凛「凛と、ずっと一緒にいてね」 (36)

離れない愛の絆で
離れない愛の絆で - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1424344015/)
の後日譚
作らないと言いながら…
海未ちゃんの誕生日ということで

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426426248

穂むら

ガラッ

凛「こんにちは」

穂乃果「お、凛ちゃん、いらっしゃい!」

凛「海未さん、まだですよね」

穂乃果「まだ来てないよ!」

凛「よかったにゃー…」

穂乃果「ささ、早く上がって!」

凛「はい!」



ことり「海未ちゃんは真姫ちゃんたちが足止めしてるから、心配しないで!」

凛「すいません、協力してもらって」

ことり「大丈夫!私たちも何かしらサプライズしたかったし!」

凛「それならよかった!」

ことり「うん!」



西木野宅

海未「ありがとうございます、真姫」

真姫「いいのよ、いつもお世話になってるし」

花陽「おめでとう海未ちゃん!」

海未「ありがとうございます、花陽」

真姫「ほら、食べて」

海未「高級そうですね、このケーキ」

真姫「海未のために用意したんだから」

海未「では、お言葉に甘えて…」パクッ

花陽「はわ…おいしそう」

海未「…参りました」

真姫「美味しい?」

海未「ええ、とても」

真姫「喜んでもらえてよかったわ」

花陽「う、海未ちゃん、ひとくち…」

真姫「花陽」

花陽「う」

海未「いいですよ、花陽」

真姫「海未!」

花陽「ほ、本当?」

海未「ええ、どうぞ」

花陽「ありがとう!」

海未「はい、あーん」

真姫「」

花陽「え」

海未「どうしました?」

真姫「あなたいつ覚えたのそれ」

海未「いつって…ついこの前、凛にせがまれて」

花陽「やることがエスカレートしてきてるよぉ…」

真姫「バカップル丸出しよ」

海未「なっ、失礼な!」

花陽「と、とりあえずいただこうかな」

海未「あーんがいいですか?」

花陽「遠慮しておきます」

真姫「普通は恋人だけにやるのよ」

海未「はっ…」

花陽「今さら気づいた?」

海未「…」



海未「ケーキも食べましたし、そろそろ…」

真姫「いやいやいや」

海未「どうしました?」

花陽「絵里ちゃんたちに会えるからってそんな急がなくてもいいと思うよ!」

真姫「そうよ!とりあえずもう少しぐらいここでのんびりしていましょ?」

海未「どうしてです?別にいいではないですか」

花陽「え、えっと」

真姫「その…」

海未「まあ二人がそう言うのなら、もう少しお邪魔させてもらいましょうか」

真姫「ええ!そうして!」



穂乃果「凛ちゃん、アレ」

ことり「練習してきた?」

凛「はい!」

ことり「よし、じゃあ穂乃果ちゃんを海未ちゃんだと思ってやってみて」

凛「…」

凛「だーれだ」スッ

穂乃果「凛ですね?」

凛「正解です」

穂乃果「どうしました?」クルッ

凛「えいっ」ドン

穂乃果「きゃっ」バタッ

凛「うーみーさん?」

穂乃果「な、なんですか…?」

凛「凛からの誕生日プレゼントは…」

凛「これですよ」ヌギヌギ

穂乃果「り、凛!どういうつもりですか!」

凛「どうもこうも…」スルッ

穂乃果「皆さんが見ているんですよ!?」

凛「いいんですよ…ほら、凛を見て?」

穂乃果「は、はわわ…」

凛「ほら…」

穂乃果「ダ、ダメですーっ!」

ことり「カーット!」

凛「オッケーですにゃ?」

穂乃果「凛ちゃんえろいよ!」

ことり「すっかり女だよ〜」

凛「よーし」

穂乃果「大丈夫そうだね!」

ことり「じゃあ、ケーキ、持ってきて…」

ことり「そろそろみんな呼ぼっか!」

穂乃果「うん!」



絵里「穂乃果!」

穂乃果「絵里ちゃーん!」ギュッ

絵里「会いたかったわ…」

穂乃果「私もー!」

ことり「にこちゃん!」

にこ「ことり、元気?」

ことり「うん!この通り!」

希「凛ちゃん、サプライズの方は大丈夫そう?」

凛「はい!海未さんの反応が楽しみです」

絵里「話しか聞いてないけど、なかなかゲスいサプライズよ?」

にこ「それも海未に対してそれはなかなか」

穂乃果「えへへー!」



海未「そろそろ…」

真姫「もうちょっとお話しましょ!?」

花陽「うんうん!」

海未「でも、それは穂乃果の家でもできるではないですか」

真姫「う…」

花陽「まずい…」

ブーッブーッ

真姫「!」

花陽「真姫ちゃんのケータイ?」

真姫「ええ…あ」

海未「?」

真姫「…」

花陽「おっけー?」

真姫「ええ、もういいって」

花陽「よし!」

海未「…?」

