。
 世話好きで、姉力が存外に高い。
 実は少々夕張を恐れている部分がある。
 艦種や練度に関係なく、皆と仲が良いが、夕張だけは苦手。
 駆逐艦相手には良い姉貴分であり、巡洋艦や戦艦空母に対しては弄られ役に徹している。
 宿舎では夕張と相部屋。

レズしかいないはずだろここ

埋められてら

取り敢えず自分で自分の遅筆を嘲笑してから再利用の方法を考え始める

まぁいいや再開しよ ←今ここ


>>16
朝潮とか利根とかレズじゃない子だっているだろ!

……じゃあ埋めネタ投下します
準備するからちょっと待っててね

2200:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「……」

春雨「……」

秋月「……」

 黙りこくって座る三人。
 ベッドに腰掛けた春雨と秋月と、その二人に向き合うようにして椅子に座る女。
 最初に口を開いたのは春雨だった。

春雨「し、司令官!」

 絞り出した声に、女の視線が春雨を射抜く。
 思わず竦んだ。
 女が立ち上がり、戸棚に歩くとグラスコップを三つ持ってきて机の上に並べた。
 そのコップの中にウイスキーを注いでいく。

女「……ん」

 それぞれ渡し、コップ同士を軽く打ち鳴らして乾杯。
 秋月がすぐに仰いだ。
 おどおどとしていた春雨も勇気を出してコップを傾ける。
 先に酔ったのは、やはり秋月だった。
 紅潮した顔に虚ろな目付きで女を見つめる。

秋月「しれぇ……」

 春雨もすぐに酔った。
 赤みの差した顔でゆらゆらと船を漕ぎながら、蕩けた表情で熱っぽく女を見つめる。

春雨「えへへ、しれーかん……」

 春雨が立ち上がった。
 女の手を取り、ベッドへと引いていく。
 女は抵抗しない。
 春雨が女に押し倒される形になった。
 春雨は自身の寝巻替わりのジャージの前を開ける。
 白いブラジャーに包まれた、年齢の割に大きな胸が現れた。

 女の唇が春雨の唇を塞ぎ、そのキスは首へと下りていく。
 その間も女の手が春雨の胸を優しく愛撫した。

春雨「あっ……!」

 女の指先が胸の先端を擽った。
 ブラジャーをずらし、先程擽った先端を露出させる。

春雨「ん……恥ずかしいでしゅ……」

 呂律の回らない舌での言葉とは裏腹に、抵抗はしない。
 女のキスが胸まで下りた。
 色素が薄く、ぷっくりとした乳首に舌を這わせる。

女「ほしのわいい、はふいふいいよな?」

春雨「ひあっ!」

 春雨の身体が跳ねた。
 乳首を舐めながら喋るというのは、こういった経験のない春雨にとっては刺激が強かったらしい。
 口全体で春雨の乳房を弄ぶ。

春雨「やっ、ああっ、ふぁあっ!」

 口の中では舌が乳首を転がし、舐め回していく。
 手がパンツの上から秘部を撫で始めた。
 女の責めに応じて小刻みに跳ねる春雨の身体。
 単調な責めにも関わらず、春雨は快感に身を悶えさせている。

女「……んっ」

 女の責めが止まった。

春雨「はぁっ……はぁっ……!」

 春雨が切なげに女を見つめる。
 女はそんな春雨を片手で抱き上げ、再び唇に自らの唇を重ねた。
 それと同時にもう片手が春雨のパンツの中に滑り込み、膣に指先を侵入させる。
 女の指が膣内を掻き回した。
 急激な責めとキスに春雨の快楽は絶頂に達する。

春雨「んんっ! んっ、んんぅぅぅうううっ!!」

 春雨の身体が痙攣し、一瞬の静止の後、女の腕の中で脱力したのが感じられた。
 口を離すと、二人の口の間を銀色の橋が糸を引いた。

 不意に女の背後から抱き付き、胸を揉み始める者が居た。
 秋月である。
 彼女はシャツの上から女の胸を一通り揉みしだき、シャツをたくしあげていく。

女「っ……」

秋月「駄目じゃないですかぁ、しれぇ……」

 女は寝るときブラジャーをつけない。
 シャツとパンツだけを身につけて眠る。

秋月「ブラくらいつけなきゃ……こうしちゃいますよぉ……」

 秋月の指先が女の乳首を摘み上げる。
 女が軽く歯を食い縛るようにして声を我慢したのが分かった。
 秋月はそれを愛おしく思い、首筋に舌を這わせながら乳首を捏ね繰り回す。
 女の身体が小さく震えた。

秋月「ほらっ……ほらっ……」

女「っ……ぅく……!」

秋月「しれぇ……しれい……わたしのしれぇ……」

 うわ言のように呟きながら、虚ろな目つきで女への愛撫を続ける。
 ぼんやりとした頭で行われる秋月の責めは意図せずして不規則な緩急がつき、女の快感を大きくした。
 女がバランスを崩し、しかし春雨の上に圧し掛からないように左横に倒れる。
 秋月は投げ出されるようにして女の背中から離れた。

女「はっ……!」

 たくしあげられたシャツを脱ぎながら、秋月の方へ向き直る。
 秋月はまだぼんやりとした様子で少し荒い息を吐きながら――寝ていた。
 女はそれに気付くと、同時に拍子抜けし、起こしかけていた上半身を布団の上へ投げ出した。
 しかし、すぐに何か思いついたかのように起き上がる。
 ふと春雨の方を見ると、まだ先程の絶頂の余韻に浸っていた。
 女は秋月の寝巻――軍で支給されるジャージを脱がせていく。

秋月「ん……」

 秋月は小さく呻いたのみで起きる気配はない。
 女は先程の仕返しと言わんばかりにはだけさせたジャージの間から秋月の胸を揉みだした。

秋月「ぅあ……!」

 秋月の身体が小さく跳ねる。

 女の責めは春雨の時とは打って変わって単調ではなく、不規則な緩急が加えられた。
 手に収まるサイズの、美しい乳房を手全体で揉み、その先端を指先で弾いたり、時には摘んで捏ね繰り回す。
 更に口でも乳首に吸い付き、手だけでなく舌でも胸を責めた。
 やがて秋月が目を覚ます。

秋月「しれ……しれぃ……!」

 蕩けた顔でまたうわ言のように呟く秋月。
 女はそれに気付くと秋月から自分の右手が死角になるように身体を動かし、右手を秋月の秘所へと伸ばした。
 秋月は女の右手に気付かない。
 直後、秋月を強い快感が襲った。

秋月「ひあぁっ!?」

 パンツの中に手を滑り込ませ、指で秘部を撫でていき、すっかり濡れた膣口に指の第一関節までが侵入した。
 秋月は切なげな表情で、がくがくと身体を震わせて何かを我慢しているように見える。
 女は胸に対する責めをやめ、膣に侵入させた指を一気に奥まで差し込んだ。

秋月「ひぃあっ!」

 秋月の身体がまた跳ねる。
 女はそんなことも気にせず、膣内を掻き回す。

秋月「やっあっ、あぁあっ……!!」

 クチュクチュという淫らな音と秋月の噤んだ口から発せられる抑えた喘ぎだけが薄暗い部屋を支配していた。
 女の責めのペースは上がり続ける。
 暫し単純なペースアップを続けていたが、不意に、避けるようにしていたクリトリスを摘み上げた。

秋月「んっ、ひいぃぃいいっ!!?」

 秋月の身体が仰け反った。
 身体を震わせ、喘ぎの声が途中から途切れる。
 絶頂だ。

秋月「はっ……はっ……ぅっ……はっ……!」

 肩で息をしながら脱力し、シーツの上に寝転がった。

 そこまでやって、女はふと気付く。

女「……あたしだけイってねぇのは不公平だよな?」

 その言葉はぽつりと一言口に出したわけではなく、絶頂の余韻から戻ってきた春雨に語りかけるようにして出てきた。
 春雨はその言葉に応じるように起き上がり、女の首に腕を回して抱き付く。

春雨「しれーかん……」

 お互いの鼻も吐息も当たる距離。
 キスは女の方からだった。
 春雨の唇に吸い付き、互いに舌を絡め合う。

春雨「んちゅ……んむっ、んんっ……!」
女「ちゅっ……んっ……」

 口を離す。
 その直後、春雨は女の胸に顔を埋めた。
 乳房全体を揉みしだき、乳首を舐め回し、乳房の至る所に跡が残るほどに強くキスした。

女「っ……んっ……!」

 女が少し肩を震わせた。
 春雨は女の胸と腹部の間に、鍛えられた腹部に、次々キスしながら女の秘所へと顔を下げていく。

春雨「ん……」

 辿り着いた秘部を舐め上げた。
 女の身体が少し震える。
 吸い付き、舐め、啜る。
 春雨自身、段々と思考が麻痺していくのが分かった。
 一方で女は案外と冷静に、蕩けた顔で自分の秘部を舐める春雨を眺めていた。

女「っ……!」

 春雨の舌が膣内に侵入し、女は軽く身体を仰け反らせる。
 春雨の舌はそんなことも気にせず、女の膣内で暴れ回る。

女「っ……くぁっ……! っあっ……っは……!」

 膣内を舌で責めつつ、クリトリスを一気に吸い上げた。
 快感は急に来た。

女「あっ……っ、ぅああっ……!!」

 女の身体が跳ねた。
 歯を食い縛るようにして、喘ぎ声を抑える。
 絶頂に伴い、痙攣した膣に驚いて顔を少し離した春雨の顔に愛液が浴びせられた。
 春雨はそれを指先で掬い集め、口へ持っていくと愛しげに舐め取る。

春雨「えへへ……司令官……」

 女は少しの間の後、春雨を抱き寄せた。
 秋月も身体を起こし、女に身体を寄せる。

秋月「ん……ちゅっ……」
春雨「司令官……んっ」

 二人でそれぞれ女に啄ばむようなキスをする。
 口が離れてから暫くして、女からも春雨と秋月にキスをした。
 三人の顔は酔っていたせいか、照れていたせいか、紅潮していた。

取り敢えずここまで
本編再開するよ

あ、上記は読むときエロ注意ね

【25日目:木曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

プリンツ「日本の漫才って面白いですねー」

女「そうか?」

ビスマルク「素晴らしい文化よ。本国に帰ったら紹介したいもの」

女「そりゃ良かった」
女「プリンツは何か持ち帰りたい文化とかあんのか?」

プリンツ「駅弁ですかねー」

女「意外だな」

プリンツ「あ、ファックの方です」

女「まともだと思ったあたしがバカだったよ」


本日の哨戒班
摩耶、秋月、五月雨

本日の秘書艦
朝潮、電、陽炎、響、巻雲、衣笠、プリンツ、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「今日は……」ゴソゴソ
女「こいつだな」

朝潮「私ですね。お任せください」

女「……あぁ」

朝潮「?」

女「さっさと飯食って、課業開始5分前には執務室な」

朝潮「了解です」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

朝潮「司令官、こちらの資料がまとまりました。どこに置けば良いか、ご指示を」

女「あー、そうだな……」

コンコンコン

女「ん? 誰だ?」


入ってきた艦娘
電、春雨、陽炎、響、巻雲、衣笠、プリンツ、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
ただし、コンマ40以下で朝潮と交流
↓2と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

「利根である!」

女「入りな」

利根「邪魔するぞ」ガチャ
利根「報告書だ」

女「おう」

利根「ところで、夜偵は誰が持っとった?」

女「夜偵? ちょっと待てよ……」パラパラ
女「……衣笠だ。それが?」

利根「阿武隈に貸してやったらどうかと思ってな」

女「あぁ、夜間触接か。そうだな……」


1.阿武隈に夜偵を持たせる
2.阿武隈の装備は変更しない
3.その他
↓2

説明不足で申し訳ない
秘書艦との交流は来客に影響がないようにしている
つまりこの利根のコミュをした上で朝潮との交流がある、という形式になってる

これ午前も午後も無条件で入るから、その都度コミュ潰してたんじゃやってらんないよね、ってこと

女「……いや、装備変更はなしだ。今のままで行く」

利根「そうか……」

女「悪いな」

利根「いや、いい。意見具申を聞いてくれただけでもな」
利根「では、邪魔したな」ガチャ

バタン

女「夜偵、か……」

朝潮「……」

女「……何してんだ?」

朝潮「ご命令をお待ちしています」

女「……」


朝潮との話題または朝潮への指示
↓1~3でコンマの数値2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

女「とりあえずそのまま待機な」

朝潮「はい。この朝潮、待てと言われればいつまでも待つ覚悟です」

女「……あぁ」
女「……」

朝潮「……」

女「……」ガタ

朝潮「……」

女「……茶淹れてこよ」カツカツ


コンマ50以下で朝潮動く、51以上で動かない
直下

女「ふぅっ……」コトン

朝潮「……」

女「……さて」
女「貴様、上官に茶を淹れさせるとは何事かっ!」ガタッ

朝潮「えっ……」ビクッ

女「……って、怒られてたぜ、他の佐官なら」ストン

朝潮「あ、え……?」オロオロ

女「お前な、もう少し柔軟に生きようぜ」
女「待て、とは言ったけど一応上官が動いた時はなんらかの動きを見せろよ」

女「まぁ、あたしは自分で茶淹れるのもお前らが多少指示と違うことすんのも深く追求しやしねぇけどさ」
女「少なくともさっきみたいな理不尽には対応出来ねぇだろ、お前」

朝潮「……はい」

女「お前、あれだろ。大人に怒られるのが怖いんだろ」

朝潮「……」

女「お前がなんで海軍入ったのかは知らねぇけど、少なくともお前は怒られたりすることを恐れてるだろ」
女「どこでそうなったのかは知らねぇけど、大人の言う通りにしてれば怒られずに済むと学習したんだろうな」

