キュゥべえ「恋するマギカ計画! 茜ヶ咲編!!」【安価・コンマ・推理スレ】 (50)

コマンド選択型の安価スレです。
この物語の目的は主人公が誰かと結ばれて、
キュゥべえの『恋愛するマギカ計画』を成就させることです。

結ばれる方法は恋愛感情を芽生えさせるだけとは限りません。


※かずみ☆マギカとすずね☆マギカのキャラクターが主な登場人物になります。
  まどか☆マギカやたると☆マギカのキャラクターは、(今のところ)登場する予定はありません。
※整合性が破綻すると>>1が判断した安価は下になります。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426341155



20XX年、宇宙は悪魔の焔に包まれた!!

数多の英知と犠牲を礎に完成した魔法少女システムは、
一人のわがままで木っ端微塵に粉砕された!!

あろう事か悪魔は魔法少女システムを破壊するだけに飽き足らず!
ふてぶてしくもインキュベーター達にこう要求した!

「宇宙の穢れの浄化を誰も犠牲にしないで達成しなさい」

酷い。

QB「・・・有史以前から共に歩んで来たパートナーに対する許しがたい背徳行為だと思う。
   だが全天体を人質に取られた理不尽な脅迫を前に僕たちは!
   クリーンで危険性の少ないエネルギーの開発に着手せざるを得なかった!」

QB「血反吐を吐くような苦悩の結果、僕たちは『第二次性徴期の少女の恋愛感情の振動』によるエネルギーの開発に成功した!
   その主任として、過労で精神疾患を発症して廃棄寸前だった僕が選ばれたというわけさ!!」

QB「僕は自らの面子と尊厳を守るために!
   なんとしてもこの『恋するマギカ計画』を成功させねばならない!!」


ターンコマンド制の安価スレです。
一日の終わり(就寝フェイズ)に『明日の行動』を3つ選択できます。
選択できるのは朝・昼・夜の3つのフェイズに行うそれぞれの行動です。
タイムリミットは2週間なので、合計14回の選択フェイズがあります。

選択フェイズで指定することができるのは、
基本的に『基本アクションの番号+○○(対象)』です。

しかしエクストラフェイズはこの限りではありません。


就寝フェイズ
コマンド選択の安価が出されるのはこのフェイズです。
また『キュゥべえリサーチ』(後述)の結果を聞くことができるのもこのフェイズです

朝フェイズ
平日は朝食・朝のニュースの視聴・登校などを行い、
休日は電話やお出かけなどができるフェイズです。

昼フェイズ
平日は学校で過ごしています。
休日は家で過ごすか、外出先にいます。

夜フェイズ
このフェイズでは、登場人物は基本的に家で過ごしています。


就寝フェイズでは、
朝・昼・夜のそれぞれのフェイズで行う行動を、
以下の5つの行動の中から1つを指定することできます。


①○○をキュゥべえリサーチ

キュゥべえに○○の調査を依頼します。
調査報告は就寝フェイズの初めに聞くことができます。
キュゥべえが調査するのは、『依頼された時間帯』だけなので、
朝・昼・夜のどこで依頼するかによって得られる情報の種類が違います。

確実に対象の情報を得ることができますが、
使いすぎると対象に不審がられたり、主人公がヤンデレ化したりします。


②○○と会話する

○○と会話をします。
ただし実現が不可能な場合、このコマンドは無視されてフェイズを無駄に消費します。
(例えば夜に会話をするとしたら、対象の電話番号を知っている必要があります。)

主人公と対象両方の好感度が上がる可能性があり、
またキュゥべえリサーチでは得られない情報が手に入る場合があります。


③○○にアプローチ

○○にアプローチします。
安価のレスのコンマ以下が01~50で成功、51~95で失敗、96~00でファンブル。
対象に関する情報や、主人公の対象への好感度によって、この確率には補正がかかることがあります。

