ギアギアーノ「この街のために……僕達は戦う!」【遊戯王OCG】 (29)

ここは機械族が集まる街、《歯車街》


D・クリーナン「オソウジ、オソウジ」


人は機械のために、機械は人のために互いを支え合う生活を送っていた


「これ、むこうに運んでくれー」

スクラップ・リサイクラー「了解」


しかし、今この街に


「……クックック」


よからぬ魔の手が忍び寄ろうとしていた……

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1426249288

セキュリティ金庫前


「私のターン、手札から《ブラック・ホール》を発動」

「フィールド上に存在する機械族が破壊されたことにより《マシン・デベロッパー》にジャンクカウンターをのせる」

「ジャンクカウンターが4つのったこのカードを墓地に送り墓地から《マシンナーズ・ギアフレーム》を特殊召喚」

「バトルだ。いけ、ギアフレーム!」


デュエルコンピューター
LP1800→0


「ふん、他愛ない。この街一番の警備を誇るといったが……拍子抜けだな。おい、そっちの方は終わったか」



古代の機械騎士「ぐはあっ!」ドサッ

古代の機械騎士「ぐっ……。き、貴様……これ以上先へ進むのは……」

「ポンコツに用はない。おとなしくガレキの中にでも埋まっていろ」ガスッ

古代の機械騎士「うわああああっ!」





「クックック……ついに見つけたぞ」

「これでまた我が野望へ一歩近づいた……後は奴への復讐だけ」


「覚悟しろ……黒須(くろす)よ!」

ギアギアのラボ


ギアギアーノ「博士! もうすぐ新しい仲間が作られるって本当?」

黒須「ああ。早ければ今日中には完成するだろう」

ギアギアーノ「それは嬉しいな! 仲間が増えるってことはとても心強いことだからね」

ギアギアーノ Mk-Ⅱ「そんなことより、そいつはちゃんと戦闘で活躍できるんだろうね」

黒須「Mk-Ⅱか。もちろん戦闘においても君達をサポートしてくれるだろう」

Mk-Ⅱ「それならいいんだけどね。戦闘の足を引っ張られたらいくら味方だろうと容赦はしないぞ」

ギアギアーノ「Mk-Ⅱは相変わらず戦闘関係には厳しいね」

Mk-Ⅱ「ボク達は戦うことを宿命付けらている。いつだって手を抜くわけにはいかないだろう」

黒須「……すまない、僕が君達を『ヒーロー』として作ったばかりに普通の機械族とは違う生き方をさせてしまったね」

Mk-Ⅱ「それは博士が気にすることじゃないよ。争いの種を消せば平穏な日常は戻ってくる。その時に普通の生き方を探せばいいさ」

ギアギアーノ「だからこそ、今日も僕達でこの街を守っていかなきゃね」

黒須「2人とも……」

助手「博士、例の研究について少し……」

黒須「ん、ああ、分かった。君達は外でパトロールでもしててくれないか。僕は少しやることができたみたいでね」

ギアギアーノ「分かったよ」

Mk-Ⅱ「それじゃあ行ってくる」









ギアギアーノ「Mk-Ⅱは《ギアギアーセナル》を使うの?」

Mk-Ⅱ「外に出るときはこれが一番使いやすいからね。もう一つの方は動きが遅いし」

ギアギアーノ「僕は《ギアギアクセル》しか無いしなー。もっと動かせるマシンが欲しいよ」

Mk-Ⅱ「少ない方が管理も楽だし修理の手間も省けるからいいんじゃないか?」

ギアギアーノ「そうは言うけどねー。でも現状愚痴を言ってても始まらないし今はこれで我慢するしかないか」

歯車街・中心部



ギアギアーノ「今日もとくに不審な点は見つからないみたいだね」

Mk-Ⅱ「それならパトロールを切り上げてラボにでも戻るか……ん?」