女「よくそれで今までやってこれたもんだと思うが……まぁ、軍隊には通用しねぇわ」
女「何しても怒られるんだわ。殊に護衛艦乗ってるとよく分かるんだけどな」

女「教育隊で何も教わらなかったのか? 命令通りにやってれば怒られないと?」
女「お前らはもう立派な兵隊なんだろうが、それでもまだまだ子供だ」

女「世の中出るとな、理不尽なこといっぱいあるぞ? 海軍なんていう閉じられた世界に居たあたしでも分かる」
女「だから……おろ?」

朝潮「……」ポロポロ

女「……はぁ」ガタ カツカツ
女「そうだな、答えはお前で見つけな」ギュッ

朝潮「ぐすっ……」ポロポロ

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「落ち着いたか」

朝潮「はい……ご迷惑を」

女「別に迷惑でもねぇよ。あんまり思い悩むなよ?」

朝潮「……はい」


隣に座った艦娘
電、春雨、陽炎、響、巻雲、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓1

プリンツ「圧倒的私! お隣いいですか! っていうかもう座ります!」ストン

女「……こいつは参考にしなくていい」

朝潮「……了解」

プリンツ「えっ、私なんか扱い酷い!?」


プリンツの話題
↓2

プリンツ「おおー、朝潮ちゃん可愛いですねー」

朝潮「ど、どうも……」

女「真に受けるな。こいつ何でもありだぞ」

朝潮「え……」

プリンツ「ちょっと赤目の朝潮ちゃんが可愛くて辛抱たまりません!」
プリンツ「少しだけ、少しだけですから! イイ事しましょ!」

朝潮「い、いいこと?」

女「やめろ。こいつに変なことを吹き込むんじゃない」

プリンツ「じゃあ提督、イイ事しましょうよー」

女「なんでこっちに飛び火すんだよ」

プリンツ「いいじゃないですかー、ちょっとくらい」
プリンツ「燃えるようなレズセックスを! 一心不乱のレズセックスを!」

女「もう黙れ」パコーン

プリンツ「いたーい!」

女「こいつは本当に悪い例だからな? 反面教師だからな?」

朝潮「は、はい……」

1500:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「さて、と」
女「朝潮、茶」

朝潮「了解、すぐに」

コンコンコン

女「あいよー」


入ってきた艦娘
電、春雨、陽炎、響、巻雲、衣笠、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
ただし、コンマ30以下で緊急電、31~45で朝潮と交流
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

春雨

>>105春雨

用件
↓2と↓3でコンマ2桁の積が低い方、同値の場合は↓1

「春雨です」

女「あぁ、入れ」

春雨「失礼します」ガチャ
春雨「お茶請けを持ってきました。一緒にお茶しませんか?」

女「あぁ、そうだな。そうするか」
女「朝潮、もう一杯追加だ」

朝潮「了解!」

春雨「ありがとうございますっ」


春雨のお茶会中の行動
↓2

春雨「司令官……」ギュッ

女「ん? こら、執務中だ」

春雨「寂しかったんです」

女「……はぁ、まったく」ナデナデ

春雨「んっ……」

朝潮「お茶が入りました」コトン

女「あぁ、ご苦労さん。そこ座りな」

朝潮「はい」ストン

女「離れろって」

春雨「嫌です」ギュウッ

朝潮「……」

春雨「ふぅ……ご馳走様でした」
春雨「今日はありがとうございました。私は課業に戻りますね」

女「あぁ」

バタン

女「さて……」

朝潮「ご命令を、司令官」

女「あー……」


朝潮との話題または朝潮への指示
↓1と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

外出します
再開は夕方の予定


墓参りかな?

>>131の墓参りで思い出したどうでもいい話なんだが、近所に変わった爺さんが居た
どう変わってるかってやたらと三隈の話をしたがる人だった
いつも三隈がいかに凄い艦だったか、乗組員がいかに素晴らしい人々だったか、と語ってた
あと荒潮のこともよく同じように語ってたんだが、周りの人はその爺さんのいう“三隈”や“荒潮”なんて知らんだったらしく、話半分に聞いてた
その爺さんは何年か前に亡くなって、俺もすっかり忘れてたんだが、艦これ始めて荒潮がドロップした時、はっと思い出して荒潮の戦歴を調べた
三隈はミッドウェーで戦没して、荒潮はその救助にあたってたんだね
でも未だにその爺さんと三隈や荒潮の関係性が掴めないでいる
今更になってあの爺さんの話もっとよく聞いておけば良かったと後悔しながら、去年の彼岸にその爺さんの墓参りに行った
そういうきっかけを与えてくれるのも艦これ


再開するよ!

女「春雨……とまでは言わねぇけどさ」
女「肩の力抜いて、もう少し甘えたって罰は当たらねぇよ」

朝潮「……」

女「ほら、来な」

朝潮「は、はい……」

女「ほら」ギュッ

朝潮「あっ……」ピクンッ

女「……?」

朝潮「……すいません、その……」
朝潮「気持ち、良いです」ギュッ

女「……」
女「そうかよ」ナデナデ

朝潮「んっ……」

>>135
その爺さん荒潮に救助された三隈の乗組員だったんじゃ?

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

秋月「司令、今日電探の威力を思い知りました……」

女「だろうな。現代のレーダーはもっと性能が高ぇぞ」

秋月「はい……」

女「問題は深海棲艦も艦娘も現代のレーダーは妨害しちまう、ってことだが」


隣に座った艦娘
秋月、電、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、衣笠、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

響「司令官、隣に座ってもいいかい?」

女「あぁ」

響「じゃあ、座るよ」ストン
響「明日はカレーだ」

女「そうだな」

響「司令官はここのカレーは好きかい?」

女「そうだな……不味くはないか。うん、美味いと思うぞ」

響「そうか……」
響「実は私はカレーよりシチュー派なんだ」

女「お、おう」

響「中でもビーフシチューが好きだ」
響「……でも、もう少し日本人の口に合ったものなら、と思う」

女「肉じゃがでも食ってろ」

ロシアならマヨラーの可能性もあるんだな

2130:入浴
――パラオ泊地、部隊施設 大浴場

女「……」コキコキ
女「う"っ!?」グキッ

カラカラカラ

女「……いっ……」ズキズキ
女「だ、誰だ……?」


入ってきた艦娘
秋月、春雨、陽炎、五月雨、巻雲、摩耶、衣笠、夕張、阿武隈、金剛、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

摩耶「よっ、提督」

女「お、おう、摩耶か」

摩耶「……首どうかしたのか?」

女「いや、ちょっとな……」

摩耶「大丈夫かよ?」

女「大丈夫だ……」


摩耶の次の行動
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

摩耶「背中流してやるよ」

女「悪いな」ストン

摩耶「いいって」
摩耶「手とタオルどっちがいい?」

女「お前の好きな方」

摩耶「そっか」


1.タオルを使う
2.素手でボディソープ
3.その他
↓2と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

女「んっ……タオルか」

摩耶「悪いかよ?」ゴシゴシ

女「いや、悪くない」

摩耶「なら良かった」ゴシゴシ

女「……なぁ」

摩耶「あん?」

女「あたしの前任って……どんな奴だったんだ?」

摩耶「……」


1.ストレートに言う
2.少しぼかして言う
3.話をはぐらかす
4.その他
↓1と↓3でコンマ2桁の差が高い方、同値の場合は↓2

摩耶「……」グッ

女「ぃいっ!?」ズキン

摩耶「悪い、痛かったか?」

女「痛くなきゃこんな声出ねぇよ……」ズキズキ

摩耶「……こうすると……どうだ?」ムギュムギュ

女「ああ……っ、ぅー」

摩耶「……」ムギュムギュ

女「はぁ……」
女「……前任者の話は、したくねぇってことか?」

摩耶「……」ムギュムギュ

女「……」
女「……そうかよ」

2200:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「駆逐艦はもう確定か」
女「軽巡も出せねぇな」


明日の哨戒班

哨戒班
響、巻雲

巡洋艦級
衣笠、プリンツ、利根の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

哨戒班
利根、響、巻雲

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、翔鶴、金剛、ビスマルク、衣笠、プリンツの中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2、00は0扱い

女「んなもんだな……」ゴロン
女「……あたしの前任か……摩耶が言いたくねぇ、ってどんな奴だったんだ……」


【25日目:木曜日】終了

取り敢えずここまで
次発装填中


>>138
もしくはその爺さんの兄弟のどっちかかもしれん
確かその爺さんは4人だか5人だか兄弟が居て、うち2人が42年からこっちに相次いで戦死してた筈
どこで戦死されたのか、そもそも陸軍だったのか海軍だったのかも分からんが

>>146
紅茶以外なら何でもかけるらしいな……

装填完了、投下する

【26日目:金曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「さて、今日は作戦日だ」
女「作戦開始は夕方、ヒトハチマルマル。それまでしっかり寝とけよ」

阿武隈「はいっ」

女「お前がリーダーだ。今回ばっかりはメンバーのケアもお前の仕事だからな」

阿武隈「が、頑張ります!」

女「頼りにしてる」


本日の哨戒班
金剛、利根、響、巻雲

本日の秘書艦
電、陽炎、摩耶、衣笠、プリンツ、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「さて、今日の秘書艦だが……」ゴソゴソ
女「これだな」

摩耶「おっ、あたしか」

女「あぁ、頼んだぞ」

摩耶「任せときな!」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「……お前、案外綺麗な字を書くな」

摩耶「そ、そうか?」

女「あぁ。意外だ」

摩耶「うっさい」

コンコンコン

女「ん? 誰だ?」


入ってきた艦娘
電、陽炎、衣笠、プリンツ、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

>>201

用件
↓1~3でコンマの数値が低い方、同値の場合は再安価、00は100扱い

「電なのです」

女「おう、でん。入りな」

電「失礼しますです」ガチャ
電「あの、最近の春雨ちゃんなのですが……」

女「春雨がどうしたんだ」

電「その……色々困ってるようなのです」
電「陽炎ちゃんのこととか、司令官さんのこととか……」

女「……あたしのこと?」

電「えっと、寂しい、のでしょうか……」

女「あぁ、それはあいつ本人も時々言ってるな……」
女「ルーキーは? あいつとは何かあるのか」

電「あ、その……独り言というか、愚痴というか……」

女「……そうか」

電「その……そろそろ実戦に出たいって、いつも言ってるようなのです」

女「……お前は?」

電「それは……」

女「……そうかよ」
女「もう下がって良いぞ」

電「し、失礼しましたのです」

バタン

摩耶「……もう少し構ってやれよな。春雨も陽炎も」

女「うっさい」

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「来ない連中は食わねぇ、ってことか?」

摩耶「だろうな」


隣に座った艦娘
春雨、陽炎、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

衣笠「提督、お隣いい?」

女「あぁ、座りな」

衣笠「ん、じゃあ座るね」ストン
衣笠「今日は静かだね」

女「夕方から任務だからな」

衣笠「……あ、また来てる」
衣笠「任務の直前になると毎回おかわりするんだよね」

女「誰が?」

衣笠「阿武隈ちゃん。いっつもはそんなに食べないのに」

女「……最後の晩餐、か」

衣笠「お昼だけどね」

1500:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「あたしも寝とこうかな」

摩耶「おいおい、それじゃこの書類どうすんだよ」

女「お前が片付けろ」

摩耶「冗談じゃねぇよ」

コンコンコン

女「……誰だ?」


入ってきた艦娘
陽炎、プリンツ、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
ただし、コンマ40以下で摩耶と交流
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

プリンツ

>>220プリンツ

用件
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

プリンツ「Prinz Eugen! 入りまーす!」バンッ

女「返事くらい待てバカ」

プリンツ「作戦今夜ですよね? ね?」

女「あぁ、そうだな。お前は参加しないけどな」

プリンツ「不安だったりします? しません? しますよね?」

女「あー、多少は不安かもな……」

プリンツ「大丈夫ですか? セックスします?」

女「……」チキッ

プリンツ「もう脱いじゃいますね! あ、脱がない方が好みですか?」スルスル

女「帰れっ!」

パァン パァン

プリンツ「きゃー!」ドタバタ

タタタタ……

女「ったく……」

摩耶「実包じゃなくて良かったな……」

女「……はぁ」ストン

摩耶「……寝るか?」

女「あぁ、少し寝る……」

1900:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「……もうすぐ日が落ちるな」

摩耶「夜が来たら本格的に索敵開始だったっけ」

女「あぁ」

摩耶「今夜は眠れそうにないな」

女「そうならねぇことを祈るよ」


隣に座った艦娘
陽炎、響、巻雲、利根、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も低いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

利根「……隣、失礼するぞ」ストン

女「あぁ」

利根「水雷戦隊は今頃海か」

女「もうすぐ索敵開始だ」

利根「……水偵は誰も持っておらんかったな」

女「夜じゃ役に立たねぇからな」
女「今夜は電信室に泊まりだよ」ケラケラ

利根「……大変だな」

女「慣れてる」

――フィリピン海、パラオ諸島沖

秋月「……電探に感あり……」
秋月「敵数8……戦闘艦は4隻かしら」

秋月「夕張さんは把握してるのかな……あ、発光信号」
秋月「単縦陣、ね。あの発光信号が夕張さん、阿武隈さんはその前に居る筈だから……」

ザザザザ……


任務行動開始
任務:FF作戦
内容:敵輸送船団の撃破

水雷戦隊
夕張、阿武隈(旗艦)、秋月、朝潮、春雨、五月雨

夕張「真っ暗……攻撃許可はまだ下りないのかなぁ」
夕張「20cmが撃ちたいって言ってるのよー」

阿武隈≪んん……あー、聞こえます?≫

夕張「あー、聞こえる聞こえる。感度良好」

阿武隈≪ふぇ……こほん≫
阿武隈≪各艦戦闘用意! 敵は3時、主砲で一斉射加えます!≫

秋月≪ち、近くないですか!?≫

阿武隈≪それじゃ水雷艦が務まらないでしょ!≫

夕張「このくらい近い方がよく見えていいじゃない?」
夕張「……ん?」

夕張(敵艦から発砲……いや、発光信号?)
夕張(……所属を聞いてる? なんで?)