真姫「…じゃあそろそろ行きましょ」

海未「どうしたんですか突然」

真姫「いや、なんでもないのよ、さ、ほら」

花陽「うん!」

海未「…?」



ガラッ

真姫「こんにちは」

穂乃果「お、来たきた!」ドタドタ

花陽「おじゃまします」

海未「穂乃果、もう絵里たちは来ていますか?」

穂乃果「うん!もうみんないるよ!」

海未「そうですか…早く会いたいですね」

花陽「卒業式以来だね!」

真姫「ええ」

花陽「あ、でも真姫ちゃんはにこちゃんと」

真姫「うぇえ」

花陽「何日おきぐらいで会ってるの?」

真姫「そういう花陽だって英玲奈にベタベタじゃないの」

花陽「」

真姫「あっ」

海未「花陽!?」

穂乃果「英玲奈ってあの!?」

花陽「あっえっとその」

花陽「私から…告白したの」

海未「詳しくは上でみんなで聞きましょうか」

穂乃果「そうだね…げへ」

花陽「真姫ちゃん〜!」

真姫「ごめんなさい…」



絵里「海未!」ギュッ

海未「く、苦しいです…」

希「えりち、次ウチね、にこっちはどうする?」

にこ「私は別にいいわ」

希「本当に?」

にこ「いいの!」

絵里「はい、希、海未よ」

海未「動物みたいな扱いしないでください」

希「海未ちゃーん!」ワシッ

海未「」

希「久しぶりに…」

海未「にこっ助けてください!」ギュッ

にこ「わわっ」

希「にこっちの方に逃げられちゃった…」

にこ「頼ってもらえるのは嬉しいけど、とりあえず離してもらえないかしら」

海未「あ、ご、ごめんなさい」

穂乃果「それじゃあ早速、誕生日プレゼントターイム!」

ことり「いえーい!」

海未「は、はあ」

穂乃果「じゃあ私から!」

穂乃果「私はこれ!穂むらの新作まんじゅう!」

海未「」

穂乃果「へへへ〜」

海未「またいつでも食べられるようなものを」

穂乃果「ごめんね〜、あんまりお金がなくて…」

海未「もう…仕方ないですね、ありがとうございます」

花陽「次は私…私は、どんぶり」

海未「花陽らしいですね」

花陽「海未ちゃんが好きそうな、和風なデザインだよ」

海未「ありがとうございます」

真姫「今度は私よ、私のはこれ、ネックレス」

にこ「ずるい」

真姫「私と海未どっちに向けて?」

にこ「真姫ちゃんよ、そんなプレゼント用意できるなんて」

真姫「海未のイメージカラー、青のネックレスよ、きっと似合うわ」

海未「綺麗ですね…ありがとうございます」

にこ「はーいお次は私」

真姫「にこちゃんちゃんと用意できた?」

にこ「あんたそれどういう意味?」

真姫「ベツニ」

希「ほらほら、こんなところでイチャイチャしない」

にこまき「してないわよ!」

にこ「まったく…これよ、エコバッグ」

海未「ウサギ柄…可愛いですね」

にこ「海未はウサギのイメージだから」

海未「にこの気持ちがこもってますね、ありがとうございます」

希「ほな、ウチやね、ウチはこれや」

希「ブレスレット!」

海未「これは…?」

希「幸運を呼ぶブレスレットやで!」

海未「はあ…」

希「これをつけていれば札束の風呂に入れるようになるで!」

海未「ハ、ハイ」

絵里「私もブレスレットなのだけれど…手作りよ」

海未「絵里の手作りですか?」

絵里「ええ、そうよ」

海未「素晴らしいですね」

希「えりちずるい」

絵里「こういうものは暖かさが大事なのよ」

海未「希のプレゼントにも暖かさは感じますよ」

希「海未ちゃあん」

海未「絵里、ありがとうございます」

絵里「喜んでもらえて嬉しいわ」

ことり「海未ちゃん!私はこれだよ!」

ことり「ミニ凛ちゃん!」

海未「ことりが編んだんですね?」

ことり「もちろん!凛ちゃんに会えないときは、これを見て元気出してね!」

海未「そこまで依存はしていないですよ…」

ことり「でも、可愛いでしょ?」

海未「まあ…とても、可愛いですよ」

ことり「よかった!」

海未「はい…あれ、凛は?」

凛「だーれだ」スッ

海未「…やっと現れましたね、凛」

凛「正解です」

海未「凛は…」クルッ

凛「えいっ」ドン

海未「きゃっ」バタッ

凛「うーみーさん?」

海未「な、なんですか…?」

凛「凛からの誕生日プレゼントは…」

凛「これですよ」ヌギヌギ

海未「り、凛!どういうつもりですか!///」

凛「どうもこうも…」スルッ

海未「皆さんが見ているんですよ!?///」

凛「いいんですよ…ほら、凛を見て?」

海未「破廉恥です!///」

凛「ほら…」

海未「み、みなさんなんで黙って見ているだけなんです!?///」

一同「…」

凛「海未さん?」

海未「はいっ…ってもう下着じゃないですか!///」

凛「これですよ」

海未「えっ?」