Mk-Ⅱ「見ろ。向こうで何か人だかりができているぞ」

ギアギアーノ「ほんとだ。一体なんだろう」





ギアギアーノ「すみません、ここで何かあったんですか?」

キャノン・ソルジャー「ん? ああ、なんでもセキュリティに侵入者が出たらしい」

Mk-Ⅱ「侵入者だって?」

キャノン・ソルジャー「セキュリティ自慢の警備も突破されてこの街の大事な宝が盗まれたとか。ラジオでも放送してるぜ」

ギアギアーノ「犯人は今どこに?」

キャノン・ソルジャー「さあな。俺も又聞きした話だからなんとも……。あっちに関係者がいるから聞いてみたらどうだ?」

Mk-Ⅱ「ありがとう。早速聞いてみよう」

ギアギアーノ「うん」

ギアギアーノ「すみません、あなたがセキュリティの関係者だって聞いたんですけど……」

古代の機械騎士「いかにもそうだが……またマスコミの取材か何かか?」

ギアギアーノ「いえ、僕達はただ詳しい話を聞きたくて」

古代の機械騎士「話といってもテレビやラジオで取り上げてることと同じ内容だがいいのか?」

Mk-Ⅱ「別に構いませんよ」

古代の機械騎士「それならば……。あれは昨日の夜中のことだ……」




古代の機械騎士「よし、今日も異常無し。そろそろ帰るとするか」


「帰るには まだ 早い!」


古代の機械騎士「な、何者だ!?」

「クックック……。この街に眠る宝とやらをいただきにきた」

古代の機械騎士「盗賊の者か……? だが、街一番の警備員であるこの私がいる時に来るとは貴様もついてないな」

「貴様の相手など我が道具で十分よ。ゆけ、ワルギアーノ!」

ワルギアーノ「ギア……」

「そいつの足止めは任せたぞ。さて、宝を守るコンピューターは……こいつか」

古代の機械騎士「おのれ……勝手な真似などさせるものかああああ!」




古代の機械騎士「しかし結果は惨敗……。宝も犯人も逃してしまったのだ……」

ギアギアーノ「ワルギアーノ……ということは犯人は」

Mk-Ⅱ「間違いない、ヤツだろうね」

ギアギアーノ「ありがとうございました。僕達はこれで」

古代の機械騎士「そうか。まだ犯人はこの近くにいる可能性もある。君達も気をつけた方がいいぞ」

Mk-Ⅱ「忠告ありがとう。さて、どこから探すか」

ギアギアーノ「僕は街の西の方を探してみるよ。Mk-Ⅱは東の方をお願い」

Mk-Ⅱ「よし、分かった」

歯車街・東部



Mk-Ⅱ「この辺は未開発地域が多いから身を隠すにはうってつけだな……。もしかしたらここにいるかもしれない……」

Mk-Ⅱ「あっ、あれは……」



ワルギアーノ「…………」テクテク



Mk-Ⅱ「噂をしていたら……見つけたぞ!」

ワルギアーノ「!?」ダッ

Mk-Ⅱ「逃げる気か! 待て!」

ワルギアーノ「ギアギアー!」ダッ

Mk-Ⅱ「逃げ切れると思うな! 加速するぞ!」

ワルギアーノ「ギア」クルッ

Mk-Ⅱ「しまった! 急に方向転換されると……」

Mk-Ⅱ「こ、このままじゃまずい! なんとか体勢を整えなきゃ……」



Mk-Ⅱ「うわあああああああっ!」


歯車街・西部



ギアギアーノ「うーん、こっちにはいないなあ」

ギアギアーノ「しかし宝なんて奪って何をするつもりなんだろう……」

ギアギアーノ「なんにせよ西には何も無かった以上東側で合流するしか……ん? 博士から連絡だ」

ギアギアーノ「博士、どうかしたの?」

黒須『大変だギアギアーノ! Mk-Ⅱになにかあったみたいだ!』

黒須『アーセナルにつけておいた発信機が作動しなくなっている。急いで彼の元へ向かってくれ!』