阿武隈≪主砲、一斉射!≫ズドーン

夕張(まぁいっか)
夕張「そーい!」ズドーン

秋月≪てーっ!≫ドーン

朝潮≪てっ!≫ドーン

春雨≪撃てー!≫ドーン

五月雨≪当たってください!≫ドーン


効果
コンマ70以上で直撃多数、50以上で至近多数、00は100扱い
直下

春雨≪うわっ、燃え上がった……≫

夕張「命中多数、いいね!」

阿武隈≪……敵艦隊の内容は?≫

夕張「戦闘艦は4。残りは輸送船だね。2隻は大物だね。タンカーっぽい」

秋月≪先頭のは軽巡でしょうか……駆逐艦が3隻続いています。駆逐艦はいずれも命中を受けた模様≫
秋月≪目立っているのはあの前から3番目ですね。炎上中です≫

朝潮≪敵艦探照灯照射!≫

阿武隈≪まぶし……!≫

夕張「電探の前には無意味よ! 目標敵軽巡、距離8000! 我に続け!」ズドーン

朝潮≪了解!≫ドーン

五月雨≪てー!≫ドーン

夕張「よっし、軽巡炎上!」

阿武隈≪輸送船に直撃弾あり! 爆発炎上中≫

春雨≪魚雷発射用意!≫

秋月≪敵輸送船傾斜……コンテナが零れ落ちていく≫

夕張「何が入ってんだかねー」ズドーン ズドーン

秋月≪……! 敵艦発砲!≫

夕張「漸く? っと、私っぽいなぁ」

五月雨≪魚雷発射です!≫バスンッ


夕張の回避
コンマ16以上で回避成功、15以下で至近弾、00は100扱い
直下

五月雨の魚雷
コンマ70以下で命中、00は100扱い
↓2

バシャーン バシャーン

夕張「おっとぉ、危ない」
夕張「今のは近かったよー。でも、当てないとね!」ズドーン

秋月≪敵に魚雷命中の模様! 撃ったのは五月雨ちゃんだった?≫

五月雨≪はい! 命中したようです!≫

春雨≪魚雷発射!≫バスンッ

阿武隈≪敵艦発砲……見当違い? さっぱり当たらないね≫ズドーン


夕張と阿武隈の攻撃効果
コンマ90以上で直撃多数、60以上で至近多数直撃あり、20以上で至近多数、19以下で効果なし、00は100扱い
直下

春雨の魚雷
コンマ60以下で命中、00は100扱い
↓2

夕張「あら、外れちゃった」

バシャーン バシャーン

夕張「威嚇射撃じゃないんだからさ、どこ撃ってんのよ、こいつら」

秋月≪敵艦撃沈……あっ、大型船舶が爆沈。大分派手に燃え上がってますね……≫

夕張「タンカーかしら? 燃料満載ならあの勢いも不思議じゃないけど」

春雨≪私の魚雷も外れてしまったようです≫

秋月≪炎上中の駆逐艦が沈みつつあります≫
秋月≪……戦闘艦はあの駆逐艦を待っているようですね≫

阿武隈≪あ、そろそろ周波数変更ね。えーと、14番ね≫

夕張「了解」

秋月≪了解です≫

春雨≪了解!≫

五月雨≪了解しました!≫

朝潮≪了解!≫

春雨魚雷当たってね?

>>248
ごめん、当たってた
夜戦だし、観測出来なかったってことで……

阿武隈≪敵艦隊退避……そろそろ射程外に逃げられる≫

夕張「追撃でしょ?」

阿武隈≪いや、魚雷。全員で一斉に撃って、観測したらさっさと撤収≫
阿武隈≪目標は……あの輸送船とタンカー。軽巡は沈んだね。誰のだったんだろ≫

秋月≪駆逐艦はあと1隻ですが……≫

阿武隈≪狙ったって当たらないわ≫

春雨≪魚雷装填完了です≫

阿武隈≪うん、よし≫
阿武隈≪魚雷発射!≫バスンッ


雷撃効果
コンマ90以下で命中多数、50以下で命中あり、00は100扱い
直下

阿武隈≪……命中。残ってたタンカーを撃沈≫

夕張「目視でもよく見えるね。電探だと……」
夕張「輸送船が真っ二つ。わっ、爆発した」

春雨≪は、花火みたいな音が……≫

五月雨≪弾薬を輸送してたみたいですね……≫

阿武隈≪作戦終了……もう日付も変わって、帰る頃には朝になりそう≫

夕張≪もう寝たーい≫


任務行動終了
任務:FF作戦

内容:
敵輸送船団の撃破【達成】

被害:
なし

評価:
勝利A

――パラオ泊地、司令部施設 司令塔

女「……なんだろうな。変な感じだ」
女「嫌な予感、って奴かな……」


明日の哨戒班
巡洋艦級
摩耶、衣笠、プリンツの中から
↓1 ↓3

哨戒班
摩耶、プリンツ

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、翔鶴、ビスマルク、衣笠の中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

女「……考えてても仕方ないか」
女「風呂入って寝よ」

「お疲れ様でした」

女「あぁ、お疲れさん」

バタン


【26日目:金曜日】終了

取り敢えずここまで

まぁ色々フラグを逃したのは事実だけど、これくらいならだいじょーぶだいじょーぶ

>>265の彼はただの電信員です

あ、今日はもう寝ます

もしもし、睡眠代行ですか?
SS投下するんで寝るの代わって欲しいんですけど……

再開するよ!

【27日目:土曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「ご苦労だったな」

阿武隈「作戦が成功して良かったですー」

女「お前に任せて正解だったよ」


本日の哨戒班
ビスマルク、摩耶、プリンツ

本日の秘書艦
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、響、巻雲、衣笠、利根、夕張、阿武隈、金剛、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

女「今日の秘書艦はー……」ゴソゴソ
女「こいつ」

利根「……吾輩だな」

女「頼んだぜ」

利根「うむ、任せろ」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「んんー……あー」ノビ
女「利根、茶にしよう」

利根「うむ、じゃあ吾輩が淹れてくる」

女「あぁ」

コンコンコン

女「誰だ?」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、響、巻雲、衣笠、夕張、阿武隈、金剛、赤城、翔鶴の中から
ただし、コンマ2桁の和が6以下の場合は緊急電、7~9の場合は利根と交流
↓2と↓3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は↓1

春雨

>>291春雨

用件
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

「春雨です」

女「おう、入りな」

春雨「失礼します」ガチャ
春雨「……司令官……」スタスタ

女「あん?」

春雨「司令官……」ギュッ

女「ど、どうした?」ナデナデ

春雨「司令官分の補給です……」ギュウッ

女「……そうか」ナデナデ

春雨「んっ……」


春雨の次の行動
↓1と↓3でコンマの数値が低い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

春雨「……司令官」
春雨「昨夜の任務の事ですが……」

女「昨夜の? 作戦は成功だったろ」

春雨「はい。確かに、当初予定されていた目標は達成されました」
春雨「でも……阿武隈さんが不思議がってました。私も、秋月ちゃんも」

女「……戦闘詳報がまだ上がってきてねぇ以上、あたしからはどうとも言えねぇんだが……」
女「そうだな、どう不思議だったんだ?」

春雨「……最初に、こちらが攻撃を行う直前、敵艦隊が発砲してきたんです」
春雨「実際には、私達が最初発砲だと思っただけでした。すぐに違うって分かったんです」

春雨「その……発光信号でした、はい。“そちらの所属を伝えよ”と」
春雨「戦闘後に全員で確かめ合いました。みんな見てたんです。その信号を」

女「発光信号? 答えたのか?」

春雨「いいえ……敵がこちらを味方だと誤認してのことだと思ったので」
春雨「それに、もう発砲してて、着弾を待つだけでしたし……」

女「……そうか」
女「報告ご苦労さん。また詳しいことは戦闘詳報で確認する」

春雨「はい……」スリスリ

女(所属を……ねぇ?)
女(……気になるな)ナデナデ

春雨「んっ……」スリスリ

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「……」

赤城「考え事ですか?」

女「……ん? あぁ、ちょっとな」

赤城「そうですか。あまり考え込むのはよくありませんよ?」

女「分かってる」


隣に座った艦娘
秋月、朝潮、電、陽炎、五月雨、響、巻雲、衣笠、夕張、阿武隈、金剛、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の差が高い方、同値の場合は↓1

響「司令官、お隣いいかい?」

女「あぁ、座りな」

響「うん」ストン
響「眠くならないのかい?」

女「慣れてるからな」

響「慣れてる?」

女「護衛艦乗ってるとな、変な時に叩き起こされたりすんだよ」
女「殊にあたしの交代時間は敵襲も多けりゃ、艦長が訓練で鳴らすことも多かったからな」

響「大変だったんだね」

女「今は凄ぇ楽だよ」

1500:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「……」ペラ

利根「……提督よ」

女「……」ペラ

利根「提督」

女「……あ?」

利根「……茶にしよう」

女「あぁ……」

コンコンコン

女「……誰だ?」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、電、陽炎、五月雨、巻雲、衣笠、夕張、阿武隈、金剛、赤城、翔鶴の中から
ただし、コンマ30以下で緊急電、31~45で利根と交流
↓1と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

陽炎

>>316陽炎

用件
↓2

「陽炎よ」

女「入れ」

陽炎「失礼します」ガチャ
陽炎「……昨日の任務のことで、気になることがあって」

女「参加もしてねぇし、参加する資格もなかったのに?」

陽炎「……それでも聞いて」

女「はいはい」

陽炎「……どうにもね、きな臭い気がして」
陽炎「本当は、敵じゃなかったんじゃないか、って……」

女「口を慎めよ、ルーキー」

陽炎「……ごめん」

バタン

女「……なんかあたしも不安になってきたよ、畜生」

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「……」

赤城「……頭から離れないようですね?」

女「……そう見えるか?」

赤城「えぇ、見えます」

女「そうか……」


隣に座った艦娘
秋月、朝潮、電、五月雨、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

秋月「司令、お隣失礼しても?」

女「……あぁ、座りな」

秋月「では」ストン
秋月「……その、お悩みですか?」

女「……別に」

秋月「……そう、ですか」

女「……」

秋月「……」
秋月「……お通夜みたいな空気はやめましょう。ご飯は、楽しんで食べなきゃ」

女「……あぁ、そうだな」

2120:入浴
――パラオ泊地、部隊施設 大浴場

女「……」

カラカラカラ

女「……」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、陽炎、巻雲、摩耶、利根、夕張、阿武隈、金剛、赤城、翔鶴の中から
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

翔鶴

>>342翔鶴

もう一人
秋月、朝潮、陽炎、巻雲、摩耶、利根、夕張、阿武隈、金剛、赤城の中から
↓1と↓3でコンマ2桁の差が高い方、同値の場居は↓2

翔鶴「提督?」

女「……あ?」
女「珍しい組み合わせだな」

利根「うむ、少し将棋をな」

女「で、風呂まで一緒か」

利根「はは、悪くはなかろう?」

女「そうかもな」


利根の次の行動
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

利根「今夜も一緒に飲みたいな。翔鶴も一緒に……どうだろう?」

女「翔鶴、お前は良いのか?」

翔鶴「そうですね、いいかもしれません」

女「そうか」

利根「して、提督だな」

女「そうだな……」


1.了承
2.拒否
3.その他
↓2と↓3でコンマの数値が低い方、同値の場合は↓1、00が100扱い

再安価します

1.了承
2.拒否
3.その他
↓2と↓3でコンマの数値が低い方、同値の場合は↓1、00が100扱い

女「……すまん、今晩はなしだ。気が乗らねぇ」

利根「そうか?」

女「二人で楽しんでくれ。悪いな」

利根「うむ、こっちこそ悪かったな」
利根「翔鶴の部屋で良いか?」

翔鶴「えぇ、構いませんよ。赤城さんも一緒に?」

利根「そうしようか」

女「……あまり羽目を外さんようにな」

来客判定
コンマ30以下で私室に来客あり
直下

2240:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「……」
女「……考えてても仕方ねぇか」


明日の哨戒班
駆逐艦級
秋月、朝潮、春雨、五月雨、響、巻雲の中から
↓1 ↓3

哨戒班
朝潮、春雨

巡洋艦級
衣笠、利根、夕張、阿武隈の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

哨戒班
阿武隈、朝潮、春雨

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、翔鶴、金剛、衣笠、利根、夕張の中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

女「こんなもんだな」
女「……」ゴロン


【27日目:土曜日】終了

次発装填中

秋月は割り切りが早い子だと思ってる
逆に朝潮は意外と引きずりそう

【28日目:日曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「……そういや例の深海棲艦はどうしたんだ?」

夕張「さぁ? まだ山狩りしてるんじゃないですかね」

女「逃げられちまったんじゃねぇのか」

夕張「どうでしょう」


本日の哨戒班
衣笠、阿武隈、朝潮、春雨

本日の秘書艦
秋月、電、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、プリンツ、夕張、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「今日の秘書艦は……と」ゴソゴソ
女「こいつか」

秋月「あ、私ですね」

金剛「ヘーイ、また秋月デスカー?」

女「あたしも段々このくじの公平性が疑わしくなってきたよ」

秋月「えっ……」

女「ま、今日も頼むわ」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「……秋月、牡丹餅食べるか?」

秋月「ぼ、牡丹餅ですか!?」

女「茶を淹れてこい。一緒に食おう」

秋月「はいっ」

コンコンコン

女「ん?」


入ってきた艦娘
電、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、プリンツ、利根、夕張、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
ただし、コンマ20以下で緊急電、21~40で秋月と交流
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は↓1、00は100扱い

巻雲

>>408巻雲

用件
↓1と↓3でコンマの数値が低い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

「巻雲ですっ」

女「入りな」

巻雲「失礼しますっ」ガチャ
巻雲「司令官様! お話がありますっ」

女「おう、何だ」

巻雲「次の任務はいつですかっ」

女「知らん」

巻雲「むぅ」
巻雲「あ、一昨日の任務は……」

女「お前参加してないだろ」

巻雲「うー」

女「茶でも飲んで落ち着けよ」

秋月「どうぞ」コトン

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「そういや、午後の予定は何も決まってねぇな」

プリンツ「あ、じゃあ私と……」

女「……」ガツンッ

プリンツ「いたーい!? まだ何も言ってないじゃないですか!?」

女「もう何か言う前に手を打とうと思ってな」


隣に座った艦娘
電、陽炎、五月雨、響、摩耶、プリンツ、利根、夕張、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

五月雨「提督、お隣いいですか?」

女「おう」

五月雨「では、失礼します」ストン
五月雨「提督は午後の予定とか決まってますか?」

女「決まってねぇな」

五月雨「なら、誰かと外出とかどうですか?」

女「考えとく」


午後の予定
1.外出する(付き添い艦娘選択、複数可)
2.基地内で何かする
3.その他
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