凛「凛が一度身につけた…ブラが、私からのプレゼントです///」

海未「」



絵里「随分長く続いてるようね…」

希「なかなか戻ってこないなぁ」

にこ「海未の説教は長いわよ」

花陽「凛ちゃん…」

真姫「まあ主催者は穂乃果とことりだから、主にそっちが怒られてるんじゃない?」

海未「お待たせしました」

絵里「あ、おかえり」

凛「かよちーん、海未さんのお説教長かったにゃ…」

花陽「はは…おつかれ」

海未「凛にはそんなに怒ってないでしょう?」

にこ「相変わらず凛には甘いわね」

真姫「まったくだわ」

穂乃果「うう…」

ことり「どうしてそんなに怒るのー?」

海未「破廉恥すぎです!」

穂乃果「でもぉ」

ことり「嬉しかったでしょ?」

海未「…嬉しかったですけど」

凛「本当ですか?」

海未「それは…凛が身につけた下着なんですから…///」

真姫「もう嫌この二人」

にこ「はあ」

絵里「…」

希「他人事じゃないみたいな顔するとウチたちもへんな目で見られるでえりち」

絵里「ハイ」

穂乃果「ともかく!」

ことり「海未ちゃん」

凛「…誕生日、おめでとう」

一同「おめでとう」

海未「…」

海未「ありがとうございます」ニコッ



海未「このケーキも真姫から頂いたものと負けず劣らず美味しいです」

凛「凛が選んだんですよ!」

海未「ふふ、流石、凛は私のことならなんでもわかるんですね」

にこ「お熱いわねー」

真姫「まったく…」

絵里「でもにこたちのように尖ってないし」

希「愛し合ってるって感じが、ええやん?」

穂乃果「海未ちゃんは凛ちゃんが心の支えだし」

ことり「凛ちゃんは海未ちゃんのおかげで、事故の後もこうして…」

海未「もう、やめて!///」

凛「///」

花陽「海未ちゃんはμ'sで一番のしっかり者だったよね」

海未「花陽…」

絵里「私は?」

希「そういうことや」

絵里「」

穂乃果「海未ちゃん、穂乃果の思いつきにいつもついてきてくれて、本当にありがとう」

ことり「私も、無理を言うことが多くて…ごめんね」

海未「いえいえ、とんでもない」

海未「私は穂乃果たちに恩がありますから」

にこ「その…今までありがと」

海未「…はい、こちらこそ」

希「そっけないなぁにこっち」

にこ「なによ!」

海未「いいんですよ希、にこの気持ちは、私にはちゃんと届いていますから」

希「ならええんやけど」

にこ「ほら、希も!」

希「ああ、うん」

希「変わりもんばっかのμ'sで、本当にしっかりして、よく仕切ってくれたね」

希「お疲れさま、そしてありがとう」

海未「希…」

絵里「海未がいなければ、私はみんなとこうしていなかったかもしれないわね」

海未「そんな…」

絵里「ありがとう、海未」

海未「はい…」

真姫「海未、あなたと一緒に曲を作るのは、私の楽しみでもあったわ」

真姫「あなたのような人と出会えて、感謝してる」

真姫「ありがと」

海未「私も、真姫の曲、好きですよ」

花陽「厳しく、そして優しく、私を本物のアイドルにしてくれた海未ちゃん」

花陽「もう、感謝してもしきれないよ…」

花陽「ありがとう!海未ちゃん!」

海未「いえ…そんな…」

海未「今の花陽があるのは、あなた自身の強さもあるんですよ、自信を持ってください!」

花陽「はいっ!」

凛「…」

一同「…」

海未「…凛?」

凛「凛と、ずっと一緒にいてね」

海未「…!」

海未「…当たり前です」

穂乃果「海未ちゃん顔が真っ赤だよ」

海未「えっ?///」

ことり「凛ちゃんもだね」

凛「///」

にこ「もうこうなりゃ私たちの負けね」

希「お幸せに、いや、もう十分幸せやんな」

絵里「二人とも可愛いわね」

真姫「…ちょっと羨ましいかも」

花陽「私も今度、言ってみようかな」

海未「あ、花陽」

花陽「ん?」

海未「さっきの話の続きを」

花陽「あ」

にこ「なによ続きって」

真姫「聞いたらひっくり返るわよ?」

花陽「ダ、ダメッ!」

穂乃果「花陽ちゃんは、なんと…」

花陽「だからダメーッ!」

穂乃果「A-RISEの英玲奈さんと…!」

花陽「誰か助けてー!」

おわり
雑すぎ
花陽の話は作ってる途中なので出来上がったら

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年03月16日 (月) 17:10:08   ID: eURQYqJ2

まだ治ってないのね

2 :  SS好きの774さん   2015年03月17日 (火) 00:26:19   ID: fi-QR6GX

治る展開は、ないんですか?
出来ればすごくみたいです!

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