②と同様、実現が不可能な場合は無駄にフェイズを消費します。

成功すれば手っ取り早く対象からの好感度が上がりますが、
失敗すると好感度が下がり、ファンブルで地雷を踏みます。


④○○について悩む

主人公が○○について考えます。

この行動では情報や好感度は得られませんが、
攻略へ向けてのヒントが得られたり、特定のイベントに関するフラグが立ったりすることがあります。

この行動には特にリスクはありません。


⑤○○を探索

主人公が○○を探索します。
関係のない情報が得られることが多いです。
これも実現可能ではない場合無視されて、無駄にフェイズを消費します。


就寝フェイズの安価レスの書き方は、基本的に『番号+○○』です。


例:昼 >>15 と安価を出された場合、

15 :以下、名無しにかわりましてSS速報VIPがお送りします :sage
   ① まどか

とレスをすると、昼フェイズでまどかをキュゥべえリサーチします。


アクションフェイズ

フラグが立ったときに発生するエクストラフェイズです。
自由度の高い安価が出ます。
見せ場なのでビシッと決めましょう。


イベントフェイズ

○○から主人公への好感度が高いとき、主人公から○○への好感度が高いとき、
もしくは特定の情報を入手したときに発生するエクストラフェイズです。
ここで出される安価は非常に重要で、物語の結末を左右します。


好感度

『主人公から対象への好感度』 と 『対象から主人公への好感度』 の2種類があります。
就寝フェイズではキュゥべえがその日に接触した相手の好感度を教えてくれます。


情報

行動選択の指標となる作中の単語です。
(主人公が考える中で)重要度の高い情報が5個まで表示されます。


ディスティニーボーナス

コンマ以下のゾロ目が3連続で続いたときに発生するボーナスです。
まど神様のご加護によりすごいボーナスが入ります。
完璧で慈悲深いまど神様のご加護にデメリットなどありません。




QB「チュートリアルは以上で終了だよ、お疲れ様」


QB「さて、実験場として茜ヶ咲が提供されたよ。
   舞台としては悪くないね」


『茜ヶ咲市』 (from 魔法少女すずね☆マギカ)

過疎化が進む地方都市。
交通の便から高級ベッドタウンだったが、最近は地価が落ち込んでいる。
環境整備が進んでいないため、心の澱が溜まりやすく、
魔法少女システムが現役だったころは頻繁に魔獣が出没していた。


QB「・・・良くもないけど」


QB「さて接触可能な子はこの2人か、どっちにしようかな?」


Choose one!
>>16


1,昴 かずみ

精神力 5 魅力 4 行動力 2 思いやり 3

固有アビリティ『おいしいものの不文律』
アプローチに料理を使った場合、成功率が高くなる。

中学2年生。
イタリアからの帰国子女で昂 ミチルの妹。
天心爛漫な性格で他人を疑うことを知らない。
逆境や苦境の中でも絶対に挫けないメンタルの強さを持つ。
彼女の作る料理は心を融かすような不思議な力がある。



2,牧 カオル

精神力 3  魅力 3 行動力 3 思いやり 5

固有アビリティ『厚情』
対象の情報を知る度に、牧 カオルから対象への好感度が上がる。

中学2年生。
スポーツ万能の快濶な少女だが、チームスポーツはやりたがらない。
たまに感情的になるが、根は思慮深く、状況に流されない判断力を持つ。
情に厚い性格ですぐに他人に感情移入する。