1300:執務時間外
――パラオ泊地、部隊施設 食堂前

女「さて……」
女「外出はやめとくか。めんどくせぇ」

女「しかし、何すっかな」
女「基地内で出来ることっつったら……」


1.宿舎(艦娘指定)
2.間宮
3.司令部施設
4.その他
↓1~4でコンマの数値が最も低いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「……そういやあの書庫まだ入ってなかったな」
女「行ってみるか……」

女(司令部施設の……)
女「……あ、こっちじゃねぇや」カツカツ


中に居た艦娘
秋月、電、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、プリンツ、利根、夕張、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

――パラオ泊地、司令部施設 第3書庫

女「ここだよな」ガチャ
女「……よお」

利根「む、提督か」

女「また整理してんのか?」

利根「いや、特に理由はない。なんとなく来ただけなのじゃ」

女「そうか」
女「……お前、ここに来てどのくらいだ?」

利根「少なくとも金剛やビスマルクよりは長いな」
利根「吾輩が来た時は摩耶と夕張と五月雨と……それくらいか? 後はここに残ってない者ばっかりだな」

女「そうか……」
女「……つかぬ事を聞くんだが、あたしの前任ってどんな奴だったんだ?」

利根「……」


コンマ50以下で話す、51以上ではぐらかす
はぐらかす際の話題を
↓1~3の中でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価

利根「……」

女「……だんまりか?」

利根「……いや?」
利根「それはそうと、この書庫は少し前まで使うことは使っていたからな」

利根「まぁ、それも主が来る一週間ほど前までだが」
利根「整理していたときもちらほら前任の書いた書類なんかも見掛けたな」

女「……あー、分かった。欲しけりゃ自分で探せってんだな」

利根「うむ」

女「ああ、クソッ、やってやんよ」


見つけた物(こちらの都合に合わせて多少改変する可能性あり)
↓4まで

女「なんだこりゃ?」パラパラ
女「……着任から……更迭? あたしが来る四日前か」

女「こいつが前任かね……ここに居たのは大体二か月ってとこか」
女「……典型的なエリート、ってやつか。防大出てからこっち殆ど本土で事務方だな」

利根「……」

女「指令書は……妙に多いな。これ全部作戦か?」
女「……ミンダナオ、南沙……マレーシアまで行った記録もあるな。完全に管轄外だろ」

女「なんだってこんな無茶……」ペラッ
女「……こっちは日記か? 名前がさっきの経歴と一致するな」

女「……」パラパラ
女「……」パタン

バサッ

女「……官僚だな、こりゃ」
女「現場の人間じゃあなさそうだ」

利根「……」

女「ノート……?」ペラッ
女「うおっ……こりゃ酷ぇ。人間ここまで汚ぇ言葉を思いつくんだな」

女「……よく見たら色んな奴が書いたみてぇだな」
女「利根、お前もこれ書いたのか?」

利根「……いいや?」

女「そうか」
女「まだ何かあるかな、っと……」

利根「……もう分かっただろう」

女「……」

利根「……」

女「……あぁ、そうだな」
女「だが、まだ見つけてねぇものがある」

女「こいつが居る間に……一体何人死んだ?」

利根「……知りたいか?」

女「じゃなきゃ聞いてねぇ」

利根「……21人だ。その都度交代が来た」

女「……作戦は成功してたようだが?」

利根「それだけに吾輩達はつらかったぞ? 今朝隣で飯を食った奴が夕方には居らんかったからな」

女「更迭の理由は?」

利根「作戦の失敗じゃ。参加した者は巻雲ともう1人を残して全員沈んだ」

女「一体何したらそうなんだよ……」

利根「自分の昇進の事しか頭になかったようだからの」
利根「……今思えば、バカなことをしたな」

女「……お前、まさか」

利根「元より殆ど自殺なのじゃ」
利根「それを戦意喪失を理由に半ば無抵抗で撃たれて沈められて……友を救おうとした者に文句は言えん」

女「……そうかよ」

利根「……そのノートを最後に書いたのはな、巻雲なのじゃ」

女「……これか」ペラッ

『姉さんをかえして』

女「……」

利根「最後の作戦が失敗したとき、生き残った1人は艤装を持ったまま執務室に乗り込んだ」
利根「巻雲は茫然自失としておったがな」

利根「それで、そいつは大方提督に砲を向けたんだろうな」
利根「直前の作戦で、砲弾なんぞ撃ち尽くしたのも忘れて」

利根「……上官への反逆、正当防衛による射殺じゃった」
利根「でも、その一週間後に正式に更迭が言い渡されてな」

利根「吾輩達のせいだと当たり散らしておった」
利根「……その後……これはここだけの話だがな」

利根「巻雲主導で何人かが夜中に提督の部屋に忍び込み、頭に袋を被せてリンチしたそうじゃ」
利根「翌朝から急に吾輩達に怯えるようになってなぁ」

利根「結局最後の二日間は吾輩達とは目も合わせずに出て行った」
利根「四日後に来たのがぬしじゃ」

女「……まぁ、妥当っちゃあ妥当な結果だな」
女「しかし、あれだな。巻雲は案外とそういうことが多いのか?」

利根「そういうこととは?」

女「その……殴ったりだよ」

利根「……ふむ、確かに残虐性は高いかもしれん」

女「そうか……」
女「……あ、それともう一つ」

女「ルーキー二人は前任のことを知ってんのか?」

利根「いや知らん。ぬしが来る直前に来たからな」

女「そうか」
女「悪かったな、嫌な話させて」

利根「構わん。吾輩で良かったのじゃ」

女「……そうか」

一旦切ります

前任は最初からこんな人の予定でした
因みにその前(前々任)も大体決まってます

後どうでもいい話ですが陽炎と電と入れ違いに2人異動で居なくなってます

どうでもいい話ですが電と陽炎と入れ違いに異動で居なくなった2人もリンチには参加してます
リンチの内容は誰かに聞いてみましょう
少なくともFMJが生温く思えるレベルではあります

再開するよ!

1530:執務時間外
――パラオ泊地、司令部施設 第3書庫前

女「まだ時間があるな……」
女「何すっかな……」


1.宿舎(艦娘指定)
2.間宮
3.司令官私室
5.その他
↓1~4でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「そういや間宮は殆ど行ったことねぇな……」
女「行ってみっか」


中に居た艦娘、複数可
秋月、電、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、プリンツ、夕張、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

――パラオ泊地、部隊施設 甘味処“間宮”

女「やってるかい」

間宮「あら、提督。いらっしゃいませ」

五月雨「あ、提督」

女「よお」ストン

五月雨「提督も来られるんですね」

女「いや、殆ど来たことはねぇな」


五月雨との話題
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「あー……」
女「お前、ここに来てどのくらい経つんだ?」

五月雨「一年くらいです。入れ替わりの激しい時期もありましたが、摩耶さんや夕張さんはずっと一緒でした」

女「……その入れ替わりの激しい時期、ってのはあれか?」

五月雨「……」

女「……あたしの前任か。マレーシア方面まで出張ったこともあるらしいな?」

五月雨「はい……三回に分けて出撃して、私は二回目の班に入っていました」
五月雨「途中四回も襲撃を受けて、損害率は4割を超えて……」

女「……それ作戦失敗なんじゃねぇのか」

五月雨「いいえ、敵の撃破には成功したので、作戦は達成だったんです」
五月雨「士気は目に見えて下がりましたが……」

女「だろうな」
女「更迭の原因になった作戦は?」

五月雨「……」

女「……そうか」

五月雨「……袋叩きには、私も参加しました」
五月雨「巻雲ちゃんが袋を頭に被せて、金剛さんとビスマルクさんが布団を引っ張って動けなくして……」

五月雨「……みんなで棒で殴ったり、体の上で飛び跳ねたり……途中で金剛さんとビスマルクさんも交代して……」
五月雨「最後に、一斉に拘束を解いたら、提督はもがくようにしてベッドから落ちました」

五月雨「それで……袋を外そうとするのを巻雲ちゃんが顔を蹴り上げて、みんなで一斉に踏みつけて、撤収しました……」
五月雨「その、懺悔します……私も、お腹を靴の入ったタオルで叩いて、最後は踏みつけました」

女「……いや、いい。あたしだってお前らだったら同じことしてる」
女「お前らの行動は間違っちゃいねぇよ」

女「一応聞いとくけど、誰が参加したんだ?」

五月雨「あ、えっと……私が言ったって言わないでくださいよ……?」

女「言わねぇよ」

五月雨「……巻雲ちゃんと、金剛さん、ビスマルクさんと、摩耶さん、衣笠さんと……」
五月雨「夕張さんと、阿武隈さん、私と響ちゃんと……後は今居ない駆逐の子が2人です」

女「そうか」

五月雨「阿武隈さんと衣笠さんはやり過ぎないように、監視の意味でも居たみたいですが……」
五月雨「……えっと、その、弁明すると、その前の提督が凄い人だったので、つい比べちゃうところもあって……」

女「……そういや前の前の奴のことは前々知らねぇな。どんな奴だったんだ?」

五月雨「それはもう、凄い人でした。全部見透かしてるような、まるで敵の動きが分かってたようで」
五月雨「ちょっと不気味なところもありましたけど、良い人でしたよ」

女「そいつはどうなったんだ?」

五月雨「……分かりません。本土に呼び出された時に、輸送機ごと撃墜されて、戦死なされたって……」

女「……そうか」
女(何かして、消された……か?)

間宮「あのー、ご注文……」

女「あっ、悪い」

……前々スレくらいで言われたプリンツの本当の恐ろしさってなんだろうな

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女(この泊地結構闇が深いぞ……)

巻雲「司令官様ー? お悩み事ですかー?」

女「いや、少しな」

巻雲「抱え込んでちゃ駄目ですー」

女「お前に言われたかねぇよ」ボソッ

巻雲「えっ」

女「……いや、なんでもない。大丈夫だ、相談するなら赤城辺りに相談する」

巻雲「……そうですか」


隣に座った艦娘
朝潮、電、春雨、陽炎、響、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

春雨「司令官、お隣良いですか?」

女「あぁ」

春雨「では、失礼します」ストン


春雨の話題
↓2と↓3でコンマの数値が低い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

春雨「あの……」

女「うん?」

春雨「提督のお悩みの理由、聞いていいですか?」

女「……いや、悪い」

春雨「心配なんです」ギュッ

女「……」
女「……やっぱ駄目だ。すまねぇな」

春雨「……私では、お力になれませんか?」

女「……あぁ。悪いが」

春雨「……すいません」

女「謝んのはこっちだ」

2120:入浴
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「あいつだからこそ、駄目だな……」
女「秋月も、五月雨も、朝潮も……駄目だ。絶対に相談出来ねぇ」

カラカラカラ

女「……お?」


入ってきた艦娘
春雨、陽炎、巻雲、摩耶、プリンツ、夕張、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

再安価
入ってきた艦娘
春雨、陽炎、巻雲、摩耶、プリンツ、夕張、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

赤城「あら、提督」

女「よお」

赤城「お背中、流しましょうか?」

女「ああ、助かる」

赤城「ふふ、ではそこに」


赤城の話題
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

赤城「提督?」ヌルヌル

女「ああ?」

赤城「今日は外出されませんでしたね。有意義に過ごせましたか?」ヌルヌル

女「……あぁ、有意義だったかな」
女「……」

赤城「……提督?」ヌルヌル

女「……」


赤城の次の行動
↓1と↓3でコンマの数値が低い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

赤城「春雨が提督が相談してくれないって落ち込んでましたよ」

女「……あいつには出来ねぇ相談だからな」

赤城「私には出来ますか?」

女「……」
女「……お前なら、良いかな

赤城「では、お聞きしますよ」

女「……この前の作戦な」

赤城「あの輸送船団夜間襲撃作戦ですか」

女「あぁ。その時の敵な、実は……」

赤城「味方だったのではないか……ですか?」

女「……よく分かったな」

赤城「阿武隈も似たようなことを。夕張は自分の中で握り潰したようですが」

女「……あの作戦が引っ掛かってる」
女「誰かの不都合で味方に消される味方、ってのは偶に聞く話だ」

赤城「……その当事者になったのでは、という悩みですね?」

女「あぁ」

赤城「……申し訳ないですが、私にはどうとも言えません」

女「……だろうな」

赤城「でも、出来る限りお力にはなります」

女「……助かる」

2240:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「……なんか気は楽になったな」


明日の哨戒班
駆逐艦級
秋月、五月雨、響、巻雲の中から
↓2 ↓4

哨戒班
秋月、巻雲

巡洋艦級
摩耶、プリンツ、利根、夕張の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

哨戒班
プリンツ、秋月、巻雲

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、翔鶴、金剛、ビスマルク、摩耶、利根、夕張の中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

女「……で、よし……か」
女「……ふぅっ」ゴロン


【28日目:日曜日】終了

取り敢えずここまで

無能な大将敵より怖い

>>513
相手を問わないところ


再開します

【29日目:月曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

プリンツ「提督! 何かお悩みですか?」

女「……いや、お前にだけは相談したくない」

プリンツ「そんなこと言わず、ね? ほら、セックスでもして忘れましょうよー?」ムギュッ

女「おい、やめろ」

秋月「……プリンツさん」ポン

プリンツ「へっ?」

ガツンッ

プリンツ「ぉぉぉぉ……」プルプル

秋月「……」ギュッ

女「自業自得だ」


本日の哨戒班
プリンツ、秋月、巻雲

本日の秘書艦
朝潮、電、春雨、陽炎、五月雨、響、摩耶、衣笠、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「今日の秘書艦は……」ゴソゴソ
女「こいつだな」

春雨「あっ、私ですねっ!」

女「あぁ」

春雨「頑張りますっ」フンス

女「おう、よろしく」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

春雨「あの、司令官……」

女「あん?」

春雨「ん……」ギュッ

女「あー……執務中だ」

春雨「ごめんなさい、でも……」スリスリ

女「はぁ……まったく」クイッ チュッ

春雨「あっ……」

コンコンコン

女「っ!」ビクッ

春雨「!」バッ

女「だ、誰だ?」


入ってきた艦娘
朝潮、電、陽炎、五月雨、響、摩耶、衣笠、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
ただし、コンマ30以下で緊急電、31~50で春雨と交流
1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は↓1、00は100扱い