ギアギアーノ「わ、分かったよ!」

歯車街・東部



Mk-Ⅱ「…………」プスプス



ギアギアーノ「Mk-Ⅱ! 大丈夫!?」

Mk-Ⅱ「ギアギアーノ……。すまない……せっかくワルギアーノを見つけたというのに……」

ギアギアーノ「まさか……ヤツらにやられたの!?」

Mk-Ⅱ「情けない話だ……。ミスして事故を起こしちゃってね……」

ギアギアーノ「よかった……そ直接やられたわけじゃなかったんだね……。とは言え早くラボまで持ってって修理をしなきゃね」

Mk-Ⅱ「くっ……。本当に情けない……」

ギアギアのラボ



黒須「ずいぶんひどいケガだな……。治せないほどじゃないが時間がかかるのは確かだろうね」

ギアギアーノ「そっか……」

Mk-Ⅱ「まずいな……。ヤツらがまだこの辺にいたということはいずれこの街に攻めこんでくる可能性も高いぞ」

ギアギアーノ「大丈夫さ。もしもの時は僕1人で頑張るとするよ」

Mk-Ⅱ「ギアギアーノ……」

黒須「そういえば昨夜セキュリティに泥棒が入ったらしいじゃないか。もしかして2人はその犯人を追ってるのかい?」

Mk-Ⅱ「犯人の目星もついてるよ。あれは絶対に……」

助手「大変です! 街の東部から大量の機械族が!」

黒須「なんだと!?」

ギアギアーノ「もう来たか……。博士はMk-Ⅱの修理に専念してて! ヤツらは僕が!」

黒須「いや、僕も一緒に行こう。何か嫌な予感がする。助手、Mk-Ⅱの修理は君に任せる」

助手「わ、分かりました……」

Mk-Ⅱ「無理はしないでくれよ……」

黒須「ギガントキャリアを発進させるぞ! ついてきてくれ、ギアギアーノ!」

ギアギアーノ「ああ!」

歯車街・東部



「ゆけ、ワルギアーノ達よ! この街をカオスに陥れてやれ!」

ワルギアーノ「ギアー!」


「ひいっ! た、助けてー!」
「き、機械の反乱だー!」
「TAKASHI! 早く逃げなさい!」


「クックック……。どうやらヤツらが来る前にこの街を手中に置く方が早いみたいだな……」



黒須「そこまでだ! 僕達が来た以上、好きにはさせないぞ!」



「来たか……。やはり貴様らが来ないと面白くないな」

黒須「Dr.ギアック……! まだ性懲りも無く暴れ回るか!」

ギアック「一度や二度の敗北では私の夢は潰えたりはしない。今ここで貴様らを倒し、我が世界征服の野望を成そうではないか!」

ギアック「やれ! ワルギアーノ!」

黒須「そうはいくか! ギアギアーノ!」

ギアギアーノ「いくぞ! ギアギアクセル!」ジャキン

ギアギアーノ「ダイレクトアタックだ!」

ワルギアーノ「ギアーッ!」バタッ
ワルギアーノ「ギアアーッ!」バタッ

ギアギアーノ「どうだ! このスピードについてこれるかな?」

ギアック「チッ、使えんクズ共だ……」

ギアック「だが、クズも集まれば山となる! ワルギアーノ達よ、合体をしろ!」


ワルギアーノ「ギアッ!」
ワルギアーノ「ギアギアッ!」
ワルギアーノ「ギアギアギアー!」


黒須「合体だと!?」

ギアギアーノ「一体何が起こってるんだ!?」

ギアック「これが我が研究の成果! その名も『ワルギガント』だ!」


ワルギガント「ギーアー……」


ギアギアーノ「博士の作ったギアギガントにそっくりだ!」

ギアック「そうだ! これこそ私がお前よりも優れている証拠! お前が作ったポンコツとは違うのだよ!」

ギアギアーノ「ポンコツだって? 失礼なことを言うじゃないか。博士!」

黒須「今はギアギアーノしかいないため出力の低下はあるが……やるしかない!」

黒須「《ギアギガント X》! 出撃だ!」