QB「なんで見滝原の魔法少女じゃないのかって?
   悪魔に目を着けられたくないからだよ、まだ死ぬわけにはいかないからね」

ここでいったん切ります。
難解で煩雑なスレですがよろしくお願いします。

もっと簡単なのが来るかと思いきやゲーム形式(?)とはね
今のタイミング、接触するのはQBかい?主人公かい?
② 牧カオル

>>13
QB「きゅっぷい! 君が問うているのは、
  『僕から対象に接触するのか』か『対象の視点で僕に接触するのか』かい?」

QB「僕は今から選ばれた方に会いに行くんだよ。
   今回の実験の概要を伝えて、実験に協力してくれないかお願いしに行くんだ」

安価が少ないので上げます。

1

おりマギはどうなのか

そこそこ人を選ぶ内容(外伝オンリー,ゲーム形式)で下5は遠すぎんよ
下3ぐらいが妥当じゃね

>>17
QB「おりマギのキャラクターについては、
   後でプレイアブルキャラクターとして登場させる予定だよ。
   それまでこのスレが持てばの話だけどね」

>>18
QB「情報提供感謝するよ。
   次からは下3で行くことにする」


 わたしの生活の中にキュゥべえと名乗る不思議な妖精が現れた。

 それは悪意に満ちた恐るべき者などではないと思う。
 少し薄汚れた白い毛並みは、むしろ切実な事情を抱えて必死で行動しているように見えた。


「なんでも1つ願いごとを?」

「うん、もちろんタダじゃないけどね。
 2つ条件がある」


 キュゥべえは口を動かすことなく、
 直接わたしの意識に語りかけてくる。


「1つ、君には2週間だけ僕の実験に協力してもらいたい。
 恋を、もっと言うなら恋を実らせるための行動をしてもらいたいんだ。
 相手は誰でもいいが、君と同じ二次性徴期の女性、つまり女の子であることが望ましい」

「お、女の子とっ!?」

「その方が僕に都合がいいからね。無理にとは言わないけど」

「もう1つ、君の『願い』と『願ったという事実』に関係する全ての記憶を消させてほしい。
 恋愛感情はどうも損得や義務に揺さぶられやすいらしくてね。
 君には余計な責任感を感じてもらっては困るんだ」

「・・・それだけ?」

「うん、それだけ」


 破格の条件、だと思う。
 過酷な運命を要求されるだろうと身構えていたわたしは拍子抜けした。


「わかった、受けるよ。
 わたしはあなたと契約する」

「ありがとう!
 さぁ、かずみ。君はその初恋を代償に、何を祈るんだい!」

「わたしは――」


「『何も望まない』」

「・・・え?」

「わたしこの奇跡は、他の誰かに譲ってあげて欲しいの。
 それがわたしの願い」


 キュゥべえの表情は変わらなかったけど、
 唖然としていたと思う。


「それは・・・。
 僕の実験を引き受けた上で、何も望まないということかい?
 誰かに自分の願いを叶えるチャンスを譲ること自体が君の望みだというのかい?」

「そうだよ」

「・・・そう思った理由を聞かせてもらってもいいかな?
 そういう願い事の前例は無いわけじゃないが、非常に稀なケースだからね」

「わたしはね、もう幸せなの。
 健康な自分の体があって、毎日おいしいものが食べられて、
 優しくて尊敬できる家族がいて、そしてちゃんと生きている。
 これ以上何かを望むのは贅沢だよ。
 奇跡って言うのは・・・もっと不幸で、寂しい人に起こるべきだと思うの」


 一息ついて、考えを見直す。
 大丈夫だ、わたしはこの祈りになんの躊躇いもない。


「それに、魔法や奇跡の力に頼らずに。
 わたしはわたしの力で明日を生きていきたいから」

「・・・だが、それじゃあ君自身にメリットがない」

「メリットならあるよ。
 わたしの初恋を手伝ってくれるんでしょ?」


 妖精は目を閉じ、何かを考えるように空を仰いだ。


「全ての魔法少女のデータを統計し、分析したつもりだった。
 幾万幾億もの人間の、欲求と行動の因果関係を調べ尽くしたつもりだった。
 ・・・人間の感情について、たくさん勉強したつもりだった」