金剛

>>593金剛

用件
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

「金剛デース!」

女「お、おう」

金剛「失礼しマース」ガチャ
金剛「ヘーイ、提督ー。ティータイムですヨー?」

女「そ、そうだな」

春雨「あ、じゃあ私お茶淹れてきます!」

金剛「No, no, スタァーップ!」
金剛「緑茶じゃなくてサー、偶には紅茶飲もうヨー」

女「……それだけ言う為に来たのか?」

金剛「勿論飲みたいっていうのもあるネー」

女「ならそこ座ってな」
女「右の戸棚だ。アールグレイが入ってる」

春雨「はーい!」

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「……豚カツか」

春雨「あ、いえ。鶏肉みたいです」

女「鶏カツだな」

春雨「はい」


隣に座った艦娘
朝潮、電、陽炎、五月雨、響、摩耶、衣笠、利根、夕張、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1と↓3でコンマ2桁の差が高い方、同値の場合は↓2

利根「隣、いいか?」

女「あぁ」

利根「うむ」ストン
利根「悩んでおったようだが、解決したか?」

女「……あぁ、大体な」

利根「……しておらんようだな」

女「……」

利根「……」

女「……お前に嘘は吐けねぇなぁ」

利根「主ゃ、自分が思っとる以上に分かりやすいぞ」

女「そうかよ」

寝落ち申し訳ない

再開は15時以降を予定
健康には十分注意されたし

≪再開でち!≫

1500:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

春雨「……」ソワソワ

女「……春雨、そろそろ茶にするか」

春雨「あ、はいっ」

女「……」

コンコンコン

女「誰だ?」


入ってきた艦娘
朝潮、電、陽炎、五月雨、響、摩耶、衣笠、夕張、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
ただし、コンマ40以下で緊急電
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

五月雨

>>612五月雨

用件
(コンマ76以上で春雨と交流)
↓1~3でコンマの数値が最も低いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

「五月雨ですー」

女「あぁ、入りな」

五月雨「失礼します」ガチャ
五月雨「訓練の経過報告です」

女「あぁ、ご苦労さん」

五月雨「……電ちゃんと陽炎ちゃんは……」

女「まだだ」

五月雨「そう、ですか……」

女「……お前、やけに雷撃が上手いな」

五月雨「そ、そうですか?」

女「誰かが指導したのか?」

五月雨「あ、はい! 前の前の提督のお陰です!」

女「……前々任が?」

五月雨「はい。あの人は私達の訓練をよく見に来ました」
五月雨「それで、成績が良いと褒めてくれて、その上で悪いところを指摘してくださいました」

女「……例えば?」

五月雨「私の場合は、魚雷の発射が遠すぎるとご指摘を受けました」
五月雨「その距離で当たるのだから、もう少し近づけば必中になる、って」

女「今の訓練見る限りそれほど近くもないぞ。その頃はどのくらいで撃ってたんだ?」

五月雨「えっと……お恥ずかしい話ですけど、射程いっぱいで……」

女「……それで当ててたのか」

五月雨「はい。今より命中率は大分低かったですけど……」

女「当てられること自体が凄ぇよ」
女「それで? 前々任のお陰でお前は今の雷撃を手に入れたわけだ?」

五月雨「はい!」
五月雨「あ、それと、私達の調子もよく見抜かれました」

五月雨「少し体調が悪いとすぐに気付いて、どこか悪くないかと聞いてくるんです」
五月雨「無理をして、大丈夫と答えてもバレちゃいます」

女「……出来る奴、良い上官、か」
女「人となりはそんなところか?」

五月雨「えーと……あ、いつも笑顔でした。執務中もニコニコしてて、秘書艦をよく気に掛けてくれて」
五月雨「厳しく叱られたりはしませんでした。怒ったところも見たことがありません」

五月雨「でも、悪いことをするとすぐに見つかって、反省文を書かされました」
五月雨「それを、食堂で皆の前で読み上げさせられるんです。悪いことは出来ませんでしたね」

女「今は始末書書いてあたしに提出するだけだもんな」

五月雨「そうですね」クスッ

女「そうか……分かった。悪いな、足止めして」
女「あ、茶飲んでくか?」

五月雨「いいんですか?」

女「おう。そこ座りな」

五月雨「ありがとうございます!」

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

春雨「……」ギュッ

女「ん? どうした?」

春雨「……」スリスリ

女「おいおいどうしたんだよ、ほんと」

秋月「あっ」

女「執務は終わったとはいえ、まだ飯食ってねぇだろ、な?」

秋月「春雨ちゃんばっかりズルイです」ギュッ

女「ん……お前もか」

夕張「惚気ちゃって、目も当てられませんねー」ニヤニヤ

摩耶「見せつけてくれるよなー」ニヤニヤ

女「やめい」


隣に座った艦娘
秋月、朝潮、電、陽炎、響、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓1

秋月「司令、お隣よろしいですか?」

女「あぁ」

秋月「では、失礼します」


秋月の話題
1.秋月自身の事
2.提督の事
3.他の艦娘の事(艦娘指定)
4.その他
↓1~4でコンマの数値が2番目に高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「そういえば秋月、お前どのくらいここに居るんだ?」

秋月「半年、というところでしょうか……」

女「艦娘になったのは?」

秋月「一年は経ってません。10か月かそこらです」

女「そうか。結構古参なんだな」

秋月「まぁ……そうかもしれませんね」

女「……お前、好きな食い物はなんだ?」

秋月「す、好きな食べ物ですか?」
秋月「うーん……あ、缶詰類は好きですね」

女「缶詰?」

秋月「はい。教育隊で何度か食べた戦闘糧食の大和煮の缶詰は最高でした」

女「本来味を楽しむもんじゃないと思うんだがな、それ……」

2100:入浴
――パラオ泊地、部隊施設 大浴場脱衣場

女「あたしは良い指揮官が出来てるのかね……」シュルシュル
女「……ん?」パサッ


置いてある服の持ち主
秋月、朝潮、春雨、陽炎、巻雲、阿武隈、ビスマルクの中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

カラカラカラ

朝潮「……あ」

女「よお」

朝潮「お先してます」ビシッ

女「いいよ、畏まんな。風呂くらいそういうのなしだ」

朝潮「はい。では……」ストン

女「背中流してやるよ」

朝潮「えっ、そのっ」

女「後であたしの背中も頼む」

朝潮「あ……はい」


朝潮の話題
ただし、コンマ30以下で朝潮自身の事
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は↓2、00は100扱い

朝潮「……本土では、そろそろ桜が咲くそうです」

女「あぁ、聞いた」

朝潮「ここには、桜の木もありませんね」

女「宿舎の前に一本あんだろ」

朝潮「まだ殆ど苗木です」

女「そうだな」

朝潮「……いつか、みんなでお花見に行きたいですね」

女「……あぁ」

朝潮「……」


朝潮の次なる話題
ただし、コンマ30以下で朝潮自身の事
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は↓1、00は100扱い

朝潮「……」
朝潮「……甘える、ってどういうことでしょうか?」

女「……はあ?」

朝潮「あ、いえ、その……」

女「甘えるっつったらお前……」
女「……案外説明も難しいな」

朝潮「すいません……」

女「……お前、親は?」

朝潮「交通事故だったと聞きました。顔も覚えていません。親戚に育てられました」

女「……悪い」

朝潮「いいえ」

女(甘えられる家庭環境ではなかった、か……?)
女(一体何がこいつをここまで妙な性格に育て上げたんだ……)

朝潮「?」

2200:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「……何か面白いことをしろと天が告げている」
女「……気がする」

女「……あー……」
女「……明日の哨戒考えっか」


明日の哨戒班
駆逐艦級
朝潮、春雨、五月雨、響の中から
↓2 ↓4

哨戒班
朝潮、響

巡洋艦級
摩耶、衣笠、利根、夕張、阿武隈の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

哨戒班
利根、朝潮、響

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、翔鶴、金剛、ビスマルク、摩耶、衣笠、夕張、阿武隈の中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

女「こんなもんか……」
女「……面白いこと、面白いことねぇ……」ゴロン


【29日目:月曜日】終了

取り敢えずここまで

ギャグ書けねーや

少しの間質問とか受け付けます

まさか今から始まらんよな
全く終わりが見えないんだがいつまで続ける予定なの
俺はこの泊地編が好きだから後は何十スレ続いてもドンと来いだけどさ

俺もまだまだ末永く続いて欲しいな
全員分の問題を攻略して大団円で終わろうぜ

今回の夜偵みたいな重要選択肢はこれからもバンバン入れる予定?
それによって展開ががらっと変わって鬱テイストになったり絶望的な状況になったりするの?

春雨といちゃつきたい気持ちもあるけど単に誰も見てないとこでいちゃついていてシナリオ探求の進捗に影響はある?

イチャイチャはあくまでも物語のフレーバー的なもんじゃね
それよりも朝潮ちゃんを甘やかしてあげたいんじゃあ~

まだ秘書艦になっていない娘を教えてほしい

>>680
俺も正直終わりは見えてないところがある
というのも解決すると終了、っていう問題が案外と進んでない

>>681
まず発生していない問題もある
ただ発生を狙うのはあまりお勧めしないものもある

>>682
基本的におおまかな展開は変わらない
状況も大きく変わることはない

>>683
特に影響はないです
ただ、本来いちゃつくべき子は別に居る

>>684
朝潮ちゃんを甘やかしたいのなら頑張って安価とってね

>>685
俺の記憶違いでなければ電、巻雲、プリンツ、夕張、阿武隈辺りがやったことがない、筈

本来いちゃつくべき子……朝潮はレズ関係ないし、今までの1発言的に巡洋艦娘か?

前に聞いたときに比べてもそんな変わってないな
じゃあ秘書艦になった娘の回数ってわかる?

前は嫉妬で春雨を睨んだり食欲が落ちるほど提督の事を想ってたんだしな秋月は
基本溜め込むタイプだろうしもうちょっと気にかけてやった方が良いかもね

純真な朝潮ちゃんルートの場合エロ描写は無かったのかな?
それとも純真な朝潮ちゃんに提督が教えこむ展開もあったり?

>>688-689 >>691
そっち側で結論が出たね

>>690
春雨が5回、朝潮が4回、利根が3回、金剛が2回、陽炎と衣笠とビスマルクと赤城と翔鶴が1回
摩耶と五月雨と響と秋月はカウントしてないから分かんないけど、秋月以外の3人は大体1回か2回だと思う

>>692
少なくとも朝潮単独だったら無かった
プリンツとか夕張とか春雨とかと共同になっちゃったら……

前作の教訓からその担当は3人くらいは必要だと判断した結果である
因みに前作は正直ヤンデレ増やし過ぎたと思ってる
でもヤンデレって書いてて楽しいんだぜ……


ところで女は“良い指揮官”が出来ているだろうか

朝潮に私はお前から見て良い司令官が出来てるか?って聞いてみたいんだが中々女からの会話安価が出ないんだよな
朝潮は良い司令官だったら懐くし、悪い司令官だったらそっぽ向いちゃうから図りとしてはこれ程重要なキャラは居ないかなと思って

わざと解決を遅らせてこの鎮守府を長く楽しむって手も有るぞ
てか問題って利根の戦闘中の自分が怖い、巻雲のメンタルケア、朝潮の性格矯正、後は任務関係ぐらいだろ
早く次の周に行きたいってのなら止めはしないけど
>>687で言ってる通り多分あんまり関わってない子に関わると新たな問題が発生して余計周が終わるのが遅れるぜ
俺としては大歓迎だが

なんだかんだ愛着が湧いてきて終わらせたくないなこの周…
永遠に続いて欲しいわ

(印象操作が烈しくて目も当てられんのぜ)

>>697
プリンツが安価込みではっちゃけしてるのに対して、という奴
初期の風呂場で女の拳初めて避けた時は驚いた

てかこの変態づくしの面子で提督候補にあったロリ提督なんかを選んでた日には真っ先にprinzやら夕張に喰われてたな
他の提督でも危ないしなんだかんだでのらりくらりと躱すこの提督とこの艦娘の面子は相性良かったんだなと思う

>>699
行動パターンの問題
ていうか朝潮は従順である限りはプラスにしか答えない

>>701
任務は除外
元々話を引っ掻き回すために定期的に入ってくるものでしかない……筈だった
メイン攻略が想定外の早さだったことと、そもそもの予定とかなりずれていることもあって、対する任務内容は最初から決まっていたので、ちょっとずれてる

>>702
堪忍してつかぁさい

>>703
変態は強い

>>704-710
きっともっとほのぼのしたものになっていたであろう(超希望的観測)
敢えて言うと前作の提督が最も押しに弱かった
ロリ提督と研究員提督は多分同じくらいで、結局弱い
アラサー提督は寧ろぐいぐい行くタイプだけどそもそもレズじゃない
少なくとも今の提督とアラサー提督ぐらいじゃないと正直この面子の泊地では身が持たなかっただろう

≪ご飯食べたし、投下でち≫

【30日目:火曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

摩耶「お、トーストだ」

女「米派かパン派、どっちだ?」

摩耶「断然パンだぜ」

利根「米派だな」

朝潮「どちらでも、出てきたものを食べます」

響「麺派だ」


本日の哨戒班
摩耶、利根、朝潮、響

本日の秘書艦
秋月、電、陽炎、五月雨、巻雲、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマ2桁の和が最も高いレス、同値の場合は再安価

女「今日の秘書艦は……」ゴソゴソ
女「っと、こいつ」

阿武隈「ひぇっ、あたし?」

女「おう。事務仕事は出来るか?」

阿武隈「い、いけるけど……」

女「よし、頼んだ」

1000:執務中
――パラオ泊地、部隊施設 司令官執務室

女「阿武隈」

阿武隈「ひゃいっ!」ビクッ

女「茶淹れてこい。それと落ち着け」

阿武隈「は、はい。すいません、吃驚しちゃって……」

女「あたしの声そんなに鋭いか?」

コンコンコン

女「お、誰だ?」


入ってきた艦娘
秋月、電、春雨、陽炎、五月雨、巻雲、衣笠、プリンツ、夕張、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
ただし、コンマ2桁の和が5以下の場合は緊急電
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は↓1、00は100扱い

「夕張でーす」

女「おう、入りな」

夕張「哨戒班から緊急入電です」ガチャ
夕張「敵数3、いずれも駆逐艦。パラオより西に8カイリ、現在速力20ノットで北上中」

女「……空軍に連絡して周辺警戒に当たらせよう」
女「その駆逐艦3隻は……そうだな、適当に沈めちまえ」

夕張「了解でーす」

タタタタ……

女「さて、行くか……」ガタ

――フィリピン海、パラオ諸島沖

摩耶「うっし、交戦許可出たぜ」

朝潮≪敵は急いでいるようですが……≫

摩耶「それでも砲撃くらいは当てられんだろ。魚雷は無理かもしんねーけど」

響≪……敵艦射程内だ≫

摩耶「よーし、あの頭を狙うぞ。主砲、斉射!」ズドーン

利根≪吾輩は後尾を狙おう≫ズドーン

響≪こちらには目もくれないね≫ドーン

朝潮≪好機ととりましょう≫ドーン


攻撃効果
コンマ75以上で直撃多数、40以上で至近多数直撃あり、6以上で至近多数、5以下で効果なし、00は100扱い
直下

利根≪観測中……直撃だな≫
利根≪先頭の敵駆逐艦轟沈。2番目が煙幕を展開。最後尾の1隻は炎上中なのじゃ≫

摩耶「っしゃあ!」

利根≪妙だな……回避行動もなしに≫

朝潮≪煙幕が……≫

摩耶「っはん、あたしの電探にはばっちり映ってるぜ!」ズドーン

利根≪……≫

響≪撃て≫ドーン

朝潮≪ってー!≫ドーン


攻撃効果
コンマ90以上で直撃多数、50以上で至近多数直撃あり、6以上で至近多数、5以下で効果なし、00は100扱い
直下

摩耶「んー……当たってねぇなぁ」

利根≪こちらでも敵の被弾は確認出来ん≫
利根≪……さっきから燃えていた駆逐艦が爆発したな。引火したのか≫

摩耶「はー……射程外だ。もう追えねぇ」
摩耶「お前ら誰か敵の発砲を見たか?」

朝潮≪いいえ≫

響≪なかったな≫

利根≪水偵も吾輩自身も、敵の発砲は確認しておらん≫

摩耶「そうか。ただ逃げるだけだったな」
摩耶「連中、何を急いでたんだか……」

摩耶「ま、後は本土の連中がなんとかしてくれんだろ」
摩耶「一旦帰るぞ」

利根≪……また妙な敵だったな≫

一旦切る
再開は夜

≪再開でち!≫

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「敵からの発砲なし、か」
女「連中急いでどこ行こうとしてたんだかな」

阿武隈「本土に向かってたんですよね?」

女「あぁ。妙な連中だったよ」


隣に座った艦娘
秋月、電、春雨、陽炎、五月雨、巻雲、衣笠、プリンツ、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

秋月「司令、お隣よろしいですか?」

女「あぁ」

秋月「では、失礼します」ストン


秋月の話題
1.秋月自身の事
2.提督の事
3.他の艦娘の事(艦娘指定)
4.その他
↓1~3でコンマの数値が最もに高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

秋月「あの、司令」

女「ん?」

秋月「次の日曜日、ご予定は……?」

女「ねぇよ。それが?」

秋月「で、でしたら……い、一緒に出かけませんか?」

女「あー……」


1.承諾
2.断る
3.春雨も誘う
4.その他
↓1~3でコンマ2桁の差が最も高いレス、同値の場合は再安価

変更を認めます

女「そうだな、良いだろう」

秋月「あ、ありがとうございますっ」

女「あー……それとだな」
女「……春雨も誘ってもいいか?」

秋月「えっ……春雨ちゃんも?」
秋月「うーん……」


1.承諾
2.断る
3.その他
↓2と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

秋月「……ごめんなさい」
秋月「駄目、です……」

女「……そっか。二人きりがいいんだな?」

秋月「はい……その、ごめんなさい」

女「謝ることぁねぇよ」
女「ま、楽しみにしとくぜ」

秋月「……はいっ」

1500:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「阿武隈、茶にしよう」

阿武隈「はい! じゃあ、あたしお茶淹れてきますね!」

女「おう」

コンコンコン

女「ん?」


入ってきた艦娘
電、春雨、陽炎、五月雨、巻雲、衣笠、プリンツ、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

春雨

>>772春雨

用件
(コンマ94以上で阿武隈と交流)
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は↓2、00は100扱い

「は、春雨ですっ」

女「おう、入りな」

春雨「失礼します」キィ
春雨「あ、あのー……」キョロキョロ

女「どうした? 阿武隈なら今仮眠室だ。茶を淹れてる」

春雨「え、えっと……」
春雨「今日、その、夜、お部屋にお伺いしても……?」

女「……構わねぇけど。何の用だ?」

春雨「その……夜戦、を」

女「夜戦?」

春雨「こ、これ以上は言わせないでくださいっ」カアァー

女「……ああ、そういうことか」


1.承諾
2.断る
3.その他
↓1と↓3でコンマの数値が低い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

女「……今夜、消灯前にあたしの部屋だ」

春雨「は、はい!」

女「フタフタマルマル以降だぞ。いいな」

春雨「はい!」
春雨「あ、では、また夜に……」

女「おう」

パタン

阿武隈「提督、どうぞ。お茶です」コトン
阿武隈「……誰か来てたんですか?」

女「あぁ」

阿武隈「むぅ」


阿武隈の話題
1.他の艦娘の事(艦娘指定)
2.提督の事
3.阿武隈自身の事
4.その他
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「そういや、阿武隈」

阿武隈「はい?」

女「お前、兄弟とか居るのか? 姉妹艦じゃなくて普通の」

阿武隈「一人っ子ですー」

女「そうか」
女「にしては姉貴分出来てるよな」

阿武隈「うーん、年下の子と何かするのは慣れてますから」

女「……近所の子供を束ねてたな?」

阿武隈「そ、そんなんじゃないですってばー」

女「なんとなく容易に想像が出来て笑えるぞ」ケラケラ

阿武隈「もうっ」

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「ん……?」
女「おい、落としたぞ」

摩耶「あ、悪い。あたしのだ」

女「……セッターか。態々買ってんのか?」

摩耶「あぁ……それ以外に給料の使い道ないんだよ」

女「羨ましい話だね。あたしなんか戦闘煙草と併用だ」

摩耶「普通の煙草は何吸ってんだ?」

女「セッタ」ニヤッ

摩耶「気が合うな」ニヤッ


隣に座った艦娘
朝潮、電、陽炎、五月雨、響、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、利根、金剛、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

利根「提督よ、隣に座っても良いか?」

女「あぁ」

利根「うむ、邪魔するぞ」ストン
利根「……今日の敵の話だが」

女「今日の敵? あの午前中のやつか」

利根「うむ」
利根「妙な敵だったな。こちらが攻撃しても、ただ真っ直ぐ進んでいくだけだった」

女「回避行動も発砲もしてこなかったらしいな」

利根「……本土に向かっとるようだったが、あれは結局なんだったんだろうな」

女「探し物でもあったんじゃないか」

利根「探し物、探し物か……」

2150:入浴
――パラオ泊地、部隊施設 大浴場

女「少し遅くなったか……」

カラカラカラ

女「……ん?」


入ってきた艦娘
陽炎、巻雲、プリンツ、夕張、ビスマルク、赤城、翔鶴の中から
↓2と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

巻雲とします

巻雲「あ、司令官様ー」

女「……よお」

巻雲「お背中お流ししましょうかー?」

女「あー、じゃあ頼む」

巻雲「お任せくださいっ」


女の次の行動
↓1~3でコンマの数値が最も低いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

女「はー……」カポーン

巻雲「はぁー……」カポーン
巻雲「司令官様ー?」

女「あん?」

巻雲「どうしてタオルを巻いているんですか?」

女「あー、それはだな……」


女がタオルを巻いている理由
↓1と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓2、00は100扱い

女「……そうだな、なんかこう、恥ずかしいし」

巻雲「恥ずかしい、ですかー?」
巻雲「むー……」

女「?」

巻雲「なんだか、司令官様らしくないです」

女「ああ?」

巻雲「司令官様は気にしないと思ってましたー」

女「あぁ、普段は気にしねぇな」

巻雲「じゃあなんで今は隠してるんですかー」

女「お前と一緒」

巻雲「……」
巻雲「えー? どーいう意味ですかぁ」

女「そのまんまだよ」


女の次の行動
↓1~3でコンマ2桁の積が最も高いレス、同値の場合は再安価

巻雲「ねー、司令官様ぁー」ザブザブ

女「あー、もう」
女「すはっ、っふ!」ザブン

巻雲「ぷぇあっ」

バシャバシャ

女「ふあっ」バシャ
女「やっぱ泳ぐにも邪魔だな……」タユタユ

女「……ん?」
女「おい、巻雲、お前タオル取りやがったな」

巻雲「ふふーん、返してほしいですか?」

女「いや、別に」
女「それよりお前、自分の頭を見てみな」

巻雲「ふえ? あー!」

女「このヘアゴムお前のだよなぁ?」クルクル

巻雲「ふやー! 返してください!」バシャバシャ

女「捕まえてみなー」バシャバシャ

バシャバシャ

2230:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室前

女「あー、疲れた……」ツカツカ
女(あいつ……半分演技だったな、ありゃ)ツカツカ

女「……ん?」
女「春雨。お前、そんなところで……あ」

春雨「……お待ちしてました……」

女「悪い、風呂が遅かったんだ。入りな」キィ

春雨「はい」

パタン

――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「そこ座ってな」

春雨「は、はい」ストン
春雨「……」ドキドキ

女「~♪」コトン

春雨(あ……なんだろ、この歌)

女「~♪」トクトク

春雨(……そうだ、教育隊で教官がたまに歌ってた……)

女「~♪」カランカラン

春雨(死者を弔う歌……だっけ)

女「ほら」スッ

春雨「あ、ありがとうございます……」
春雨「……あの、これは?」

女「スコッチのオンザロックだ。生憎ラムはなくてな」
女「ビールなんざ小便と一緒だ。晩酌するなら、こいつだろ?」

春雨「えっと……」

女「こないだも飲んだろ。あれはストレートだったが」

春雨「……ああ」

女「乾杯」

春雨「あ、かんぱい」

カチン


春雨の酒の強さ
目安は大体50(ただし80で女と同じくらい)、00は100扱い
直下コンマ×0.4

春雨の酒の強さ:33.2 = 33(慢心しなければある程度はいける)

女「……どうだ?」

春雨「うーん……なんだか、前よりは大丈夫です、はい」

女「そうか。まぁ割ってあるもんな」
女「って、おい。そんな勢い良くいくな」

春雨「ん……頭がふわふわしてきました」ユラユラ

女「あー……」

春雨「司令官……」ギュッ

女「あぁ」ナデナデ

春雨「んっ……」

 女が頭を撫でるのをやめると同時に、春雨は少し背伸びをした。
 二人の顔の距離が一気に縮まり、唇が重なる。
 深い口付け、舌を絡め合いながら、女の手が春雨の腰へと降りていく。

春雨「ん……ちゅっ、んんっ……!」

 春雨の身体が浮き上がった。
 深く口付けしながら春雨の華奢な身体を抱き上げ、ベッドへと運んでいく。
 ベッドに押し倒す直前で、二人は漸く口を離した。

女「酔ってんなぁ」

 この段で女は殆ど素面に等しい。
 ちっとも酔っていない。
 一方で春雨は一気に仰いだウイスキーが完全に回ったらしく、紅潮した顔で女の目を熱っぽく見つめている。
 女は少し思案し、何かを誤魔化すように春雨に口付けを落とした。

春雨「んっ……っちゅ、ちゅっ、んんむっ……」
女「むっ……ちゅっ、んんっ……」

 春雨はキスをする時わざとらしく音を立てる癖がある。
 それが意図的なものなのか無意識の癖なのか女には分からなかったが、少なくとも今は女の方も音を立てていた。
 当然、意図的なものである。
 一分近くに渡って互いの舌で互いの口の中を蹂躙し合い、口を離した。
 二人の口の間を二人の唾液が混ざり合って糸を引き、電燈の光に反射して輝いている。
 春雨のうっとりとした蕩け顔は女の情欲を誘った。
 服の上から胸を揉み、同時に首にキスを落とす。
 春雨が小さく喘いだ。

 春雨は責めの時はやたらと舌で舐め回してくる。
 頬から唇、首、胸、腹部、秘所、足の先までだ。
 一方で受けに転じると途端に大人しくなり、感じたいだけ感じ、イきたいだけイく。
 女はそんな彼女を犬のようだと思っていた。

 春雨の首に舌を這わせながら、胸を揉んでいた手が服の裾まで下りていき、そこから服の中へと滑り込む。
 曲がり切らない腕に押し上げられて服がたくしあげられていった。
 今日は何故か寝巻にしているジャージではなく、課業中などに着る白露型駆逐艦娘の制服である黒のセーラーだ。
 一方でいつもと明らかに違ったのは下着を着けていなかったことである。

女「……お前、こういうプレイを楽しみたかったんだな?」

 首から顔を上げ、春雨の蕩けた視線と目を合わせながら、不敵に口角を上げて言う。
 春雨は照れているのかうっとりと笑顔で頷いた。

女「変態め」

 それだけ言うと露出した春雨の胸の頂点にしゃぶりついた。
 これまでより一つ高い嬌声があがった。
 以前のお返しと言わんばかりに乳首を舌で転がし、舐め上げ、吸い上げる。
 春雨は身体を震わせながら喘いだ。
 一応口を手で覆ってはいるが、実際のところ声は全く隠せていない。
 そんな様子を見ながら、女は空いている方の乳首を指で捏ね繰り回し、少し強めに摘んだ。

春雨「ぁんっ!」

 春雨の身体が跳ねた。

 女の手は春雨のスカートを捲り上げていく。
 春雨を感じさせる度に彼女の腰が浮き上がるため、それ自体は容易だった。
 春雨は驚くべきことにパンツすら穿いていなかった。

女「おまへ、やっぱりへんらいらな」

 乳房を口に含んだまま喋ると、それがまた刺激になったのか春雨の身体が跳ねる。
 ――淫乱か。
 さっきの件も含めて、女はそう思った。
 既に大洪水の秘所を指で擦ると、また春雨は短く高い嬌声と共に体を震わせる。
 やがて女の指が膣へと侵入していく。

春雨「ひ、や、あ、ああっ……!」

 最早痙攣といっても良い。
 春雨の身体は面白いように跳ねた。
 そろそろ頃合いか。

女「ほら、イけよ」

 乳首を甘噛みし、中指と薬指で膣を掻き回し、親指でクリトリスを弾く。
 春雨の身体が仰け反った。

春雨「んああっ!!」

 呼吸をするのも忘れ、絶頂に喘ぐ。
 女の手は愛液に塗れていた。
 乳房から口を離し、絶頂の余韻で荒く息を吐く春雨の口に重ねる。

春雨「んっ……!」

 今度はそれほど音は立たなかった。

さて、本格的に再開するよ


あ、>>848-850はエロ注意

明日の哨戒班
駆逐艦級
秋月、春雨、五月雨、巻雲の中から
↓1 ↓2

哨戒班
春雨、五月雨

巡洋艦級
衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

哨戒班
阿武隈、春雨、五月雨

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、翔鶴、金剛、ビスマルク、衣笠、プリンツ、夕張の中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

女「……」

春雨「すー……すー……」

女「……結局あたしイってねぇぞ」ボスン


【30日目:火曜日】終了

取り敢えず一旦ここまで

単純なイチャラブは書きにくいんじゃー

≪装填完了、投下でち!≫

【31日目:水曜日】
0630:朝食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

赤城「あら……?」

女「どうした?」

赤城「……頭の中で何かが」

女「艦の記憶、ってやつか?」

赤城「いいえ……もっとこう、胸騒ぎのような」

女「胸騒ぎ?」

赤城「……今日は、輸送船が来る日でしたね?」

女「あぁ。本土からのクソ短ぇ航路を護衛付きでな」

赤城「……」


本日の哨戒班
翔鶴、阿武隈、春雨、五月雨

本日の秘書艦
秋月、朝潮、電、陽炎、響、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、利根、夕張、金剛、ビスマルク、赤城の中から
↓1~3の中でコンマの数値が92に最も近いレス、同値の場合は再安価

女「今日の秘書艦だが……」ゴソゴソ
女「……げっ」

プリンツ「あ、私だ」

女「変えようかな……」

プリンツ「そういうの良くないと思います」
プリンツ「二人きりの執務室でねっとり執務しましょうよー」

女「それが嫌だってんだよ」

1000:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

女「さて、と……」

プリンツ「提督ー、この資料どこに置くんですかー?」

女「その辺」

プリンツ「テキトーですね」

女「テキトーだよ」
女「つかお前案外真面目に仕事出来るんだな」

プリンツ「はい。なのでご褒美ください」

女「結局それか……」

コンコンコン

プリンツ「はーい」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、電、陽炎、響、巻雲、摩耶、衣笠、利根、夕張、金剛、ビスマルク、赤城の中から
ただし、コンマ40以下で緊急電
↓2と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

「摩耶様だぜっ!」

女「おう、入りな」

摩耶「提督っ、哨戒班からだ!」バンッ
摩耶「パラオより北方19カイリ、味方の輸送船が敵の攻撃を受けてるらしい」

女「……赤城の胸騒ぎはこれか」
女「現在の状況は?」

摩耶「翔鶴さんの艦載機が目下監視中、交戦許可求むってさ」

女「交戦を許可する。うちへ運ぶ荷物に手を出したらどうなるかを思い知らせてやれ」

摩耶「りょーかいだぜっ!」

――フィリピン海、パラオ諸島沖

翔鶴「交戦許可を確認……」ニヤッ
翔鶴「攻撃隊、発艦始め!」

阿武隈≪対潜警戒を厳にせよ≫

春雨≪了解!≫

五月雨≪了解≫

≪こちら彩雲。味方の損害状況を把握しました≫

翔鶴「伝えてください」


攻撃を受けている味方輸送船団の被害
コンマ90以上で被害甚大・戦没あり、60以上で被害大、10以上で被害小、9以下で被害なし、00またはぞろ目で壊滅状態
直下

≪……味方輸送船団は被害甚大≫
≪タンカー1爆沈、貨物船1傾斜中、貨物船1及びタンカー1炎上中、あさぎり型と思しき護衛艦1からも煙が……≫

翔鶴「……っ!」
翔鶴「攻撃隊! 発艦急いで!」

≪敵は……重巡1、軽巡1、駆逐3。単縦陣≫
≪こちらに気付く素振りなし。今なら航空攻撃で叩けます≫

≪白中隊、あと3機です≫

翔鶴「何をしているのですか! 一刻も早く早く味方を助けないと……!」

阿武隈≪……翔鶴さん?≫

翔鶴「なんですかっ」

阿武隈≪あの……くれぐれも焦らないでください≫

翔鶴「そんなことっ……!」
翔鶴「……いえ、ごめんなさい。少し、頭に血が上っていたかもしれませんね」

阿武隈≪あ、いえ……≫

翔鶴「……ふー……」
翔鶴(赤城さんには……まだまだ遠く及ばないかもしれない)

≪こいつぁ酷ぇ……≫

≪よくもやってくれたな! 倍返しだ!≫

≪黒中隊各機、急降下!≫


黒中隊(艦爆隊)の急降下爆撃
コンマ40以下で直撃多数、60以下で至近多数直撃あり、80以下で至近多数、81以上で命中せず、00は100扱い
直下

≪っらぁ!≫

≪よっしゃあ、コラァ! 見たかコルァ!≫

≪黒中隊1番機、敵巡洋艦撃沈に成功せり!≫

≪直撃! 敵軽巡を撃沈!≫

≪4番機! 4番機! 敵重巡を撃沈した!≫

≪イヤッホー!≫

翔鶴「……やった」
翔鶴「っは……彩雲、報告してください」

≪こちら彩雲、現在観測中……≫
≪……敵重巡撃沈! 敵軽巡傾斜中! 敵駆逐艦1爆沈! 敵駆逐艦1中破!≫

翔鶴「よくやってくれました……爆撃隊は帰艦してください」

≪白中隊各機、雷撃高度をとれ≫

≪高度40……高度35……高度30!≫

≪そのまま、そのまま……そのっ……≫

≪隊長機が撃墜された!≫

≪脇目を振るな! 雷撃に集中しろ!≫


白中隊(艦攻隊)の航空雷撃
コンマ50以下で直撃多数、70以下で少数直撃、71以上で命中せず、00は100扱い
直下

≪……やった!≫

≪敵駆逐艦轟沈せしめたり!≫

≪駆逐艦撃沈!≫

≪的中! 巡洋艦撃沈!≫

≪小隊の僚機が居ない!? 我々だけか!?≫

≪よく見ろ、もう高度を上げてる≫

翔鶴「……彩雲、報告お願いします」

≪暫しお待ちを……≫
≪……敵艦隊全滅。我々の完勝です≫

翔鶴「……そうですか」

阿武隈≪……完勝じゃないです≫

翔鶴「……えぇ」
翔鶴「私達は、甚大な被害を受けました」

≪こちらは護衛艦“さわぎり”。ありがとう、助かった。そちらの所属を伝えてほしい≫

翔鶴「パラオ艦娘艦隊、哨戒部隊です」

≪そうか……すまない、我々は諸君の補給物資を沈めてしまった≫

翔鶴「いえ……」

≪撃沈された味方の救助活動を行う。暫く監視を行われたし≫

翔鶴「了解です」

――パラオ泊地、司令部施設 司令塔

女「……そうか。ま、今回はツイてなかった、ってこったな」

プリンツ「明日のご飯大丈夫でしょうか」

女「少なくとも明日はな」
女「それより問題なのは燃料だな……タンカーが全滅したのは痛ぇぞ」

プリンツ「……もしかして私達の訓練にも支障が出たり?」

女「しねぇようにすんのがあたしの仕事だ」

1200:昼食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

女「お前の言う通りだったよ」

赤城「やはり……」
赤城「……撃沈された貨物船の積み荷は……」

女「酒保の入荷品目が大半だ」
女「食糧は……まぁ最低限は入ってくるから安心しな」


隣に座った艦娘
秋月、朝潮、電、陽炎、響、巻雲、衣笠、利根、夕張、金剛、ビスマルク、赤城の中から
↓2

電「司令官さん? お隣よろしいですか?」

女「あぁ」

電「では、失礼しますです」ストン

女「……お前、さっきから足引きずってるけど大丈夫か?」

電「えっ……」
電「だ、大丈夫なのです」

女「……秋月か?」

電「ち、違いますです」

女「あいつ厳しいからなぁ。ケツ蹴られでもして捻ったか」

電「ほ、本当に違うのですっ」

女「じゃあなんだよ」

電「……えっと……」


1.正直に言う
2.黙っている
3.その他
↓1~3でコンマの数値が最も低いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

電「……」

女「……」

電「……」

女「……だんまり」

電「ご、ごめんなさいなのです」

女「いや、いい。強要することじゃねぇしな」
女「……まぁ、なんかあったら、言えよな」

電「……はい、なのです」

1530:執務中
――パラオ泊地、司令部施設 司令官執務室

プリンツ「提督、私ちょっと退屈なんですけど」

女「そうかよ」

プリンツ「お仕事くださいよー」

女「もうねぇよ」

プリンツ「うーん……じゃあセックスしましょう」

女「どっから出てきたんだよ、その“じゃあ”は」

コンコンコン

女「あー、誰だ?」


入ってきた艦娘
秋月、朝潮、陽炎、響、巻雲、衣笠、利根、夕張、金剛、ビスマルク、赤城の中から
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

赤城

>>906赤城

用件
(コンマ91以上でプリンツと交流)
↓2と↓3でコンマ2桁の積が高い方、同値の場合は↓1

「……赤城です」

女「あぁ、入りな」

赤城「失礼します……」キィ

女「……どうした、なんか元気ねぇな」

赤城「最低限の食料しか供給されないと聞いた途端もう駄目です……」
赤城「隠しても無駄です! 接収させていただきます!」ダッ

女「なっ……!」

赤城「ここですねっ! この棚から……」
赤城「羊羹が!」

女「くっ、貴様!」バッ

赤城「……甘いっ! 羊羹も、貴女の動きも!」スカッ

女「何っ!?」

赤城「ふふふ……これはいただいていきます」ジリジリ

女「くっ……!」ジリジリ

赤城「……むっ、こちらには……!」

女「あ、バカ、そこは……!」

赤城「ふふふ、やはり執務机上から三番目の引き出しには徳用チョコレートが!」
赤城「更に机の上のカップケーキもいただきです!」

女「……その執務机から、お前はどう逃げるつもりだ?」

赤城「強行突破……とでもいいましょうか」
赤城「さらばですっ」ダッ

女「プリンツ! 押さえろ!」

プリンツ「ヤヴォール!」

赤城「甘いっ! ホワイトチョコの如く甘いっ!」ダダダダ

女「なっ……壁を……!」

赤城「ではっ!」ダンッ

女「っ! プリンツ、おい止まれ!」

プリンツ「むむむ無理ですっ!」

ドターン

赤城「ふっ……まだまだですね」

バタン

女「……」
女「……後で始末書書かせよう」

プリンツ「あの……提督?」

女「あん?」

プリンツ「私はどうして椅子に縛られているのでしょうか……?」ギチギチ

女「罰直」

プリンツ「い、一体何の……?」

女「お前に押し倒された時にな、頭をしこたま打ちつけてな」

プリンツ「そんなー……」


プリンツの次の行動
↓2と↓3でコンマの数値が高い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

プリンツ「……まぁ、なんの障害にもなりません」スルッ

女「……えっ」

プリンツ「あてにしてたおやつがなくなったので、提督をいただきます。ちょっとだけマジで」

女「待てよ、冗談じゃねぇぞ」

プリンツ「では、いただきます」ダッ

女「またこれかよ!」


女の対処
↓1と↓2でコンマの数値が低い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

女「っふ!」シュッ

プリンツ「当たりません!」スカッ
プリンツ「ほら捕まえた!」ガシッ

女「っ……!」ヒュンッ

プリンツ「おっとぉ!」スカッ
プリンツ「えいっ」ドタン

女「いって……!」ギュッ

プリンツ「ふんむっ」
プリンツ「ああっ、提督のおっぱいが顔に……」

女「っ……」ギリギリギリ

プリンツ「んっ、むっ、むっむっむっ……!!」パタパタ

女「……!」ギリギリギリ

プリンツ「むーっ! んーっ!」バタバタ

女「っらぁ!」ヒョイッ

バターン

プリンツ「いったーい!」

女「はっ……はっ……!」
女「……ったく」

1930:夕食
――パラオ泊地、部隊施設 食堂

プリンツ「提督! ご飯食べましょう!」

女「ああ?」

プリンツ「で、食後は運動しましょう!」

女「……一応聞くが、何するんだ?」

プリンツ「セックスです!」

女「懲りてねぇ」


隣に座った艦娘
秋月、朝潮、春雨、陽炎、五月雨、響、巻雲、衣笠、利根、夕張、阿武隈、金剛、ビスマルク、翔鶴の中から
↓2

利根「隣、良いか?」

女「あぁ」

利根「うむ」ストン
利根「……今日の戦闘のことは聞いたぞ」

女「誰から」

利根「翔鶴からだ」
利根「思い詰めておるようだった。責任を感じているんだろうな」

女「あいつ、責任感の強いタイプなのかね」

利根「そうだな……どちらかといえば、責任を求めるタイプかもしれん」
利根「仕事を欲しがる。頼られたがる。そんな奴なのじゃ」

女「……まだまだ注意、だな」

利根「うむ」

2130:入浴
――パラオ泊地、部隊施設 大浴場

女「さて……」バシャアッ

カラカラカラ

女「お?」


入ってきた艦娘
秋月、春雨、陽炎、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

秋月

>>937秋月

もう一人
春雨、陽炎、巻雲、摩耶、衣笠、プリンツ、夕張、阿武隈、赤城、翔鶴の中から
↓1~3でコンマの数値が最も低いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

秋月「あ、司令……」

女「よお。お前一人か?」

秋月「いえ、翔鶴さんも一緒です」

女「……あぁ、お前脱ぐの早いもんな」

秋月「そうでしょうか」

女「事前に薄着になってから来るんだろ」

秋月「え……あ、はい」

カラカラカラ

翔鶴「提督……奇遇ですね」

女「おう」

秋月「……」


翔鶴の次の行動
↓1と↓2でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓1

秋月「司令、お背中流しましょうか?」

女「あぁ、頼む」

秋月「はい。では……」

翔鶴「……提督、あの」

女「うん?」

翔鶴「今日は……すいませんでした」

女「……戦闘の件か?」

翔鶴「はい……私のせいで、補給物資が……」

女「お前の責任じゃない。報告書にだって書いてたろ。護衛艦からの報告も聞いた」
女「お前の艦載機が飛んできてからは被害は最小限に抑えられた。お前はよくやったよ」

翔鶴「でも、私はうろたえてばかりで……」

女「別に赤城みたいにやる必要はねぇだろ。あいつは戦場が大分長い」

翔鶴「私だって……!」

女「入隊時期から前々違うだろうが」

秋月「……」ヌルヌル


秋月の次の行動
↓1と↓2でコンマの数値が低い方、同値の場合は↓1、00は100扱い

秋月「……司令」ギュッ

女「お、どうした?」

秋月「……」

翔鶴「……あ、ごめんなさい。折角の二人だったのに」

秋月「いえ……」

女「……その、なんだ。すまんな」

秋月「……許しません」

女「あ、ああ?」

秋月「……ちゅーしてくれなきゃ、許しません……」ギュウッ

女「あー……」クイッ チュッ

秋月「んっ……」

翔鶴「あらっ」

女「……ん」

秋月「司令……」
秋月「大好きです……」スリスリ

女「翔鶴見てるって」

翔鶴「見てませんよ」ニコニコ

女「……そうかよ」フイッ

秋月「ん……」スリスリ

2240:消灯前
――パラオ泊地、司令部施設 司令官私室

女「さて……」


明日の哨戒班
駆逐艦級
秋月、朝潮、響、巻雲の中から
↓1 ↓3

哨戒班
秋月、巻雲

巡洋艦級
摩耶、衣笠、プリンツ、利根、夕張の中から
↓1~3でコンマの数値が最も高いレス、同値の場合は再安価、00は100扱い

哨戒班
利根、秋月、巻雲

空母もしくは戦艦もしくは更なる巡洋艦級を追加する?
追加する場合は赤城、金剛、ビスマルク、摩耶、衣笠、プリンツ、夕張の中から
追加しない場合はその趣旨の文言
↓1と↓3でコンマ2桁の和が高い方、同値の場合は↓2

女「んなもんか……」
女「……あ、そういや煙草も沈められたんだった」

女「……」
女「……やめっかなぁ」ゴロン


【31日目:水曜日】終了

【おまけ】
――北関東、某所 某中学校

「――、どうしたの?」

「え? あ、うん」

「……海軍の募集?」
「えっと、艦娘? だったっけ?」

「うん……これ、いいな、って」

「えぇ?」

「月に50万円だって……学校も、行かなくても軍で勉強出来るって」

「うーん……そういえば2組の子でこれ行きたがってた子居たね」

「……そっか。詳しく聞いてみようかな」

「えー……やめときなよ。あの子結構変わってるって噂だし……」
「大体に、戦争でしょ? 駄目だよ、戦争とか」

「……でも、お給料良いし……」

「もうっ」

(……どうしよ。結局、広告だけ貰ってきちゃった)
「ただいま」

「あら、お帰り、――」

「……お母さん、これから仕事?」

「えぇ。ごめんね、お夕飯は作ってあるから……」

「……ううん。頑張ってね」

「ありがと」

「あの、お母さん」

「なぁに?」

「……私も働けたらな、って……思うんだけど……」

「駄目。ちゃんと高校出て……いや、大学まで出してあげるからね。勉強しなさい」
「じゃあ、行ってくるわね」

「……うん」

――北関東、某所 日本国軍地方協力本部

「……あら、貴女が――さん?」

「は、はい」
(綺麗な人……ほんとに海軍の人なのかな)

「――1等海曹です。どうぞ、そこにかけて」

「あ、ありがとうございます……」ストン

「さて、どこから話しましょうか……」
「……そうね。今、日本がどういう状況か、知っている?」

「えっと……戦争してるって、ことくらいしか……」

「うーん……まぁ、テレビはそれほど話題にしないものね。芸能人の結婚の方が大事だし」クスッ
「……この国はね、あと2年と持たないわ」

「えっ……?」

「このペースで戦争が続けば、あと2年で石油が尽きて、国民は石炭で生活することになる」
「そうならないために、私達は日夜深海棲艦と戦っているの」

「……はい」

「えーとね……貴女はまだ部外者だから、あまり詳しいことは言わないんだけど……」
「……艦娘は深海棲艦に対抗する有効な術なの。だから、こうして大々的に募集しているわけだけど……」

「あ、あの!」

「うん、何?」

「わ、私、艦娘になります! だから、今日は、その方法を聞きたくて……」

「……そう。じゃあ、その方向で説明するわ」

「ただいま」
「……お母さん? 仕事?」

「……」
「……あ」

『――へ。お金を置いておきます。外食してください。母より』

「……」チャリン
「……行ってきます」

「……本当に行くの?」

「うん」

「お母さんにも、ちゃんと言ってないんでしょ?」

「うん……」

「……危なく、ないの?」

「大丈夫」

「……」
「……あたしの親戚のお兄さん、この前亡くなったんだ」

「……うん」

「深海棲艦、やっつけてくるんでしょ?」

「うん」

「……お兄さんの仇……取ってきて」

「……うん、頑張る」

――広島県、江田島 海軍艦娘基地

「……あんたが同室?」

「うん……多分、そうだね」

「あ、えっと、あたし――。あんたは?」

「――。よろしく、ね」

「うん」

「明日から、訓練だよね」

「うん。何するんだろうね」

「はぁっ……はぁっ……もう、む、むり……!」

「はっ……はっ……だ、大丈夫……?」

「はぁっ……これで……あとは……!」

「ふぅっ……筋トレ、まだ残ってる……!」

「ううー……帰りたい……」

「あたしだって帰りたいー……」

「貴様らぁ! 早く次の行動に移らんかぁ!」

「「はいっ!」」

「最終試験の合格者を発表する」

(……1か月、きつい訓練ばっかり……これで受かってないとかだったら……)
「凹んじゃうなぁ」ボソッ

「(大丈夫、きっと受かってるって)」

「(……うん)」

「――、――、――、――、――」

「……」

「――、――、――、――。以上だ」

「えっ……」

「……呼ばれなかった、ね」

「(そんな……)」

「先程呼ばれた者は、最終試験の不合格者である」
「荷物を纏めて帰宅しなさい」

「……えっ?」

「そして、呼ばれなかった諸君らは合格である」
「新たな名前と艤装を受領し、呉の教育隊だ」

「新しい名前聞いた?」

「うん」

「なんての?」

「春雨、だって……」

「春雨? へぇ」

「……――ちゃんは?」

「狭霧。かっこいいっしょ?」

「うん……かっこいい?」

「何よー、かっこいいでしょ?」

「そ、そうだね」

――広島県、呉市 海軍艦娘教育隊宿舎

春雨「狭霧ちゃん……えっと」

「実戦部隊かぁ……」

春雨「うん……」

「分かれちゃったね。江田島から、教育隊まで一緒だったのに」

春雨「……うん」

「パラオってどんなとこなんだろうなー」
「春雨は本土でしょ?」

春雨「うん、宿毛湾」

「ふーん……」
「あ、じゃあ手紙送ってよ。パラオの狭霧に」

春雨「……うん。じゃあ、機会があったら送るね」

「頼むよー」
「……あ、勿論いつかは隣で戦いたいね」

春雨「あ、うん」

春雨「……異動、ですか?」

「あぁ。元々ここは戦力の枠が埋まってる」
「君を手放すのは惜しいが、この際仕方ない」

春雨「えっと、異動先は……?」

「パラオだ」

春雨「パラオ!?」

「あぁ。駆逐艦の枠が1人空いたから、その穴埋めらしい」
「頑張ってくれたまえ。君なら出来ると信じている」

春雨「り、了解っ!」
春雨(狭霧ちゃんと一緒に戦えるかな?)

提督「ほう……ま、よろしく」

春雨「はい!」

提督「で、何か質問はあるかね?」

春雨「あ、えっと、狭霧、って駆逐艦の子は……?」

提督「狭霧? ……何を言ってるんだね、君は」

春雨「?」

提督「君は戦死した狭霧の代わりだ」

春雨「えっ……?」

春雨「あの……」

「……何?」

春雨「えっと、春雨です……」

「知っとる」

春雨「貴女は……?」

「……黒潮や」

春雨「あ、よろしくお願いします」

黒潮「自己紹介なんて意味ないねんで」
黒潮「どうせ駆逐艦は使い捨てや」

春雨「えっ……」

黒潮「春雨はんのことは狭霧からよう聞いとる」
黒潮「悪いことは言わんから、あんまり親しゅうならんことや」

春雨「……」

黒潮「ほな、うちちょっと出掛けてくるから」

春雨「あ、はい……」

秋月≪敵機撃墜!≫

由良≪はっ……3時方向! 敵雷撃機!≫

春雨「わぁぁぁぁー!」ドーン ドーン

赤城≪……奇襲は完全に失敗ですね≫

摩耶≪何を今更!≫
摩耶≪おい新米! 速力上げろ! 食い付かれるぞ!≫

春雨「わっ、わっ、わっ、りょうかーい!」

摩耶≪クソッ、だから駄目だっつったんだ、あのクソ提督!≫

暁≪あ……!≫

由良≪……っ! 暁!≫

春雨「……」

響「……」

春雨「あの……」

響「……すまない。今は、少し話しかけないでくれないか」

春雨「あ……ごめんなさい……」

響「……別に」ガタ

スタスタ……

由良「……災難だったわね」
由良「春雨ちゃん、実戦は初めてだったでしょ?」

春雨「はい……」

由良「初めてで同僚の戦死を体験するなんてね……」
由良「まぁ……ここなら慣れるわ」

春雨「な、慣れって……?」

摩耶「今月に入って9人目だ。前はこんなこともなかったんだけどな」
摩耶「やっぱあいつじゃ駄目だ。作戦が悪すぎる」

五月雨「……提督、戦果を上げた、って喜んでました」

摩耶「クソ喰らえだ。死ななくて良い奴が死んで、それで上がった戦果に何の価値があんだよ」

春雨「……」

沈んだ暁は艦娘としての便宜上の姉妹艦じゃなく、
響とは本当の姉妹だったのかな?
それだったら死んだような目をしてるってのも頷ける

提督『旗艦は何をしている!? 被害を伝えろ!』
提督『軽巡由良! 答えろ!』

提督『何……!? ……くそっ……!』
提督『……残存2隻だと……!? 作戦失敗だぞ……!?』

提督『くそっ、くそっ、私の経歴に傷が……!』
提督『報告書にどう書けば……!』

春雨「……」
春雨「……」タッ

提督『くそっ、くそっ、くそぉぉぉ!』ガンッ
提督『はぁっ……更迭だと!? 畜生!』

提督『……連中のせいだ』
提督『由良め、図りやがったな……』

提督『くそっ、あの世まで逃げやがって……』
提督『私の経歴に傷をつけやがって……』

提督『くそがっ!』
提督『くそがぁぁぁぁ!』ガターン

春雨「……」

黒潮「……春雨はん」

春雨「……なんですか」

黒潮「今夜、提督を袋叩きにする。来ぉへん?」

春雨「私は……いいです」

黒潮「……なんで?」
黒潮「五月雨はんは参加するで、きっと。白露はん殺したんはあいつや」

春雨「……」

黒潮「狭霧が死んだんも、由良はんが死んだんも、あいつのせいや」

春雨「でも……司令官をいくら叩いても、帰ってこないです」

黒潮「……そうか。なら、好きにするといいわ」

春雨「……すいません」

黒潮「なんで謝るん? 別に来ぉへんかったからって何もないよ」
黒潮「ほな、行ってくるわ」ガタ

春雨「……」

春雨「あの……」

提督「ひぃっ!?」

春雨「えっ……」

提督「ち、近寄るんじゃない!」ツカツカツカ

春雨「あ……え……?」

ビスマルク「……良い気味」

摩耶「あいつ、更迭だろ?」

ビスマルク「次は良い提督が来ると良いわね」

摩耶「あいつは提督じゃねぇ」

阿武隈「……じゃあ何?」

摩耶「クソだ。とびきりの」

春雨「……」


【-7日目:月曜日】終了

次スレ
【艦これ】春雨「司令官が泊地に着任しました」【女提督】
【艦これ】春雨「司令官が泊地に着任しました」【女提督】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1427731574/)

>>981-983
響と暁は元々は赤の他人
偶々腐れ縁が多かっただけ
この頃の響は人の死に慣れていない
敢えて言うならこの泊地の夕雲と巻雲がその稀有な例だった
実は前作の浜風と不知火も別に姉妹というわけではない


以降質問受け付けます

浜風が雪風姉さんとか不知火姉さんとか言ったけど違うの?
ていうか巻雲が日記に書いてた姉さんって艦娘でも姉の夕雲だったのか

お義姉さんとか妹を頼むとか言い合ってた割には姉妹じゃなかったのな
白露殺したから五月雨も参加するって黒潮が言ってるけど五月雨と白露の関係はどんな感じだったの?
後は陽炎、電と入れ替わった艦娘の黒潮じゃない方は誰だったんだろ?

今回はメインヒロイン格で過去が結構描写されてる春雨視点で書かれたけど違う艦娘攻略してればその艦娘で書かれたのかね?

>>994
設定としては不知火以外は一人っ子で姉妹というものにちょっとした憧れのようなものもあって、というのがあったりする
で、この泊地の巻雲と夕雲は元々本当の姉妹だったのが、艦娘になってもまた姉妹艦になった稀な例

>>995
五月雨と白露は実の姉妹ではないが、教育隊以来の付き合いで、ずっと一緒に訓練して実戦配備されて、家族同然の関係だった
陽炎と電と入れ替わったのは黒潮と特型駆逐艦

>>996
いずれ書く予定だったけど、その予定でも春雨だった
実は日常から戦争に首突っ込んでいく過程が大事で、家族も友人も“普通”の状態で入隊した春雨は結構珍しい例

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