ゴゴゴゴゴ……


ギアギガント「ウオオオッ!」

ギアギアーノ「来い! 偽物!」

ギアック「現れたかギアギガント……。今こそ決着をつけてくれるわ!」

ギアック「我がワルギガントは貴様のポンコツよりも力もあり、図体も大きい! 負ける要素などないわ!」

ギアック「奴にとっておきの一撃を食らわせてやれ!」

ワルギガント「ギーアーギーアー!」ブン

ギアギアーノ「う、うわぁぁああああッ!」

ギアック「見たか黒須。こやつはもう立ち上がることもできない」

黒須「くっ……! ギアギアーノ、しっかりしてくれ!」

ギアック「無駄だ。いくら声をかけようとそいつは動かん」

黒須「そんなことはない! 僕は自分の生み出した機械を……ギアギアーノを信じている!」

ギアック「信じるだと……? 機械に心や信頼など必要ない! 利用し使えなくなったら処分する……それだけで十分だ!」

ギアック「見ていろ。こいつも今目の前で潰し、処分する手間を省かせて……」


ギアギアーノ「そ、それはどうかな……?」


ギアック「何……!? まだ立ち上がれるというのか……!」

黒須「ギアギアーノ……!」

ギアギアーノ「博士……。博士の言葉、心に染み込んだよ」

ギアギアーノ「こいつだけは絶対に倒してやる!」

ギアック「ぐっ……! だがそんなボロボロの体で何ができる!」

ギアギアーノ「今出せる一撃をこの拳に込める! それだけだ!」

黒須「Dr.ギアック! 僕達の絆の力を受けてみろ!」

ギアギアーノ「うおおおおおおっ!」

ワルギガント「ギ……ギア……」


ワルギガント「ギアアアアアアアッ!」


ギアック「そんな……。私の最高傑作が……」

黒須「本当に大切なのは人間との絆の強さだ。それがない偽物はどんな力があろうと負けるに決まってる」

ギアギアーノ「さあ観念しろ! Dr.ギアック!」

ギアック「…………」

ギアック「クックック……なーんちゃって」

ギアギアーノ「な、何がおかしいんだ……?」

黒須「Dr.ギアック! 君の負けは決まったんだ! おとなしくお縄についたらどうだ!」

ギアック「この私が負けた……?」



ギアック「なら見せてやろうじゃないか! もっと面白いものをな!」

ギアック「魔法発動! 《所有者の刻印》!」



ドドドドド……



ギアギアーノ「じ、地震……?」

黒須「こ、これは……?」


ギアック「この街に封印されし竜よ、今こそその姿を現せ!」

ギアック「《古代機械の巨竜》!」


古代の機械巨竜「ギャアアアアァァァァアアアア!」


黒須「なんて大きさだ……!」

ギアギアーノ「こんなのがこの街にいたなんて……」

ギアック「これが我が隠し玉だ! この竜は大昔に暴れ回り封印されたのだがな……」

ギアック「この街の宝、所有者の刻印を使うことで封印から覚ますことができるのだ! それも我が手駒としてな!」

ギアギアーノ「なんと卑劣な!」

ギアック「さあ、巨竜よ! 奴らを叩き潰せ!」


古代の機械巨竜「ギイイイイイィィィ!」


ギアギアーノ「うわあああああっ!」

黒須「ギアギアーノ!」

ギアック「よそ見をしている場合か!」

黒須「何ッ!?」

黒須「ぐわあああああっ!」ドサッ

ギアック「クックック……。無様だなぁ黒須よ」

ギアック「やはり機械に必要なのは圧倒的なパワー! 心や絆などという訳の分からないものを信じているからこうなるのだ!」

黒須「うう……」

ギアック「さあ、とどめといこうじゃないか……」

ギアック「古代の機械巨竜で攻撃!」


古代の機械巨竜「ギュアアアアアアアアアッ!」








ガキィン!


