【艦これ】続・提督「うん?今日が何の日か?」 (18)

一日遅れたorz


子日「子日だよ!」
提督「大阪万博の開会式があった日だな 。」

金剛「Oh・・・。」

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金剛「そうじゃないネ!今日はトッテモトッテモ大事な日ヨ!」

またも金剛が腕を振りながら訴えるので、提督は額に手を当て少し天を仰ぐようにして必死に考える。

提督(毛利元就の誕生日(新暦では4月16日)とか円周率の日か?パイの日とか言ったらセクハラかもしれんが・・・。ハッ!)

提督「そうか!わかったぞ!」

金剛「Oh!なんか二回目な気がするケドきっと大丈夫ネ!」

提督「ありがとう金剛!すまん、飛龍、ちょっと出かけてくる。判子は勝手に使っていいんで頼む。」

飛龍(秘書艦)「あ、はい。」

金剛「いってらっしゃーい。」

提督が財布を手に部屋を出て行き、金剛は笑顔で見送った。

飛龍「少し速足に出ていかれましたね。今日って何の日かな?」

子日「子日だよ!」

飛龍「いるなら手伝ってくれる?」

子日「子日アターック!」(ドア突き破り脱走)

金剛「今日はホワイトデーヨ!」

飛龍「ホワイトドール?」

ハルナ「絶好調だ。」

飛龍「月光蝶でしょ。」

金剛「What!?」

榛名(事務お手伝い)「でも、お姉様、結局バレンタインデーには何もあげませんでしたよね。」(マシュマロ食べながら)

金剛「(今、榛名が一瞬別人に見えたヨ。)そ、ソレはそれ。コレはコレ。きっと提督はワタシの為にプレゼントをくれるハズヨ!」

飛龍(指輪(ガチ)とはいわないのね。)

金剛「そしてそのまま2人で熱い夜を」

川内「夜戦!?」トビラ バーン!

金剛「チッガーウ!!」

食堂

曙「せーの!」

駆逐艦一同「ハッピーホワイトデー!」

間宮「あらあら。みんなありがとう。」
伊代子「あ、ありがとうございます。」

駆逐艦の子達が間宮と伊代子にお返しとして、クッキーや簡単なケーキを焼いて小さなパーティーを開いていた。

赤城「楽しみですね。」
加賀「さすがに気分が高揚します。」

曙「え、2人の分はないわよ?」

赤賀「「!?!?」」

木曾「そりゃそうだろうな。だって2人ともバレンタインにチョコ配ってなかっただろ?」

膝をついて崩れ落ちる2人。

木曾「寧ろもらった分、お返ししないといけない立場だろう?ほら、皆。数が少なくて悪いけど俺もクッキー焼いたから食べようぜ。」

木曾が袋を開く。そこにはやや歪な形をしたクッキーが沢山あった。

木曾「中々難しくてな。綺麗な形にはならなかったけど、味は大丈夫だから。」

長門「大丈夫だ。重要なのは形ではない。さあ駆逐艦のみんな!私もクッキーを作った!食べてくれ!!」

食堂に来た長門が大きな風呂敷を広がる。そこには限りなく一分の一に近い長門型クッキーがあった。

長門「さあ、食べてくれ!遠慮せずに!!さあ!!!」

赤賀「「ご馳走様でした。」」

振り返る長門。そこには既に欠片しか残っていなかった。

長門「なん・・・だと・・・!?」

鎮守府廊下

提督「あ、やっと見つけた。」

最上「うん?ああ、提督。僕に何か用?」

提督「今日は3月14日。重巡洋艦最上が進水した日だ。つまり誕生日のような物だろ。だからプレゼントだ。」

そう言って提督がリボンのついた袋を手渡した。

最上「そ、そうなんだ。随分マニアックだね。」


金剛orz
比叡「お姉様には比叡がついてます!」


唐突に安価 先に2票たまった奴
1素直に最上ルート
2戦艦金剛大勝利。希望の未来へバーニングラヴ。
3そんなことよりビスマルクだ。

まさかの3 ビスマルクルート
バレンタイン後のお話。
詳しくは
【艦これ】提督「うん?今日が何の日か?」
【艦これ】提督「うん?今日が何の日か?」 - SSまとめ速報
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提督「そうだ、ビスマルク。この後少しだけ時間空いてるか?」

ビスマルク「うん?ああ、大丈夫。今日の業務は全てを終わっているわ。」

提督「そうか。では少しだけ付き合ってくれ。」

提督が歩く後ろを追う。辿り着いた場所は執務室だった。

ビスマルク「失礼します。」

ビスマルクが海軍式の敬礼をする。提督は椅子には座らずに、そのままビスマルクの正面に立っていた。

ビスマルク「それで、私になんの様でしょうか?」

敬礼を直し、姿勢を正したままで尋ねるビスマルクを見て、提督が苦笑いをする。

提督「今の時間は既に勤務外な筈なんだけどなぁ。」

ビスマルク「性分なので。」

提督の言葉にビスマルクも思わず苦笑いをしてしまった。

提督「それが良い所なんだ。気にするな。それで・・・話なんだが。」

提督は少しだけ言葉を詰まらせながら、小さな箱を取り出した。

提督「お前にはストレートに言うのが1番だろう。これを受け取って欲しい。君を愛している。」

ビスマルク「なッ!?」

開いた箱には小さな指輪。それを見て思わず変な声を上げてしまった。

ビスマルク「し、しかし私の練度は・・・!」

提督「わかっている。だからこれはカッコカリではない。あとはわかるな?」

真剣な目でビスマルクを見る。

ビスマルク「・・・。」

そっと手を延ばし、僅かに震えるビスマルクの手を取り、指輪をはめた。

ビスマルク「・・・提督。今日が何の日か知っているか?」

提督「うん?今日か?」

ビスマルク「生憎私は提督に渡すものは何も用意していない。だから・・・。」

ビスマルクが歩を進め、頬に両手を添え、少しばかり背伸びをし、唇を重ねた。

ビスマルク「あなたが愛してくれるなら、私もあなたを愛し続けよう。」///

まさかのホワイトデーの翌日なのに、バレンタインデーのend。

また何処かで行事と進水した日がかぶれば立てるかもしれません。起工とか就役も含むともう少し増えるんですけどね。

やっちまったorz

伊代子
給仕だけでなく、様々な仕事で忙しい間宮さんをサポートすべく派遣されたパートの女性。
その腕前は、一航戦2人が本気を出しても満足出来るレベル。某派遣戦士の方とはお友達。
趣味は海上散歩。上半身が全くブレることなく、下半身が高速で動く(通称・○傑集走りとか、ダカダカ等)。

勝手に作りましたごめんなさい。

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