「それでもやはりわけがわからないよ、人間の感情というものは。
 この計画は相当難航しそうだ」

「・・・?」

「気にしないで、僕の独り言だよ。
 さぁ・・・契約を果たそう」


 まばゆい光がわたしを包み、やがてそれはわたしの手の平へ収束していき、
 1つの装飾のついた宝石がわたしの手に収まった。


「それは『ラブリージュエル』。
 ソウルジェムじゃないよ」

「それの機能は、
 『僕とのテレパシー通信』『持ち主の恋愛感情の動きのモニタリング』
 『恋愛感情の振動によって生じるエネルギーの収集』『対象が君へ向ける感情の数字化』だよ。
 簡単に言うと君の監視とサポートをするための装置だ。
 スペアはあるけど勿体ないからなくさないでね」

「綺麗!」


 キュゥべえの耳につけられた金色のリングが輝く。


「君の願いは間違いなく果たされた。
 さて、君の願いに関する記憶を消させてもらうよ」

「うん、痛くしないでね・・・?」

「苦痛はないよ、しばらく記憶が混乱するだろうけどすぐに収まるから安心して」


 眠りに落ちていくような感覚の中で、
 わたしはまだ見ぬ未来の恋人に思いを馳せる。


「楽しみだな。
 わたしが好きになるのはどんな人なんだろう?」


0日目
就寝フェイズ

QB「やぁ、かずみ。こんばんは」

かずみ「うん、こんばんは」

かずみ「はぁー、憂鬱だなぁー。
     誰かに命令されて誰かを好きにならなきゃいけないなんて・・・」

QB「その反応は理不尽だよ、こっちはちゃんと対価は払ったのに」

かずみ「『そのことは君は覚えていないけど』、でしょ? なんか詐欺くさいよ・・・」

QB「ま、こうなった以上は覚悟を決めてくれ。
   さて、僕なりに何人か君の恋人候補をピックアップしたよ」


『成見 亜理紗』

 かずみの隣のクラスのいじめられっ子。
 壮絶ないじめを受けている。


『詩音 千里』

 かずみと同じクラス。
 不登校気味。


『奏 遥香』

 かずみの1つ上の先輩。
 生徒会の役員だが、他の役員からは疎まれている。


かずみ「問題児ばっかりやないか!!」

かずみ「おまっ、なんでそんなに偏ったチョイスなのよ!」

QB「僕に人間の価値観を求められても困るよ」

QB「でも僕なりに合理的な判断したつもりだよ。
   まぁいいじゃないか、他に好きな人がいるわけでもないだろう?」

かずみ「そんなお見合いみたいな・・・」

QB「さぁ、後は君に任せたよ。
   思うがままに行動してくれ。
   そして貴重なデータを提供して、僕の偉大な計画の礎になってくれ」

かずみ「えー・・・」

QB「それじゃあおやすみ、また明日」

かずみ「うん、おやすみ」

かずみ(・・・今、悩んでても仕方ないか。
      わたしはまだこの人達のことを何も知らない。
      悩むのは、この人達に会ってからにしよう)


現在の状態
0日目 月曜日


好感度
かずみ → QB 1、QB → かずみ 5


情報
アリサ、チサト、ハルカ


1日目の行動選択
朝 >>28
昼 >>30
夜 >>32

①○○をキュゥべえリサーチ
②○○と会話する
③○○にアプローチ
④○○について悩む
⑤○○を探索

オリキャラ男主人公がAA安価で魔法少女を攻略してイチャイチャするスレのほうが人気があると思うけど

茜ヶ咲ってなんだ?と思ったら、鈴音の学校の名前か
ホオズキ中かと思っていた

というかミチルの苗字、変えちゃったのね
和紗かずみじゃなんか変だし、和紗ミチルはかずみになるから仕方ないかもだけど、かずみが昴姓を名乗っている意味を考えると、すごい違和感ある…

ルール複雑なのに朝昼夜まとめて安価募集するのl大変じゃない?

安価下が繰り返されてるっぽいので>>28なら>>27

安価下で俺30扱いでオナシャス
2 アリサ


QB「情報に誤りがあったね。
   >>10は『茜ヶ咲市』から『ホオズキ市』に訂正させてもらうよ。
   談義スレを含めた何人かの人達にお礼を言うよ。
   情報提供ありがとう、無知を晒して申し訳ないよ」

>>28
QB「>>1は2年ぶりにまどかSSを書き始めた復帰組なんだが、
   2年前からまったく変わっていない君の在り方には、
   懐かしさを通り越して感動すら覚えたらしいよ」

>>31
QB「ますます煩雑にしてごめんね。
   3つの安価を同時に出すのは効率化の為の苦肉の策だと言い訳させて欲しい。
   あまり安価を減らしても自由度が減るし、
   安価を1つ1つ別々に出すとテンポが削がれるんだ」


QB「1日目、始まるよ」


1日目 朝
→キュゥべえリサーチ:アリサ


かずみ「ふぇー」

ミチル「7時だよ、かずみ起きて! ハリーアップ!
      ビリガーレ! ビリガーレ! ビリガーレ!」

かずみ「うぜぇ・・・」


 快活な姉に背中を押されて、
 寝ぼけ眼の開ききらないかずみはキッチンへ運ばれる。


ミチル「おっはよーグランマ!」

かずみ「おはよう、おばあちゃん」

マイア「おはよう、2人とも。
      やっぱりかずみは寝坊助さんね」

ミチル「そうだぞー! そんなんで今日一日戦い抜けるのかー!?」

かずみ「朝から元気な方がおかしいんだよぅ・・・」


 キャンキャン喚く姉に耳を塞ぎながら、
 かずみは綺麗な食器に乗せられた朝ごはんを見る。
 焼き立てでフカフカのパンケーキだ。


かずみ「ご飯いらないや、おなか空いてないし」

ミチル「あぁん?
     せっかくグランマが作ってくれた食べ物を粗末にするとか、
     死にたいのか貴様・・・!」

マイア「あら。かずみ、もしかして昨日夜更かしした?」

かずみ「うん、ちょっとね・・・」

マイア「確かに寝不足の朝はおなかが空かないわよね。
     でも何か食べなきゃダメよ、昼まで気持ちが持たないわ。
     少し待っていなさい」


 出されたのは、
 カップに入った何の変哲もないインスタントスープとフランスパン。


マイア「浸して食べれば、あまり涎が出ない朝でも簡単に食べられるでしょう」

かずみ「うん、ありがとう」

ミチル「グランマ! わたしも!!」

マイア「困ったわねぇ、パンケーキが冷めちゃうわ」

ミチル「わぁい、わたしパンケーキ大好き! わたしお茶注いでくるよ!」


 マイアは食べることに厳しくて、食べることに誰よりも優しい。
 その日・その時間に食べなきゃいけないもの、食べるべきものを、よく考えて料理を作る。
 そして偏食や拒食は絶対に許さないのだ。


かずみ「いってきまーす!」

ミチル「いってきまーす!」

マイア「いってらっしゃい」


――通学路


ミチル「かずみ、あなたは学校に馴染めてる?」

かずみ「うん? うーん・・・それなり、かな?」

ミチル「本当に大丈夫?
     転校生って言うことでいじめられてない?
     ふとした瞬間にイタリア訛りが出てそれをみんなにからかわれたりしてない!?」

かずみ「それお姉ちゃんなんじゃないかな・・・」

ミチル「わたしは! わたしは大丈夫だけど!
     でもわたしはかずみのことが心配なの!
     実はいじめられてるんだけど、家族にも言えないくらい心を閉ざしてて、
     一人でずっと悩んでるんじゃないかと思うとわたしは友達付き合いもままならないよ!」

かずみ「じゃあねー、お姉ちゃんも早くしないと遅刻するよー」


かずみ(それにしてもお姉ちゃんの方こそ大丈夫なのかな。

     おばあちゃんやわたしの前の態度でクラスメイトに接してたら、
     絶対にうっとおしがられると思うんだけど・・・)


QB「そろそろ話しかけてもいいかな、おはようかずみ」

かずみ「おはよう、あなたのせいでお姉ちゃんとおばあちゃんに怒られちゃったよ」

QB「申し訳ないね、これからは手短に済ませるように努力するよ」

かずみ「そうしてね」

QB「さて、率直に聞くけど誰が気になっているんだい?」

かずみ「・・・成見さん、かな」

QB「理由を聞いてもいいかい?」

かずみ「成見さんとは違うクラスなんだけどさ。
     わたしのクラスにも成見さんの陰口が流れてくるの」

かずみ「やっぱりほっとけないよそんなの。

     わたしが毎日幸せに過ごしているすぐ隣で、
     悲しい思いをしている人がいるのは嫌だもん」

QB「わかった。

   それじゃあ僕は今日の朝のアリサのデータを整理して有用なものを見つけて報告するよ。
   君の手助けになるかもしれないからね」

かずみ「ありがとう。でもそんな情報どうやって手に入れるの?」

QB「企業秘密さ。でもこれだけは覚えておいてね。

   僕が話すのは『第三者視点での客観的な情報と推理』で『プライバシーは原則守る』つもりだよ。
   僕を利用してのぞきやストーカーをしようとは思わないことだ」

かずみ「つまり・・・?」

QB「いやらしいことは教えてあげない」

かずみ「そんなつもりはないってば!!」


1日目 昼
→話す:アリサ


かずみ「キュゥべえに頼ってばっかりじゃダメだよね、わたしからも行動しないと」


 放課後、かずみはアリサの行動をから推理してそこへ行ってみると。
 彼女はやはりそこにいた。


かずみ「一人で教室の掃除してる・・・」


 周りにもクラスメイトがいるのだが、
 誰もアリサを手伝おうとせず、
 それどころかアリサを視界に入れることすら避けているようだった。


かずみ「ねぇ! あなた成見さんだよね?」

アリサ「っ!?」


 自分の苗字を呼ばれた瞬間。
 アリサの肩が跳ねた。


かずみ「あの、わたし隣のクラスの昴 かずみっていうんだけど!
     わたしはあなたと、あっ・・・」


 アリサはその場から駆け出した。


かずみ「・・・追わない方がいいよね」


1日目 夜
→悩む:アリサ


かずみ「成見さん・・・」

かずみ(いじめられてるのは間違いないよね。
     しかもたぶん、他のクラスメイトは誰も助けてくれない状況なんだと思う)

かずみ「でもたぶん今のままじゃ、話しかけること自体ままならない。
     どうやったら警戒心を解いてくれるんだろう・・・」

かずみ「いや・・・どうやったら仲良くなれるのか?
     どうやったら私のことを信頼してくれるのか?
     そう考えること自体が間違いなんだ」

かずみ「『成見さんが欲しいものは何だろう?』
     『成見さんはどうして欲しいんだろう?』
     まずはそこから考えなくちゃダメだよね」


1日目 就寝フェイズ


QB「こんばんは、かずみ。調査報告に来たよ」

かずみ「ありがとう」

QB「すぐに教えてあげられなくてごめんね。
    申告する情報の審査とか色々あって、このタイミングになっちゃうんだよ」

QB「今朝の様子から考えて、『家族仲はそれほど悪くない』ように思えるね。
   ただ時間ギリギリまで寝床に入っていてなかなか出てこないという行動が見られた。
   『アリサは学校へ行くことについてあまり積極的ではない』ようだ」

かずみ「へぇー・・・」

QB「以上だ。おやすみ、かずみ」

かずみ「おやすみ」


現在の状況
1日目(火曜日) 終了


好感度

-かずみからの好感度
 アリサ 0
 キュゥべえ 1

-かずみへの好感度
 キュゥべえ 5


2日目の行動選択
>>46
>>48
>>50

①○○をキュゥべえリサーチ
②○○と会話する
③○○にアプローチ
④○○について悩む
⑤○○を探索

>>44

2 アリサ

1 アリサ

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