ギアック「な、なんだ……? 地中からドリルだと……?」

ギアック「誰だ! 私の計画を邪魔する奴は!」





Mk-Ⅱ「ボクだ!」



黒須「ギアギアーノ Mk-Ⅱ! お前だったのか!」



「オイラも忘れてもらっちゃ困るぜ!」


ギアック「今度は空からだと!」

黒須「君はMk-Ⅲ!」

Mk-Ⅲ「へへっ、博士とギアギアーノが戦ってるって聞いたらオイラがじっとしているわけにもいかないからな!」

ギアギアーノ「Mk-Ⅱ! ケガは大丈夫なの?」

Mk-Ⅱ「戦場に出れるくらいには回復したよ。ボクだって君達と戦いたいんだ」

ギアック「ぐっ……貴様ら……! 雑魚が何体集まろうと雑魚なことに変わりはない!」

ギアック「まとめて潰せ! 古代の機械巨竜!」

黒須「そうはいくか! 今度はこちらが目に物見せてやる番だ!」

黒須「オーバーレイシステム作動!」

黒須「ギアギガントとギガントキャリアを合体!」

ギアック「何!? さらに合体するというのか!?」

黒須「降臨せよ!」



黒須「《ギアギアギア XG》!」


ギアック「馬鹿な……。こんな機械は私のデータには入っていないぞ!」

黒須「これが僕達の新たな力だ! 機械と人間が通じ合った時、初めて生まれる力なんだ!」

ギアック「ぐうっ……! 認めん、認めんぞ!」

黒須「行け! ギアギアギアXG!」

黒須「リミッター解除して敵を打ち砕け! 『ギガクロススピン』!」



ギアギアーノ達「「「うおおおおおおおっ!」」」



古代の機械巨竜「グギャァァアアアアアアッ!」

ギアック「認めるものかあああアアァァッ!」




ギアギアーノ「やった……やったぞ!」

Mk-Ⅱ「ボク達の勝ちだ!」

Mk-Ⅲ「初陣が初勝利だぜー!」


黒須「Dr.ギアック……またしても君の負けのようだ」

ギアック「…………」

黒須「これで分かっただろう? 機械はただの道具じゃない。生活を共にする仲間なんだ」

黒須「君にもそんな心があるはずだ。もう一度初心に帰って機械と触れ合ったらどうだい」

ギアック「……貴様がなんと言おうと私の心は変わらん」

ギアック「機械は使い捨ての道具だ。役立たずのポンコツには存在する価値などない……!」

ギアック「私はそれを証明してみせる。こんなところで捕まってなどいられないのだよ!」


ギアック「ジェットエンジン始動!」カチッ


黒須「あっ、待て!」

ギアック「さらばだ黒須よ。また縁があったら会おうではないか」

ギアック「クックック……ハーッハッハッハ!」ビュ-ン

黒須「くそっ、逃がしてしまったか……」

ギアギアーノ「博士ー! ……あれ、Dr.ギアックは?」

黒須「残念だが逃がしてしまったよ……。一瞬の隙をつかれた」

Mk-Ⅱ「なんということだ……また奴との追いかけっこをしなきゃならないなんて」

Mk-Ⅲ「ま、奴が悪事を働く度にオイラ達がぶっ飛ばしちゃえばいいだろ」

Mk-Ⅱ「まったく呑気な……イテッ」

Mk-Ⅱ「や、やっぱり無理をしすぎたかな……」

黒須「そういえばMk-Ⅱはまだ傷が治ってなかったんだったな。早くラボにつれて修理しなきゃいけないな」

ギアギアーノ「そうだね。それじゃみんなで帰ろうか!」



続く














TV『悪は過ぎ去りつかの間の平和を取り戻したギアギアーノ達。しかし、ヒーローに長い休暇は訪れない。次なる魔の手がギアギアーノ達に襲いかかろうとしていた!』

TV『次回、【超速戦隊ギアチェンジャー】
  「《酸のラスト・マシン・ウイルス》襲来」来週もお楽しみに!』

TV『この後は【仮面D・ホイーラーVVV】
  「今はまだ君がチャンネルを変える時ではない」』



アストラル「…………」

アストラル「観察結果その39……」



アストラル「最近テレビが面白い」



以上です
ギアギアのストーリーを戦隊ものっぽく書いてみたかった
超速戦隊ギアチェンジャーという名前はREDUの公式ページに書いてあったのを使いました
ギアギアーノは某大好き青野ちゃんを元に書いてみたけどこんな喋り方だった……よね?



ここまで読んでいただきありがとうございました

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom